JP6292005B2 - コネクタ及びコネクタセット - Google Patents

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Description

本発明は、コネクタ及びコネクタセットに関する。
サーバ等の電子機器には様々なコネクタが使用される。コネクタには、相手方コネクタに信号や電源電圧を供給するための複数のピンが設けられるが、電子機器の組み立て途中やメンテナンス中に作業者がピンに触れるとピンが曲がるおそれがある。
そこで、ピンを保護するための保護カバーをコネクタに設け、作業者がピンに触れるのを防止する構造が提案されている。この構造によれば、プリント基板上にコネクタを固定する段階では保護カバーでピンが保護されている。
しかし、相手方コネクタをピンにガイドするためのガイド部を取り付ける際には、そのガイド部によって保護カバーがピンの根元に後退し、保護カバーからピンが表出した状態になる。よって、作業者がピンを曲げてしまう可能性が残ってしまい、ピンが曲がることでピン同士がショートし、これにより火災等の重大な事故を引き起こす危険性がある。
特開2000−348801公報
コネクタ及びコネクタセットにおいてピンを保護することを目的とする。
開示の技術の一側面によれば、ピンと、前記ピンを収容したハウジングと、前記ハウジングに設けられ、相手方コネクタを受容し、かつ、前記相手方コネクタが摺接する内面を備えた受容孔と、前記受容孔の内面に設けられ、前記相手方コネクタの嵌合突起が嵌る嵌合凹部と、前記嵌合凹部内に設けられた係止片と、前記ピンが通る貫通孔を備え、前記ピンの長手方向に変位自在なカバーと、前記係止片に係止可能となるように前記カバーに固定され、かつ、前記相手方コネクタと当接することにより係止が解除される方向に変位するロック片と、前記ピンの根元から先端に向かう方向に前記カバーを付勢する付勢部材とを有し、前記相手方コネクタがないときには前記付勢部材の付勢力で前記ピンの先端に前記カバーを位置させて、前記ロック片が前記係止片に係止することにより、前記ハウジングに前記カバーが固定され、前記相手方コネクタと接続するときには、前記相手方コネクタが前記付勢部材に抗して前記カバーを変位させ、前記相手方コネクタが前記ロック片に当接したときに、前記係止片と前記ロック片との係止が解除されて前記カバーが前記長手方向に沿って変位自在になり、前記貫通孔から前記ピンを表出させることを特徴とするコネクタが提供される。
また、その技術の他の側面によれば、ピンと、前記ピンを収容したハウジングと、前記ハウジングに設けられ、相手方コネクタを受容し、かつ、前記相手方コネクタが摺接する内面を備えた受容孔と、前記受容孔の内面に設けられ、前記相手方コネクタの嵌合突起が嵌る嵌合凹部と、前記嵌合凹部内に設けられた係止片と、前記ピンが通る貫通孔を備えて前記ピンの長手方向に変位自在なカバーと、前記係止片に係止可能となるように前記カバーに固定され、かつ、前記相手方コネクタと当接することにより係止が解除される方向に変位するロック片と、前記ピンの根元から先端に向かう方向にカバーを付勢する付勢部材とを備えた第1のコネクタと、前記第1のコネクタと接続される、前記相手方コネクタとしての第2のコネクタとを有し、前記第1のコネクタと前記第2のコネクタとを接続しないときには前記付勢部材の付勢力で前記ピンの先端に前記カバーを位置させて、前記ロック片が前記係止片に係止することにより、前記ハウジングに前記カバーが固定され、前記第1のコネクタと前記第2のコネクタとを接続するときには、前記第2のコネクタが前記付勢部材に抗して前記カバーを変位させ、前記第2のコネクタが前記ロック片に当接したときに、前記係止片と前記ロック片との係止が解除されて前記カバーが前記長手方向に沿って変位自在になり、前記貫通孔から前記ピンを表出させることを特徴とするコネクタセットが提供される。
以下の開示によれば、カバーでピンを保護するため、ピンが曲がる危険性が少なくなる。また、相手方コネクタと接続するときは、相手方コネクタが付勢部材に抗してカバーを押し下げることで、カバーの貫通孔からピンを表出させることができる。
図1は、コネクタが使用されている電子装置の分解斜視図である。 図2は、各コネクタの模式断面図である。 図3は、カバーを装着した場合の各コネクタの模式断面図である。 図4は、本実施形態に係る電子機器の分解斜視図である。 図5は、本実施形態に係る各コネクタの斜視図である。 図6は、本実施形態に係るコネクタの分解斜視図である。 図7は、本実施形態に係るコネクタの組み立て途中の斜視図(その1)である。 図8は、本実施形態に係るコネクタの組み立て途中の斜視図(その2)である。 図9は、本実施形態において四本のバネのうち二本を挿入した状態の本体の平面図である。 図10は、図9のI-I線に沿う一部側面断面図である。 図11は、本実施形態に係るコネクタの組み立て途中の斜視図(その3)である。 図12は、本実施形態においてピン側から見たカバーの斜視図である。 図13は、本実施形態において相手方コネクタ側から見たカバーの平面図である。 図14は、本実施形態に係るコネクタの組み立て途中の斜視図(その4)である。 図15は、図14のII-II線に沿う一部側面断面図である。 図16は、本実施形態に係るコネクタの組み立て途中の斜視図(その5)である。 図17は、本実施形態においてカバー側から見た蓋体の斜視図である。 図18は、本実施形態に係るコネクタの組み立て途中の斜視図(その6)である。 図19は、図18のIII-III線に沿う一部側面断面図である。 図20は、本実施形態に係るコネクタの組み立て途中の斜視図(その7)である。 図21は、本実施形態において蓋体を押し込んでいく途中での一部側面断面図(その1)である。 図22は、本実施形態において蓋体を押し込んでいく途中での一部側面断面図(その2)である。 図23は、本実施形態に係るコネクタの組み立て途中の斜視図(その8)である。 図24は、図23のV-V線に沿う一部側面断面図である。 図25は、本実施形態に係るコネクタの接続対象となる相手方コネクタの斜視図である。 図26は、開口端側から見た相手方コネクタの平面図である。 図27は、本実施形態において接続途中の各コネクタの斜視図である。 図28は、図27のVI-VI線に沿った一部側面断面図である。 図29は、本実施形態において接続途中の各コネクタの一部側面断面図(その1)である。 図30は、本実施形態において接続途中の各コネクタの一部側面断面図(その2)である。 図31は、本実施形態において接続途中の各コネクタの一部側面断面図(その3)である。 図32は、本実施形態において抜去途中の各コネクタの一部側面断面図である。
本実施形態の説明に先立ち、本願発明者が検討した事項について説明する。
図1は、コネクタが使用されている電子装置の分解斜視図である。
この電子装置1は、例えばサーバであって、筐体2とその中に収容された回路基板3とを備える。
筐体2には開口2aが設けられており、開口2aを介して拡張ユニット4が電子装置1に挿抜可能となる。拡張ユニット4は、例えばCPU(Central Processing Unit)メモリユニット、ストレージユニット、及びインターフェース拡張ユニット等であって、CPU等の電子部品4aを備える。
そして、回路基板3に拡張ユニット4を着脱自在にするために、回路基板3にはコネクタ6が設けられており、更にそのコネクタ6の接続対象となる相手方コネクタ8が拡張ユニット4に設けられる。
図2は、これらのコネクタ6、8の模式断面図である。
図2に示すように、コネクタ6はハウジング11を有しており、そのハウジング11に複数の導電性のピン12が収容される。
また、相手方コネクタ8は、上記の各ピン12が挿通される複数の挿通孔13eが形成されたハウジング13を備える。そして、各挿通孔13eには、各ピン12と接触するコンタクト14が露出する。
ここで、コネクタ6と相手方コネクタ8のどちらを電子機器1(図1参照)に設けるかは、作業者がコネクタ6のピン12に触れてしまう危険性を考慮して決定される。この例では、図1のように開口2aから奥まった位置に回路基板3があるため、回路基板3にコネクタ6を設けることで、そのコネクタ6のピン12に作業者が誤って触れてしまう危険性を低減している。
但し、高密度実装技術の向上に伴って電子機器1や拡張ユニット4が小型化された場合には、開口2a寄りに回路基板3が位置するようになるため、コネクタ6のピン12に作業者が触れる可能性が高まってしまう。
このような場合にもピン12に作業者が触れるのを防止するために、コネクタ6にカバーを装着することも考えられる。
図3は、カバー15を装着した場合の各コネクタ6、8の模式断面図である。
図3の例では、コネクタ6のハウジング11に着脱自在なカバー15を装着することで、作業者がピン12に触れる可能性を低減している。カバー15は、筐体2(図1参照)に拡張ユニット4を挿入する場合にコネクタ6から外され、それ以外の場合にコネクタ6に装着される。
しかし、そもそも作業者がカバー15を装着し忘れた場合には、カバー15でピンを保護できない。しかも、カバー15を外す場合に作業者が誤って隣のコネクタ6のピン12に触れる可能性もある。これらの場合には、ピン12が曲がって各ピン12同士がショートし、火災等の重大な事故を招くおそれがある。
更に、カバー15を外し忘れた場合にはコネクタ6、8同士を接続できない。また、作業中にカバー15が落下してそのカバー15が電子機器1内の他の電子部品と干渉してしまうおそれもある。
以下に、このようなカバー15を装着することなしにピンを保護することができる本実施形態について説明する。
(本実施形態)
図4は、本実施形態に係る電子機器19の分解斜視図である。
なお、図4において、図1で説明したのと同じ要素には図1におけるのと同じ符号を付し、以下ではその説明を省略する。
本実施形態に係る電子機器19は、例えばサーバであって、その内側に回路基板3を備える。そして、その回路基板3には、拡張ユニット4の相手方コネクタ8と着脱自在なコネクタ20が設けられる。
なお、コネクタ20は第1のコネクタの一例であり、相手方コネクタ8は第2のコネクタの一例である。
図5は、各コネクタ8、20の斜視図である。
各コネクタ8、20は、互いに接続されることを前提としたコネクタセットとして使用される。
このうち、コネクタ20は、外形が概略直方体状のハウジング21を有する。ハウジング21は、本体22に蓋体23を固定してなり、例えば強度に優れたABS樹脂(Acrylonitrile−Butadiene−Styrene copolymer)やポリカーボネイト樹脂から形成される。
また、蓋体23には、相手方コネクタ8のハウジング13を受容するための受容孔23aが開口される。受容孔23aは、相手方コネクタ8と略同形の概略矩形状であって、相手方コネクタ8の外周側面13aが摺接する内面23bを有すると共に、その内側にカバー25が露出する。
なお、この例では相手方コネクタ8の外周側面13aに嵌合突起13bを設ける。そして、蓋体23の受容孔23aには、この嵌合突起13bが嵌入する嵌合凹部23eを設ける。
図6は、コネクタ20の分解斜視図である。
図6に示すように、本体22には、複数のピン28を収容した収容孔22aが設けられる。
ピン28は、相手方コネクタ8に信号や電源電圧を供給するものであり、銅等の導電性材料から形成される。また、ピン28は、その長手方向+X、−Xが回路基板3の主面3aに対して垂直になるように収容孔22aに立設される。
収容孔22aは、ピン28の長手方向+Xから見て概略矩形状であって、その四隅には長手方向+Xに延びる第1の挿入孔22bが設けられる。そして、その第1の挿入孔22bには、付勢部材の一例であるバネ31の一端31a側が収容される。
一方、カバー25は、収容孔22aに嵌入可能な概略矩形状の外形を有しており、収容孔22aに嵌入した状態で長手方向+X、−Xに沿って変位可能である。更に、そのカバー25には、前述の複数のピン28の各々が通る複数の貫通孔25aが設けられる。
また、カバー25の外周には、概略円筒状の有底の筒体33とロック片36とが固定される。
筒体33とロック片36は射出成型等によりカバー25と一体的に設けられており、その材料としてはABS樹脂やポリカーボネイト樹脂を使用し得る。
また、筒体33は、ピン28の長手方向+Xに延びると共に、その内側に前述のバネ31の他端31bを収容する。
一方、ロック片36は、ロックアーム36aとその先端に設けられた爪36bとを備える。
ロックアーム36aは、長手方向+Xに延在する長尺状であると共に、長手方向+Xに垂直な方向+Z、−Zに弾性変形可能である。
そして、爪36bは、カバー25の外周25zから当該カバー25の内側を向いた方向Aに突出しており、相手方コネクタ8の外周側面13aにある嵌合突起13b(図5参照)に当接する。
一方、蓋体23の受容孔23aには、前述の爪36bが係止する係止片38が設けられる。爪36bは、係止片38の端部38aに係止可能であり、これにより蓋体23にカバー25が固定されることになる。
また、係止片38は、受容孔23aに表出した主面38cを有する。主面38cを内面23bと同一面に設けてもよいが、この例では主面38cを内面23bから後退させることにより、前述の嵌合凹部23eの一部を主面38cで形成する。
次に、本実施形態に係るコネクタ20の組み立て方法について説明する。
図7、図8、図11、図14、図16、図18、図20、及び図23は、本実施形態に係るコネクタの組み立て途中の斜視図である。
まず、図7に示すように前述の本体22と四本のバネ31とを用意し、バネ31の一端31a側を第1の挿入孔22b側に向ける。
バネ31の特性は特に限定されない。この例では、以下の特性を有するバネ31を使用する。
・自由長さL:約36.6mm
・許容荷重時高さ:17.41mm
・密着高さ:8.6mm
・線径d:約0.4mm
・総巻数:20.5巻
・バネ定数:0.196N/mm
・許容荷重:3.56N
・内径φ1:3.6mm
・外径φ2:4.4mm
・材質:SUS304WPB
・末端形状:クローズエンド
そして、図8に示すように、本体22の第1の挿入孔22bにバネ31の一端31aを挿入する。
この例では、第1の挿入孔22bの内径φ3を約6.2mmとすることで、外径φ2が4.4mmのバネ31と第1の挿入孔22bとの間に余裕を持たせ、第1の挿入孔22b内でバネ31がスムーズに伸縮できるようにする。
図9は、四本のバネ21のうち二本を挿入した状態の本体22の平面図である。
図9に示すように、第1の挿入孔22bにはバネ31の位置決めをするための突起22cが設けられており、その突起22cがバネ31に挿入される。
なお、突起22cの外径φ4をバネ31の内径φ1と同一にすると、バネ31の動きが突起22cで阻害されるおそれがある。よって、この例では、突起22cの外径φ4をバネ31の内径φ1よりも若干小さい値、例えば3.2mmとすることで、バネ31の動きが突起22cで阻害されないようにする。
また、本体22には、カバー25に設けられた後述の枠を受容するためのスリット22sが形成される。
図10は、図9のI-I線に沿う一部側面断面図である。
図10に示すように、バネ31は、突起22cの外周に巻回された状態となり、第1の挿入孔22b内で自立する。
また、この段階ではバネ31には荷重がかかっておらず、バネ31の長さLはその自由高さに等しい。
次に、図11に示すように、本体22の上方にカバー25を配し、各バネ31と各筒体33との位置合わせをする。
図12は、ピン28側から見たカバー25の斜視図である。
前述のようにカバー25には貫通孔25aが設けられるが、その貫通孔25aの開口端25xを面取りして傾斜面とすることにより、その傾斜面によってピン28が貫通孔25aにガイドされ、貫通孔25aにピン28をスムーズに挿入できる。
また、筒体33の寸法も特に限定されない。この例では筒体33の内部の深さDを約7.4mmとし、内径φ5を約4.8mm、外径φ6を約5.8mmとする。
図13は、相手方コネクタ8側から見たカバー25の平面図である。
この例ではカバー25の外周に枠34を設け、その枠34に前述の筒体33とロック片36とを設ける。その枠34は、本体22の前述のスリット22s(図9参照)に受容される。
次に、図14に示すように、各バネ31の他端31bにカバー25の筒体33を被せる。
その筒体33の内径φ5(図12参照)は約4.8mmであり、バネ31の外径φ1(=4.4mm)よりも余裕があるため、各バネ31は筒体33内で自由に伸縮できる。
図15は、図14のII-II線に沿う一部側面断面図である。
図15に示すように、この段階ではバネ31の他端31bが筒体33の底部33bに当接した状態となる。
次に、図16に示すように、カバー25の上方に前述の蓋体23を配する。
図16に示すように、各筒体33の両端のうち蓋体23側の端部33xは面取りされており、当該端部33xは傾斜面とされる。
図17は、カバー25側から見た蓋体23の斜視図である。
図17に示すように、係止片38は薄板状の矩形片であって、前述の爪36bが係止する端部38aの他に、その端部38aと対向する端面38bを有する。
更に、蓋体23には、前述のロック片36(図16参照)が通る通路23dが設けられる。通路23dはピン28の長手方向+Xに延在しており、当該通路23dの一部が前述の係止片38により受容孔23aから隔てられる。
また、蓋体23には、前述の筒体33を挿入自在な第2の挿入孔23cが設けられる。
その第2の挿入孔23cの内径φ7は特に限定されないが、この例では内径φ7を約6.2mmとする。
次いで、図18に示すように、蓋体23の第2の挿入孔23c(図17参照)に筒体33を被せる。
このとき、図16のように筒体33の端部33xを予め面取りしているので、第2の挿入孔23cに筒体33をスムーズに挿入することができる。
また、この段階では、バネ31の付勢力によってカバー25が本体22から離間した状態となる。
図19は、図18のIII-III線に沿う一部側面断面図である。
図19に示すように、係止片38に前述の爪36bが当接しており、これにより第2の挿入孔23cには未だ筒体33が完全には挿入されていない。
そして、図20に示すように、バネ31の付勢力に抗して蓋体23を徐々に押し下げていき、第2の挿入孔23cに筒体33を挿入する。
このとき、カバー25と本体22とを位置合わせするガイドとして筒体33が機能するので、コネクタの組み立て作業が容易になる。
更に、筒体33によってカバー25と本体22とが位置合わせされるため、筒体33の外径φ6とこれが挿入される各挿入孔22b、23cの各内径φ3、φ7のみを管理するだけでカバー25と本体22とが所定の精度で位置合わせされる。よって、筒体33や各挿入孔22b、23c以外の各部の寸法公差を緩和できるため、カバー25や本体22の加工精度を緩和してこれらの部品のコストダウンを図ることができる。
なお、この例では筒体33を四個設けているが、筒体33の個数はこれに限定されない。筒体33の個数は本体22や蓋体23の形状に応じて適宜設定され、例えば二個や三個でもよい。
図21及び図22は、蓋体23を押し込んでいく途中での一部側面断面図であり、それぞれ図20のIV-IV線に沿う一部側面断面図に相当する。
図21に示すように、蓋体23を押し込む途中で爪36bが係止片38の端面38bから徐々に外れる。
このとき、端面38bから爪36bがスムーズに外れるようにするために、係止片38の主面38cと端面38bとの間の角度θを鋭角にするのが好ましい。
同様に、爪36bを断面視で半球状とすることによっても、端面38bから爪36bがスムーズに外れるようになる。
更に蓋体23を押し込むと、図22に示すように爪36bが係止片38を乗り越える。
なお、一本のバネ31が生成する力の大きさは3.56Nであるから、四本のバネ31では合計で14.24Nの力が生成される。ロック片36は全部で二つなので、一つのロック片36には7.12Nの力が作用することになるが、ロックアーム36aの厚さΔtを0.5mm程度とすれば、上記の力でロックアーム36aは簡単に変形して係止片38を乗り越えることができる。
そして、図23に示すように蓋体23を更に押し込み、本体22と蓋体23とが当接したところで両者を接着剤やネジにより固定して、本実施形態に係るコネクタ20を完成させる。
図24は、図23のV-V線に沿う一部側面断面図である。
図24に示すように、バネ31は、ピン28の根元28bから先端28aに向かう方向Pにカバー25を付勢する。そのため、相手方コネクタ8(図5参照)がないときにはバネ31の付勢力でカバー25がピン28の先端28aに位置するようになり、各ピン28がカバー25で保護される。これにより、作業者が誤ってピン28に触れるのをカバー25で防止でき、ピン28が曲がる危険性が少なくなる。
なお、この例ではバネ31として押しバネを使用することでカバー25を付勢しているが、引きバネによりカバー25を付勢してもよい。
また、このように相手方コネクタ8がないときは、ロック片36の爪36bが係止片38に係止することにより、蓋体23にカバー25が固定される。そのため、作業者がカバー25に触れてもカバー25が変位しないため、カバー25の貫通孔25aからピン28が導出せず、カバー25によりピン28を確実に保護できる。
しかも、この例では図23のように嵌合凹部23e内に係止片38を設けたため、作業者の手が爪36bに触れ難くなり、作業者が誤って爪36bを解除してしまう危険性が少ない。
次に、上記の各コネクタ8、21の接続方法について説明する。
図25は、コネクタ20の接続対象となる相手方コネクタ8の斜視図である。
図25に示すように、相手方コネクタ8のハウジング13の開口端13cには、前述の嵌合突起13bが設けられる。
また、図26は、開口端13c側から見た相手方コネクタ8の平面図である。
図26に示すように、相手方コネクタ8には、各ピン28(図6参照)の各々が挿通される複数の挿通孔13eが設けられる。
図27は、接続途中のコネクタ8、21の斜視図である。
接続に際しては、まず、コネクタ20の嵌合凹部23eと相手方コネクタ8の嵌合突起13bとの位置合わせをする。
このとき、例えば相手方コネクタ8が長手方向+Xを中心軸として90°回転した状態だと、受容孔23aの開口端に嵌合突起13bが当たってしまうため、受容孔23aに相手方8コネクタを挿入できない。このように、嵌合突起13bは、コネクタ8、21同士が誤った角度で接続されるのを防止する機能も兼ね備える。
なお、この例では嵌合突起13bと嵌合凹部23eとの対の個数を二個としているが、これらの対の個数を一個としてもよいし、三個以上としてもよい。
更に、各コネクタ8、21同士が誤って接続される危険性が少ない場合には、嵌合突起13bや嵌合凹部23eを設けなくてもよい。
図28は、図27のVI-VI線に沿った一部側面断面図である。
図28に示すように、この段階ではコネクタ20の受容孔23aに相手方コネクタ8は嵌入されておらず、コネクタ20の各ピン28はカバー25で保護されている。
これ以降のステップについて、図29〜図31を参照しながら説明する。
図29〜図31は、接続途中の各コネクタ8、20の一部側面断面図であって、図27のVI-VI線に沿った一部側面断面図に相当する。
まず、図29に示すように、バネ31の付勢力に抗するようにして、作業者が受容孔23aに相手方コネクタ8を押し込む。
これにより、相手方コネクタ8の嵌合突起13bにロック片36の爪36bが当接してロックアーム36aが弾性変形し、ロックアーム36aが方向+Zに変位する。方向+Zは、爪36bと係止片38との係止が解除される方向である。よって、この段階で係止片38とロック片36との係止が解除され、ピン28の長手方向−Xに沿ってカバー25が変位自在になる。
次に、図30に示すように、作業者が受容孔23aに相手方コネクタ8を更に押し込む。
このとき、前述のようにカバー25が変位自在となっているため、相手方コネクタ8によって収容孔22aにカバー25が押し込まれていく。これにより、カバー25の貫通孔25aからピン28の先端が表出し、そのピン28が相手方コネクタ8の挿通孔13eに挿通されていく。
そして、図31に示すように、受容孔23aに相手方コネクタ8を完全に押し込むことで、コネクタ20が相手方コネクタ8に接続される。
次に、コネクタ20から相手方コネクタ8を抜去する方法について説明する。
図32は、抜去途中の各コネクタ8、21の一部側面断面図であって、図27のVI-VI線に沿った一部側面断面図に相当する。
抜去に際しては、作業者が受容孔23aから相手方コネクタ8を引き抜く。
このとき、カバー25はバネ31の付勢力を受けているため、相手方コネクタ8に追従するようにカバー25も移動し、各ピン28の根元から先端に向かってカバー25が変位する。この変位途中において、カバー25に固定されているロック片36の爪36bが係止片38の端面38bに摺接する。
この例では、図21で説明したように、係止片38の主面38cと端面38bとの間の角度θを鋭角にしたので、爪36bが端面38bを容易に乗り越えることができる。これによりカバー25がピン28の先端にスムーズに移動し、カバー25により再びピン28を保護することができる。
更に、爪36bを断面視で半球状にしたことによっても、爪36bが端面38bを容易に乗り越えることができる。
以上説明した本実施形態によれば、カバー25によりピン28を保護するので、作業者が誤ってピン28に触れてピン28を曲げてしまう危険性を低減できる。
また、そのカバー25はコネクタ20に付属しているので、作業途中にカバー25が脱落することもない。
更に、相手方コネクタ8と接続するときは、相手方コネクタ8がバネ31に抗してカバー25を押し下げ、カバー25の貫通孔25aからピン28を表出させるので、カバー25を外すことなしに各コネクタ8、21同士を簡単に接続できる。
以上、本実施形態について詳細に説明したが、本実施形態は上記に限定されない。
例えば、上記では図4のように電子機器19に拡張ユニット4を挿抜するために各コネクタ8、20を使用したが、任意のケーブルや電子部品同士を接続するのに各コネクタ8、20を使用してもよい。
以上説明した各実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1) ピンと、
前記ピンが通る貫通孔を備え、前記ピンの長手方向に変位自在なカバーと、
前記ピンの根元から先端に向かう方向に前記カバーを付勢する付勢部材とを有し、
相手方コネクタがないときには前記付勢部材の付勢力で前記ピンの先端に前記カバーを位置させ、前記相手方コネクタと接続するときには、前記相手方コネクタが前記付勢部材に抗して前記カバーを変位させ、前記貫通孔から前記ピンを表出させることを特徴とするコネクタ。
(付記2) 前記ピンを収容したハウジングと、
前記ハウジングに設けられた係止片と、
前記係止片に係止可能となるように前記カバーに固定され、かつ、前記相手方コネクタと当接することにより係止が解除される方向に変位するロック片とを更に有し、
前記相手方コネクタがないときは、前記ロック片が前記係止片に係止することにより、前記ハウジングに前記カバーが固定され、
前記相手方コネクタが前記ロック片に当接したときに、前記係止片と前記ロック片との係止が解除され、前記カバーが前記長手方向に沿って変位自在になることを特徴とする付記1に記載のコネクタ。
(付記3) 前記ピンを収容すると共に、前記カバーが前記長手方向に沿って変位自在となるように嵌入されたハウジングと、
前記ハウジングに設けられた係止片と、
前記長手方向に垂直な方向に弾性変形可能となるように前記カバーの外周に固定され、かつ、前記外周から前記カバーの内側を向いた方向に突出して前記相手方コネクタの外周側面に当接すると共に、前記係止片に係止可能な爪を備えたロック片とを有し、
前記相手方コネクタがないときは、前記爪が前記係止片に係止することにより、前記ハウジングに前記カバーが固定され、
前記相手方コネクタの前記外周側面が前記爪に当接したときに、前記相手方コネクタが前記ロック片を弾性変形させることにより、前記爪と前記ロック片との係止が解除され、前記カバーが前記長手方向に沿って変位自在になることを特徴とする付記1に記載のコネクタ。
(付記4) 前記ハウジングは、前記相手方コネクタを受容し、かつ、前記相手方コネクタが摺接する内面を備えた受容孔を有し、
前記内面に、前記相手方コネクタの嵌合突起が嵌る嵌合凹部が設けられ、該嵌合凹部内に前記係止片が設けられたことを特徴とする付記2又は付記3に記載のコネクタ。
(付記5) 前記係止片は、前記受容孔に表出した主面と、前記ピンの前記根元から前記先端に向かう方向に前記カバーが変位途中に前記爪と摺接する端面とを有し、
前記主面と前記端面との間の角度を鋭角にしたことを特徴とする付記4に記載のコネクタ。
(付記6) 前記ピンを収容したハウジングと、
前記長手方向に延びるように前記ハウジングに設けられ、内側に前記付勢部材の一端側を収容した第1の挿入孔と、
前記長手方向に延びるように前記カバーに固定され、内側に前記付勢部材の他端側を収容すると共に、前記第1の挿入孔に挿入自在な筒体とを更に有することを特徴とする付記1に記載のコネクタ。
(付記7) 前記ハウジングは、前記第1の挿入孔を備えた本体と、前記本体に固定された蓋体とを有し、
前記蓋体に、前記筒体を挿入自在な第2の挿入孔が設けられたことを特徴とする付記6に記載のコネクタ。
(付記8) 前記筒体の両端のうち、前記蓋体側の端部を面取りしたことを特徴とする付記7に記載のコネクタ。
(付記9) ピンと、前記ピンが通る貫通孔を備えて前記ピンの長手方向に変位自在なカバーと、前記ピンの根元から先端に向かう方向に前記カバーを付勢する付勢部材とを備えた第1のコネクタと、
前記第1のコネクタと接続される第2のコネクタとを有し、
前記第1のコネクタと前記第2のコネクタとを接続しないときには前記付勢部材の付勢力で前記ピンの先端に前記カバーを位置させ、
前記第1のコネクタと前記第2のコネクタとを接続するときには、前記第2のコネクタが前記付勢部材に抗して前記カバーを変位させ、前記貫通孔から前記ピンを表出させることを特徴とするコネクタセット。
(付記10) 前記第1のコネクタは、
前記ピンを収容したハウジングと、
前記ハウジングに設けられた係止片と、
前記係止片に係止可能となるように前記カバーに固定され、かつ、前記第2のコネクタと当接することにより係止が解除される方向に変位するロック片とを更に有し、
前記第2のコネクタがないときは、前記ロック片が前記係止片に係止することにより、前記ハウジングに前記カバーが固定され、
前記第2のコネクタが前記ロック片に当接したときに、前記係止片と前記ロック片との係止が解除され、前記カバーが前記長手方向に沿って変位自在になることを特徴とする付記9に記載のコネクタセット。
(付記11) 前記第2のコネクタは、外周側面と、該外周側面に設けられた嵌合突起とを有し、
前記第1のコネクタの前記ハウジングは、前記第2のコネクタを受容し、かつ、前記第2のコネクタの前記外周側面が摺接する内面を備えた受容孔を有し、
前記内面に、前記第2のコネクタの嵌合突起が嵌る嵌合凹部が設けられ、該嵌合凹部内に前記係止片が設けられたことを特徴とする付記10に記載のコネクタセット。
1、19…電子装置、2…筐体、2a…開口、3…回路基板、4…拡張ユニット、4a…電子部品、6、20…コネクタ、8…相手方コネクタ、11、13、21…ハウジング、12、28…ピン、13a…外周側面、13b…嵌合突起、13c…開口端、13e…挿通孔、14…コンタクト、15…カバー、22…本体、22a…収容孔、22b…第1の挿入孔、22c…突起、23…蓋体、23a…受容孔、23b…内面、23c…第2の挿入孔、23d…通路、23e…嵌合凹部、25…カバー、25a…貫通孔、25z…外周、31…バネ、31a…一端、31b…他端、33…筒体、33b…底部、33x…端部、34…枠、36…ロック片、36a…ロックアーム、36b…爪、38…係止片、38a…端部、38b…端面、38c…主面。

Claims (4)

  1. ピンと、
    前記ピンを収容したハウジングと、
    前記ハウジングに設けられ、相手方コネクタを受容し、かつ、前記相手方コネクタが摺接する内面を備えた受容孔と、
    前記受容孔の内面に設けられ、前記相手方コネクタの嵌合突起が嵌る嵌合凹部と、
    前記嵌合凹部内に設けられた係止片と、
    前記ピンが通る貫通孔を備え、前記ピンの長手方向に変位自在なカバーと、
    前記係止片に係止可能となるように前記カバーに固定され、かつ、前記相手方コネクタと当接することにより係止が解除される方向に変位するロック片と、
    前記ピンの根元から先端に向かう方向に前記カバーを付勢する付勢部材と
    を有し、
    前記相手方コネクタがないときには前記付勢部材の付勢力で前記ピンの先端に前記カバーを位置させて、前記ロック片が前記係止片に係止することにより、前記ハウジングに前記カバーが固定され
    前記相手方コネクタと接続するときには、前記相手方コネクタが前記付勢部材に抗して前記カバーを変位させ、前記相手方コネクタが前記ロック片に当接したときに、前記係止片と前記ロック片との係止が解除されて前記カバーが前記長手方向に沿って変位自在になり、前記貫通孔から前記ピンを表出させることを特徴とするコネクタ。
  2. 前記ロック片は、前記係止片に係止可能な爪を有し、
    前記係止片は、前記受容孔に表出した主面と、前記ピンの前記根元から前記先端に向かう方向に前記カバーが変位途中に前記爪と摺接する端面とを有し、
    前記主面と前記端面との間の角度を鋭角としたことを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
  3. 前記長手方向に延びるように前記ハウジングに設けられ、内側に前記付勢部材の一端側を収容した第1の挿入孔と、
    前記長手方向に延びるように前記カバーに固定され、内側に前記付勢部材の他端側を収容すると共に、前記第1の挿入孔に挿入自在な筒体とを更に有することを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
  4. ピンと、前記ピンを収容したハウジングと、前記ハウジングに設けられ、相手方コネクタを受容し、かつ、前記相手方コネクタが摺接する内面を備えた受容孔と、前記受容孔の内面に設けられ、前記相手方コネクタの嵌合突起が嵌る嵌合凹部と、前記嵌合凹部内に設けられた係止片と、前記ピンが通る貫通孔を備えて前記ピンの長手方向に変位自在なカバーと、前記係止片に係止可能となるように前記カバーに固定され、かつ、前記相手方コネクタと当接することにより係止が解除される方向に変位するロック片と、前記ピンの根元から先端に向かう方向にカバーを付勢する付勢部材とを備えた第1のコネクタと、
    前記第1のコネクタと接続される、前記相手方コネクタとしての第2のコネクタとを有し、
    前記第1のコネクタと前記第2のコネクタとを接続しないときには前記付勢部材の付勢力で前記ピンの先端に前記カバーを位置させて、前記ロック片が前記係止片に係止することにより、前記ハウジングに前記カバーが固定され
    前記第1のコネクタと前記第2のコネクタとを接続するときには、前記第2のコネクタが前記付勢部材に抗して前記カバーを変位させ、前記第2のコネクタが前記ロック片に当接したときに、前記係止片と前記ロック片との係止が解除されて前記カバーが前記長手方向に沿って変位自在になり、前記貫通孔から前記ピンを表出させることを特徴とするコネクタセット。
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