JP6294688B2 - フィルタ装置および周波数変換装置 - Google Patents
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Description
このような構成によれば、通過帯域の損失を増やすことなく、簡便に複数の減衰極を構成できるとともに、装置の小型化を図ることが可能となる。
このような構成によれば、通過帯域の損失を増やすことなく、簡便に複数の減衰極を構成できるとともに、装置の小型化を図ることが可能となる。
このような構成によれば、共振周波数を簡単に調整することができる。
このような構成によれば、周波数変換装置の通過帯域の損失を増やすことなく複数の減衰極を構成するとともに、装置の小型化を図ることが可能となる。
図1は、本発明の第1実施形態に係るフィルタ装置の構成例を示すブロック図である。この図1に示すように、第1実施形態に係るフィルタ装置10は、入力端子11、コイル12,13、コンデンサ14、出力端子15、位相調整素子31,32、コンデンサ33,34、共振器35、位相調整素子41,42、コンデンサ43,44、および、共振器45を主要な構成要素としている。
つぎに、図1に示す第1実施形態の動作について説明する。図2は、図1に示す第1実施形態の基本構成であるハイパスフィルタを示している。図1と比較すると、図2ではコンデンサ33,43、位相調整素子31,32、共振器35、コンデンサ43,44、位相調整素子41,42、および、共振器45が除外されている。
つぎに、本発明の第2実施形態について説明する。図8は、本発明の第2実施形態に係るフィルタ装置の構成例を示す図である。この図8に示すように、本発明の第2実施形態のフィルタ装置10Cは、入力端子11、コイル12,13、コンデンサ14,33,34,43,44,54、位相調整素子31,32,41,42、および、共振器36,46,56を有している。ここで、コンデンサ14,34,44,54は、整合用のコンデンサであり、例えば、数pF程度の容量を有するコンデンサによって構成される。共振器36,46,56は、この例では、周波数f1を共振周波数とする回路であり、後述するように導電性の筐体内にヘリカル状コイルが配置されて構成され、直列共振によって対象となる周波数帯域を選択的に減衰させる。共振器36,46,56は、共振周波数よりも高周波側において誘導成分を有することから、コンデンサ14,34,44,54により、通過帯域である高周波側においてインピーダンスの整合を図る。
つぎに、第2実施形態の動作について説明する。図12は、図8に示す第2実施形態の基本となるハイパスフィルタの構成例を示す図である。この図12の例では、図8の第2実施形態と比較すると、コンデンサ33,43、位相調整素子31,32,41,42が省略されている。これ以外の構成は図8の場合と同様である。図13は、図8および図12に示す回路の通過特性を示す図である。この図13において、破線は図12に示す回路の通過特性を示し、実線は図8に示す回路の通過特性を示している。なお、図12の回路では、共振器36,46,56は、共振周波数が1.6GHzに設定されており、コンデンサ14,34,44,54は、2.4pFに設定され、コイル12,13は1.5nHに設定されている。コンデンサ33,43は、1.6pFに設定されている。位相調整素子31,32は、例えば、周波数3.2GHzにおいて、第2線路330であるコンデンサ33から出力される信号と比較して、位相差が略180度であり、振幅が略等しくなるように設定されている。また、位相調整素子41,42は、例えば、周波数3.3GHzにおいて、第2線路430であるコンデンサ43から出力される信号と比較して、位相差が略180度であり、振幅が略等しくなるように設定されている。
以上の各実施形態は一例であって、本発明が上述したような場合のみに限定されるものでないことはいうまでもない。例えば、以上の各実施形態では、第2線路が一つの場合を例に挙げて説明したが、第2線路を複数設けるようにしてもよい。図14は、第2線路を2つ設けた場合の実施形態を示している。この例では、第2線路として、第2線路330以外に、第2線路380を有している。図15は、図1に示す第1実施形態において、第2線路を2つ有する構成にした場合であって、第1線路312,412と第2線路330,430による減衰極の周波数を4.8GHzに設定し、第1線路312,412と第2線路380,480による減衰極の周波数を4.5GHzに設定したときの通過特性を示している。より詳細には、周波数が4.8GHzの信号が入力された場合に、第1線路312と第2線路330から出力される信号は位相差が略180度であり、振幅が略等しくなるように設定されている。また、周波数が4.5GHzの信号が入力された場合に、第1線路312と第2線路380から出力される信号は位相差が略180度であり、振幅が略等しくなるように設定されている。なお、第1線路412と第2線路430および第1線路412と第2線路480も同様の設定とされている。この図15に実線で示すように、図14の構成によれば、図7に示す4.8GHzの減衰極以外にも、第2線路380,480による4.5GHzの減衰極を付加することができる。なお、以上は第2線路が2つの場合であるが、もちろん、3つ以上付加するようにしてもよい。
11 入力端子
12,13 コイル
14,17,18,19,33,34,43,44,54 コンデンサ
15 出力端子
31,32,41,42 位相調整素子
35,36,45,46,56 共振器
312,412 第1線路
330,430,380 第2線路
Claims (4)
- 入力部および出力部を有する第1線路と、
前記第1線路とグランドとの間に接続され、共振周波数がf1である共振器と、
前記第1線路に並列に接続される第2線路と、を有し、
前記第1線路および前記第2線路は、前記共振器の共振周波数f1と異なる共振周波数f2で共振する複合伝送線路を構成し、
前記第2線路を複数有し、それぞれの第2線路は、所定の周波数において、前記第1線路から出力される信号との位相差が略180度であり、振幅が略等しくなるようにそれぞれの第2線路の伝送係数が設定されている、
ことを特徴とするフィルタ装置。 - 入力部および出力部を有する第1線路と、
前記第1線路とグランドとの間に接続され、共振周波数がf1である共振器と、
前記第1線路に並列に接続される第2線路と、を有し、
前記共振器の共振周波数f1とは異なる周波数f2において、前記第1線路および前記第2線路から出力される信号の位相差が略180度であり、振幅が略等しくなるように前記第1および第2線路の伝送係数が設定されている、
ことを特徴とするフィルタ装置。 - 前記共振器は、接地された導電性の筐体内に収容され、一端を開放端とし、他端を給電ピンと電気的に接続するヘリカル状コイルと、前記ヘリカル状コイルとの距離を調整可能な態様にて保持され、前記ヘリカル状コイルの前記開放端との距離を調整することで共振周波数を設定可能な調整部材を有することを特徴とする請求項1または2に記載のフィルタ装置。
- ローカル信号を用いて周波数変換を行う周波数変換部を少なくとも1つ有し、前記周波数変換部のいずれかの後段に、前記ローカル信号と前記ローカル信号の高調波信号を減衰させるための前記請求項1乃至3のいずれか1項に記載のフィルタ装置を帯域減衰フィルタとして備えることを特徴とする周波数変換装置。
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JP2014020838A JP6294688B2 (ja) | 2014-02-05 | 2014-02-05 | フィルタ装置および周波数変換装置 |
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JP2014020838A JP6294688B2 (ja) | 2014-02-05 | 2014-02-05 | フィルタ装置および周波数変換装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2015149573A JP2015149573A (ja) | 2015-08-20 |
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-
2014
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