JP6302352B2 - 音響機器 - Google Patents

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本発明は、身体に装着して使用する音響機器に関する。
大学の講堂等室内空間が広い場所では、マイクロホンで話者の声を収音してスピーカーから拡声する音響システムが利用されている。
従来の音響システムでは、話者はマイクロホンを手に持つか、タイピンのように衣服等に挟んで装着するか、あるいはマイクロホンの一部をひも等で固定して首から掛けて使用している。例えば、特許文献1には首から掛けて使用するマイクロホンが開示されている。
特許第4931907号
ところで、従来のマイクロホンの装着方式にはいくつか問題点があった。
例えば、タイピン型のマイクロホンや特許文献1に記載のマイクロホンでは、装着の仕方(マイクロホンの位置や向き)によって、音響調整、たとえば音量の調整などがその都度必要になるという問題がある。
また、従来方式では、話者の動きによるマイクロホンが身体に接触した時に発生する音や、衣擦れの音を収音することがある。これにより、その収音した音の拡声音に不快なノイズが発生することがある。
図14は従来の首掛け方式の音響機器3を身体に装着した状態を表す図である。
この図では話者が左右に動いていることを表している。
話者が左右に動くと、音響機器3を紐で首から掛けているため、電気音響変換器4の位置が左右に動き、動いた際にザラザラとした衣擦れの音や身体へ接触した時のドンという接触音が発生する。
また、従来の首掛け方式の場合、人によっては着脱しにくいという問題がある。
例えば、図15は従来の首掛け方式の音響機器3を着脱する状態を表す図である。
人によっては髪型に強いこだわりがあり、ボリュームアップしていることが考えられる。その場合、装着ひも3が髪の毛に引っかかってしまい、髪型が崩れることで、話者は不愉快な思いをすることになる。
これらと同様の問題は、たとえばスピーカーを上述のような従来方式で身体に装着する場合に発生することが考えられる。すなわち、急な動きによってスピーカーの位置が変わり、音が揺れたり、拡声したい任意の方向へ拡声がうまくできなかったりすることが考えられる。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、従来方式よりも安定した身体装着と容易な着脱を実現する音響機器を提供することにある。
この音響機器は、電気音響変換器とそれを支持するために備えられた複数の支持部材を備えており、その支持部材は前記音響変換器を起点として異なる方向に延伸し、かつ支持部材は身体の背面と前面の少なくとも2点の支持点で支持し固定する支持構造を有し、さらに支持部材には音響変換器を中心として形状が非対称であって、身体の前面にある複数の支持部材が共通する点で固定可能な支持構造を有していて、当該音響機器を身体へ装着したとき、前記電気音響変換器が身体の胸部前面に位置するように構成されたことを特徴としている。
この構成によれば、音響機器を身体の前面と背面の少なくとも2点の支持点で身体に確実に固定することができる。また、一方の支持部材の長さが長い場合、より身体に接触する支持点が多くなり安定した固定が実現できる。また、支持部材の幅が広い場合も同様に身体に接触する点が広くなり安定した固定が実現でき、身体の背面では2点の支持点により固定されていても、前面は共通した支持点で支持することができる。そうすることで、より少ない点で安定した固定が実現できる。また、電気音響変換器が身体の胸部前面に位置するような支持構造を有することで、音声等を収音する時には話者の口元から一定の距離で音声を確実に収音することができ、音声等を拡声する時には人体が向いている方向に確実に拡声できる。

この音響機器は、電気音響変換器とそれを支持するために備えられた複数の支持部材を備えており、その支持部材は前記音響変換器を起点として異なる方向に延伸し、かつ支持部材は身体の背面と前面の少なくとも2点の支持点で支持し固定する支持構造を有し、さらに前記支持部材には外部機器と通信を行う通信手段を設けており、当該音響機器を身体へ装着したとき、前記電気音響変換器が身体の胸部前面に位置するように構成されたことを特徴としている。
この構成によれば、音響機器を身体の前面と背面の少なくとも2点の支持点で身体に確実に固定することができる。また、電気音響変換器が身体の胸部前面に位置するような支持構造を有することで、音声等を収音する時には話者の口元から一定の距離で音声を確実に収音することができ、音声等を拡声する時には人体が向いている方向に確実に拡声できる。さらに、支持部材に外部機器と通信を行う通信手段を設けることで、この音響機器は生成した電気信号を外部機器へ送信、または外部機器で生成された電気信号を受信することができる。
この音響機器は、電気音響変換器とそれを支持するために備えられた複数の支持部材を備えており、その支持部材は前記音響変換器を起点として異なる方向に延伸し、かつ支持部材は身体の背面と前面の少なくとも2点の支持点で支持し固定する支持構造を有し、さらに前記支持部材には、前記電気音響変換器に給電する電源装置を備え、当該音響機器を身体へ装着したとき、前記電気音響変換器が身体の胸部前面に位置するように構成されたことを特徴としている。
この構成によれば、音響機器を身体の前面と背面の少なくとも2点の支持点で身体に確実に固定することができる。また、電気音響変換器が身体の胸部前面に位置するような支持構造を有することで、音声等を収音する時には話者の口元から一定の距離で音声を確実に収音することができ、音声等を拡声する時には人体が向いている方向に確実に拡声できる。さらに、支持部材に電源装置を設けることで電気音響変換器が駆動するために必要な電気を給電することができる。
また、音響変換器は、電気音響変換器の前記複数の支持部材との接続部が、前記支持点とは異なることを特徴としている。
この構成によれば、複数の支持部材に接続されている電気音響変換器の接続部が身体に接触する支持点とは異なるため、身体や衣服への接触を避けることができる。
また、前記複数の支持部材は、身体の形状に対応して湾曲することを特徴としている。
この構成によれば、複数の支持部材は身体の形状に沿って湾曲し、例えば肩に掛けるようにして固定することができる。
前記複数の支持部材は、前記音響機器と前記複数の支持部材の端部の間に少なくとも2点の湾曲点を備え、前記2点の湾曲点を結ぶ距離が前記支持部材の端部の少なくとも2点もうけ備えられた終端点を結ぶ距離よりも短くなるように構成している。つまり、前記湾曲点から前記端部に向かうにつれて、徐々に幅狭になるような構成をしている。
この構成によれば、複数の支持部材の端部は対となるように備えられ、身体の背部に引っ掛かるように当該音響機器を固定している。身体の前面から複数の支持部材を両肩に掛けることができ、簡単な装着が実現できる。さらに取り外しの際も、両肩に掛けた支持部材を肩から外すだけで容易に取り外すことができる。
さらに、この構成では、音響機器が備えられている胸の辺りでは幅が広くなっており、身体を捻じるような動きに対して安定感が増す。胸から肩を通り背中にある支持部材の両端部に向かうにつれて幅が狭くなることで、肩の動きに影響を受けない。従って、肩をぐるぐると回すように動かしても機器の装着安定性に影響を受けないように取り付けられる。
さらに、前記複数の支持部材には、外部機器と通信を行う通信手段を備えたことを特徴としている。
この構成によれば、この音響機器は生成した電気信号を外部機器へ送信、または外部機器で生成された電気信号を受信することができる。
通信手段は、電気信号変換器で生成された電気信号を外部機器が受信可能な形態で信号出力することを特徴としている。
この構成によれば、電気信号変換器によって生成された電気信号を外部機器が受信可能な形態で出力する信号出力手段を備えることができる。前記電気音響変換器は入力された音声等を電気信号に変換する機能を備えており、変換した信号を外部の音響機器、例えば、増幅器やオーディオミキサーなどに出力することができる。
また、通信手段は、上記の信号出力方法とは反対に、外部機器から入力信号を受け付けて、入力信号を電気信号に変換して電気音響変換器に入力することを特徴としている。
この構成によれば、通信手段は、外部機器から信号を受け付け、入力された信号を電気信号に変換することができる信号入力手段を備える。前記電気音響変換器は外部機器から入力された電気信号を音声等に変換して、拡声することができる。
なお、通信手段としては例えば、無線で信号を送受信する無線送受信機がある。
本発明の音響機器は、従来方式よりも安定した身体装着と機器の容易な着脱を実現することができる。
本発明に係る第一の実施形態の音響機器の正面図である。 本発明に係る第一の実施形態の音響機器の正面図である。 本発明に係る第一の実施形態の音響機器の模式図である。 本発明に係る第一の実施形態の音響機器を装着した時の模式図である。 本発明に係る第一の実施形態の音響機器のブロック図である。 本発明に係る第一の実施形態の音響機器を身体に装着した時の正面からの模式図である。 本発明に係る第一の実施形態の音響機器を身体に装着した時の背面からの模式図である。 本発明に係る第二の実施形態の音響機器の外観図である。 本発明に係る第二の実施形態の音響機器の外観図である。 本発明に係る第二の実施形態の音響機器を身体に装着した時の正面からの模式図である。 本発明に係る第二の実施形態の音響機器を身体に装着した時の背面からの模式図である。 本発明に係る第二の実施形態の音響機器を装着する時の状態を示す模式図である。 本発明に係る他の実施形態の音響機器のブロック図である。 従来の音響機器の装着状態を表す図である。 従来の音響機器の着脱時の状態を表す図である。
1 話者
10 音響機器
20 電気音響変換器
30 無線送受信機
40 電源装置
<第一の実施形態>
本発明に係る第一の実施形態の音響機器について図面を用いて説明する。
<構成>
図1、図2は、音響機器10を正面から見た外観図である。
図3、図4は、身体に音響機器10を装着するときの状態を表す模式図である。
図5は、音響機器10のブロック構成を示す図である。
図1〜4に示すように音響機器10は、支持部材11を有する。音響機器10は、支持部材11を話者の身体の両肩の上方から掛けて装着して使用する。支持部材11は可変性のある素材を用いており、例えば鉄線を使用している。
この支持部材11は、図1に示すように、少なくとも2点の支持点15を有しており、支持点15が身体に接触することで、音響機器が身体に固定されている。また、支持部材は、図3の破線で表している身体の肩の形状にほぼ沿うように湾曲した湾曲部13を有している。また、図1、図2に示すように、湾曲部13と支持部材11の端部12の間には無線送受信機30が備えられている。この反対側にある支持部材11も同じく湾曲部13と支持部材11の端部12が対になるように備えられ、その間には電源装置40が備えられている。さらに、図5のブロック図に示すように、無線送信機30は、アンテナ31と電気音響変換器20の信号変換部24から送られてきた電気信号を変調する変調部35とアンテナ31へ信号を送信する送信部33を備えている。
また、図1と図3で表している支持点15は説明の便宜上、その場所を示しているにすぎず、図示している場所に限らない。少なくとも身体の前面に1点と背面に1点あれば良く、その点は上述の如く、身体に接触している点であればどこでも良い。
なお、支持点15は多くなればなるほど、より強固に固定することができる。
支持部材11の端部12の反対側、すなわち長さ方向に対して中央部側には電気音響変換器20が備えられている。この電気音響変換器20は、音声を入力した時に入力された音声を信号変換部24で電気信号に変換し、無線送受信機30の変調部35に送る。
電源装置40は、例えば電源装置40の内部に組み込まれた電池41によって給電する。電源入力部42から入力された電気は電源出力部43に送られ、電源出力部43は、電気音響変換器20と無線送受信機30へ給電する。この電源装置40は一次電池や二次電池、コンセントから直接電力を供給するタイプでも良い。
また、図示していないが、各装置のいずれかひとつに電源装置40からの電力の供給、遮断を行う操作部、例えば電源スイッチを備えていても良い。
<音響機器10の装着の仕方>
図1に示すように、音響機器10は、中央付近に備えられている電気音響変換器20を中心として、端部12に向かい複数の支持部材11が備えられている。この複数の支持部材11の中央付近にある電気音響変換器20から端部12までの間に少なくとも二点の湾曲点14がある。対となる各湾曲点14を結ぶ距離αよりも対となる少なくとも二点の端部12の終端点を結ぶ距離βの方が短くなるように構成されている。
これらの構成によれば、二点の湾曲点14を結ぶ距離(α距離)が当該音響機器での最大幅となり、端部12を結ぶ距離(β距離)が最小幅となる。こうすることで、音響機器が備えられている身体の胸部の辺りでは幅が広いので、特に身体を捻じるような動きに対して安定感が増す。
音響機器10を身体に装着する際は、上記のように支持部材の湾曲点14を最大幅(α’距離)として端部12に向かうにつれて順次幅狭(β’距離)になっているため、支持部材11の幅を少し開くと装着しやすくなる。(α距離>α’距離、β距離>β’距離)
この構成によれば、取り付けの際にβ距離よりも話者1の首の幅が短い場合、取り付けられないので、首の太さの幅よりも長いβ’距離まで広げることで装着できるようにする。装着後にはβ距離まで戻るようにすれば、さらに身体にしっかりと装着できる。
図4の矢印の方向、つまり身体の前方から肩に掛けるように音響機器10を装着する。このような装着方法では、話者が帽子を被っていたり、髪型をセットしていたりしても、それらを気にすることなく装着できる。
図6は、音響機器10を身体に装着した時の正面から見た模式図である。
電気音響変換器20は上記のように肩の上方から掛けるように装着することで、自然と胸部の中央部付近に配置される。これにより、人種性別を問わずに話者の口元から電気音響変換器20までの距離がほぼ一定となる。こうすることで、収音条件が定まり、不特定多数の人が使用する状況であっても、都度の音量や音質の調整が不要となる。
図7は、音響機器10を身体に装着した時の背面から見た模式図である。
複数の支持部材11の両端部12は身体の背中に引っかかるようにして固定され、これにより音響機器10の安定した固定が実現できている。
<第二の実施形態>
図8は本発明に係る第二の実施形態の音響機器100を表した図である。音響機器100の支持部材11は、身体の側面の曲面に対応した湾曲形状をしており、話者の身体を挟み込むようにして装着して使用される。音響機器100は、電気音響変換器20を中心として、支持部材11の端部12に向かい一対の支持部材11が備えられている。この支持部材11の中央付近にある電気音響変換器20から端部12までの間に少なくとも二点の湾曲点14がある。対となる各湾曲点14を結ぶ距離γよりも対となる少なくとも二点の端部12の終端点を結ぶ距離ωの方が短くなるように構成されている。これらの構成によれば、二点の湾曲点14を結ぶ距離(γ距離)が当該音響機器での最大幅となり、端部12を結ぶ距離(ω距離)が最小幅となる。こうすることで、音響機器が備えられている身体の胸部の辺りでは幅が広いので、特に肩を回すような動きに対して安定感が増す。
図9は、本発明の音響機器を装着する直前の平面図である。実際の装着の際は、上記のように支持部材の湾曲点14を最大幅(γ’距離)として端部12に向かうにつれて順次幅狭(ω’距離)になっているため、支持部材11の幅を広げて身体の側面方向から装着していくことで、装着しやすくなる。(γ距離>γ’距離、ω距離>ω’距離)
図10は、音響機器100を身体に装着した時の正面から見た模式図であり、図11は、背面から見た模式図である。支持部材11は胸から脇の下を通り背部で固定されている。複数の支持部材11の端部12には、無線送受信機と30と電源装置40が備えられている。
図12は、本発明の音響機器100を装着する状態を示す模式図である。実際の装着の際は、上記のように支持部材の湾曲点14を最大幅(γ’距離)として端部12に向かうにつれて順次幅狭(ω’距離)になっているため、支持部材11の幅を広げて身体の側面方向から装着していくことで、装着しやすくなる。(γ距離>γ’距離、ω距離>ω’距離)
<電気音響変換器がスピーカーの場合>
図13は、電気音響変換器がマイクロホンではなく、スピーカーの場合のブロック構成を示す図である。無線受信機30は、アンテナ31と受信部32と復調部34とを備えている。無線受信機30は、外部機器から無線信号を受信して、復調部34で電気信号に復調した後に、電気音響変換器20の信号変換部24へ送る。信号変換部24で音声信号に変換された信号は増幅部23にて増幅され、出力される。なお、増幅量については、例えば、図示しない音量ボリューム等で話者が適切な音量に調整するようにしても良い。
<その他の実施形態>
なお、以上説明した実施形態は、本発明を適用した一実施形態であって、例えば、以下のような適用も可能である。
上述の支持部材11は一体形状で構成されているが、二本以上の支持部材を組み合わせるようにしても良い。その場合、例えば、電気音響変換器20を境に二本の支持部材をつなげるような構成にできる。
また、上記の実施形態では、無線通信を通じて外部機器とのやり取りを行うことを挙げたが、通信方式はこれに限らない。専用線等を用いて外部機器と直接繋げ、信号のやり取りを行っても良い。
また、無線通信の方式は、上記実施例に限らず、赤外線通信を用いても良い。その場合は、無線送受信機には、赤外線受光器もしくは赤外線送信器が備えられ、入力または出力した電気信号を赤外線に変換する信号変換器で変換した後に、外部機器へ送受信する。
また、上記の実施形態では、電気音響変換器と無線送受信機および電源装置は前記支持部材に取り付けられているが、これらの機器が前記支持部材内に組み込まれていても良い。そのような構成であると機器がスタイリッシュでスマートになり、各機器が手などにひっかかることなく、より円滑に着脱できる。
支持部材の素材としては、一例として鉄線を挙げたが、これに限らず可変性のある素材であれば良い。他の素材としては、チタンとニッケルの合金、いわゆる形状記憶合金などがある。これらの可変性がある素材を板状に伸ばした後に、筒状に形成し、その中に上記の各機器をいれるような構成にしても良い。
また、上記実施形態では、本発明の音響機器は肩からかけることで固定するようにしているが、これに加えて、前記支持部材に衣服などへの取り付け手段を備えても良い。取り付け手段には、例えば支持部材の一部に洗濯バサミのような形状の部品を備えて、衣服を挟み込んで固定する手段がある。こうすることで、より安定した装着が可能となる。

Claims (12)

  1. 身体に装着する音響機器であって、
    電気音響変換器と、
    前記電気音響変換器を身体に保持するための複数の支持部材を備え、
    前記支持部材は前記電気音響変換器を起点として異なる方向に延伸し、
    かつ、前記支持部材は身体の背面と前面の少なくとも2点の支持点で支持し固定可能な支持構造を有し、
    さらに前記支持部材は、前記音響変換器を中心として形状が非対称であって、身体の前面にある前記複数の支持部材の支持点が共通する点で支持し固定可能な支持構造を有し、
    身体へ装着した状態のとき、前記電気音響変換器が胸部前面に位置するように構成されたことを特徴とする音響機器。
  2. 身体に装着する音響機器であって、
    電気音響変換器と、
    前記電気音響変換器を身体に保持するための複数の支持部材を備え、
    前記支持部材は前記電気音響変換器を起点として異なる方向に延伸し、
    かつ、前記支持部材は身体の背面と前面の少なくとも2点の支持点で支持し固定可能な支持構造を有し、
    さらに前記支持部材は、外部機器との通信を行う通信手段を備え、
    身体へ装着した状態のとき、前記電気音響変換器が胸部前面に位置するように構成されたことを特徴とする音響機器。
  3. 身体に装着する音響機器であって、
    電気音響変換器と、
    前記電気音響変換器を身体に保持するための複数の支持部材を備え、
    前記支持部材は前記電気音響変換器を起点として異なる方向に延伸し、
    かつ、前記支持部材は身体の背面と前面の少なくとも2点の支持点で支持し固定可能な支持構造を有し、
    さらに前記支持部材は、前記電気音響変換器に給電する電源装置を備え、
    身体へ装着した状態のとき、前記電気音響変換器が胸部前面に位置するように構成されたことを特徴とする音響機器。
  4. 前記支持部材は、更に、
    外部機器との通信を行う通信手段を備えたことを特徴とする請求項1または3に記載の音響機器。
  5. 前記通信手段は、
    前記電気音響変換器で生成された電気信号を前記外部機器が受信可能な状態で信号出力することを特徴とする請求項2または4記載の音響機器。
  6. 前記通信手段は、
    前記外部機器から入力信号を受け付けて、当該入力信号を電気信号に変換して前記電気音響変換器に入力することを特徴とする請求項2または4記載の音響機器。
  7. 前記支持部材は、
    前記音響変換器を中心として形状が非対称であることを特徴とする請求項2乃至3に記載の音響機器。
  8. 前記支持部材は、
    身体の前面にある前記複数の支持部材の支持点が共通する点で支持し固定可能な支持構造を有したことを特徴とする請求項7に記載の音響機器。
  9. 電気音響変換器の支持部材との接続部が、
    前記支持点とは異なることを特徴とする請求項1乃至8記載の音響機器。
  10. 前記支持部材は、
    前記身体の形状に対応して湾曲することを特徴とする請求項1乃至9に記載の音響機器。
  11. 前記音響機器は、更に、
    前記複数の支持部材がそれぞれ対となる端部を備え、
    前記電気音響変換器と前記端部との間に対となる少なくとも2点の湾曲点を備え、
    前記少なくとも2点の前記湾曲点を結んだ距離が前記支持部材の対となる前記端部の二点の終端点を結んだ距離よりも長いことを特徴とする請求項1乃至10に記載の音響機器。
  12. 前記電気音響変換器は、
    マイクロホンであることを特徴とする請求項1乃至11に記載の音響機器。
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