JP6296383B2 - Battery power conditioner - Google Patents
Battery power conditioner Download PDFInfo
- Publication number
- JP6296383B2 JP6296383B2 JP2013205095A JP2013205095A JP6296383B2 JP 6296383 B2 JP6296383 B2 JP 6296383B2 JP 2013205095 A JP2013205095 A JP 2013205095A JP 2013205095 A JP2013205095 A JP 2013205095A JP 6296383 B2 JP6296383 B2 JP 6296383B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- storage battery
- power
- inverter
- control circuit
- switch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
- Y02B10/00—Integration of renewable energy sources in buildings
- Y02B10/10—Photovoltaic [PV]
Landscapes
- Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
Description
本発明は、蓄電池と、再生可能エネルギーをもとにする発電装置を備える蓄電システムにおける蓄電池パワーコンディショナ関する。 The present invention relates to a storage battery power conditioner in a power storage system including a storage battery and a power generation device based on renewable energy.
近年、系統電源に接続された蓄電システムに太陽光発電システムを連携させるシステムが開発されている。蓄電池は直流であり系統電源は交流であるため、両者の間にはインバータが設けられる。太陽光発電システムは通常、直流であるため、蓄電池と太陽光発電システムの間にはDC−DCコンバータが設けられることが多い(例えば、特許文献1参照)。 In recent years, a system that links a photovoltaic power generation system to a power storage system connected to a system power supply has been developed. Since the storage battery is a direct current and the system power supply is an alternating current, an inverter is provided between them. Since the solar power generation system is usually a direct current, a DC-DC converter is often provided between the storage battery and the solar power generation system (see, for example, Patent Document 1).
太陽光発電システムが発電する電力に余剰が生じる場合、蓄電池の充電に用いたり、系統電力に流したりする場合がある。当然ながら、系統電力が停電時には太陽光発電システムの余剰電力を系統電力に流すことはできない。蓄電池が充電可能な状態であれば充電に用いればよいが、そうでない場合は、蓄電池を過充電から保護することが求められる。 When there is a surplus in the power generated by the solar power generation system, it may be used for charging the storage battery or flowing to the grid power. Of course, the surplus power of the photovoltaic power generation system cannot be supplied to the grid power when the grid power is blacked out. If the storage battery is in a chargeable state, it may be used for charging. Otherwise, it is required to protect the storage battery from overcharging.
本発明はこうした状況に鑑みなされたものであり、その目的は、系統電源の停電時において蓄電池の過充電を抑制する技術を提供することにある。 This invention is made | formed in view of such a condition, The objective is to provide the technique which suppresses the overcharge of a storage battery at the time of the power failure of a system power supply.
上記課題を解決するために、本発明のある態様の蓄電池パワーコンディショナは、一端において系統電源に接続するとともに太陽電池に接続されたDC/ACインバータとも接続し、他端において蓄電池と接続する電力変換装置と、電力変換装置と接続する制御部とを備える。制御部は、系統電源の停電を検出した場合、DC/ACインバータの動作の停止を指示する停止信号を出力する。 In order to solve the above-mentioned problems, a storage battery power conditioner according to an aspect of the present invention is connected to a system power supply at one end and to a DC / AC inverter connected to a solar battery and connected to the storage battery at the other end. A conversion device and a control unit connected to the power conversion device are provided. When detecting a power failure of the system power supply, the control unit outputs a stop signal instructing to stop the operation of the DC / AC inverter.
上記課題を解決するために、本発明の別の態様も、蓄電池パワーコンディショナである。この蓄電池パワーコンディショナは、一端において系統電源に接続するとともに太陽電池に接続されたDC/ACインバータとも接続し、他端において蓄電池と接続する電力変換装置と、電力変換装置と接続する制御部とを備る。制御部は、系統電源が停電から復電した場合、DC/ACインバータの動作の停止を指示する停止信号を出力する。 In order to solve the above problems, another aspect of the present invention is also a storage battery power conditioner. This storage battery power conditioner is connected to the system power supply at one end and also connected to the DC / AC inverter connected to the solar battery, and connected to the storage battery at the other end, and a control unit connected to the power conversion device. Prepare. A control part outputs the stop signal which instruct | indicates the stop of operation | movement of a DC / AC inverter, when a system power supply recovers from a power failure.
本発明によれば、系統電源の停電時において蓄電池の過充電を抑制する技術を提供することができる。 ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, the technique which suppresses the overcharge of a storage battery at the time of a power failure of a system power supply can be provided.
本発明の実施の形態は、系統電源に接続される蓄電システムであって、さらに太陽光発電システムと連携する蓄電システムに関する。当該蓄電システムは、例えば産業施設、公共施設、商業施設、オフィスビル、住居などに設置される。電力会社が時間帯別電気料金制度を採用している場合、夜間の時間帯の電気料金は、昼間の時間帯の電気料金よりも安く設定される。例えば、23:00〜翌日の7:00までの電気料金が他の時間帯より安く設定される。従って夜間に系統電源から蓄電池に充電し、蓄電池に蓄えられた電力を昼間に使用することにより電気料金を抑えることができる。電力会社側から見ると電力使用量が平準化されることになる。 Embodiments of the present invention relate to a power storage system connected to a system power supply, and further to a power storage system that cooperates with a solar power generation system. The power storage system is installed in, for example, industrial facilities, public facilities, commercial facilities, office buildings, residences, and the like. When the electric power company adopts the electricity bill system by time zone, the electricity bill at night time is set lower than the electricity bill at daytime. For example, the electricity bill from 23:00 to 7:00 on the next day is set cheaper than other time zones. Therefore, the electricity charge can be suppressed by charging the storage battery from the system power supply at night and using the electric power stored in the storage battery during the daytime. From the power company side, the amount of power used will be leveled.
蓄電池に蓄えられた電力は、系統電源が停電したとき特定負荷(例えば、電灯、エレベータ、コンピュータサーバなど)を動作させるためのバックアップ電源として用いられる。特定負荷は系統電源の停電時にて、優先的に蓄電池または太陽光発電システムから電力供給を受けることができる予め設定された負荷である。本明細書では、それ以外の負荷を一般負荷という。 The electric power stored in the storage battery is used as a backup power source for operating a specific load (for example, a light, an elevator, a computer server, etc.) when the system power supply fails. The specific load is a preset load that can receive power supply from the storage battery or the solar power generation system preferentially at the time of a power failure of the system power supply. In the present specification, other loads are referred to as general loads.
図1は、本発明の実施の形態に係る蓄電システム100を説明するための図である。実施の形態に係る蓄電システム100は、蓄電池モジュール10、蓄電池パワーコンディショナ20、蓄電池管理装置30、インバータファン50、蓄電池ファン60、第1スイッチS1〜第9スイッチS9、第1ブレーカB1〜第3ブレーカB3を備える。本実施の形態では第1スイッチS1〜第9スイッチS9にリレーを使用することを想定する。なお、リレーの代わりにパワーMOSFETなどの半導体スイッチを用いてもよい。
FIG. 1 is a diagram for explaining a
系統電源200は電力会社から供給される商用電源である。系統電源200は、第2スイッチS2を介して蓄電池パワーコンディショナ20と接続される。また第4スイッチS4、第5スイッチS5、第2ブレーカB2を介してPVパワーコンディショナ40に接続される。蓄電池パワーコンディショナ20とPVパワーコンディショナ40間は、第2スイッチS2、第4スイッチS4、第5スイッチS5、第2ブレーカB2を介して、又は第3スイッチS3、第4スイッチS4、第5スイッチS5、第2ブレーカB2を介して接続される。
The
系統電源200と蓄電池パワーコンディショナ20間の経路、系統電源200とPVパワーコンディショナ40間の経路、蓄電池パワーコンディショナ20とPVパワーコンディショナ40間の経路は導通可能な構成である。それらの経路には交流電流が流れる。以下、それらの経路を総称して交流電流路という。
The path between the
蓄電池パワーコンディショナ20は、第1スイッチS1及び第1ブレーカB1を介して蓄電池モジュール10に接続される。太陽光発電システム300は太陽電池310及びPVパワーコンディショナ40を含み、PVパワーコンディショナ40は太陽電池310に接続される。
The storage
蓄電池パワーコンディショナ20は後述するように双方向インバータ21(図6参照)を含む。双方向インバータ21は、蓄電池モジュール10に充電するとき交流電力から直流電力に変換し、蓄電池モジュール10から放電するとき直流電力から交流電力に変換する電力変換部として機能する。PVパワーコンディショナ40は後述するようにインバータ41(図6参照)を含む。インバータ41は、太陽光発電システム300により発電された直流電力を交流電力に変換するDC/ACインバータである。なお、蓄電池パワーコンディショナ20は、双方向インバータ21に代えて、蓄電池モジュール10から放電するとき直流電力から交流電力に変換するDC/ACインバータと、蓄電池モジュール10に充電するとき交流電力から直流電力に変換するAC/DCコンバータとを個別に設ける構成としてもよい。この場合、DC/ACインバータとAC/DCコンバータとを合わせて、蓄電池パワーコンディショナ20の電力変換部として機能する。本明細書では、蓄電池パワーコンディショナ20は電力変換部として双方向インバータ21を備えることを前提として説明する。
The storage
蓄電池モジュール10は充放電自在で繰り返し使用できる、パッケージ化された二次電池である。蓄電池モジュール10は、直列または直並列接続された複数の蓄電池セルを含む。本実施の形態では蓄電池セルとしてリチウムイオン電池を使用することを想定する。なお、リチウムイオン電池の代わりにニッケル水素電池、鉛電池など他の種類の電池を使用してもよい。蓄電池モジュール10は1個ないしは複数組み合わせて使用される。
The
本実施の形態では6個の蓄電池モジュール10を直列接続して使用することを想定する。直列接続された複数の蓄電池モジュール10は、スイッチングユニットにより接続/切断制御される。なお複数の蓄電池モジュール10を直並列接続して使用してもよい。蓄電池モジュール10は系統電力または太陽光発電システム300により発電された電力により充電される。なお、直列接続する蓄電池モジュール10の数は6個に限られず、これ以上でもこれ以下であってもよい。また、複数の蓄電池モジュール10を直列にした蓄電池群を、さらに複数並列に接続してしてもよい。
In the present embodiment, it is assumed that six
太陽光発電システム300は光起電力効果を利用した発電装置である。太陽光発電システム300を構成する太陽電池にはシリコン系、化合物系、有機系のいずれを使用してもよい。
The photovoltaic
蓄電池パワーコンディショナ20が蓄電池モジュール10から出力される直流電力を交流電力に変換し、PVパワーコンディショナ40が太陽光発電システム300により発電される直流電力を交流電力に変換することにより、系統電源200、蓄電池モジュール10、太陽光発電システム300を単一の交流電流路でリンクできる。
The storage
一般負荷400は、系統電源200と蓄電システム100との間の経路上に接続される。特定負荷500は交流電流路の内、第4スイッチS4と第5スイッチS5間のノードに、第6スイッチS6及び第3ブレーカB3を介して接続される。
一般負荷400及び特定負荷500は、交流電流路から供給される交流電力を受けて動作する。系統電源200の停電時、特定負荷500は蓄電池モジュール10及び太陽光発電システム300の少なくとも一方から電源供給を受けることができるが、一般負荷400は電源供給を受けることができない。
The
インバータファン50は交流電流路の内、第4スイッチS4と第5スイッチS5間のノードに、第7スイッチS7を介して接続される。インバータファン50は、蓄電池パワーコンディショナ20の双方向インバータ21を冷却するためのファンである。
The
蓄電池ファン60は交流電流路の内、第4スイッチS4と第5スイッチS5間のノードに、第9スイッチS9を介して接続される。蓄電池ファン60は、蓄電池モジュール10の冷却時および加温時に動作させるためのファンである。
The
ヒータ70は交流電流路の内、第4スイッチS4と第5スイッチS5間のノードに、第8スイッチS8を介して接続される。ヒータ70は蓄電池モジュール10を加熱するためのヒータであり、蓄電池モジュール10内の蓄電池セルの温度を上昇させるために使用される。
The
温度センサ600は外気温を環境温度として検出し、蓄電池管理装置30に出力する。温度センサ600には例えば、サーミスタを使用できる。
The
蓄電池管理装置30は主に、蓄電池モジュール10を管理するための装置である。蓄電池管理装置30と蓄電池パワーコンディショナ20間、蓄電池管理装置30とPVパワーコンディショナ40間はそれぞれメタル線を用いた通信線で接続される。それらの間ではRS−232C、RS−485などのシリアル通信規格に準拠した通信が実行される。通信線には光ファイバを用いた通信線を用いることにより装置間を絶縁する。なお、蓄電池管理装置30と蓄電池パワーコンディショナ20間、蓄電池管理装置30とPVパワーコンディショナ40間を接続する通信線は光ファイバを用いたものに限られず、例えばメタル線を用いた通信線を使用してもよい。
The storage
また蓄電池管理装置30は蓄電池モジュール10と、光ファイバを用いた通信線で接続される。また蓄電池管理装置30は第7スイッチS7〜第9スイッチS9のそれぞれと、メタル配線を用いた通信線で接続される。蓄電池管理装置30は、第7スイッチS7〜第9スイッチS9のオン・オフを制御することで、インバータファン50等を間接的に制御する。蓄電池管理装置30の詳細な動作は後述する。なお第1スイッチS1〜第6スイッチS6、第1ブレーカB1〜第3ブレーカB3のそれぞれは、蓄電池パワーコンディショナ20とメタル配線を用いた通信線で接続される。これらは、蓄電池管理装置30から蓄電池パワーコンディショナ20に対する指示、あるいは、蓄電池パワーコンディショナ20独自の判断に基づき、蓄電池パワーコンディショナ20内の後述する制御回路22(図6参照)により制御される。
The storage
実施の形態に係る蓄電システム100は、系統連系モードまたは自立運転モードのいずれかで運転される。自立運転モードは基本的に、系統電源200の停電時に選択される。
図2は、本発明の実施の形態に係る蓄電システム100の系統連系モードを説明するための図である。系統連系モードでは図2に示すように、蓄電池パワーコンディショナ20内の制御回路22は第2スイッチS2をオン、第3スイッチS3をオフに制御し、第4スイッチS4を、第3スイッチ側ではなく系統電源側の端子に接続するよう制御する。系統連系モードでは系統電源200、太陽光発電システム300、および蓄電池パワーコンディショナ20が交流電流路AP(太線参照)を介し接続する。
FIG. 2 is a diagram for explaining the grid interconnection mode of
系統連系モードにて蓄電池モジュール10から放電する場合、蓄電池パワーコンディショナ20の双方向インバータ21は、系統電源200の周波数に同期した周波数および位相で交流電流路APに電流を流す。
When discharging from the
図3は、本発明の実施の形態に係る蓄電システム100の自立運転モードを説明するための図である。自立運転モードでは図3に示すように、蓄電池パワーコンディショナ20内の制御回路22は、第2スイッチS2をオフ、第3スイッチS3をオンに制御し、第4スイッチS4を、系統電源側ではなく第3スイッチ側の端子に接続するよう制御する。自立運転モードでは太陽光発電システム300及び蓄電池モジュール10は系統電源200から電気的に切り離される。
FIG. 3 is a diagram for explaining a self-sustaining operation mode of
自立運転モードにて蓄電池モジュール10から放電する場合、蓄電池パワーコンディショナ20の双方向インバータ21は、系統電源200から自立した周波数および位相で交流電流路APに電流を流す。自立運転モードで形成される交流電流路AP(太線参照)には特定負荷500は電気的に接続されるが、一般負荷400は電気的に遮断される。従って停電時に、特定負荷500にのみ、蓄電池モジュール10に蓄えられた電力および太陽光発電システム300により発電された電力を供給できる。
When discharging from the
図4(a)−(d)は、本発明の実施の形態に係る蓄電システム100の物理的な構成例を説明するための図である。図1−図3にて点線で囲まれた蓄電システム100の構成部材は、開閉式の扉を備える筐体110に収納される。図4(a)は筐体110を天面110tから見た図を、図4(b)は筐体110を正面110fから見た図を、図4(c)は筐体110を底面110bから見た図を、図4(d)は筐体110を右側面110sから見た図をそれぞれ示す。
FIGS. 4A to 4D are diagrams for explaining a physical configuration example of the
筐体110は縦長のボックスであり、筐体110内の下部に蓄電池モジュール10が配置される。本実施の形態では6個の蓄電池モジュール10が縦置きに並べて配置される。図示しないが蓄電池モジュール10の上に、蓄電池管理装置30が配置され、その上に蓄電池パワーコンディショナ20、第1ブレーカB1〜第3ブレーカB3が配置される。このように蓄電池パワーコンディショナ20の双方向インバータ21は、蓄電池モジュール10より天面側に配置される。なおPVパワーコンディショナ40も筐体110内に設置される設計であってもよい。
The case 110 is a vertically long box, and the
図4(a)に示すように筐体110の天面110tには第1空気孔111が設けられる。第1空気孔111の近傍にインバータファン50が設けられる。インバータファン50は排気ファンであり、双方向インバータ21の近辺の熱い空気を排出する。インバータファン50は、筐体110の下部に設けられる第2空気孔113及び第3空気孔114から導入された空気を吸い上げることで双方向インバータ21を冷却する。
As shown in FIG. 4A, a
筐体110内の下部に蓄電池ファン60を設ける。蓄電池ファン60は第2空気孔113及び第3空気孔114から外気を導入する。インバータファン50と蓄電池ファン60を併用することで、蓄電池モジュール10の冷却効率を上げることができる。また下部から吸気し、上部から排気することで、蓄電池の放電による電池の温度上昇や、インバータの廃熱を上昇気流により上部に送る効果も期待できる。
A
図4(b)に示すように筐体110の正面110fには、取っ手112、第2空気孔113及び第3空気孔114が設けられる。第2空気孔113及び第3空気孔114は正面110fの下部に、横並びに設けられる。図4(c)に示すように筐体110の底面110bには、二つの入線孔115、116が設けられる。
As shown in FIG. 4B, a
図5は、筐体110を右側面110sから見た図である。図5は図4(d)の領域A近傍をより詳細に描いた図である。蓄電池ファン60は筐体110内の底面近傍に、外気導入口が第2空気孔113及び第3空気孔114を向くように配置される。
FIG. 5 is a view of the housing 110 as viewed from the
ヒータ70は、蓄電池ファン60から送出された空気を受け、温風を送出する。本実施の形態ではヒータ70はヒートシンクを備え、蓄電池ファン60の吹出口とヒートシンクが対面するように蓄電池ファン60とヒータ70を構成する。蓄電池ファン60及びヒータ70は蓄電池モジュール10より底面側に設けられる。蓄電池モジュール10を加熱する際、蓄電池ファン60及びヒータ70は両方とも稼働し、第2空気孔113及び第3空気孔114から吸気した空気を温めて放出する。放出された温風は図4(d)に示すように、筐体110内にて底面側から天面側に向けて上昇し、天面に設けられた第1空気孔111から排気される。
The
図6は、図1の蓄電システム100の構成要素を説明するための機能ブロック図である。蓄電池モジュール10は蓄電池セル11、電圧センサ12、電流センサ13、温度センサ14を備える。図6の蓄電池セル11は複数の蓄電池セルの総称として描いている。
FIG. 6 is a functional block diagram for explaining the components of the
電圧センサ12は各蓄電池セルの電圧を検出する。電流センサ13は蓄電池セル11に流れる電流を検出する。電流センサ13にはホール素子やシャント抵抗を用いることができる。温度センサ14は、蓄電池モジュール10内の蓄電池セル11の温度を検出する。温度センサ14にはサーミスタを用いることができる。電圧センサ12により検出された電圧値、電流センサ13により検出された電流値、温度センサ14により検出された温度値は、蓄電池モジュール10の監視データとして通信路を介して蓄電池管理装置30に出力される。
The
蓄電池パワーコンディショナ20は双方向インバータ21、制御回路22を備える。制御回路22は蓄電システム100のモード管理、双方向インバータ21の制御、蓄電池管理装置30との通信、第1スイッチS1〜第6スイッチS6、第1ブレーカB1〜第3ブレーカB3の制御などを実行する。また制御回路22は、双方向インバータ21を冷却するためにインバータファン50を制御する。
The storage
PVパワーコンディショナ40はインバータ41、制御回路42を備える。制御回路42は太陽光発電システム300の状態管理、発電制御、蓄電池管理装置30との通信などを実行する。表示装置700は蓄電池管理装置30による制御の下、各種設定画面、蓄電池モジュール10および太陽光発電システム300のステータス情報などを表示する。
The
蓄電池管理装置30は通信部31、監視データ取得部32、ユーザ入力受付部33、SOC(State Of Charge)算出部34、充放電制御部35、発電制御部36、温度制御部37、ファン・ヒータ制御部38、スイッチ制御部39を備える。これらの構成は、ハードウエア的には、任意のプロセッサ、メモリ、その他のLSIで実現でき、ソフトウエア的にはメモリにロードされたプログラムなどによって実現されるが、ここではそれらの連携によって実現される機能ブロックを描いている。したがって、これらの機能ブロックがハードウエアのみ、ソフトウエアのみ、またはそれらの組合せによっていろいろな形で実現できることは、当業者には理解されるところである。
The storage
通信部31は、蓄電池管理装置30と蓄電池パワーコンディショナ20間のパケット通信、蓄電池管理装置30とPVパワーコンディショナ40間のパケット通信を制御する。監視データ取得部32は、蓄電池モジュール10から送信される監視データを取得する。また監視データ取得部32は、温度センサ600から送信される、筐体110の外の気温を示す温度データを取得する。
The
ユーザ入力受付部33は、ユーザにより操作部800に入力された情報を受け付ける。例えば、系統電源200から蓄電池モジュール10への充電処理を開始する充電開始時刻、その充電レートなどの情報を受け付ける。
The user
SOC算出部34は、蓄電池モジュール10から送信される監視データをもとに蓄電池セル11のSOC(残容量)を算出する。SOCの算出方法としてOCV(Open Circuit Voltage)法やクーロンカウント法を用いることができる。
The
充放電制御部35は、蓄電池モジュール10に充電する場合の充電レートを示す充電設定値を含むパケット信号を、蓄電池パワーコンディショナ20の制御回路22に送信する。また充放電制御部35は、蓄電池モジュール10から放電する場合の放電レートを示す放電設定値を含むパケット信号を制御回路22に送信する。また充放電制御部35は、制御回路22から、実際に充電された充電値または実際に放電された放電値を含むパケット信号を受信する。蓄電池モジュール10の充電中または放電中、充放電制御部35はパケット信号を制御回路22に定期的(例えば、1秒周期)に送信する。制御回路22は当該パケット信号を受信する度に、実データを含むパケット信号を返信する。
The charge /
発電制御部36は、PVパワーコンディショナ40の制御回路42から、太陽光発電システム300の発電情報を含むパケット信号を受信する。発電制御部36は、発電を制御するための情報を含むパケット信号を制御回路42に送信する。発電制御部36はパケット信号を制御回路42に定期的(例えば、1秒周期)に送信する。制御回路42は当該パケット信号を受信する度に、実データを含むパケット信号を返信する。発電制御部36は、制御回路42からの応答がない場合、パケット信号の送信周期を長くする。例えば、1分周期に変更する。
The power
温度制御部37は、蓄電池セル11の温度を管理するとともにファン・ヒータ制御部38を制御して、蓄電池セル11の温度を調整する。蓄電池セル11を冷却する場合、ファン・ヒータ制御部38は、蓄電池ファン60及びインバータファン50の少なくとも一方を稼働させる。基本的に蓄電池ファン60を稼働させて、第2空気孔113及び第3空気孔114から吸気した外気を蓄電池セル11に送風して蓄電池セル11を冷却する。その際、インバータファン50を稼働させると外気の導入を促進できる。なおインバータファン50が吸気ファンの場合、インバータファン50を稼働させて蓄電池セル11の上側からも外気を導入できる。
The
蓄電池セル11を加熱する場合、ファン・ヒータ制御部38は、蓄電池ファン60及びヒータ70を稼働させ、インバータファン50を非稼働に制御する。図4(d)に示すように温風が蓄電池モジュール10の下部から上部に吹き上がることにより、蓄電池セル11の温度を上昇させることができる。この際、インバータファン50を停止させることにより、第2空気孔113及び第3空気孔114からの外気の導入を抑え、ヒータ70で暖められた空気を筐体110の内部で循環させることができる。これにより、ヒータ70の加温効率が向上する。なお、インバータファン50が吸気ファンの場合、インバータファン50を停止させることにより、蓄電池モジュール10の上部側から外気が吹きつけられることを防止できる。蓄電池セル11を加熱する必要がある状況は通常、外気温が低い状態であり、インバータファン50を稼働させていると、蓄電池モジュール10に上から冷気が吹きつけられることになる。
When the
スイッチ制御部39は、蓄電池パワーコンディショナ20の制御回路22に制御情報を含むパケット信号を送信し、当該制御回路22を介して、第1スイッチS1〜第6スイッチS6、第1ブレーカB1〜第3ブレーカB3の制御を行うことができる。スイッチ制御部39は、第8スイッチS8をオフに制御してヒータ70への給電を停止できる。また第9スイッチS9をオフに制御して蓄電池ファン60への給電を停止できる。また第7スイッチS7をオフに制御してインバータファン50への給電を停止できる。なお第7スイッチS7、第8スイッチS8、第9スイッチS9は、蓄電池パワーコンディショナ20の制御回路22からも制御できる。
The
スイッチ制御部39は、第6スイッチS6をオフに制御して特定負荷500への給電を停止できる。スイッチ制御部39は系統電源200の停電時にて、特定負荷500の消費電力が太陽光発電システム300の発電電力を上回るとき第6スイッチS6をオフする。この条件で第6スイッチS6をオフする場合、停電時における特定負荷500への給電機会が減る傾向がある。特に夜間に停電した場合、特定負荷500に給電できなくなる。そこで、特定負荷500の消費電力が一定電力を超えた場合に、上述の条件にもとづく第6スイッチS6の制御を実行してもよい。即ち、特定負荷500の消費電力が一定電力以下の場合は、特定負荷500への給電を停止しない。当該一定電力を例えば1kWとすると、太陽光発電システム300の発電に関係なく、1kWを超えない範囲で特定負荷500を使用できる。従って、停電時における特定負荷500への給電機会を増やすことができる。ここで、一定電力の値は、停電時の使用が想定される照明や空調機器の消費電力を考慮して決定することが望ましい。
The
またスイッチ制御部39は系統電源200の停電時にて、特定負荷500の消費電力が、太陽光発電システム300の発電電力に調整電力(正の値)を加えた調整後の発電電力を上回るとき第6スイッチS6をオフしてもよい。この場合も、停電時における特定負荷500への給電機会を増やすことができる。ここで、調整電力の値は、特定負荷500への給電機会の確保と、蓄電池保護のバランスを考慮して決定することが望ましい。
In addition, the
またスイッチ制御部39は系統電源200の停電時にて、蓄電池モジュール10のSOCが過放電防止用設定値(例えば10%)を下回ると第6スイッチS6をオフする。過放電防止用設定値は特定負荷500の容量に応じて設定される。特定負荷500の容量が小さいほど、過放電防止用設定値に小さな値が設定される。スイッチ制御部39は、当該二つの条件の両方を満たしたとき第6スイッチS6をオフしてもよいし、一方を満たしただけで第6スイッチS6をオフしてもよい。
Further, the
系統電源200の停電時は蓄電システム100は自立運転モードで動作する。従って特定負荷500の消費電力が太陽光発電システム300の発電電力を上回ると、蓄電池モジュール10の容量が低下していく。蓄電池モジュール10は過放電すると劣化する。
At the time of power failure of the
蓄電池モジュール10の保護を重視する場合、SOCの値に係わらず特定負荷500の消費電力が太陽光発電システム300の発電電力を上回った時点で、特定負荷500への給電を停止する。また特定負荷500への給電維持を重視する場合、蓄電池モジュール10のSOCが過放電防止用設定値を下回り、かつ特定負荷500の消費電力が太陽光発電システム300の発電電力を上回っている場合に特定負荷500への給電を停止する。太陽光発電システム300の発電電力が特定負荷500の消費電力を上回っている場合、蓄電池モジュール10のSOCが回復する方向にあるため第6スイッチS6をオフしない。
When importance is attached to the protection of the
特定負荷500の消費電力が太陽光発電システム300の発電電力を上回るか否かは、蓄電システム100が放電しているか否かを検出することにより判定できる。自立運転モードでは、特定負荷500の消費電力が太陽光発電システム300の発電電力を上回る場合、蓄電池モジュール10は放電状態となる。逆に特定負荷500の消費電力が太陽光発電システム300の発電電力を下回る場合、蓄電池モジュール10は充電状態となる。スイッチ制御部39は、蓄電池パワーコンディショナ20の制御回路22から受信するパケット信号に含まれる情報を参照して、蓄電池モジュール10が放電中か充電中かを特定できる。
Whether or not the power consumption of the
また交流電流路に電流センサを設置して、その電流の向きから特定負荷500の消費電力が太陽光発電システム300の発電電力を上回るか否かを判定してもよい。また交流電流路と特定負荷500との間の電流路に電流センサを設置して、その計測値をもとに判定してもよい。
Further, a current sensor may be installed in the AC current path, and it may be determined whether or not the power consumption of the
図7は、本発明の実施の形態に係る蓄電システム100による、自立運転モードにおける第6スイッチS6の制御例を説明するためのフローチャートである。監視データ取得部32は、蓄電池モジュール10から蓄電池セルの電圧値などの監視データを取得する(S10)。SOC算出部34は、監視データをもとに蓄電池モジュール10のSOCを算出する(S11)。スイッチ制御部39は、算出されたSOCと過放電防止用の第1設定値を比較する(S12)。SOCが第1設定値以上の場合(S12のN)、ステップS10に遷移する。SOCが第1設定値未満の場合(S12のY)、スイッチ制御部39は蓄電池モジュール10が放電状態であるか否か判定する(S13)。放電状態でない場合(S13のN)、ステップS10に遷移する。放電状態である場合(S13のY)、スイッチ制御部39は第6スイッチS6をオフする(S14)。
FIG. 7 is a flowchart for illustrating a control example of sixth switch S6 in the self-sustaining operation mode by
監視データ取得部32は、蓄電池モジュール10から蓄電池セルの電圧値などの監視データを取得する(S15)。SOC算出部34は、監視データをもとに蓄電池モジュール10のSOCを算出する(S16)。スイッチ制御部39は、算出されたSOCと復帰用の第2設定値を比較する(S17)。第2設定値は第1設定値より大きな値に設定される。例えば、第1設定値+10%に設定される。
The monitoring
SOCが第2設定値以上の場合(S17のN)、ステップS15に遷移する。SOCが第2設定値未満の場合(S17のY)、スイッチ制御部39は第6スイッチS6をオンする(S18)。なお蓄電池モジュール10が放電状態にあることを追加条件としてもよい。また表示装置700に復帰が可能であることを表示し、ユーザが操作部800に復帰指示を入力することを追加条件としてもよい。この場合、スイッチ制御部39は、第6スイッチS6がオフした後にて蓄電池モジュール10のSOCが第2設定値以上になったとき、表示装置700に復帰可能状態であることを表示させる。特定負荷500に電気ストーブなどの放熱機器が含まれる場合、第6スイッチS6のオフにより放熱機器が停止するが、ユーザが放熱機器の停止後に可燃物を放熱機器の近くに置いてしまう可能性がある。ユーザ操作を条件とすることにより、ユーザに給電再開を認識させることができる。
When the SOC is equal to or greater than the second set value (N in S17), the process proceeds to step S15. When the SOC is less than the second set value (Y in S17), the
特定負荷500とすべき負荷はユーザによって選択される。従って、例えばLED照明など自動復帰しても不安全状態にならない特定負荷500のみの場合には、ユーザ操作を条件とする必要はない。ユーザは、運転開始前に表示装置700に表示された設定画面から、予め自動復帰させるか否かを設定できる。この設定が有効になっている場合、SOCが第2設定値以上になると、スイッチ制御部39は第6スイッチS6をオンして、自動で給電を再開させる。なお、運転中に自動・手動復帰設定を変更しても、一度システムの運転を停止して、再起動しない限り反映されない。
The load to be the
蓄電システム100の自立運転が終了するまで(S19のY)、ステップS10〜ステップS18までの処理が実行される(S19のN)。なお図7では便宜的に一番下に描いているが、運転終了の判定処理は、どの時点でも実行される。
Until the self-sustained operation of the
図8は、本発明の実施の形態に係る蓄電システム100による、自立運転モードにおける第6スイッチS6以外の構成要素の制御例を説明するためのフローチャートである。監視データ取得部32は、蓄電池モジュール10から蓄電池セルの電圧値などの監視データを取得する(S20)。SOC算出部34は、監視データをもとに蓄電池モジュール10のSOCを算出する(S21)。発電制御部36は、PVパワーコンディショナ40の制御回路42から太陽光発電システム300の発電情報を取得する(S22)。
FIG. 8 is a flowchart for illustrating a control example of components other than the sixth switch S6 in the self-sustained operation mode by the
スイッチ制御部39は、算出されたSOCと過放電防止用の第1設定値を比較する(S23)。SOCが第1設定値以上の場合(S23のN)、ステップS20に遷移する。SOCが第1設定値未満の場合(S23のY)、発電制御部36は太陽光発電システム300が発電中であるか否か判定する(S24)。発電状態の場合(S24のN)、ステップS20に遷移する。非発電状態の場合(S24のY)、ファン・ヒータ制御部38はヒータ70を非稼働に制御する(S25)。ヒータ70が稼働している場合は停止させ、稼働していない場合はその状態を維持する。なおファン・ヒータ制御部38は蓄電池ファン60及びインバータファン50も非稼働に制御してもよい。
The
SOCが第1設定値未満では蓄電池モジュール10から放電されず、太陽光発電システム300が発電していない状態では蓄電池モジュール10に充電されない。従って蓄電池モジュール10を加熱する必要がない。ヒータ70を非稼働に制御することによりヒータ70の消費電力を低減できる。なお停電時における自立運転モードでは、蓄電池モジュール10及び太陽光発電システム300からの給電が停止した時点で、ヒータ70は稼働できなくなる。ステップS25の処理は、蓄電池モジュール10及び太陽光発電システム300以外から電源を確保できる状況を主に想定している。
When the SOC is less than the first set value, the
発電制御部36は、PVパワーコンディショナ40に送信するパケット信号にスリープモードへの移行指示を含めることにより、PVパワーコンディショナ40をスリープモードに移行させる(S26)。これによりPVパワーコンディショナ40の消費電力を低減できる。なお太陽光発電システム300の発電が停止した後、PVパワーコンディショナ40の制御回路42が、自己判断によりPVパワーコンディショナ40をスリープモードに移行させてもよい。
The power
充放電制御部35は、蓄電池パワーコンディショナ20に送信するパケット信号にスリープモードへの移行指示を含めることにより、蓄電池パワーコンディショナ20をスリープモードに移行させる(S27)。蓄電池モジュール10からの放電が禁止され、系統電源200からも太陽光発電システム300からも充電されないため、蓄電池パワーコンディショナ20をスリープさせる。これにより蓄電池パワーコンディショナ20の消費電力を低減できる。
The charge /
太陽光発電システム300の発電が再開すると(S28のY)、PVパワーコンディショナ40の制御回路42は、PVパワーコンディショナ40をスリープモードから通常モードに復帰させる(S29)。充放電制御部35は、PVパワーコンディショナ40から受信するパケット信号を参照して太陽光発電システム300の発電再開を検出すると、蓄電池パワーコンディショナ20をスリープモードから通常モードに復帰させる(S30)。
When the power generation of the solar
蓄電システム100の自立運転が終了するまで(S31のY)、ステップS20〜ステップS30までの処理が実行される(S31のN)。なお図8では便宜的に一番下に描いているが、運転終了の判定処理は、どの時点でも実行される。
Until the self-sustained operation of the
図9は、本発明の実施の形態に係る蓄電システム100における、蓄電池管理装置30とPVパワーコンディショナ40間の通信間隔切替処理を説明するためのフローチャートである。PVパワーコンディショナ40がスリープモードの場合(S35のY)、蓄電池管理装置30の通信部31は、蓄電池管理装置30とPVパワーコンディショナ40間の通信頻度を低下させる(S36)。即ち通信間隔を長くする。夜間は通常、PVパワーコンディショナ40がスリープモードになるため通信間隔が長くなる。PVパワーコンディショナ40が通常モードの場合(S35のN)、蓄電池管理装置30の通信部31は、蓄電池管理装置30とPVパワーコンディショナ40間の通信頻度を通常に設定する(S37)。蓄電システム100の運転が終了するまで(S38のY)、ステップS35〜ステップS37までの処理が繰り返し実行される(S38のN)。
FIG. 9 is a flowchart for explaining a communication interval switching process between storage
以上説明したように本実施の形態によれば、系統電源に接続された蓄電システム100に太陽光発電システム300を連携させる際、太陽光発電システム300をPVパワーコンディショナ40を介して蓄電システム100に接続する。即ち、交流出力で蓄電池モジュール10及び系統電源200と接続する。
As described above, according to the present embodiment, when the solar
太陽光発電システム300を、蓄電池パワーコンディショナ20の直流側に接続することも考えられるが、この場合、太陽光発電システム300の出力範囲が、蓄電池パワーコンディショナ20の定格範囲内に収まる必要がある。既成の蓄電システム100に太陽光発電システム300を追加する場合、蓄電池パワーコンディショナ20の定格範囲に収まる太陽光発電システム300を選択する必要がある。また既存の太陽光発電システム300に、既成の蓄電システム100を連携しようとしても不可能となる場合がある。
It is conceivable to connect the photovoltaic
太陽光発電システム300を、蓄電池パワーコンディショナ20の直流側に接続する場合、太陽光発電システム300と蓄電池パワーコンディショナ20の間にDC−DCコンバータを設置することも考えられる。この場合、DC−DCコンバータを設置するコストが増大するとともに、蓄電池パワーコンディショナ20だけでなくDC−DCコンバータでも変換損失が発生するため、エネルギー効率が低下する。
When the solar
これに対して本実施の形態によれば、PVパワーコンディショナ40を設けることにより、様々な種類の太陽光発電システム300を、出力範囲の制限なく蓄電システム100に接続できる。またDC−DCコンバータが不要であるため、それによるエネルギー効率の低下も回避できる。
On the other hand, according to the present embodiment, by providing the
また自立運転モードにて特定負荷500の消費電力が太陽光発電システム300の発電電力を上回るとき、及び/又は蓄電池モジュール10のSOCが第1設定値を下回るとき特定負荷500への給電を停止する。これにより蓄電池モジュール10の過放電を防止し、蓄電池モジュール10を保護できる。
In addition, when the power consumption of the
以上、本発明を実施の形態をもとに説明した。この実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組み合わせにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。 The present invention has been described based on the embodiments. This embodiment is an exemplification, and it will be understood by those skilled in the art that various modifications can be made to combinations of the respective constituent elements and processing processes, and such modifications are within the scope of the present invention. is there.
[第1の変形例]
図10、本発明の変形例に係る蓄電システム100を説明するための図である。変形例に係る蓄電システム100は、図1−3に示した蓄電システム100の第5スイッチS5及び第6スイッチS6を省略した構成である。
[First Modification]
FIG. 10 is a diagram for explaining a
図1−3に示した蓄電システム100では特定負荷500への給電を遮断するための素子として、第3ブレーカB3と直列に接続された第6スイッチS6を使用した。この構成では上述のように第6スイッチS6をオフ(リレーの場合はオープン)した後、蓄電池モジュール10のSOCが復帰用の第2設定値を上回るとオン(リレーの場合はクローズ)して、自動復帰させることができる。
In the
第1の変形例ではスイッチ制御部39は、特定負荷500への給電を停止する際、第3ブレーカB3をオープンさせる。第3ブレーカB3はコイル及び接点を有し、コイルは過電流検出をトリガとして励磁し接点をクローズさせる。また第3ブレーカB3は外部制御により通電される別のコイルを有する。スイッチ制御部39はその別のコイルに電流を流すよう制御することにより、接点をクローズできる。
In the first modification, the
このように第1の変形例によれば第5スイッチS5及び第6スイッチS6を省略するため蓄電システム100全体のコストを低減できる。またブレーカは一度開くと手動で復帰させる必要がある。即ち、ブレーカがトリップするとブレーカの再投入が必要となる。スイッチ制御部39は、ブレーカを開いた後にて蓄電池モジュール10のSOCが、復帰用の設定値を上回ったとき、表示装置700にブレーカ復帰可能状態であることを表示させる。このように第6スイッチS6にブレーカを使用する場合、復帰の際に必ずユーザの確認作業が必要となり、復帰の際の安全性をより担保できる。なお、第6スイッチS6はリセットスイッチでもよく、その場合、リセットスイッチを押すことで第6スイッチS6がオンされる。
As described above, according to the first modification, the fifth switch S5 and the sixth switch S6 are omitted, so that the cost of the entire
[第2の変形例]
上述したように、蓄電池モジュール10に蓄えられた電力は、系統電源200が停電したときのバックアップ電源として使用される。図3を参照して上述したように、系統電源200が停電した場合には、蓄電システム100は自立運転モードとなる。自立運転モードとなると、蓄電池パワーコンディショナ20内の制御回路22は、第2スイッチS2をオフ、第3スイッチS3をオンに制御し、第4スイッチS4を、系統電源側ではなく第3スイッチ側の端子に接続するよう制御する。自立運転モードでは太陽光発電システム300および特定負荷500が一体的に系統電源200から切り離される。
[Second Modification]
As described above, the electric power stored in the
太陽電池310が発電した電力が特定負荷500や一般負荷400における消費電力を上回ったとき、その余剰電力は、蓄電システム100が系統連係モードであれば、系統電源200に流される。一方、蓄電システム100が自律運転モードの場合、太陽電池310の余剰電力は蓄電池モジュール10の蓄電に当てられる。蓄電システム100が系統連係モードであっても、予め定められた充電時間帯であれば、太陽電池310の余剰電力は系統電源200に流すのではなく、蓄電池モジュール10の充電に優先的に当てられる。
When the power generated by the
このように、太陽電池310の余剰電力が蓄電池モジュール10の充電に当てられるときに蓄電池モジュール10が満充電またはそれに近い場合であると、太陽電池310の余剰電力を受け入れる余地が無くなってしまうことも起こりうる。また、蓄電システム100が系統連係モードから自立運転への切り替わる際に、太陽電池310の余剰電力を受け入れる余地がなくなった場合、蓄電池モジュール10が過電圧状態になり、蓄電池モジュール10にダメージを与える場合もある。
Thus, when the
そこで、蓄電システム100が系統連携モードから自立運転モードに切り替わる場合、一度PVパワーコンディショナ40の動作を停止させることが好ましい。その後、特定負荷500における消費電力が多い場合や、蓄電池モジュール10が蓄電可能であれば、PVパワーコンディショナ40の動作を再開することができれば、蓄電池モジュール10の過充電を抑制しつつ、停電時に特定負荷500への電力供給を継続することができる。
Therefore, when the
また系統電源200が停電から復電し、蓄電システム100が自立運転モードから系統連系運転モードに切り替わる際、復電直後に太陽電池310の発電電力を系統電源200に流すと、系統電源200を不安定にする等の悪影響を及ぼす可能性がある。このため、一旦太陽電池310の発電を停止するのが望ましいので、この際にもPVパワーコンディショナ40の動作を停止させる。
In addition, when the
ここで、系統電源200が停電となった場合であっても、PVパワーコンディショナ40と蓄電池モジュール10との間の電気的な接続は、蓄電池パワーコンディショナ20および第3スイッチS3を介して維持される。PVパワーコンディショナ40から見ると、停電によって系統電源200からの電力は切断されるものの、すぐに蓄電池モジュール10と電気的に接続する。系統電源200が瞬時停電する場合も、一度系統電源200からの電力は途切れるが、すぐに系統電源200からの電力が戻る。このため、PVパワーコンディショナ40にとっては、系統電源200が瞬時停電した場合と、停電後に蓄電池モジュール10と電気的に接続した場合とを区別することは難しい。ゆえに、系統電源200が停電した場合、PVパワーコンディショナ40自体が、電力の変動をもとに動作を停止するか否かを判定するのは困難である。
Here, even when the
そこで第2の変形例に係る蓄電池パワーコンディショナ20中の制御回路22は、系統電源200の停電を検出した場合、PVパワーコンディショナ40中のインバータ41や制御回路42の動作の停止を指示する停止信号を出力する。
Therefore, the
図11は、本発明の第2の変形例に係る蓄電システム100の構成要素を説明するための機能ブロック図である。また、図12は、本発明の第2の変形例に係る蓄電システム100の自立運転モードを説明するための図である。図11および図12はそれぞれ、蓄電池パワーコンディショナ20からPVパワーコンディショナ40に向かう2つの制御信号線を除き、図6および図3と共通である。したがって、以下において、上述した図6または図3の説明と重複する箇所は、適宜省略または簡略化して説明する。
FIG. 11 is a functional block diagram for explaining components of the
双方向インバータ21は、一端において蓄電池モジュール10と接続している。また双方向インバータ21は、他端において系統電源200と接続するとともに、太陽電池310にも接続されたインバータ41とも接続している。系統電源200が停電すると、双方向インバータ21に入力する系統電源200からの電力の周波数が変化する。そこで双方向インバータ21と接続する制御回路22は、双方向インバータ21に入力される電力の周波数の変化を検出することで、系統電源200の停電を検出することができる。
The
太陽光発電システム300は、ひとたび動作を停止した後は所定の時間が経過するまで運転の再開を待機するのが一般的である。所定の時間は、系統電源200に電力を提供する電力会社との間の取り決め等によって定められる再稼働待機時間であり、例えば5分間(300秒間)である。再稼働待機時間が経過するまでは、仮に特定負荷500の消費電力が太陽電池310の発電量を上回っているか、あるいは蓄電池モジュール10が蓄電可能な状態であっても、PVパワーコンディショナ40中のインバータ41や制御回路42は停止される。なお、取り決め等がない場合や、取り決めの内容によっては、再稼働待機時間は300秒よりも短くてもよく、0秒であってもよい。
The photovoltaic
蓄電池パワーコンディショナ20中の制御回路22は、系統電源200が停電したことを検出した場合、PVパワーコンディショナ40の停止信号を出力してから所定の期間経過し、かつ所定の条件(例えば、蓄電池モジュール10が満充電でないこと等の条件)を満たすと、インバータ41や制御回路42の停止の解除を指示する復帰信号を送信する。ここで、制御回路22が復帰信号を送信するまで待機する所定の時間は、インバータ41や制御回路42の動作が停止した後に再稼働するまでに待機するように定められた再稼働待機時間よりも短く、例えば60秒である。これにより、再稼働待機時間が経過するとすぐに、PVパワーコンディショナ40を再稼働させることができる。
When the
なお、上記では蓄電池パワーコンディショナ20内の制御回路22が停止信号や復帰信号を出力する場合について説明した。これに替えて、あるいはこれに加えて、蓄電池管理装置30内の図示しない信号出力部が、停止信号や復帰信号を自ら出力してもよいし、蓄電池パワーコンディショナ20内の制御回路22に停止信号や復帰信号を出力するように指示するようにしてもよい。また、停止信号は、PVパワーコンディショナ40中のインバータ41や制御回路42の動作を停止させるべき期間、出力し続けるようにしてもよい。この場合、停止信号の出力がなくることを契機として、PVパワーコンディショナ40中のインバータ41や制御回路42が再稼働する。すなわち、停止信号の出力がなくなることを復帰信号の代替としてもよい。復帰信号の出力制御を省略できる点で効果がある。
In addition, the case where the
以上説明したように、第2の変形例に係る蓄電システム100によれば、系統電源200の停電時において蓄電池モジュール10の過充電を抑制することができる。
As described above, according to the
上述の実施の形態では系統電源に接続された蓄電システム100に太陽光発電システム300を連携する例を説明した。この点、本発明に係る蓄電システムは太陽光発電システム300以外の、再生可能エネルギーをもとに発電する発電装置と連携することもできる。例えば直流出力の、風力発電装置、マイクロ水力発電装置などが該当する。
In the above-described embodiment, the example in which the photovoltaic
なお、本実施の形態に係る発明は、以下に記載する項目によって特定されてもよい。 The invention according to the present embodiment may be specified by the items described below.
[項目1−1]
蓄電池と、
前記蓄電池に充電するとき交流電力から直流電力に変換し、前記蓄電池から放電するとき直流電力から交流電力に変換する第1インバータと、
再生可能エネルギーをもとに発電する発電装置により発電された直流電力を交流電力に変換する第2インバータと、
前記第1インバータの交流側端子と、前記第2インバータの交流側端子と、系統電源とを導通させるための交流電流路と、
を備えることを特徴とする蓄電システム。
[Item 1-1]
A storage battery,
A first inverter that converts AC power to DC power when charging the storage battery, and converts DC power to AC power when discharging from the storage battery;
A second inverter that converts DC power generated by a power generation device that generates power based on renewable energy into AC power;
An AC current path for conducting the AC side terminal of the first inverter, the AC side terminal of the second inverter, and a system power supply;
A power storage system comprising:
[項目1−2]
前記交流電流路には、系統電源の停電時にて、優先的に前記蓄電池または前記発電装置から電力供給を受けることができる予め設定された特定の負荷が接続されることを特徴とする項目1−1に記載の蓄電システム。
[Item 1-2]
The AC current path is connected with a preset specific load that can receive power supply from the storage battery or the power generation device preferentially in the event of a power failure of the system power supply. 2. The power storage system according to 1.
[項目1−3]
ヒータと、ファンと、管理装置と、をさらに備え、
前記管理装置は、前記蓄電池を加熱する場合、前記ヒータと前記ファンを稼動させることを特徴とする項目1−1または1−2に記載の蓄電システム。
[Item 1-3]
A heater, a fan, and a management device;
The said management apparatus operates the said heater and the said fan, when heating the said storage battery, The electrical storage system of item 1-1 or 1-2 characterized by the above-mentioned.
[項目1−4]
前記管理装置は、停電時に前記蓄電池から放電していない状態にて、前記ヒータおよび前記ファンを非稼働に制御することを特徴とする項目1−3に記載の蓄電システム。
[Item 1-4]
The power storage system according to item 1-3, wherein the management device controls the heater and the fan to be non-operating in a state in which the storage battery is not discharged during a power failure.
[項目1−5]
前記蓄電池を管理するための管理装置を、さらに備え、
前記管理装置は、前記第2インバータから前記発電装置が発電しているか否かを示す情報を取得し、系統電源の停電時に前記蓄電池から放電していない状態にて前記発電装置が発電していない場合、前記第1インバータ及び前記第2インバータの電源をオフ、又は前記第1インバータ及び前記第2インバータをスリープさせることを特徴とする項目1−1または1−2に記載の蓄電システム。
[Item 1-5]
A management device for managing the storage battery,
The management device acquires information indicating whether or not the power generation device is generating power from the second inverter, and the power generation device is not generating power in a state in which the storage battery is not discharged at the time of a power failure of the system power supply In this case, the power storage system according to item 1-1 or 1-2, wherein the power source of the first inverter and the second inverter is turned off, or the first inverter and the second inverter are caused to sleep.
[項目2−1]
一端において系統電源に接続するとともに太陽電池に接続されたDC/ACインバータとも接続し、他端において蓄電池と接続する電力変換部と、
前記電力変換部と接続する制御部とを備え、
前記制御部は、前記系統電源の停電を検出した場合、前記DC/ACインバータの動作の停止を指示する停止信号を出力することを特徴とする蓄電池パワーコンディショナ。
[項目2−2]
前記制御部は、前記停止信号を出力してから所定の期間経過すると、前記DC/ACインバータの停止の解除を指示する復帰信号を送信することを特徴とする項目2−1に記載の蓄電池パワーコンディショナ。
[項目2−3]
前記所定の期間は、前記DC/ACインバータの動作が停止した後に再稼働するまでに待機するように定められた再稼働待機時間よりも短いことを特徴とする項目2−2に記載の蓄電池パワーコンディショナ。
[項目2−4]
前記制御部は、前記DC/ACインバータの動作を停止させるべき期間、前記停止信号の出力を継続し、前記DC/ACインバータを再稼働させるために、前記停止信号の出力を停止することを特徴とする項目2−1に記載の蓄電池パワーコンディショナ。
[項目2−5]
一端において系統電源に接続するとともに太陽電池に接続されたDC/ACインバータとも接続し、他端において蓄電池と接続する電力変換部と、
前記電力変換部と接続する制御部とを備え、
前記制御部は、前記系統電源が停電から復電した場合、前記DC/ACインバータの動作の停止を指示する停止信号を出力することを特徴とする蓄電池パワーコンディショナ。
[Item 2-1]
A power converter connected to the system power supply at one end and also connected to the DC / AC inverter connected to the solar battery, and connected to the storage battery at the other end;
A control unit connected to the power conversion unit,
The control unit outputs a stop signal instructing to stop the operation of the DC / AC inverter when detecting a power failure of the system power supply.
[Item 2-2]
The storage battery power according to item 2-1, wherein the control unit transmits a return signal instructing release of the stop of the DC / AC inverter when a predetermined period has elapsed since the output of the stop signal. Conditioner.
[Item 2-3]
The storage battery power according to item 2-2, wherein the predetermined period is shorter than a restart standby time determined to wait until the DC / AC inverter stops operating and then restarts. Conditioner.
[Item 2-4]
The control unit continues outputting the stop signal for a period in which the operation of the DC / AC inverter should be stopped, and stops outputting the stop signal in order to restart the DC / AC inverter. The storage battery power conditioner according to item 2-1.
[Item 2-5]
A power converter connected to the system power supply at one end and also connected to the DC / AC inverter connected to the solar battery, and connected to the storage battery at the other end;
A control unit connected to the power conversion unit,
The said control part outputs the stop signal which instruct | indicates the stop of operation | movement of the said DC / AC inverter, when the said system power supply recovers from a power failure, The storage battery power conditioner characterized by the above-mentioned.
B1 第1ブレーカ、 S1 第1スイッチ、 B2 第2ブレーカ、 S2 第2スイッチ、 B3 第3ブレーカ、 S3 第3スイッチ、 S4 第4スイッチ、 S5 第5スイッチ、 S6 第6スイッチ、 S7 第7スイッチ、 S8 第8スイッチ、 S9 第9スイッチ、 10 蓄電池モジュール、 11 蓄電池セル、 12 電圧センサ、 13 電流センサ、 14 温度センサ、 20 蓄電池パワーコンディショナ、 21 双方向インバータ、 22 制御回路、 30 蓄電池管理装置、 31 通信部、 32 監視データ取得部、 33 ユーザ入力受付部、 34 算出部、 34 SOC算出部、 35 充放電制御部、 36 発電制御部、 37 温度制御部、 38 ファン・ヒータ制御部、 39 スイッチ制御部、 40 PVパワーコンディショナ、 41 DC/ACインバータ、 42 制御回路、 50 インバータファン、 60 蓄電池ファン、 70 ヒータ、 100 蓄電システム、 110 筐体、 110b 底面、 110f 正面、 110s 右側面、 110t 天面、 111 第1空気孔、 112 取っ手、 113 第2空気孔、 114 第3空気孔、 115,116 入線孔、 200 系統電源、 300 太陽光発電システム、 310 太陽電池、 400 一般負荷、 500 特定負荷、 600 温度センサ、 700 表示装置、 800 操作部。 B1 first breaker, S1 first switch, B2 second breaker, S2 second switch, B3 third breaker, S3 third switch, S4 fourth switch, S5 fifth switch, S6 sixth switch, S7 seventh switch, S8 8th switch, S9 9th switch, 10 storage battery module, 11 storage battery cell, 12 voltage sensor, 13 current sensor, 14 temperature sensor, 20 storage battery power conditioner, 21 bidirectional inverter, 22 control circuit, 30 storage battery management device, 31 communication unit, 32 monitoring data acquisition unit, 33 user input reception unit, 34 calculation unit, 34 SOC calculation unit, 35 charge / discharge control unit, 36 power generation control unit, 37 temperature control unit, 38 fan / heater control unit, 39 switch Control unit, 40 PV power -Conditioner, 41 DC / AC inverter, 42 Control circuit, 50 Inverter fan, 60 Storage battery fan, 70 Heater, 100 Power storage system, 110 Housing, 110b Bottom surface, 110f Front surface, 110s Right side surface, 110t Top surface, 111 First air hole , 112 handle, 113 second air hole, 114 third air hole, 115,116 inlet hole, 200 system power supply, 300 solar power generation system, 310 solar cell, 400 general load, 500 specific load, 600 temperature sensor, 700 display Device, 800 operation unit.
Claims (5)
一端において系統電源及び前記太陽電池パワーコンディショナと接続し、他端において蓄電池と接続する双方向インバータと、
前記双方向インバータと接続する第2の制御回路とを備え、
前記系統電源が停電の際に、前記蓄電池と前記太陽電池パワーコンディショナとの電気的な接続を維持し、
前記第2の制御回路は、前記系統電源の停電を検出した場合、前記DC/ACインバータの動作の停止を指示する停止信号を前記第1の制御回路に出力することを特徴とする蓄電池パワーコンディショナ。 A storage battery power conditioner connected to a solar battery power conditioner comprising a first control circuit and a DC / AC inverter,
A bidirectional inverter connected at one end to the system power supply and the solar cell power conditioner, and connected to the storage battery at the other end;
A second control circuit connected to the bidirectional inverter,
During the power failure of the system power supply, maintain electrical connection between the storage battery and the solar battery power conditioner,
The second control circuit outputs a stop signal instructing to stop the operation of the DC / AC inverter to the first control circuit when detecting a power failure of the system power supply. Na.
一端において系統電源及び前記太陽電池パワーコンディショナと接続し、他端において蓄電池と接続する双方向インバータと、
前記双方向インバータと接続する第2の制御回路とを備え、
前記第2の制御回路は、前記系統電源が停電から復電した場合、前記蓄電池と前記太陽電池パワーコンディショナとの電気的な接続を維持しつつ、前記DC/ACインバータの動作の停止を指示する停止信号を前記第1の制御回路に出力することを特徴とする蓄電池パワーコンディショナ。 A storage battery power conditioner connected to a solar battery power conditioner comprising a first control circuit and a DC / AC inverter,
A bidirectional inverter connected at one end to the system power supply and the solar cell power conditioner, and connected to the storage battery at the other end;
A second control circuit connected to the bidirectional inverter,
The second control circuit instructs to stop the operation of the DC / AC inverter while maintaining the electrical connection between the storage battery and the solar battery power conditioner when the system power supply recovers from a power failure. A storage battery power conditioner that outputs a stop signal to the first control circuit.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013205095A JP6296383B2 (en) | 2013-09-30 | 2013-09-30 | Battery power conditioner |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013205095A JP6296383B2 (en) | 2013-09-30 | 2013-09-30 | Battery power conditioner |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015070745A JP2015070745A (en) | 2015-04-13 |
JP6296383B2 true JP6296383B2 (en) | 2018-03-20 |
Family
ID=52836930
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013205095A Expired - Fee Related JP6296383B2 (en) | 2013-09-30 | 2013-09-30 | Battery power conditioner |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6296383B2 (en) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6610419B2 (en) * | 2016-05-12 | 2019-11-27 | サンケン電気株式会社 | Power storage system, control program, and recording medium |
JP6821242B2 (en) * | 2016-07-12 | 2021-01-27 | 日本車輌製造株式会社 | Engine generator |
JP6904026B2 (en) * | 2017-04-11 | 2021-07-14 | 富士電機株式会社 | Power system, control method, and control program |
CN111050601A (en) * | 2018-08-14 | 2020-04-21 | 株式会社线条设计工作室 | Component for built-in part and built-in part |
JP2021005955A (en) * | 2019-06-26 | 2021-01-14 | シャープ株式会社 | Control device, control method, control program, and recording medium |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000116010A (en) * | 1998-09-30 | 2000-04-21 | Nissin Electric Co Ltd | Distributed power supply system |
JP5268973B2 (en) * | 2010-03-08 | 2013-08-21 | 株式会社正興電機製作所 | Power supply system, power supply method and control device |
JP5903622B2 (en) * | 2011-12-15 | 2016-04-13 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | Power supply system and charge / discharge power conditioner |
JP6052545B2 (en) * | 2013-02-28 | 2016-12-27 | 清水建設株式会社 | Self-sustaining operation system and method for distributed power supply |
-
2013
- 2013-09-30 JP JP2013205095A patent/JP6296383B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2015070745A (en) | 2015-04-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5975314B2 (en) | Power storage system | |
WO2014128745A1 (en) | Power storage system | |
JP5725183B2 (en) | Energy storage system and control method thereof | |
JP5988078B2 (en) | Control device and power distribution system | |
JP7113267B2 (en) | storage system | |
JP6296383B2 (en) | Battery power conditioner | |
EP3159997B1 (en) | Electrical power-supplying device and method for supplying electrical power | |
JP5988079B2 (en) | Control device, conversion device, control method, and power distribution system | |
CN105591460A (en) | Systems and methods for battery management | |
JP5891367B2 (en) | Power storage system | |
JP2013542706A (en) | Battery balancing system | |
JP4646536B2 (en) | Power supply system | |
CN102576630A (en) | Electricity storage system and control device | |
KR102591536B1 (en) | Energy Storage System | |
WO2014125520A1 (en) | Energy storage system | |
JP6369803B2 (en) | Power storage device | |
JP5914864B2 (en) | Storage battery unit, power storage facility and power supply system | |
WO2015019387A1 (en) | Storage battery management device | |
WO2014125519A1 (en) | Power storage system | |
JP2013183611A (en) | Controller, converter, control method, and power distribution system | |
JP2019198204A (en) | Full load type distribution board and power storage system compatible with the same | |
JP2011101536A (en) | Outlet and power distribution system | |
WO2014122690A1 (en) | Power storage system | |
MX2008005272A (en) | Multiple generator loadcenter and method of distributing power from multiple generators. | |
WO2014122691A1 (en) | Power storage system |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20150224 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20160127 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20160930 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20161101 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20161227 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170606 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170804 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180206 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180209 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6296383 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |