JP6293221B2 - 顕微鏡モジュール及び顕微鏡装置 - Google Patents

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Description

本発明は、顕微鏡モジュール及び顕微鏡装置に関するものである。
顕微鏡は微小なサンプルを観察、または測定するために使用されるデバイスであり、特に、材料科学、基礎生物学、及び生物医学研究、などの技術分野で利用される。それらの顕微鏡は、透過型顕微鏡と反射型顕微鏡(また、金属顕微鏡とも呼ばれる)に分けることができる。透過型顕微鏡は、通常、透明、または非常に薄いサンプル物体の観察に用いられ、光源の光線を直接サンプル物体に通過させてから顕微鏡に入射させるため、多くの場合、生体組織を観察するために使用される。一方、反射型顕微鏡は、多くの場合、金属や鉱物などの不透明なサンプル物体を観察するために用いられ、工学、材料の分野で利用される。反射型顕微鏡の光源は偏光板を通して偏光を形成させる必要があり、一部の光線を垂直に下方へ向けて照射し、レンズを介してサンプル物体の表面に投射し、次に、サンプル物体の表面から反射した光線を、対物レンズ、偏光板、フラットガラスと接眼レンズ等による拡大光路を順次通過させて観察者の目に入射させる。このように反射型顕微鏡は、サンプル物体の表面特性の観察に用いられる。
上記の如く、反射型顕微鏡の内部には対物レンズ、偏光板、フラットガラスと接眼レンズを設置する必要があり、特に、偏光板は特定の角度設計が必要であることから反射型顕微鏡は、比較的に大きな体積を有する。同時に、反射型顕微鏡のメカニズムは比較的に複雑、且つ持ち運び難いものであるため、多くの場合、実験室内に置かれ、且つ、その操作使用は専門家に任せられる。しかしながら、反射型顕微鏡は、主に、サンプル物体表面の特性を観察するために利用されるものであるため、観察すべきサンプル物体が発生する度に、実験室でサンプリングしなければ観察できず、ユーザにとっては不便であり、且つ非専門家である通常のユーザには操作し難いのである。つまり、反射型顕微鏡は、通常、サンプル物体表面の特性を観察するのに利用されるため、ユーザが携帯しやすいという要請を満たす必要がある。
上記の課題に鑑て、本発明の目的は、凸レンズと発光アセンブリの光源の光線経路の設計によって、大幅に顕微鏡モジュール及び顕微鏡装置の体積を減少することで、携帯し易い顕微鏡モジュール及び顕微鏡装置を提供することを課題とする。
上記目的を達成するために、本発明は、1つの顕微鏡モジュールを提供する。この顕微鏡モジュールは画像キャプチャモジュールに合わせて使用する。顕微鏡モジュールはハウジングと凸レンズ、及び発光アセンブリを備える。ハウジングは、サンプル観察面を有し、サンプル観察面はハウジングの画像キャプチャモジュールに対向する一側に位置する。凸レンズはハウジング内部に設置し、且つサンプル観察面から凸レンズの最短距離は0.1mm〜3.0mmの間である。発光アセンブリは光源を有し、且つ画像キャプチャモジュールと凸レンズの間に位置する。光源より放出された光線は凸レンズの入光面から入射し、且つ凸レンズの出光面からサンプル観察面に出射する。
上記目的を達成するために、本発明は、もう1つの顕微鏡モジュールを提供する。この顕微鏡モジュールは画像キャプチャモジュールに合わせて使用する。顕微鏡モジュールはサンプル観察面と凸レンズ、及び発光アセンブリを備える。サンプル観察面は顕微鏡モジュールの画像キャプチャモジュールに対向する一側に位置する。サンプル観察面から凸レンズの最短距離は0.1mm〜3.0mmの間である。発光アセンブリは光源を有し、且つ画像キャプチャモジュールと凸レンズの間に位置する。光源より放出された光線は凸レンズの入光面から入射し、且つ凸レンズの出光面からサンプル観察面に出射する。
上記目的を達成するために、本発明は、更に1つの顕微鏡装置を提供する。顕微鏡装置は画像キャプチャモジュールと顕微鏡モジュールを備える。顕微鏡モジュールは画像キャプチャモジュールに結合する。顕微鏡モジュールはハウジングと凸レンズ、及び発光アセンブリを備える。ハウジングは、サンプル観察面を有し、サンプル観察面はハウジングの画像キャプチャモジュールに対向する一側に位置する。凸レンズはハウジング内部に設置し、且つサンプル観察面から凸レンズの最短距離は0.1mm〜3.0mmの間である。発光アセンブリは光源を有し、且つ画像キャプチャモジュールと凸レンズの間に位置する。光源より放出された光線は凸レンズの入光面から入射し、且つ凸レンズの出光面からサンプル観察面に出射する。
一実施例において、光源は少なくも1つの可視光光源、または少なくとも1つの非可視光光源を備える。
一実施例において、発光アセンブリはスイッチング素子と、少なくとも1つの可視光光源及び少なくとも1つの非可視光光源を備え、スイッチング素子は、可視光光源及び非可視光光源に接続することで、可視光光源と非可視光光源を切替える。
一実施例において、凸レンズは1つの翼部を有し、且つ翼部は凸レンズの周縁に位置する。
一実施例において、光源は凸レンズの周縁のうちの一部に位置する。
一実施例において、顕微鏡モジュールは接続素子を更に備え、接続素子はハウジングに設置することで、画像キャプチャモジュールに接続する。
一実施例において、接続素子は接着層とクリップ、またはピボット軸を備える。
一実施例において、接続素子はカバーを備え、カバーは画像キャプチャモジュールに結合する。
一実施例において、接続素子はねじ山、またはスナップユニットを備え、且つ螺合、または係合の方式によって、画像キャプチャモジュールに接続する。
一実施例において、顕微鏡モジュールは、バックライトユニットを更に備え、バックライトユニットはハウジングの画像キャプチャモジュールより遠く離れる一側に設置する。
一実施例において、バックライトユニットはサンプル収容部を有し、且つサンプル収容部はサンプル観察面に近い一側に位置する。
一実施例において、顕微鏡モジュールは、透光性基板を更に備え、透光性基板はハウジングの画像キャプチャモジュールより遠く離れる一側に設置し、サンプル観察面は透光性基板の外表面に位置する。
一実施例において、顕微鏡モジュールは、接着素子を更に備え、接着素子はハウジングのサンプル観察面を有する一側に設置する。
一実施例において、凸レンズは直径を有し、ハウジングのサンプル観察面に近い一側には出光孔が設置され、出光孔は孔径を有し、孔径と直径の比率は1〜1.5の間である。
一実施例において、顕微鏡装置は、画像キャプチャモジュールより得られた画像を外部に送信する無線通信モジュールを更に備える。
一実施例において、顕微鏡装置は、顕微鏡モジュールと画像キャプチャモジュールに結合する電気接続線を更に備える。
一実施例において、顕微鏡装置は、制御ウェーハを有する回路基板を更に備える。
一実施例において、顕微鏡装置は、接着素子を更に備え、接着素子はハウジングのサンプル観察面を有する一側に設置する。
上記より、本発明に基づいた顕微鏡モジュールと顕微鏡装置は、凸レンズと発光アセンブリの光源の光路の改良設計、すなわち、発光アセンブリの光源を画像キャプチャモジュールと凸レンズの間に設置することによって、光源より放出された光線は凸レンズの入光面から入射した後、凸レンズの出光面からサンプル観察面に出射させるようにしたサンプル観察のための光源を採用することで、顕微鏡の機能を達成できる。また、発光アセンブリの光源を画像キャプチャモジュールと凸レンズの間に設置することによって、顕微鏡モジュールと顕微鏡装置の体積を大幅に縮減し、携帯しやすくする目的を達することができる。
本発明の一実施例に係る顕微鏡モジュールと画像キャプチャモジュールを組み合わせて使用する場合の概略図である。 図1に示される顕微鏡モジュールの断面図である。 図2に示される顕微鏡モジュールによりサンプルを観察する際の断面図である。 図2に示される顕微鏡モジュールによりサンプルを観察する際のもう1つの断面図である。 図2に示される顕微鏡モジュールによりサンプルを観察する際のもう1つの断面図である。 図2に示される顕微鏡モジュールによりサンプルを観察する際の更にもう1つの断面図である。 接着素子の平面図である。 接着素子のもう1つの形態の平面図である。 接着素子の更にもう1つの形態の平面図である。 図2に示される顕微鏡モジュールの分解図である。 図4Aに示される発光アセンブリのもう1つの実施態様を示す図である。 図4Aに示される発光アセンブリのさらなる実施態様を示す図である。 図2に示される接続素子のもう1つの実施態様を示す図である。 図2に示される接続素子のもう1つの実施態様を示す図である。 図2に示される接続素子のさらなる実施態様を示す図である。 図2に示される接続素子のさらなる実施態様を示す図である。 本発明のもう1つの実施例の顕微鏡モジュールと画像キャプチャモジュールを組み合わせて使用する場合の概略図である。。 本発明のもう1つの実施例の顕微鏡モジュールと画像キャプチャモジュールを組み合わせて使用する場合の断面図である。 本発明の一実施例に係る顕微鏡装置の概略図である。 本発明のもう1つの実施例の顕微鏡モジュールともう1つの画像キャプチャモジュールを組み合わせて使用する場合の概略図である。
関連する図面を参照しながら、本発明の好ましい実施例に係る顕微鏡モジュールと顕微鏡装置を以下の通りに説明し、このうち同じ部材は同じ符号を付して説明する。
図1は本発明の一実施例に係る顕微鏡モジュールと画像キャプチャモジュールを組み合わせて使用する場合の概略図である。図2は図1に示される顕微鏡モジュールの断面図であり、且つ画像キャプチャモジュール2の相対的な位置を示している。図1と図2を同時に参照されたい。本実施例の顕微鏡モジュール1はハウジング11と凸レンズ12、及び発光アセンブリ13とを備える。図1に示されるように、本実施例の顕微鏡モジュール1は画像キャプチャモジュール2と組み合わせて使用することができ、画像キャプチャモジュール2は、例えば、カメラ機能を有する移動通信装置、スマートフォン、タブレット、カメラ、ドライブレコーダー、ビデオカメラ、ノートパソコン、顕微鏡または着用可能な電子装置などの電子装置Eに設置することができ、本実施例は移動通信装置を例に説明する。即ち、本実施例の顕微鏡モジュール1は、直接、電子装置Eが有する画像キャプチャモジュール2に合わせて使用することができる。本実施例において、凸レンズ12はハウジング11の内部に設置し、ハウジング11のうちの一側は電子装置Eに設置することができ、その設置方法は後に具体的に説明する。ハウジング11のもう一側は、直接、サンプル上に置くか、またはサンプルをハウジング11上に置くことができ、且つ画像キャプチャモジュール2によって結像させることにより、顕微鏡モジュール1によって拡大した後のサンプル画像を観察できる。尚、図を簡潔するために、図2に示される画像キャプチャモジュール2はブロック図で示す。本実施例は観察すべきサンプルを限定しない。サンプルは、例えば、皮革、宝石、ヒスイ、生物学的なサンプル、または皮膚であるが、これらに限定されない。
図3Aから図3Cは図2に示される顕微鏡モジュールがサンプルにより観察する際の断面図である。特に、説明すべきことは、図3Aから図3Cに示されるサンプルSは、一般的に、観察すべきターゲットを指し、単一の生物サンプル、または生物サンプルとその他の素子(例えば、スライド、ステッカーなど)の結合である。例えば、サンプルSは、単独に皮膚の生物サンプルであり、即ち、直接、顕微鏡モジュール1を生物体の皮膚に近づけて観察する。まず、図3Aを参考されたい。本実施例のハウジング11はサンプル観察面111を有し、このサンプル観察面111はハウジング11の画像キャプチャモジュール2に対向する一側に位置する。特に、説明すべきことは、本実施例のサンプル観察面111は実体表面、または仮想表面である。実体表面である場合には、図3Aに示されるように、サンプルSとハウジング11が互いに接触し、この時、サンプル観察面111は、ハウジング11の画像キャプチャモジュール2に対向する前記一側の表面にある。また、図3Bを参考されたい。仮想表面である場合には、サンプルSとハウジング11の間にわずかな距離があり、この時、サンプル観察面111はサンプルSの顕微鏡モジュール1に近い一側の表面である。また、一実施例において、図3Cに示すように、顕微鏡モジュール1は透光性基板14を更に有し、透光性基板14はハウジング11の画像キャプチャモジュール2より遠く離れる一側に設置し、この時、サンプル観察面111は透光性基板14の外表面に位置する。
図3Dは図2に示される顕微鏡モジュールによりサンプルを観察する際の更にもう1つの断面図である。図3Dを参照されたい。更に詳しく説明すると、顕微鏡モジュール1は更に、接着素子17を有し、サンプルSは接着素子17に生物サンプルS'を粘着させることで構成したものであり、接着素子17は接着面を有するシールである。図3Eに示す接着素子17は、接着エリア171と非接着エリア172を有し、接着エリア171は生物サンプルS'を粘着するために用いられ、その後、透光性基板14に付着させる。透光性基板14は実験室で従来より使われているスライドガラスであるので、接着素子17のサイズを従来のスライドガラスを超えさせないために、接着エリア171の直径は2.5cmを超えないように設定される。非接着エリア172はユーザが接着素子17をピックアップする部分であり、一実施例において、接着エリア171と非接着エリア172の間には切取り用カットライン(easy tearing line)Lを有し、ユーザが生物サンプルS'をパッケージ保存しなければならない時、非接着エリア172を接着素子17からはがし取ることで、非接着エリア172が透光性基板14のサイズを超えるのを避け、パッケージ保存を有利にすることができる。接着素子17をサンプル観察面111の対向する一側に配置し、接着素子17を非透明材料から構成することで、画像のコントラストを向上させ、ユーザがレンズを通して暗視野の効果を観測することができるようになるが、本発明はこれに限定されない。また、接着素子17を透光性材料によって構成し、更に具体的に言うと、接着素子17の透光率を、90%より大きくし、この時、接着素子17をサンプル観察面111と同一側に配置することもできる(図示されない)。続いて、図3E〜図3Gを参考されたい。図3E〜図3Gは接着素子の平面図である。接着素子17は接着エリア171に対応するエリア(接着面、または非接着面)に観測をサポートするパターンPが描かれ、ユーザが顕微鏡モジュール1を使用する時、生物サンプルS'をレンズの視野に入れるために、サンプルSの移動調整が必要となる。しかしながら、顕微鏡モジュール1を通して観察するユーザは、生物サンプルS'とレンズ視野の間の相対位置を区別するのは容易でなく、この時、パターンPは、ユーザに生物サンプルS'とレンズ視野の間の相対位置を迅速に見つけられるように支援することができる。例えば、図3Eにおいて、パターンPは接着エリア171の縁に沿って設けられる環状パターンであり、仮に、ユーザがレンズ視野において、パターンPを見た場合、現在のレンズ視野が接着エリア171の縁に位置していることが分かるため、反対方向にサンプルSを移動、調整することができる。図3Fにおいて、パターンPは十字パターンであり、接着エリア171の中心エリアに位置し、ユーザがレンズ視野において、パターンPを見た場合、現在のレンズ視野が接着エリア171の中心に照準していることが分かる。また、顕微鏡モジュール1を通して観察するユーザは、観測された生物サンプルS'の実際の大きさを知りたくなるため、もう1つの実施例において、図3Gに示されるように、パターンPはスケールであり、ユーザは、直接レンズ視野で生物サンプルS'のサイズを知ることができる。
本実施例の凸レンズ12は両凸レンズの非球面レンズであり、そのうち、サンプル観察面111から凸レンズ12までの表面の最短距離Dは0.1 mmから3.0 mmの間であり、好ましいのは0.3 mmから2.0 mmであり、より好ましい最短距離D(図3A〜図3D参照)は0.5mmから1.2mmの間である。その場合、顕微鏡モジュール1の拡大倍率は100から200倍の間である。本実施例において、凸レンズ12は翼部121を有し、且つ翼部121は凸レンズ12の周縁に位置する。即ち、凸レンズ12の中央部は、両面突起の非球面レンズであり、凸レンズ12の周縁部分は、扁平の翼部121である。
また、本実施例の発光アセンブリ13は光源131を有し、光源131は発光ダイオード、レーザダイオード、または蛍光灯などの光源である。本実施例において、光源131は画像キャプチャモジュール2と凸レンズ12の間に位置する。具体的に言うと、本実施例の光源131はハウジング11の内部に配置し、且つ光源131は凸レンズ12の画像キャプチャモジュール2に近い一側に位置する。前記の配置関係によって、光源より放出された光線は凸レンズ12の1つの入光面122から入射し、且つ凸レンズ12の1つの出光面123からサンプル観察面111に出射する。これに対応するように、本実施例のハウジング11は出光孔112と開口113を有する。出光孔112はサンプル観察面111に近い一側に位置し、開口113は画像キャプチャモジュール2に近づい一側に位置する。よって、光源131より放出された光線の全体的な光路は、凸レンズ12の入光面122から入射し、且つ出光面123から出射した後、出光孔112を通じて、サンプル観察面111に射出する。次いで、光線はサンプル観察面111より反射された後、凸レンズ12の出光面123から入射し、且つ入光面122から出射すると共に、開口113を通過した後、画像キャプチャモジュール2のレンズに入射する。画像キャプチャモジュール2のレンズは、このようにして顕微鏡モジュール1によって拡大後のサンプル画像を取得した後、画像キャプチャモジュール2において、画像処理プログラムを実行すると同時に、電子機器Eの表示ユニットによってサンプル画像、すなわち、顕微鏡モジュール1によって拡大された後のサンプル画像を表示することが可能であり、ユーザは、直接、電子機器Eにおいて、顕微鏡モジュール1によって拡大された後のサンプル画像を観察することができる。
図2に示すように、本実施例の凸レンズ12は直径d1を有し、詳しく言うと、両面凸状の非球面レンズの部分は直径d1を有し、この直径d1部分には前記の翼部121の範囲を含まない。出光孔112は孔径d2を有し、孔径d2と直径d1の比率は1から1.5の間にあり、環境からの外光が凸レンズ12に入るのを避け、更に環境からの外光がサンプル画像へもたらす影響を避けることができる。
より好ましいのは、本実施例の光源131はハウジング11の内に設置すると同時に、光源131の設置位置は凸レンズ12の翼部121に隣接し、翼部121は結像と無関係の部分であるため、本実施例では翼部121の長さを制限しない。翼部121は凸レンズ12の周囲に設置されるため、光源131は凸レンズ12の中央突起の周囲を囲んで設置される。前記の設置関係によって、光源131より放出された光線は翼部121から凸レンズ12の内部に入射し拡散した後、凸レンズ12の出光面123から焦点に集中し、そのうち、光源131の主な光軸と凸レンズ12の光軸は異なるが、実質的には平行である。
本実施例において、光源131は可視光光源である以外に、非可視光光源であることもできる。そのうち、可視光光源は大部分のタイプのサンプルを観察する光源とすることができ、非可視光光源は、例えば、宝石鑑定に使用する赤外光源であり、または、UV光源である。UV光源は、例えば、紙幣鑑定に用いられたり、偽のラベルを識別するために使用することができる。また、本発明は光源131の数量を限定しない。図4Aは図2に示される顕微鏡モジュールの分解図である。図4Aに示すように、発光アセンブリ13は複数の光源131を有し、前記の如く、これらの光源131は可視光光源、または非可視光光源である。図4Bは図4Aに示される発光アセンブリのもう1つの実施態様を示す図であり、一実施例において、発光アセンブリ13aはスイッチング素子132aを備え、且つ発光アセンブリ13aは可視光光源131a、または非可視光光源131bを同時に有する。本実施例において、スイッチング素子132aは可視光光源131aと非可視光光源131bとに接続することで、可視光光源131aと非可視光光源131bを切替える。ユーザは本実施例の発光アセンブリ13aより組成された顕微鏡モジュール1を使用する時、観察すべきサンプルのタイプに基づいて、可視光光源131a、または非可視光光源131bを選択して使用することができる。
図4Cは図4Aに示される発光アセンブリのさらなる実施態様を示す図である。図4Aと図4Cを同時に参考されたい。本実施例において、発光アセンブリ13cの光源131cは凸レンズ12の周縁のうちの一部に集中設置される。即ち、光源131cは凸レンズ12のうちの一側に集中設置することで、光源131cが片側設置の態様を示す。その他の実施例においては、図4Bに示すスイッチング素子132aに合わせることができ、本実施例においては、スイッチング素子132aを片側設置の光源131cを制御するスイッチとし、このスイッチング素子132aによって片側のみが光る効果を達する。片側設置のスイッチ131cの採用によって、光線がサンプルを照らす時に影を落すことで、解像度を向上させることができる。
図1と図2に示すように、顕微鏡モジュール1は、ハウジング11を備え、更に画像キャプチャモジュール2に接続する接続素子15を備える。具体的に言えば、本実施例の接続素子15は接着層であり、且つ好ましいのは、接着層は感圧性接着剤(pressure sensitive adhesive)であり、即ち、圧力に対して感度を有し、繰り返し粘着することができる接着剤である。顕微鏡モジュール1は接続素子(接着層)15によって、電子装置Eに粘着すると同時に、開口113を画像キャプチャモジュール2のレンズ位置に対応させることで、顕微鏡モジュール1と画像キャプチャモジュール2を組み合わせて使用する。
図5Aは図2に示される接続素子のもう1つの実施態様を示す図である。図5Aに示すように、本実施例の接続素子15aはクリップであり、直接、電子装置Eを挟むことにより顕微鏡モジュール1を電子装置E上に取り付けると同時に、開口113を画像キャプチャモジュール2のレンズ位置に対応させる。具体的に言えば、本実施例の接続素子15a(クリップ)は、グリップエンド151aを有し、且つグリップエンド151aと顕微鏡モジュール1のハウジング11に相対応するねじ山を設けることで、顕微鏡モジュール1に接続素子15aを予め組み付けておくことができる。このように顕微鏡モジュール1に接続素子15aを組み付けた後、顕微鏡モジュール1と一緒にこの接続素子15aで電子装置Eを挟むようにする。この時、開口113は画像キャプチャモジュール2のレンズに対応するため、サンプルから反射された光線は出光孔112、凸レンズ12、開口113を通った後、確実に画像キャプチャモジュール2に入射することができる(図2参照)。
図5Bは図2に示される接続素子のもう1つの実施態様を示す図である。図5Bに示すように、本実施例の接続素子15bはピボット止めされたアーム部の構造である。具体的に言えば、接続素子15bはアーム部151bとピボット152bを備え、アーム部151bの一端には顕微鏡モジュール1のハウジング11を固定し、その場合、直接ハウジング11に粘着するか、または螺合、或いは係合の方式によって接続することができるが、本発明はこれに限定されない。アーム部151bのもう一端はピボット152bであり、ピボット152bは電子装置Eの外殻に設置し、接続素子15bによって、顕微鏡モジュール1を画像キャプチャモジュール2に対向する位置にもたらすようにアーム部151bを旋回可能なよう枢支する。ユーザは、アーム部151bを旋回させることで、顕微鏡モジュール1をピボット152bを軸心として、電子装置Eの外面に沿って左右に旋回、スライドさせることができる。接続素子15bはピボット止めされたアーム部の自由端に顕微鏡モジュール1を取り付けた構造の設計であるため、顕微鏡モジュール1は常に電子装置Eの外殻上に設置しておくことができ、顕微鏡の機能を使用する必要がある時、アーム部151bを引くことによって、顕微鏡モジュール1の開口113を画像キャプチャモジュール2のレンズに対向させて使用することができる(図2を参照されたい)。
図5Cは図2に示される接続素子のさらなる実施態様を示す図である。図5Cに示すように、本実施例において、顕微鏡モジュール1の接続素子15cはねじ山、またはスナップユニットであり、且つ螺合、または係合の方式で画像キャプチャモジュール2と接続する。本実施例の接続素子15cはねじ山を例として説明する。本実施例において、ハウジング11はねじ山である接続素子15cを有し、且つ電子装置Eの外殻にも対応するねじ山を設けることにより、顕微鏡モジュール1を、直接、螺合、または係合の方式で画像キャプチャモジュール2と接続することができる。
図5Dは図2に示される接続素子のさらなる実施態様を示す図である。図5Dに示すように、本実施例において、顕微鏡モジュール1の接続素子15dはカバー(cover)であり、電子装置Eを保護するために用いられるものである。このカバーから成る接続素子5dは、画像キャプチャモジュール2のレンズに対応する位置に中空部151dを有する。中空部151dの周縁には、図5Cの場合と同様に、ねじ山、またはスナップユニットを有することで、螺合、または係合の方式で顕微鏡モジュール1と接続することができる。ユーザは、まず、接続素子15d(カバー)を電子装置Eの外殻に設置した後、顕微鏡の機能を使用しなければならない時に、顕微鏡モジュール1を螺合、または係合の方式によって接続素子15d(カバー)に取り付けることができる。
図6は本発明のもう1つの実施例に係る顕微鏡モジュールと画像キャプチャモジュールを組み合わせて使用する場合の概略図である。図6を参照されたい。本実施例の顕微鏡モジュール1はバックライトユニット16を更に備え、ハウジング11が画像キャプチャモジュール2より遠く離れる一側に設置し、サンプルはハウジング11とバックライトユニット16の間に位置させる。本実施例においては、例えば、少なくとも一部分が透光性の宝石、またはヒスイなどの比較的に光透過性の高いサンプルに利用することができ、バックライトユニット16のサポートによって、光線がサンプルを通った後に、凸レンズ12に入射するのをサポートし、最後に画像キャプチャモジュール2によって受光される。より好ましいのは、バックライトユニット16はサンプル収容部161を有し、且つサンプル収容部161をサンプル観察面111に近い一側(図3A〜図3Cを参照されたい)に配置し、これにサンプルを収納するようにする。より好ましくは、本実施例のハウジング11の外周縁に磁性部114を更に設け、且つバックライトユニット16もこれに対応する磁性材料とすることで、ハウジング11とバックライトユニット16を互いに吸着、固定すると同時に、バックライトユニット16の光源スイッチ162が押されることにより起動するようにすることができる。
図7は本発明のもう1つの実施例の顕微鏡モジュールと画像キャプチャモジュールを組み合わせて使用する場合の断面図である。図7を参照されたい。本実施例において、顕微鏡モジュール1eは、同様に、画像キャプチャモジュール2と組み合わせて使用する。本実施例の顕微鏡モジュール1eはサンプル観察面111eと凸レンズ12e、及び発光アセンブリ13eを備える。好ましいのは、本実施例の顕微鏡モジュール1eは透光性材料のハウジング11eを有し、且つハウジング11eと凸レンズ12eは、一体成型によって組成される。サンプル観察面111eは顕微鏡モジュール1eの画像キャプチャモジュール2eとは対向する一側に位置し、この場合のサンプル観察面111eの内容は前記実施例のサンプル観察面111と同様であり、実体表面、または仮想表面である。即ち、サンプル観察面111eは、ハウジング11eの画像キャプチャモジュール2eに対向する一側の表面、またはサンプルSの顕微鏡モジュール1eに近い一側の表面(図7に示す如く)であり、その詳細は、図3Aから図3Cの説明を参照することができるため、ここでは繰り返して述べない。
サンプル観察面111eから凸レンズ12eの最短距離Dは0.6mmから3.0mmの間である。発光アセンブリ13eは光源131eを有し、且つ光源131eは画像キャプチャモジュール2eと凸レンズ12eの間に位置する。光源131eより放出された光線は凸レンズ12eの1つの入光面122eから入射し、且つ凸レンズ12eの1つの出光面123eからサンプル観察面111eに出射し、且つサンプルSに照射することができる。その他の作動は前記実施例を参考することができるので、ここでは繰り返して述べない。
前記実施例の顕微鏡モジュール1と電子装置Eを組立てた後、電子装置Eの画像キャプチャモジュール2に合わせて使用することによって、顕微鏡装置を形成し、顕微鏡の機能を達成することができる。一実施例において、顕微鏡モジュール1は、直接、画像キャプチャモジュール2と組み合わせることで、顕微鏡装置Mを形成する。図8は本発明の一実施例に係る顕微鏡装置の概略図である。図8を参照されたい。本実施例の顕微鏡装置Mは顕微鏡モジュール3と画像キャプチャモジュール4を備え、且つ画像キャプチャモジュール4と顕微鏡モジュール3は互いに結合され、本実施例において、顕微鏡装置Mは、顕微鏡モジュール3と画像キャプチャモジュール4を結合するために電気的接続線5を更に備える。顕微鏡モジュール3はハウジング31と凸レンズ32、及び発光アセンブリ33を備える。本実施例において、凸レンズ32と発光アセンブリ33、及び画像キャプチャモジュール4は、いずれもハウジング31の内部に設置され、これによりハウジング31は顕微鏡装置Mの外殻となっている。もちろん、その他の実施例において、顕微鏡装置Mの内部に、顕微鏡モジュール3のハウジング31を備えることで、画像キャプチャモジュール4をハウジング31上に設置することもできるが、本発明はこれに限定されない。
同様に、ハウジング31はサンプル観察面311を有し、そのサンプル観察面311の説明は前記実施例のサンプル観察面111を参照することができるため、ここでは繰り返して述べない。同様に、サンプル観察面311から凸レンズ32までの最短距離Dは0.1 mmから3.0 mmの間であり、好ましいのは0.3 mmから2.0 mmであり、より好ましい最短距離Dは0.5mmから1.2mmの間である。
本実施例の発光アセンブリ33は、前記と同様に、光源331を有し、且つ光源331は画像キャプチャモジュール4と凸レンズ32の間に配置する。前記実施例と同様、光源331より放出された光線は凸レンズ32の入光面から入射し、且つ凸レンズ32の1つの出光面からサンプル観察面311に出射し、更に前記実施例と同様、サンプル観察面311から反射された光線は、凸レンズ32を通った後、画像キャプチャモジュール4で受光される。好ましいのは、本実施例の顕微鏡装置Mは、無線通信モジュール6と回路基板7を更に備え、そのうち、回路基板7は制御チップ71を有する。無線通信モジュール6の設置によって、画像キャプチャモジュール4から取得した画像を外部に送信するよう支援することができる。具体的に言えば、制御チップ71が画像キャプチャモジュール4のレンズを制御し、拡大後のサンプル画像を取得させた後、この制御チップ71によって画像処理プログラムを実行し、更に無線通信モジュール6を通して、拡大後のサンプル画像を外部、例えば、その他の電子装置の表示ユニットに送信することで、ユーザがその他の電子装置側で、顕微鏡モジュール3によって拡大された後のサンプル画像を観察することができる。その他の顕微鏡モジュール3と画像キャプチャモジュール4の詳細作動は、前記実施例を参照することができるため、ここでは繰り返さない。
図9は本発明のもう1つの実施例の顕微鏡モジュールともう1つの画像キャプチャモジュールを組み合わせて使用する場合の概略図である。図2と図9を同時に参照されたい。本実施例において、顕微鏡モジュール1は、同様に、ハウジング11と凸レンズ12、及び発光アセンブリ13を備える。図9を参照されたい。画像キャプチャモジュール2aは、ガラス21と、凸レンズ22と、感光素子23と、アナログデジタル変換回路24と、処理ユニット25と、接続線26、及び光源27を備える。ガラス21は平面ガラスであると同時に、画像キャプチャモジュール2a内部において、顕微鏡モジュール1の凸レンズ12の入光面122に近い一側に設置され、画像キャプチャモジュール2a内部の素子を保護する。画像キャプチャモジュール2a中の凸レンズ22はガラス21に隣接しており、顕微鏡モジュール1の凸レンズ12と異なる所は、凸レンズ22は凸レンズ12の周縁部分にある扁平の翼部121を有していないことである。感光素子23は、凸レンズ22を透過する光線を受けることで画像信号を形成する相補型金属酸化膜半導体(Complementary Metal Oxide Semiconductor, CMOS)、または電荷結合素子(Charge Coupled Device, CCD)である。感光素子23とアナログデジタル変換回路24、及び処理ユニット25は、例えば、プリント回路基板に設置し、感光素子23より検知した画像信号に対して信号処理を行う。接続線26は、例えば、USBケーブルであり、信号処理を行った後の画像信号を電子装置Eに送信する。また、接続線26の外周面は、良好な伸縮性を有する調節可能な絶縁性のフレキシブルホースとして設計することができる。光源27は発光ダイオード、レーザダイオード、または蛍光灯などの光源であり、画像キャプチャモジュール2aの前端に置くことができる。
図2に示される画像キャプチャモジュール2と異なる所は、図9に示される画像キャプチャモジュール2aは内視鏡(Endoscope)、またはヘビミラーの光学アセンブリである点であり、顕微鏡モジュール1のハウジング11に設置した接続素子15によって、顕微鏡モジュール1と画像キャプチャモジュール2aを接続することで、画像キャプチャモジュール2aと顕微鏡モジュール1を組み合わせることができる。また、顕微鏡モジュール1において、出光孔112に対向する反対側のハウジング11の開口は磁性シート、係合素子、またはねじ山などを設置することができ、画像キャプチャモジュール2a側にはこれらに相対応する部材を設け、磁性吸引、係合、または螺合などの方式によって、顕微鏡モジュール1と組み合わせることができる。さらに、画像キャプチャモジュール2aを、形状とサイズが顕微鏡モジュール1のハウジング11の前記開口に対応した凸部を有する設計にすることができ、前記凸部は、直接、前記開口に嵌め入れ、または係合設置することで、画像キャプチャモジュール2aと顕微鏡モジュール1を組み合わせて固定することができる。本実施例において、顕微鏡モジュール1はハウジング11に設置した接続素子15によって、画像キャプチャモジュール2aと接続するものを例として説明する。具体的に言えば、本実施例の接続素子15は接着層であり、且つ接着層は、前記と同様に、繰り返して粘着可能な感圧接着剤を使用することができる。顕微鏡モジュール1は、接続素子15(接着層)によって、画像キャプチャモジュール2aに粘着されると同時に、顕微鏡モジュール1の凸レンズ12を画像キャプチャモジュール2aの凸レンズ22の位置に対応させることで、顕微鏡モジュール1と画像キャプチャモジュール2aを組み合わせて使用する。また、画像キャプチャモジュール2aと顕微鏡モジュール1を組み合わせた後、画像キャプチャモジュール2aの光源27が光線を放出することで、サンプルSの輝度を向上させることができる。
本実施例のハウジング11は、前記と同様に出光孔112を有する。よって、光源27より放出された光線の全体的な光路は、凸レンズ12の入光面122から入射し、且つ出光面123から出射した後、出光孔112を通じてサンプル観察面111に射出する。次いで、光線はサンプル観察面111から反射された後、凸レンズ12の出光面123から入射し、且つ入光面122から出射すると共に、前記ガラス21と凸レンズ22を通過して感光素子23に達することで、画像キャプチャモジュール2a内に入る光線をキャプチャし、画像信号を形成する。次に、アナログデジタル変換回路24は画像信号を電子信号に変換し、処理ユニット25において画像処理プログラムを用いて、拡大した画像の取得を実行し、更にこの拡大した画像を接続線26からこれに接続された電子装置Eの表示ユニットに送信することで、拡大後のサンプル画像を表示する。これにより、ユーザは、一般的な内視鏡、またはヘビミラーを選択し、本発明の顕微鏡モジュール1と組み合わせて使用することにより、通常は観察し難いサンプル拡大画像を観察することができる。
上記をまとめると、本発明に基づいた顕微鏡モジュールと顕微鏡装置は、凸レンズと発光アセンブリの光源の光路の改良設計、すなわち、発光アセンブリの光源を画像キャプチャモジュールと凸レンズの間に設置することによって、光源より放出された光線は凸レンズの入光面から入射した後、凸レンズの出光面からサンプル観察面に出射させるようにしたサンプル観察のための光源を採用することで、顕微鏡の機能を達成できる。また、発光アセンブリの光源を画像キャプチャモジュールと凸レンズの間に設置することによって、顕微鏡モジュールと顕微鏡装置の体積を大幅に縮減し、携帯しやすくする目的を達することができる。
上記実施例は例示的なものであって、限定するためのものではない。本発明の技術的思想および範囲から逸脱することなく行われる等価の修正または変更は、いずれも別紙の特許請求の範囲に含まれる。
本発明は以上の如く構成したため、凸レンズと発光アセンブリの光源の光路の改良設計によって、顕微鏡モジュール及び顕微鏡装置の体積を大幅に減少させ、携帯し易い顕微鏡モジュール及び顕微鏡装置を提供し得るものである。
1、1e、3 顕微鏡モジュール
11、11e、31 ハウジング
111、111e、311 サンプル観察面
112 出光孔
113 開口
114 磁性部
12、12e、32 凸レンズ
121 翼部
122、122e 入光面
123、123e 出光面
13、13a、13c、13e、33 発光アセンブリ
131、131c、131e、331 光源
132a スイッチング素子
131a 可視光光源
131b 非可視光光源
14 透光性基板
15、15a、15b、15c、15d:接続素子
151a グリップエンド
151b アーム部
152b ピボット
151d 中空部
16 バックライトユニット
161 サンプル収容部
162 光源スイッチ
17 接着素子
171 接着エリア
172 非接着エリア
2、2a、2b、2e、4 画像キャプチャモジュール
21 ガラス
22 凸レンズ
23 感光素子
24 アナログデジタル変換回路
25 処理ユニット
26 接続線
27 光源
5 電気接続線
6 無線通信モジュール
7 回路基板
71 制御チップ
D 最短距離
d1 直径
d2 孔径
E 電子装置
L 切取り用カットライン
M 顕微鏡装置
S サンプル
S' 生物サンプル
P パターン

Claims (10)

  1. 画像キャプチャモジュールに合わせて使用する顕微鏡モジュールであって、
    サンプル観察面を有するハウジングと、
    周縁に位置する扁平の翼部を有し、前記ハウジング内部に設置する凸レンズと、
    前記扁平の翼部に向けて設置された複数の光源を有し、前記画像キャプチャモジュールと前記凸レンズの間に位置する発光アセンブリと、を備え、
    前記サンプル観察面は前記ハウジングの前記画像キャプチャモジュールに対向する一側に位置し、
    前記サンプル観察面から前記凸レンズの最短距離は0.1mm〜3.0mmの間であり、
    前記複数の光源より放出された光線はその一部が前記凸レンズ内を進み、集光されて当該凸レンズの出光面から前記サンプル観察面に向けて出射されることを特徴とする顕微鏡モジュール。
  2. 前記光源は少なくも1つの可視光光源、または少なくとも1つの非可視光光源を備えることを特徴とする請求項1に記載の顕微鏡モジュール。
  3. 接続素子を更に備え、前記接続素子は、前記ハウジングに設置することで、前記画像キャプチャモジュールに接続することを特徴とする請求項1に記載の顕微鏡モジュール。
  4. バックライトユニットを更に備え、前記バックライトユニットは、前記ハウジングの前記画像キャプチャモジュールより遠く離れる一側に設置することを特徴とする請求項1に記載の顕微鏡モジュール。
  5. 透光性基板を更に備え、前記透光性基板は、前記ハウジングの前記画像キャプチャモジュールより遠く離れる一側に設置し、前記サンプル観察面は前記透光性基板の外表面に位置することを特徴とする請求項1に記載の顕微鏡モジュール。
  6. 接着素子を更に備え、前記接着素子は前記ハウジングのサンプル観察面を有する一側に設置することを特徴とする請求項1に記載の顕微鏡モジュール。
  7. 前記凸レンズは直径を有し、前記ハウジングの前記サンプル観察面に近い一側には出光孔が設置され、前記出光孔は1つの孔径を有し、前記孔径と前記直径の比率は1〜1.5の間であることを特徴とする請求項1に記載の顕微鏡モジュール。
  8. 画像キャプチャモジュールに合わせて使用する顕微鏡モジュールであって、
    前記顕微鏡モジュールの前記画像キャプチャモジュールに対向する一側に位置するサンプル観察面と、
    周縁に位置する扁平の翼部を有する凸レンズと、
    前記扁平の翼部に向けて設置された複数の光源を有し、前記画像キャプチャモジュールと前記凸レンズの間に位置する発光アセンブリと、を備え、
    前記サンプル観察面から前記凸レンズの最短距離は0.1mm〜3.0mmの間であり、
    前記複数の光源より放出された光線はその一部が前記凸レンズ内を進み、集光されて当該凸レンズの出光面から前記サンプル観察面に向けて出射されることを特徴とする顕微鏡モジュール。
  9. 画像キャプチャモジュールと、
    前記画像キャプチャモジュールに結合する請求項1〜のいずれか1項に記載の顕微鏡モジュールと、を備えることを特徴とする顕微鏡装置。
  10. 無線通信モジュールを更に備え、前記無線通信モジュールは、前記画像キャプチャモジュールより得られた画像を外部に送信することを特徴とする請求項に記載の顕微鏡装置。
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