JP6301446B2 - Uiccによる非同期コマンド処理をサポートするアクセス端末の中にuiccとプロセッサとの間のインターフェースを設けるための方法および装置 - Google Patents

Uiccによる非同期コマンド処理をサポートするアクセス端末の中にuiccとプロセッサとの間のインターフェースを設けるための方法および装置 Download PDF

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Description

米国特許法第119条に基づく優先権の主張
本特許出願は、本出願の譲受人に譲渡され、参照により本明細書に明確に組み込まれる、2013年3月19日に出願された「METHOD AND APPARATUS FOR SUPPORTING ASYNCHRONOUS COMMAND PROCESSING BY A UICC AT AN ACCESS TERMINAL」と題する仮出願第61/803,194号の優先権を主張する。
本開示は、一般に、ワイヤレスデバイスに関し、より詳細には、UICCによる非同期コマンド処理をサポートするアクセス端末の中に、UICCとプロセッサとの間のインターフェースを設けるための方法および装置に関する。
ワイヤレス通信システムは、たとえば、音声、データなどの、様々なタイプの通信内容を提供するために、広く配置されている。一般のワイヤレス通信システムは、利用可能なシステムリソース(たとえば、帯域幅および送信電力)を共有することによって、多数のユーザとの通信をサポートできる多元接続システムであってよい。そのような多元接続システムの例は、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システムなどを含んでもよい。加えて、システムは、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)、3GPPロングタームエボリューション(LTE)、ウルトラモバイルブロードバンド(UMB)、エボリューションデータオプティマイズド(EV-DO)などの仕様に適合してもよい。
一般に、ワイヤレス多元接続通信システムは、たとえば、モバイルデバイスまたはワイヤレスデバイスなどの多数のアクセス端末のための通信を、同時にサポートしてもよい。各モバイルデバイスは、順方向リンクおよび逆方向リンク上の伝送を介して、1つまたは複数の基地局と通信することができる。順方向リンク(または、ダウンリンク)とは、基地局からモバイルデバイスへの通信リンクを指し、逆方向リンク(または、アップリンク)とは、モバイルデバイスから基地局への通信リンクを指す。さらに、モバイルデバイスと基地局との間の通信は、単入力単出力(SISO)システム、多入力単出力(MISO)システム、多入力多出力(MIMO)システムなどを介して確立することができる。加えて、ピアツーピアワイヤレスネットワーク構成では、モバイルデバイスは他のモバイルデバイスと(および/または基地局は他の基地局と)通信することができる。
多くのアクセス端末(AT)では、加入情報は、加入情報が関係するアクセス技術に応じて、不揮発性(NV)デバイスメモリまたは着脱可能なユニバーサルインターフェース回路カード(UICC:Universal Interface Circuit Card)のいずれかに記憶される。現在、たとえば、いくつかのアクセス端末では、ネットワークサービスが1x-RTT/データオプティマイズド(DO)ネットワーク技術で利用可能な場合、ネットワーク加入情報は、デバイスNVメモリに記憶され、デバイスNVメモリから読み出される。しかしながら、これらのデバイスでは、サービスが任意の他のアクセス技術-GSM(登録商標)、UMTS、またはLTEなどの-で利用可能な場合、加入情報は、UICCに記憶され、UICCから読み出される。UICCは、また、スマートカード、または加入者識別モジュールもしくは加入者同定モジュール(SIM)カードと呼ばれてもよい。
従来、UICCなどのカードは、ネットワーク加入情報を提供するためにアクセス端末で使用された。しかしながら、今では、UICCは他のタスクに対応するために使用される。たとえば、近距離無線通信(NFC)は、デバイスを互いに接触させること、またはデバイスを近接させる(たとえば、通常は数センチメートル以下)ことによって、スマートフォンなどのワイヤレスデバイスが互いとの無線通信を確立するための、1組の規格である。NFCは、ワイヤレスデバイスが、非接触のトランザクション、データ交換、およびWi-Fiなどのより複雑な通信の簡易化された設定を、実行できるようにする。NFCアプリケーションの一般的な例は、バンキングおよびモバイルの支払に関するアプリケーションを含む。市場が、そのようなアプリケーションにとって好ましいセキュアエレメント(Secure Element)として、UICCを使用することを後押しするので、(従来の)電気通信タスクのUICC処理と(新たに追加される)非電気通信タスクのUICC処理との間に、いくつかの問題が発生する場合がある。
アクセス端末内のUICCにおいて処理されてもよい電気通信アプリケーションは、時間に敏感であり、UICCのサービスへの迅速で機敏なアクセスを必要とする場合がある。対照的に、たとえば、支払またはバンキングのアプリケーションなどの非電気通信アプリケーションは、単一のコマンドを処理するために極度に長い時間(たとえば、1分間よりもさらに長い)を求める、極めて複雑な、暗号のアルゴリズムであるかもしれない。
UICCと端末との間のインターフェース(ETSI 102 221で規定され、一般公開されている)は、単一のコマンドのみをUICCにより一度に処理できるようにする。したがって、アクセス端末は、第2のコマンドを送信する前に、第1のコマンドへのレスポンスを受信する必要がある。長い時間を費やすコマンド(たとえば、複雑な、非電気通信コマンド)を処理するために、UICCは、コマンドを依然として処理中であることをアクセス端末に通知し、アクセス端末にレスポンスを待ち続けるように要求するために、NULLバイト(ETSI 102 221で規定される)を送信する。
UICCが、処理するために極めて長い時間を費やす、そのような複雑な非電気通信コマンドを処理する結果、非電気通信コマンドが処理を終えるまで、UICCは、実質的に妨害され、または、アクセス端末にとって、任意の追加コマンドを受信し処理するために利用できない場合がある。電気通信関連コマンドの時間に敏感な性質のために、UICCがそのように利用できないことは、ユーザが、音声通話を始めること、テキストメッセージを送信すること、ネットワークへ認証すること、ハイレベルオペレーティングシステム(HLOS)のアプリケーション(しばしば、「アプリ(apps)」と呼ばれる)を利用すること、または、任意の数の他の動作を実行することができないという結果になるかもしれない。この状況は、擁護できず、ワイヤレスデバイスのユーザにとって受け入れられないはずである。
したがって、アクセス端末からのコマンドを、UICCにより処理することの改善が望まれる。
そのような態様の基本的な理解をもたらすために、1つまたは複数の態様の簡易化した概要を以下に示す。本概要は、企図されるすべての態様の広範な概要でなく、すべての態様の主要または不可欠な要素を識別することも、任意またはすべての態様の範囲を述べることも意図しない。その唯一の目的は、1つまたは複数の態様のいくつかの概念を、簡易化した形態で、後で示されるさらに詳細な説明への序文として示すことである。
一態様では、UICCによる非同期コマンド処理をサポートする、アクセス端末の中に含まれる、UICCとプロセッサとの間のインターフェースを設けるための方法が述べられる。この方法は、第1のコマンドをプロセッサから受信することを含んでもよい。第1のコマンドは、第1の処理時間を伴う複雑なコマンドであってよい。この方法は、第1のコマンドへの初期レスポンスを、プロセッサへ送信することを含んでもよい。初期レスポンスは、第1のコマンドに関連付けられたトークンを含んでもよい。この方法は、第1のコマンドを第1の処理時間で処理することを含んでもよい。この方法は、プロセッサからの少なくとも1つの追加コマンドを受信することを含んでもよい。少なくとも1つの追加コマンドの各々は、第1の処理時間よりも短い処理時間を有してもよい。この方法は、第1のコマンドの処理を完了することを含んでもよい。この方法は、少なくとも1つの追加コマンドのうちの、現在の追加コマンドの処理を完了することを含んでもよい。少なくとも1つの追加コマンドのうちの現在の追加コマンドは、第1のコマンドの処理の完了の前、その最中、またはその後において処理中のコマンドであってよい。この方法は、少なくとも1つの追加コマンドのうちの現在の追加コマンドへのレスポンスを、プロセッサへ送信することを含んでもよい。レスポンスは、トークンを含んでもよい。
一態様では、UICCによる非同期コマンド処理をサポートする、アクセス端末の中に含まれる、UICCとプロセッサとの間のインターフェースを設けるためのコンピュータプログラム製品が述べられる。コンピュータプログラム製品は、コードを含むコンピュータ可読媒体を含んでもよい。コードは、コンピュータに、第1のコマンドをプロセッサから受信させてもよい。第1のコマンドは、第1の処理時間を伴う複雑なコマンドであってよい。コードは、コンピュータに、第1のコマンドへの初期レスポンスを、プロセッサへ送信させてもよい。初期レスポンスは、第1のコマンドに関連付けられたトークンを含んでもよい。コードは、コンピュータに、第1のコマンドを第1の処理時間で処理させてもよい。コードは、コンピュータに、少なくとも1つの追加コマンドをプロセッサから受信させてもよい。少なくとも1つの追加コマンドの各々は、第1の処理時間よりも短い処理時間を有してもよい。コードは、コンピュータに、第1のコマンドの処理を完了させてもよい。コードは、コンピュータに、少なくとも1つの追加コマンドのうちの、現在の追加コマンドの処理を完了させてもよい。少なくとも1つの追加コマンドのうちの現在の追加コマンドは、第1のコマンドの処理の完了の前、その最中、またはその後において処理中のコマンドであってよい。コードは、コンピュータに、少なくとも1つの追加コマンドのうちの現在の追加コマンドへのレスポンスを、プロセッサへ送信させてもよい。レスポンスは、トークンを含んでもよい。
一態様では、UICCによる非同期コマンド処理をサポートする、アクセス端末の中に含まれる、UICCとプロセッサとの間のインターフェースを設けるための装置が述べられる。この装置は、第1のコマンドをプロセッサから受信するための手段を備えてもよい。第1のコマンドは、第1の処理時間を伴う複雑なコマンドであってよい。この装置は、第1のコマンドへの初期レスポンスを、プロセッサへ送信するための手段を備えてもよい。初期レスポンスは、第1のコマンドに関連付けられたトークンを含んでもよい。この装置は、第1のコマンドを第1の処理時間で処理するための手段を備えてもよい。この装置は、プロセッサからの少なくとも1つの追加コマンドを受信するための手段を備えてもよい。少なくとも1つの追加コマンドの各々は、第1の処理時間よりも短い処理時間を有してもよい。この装置は、第1のコマンドの処理を完了するための手段を備えてもよい。この装置は、少なくとも1つの追加コマンドのうちの、現在の追加コマンドの処理を完了するための手段を備えてもよい。少なくとも1つの追加コマンドのうちの現在の追加コマンドは、第1のコマンドの処理の完了の前、その最中、またはその後において処理中のコマンドであってよい。この装置は、少なくとも1つの追加コマンドのうちの現在の追加コマンドへのレスポンスを、プロセッサへ送信するための手段を備えてもよい。レスポンスは、トークンを含んでもよい。
一態様では、UICCによる非同期コマンド処理をサポートする、アクセス端末の中に含まれる、UICCとプロセッサとの間のインターフェースを設けるための装置が述べられる。この装置は、少なくとも通信構成要素、データ記憶装置、ユーザインターフェース、およびプロセッサと通信する、少なくとも1つのメモリを備えてもよい。この装置は、UICCを備えてもよい。UICCは、第1のコマンドをプロセッサから通信構成要素を介して受信するように構成された、コマンド受信モジュールを含んでもよい。第1のコマンドは、第1の処理時間を伴う複雑なコマンドであってよい。UICCは、第1のコマンドへの初期レスポンスを、プロセッサへ通信構成要素を介して送信するように構成された、初期応答モジュールを含んでもよい。初期レスポンスは、第1のコマンドに関連付けられたトークンを含んでもよい。UICCは、第1のコマンドを第1の処理時間で処理するように構成された、コマンド処理モジュールを含んでもよい。コマンド受信モジュールは、また、少なくとも1つの追加コマンドを、プロセッサから通信構成要素を介して受信するように構成されてもよい。少なくとも1つの追加コマンドの各々は、第1の処理時間よりも短い処理時間を有してもよい。コマンド処理モジュールは、また、第1のコマンドの処理を完了し、少なくとも1つの追加コマンドのうちの現在の追加コマンドの処理を完了し、少なくとも1つの追加コマンドのうちの現在の追加コマンドへのレスポンスを、プロセッサへ通信構成要素を介して送信するように構成されてもよい。少なくとも1つの追加コマンドのうちの現在の追加コマンドは、第1のコマンドの処理の完了の前、その最中、またはその後において処理中のコマンドであってよい。レスポンスは、トークンを含んでもよい。
前述および関連する目的の達成に向けて、1つまたは複数の態様は、これ以降で十分に述べられるとともに、特許請求の範囲で詳細に指摘される特徴を含む。以下に続く説明および添付の諸図面は、1つまたは複数の態様のいくつかの例示的な特徴を、詳細に説明する。しかしながら、これらの特徴は、様々な態様の原理が使用され得る様々な方法のうちのほんの数例を示し、本説明は、そのようなすべての態様およびそれらの均等物を含むことを意図する。
開示される態様は、これ以降、添付の諸図面に関連して述べられ、開示される態様を例示するためにそれらを限定せずに提供され、同じ名称は同じ要素を示す。
UICCおよびプロセッサを含むアクセス端末の態様を示す図であり、ここで、UICCとプロセッサとの間のインターフェースは、UICCによる非同期コマンド処理をサポートするように構成される。 図1のアクセス端末内に含まれるUICC、通信構成要素、およびプロセッサの態様を示す図であり、ここで、UICCとプロセッサとの間のインターフェース(たとえば、通信構成要素)は、UICCによる非同期コマンド処理をサポートするように構成される。 UICCとプロセッサとの間の通信の態様を示すコールフロー図であり、このインターフェースは、アクセス端末内に含まれ、ここで、UICCとプロセッサとの間のインターフェースは、UICCによる非同期コマンド処理をサポートするように構成される。 UICCとUICCによる非同期コマンド処理をサポートするように構成されたプロセッサとの間の、インターフェースと関連したクロックの態様の図である。 UICCによる非同期コマンド処理をサポートする、アクセス端末内に含まれる、UICCとプロセッサとの間のインターフェースを設けるための方法の態様を示す流れ図である。
様々な態様が、ここで、図面を参照して述べられる。後に続く説明では、説明のために、数多くの特定の詳細が、1つまたは複数の態様の十分な理解をもたらすために示される。しかしながら、そのような態様が、これらの特定の詳細がなくても実施され得ることは、明らかである。
第1のコマンドが別個の論理チャネルで進行中のときに、追加コマンドがUICCにより実行され得るようにするために、アクセス端末内に含まれるUICCの新しい挙動が導入される。一態様では、UICCは、プロセッサにより送信され、また、アクセス端末内に含まれる第1のコマンドに、特殊な状態語XX YYを含む初期(または一時的)レスポンスを用いて直ちに応答し、ここでXXは、第1のコマンドへのレスポンスが非同期に与えられることを一意に識別するための新しい状態語コードであり、YYは、第1のコマンドの処理が完了したときにUICCが再び使用できるトークンである。この時点で、通信は、UICCとプロセッサとの間のインターフェース上で送信される新しいコマンドおよび対応するレスポンスを伴って、普通に継続することができる。UICCが第1のコマンドの処理を完了すると、UICCは、9Z YYを伴って現在のコマンドに応答し、ここで、9Zは、現在のコマンドが首尾よく完了されたことを示し、YYは、以前の(第1の)コマンドに対するレスポンスも入手できることを示す。このメカニズムは、保留中の事前対応のコマンドを取得するために使用される、CATツールキットのメカニズムと類似する。一態様では、UICCが第1のコマンドの処理を完了したらすぐにプロセッサがレスポンスを受信できるように、アクセス端末のポーリングの頻度は、第1のコマンドへのレスポンスを待っている間に増大されてもよい。トークンYYを受信すると、プロセッサは、新たに導入されたコマンドを使用すること、または、一態様では、GET RESPONSEコマンドなどのETSI 102 221ですでに定義済みのコマンドを再利用することによって、第1のコマンドへの最終(または、永久的)レスポンスを取得してもよい。本態様では、プロセッサは、トークンYYの値を伝えるためにパラメータのうちの1つを使用するGET RESPONSEコマンドを、UICCへ送信するはずである。UICCは、第1のコマンドへの最終レスポンスをプロセッサへ送信することによって、GET RESPONSEコマンドまたは他の新たに導入されたコマンドに応答してもよい。
図1を参照すると、一態様では、アクセス端末100は、たとえば、UICC110による非同期コマンド処理をサポートするように構成された通信構成要素130などのインターフェース上で、互いと通信するように構成されたUICC110およびプロセッサ160を含め、様々な構成要素を含んでもよい。
アクセス端末100は、UICC110を含み、UICC110は、GSM(登録商標)、UMTS、またはLTEなどの、アクセス端末100と関連したワイヤレスサービスのための加入情報を提供するように構成されてもよい。UICC110は、スマートカード、または加入者識別モジュールもしくは加入者同定モジュール(SIM)カードと呼ばれてもよい。加入情報を記憶することに加えて、UICC110は、他の(たとえば、非電気通信関連の)アプリケーションと関連したコマンドを処理するように、構成されてもよい。たとえば、一態様では、UICC110は、それだけには限らないが、近距離無線通信(NFC)規格によるバンキングおよび/または支払のアプリケーションと関連したコマンドなどの、非電気通信関連コマンドを処理するように構成されてもよい。
アクセス端末100は、メモリ120を含み、メモリ120は、そこで使用されるデータ、ならびに/または、アクセス端末100のプロセッサ160、および/もしくは、たとえば、UICC110内のものなど任意の他の処理構成要素により実行されるアプリケーションのローカルバージョンを、記憶するように構成される。メモリ120は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリメモリ(ROM)、テープ、磁気ディスク、光学ディスク、揮発性メモリ、不揮発性メモリ、およびそれらの任意の組合せなどの、コンピュータによって使用できる任意のタイプのメモリを含むことができる。
アクセス端末100は、通信構成要素130を含み、通信構成要素130は、本明細書で述べられるハードウェア、ソフトウェア、およびサービスを利用する1つまたは複数のエンティティとの通信を、確立かつ維持するように構成されている。通信構成要素130は、アクセス端末100内の構成要素間の通信を伝えてもよい。たとえば、通信構成要素130は、インターフェースとして働き、アクセス端末100(たとえば、プロセッサ160)とUICC110との間の通信を伝えるように構成されてもよい。したがって、通信構成要素130は、1つまたは複数のバスを含んでもよい。通信構成要素130は、また、アクセス端末100と外の世界との間の通信を伝えてもよい。通信構成要素130は、ワイヤレスネットワークプロバイダからのサービスを提供するために、アクセス端末100(および/またはその構成要素)と基地局(たとえば、ピコセル、フェムトセル、マクロセル、WiFiセル、または他のアクセスポイント)との間の通信を可能にしてもよい。通信構成要素130は、アクセス端末100と、非電気通信関連(たとえば、NFC)のアプリケーションと関連したコマンドの処理のためUICC110による必要に応じて、別のデバイス(たとえば、アクセス端末)、または、たとえば、NFC規格による受信機(たとえば、支払を受け取る販売時点情報管理デバイス)との間の通信を可能にしてもよい。したがって、通信構成要素130は、外部のエンティティとインターフェースするように動作可能な、それぞれ1つもしくは複数の送信機および受信機と関連した送信チェーン構成要素および受信チェーン構成要素、または1つもしくは複数のトランシーバを含んでもよい。
アクセス端末100は、データ記憶装置140を含み、データ記憶装置140は、本明細書で説明される態様に関して使用される情報、データベース、およびプログラムの大容量記憶をもたらす、ハードウェアおよび/またはソフトウェアの任意の適当な組合せであってよい。たとえば、データ記憶装置140は、プロセッサ160、および/または、たとえば、UICC110内のものなど任意の他の処理構成要素により、現時点で実行されていないアプリケーションのためのデータリポジトリであってもよい。
アクセス端末100は、ユーザインターフェース構成要素150を含み、ユーザインターフェース構成要素150は、アクセス端末100のユーザからの入力を受け取るように構成され、さらに、ユーザへの提示のための出力を生成するように動作可能である。ユーザインターフェース構成要素150は、タッチセンサ式ディスプレイ、ハードキーパッド、数字キーパッド、移動キー、機能キー、マイクロホン、音声認識の構成要素、ユーザからの入力を受信できる任意の他のメカニズム、またはそれらの任意の組合せを、それだけには限らないが含む、1つまたは複数の入力デバイスを含んでもよい。さらに、ユーザインターフェース構成要素150は、ディスプレイ、スピーカ、触覚フィードバックのメカニズム、プリンタ、ユーザへの出力を提示できる任意の他のメカニズム、またはそれらの任意の組合せを、それだけには限らないが含む、1つまたは複数の出力デバイスを含んでもよい。ユーザインターフェース構成要素150は、UICC110により必要とされ、UICC110による使用のためのユーザ入力を要求するために、UICC110と通信してもよい。
アクセス端末100は、プロセッサ160を含み、プロセッサ160は、アクセス端末100と関連した処理機能を果たすように構成されている。そのような処理機能は、たとえば、ネットワークと通信すること、オペレーティングシステムを実行させること、ソフトウェア命令を実行すること、または、アクセス端末の動作の任意の他の態様を含んでもよい。プロセッサ160は、プロセッサまたはマルチコアプロセッサの、単一または多数のセットを含んでもよい。その上、プロセッサ160は、統合処理システムおよび/または分散処理システムとして実現されてもよい。
場合によっては、UICCは、アクセス端末と通信すると言われてもよく、UICCがアクセス端末の一部であるので、このことが何らかの混乱を招くかもしれない。そのため、さらに正確に、UICCがアクセス端末のプロセッサと通信可能であることを示すことができる。しかしながら、本明細書で述べられるように、UICC110は、アクセス端末100(たとえば、アクセス端末100は、UICC110へコマンドを通信し、UICC110からレスポンスを受信すると言われてもよい)、およびプロセッサ160(たとえば、プロセッサ160は、UICC110へコマンドを通信し、UICC110からレスポンスを受信すると言われてもよい)と通信すると、区別なく言われてもよい。
図2を参照して、アクセス端末(AT)100内に含まれ、かつ通信構成要素130を介して互いと通信する、UICC110およびプロセッサ160のさらなる態様を示す。一態様では、通信構成要素130は、UICC110と、UICC110による非同期コマンド処理をサポートするプロセッサ160との間の、インターフェースとして働くように構成されてもよい。
UICC110は、第1のコマンド241をプロセッサ160から受信するように構成されたコマンド受信モジュール202を含み、プロセッサ160は、UICCコマンドモジュール222を含む。UICCコマンドモジュール222は、第1のコマンド241および少なくとも1つの追加コマンド243を生成し、これらをUICC110へ通信構成要素130を介して通信するように構成された、コマンド生成モジュール224を含む。一態様では、第1のコマンド241は、UICC110へ第1の論理チャネル上で通信されてもよい。一態様では、第1のコマンド241は、複雑なコマンド、および/または、非電気通信関連のアプリケーションと関連したコマンドであってよい。一態様では、第1のコマンド241は、第1の処理時間、たとえば、UICC110が第1のコマンド241を処理するために費やす所定量の時間と関連してもよい。
コマンド受信モジュール202は、また、少なくとも1つの追加コマンド243を、プロセッサ160から通信構成要素130を介して受信するように構成されてもよい。一態様では、少なくとも1つの追加コマンド243は、UICC110へ第2の論理チャネル上で通信されてもよく、第2の論理チャネルは、UICC110が第1のコマンド241を受信する第1の論理チャネルと異なってもよい。一態様では、少なくとも1つの追加コマンド243は、電気通信関連のアプリケーションと関連した1つもしくは複数のコマンド、および/または、非電気通信関連のアプリケーションと関連した1つもしくは複数のコマンドを含んでもよい。一態様では、少なくとも1つの追加コマンド243の各々は、第1のコマンド241と関連した第1の処理時間よりも、短い処理時間を有してもよい。言い換えれば、UICC110は、少なくとも1つの追加コマンド243の各々を、UICC110が第1のコマンド241を処理するために費やす時間よりも少ない時間で、処理することができる。コマンド受信モジュール202は、第1のコマンド241(コマンド受信モジュール202が第1のコマンド241の任意の処理を実行するように構成されているかどうかに応じて、プロセッサ160から受信される第1のコマンド241と同一または類似であってもよい)を、初期応答モジュール204およびコマンド処理モジュール206へ通信するように構成されてもよい。加えて、コマンド受信モジュール202は、また、少なくとも1つの追加コマンド243(コマンド受信モジュール202が少なくとも1つの追加コマンド243の任意の処理を実行するように構成されているかどうかに応じて、プロセッサ160から受信される少なくとも1つの追加コマンド243と同一または類似であってもよい)を、コマンド処理モジュール206へ通信するように構成されてもよい。
UICC110は、第1のコマンド241をコマンド受信モジュール202から受信し、第1のコマンドへの初期レスポンス247を、プロセッサ160へ通信構成要素130を介して送信するように構成された、初期応答モジュール204を含む。一態様では、初期レスポンス247は、本明細書で説明されるように、第1のコマンド241に関連付けられたトークン205を含み、一態様では、初期レスポンス247は、初期応答モジュール204により生成されてもよい。
UICC110は、第1のコマンド241および少なくとも1つの追加コマンド243を、コマンド受信モジュール202から受信するように構成された、コマンド処理モジュール206を含む。コマンド処理モジュール206は、第1のコマンド241(複雑な、非電気通信関連コマンドであってもよい)を、完了まで、第1の処理時間で処理するように構成された、非電気通信コマンド処理モジュール212を含む。コマンド処理モジュール206は、少なくとも1つの追加コマンド243(たとえば、少なくとも1つの追加コマンド243のうちの1つが電気通信関連コマンドの場合)を、完了まで、第1のコマンド241と関連した第1の処理時間よりも短い処理時間で処理するように構成された、電気通信コマンド処理モジュール210を含む。図2の例で、本説明においては、少なくとも1つの追加コマンド243は、電気通信関連コマンドであることが前提とされ、そのため、電気通信コマンド処理モジュール210によって処理される。しかしながら、一態様では、少なくとも1つの追加コマンド243のうちの1つまたは複数は、非電気通信コマンド処理モジュール212により処理されてもよい、非電気通信関連コマンドであってもよい。
一態様では、非電気通信コマンド処理モジュール212は、第1のコマンド241を、電気通信コマンド処理モジュール210が少なくとも1つの追加コマンド243を処理するのと同じ時間に(たとえば、並行して)、処理してもよい。一態様では、非電気通信コマンド処理モジュール212および電気通信コマンド処理モジュール210による処理は、連続的および/またはその他の方法で実行されてもよい。一態様では(図示せず)、コマンド処理モジュール206は、第1のコマンド241を処理し、少なくとも1つの追加コマンド243のうちの1つを処理するために第1のコマンド241の処理を休止させ、次いで、少なくとも1つの追加コマンド243のうちの1つの処理が完了すると、第1のコマンド241の処理に戻るように構成された、ただ1つのコマンド処理モジュールのみを含んでもよい。
少なくとも1つの追加コマンド243の処理が完了すると、コマンド処理モジュール206は、少なくとも1つの追加コマンドの各々へのレスポンス245を生成し、レスポンス245を、プロセッサ160へ通信構成要素130を介して通信するように構成されてもよい。
第1のコマンド241の処理が完了すると、非電気通信コマンド処理モジュール212は、図2の例では、第1のコマンド処理完了指示277を電気通信コマンド処理モジュール210へ通信する。それに基づいて、かつ少なくとも1つの追加コマンド243のうちの現在の、または次の(たとえば、コマンドが現時点で電気通信コマンド処理モジュール210により処理されていない場合)追加コマンドが完了すると、電気通信コマンド処理モジュール210は、トークン205(一態様では、コマンド処理モジュール206および/または電気通信コマンド処理モジュール210へ、初期応答モジュール204により通信されてもよい)を、少なくとも1つの追加コマンドのうちの現在の、または次の追加コマンドに対するレスポンス245に、付加するように構成されてもよい。
第1のコマンドへの初期レスポンス247、および少なくとも1つの追加コマンドの各々へのレスポンス245は、プロセッサ160によりコマンド応答モジュール226において受信されてもよい。コマンド応答モジュール226は、UICCコマンドモジュール222に含まれてよく、トークン205を含む初期レスポンス247を受信するとともに、第1のコマンド241とトークン205との間の相互関係を(データ記憶装置などの中に)記憶するように構成されてもよい。コマンド応答モジュール226により少なくとも1つの追加コマンドのうちの現在の追加コマンドへの、トークン205を含むレスポンス245が受信されると、コマンド応答モジュール226は、トークン205が第1のコマンド241に関連しているかどうかを決定するように構成されてもよい。この決定に基づいて、コマンド応答モジュール226は、第1のコマンド241へのレスポンスがすぐにUICC110により取得できるようになっていることを示すために、トークン指示273を生成し、これをコマンド生成モジュール224へ提供するように構成されてもよい。トークン指示273を受信したことに応答して、コマンド生成モジュール224は、GET RESPONSEコマンド271を生成し、これをUICC110へ通信構成要素130を介して通信するように構成されてもよい。一態様では、GET RESPONSEコマンド271は、UICC110へ第1の論理チャネル上で通信されてよく、第1の論理チャネルは、UICCが第1のコマンド241を受信するものと同じ論理チャネルであってよく、UICC110が少なくとも1つの追加コマンド243を受信する第2の論理チャネルと異なる論理チャネルであってもよい。コマンド受信モジュール202は、GET RESPONSEコマンドを受信し、GET RESPONSEコマンド271(コマンド受信モジュール202がGET RESPONSEコマンド271の任意の処理を実行するように構成されているかどうかに応じてプロセッサ160から受信される、GET RESPONSEコマンド271と同一または類似であってもよい)を、コマンド処理モジュール206へ通信してもよい。GET RESPONSEコマンド271をコマンド受信モジュール202から受信したことに応答して、コマンド処理モジュール206および/または非電気通信コマンド処理モジュール212は、第1のコマンドへの最終レスポンス275を生成し、これをプロセッサ160へ通信構成要素130を介して通信するように構成されてもよい。
図3を参照すると、一態様では、コールフローは、図1および図2に関して上述されたように、UICC110による非同期コマンド処理をサポートするインターフェース(たとえば、図3の通信構成要素130)上での、プロセッサ160とUICC110との間の通信を示す。
331において、プロセッサ160は、第1のコマンド(たとえば、図2の第1のコマンド241)をUICC110へ通信する。一態様では、第1のコマンドは、たとえば、NFCによるバンキングもしくは支払のアプリケーションに関するコマンド、および/または、暗号のアルゴリズムを含み、UICC110により処理されるために極めて長い時間(たとえば、1分間よりもさらに長い)を費やす複雑なコマンドなどの、非電気通信関連コマンドであってよい。一態様では、第1のコマンドは、第1のコマンドを起動した第1の(たとえば、非電気通信関連の)アプリケーションに関連付けられた第1の論理チャネル上で、プロセッサ160により(たとえば、図2のコマンド生成モジュール224を介して)UICC110へ、送信されてもよい。第1の論理チャネルは、そこで第1のコマンドを送信する前に、オープンされ第1のアプリケーションに結び付けられてもよい。
332において、UICC110は(たとえば、図2のコマンド受信モジュール202において)、第1のコマンドを受信し、第1のコマンドへの初期(または、一時的)レスポンス(たとえば、図2の初期レスポンス247)を用いて、プロセッサ160へ応答する(たとえば、図2の初期応答モジュール204を介して)。初期レスポンスは、第1の論理チャネル上で通信されてもよい。初期レスポンスは、トークン(たとえば、図2のトークン205)を含む。1つの例では、レスポンスは、特殊な状態語XX YYであってよく、ここで、XXは、UICC110が後から(たとえば、非同期に)第1のコマンドにレスポンスを返すことを一意に識別するための新しい状態語コードであり、YYは、コマンドが完了されたときにUICCが再び使用できるトークンである。別の例では、レスポンスは、第1のコマンドへのレスポンスが非同期に処理されてもよいことを示し、かつ第1のコマンドを一意に識別するために示す、いくつかの他の識別子であってよい。第1のコマンドの処理は、UICC110において(たとえば、図2のコマンド処理モジュール206内の非電気通信コマンド処理モジュール212において)第1のコマンドを受信すると、開始されてもよい。したがって、ここで、プロセッサ160は、第1のコマンドリクエストへのレスポンス(たとえば、初期レスポンス247)を受信し、したがって、上位層は、UICC110が第1のコマンドに応答したことを確信することができる。したがって、UICC110は、もはや、追加コマンドを受信すること、処理すること、および追加コマンドに応答することを妨害されない。
したがって、333、335、および337に示すように、プロセッサ160は(たとえば、コマンド生成モジュール224を介して)、追加コマンド(たとえば、図2の少なくとも1つの追加コマンド243)を生成し、これをUICC110へ通信してもよい。334、336、および338において、プロセッサ160は(たとえば、通信構成要素130を介して)、対応するレスポンスを、プロセッサ160とUICC110との間の現存するインターフェース上で(たとえば、コマンド応答モジュール226において)受信してもよく、このインターフェースは単一の物理チャネルであってもよい。UICC110へプロセッサ160により通信される第2から第Nのコマンドは、電気通信関連コマンドおよび/または非電気通信関連コマンドであってよい。一態様では、第2から第Nのコマンド、および対応するレスポンスは、オープンされコマンドと関連したアプリケーションに結び付けられた、様々な論理チャネル上で通信されてもよい。一態様では、第2から第Nのコマンドに対して使用される様々な論理チャネルは、第1のコマンドに対して使用される第1の論理チャネルと、同じであっても異なっていてもよい。
UICC110は(たとえば、図2の非電気通信コマンド処理モジュール212を介して)、第1のコマンドの処理を、完了してもよい。一態様では、特にUICC110がマルチスレッドのカードである場合、第1のコマンドの処理は、第Nのコマンドの実行中に完了されてもよい(図3に示すように)。別の態様では、特にUICC110がシングルスレッドのカードである場合、第1のコマンドを処理することは、第NのコマンドがUICC110により受信される前に完了されてもよい。いずれにしても、338において、第1のコマンドのための処理が完了されたとき(たとえば、完了の前、その最中、またはその後において)、処理中であった第NのコマンドにUICC110が応答する場合(たとえば、少なくとも1つの追加コマンドのうちの1つへのレスポンス245)、UICC110は、第Nのコマンドへのレスポンスに、第1のコマンド241を識別するために使用されるトークン(たとえば、図2のトークン205)を含める。1つの例では、一態様では、第Nのレスポンスは9Z YYを含んでもよく、ここで、9Zは、現在の(たとえば、第Nの)コマンドが首尾よく完了されたこと、および第1のコマンドへのレスポンスYYも入手できることを示す。別の例では、一態様では、トークンは、第1のコマンドへのレスポンスが非同期に処理されてもよいことを示し、かつ第1のコマンドを一意に識別するために示す、いくつかの他の識別子であってよい。いずれにしても、338において第Nのレスポンスと共に送信されるトークンは、332において第1のコマンドへの初期レスポンスで送信されるものと、同一のトークンである。一態様では、UICC110が第1のコマンドの処理を完了したらすぐにプロセッサ160がレスポンスを受信できるように、アクセス端末のポーリングの頻度は、プロセッサ160が第1のコマンドへのレスポンスを待っている間に増大されてもよい。
トークンを含む第Nのレスポンスが338において(たとえば、図2のコマンド応答モジュール226により)受信されると、プロセッサ160は、第1のコマンドに対する最終(または、永久的)レスポンスを取得してもよい。たとえば、一態様では、新たに導入されたコマンドを使用して、または、一態様では、GET RESPONSEコマンド(たとえば、図2のGET RESPONSEコマンド271)などのETSI 102 221ですでに定義済みのコマンドを再利用して、プロセッサ160は(たとえば、コマンド生成モジュール224を介して)、第1のコマンドへの最終レスポンスを要求してもよい。本態様では、339において、プロセッサ160は、トークンを伝えるためにパラメータのうちの1つを使用するGET RESPONSEコマンドを、UICC110へ通信してもよい。GET RESPONSEコマンドは、UICC110へ、通信構成要素130を介し、かつ第1の論理チャネル上で通信されてもよい。UICC110は、340において、第1のコマンドに対する最終レスポンス(たとえば、図2の、第1のコマンドへの最終レスポンス275)を、プロセッサ160へ(たとえば、コマンド応答モジュール226を介して)、第1の論理チャネル上で送信することによって、GET RESPONSEコマンドまたは他の新たに導入されたコマンドに応答してもよい。
したがって、本質的に、2組のリクエスト/レスポンス-第1のコマンド(331において通信される)/第1のコマンドへの初期レスポンス(332において通信される)、およびGET RESPONSEコマンド(339において通信される)/第1のコマンドへの最終レスポンス(340において通信される)-が、第1のコマンドをプロセッサ160からUICC110へ送信し第1のコマンドへの完結したレスポンスをUICC110から受信するために、使用される。したがって、上位層は、プロセッサ160による各リクエスト(たとえば、コマンド)が、対応するレスポンスをUICC110から受信することを知っており、プロセッサ160が、追加コマンド(たとえば、時間に敏感な、電気通信関連コマンド)をUICC110へ送信すること、およびレスポンスをUICC110から受信することを妨害されることなく、UICC110は、第1のコマンドを処理することができる。
一態様では、たとえば、追加コマンドも、それらのそれぞれの論理チャネル上でUICC110により(たとえば、非電気通信コマンド処理モジュール212および/または電気通信コマンド処理モジュール210を介して)処理される間に、第1のコマンドが、バックグラウンドで(たとえば、並行して)、第1の論理チャネル上でUICC110により(たとえば、図2の非電気通信コマンド処理モジュール212を介して)処理されるように、第1のコマンドの処理は非同期に実行されてもよい。別の態様では、UICC110は、他のコマンドが処理を求めるときに第1のコマンドの処理をストール(stall)させ、次いで、他のコマンドの処理が完了されたときに第1のコマンドの処理に戻ることができるように、UICC110は、他のコマンドを(他の論理チャネル上で)処理していない間に、第1のコマンドを(第1の論理チャネル上で)処理してもよい。
図4を参照すると、一態様では、クロック(CLK)400は、アクセス端末100と概して関連したクロックであってよい。別の態様では、クロック400は、プロセッサ160と関連してもよい。さらに別の態様では、クロック400は、UICC110の内部のクロックであってもよい。図4では、水平の線はCLK400により保持される時間を表し、時間は左から右へ増大していく。
時間410において、プロセッサ160は、第1のコマンド(たとえば、図2の第1のコマンド241)を生成し、これをUICC110へ通信する(たとえば、図2のコマンド生成モジュール224を介して)。420において、第1のコマンドを受信すると、UICC110は(たとえば、図2の初期応答モジュール204を介して)、第1のコマンドへの初期(または、一時的)レスポンス(たとえば、図2の初期レスポンス247)を生成し、これをプロセッサ160へ(たとえば、図2のコマンド応答モジュール226を介して)通信する。第1のコマンドへの初期レスポンスは、第1のコマンドがUICC110に受信されると、直ちに、または少なくとも不必要な遅延なく、通信されてもよい。UICC110は(たとえば、非電気通信コマンド処理モジュール212において)、第1のコマンドを受信すると、その処理を開始する。第1のコマンドへの初期レスポンスは、第1のコマンドがUICC110によって非同期に処理されることの指示(たとえば、XX)を、第1のコマンドを一意に識別するトークン(たとえば、YYおよび/または図2のトークン205)と共に含む。
時間420において、初期レスポンスは、追加コマンドがプロセッサ160によりUICC110へ通信されてもよいように、リクエスト/レスポンスの組合せを完了させる。
時間430において、プロセッサ160は、少なくとも1つの追加コマンド(たとえば、図2の少なくとも1つの追加コマンド243)をUICC110へ通信する。追加コマンドを受信すると、UICC110が(たとえば、図2の非電気通信コマンド処理モジュール212を介して)第1のコマンドを処理する間に、UICC110は(たとえば、コマンドのタイプに応じて、図2の非電気通信コマンド処理モジュール212および/または電気通信コマンド処理モジュール210を介して)、追加コマンドを処理することを開始する。第1のコマンドの処理が完了している場合、現在の追加コマンドの処理が完了すると、UICC110は(たとえば、図2のコマンド処理モジュール206を介して)、時間440において、レスポンス(たとえば、9Z YYおよび/または図2の追加コマンドへのレスポンス245)を生成し、これをプロセッサ160へ(たとえば、図2のコマンド応答モジュール226を介して)通信する。レスポンス(たとえば、9Z YY)は、現在のコマンドへのレスポンス(たとえば、9Z)、および第1のコマンドを一意に識別するトークン(たとえば、YYおよび/または図2のトークン205)を含む。時間440において通信されるレスポンスにトークンを含めることによって、UICC110はプロセッサ160に、第1のコマンドへの最終、または永久的レスポンスが利用可能であることを警告する。
時間450において、プロセッサ160は、GET RESPONSEコマンド、または他の新たに導入されたコマンド(たとえば、図2のGET RESPONSEコマンド271)を生成し、これをUICC110へ(たとえば、図2のコマンド生成モジュール224を介して)通信する。コマンドは、第1のコマンドを識別するためのトークン(たとえば、YYおよび/または図2のトークン205)を含む。
時間460において、UICC110は(たとえば、図2のコマンド受信モジュール202において)、コマンドを受信し、第1のコマンドへの最終、または永久的レスポンス(たとえば、図2の第1のコマンドへの最終レスポンス275)を通信する(たとえば、図2のコマンド処理モジュール206を介して)。
図5を参照すると、一態様では、UICC110による非同期コマンド処理をサポートする、アクセス端末100に含まれる、UICC110とプロセッサ160との間のインターフェースを設けるための方法500が、UICC110およびプロセッサ160によって実行されてもよい。より詳細には、方法500の態様は、(図1に示すように)アクセス端末100のメモリ120、通信構成要素130、データ記憶装置140、ユーザインターフェース構成要素150、および/もしくはプロセッサ160、(図2に示すように)UICC110のコマンド受信モジュール202、初期応答モジュール204、コマンド処理モジュール206、電気通信コマンド処理モジュール210、および/もしくは非電気通信コマンド処理モジュール212、ならびに/または、(図2に示すように)プロセッサ160のUICCコマンドモジュール222、コマンド生成モジュール224、および/もしくはコマンド応答モジュール226により実行されてもよい。
510において、方法500は、第1のコマンドをプロセッサから受信することを含み、第1のコマンドは、第1の処理時間を伴う複雑なコマンドである。たとえば、コマンド受信モジュール202は、第1のコマンド241を受信するように構成されてよく、第1のコマンド241は、プロセッサ160に含まれるコマンド生成モジュール224により生成され、UICC110へ通信構成要素130を介して通信されてもよい。第1のコマンド241は、一態様では、極めて長い処理時間(たとえば、1分間よりも長い)を有する複雑な、暗号のアルゴリズムのコマンド、および/または非電気通信関連コマンドであってよい。第1のコマンド241は、UICC110へプロセッサ160から、第1の論理チャネル上で通信されてもよい。
520において、方法500は、第1のコマンドへの初期レスポンスを送信することを含み、初期レスポンスは、第1のコマンドに関連付けられたトークンを含む。たとえば、コマンド受信モジュール202は、第1のコマンド241を初期応答モジュール204へ通信するように構成されてもよい。初期応答モジュール204は、初期レスポンス247を生成し、これをプロセッサ160へ通信構成要素130を介して送信するように構成されてもよい。初期レスポンス247は、第1のコマンド241に関連付けられたトークン205(たとえば、YY)を含んでもよい。
530において、方法500は、第1のコマンドを第1の処理時間で処理することを含む。たとえば、コマンド受信モジュール202は、第1のコマンド241をコマンド処理モジュール206へ通信するように構成されてもよく、コマンド処理モジュール206は、非電気通信コマンド処理モジュール212を含む。非電気通信コマンド処理モジュール212は、第1のコマンド241を第1の処理時間で処理するように構成されてもよい。
540において、方法500は、少なくとも1つの追加コマンドをプロセッサから受信することを含み、少なくとも1つの追加コマンドの各々は、第1の処理時間よりも短い処理時間を有する。たとえば、コマンド受信モジュール202は、少なくとも1つの追加コマンド243を受信するように構成されてよく、少なくとも1つの追加コマンド243は、プロセッサ160に含まれるコマンド生成モジュール224により生成され、UICC110へ通信構成要素130を介して通信されてもよい。コマンド受信モジュール202は、少なくとも1つの追加コマンド243をコマンド処理モジュール206へ通信するように構成されてもよく、少なくとも1つの追加コマンド243は、一態様では、図3の第2から第Nのコマンドであってよく、コマンド処理モジュール206は、非電気通信コマンド処理モジュール212および電気通信コマンド処理モジュール210を含む。一態様では、少なくとも1つの追加コマンド243は、電気通信コマンド処理モジュール210により処理されてもよい1つもしくは複数の電気通信関連コマンド、および/または非電気通信コマンド処理モジュール212により処理されてもよい1つもしくは複数の非電気通信関連コマンドを含んでもよい。少なくとも1つの追加コマンド243、および少なくとも1つの追加コマンドの各々に対応するレスポンス245は、オープンされコマンドと関連したアプリケーションに結び付けられた、様々な論理チャネル上で通信されてもよい。一態様では、少なくとも1つの追加コマンド243に対して使用される様々な論理チャネルは、第1のコマンド241に対して使用される第1の論理チャネルと、異なってもよい。
550において、方法500は、第1のコマンドの処理を完了することを含む。たとえば、非電気通信コマンド処理モジュール212は、第1のコマンド241の処理を完了するように構成されてもよく、そのため、第1のコマンド処理完了指示277を生成し、これを電気通信コマンド処理モジュール210へ通信する。一態様では、たとえば、非電気通信コマンド処理モジュール212が、少なくとも1つの追加コマンド243のうちの現在の追加コマンドの処理を委ねる前に第1のコマンド241の処理が完了されたことをすでに知っているはずなので、非電気通信コマンド処理モジュール212が少なくとも1つの追加コマンド243のうちの現在の追加コマンドを処理中の場合、第1のコマンド処理完了指示277は、生成されてはならない。
560において、方法500は、少なくとも1つの追加コマンドのうちの現在の追加コマンドの処理を完了することを含み、少なくとも1つの追加コマンドのうちの現在の追加コマンドは、第1のコマンドの処理の完了の前、その最中、またはその後において処理中のコマンドである。たとえば、非電気通信コマンド処理モジュール212および/または電気通信コマンド処理モジュール210は、少なくとも1つの追加コマンド243のうちの現在の追加コマンドの処理を完了してもよい。一態様では、特にUICC110がマルチスレッドのカードである場合、第1のコマンド241の非電気通信コマンド処理モジュール212による処理は、少なくとも1つの追加コマンド243のうちの現時点で保留の(たとえば、第Nの)1つの、非電気通信コマンド処理モジュール212または電気通信コマンド処理モジュール210(図3に示すように)による実行中に、完了されてもよい。別の態様では、特にUICC110がシングルスレッドのカードである場合、第1のコマンド241の非電気通信コマンド処理モジュール212による処理は、少なくとも1つの追加コマンド243のうちの現時点で保留の(たとえば、第Nの)1つが、UICC110により受信される前に完了されてもよい。いずれにしても、第1のコマンド241に対する非電気通信コマンド処理モジュール212による処理が完了されたとき(たとえば、完了の前、その最中、またはその後において)、非電気通信コマンド処理モジュール212または電気通信コマンド処理モジュール210により処理されていた少なくとも1つのコマンド243のうちの第Nの1つにUICC110が応答する場合、UICC110は、コマンド処理モジュール206を介して第Nのコマンドへのレスポンス245を生成し、これをプロセッサ160へ通信する。
一態様では、たとえば、追加コマンドも、UICC110により、非電気通信コマンド処理モジュール212または電気通信コマンド処理モジュール210を介して、それらのそれぞれの論理チャネル上で処理される間に、第1のコマンド241が、バックグラウンドで(たとえば、並行して)、第1の論理チャネル上でUICC110により非電気通信コマンド処理モジュール212を介して処理されるように、第1のコマンドの処理は非同期に実行されてもよい。別の態様では、UICC110は、少なくとも1つの追加コマンド243が処理を求めるときに第1のコマンド241の処理をストールさせ、次いで、少なくとも1つの追加コマンド243の処理が完了されたときに、第1のコマンド241の処理に戻ることができるように、UICC110が、非電気通信コマンド処理モジュール212または電気通信コマンド処理モジュール210を介して、少なくとも1つの追加コマンド243を(他の論理チャネル上で)処理していない間、UICC110は、非電気通信コマンド処理モジュール212を介して、第1のコマンド241を(第1の論理チャネル上で)処理してもよい。
570において、方法500は、少なくとも1つの追加コマンドのうちの現在の追加コマンドへのレスポンスを送信することを含んでもよく、レスポンスはトークン(たとえば、YY)を含む。たとえば、コマンド処理モジュール206は、第1のコマンド241が処理を完了したとき(たとえば、完了の前、その最中、またはその後において)、処理されているコマンド(たとえば、図2の第Nのコマンド)に対するレスポンス245(たとえば、図2の第Nのレスポンス)を生成し、これをプロセッサ160へ通信構成要素130を介して通信してもよい。レスポンス245は、また、プロセッサ160に、トークン205(たとえば、YY)を介して、UICC110が第1のコマンド241の処理を完了したことを警告する働きをする。
580において、任意選択で、方法500は、GET RESPONSEコマンドをプロセッサから受信することを含み、GET RESPONSEコマンドはトークンを含む。たとえば、プロセッサ160は、コマンド応答モジュール226を介してトークン205を含むレスポンス245を受信してもよく、UICC110が第1のコマンド241の処理を完了したことを示すために、トークン指示273をコマンド生成モジュール224へ通信してもよい。それに応答して、コマンド生成モジュール224は、GET RESPONSEコマンド271または別の新たに導入されたコマンドを生成し、これをUICC110へ通信してもよい。一態様では、GET RESPONSEコマンド271は、プロセッサ160によりUICC110へ、通信構成要素130を介し、かつ第1の論理チャネル上で通信されてもよい。
590において、任意選択で、方法500は、GET RESPONSEコマンドに基づいて、第1のコマンドへの最終レスポンスを送信することを含む。たとえば、コマンド受信モジュール202は、GET RESPONSEコマンド271を受信し、それをコマンド処理モジュール206へ通信してもよい。それに応答して、コマンド処理モジュール206は、第1のコマンドへの最終レスポンス275を、プロセッサ160へ通信構成要素130を介して、第1の論理チャネル上で通信してもよい。
本出願では、「構成要素」「モジュール」「システム」などの用語は、それだけには限らないが、ハードウェア、ファームウェア、ハードウェアおよびソフトウェアの組合せ、ソフトウェア、または実行中のソフトウェアなどの、コンピュータ関連のエンティティを含むことを意図する。たとえば、構成要素は、そうであることに限らないが、プロセッサ上で動作するプロセス、プロセッサ、オブジェクト、実行ファイル、実行中のスレッド、プログラム、および/またはコンピュータであってよい。例示として、コンピューティングデバイス上で動作するアプリケーションとコンピューティングデバイスの両方が、構成要素であってもよい。1つまたは複数の構成要素は、実行中のプロセス内および/またはスレッド内に存在してもよく、構成要素は、1つのコンピュータに集中されてもよく、および/または、2つ以上のコンピュータ間で分散されてもよい。加えて、これらの構成要素は、そこに記憶される様々なデータ構造を有する、様々なコンピュータ可読媒体から実行してもよい。構成要素は、たとえば、局所的システム内、分散システム内、および/または、インターネットなどのネットワークを越えた所の別の構成要素と相互に作用する1つの構成要素からのデータなどの、1つまたは複数のデータパケットを有する信号によるなど、局所的および/または遠隔の処理を介して、信号によって他のシステムと通信してもよい。
さらに、様々な態様が、端末に関して本明細書で述べられ、端末は有線の端末またはワイヤレスの端末であってもよい。端末は、また、システム、デバイス、加入者ユニット、加入者ステーション、モバイルステーション、モバイル、モバイルデバイス、遠隔ステーション、遠隔端末、アクセス端末、ユーザ端末、端末、通信デバイス、ユーザエージェント、ユーザデバイス、またはユーザ機器(UE)と呼ばれてもよい。ワイヤレス端末は、セルラー電話、衛星電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(SIP)電話、ワイヤレスローカルループ(WLL)ステーション、携帯情報端末(PDA)、ワイヤレス接続機能を有するハンドヘルドデバイス、コンピューティングデバイス、または、ワイヤレスモデムに接続される他の処理デバイスを含んでもよい。その上、様々な態様が、基地局に関して本明細書で述べられる。基地局は、ワイヤレス端末と通信することために利用されてよく、また、アクセスポイント、Node B、またはいくつかの他の専門用語で呼ばれてもよい。
その上、「または」という用語は、排他的な「または」よりもむしろ包括的な「または」を意味することを意図する。すなわち、別段の規定がない限り、または文脈から明白であれば、「XはAまたはBを使用する」という句は、当然の包括的な任意の並べ替えを意味することを意図する。すなわち、「XはAまたはBを使用する」という句は、以下の事例、すなわち、XがAを使用する、XはBを使用する、または、XはAとBの両方を使用する、のうちのいずれかと一致する。加えて、「a」および「an」という冠詞は、本出願および添付の特許請求の範囲では、単数形が対象とされるための、別段の規定がない限り、または文脈から明白であれば、一般に「1つまたは複数の」を意味すると解釈されるべきである。
本明細書で述べられる技法は、CDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、SC-FDMAおよび他のシステムなどの、様々なワイヤレス通信システムに対して使用されてもよい。「システム」および「ネットワーク」という用語は、しばしば、区別なく使用される。CDMAシステムは、ユニバーサル地上無線アクセス(UTRA)、cdma2000などの無線技術を実現することができる。UTRAは、ワイドバンドCDMA(W-CDMA)およびCDMAの他の変形形態を含む。さらに、cdma2000は、IS-2000、IS-95およびIS-856規格を包含する。TDMAシステムは、移動通信用グローバルシステム(GSM(登録商標))などの無線技術を実施してもよい。OFDMAシステムは、進化型UTRA(E-UTRA)、ウルトラモバイルブロードバンド(UMB)、IEEE802.11(Wi-Fi)、IEEE802.16(WiMAX)、IEEE802.20、Flash-OFDMなどの無線技術を実現することができる。UTRAおよびE-UTRAは、ユニバーサル移動体電気通信システム(UMTS)の一部である。3GPPロングタームエボリューション(LTE)は、E-UTRAを使用するUMTSのリリースであり、ダウンリンクにOFDMA、およびアップリンクにSC-FDMAを使用する。UTRA、E-UTRA、UMTS、LTE、およびGSM(登録商標)は、「第3世代パートナーシッププロジェクト」(3GPP)と命名された組織からの文書に記述されている。加えて、cdma2000およびUMBは、「第3世代パートナーシッププロジェクト2」(3GPP2)と命名された組織からの文書に記述されている。さらに、そのようなワイヤレス通信システムは、不対無資格スペクトル、802.xxワイヤレスLAN、BLUETOOTH(登録商標)および任意の他の短距離または長距離ワイヤレス通信技法をしばしば使用するピアツーピア(たとえば、モバイルツーモバイル)アドホックネットワークシステムをさらに含み得る。
様々な態様または特徴は、いくつかのデバイス、構成要素、モジュールなどを含んでもよい、システムの観点から示される。様々なシステムが、追加のデバイス、構成要素、モジュールなどを含んでよく、かつ/または、諸図面に関して述べられるデバイス、構成要素、モジュールなどのすべてを含まないかもしれないことが、理解され、認識されるべきである。これらの手法の組合せも、使用されてよい。
本明細書で開示した実施形態に関して述べた様々な例示的な論理、論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサ、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)もしくはプログラム可能な他の論理デバイス、個別のゲートもしくはトランジスタ論理、個別のハードウェア構成要素、または、本明細書で述べられる機能を実行するように設計されたそれらの任意の組合せと共に、実装または実行されてもよい。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであってもよいが、代わりに、プロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、またはステートマシンであってもよい。プロセッサは、また、たとえば、DSPとマイクロプロセッサの組合せ、複数のマイクロプロセッサの組合せ、1つまたは複数のマイクロプロセッサのDSPコアと一緒の組合せ、またはそのような任意の他の構成など、コンピューティングデバイスの組合せとして実装されてもよい。加えて、少なくとも1つのプロセッサは、上述されたステップおよび/または動作の1つまたは複数を実行するように動作可能な、1つまたは複数のモジュールを含んでもよい。
さらに、本明細書で開示された態様に関して述べた方法またはアルゴリズムのステップおよび/または動作は、ハードウェアの中、プロセッサにより実行されるソフトウェアモジュールの中、またはそれら2つの組合せの中で、直接具体化されてもよい。ソフトウェアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD-ROM、または当技術分野で既知の記憶媒体の任意の他の形態に存在してもよい。記憶媒体は、プロセッサが記憶媒体から情報を読み取り、かつ記憶媒体へ情報を書き込むことができるように、プロセッサに結合されてもよい。代わりに、記憶媒体は、プロセッサと一体化されてもよい。さらに、いくつかの態様では、プロセッサおよび記憶媒体は、ASICの中に存在してもよい。加えて、ASICは、ユーザ端末の中に存在してもよい。代わりに、プロセッサおよび記憶媒体は、個別の構成要素としてユーザ端末の中に存在してもよい。加えて、いくつかの態様では、方法またはアルゴリズムのステップおよび/または動作は、コードおよび/もしくは命令のうちの1つ、または任意の組合せもしくはセットとして、コンピュータプログラム製品に組み込まれてもよい機械可読媒体および/またはコンピュータ可読媒体に存在してもよい。
1つまたは複数の態様では、述べられた機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せで、実施されてもよい。ソフトウェアで実施される場合、諸機能は、1つまたは複数の命令またはコードとして、コンピュータ可読媒体上で記憶または伝送することができる。コンピュータ可読媒体は、コンピュータ記憶媒体、およびコンピュータプログラムの1つの場所から別の場所への転送を促進する任意の媒体を含む通信媒体の、両方を含む。記憶媒体は、コンピュータによりアクセスできる任意の利用可能な媒体であってもよい。例として、それに限定されず、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD-ROMもしくは他の光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置もしくは他の磁気記憶デバイス、または命令もしくはデータ構造の形態で所望のプログラムコードを搬送または記憶するために使用可能であり、コンピュータによってアクセス可能な他の任意の媒体を含むことができる。同様に、いかなる接続も、コンピュータ可読媒体と呼ばれてよい。たとえば、ソフトウェアが、ウェブサイト、サーバ、または他の遠隔ソースから、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術を使用して伝送される場合、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、マイクロ波などのワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。本明細書において、ディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(CD)、レーザーディスク(登録商標)、光ディスク、デジタルバーサタイルディスク(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスクおよびブルーレイディスクを含み、この場合、ディスク(disk)は、通常、磁気的にデータを再生し、ディスク(disc)は、通常、レーザを用いてデータを光学的に再生する。上述したものの組合せも、コンピュータ可読媒体の範囲の中に含められるべきである。
前述の開示は例示的な態様および/または実施形態を示すが、様々な変更および修正が、添付の特許請求の範囲により定義されるような、述べられた態様および実施形態の範囲を逸脱することなく、本明細書でなされてもよいことに留意されたい。さらに、述べられた態様および/または実施形態の要素は、単数で記述または請求されているかもしれないけれども、単数への制限が明示的に述べられていない限り、複数が考えられる。加えて、任意の態様および/または実施形態の全部または一部は、別段の記述がない限り、他の態様および/または実施形態の全部または一部と共に利用されてもよい。
100 アクセス端末
110 UICC
120 メモリ
130 通信構成要素
140 データ記憶装置
150 ユーザインターフェース構成要素
160 プロセッサ
202 コマンド受信モジュール
204 初期応答モジュール
205 トークン
206 コマンド処理モジュール
210 電気通信コマンド処理モジュール
212 非電気通信コマンド処理モジュール
222 UICCコマンドモジュール
224 コマンド生成モジュール
226 コマンド応答モジュール
241 第1のコマンド
243 追加コマンド
245 レスポンス
247 初期レスポンス
271 GET RESPONSEコマンド
273 トークン指示
275 第1のコマンドへの最終レスポンス
277 第1のコマンド処理完了指示
400 クロック
410 コマンド
420 レスポンスXX YY
430 コマンド
440 レスポンス9Z YY
450 GET RESPONSE(YY)
460 レスポンス

Claims (15)

  1. ユニバーサルインターフェース回路カード(UICC)による非同期コマンド処理をサポートする、アクセス端末の中に含まれる、前記UICCとプロセッサとの間のインターフェースを設けるための方法であって、
    第1のコマンドを前記プロセッサから受信するステップであって、前記第1のコマンドは、第1の処理時間を伴う複雑なコマンドであるステップと、
    前記第1のコマンドへの初期レスポンスを前記プロセッサへ送信するステップであって、前記初期レスポンスは前記第1のコマンドに関連付けられたトークンを含むステップと、
    前記第1のコマンドを前記第1の処理時間で処理するステップと、
    少なくとも1つの追加コマンドを前記プロセッサから受信するステップであって、前記少なくとも1つの追加コマンドの各々は、前記第1の処理時間よりも短い処理時間を有するステップと、
    前記第1のコマンドの処理を完了するステップと、
    前記少なくとも1つの追加コマンドのうちの現在の追加コマンドの処理を完了するステップであって、前記少なくとも1つの追加コマンドのうちの前記現在の追加コマンドは、前記第1のコマンドの前記処理の完了の前、その最中、またはその後において処理中のコマンドであるステップと、
    前記少なくとも1つの追加コマンドのうちの前記現在の追加コマンドへのレスポンスを前記プロセッサへ送信するステップであって、前記レスポンスは前記トークンを含むステップと
    を含む方法。
  2. GET RESPONSEコマンドを前記プロセッサから受信するステップであって、前記GET RESPONSEコマンドが前記トークンを含むステップと、
    前記GET RESPONSEコマンドに基づいて、前記第1のコマンドへの最終レスポンスを送信するステップと
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1のコマンドは、非電気通信関連のアプリケーションと関連したコマンドである、請求項1に記載の方法。
  4. 前記少なくとも1つの追加コマンドは、電気通信関連のコマンド、または非電気通信関連のアプリケーションと関連した複雑なコマンドである、請求項1に記載の方法。
  5. 前記第1のコマンドを処理するステップは、前記少なくとも1つの追加コマンドのうちのいずれかを処理することと並行して、前記第1のコマンドを処理するステップを含む、請求項1に記載の方法。
  6. 前記第1のコマンドを処理するステップは、前記UICCが前記少なくとも1つの追加コマンドのうちのいずれも処理していないときに、前記第1のコマンドを処理するステップを含む、請求項1に記載の方法。
  7. 前記第1のコマンドを受信するステップは、前記第1のコマンドを第1の論理チャネル上で受信するステップを含む、請求項2に記載の方法。
  8. 前記GET RESPONSEコマンドを受信するステップは、前記GET RESPONSEコマンドを前記第1の論理チャネル上で受信するステップを含む、請求項7に記載の方法。
  9. 前記少なくとも1つの追加コマンドを受信するステップは、前記少なくとも1つの追加コマンドを、少なくとも1つの追加論理チャネル上で受信するステップを含み、前記少なくとも1つの追加論理チャネルは、前記第1の論理チャネルと異なる、請求項7に記載の方法。
  10. ユニバーサルインターフェース回路カード(UICC)による非同期コマンド処理をサポートする、アクセス端末の中に含まれる、前記UICCとプロセッサとの間のインターフェースを設けるための装置であって、
    第1のコマンドを前記プロセッサから受信するための手段であって、前記第1のコマンドは、第1の処理時間を伴う複雑なコマンドである手段と、
    前記第1のコマンドへの初期レスポンスを前記プロセッサへ送信するための手段であって、前記初期レスポンスは前記第1のコマンドに関連付けられたトークンを含む手段と、
    前記第1のコマンドを前記第1の処理時間で処理するための手段と、
    少なくとも1つの追加コマンドを前記プロセッサから受信するための手段であって、前記少なくとも1つの追加コマンドの各々は、前記第1の処理時間よりも短い処理時間を有する手段と、
    前記第1のコマンドの処理を完了するための手段と、
    前記少なくとも1つの追加コマンドのうちの現在の追加コマンドの処理を完了するための手段であって、前記少なくとも1つの追加コマンドのうちの前記現在の追加コマンドは、前記第1のコマンドの前記処理の完了の前、その最中、またはその後において処理中のコマンドである手段と、
    前記少なくとも1つの追加コマンドのうちの前記現在の追加コマンドへのレスポンスを、前記プロセッサへ送信するための手段であって、前記レスポンスは前記トークンを含む手段と
    を備える装置。
  11. GET RESPONSEコマンドを前記プロセッサから受信するための手段であって、前記GET RESPONSEコマンドが前記トークンを含む手段と、
    前記GET RESPONSEコマンドに基づいて、前記第1のコマンドへの最終レスポンスを送信するための手段と
    をさらに含む、請求項10に記載の装置。
  12. 前記第1のコマンドは、非電気通信関連のアプリケーションと関連したコマンドであって、前記少なくとも1つの追加コマンドは、電気通信関連のコマンド、または、非電気通信関連のアプリケーションと関連した複雑なコマンドである、請求項10に記載の装置。
  13. 前記第1のコマンドを処理するための前記手段は、前記少なくとも1つの追加コマンドのうちのいずれかを処理することと並行して、または、前記UICCが前記少なくとも1つの追加コマンドのうちのいずれも処理していないときに、前記第1のコマンドを処理するための手段を備える、請求項10に記載の装置。
  14. 前記第1のコマンドを受信するための前記手段は、前記第1のコマンドを第1の論理チャネル上で受信するための手段を含み、前記GET RESPONSEコマンドを受信するための前記手段は、前記GET RESPONSEコマンドを前記第1の論理チャネル上で受信するための手段を備える、請求項11に記載の装置。
  15. 前記少なくとも1つの追加コマンドを受信するための前記手段は、前記少なくとも1つの追加コマンドを、少なくとも1つの追加論理チャネル上で受信するための手段を備え、前記少なくとも1つの追加論理チャネルは、前記第1の論理チャネルと異なる、請求項14に記載の装置。
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