JP6298162B2 - ユーザ機器および方法 - Google Patents

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Description

[関連出願] 本願は、2014年1月31日出願の米国仮特許出願第61/933、880号、および2014年3月14日出願の米国仮特許出願第61/953、669号の利益を主張し、それらの出願の両方が、完全に本明細書に記載されているものとして、参照することにより本明細書に組み込まれる。
スマートフォン使用の急速な増加に起因して、複数のワイヤレスネットワークオペレータは、通常動作中でさえも、シグナリングとユーザトラフィックとの高負荷に対処する上で問題に直面し得る。この問題は、ユーザ生成ネットワークおよび/またはアプリケーション生成ネットワークの使用がある時間中および/またはあるエリアにおいて集中され得るときで、無線アクセスネットワーク(RAN)および/またはコアネットワーク(CN)において輻輳を引き起こす可能性のある、災害および/または複数の新年のイベント、複数のスポーツ試合等といった複数の公共行事の発生中により顕著になり得る。
複数のネットワーク輻輳状況において、ネットワークオペレータは複数の他のアクセスタイプよりも緊急アクセスまたは高優先度のアクセスを優先し、通常のデータよりも無線リソース制御(RRC)メッセージ/非アクセス層(NAS)メッセージを優先し、および/または複数の非音声サービスよりも複数の音声サービスを優先しようとする場合がある。トラフィックの優先順位付けをすることへの可能性のある一解決策は、マルチメディアテレフォニ(MMTel)音声、MMTel動画、ショートメッセージサービス(SMS)(例えば、MMTel SMS、SGs上のSMS、およびS102上のSMS)等、ある複数のアプリケーションに対して、複数のアクセスクラス規制(ACB)手続きをスキップする、アイドルモードの複数のユーザ機器デバイス(UEs)を構成することに基づく。
ACBは、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)規格において実装されるとおり、複数のネットワークオペレータが、異常な数の通信セッション(例えば、電話の呼び出し)をネットワーク内で同時に試みるという、緊急事態により生じる輻輳のようなネットワークの輻輳を管理することを可能とする手法である。ACBは、複数の緊急対応要員等のパブリックセーフティ(PS)関係者並びに複数のパブリックセーフティアンサリングポイント(PSAPs)への複数の一般的緊急呼び出しが、ネットワーク上で優先権を有することを可能とし得る解決策である。
ACBにおいて、各UEは、アクセスクラス(AC)0から9と定義された、10の無造作に割り振られたモバイルポピュレーションの中から1つのメンバーシップを有するよう割り当てられ得る。特定のUEのアクセスクラスが、そのUEにより格納され得る。更に、複数のUEは、5つの特別なカテゴリ(アクセスクラス11から15)の中から1または複数のメンバであり得る。5つの特別なカテゴリは、複数の特定の高優先度のユーザに以下、クラス15−公衆陸上移動ネットワーク(PLMN)スタッフ、クラス14―非常事態サービス、クラス13−公共事業、クラス12−セキュリティサービス、クラス11−PLMN使用、と割り振られ得る。
輻輳を生み出す緊急事態等の過負荷状況の場合、ネットワークオペレータは、ネットワークへのアクセスを減らすべく、ACBを使用することを選択し得る。ネットワークオペレータは、どの複数のアクセスクラスが規制されているかを示すメッセージを送信し得る。許可されたアクセスクラスのメンバでない複数のUEは、ネットワーク上のある複数の通信をブロックし得、または反対に許可し得ない。非緊急(通常)の輻輳状況のようないくつかの状況において、複数のネットワークオペレータは、アクセスクラス規制速度および/または規制時間を設定する等で輻輳を制御すべく、ACBを使用し得る。更に、ACBに関連する複数の規制パラメータは、モバイル発信データの試みおよびモバイル発信シグナリングの試みとは独立して構成される可能性があり得る。
本発明の複数の実施形態は、複数の添付図面と併用して、以下の詳細な説明により容易に理解されよう。この説明を容易にすべく、複数の同様の参照番号が、複数の同様の構造要素を明示し得る。発明の複数の実施形態は、複数の添付図面の複数の図において、限定としてではなく、例として示される。
本明細書において説明される、複数のシステムおよび/または複数の方法が実装され得る、例示の環境の図である。 ACBスキップを実行するためのプロセスの例を示すフローチャートである。 複数のIPマルチメディア(IMS)サービスに対するACBスキップに関連する複数の動作を示す図である。 複数のIPマルチメディア(IMS)サービスに対するACBスキップに関連する複数の動作を示す図である。 複数のSMSサービスに対するACBスキップに関連する複数の動作を示す図である。 複数のSMSサービスに対するACBスキップに関連する複数の動作を示す図である。 ACBスキップを実装するための複数の可能な実装を更に詳細に示す図である。 ACBスキップを実装するための複数の可能な実装を更に詳細に示す図である。 ACBスキップを実装するための複数の可能な実装を更に詳細に示す図である。 ACBスキップを実装するための複数の可能な実装を更に詳細に示す図である。 ACBスキップを実装するための複数の可能な実装を更に詳細に示す図である。 ACBスキップを実装するための複数の可能な実装を更に詳細に示す図である。 複数の標準停止指示が用いられる、サンプルの通信セッションに関連付けられた、複数の通信の例示のタイムラインを示す図である。 停止指示および開始指示を生成するための複数の動作に関連する、複数の異なる実装を示す図である。 停止指示および開始指示を生成するための複数の動作に関連する、複数の異なる実装を示す図である。 停止指示および開始指示を生成するための複数の動作に関連する、複数の異なる実装を示す図である。 デバイスの例示のコンポーネントの図である。
以下の詳細な説明は、複数の添付図面を参照する。複数の異なる図面における複数の同一の参照番号は、複数の同一または同様の構成要素を識別し得る。複数の他の実施形態が利用され得、本開示の範囲を逸脱することなく、複数の構造上の変更または複数の論理上の変更が行われ得ることが理解されよう。したがって、以下の詳細な説明は、限定的な意味に解釈されるのではなく、本発明に従った複数の実施形態の範囲は、複数の添付の請求項およびそれらの均等物により定義される。
本明細書における説明は、UEが、複数のロングタームエボリューション(LTE)ネットワークまたは複数の他のネットワーク等の複数のワイヤレスネットワークにおけるアクセスクラス規制(ACB)の手続きをスキップするか否かを、ネットワークが示し得る複数の手法に関連する。ACBのスキップに関連する機能は、「ACBスキップ」、「ACBスキップ機能」、「ACBを迂回する」、またはセルへのアクセスが規制されないとみなされる他の用語で呼ばれ得る。ACBスキップは、MMTEL音声、MMTEL動画、およびSMS等の複数の特定のサービスに対して実行され得る。ACBスキップに関連する通知は、アイドルモードの複数のUEに到達すべく、ブロードキャストチャネルを介して複数のUEに送信され得る。
いくつかの状況において、ネットワークオペレータが、緊急アクセスおよび他のネットワークアクセスよりも複数の高優先度のネットワークアクセスを優先し、通常のデータよりもRRCメッセージ/NASメッセージを優先し、および/または他のデータよりも複数の音声サービスを優先することが望ましいとされ得る。本明細書において説明される複数の態様に一致して、ある複数のアプリケーションまたは複数の一定のサービスに対して(すなわち、アプリケーション/サービス毎に基づいて)、複数の通常のネットワークのACBの手続きを無視またはスキップする(ACBスキップ)UEに基づいて、ネットワークトラフィックの優先順位付けを実装すべく、複数の手法が説明される。
本明細書において説明される一実装は、ユーザ機器(UE)であって、UEは、非アクセス層(NAS)レイヤを実装する処理回路を備え、NASレイヤは、UEにより発信される特定のサービスタイプに対する送信要求を、NASレイヤに対する上位レイヤから受信し、UEに関連付けられたセルへのアクセスが規制されるという指示を、UEの無線リソース制御(RRC)レイヤから受信し、特定のサービスタイプが所定の一式の複数のサービスタイプに一致するとき、セルへのアクセスが規制されるという指示を迂回する、UEを含み得る。迂回することは、RRCレイヤがサービス要求に対してRRC接続を確立することを要求することと、RRC接続を確立する要求が特定のサービスタイプに対応することを、RRCレイヤに通知することとを含み得る。送信要求は、インターネットプロトコルマルチメディア(IMS)要求またはショートメッセージサービス(SMS)要求を含み得る。
UEは、アクセスクラス規制スキップの状態に関連する指示をネットワークから受信し、アクセスクラス規制スキップの状態が、アクセスクラス規制スキップが特定のサービスタイプに対してアクティブであることを示すとき、NASレイヤからの要求に基づいてRRC接続を確立する、RRCレイヤを実装する処理回路を更に備え得る。 RRCレイヤは更に、ACBスキップ状態が、ACBスキップが特定のサービスタイプに対してアクティブでないことを示すとき、RRC接続の確立を規制し得る。
所定の一式の複数のサービスタイプは、マルチメディアテレフォニ(MMTel)動画、MMTel音声、MMTelショートメッセージサービス(SMS)、およびSGまたはS102インタフェースを介するSMSのうち少なくとも1つを含み得る。
更に、アクセスクラス規制スキップの状態に関連するネットワークからの指示は、様々なサービスに対するアクセスクラス規制スキップ状態を示す1または複数のフィールドを含む、システム情報ブロックタイプ2(SIB2)のメッセージを含み得る。
また別の実装において、方法は、輻輳に起因してセルが規制されるというアクセスクラス規制(ACB)指示を、ネットワークから、UEにより受信する段階と、UEにより発信される1または複数の特定のサービスに対してACBが迂回されるべきであるという指示を、ネットワークから、UEのRRCレイヤにより受信する段階と、UEにより発信されているサービスの特定を、UEのアプリケーションレイヤから、UEのNASレイヤへ提供する段階と、サービスに対する無線接続の確立要求を、NASレイヤから、RRCレイヤにより受信する段階と、サービスの提供された特定を、RRCレイヤにより受信する段階と、RRCレイヤにより受信されたサービスの特定が、ACBが迂回されるべきであるという指示に関連付けられた1または複数の特定のサービスに一致するとき、ACBの指示にもかかわらず、サービスに対する無線接続を、ネットワークと共に、RRCレイヤにより確立する段階とを含み得る。
別の実装において、UEは、複数のプロセッサ実行可能命令を格納する非一時的メモリデバイスと、複数のプロセッサ実行可能命令を実行するよう構成されたプロセッサとを備え得る。複数のプロセッサ実行可能命令を実行することは、プロセッサに、輻輳に起因してセルが規制されるというアクセスクラス規制(ACB)指示を、セルラーネットワークから受信させ、UEにより発信される1または複数の特定のサービスに対してACBが迂回されるべきであるという指示を、ネットワークから、UEのRRCレイヤにより受信させ、UEにより発信されているサービスの特定を、UEのアプリケーションレイヤから、UEのNASレイヤへ提供させ、サービスに対する無線接続の確立要求を、NASレイヤから、RRCレイヤによって受信させ、サービスの提供された特定を、RRCレイヤにより受信させ、RRCレイヤにより受信されたサービスの特定が、ACBが迂回されるべきという指示に関連付けられた1または複数の特定のサービスに一致するとき、サービスに対する無線接続を、ネットワークと共に、RRCレイヤにより確立させる。
別の実装において、UEは、輻輳に起因してセルが規制されるというACB指示を、セルラーネットワークから受信するための手段と、UEにより発信される1または複数の特定のサービスに対してACBが迂回されるべきであるという指示を、ネットワークから、UEのRRCレイヤにより受信するための手段と、UEにより発信されているサービスの特定を、UEのアプリケーションレイヤから、前記UEのNASレイヤへ提供するための手段と、サービスに対する無線接続の確立要求を、NASレイヤから、RRCレイヤによって受信するための手段と、サービスの提供された特定を、RRCレイヤにより受信するための手段と、RRCレイヤにより受信されたサービスの特定が、ACBが迂回されるべきという指示に関連付けられた1または複数の特定のサービスに一致するとき、サービスに対する無線接続を、ネットワークと共に、RRCレイヤにより確立するための手段とを含み得る。
図1は、本明細書において説明される複数のシステムおよび/または複数の方法が実装され得る例示の環境100の図である。示されるとおり、環境100は、1または複数のユーザ機器(UE)110(単独で「UE110」、または集合的に「複数のUE110」と呼ばれる)を含み得、1または複数のUE110は、例えば、ワイヤレスネットワーク120を通じて、ネットワークコネクティビティを取得し得る。ワイヤレスネットワーク120は、1または複数の外部のネットワークへのアクセスを提供し得、1または複数の外部のネットワークの各々は、パケットデータネットワーク(PDN)150として分類される。ワイヤレスネットワークは、無線アクセスネットワーク(RAN)130およびコアネットワーク140を含み得る。RAN130は、いくつかの実装において、コアネットワーク140を制御またはそうでなければ管理するネットワークオペレータに関連付けられ得る。コアネットワーク140は、システムアーキテクチャエボリューション(SAE)のコアネットワーク、またはジェネラルパケットラジオサービス(GPRS)のコアネットワーク等のインターネットプロトコル(IP)ベースのネットワークを含み得る。
UE110は、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)、スマートフォン、携帯電話、セルラーワイヤレスネットワークへのコネクティビティを有するラップトップコンピュータ、タブレットコンピュータ等といった、携帯型コンピューティングおよび通信デバイスを含み得る。UE110はまた、複数のデスクトップコンピュータ、複数のコンシューマ向けアプライアンスまたは複数のビジネス向けアプライアンス等の複数の非携帯型コンピューティングデバイス、またはアクセスネットワーク130にワイヤレスで接続することができる複数の他のデバイスを含み得る。
RAN130は、1または複数のアクセス技術を含む3GPPアクセスネットワークを表し得る。アクセスネットワーク130は、複数の基地局132を含み得る。LTEベースのアクセスネットワークの文脈において、複数の基地局132はそれぞれ、発展型NodeB(eNodeB)132と呼ばれ得る。複数のeNodeB132はそれぞれ、eNodeBが複数のUE110と通信し得る無線インタフェースを提供し得る。無線インタフェースは、例えば、発展型(evolved)UMTS(ユニバーサル・モバイル・テレコミュニケーション・システム)地上無線アクセス(E−UTRA)ネットワークを実装する無線インタフェースを含み得る。複数のeNodeB132は、X2インタフェースを用いて互いに通信し得、また、コアネットワーク140(例えば、MME134およびSGW142)に関連付けられた複数のデバイスとS1インタフェースを用いて通信し得る。
コアネットワーク140はIPベースネットワークを含み得る。3GPPネットワークアーキテクチャにおいて、コアネットワーク140は、発展型パケットコア(EPC)を含み得る。示されるとおり、コアネットワーク140はモビリティマネジメントエンティティ(MME)134と、サービングゲートウェイ(SGW)142と、パケットデータネットワークゲートウェイ(PGW)146とを含み得る。ある複数のネットワークデバイスが、RAN130およびコアネットワーク140の一部であるとして環境100において示されているが、ネットワークデバイスが環境100の「RAN」または「コアネットワーク」として分類されるか否かは、ワイヤレスネットワーク120の動作に影響し得ない任意の決定であり得る。
MME134は、コアネットワーク140によりUE110を登録し、複数のUE110とのセッションに関連付けられた複数のベアラチャネルを確立し、一方のeNodeBから他方のeNodeBへ複数のUE110をハンドオフする動作を実行する、および/または複数の他の動作を実行する、1または複数のコンピューティングデバイスおよび通信デバイスを含み得る。MME134は、概して制御プレーントラフィックを扱い得る。SGW142は、1または複数のeNodeB132から受信したトラフィックを集約する1または複数のネットワークデバイスを含み得る。SGW142は、概してユーザ(データ)トラフィックを扱い得る。
PGW146は、コアネットワーク140と、複数のPDN150等の複数の外部IPネットワークとの間の相互接続のポイントとして、および/または複数のオペレータIPサービスとして作用する1または複数のデバイスを含み得る。PGW146は、複数のアクセスネットワークおよび複数の外部IPネットワーク間で複数のパケットをルーティングし得る。SGW142は、例えば、複数のS5インタフェースおよび/または複数のS8インタフェースを用いてPGW146と通信し得る。
複数のPDN150はそれぞれ、複数のパケットベースのネットワークを含み得る。複数のPDN150は、パブリックネットワーク(例えば、インターネット)、またはコアネットワーク140のオペレータにより提供される複数のサービス(例えば、複数のIPマルチメディア(IMS)ベースのサービス、複数の透過的エンドツーエンドパケット交換型ストリーミングサービス(PSS)、または複数の他のサービス)を提供する複数の独自のネットワーク等の複数の外部のネットワークを含み得る。
図1に示される複数のデバイスおよび/または複数のネットワークの量は、説明することのみを目的として提供される。実際のところ、複数の追加のデバイスおよび/またはネットワーク、複数のより少ないデバイスおよび/またはネットワーク、複数の異なるデバイスおよび/またはネットワーク、または図1で示されたものとは異なって配置された複数のデバイスおよび/またはネットワークがあり得る。代替的にまたは更に、環境100の1または複数のデバイスは、環境100の別の1または複数のデバイスにより実行されているとして説明される、1または複数の機能を実行し得る。
図2は、ACBスキップを実行するためのプロセス200の例を示すフローチャートである。プロセス200は、例えばUE110によって実行され得る。
プロセス200は、ACBスキップ機能が複数の特定のアプリケーション/サービスに適用されることとなるという指示を受信すること(ブロック210)を含み得る。例えば、複数の特定のアプリケーション/サービスは、MMTEL音声、MMTEL動画、SMSのようなサービスを含み得る。複数の他の実装において、UE110は、複数の他のアプリケーションまたはサービスに対してACBスキップを実行し得る。ACBスキップが適用されることとなる複数の特定のアプリケーションは、ワイヤレスネットワーク120における1または複数のデバイスにより送信され、UE110により受信される複数のメッセージ(例えば、複数のブロードキャストメッセージまたは複数のユニキャストメッセージ)において示され得る。
一実装において、ACBスキップが適用されることとなることを示すメッセージは、3GPP TS 36.331規格において規定されるとおり、システム情報ブロックタイプ2(SIB2)のブロードキャストメッセージの一部として、複数のUE110に送信され得る。例えば、SIB2のメッセージは、ACBスキップがMMTEL音声、MMTEL動画、およびSMSに対して適用されることとなるか否かを示す複数のフィールドを含み得る。そのようなシステム情報ブロックタイプ2のメッセージの1つの可能な実装が、表Iに示される。表IIは、表Iにおける複数のフィールドに関する複数のフィールド説明を含む。表Iおよび表IIにおいて、太字フォントは、メッセージを実装すべく、既存の3GPP TS 36.331規格を補い得るテキストを示す。
図2に戻って参照すると、プロセス200は、ACBが特定のサービスに対してアクティブであるとき、ACBを無視すべく、IMSレイヤ、NASレイヤ、およびRRCレイヤとインタラクトする可能性のある、指示された複数のアプリケーション/サービスに対して、ACBスキップを実行することを更に含み得る(ブロック220)。例えば、ACBスキップがあるサービス(例えば、MMTEL音声)に対して可能であれば、UEは、MMTEL音声に関連付けられたRRC接続に関するNAS要求をRRCレイヤにおいて認識すると、通常のACBの確認を迂回することにより、ACBスキップを実装し得る。ACBスキップの実際の実装の複数の詳細は、UEと、複数のより上位のネットワークレイヤ(すなわち、NASレイヤおよびIMSレイヤ)とのインタラクションに基づいて、変わり得る。IMSサービスに関して、ACBスキップに関連する複数の様々な態様を、図3、図4、および図7から図10を参照に以下に説明する。SMSサービスに関して、ACBスキップに関連する複数の様々な態様を、図5、図6、図11、および図12を参照に以下に説明する。
複数のIMSサービスでのACBスキップの実際の実装に関して、(1)RRCレイヤは、IMSレイヤにおいてトリガされるサービスを認識する必要があり得る、(2)NASの「輻輳緩和通知」は、異なる方法で処理されることを必要とし得る、という2点の主な機能に対応することを必要とし得る。NASの輻輳緩和通知は、NASレイヤにおいて、NASにおけるサービス要求またはトラッキングエリア更新の手続きの開始に起因した以前のRRC接続確立の手続きに関して、ACBに起因してセルへのアクセスが規制されているとき、RRCは規制条件をNASに通知すること、かつ、輻輳状況が緩和されたことをRRCがNASに通知するまで、NASはRRC接続を確立する新たな要求を送信し得ない(すなわち、NASは、サービス要求またはトラッキングエリア更新の手続きを開始し得ない)こと、といった要件を指す。このように、複数の上位レイヤは、RRC接続を確立しないことについて通知され得る。
サービスがIMSレイヤを通じてトリガされるとき、ACBスキップをサービスに適用すべく、RRCレイヤはどのサービスがトリガされているかを認識することを必要とし得る。一実装において、IMSレイヤは、IMSサービスタイプ(例えば、IP上の音声、動画、またはSMS)をRRCレイヤに伝えることで、特定のIMSサービスがいつ接続を開始するかをRRCレイヤに直接通知し得る。IMSレイヤからRRCレイヤへの通知は、複数のIMSサービスの1つが間もなく開始することを、RRCレイヤに知らせ得る。「RRC接続確立」の手続きはそれからトリガされ得、RRCレイヤはACBスキップを適用し得る(そのサービスに対して構成される場合)。IMSレイヤからRRCレイヤへの通知は、ATコマンドを介して送信され得る。
ACBスキップをサービスに適用すべく、どのサービスがトリガされているかをRRCレイヤに認識させるための別の可能な実装において、IMSレイヤは、サービスタイプの指示をNASレイヤに伝えること等で、複数の関連のあるIMSサービスの1つがいつ接続を開始するかをNASレイヤに通知し得る。NASレイヤはそれから、NASがRRC接続の確立を要求するときに、RRCに情報を転送し得る。RRCレイヤはそれから、必要に応じて、ACBスキップを適用し得る。IMSレイヤからNASレイヤへの通知は、ATコマンドを介して送信され得る。
上記のとおり、RRCレイヤがACBスキップ機能を認識していることに加えて、NAS規格は、ACBに起因してサービスが規制されているとき、RRCレイヤが規制条件をNASレイヤに通知し、そしてRRCレイヤがNASレイヤに、ACBがもはや適用可能ではないこと(例えば、輻輳状況が緩和されるとき)を通知するまで、NASレイヤが後に新たなサービス要求またはトラッキングエリア更新の手続きを開始することを控えることを必要とし得る。対処されなければ、この要件はACBスキップに関する複数の問題を生じ得る。複数の問題は、例として説明され得る。非IMSアプリケーションが、後にNASサービス要求手続き及びRRC接続確立の手続きをトリガするユーザプレーンデータを生成する状況を考えられたい。ACBをアクティブ化させる輻輳状況が存在すること想定されたい。ACBのアクティブ化は、RRCレイヤが、規制時間を制御するタイマ(「タイマT303」または「規制タイマ」と呼ばれる)を開始することを伴い得る。複数の既存のNAS要件を受けて、NASは、タイマが失効するとき等、規制状況が緩和されることが通知されるまでは、別のサービス要求の手続きを開始しない。規制タイマが稼働している間に開始する任意のIMSサービスは、たとえACBスキップの条件がそのサービスに対して構成されていても、NASサービス要求をトリガしない。
ACBスキップ中に、RRCレイヤがACB規制条件をNASレイヤに通知するという要件に対処するための一手法は、ACBスキップ機能に影響される複数のサービス(例えば、MMTel動画、MMTel音声、およびSMS)に対して別のサービス要求を開始しないよう、NAS要件を修正することである。一実装において、これらのサービスは、常にNASサービス要求の手続き、およびRRC接続を確立する、RRCレイヤへの対応する要求をトリガし得るACBスキップが構成されるか否かを理解しているRRCレイヤはそれから、RRC接続確立の手続きが先へ進むことが出来るか否かを判断出来る。
ACBスキップ中に、RRCレイヤがACB規制条件をNASレイヤに通知するという要件に対処するための2つの追加の選択肢について、次に図3および図4に関して説明される。図3および図4において、太字フォントで示された動作は、IMSレイヤ310、RRCレイヤ320、およびNASレイヤ330に関連付けられた新たな機能および/または複数のプロセスを表し得る。
図3および図4は、それぞれ、IMSレイヤ310、RRCレイヤ320、およびNASレイヤ330を示す。レイヤ310、レイヤ320、レイヤ330の各々は、それぞれ、IMSレイヤの機能、RRCレイヤの機能、およびNASレイヤの機能の動作に関連するロジックを表し得る。IMSレイヤ310、RRCレイヤ320、およびNASレイヤ330のロジックは、UE110内および/またはeNodeB132等の複数のネットワークエレメント内に実装され得る。一般的に、IMSレイヤ310は、複数のインターネットプロトコル(IP)マルチメディアサービスの配信に関連する複数のアプリケーションレベルの機能を実行し得る。RRCレイヤ320は、LTEエアインタフェースの制御プレーンに関連する複数の制御機能を実行し得る。RRCレイヤ320により実行される複数の機能の例は、NASに関連するシステム情報を受信することと、アクセス層(AS)、ページング、複数のセキュリティ機能、複数のモビリティ機能、および複数のクオリティオブサービス(QoS)機能に関連するシステム情報を受信することとを含み得る。NASレイヤ330は、複数のUE110とMME134との間で制御プレーンに関連する複数の制御機能を実行し得る。NASレイヤ330は、無線インタフェースで制御プレーンの最上位層を表し得、E−UTRANにおいて終端されない、UE110とMME134との間の複数のプロトコルを実装し得る。
図3に示されるとおり、(3.1、「ACBスキップが複数の特定のサービスに対してアクティブであるという指示」において)RRCレイヤ320はACBスキップがアクティブであるという指示を受信し得る。前述したとおり、指示は、ACBスキップが可能である複数の特定のサービスを説明するシステム情報ブロックタイプ2のブロードキャストメッセージの一部として受信され得る。(3.2、「IMSサービスインジケータ」において)IMSレイヤ310は、IMSサービスがいつサービス要求の手続きのトリガを生じさせるかを、RRCレイヤ320に通知し得る。通知は、サービス(例えば、MMTel動画またはMMTel音声)の指示を含み得る。ACBスキップがそのサービスに対してアクティブであれば、RRCレイヤ320は、規制タイマ(タイマT303)を停止し得る。ACBスキップがサービスに対してアクティブであるときに規制タイマを停止することで、NASレイヤ330がIMSレイヤ310等のより上位レイヤからのIMSサービスに関する要求に応答して、RRC接続の確立を要求することを可能とし得る(すなわち、規制タイマが停止するとき、RRCレイヤ320は接続を規制しない)。(3.3、「輻輳緩和通知」において)RRCレイヤ320はまた、輻輳緩和がアクティブであることをNASレイヤ330に通知し得る。(3.4、「ユーザプレーンを介した送信要求」において)NASレイヤ330は、IMSレイヤから、送信に関する対応する要求を受信し得る。(3.5、「RRC接続を確立する要求」において)NASレイヤ330は、RRC接続の確立をRRCレイヤ320に要求し得る。(3.6、「特定のIMSサービスに対してACBをスキップ」において)RRCレイヤ320は、ACBスキップが特定のIMSサービスに対してアクティブであるときに、そのサービスに対してACBスキップを実行し得る。RRCレイヤ320はしたがって、要求されたRRC接続を確立し得る。ACBスキップをトリガすると、RRCレイヤ320は、規制タイマ(タイマT303)をリセットし得る。RRCレイヤ320はまた、規制タイマがいつ失効するか、または停止するかという輻輳緩和通知をNASレイヤ330に提供し得る。
図4は、RRCレイヤがNASレイヤにACB条件を通知する要件に対処するための別の選択肢に関連する動作を示す図である。NASレイヤ330がサービスタイプを認識しない図3とは対照的に、図4の動作において、NASレイヤ330は、サービスタイプを認識している。図4に示されるとおり、(4.1、「ACBスキップが複数の特定のサービスに対してアクティブであるという指示」において)RRCレイヤ320はACBスキップがアクティブであるという指示を受信し得る。前述したとおり、指示は、システム情報ブロックタイプ2のメッセージの一部として受信され得、ACBスキップが適用される特定のサービスタイプを示し得る。RRCレイヤ320は、輻輳緩和がアクティブであることをNASレイヤ330に通知し得る。(4.2、「輻輳緩和通知、および複数の特定のサービスに対して規制条件を無視する指示」において)通知はまた、ACBスキップメッセージの一部として受信された特定のサービスタイプに対してACBを無視する(すなわち、ある複数のサービスに対して規制を無視する)指示を含み得る。言い換えると、ACBに起因したサービスのブロックの可能性があるとき、失敗通知がRRCレイヤ320からNASレイヤ330へと送信され得、ACBスキップがアクティブであるとき、特定のサービスタイプに対してNASレイヤ330がACBを無視すべきであることを示す通知もまた送信され得る。
(4.3、「ユーザプレーンを介した送信要求」において)NASレイヤ330は、サービス要求をトリガし得る、IMSレイヤからの送信要求をIMSレイヤ310から受信し得る。(4.4、「IMSサービスインジケータ」において)IMSレイヤ310はまた、サービスの指示(例えば、MMTel動画、またはMMTel音声)を、NASレイヤ330に提供し得る。(4.4において指定された)サービスが、(4.2において指定された)複数の特定のサービスタイプに対してNASレイヤ330がACBを無視すべきことを示す通知に対応するサービスに一致するとき、(4.5、「複数の特定のサービスに対して規制条件を無視」において)NASレイヤ430は、複数の特定のサービスに対してACBを無視し得る。NASレイヤ330は、サービス要求に関して、RRC接続の確立要求をRRCレイヤ320に送信し得る。(4.6、「サービス指示を含む、RRC接続を確立する要求」において)要求はまた、サービスの指示を含み得る。(4.7、「特定のIMSサービスに対してACBをスキップ」において)RRCレイヤ320は、ACBスキップが特定のIMSサービスに対してアクティブであるときに、要求されたRRC接続を確立することにより、サービスのACBスキップを実行し得る。
図3および図4に関する上記の実装において、IMSレイヤ310は、確立されているサービスのタイプを、RRCレイヤ320またはNASレイヤ330の何れか一方に、通知する。サービスの指示は、ACBスキップがIMSサービスに対して構成されるときのみに必要となり得る。一実装において、RRCレイヤ320は、ACBスキップがいつアクティブであるか、および任意に、アクティブであるACBスキップに関連付けられたサービスに対していつアクティブであるかを、IMSレイヤ310に知らせ得る。IMSレイヤ310はそれから、必要なときのみ、すなわち、ACBスキップ機能が構成されるときのみ、RRCレイヤ320(図3)またはNASレイヤ330(図4)にサービス指示を送信し得る。このことにより、UE110内の複数のレイヤの間におけるシグナリングの最小化が可能となり得る。
図4で示された複数の動作についての1つの可能な変形において、4.2に関する通信は、複数の特定のサービスが規制輻輳指示を無視し得るという指示を含み得ない。この場合、4.5にて、規制条件は、全てのIMSサービスおよびSMSサービス等のACBスキップをサポートする複数のサービスに対して、常に無視され得る。任意に、4.2に関する通信は、「IMSのみ」、「SMSのみ」、または「IMSおよびSMS」の両方、を示し得る。4.7で、RRCレイヤ320はそれから、RRC接続を確立する要求の指示されたサービスタイプに基づいて、上記決定をし得る。
図3および図4は、上記のとおり、複数のIMSサービスに関するACBスキップに関連する複数の様々な態様を示す。次に、SMS(例えば、SGまたはS102インタフェースを介するSMS)サービスに関するACBスキップに関連する複数の様々な態様を、図5および図6を参照に以下に説明をする。一般的に、複数のSMSサービスは、NASレイヤ330において直接受信され得、対応するサービスタイプの通知は、余分な通知をする必要なく、NASレイヤ330からRRCレイヤ320へ送信され得る。同様に、RRCレイヤ320は、ACBスキップを認識するには十分となり得ず、NAS輻輳緩和通知に対処することが必要となり得る。
図5は、RRCレイヤが(例えば、NAS輻輳緩和通知に対処するための)セル規制条件をNASレイヤに通知するという要件に対処することに関連する複数の動作を示す図である。図5に示されるとおり、SMSレイヤ510は、NASレイヤ330と通信し得る。SMSレイヤ510は、SMS機能の動作に関連するアプリケーションレイヤのロジックを表し得る。SMSレイヤ510のロジックは、UE110内および/またはワイヤレスネットワーク120の複数のネットワークエレメント内で実装され得る。図5の実装において、NASレイヤ330は、規制指示を無視し得る(すなわち、規制指示はNASレイヤに適用されない)。
図5に示されるとおり、(5.1、「ACBスキップが複数の特定のサービスに対してアクティブであるという指示」において)RRCレイヤ320は、ACBスキップがアクティブであるという指示を受信し得る。前述したとおり、指示は、システム情報ブロックタイプ2のメッセージの一部として受信し得る。(5.2、「SMSサービス」において)SMSレイヤ510は、SMSがいつ送信されることとなるかを、NASレイヤ330に通知し得る。(5.3、「SMSに対してACBを無視」において)NASレイヤ330は、送信に関するSMS要求に対する複数の任意のACB条件を無視し得る。例えば、RRCレイヤ320は、輻輳緩和条件をNASレイヤ330に通知することを控え得る(例えば、ACBがアクティブであると指示することを控える)。(5.4、「SMSサービス指示を有するサービス要求」において)NASレイヤ330は、サービス要求の手続きをトリガし得、SMSサービスの指示をRRCレイヤ320に送信し得、RRC接続確立をトリガするよう要求し得る。(5.5、「SMSに対してACBをスキップ」において)RRCレイヤ320は、ACBスキップがSMS発信の呼び出しに対してアクティブであるときに、SMSサービスに対してACBスキップを実行し得る。
図6は、RRCレイヤがセル規制条件をNASレイヤに通知するという要件に対処するための(例えば、NAS輻輳緩和通知に対処するための)別の選択肢に関連する複数の動作を示す図である。図6の実装において、NASレイヤ330は、RRCレイヤ320からの指示に基づいて、複数のSMSサービスに対してACBの規制条件を無視し得る。
図6に示されるとおり、(6.1、「ACBスキップが複数の特定のサービスに対してアクティブであるという指示」において)RRCレイヤ320は、ACBスキップがアクティブであるという指示を受信し得る。前述したとおり、指示は、システム情報ブロックタイプ2のメッセージの一部として受信し得、ACBスキップが適用される複数のSMSサービス(例えば、複数のSMS発信の呼び出し)等の複数の特定のサービスタイプを示し得る。RRCレイヤ320は、輻輳緩和がアクティブであることを、NASレイヤ330に通知し得る。(6.2、「輻輳通知、およびSMSに対して規制条件を無視するよう指示」において)通知はまた、複数のSMSサービスに対してセル規制条件を無視する指示を含み得る。(6.3、「SMSサービス」において)SMSレイヤ510は、SMSがいつ送信されることとなるかをNASレイヤ330に通知し得る。(6.4、「指示を受けると、SMSに対して規制条件を無視」において)NASレイヤ330は、SMSに対して規制条件を無視する指示が以前に受信された場合、SMSサービスに対して任意のセル規制条件を無視し得る(例えば、以前に6.2で受信されたとおり)。(6.5、「SMSサービス指示を有するサービス要求」において)NASレイヤ330は、サービス要求の手続きをトリガし得、RRC接続の確立要求、およびSMSサービスの指示を、RRCレイヤ320に送信し得る。(6.6、「SMSに対してACBをスキップ」において)RRCレイヤ320は、ACBスキップが複数のSMS発信の呼び出しに対してアクティブであるとき、SMSサービスに対してACBスキップを実行し得る。図6の複数の動作は概して、RRCレイヤ320がNASレイヤ330に対して、輻輳に起因してセル規制条件がいつSMSに適用されないかを知らせることに関連し得る。簡単にすべく、RRC接続の以前の確立要求がNASレイヤ330により提供され、RRCレイヤ320により規制されるときに、実行され得る。この場合、RRCレイヤ320は、輻輳に起因して失敗の指示(6.2)をNASレイヤ330に送信し得、この指示は複数の今後の要求においてSMSに対して規制条件を無視する指示を含む可能性がある。今後SMSサービスがトリガされるとき、NASレイヤ330は、サービス要求の手続きを開始し得、規制条件を無視し得る。
更に、ACBスキップを実装する複数のより詳細な実装が、図7から図12を参照して次に説明される。図7から図12の複数の追加の実装は、図3から図6の複数の説明に対して複数のより詳細なおよび/またはより下位レベルの実装を表し得る。図7から図12において、太字の文字は、複数の既存の手法に関連する新たな機能、または変更された機能を示し得る。イタリック体の文字は、非同期的に、且つ任意の回数で発生し得る複数の通信を更に示し得る。
図7は、図4の説明に基づくACBスキップの実装を示す図である。図7に示すとおり、UE110により実装される機能は、IMSコンポーネント710、ユーザプレーン(UP)コンポーネント720、パケットデータ圧縮プロトコル(PDCP)コンポーネント730、NAS EPSモビリティマネジメント(EMM)コンポーネント740、およびRRCコンポーネント750を含み得る。図7に更に示されるとおり、eNodeB132による等、ワイヤレスネットワーク120により実装される機能は、RRCコンポーネント760を含み得る。コンポーネント710からコンポーネント750の各々は、UE110での複数の異なるプロトコルレイヤの複数の動作に関連するロジックを表し得る。同様に、コンポーネント760は、ワイヤレスネットワーク120におけるRRCレイヤの動作に関連するロジックを表し得る。
IMSコンポーネント710は、複数のIMSサービスに関連する複数の機能を実行し得る。UPコンポーネント720は、ユーザプレーントラフィックに関連する複数の機能を実行し得る。PDCPコンポーネント730は、PDCPレイヤに関連する複数の機能を実行し得る。複数の機能は、例えば、IPデータのヘッダ圧縮および解凍、データの転送(ユーザプレーン、または制御プレーン)、および複数のPDCPシーケンス番号(SN)のメンテナンスを含み得る。NAS EMMコンポーネント740は、ワイヤレスネットワーク120に関するUE110のモビリティの制御のため、EPSモビリティマネジメントプロトコルに関連する複数の機能を実行し得る。RRCコンポーネント750は、UE110の複数の動作に関するLTEエアインタフェースの制御プレーンに関連する複数の制御機能を実行し得る。RRCコンポーネント760は、ワイヤレスネットワーク120の複数の動作に関するLTEエアインタフェース制御プレーンに関連する複数の制御機能を実行し得る。
図7に示されたとおり、RRCコンポーネント750は、ACBスキップがアクティブであるという指示(1または複数のメッセージ、または複数の情報要素を含み得る)をRRCコンポーネント760から受信し得る。前述したとおり、(7.1、「SIB2−ACBスキップ」において)指示は、SIB2のメッセージの一部として受信され得る。RRC接続を確立すべく、アプリケーションに関連付けられた、NASにおける複数のサービス要求の手続きに起因する、RRC接続の確立要求をRRCコンポーネント750が受信して、アクセスが拒否されると(すなわち、アプリケーションがACBスキップに対して構成されていなく、ACB規制がセルに対してアクティブである)、(7.2「輻輳指示、および複数の特定のMMTELサービスに対して規制条件を無視する指示」において)RRCコンポーネント750は、輻輳緩和がアクティブである(例えば、ACBがアクティブである)が、ACBスキップがまた、1または複数の特定のサービスに対して構成されることをNAS EMMコンポーネント740に通知し得る。
(7.3、「IMSトランザクション要求(MMTELサービスインジケータ)」において)IMSコンポーネント710がMMTel音声、MMTel動画、またはMMTel SMSを開始するとき、IMSコンポーネント710は、要求(または指示)をNAS EMMコンポーネント740に送信し得る。要求は、開始されるべきサービスの通知(例えば、MMTel音声、MMTel動画、またはMMTel SMS等のどのタイプのアプリケーション/サービスであるのか)を含み得る。要求は、IMSコンポーネント710からNAS EMMコンポーネント740に送信されるATコマンドを介して実装され得る。並行して、(7.4、「UPパケットを転送(SIP INVITE/SIPメッセージ)」において)IMSコンポーネント710は、セッションイニシエーションプロトコル(SIP)のINVITE/SIP MESSAGEを含むユーザプレーンパケットを(UPコンポーネント720を介して)、NAS EMMコンポーネント740に転送し得る。
要求(通信7.3)に応答して、(7.5、「ACBスキップ情報を確認(MMTEL)」において)NAS EMMコンポーネント740は、ACBがサービスに対してアクティブか否か、およびACBスキップを実行する指示がサービスに対して以前に受信されたか否かを判断し得る。ACBスキップがそのサービスに対して構成され、ACBスキップが特定のIMSサービスに対して構成されたら、NAS EMMコンポーネント740は、複数のサービス要求を規制すべく、任意の以前に受信された指示を迂回し得る。
NAS EMMコンポーネント740は、サービスに対するRRC接続の確立要求をRRCコンポーネント750に送信し得る。(7.6、「RRC接続要求を確立(MMTELサービスインジケータ)」において)要求はまた、サービスの指示を含み得る。サービスの指示は、一般的なもの(例えば、UE発信のACBの迂回)、またはより具体的なもの(すなわち、上記のとおり、MMTel音声等のアプリケーションまたはサービス毎)であり得る。
(7.7、「ACBスキップ情報を確認(MMTEL、SMS)」において)RRCコンポーネント750は、ACBスキップが特定のサービスに対してアクティブであるとき、要求されたRRC接続を確立することにより、サービスに対してACBスキップを実行し得る。ACBスキップが特定のサービスタイプに対してアクティブでないが、ACBはアクティブであるとき、RRCコンポーネント750は、複数の通常のACB手続きに従って、RRC接続の確立要求を無視する可能性があり得る。
図8は、図4の説明に基づくACBスキップの別の可能な実装を示す図である。示されているとおり、RRCコンポーネント750は、ACBスキップがアクティブであるという指示(1または複数のメッセージまたは情報要素を含み得る)を、RRCコンポーネント760より受信し得る。前述したとおり、(8.1、「SIB2−ACBスキップ」において)指示は、システム情報ブロックタイプ2(SIB2)のメッセージの一部として受信され得る。
(8.2、「IMSトランザクション要求(MMTELサービスインジケータ)」において)IMSコンポーネント710がMMTel音声、MMTel動画、またはMMTel SMSを開始するとき、IMSコンポーネント710は、要求(または指示)をNAS EMMコンポーネント740に送信し得る。要求は、開始されるべきサービスタイプの通知(例えば、MMTel音声、MMTel動画、またはMMTel SMS等のどのタイプのアプリケーションであるのか)を含み得る。要求は、IMSコンポーネント710からNAS EMMコンポーネント740に送信されるATコマンドを介して実装され得る。並行して、(8.3、「UPパケットを転送(SIP INVITE/SIPメッセージ)」において)IMSコンポーネント710は、セッションイニシエーションプロトコル(SIP)INVITE/SIP MESSAGEを含むユーザプレーンパケットを、(UPコンポーネント720を介して)NAS EMMコンポーネント740に転送し得る。
(8.4、「輻輳指示」において)NAS EMMコンポーネント740は、複数のサービス要求を規制する指示を受信し得る(すなわち、ACBがアクティブであるという指示)。この実装において、NAS EMMコンポーネント740は、ACBスキップが構成されるかどうかを知らない。したがって、(8.5、「MMTELに対してACBを常に迂回」において)NAS EMMコンポーネント740は、複数のサービス要求を規制すべく(すなわち、ACBを実行すべく)、以下のリストのサービスタイプ、つまり、MMTel音声、MMTel動画、またはMMTel SMSの何れかに対して、NAS EMMコンポーネント740がRRCコンポーネント750から受信した任意の以前の指示を常に迂回し得る。
NAS EMMコンポーネント740は、サービスに対するRRC接続(すなわち、ユーザプレーンの無線リソース)の確立要求をRRCコンポーネント750に送信し得る。(8.6、「RRC接続要求を確立(MMTELサービスインジケータ)」において)要求はまた、サービスの指示を含み得る。サービスの指示は、一般的なもの(例えば、UE発信のACBの迂回)、またはより具体的なもの(すなわち、上記のとおり、MMTel音声等のアプリケーションまたはサービスタイプ毎)であり得る。例えば、サービスを示すべく、「RRC確立要因」を示すフィールドが設定され得る。代替的にまたは更に、新たなまたは異なる呼び出しタイプが、「RRC確立要因」の代わりに実装され得る。
(8.7、「ACBスキップ情報を確認(MMTEL、SMS)」において)RRCコンポーネント750は、ACBスキップが特定のサービスに対してアクティブであるとき、サービスに対してACBスキップを実行し得、要求された接続を確立し得る。ACBスキップが特定のサービスに対してアクティブではないが、ACBはアクティブであるとき、RRCコンポーネント750は、複数の通常のACB手続きに従って、RRC接続の確立要求を無視する可能性があり得る。
図9は、図3の説明に基づく、ACBスキップの可能な実装を示す図である。示されるとおり、RRCコンポーネント750は、ACBスキップがアクティブであるという指示を、RRCコンポーネント760から受信し得る。前述したとおり、(9.1「SIB2−ACBスキップ」において)指示は、SIB2のメッセージの一部として受信され得る。
(9.2、「IMSトランザクション要求(MMTELサービスインジケータ)」において)IMSコンポーネント710がMMTel音声、MMTel動画、またはMMTel SMSを開始するとき、IMSコンポーネント710は、要求をRRCコンポーネント750に送信し得る。要求は、開始されるべきサービスタイプの通知を含み得る。要求は、IMSコンポーネント710からRRCコンポーネント750に送信されたATコマンドを介して実装され得る。(9.3、「UPパケットを転送(SIP INVITE/SIPメッセージ)」において)IMSコンポーネント710は、セッションイニシエーションプロトコル(SIP) INVITE/SIP MESSAGEを含むユーザプレーンのパケットを(UPコンポーネント720を介して)UPコンポーネント720に送信し得、そこからユーザプレーンのパケットをPDCPコンポーネント730に更に送信し得る。
(9.4、「ACBスキップが適用されるか否かを確認(MMTEL、SMS)」において)ACBスキップが通信9.2の要求において示されたサービスタイプに対してアクティブであるとき、(9.5、「許可された指示にアクセス」において)RRCコンポーネント750は、アクセスが許可されていること、かつNAS EMMコンポーネント740は、複数のサービス要求を規制すべく、RRCコンポーネント750から受信された任意の以前の指示を迂回すべきことを、NAS EMMコンポーネント740に知らせ得る。RRCコンポーネント750は、サービスをNAS EMMコンポーネント740に通知しないため(すなわち、NAS EMMコンポーネント740は、サービスを認識していない)、サービス要求は、その時点から、任意のアプリケーションに対して、NAS EMMコンポーネント740においてトリガされ得る。
(9.6、「UP要求を確立」において)ある時点で、IMSシグナリングメッセージが、NAS EMMコンポーネント740にて受信され得る。それに応答して、NAS EMMコンポーネント740は、サービスを開始し得る。
(9.7、「RRC接続要求を確立(MMTEL/MMS)」において)NAS EMMコンポーネント740は、サービス要求をトリガし得、サービスに対するRRC接続の確立要求を、RRCコンポーネント750に送信し得る。RRCコンポーネント750は、(9.2にて)IMSコンポーネント710からトランザクション要求を受信したため、9.7で受信したRRC接続確立要求に関連するサービスタイプ(例えば、MMTel音声、MMTel動画、またはMMTel SMS)を認識し得る。RRCコンポーネント750は、ACBスキップが特定のサービスに対してアクティブであるとき、サービスに対してACBスキップを実行し得、要求された接続を確立し得る。ACBスキップが特定のサービスタイプに対してアクティブでないが、ACBはアクティブであるとき、RRCコンポーネント750は、複数の通常のACB手続きに従って、RRC接続の確立要求を無視する可能性があり得る。
図10は、図3および図4の複数の説明の組み合わせに基づく、ACBスキップの可能な実装を示す図である。示されるとおり、RRCコンポーネント750は、ACBスキップがアクティブであるという指示を、RRCコンポーネント760から受信し得る。前述したとおり、(10.1、「SIB2−ACBスキップ」において)指示は、SIB2のメッセージの一部として受信され得る。
(10.2、「複数の特定のサービスのACBスキップを示す情報を含む、輻輳指示」において)RRCコンポーネント750が、RRC接続を確立すべく、サービスに関連付けられたRRC接続の確立要求を受信して、アクセスを拒否されると(すなわち、アプリケーションがACBスキップに対して構成されておらず、ACB規制がアクティブである)、RRCコンポーネント750は、サービスが規制されている(例えば、ACBがアクティブである)が、ACBスキップがまた、1または複数の特定のサービスに対して構成されていることを、NAS EMMコンポーネント740に通知し得る。
(10.3、「ACBスキップ指示、および複数の特定のサービス」において)RRCコンポーネント750は、ACBスキップが構成されていること、およびどの複数のサービス(例えば、MMTel音声、MMTel動画、またはMMTel SMS)に対してACBスキップが構成されているのかを、IMSコンポーネント710に通知し得る。
(10.4「IMSトランザクション要求(MMTELサービスインジケータ)」において)IMSコンポーネント710がMMTel音声、MMTel動画、またはMMTel SMSを開始するとき、IMSコンポーネント710は、要求をNAS EMMコンポーネント740に送信し得る。要求は、開始されるべきサービスの通知(例えば、MMTel音声、MMTel動画、またはMMTel SMS等のどのタイプのアプリケーションであるのか)を含み得る。代替的に、図9に示されたものと同様の実装において、要求はRRCコンポーネント750に送信され得る。(10.5「UPパケットを転送(SIP INVITE/SIP MESSAGE)」において)IMSコンポーネント710は、セッションイニシエーションプロトコル(SIP) INVITE/SIP MESSAGEを含むユーザプレーンパケットを、(UPコンポーネント720を介して)UPコンポーネント720に送信し得、そこからユーザプレーンパケットをPDCPコンポーネント730に更に送信し得る。(10.6「UP要求を確立」において)ある時点で、IMSシグナリングメッセージが、NAS EMMコンポーネント740で受信され得る。それに応答して、NAS EMMコンポーネント740はサービスを開始し得る。
この実装において、NAS EMMコンポーネント740は、(通信10.3に起因して)ACBスキップがいつ複数の特定のサービスに構成されるのかを理解している。したがって、(10.7、「ACBスキップ情報を確認(MMTEL)」において)NAS EMMコンポーネント740は、特定のサービスに対応する複数のサービス要求を規制すべく、NAS EMMコンポーネント740がRRCコンポーネント750から受信した任意の以前の指示を迂回し得る。
NAS EMMコンポーネント740は、サービスに対するRRC接続の確立要求を、RRCコンポーネント750に送信し得る。(10.8、「RRC接続要求を確立(MMTELサービスインジケータ)において」要求はまた、サービスの指示を含み得る)。サービスの指示は、一般的なもの(例えば、UE発信のACBの迂回)またはより具体的なもの(すなわち、上記のとおり、MMTel音声等のアプリケーションまたはサービス毎)であり得る。
(10.9、「ACBスキップが適用されるか否かを確認(MMTEL、SMS)」において)RRCコンポーネント750は、ACBスキップが特定のサービスタイプに対してアクティブであるとき、そのサービスに対してACBスキップを実行し得、要求された接続を確立し得る。ACBスキップが特定のサービスに対してアクティブではないが、ACBがアクティブであるとき、RRCコンポーネント750は、複数の通常のACB手続きに従って、RRC接続の確立要求を無視する可能性があり得る。
図11は、図5の説明に基づくSGまたはS102インタフェースを介するSMSに対するACBスキップの可能な実装を示す図である。図11に示されるとおり、UE110により実装される機能は、SMSコンポーネント1110、NASコンポーネント1120、およびRRCコンポーネント1130を含み得る。図11に更に示されるとおり、eNodeB132等のワイヤレスネットワーク120により実装される機能は、RRCコンポーネント1140を含み得る。コンポーネント1110からコンポーネント1130の各々は、UE110での複数の異なるプロトコルレイヤの動作に関連するロジックを表し得る。同様に、コンポーネント1140は、ワイヤレスネットワーク120におけるRRCレイヤの動作に関連するロジックを表し得る。
SMSコンポーネント1110は、複数のSMSサービスに関連する複数の機能を実行し得る。NASコンポーネント1120は、UE110とMME134との間で制御プレーンに関連する複数の制御機能を実行し得る。複数のRRCコンポーネント1130は、LTEエアインタフェースの制御プレーンに関連する複数の制御機能を、UE110で実行し得る。同様に、RRCコンポーネント1140は、LTEエアインタフェースの制御プレーンに関連する複数の制御機能を、ワイヤレスネットワーク120において実行し得る。
図11に示されるとおり、RRCコンポーネント1130は、ACBスキップがアクティブであるという指示を、RRCコンポーネント1140から受信し得る。前述したとおり、(11.1、「SIB2−ACBスキップ」において)指示は、SIB2のメッセージの一部として受信され得る。(11.2、「SMSトランザクション要求」において)SMSコンポーネント1110は、SMS要求がいつ行われるのかを、NASコンポーネント1120に通知し得る。.NASコンポーネント1120は、ACBスキップが構成されているか否かを理解していない。(11.3、「SMSに対してセル規制通知を無視」において)この実装において、NASコンポーネント1120はしたがって、SMSサービスからのサービス要求を規制すべく(すなわち、ACB)、RRCコンポーネント1130から受信した任意の以前の指示を常に迂回し得る。(11.4「SMSサービス指示を有するサービス要求」において)NASコンポーネント1120は、RRC接続を確立すべく、対応するサービス要求の手続き、およびSMSサービスの指示を、RRCコンポーネント1130に転送し得る。SMSサービスの指示は、一般的なもの(例えば、UE発信のACBの迂回)またはより具体的なもの(例えば、上記のとおり、複数のSMS発信呼び出し等の特定のサービス)であり得る。(11.5、「SMSに対してACBをスキップ」において)RRCコンポーネント1130は、ACBスキップが複数のSMSサービスに対してアクティブであるとき、SMSサービスに対してACBスキップを実行し得る。
図12は、図6の説明に基づくSGまたはS102インタフェースを介するSMSに対して、ACBスキップの可能な実装を示す図である。前述したとおり、(12.1、「SIB2−ACBスキップ」において)指示は、SIB2のメッセージの一部として受信され得る。(12.2、「輻輳指示(ACB規制アクティブ)、およびSMSに対して規制条件を無視するよう指示」において)RRCコンポーネント1130が、NASコンポーネント1120からのサービス要求に起因してRRC接続の確立要求を受信し、その要求に対してアクセスが拒否されたら(例えば、ACBがアクティブで、サービスがACBスキップに対して構成されていない)、RRCコンポーネント1130は、要求されたサービスが規制されていることと、ACBスキップがSMSに対してアクティブであることとを、NASコンポーネント1120に通知し得る。
(12.3、「SMSトランザクション要求」において)SMSコンポーネント1110は、SMS要求がいつ行われるのかを、NASコンポーネント1120に通知し得る。(12.4、「以前の指示に基づいてSMSに対してセル規制通知を無視」において)NASコンポーネント1120は、SMSに対して規制条件を無視する指示が以前に受信された場合、SMS要求に対して複数の任意のACB条件を無視し得る。(12.5、「SMSサービス指示を有するサービス要求」において)NASコンポーネント1120は、RRC接続の確立要求で、対応するサービス要求の手続き、およびSMSサービスの指示を、RRCコンポーネント1130に転送し得る。SMSサービスの指示は、一般的なもの(例えば、UE発信のACBの迂回)またはより具体的なもの(すなわち、上記のとおり、複数のSMS発信呼び出し等の特定のサービス)であり得る。(12.6、「SMSに対してACBをスキップ」において)RRCコンポーネント1130は、ACBスキップがSMSサービスに対してアクティブであるとき、SMSサービスに対してACBスキップを実行し得る。
上記のとおり、ACBスキップを適用することをいつ開始するのかをRRCレイヤが理解すべく、IMSレイヤは、SIP INVITEがIMSレイヤにより送信される前に、IMSの呼び出しの開始をNASレイヤ/RRCレイヤに通知し得る(例えば、図7から図10を参照)。この時点で、RRCレイヤは、(適用可能な場合に)ACBスキップを適用することを上記の方法において判断することが出来る。いつACBスキップを適用するかという判断は、本明細書において「開始」指示と呼ばれ得る。
ACBスキップを開始することに加えて、ACBスキップを適切に停止することが重要となり得る(本明細書において「停止」指示と呼ばれる)。停止指示を実装するための2つの可能な手法は、(1)特定のUE実装に基づいて、いつACBスキップがもはや適用されるべきではないのかを判断することを実行する実装固有の手法、または(2)IMSレイヤからNASレイヤおよび/またはRRCレイヤに送信される標準指示として停止指示が実装されること、とを含み得る。
手法(1)(実装固有のもの)に関して、UE110は、単一のRRC接続確立の試みに対してACBスキップを適用し得、或いは、代替的にまたは更に、UE110は、ある期間ACBスキップを適用し得る。いくつかの実装において、UE110は、レイヤ間の内部の情報やり取りに基づいて、および/または(例えば、IMSの呼び出しがいつ完了したのかを判断すべく)ユーザプレーンにおけるパケットのディープパケットインスペクション(DPI)に基づいて、ACBスキップの実行をいつ停止するのかを判断し得る。
手法(2)(標準停止指示)に関して、一実装において、IMSレイヤが、SIP INVITEメッセージに応答してSIP 200 OKのメッセージを受信後に、標準停止指示がIMSレイヤによって送信され得る。代替的にまたは更に、IMSレイヤは、停止指示を送信することにより、IMSサービスが終了、完了、またはリリースされることを、NASレイヤおよび/またはRRCレイヤに知らせ得る。IMS音声呼び出し、および動画呼び出しに適用可能となり得るより具体的な例として、IMSレイヤが(UEで)、SIP BYEに応答してSIP 200 OKを受信後に、または(呼び出しリリースが、SIP BYEを介してリモートパーティにより開始される場合のために)IMSレイヤが、SIP BYEに応答してSIP 200 OKを成功裏に送信後に、IMSレイヤは停止指示を送信し得る。SMS等のIMSサービスに関して、サービスの完了を示すIMSメッセージは異なり得る。
IMSレイヤは、IMSサービスが異常終了する場合のために、停止指示を送信し得る。例えば、IMSレイヤ内で失敗条件が発生するとき、または、IMS呼び出しが成功裏に確立する前にユーザがIMS呼び出し確立の試みを中断するとき、IMSレイヤは停止指示を更に送信し得る。IMS呼び出し中に、無線リンクの失敗、RRC接続の再確立失敗、またはRRC接続の失敗が発生し得るため、IMSサービスがいつ終了、完了、またはリリースされるのかを、NASレイヤ、および/またはRRCレイヤに知らせることは重要となり得る。これらの失敗は、RRC接続がリリースされることをもたらし得、NASシグナリング接続および複数のユーザプレーンベアラを復元させようとして、トラッキングエリア更新(TAU)の手続きを実行するようNASレイヤをトリガし得る。
図13は、標準開始指示および標準停止指示が用いられる(例えば、手法(2))、サンプル通信セッションに関連付けられた通信の例示の複数のタイムラインを示す図である。示されるとおり、UE110がワイヤレスネットワーク120のセル(「セル1」)を入力し、UE110のIMSレイヤが(例えば、MMTEL音声に対して)サービス要求を開始する(「開始指示」)ことを想定されたい。サービス要求の一部として、SIP INVITEのメッセージが送信され得(「SIP INVITE送信」)、接続要求がRRCレイヤに行われ得る(「RRC接続要求」)。ACBスキップがセルに対してアクティブとなり得るため、RRC接続の要求が確立され得る(「セル1におけるACBスキップ」)。SIP INVITEメッセージに応答して、SIP 200 OKの応答が、UE110により受信され得る(「SIP 200 OK受信」)。呼び出しが確立され得(「呼び出し確立」)、SIP 200 OKのメッセージを受信することに基づき、IMSレイヤは、停止指示をRRCレイヤまたはNASレイヤに送信し得る(「停止指示」)。
ある時点で、UE110がセルを第2のセルに変更することを想定されたい(「セル2」)。セルを変更することは、複数のハンドオーバーの動作をもたらし得、複数のハンドオーバーの動作は、RRCチャネルの再構成または再接続を含み得る(「RRC接続再構成」)。更に、接続の失敗が発生することを想定されたい。失敗は、無線リンクの失敗を含み得、無線リンクの失敗は、UE110により検出され得る(「RLF検出」)。UE110は後に、接続を再確立しようと試み得る(「RRC接続再確立要求」)。再確立の試みが失敗し(「再確立失敗」)、UE110がアイドルモードに入る(「アイドルモード」)ことを想定されたい。ある時点で、セルは再選択され得(「セル再選択」)、NASシグナリング接続および複数のユーザプレーンベアラを復元させようとして、NASレイヤにより、トラッキングエリア更新の手続きが実行され得る(「トラッキングエリア更新」および「セル2[「セル2」に対する2番目の参照]」)。ACBスキップは、セル2においてアクティブとなり得る(「セル2におけるACBスキップ」)。UE110は、新たな呼び出しを確立し得(「呼び出し確立」)、UE IMSレイヤが、送信されるSIP BYEのメッセージに応答してSIP 200 OKのメッセージを受信後に、UE110のIMSレイヤは、停止指示(「停止指示」)を送信し得る(「SIP BYE送信」および「SIP200 OK受信」)。
図14から図16は、停止指示および開始指示を生成するための複数の動作に関連する、複数の異なる実装を示す図である。図14から図16の複数の動作は、IMSレイヤ310、RRCレイヤ320、およびNASレイヤ330間での複数の通信に関して説明される。図14から図16において、太字フォントで示された複数の動作は、複数の規格外通信および/またはIMSレイヤ310、RRCレイヤ320、およびNASレイヤ330に関連付けられた複数のプロセスを表し得る。
図14の実装において、開始指示および停止指示は、IMSレイヤ310からRRCレイヤ320へと送信され得る。図14に示されるとおり、(14.1、「ACBスキップが複数の特定のサービスに対してアクティブであるという指示」において)RRCレイヤ320は、ACBスキップがアクティブであるという指示を受信し得る。前述したとおり、指示は、システム情報ブロックタイプ2のメッセージの一部として受信され得る。(14.2、「IMSサービスインジケータ(開始)」において)IMSレイヤ310は、IMSサービスが、サービス要求の手続きのトリガを生じさせるときを、RRCレイヤ320に通知し得る。通知は、サービスの指示を含み得る。通知は、開始インジケータとして機能し得る。.ACBスキップがサービスに対してアクティブであれば、RRCレイヤ320は、規制タイマを停止し得る(タイマT303)。(14.3、「輻輳緩和通知」において)RRCレイヤ320はまた、輻輳緩和がアクティブであることを、NASレイヤ330に通知し得る。(14.4、「ユーザプレーンを介したサービス要求」において)NASレイヤ330は、対応するIMSの送信要求を受信し得る。(14.5、「RRC接続を確立する要求」において)NASレイヤ330は、RRC接続の確立を、RRCレイヤ320に要求し得る。(14.6、「特定のIMSサービスに対してACBをスキップ」において)RRCレイヤ320は、ACBスキップが特定のIMSサービス対してアクティブであるとき、そのサービスに対してACBスキップを実行し得る。ACBスキップのトリガがあると、RRCレイヤ320は、規制タイマ(タイマT303)をリセットし得る。(14.7、「IMSサービスインジケータ(停止)」において)IMSレイヤ310は、IMSサービスの完了を、RRCレイヤ320に通知し得る。通知は、停止指示として機能し得る。この時点で、RRCレイヤ320は、複数の今後のRRC接続確立手続きのため、複数のACB確認の実行を再開し得る。
図15の実装において、開始指示および停止指示は、IMSレイヤ310からNASレイヤ330に送信され得る。開始指示および停止指示は、RRC接続を確立する要求ごとに、NASレイヤ330によって、RRCレイヤ320に転送され得る。
図15に示されるとおり、(15.1、「ACBスキップが複数の特定のサービスに対してアクティブであるという指示」において)RRCレイヤ320は、ACBスキップがアクティブであるという指示を受信し得る。前述したとおり、指示は、SIB2のメッセージの一部として受信され得、ACBスキップが適用される複数の特定のサービスタイプを示し得る。RRCレイヤ320は、輻輳条件をNASレイヤ330に通知し得る。(15.2、「輻輳指示、および複数の特定のサービスに対して規制条件を無視する指示」において)通知はまた、ACBスキップメッセージの一部として受信された複数の特定のサービスに対してACBを無視する(すなわち、ある複数のサービスに対して規制を無視する)指示を含み得る。言い換えると、ACBに起因したサービスのブロックの可能性があるとき、失敗通知がRRCレイヤ320からNASレイヤ330に送信され得、ACBスキップがアクティブであるとき、NASレイヤ330が複数の特定のサービスタイプに対してACBを無視すべきであることを示す通知もまた送信され得る。いくつかの実装において、輻輳指示(15.2)は、複数のサービスの特定のリストに関連付けられ得ない。この場合、NASレイヤ330は、ACBスキップの対象になり得る任意のサービスに対して規制条件を無視し得る。
(15.3、「ユーザプレーンを介したサービス要求」において)NASレイヤ330は、IMS要求をIMSレイヤ310から受信し得る。(15.4、「IMSサービスインジケータ(開始)」において)IMSレイヤ310はまた、サービスタイプの指示を、NASレイヤ330に提供し得る。サービスタイプの指示は、開始インジケータとして機能し得る。一実装において、通信15.3がBC/RABM(無線アクセスベアラマネージャ)を通じて行われ得、通信15.4は、ATコマンドを介する等、IMSレイヤ310とNASレイヤ330との間の直接通信であり得る。(15.4において指示された)サービスが、(15.2において指示された)複数の特定のサービスに対してNASレイヤ330がACBを無視すべきであることを示す通知に対応するサービスに一致するとき、(15.5、「複数の特定のサービスに対して規制条件を無視」において)NASレイヤ330は、複数の特定のサービスに対してACBを無視し得る。NASレイヤ330は、サービス要求に関して、RRC接続の確立要求をRRCレイヤ320に送信し得る。(15.6、「サービス指示(開始)を含む、RRC接続を確立する要求」において)要求はまた、サービスの指示を含み得る。(15.7、「特定のIMSサービスに対してACBをスキップ」において)RRCレイヤ320は、ACBスキップが特定のIMSサービスに対してアクティブであるとき、要求されたRRC接続を確立することにより、そのサービスに対してACBスキップを実行し得る。(15.8「NASが知らせを受ける、IMSサービスインジケータ(停止)」において)IMSサービスが完全であるとき、IMSレイヤ310は、NASレイヤ330に通知を行い得、(15.9、「NASがRRCに知らせる、IMSサービスインジケータ(停止)」において)NASレイヤ330はRRCレイヤ320に通知を行い得る。このように、停止指示がIMSレイヤ310からRRCレイヤ320に転送され得る。
図16の実装において、開始指示がIMSレイヤ310からNASレイヤ330に送信され得、それからNASレイヤ330からRRCレイヤ320に送信され得る。停止指示は、IMSレイヤ310からNASレイヤ330に送信され得る。サービス要求はNASレイヤ330により常に開始され得るため、停止指示は、(RRCレイヤ320ではなく)NASレイヤ330においてのみ必要となり得る。
図16に示されるとおり、RRCレイヤ320は、ACBスキップがアクティブであるという指示を受信し得る。前述したとおり、(16.1、「ACBスキップがアクティブであるという指示」において)指示は、SIB2のメッセージの一部として受信され得、ACBスキップが適用される特定のサービスを示し得る。RRCレイヤ320は、輻輳条件をNASレイヤ330に通知し得る。(16.2、「輻輳指示、および複数の特定のサービスに対して規制条件を無視するよう指示」において)通知はまた、ACBスキップメッセージの一部として受信された複数の特定のサービスに対してACBを無視する(すなわち、ある複数のサービスに対して規制を無視する)指示を含み得る。言い換えると、ACBに起因したサービスのブロックの可能性があるとき、失敗通知がRRCレイヤ320からNASレイヤ330に送信され得、ACBスキップがアクティブであるとき、NASレイヤ330が複数の特定のサービスに対してACBを無視するべきことを示す通知もまた送信され得る。いくつかの実装において、輻輳指示(16.2)は、複数のサービスの特定のリストに関連付けられ得ない。この場合、NASレイヤ330は、ACBスキップの対象になり得る任意のサービスに対して規制条件を無視し得る。
(16.3、「ユーザプレーンを介したサービス要求」において)NASレイヤ330は、IMS要求をIMSレイヤ310から受信し得る。(16.4「IMSサービスインジケータ(開始)」において)IMSレイヤ310はまた、サービスの指示をNASレイヤ330に提供し得る。サービスの指示は、開始インジケータとして機能し得る。一実装において、通信16.3がBC/RABMを通じて行われ得、通信16.4は、ATコマンドを介する等、IMSレイヤ310とNASレイヤ330との間の直接通信であり得る。(16.4において指示された)サービスが、(16.2において指示された)複数の特定のサービスに対してNASレイヤ330がACBを無視すべきであることを示す通知に対応するサービスに一致するとき、(16.5、「複数の特定のサービスに対して規制条件を無視」において)NASレイヤ330は、複数の特定のサービスに対してACBを無視し得る。NASレイヤ330は、サービス要求に関して、RRC接続の確立要求をRRCレイヤ320に送信し得る。(16.6、「サービス指示を含む、RRC接続を確立する要求」において)要求はまた、サービスの指示を含み得る。このように、RRC接続を確立すべく、IMSサービスインジケータ(停止)が、NASレイヤ330によってIMSレイヤ310から受信されるまで、複数のIMS要求はそれぞれNASレイヤ330によってRRCレイヤ320に転送され得る。(16.7、「特定のIMSサービスに対してACBをスキップ」において)RRCレイヤ320は、ACBスキップが特定のIMSサービスに対してアクティブであるとき、要求されたRRC接続を確立することにより、そのサービスに対してACBスキップを実行し得る。(16.8、「NASが知らせを受ける、IMSサービスインジケータ(停止)」において)IMSサービスが完全であるとき、IMSレイヤ310は、NASレイヤ330に通知し得る。この実装において、NASレイヤ330は、IMSサービスに対してRRC接続を確立する、RRCに対する要求を開始することを担っているため、停止指示をRRCレイヤ320に伝搬する必要はない。
図17は、デバイス1700の例示的なコンポーネントの図である。図1、図3から図12、および図14から図16に示される複数のデバイスのいくつかは、1または複数のデバイス1700を含み得る。デバイス1700は、バス1710、プロセッサ1720、メモリ1730、入力コンポーネント1740、出力コンポーネント1750、および通信インタフェース1760を含み得る。別の実装において、デバイス1700は、複数の追加の、より少ない、異なる、または異なって配置されたコンポーネントを含み得る。.
バス1710は、デバイス1700のコンポーネント間で、通信を許可する1または複数の通信パスを含み得る。プロセッサ1720は、複数の命令を解釈および実行し得るプロセッサ、マイクロプロセッサ、または処理ロジック等、処理回路を含み得る。メモリ1730は、プロセッサ1720による実行のための情報および複数の命令を格納し得る任意のタイプの動的ストレージデバイス、および/またはプロセッサ1720により用いられる情報を格納し得る任意のタイプの不揮発性ストレージデバイスを含み得る。
入力コンポーネント1740は、キーボード、キーパッド、ボタン、スイッチ等といった、デバイス1700に情報を入力するオペレータを許可するメカニズムを含み得る。出力コンポーネント1750は、ディスプレイ、スピーカ、1または複数の発光ダイオード(LEDs)等といった、オペレータに情報を出力するメカニズムを含み得る。
通信インタフェース1760は、デバイス1700が複数の他のデバイスおよび/またはシステムと通信することを可能にする任意の送受信機のようなメカニズムを含み得る。例えば、通信インタフェース1760は、イーサネット(登録商標)インタフェース、光インタフェース、同軸インタフェース等を含み得る。通信インタフェース1760は、赤外線(IR)受信機、Bluetooth(登録商標)無線、WiFi無線、セルラー無線等といった、ワイヤレス通信デバイスを含み得る。ワイヤレス通信デバイスは、遠隔制御、ワイヤレスキーボード、携帯電話等といった、外部のデバイスに結合され得る。いくつかの実施形態において、デバイス1700は1より多い通信インタフェース1760を含み得る。例えば、デバイス1700は、光インタフェースおよびイーサネット(登録商標)インタフェースを含み得る。
デバイス1700は、上述のある動作を実行し得る。デバイス1700は、プロセッサ1720がメモリ1730等のコンピュータ可読媒体において格納されるソフトウェア命令を実行することに応答して、これらの動作を実行し得る。コンピュータ可読媒体は、非一時的メモリデバイスとして定義され得る。メモリデバイスは、単一の物理メモリデバイス内に空間を含み得、または複数の物理メモリデバイスにわたって分散し得る。複数のソフトウェア命令は、別のコンピュータ可読媒体から、または別のデバイスから、メモリ1730に読み込まれ得る。メモリ1730に格納されるソフトウェア命令は、プロセッサ1720に対して、本明細書において説明された複数のプロセスを実行させ得る。代替的に、ハードワイヤードの回路は、本明細書において説明されたプロセスを実装すべく、複数のソフトウェア命令の代わりに、または複数のソフトウェア命令を組み合わせて用いられ得る。したがって、本明細書において説明された複数の実装は、ハードウェア回路およびソフトウェアの任意の特定の組み合わせに限定されない。
先行する明細書において、複数の様々な実施形態が、複数の添付図面を参照して説明されてきた。しかしながら、以下の複数の請求項において記載された発明のより広範囲から逸脱することなく、複数の様々な改良および変更が本発明に対して行われ得、複数の追加の実施形態が実装され得ることが明らかであろう。明細書および複数の図面は、したがって、限定的な意味ではなく、例示的にみなされることになる。
例えば、図2に関して一連のブロックが説明されてきたが、複数のブロックの順番は、他の実装において変更され得る。更に、複数の非依存ブロックが並行して実行され得る。
上述のような複数の例示的な態様は、図で示された複数の実装における多くの異なる形態のソフトウェア、ファームウェア、およびハードウェアにおいて実装され得ることが明らかとされよう。これらの態様を実装すべく用いられる実際のソフトウェアコードまたは特化した制御ハードウェアは、限定的に解釈されるべきではない。したがって、複数の態様の動作および挙動は、特定のソフトウェアのコードを参照することなく説明され、ソフトウェアおよび制御ハードウェアは、本明細書における説明に基づき態様を実装すべく設計され得たことが理解されよう。
更に、発明のある複数の個所は、1または複数の機能を実行する「ロジック」として実装され得る。このロジックは、ASICまたはFPGA等のハードウェア、またはハードウェアおよびソフトウェアの組み合わせ等を含み得る。
複数の特徴の複数の特定の組み合わせが複数の請求項において記載され、および/または、明細書において開示されているが、これらの組み合わせは発明を限定するよう意図されてはいない。実際、これらの特徴の多くが、複数の請求項において具体的に記載されない、および/または明細書において具体的に開示されていない方法で組み合わせられ得る。
本願で用いられる構成要素、作用、または命令は、明示的にそのように説明されていない限り、重大または不可欠と解釈されるべきではない。「および(and)」という用語の使用の例は、本明細書において用いられる場合、その例において「および/または(and/or)」という表現が意図されていたという解釈を必ずしも妨げるものではない。同様に、「または(or)」という用語の使用の例は、本明細書において用いられる場合、その例において「および/または(and/or)」という表現が意図されていたという解釈を必ずしも妨げるものではない。また、「a」という冠詞は、本明細書において用いられる場合、1または複数の項目を含むよう意図されていて、「1または複数」という表現と交換可能に用いられ得る。1項目のみが意図される場合、「1の(one)」「単一(single)」「のみ(only)」という複数の用語、または同様の言葉が用いられる。更に、「に基づく(based on)」という表現は、明示的に別段の定めをした場合を除き、「少なくとも一部に基づく(based, at least in part, on)」と意味することが意図されている。
本実施形態の例を下記の各項目として示す。
[項目1]
ユーザ機器(UE)であって、
前記UEは、非アクセス層(NAS)レイヤを実装する処理回路を備え、
前記NASレイヤは、
前記UEにより発信される特定のサービスタイプに対する送信要求を、前記NASレイヤに対する上位レイヤから受信し、
前記UEに関連付けられたセルへのアクセスが規制されるという指示を、前記UEの無線リソース制御(RRC)レイヤから受信し、
前記特定のサービスタイプが所定の一式の複数のサービスタイプに一致するとき、前記セルへの前記アクセスが規制されるという前記指示を迂回し、
前記迂回することは、
前記RRCレイヤが前記サービス要求に対してRRC接続を確立することを要求することと、
前記RRC接続を確立する前記要求が前記特定のサービスタイプに対応することを、前記RRCレイヤに通知することと、
を含むUE。
[項目2]
前記送信要求は、インターネットプロトコルマルチメディア(IMS)要求またはショートメッセージサービス(SMS)要求を含む、項目1に記載のUE。
[項目3]
前記UEは、
アクセスクラス規制スキップ(ACB)の状態に関連する指示を、ネットワークから受信し、
前記アクセスクラス規制スキップの前記状態が、アクセスクラス規制スキップが前記特定のサービスタイプに対してアクティブであることを示すとき、前記NASレイヤからの前記要求に基づいて、前記RRC接続を確立する、
前記RRCレイヤを実装する処理回路を更に備える、項目1または2に記載のUE。
[項目4]
前記RRCレイヤは更に、前記ACBスキップの前記状態が、ACBスキップが前記特定のサービスタイプに対してアクティブでないことを示すとき、前記RRC接続の前記確立を規制する、項目3に記載のUE。
[項目5]
前記所定の一式の複数のサービスタイプは、
マルチメディアテレフォニ(MMTel)動画、
MMTel音声、
MMTelショートメッセージサービス(SMS)、および、
SGまたはS102インタフェースを介するSMSのうち、少なくとも1つを含む、項目1から4のいずれか1項に記載のUE。
[項目6]
前記送信要求は、前記UEのインターネットプロトコル(IP)マルチメディア(IMS)レイヤから受信される、項目1から5のいずれか1項に記載のUE。
[項目7]
前記送信要求は、ショートメッセージサービス(SMS)レイヤから受信される、項目1から6のいずれか1項に記載のUE。
[項目8]
前記アクセスクラス規制スキップの前記状態に関連する前記ネットワークからの前記指示は、様々な複数のサービスに対する前記アクセスクラス規制スキップ状態を示す1または複数のフィールドを含む、システム情報ブロックタイプ2(SIB2)のメッセージを含む、項目3から7のいずれか1項に記載のUE。
[項目9]
前記通知は、RRC確立要因または呼び出しタイプを設定することに基づく、項目1から8のいずれか1項に記載のUE。
[項目10]
前記送信要求は、インターネットプロトコル(IP)マルチメディア(IMS)レイヤから前記NASレイヤに、ATコマンドを介して伝達される、項目1から9のいずれか1項に記載のUE。
[項目11]
前記処理回路は、前記特定のサービスが停止されているという指示を、インターネットプロトコル(IP)マルチメディア(IMS)レイヤから受信する、前記NASレイヤを更に実装する、項目1から10のいずれか1項に記載のUE。
[項目12]
輻輳に起因してセルが規制されるというアクセスクラス規制(ACB)指示を、ネットワークから、ユーザ機器(UE)により受信する段階と、
前記UEにより発信される1または複数の特定のサービスに対してACBが迂回されるべきであるという指示を、前記ネットワークから、前記UEの無線リソース制御(RRC)レイヤにより受信する段階と、
前記UEにより発信されているサービスの特定を、前記UEのアプリケーションレイヤから、前記UEの非アクセス層(NAS)レイヤへ提供する段階と、
前記サービスに対する無線接続の確立要求を、前記NASレイヤから、前記RRCレイヤにより受信する段階と、
前記サービスの前記提供された特定を、前記RRCレイヤにより受信する段階と、
前記RRCレイヤにより受信された前記サービスの前記特定が、ACBが迂回されるべきであるという前記指示に関連付けられた前記1または複数の特定のサービスに一致するとき、ACBの前記指示にもかかわらず、前記サービスに対する前記無線接続を、前記ネットワークと共に、前記RRCレイヤにより確立する段階と、
を備える方法。
[項目13]
前記サービスは、マルチメディアテレフォニ(MMTel)動画の呼び出し、MMTel音声の呼び出し、またはMMTel SMSを含む、項目12に記載の方法。
[項目14]
前記アプリケーションレイヤは、インターネットプロトコル(IP)マルチメディア(IMS)レイヤを含む、項目12または13に記載の方法。
[項目15]
前記サービスは、SGまたはS102インタフェースを介するショートメッセージサービス(SMS)サービスを含み、前記アプリケーションレイヤは、SMSレイヤを含む、項目12から14のいずれか1項に記載の方法。
[項目16]
ACBが迂回されるべきであるという前記ネットワークからの前記指示は、迂回されるべき前記1または複数の特定のサービスを示す1または複数のフィールドを含む、システム情報ブロックタイプ2(SIB2)のメッセージとして受信される、項目12から15のいずれか1項に記載の方法。
[項目17]
前記サービスの前記特定の前記提供する段階は、ATコマンドを介して実行される、項目12から16のいずれか1項に記載の方法。
[項目18]
いつ前記サービスが停止したかという指示を、インターネットプロトコル(IP)マルチメディア(IMS)レイヤから、前記NASレイヤに提供する段階を更に備える、項目12から17のいずれか1項に記載の方法。
[項目19]
複数のプロセッサ実行可能命令を格納する非一時的メモリデバイスと、
前記複数のプロセッサ実行可能命令を実行するプロセッサと、
を備えるユーザ機器(UE)であって、
前記複数のプロセッサ実行可能命令を実行することは、前記プロセッサに、
輻輳に起因してセルが規制されるというアクセスクラス規制(ACB)指示を、セルラーネットワークから受信させ、
前記UEにより発信される1または複数の特定のサービスに対してACBが迂回されるべきであるという指示を、ネットワークから、前記UEの無線リソース制御(RRC)レイヤにより受信させ、
前記UEにより発信されているサービスの特定を、前記UEのアプリケーションレイヤから、前記UEの非アクセス層(NAS)レイヤへ提供させ、
前記サービスに対する無線接続の確立要求を、前記NASレイヤから、前記RRCレイヤによって受信させ、
前記サービスの前記提供された特定を、前記RRCレイヤにより受信させ、
前記RRCレイヤにより受信された前記サービスの前記特定が、ACBが迂回されるべきという指示に関連付けられた前記1または複数の特定のサービスに一致するとき、前記サービスに対する前記無線接続を、前記ネットワークと共に、前記RRCレイヤにより確立させる、UE。
[項目20]
前記サービスは、マルチメディアテレフォニ(MMTel)動画の呼び出し、MMTel音声の呼び出し、またはMMTel SMSを含む、項目19に記載のUE。
[項目21]
前記アプリケーションレイヤは、インターネットプロトコル(IP)マルチメディア(IMS)レイヤを含む、項目20に記載のUE。
[項目22]
前記サービスは、SGまたはS102インタフェースを介するショートメッセージサービス(SMS)サービスを含み、前記アプリケーションレイヤは、SMSレイヤを含む、項目19から21のいずれか1項に記載のUE。
[項目23]
ACBが迂回されるべきという前記ネットワークからの前記指示は、迂回されるべき前記1または複数の特定のサービスを示す1または複数のブール値フィールドを含む、システム情報ブロックタイプ2(SIB2)のメッセージとして受信される、項目22に記載のUE。
[項目24]
前記サービスの前記特定の前記提供する段階は、ATコマンドを介して実行される、項目19から23のいずれか1項に記載のUE。
[項目25]
前記複数のプロセッサ実行可能命令は更に、前記プロセッサにより実行されると、前記プロセッサに、前記サービスがいつ停止したかという指示を、インターネットプロトコル(IP)マルチメディア(IMS)レイヤから、および前記NASレイヤに提供させる、項目19から24のいずれか1項に記載のUE。

Claims (25)

  1. ユーザ機器(UE)であって、
    前記UEは、非アクセス層(NAS)レイヤを実装する処理回路を備え、
    前記NASレイヤは、
    前記UEにより発信される特定のサービスタイプに対する送信要求を、前記NASレイヤに対する上位レイヤから受信し、
    前記UEに関連付けられたセルへのアクセスが規制されるという指示を、前記UEの無線リソース制御(RRC)レイヤから受信し、
    前記特定のサービスタイプが所定の一式の複数のサービスタイプに一致するとき、前記セルへの前記アクセスが規制されるという前記指示を迂回し、
    前記迂回することは、
    前記RRCレイヤが前記送信要求に対してRRC接続を確立することを要求することと、
    前記RRC接続を確立する前記要求が前記特定のサービスタイプに対応することを、前記RRCレイヤに通知することと
    を含むUE。
  2. 前記送信要求は、インターネットプロトコルマルチメディア(IMS)要求またはショートメッセージサービス(SMS)要求を含む、請求項1に記載のUE。
  3. 前記UEは、
    アクセスクラス規制スキップ(ACBスキップ)の状態に関連する指示を、ネットワークから受信し、
    前記アクセスクラス規制スキップの前記状態が、アクセスクラス規制スキップが前記特定のサービスタイプに対してアクティブであることを示すとき、前記NASレイヤからの前記要求に基づいて、前記RRC接続を確立する、
    前記RRCレイヤを実装する処理回路を更に備える、請求項1または2に記載のUE。
  4. 前記RRCレイヤは更に、前記ACBスキップの前記状態が、ACBスキップが前記特定のサービスタイプに対してアクティブでないことを示すとき、前記RRC接続の前記確立を規制する、請求項3に記載のUE。
  5. 前記所定の一式の複数のサービスタイプは、
    マルチメディアテレフォニ(MMTel)動画、
    MMTel音声、
    MMTelショートメッセージサービス(SMS)、および
    SGまたはS102インタフェースを介するSMSのうち、少なくとも1つを含む、請求項1から4のいずれか1項に記載のUE。
  6. 前記送信要求は、前記UEのインターネットプロトコル(IP)マルチメディア(IMS)レイヤから受信される、請求項1から5のいずれか1項に記載のUE。
  7. 前記送信要求は、ショートメッセージサービス(SMS)レイヤから受信される、請求項1から6のいずれか1項に記載のUE。
  8. 前記アクセスクラス規制スキップの前記状態に関連する前記ネットワークからの前記指示は、様々な複数のサービスに対する前記アクセスクラス規制スキップの前記状態を示す1または複数のフィールドを含む、システム情報ブロックタイプ2(SIB2)のメッセージを含む、請求項3または4に記載のUE。
  9. 前記通知は、RRC確立要因または呼び出しタイプを設定することに基づく、請求項1から8のいずれか1項に記載のUE。
  10. 前記送信要求は、インターネットプロトコル(IP)マルチメディア(IMS)レイヤから前記NASレイヤに、ATコマンドを介して伝達される、請求項1から9のいずれか1項に記載のUE。
  11. 前記処理回路は、前記特定のサービスが停止されているという指示を、インターネットプロトコル(IP)マルチメディア(IMS)レイヤから受信する、前記NASレイヤを更に実装する、請求項1から10のいずれか1項に記載のUE。
  12. 輻輳に起因してセルが規制されるというアクセスクラス規制(ACB)指示を、ネットワークから、ユーザ機器(UE)により受信する段階と、
    前記UEにより発信される1または複数の特定のサービスに対してACBが迂回されるべきであるという指示を、前記ネットワークから、前記UEの無線リソース制御(RRC)レイヤにより受信する段階と、
    前記UEにより発信されているサービスの特定を、前記UEのアプリケーションレイヤから、前記UEの非アクセス層(NAS)レイヤへ提供する段階と、
    前記サービスに対する無線接続の確立要求を、前記NASレイヤから、前記RRCレイヤにより受信する段階と、
    前記サービスの前記提供された特定を、前記RRCレイヤにより受信する段階と、
    前記RRCレイヤにより受信された前記サービスの前記特定が、ACBが迂回されるべきであるという前記指示に関連付けられた前記1または複数の特定のサービスに一致するとき、ACBの前記指示にもかかわらず、前記サービスに対する前記無線接続を、前記ネットワークと共に、前記RRCレイヤにより確立する段階と
    を備える方法。
  13. 前記サービスは、マルチメディアテレフォニ(MMTel)動画の呼び出し、MMTel音声の呼び出し、またはMMTel SMSを含む、請求項12に記載の方法。
  14. 前記アプリケーションレイヤは、インターネットプロトコル(IP)マルチメディア(IMS)レイヤを含む、請求項12または13に記載の方法。
  15. 前記サービスは、SGまたはS102インタフェースを介するショートメッセージサービス(SMS)サービスを含み、前記アプリケーションレイヤは、SMSレイヤを含む、請求項12から14のいずれか1項に記載の方法。
  16. ACBが迂回されるべきであるという前記ネットワークからの前記指示は、迂回されるべき前記1または複数の特定のサービスを示す1または複数のフィールドを含む、システム情報ブロックタイプ2(SIB2)のメッセージとして受信される、請求項12から15のいずれか1項に記載の方法。
  17. 前記サービスの前記特定の前記提供する段階は、ATコマンドを介して実行される、請求項12から16のいずれか1項に記載の方法。
  18. いつ前記サービスが停止したかという指示を、インターネットプロトコル(IP)マルチメディア(IMS)レイヤから、前記NASレイヤに提供する段階を更に備える、請求項12から17のいずれか1項に記載の方法。
  19. 複数のプロセッサ実行可能命令を格納する非一時的メモリデバイスと、
    前記複数のプロセッサ実行可能命令を実行するプロセッサと
    を備えるユーザ機器(UE)であって、
    前記複数のプロセッサ実行可能命令を実行することは、前記プロセッサに、
    輻輳に起因してセルが規制されるというアクセスクラス規制(ACB)指示を、セルラーネットワークから受信させ、
    前記UEにより発信される1または複数の特定のサービスに対してACBが迂回されるべきであるという指示を、ネットワークから、前記UEの無線リソース制御(RRC)レイヤにより受信させ、
    前記UEにより発信されているサービスの特定を、前記UEのアプリケーションレイヤから、前記UEの非アクセス層(NAS)レイヤへ提供させ、
    前記サービスに対する無線接続の確立要求を、前記NASレイヤから、前記RRCレイヤによって受信させ、
    前記サービスの前記提供された特定を、前記RRCレイヤにより受信させ、
    前記RRCレイヤにより受信された前記サービスの前記特定が、ACBが迂回されるべきという指示に関連付けられた前記1または複数の特定のサービスに一致するとき、前記サービスに対する前記無線接続を、前記ネットワークと共に、前記RRCレイヤにより確立させる、UE。
  20. 前記サービスは、マルチメディアテレフォニ(MMTel)動画の呼び出し、MMTel音声の呼び出し、またはMMTel SMSを含む、請求項19に記載のUE。
  21. 前記アプリケーションレイヤは、インターネットプロトコル(IP)マルチメディア(IMS)レイヤを含む、請求項20に記載のUE。
  22. 前記サービスは、SGまたはS102インタフェースを介するショートメッセージサービス(SMS)サービスを含み、前記アプリケーションレイヤは、SMSレイヤを含む、請求項19から21のいずれか1項に記載のUE。
  23. ACBが迂回されるべきという前記ネットワークからの前記指示は、迂回されるべき前記1または複数の特定のサービスを示す1または複数のブール値フィールドを含む、システム情報ブロックタイプ2(SIB2)のメッセージとして受信される、請求項22に記載のUE。
  24. 前記サービスの前記特定の前記提供する段階は、ATコマンドを介して実行される、請求項19から23のいずれか1項に記載のUE。
  25. 前記複数のプロセッサ実行可能命令は更に、前記プロセッサにより実行されると、前記プロセッサに、前記サービスがいつ停止したかという指示を、インターネットプロトコル(IP)マルチメディア(IMS)レイヤから、および前記NASレイヤに提供させる、請求項19から24のいずれか1項に記載のUE。
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