JP6294969B2 - 軟水及び混合水の伝導度による未処理水の硬度の判定を含む混合の制御 - Google Patents

軟水及び混合水の伝導度による未処理水の硬度の判定を含む混合の制御 Download PDF

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Description

本発明は、自動混合装置を備える水軟化プラントを動作させるための方法であって、到来する未処理の水の流れVuntreatedが、
・軟化される第1の部分流Vpart1、及び
・軟化されない第2の部分流Vpart2
に分割され、
2つの部分流Vpart1,Vpart2が、混合水の流れVblendedに合流され、
混合水の流れVblendedにおける2つの部分流の割合Proppart1,Proppart2が混合水の流れVblendedに所望の硬度DVがもたらされるように自動混合装置によって調節され、調節されるべき2つの部分流の割合Proppart1,Proppart2は、未処理の水の硬度Huntreated及び軟化した水の硬度Hsoftから算出され、未処理の水の硬度Huntreatedは、未処理の水の伝導度Conduntreatedから導出される方法に関する。
この種の方法は、特許文献1(独国特許出願公開第10 2009 055 007号A1明細書)から知られている。
水の軟化は、通常の供給系によれば(例えば、飲料水の供給網によれば)比較的硬質な水しか入手することができないが、技術的な理由又は便利さの理由でより軟質な水が所望されるあらゆる場所で使用される。水の軟化において、通常はイオン交換法に従って動作する軟化装置が使用される。この処理において、水に含まれる硬化剤(カルシウムイオン及びマグネシウムイオン)が、イオン交換樹脂においてナトリウムイオンと交換される。イオン交換樹脂は、使い果たされたときに、例えば塩水でのフラッシングによる再生を必要とする。
技術的又は経済的な理由で、完全に軟化させた水を利用可能にするのではなく、中程度ではあるが狭い範囲に限定された水の硬度を有する水を利用可能にすることが、多くの場合に必要とされ、あるいは望まれる。完全に軟化させた水は、下流の配管設備における保護層の形成がもはや不可能になる場合に、腐食の問題につながる可能性がある。さらに、完全な軟化においては、軟化剤がすぐに使い尽くされてしまい、そのような軟化剤の再生が早い段階で必要となる。結果として、塩の消費が多くなり、したがってコストが高くなる。
完全ではない軟化を実行するために、軟化させた水(純水又は軟水としても知られる)と未処理の水とを混合するための装置(混合装置)が必要とされる。混合水、すなわち軟化させた水と未処理の水との混合物における水の硬度を、所定の所望の値へと調節することが、通常は望まれる。
軟水を運ぶ部分流と未処理の水を運ぶ部分流との割合のフィードバック制御を確立できるようにするための混合水の硬度の直接的な測定は、基本的には、混合水の領域においていわゆるイオン選択電極を使用して可能である。しかしながら、イオン選択電極は、保守に手がかかり、故障を被りやすい。
したがって、先行技術において、混合水の流れの硬度は、通常は、少なくともおおよそは既知である未処理水硬度を有する未処理の水を運ぶ部分流と、やはり少なくともおおよそは既知である軟水硬度を有する軟水を運ぶ部分流とを、所望の混合水硬度が得られるような割合で混合して混合水の流れを形成することで、調節されている。特許文献2(独国特許第10 2007 059 058号B3明細書)を参照されたい。この文献においては、未処理の水の硬度を測定するために、未処理の水の伝導度が、未処理の水において伝導度センサを使用して測定され、未処理の水の伝導度が、較正特性曲線を使用して未処理の水の硬度に変換される。この手法の欠点は、伝導度センサの電極が、未処理の水において容易に付着物で覆われてしまう可能性があり、結果として伝導度の測定が不正確になるとともに、保守の費用が高くつくことにある。
伝導度センサの付着物による汚損を防止するために、特許文献1(独国特許出願公開第10 2009 055 007号A1明細書)は、センサを軟水又は混合水に配置することを提案している。この文献によれば、未処理の水の伝導度は、良好な近似にて、この未処理の水から得られた軟水の伝導度の約95%である。したがって、未処理の水の伝導度を、軟水の伝導度から直接的に推測することが可能である。伝導度センサが混合水中に配置される場合、変換係数は、混合水における軟水及び未処理の水の割合に応じて変化する。次いで、未処理の水の硬度を、未処理の水の伝導度を使用して割り出すことができる。
このやり方は、伝導度センサの付着物による汚損を防止するが、この方法は、軟水の伝導度と未処理の水の伝導度との間の特定の関係を仮定しているがゆえに、未処理の水の伝導度を近似的に割り出すことしかできない。この方法は、未処理の水の組成の変動が小さいならば、実際に良好な混合の精度を達成することができるが、未処理の水の組成の変動がより大きいと、精度が著しく低下する。
独国特許出願公開第10 2009 055 007号A1明細書 独国特許第10 2007 059 058号B3明細書
本発明の目的は、軟水を運ぶ部分流と未処理の水を運ぶ部分流とで構成される混合水の流れを調合する自動混合装置の動作の際に、混合水の硬度を、極めて信頼できるやり方で、改善された精度にて調節することにある。
この目的は、冒頭で述べた種類の方法であって、軟化した水の伝導度Condsoftが、軟化した第1の部分流Vpart1において伝導度センサによって測定され、混合水の伝導度Condblendedが、混合水の流れVblendedにおいて伝導度センサによって測定され、混合水の流れVblendedにおける部分流の割合Proppart1,Proppart2が割り出され、未処理の水の伝導度Conduntreatedは、測定された軟水の伝導度Condsoft、測定された混合水の伝導度Condblended、及び割り出された部分流の割合Proppart1,Proppart2から算出されることを特徴とする方法によって達成される。
本発明の技術的範囲においては、未処理の水の伝導度を推定できるだけでなく、(使用される伝導度センサ、場合によっては、流量計の測定精度の範囲内で)精密に算出することができる。特に、未処理の水の品質又は軟化に起因する未処理の水の伝導度の変化についての仮定が不要である。
本発明の技術的範囲においては、2つの伝導度センサが使用され、具体的には、軟化後の第1の部分流に位置する軟水領域の1つの伝導度センサと、混合水領域の1つの伝導度センサとが使用される。これらの位置において、伝導度センサは、実質的に顕著な水の硬度に曝されることがないか、又は未処理の水と比べて低い水の硬度に曝されるだけであり、したがって、これらの伝導度センサが付着物によって汚損されることがないか、又は極めてゆっくりとした付着物による汚損にとどまる。混合水の伝導度は、軟水及び未処理の水の伝導度、並びに混合水における軟水及び未処理の水の割合からもたらされる。本発明によれば、伝導度のうちの2つが直接測定され、混合水における軟水(第1の部分流)及び未処理の水(第2の部分流)の割合は、例えば2つの流量計によって比較的容易に割り出すことが可能である。したがって、軟水の伝導度、混合水の伝導度、及び未処理の水の伝導度の相互依存性における唯一の未知の因子、すなわち未処理の水の伝導度を容易に算出することができる。
この算出において、未処理の水の組成についてのいかなる仮定も行う必要がない。特に、軟化、すなわち、2つのNaイオンによるCa2+及びMg2+イオンの各化学量論的な置換による未処理の水の伝導度の変化の様相について、いかなる仮定も必要でない。そのような仮定は、対応する情報にすぎないが正確である情報が、第2の伝導度センサによって得られるが故に、行う必要がない。
次いで、未処理の水の硬度を、未処理の水の伝導度を使用して割り出すことができる。較正特性曲線又は較正関数が、典型的には、この目的のために、電子制御装置に保存される。そして、未処理の水の硬度及び軟水の硬度を使用して、軟化させられた第1の部分流及び未処理の水を運んでいる第2の部分流について、通常は電子制御装置に保存される予め定められた所望の硬度DVを混合水において達成するための割合を、決定することができる。次いで、これらの割合が、例えば2つの部分流を直接的又は間接的に測定する2つの流量計を備えるフィードバック制御によって、自動的に調節される。
混合水の流れにおける部分流の割合Proppart1=Vpart1/Vblended及びProppart2=Vpart2/Vblended(ここで、Proppart1+Proppart2=1)についての情報は、混合水の流れにおける混合比VVH=Vpart1/Vpart2についての情報と同一であり、ここでProppart1=VVH/(1+VVH)及びProppart2=1/(VVH+1)である。
軟水の硬度は、水軟化プラントに用いられる軟化装置の種類(通常は、Naイオンを含んだイオン交換樹脂)に応じて、典型的には0°dH〜1°dHである。多くの場合、使用される軟化装置に特有の一定の軟水の硬度が仮定され、この硬度は、例えば工場において水軟化プラントについて測定(さらには、電子制御装置にプログラム)されており、又は単純に良好な近似の範囲内で0°dHと仮定される。しかしながら、軟水の硬度を軟化装置の消耗の程度に基づいて割り出すことも可能である。
本発明の好ましい変形例
本発明による方法の好ましい変種において、Conduntreatedは、以下の式
を使用して算出される。
未処理の水の伝導度Conduntreatedを、この式を使用して容易に算出することができる。さらに、部分流の割合Proppart1,Proppart2を、混合比VVH(上記を参照)によって表すこともできるが、それ,もこの変種の式の構成は変わらないことに注意すべきである。
混合水Vblendedにおける部分流の割合Proppart1,Proppart2が、2つの流量計によって割り出される変形例が、特に好ましい。結果として、部分流のきわめて正確な測定及び調節が可能であり、割合を調整する自動混合装置の調整位置を、フィードバックプロセスにて制御することが可能である。2つの流量計は、適切な場合に、引き算又は足し算によって水軟化プラントにおける3つの流れのすべて(第1の部分流、第2の部分流、未処理の水の全体としての流れ/混合水の流れ)を割り出すことができる。
この変形例の好適な発展によれば、部分流の割合Proppart1、Proppart2を割り出すために、第1の流量計が第1の部分流Proppart1に配置され、第2の流量計が混合水の流れVblendedに配置される。2つの流量計を軟水及び混合水に配置することで、流量計の付着物による汚損を防止することが可能になる。割合Proppart1及びProppart2を、Vpart1及びVblendedから、Vpart1+Vpart2=VblendedならびにProppart1=Vpart1/Vblended及びProppart2=Vpart2/Vblendedによって割り出すことができる。次いで、Conduntreatedが、
によって算出される。代案として、例えば流量計を第1の部分流及び第2の部分流に夫々1つずつ設けることもでき、又は1つの流量計を第2の部分流に設け、1つの流量計を混合水の流れに設けることができ、又は1つの流量計を到来する未処理の水の流れに設け、1つの流量計を部分流のうちの一方に設けることができる。
本方法の好適な変形例において、部分流の割合Proppart1,Proppart2は、自動混合装置の調整位置から割り出され、自動混合装置は、特に調整位置を割り出すためのセンサを有する。生じる割合を、調整位置の支配下にあるが既知である流れの条件のもとで、自動混合装置の既知の(すなわち、特定的に調節され、且つ/又はセンサによって確認される)調整位置から、流量計を必要とせずに割り出すこともできる。これは、装置に関してきわめて簡潔であり、したがって経済的である。したがって、種々の調整位置における部分流の割合を、電子制御装置内の表に記録することができ、あるいはプログラムされた変換関数によって算出することができる。
軟化した第1の部分流Vpart1において伝導度センサによって測定された伝導度Condsoft及び混合水の流れVblendedにおいて伝導度センサによって測定された伝導度Condblendedが、平均化期間T又はN回の単一の測定について平均され、Condsoft及びCondblendedの平均値が、Conduntreatedを算出するために使用される本方法の変形例が特に好ましい。軟水及び混合水の伝導度は、多くの場合にわずか(多くの場合、約1〜5%)しか相違せず、すなわち統計ノイズの範囲内の小さな測定誤差でさえも、未処理の水の伝導度の算出に悪影響を及ぼす可能性がある。平均化は、未処理の水の伝導度の算出の信頼性を顕著に向上させることができる。
部分流の割合Proppart1、Proppart2が平均化期間T又はN回の単一の測定の間は自動混合装置によって変更されることがないこの変形例の発展形が特に好ましい。これにより、平均化及び混合装置の調整位置の再調整が、典型的には、常に平均化期間Tの後、又はCondsoft及びConduntreatedの所定の回数Nの単一の測定の後で実行される。この変形例は、極めて容易に実行可能であり、混合装置の摩耗を最小限にする。
別の発展形によれば、2つの部分流の割合Proppart1,Proppart2も、平均化期間T又はN回の単一の測定について平均され、Proppart1及びProppart2の平均値が、Conduntreatedを算出するために使用される。この変形例においては、特に値の「移動平均」を連続的な再調整のために使用することができ、すなわち平均されるべき値の組においていずれの場合も最も古い測定値が、行われたばかりの最も新しい測定値によって置き換えられる。結果として、Conduntreatedを極めて正確に割り出すことができ、又は極めて正確な混合を達成することができる。
一発展形によれば、平均化時間間隔Tが、少なくとも2分、好ましくは少なくとも10分であり、単一の測定又は単一の割り出しの回数Nは、少なくとも100、好ましくは少なくとも1000であることがさらに好ましい。これらの値は、実際に上手くいくことが立証済みであり、一般に、伝導度センサによって行われる統計的な測定の誤差の良好な補償を可能にする。特に、伝導度の測定をきわめて素早い連続にて行うことができる(単一の測定の継続時間が10ms以下の領域である)場合に、10秒以下、特に1秒以下の領域の比較的短い平均化時間間隔Tも、考慮することができる。
さらに、平均化時間間隔Tの期間内に含まれ、又はN回の単一の測定若しくは単一の割り出しに属する値のうちの一部が、Condsoft及び/又はConduntreated及び/又はProppart1,Proppart2の割合の平均値の割り出しにおいて除外される発展形が特に好ましい。結果として、平均化の品質を改善することができる。信頼できない値及び/又は極端な値が無視され、したがって平均値をねじ曲げることがない。
この場合に、好適には、除外される値は、所定の値の区間の外側にあるか、又は除外される値は、平均化時間間隔T、又はN回の単一の測定若しくは単一の割り出しにおける最高の値又は最低の値の所定の相対割合に属する。このやり方は、実際にきわめて上手くいくことが立証されており、極端な測定誤差によってねじ曲げられることがない平均値をもたらす。例えば、一般に、伝導度が200〜1500μS/cmの間にない伝導度の単一の測定値はすべて、明らかな測定誤差として無視することができる(すなわち、平均に含めない)。同様に、平均化期間Tにおける伝導度の単一の測定値又はN個の考慮される伝導度の単一の測定値のうちの最高の10%及び最低の10%を無視することができる。
本発明による方法の特に好ましい変形例においては、規則的な間隔で、好ましくは少なくとも10分ごと、より好ましくは少なくとも2分ごとに、自動的なやり方で、
・未処理の水の伝導度Conduntreatedが、Condsoft,Condblended、Proppart1,及びProppart2の現在の値から再度算出され、
・再度算出された未処理の水の伝導度Conduntreatedから、未処理の水の硬度Huntreatedが再び導出され、
・再び導出された未処理の水の硬度Huntreatedから、調節されるべき部分流の割合Proppart1,Proppart2が再び算出され、
・これに従って自動混合装置の調整位置が再び調整される。
結果として、生じうる未処理の水の品質の変化に迅速に反応することができ、混合の精度を高い水準に保つことができる。反対に、規則的な間隔を、混合装置の摩耗を抑えるために、少なくとも1分以上となるように選択することが好ましい。
軟化させられた第1の部分流の硬度Hsoftが、Hsoft=0°dHに設定される本方法の一変形例が特に好適である。これは、未処理の水の硬度の算出を簡単にし、多くの使用の事例において充分に正確である。硬度のずれは、通常は、水軟化プラントにおいて使用される軟化装置又はイオン交換装置の定期的かつ迅速な再生が存在し、かつ軟化装置を通過する貫流の量が過度でない場合、無視することが可能である。
水軟化プラントの軟化装置の再生手順を制御するために使用される未処理の水の硬度Huntreated’が、算出された未処理の水の伝導度Conduntreatedから第1の較正関数K1(「第1の較正特性曲線K1」ともいう)によって導出され、自動混合装置を制御するために使用される未処理の水の硬度Huntreatedが、算出された未処理の水の伝導度Conduntreatedから第2の較正関数K2(「第2の較正特性曲線K2」ともいう)によって導出される変種も、とくに好ましい。異なる較正特性曲線K1及びK2に起因して未処理の水の該当の伝導度におけるHuntreated’がHuntreatedよりも大きい場合、再生の制御を、硬度の急上昇が生じないように安全に設計することができると同時に、混合の制御を現実的に設計することができる。
本発明の技術的範囲は、自動混合装置を備えており、軟水の領域の伝導度センサ及び混合水の領域の伝導度センサを有しており、本発明による上述の方法又はその変形例のうちの1つを実行するように設計された水軟化プラントをさらに含む。水軟化プラントは、通常は、提示の方法の各段階に従ってプログラムされた電子制御装置を有する。
本発明のさらなる利点が、明細書及び図面から明らかになるであろう。同様に、上述した特徴及び以下で説明される特徴を、単独又は任意の所望の組み合わせにて一緒に、いずれの場合も本発明に従って使用することができる。図示及び説明される実施の形態を、最終的な列挙として理解してはならず、むしろ図示及び説明される実施の形態は、本発明を説明するための例示の性質である。
2つの伝導度センサ及び2つの流量計を備える本発明による水軟化プラントの実施形態の概略の構成を示す図である。 2つの伝導度センサ及び1つの流量計ならびに自動混合装置の調整位置を割り出すためのセンサを備える本発明による水軟化プラントのさらなる実施形態の概略の構成を示す図である。 本発明による方法の概略のフロー図である。
本発明は、図面に示され、実施の形態にもとづいてさらに詳しく説明される。
図1は、例として、本発明に係る方法を実行するための本発明に係る水軟化プラント1を示している。
水軟化プラント1は、入り口2によって局所の水供給系へと接続され、例えば飲料水の供給網へと接続される。入り口2に流れ込む全体としての未処理の水の流れVuntreatedが、分岐点20において2つの部分流へと分割される。
(全体としての)未処理の水の流れVuntreatedの第1の部分流Vpart1が、特に制御ヘッド5とイオン交換樹脂7を収容する2つのタンク6a、6bとを有する軟化装置4に流れ込む。第2の部分流Vpart2は、バイパス配管8に流れ込む。
軟化装置4に流れ込む第1の部分流Vpart1の未処理の水は、イオン交換樹脂7を収容している2つのタンク6a,6bの少なくとも一方を通って流れ、水が完全に軟化される。この処理において、硬化剤、すなわちカルシウムイオン及びマグネシウムイオンが、化学量論的にナトリウムイオンと交換される。次いで、軟化した水は、軟化した第1の部分流Vpart1の伝導度Condsoftを測定する伝導度センサ9aを通り、流量計3aを通過して流れる。
バイパス配管8の第2の部分流Vpart2は、ここではサーボモータ10によって調節することができる混合弁11を備える自動的に動作させることができる混合装置19を通過する。
第1の部分流Vpart1及び第2の部分流Vpart2は、最終的に、合流点21において合流され、出口12に流れる混合水の流れVblendedを生み出す。出口12は、例えば建物の真水の管など、下流の水設備へと接続される。混合水の流れVblendedは、流量計3bによって測定される。さらに、混合水の伝導度Condblendedが伝導度センサ9bによって測定される。
伝導度センサ9a,9b及び流量計3a,3bの測定結果は、電子制御装置13に伝えられる。次いで、電子制御装置13は、混合弁11のサーボモータ10を動作させることによって、第2の部分流Vpart2を調節することができる。このようにして、ここでは流れの断面が可変ではない第1の部分流Vpart1に対する第2の部分流Vpart2の比を変化させることができる。電子制御装置13を、自動混合装置19に属すると考えることができる。
混合水の硬度の所望の値DVは電子制御装置13に保存される。以下の手順が、出口12における混合水に所望の水の硬度Hblendedをもたらすために実行される。
制御装置13が、最初に伝導度センサ9aにおける現在の軟水の伝導度Condsoft及び伝導度センサ9bにおける現在の混合水の伝導度Condblendedを読み出す。同時に、現在の部分流Vpart1が、流量計3aによって割り出され、現在の混合水の流れVblendedが割り出される。
次いで、未処理の水の伝導度Conduntreatedが、以下の式
を使用して算出される。
ここで、Proppart1=Vpart1/Vblendedであり、Proppart2=Vpart2/Vblendedである。Vpart1+Vpart2=Vblendedという相互関係を使用して、変数Vpart2を消去することができ、以下の式
がもたらされる。
この式が、水軟化プラント1の制御の機能に必要な他のすべての情報と同様に、制御装置13のメモリ18に保存される。
例えば、Condsoft=660μS/cm、Condblended=645μS/cm、Vpart1=5,000cm/分、及びVblended=15,000cm/分である場合、Conduntreated=638μS/cmである。
次いで、未処理の水の硬度を、未処理の水のこの伝導度Conduntreatedから割り出すことができる。この状況において、未処理の水の伝導度が軟水の伝導度の95%であると仮定すると、未処理の水の伝導度は627μS/cmになると考えられ、これはほぼ2%の差に相当することに注目すべきである。
図示の実施形態においては、未処理の水の硬度が、未処理の水の伝導度Conduntreatedから制御装置13によって異なるやり方で2回算出される。第1に、軟化装置4の再生の制御に使用される未処理の水の硬度Huntreated’が、第1の較正特性曲線K1を使用して割り出される。ここで、第1の較正特性曲線K1は、この場合には、制御装置13のメモリ18に保存された°dH当たり30μS/cmという変換係数に基づいている。したがって、Conduntreated=638μS/cmである上述の例では、再生の制御の目的に関して、21.3°dHという未処理の水の硬度Huntreated’がもたらされる。
第2に、第2の較正特性曲線K2を使用して、混合の制御に用いられる未処理の水の硬度Huntreatedが割り出される。ここで、第2の較正特性曲線K2は、38μS/°dHという変換係数にもとづく。したがって、Conduntreated=638μS/cmである場合、混合の制御の目的に関して、16.8°dHという未処理の水の硬度Huntreatedがもたらされる。
次いで、未処理の水の硬度Huntreatedを使用して、混合水の流れVblendedにおける2つの部分流Vpart1、Vpart2の必要な割合Proppart1、Proppart2を、混合水の硬度Hblendedの特定の所望の値DVを達成するために、制御装置13によって算出することができる。
軟水の硬度Hsoft、未処理の水の硬度Huntreated、及び混合水の硬度Hblendedの間の相互関係は、
blended=Proppart1・Hsoft+Proppart2・Huntreated
である。
Proppart2=1−Proppart1であり、Proppart1について解くと、
となる。
したがって、Hblended=DVであるとき、第1の部分流Vpart1について所望の割合Proppart1(DV)がもたらされ、次いで、混合弁をこの割合に調節することができる。現在の割合Proppart1=Vpart1/VblendedがProppart1(DV)よりも小さい場合、混合弁11を調節することによって混合の際の軟水の割合が増やされる。現在の割合Proppart1=Vpart1/VblendedがProppart1(DV)よりも大きい場合、混合弁を調節することによって軟水の割合が減らされる。
上記の式におけるHsoftを、通常は、良好な近似にて0°dHになると仮定することができ、これによって計算がさらに簡潔にされる。
例えば、上述の例からHuntreated=16.8°dHであるときに、混合水の硬度を5.0°dHへと調節すべきであり、すなわちDV=5.0°dHである場合、0°dHという仮定による軟水の硬度Hsoftにおいて、第1の部分流の所望の割合は、Proppart1(DV)=0.70又は70%である。次いで、電子制御装置13が、サーボモータ10によって混合弁11においてこの割合を調節する。
また、電子制御装置13は、2つのタンク6a,6bのイオン交換樹脂7の消耗の状態を監視する。水が取り去られるとき、取り去られる軟水の量(第1の部分流Vpart1及び流量計3aを参照)が、いずれの場合も、再生の制御のために算出される関連の現在の未処理の現在の水の硬度Huntreated’によって重み付けされ、現在の残りの容量から差し引かれる。タンク6a,6bが使い尽くされた場合、電子制御装置13は、使い尽くされたタンク6a,6bを系統から外して再生の対象とし、このときに他方のタンク6a、6bが軟水の供給を引き継ぐことができる。再生のために、サーボモータ15を備える再生弁14が電子制御装置13によって自動的に操作され、結果として再生剤溶液(好ましくは、塩水)16が貯蔵容器17から使い尽くされたタンク6a、6bを通って流れる。
上述の方法の変形例においては、未処理の水の伝導度Conduntreatedを割り出すために、Condsoft及びCondblendedの平均値に拠ることができる。この目的のため、典型的には、例えばN=8など、単一の測定が比較的多数回実行され、平均が各々の場合に形成される。下記の表1(それぞれの場合において、値の単位はμS/cmである)を参照されたい。
平均化は、とりわけ、ここでは例えば5番目の測定(Condblendedが明らかに低すぎる)及び7番目の測定(Condblendedの測定値がCondsoftよりも大きいが、これは物理的に信じがたい)など、不適切な個々の再調整を防止する。混合装置19の調整位置は、ここでは各々の場合に、(ここでは)N=8回の単一の測定が行われ、これらの単一の測定を使用して平均化が実行された後で、得られた平均値にもとづいて再調整される。単一の測定が、2回の再調整の間の時間間隔に一様に分布してよく、又は、特にすべてが2回の再調整の間の時間間隔の終わりの直前に位置するなど、まとめられてもよいことに注意すべきである。
また、平均化において値のグループのうちのいくつかの単一の値を除くことも可能であり、例えば上述の例において、各々の場合に、N=8個の単一の測定値からなる各グループから最高及び最低の測定値を除くことが可能である。そのような除外を示している表2を参照されたい(値の単位は、やはりμS/cmである)。結果として、平均化の品質を、通常はさらに改善することができる。
図2は、本発明による水軟化プラント1’の別の構成を示している。先の構成と比較した本質的な相違点だけを説明する。
この水軟化プラント1’においては、ただ1つの流量計3が、未だ分割されていない流入する未処理の水の流れVuntreatedに存在している。ここで、混合弁11に、ここではロックピンの突き出し長さとして測定される混合弁11の調整位置を読み取ることができる追加のセンサ11aが設けられている。例えば、以下の表3が、この目的のために制御装置13に保存される。
ここで、ロックピンは、0mm〜5mmの間だけ突き出すことができる。ロックピンが完全に引っ込んでいるとき(位置0mm)、75%という可能な限り最大の第2の部分流Vpart2が、混合水の流れVblendedにおいて確立される。第2の部分流Vpart2を、ロックピンを完全に突出させること(位置5mm)によって完全に阻止することができ、この場合には、軟水が出口12にもたらされる。
したがって、割合Proppart1、Proppart2の分割を、あらゆる時点においてロックピンの位置から割り出すことができる。表に明示された位置における割合Proppart1、Proppart2は、表3から直接読み取ることができ、表に示された点の間のロックピンの位置における割合Proppart1、Proppart2は、線形補間によって割り出される。すなわち、例えば、1.5mmという突き出し長さは、35%という割合Proppart1に相当し、あるいは60%という割合Proppart1は、3.25mmという突き出し長さに相当する。
この実施形態においては、混合の制御のために流量計は必要とされない。流量計3を(各水の取り出しにおいて第1の部分流Vpart1を構成する現在の割合Proppart1及び現在の未処理の水の硬度Huntreated’とともに)使用して、ここでは軟化装置4の最後の再生以降に処理された水の絶対量だけが、次の再生を迅速に開始させることができるように追跡される。
図3は、例えば図1の水軟化プラントにおいて実行されるとおりの本発明による方法のフロー図である。
通常の動作において、水軟化プラントは、混合水の提供100を連続的に行い、混合水における軟化した水(第1の部分流)の割合Proppart1及び軟化していない水(第2の部分流)の割合Proppart2は、例えば以前の計算(ステップ112を参照)又は本発明による方法の開始のための標準的なプログラミングによって予め定められ、これらの割合へと自動混合装置が調節される。これらの割合を使用して、予め定められた所望の値DVが、混合水の硬度Hblendedとして少なくともほぼ得られる。
典型的には、例えば10分後など、本方法の開始又は割合Proppart1,Proppart2の最後の再計算(ステップ112を参照)からの特定の時間間隔の終わりにおいて、現在の軟水の伝導度Condsoft、現在の混合水の伝導度Condblended、及びここでは現在の割合Proppart1,Proppart2も測定される(102)。又は、これらの値について、特に上述の特定の時間間隔に広がった複数回の測定を行うこともでき(104)、次いで平均が実行される(106)。割合Proppart1、Proppart2を、通過する流れを測定することなく、自動混合装置の調整位置から割り出すこともできることに、注意すべきである。
これらの値又は平均の値を使用して、軟水の領域及び混合水の領域のセンサによって測定されたCondsoft及びCondblendedの両者を評価しつつ、現在の未処理の水の伝導度Conduntreatedが算出される(108)。次いで、未処理の水の硬度Huntreatedが、混合の制御の目的で、この未処理の水の伝導度Conduntreatedから割り出される(110)。加えて、未処理の水の硬度Huntreated’も、今や再生の制御の目的で算出することができる。
未処理の水の硬度Huntreatedを使用して、混合水における部分流の所望の割合を、予め定められた所望の値DVに対応する混合水の硬度Hblendedを得るために、決定し直すことができる(112)。次いで、混合水の提供100が続けられ、部分流の割合Proppart1,Proppart2が、今や先ほど得られた所望の値へと調節される。測定102,104が、上述の特定の時間間隔の終わりにおいて繰り返され、以下同様である。
1 水軟化プラント
2 入り口
3a,3b 流量計
4 軟化装置
5 制御ヘッド
6a,6b タンク
7 イオン交換樹脂
8 バイパス管
9a,9b 伝導度センサ
10 サーボモータ
12 出口
13 電子制御装置
19 自動混合装置
21 合流点

Claims (15)

  1. 自動混合装置(19)を備える水軟化プラント(1;1’)を動作させるための方法であって、
    到来する未処理の水の流れVuntreatedが、
    軟化される第1の部分流Vpart1、及び
    軟化されない第2の部分流Vpart2に分割され、
    前記2つの部分流Vpart1、Vpart2 、混合水の流れVblendedに合流され、前記混合水の流れVblendedにおける前記2つの部分流の割合Proppart1、Proppart2 は、前記混合水の流れVblendedに所望の硬度DVがもたらされるように前記自動混合装置(19)によって調節され(100)、前記2つの部分流の調節されるべき割合Proppart1、Proppart2は、前記未処理の水の硬度Huntreated及び前記軟化させられた水の硬度Hsoftから算出される(112)と共に、前記未処理の水の硬度Huntreatedは、前記未処理の水の伝導度Conduntreatedから導出される(110)方法において、
    前記軟化した水の伝導度Condsoftが、前記軟化した第1の部分流Vpart1において伝導度センサ(9a)によって測定され、前記混合水の伝導度Condblendedが、前記混合水の流れVblendedにおいて伝導度センサ(9b)によって測定され、前記混合水の流れVblendedにおける前記部分流の現在の割合Proppart1、Proppart2が割り出され(102,104,106)、
    前記未処理の水の伝導度Conduntreatedは、前記測定された軟水の伝導度Condsoft、前記測定された混合水の伝導度Condblended、及び前記割り出された部分流の現在の割合Proppart1,Proppart2から算出される(108)、ことを特徴とする方法。
  2. Conduntreatedは、以下の式
    を使用して算出されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記混合水の流れVblendedにおける前記部分流の現在の割合Proppart1、Proppart2は、2つの流量計(3a,3b)によって割り出されることを特徴とする請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記部分流の現在の割合Proppart1,Proppart2を割り出すために、第1の流量計(3a)が前記第1の部分流Vpart1に配置されると共に、第2の流量計(3b)が前記混合水の流れVblendedに配置されることを特徴とする請求項3に記載の方法。
  5. 前記部分流の現在の割合Proppart1、Proppart2は、前記自動混合装置(19)の調整位置から割り出され、前記自動混合装置(19)は、特に前記調整位置を割り出すためのセンサ(11a)を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の方法。
  6. 前記軟化した第1の部分流Vpart1において前記伝導度センサ(9a)によって測定された前記伝導度Condsoft、及前記混合水の流れVblendedにおいて前記伝導度センサ(9b)によって測定された前記伝導度Condblendedが、平均化期間T又はN回の単一の測定について平均され(106)、Condsoft及びCondblendedの平均値が、Conduntreatedを算出する(108)ために使用されることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の方法。
  7. 前記部分流の現在の割合Proppart1,Proppart2は、前記平均化期間T又は前記N回の単一の測定の間は、前記自動混合装置(19)によって変更しないことを特徴とする請求項6に記載の方法。
  8. 前記2つの部分流の現在の割合Proppart1、Proppart2は、また、前記平均化期間T又はN回の単一の測定について平均され、前記Proppart1及びProppart2の平均値が、Conduntreatedを算出するために使用されることを特徴とする請求項6に記載の方法。
  9. 前記平均化期間Tは、少なくとも2分であり、又は前記単一の測定又は単一の割り出しの回数Nは、少なくとも100であることを特徴とする請求項6〜8のいずれか1項に記載の方法。
  10. 平均化期間Tの期間内に含まれるか、又はN回の単一の測定又は単一の割り出しに属する値のうちの一部が、Condsoft及び/又はCondblendedの平均値及び/又はProppart1,Proppart2の割合の平均値の割り出しにおいて除外されることを特徴とする請求項6〜9のいずれか1項に記載の方法。
  11. 前記除外される値は、所定の値の区間の外側にあるか、又は前記除外される値は、前記平均化期間T又は前記N回の単一の測定又は単一の割り出しにおける最高の値又は最低の値の所定の相対割合に属することを特徴とする請求項10に記載の方法。
  12. 一定間隔で自動的に、
    前記未処理の水の伝導度Conduntreatedが、Condsoft,Condblended,Proppart1,及びProppart2の現在値から再度算出され(108)、
    前記再度算出された未処理の水の伝導度Conduntreatedから前記未処理の水の硬度Huntreatedが再び導出され(110)、
    前記再び導出された未処理の水の硬度Huntreatedから、調節されるべき前記部分流の割合Proppart1、Proppart2が再び算出され(112)、
    これに従って前記自動混合装置(19)の調整位置が再び調整される(100)ことを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載の方法。
  13. 前記軟化した第1の部分流の硬度HsoftがHsoft=0°dHに設定されることを特徴とする請求項1〜12のいずれか1項に記載の方法。
  14. 前記水軟化プラント(1,1’)の軟化装置(4)の再生手順を制御するために使用される前記未処理の水の硬度Huntreated’が、前記算出された未処理の水の伝導度Conduntreatedから第1の較正関数K1によって導出され、前記自動混合装置(19)を制御するために使用される前記未処理の水の硬度Huntreatedが、前記算出された未処理の水の伝導度Conduntreatedから第2の較正関数K2によって導出されることを特徴とする請求項1〜13のいずれか1項に記載の方法。
  15. 自動混合装置(19)を備えており、軟水の領域の伝導度センサ(9a)及び混合水の領域の伝導度センサ(9b)を有しており、請求項1〜14のいずれか1項に記載の方法を実行するように設計された水軟化プラント(1,1’)。
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