JP6292222B2 - 通信システム及び配信情報決定装置 - Google Patents

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Description

本発明は通信システム、配信情報決定装置、通信方法及びプログラムに関し、例えば同報配信を行う通信システム、配信情報決定装置、通信方法及びプログラムに関する。
複数の通信装置へデータを配信する際に、データの配信事業者は、通信事業者の管理するネットワークにおいて提供されている同報配信サービスを用いてデータを配信する。同報配信を実現する手法として、ブロードキャストサービスもしくはマルチキャストサービス等がある。また、移動通信ネットワークにおいては、緊急情報を配信するためにCBS(Cell Broadcast Service)が用いられている。CBSは、対象エリアに在圏する携帯電話端末に対して、一斉同報によって情報を通知するサービスである。また、災害通知の高速化や、配信エリアの柔軟性に対応するために、ETWS(Earthquake and Tsunami Warning System)が規定されている。
特許文献1には、緊急メッセージの配信エリアを指定する際に、広域地域単位もしくはセクタ単位で配信エリアを指定する構成が開示されている。
特開2010−45747号公報
特許文献1には、データ配信を希望する速報送信局からの要求を受けたメッセージ配信局が、緊急配信メッセージを送信する、とするネットワーク構成が開示されている。しかし、将来的に、通信ネットワークは、緊急情報に関連したメッセージに限定されず、様々な種類のメッセージを同報配信することが要望されている。すなわち、通信ネットワークは、様々な種類のメッセージを同報配信するために、アプリケーションサーバ毎に異なる内容の配信メッセージを同報配信することが出来るように構成される必要がある。これに対して、特許文献1には、特定の速報送信局から要望されるメッセージの配信を実行することが出来るネットワークの構成については開示されているが、複数の異なる事業者等から要求される様々な種類のメッセージを配信することが出来るネットワークの構成については開示されていない。そのため、特許文献1は、アプリケーションサーバ毎に異なる内容の配信メッセージを同報配信することが出来ないという問題がある。
本発明の目的は、上述した課題を解決するために、様々な種類のメッセージを同報配信することが出来る通信システム、配信情報決定装置、通信方法及びプログラムを提供することにある。
本発明の第1の態様にかかる通信システムは、通信事業者によって管理されるネットワークに配置されるネットワークオペレータ装置と、前記ネットワークオペレータ装置と、前記ネットワークを介してアプリケーションサービスを提供する複数のアプリケーションサーバとの間に配置され、複数の前記アプリケーションサーバが定めるサービスポリシーを有する配信情報決定装置とを備え、前記配信情報決定装置は、前記サービスポリシーに基づいて前記ネットワークオペレータ装置へ送信する配信メッセージ及び配信ポリシーを決定し、決定した前記配信メッセージ及び配信ポリシーを前記ネットワークオペレータ装置へ送信し、前記ネットワークオペレータ装置は、前記配信情報決定装置から送信された前記配信ポリシーに基づいて前記配信メッセージを複数の通信装置へ配信するものである。
本発明の第2の態様にかかる配信情報決定装置は、通信事業者によって管理されるネットワークに配置されるネットワークオペレータ装置と、前記ネットワークを介してアプリケーションサービスを提供するアプリケーションサーバとの間に配置される配信情報決定装置であって、前記アプリケーションサーバが定めるサービスポリシーを有する情報格納部と、前記サービスポリシーに基づいて前記ネットワークオペレータ装置へ送信する配信メッセージ及び配信ポリシーを決定する配信情報決定部と、決定した前記配信メッセージ及び配信ポリシーを、前記配信ポリシーに基づいて前記配信メッセージを複数の通信装置へ配信する前記ネットワークオペレータ装置へ送信する通信部と、を備えるものである。
本発明の第3の態様にかかる通信方法は、通信事業者によって管理されるネットワークに配置されるネットワークオペレータ装置と、前記ネットワークを介してアプリケーションサービスを提供するアプリケーションサーバとの間に配置される配信情報決定装置において用いられる通信方法であって、前記アプリケーションサーバが定めるサービスポリシーに基づいて前記ネットワークオペレータ装置へ送信する配信メッセージ及び配信ポリシーを決定し、決定した前記配信メッセージ及び配信ポリシーを、前記配信ポリシーに基づいて前記配信メッセージを複数の通信装置へ配信する前記ネットワークオペレータ装置へ送信するものである。
本発明の第4の態様にかかるプログラムは、通信事業者によって管理されるネットワークに配置されるネットワークオペレータ装置と、前記ネットワークを介してアプリケーションサービスを提供するアプリケーションサーバとの間に配置される配信情報決定装置のコンピュータに実行させるプログラムであって前記アプリケーションサーバが定めるサービスポリシーに基づいて前記ネットワークオペレータ装置へ送信する配信メッセージ及び配信ポリシーを決定するステップと、決定した前記配信メッセージ及び配信ポリシーを、前記配信ポリシーに基づいて前記配信メッセージを複数の通信装置へ配信する前記ネットワークオペレータ装置へ送信するステップとをコンピュータに実行させるものである。
本発明により、様々な種類のメッセージを同報配信することが出来る通信システム、配信情報決定装置、通信方法及びプログラムを提供することができる。
実施の形態1にかかる通信システムの構成図である。 実施の形態2にかかる通信システムの構成図である。 実施の形態2にかかるM2Mデバイスの構成図である。 実施の形態2にかかるアプリケーションサーバの構成図である。 実施の形態2にかかるM2Mサービスプラットフォームの図である。 実施の形態2にかかる配信装置の構成図である。 実施の形態2にかかる配信処理の流れを示す図である。 実施の形態2にかかるサービス概要を説明する図である。 実施の形態2にかかる通信システムの構成図である。 実施の形態2にかかる通信システムの構成図である。 実施の形態3にかかる通信システムの構成図である。 実施の形態5にかかる通信システムの構成図である。 実施の形態6にかかる通信システムの構成図である。 実施の形態6にかかる配信処理の流れを示す図である。 実施の形態7にかかるアプリケーションサービスを説明する図である。 実施の形態7にかかるアプリケーションサービスを説明する図である。 実施の形態7にかかるアプリケーションサービスを説明する図である。
(実施の形態1)
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1を用いて本発明の実施の形態1にかかる通信システムの構成例について説明する。通信システムは、通信装置10_1〜10_3、ネットワーク20、配信情報決定装置30及びアプリケーションサーバ40_1〜40_3を有している。さらに、ネットワーク20は、ネットワークオペレータ装置21を有している。
ネットワークオペレータ装置21は、通信事業者によって管理されるネットワーク20に配置されている。アプリケーションサーバ40_1〜40_3は、ネットワーク20を介して接続されている通信装置10_1〜10_3へメッセージを配信するサービスを提供する。
通信装置10_1〜10_3は、携帯電話端末、スマートフォン端末、ノートブック型パーソナルコンピュータ等であってもよく、自動車、電車等に通信機能が搭載された移動手段であってもよく、時計等のユーザが身につける機械に通信機能を搭載したものであってもよい。もしくは、通信装置10_1〜10_3は、通信機能が搭載された自動販売機、家電機器等のように、移動する頻度が少ない装置であってもよい。さらに、通信装置10_1〜10_3は、固定通信ネットワークを介して通信を行う固定電話であってもよい。さらに、通信装置10_1〜10_3は、無線LANを介して通信を行う端末装置であってもよく、赤外線通信もしくはその他の方式を用いた近距離無線通信を行う端末装置であってもよい。
配信情報決定装置30は、アプリケーションサーバ40_1〜40_3と、ネットワークオペレータ装置21との間に配置されている。配信情報決定装置30は、アプリケーションサーバ40_1〜40_3のそれぞれが定めたサービスポリシーを有している。配信情報決定装置30は、アプリケーションサーバ40_1〜40_3のそれぞれから送信されたサービスポリシーを受信して、受信したサービスポリシーを配信情報決定装置30内のメモリー等へ格納してもよい。また、本図においては、配信情報決定装置30は、ネットワーク20の外部に配置されているが、配信情報決定装置30は、ネットワーク20内に配置されてもよい。
サービスポリシーは、それぞれのアプリケーションサーバ40_1〜40_3が提供するサービス内容もしくはサービス仕様等を定めた情報である。例えば、アプリケーションサーバ40_1は、交通事故が発生した場合、交通事故現場の半径1キロメートル内を走行する車両に対して、速度を減少させることを促すメッセージを一定期間配信する、といったサービスポリシーを定め、定めたサービスポリシーを配信情報決定装置30へ登録してもよい。サービスポリシーは、上述した具体例に限定されず、様々な内容が定められてもよい。
配信情報決定装置30は、サービスポリシーに基づいてネットワークオペレータ装置21へ送信する配信メッセージ及び配信ポリシーを決定する。配信ポリシーは、ネットワークオペレータ装置21が複数の通信装置に配信メッセージを配信する際に用いる情報である。配信ポリシーは、配信エリア、配信対象の通信装置及び配信期間の少なくとも1つを含む情報である。例えば、配信情報決定装置30は、交通事故現場を特定し、交通事故現場の半径1キロメートル以内のエリアを配信エリアとして決定する。さらに、配信情報決定装置30は、配信対象の通信装置を、車両に搭載されている通信装置とし、配信期間を交通事故発生後30分間等と定めてもよい。このようにして、配信情報決定装置30は、サービスポリシーを満たすように配信ポリシーを定める。また、配信情報決定装置30は、サービスポリシーを満たす配信メッセージとして、例えば、速度の減少を促すメッセージを生成もしくは決定する。
配信情報決定装置30は、決定した配信ポリシー及び配信メッセージをネットワークオペレータ装置21へ送信する。
ネットワークオペレータ装置21は、配信情報決定装置30から送信された配信ポリシーに基づいて配信メッセージを送信する。
以上説明したように、図1の通信システムにおいて、配信情報決定装置30は、複数のアプリケーションサーバと接続されている。さらに、配信情報決定装置30は、アプリケーションサーバが定めるサービスポリシーに応じて、異なる配信ポリシーをネットワークオペレータ装置21へ送信することが出来る。
そのため、ネットワークオペレータ装置21は、様々なアプリケーションサーバが定めるサービスポリシーに応じて、様々な配信メッセージを、ネットワーク20に接続されている複数の通信装置へ配信することが出来る。
また、本図においては通信装置を3台及びアプリケーションサーバを3台備える構成を示しているが、通信装置及びアプリケーションサーバの数は3台に制限されない。図2以降に示されているシステム構成においても、図示されている装置の台数に制限されない。
(実施の形態2)
続いて、図2を用いて本発明の実施の形態2にかかる通信システムの構成例について説明する。本図においては、主にM2M(Machine to Machine)通信について説明を行うが、M2M通信の適用に限定されるものでなく、一般的な通信等にも適用することが出来る。本図の通信システムは、M2Mデバイス11_1〜11_3、モバイルネットワーク25、モバイルネットワーク50、M2Mサービスプラットフォーム(M2MサービスPF)PF31及びアプリケーションサーバ40を有している。さらに、モバイルネットワーク25は、配信装置26を有している。M2Mデバイス11_1〜11_3は、図1の通信装置に相当する。モバイルネットワーク25及び50は、図1のネットワーク20に相当する。配信装置26は、図1のネットワークオペレータ装置21に相当する。M2MサービスPF31は、図1の配信情報決定装置30に相当する。
M2Mデバイス11_1〜11_3は、例えば通信機器間においてユーザ操作を伴わずに自律的にデータを送信する装置である。M2Mデバイス11_1〜11_3がM2MサービスPF31へ自律的に送信するデータを、例えばイベント情報と称する。イベント情報は、例えば、M2Mデバイス11_1〜11_3において検知したイベントの深刻度、検知したイベントの場所、検知したイベントの時間帯もしくは検知したイベントの数等に関する情報を含む。
例えば、M2Mデバイス11_1が自動車である場合に、M2Mデバイス11_1は、自動車に発生したイベント情報をM2MサービスPF31へ通知する。自動車に発生したイベント情報とは、例えば交通事故に関する情報であってもよい。M2Mデバイス11_1は、自動車に設けられたセンサから交通事故に関する情報を取得してもよい。
例えば、M2Mデバイス11_1が検知したイベントの深刻度は、交通事故を例にすると、けが人の数に応じて決定されてもよい。例えば、交通事故によるけが人の数を用いて2つの閾値を設け、第1の閾値よりもけが人の数が少ない場合、深刻度を低とし、けが人の数が第1の閾値よりも多く、第2の閾値よりも少ない場合、深刻度を中とし、けが人の数が第2の閾値よりも多い場合、深刻度を大としてもよい。もしくは、交通事故の内容に応じて、車が道路上の物に衝突した場合、深刻度を低とし、車が人と衝突した場合、深刻度を中とし、車同士が激突し複数台の車が巻き込まれた場合、深刻度を大としてもよい。
例えば、M2Mデバイス11_1は、エアバックが動作したこと等をセンサから出力された情報を用いて検知してもよい。このような場合、M2Mデバイス11_1は、交通事故が起きたことを示すイベント情報をM2MサービスPF31へ通知してもよい。さらに、M2Mデバイス11_1は、加速度センサを用いて交通事故によって衝突した位置(例えば車両の正面もしくは側面)に関する情報を検知して、イベント情報としてM2MサービスPF31へ通知してもよい。M2Mデバイス11_1は、複数のセンサ情報を用いてイベントの深刻度を判定してもよい。
また、M2Mデバイス11_1が自動車である場合に、車載カメラ等を用いて危険物の大きさを判定し、危険物の大きさに応じてイベントの深刻度を決定してもよい。また、M2Mデバイス11_1は、センサ及び車載カメラ等を用いてトンネルの崩落を検知し、イベントの深刻度を送信してもよい。
また、M2Mデバイス11_1が、自動車以外の装置に用いられている場合、停電の範囲、落雷の影響範囲、電力線の断線範囲等を検知して、それぞれの範囲の大きさに応じてイベントの深刻度を定めてもよい。さらに、M2Mデバイス11_1が温度センサから出力される情報を用いることが出来る場合、検知した気温に応じて、イベントの深刻度を定めてもよい。
また、M2Mデバイス11_1は、漏水の範囲、漏水の量もしくは道が陥没する等の漏水の被害状態を検知し、これらの情報に応じてイベントの深刻度を定めてもよい。
さらに、M2Mデバイス11_1は、セキュリティ情報を検知してもよい。例えば、M2Mデバイス11_1は、センサにおいて検知した情報及び目撃者からの情報等を用いて、盗難、痴漢、ひったくり、強盗、殺人、無差別殺人等の犯罪の種別を判定し、犯罪の種別に応じてイベントの深刻度を定めてもよい。
さらに、M2Mデバイス11_1は、M2Mデバイス11_1を身に付けているユーザの健康状態を検知してもよい。例えば、M2Mデバイス11_1は、脈拍、血圧、体温の変動を検知すると、深刻度を低とし、出血を検知すると深刻度を中とし、意識不明もしくは呼吸困難等を検知すると深刻度を大等としてもよい。
そのほかに、M2Mデバイス11_1は、火災が発生した場合に、一戸建て住宅における火災かもしくはビル火災かに応じてイベントの深刻度を決定してもよく、さらに、火災現場の周囲に存在する建物の密集度等に応じてイベントの深刻度を決定してもよい。
M2Mデバイス11_1は、イベント情報の他の例として、イベントの場所を通知する際に、イベントが発生した場所、例えば交通事故が起きた場所に関するGPS情報をM2MサービスPF31へ送信してもよい。
さらに、M2Mデバイス11_1は、イベントが発生した場所が、都市部であるか郊外であるかをイベント情報として通知してもよい。さらに、M2Mデバイス11_1は、イベントが発生した場所が、ビルか一戸建て住宅か、自宅内か自宅外か、もしくは、山か海か等をイベント情報として通知してもよい。さらに、M2Mデバイス11_1は、イベントが発生した場所がビルの何階か、もしくは、イベントが発生した場所のお店の種類等をイベント情報として通知してもよい。さらに、M2Mデバイス11_1は、イベントが発生した場所が、歩道、一般道もしくは高速道路のいずれかであるかに関する情報をイベント情報として通知してもよい。さらに、M2Mデバイス11_1は、イベントが発生した場所が、バス内か、電車内かもしくは一般車両内か等に関する情報をイベント情報として通知してもよい。さらに、M2Mデバイス11_1は、イベントが発生した国、都道府県もしくは都市等に関する情報をイベント情報として通知してもよい。
さらに、M2Mデバイス11_1は、M2MサービスPF31へイベント情報を送信する際に、イベントが発生した時刻情報を含めて送信してもよい。さらに、M2Mデバイス11_1が他の複数のM2Mデバイスのイベント情報を収集して、収集した情報をまとめてM2MサービスPF31へ送信する際に、収集したイベントの数に関する情報をM2MサービスPF31へ送信してもよい。
M2Mデバイス11_1は、イベント情報をモバイルネットワーク25を介してM2MサービスPF31へ送信してもよく、モバイルネットワーク25とは異なる通信回線を用いてM2MサービスPF31へ送信してもよい。モバイルネットワーク25とは異なる通信回線とは、例えば、無線LANを介して接続されるインターネット回線等であってもよい。
アプリケーションサーバ40は、アプリケーションサービスプロバイダーによって管理される装置である。アプリケーションサービスプロバイダーは、例えば、アプリケーションサービスを提供する企業等である。また、アプリケーションサービスプロバイダーは、移動通信事業者とは異なる事業者であってもよい。つまり、アプリケーションサーバ40は、移動通信事業者の管理する移動通信ネットワークとは異なる管理ポリシーによって管理されるネットワークに配置されてもよい。アプリケーションサーバ40は、サービスポリシーを定め、定めたサービスポリシーをM2MサービスPF31へ送信する。
アプリケーションサーバ40は、例えば、交通事故に関連する情報を配信するブロードキャストサービスを提供してもよい。具体的には、アプリケーションサーバ40は、M2Mデバイス11_1〜11_3において交通事故の発生が検出された場合に、交通事故現場の半径1キロメートル内を走行する車両に対して、速度を減少させることを促すメッセージを一定期間配信する、といったサービスポリシーを定めてもよい。さらに、アプリケーションサーバ40は、交通事故の深刻度及び緊急度を示す警告レベル、交通事故現場を迂回する経路情報もしくは交通事故の発生により生じる渋滞情報等を配信することをサービスポリシーに定めてもよい。
また、アプリケーションサーバ40は、サービスポリシーとして次のことを定めてもよい。例えば、アプリケーションサーバ40は、M2Mデバイス11_1〜11_3から送信されるイベント情報と、M2MサービスPF31が配信装置26へ送信する配信ポリシーとを対応付ける情報をサービスポリシーとしてM2MサービスPF31へ送信してもよい。もしくは、アプリケーションサーバ40は、イベント情報に含まれるイベントの深刻度及びイベントが発生した場所に関する情報等複数のイベント情報と、配信ポリシーとを対応付ける情報をサービスポリシーとしてM2MサービスPF31へ送信してもよい。
もしくは、アプリケーションサーバ40は、M2Mデバイス11_1〜11_3へ配信メッセージを配信する配信時間帯及び配信をしてよいエリアに関する情報をサービスポリシーとしてM2MサービスPF31へ送信してもよい。さらに、アプリケーションサーバ40は、配信間隔もしくは配信時間並びに配信対象の装置グループをサービスポリシーとしてM2MサービスPF31へ送信してもよい。
さらに、アプリケーションサーバ40は、モバイルネットワーク25を管理する通信事業者に対する支払総額に関する情報を定め、支払総額に収まる範囲内において配信メッセージの配信を行うことを指示する情報をサービスポリシーとしてM2MサービスPF31へ送信してもよい。
M2MサービスPF31は、複数のネットワークと接続されている。例えば、本図においては、M2MサービスPF31は、モバイルネットワーク25及びモバイルネットワーク50と接続されている例を示している。また、M2MサービスPF31は、モバイルネットワークとは異なる固定通信用ネットワーク等に接続されてもよい。さらに、モバイルネットワーク25及びモバイルネットワーク50は、異なる通信事業者によって管理されているネットワークであってもよい。もしくは、モバイルネットワーク25及びモバイルネットワーク50は、異なる通信方式を用いてデータを配信するネットワークであってもよい。例えば、モバイルネットワーク25及びモバイルネットワーク50は、3GPPにおいて規定される2G/3G/LTE等のネットワークであってもよく、PHSネットワーク、Wimaxネットワークもしくは無線LAN等であってもよい。
M2MサービスPF31は、例えば、M2Mサービスプロバイダーによって管理される装置群である。そのため、M2MサービスPF31は、複数のサーバ装置によって構成されてもよく、もしくは1つのサーバ装置によって構成されてもよい。M2Mサービスとは、例えば、M2Mデバイスに対して提供されるブロードキャストサービス等であってもよい。
また、M2Mサービスプロバイダーは、移動通信事業者及びアプリケーションサービスプロバイダーとは異なる事業者であってもよい。つまり、M2MサービスPF31は、アプリケーションサービスプロバイダー及び移動通信事業者が管理するネットワークとは異なる管理ポリシーによって管理されるネットワークに配置されてもよい。もしくは、M2Mサービスプロバイダー及びアプリケーションサービスプロバイダーは、同一の事業者であってもよく、M2MサービスPF31及びアプリケーションサーバ40は、同一の管理ポリシーによって管理されるネットワークに配置されてもよい。もしくは、M2Mサービスプロバイダー及び移動通信事業者は、同一の事業者であってもよく、M2MサービスPF31及び配信装置26は、同一の管理ポリシーによって管理されるモバイルネットワーク25に配置されてもよい。もしくは、M2Mサービスプロバイダー、移動通信事業者及びアプリケーションサービスプロバイダーは、同一の事業者であってもよく、M2MサービスPF31、アプリケーションサーバ40及び配信装置26は、同一の管理ポリシーによって管理されるネットワークに配置されてもよい。
M2MサービスPF31は、アプリケーションサーバ40から送信されたサービスポリシーを受信する。さらに、M2MサービスPF31は、M2Mデバイス11_1〜11_3の少なくとも1つのM2Mデバイスから送信されたイベント情報を受信する。本図においては、M2MサービスPF31は、M2Mデバイス11_1から送信されたイベント情報を受信している例を示している。M2MサービスPF31は、イベント情報を用いて配信装置26へ配信する配信メッセージ及び配信ポリシーを決定する。例えば、M2MサービスPF31は、イベント情報と、配信メッセージ及び配信ポリシーを関連付けた情報テーブルを有し、イベント情報を受信すると、情報テーブルを用いて受信したイベント情報に対応する配信メッセージ及び配信ポリシーを特定してもよい。ここで、配信メッセージ及び配信ポリシーは、アプリケーションサーバ40において定められたサービスポリシーを満たすように定められている。また、配信メッセージは、内容に応じて警告メッセージと称されてもよい。
配信ポリシーは、例えば、配信エリア、配信対象となる装置、優先度もしくは配信期間等を含む。ここで、M2MサービスPF31は、イベント情報に応じて、配信ポリシーに設定されている内容を変更し、書き換えてもよい。また、配信ポリシーは、変更可能な情報であり、配信パラメータもしくは配信制御情報等と称されてもよい。これに対して、サービスポリシーは、アプリケーションサーバ40において定められる情報であり、M2MサービスPF31が書き換えることはできない。サービスポリシーの変更は、アプリケーションサーバ40において行われ、M2MサービスPF31は、アプリケーションサーバ40から変更されたサービスポリシーを受信すると、既存のサービスポリシーを破棄するか、もしくは、既存のサービスポリシーを上書きしてサービスポリシーを更新する。
M2MサービスPF31は、イベント情報の深刻度に応じて配信エリアを変更してもよい。例えば、M2MサービスPF31は、深刻度が低の場合、配信エリアを小さく設定した小エリアとし、深刻度が大の場合、配信エリアを大きく設定した大エリアとし、深刻度が中の場合、配信エリアを小エリアと大エリアの中間の中エリアとしてもよい。
さらに、M2MサービスPF31は、イベント情報において通知された場所に関する情報に応じて配信エリアを変更してもよい。例えば、M2MサービスPF31は、イベントの発生場所が都市部である場合には、人口密度が高いため配信エリアを小さくし、イベントの発生場所が郊外である場合には、人口密度が低いため配信エリアを大きくしてもよい。また、イベントが発生した場所が、自宅かもしくは自宅外か等に応じて、配信エリアを変更してもよい。
配信対象となる装置とは、例えば、配信メッセージの配信対象を車両に搭載された通信装置としてもよい。もしくは、M2MサービスPF31は、配信対象となる装置として、車両、電光掲示板等のM2Mデバイスもしくはスマートフォン等の非M2Mデバイスのいずれかを選択してもよい。また、M2MサービスPF31は、イベントが発生した場所が高速道路である場合、高速道路上を通行している車両を配信対象となる装置とし、イベントが発生した場所が一般道である場合、一般道を通行する車両及び歩行者が有する通信装置の両方を配信対象となる装置としてもよい。
また、配信対象となる装置がグループ化されている場合、M2MサービスPF31は、配信対象となる装置を指定する場合、グループを指定してもよい。グループは、例えば契約する企業毎に定められてもよく、もしくは、M2Mデバイス、非M2Mデバイス等のように共通する端末種別毎にグループを定められてもよい。
さらに、M2MサービスPF31は、イベント情報の深刻度に応じて、優先度を変更してもよい。例えば、M2MサービスPF31は、イベント情報の深刻度が低になるにつれて許容する遅延を長くしてもよい。さらに、M2MサービスPF31は、イベント情報の深刻度に応じて、アプリケーションサーバ40に課金する料金を変更してもよい。
また、M2MサービスPF31は、イベントが発生した場所に応じて、優先度を変更してもよい。例えば、M2MサービスPF31は、イベントが発生した場所が郊外である場合、人口密度が低く事故時の影響が少ないため、配信優先度を下げるようにしてもよい。もしくは、イベントの内容が停電に関する情報であり、停電が発生した場所がビル及び一戸建て住宅である場合、ビルの停電のほうが影響が大きいため、配信優先度を高くしてもよい。
さらに、配信ポリシーは、配信メッセージを繰り返し配信するか否か、配信メッセージを繰り返し配信する場合のインターバル期間もしくは配信を停止する状況等を含んでもよい。配信ポリシーは、警告パラメータと称されてもよい。
さらに、M2MサービスPF31は、イベント情報が通知された時間帯に応じて、配信メッセージの内容を変更してもよい。例えば、M2MサービスPF31は、交通事故に関するイベント情報が夜に通知された場合、交通事故の発生を通知する車両に対して、ライトをつけることを促すメッセージを送信してもよい。また、M2MサービスPF31は、イベント情報が通知された時間帯としてそのほかに、通勤時間帯か否か、を判断してもよく、休日、祝日、平日もしくは連休のいずれに該当するかを判断してもよく、コンサート、スポーツ大会、選挙、花火大会等のイベント日に該当するか否かを判断してもよい。
また、M2MサービスPF31は、通知される複数のイベント情報を用いて配信メッセージ及び配信ポリシーを定めてもよい。例えば、M2MサービスPF31は、広範囲で同じイベント情報が通知された場合に、配信エリアとして、イベント情報が通知された広範囲のエリアを含むようにしてもよい。さらに、M2MサービスPF31は、特定の場所から複数の同じイベント情報が通知された場合、イベント情報の深刻度を高くして制御してもよい。
さらに、M2MサービスPF31は、種類の異なるイベント情報が通知された場合、通知されたイベント情報に応じてイベント情報の深刻度等を判定してもよい。例えば、M2MサービスPF31は、交通事故に関するイベント情報と火災に関するイベント情報を受信した場合、大事故であると判断しイベント情報の深刻度を高くして制御してもよい。さらに、M2MサービスPF31は、怪我に関するイベント情報と犯罪に関するイベント情報が通知された場合、大きな犯罪が発生したと判断し、イベント情報の深刻度を高くして制御してもよい。さらに、M2MサービスPF31は、怪我に関するイベント情報と火災に関するイベント情報とを受信した場合、緊急事故が発生したと判断し、イベント情報の深刻度を高くして制御してもよい。さらに、M2MサービスPF31は、交通事故に関するイベント情報とけがに関するイベント情報を受信した場合、人身事故が起きたこと及び緊急対応が必要であることを示す配信メッセージを定めてもよい。
また、M2MサービスPF31は、M2Mデバイス11_1から送信されたイベント情報に応じて配信メッセージ及び配信ポリシーを特定する場合のほかに、M2Mデバイス11_1とアプリケーションサーバ40との間において定期的もしくは不定期、つまり任意のタイミングに伝送されるユーザデータを受け取ってもよい。M2MサービスPF31は、受け取ったデータの内容を解析し、解析結果に基づいて配信装置26へ送信する配信メッセージ及び配信ポリシーの配信を決定してもよい。
ここで、M2MサービスPF31は、アプリケーションサーバ40から送信されたサービスポリシーを受信した場合に、アプリケーションサーバ40がモバイルネットワークを介してブロードキャストサービスを実施することが許可されているアプリケーションサーバか否かを判定してもよい。例えば、M2MサービスPF31は、ブロードキャストサービスを実施することが許可されているアプリケーションサーバの一覧を管理する管理表を有しており、アプリケーションサーバからサービスポリシーが送信された場合に、サービスポリシーの送信元のアプリケーションサーバが、管理表において管理されているか否かを判定してもよい。
また、M2MサービスPF31は、接続されている複数のネットワークの中から、配信メッセージを送信するネットワークを選択する。つまり、M2MサービスPF31は、M2Mデバイス装置へ配信メッセージを配信するネットワークを選択する。M2MサービスPF31は、アプリケーションサーバ40から送信されるサービスポリシーに基づいてネットワークを選択してもよい。つまり、M2MサービスPF31は、アプリケーションサーバ40から送信されたサービスポリシーを満たすことが出来るネットワークを選択する。例えば、M2MサービスPF31は、サービスポリシーに基づいて決定される配信エリアに配信メッセージを配信することが出来るネットワークを選択してもよい。さらに、M2MサービスPF31は、サービスポリシーに基づいて決定される配信対象となる装置にデータを配信することが出来るネットワークを選択してもよい。
さらに、M2MサービスPF31は、それぞれのネットワークにおける輻輳状況に関する情報を有し、通信トラヒックの少ないネットワークを選択してもよい。本図においては、M2MサービスPF31は、モバイルネットワーク25を選択している。
M2MサービスPF31は、選択したネットワークの配信装置26へ配信メッセージ及び配信ポリシーを送信する。ここで、M2MサービスPF31は、選択したネットワークに応じて、配信メッセージ及び配信ポリシーのメッセージフォーマット及び符号化方式等を変更してもよい。
ここで、M2MサービスPF31は、サービスポリシーを満たすように決定した配信ポリシーに応じて課金を行ってもよい。例えば、M2MサービスPF31は、配信ポリシーにおいて定めた配信エリアとして広い配信エリアを指定していした場合、狭い配信エリアを指定した場合よりも高い料金を設定して、アプリケーションサーバ40に対して課金を行ってもよい。
配信装置26は、M2MサービスPF31から送信された配信ポリシーに基づいて、配信メッセージをM2Mデバイス11_1〜11_3へ配信する。配信装置26は、配信ポリシーに配信地域が設定されている場合、設定された配信地域に配置されている基地局等を介して配信メッセージをM2Mデバイス11_1〜11_3へ配信する。さらに、配信装置26は、配信ポリシーに配信対象となる装置が設定されている場合、配信対象となる装置と通信を行う基地局等を介して配信メッセージをM2Mデバイス11_1〜11_3へ配信する。また、配信装置26がM2MサービスPF31から受信する配信ポリシーは、M2Mデバイス11_1〜11_3へ配信メッセージをブロードキャストするために用いられるため、ブロードキャストパラメータと称されてもよい。
配信装置26は、ブロードキャスト通信、マルチキャスト通信もしくはセルブロードキャスト通信等の同報配信を用いて配信メッセージを配信してもよい。マルチキャスト通信は、例えばMBMS(Multimedia Broadcast Multicast Service)が用いられてもよい。セルブロードキャスト通信は、例えば、ETWS(Earthquake and Tsunami Warning System)が用いられてもよい。
配信装置26は、配信メッセージの配信を完了すると、完了通知メッセージをM2MサービスPF31へ送信してもよい。さらに、M2MサービスPF31は、完了通知メッセージを集約してアプリケーションサーバ40へ送信してもよい。
上述の説明においては、M2MサービスPF31は、M2Mデバイスから送信されたイベント情報に基づいて決定した配信メッセージ及び配信ポリシーをM2MサービスPF31へ送信する構成について説明したが、M2MサービスPF31の動作はこれに制限されない。例えば、M2MサービスPF31は、交通事故に関する情報を集約する情報サーバ等から、交通事故に関するイベント情報を受信してもよい。M2MサービスPF31へイベント情報を通知する装置を外部装置等と称してもよい。
また、M2MサービスPF31は、例えば、ネットワークにおいて、一度送信された配信メッセージ及び配信ポリシーに基づいて周期的にブロードキャストを行う機能が用いられていない場合、ネットワークに対して繰り返し配信メッセージ及び配信ポリシーを送信するようにしてもよい。これによって、配信装置26は、配信メッセージ及び配信ポリシーを受信するたびに、ブロードキャストを実行することが出来る。
続いて、図3を用いてM2Mデバイス11_1の構成例について説明する。なお、M2Mデバイス11_2及び11_3は、M2Mデバイス11_1と同様の構成を有するため詳細な説明を省略する。M2Mデバイス11_1は、センサー12及び通信部13を有している。M2Mデバイス11_1が一般車両、トラックもしくはタクシー等の車両である場合、例えば、センサー12は、上述したようにエアバックの動作等の交通事故に関連した動作を検出する。さらに、センサー12は、M2Mデバイス11_1の現在地を示すGPSデータを収集してもよい。センサー12は、検出もしくは収集した情報を通信部13へ出力する。
本図においては、M2Mデバイス11_1がセンサー12を有する構成について開示しているが、センサー12は、M2Mデバイス11_1の外部に設けられてもよい。
M2Mデバイス11_1は、センサー12から出力された情報をイベント情報としてM2MサービスPF31へ送信する。通信部13は、移動通信事業者が提供する無線回線を介してM2MサービスPF31へイベント通知を送信してもよく、無線LAN(Local Area Network)及びインターネット等を介してM2MサービスPF31へイベント通知を送信してもよい。
続いて、図4を用いてアプリケーションサーバ40の構成例について説明する。アプリケーションサーバ40は、サービスポリシー通信部41を有している。サービスポリシー通信部41は、保持しているサービスポリシーをM2MサービスPF31へ送信する。
続いて、図5を用いてM2MサービスPF31の構成例について説明する。M2MサービスPF31は、サービスポリシー格納部32、配信情報決定部33及び通信部34を有している。
サービスポリシー格納部32は、通信部34を介してアプリケーションサーバ40から送信されたサービスポリシーを格納する。サービスポリシー格納部32は、異なるアプリケーションサーバから送信された複数のサービスポリシーを格納してもよい。さらに、サービスポリシー格納部32は、M2MサービスPF31に対して送信されるイベント情報とサービスポリシーとを関連付けて管理する。
配信情報決定部33は、通信部34を介してM2Mデバイス11_1から送信されたイベント情報を受信する。配信情報決定部33は、受信したイベント情報に関連付けられたサービスポリシーをサービスポリシー格納部32から抽出する。配信情報決定部33は、サービスポリシー格納部32から抽出したサービスポリシーを満たすように配信メッセージ及び配信ポリシーを決定する。ここで、配信情報決定部33は、M2Mデバイス11_1から複数のイベント情報を受信した場合、複数のイベント情報を解析して、解析結果に応じてサービスポリシー格納部32から関連するサービスポリシーを抽出してもよい。
さらに、配信情報決定部33は、M2MサービスPF31が、それぞれが異なるネットワークに配置される複数の配信装置と接続されている場合、決定した配信メッセージ及び配信ポリシーを送信する配信装置を決定する。配信情報決定部33は、抽出したサービスポリシーを満たすことが出来るネットワークを選択する。例えば、配信情報決定部33は、サービスポリシーに基づいて決定される配信エリアに配信メッセージを配信することが出来るネットワークを選択してもよい。さらに、M2MサービスPF31は、サービスポリシーに基づいて決定される配信対象となる装置にデータを配信することが出来るネットワークを選択してもよい。
さらに、M2MサービスPF31は、それぞれのネットワークにおける輻輳状況に関する情報を有し、通信トラヒックの少ないネットワークを選択してもよい。
通信部34は、アプリケーションサーバ40及び配信装置26と通信を行う。通信部34は、アプリケーションサーバ40から送信されたサービスポリシーを受信し、受信したサービスポリシーをサービスポリシー格納部32へ出力する。さらに、通信部34は、配信装置26を介してM2Mデバイス11_1から送信されたイベント情報を受信し、受信したイベント情報を配信情報決定部33へ出力する。ここで、通信部34は、配信装置26を介さずに他の通信回線等を介してM2Mデバイス11_1から送信されたイベント情報を受信してもよい。もしくは、通信部34は、M2Mデバイス11_1とは異なる通信装置、例えば、サーバ装置等の外部装置から送信されたイベント情報を受信してもよい。
通信部34は、配信情報決定部33において決定された配信装置26へ配信メッセージ及び配信ポリシーを送信する。
続いて、図6を用いて配信装置26の構成例について説明する。配信装置26は、配信ポリシー処理部27及びメッセージ送信部28を有している。
配信ポリシー処理部27は、M2MサービスPF31から送信された配信ポリシーを受け取る。配信ポリシー処理部27は、例えば、配信ポリシーに基づいて、配信先の基地局もしくは中継装置等を決定し、配信メッセージの通信経路を決定する。配信ポリシー処理部27は、決定した通信経路に関する情報をメッセージ送信部28へ出力する。
メッセージ送信部28は、M2MサービスPF31から受け取った配信メッセージを、配信ポリシー処理部27から出力された通信経路に関する情報に基づいて、M2Mデバイス11_1〜11_3と通信を行う基地局等を介してM2Mデバイス11_1〜11_3へ配信する。
続いて、図7を用いて本発明の実施の形態2にかかる配信処理の流れについて説明する。はじめに、アプリケーションサーバ40は、M2MサービスPF31へサービスポリシー通知メッセージを送信する(S11)。サービスポリシー通知メッセージは、アプリケーションサーバ40において定められたサービスポリシーを含む。
次に、M2Mデバイス11_1は、交通事故の発生等を通知するためにイベント情報通知メッセージをM2MサービスPF31へ送信する(S12)。例えば、M2Mデバイス11_1は、交通事故が発生した場所もしくは交通事故レベルをM2MサービスPF31へ送信する。交通事故レベルは、例えば、被害状況が大きいか小さいか等を示してもよい。
次に、M2MサービスPF31は、受信したイベント情報に関連付けられたサービスポリシーを満たす配信メッセージ及び配信ポリシーを決定する(S13)。M2MサービスPF31は、配信メッセージ及び配信ポリシーを決定するとともに、複数のネットワークのうち、サービスポリシーを満たすネットワークを選択する。
次に、M2MサービスPF31は、選択したネットワークに配置されている配信装置26へ配信メッセージ及び配信要求ポリシーを含む配信要求メッセージを送信する(S14)。次に、配信装置26は、M2MサービスPF31から通知された配信要求メッセージに含まれる配信ポリシーに基づいて、配信要求メッセージに含まれる配信メッセージをM2Mデバイス11_1〜11_3へ配信する(S15)。配信装置26は、配信ポリシーに指定された配信地域、装置もしくは配信期間等に従って配信メッセージを配信する。
続いて、図8を用いて本発明の実施の形態2にかかるブロードキャストサービスの概要について説明する。本図は、左方向から右方向へ車両が進行している様子を示している。六角形で示されるエリアは、1台の基地局がカバーするエリアを示しており、例えば、セルもしくはセクタを示している。
本図は、3台の車両のうち右側の車両において交通事故が発生した様子を示している。このような場合、交通事故の発生に関与した車両は、M2MサービスPF31に対して、交通事故の発生をイベント情報として通知する。M2MサービスPF31は、予めアプリケーションサーバ40から、「交通事故の発生が検出された場合に、交通事故現場の後方1キロメートル内を走行する車両に対して、速度を減少させることを促すメッセージを一定期間配信する」と規定されたサービスポリシーを受け取っている。そのため、M2MサービスPF31は、配信エリアとして、イベント情報にて通知された交通事故現場の半径1キロメートル内を定め、配信対象装置として、車両に搭載された通信装置を定める。さらに、配信メッセージとして、速度の減少を促すメッセージとして予め定められたメッセージを定める。
M2MサービスPF31は、配信エリア及び配信対象装置に配信メッセージを配信可能なモバイルネットワーク25を選択し、選択したモバイルネットワーク25に配置される配信装置26へ、配信ポリシー及び配信メッセージを送信する。ここで、本図の網掛けのエリアは、M2MサービスPF31において決定された配信エリアを示している。
配信装置26は、配信エリア内を走行中の車両に対して配信メッセージを配信する。本図における配信メッセージを配信する車両の台数は例示であり、網掛けのエリアに位置する車両が、配信メッセージの配信対象の車両となりうる。
また、本図においては交通事故が発生した場合に情報配信を行う例について説明したが、M2MサービスPF31は、複数の車両から送信される情報を解析することによって、渋滞の発生もしくは渋滞の発生が予測されることを検出した場合、周辺の車両に、渋滞情報及び道路案内に関する情報を配信してもよい。
さらに、M2MサービスPF31は、イベント情報において救急車、警察車両、消防車等の緊急車両の移動情報が通知された場合、緊急車両の移動先を走行している車両に対して、緊急車両が走行していることを示す情報を配信してもよい。
ここで、図9及び図10を用いて、本発明の実施の形態2にかかる通信システムにおける、ネットワーク選択の例について説明する。図9において、XYZ Ltd110は、アプリケーションサーバに相当する。ABC Corp120は、M2MサービスPFに相当する。AA Wireless131、BB Telecom132及びCC Mobile133は、複数のネットワークが存在することを示している。さらに、M2Mデバイスの具体例として車両141が示されている。
図9においては、ABC Corp120が、AA Wireless131、BB Telecom132及びCC Mobile133のうち、AA Wireless131及びCC Mobile133を選択し、AA Wireless131及びCC Mobile133が、それぞれのネットワークにおける基地局装置等を用いて、基地局が管理するエリア内に在圏する車両141に対して、配信メッセージを送信している。
また、図10においては、M2Mデバイスとして、携帯電話151及びアラーム装置152が示されている。その他の構成は、図9と同様である。図10においては、ABC Corp120が、AA Wireless131、BB Telecom132及びCC Mobile133のうち、AA Wireless131及びCC Mobile133を選択し、AA Wireless131及びCC Mobile133が、それぞれのネットワークにおける基地局装置等を用いて、基地局が管理するエリア内に在圏する携帯電話151及びアラーム装置152に対して、配信メッセージを送信している。
図9は、配信対象となる装置が1種類であることに対して、図10は、配信対象となる装置が複数種類(例えば2種類)であることを示している。また、図9及び図10においては、M2MサービスPFは、ネットワークを1つのみ選択するのではなく、複数のネットワークを選択することが出来ることも示している。
以上説明したように、本発明の実施の形態2にかかる通信システムにおいては、M2MサービスPF31に複数のアプリケーションサーバが接続されている。これにより、モバイルネットワーク25の配信装置26は、様々な種類の配信メッセージをM2Mデバイスを含む複数の通信装置へ配信することが出来る。
さらに、M2MサービスPF31は、モバイルネットワークを含む複数のネットワークと接続されている。これにより、M2MサービスPF31は、アプリケーションサーバ40から送信された配信ポリシーに応じて、最適なネットワークへ配信メッセージを選択して、配信メッセージを配信することが出来る。
(実施の形態3)
続いて、図11を用いて本発明の実施の形態3にかかる通信システムの構成例について説明する。本図の通信システムは、図2の通信システムの配信装置26が、制御装置61及びNWノード62に置き換わっている点において図2と異なる。
制御装置61は、M2MサービスPF31から送信される配信ポリシーを受信する。例えば、制御装置61は、配信ポリシーに基づいて配信メッセージの配信エリアを決定し、決定した配信エリアに関する情報をNWノード62へ出力する。さらに、制御装置61は、配信タイミングもしくは配信期間等に関する情報もNWノード62へ出力してもよい。
NWノード62は、M2MサービスPF31から受け取った配信メッセージをM2Mデバイス11_1〜11_3へ配信する。NWノード62は、配信エリアに関する情報を制御装置61から受け取り、受け取った配信エリアに位置するM2Mデバイスへ配信メッセージを配信する。さらに、NWノード62は、制御装置61から指示された配信タイミングに配信メッセージを配信してもよい。
ここで、制御装置61は、図6において説明した配信ポリシー処理部27を有して、配信ポリシーを決定する処理を実行してもよい。さらに、NWノード62は、図6において説明したメッセージ送信部28を用いて配信メッセージの送信処理を実行してもよい。
以上説明したように、本発明の実施の形態3にかかる通信システムを用いることにより、モバイルネットワーク25内において、配信ポリシーと配信メッセージとを異なる装置において処理することが出来る。これにより、1台の装置において配信ポリシーと配信メッセージとを処理する場合と比較して、制御装置61及びNWノード62における処理負荷を低減させることが出来る。
(実施の形態4)
続いて、本発明の実施の形態4にかかるサービスポリシーの内容について説明する。実施の形態1〜3においては、M2MサービスPF31が、アプリケーションサーバ40から取得したサービスポリシーに応じて、配信エリア等を定めた配信ポリシーと、配信メッセージとを決定する処理について説明を行った。これに対して、実施の形態4においては、サービスポリシーに、配信ポリシー及び配信メッセージ等を含める例について説明する。具体的には、サービスポリシーは、イベント情報と、イベント情報に対応する配信メッセージ及び配信ポリシーと、を含む。つまり、アプリケーションサーバ40は、交通事故情報等のイベント情報が通知された場合に、配信する配信メッセージ及び配信メッセージを配信するエリア等の配信ポリシーを予め定め、定めた配信メッセージ及び配信ポリシーをサービスポリシーとしてM2MサービスPF31へ送信する。
M2MサービスPF31は、アプリケーションサーバ40から送信されたサービスポリシーを、サービスポリシー格納部32へ格納する。
M2MサービスPF31は、例えばM2Mデバイス11_1からイベント情報を受信した場合、イベント情報に対応付けられている配信メッセージ及び配信ポリシーを配信装置26へ送信する。
このようにして、M2MサービスPF31は、イベント情報を受信した際に、アプリケーションサーバ40において定められた配信メッセージ及び配信ポリシーを配信装置26へ送信してもよい。
ここで、配信メッセージ及び配信ポリシーは、M2Mデバイス11_1から送信されるイベント情報毎に設定されてもよく、複数のイベント情報に対応するように設定されてもよい。
(実施の形態5)
続いて、図12を用いて本発明の実施の形態にかかるモバイルネットワークの構成例について説明する。本図においては、移動通信事業者が、3GPP(3rd Generation Partnership Project)において規定されたモバイルネットワークを用いる例について説明する。本図のモバイルネットワークは、UE(User Equipment)71、NodeB72、eNodeB73、BSC(Base Station Controller)74、RNC(Radio Network Controller)75、MME(Mobility Management Entity)76、CBC(Cell Broadcast Center)77、MTC−IWF(Interworking Function)78、SCS(Service Capability Server)79及びアプリケーションサーバ80を有している。
SCS74は、M2MサービスプラットPFに相当する。MTC−IWF78は、配信装置26もしくは制御装置61に相当する。UE71以外のその他のノード装置は、配信装置26もしくはNWノード62に相当する。
UE71は、移動通信装置である。NodeB72及びeNodeB73は、基地局装置であり、特にeNodeB73は、LTEにおいて用いられる基地局装置である。MME76は、主にUE71の移動管理を行う。BSC74及びRNC75は、NodeB72を制御する装置である。CBC77は、セルブロードキャストを実行する際に用いられる装置である。SCS79は、アプリケーションサーバ80と通信を行うために設けられた通信ノードであり、アプリケーションサーバ80からサービスポリシーを受け取る。SCS79は、制御メッセージとして配信ポリシーをMTC−IWF78へ出力する。
MTC IWF78は、SCS79から送信された配信ポリシーに基づいて、配信メッセージの配信エリアを特定する。
また、本図に示しているUm、Uu、LTE−Uu、Gb、Iub、CBC−BSC、Iu−BC、S1−MME、SBc、Tcb、Tspは、それぞれ装置間のインタフェース名称を示している。
以上説明したように、本発明の実施の形態4にかかるモバイルネットワークを用いることにより、3GPPにおいて規定されているネットワークを用いた場合においても、SCS79から通知された配信ポリシーに関する情報に基づいて、配信メッセージをアプリケーションサーバの要望するエリアへ配信することが出来る。
(実施の形態6)
続いて、図13を用いて本発明の実施の形態6にかかる通信システムの構成例について説明する。図2においては、配信情報決定装置30に相当するM2MサービスPF31が、モバイルネットワーク25の外部に位置する構成について説明したが、図13においては、配信情報決定装置30がモバイルネットワーク25の内部に位置する構成について説明する。モバイルネットワーク25の内部に位置する配信情報決定装置30は、例えば、モバイルネットワーク25が3GPPに規定されているネットワークである場合、MTC IWF78であってもよい。
続いて、図14を用いて本発明の実施の形態6に係る配信処理の流れについて説明する。ここで、ステップS21〜S25にかかるメッセージは、図7のステップS11〜S15と同様であるため詳細な説明を省略する。本図においては、配信装置26と配信情報決定装置30との間は、モバイルネットワーク内において規定されるインタフェースが用いられる点において、図7と異なる。配信装置26と配信情報決定装置30との間において送信される配信要求メッセージは、例えば、3GPPにおいて定められるインタフェースが用いられてもよい。この点について図7においては、配信装置26とM2MサービスPF31との間のインタフェースは、モバイルネットワーク25内において制御メッセージが通信されるインタフェースではなく、ユーザデータを通信するために用いられるインタフェースであってもよい。
(実施の形態7)
続いて、アプリケーションサーバ及びM2Mデバイスについて、実施の形態2とは異なる例について説明する。実施の形態2においては、アプリケーションサーバを、交通事故に関連する情報を配信するブロードキャストサービスを提供する企業において管理されているサーバとして説明している。このほかに、図15に示すように、アプリケーションサーバは、犯罪が発生した地域の周辺に位置するユーザが有する通信装置へ犯罪発生情報を通知するサービスを提供する企業において管理されているサーバであってもよい。例えば、アプリケーションサーバ40は、犯罪発生を検出すると、犯罪が発生した地域の周辺に位置する子供が有する通信装置、さらに、その子供の親が有する通信装置へ犯罪発生情報を通知する、というサービスポリシーをM2MサービスPF31へ送信してもよい。また、このようなサービスを実現するために、M2Mデバイスは、例えば防犯ブザー等の装置と連携して、防犯ブザーが使用された場合にM2MサービスPF31へ、犯罪発生をイベント情報として送信するようにしてもよい。
さらに、図15において、犯罪が発生した場合と、火災が発生した場合に置き換えてもよい。アプリケーションサーバ40は、火災が発生したことを検出した場合、火災の発生による被害エリアを予測し、被害エリアに位置する通信装置へ、火災発生情報を通知する、というサービスポリシーをM2MサービスPF31へ送信してもよい。例えば、M2MサービスPF31は、携帯電話端末等に対しては、避難勧告を示す配信メッセージを配信し、車両に搭載されている通信装置には、火災現場に近づくことを禁止することを示す配信メッセージを配信する、という配信ポリシーを決定してもよい。
さらに、アプリケーションサーバは、水を管理する企業において管理されているサーバであってもよい。例えば、図16に示すように、アプリケーションサーバ40は、水道管の漏水センサーから水道管破裂を通知された場合、破裂した水道管の周辺に位置する通信装置に対して、水漏れの発生情報を配信するとともに、水道バルブの制御を行うよう指示するとのサービスポリシーをM2MサービスPF31へ送信してもよい。
さらに、アプリケーションサーバは、スマートグリッド制御を行う企業において管理されているサーバであってもよい。例えば、図17に示すように、アプリケーションサーバ40は、特定のスマートメータの急激な電圧変化を検知した場合、スマートメータの周辺に位置する通信装置へ、電圧抑制に関するメッセージを配信する、というサービスポリシーをM2MサービスPF31へ送信してもよい。
以上説明したように、実施の形態1〜6において説明した通信システムを用いることにより、様々なサービスに応じた情報を配信することが出来る。この時、M2MサービスPF31が複数のアプリケーションサーバと接続し、ネットワークとアプリケーションサーバとの間に配置されることによって、ネットワーク側は、アプリケーションサーバが新設される毎に接続対応等を行う必要がない。さらに、M2MサービスPF31が認証処理も実施するため、ネットワーク側における設定変更を最小限にして、様々なサービスに応じた情報を配信することが出来る。
上述の実施の形態では、本発明をハードウェアの構成として説明したが、本発明は、これに限定されるものではない。本発明は、配信情報決定装置の処理を、CPU(Central Processing Unit)にコンピュータプログラムを実行させることにより実現することも可能である。)
上述の例において、プログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えばフレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば光磁気ディスク)、CD−ROM(Read Only Memory)、CD−R、CD−R/W、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(Random Access Memory))を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
以上、実施の形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記によって限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
この出願は、2013年3月13日に出願された日本出願特願2013−50331を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
10_1 通信装置
10_2 通信装置
10_3 通信装置
11_1 M2Mデバイス
11_2 M2Mデバイス
11_3 M2Mデバイス
12 センサー
13 通信部
20 ネットワーク
21 ネットワークオペレータ装置
25 モバイルネットワーク
26 配信装置
27 配信ポリシー処理部
28 メッセージ送信部
30 配信情報決定装置
31 M2MサービスPF
32 サービスポリシー格納部
33 配信情報決定部
34 通信部
40 アプリケーションサーバ
40_1 アプリケーションサーバ
40_2 アプリケーションサーバ
40_3 アプリケーションサーバ
41 サービスポリシー通信部
50 モバイルネットワーク
61 制御装置
62 NWノード
71 UE
72 NodeB
73 eNodeB
74 BSC
75 RNC
76 MME
77 CBC
78 MTC IWF
79 SCS
80 アプリケーションサーバ

Claims (12)

  1. 通信事業者によって管理されるネットワークに配置されるネットワークオペレータ装置と、
    前記ネットワークオペレータ装置と、前記ネットワークを介してアプリケーションサービスを提供する複数のアプリケーションサーバとの間に配置され、前記複数のアプリケーションサーバがそれぞれ定める複数のサービスポリシーを有する配信情報決定装置とを備え、
    各サービスポリシーは、複数のイベント情報候補と各イベント情報候補に対応する配信ポリシーとを対応づけており、
    前記配信情報決定装置は、
    前記複数のサービスポリシーを受信すると共に、前記受信された複数のサービスポリシーに基づき且つ複数のイベント情報候補と各イベント情報候補に対応する配信メッセージ及び配信ポリシーとを対応づけた、情報テーブルを保持し、
    外部装置から送信されたイベント情報と前記情報テーブルとに基づいて、前記ネットワークオペレータ装置へ送信する配信メッセージ及び配信ポリシーを決定し、前記決定した配信メッセージ及び配信ポリシーを前記ネットワークオペレータ装置へ送信し、
    前記ネットワークオペレータ装置は、
    前記配信情報決定装置から送信された前記配信ポリシーに基づいて前記配信メッセージを複数の通信装置へ配信する、通信システム。
  2. 前記配信ポリシーは、
    配信エリア、配信対象の通信装置、優先度及び配信期間のうち少なくとも1つを含む、請求項1に記載の通信システム。
  3. 前記イベント情報は、発生したイベントの深刻度、発生したイベントの場所、発生したイベントの時間帯もしくは発生したイベントの数のうち少なくとも1つを含む、請求項1又は2に記載の通信システム。
  4. 前記配信情報決定装置は、
    前記ネットワークを介して通信を行う前記通信装置から送信される前記イベント情報を受信する、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の通信システム。
  5. 前記配信情報決定装置は、
    異なるネットワークに配置された複数の前記ネットワークオペレータ装置と前記アプリケーションサーバとの間に配置され、
    前記イベント情報を受信した時に、複数の前記ネットワークオペレータ装置の中から、前記サービスポリシーを満たす少なくとも1つのネットワークオペレータ装置を選択し、選択した前記ネットワークオペレータ装置へ前記配信メッセージ及び前記配信ポリシーを送信する、請求項乃至のいずれか1項に記載の通信システム。
  6. 前記配信情報決定装置は、
    前記通信事業者が管理するネットワーク内に配置される、請求項1乃至のいずれか1項に記載の通信システム。
  7. 前記配信情報決定装置は、
    前記イベント情報に応じて前記配信メッセージを配信して良いか否かを判定し、前記配信メッセージを配信して良いと判定した場合、前記配信メッセージと前記配信ポリシーとを前記ネットワークオペレータ装置へ送信する、請求項乃至のいずれか1項に記載の通信システム。
  8. 前記配信情報決定装置は、
    ネットワークごとに、配信メッセージ及び配信ポリシーの指定方法が異なる場合に、前記配信メッセージ及び前記配信ポリシーを、各ネットワークにおいて規定された配信メッセージ及び配信ポリシーのデータ形式に変換して、各ネットワークオペレータ装置に送信する請求項に記載の通信システム。
  9. 前記配信情報決定装置は、
    前記通信装置から前記アプリケーションサーバへ任意のタイミングに送信されるユーザデータを解析し、解析した結果に応じて前記ネットワークオペレータ装置へ前記配信メッセージ及び前記配信ポリシーを送信する、請求項1乃至のいずれか1項に記載の通信システム。
  10. 前記通信装置は、
    前記通信装置もしくは前記通信装置の周辺環境の状態変化を検知するセンサーを用いて、前記状態変化を検知すると、前記配信情報決定装置へ前記イベント情報を送信する、請求項乃至のいずれか1項に記載の通信システム。
  11. 前記通信装置は、携帯電話、無線LAN通信において用いられる端末装置もしくは近距離通信において用いられる端末装置である、請求項1乃至10のいずれか1項に記載の通信システム。
  12. 通信事業者によって管理されるネットワークに配置されるネットワークオペレータ装置と、各アプリケーションサーバが前記ネットワークを介してアプリケーションサービスを提供し且つ各アプリケーションサーバがサービスポリシーを有する複数のアプリケーションサーバとの間に配置される配信情報決定装置であって、
    前記複数のサービスポリシーを受信する受信手段と、
    前記受信された複数のサービスポリシーに基づき且つ複数のイベント情報候補と各イベント情報候補に対応する配信メッセージ及び配信ポリシーとを対応づけた、情報テーブルを保持する、情報格納手段と、
    外部装置から送信されたイベント情報と前記情報テーブルとに基づいて、前記ネットワークオペレータ装置へ送信する配信メッセージ及び配信ポリシーを決定する配信情報決定手段と、
    前記決定した配信メッセージ及び配信ポリシーを、前記配信ポリシーに基づいて前記配信メッセージを複数の通信装置へ配信する前記ネットワークオペレータ装置へ送信する通信手段と、を備える配信情報決定装置。
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