JP6304821B2 - 粘着メモ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ロール状の粘着性のメモ用紙に、手早く必要事項を記入することができる粘着メモ装置に関する。
粘着性のメモ用紙を所望の長さに切断して使用できるように、所定幅の帯状の粘着紙をロール状に巻回して構成された、ロール状の粘着メモ用紙が各種提案されている。
このようなロールから用紙を繰り出して、任意の長さに切断するための装置として、ロール状の粘着メモ用紙をディスペンサーの本体内に回転可能に収納し、繰り出された用紙の先端部分をガイドローラに導き、ガイドローラに設けられたカム板に、ロールの巻取軸のカム板を噛み合わせることで、ロールの回転量に応じて用紙が繰り出されるようにし、繰り出された分をガイドローラの前方のカッターによって切断するものが提案されている(特許文献1)。
また、ロール状の粘着メモ用紙と安全カッターを組み合わせて構成されたメモ用紙台も提案されている(特許文献2)。ロールを挟み込んで保持する2枚の側面板を、傾斜状の板片によって連結し、その板片の前縁にカッターを設けることで、所望の長さに引き出された用紙を切断できるようにしている。
実用新案登録第2527011号公報 実用新案登録第3090683号公報
しかしながら、上記の装置を使用してメモを取る場合、いずれもロール状の用紙を予め必要な長さに切断し、切断された用紙片を下敷などに一時的に貼付して、その上で必要事項を記載するという手順となるので、手早くメモを取ることができない。
特に、電話の内容のメモを取る場合など、事前に記載すべき情報の量を知ることが出来ない場合は、切り取るべき用紙の長さがわからないし、受話器を持ちながらの切断作業は困難である。
そこで、本発明は、ロール状の粘着メモ用紙を切り取ることなく、迅速に記入することができ、記入量に応じたサイズに用紙を切断できる粘着メモ装置の提供を目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、裏面に粘着剤が塗布されたロール状のメモ用紙を回転可能に保持する保持部と、該保持部から繰り出された用紙を貼着するメモ台と、を含んで構成された粘着メモ装置であって、前記メモ台を、前記保持部から用紙を繰り出すための駆動ローラと、該駆動ローラと従動ローラとの間に巻回された無端ベルトと、該無端ベルトの上側搬送部の下方に該上側搬送部に沿って配設された平板部と、によって構成し、前記無端ベルトの外側の表面に、繰り出された用紙の裏面を剥離可能に貼着させる剥離面を形成し、該剥離面に貼着された状態で搬送された用紙を剥離させるための剥離ローラを設けると共に前記駆動ローラの回転軸に設けられた駆動ギアに噛合される操作ギアと同軸に、回動操作によって用紙を繰り出すためのハンドルを設け、剥離された用紙を切断するカッターを設けたことを特徴とするものである。
この場合前記操作ギアと同軸にラチェット状の歯車を設けると共に、盤面に爪体を揺動可能に取り付けた回転盤を遊嵌し、回動された前記ハンドルを自動復帰させるための弾性部材を前記回転盤に設けてもよい。
本願発明に係る粘着メモ装置は、ロール状の粘着メモ用紙の保持部から繰り出された用紙を、一時的に貼着することが可能な剥離面をメモ台の上側の表面に形成すると共に、その剥離面に貼着された用紙を剥離させるための剥離ローラと、剥離された用紙を切断するカッターとを設けたので、ロールから用紙を繰り出しながら筆記することが可能となる。そのため、記載すべき情報の全てを1つの用紙に記載することができ、必要最小限の大きさの用紙に情報が過不足なく記載された粘着メモを、手早く作成することが可能となる。
特に、メモ台を、ロール状のメモ用紙を保持部から繰り出すための駆動ローラと、従動ローラとの間に、外側に剥離面が形成された無端ベルトを巻回した構成としたので、ロールから繰り出された粘着性のメモ用紙を、無端ベルトの外側表面に貼り付けた状態とすることができ、無端ベルトの上側搬送部の下方の平板部を下敷として筆記することができる。また、無端ベルトの外側面を剥離面としたことで、用紙が足りなくなった場合に、素早くロールから用紙を繰り出すことが可能となる。
本発明の第1実施形態に係る粘着メモ装置を示す斜視図である。 上記粘着メモ装置の使用状態を示す平面図であり、(a)はメモを取る状態、(b)はメモ用紙を繰り出した状態を示す。 上記粘着メモ装置の要部を分解した状態を示す斜視図。 上記粘着メモ装置の縦断面図であり、(a)は、図2におけるA−A線で切断した状態の端面図、(b)はB−B線で切断した状態の端面図、(c)はC−C線で切断した状態の端面図である。 上記メモ装置の剥離操作部を示す説明図であり、(a)は、用紙が無端ベルトから引き剥がされる状態、(b)は、剥離された用紙がハウジング外部に排出される状態を示す。 メモの内容について注意を喚起する場合の使用状態を示す斜視図である。 上記粘着メモ装置の第1変形例を示す斜視図である。 上記第1変形例の縦断面図であり、(a)はA−A線で切断した状態の端面図、(b)はB−B線で切断した状態の端面図、(c)はC−C線で切断した状態の端面図である。 上記粘着メモ装置の第2変形例を示す斜視図である。 上記第2変形例の縦断面図であり、(a)はA−A線で切断した状態の端面図、(b)はB−B線で切断した状態の端面図、(c)はC−C線で切断した状態の端面図である。 上記粘着メモ装置の第3変形例を示す斜視図である。 上記第3変形例のハンドルの構造を示す分解図である。 本発明の第2実施形態に係る粘着メモ装置を示す斜視図である。 上記粘着メモ装置の使用状態を示す斜視図である。 上記粘着メモ装置の分解図である。 メモの内容について注意を喚起する場合の使用状態を示す斜視図である。 上記粘着メモ装置の変形例を示す斜視図である。
本発明の好適な実施形態について、添付図面に基づいて説明する。なお、実施形態は以下の形態に限定されるものではなく、本発明の課題を解決しうるものであれば他の態様も実施可能である。
図1は、本発明の実施形態に係る粘着メモ装置1を示す斜視図である。
この粘着メモ装置1は、図2に示すように、ロール状の粘着性のメモ用紙2に必要事項を記入し、メモ台3の側面に設けられたハンドル4を回転させることによって用紙2を送り出し、カッター5によって所望の長さに切断するためのものであり、図3に示すように、粘着メモロール2’を保持するための保持部10と、粘着メモロール2’から用紙2を繰り出すための駆動ローラ20と、繰り出された用紙2を搬送するための2つの搬送ローラ30、31と、それらのローラ20、30、31の間に巻回された無端ベルト40と、平板部50と、によって構成されている(図4を参照)。
保持部10は、ロール状の粘着性のメモ用紙(即ち、粘着メモロール2’)を保持するための部位であり、メモ台3の後方位置に設けられて、その中に収容された粘着メモロール2’が下側から前方に向けて繰り出されるように設計されている。
保持部10の上面は、粘着メモロール2’の出し入れを行う際に開閉できるよう、蓋部となっている。
円筒形状の保持部10の軸心部には、粘着メモロール2’を回転可能に取り付けるためのリール11が設けられており、リール11と同軸に連動ギア12が設けられている(図3を参照)。
この連動ギア12に噛み合うように、粘着メモロール2’から用紙2を繰り出すための操作ギア13が設けられている。この操作ギア13は、これと同軸に設けられたダイヤル状のハンドル4によって回転される。
この操作ギア13に噛み合うように駆動ギア21が設けられており、この駆動ギア21のシャフトに駆動ローラ20が軸着されている。
駆動ローラ20は、リール11に回転可能に保持されている粘着メモロール2’から用紙2を繰り出して搬送させるためのもので、用紙2に対して所定の押圧力を作用させることができるように、摩擦抵抗の高い弾性部材によって転圧面を構成している。
駆動ローラ20による用紙2の搬送方向に沿って2つの搬送ローラ30、31が配設される。
これらの3つのローラ20、30、31には、無端ベルト40が巻回されている。この無端ベルト40は、粘着メモロール2’から繰り出された用紙2を搬送するための無端軌道であり、外側の表面は、繰り出された用紙2の裏面(即ち、粘着面)を剥離可能に貼着させることができるように、摩擦抵抗が極めて低い状態の表面(即ち、剥離面)となっている。
搬送ローラ30、31のうち搬送方向の最下流に配設されたローラ31は、無端ベルト40に貼り付けられた用紙2を剥離させるための剥離ローラとして機能するものであり、前段のローラ30、20よりも外径が小さくなるように設計されている。
この剥離ローラ31の外径は、メモ用紙2の材質や粘着性、無端ベルト40の平滑性などに応じて、用紙2が無端ベルト40の外側表面から容易に剥離されるような値に設計するものとし、例えば、粘着メモ用紙2として汎用されている、弱粘性の紙製のシートの場合、15mm以下(好ましくは10mm以下、最適値は6mm)に設計するのが好ましい。
このように、剥離ローラ31の外径を小さく設計することによって、搬送された用紙2が剥離ローラ31のカーブに沿って曲がろうとする際に撓みきれず、シートの張りによって剥離させることができる(図5を参照)。
保持部10との連結部(すなわちハウジングの中間部)に位置する駆動ローラ20に対し、その下流の搬送ローラ30は、ハウジング前方に位置される。この2つのローラ20、30の間に、無端ベルト40の上側搬送部41の下方に、その搬送面に沿って平行に平板部50が配設される。
平板部50は、用紙2にメモを記載する際の下敷として機能するものであり、プラスチック板や金属板など、平坦で硬質な板部材によって構成される。このような平板部50の板面上に、無端ベルト40の上側搬送部41が略密着した状態で掛け渡される。
即ち、平板部50に沿って略密着状態で移動する無端ベルト40の上側搬送部41に、メモ用紙2が貼着状態で搬送されることとなる。
メモ台3の上面には、平板部50の板面に相当する大きさの開口部6が形成されており、その開口部6から、3つのローラ20、30、31に掛け渡された無端ローラ40の上側搬送部41の外側表面(即ち、剥離面)が表れ、その剥離面に用紙2が現れる。
メモ台3の上面の剥離ローラ31の近傍位置には、保持部10との間にスリット7が設けられる。本実施形態の場合、保持部10の上面(即ち、蓋部)を傾斜状のガイド面として構成することで、剥離ローラ31によって剥離された用紙2が、円滑にハウジングの外へと送り出されるようにしている。
剥離ローラ31の搬送先に位置するハウジング上面には、カッター5が取り付けられており、剥離ローラ31によって剥離された用紙2が、所望の長さに送り出された際に切断できるようになっている。
メモ台3の側面には、筆記具を差し込んで保持するためのペン立て部8が設けられている。
メモ台3の後端部には、メモの内容に対する注意を喚起する際に使用するための台座部9が設けられる。
この台座部9は、図6に示すように、メモ台3を起立させることで、メモ用紙の視認性を高めるためのもので、メモ台3の後壁部に、脚状の台座部9を回動可能に設け、メモ台3が起立する位置で係止されるように設計されている。
上記構成の粘着メモ装置1の使用状態を説明する。
まず、粘着メモロール2’を保持部10にセットし、リール11から用紙2が繰り出される方向にハンドル3を回す。この際、ハンドル3を手前に回転させることによって、同軸の操作ギア13が手前に回転し、リール11と駆動ローラ20が、ハンドル3とは反対方向に回転して用紙2が繰り出される。
粘着メモロール2’から繰り出された用紙2は、ローラ20、30、31に掛け渡された無端ローラ40に貼着された状態で上側搬送面41へと至る。この状態で机上に設置しておき、必要に応じて、メモ台3の開口部6に表れた用紙2にメモを書く(図2を参照)。
記載すべき内容が多い場合は、ハンドル4を操作して用紙2をロール2’から繰り出しながら記載する。そして、記載された部分だけ用紙2を繰り出して、カッター5によって切断する。
ロール2’から用紙2を繰り出しながら筆記できるので、メモすべき情報の全てを1枚の用紙に記載することができる。記載量が少ない場合は、小さなサイズに切断することができるので、用紙2の無駄が生じない。
また、メモ台3の開口部6から用紙2が常に現われた状態なので、素早くメモをとることができる上、用紙2が貼着されている無端ベルト40の下方には平板部50が配設されているので、安定した下敷の上で筆記できる。
特に、無端ベルト40の内側に設けられた剥離ローラ31を、前段のローラよりも外径が小さくなるように設計したので、無端ベルト40に貼り付けられた状態で搬送されてきた用紙を、剥離ローラ31の周面の曲率を利用して、搬送しながら剥離させることが可能となる。ロールから粘着性の用紙を剥離させるために、用紙を手で引っ張る必要がないので、机上に安定に設置するための手段(例えば、メモ台3に内蔵された錘など)を設ける必要がなく、軽量化が可能となる。
駆動ローラの回転軸に駆動ギアを設け、それによって回転するギアと同軸に、回動操作によって用紙を繰り出すためのハンドルを設けたので、ハンドル操作によって、用紙を自動的に繰り出させることができる。
駆動ローラによって繰り出された用紙は、無端ベルトに貼り付けられた状態で剥離ローラに搬送されるが、用紙の下方に配設されたメモ台を下敷として筆記し、用紙を搬送させて前方のカッターで切断するので、必要最小限の大きさの用紙に、情報を過不足なく記載することが可能となる。
これによって、必要な情報が1枚の用紙に記載されたメモを、片手で手早く作成することができる。
なお、本実施形態に係る粘着メモ装置1は、裏面に粘着剤が塗布されたロール状のメモ用紙2’を回転可能に保持する保持部10と、該保持部10から用紙2を繰り出すための駆動ローラ20と、該駆動ローラ20と従動ローラとの間に巻回された無端ベルト40と、該無端ベルト40の上側搬送部の下方に、該上側搬送部に沿って配設された平板部50と、を含んで構成されたメモ台3において、無端ベルト40の外側の表面に、繰り出された用紙2の裏面を剥離可能に貼着させる剥離面を形成すると共に、該剥離面に貼着された状態で搬送された用紙2を剥離させるための剥離ローラ31を設け、剥離された用紙を切断するカッター5を設けた構成であれば如何なるものであってもよい。
即ち、ベルトの外側表面に貼り付けられた状態で搬送されてきたメモ用紙を、剥離ローラによって剥離させてカッターで切断する構造のものであれば、如何なる構成であってもよいので、例えば、図7及び図8に示す粘着メモ装置100のように、駆動ローラ20と剥離ローラ31の2つのローラによって用紙2を搬送するようにしてもよい。
この実施例のメモ台3は、粘着メモロール2’を回転可能に保持する保持部10と、保持部10からメモ用紙2を繰り出すための駆動ローラ20と、従動ローラとしての剥離ローラ31と駆動ローラ20との間に巻回された無端ベルト40と、無端ベルト40の上側搬送部の下方に配設された平板部50と、によって構成される。
ハンドル4は、保持部10のリール11と同軸に取り付けられており、後方に向けて回転させることで、粘着メモロール2’から用紙2が繰り出されるようになっている。無端ベルト40の外側表面には、粘着メモロール2’から繰り出された用紙2の裏面を剥離可能に貼着させるための剥離面が形成されており、それに貼付された状態で搬送されてきた用紙2を、メモ台3の前方位置に設けられた剥離ローラ31によって剥離する。
この実施例においても、剥離ローラ31の外径は、駆動ローラ20の外径よりも小さく設計することで、貼着状態の用紙2を無端ベルト40から用紙2が剥離させるようにしている。剥離された用紙2は、メモ台3の前壁面の上端に設けられたカッター5によって切断される。
また、図9及び図10に示す粘着メモ装置200のように、駆動ローラ20を前方に配置させ、駆動ローラ20のシャフトと同軸にハンドル4を設けてもよい。この実施例においても、従動ローラとしての剥離ローラ31の外径を、駆動ローラ20の外径よりも小さく設計することで、貼着状態の用紙2が無端ベルト40の外側搬送面から剥離される。
本実施例では、剥離ローラを従動ローラとしたことによって、部品点数を少なくすることができる。
さらに、図11に示す粘着メモ装置300のように、ハンドル4を把手状に構成してもよい。
このハンドル4は、図12に示すように、操作ギア13と同軸にラチェット状の歯車14を設け、盤面に爪体15を揺動可能に取り付けた回転盤16を操作ギア13の回転軸に遊嵌し、回動されたハンドル4を自動復帰させるための捻りコイルばね17を回転盤16に設けている。
そして、回転軸の端部にキャップ18を固定することで、キャップ18の周面に設けられたスリット部19から、ハンドル4の把手部が揺動可能に露出されるようになっている。
このように構成することで、ハンドル4の回転によって、一定の回転角度ごとに操作ギア13を回動させることが可能となる。ハンドル4は、捻りコイルばね17によって元の位置に復帰されるので、ハンドル4の把手を押し下げるだけで、用紙2が等間隔に送り出される。
特に、ハンドルの回動軸に、ラチェット状の歯車を設けると共に盤面に爪体を揺動可能に取り付けた回転盤を遊嵌し、弾性部材によって回動されたハンドルを自動復帰させるようにしたので、ハンドルの逆周りが防止され、ハンドルを押し下げる操作のみで、用紙の繰り出すことができる。
次に、本発明の第2実施形態に係る粘着メモ装置400の構成を、図13を参照して説明する。
この粘着メモ装置400は、図14に示すように、携帯して使用できるようにしたものであり、ロール状のメモ用紙2’を保持するための保持部410と、そこから繰り出された用紙2を貼着するメモ台403と、によって構成される。
メモ台403は、合成樹脂製の材料によって構成されており、後方から前方に向けて低くなるように、三角形状の側壁部420が両側に設けられる。側壁部420の後方位置には、図15に示すように、内側の壁面に、環状の突起部が設けられており、そこにリール411を回転可能に嵌め込むことで、ロール状の粘着メモ用紙2’を取り付けるための保持部410を形成している。
左右の側壁部420、420は、中間部において夫々が連結されており、その連結部421の前側に形成されたスリット430を介して、メモ台403の上面に、平面部440を形成している。
この平面部440には、極めて摩擦係数の低い板部材が嵌め込まれており、保持部410から繰り出された粘着メモ用紙2を一時的に貼り付けるための剥離面となっている。この平面部440は、下敷として機能すべく、筆記具の材質に応じた硬さに設計されている。
表面部440の前方位置には、側壁部420との角部を僅かに窪ませて、表面部440に貼着された用紙を剥離させるための剥離操作部431を形成している。
表面部440の前端部はエッジとなっており、平面部440から剥離された用紙を切断するためのカッター405として機能する。
メモ台403の後端部(保持部410の近傍位置)は、このメモ台403を起立させるための台座部409となっている。
メモ台403の底部450は、手中に保持しやすいような湾曲形状となっており、一方の手で把持しながら、他方の手で筆記できるようになっている。
上記構成の粘着メモ装置400の使用方法を説明する。
机上で使用する場合は、図13に示すように、保持部410から用紙2を繰り出してメモ台403の上面(平面部440)に貼着した状態で設置される。メモをとる場合は、平面部440を下敷として筆記する。用紙が足りなくなった場合は、剥離操作部431を介して用紙2を剥離しながら引っ張る。リール412から繰り出された新たな用紙2を平面部440に貼り付け、新たな情報を記載する。
記載された情報に対して注意を喚起させたい場合は、図16に示すように、台座部409を下にして、メモ台403を起立させる。これによって、メモの内容の視認性が高まり、注意が喚起される。
携帯して使用する場合は、図14に示すように、メモ台403の底部450を把持することで、片手で粘着メモ装置400を持った状態で、メモをとることができる。
本実施形態に係る粘着メモ装置400も、ロール状の粘着メモ用紙2を、メモ台403の表面部に剥離可能に貼着できるように構成したので、ロールから用紙を繰り出しながら筆記することが可能となる。そのため、記載すべき情報の全てを1つの用紙に記入することができ、必要最小限の大きさの用紙に情報が過不足なく記載された粘着メモを、手早く作成することが可能となる。
なお、本実施形態において、メモ台403には、必ずしも別部材からなる剥離面が設けられる必要はなく、図17に示すように、メモ台の表面440’をもって剥離面としてもよい。また、別部材からなるカッター5を設けてもよいし、カッター5とメモ台403の表面440’との隙間をもって剥離操作部431’を構成してもよい。
なお、本実施形態の粘着メモ装置は携帯性を重視するものであるから、必ずしも机上に載置可能な形態である必要はない。
本発明は、ロール状の粘着性の用紙を切り取ることなく、その用紙に情報を記入することができる装置として、あらゆる産業分野において使用することができる。
1、100、200、300、400…粘着メモ装置
2…用紙(粘着メモ用紙)
3、403…メモ台
4…ハンドル
5、405…カッター
6…開口部
7…スリット
8…ペン立て部
9、409…台座部
10、410…保持部
11、411…リール
12…連動ギア
13…操作ギア
14…歯車
15…爪体
16…回転盤
17…捻りコイルばね(弾性部材)
18…キャップ
19…スリット部
20…駆動ローラ
21…駆動ギア
30…搬送ローラ
31…剥離ローラ(搬送ローラ、剥離操作部)
40…無端ベルト(剥離面)
41…上側搬送部
50…平板部
420…側壁部
421…連結部
430…スリット
431…剥離操作部
440…平面部(剥離面)
450…底部(把持部)

Claims (2)

  1. 裏面に粘着剤が塗布されたロール状のメモ用紙(2)を回転可能に保持する保持部(10、410)と、該保持部(10、410)から繰り出された用紙(2)を貼着するメモ台(3、403)と、を含んで構成された粘着メモ装置(1、200、300、400)であって、
    前記メモ台(3)を、前記保持部(10)から用紙(2)を繰り出すための駆動ローラ(20)と、該駆動ローラ(20)と従動ローラ(30)との間に巻回された無端ベルト(40)と、該無端ベルト(40)の上側搬送部(41)の下方に、該上側搬送部(41)に沿って配設された平板部(50)と、によって構成し、
    前記無端ベルト(40)の外側の表面に、繰り出された用紙(2)の裏面を剥離可能に貼着させる剥離面を形成し、
    該剥離面に貼着された状態で搬送された用紙(2)を剥離させるための剥離ローラ(31)を設けると共に
    前記駆動ローラ(20)の回転軸に設けられた駆動ギア(21)に噛合される操作ギア(13)と同軸に、回動操作によって用紙を繰り出すためのハンドル(4)を設け、
    剥離された用紙を切断するカッター(5,405)を設けたことを特徴とする粘着メモ装置。
  2. 前記操作ギア(13)と同軸にラチェット状の歯車(14)を設けると共に、盤面に爪体(15)を揺動可能に取り付けた回転盤(16)を遊嵌し、
    回動された前記ハンドル(4)を自動復帰させるための弾性部材(17)を前記回転盤(16)に設けたことを特徴とする請求項1に記載の粘着メモ装置。
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