JP4272179B2 - 補聴装置 - Google Patents

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本発明は、補聴装置に関する。
従来、補聴装置の一形態として、信号を受信する受信部と、同受信部により受信した信号を増幅する増幅部と、同増幅部に接続して信号を取り出すイヤホンとを具備するものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開平10−285696号公報
ところが、上記した補聴装置は、軽度の難聴者にとっては有効に機能するものの、補聴器を必要とする重度の難聴者に取っては十分に機能しない場合があるという不具合がある。
また、FM補聴器は、専用FM波76MHzを受信するようにしているが、かかる専用FM波76MHzは、送信出力が弱い上に受信範囲が狭く、しかも、複数の信号を同時に送信することも、また、複数の信号を選択的に受信することもできないという不具合がある。
請求項1記載の本発明に係る補聴装置は、信号を受信する受信部と、同受信部により受信した信号を増幅する増幅部と、同増幅部より信号を取り出すための外部出力端子とを具備する受信機の外部出力端子に、少なくとも補聴器とスピーカとイヤホンのいずれか一つを着脱自在に接続可能とした補聴装置であって、受信機を出し入れ自在に収容する収容体と、同収容体に始端部と終端部とを接続してループ状となした肩掛けベルト体とを装備し、同肩掛けベルト体にはループアンテナを内蔵させて、同ループアンテナを上記受信機の外部出力端子に接続したことを特徴とす
請求項2記載の本発明に係る補聴装置は、信号を受信する受信部と、同受信部により受信した信号を増幅する増幅部と、同増幅部より信号を取り出すための外部出力端子とを具備する受信機の外部出力端子に、少なくとも補聴器とスピーカとイヤホンのいずれか一つを着脱自在に接続可能とし、受信機は、受信部により受信した複数の周波数帯域をチャンネル毎に切り替え可能とした受信チャンネル切替部を具備する補聴装置であって、受信機を出し入れ自在に収容する収容体と、同収容体に始端部と終端部とを接続してループ状となした肩掛けベルト体とを装備し、同肩掛けベルト体にはループアンテナを内蔵させて、同ループアンテナを上記受信機の外部出力端子に接続したことを特徴とする
請求項3記載の本発明に係る補聴装置は、請求項1又は2に記載の補聴装置であって、収容体内に出力切替制御部を設けて、同出力切替制御部の入力側に受信機の外部出力端子を接続する一方、同出力切替制御部の出力側にループアンテナと収容体に設けた収容体外部出力端子とを切替自在に接続し、同収容体外部出力端子には、少なくとも補聴器とスピーカとイヤホンのいずれか一つを着脱自在に接続可能としたことを特徴とする
請求項4記載の本発明に係る補聴装置は、請求項3記載の補聴装置であって、肩掛けベルト体には肩当て体を取り付けると共に、同肩当て体には永久磁石を肩掛けベルト体の伸延方向に沿わせて配設したことを特徴とする
請求項5記載の本発明に係る補聴装置は、信号を受信する受信部と、同受信部により受信した信号を増幅する増幅部と、同増幅部より信号を取り出すための外部出力端子とを具備する受信機の外部出力端子に、ループアンテナを接続すると共に、同ループアンテナは、補聴器に内蔵させた誘導コイルの近傍に配置可能としたことを特徴とする
請求項6記載の本発明に係る補聴装置は、請求項5記載の補聴装置であって、ループアンテナは、誘導コイルに近接する補聴器の側壁に接着可能としたことを特徴とする
請求項7記載の本発明に係る補聴装置は、請求項6記載の補聴装置であって、ループアンテナは、ループ状に形成したアンテナ本体をシート状の接着体に内蔵させて、同接着体を誘導コイルに近接する補聴器の側壁に着脱自在に接着することで誘導コイルにアンテナ本体を対向状態に近接配置可能としたことを特徴とする
(1)請求項1記載の本発明では、信号を受信する受信部と、同受信部により受信した信号を増幅する増幅部と、同増幅部より信号を取り出すための外部出力端子とを具備する受信機の外部出力端子に、少なくとも補聴器とスピーカとイヤホンのいずれか一つを着脱自在に接続可能としている。
このようにして、受信機の外部出力端子に、少なくとも補聴器とスピーカとイヤホンのいずれか一つを着脱自在に接続可能としているため、難聴者は、自分の難聴度に応じて補聴器とスピーカとイヤホンのいずれかを選択して使用することにより、快適に情報を聴取することができる。
そして、受信機を出し入れ自在に収容する収容体と、同収容体に始端部と終端部とを接続してループ状となした肩掛けベルト体とを装備し、同肩掛けベルト体にはループアンテナを内蔵させて、同ループアンテナを上記受信機の外部出力端子に接続している
従って、難聴者は、肩掛けベルト体を肩に掛けた状態にて、収容体に収容した受信機により情報を受信し、同受信機により受信した情報をループアンテナから発信させて、その信号を難聴者が装着している補聴器により受信して聴取することができる
この際、ループアンテナは、肩掛けベルト体に内蔵されているため、難聴者は第三者にループアンテナを身につけていることを気付かれることなく情報を聴取することができて、まわりの目を気にすることなく集中して情報を聴取することができる
しかも、肩に掛けた状態のループアンテナから信号が発信されるため、かかる信号を難聴者の耳に装着している補聴器により確実に受信することができる
(2)請求項2記載の本発明では、上記請求項1の本発明に加えて、受信機は、受信部により受信した複数の周波数帯域をチャンネル毎に切り替え可能とした受信チャンネル切替部を具備している
このようにして、複数の情報が同時に発信されている場合でも、受信チャンネル切替部によりチャンネルの切替を行うことにより、所望の情報を積極的に選択して聴取することができる
また、複数のグループに複数の異なる情報を同時に発信して提供することができる
(3)請求項3記載の本発明では、上記請求項1又は2に記載の本発明に加えて、収容体内に出力切替制御部を設けて、同出力切替制御部の入力側に受信機の外部出力端子を接続する一方、同出力切替制御部の出力側にループアンテナと収容体に設けた収容体外部出力端子とを切替自在に接続し、同収容体外部出力端子には、少なくとも補聴器とスピーカとイヤホンのいずれか一つを着脱自在に接続可能としている
このようにして、出力切替制御部により切替操作することにより、ループアンテナを使用するか、又は、補聴器とスピーカとイヤホンのいずれか一つを使用するかを適宜選択することができ、難聴者の難聴度合や状況に応じて確実かつ快適に情報を聴取することができる
(4)請求項4記載の本発明では、上記請求項3記載の本発明に加えて、肩掛けベルト体には肩当て体を取り付けると共に、同肩当て体には永久磁石を肩掛けベルト体の伸延方向に沿わせて配設している
このようにして、肩当て体に永久磁石を肩掛けベルト体の伸延方向に沿わせて配設しているため、同肩掛けベルト体に内蔵しているループアンテナから発生される交流磁界と、肩当て体に配設した永久磁石から発生される直流磁界との相乗効果により、肩当て体が当たっている難聴者の肩の辺りの体温を上昇させることができて、血行を促進し、肩こり等を解消することができる
(5)請求項5記載の本発明では、信号を受信する受信部と、同受信部により受信した信号を増幅する増幅部と、同増幅部より信号を取り出すための外部出力端子とを具備する受信機の外部出力端子に、ループアンテナを接続すると共に、同ループアンテナは、補聴器に内蔵させた誘導コイルの近傍に配置可能としている
このようにして、ループアンテナを補聴器の誘導コイルの近傍に配置することができるようにしているため、ループアンテナと誘導コイルとの磁気結合を良好に確保することができる
その結果、磁気結合のロスを可及的に少なくすることができ、出力信号が小出力であっても補聴器にて確実に受信することができて、省電力化(電池消費量の削減化)を図ることができると共に、良好な音質にて適切な音量の信号を効率よく伝達することができて、特に、重難聴者に大きな効果をもたらすことができる
また、補聴器の誘導コイルの近傍に配置したループアンテナから発信する出力信号は、可及的に小さくすることができるため、不要な漏れ磁界が発生するのを防止することができて、受信周波数の異なる信号を受信している難聴者が近くにいても、相互に混信することがなく、安心して確実に情報を聴取することができる
例えば、聾学校において、各教室毎に大きなループアンテナを配置して、各教室内の多数の生徒に一度に情報を送信する場合には、出力信号をそれなりに大きくする必要性があるために、その分磁界漏れが生じて混信する虞があるが、本発明では、前記のように混信を確実に防止することができる
しかも、送・受信のチャンネルは、送信機と受信機のチャンネル数に対応させて同時に使用することも可能となり、例えば、300MHz帯のC帯をした場合には、13のチャンネル数から所望のチャンネルを選択することができると共に、全てのチャンネルを同時に使用することもできる
従って、複数の難聴者が相互に近くにいる場合でも、それぞれ多種多様の異なる情報を同時にかつ確実に送信することができる
また、ループアンテナは可及的に小型化を図ることができるため、補聴器と共に装着ないしは携帯して使用する際の使い勝手を良好に確保することができる
(6)請求項6記載の本発明では、上記請求項5記載の本発明に加えて、ループアンテナは、誘導コイルに近接する補聴器の側壁に接着可能としている
このようにして、ループアンテナを、誘導コイルに近接する補聴器の側壁に接着させることができるため、同ループアンテナと誘導コイルとの相対的な距離や角度を、可及的に近接させた最適状態に保持させることができる
その結果、ループアンテナと誘導コイルとの磁気結合を最適状態に確保することができて、省電力化(電池消費量の削減化)と音質・音量の効率化とを図ることができると共に、難聴度合いや状況に確実に適応させることができる
(7)請求項7記載の本発明では、上記請求項6記載の本発明に加えて、ループアンテナは、ループ状に形成したアンテナ本体をシート状の接着体に内蔵させて、同接着体を誘導コイルに近接する補聴器の側壁に着脱自在に接着することで誘導コイルにアンテナ本体を対向状態に近接配置可能としている
このようにして、誘導コイルにアンテナ本体を対向状態に近接配置可能としているため、アンテナ本体と誘導コイルとの磁気結合のロスを可及的に少なくすることができ、出力信号が小出力であっても補聴器にて確実に受信することができて、省電力化(電池消費量の削減化)を図ることができると共に、良好な音質にて適切な音量の信号を効率よく伝達することができて、特に、重難聴者に大きな効果をもたらすことができる
図1は、本発明に係る第1実施形態としての補聴装置Aの使用状態と第2実施形態としての補聴装置Bの使用状態の説明図であり、M1は、送信装置Cを装着して情報を送信する話者、M2は、補聴装置Aを装着して情報を受信する難聴者、M3は、補聴装置Bを装着して情報を受信する難聴者、69は、難聴者M3が装着しているワイヤレス式の補聴器である。
ここで、送信装置Cは、送信機1と、同送信機1に接続したマイク2とから構成している。
以下に、第1実施形態としての〔補聴装置A〕と第2実施形態としての〔補聴装置B〕について、それぞれ図面を参照しながら説明する。
〔補聴装置A〕
補聴装置Aは、図2及び図3に示すように、情報信号(本実施の形態では300MHzのFM波)を受信する受信機10と、同受信機10にいずれか一つを選択的に着脱自在に接続可能とした補聴器11とスピーカ12とアンプ付スピーカ13とイヤホン14とから構成している。
そして、受信機10は、図2に示すように、ケース体15内に、信号を受信する受信部16と、同受信部16により受信した信号を増幅する増幅部17と、同増幅部17より信号を取り出すための外部出力端子18と、上記受信部16により受信した複数の周波数帯域(本実施の形態では、300MHzのFM波を13の帯域に分割して13のチャンネルを形成している)のチャンネル毎に切り替え可能とした受信チャンネル切替部19と、音量を調整するための音量調整部20と、これらの電源となる電池部21と、同電池部21との接続を入切する電源スイッチ部22とを回路23を介して接続して構成している。
また、図2に示すように、ケース体15の上端面15aに、受信部16に接続したアンテナ24と、受信チャンネル切替部19に接続したチャンネル切替用ボリュームスイッチ25と、音量調整部20に接続した音量調整用ボリュームスイッチ26と、前記外部出力端子18とを設けている。
補聴器11とスピーカ12とアンプ付スピーカ13とイヤホン14には、図2及び図3に示すように、それぞれ接続コード27,28,29,30を介してプラグ31,32,33,34を設けており、各プラグ31,32,33,34は、それぞれ前記外部出力端子18に抜き差し自在に接続可能としている。
ここで、アンプ付スピーカ13には、図3に示すように、増幅器35と電池部36とを設けて、情報信号の振幅を増幅させることができるようにしている。
このようにして、受信機10の外部出力端子18に、補聴器11とスピーカ12とアンプ付スピーカ13とイヤホン14のいずれか一つのプラグ31,32,33,34を着脱自在に接続可能としているため、図1に示すように、難聴者M2は、自分の難聴度に応じて補聴器11とスピーカ12とアンプ付スピーカ13とイヤホン14のいずれかを選択して使用することにより、話者M1から提供される情報を快適に聴取することができる。
この際、複数(本実施の形態では13チャンネル)の情報が同時に発信されている場合でも、受信チャンネル切替部19に接続したチャンネル切替用ボリュームスイッチ25を回動操作することによりチャンネルの切替を行うことができて、所望の情報を積極的に選択して聴取することができる。
従って、複数のグループに複数の異なる情報を同時に発信して提供することもできる。
例えば、聾学校等において、多くの難聴者である生徒を対象にして複数の担当の先生が情報を提供する場合には、多くの生徒をグループに分けて、各グループ毎に担当の先生が異なるチャンネル設定により情報の送・受信を行うことにより、複数の先生が相互に近い場所で情報を発信しなければならい状況においても、各グループに明確に異なる情報を提供することができる。
次に、図4及び図5を参照しながら補聴装置Aの第1変容例について説明する。
〔補聴装置Aの第1変容例〕
図4及び図5は、補聴装置Aの第1変容例を示しており、この第1変容例に係る補聴装置Aは、前記した補聴装置Aと基本的構造を同じくしているが、受信機10の外部出力端子18に、前記した補聴器11とスピーカ12とアンプ付スピーカ13とイヤホン14以外に、ループアンテナ70を着脱自在に接続可能とすると共に、同ループアンテナ70は、補聴器69を装着している難聴者M3の耳mの近傍に配置している点で異なる。
すなわち、ループアンテナ70は、図4及び図5に示すように、難聴者M3の耳mに係止可能な大きさのループ状に形成したアンテナ本体71と、同アンテナ本体71に基端部を接続した接続コード72と、同接続コード72の先端部に取り付けたプラグ73とから形成しており、同プラグ73を前記受信機10の外部出力端子18に抜き差し自在に接続可能としている。
そして、ループアンテナ70は、図4に示すように、アンテナ本体71を難聴者M3の耳mに掛けて係止した状態にて補聴器69を同耳mに装着することにより、簡単に耳mに固定することができる。
このようにして、補聴器69を装着している難聴者M3の耳mに係止して配置したループアンテナ70のアンテナ本体71から信号を出力させることにより、その信号を上記補聴器69により確実に受信することができる。
この際、アンテナ本体71は耳mの周囲でかつ補聴器69の近傍に配置しているため、出力信号が小出力であっても補聴器69にて確実に受信することができて、省電力化(電池消費量の削減化)を図ることができる。
しかも、磁気結合のロスが少なく、良好な音質にて適切な音量の信号を効率よく伝達することができるため、特に、重度の難聴者M3に効果が大きい。
さらには、小さな出力信号を補聴器69の近傍にて発信するようにしているため、受信周波数の異なる信号を受信している難聴者が近くにいても、相互に混信することがなく、安心して情報を聴取することができる。
また、アンテナ本体71を難聴者M3の耳mに係止可能としているため、同アンテナ本体71の装着が楽に行えると共に、同アンテナ本体71を補聴器69の近傍に確実に配置することができるため、アンテナ本体71から発信される小出力の信号を補聴器により確実に受信することができて、快適な情報聴取を行うことができる。
次に、図6〜図13を参照しながら前記した第1変容例としての補聴装置Aが具備するループアンテナ70の変容例1〜8について説明する。
〔ループアンテナ70の変容例1〕
図6は、ループアンテナ70の変容例1を示しており、この変容例1に係るループアンテナ70は、前記したループアンテナ70と基本的構造を同じくしているが、アンテナ本体71を扁平薄肉板状の保護体74に内蔵させて保護している点において異なる。
すなわち、図6に示すように、保護体74は、軽量な合成樹脂によりループ状に保形したループ状片74aと直状に保形した直状片74bとを一体成形して、保形したループ状片74aを難聴者M3の耳mに簡単に着脱することができるようにしている。
〔ループアンテナ70の変容例2〕
図7は、ループアンテナ70の変容例2を示しており、この変容例2に係るループアンテナ70は、前記したループアンテナ70と基本的構造を同じくしているが、アンテナ本体71を拡縮調節自在としている点において異なる。
すなわち、アンテナ本体71は、図7に示すように、可撓性を有する紐状体となして、先端部に管状の拡縮用スライド体80を取り付けと共に、基部に同拡縮用スライド体80を挿通して、拡縮用スライド体80をスライド調節することにより、ループ状のアンテナ本体71の外径を拡縮調節することができるようにしている。81は、拡縮用スライド体80の拡張方向のスライドを規制するストッパー片である。
このようにして、ループアンテナ70を使用する難聴者M3の耳mの大きさ等に応じてアンテナ本体71の外径を適宜調節することにより、難聴者M3が快適な状態にてループアンテナ70を使用することができるようにしている。
〔ループアンテナ70の変容例3〕
図8は、ループアンテナ70の変容例3を示しており、この変容例3に係るループアンテナ70は、前記したループアンテナ70と基本的構造を同じくしているが、アンテナ本体71を拡縮自在となしている点において異なる。
すなわち、アンテナ本体71は、図8に示すように、基部にコイル状のスプリング片71aを形成して、同スプリング片71aが適宜伸縮するようにしている。
このようにして、ループアンテナ70を使用する難聴者M3の耳mの大きさ等に応じてアンテナ本体71の外径が適宜伸縮して、難聴者M3の耳mにフィット(ぴったり適合)し、同難聴者M3が快適な状態にてループアンテナ70を使用することができるようにしている。
〔ループアンテナ70の変容例4〕
図9は、ループアンテナ70の変容例4を示しており、この変容例4に係るループアンテナ70は、前記したループアンテナ70と基本的構造を同じくしているが、アンテナ本体71を拡縮自在となしている点において異なる。
すなわち、アンテナ本体71は、図9に示すように、全体をコイル状のスプリング体となして、同アンテナ本体71が適宜伸縮するようにしている。
このようにして、ループアンテナ70を使用する難聴者M3の耳mの大きさ等に応じてアンテナ本体71の外径が適宜伸縮して、難聴者M3の耳mにフィット(ぴったり適合)し、同難聴者M3が快適な状態にてループアンテナ70を使用することができるようにしている。
〔ループアンテナ70の変容例5〕
図10は、ループアンテナ70の変容例5を示しており、この変容例5に係るループアンテナ70は、前記したループアンテナ70と基本的構造を同じくしているが、アンテナ本体71を左右一対設けて、左右の耳m,mに係止可能としている点において異なる。
すなわち、上記ループアンテナ70は、図10に示すように、本体コード72aと、同本体コード72aの上端部より二叉状に分岐させて伸延させた分岐コード72b,72bとから接続コード72を形成し、各分岐コード72b,72bの先端部にそれぞれアンテナ本体71,71を接続している。
このようにして、アンテナ本体71,71を難聴者M3の左右の耳m,mに係止することができるようにして、ループアンテナ70の装着状態を左右にバランスよく保持させることができる。
しかも、左右の耳m,mにそれぞれ補聴器69,69を装着する場合には、両方のアンテナ本体71,71から発信される小出力の信号をそれぞれの補聴器69,69により確実に受信することができて、快適な情報聴取を行うことができる。
〔ループアンテナ70の変容例6〕
図11は、ループアンテナ70の変容例6を示しており、この変容例6に係るループアンテナ70は、前記したループアンテナ70と基本的構造を同じくしているが、アンテナ本体71を耳係止体75に内蔵させている点において異なる。
すなわち、耳係止体75は、図11に示すように、難聴者M3の耳mに係止すべく合成樹脂によりリング状に形成した係止本片75aと、同係止本片75aに一体成形したスピーカ収容ケース75bと、同スピーカ収容ケース75b内に収容したスピーカ(図示せず)と、同スピーカを操作するためのスイッチ75cとを具備しており、リング状の係止本片75aに沿わせてアンテナ本体71を内蔵させている。
そして、スイッチ75cは、スピーカだけ機能させるための操作と、スピーカとアンテナ本体71の両方を機能させるための操作と、アンテナ本体71だけを機能させるための操作のいずれかの操作を選択することができるようにしている。
このようにして、スイッチ75cを操作してスピーカだけを機能させることにより、同スピーカから発生される音声等を直に聞いたり、また、耳の穴に装着した補聴器(図示せず)により聞いたりすることができる。
そして、スピーカとアンテナ本体71の両方を機能させることにより、スピーカからの音声等と、アンテナ本体71により増幅された音声信号とを補聴器69により受信することができる。
また、アンテナ本体71だけを機能させることにより、前記した変容例1〜5と同様の効果を得ることができる。
〔ループアンテナ70の変容例7〕
図12は、ループアンテナ70の変容例7を示しており、この変容例7に係るループアンテナ70は、前記したループアンテナ70と基本的構造を同じくしているが、アンテナ本体71をアンテナ本体収容ケース76に内蔵させている点において異なる。
すなわち、上記ループアンテナ70は、図12に示すように、難聴者M3の耳mに係止すべく針金状体をフック状に形成した係止体77と、同係止体77の基端部に先端部を連設した細長筒状の上記アンテナ本体収容ケース76と、同アンテナ本体収容ケース76内に収容したアンテナ本体71と、同アンテナ本体71に基端部を接続した接続コード72と、同接続コード72の先端部に取り付けたプラグ73とから形成している。
そして、アンテナ本体71は、螺旋状に形成したループ状体をアンテナ本体収容ケース76内に収容して配置している。
このようにして、係止体77を難聴者M3の耳mに係止するだけでループアンテナ70を簡単に装着することができる。
この際、係止体77は、針金状体をフック状に形成しているものであるため、補聴器69を装着した耳mにも簡単に装着することができる。
〔ループアンテナ70の変容例8〕
図13は、ループアンテナ70の変容例8を示しており、この変容例9に係るループアンテナ70は、前記したループアンテナ70と基本的構造を同じくしているが、アンテナ本体71をクリップ体79に取り付けている点において異なる。
すなわち、上記アンテナ本体71は、図13に示すように、被服Hの襟h等に挟んで取り付けることができるようにしたクリップ体79の上面79aに設けており、同クリップ体79を難聴者M3が装着している補聴器69の近傍に位置する襟h等に挟み付けることにより、簡単にアンテナ本体71を補聴器69の近傍に配置することができるようにしている。
このようにして、アンテナ本体71をクリップ体79を介して簡単に着脱することができるため、ループアンテナ70の使用形態の自由度が増大して、利便性が拡大する。
次に、図14〜図18を参照しながら補聴装置Aの第2変容例について説明する。
〔補聴装置Aの第2変容例〕
図14〜図16は、補聴装置Aの第2変容例を示しており、この第2変容例に係る補聴装置Aは、前記した第1変容例としての補聴装置Aと基本的構造を同じくしているが、ループアンテナ70は、補聴器69に内蔵させた誘導コイル85の近傍に配置可能としている点で異なる。
すなわち、ループアンテナ70は、図14に示すように、ループ状に形成したアンテナ本体71と、同アンテナ本体71に基端部を接続した接続コード72と、同接続コード72の先端部に取り付けたプラグ73とから形成しており、同プラグ73を前記受信機10の外部出力端子18に抜き差し自在に接続可能としている。
そして、上記アンテナ本体71は、図14に示すように、シート状の接着体78に内蔵させており、同接着体78の一面には面ファスナー86の一片86aを張設している。
また、図14及び図15に示す耳掛け型の補聴器69ないしは図14及び図16に示すポケット収容型の補聴器69には、前記した誘導コイル85を内蔵させており、同誘導コイル85に近接する補聴器69の側壁69aに面ファスナー86の他片86bを張設している。
しかも、面ファスナー86の他片86bには、面ファスナー86の一片86aを着脱自在に接着すると共に、かかる接着状態においては、図17に示すように、補聴器69に内蔵させた誘導コイル85にアンテナ本体71が対向状態に近接配置されて、同誘導コイル85とアンテナ本体71との磁気結合が良好に確保されるようにしている。
ここで、図18に示すように、固定された磁気誘導ループアンテナ87に対して、補聴器69に内蔵された誘導コイル85の姿勢(角度)が(a)〜(d)に変化した場合には、磁気結合の効果に変化が生じる。88は磁気ループアンプ、Gは磁力線である。
すなわち、誘導コイル85は、姿勢(a)では磁気誘導ループアンテナ87との磁気結合の効果が最大となるが、姿勢(b)〜(d)では磁気結合の効果が減衰される。
この点、本実施の形態では、アンテナ本体71を内蔵しているシート状の接着体78を、面ファスナー86の一片86aを介して補聴器69の側壁69aに張設した面ファスナー86の他片86bに接着させるだけで、上記アンテナ本体71を誘導コイル85に対して姿勢(a)の状態に確保することができるため、磁気結合を最適状態に保持させることができる。
この際、面ファスナー86は、使用時の汗や振動等で発生する電気的な接触不良を防止することができる。
また、ループアンテナ70が不要な場合には、補聴器69の表面から面ファスナー86を介して接着体78を剥がすだけでよく、簡単にループアンテナ70を取り外すことができる。
ここで、接着体78には接続コード72の基端部を着脱自在に接続して、ループアンテナ70が不要な場合には、接着体78は補聴器69に貼着したままにして、同接着体78から接続コード72を取り外すようにすることもできる。
このようにして、一旦、接着体78を補聴器69に貼着しておけば、必要に応じて、上記接着体78に接続コード72を接続するだけで、ループアンテナ70を使用可能な状態となすことも、また、接着体78から接続コード72を切断するだけで、不使用状態にて接続コード72やプラグ73が支障とならないようにすることもできる。
そして、接着体78は、補聴器69に貼着したままにしておいても、非常に軽量であるため、補聴器69を装着している難聴者M3に違和感を与えることがない。
また、本実施の形態では、図14に示すように、受信機10としての携帯電話の外部出力端子18にループアンテナ70のプラグ73を抜き差し自在に接続可能としている。
なお、接着体78を補聴器69の側壁69aに接着させるための手段としては、面ファスナー86に限られるものではなく、使用時の汗や振動等で発生する電気的な接触不良を防止することができると共に、簡単かつ確実に接着が行えるものであればよい。
このようにして、本実施の形態では、ループアンテナ70のアンテナ本体71を、誘導コイル85に近接する補聴器69の側壁69aに接着させることができるため、同アンテナ本体71と誘導コイル85との相対的な距離や角度を、可及的に近接させた最適状態に保持させることができる。
その結果、アンテナ本体71と誘導コイル85との磁気結合のロスを可及的に少なくすることができ、出力信号が小出力であっても補聴器69にて確実に受信することができて、省電力化(電池消費量の削減化)を図ることができると共に、良好な音質にて適切な音量の信号を効率よく伝達することができて、特に、重難聴者に大きな効果をもたらすことができる。
また、補聴器69の誘導コイル85の近傍に配置したアンテナ本体71から発信する出力信号は、可及的に小さくすることができるため、不要な漏れ磁界が発生するのを防止することができて、受信周波数の異なる信号を受信している難聴者が近くにいても、相互に混信することがなく、安心して確実に情報を聴取することができる。
しかも、送・受信のチャンネルは、送信機と受信機のチャンネル数に対応させて同時に使用することも可能となり、例えば、300MHz帯のC帯をした場合には、13のチャンネル数から所望のチャンネルを選択することができると共に、全てのチャンネルを同時に使用することもできる。
従って、複数の難聴者M3が相互に近くにいる場合でも、それぞれ多種多様の異なる情報を同時にかつ確実に送信することができる。
また、ループアンテナ70は可及的に小型化を図ることができるため、補聴器と共に装着ないしは携帯して使用する際の使い勝手を良好に確保することができる。
次に、第2実施形態としての補聴器Bの構成について、図面を参照しながら説明する。
〔補聴装置B〕
補聴装置Bは、図19及び図20に示すように、前記補聴装置Aの受信機10を出し入れ自在に収容する収容体40と、同収容体40に始端部と終端部とを接続してループ状となした中空パイプ状の肩掛けベルト体41とを装備している。
そして、収容体40は、四角形箱型に形成した収容本体42と、同収容本体42の下端部に枢支ピン43を介して枢支して、同枢支ピン43を介して開閉自在となした蓋体44とから形成しており、収容本体42内の上部に出力切替制御部45を設けて、残余の空間を受信機収容空間46となしている。
また、出力切替制御部45は、入力側に、出力切替スイッチ47を接続すると共に、接続コード48を介してプラグ49を接続する一方、出力側に、後述するループアンテナ50を接続すると共に、収容本体42の右側壁下部に設けた収容体外部出力端子51を接続している。
ここで、受信機収容空間46内に収容する受信機10の外部出力端子18には、上記出力切替制御部45に接続コード48を介してプラグ49を着脱自在に接続可能とする一方、収容体外部出力端子51には、補聴器11とスピーカ12とアンプ付スピーカ13とイヤホン14のいずれか一つのプラグ31,32,33,34を着脱自在に接続可能としている
前記ループアンテナ50は、中空パイプ状に形成した肩掛けベルト体41中と収容本体42の上部中に挿通して内蔵させて、前記したように出力切替制御部45の出力側に接続している。
そして、肩掛けベルト体41には肩当て体52を取り付けており、同肩当て体52は、肩当て本片53と、同肩当て本片53を肩掛けベルト体41に着脱自在に取り付けるための連結片54とを具備し、同肩当て本片53には多数の永久磁石55を肩掛けベルト体41の伸延方向に沿わせて整然と配置して内蔵させている。
ここで、肩当て体52は、連結片54の先端部54aと肩当て本片53とを面ファスナー56を介して着脱自在に接着して連結すると共に、肩掛けベルト体41に対してその伸延方向に摺動自在となして、位置調節が自由に行えるようにしている。
このようにして、補聴装置Bを使用する際には、図1に示すように、難聴者M3は、肩掛けベルト体41をたすき掛け状に肩に掛けた状態にて、収容体40の受信機収容空間46内に収容した受信機10により情報を受信し、同受信機10により受信した情報をループアンテナ50から電磁波として発信させて、その信号を難聴者M3が装着している補聴器11により受信して聴取することができる。
この際、ループアンテナ50は、肩掛けベルト体41に内蔵されているため、難聴者M3は第三者にループアンテナ50を身につけていることを気付かれることなく情報を聴取することができて、まわりの目を気にすることなく集中して情報を聴取することができる。
しかも、肩に掛けた状態のループアンテナ50から信号が発信されるため、かかる信号を難聴者M3の耳に装着している補聴器11により、近い距離にてかつ何ら障害もない状態にて確実に受信することができる。
ここで、出力切替制御部45の入力側に接続した出力切替スイッチ47を切替操作することにより、ループアンテナ50を使用するか、又は、補聴器11とスピーカ12とアンプ付スピーカ13とイヤホン14のどれを使用するかを適宜選択することができ、難聴者M3の難聴度合や状況に応じて確実かつ快適に情報を聴取することができる。
また、肩当て体52に多数の永久磁石55を肩掛けベルト体41の伸延方向に沿わせて配設しているため、同肩掛けベルト体41に内蔵しているループアンテナ50から発生される交流磁界と、肩当て体52に配設した永久磁石55から発生される直流磁界との相乗効果により、肩当て体52が当たっている難聴者M3の肩の辺りの体温を上昇させることができて、筋肉組織の血行を促進し、緊張をといて、肩こり等を解消することができる。
ここで、図21(a)は、赤外線熱画像装置を用いて補聴装置Bを装着した難聴者M3の肌の表面温度を測定した結果であり、図21(b)は、かかる難聴者M3が補聴装置Bを10分使用した後に、赤外線熱画像装置を用いて再度肌の表面温度を測定した結果である。
その結果、難聴者M3の肩の辺り59の体温が広範囲に2℃ほど上昇していることがわかる。
なお、スピーカ12やアンプ付きスピーカ13は、例えば、収容体40の蓋体44に一体的に取り付けると共に、出力切替制御部45の出力側に接続しておくこともできる。
次に、図22及び図23を参照しながら補聴装置Bの変容例1,2について説明する。
〔補聴装置Bの変容例1〕
図22は、補聴装置Bの変容例1を示しており、この変容例1に係る補聴装置Bは、前記した補聴装置Bと基本的構造を同じくしているが、肩掛けベルト体41の中途部間に肩掛けベルト片60を架設し、同肩掛けベルト片60の中途部に肩当て体52を取り付けている点において異なる。
そして、肩掛けベルト片60中にもループアンテナ50に連結させたループアンテナ分岐片(図示せず)を内蔵させている。
このようにして、難聴者M3の両肩にそれぞれ肩当て体52,52を当てて、ループアンテナ50とループアンテナ分岐片と永久磁石55,55とにより両肩のこりをほぐすことができるようにしている。
〔補聴装置Bの変容例2〕
図23は、補聴装置Bの変容例2を示しており、この変容例2に係る補聴装置Bは、前記した補聴装置Bと基本的構造を同じくしているが、ループアンテナ50をチョッキ61の周縁部等に沿わせて配置して内蔵させると共に、同チョッキ61の両肩部61a,61aに多数の永久磁石55,55を内蔵させ、また、前下部に収容体としてのポケット61bを設けて、同ポケット61b中に受信機10を収容している。
そして、ループアンテナ50に接続コード62を介して接続したプラグ63を、ポケット61b中に収容した受信機10の外部出力端子18に抜き差し自在に接続可能としている。
このようにして、チョッキを着用することにより補聴装置Bを簡単に装着することができると共に、両肩のこりをほぐすことができる。
この際、チョッキ61の周縁部等に沿わせて配置したループアンテナ50は、水平方向と鉛直方向とに略直角に折曲して配置しており、左右方向に水平に流れる音声電流の方向Xと、前後方向に水平に流れる音声電流の方向Yと、鉛直方向に流れる音声電流の方向Zとを形成することができ、各音声電流の方向X,Y,Zと直交する面内にそれぞれ誘導磁界を発生させて、これら誘導磁界を三次元的に生起することができるようにしている。
その結果、誘導コイル付きの補聴器11を装着した難聴者M3の体の大きさや姿勢にかかわりなく、同補聴器11を介した音声の聴取を良好に確保することができる。
本発明に係る補聴装置の使用状態説明図。 第1実施形態としての補聴装置の斜視説明図。 同補聴装置の回路説明図。 第1変容例としての補聴装置の使用状態説明図。 同補聴装置のループアンテナの正面説明図。 変容例1としてのループアンテナの正面説明図。 変容例2としてのループアンテナの正面説明図。 変容例3としてのループアンテナの正面説明図。 変容例4としてのループアンテナの正面説明図。 変容例5としてのループアンテナの使用状態説明図。 変容例6としてのループアンテナの使用状態説明図。 変容例7としてのループアンテナの使用状態説明図。 変容例8としてのループアンテナの使用状態説明図。 第2変容例としての補聴装置の使用状態説明図。 同補聴装置の第1使用形態の説明図。 同補聴装置の第2使用形態の説明図。 同補聴装置の概念説明図。 磁気結合状態の説明図。 第2実施形態としての補聴装置の斜視説明図。 同補聴装置の回路説明図。 赤外線熱画像処理データ。 変容例1としての補聴装置の斜視説明図。 変容例2としての補聴装置の斜視説明図。
符号の説明
A 補聴装置
B 補聴装置
C 送信装置
10 受信機
11 補聴器
12 スピーカ
13 アンプ付スピーカ
14 イヤホン
15 ケース体
16 受信部
17 増幅部
18 外部出力端子
19 受信チャンネル切替部
20 音量調整部
21 電池部
22 電源スイッチ部
23 回路

Claims (7)

  1. 信号を受信する受信部と、同受信部により受信した信号を増幅する増幅部と、同増幅部より信号を取り出すための外部出力端子とを具備する受信機の外部出力端子に、少なくとも補聴器とスピーカとイヤホンのいずれか一つを着脱自在に接続可能とした補聴装置であって、
    受信機を出し入れ自在に収容する収容体と、同収容体に始端部と終端部とを接続してループ状となした肩掛けベルト体とを装備し、同肩掛けベルト体にはループアンテナを内蔵させて、同ループアンテナを上記受信機の外部出力端子に接続したことを特徴とする補聴装置。
  2. 信号を受信する受信部と、同受信部により受信した信号を増幅する増幅部と、同増幅部より信号を取り出すための外部出力端子とを具備する受信機の外部出力端子に、少なくとも補聴器とスピーカとイヤホンのいずれか一つを着脱自在に接続可能とし、
    受信機は、受信部により受信した複数の周波数帯域をチャンネル毎に切り替え可能とした受信チャンネル切替部を具備する補聴装置であって、
    受信機を出し入れ自在に収容する収容体と、同収容体に始端部と終端部とを接続してループ状となした肩掛けベルト体とを装備し、同肩掛けベルト体にはループアンテナを内蔵させて、同ループアンテナを上記受信機の外部出力端子に接続したことを特徴とする補聴装置。
  3. 収容体内に出力切替制御部を設けて、同出力切替制御部の入力側に受信機の外部出力端子を接続する一方、同出力切替制御部の出力側にループアンテナと収容体に設けた収容体外部出力端子とを切替自在に接続し、同収容体外部出力端子には、少なくとも補聴器とスピーカとイヤホンのいずれか一つを着脱自在に接続可能としたことを特徴とする請求項1又は2に記載の補聴装置。
  4. 肩掛けベルト体には肩当て体を取り付けると共に、同肩当て体には永久磁石を肩掛けベルト体の伸延方向に沿わせて配設したことを特徴とする請求項記載の補聴装置。
  5. 信号を受信する受信部と、同受信部により受信した信号を増幅する増幅部と、同増幅部より信号を取り出すための外部出力端子とを具備する受信機の外部出力端子に、ループアンテナを接続すると共に、同ループアンテナは、補聴器に内蔵させた誘導コイルの近傍に配置可能としたことを特徴とする補聴装置。
  6. ループアンテナは、誘導コイルに近接する補聴器の側壁に接着可能としたことを特徴とする請求項記載の補聴装置。
  7. ループアンテナは、ループ状に形成したアンテナ本体をシート状の接着体に内蔵させて、同接着体を誘導コイルに近接する補聴器の側壁に着脱自在に接着することで誘導コイルにアンテナ本体を対向状態に近接配置可能としたことを特徴とする請求項6記載の補聴装置。
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