JP6303763B2 - 穿孔装置 - Google Patents

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本発明は,連続用紙やシート用紙などの用紙に穿孔加工を行う装置に関する。
従来,連続用紙やシート用紙などの用紙に穿孔加工を行う際,雄型となるピンを植設したピン胴と,雌型となるダイスをピンの配置に合わせて植設したダイス胴を用い、ピン胴とダイス胴を噛み合わせて回転させることにより,様々なパターンを用紙に穿孔加工する。例えば,引用文献1では,連続用紙の左右にマージナル孔を穿孔加工する穿孔装置(マージナルパンチ装置)が開示されている。
ピン胴のピンとダイス胴のダイスは穿孔加工に用いることによって摩耗し,ピンとダイスのいずれか一つの摩耗が進むと穿孔加工不良が発生するため,穿孔装置では,定期的にピンとダイスを交換することが必要となる。
穿孔装置には,ピン胴とダイス胴を穿孔装置から取り外しできるタイプと,ピン胴とダイス胴を装置に固定するタイプがあるが,ピン胴とダイス胴を装置に固定するタイプの場合,ダイス胴はピン胴の下側に配置されることになるため,ダイス胴に植設したダイスの交換作業がしづらくなってしまっていた。
一般的なダイス胴は1つの金属の塊になっており、この金属の塊にダイスを差し込むための穴と、ダイスを固定するためのネジ穴が設けられ,ダイスを交換する際は、ダイスを固定しているネジを緩めてダイスをダイス胴から取り除く。ピン胴とダイス胴を装置に固定するタイプの場合,ダイス胴がピン胴の下側に配置される都合上,作業スペースが限られるため、ダイスの交換作業は,穿孔装置を手動で動かしながらの作業となり、多大な手間と危険を伴う作業となってしまう。
ダイスを容易に交換できるダイス胴もすでに開示されており,例えば,特許文献2では,ダイス(ダイホール)が多数植設(穿設)してある半円筒形状ホールシェルを多数のビスによって着脱自在に装備した構造のダイス胴が開示されている。
しかし,従来のダイス胴の場合であっても,引用文献2のようなダイス胴であっても,ダイスをネジでダイス胴に取り付ける構造にすると,一つのネジ穴が潰れると、ダイス胴そのものの交換が必要となり、多大なコストがかかってしまう。
実開昭64−50095号公報 実開平5−56395号公報
そこで,本発明は,ダイスの交換作業を容易に行うことができ,かつ,ダイスの取り付けにネジを用いない穿孔装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決する第1の発明は,雄型となるピンを有するピン胴と,雌型となるダイスを有するダイス胴を用いて穿孔加工を行う装置であって、前記ダイスを挿入するダイス挿入孔を複数有する筒の両側に円板を付けた形状のダイス胴本体に,前記ダイスを有する内リンクと外リンクが連結しているチェーン形状のダイス部材を,前記ダイス胴本体の前記ダイス挿入孔に前記ダイス部材の前記ダイスを挿入した状態で巻き付け,前記ダイス部材の端同士を継ぐためのピンを利用して前記ダイス胴本体に前記ダイス部材を留めた構造に前記ダイス胴をしたことを特徴とする穿孔装置である。このように構成することで,前記ダイスの交換作業は,前記ダイス胴本体の前記ダイス挿入孔に前記ダイス部材の前記ダイスを挿入した状態で前記ダイス部材を前記ダイス胴本体に巻き付け,前記ダイス部材の端を前記ピンで継ぐだけの作業になるため,前記ダイスの交換作業を容易にできるし,また,前記ダイスの取り付けにネジを用いることはなくなる。
更に,第2の発明は,第1の発明に記載した穿孔装置において,前記ピン胴の上下位置を手動で調整するピン胴位置調整機構を備えたことを特徴とする。 前記ピン胴の上下位置を手動で調整する前記ピン胴位置調整機構を前記穿孔装置が備えることで,作業スペースが広がり,穿孔装置ダイスの交換作業を容易に行うことができるようになる。
このように,上述した本発明によれば,ダイスの交換作業を容易に行うことができ,かつ,ダイスの取り付けにネジを用いない穿孔装置を提供できる。
穿孔装置の構造を説明する図。 ピン胴位置調整機構を説明する図。 ダイス胴を説明する図。 ダイス胴本体とダイス部材を説明する図。 ダイス胴本体にダイス部材を留める内容を説明する図。
ここから,本発明の好適な実施形態を記載する。なお,以下の記載は本発明の範囲を束縛するものでなく,理解を助けるために記述するものである。
図1は,本実施形態に係る穿孔装置1の構造を説明する図である。図1に図示したように,本実施形態に係る穿孔装置1は,連続紙やシート紙などの用紙の両側にマージナル孔を穿孔加工する装置で,上側に配置するピン胴2と下側に配置するダイス胴3の対が左右に設けられている。上側になるピン胴2の周面には所定のピッチでピン20が植設され,下側になるダイス胴3には,ピン胴2に植設するピン20のピッチに合わせたダイス311aが取り外し可能な状態で周状に取り付けられている。上側に配置するピン胴2の回転軸1aと下側に配置するダイス胴3の回転軸1bは,複数のギヤ4a〜dで構成されるギヤ群4で連結し,駆動シャフト1dによりダイス胴3の回転軸1bが回転することでピン胴2の回転軸1aも回転する構造になっている。
図2は,本実施形態に係る穿孔装置1が備えるピン胴位置調整機構10を説明する図である。本実施形態に係る穿孔装置1は,ダイス交換時の作業スペースが広がるように,ピン胴2の上下位置を調節可能にするための機構であるピン胴位置調整機構10を備える。
ピン胴2の上下位置を調節可能にするための機構は様々考えられるが,本実施形態において,ピン胴位置調整機構10の構造は,図2(a)に図示したように,ピン胴2の回転軸1aを可動フレーム10aに回転自在に装着し,ネジ10bを介して可動フレーム10aを上部フレーム1cに装着する構造になっている。このような構造のピン胴位置調整機構10によれば,図2(b)に図示したように,ネジ10bを回すことで可動フレーム10aの上下位置を調節でき,ダイス交換する際,ネジ10bを回して可動フレーム10aを上方向に移動させ,ダイス交換時の作業スペースを広げることができる。また,穿孔加工する際,ネジ10bを回して可動フレーム10aを下方向に移動させ,ギヤ群4のギヤ4aとギヤ4bを噛み合わせることができるようになる。なお,図2では,穿孔装置1のギヤ側のみを図示しているが,穿孔装置1の操作側も同様な構造になっている。
図3は,本実施形態に係るダイス胴3を説明する図である。本実施形態に係るダイス胴3は,ダイス311aが周状に設けられたチェーン状のダイス部材31を円筒状のダイス胴本体30に巻き付け,ダイス胴本体30とダイス部材31をピン32で留めた形態になっている。
図4は,ダイス胴本体30とダイス部材31を説明する図である。図4(a)は,ダイス胴3のダイス胴本体30を説明する図である。図4(a)に図示したように,ダイス胴本体30は,ダイス311aを挿入するダイス挿入孔301を所定のピッチで設けた筒300の両側に円板302をつけ,この円板302に,ピン32を挿入するピン孔303を加工している。
図4(b)は,ダイス胴3のダイス部材31を説明する図である。図4(b)に図示したように,ダイス部材31は,外リンク310と内リンク311を交互に組合せて連結したチェーン構造になっている。内リンク311には,ダイス胴本体30のダイス挿入孔301に挿入するダイス311aが設けられ,内リンク311は,ダイス胴本体30の筒300に合わせた略円弧状になっている。
図4(c)は,ダイス部材31をダイス胴本体30に巻き付けた状態を説明する図である。ダイス部材31は,内リンク311に設けられたダイス311aをダイス胴本体30のダイス挿入孔301に挿入した状態で,ダイス胴本体30に巻き付けられる。
図5は,ダイス胴本体30にダイス部材31を留める内容を説明する図である。図5(a)は,ダイス部材31を留める内容を説明する図である。本実施形態のダイス胴3では,ネジを使用することなくダイス部材31をダイス胴本体30に留めることができるように,ダイス部材31の端とダイス部材31の継手リンク312を継ぐピン32を利用してダイス胴本体30にダイス部材31を留めるように構成されている。具体的には,ダイス部材31の継手リンク312と,継手リンク312の反対側になるダイス部材31の端を重ね合わせ,円板302に加工したピン孔303からピン32を挿入して留めることで,チェーン状のダイス部材31をダイス胴本体30に留めている。
図5(b)は,ピン32を説明する図である。ピン32の片側には,ピン32の抜け防止に用いる短い円周状の溝320が加工され,この反対側には,ピン32の抜け防止に用いる割りピン孔321が加工されている。図5(c)は,円周状の溝320を利用するピン32の抜け防止策を説明するである。本実施形態において,円周状の溝320にはC型止め輪322が入れられることでピン32の抜けを防止している。図5(d)は,割りピン孔321を利用するピン32の抜け防止策を説明する図である。本実施形態において,ピン32に加工された割りピン孔321には割りピン323が入れられることでピン32の抜けを防止している。
1 穿孔装置
10 ピン胴位置調整機構
10a 可動フレーム
10b ネジ
2 ピン胴
20 ピン
3 ダイス胴
30 ダイス胴本体
300 筒
301 ダイス挿入孔
302 円板
31 ダイス部材
310 外リンク
311 内リンク
311a ダイス
32 ピン

Claims (2)

  1. 雄型となるピンを有するピン胴と,雌型となるダイスを有するダイス胴を用いて穿孔加工を行う装置であって、前記ダイスを挿入するダイス挿入孔を複数有する筒の両側に円板を付けた形状のダイス胴本体に,前記ダイスを有する内リンクと外リンクが連結しているチェーン形状のダイス部材を,前記ダイス胴本体の前記ダイス挿入孔に前記ダイス部材の前記ダイスを挿入した状態で巻き付け,前記ダイス部材の端同士を継ぐためのピンを利用して前記ダイス胴本体に前記ダイス部材を留めた構造に前記ダイス胴をしたことを特徴とする穿孔装置。
  2. 前記ピン胴の上下位置を手動で調整するピン胴位置調整機構を備えたことを特徴とする,請求項1に記載した穿孔装置。
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