JP6289854B2 - 内燃機関の燃焼室に燃料を噴射するためのアクチュエータユニット - Google Patents

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Description

本発明は、殊に内燃機関の燃焼室に燃料を噴射するためのアクチュエータユニットに関する。
このようなアクチュエータユニットには、導電性の励磁巻線と、強磁性リターン部(Eisenrueckschluss)を備えた強磁性回路(Eisenkreis)と、軸に沿って運動するアーマチュアとを有する。このアーマチュアは、ばねエレメントの保持力によって静止位置に保持され、これによってアーマチュアは、空隙を介して強磁性リターン部から離隔される。励磁巻線に最大のコイルで電流が流れて磁気的推進力が形成される場合に、アーマチュアは動作位置にあり、この動作位置では、アーマチュアは強磁性リターン部に接する。
このようなアクチュエータユニットは、例えば自動車技術においてソレノイドアクチュエータとして極めて頻繁に使用される。例えば、燃料噴射バルブの操作または原動機のインレットおよびアウトレットバルブにおけるカムユニットの位置調整に使用される。
図1に略示したようにソレノイドアクチュエータは、導電性の励磁巻線10と、可動のアーマチュア30を有する強磁性回路20と、強磁性リターン部とを有する。アーマチュア30と、強磁性リターン部との間には、アクチュエータが駆動制御されていない状態において空隙21があり、この空隙は、応用に応じて50μmと約1mmの間の値を取り得る。アーマチュア30は、例えば、ノズルニードル31またはこれに類似したものに接続されている。アーマチュア30は一般的に戻りばね15によって静止位置に保持され、ここでは空隙21が空いている。
励磁巻線10に電圧が加えられると、強磁性回路20における電流の増大と共に磁場が形成される。この磁場は、力を及ぼし、この力が空隙21を小さくしようとする。磁力が、戻りばねの逆向きに作用する力よりも小さいかぎり、アーマチュア20は、その静止位置から移動することはない。励磁電流がさらに増加するのに伴って磁力がばね力を上回ると、アーマチュア30は、強磁性回路20の強磁性リターン部の方向に、最終的に空隙21がその最小値に達するまで運動する。ここでこれは、アーマチュア30が、例えば図1に示していない当接部に向かって移動することよって行われる。
この運動に対する時間を決めるのは、アクチュエータユニットのスイッチオン時間である。この時間は、磁力を形成することの可能な速度に大きく依存する。ここにおける1つの問題は、比較的低い電圧では励磁電流が緩慢に形成され、これによってアーマチュアが緩慢に運動することである。このことは極端なケースでは、例えば自動車の車載電源網において発生し得る不足電圧においてアーマチュア30が当接部にもはや到達しないかまたは上記の静止位置をもはや離れることがないことにも成り得るのである。
このような状況を回避するため、強磁性回路のインダクタンス、すなわち、励磁巻線のインダクタンスを可能な限りに小さく選択することができる。しかしながらこれにより、励磁巻線を流れる電流が増大する。択一的または付加的に給電電圧を増大することができるが、これは、励磁巻線の所定のインダクタンスにおいて電流が急速に増大することになる。自動車にアクチュエータユニットを使用する際には車載電源網電圧は、公称12Vである。したがって電圧を高めることになれば、コストの高い電圧変換器が必要になってしまうのである。
本発明の課題は、冒頭に述べたタイプのアクチュエータユニットを構造的および/または機能的に改善することである。
この課題は、特許請求項1の特徴部分に記載した特徴的構成を有するアクチュエータユニットによって解決される。有利な実施形態は、従属請求項に記載されている。
本発明によって提供されるのは、殊に内燃機関の燃焼室における燃料を噴射するためのアクチュエータユニットである。このアクチュエータユニットには、導電性の励磁巻線と、強磁性リターン部を有する強磁性回路と、軸に沿って運動するアーマチュアとが含まれている。このアーマチュアは、ばねエレメントの保持力によって静止位置に保持され、これによってアーマチュアは、空隙を介して強磁性リターン部から離隔される。アーマチュアは、動作位置にあり、励磁巻線に最大のコイルで電流が流れて磁気的な運動力が形成される場合に、この作業位置においてアーマチュアは、強磁性リターン部に接する。上記の強磁性回路および/またはアーマチュアは、このアーマチュアが静止位置において強磁性回路の面部分に当接するように構成され、ここでこの面部分は、殊にアーマチュアの運動軸に対して垂直面に延材している。これにより、あらかじめ設定した電流が励磁巻線を流れるまで、面部分を通る磁場が形成され、ここでこの磁場は、軸方向に作用する磁気的保持力を形成し、この磁気的保持力は、ばねエレメントのばね力の方向に付加的に作用するのである。あらかじめ設定した電流値を上回ると、強磁性回路からの上記の面部分の間隔が増大するのに伴って上記の磁場は、択一的なパスを介して案内され、これによって上記の磁気的保持力が大きな傾斜で減少するのである。
従来技術から公知の磁気アクチュエータを略示する図である。 ソレノイドの形態をした従来のアクチュエータユニットの部分断面図である。 ソレノイドの形態をした本発明によるアクチュエータユニットの第1変形実施形態の部分断面図である。 アーマチュアがその静止位置にある場合に図3のアクチュエータユニットを通る磁力線の経過を示す図である。 アーマチュアが部分的にその動作位置の方向に運動する場合に図3のアクチュエータユニットを通る磁力線の経過を示す図である。 図3のアクチュエータユニットの励磁巻線を流れる種々異なる電流について力−変位グラフを示す図である。 図6の力−変位グラフの拡大した部分図である。 ソレノイドの形態をした本発明によるアクチュエータユニットの第2変形実施形態の部分断面図である。 図8のアクチュエータユニットのアーマチュアが、静止位置において強磁性回路に当接することを示す拡大部分図である。 アーマチュアがその静止位置にある場合に図8のアクチュエータユニットを通る磁力線の経過を示す図である。 アーマチュアがその動作位置の方向にx>0だけ運動している場合に図8のアクチュエータユニットを通る磁力線の経過を示す図である。 アーマチュアがその動作位置の方向にy>x>0だけ運動している場合に図8のアクチュエータユニットを通る磁力線の経過を示す図である。 図8のアクチュエータユニットの励磁巻線を流れる種々異なる電流について力−変位グラフを示す図である。 図13の力−変位グラフの拡大した部分図である。
本発明の基礎にある考察は、(以下の説明ではベース電流とも称する)所定の励磁電流が励磁巻線を流れる場合、ばねエレメントによって形成されるばね力と、磁気的推進力とが力の均衡状態に達した際にアーマチュアの運動が開始されることである。空隙を最小にするため、アクチュエータユニットに実際に優勢になっているアーマチュアを加速するための力は、これらの2つの力の都度の差分から得られる。したがってアーマチュアの加速度運動は、磁力を加速度的に形成することだけによって行うことができ、これそのものは、励磁巻線を流れる電流を形成する速度に依存するのである。
上記のアクチュエータユニットを構成することにより、上で定義したベース電流より大きな電流値まではアーマチュアは、その静止位置に保持される。この保持は、アクチュエータの構成から得られる付加的に形成される磁気的保持力によって行われる。上記の運動のスタート時におけるこの付加的な保持力が消失することにより、跳躍的な力が発生する。
アーマチュアは一層大きな推進力によってスタートできることにより、基本的には、アーマチュアの運動中に別の力を形成する必要がない。これにより、従来のアクチュエータユニットに比べて格段に迅速なスイッチング過程が可能になる。同様に迅速なスイッチング過程用に給電電圧を高める必要はなく、これによってコストのかかる電圧変換器を省略することができる。
別の利点は、ここで提案されるアクチュエータユニットをわずかな製造コストで実現できることである。
自動車の燃料噴射バルブにおいてここで提案したアクチュエータユニットを使用することにより、スイッチング時間が短くなり、ひいては最小噴射量を低減することができる。この最小噴射量は、バルブを開閉する間の時間によって決まる。これにより、所定の燃料調量に対して大きな利点が得られるのである。
ここで提案されるアクチュエータユニットの特徴は、励磁巻線を流れる大きなスイッチング電流に達するまでの時間が、ここで実現される力の跳躍なしに機能しなければならないアクチュエータユニットの場合よりも長くなることである。この延長される時間は一定であり、計算可能である。励磁巻線を駆動制御する際に相応の準備することにより、この時間を考慮することができる。
基本的には、付加的な磁気的保持力を供給するための面部分は、任意の形状を有し得る。
この面部分は、有利な実施形態によれば、アクチュエータおよび/または強磁性回路の突起部によって定めることができる。例えば、この面部分は、アーマチュアの軸の領域に配置することができる。ここでは有利であるのは、上記の突起部がポット状の形状を有することである。
別の有利実施形態において択一的には、上記のアーマチュアの軸に対して半径方向に離隔して面部分が配置される。この際に上記の突起部は、有利には環状の形状を有する。この突起部は、アーマチュアのボディを少なくとも部分的に包囲するため、この突起部は、閉じたリングの形状を有する。
上記の2つの実施形態が考慮しているのは、アクチュエータユニットが一般的には回転対称の形状を有するという状況である。上記の突起部の上で説明した形状により、アクチュエータユニットの殊に簡単な作製が可能である。
上記の部分の面積は、有利には所望の磁気的保持力に依存して選択される。この保持力がどのくらいの大きさでなければならないのか応じて面積は大きくまたは小さく選択される。当業者には公知のように、大きな面積は大きな保持力に結び付く。適切な面積は、実験または計算によって求めることができる。所望または必要な保持力に必要な面積が決まった場合、上記の突起部の形状を適当に選択することができる。
別の有利な実施形態では、上記の突起部は、この突起部は、所定の磁場強度において磁気的に飽和するような材料から作製される。この実施形態は、上記の磁気的保持力をあらかじめ設定した値に制限できることに寄与する。したがってアクチュエータユニットを駆動制御するために励磁巻線を流れる電流が、磁気飽和が発生する電流値を上回って増大された場合であっても、磁気的保持力は、所定の値を上回り得ないのである。これにより、上記のアーマチュアの運動がその動作位置において可能になることが補償されるのである。
別の有利な実施形態では、上記の突起部は、アーマチュアおよび/または強磁性回路との一体となった構成部材である。択一的には、この突起部を別個の構成部材として上記のアーマチュアおよび/または強磁性回路に結合することができる。このような結合は、形状結合的および/または材料結合的に行うことできる。
以下では、本発明を図面の実施例に基づいて詳しく説明する。
図2には、ソレノイドの形態をした従来の回転対称型アクチュエータユニット1の部分断面図が示されている。回転軸は、参照符号100で示されている。アクチュエータユニット1は、大きな操作変位に適している。大きな操作変位とは、数ミリメールまでのアーマチュアの可能な操作変位のことである。図2にはソレノイドの右半分だけが示されている。
アクチュエータユニット1には、導電性の励磁巻線10と、強磁性リターン部を備えた強磁性回路20と、回転軸100に沿って運動するアーマチュア30とが含まれている。アーマチュア30は、第1端部32および第2端部35を有する。回転対称に構成されたアーマチュア30は、シリンダ形状のボディを有しており、このボディは、例えば中央にアーマチュア突出部36を有する。アーマチュア突出部36も同様にシリンダとして構成されており、上記のボディよりも大きな直径を有する。
磁場透過性材料からなる強磁性回路20は、凹部26を有しており、この凹部内でアーマチュア突出部36が軸100に沿って上下にスライドすることができる。アーマチュア突出部36は、励磁巻線によって磁場が形成されないその静止位置において、凹部26の肩部25に対して間隔が空けられている(空隙22を参照されたい)。この静止位置は、図2に示していないばねエレメントによって発生し、このばねエレメントは、例えば、アーマチュア30の第2端部35にはめられている。ばねエレメントによって発生するばね力は、紙面で上に向かって(Aで示した矢印の向きとは逆に)上記の当接部にアーマチュア30を押し付ける。例えば、図2に詳しく説明していない当接部が、アーマチュア30の第2端部32の領域に設けられることによって上記の間隔は空けられ、この当接部は、紙面において上向きの別の運動を制限する。空隙25は、吸着力よりも大きい保持力が形成されることを阻止する。これは、アーマチュアの運動を阻止することになる。
励磁巻線10に電流が流れると直ちに、ばね力を上回った後、アーマチュア突出部36が強磁性回路20の肩部27(または別の当接部)に当接するまでアーマチュア30は矢印方向Aに運動する。この位置は、動作位置と称される。励磁巻線10を流れる電流がゼロに戻ると直ちに図2に示したように、図示しないばねエレメントのばね力によって向きAとは反対に静止位置に押し付けられる。
参照符号28によって示した三角形の強磁性リターン部により、磁場を所期のようにガイドすることにより、冒頭に述べたアーマチュアの長い駆動距離が可能になる。静止位置において幅dを有する動作空隙は、参照符号21で示されている。
冒頭にすでに説明したように、このようなアクチュエータユニット1では、アーマチュア10の運動は、所定の励磁電流(ベース電流)が励磁巻線10を通って流れ、ばね力と磁力とが釣り合った際にスタートする。アーマチュア30を加速するための瞬時に優勢な力は、これらの2つの力の都度の差分から得られる。このように構成されるアクチュエータユニットの欠点は、アーマチュア10の加速度運動は、磁力を加速度的に形成することだけで行われ、これは励磁巻線10を流れる電流を形成する速度に依存する。
アクチュエータユニットが図2とは異なる変更された構造を有する、以下で説明する2つの実施例では、アーマチュアは、上記のベース電流よりも大きな所定の大きな電流値まで、付加的な磁気的保持力により、その静止位置に保持される。この大きな電流値を上回った際には、アーマチュア10と強磁性回路20との間にわずかな間隔が生じると直ちに、アーマチュア10は運動し始め、上記の付加的な磁気的保持力が消失する。これにより、格段に大きな磁力がばね力に対抗し、この磁力は、アーマチュア10の運動のスタートの直後にはすでに作用しており、アーマチュア10の運動中になってはじめて形成する必要はないのである。
図3に示した第1実施例では、アーマチュア30の面部分33がアーマチュアの静止位置において強磁性回路20に当接するように強磁性回路20が変更されている。図3から容易にわかるように、面部分33は、軸100に対して垂直になっている面に延在している。面部分33の領域においてアーマチュアの第1端部32と、強磁性回路20の半径方向に延びる脚部23とは互いに接している。このことが意味するのは、静止位置において突出部24と、アーマチュア30の第1端部32との間の間隔34がx=0なることである。
図4には、励磁巻線10に電流が流れる場合の、図3のアクチュエータユニット1を通る磁力線の経過が示されている。図4においてアーマチュアはまだその静止位置にある。図4からわかるように磁力線の一部は、面部分33を通過している。これにより、すでに述べたばね力の向きに、付加的に作用する磁気的保持力が形成される。
励磁巻線10を流れる電流が大きくなるのに伴い、向きAに作用する磁力(磁気的推進力)と、これとは逆向きの磁気的保持力とが形成される。強磁性リターン部が、面部分33の領域において、飽和磁化に達した場合、上記の磁気的保持力はさらには増大しないが、磁気的推進力は増大する。この磁気的推進力が、ばね力と磁気的保持力との総和よりも大きくなると、間隔34が大きくなる。すなわちxは0よりも大きくなるのである。面部分34の領域に発生する空隙に起因して磁力線はもはや面部分33を通らず、択一的なパスを介して案内される。この結果、上記の磁気的保持力が大きな勾配で減少するのである。
この状況は、面部分33の領域に間隙が発生した後、図3のアクチュエータユニット1を通る磁力線の経過を示す図5に例示的に示されている。これにより、格段に増大した磁気的推進力がばね力に対抗する。ここでこの磁気的推進力は、アーマチュア10の運動がスタートした直後には作用しており、アーマチュア運動中にはじめて形成される必要はない。これによって所望の力の跳躍が得られ、これによってアクチュエータユニット1のスイッチ時間が短縮が可能になる。
図6および7の力−変位−グラフは、磁気的推進力のシミュレーションした力−変位−経過を示している。ここで図6は、進んだ全変位(1.0mm〜−1.0mm)を示している。+1.0mmに図3のアクチュエータユニット1の静止位置がある。図7は、上記の変位の(+1.0mmから+0.9mmの)一部分が示されている。殊にここで極めてはっきり見て取れるのは、はじめのうちの付加的な磁気的保持力(いわゆるプラスの力の値)が、微小の変位(0.02mm)の後に完全に消滅することである。これにより、ここまで形成されるすべての磁力が、アーマチュア10の加速に利用できるのである。
図8に示した第2実施例では、上記の磁気的保持力は、環状の突起部37により、アーマチュア突出部36の領域に形成される。ここでこの突起部は、アーマチュアのボディを完全にまたは少なくとも部分的に取り巻いている。断面におけるウェブ状の突起部の形状は、図9の拡大図に示されている。突起部37と、強磁性回路20の凹部26の肩部25とが接する面は、上記の磁気的保持力を決定する。基本的に上記の載置面は、(例えばウェブ幅を変更することにより)図示した実施例よりも大きくまたは小さく選択することができる。図3に示した第1実施例とは異なり、強磁性回路20は、回転軸100の領域の中央部にある突起部24を備えた肩部23を有する必要はない。
磁場が形成される際、環状の突起部37および強磁性回路20を通る磁場は、軸方向の磁気的保持力を形成し、この磁気的保持力は、(矢印の向きAの)磁気的推進力に対抗する。この磁気的推進力は、アーマチュア30から下側の三角形をした強磁性リターン部28に延在する磁場によって形成される。突起部37は、その材料が、所定の磁場強度において磁気的に飽和するように構成され、ここでこの所定の磁場強度には、最大のコイル電流より小さい電流値で到達する。さらに電流が増大すると、上記の磁場はますます、強磁性回路20の軸方向に延在する部分からアーマチュア10を通るようになる。これにより、軸方向の磁気的保持力は、さらに増大することはない。しかしながら矢印Aの向きに作用する磁気的推進力は、電流の流れが増大すると共にさらに増大するため、全体として上記の推進力が増大するのである。この磁気的推進力が最終的に上記の磁気的保持力を上回り、また図示しないばねエレメントのばね力も上回ると、アーマチュア10は運動し始める。突起部37と強磁性回路20との間には、磁気抵抗を増大させる空隙が形成される。この結果、上記の磁場の経過は、跳躍的に変化にするのである。突起部37を通る軸方向(アーマチュア30がその静止位置にある図10を参照されたい)から、アーマチュア30と強磁性回路20との間の半径方向の空隙を通る半径方向に切り換えられ、このことは図11(間隔x>0)および図12(y>x>0)の時間的な順序において識別可能である。このような理由から、上記の磁気的保持力は、短い変位で減少する。
図13および14には1つずつの力−変位−グラフが示されており、このグラフは、磁気的推進力の力−変位−経過をシミュレーションしている。図13は、進んだ全変位を示している(1.0ミリメートル〜−1.0mm)。ここでは+1.0mmに図8のアクチュエータユニット1の静止位置がある。図14はここでも(+1.0mm〜+0.9mmの)変位の一部分を示している。ここでも、いわゆるプラスの力の値を有するはじめのうちの付加的な磁気的保持力がはっきりと示されており、この磁気的保持力は、最小の変位の後、完全に消失している。これにより、これまで形成されるすべての磁力が、アーマチュア10の加速に利用可能なのである。
図3および8に示した実施例が、本発明において簡単に変更できることは明らかである。これは、殊にアーマチュアおよび/または強磁性回路における上記の突起部の形状および配置に当てはまる。
アクチュエータユニットの上で説明した構成により、従来のアクチュエータユニットによりも大きな推進力でアーマチュア10をスタートさせることができる。これにより、アーマチュアの運動中にもはや別の力を形成する必要はない。これにより、結果的に格段に高速なスイッチングが可能になる。またスイッチング過程に対し、給電電圧を高める必要がないのである。
上で提案したアクチュエータユニットは、燃料噴射バルブとしての使用に適しており、この燃料噴射バルブによれば、短いスイッチング時間が可能になり、ひいては最小噴射量を低減することができる。
1 アクチュエータユニット、 10 励磁巻線、 15 ばねエレメント、 20 強磁性回路、 21 空隙、 23 肩部、 24,37 突起部、 26 凹部、 28 強磁性リターン部、 30 アーマチュア、 32 第1端部、 33 面部分、 35 第2端部、 36 アーマチュア突出部、 38 ボディ、 100 回転軸

Claims (11)

  1. 殊に内燃機関の燃焼室に燃料を噴射するためのアクチュエータユニットであって、
    該アクチュエータユニットは、導電性の励磁巻線(10)と、強磁性リターン部を備えた強磁性回路(20)と、軸に沿って運動可能なアーマチュア(30)とを有しており、
    該アーマチュア(30)は、ばねエレメント(15)の保持力によって静止位置に保持されて、前記アーマチュア(30)は、空隙(21)を介して前記強磁性リターン部から離隔されており、
    前記励磁巻線(10)に最大のコイル電流が流れて磁気的推進力が形成される時、前記アーマチュア(30)は、前記アーマチュア(30)が前記強磁性リターン部に接する動作位置にあり、
    前記静止位置において前記アーマチュア(30)が、面部分(33)によって、運動方向に前記強磁性回路(20)に当接するように前記強磁性回路(20)および/または前記アーマチュア(30)は構成されており、
    前記面部分(33)は、殊に前記アーマチュア(30)の運動の軸に対して垂直な面に延在しており、これによって前記励磁巻線(10)を流れるあらかじめ設定した電流までは、前記面部分(33)を通る磁場が形成され、該磁場は、軸方向に作用する磁気的保持力を形成し、該磁気的保持力は、前記ばねエレメント(15)のばね力の向きに付加的に作用し、
    前記あらかじめ設定した電流値を上回った場合、前記強磁性回路(20)からの前記面部分(33)の間隔(34)が増大するのに伴って、前記磁場は択一的なパスを介して案内され、これによって前記磁気的保持力が大きな傾斜で減少する、
    ことを特徴とするアクチュエータユニット。
  2. 請求項1に記載のアクチュエータユニットにおいて、
    前記面部分(33)は、前記アーマチュア(30)および/または前記強磁性回路(20)の突起部(24,37)によって定められる、
    ことを特徴とするアクチュエータユニット。
  3. 請求項1または2に記載のアクチュエータユニットにおいて、
    前記面部分(33)は、前記アーマチュア(30)の前記軸(100)の領域に配置されている、
    ことを特徴とするアクチュエータユニット。
  4. 請求項3に記載のアクチュエータユニットにおいて、
    前記突起部(24,37)は、ポット形状を有する、
    ことを特徴とするアクチュエータユニット。
  5. 請求項1または2に記載のアクチュエータユニットにおいて、
    前記面部分(33)は、前記アーマチュア(30)の前記軸に対して半径方向に離隔されて配置されている、
    ことを特徴とするアクチュエータユニット。
  6. 請求項5に記載のアクチュエータユニットにおいて、
    前記突起部(24,37)は、環状の形状を有する、
    ことを特徴とするアクチュエータユニット。
  7. 請求項6に記載のアクチュエータユニットにおいて、
    前記突起部(24,37)は、前記アーマチュア(30)のボディ(38)を少なくとも部分的に取り巻いている、
    ことを特徴とするアクチュエータユニット。
  8. 請求項1から7までのいずれか1項に記載のアクチュエータユニットにおいて、
    前記面部分(33)の面積は、所望の磁気的保持力に依存して選択される、
    ことを特徴とするアクチュエータユニット。
  9. 請求項1から8までのいずれか1項に記載のアクチュエータユニットにおいて、
    前記突起部(24,37)は、当該突起部(24,37)が所定の磁場強度において磁気的に飽和するような材料から作製されている、
    ことを特徴とするアクチュエータユニット。
  10. 請求項1から8までのいずれか1項に記載のアクチュエータユニットにおいて、
    前記突起部(24,37)は、前記アーマチュア(30)および/または前記強磁性回路と一体になった構成部材である、
    ことを特徴とするアクチュエータユニット。
  11. 請求項1から8までのいずれか1項に記載のアクチュエータユニットにおいて、
    前記突起部(24,37)は、別個の構成部材として前記アーマチュア(30)および/または前記強磁性回路(20)に結合されている、
    ことを特徴とするアクチュエータユニット。
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