JP6305760B2 - 立体造形物の製造方法 - Google Patents

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本発明は、造形物の製造方法に関し、より詳細には、加飾された立体造形物を製造する製造方法に関する。
3次元の立体物を造形する手法としては、特許文献1にあるようなシート積層法のほか、溶融物堆積法(FDM:Fused Deposition Molding)、インクジェット法、インクジェットバインダ法、光造形法(SL:Stereo Lithography)、粉末焼結法(SLS:Selective Laser Sintering)などが知られている。
中でも、インクジェット法として、3Dプリンターによって紫外線硬化性樹脂を噴射しマスクパターンを積層する方法が多用されている。この方法は、最終製品の外観内観のデザイン・機構等を三次元CADによってデータ化した後、コンピュータによって該データをスライスして薄板を重ね合わせるような多層型のマスクパターンデータを作成し、紫外線硬化性樹脂をマスクパターンデータに則してヘッドより噴射して積層することにより立体物を製造する。
また、このような手法を用いて造形した立体物に模様や色を付けることも知られている。
特開2003−71530号公報(2003年3月11日公開)
しかしながら、インクジェット法を用いて造形される立体造形物に模様や色を付ける技術の多くは、立体造形物表面および内面に模様や色を付けるというものである。
ここで、従来周知のインクジェット法による立体造形に関して、本願発明者が造形材料自体をYMC色で色付けしたところ、所望の色調を実現しようとするとインクジェットで吐出する吐出量が色毎に異なって造形物の表面に不都合に凹凸が生じることを見出した。不都合な凹凸について図5を用いて説明すると、YMC各色の吐出量を変えることによって、一例として3色の造形材料インクA、B、Cを用いたインクジェット法による立体造形をおこなうと、YMC各色の吐出上限を100%とした場合に、図5(a)に示す3色の造形材料インクA、B、Cは、面積当たりの総インク量が180%、160%、220%と互いに異なっている。そのため、この3色の造形材料インクA、B、Cを同一平面上に吐出して層を形成すると、図5(b)に示すように各色の層の厚さにばらつきが生じる。
本願発明者は、以上の課題を見出し、インクジェット法による立体造形に関して、所望の色調を実現し、且つ、形成した層の厚さが色毎に異ならず、立体造形物に不都合な凹凸を生じさせない手法を想起し、本願発明を完成させるに至った。
すなわち、本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、造形物の表面に不都合に凹凸を生じさせずに所望の色調を実現することができるインクジェット法を用いた造形物の製造方法を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明に係る、造形物の製造方法は、吐出対象面の面積当たりのインク層の高さが、着色インクのみでは所定の高さに満たない箇所について、補填インクによって、インク層の高さを補填することを特徴としている。
上記の構成によれば、着色インクのみでは所定の高さに満たない箇所のインク層の高さを、補填インクによって補填することができる。すなわち、補填インクの補填によって、着色インクのみでは所定の高さに満たない箇所のインク層の高さを、上記所定の高さに近づけるか、該所定の高さと等しくすることができる。そのため、例えば色調間で着色インク層の厚さ異なる場合であっても、その厚さの差を解消することができる。したがって、本製造方法によれば、造形物の表面に不都合に凹凸が生じさせずに所望の色調を実現することができる。
また、本発明によれば、インクを吐出して形成する造形物(膜や層とも換言できるもの)の高さ(厚さ)を、所望の色調を実現するために着色インクによって形成する膜(層)の高さ(厚さ)に関係なく設定することができる。すなわち、本発明によれば、造形物の高さ(インク層の厚さ)と、色調とを各々独立して設定することができる。
本発明に係る、造形物の製造方法の一態様は、上記の構成に加えて、上記補填インクに、クリアインクまたは白色インクを用いる。
上記の構成によれば、補填インクがクリアインクまたは白色インクであるため、インク層の色調に補填インクが悪影響を及ぼすことがなく、所望の色調の層を形成することができる。
本発明に係る、造形物の製造方法の一態様は、インクジェット法を用いてインクの吐出をおこなう。
本発明に係る、造形物の製造方法の一態様は、上記の構成に加えて、インクジェットノズルを備えたインクジェットヘッドを用いてインクの吐出をおこない、上記所定の高さは、上記着色インクを構成する各色のインクをそれぞれ吐出するインクジェットノズルから吐出できる最大吐出量を吐出した場合の、吐出対象面の面積当たりの該各色のインク層の高さの総和である。
上記の構成によれば、上記所定の高さが、上記着色インクを構成する各色のインクをそれぞれ吐出するインクジェットノズルから吐出できる最大吐出量を吐出した場合の、吐出対象面の面積当たりの該各色のインク層の総和であることから、インクジェットヘッドを用いて実現することができる最大の色調幅のなかで所望の色調を実現することができる。
本発明に係る、造形物の製造方法の一態様は、上記の構成に加えて、所定の色調を実現するために必要な上記着色インクのインク層の高さを決定する工程と、上記着色インクを吐出する工程と、上記着色インクのインク層の高さが上記所定の高さを満たすか否かを判定する工程と、上記判定の結果に基づいて着色インクのインク層の高さが上記所定の高さに満たない場合に、補填インクの補填量を算出する工程と、上記補填量の補填インクによって、インク層の高さを補填する工程とを含む。
本発明に係る、造形物の製造方法の一態様は、上記の構成に加えて、上記着色インクを吐出した後に上記補填インクを吐出することによって或る色調の層を形成する。
本発明によれば造形物の表面に不都合に凹凸が生じさせずに所望の色調を実現することができる、造形物の製造方法を提供することができる。
本発明に係る一実施形態の、造形物の製造方法の概念を説明する図である。 本発明に係る一実施形態の、造形物の製造方法に用いる立体造形装置の要部を説明する図である。 本発明に係る一実施形態の、造形物の製造方法を説明する図である。 本発明に係る一実施形態の、造形物の製造方法によって形成される層(立体構造)を模式的に示す図である。 従来技術における問題点を説明する図である。
以下、本発明に係る、造形物の製造方法の一実施形態について説明する。
本実施形態における、造形物の製造方法は、一例として、図1に示す立体造形装置1を用いて実施することができる。
本実施形態における、造形物の製造方法は、吐出対象面の面積当たりのインク層の高さが、着色インクのみでは所定の高さに満たない箇所について、補填インクによって、インク層の高さを補填することを特徴としている。
また、特に本実施形態では、補填インクの補填によって、何れの色調のインク層(着色インクのみの層か、着色インクおよび補填インクの層)もインク層の高さが互いに等しくなる態様を説明する。しかしながら、本発明はインク層の高さを互いに等しくする態様に限定されるものではなく、着色インクのみでは色調間でインク層の高さに差がある場合に、その差を僅かでも小さくすることができればよい。すなわち、補填によって、高さの差が小さくなる態様についても本発明の範囲に含まれる。
なお、本実施形態では、インク層の高さをインク層の厚さと表現することがある。また、本実施形態では、吐出対象面の面積当たりのインク層の高さを、吐出対象面の面積当たりのインクの吐出量(吐出体積)と表現することがある。また、本実施形態において、吐出対象面の面積当たりの吐出量や厚さを、単に、吐出量や厚さと記載することがある。
図1に示す立体造形装置1は、インクジェットヘッド10と、制御装置20と、ステージ30と、紫外線照射装置40と、位置移動装置50とを備えている。立体造形装置1は、いわゆる3Dプリンターの態様として実現される。
インクジェットヘッド10には、イエロー(Y)(着色インク)のインクが充填されたイエローインク用ノズル10(Y)と、マゼンダ(M)(着色インク)のインクが充填されたマゼンダインク用ノズル10(M)と、シアン(C)のインクが充填されたシアンインク用ノズル10(C)(着色インク)と、クリアインク(CL)(補填インク)が充填されたクリアインク用ノズル10(CL)とが設けられている。なお、イエロー(Y)、マゼンダ(M)、およびシアン(C)のインク、並びにクリアインク(CL)を合せて造形材料インクと称することがある。
イエローインク用ノズル10(Y)と、マゼンダインク用ノズル10(M)と、シアンインク用ノズル10(C)と、クリアインク用ノズル10(CL)とは、図1に示すように一直線上に配列して設けられている。それぞれのノズル10(Y)、10(M)、10(C)および10(CL)に充填されたインクは、図示しないノズル孔から、後述する制御装置20の制御によりインクジェット法を用いて、ステージ30上に載置された基板100の吐出対象面に向かって吐出する。
位置移動装置50は、インクジェットヘッド10に接続され、インクジェットヘッド10を図1中に示す矢印の方向に沿って移動する。この移動方向は、インクジェットヘッド10の4つのノズル10(Y)、10(M)、10(C)および10(CL)の配列方向と等しい。そのため、インク吐出中のインクジェットヘッド10が位置移動装置50の駆動を受けて移動することによって、基板100のインクジェットヘッド10直下の特定の領域に、ノズル10(Y)、10(M)、10(C)および10(CL)がこの順で通過し、この順でインクを吐出して、この順で塗布膜が積層される。
図2は、インクジェットヘッド10から吐出されたインクによって塗布膜が積層されて形成された積層体70(造形物)を構成した状態を示す図である。図2に示すように、イエローインク用ノズル10(Y)から吐出したイエロー(Y)のインクによって形成された膜70(Y)の上に、マゼンダインク用ノズル10(M)から吐出したマゼンダ(M)のインクによって形成された膜70(M)が積層され、更にその上に、シアンインク用ノズル10(C)から吐出したシアン(C)のインクによって形成された膜70(C)が積層され、更にその上に、クリアインク用ノズル10(CL)から吐出したクリアインクによって形成された膜70(CL)が積層される。
図2に示す積層体70は、膜70(Y)と膜70(M)と膜70(C)によって構成される着色領域70(YMC)を有しており、着色領域70(YMC)に構成される膜70(Y)、膜70(M)および膜70(C)それぞれの膜(層)の厚さが着色領域70(YMC)が呈する色調を決定する。なお、クリアインク用ノズル10(CL)から吐出したクリアインクによって形成された膜70(CL)は、着色領域70(YMC)に構成されず、膜70(CL)は、その膜厚(層厚)に関わらず、着色領域70(YMC)が呈する色調に影響しない。したがって、積層体70の色調は、膜70(Y)と膜70(M)と膜70(C)とが決定していると換言することができる。
積層体70が呈する色調と、その色調を実現するために必要な着色領域70(YMC)の各膜70(Y)、70(M)、70(C)の厚さとの関係は、例えば変換テーブルとして両者を関係付けて後述する制御装置20に予め格納するなどすれば、所望の色調を実現するのに必要となる各膜70(Y)、70(M)、70(C)の厚さを容易に決定することができる。
ここで、積層体70が呈する所望の色調(或る色調)は、膜70(Y)、70(M)、70(C)の膜厚比ではない。すなわち、或る色調を実現するための正規の構成が膜70(Y)を50μm、膜70(M)を50μm、および膜70(C)を50μmである場合に、その膜厚比が膜70(Y):膜70(M):膜70(C)=1:1:1だからといって、膜70(Y)を25μm、膜70(M)を25μm、および膜70(C)を25μmとしても、該或る色調を実現することが必ずしもできるとは限らない。例えば正規の構成に比べて薄い膜としたり厚い膜とすれば、濃淡が変わるなどして所望の色調を実現することはできない場合がある。
しかしながら、先述した図5に示した構成(従来構成)のように、それぞれ所望する色調の積層体を形成していくと、色調によって積層体の厚さが互いに異なる事態を招き、先述したように表面に不都合な凹凸が生じたり、設計通りの立体造形が実施不可能な状態に陥る虞がある。
そこで、本実施形態では、所望の色調を実現するための正規の、膜70(Y)、膜70(M)および膜70(C)の厚さを採用して、所望の色調の着色領域70(YMC)を形成し、且つ、クリアインクによって形成する膜70(CL)によって先述の凹凸を補填して、積層体の厚さを色調に関わらず均一にするものである。すなわち、図2に示す着色領域70(YMC)の厚さQは色調によって変動する可能性がある厚さであるが、クリアインクによって形成する膜70(CL)の厚さを調整して、色調に関わらず積層体70の厚さを所定の厚さP(所定の高さ)とする、造形物の製造方法を開示するものである。
各膜の厚さは、図1の各ノズルからの吐出量によって決まるものであるから、本実施形態は、着色領域70(YMC)を形成するための着色インクのみでは所定の吐出量(図2の所定の厚さP)に満たない場合、クリアインクを補填することによって、何れの色調の積層体を形成する場合であっても、吐出対象面の面積当たりの造形材料インク(インク(Y)、(M)、(C)および(CL)からなる)の吐出量を互いに等しくする。
すなわち、積層体70を構成する体積と、インク(Y)、(M)、(C)、(CL)の吐出量(吐出体積)とは、次の関係式;
=α+β+γ+δCL
[式中、
は、吐出対象面の面積当たりの造形材料インクの吐出量(吐出体積)を表わす。
αは、吐出対象面の面積当たりのインク(Y)の吐出量(吐出体積)を表わす。
βは、吐出対象面の面積当たりのインク(M)の吐出量(吐出体積)を表わす。
γは、吐出対象面の面積当たりのインク(C)の吐出量(吐出体積)を表わす。
δCLは、吐出対象面の面積当たりのインク(CL)の吐出体積を表わす。]
で示すことができ、Iが一定であるという点が重要である。
各インクの吐出体積を決定するのが制御装置20である。以下に、制御装置20による吐出量の制御方法を説明する。
制御装置20は、図1に示すように、着色インク決定部21と、判定部22と、算出部23と、吐出制御部24とを有している。
本実施形態では、色調に関わらず積層体70の厚さを所定の厚さPとするための「所定の吐出量」は、上記着色インクを構成する各色のインク(Y)、(M)、(C)をそれぞれのインクジェットノズル10(Y)、10(M)、10(C)から吐出する際の各ノズルが1回に吐出できる最大吐出量(最大限界吐出量)を吐出したときの吐出対象面の面積当たりの各色のインク(Y)、(M)、(C)の各層の高さの総和とする。換言すれば、本実施形態では、色調に関わらず積層体70の厚さを所定の厚さPとするための「所定の吐出量」は、上記着色インクを構成する各色のインク(Y)、(M)、(C)をそれぞれのインクジェットノズル10(Y)、10(M)、10(C)から吐出する際の各ノズルが1回に吐出できる最大吐出量(最大限界吐出量)の総和とする。すなわち、以下の関係式;
Z=MAXノズル10(Y)+MAXノズル10(M)+MAXノズル10(C)
[式中、
Zは造形材料インク(インク(Y)、(M)、(C)および(CL)からなる)の吐出量であり、色調に関わらず積層体70の厚さを所定の厚さPとするための吐出量を表わす。MAXノズル10(Y)はイエローインク用ノズル10(Y)の最大吐出量を表わす。
MAXノズル10(M)はマゼンダインク用ノズル10(M)の最大吐出量を表わす。
MAXノズル10(C)はシアンインク用ノズル10(C)の最大吐出量を表わす。]
として所定の吐出量Zは表わされる。
このように所定の吐出量Zを、各色のインクをそれぞれ吐出するインクジェットノズルから吐出できる最大吐出量の総和とすることにより、インクジェットヘッドを用いて実現することができる最大の色調幅のなかで所望の色調を実現することができる。
所定の吐出量Zの情報は、予め制御装置20に格納されているか、制御装置20が外部から取得するか、作業者による入力などによって、制御装置20が所定の吐出量Zを用いて処理することができる状態となっている。
本実施形態の造形物の製造方法は、具体的には、所定の色調を実現するために必要な上記着色インクの吐出量(着色インクのインク層の高さ)を決定する着色インク決定工程と、着色インクを吐出する吐出工程と、該着色インクの吐出量(着色インクのインク層の高さ)が上記所定の吐出量Z(所定の高さ)に満たすか否かを判定する判定工程と、該判定の結果に基づいて着色インクの吐出量が上記所定の吐出量に満たない場合に、その不足量を算出する不足量算出工程(補填インクの補填量を算出する工程)と、該不足量に相当する量(補填量)のクリアインクによって、インク層の高さを補填する補填工程とをおこなう。これら各工程は、制御装置20における制御を受けておこなわれる。
上記着色インク決定工程は、着色インク決定部21によっておこなわれ、入力した入力信号に基づいて所定の色調を実現するために必要なインク(Y)、(M)、(C)の吐出量を決定する。なお、入力信号とは、インク(Y)、(M)、(C)の吐出量に関する情報であってもよいし、所望の色調に関する情報であってもよい。入力信号が所望の色調に関する情報である場合には、先述した変換テーブルを用いてインク(Y)、(M)、(C)の吐出量を決定してもよいし、計算式に基づいて算出してもよい。すなわち、着色インク決定部21でおこなう処理は、従来周知のインクジェットプリンタにおいてインク量を決定するために用いられる機構を採用することができる。
次に、着色インク決定工程によって決定したインク(Y)、(M)、(C)の吐出量を用いて上記判定工程をおこなう。判定工程は、判定部22によっておこなわれ、着色インク決定工程によって決定したインク(Y)、(M)、(C)の各吐出量の総和が、上記所定の吐出量Zに満たすか否かを判定する。
ここで、図3は、一例として3種類の造形材料インク(インク(Y)、(M)、(C)および(CL)からなる)について、インク(Y)、(M)、(C)の吐出量と、上記所定の吐出量Zとの関係を模式的に示す図である。図3に示す造形材料インクA、B、Cは、それぞれ、インク(Y)、(M)および(C)を吐出する各ノズルの最大吐出量を100としたときの各造形材料インクに構成されるインク(Y)、(M)および(C)の吐出量を示している。この場合、上記所定の吐出量Zは300(=100+100+100)である。
判定工程では、判定部22によって、例えば造形材料インクAのインク(Y)、(M)、(C)の各吐出量の総和(180=100+60+20)が、所定の吐出量Z(300)に満たすか否かを判定する。造形材料インクAの例は満たさないと判定される。判定部22の判定結果は、図1に示す算出部23に出力される。
次に、上記不足量算出工程は、算出部23によっておこなわれ、判定工程の判定の結果に基づいて着色インク(インク(Y)、(M)、(C))の吐出量(総和)が上記所定の吐出量Zに満たない場合に、その不足量を算出する。図3に示す造形材料インクAの場合、算出部23は、所定の吐出量Zである300から造形材料インクAのインク(Y)、(M)、(C)の各吐出量の総和である180を減算し、不足量として120を算出する。算出結果は、図1に示す吐出制御部24に出力される。
次に、上記補填工程は、吐出制御部24によっておこなわれ、算出部23が算出した不足量に相当する量のクリアインクを補填する。吐出制御部24は、各インクジェットノズルからインク(Y)を100、インク(M)を60、インク(C)を20、吐出するように、各インクジェットノズルを制御する(吐出工程)とともに、算出部23が算出した不足量である120(=300−180)を、図1に示す、クリアインクが充填されたインクジェットノズル10(CL)からクリアインクを吐出するように制御する。
インクジェットヘッド10のイエローインク用ノズル10(Y)、マゼンダインク用ノズル10(M)、シアンインク用ノズル10(C)、クリアインク用ノズル10(CL)の各ノズルは、吐出制御部24の制御を受けて、インクを吐出する
以上の各工程を経ることにより、造形材料インクAは、インクジェットヘッド10(図1)から所定の吐出量Zである300が吐出されることになり、結果的に、インク(Y)、インク(M)およびインク(C)からなるインク層の厚さだけでは、所定の高さに満たない不足分のインク層の高さを、クリアインク層によって補填するかたちとなる。図3中に、補填されるクリアインクの補填量をCLで示している。
造形材料インクBについても説明すると、まず、使用するインクジェットヘッドは同じ(同一または同型)であるから所定の吐出量Zは300である。判定部22では、造形材料インクBのインク(Y)、(M)、(C)の各吐出量の総和(160=60+20+80)が、所定の吐出量Z(300)に満たすか否かを判定する。造形材料インクBの場合も造形材料インクAの場合と同様、満たさないと判定される。
次に算出部23は、不足量算出工程として、所定の吐出量Zである300から造形材料インクBのインク(Y)、(M)、(C)の各吐出量の総和である160を減算し、不足量として140を算出して、算出結果を吐出制御部24に出力する。
次に、吐出制御部24は、インクジェットノズルからインク(Y)を60、インク(M)を20、インク(C)を80、吐出するように、各インクジェットノズルを制御するとともに、算出部23が算出した不足量である140(=300−160)を、図1に示す、クリアインクが充填されたインクジェットノズル10(CL)から吐出されるようにインクジェットノズル10(CL)を制御する。これにより、所定の吐出量Zに満たない不足量がクリアインクによって補填され、インク層の高さがクリアインクによって補填されるかたちとなる。
結果的に、造形材料インクBも、インクジェットヘッド10(図1)から所定の吐出量Zである300が吐出されることになる。
造形材料インクCについても説明すると、先述のとおり所定の吐出量Zは300である。判定部22では、造形材料インクCのインク(Y)、(M)、(C)の各吐出量の総和(220=40+100+80)が、所定の吐出量Z(300)に満たすか否かを判定する。造形材料インクCの場合も造形材料インクAおよびBの場合と同様、満たさないと判定される。
次に算出部23は、不足量算出工程として、所定の吐出量Zである300から造形材料インクCのインク(Y)、(M)、(C)の各吐出量の総和である2200を減算し、不足量として800を算出して、算出結果を吐出制御部24に出力する。
次に、吐出制御部24は、インクジェットノズルからインク(Y)を40、インク(M)を100、インク(C)を80、吐出するように、各インクジェットノズルを制御するとともに、算出部23が算出した不足量である80(=300−220)を、図1に示す、クリアインクが充填されたインクジェットノズル10(CL)から吐出されるクリアインクで補う。これにより、所定の吐出量Zに満たない不足量がクリアインクによって補填され、インク層の高さがクリアインクによって補填されるかたちとなる。
結果的に、造形材料インクCも、インクジェットヘッド10(図1)から所定の吐出量Zである300が吐出されることになる。
以上から、色調が互いに異なる造形材料インクA、BおよびCの何れも、面積当たり、互いに等しい所定の吐出量Zが吐出される。そのため、造形材料インクA、BおよびCのそれぞれによって形成される積層体70は、図4に示すように、互いに等しい厚さPとして実現される。
本実施形態では、図1に示すように、イエローインク用ノズル10(Y)と、マゼンダインク用ノズル10(M)と、シアンインク用ノズル10(C)と、クリアインク用ノズル10(CL)とが一直線上に配列して設けられている。そのため、着色インク(インク(Y)、インク(M)およびインク(C))を吐出した後に、クリアインクを吐出して、或る色調の厚さPの積層体70を形成する。
イエローインク用ノズル10(Y)と、マゼンダインク用ノズル10(M)と、シアンインク用ノズル10(C)と、クリアインク用ノズル10(CL)からそれぞれインクが吐出されて積層体70が形成された後は、積層体70に対して、図1に示す紫外線照射装置40が出射する紫外線を照射して、積層体70を硬化させる。すなわち、各インクは、紫外線硬化型のインクであるといえる。
なお、クリアインクは、カラープリント上のオーバーコート、記録媒体のコーティング等として用いられる透明インクを用いることができる。
〔変形例1〕
上記実施形態では、補填インクとしてクリアインクを用いているが、本発明はこれに限定されるものではなく、白色インクであってもよい。また、補填インクは、加飾用インクであってもよい。
〔変形例2〕
上記実施形態では、着色インクとして、イエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)の3種類のインクを用いるが、本発明はこれに限定されるものではなく、これらに加えてブラック(K)のインクを用いてもよい。
〔変形例3〕
上記実施形態では、イエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)の3種類の着色インクが吐出された上にクリアインクを吐出しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、クリアインクによって形成される補填膜の形成位置は問わない。つまり、例えば、イエロー(Y)の膜とマゼンダ(M)の膜との間にクリアインクの膜が形成されてもよい。あるいは、クリアインクの膜が他のインクの中で最も早く基板100に形成されてもよい。
また、図2では、1つの積層体70に対して補填膜(クリアインクの膜)が一層だけであるが、複数層から形成してもよい。つまり、イエロー(Y)の膜とマゼンダ(M)の膜との間、および、マゼンダ(M)の膜とシアン(C)の膜との間にクリアインクの膜が形成されてもよい。
このような補填膜の形成位置の変形例は、インクジェットヘッド10に構成される複数のノズルの配列順を変更すれば実現可能である。
〔変形例4〕
上記実施形態では、所定の吐出量Zを、インクジェットノズル10(Y)、10(M)、10(C)から吐出する際の各ノズルが1回に吐出できる最大吐出量(最大限界吐出量)の総和としているが、本発明はこれに限定されるものではなく、所望の色調を実現する上で影響がなければ、適宜設定可能である。例えば、上記実施形態の場合では、所定の吐出量Zを350としてもよく、この場合、造形材料インクA、BおよびCについて上述したクリアインクの量がそれぞれプラス50となる。
あるいは、所望の色調を実現する上で影響がなければ、インクジェットノズル10(Y)、10(M)、10(C)から吐出する際の各ノズルが1回に吐出できる最大吐出量(最大限界吐出量)の総和よりも小さい値を、所定の吐出量Zとしてもよい。
〔変形例5〕
上記実施形態では、インクジェットヘッド10を位置移動装置50によって移動させたが、基板100とインクジェットヘッド10との相対位置が移動すれば、基板100を移動させてもよく、基板100とインクジェットヘッド10の双方を移動させてもいい。上記実施形態において、基板100を移動させる場合には、図1中に示す矢印とは反対方向に基板100が移動すれば、図2に示す積層体70を形成することができる。
〔変形例6〕
着色剤は、YMCだけでなく、幅広く選ぶことができる。例えば、YMCに黒(K)を加えてもよい。また、黒(K)のみでモノクロ立体物を造形することも可能である。あるいは、赤(R)、緑(G)、青(B)や、オレンジ(Or)を加えても良い。また、メタリックやパールや蛍光体色を使用することも可能である。最終的に、クリアまたは白、あるいは色の淡い特定の色を追加することによって、単位面積当たりの体積を一定にする目的に使用する必要のある着色剤の全てが、補填インクとして適用することができる。
[付記事項]
本発明の一実施形態に係る、造形物の製造方法は、吐出対象面の面積当たりのインク層の高さが、着色インク(イエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)の3種類の着色インク)のみでは所定の高さ(所定の吐出量)に満たない箇所について、クリアインク(CL)を補填することによって、インク層の高さを補填することを特徴としている。
上記の構成によれば、着色インクのみでは所定の高さに満たない箇所のインク層の高さを、補填インクによって補填することができる。すなわち、補填インクの補填によって、着色インクのみでは所定の高さに満たない箇所のインク層の高さを、上記所定の高さに近づけるか、該所定の高さと等しくすることができる。そのため、例えば色調間で着色インク層の厚さ異なる場合であっても、その厚さの差を解消することができる。したがって、本製造方法によれば、造形物の表面に不都合に凹凸が生じさせずに所望の色調を実現することができる。
また、上記の構成によれば、インクを吐出して形成する造形物(膜や層とも換言できるもの)の高さ(厚さ)を、所望の色調を実現するために着色インクによって形成する膜(層)の高さ(厚さ)に関係なく設定することができる。すなわち、本発明によれば、造形物の高さ(インク層の厚さ)と、色調とを各々独立して設定することができる。
本発明の一実施形態に係る、造形物の製造方法は、上記の構成に加えて、補填インクとしてクリアインクまたは白色インクを用いる。補填インクがクリアインクまたは白色インクであるため、インク層の色調に補填インクが悪影響を及ぼすことがなく、所望の色調の層を形成することができる。
本発明の一実施形態に係る、造形物の製造方法は、上記の構成に加えて、インクジェット法を用いてインクの吐出をおこなう。
本発明の一実施形態に係る、造形物の製造方法は、上記の構成に加えて、インクの吐出は、インクジェットノズル10(Y)、10(M)、ノズル10(C)、ノズル10(CL)を備えたインクジェットヘッド10を用いておこない、上記所定の吐出量Zは、上記着色インクを構成する各色のインクをそれぞれ吐出するインクジェットノズル10(Y)、10(M)、ノズル10(C)から吐出できる最大吐出量の総和(上記実施形態では100+100+100=300)である。上記の構成によれば、所定の吐出量Zが、各色のインク(Y)、(M)、(C)をそれぞれ吐出するインクジェットノズルから吐出できる最大吐出量の総和であることから、インクジェットヘッドを用いて実現することができる最大の色調幅のなかで所望の色調を実現することができる。
本発明の一実施形態に係る、造形物の製造方法は、上記の構成に加えて、所定の色調を実現するために必要な上記着色インク(イエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)の3種類の着色インク)の吐出量を決定する着色インク決定工程と、上記着色インク(イエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)の3種類の着色インク)を吐出する吐出工程と、上記着色インク(イエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)の3種類の着色インク)の吐出量が上記所定の吐出量Zに満たすか否かを判定する判定工程と、該判定の結果に基づいて着色インク(イエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)の3種類の着色インク)の吐出量が上記所定の吐出量Zに満たない場合に、その不足量を算出して、クリアインク(CL)の吐出量(補填量)とする不足量算出工程と、算出された補填量のクリアインク(CL)を吐出することによって上記所定の吐出量Zに満たし、インク層の高さを補填する補填工程とを含む。
本発明の一実施形態に係る、造形物の製造方法は、上記の構成に加えて、上記着色インク(イエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)の3種類の着色インク)を吐出した後に、クリアインク(CL)を吐出することによって或る色調の層を形成する。
本発明は上述した実施形態および変形例に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態および変形例にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、実施形態および変形例にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
本発明は、立体造形物の製造方法、並びにそれを実現するための製造装置に利用することができ、造形材料インク自体に着色して、フルカラーの立体造形を可能にする。
1 立体造形装置
10 インクジェットヘッド
10(Y) イエローインク用ノズル
10(M) マゼンダインク用ノズル
10(C) シアンインク用ノズル
10(CL)クリアインク用ノズル
20 制御装置
21 着色インク決定部
22 判定部
23 算出部
24 吐出制御部
30 ステージ
40 紫外線照射装置
50 位置移動装置
70 積層体(造形物)
70(YMC) 着色領域
70(Y) イエローのインクによって形成された膜
70(M) マゼンダのインクによって形成された膜
70(C) マゼンダのインクによって形成された膜
70(CL) クリアインクによって形成された膜
100 基板

Claims (7)

  1. 吐出対象面に複数のインク層を形成して立体造形物を製造する立体造形物の製造方法であって、
    上記吐出対象面の面積当たりのインク層の高さが、着色インクのみでは所定の高さに満たない箇所について、補填インクによって、上記インク層同士の高さの差が小さくなるようインク層の高さを補填し、
    上記着色インクは複数種類の着色されたインクであり、且つ上記着色インクの各々の色の着色インクの吐出量により所定の色調が実現されるものであり、
    上記補填インクはクリアインクであることを特徴とする、立体造形物の製造方法。
  2. 上記補填インクとして、更に白色インクを用いることを特徴とする請求項1に記載の、立体造形物の製造方法。
  3. インクジェット法を用いてインクの吐出をおこなうことを特徴とする請求項1または2に記載の、立体造形物の製造方法。
  4. インクジェットノズルを備えたインクジェットヘッドを用いてインクの吐出をおこない、
    上記所定の高さは、上記着色インクを構成する各色のインクをそれぞれ吐出するインクジェットノズルから吐出できる最大吐出量を吐出した場合の、吐出対象面の面積当たりの該各色のインク層の高さの総和であることを特徴とする請求項3に記載の、立体造形物の製造方法。
  5. 所定の色調を実現するために必要な上記着色インクのインク層の高さを決定する工程と、
    上記着色インクを吐出する工程と、
    上記着色インクのインク層の高さが上記所定の高さを満たすか否かを判定する工程と、
    上記判定の結果に基づいて着色インクのインク層の高さが上記所定の高さに満たない場合に、補填インクの補填量を算出する工程と、
    上記補填量の補填インクによって、インク層の高さを補填する工程とを含むことを特徴とする請求項1から4までの何れか1項に記載の、立体造形物の製造方法。
  6. 上記着色インクを吐出した後に上記補填インクを吐出することによって或る色調の層を形成することを特徴とする請求項1から5までの何れか1項に記載の、立体造形物の製造方法。
  7. 上記補填インクは、上記インク層間の高さの差をなくするように補填すると共に、全ての上記インク層が上記補填インクにより補填されることを特徴とする請求項1から6までの何れか1項に記載の、立体造形物の製造方法。
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