以下に、図面を参照して、本発明を実施するための形態(以下、「実施の形態」という)について説明する。なお、以下の説明においては、本発明にかかる携帯機器の一例として、デジタル一眼レフカメラ等の撮像装置を例示するが、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。また、図面の記載において、同一の部分には同一の符号を付している。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1にかかる撮像装置の被写体に面する側(前面側)の構成を示す斜視図である。図2は、本発明の実施の形態1にかかる撮像装置のユーザに面する側(背面側)の構成を示す斜視図である。図3は、本発明の実施の形態1にかかる撮像装置の構成を示すブロック図である。図1〜図3に示す撮像装置1は、本体部2と、本体部2に着脱自在なレンズ部3と、本体部2に着脱自在な接眼表示部(電子ビューファンダー)4と、を備える。
図1〜図3に示すように、本体部2は、撮像部201と、撮像駆動部202と、信号処理部203と、フラッシュ発光部204と、移動状態判定部205と、タイマー206と、第1通信部207と、第2通信部208と、操作入力部209と、表示部210と、タッチパネル211と、記憶部212と、電源部213と、電源供給部214と、制御部215と、を有する。
撮像部201は、レンズ部3が集光した光を受光して電気信号に変換するCCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等の撮像素子と、シャッタとを用いて構成される。
撮像駆動部202は、レリーズ信号に応じて撮像素子およびシャッタを駆動させる機能を有する。たとえば、撮像駆動部202は、所定のタイミングで撮像部201の撮像素子から画像データ(アナログ信号)を信号処理部203に出力させる。
信号処理部203は、撮像部201から出力されるアナログ信号に増幅等の信号処理を施した後、A/D変換を行うことによってデジタルの画像データを生成して出力する。
フラッシュ発光部204は、キセノンランプやLED(Light Emitting Diode)等を用いて構成される。フラッシュ発光部204は、撮像装置1が撮像する視野領域へ向けて補助光であるストロボ光を照射する。
図4は、移動状態判定部205の一部をなす加速度センサの構成を示す図である。図4に示す加速度センサ10は、MEMS(Micro Electro Mechanical Systems)プロセスによって形成された静電容量型の加速度センサである。加速度センサ10は、直方体状のチップ11の主面の四隅付近に端部が固定された状態で架橋された梁構造を有する金属製の可動部12と、チップ11の主面であって可動部12の端部が固定された主面上に設けられた金属性の二つの平板部13と、を有する。可動部12は、チップ11の主面の同じ方向に沿ってそれぞれ帯状に延在し、両端部が固体された二つの延在部12aと、二つの延在部12aの中央部同士を延在部12aが延びる方向と直交する方向に沿って連結する帯状の連結部12bと、連結部12bの中央部から延在部12aが延びる方向と平行に帯状に突出する突出部12cと、を有する。
以上の構成を有する加速度センサ10は、図4の左右方向(矢印方向)の加速度が加わった場合、可動部12が延在部12aの端部を除いて左右方向に撓んで変形する。このため、突出部12cと平板部13との位置関係が変化して静電容量が変換する。加速度センサ10は、この静電容量の変化に基づく信号(電圧)を出力する。
図5は、撮像装置1における移動状態判定部205の構成を模式的に示す図である。図5に示すように、移動状態判定部205は、加速度の検出方向が互いに直交する三つの加速度センサ10を有する。具体的には、撮像装置1に固有の座標系として、撮像装置1の幅方向と平行なx軸、撮像装置1の鉛直方向と平行なy軸、および撮像装置1の光軸と平行なz軸をとり、各軸方向の加速度成分をそれぞれ検出する三つの加速度センサ10を撮像装置1の本体部2の所定の位置に取り付ける。
このような構成を有する移動状態判定部205によれば、ユーザが撮像装置1を被写体側(z方向)に向けて移動させた場合、この移動によって生じる加速度を的確に検知することができる。さらに、ユーザが撮像装置1を用いて被写体を追跡する追跡状態も検知することができる。また、移動状態判定部205は、表示部210が表示する画像の横方向と撮像装置1の水平方向とがほぼ等しい場合に撮像装置1の移動状態を判定する。なお、移動状態判定部205は、手ブレの判定やこの判定に基づく画像の補正を行う場合に用いることもできる。
図6は、撮像装置1を被写体に向けて移動させた場合に移動状態判定部205の一部をなす加速度センサ10が検出する加速度の大きさの時間変化を示す図である。図6において、曲線Lz1は、撮像装置1のz軸方向(図5を参照)の加速度の大きさの時間変化を示す。図6では、横軸が時間tを示し、縦軸が加速度センサ10によって検出される加速度の大きさaを示す。また、図6では、撮像装置1が被写体に向けて進行する方向の加速度を正としている。
図6に示すように、撮像装置1のz軸方向の加速度の大きさは、ユーザが時点t1で撮像装置1を被写体側に向けて移動を開始し、時点t2で撮像装置1の移動を停止させた場合、パルス状の時間変化を示す(曲線Lz1を参照)。このように、移動状態判定部205は、撮像装置1が移動した場合、加速度の変化に従って、撮像装置1の移動を判定することができる。
タイマー206は、計時機能や撮影日時の判定機能を有する。タイマー206は、撮像された画像データに日時データを付加するため、制御部215に日時データを出力する。
第1通信部207は、本体部2に装着されたレンズ部3との通信を行うための通信インターフェースである。第2通信部208は、本体部2に装着される接眼表示部4との通信を行うための通信インターフェースである。なお、第2通信部208は、本体部2に装着されるアクセサリ、たとえばエレクトロニックフラッシュやマイク等と通信を行うこともできる。
操作入力部209は、図1および図2に示すように、撮像装置1の電源状態をオン状態またはオフ状態に切り換える電源スイッチ209aと、静止画撮影の指示を与える静止画レリーズ信号を入力するレリーズスイッチ209bと、撮像装置1に設定された各種撮影モード切換の指示を与える切換信号を入力する撮影モード切換スイッチ209cと、表示部210が表示する画像の表示時間における延長の指示を与える指示信号の入力を受け付ける表示延長スイッチ209dと、を有する。なお、表示延長スイッチ209dが本実施の形態にかかる入力部として機能する。
表示部210は、液晶または有機EL(Electro Luminescence)等からなる表示パネルを用いて実現される。表示部210は、画像データに対応する横長の画像を表示する。表示部210は、撮像装置1の動作指示に関する情報や撮影に関する撮影情報を表示する。なお、表示部210が表示する画像の大きさ(表示領域)としては、3inch程度あればよい。
タッチパネル211は、表示部210の表示画面上に設けられる。タッチパネル211は、ユーザが表示部210で表示される情報に基づいて接触した位置を検出し、この検出した接触位置に応じて撮像装置1が行う動作を指示する動作指示の入力を受け付ける。一般に、タッチパネルとしては、抵抗膜方式、静電容量方式、光学方式等がある。本実施の形態では、いずれの方式のタッチパネルであっても適用可能である。
記憶部212は、撮像装置1の内部に固定的に設けられるフラッシュメモリやDRAM(Dynamic Random Access Memory)等の半導体メモリを用いて実現される。記憶部212は、撮像装置1を動作させるための各種プログラム、本実施の形態1にかかるプログラムおよびプログラムの実行中に使用される各種データやパラメータ等を記憶する。記憶部212は、画像データを記憶するとともに、本体部2に装着可能なレンズ部3の情報やレンズ部3の種類に応じた画像データの補正情報等の情報を記憶する。なお、記憶部212が、外部から装着されるメモリカード等のコンピュータで読取可能な記憶媒体を含むものであってもよい。
電源部213は、撮像装置1に着脱自在なバッテリを用いて構成される。電源供給部214は、撮像装置1の各構成部(装着されるレンズ部3および接眼表示部4も含む)に対して電源部213の電力を供給する。なお、電源供給部214は、外部電源(図示せず)から供給される電量を撮像装置1の各構成部に供給するようにしてもよい。
制御部215は、CPU(Central Processing Unit)等を用いて構成される。制御部215は、操作入力部209やタッチパネル211からの指示信号や切換信号等に応じて撮像装置1を構成する各部に対応する指示やデータの転送等を行って撮像装置1の動作を統括的に制御する。制御部215は、画像処理部215aと、顔検出部215bと、撮影制御部215cと、表示制御部215dと、を有する。
画像処理部215aは、信号処理部203を介して撮像部201から入力される画像データに対して各種の画像処理を施して記憶部212に出力する。具体的には、画像処理部215aは、画像データに対して、少なくともエッジ強調、ホワイトバランス、色補正およびγ補正を含む画像処理を行う。
顔検出部215bは、画像データに対応する画像に含まれる人物の顔をパターンマッチングによって検出する。なお、顔検出部215bは、人物の顔だけでなく、犬や猫等の顔を検出してもよい。さらに、顔検出部215bは、パターンマッチング以外の周知技術を用いて人物の顔を検出してもよい。
撮影制御部215cは、静止画レリーズ信号が入力された場合、撮像装置1における静止画撮影動作を開始する制御を行う。ここで、撮像装置1における静止画撮影動作とは、撮像駆動部202の駆動によって撮像部201が出力した画像データに対し、信号処理部203および画像処理部215aが所定の処理を施す動作をいう。このようにして処理が施された画像データは、撮影制御部215cの制御のもと、記憶部212に記憶される。撮影制御部215cは、移動状態判定部205の判定結果に応じて、タッチパネル211が検出する検出領域を変更する、具体的には、撮影制御部215cは、移動状態判定部205によって撮像装置1が移動状態であると判定された場合、タッチパネル211が検出する検出領域を右領域に設定する。ここで、右領域とは、表示部210の表示領域を略半分にした際の右側の領域である。具体的には、ユーザが右手の人差し指でレリーズスイッチ209bに添えた状態で右手の親指がタッチパネル211に対してタッチできる範囲である。
表示制御部215dは、移動状態判定部205の判定結果に応じて、撮像部201が生成した画像データに対応する画像を、表示部210および/または接眼表示部4に表示させる。具体的には、表示制御部215dは、移動状態判定部205によって撮像装置1が移動状態であると判定された場合、ライブビュー画像を表示部210に表示させる一方、移動状態判定部205によって撮像装置1が移動状態でないと判定された場合、ライブビュー画像を接眼表示部4に表示させる。また、表示制御部215dは、移動状態判定部205の判定結果に応じて、撮像装置1が行う動作を指示する動作指示に関する動作情報の内容を変更して表示部210および/または接眼表示部4に表示させる。具体的には、表示制御部215gは、移動状態判定部205によって撮像装置1が移動状態であると判定された場合、撮像装置1が受け付ける動作指示に関する動作情報を、撮像装置1の移動状態においてユーザが選択可能な動作指示に対応するアイコンを表示部210および/または接眼表示部4に表示させる。さらに、表示制御部215dは、ライブビュー画像の表示を、接眼表示部4から表示部210に切換える場合または表示部210から接眼表示部4に切換える場合、ライブビュー画像の表示先を切換えることを示す切換情報を、表示部210または接眼表示部4に表示させる。さらにまた、表示制御部215dは、ライブビュー画像の表示を切換えるまでの時間を表示部210または接眼表示部4に表示させる。
以上の構成を有する本体部2に対して、音声入出力機能、またはインターネットを介して外部のパーソナルコンピュータ(図示せず)と双方向に通信機能等を具備させてもよい。
レンズ部3は、光学系301と、レンズ駆動部302と、絞り駆動部303と、レンズ操作部304と、レンズ記憶部305と、レンズ通信部306と、レンズ制御部307と、を備える。
光学系301は、一または複数のレンズを用いて構成される。光学系301は、所定の視野領域から光を集光し、この集光した光を撮像部201に結像する。光学系301は、光学系301の焦点距離を変更することにより、光学系301の画角を変更するズームレンズ301aと、光学系301が集光した光の入射量を制限することにより露出の調整を行う絞り機構301bと、を有する。
レンズ駆動部302は、ステッピングモータやDCモータ等を用いて構成される。レンズ駆動部302は、光学系301のレンズを光軸上で移動させることにより、光学系301のピント位置や焦点距離等の変更を行う。具体的には、レンズ駆動部302は、ズームレンズ301aを光軸上で移動させることにより、光学系301の焦点距離の変更を行う。
絞り駆動部303は、ステッピングモータ等を用いて構成される。絞り駆動部303は、絞り機構301bを駆動することにより、撮像部201に入射する光の光量を調整する。
レンズ操作部304は、レンズ部3のレンズ鏡筒の周囲に設けられるズームリングやピントリングであり、光学系301内のレンズを操作する信号が入力される。なお、レンズ操作部304は、プッシュ式のスイッチ等であってもよい。
レンズ記憶部305は、光学系301のズームレンズ301a等の位置や動きを決定するための制御用プログラムを記憶する。レンズ記憶部305は、ズームレンズ301aの倍率、焦点距離、収差およびF値(明るさNo)等を記憶する。
レンズ通信部306は、レンズ部3が本体部2に装着されたときに、本体部2の第1通信部207と通信を行うための通信インターフェースである。
レンズ制御部307は、CPU(Central Processing Unit)等を用いて構成される。レンズ制御部307は、本体部2からの指示信号に応じてレンズ部3の動作を制御する。
接眼表示部4は、液晶または有機EL(Electro Luminescence)等からなる表示パネルを用いて実現される。接眼表示部4は、画像データに対応するライブビュー画像を表示する。接眼表示部4は、ライブビュー画像の表示領域が表示部210の表示領域より小さい。たとえば、接眼表示部4が表示するライブビュー画像の大きさ(表示領域)が1inch程度であればよい。接眼表示部4は、撮像装置1が行う動作を指示する動作指示に関する動作情報または撮影状況に関する情報をライブビュー画像に重畳して表示する。接眼表示部4は、ユーザが目を近接させることにより、ライブビュー画像が確認される。接眼表示部4は、本体部2に装着されたときに、本体部2の第2通信部208と通信を行う接眼通信部401を有する。
以上の構成を有する撮像装置1において、ユーザが撮像装置1を用いて移動しながら撮影を行う際に接眼表示部4で画像を確認することが難しい状況について説明する。図7は、撮像装置1を用いて撮影を行う際に接眼表示部4で画像を確認することができる状況の一例を模式的に示す図である。図8は、撮像装置1を用いて移動しながら撮影を行う際に接眼表示部4で画像を確認することが難しい状況の一例を模式的に示す図である。図9は、撮像装置1を用いて移動しながら撮影を行う際に接眼表示部4で画像を確認することが難しい状況の別の一例を模式的に示す図である。
図7に示すように、ユーザが停止した状態で撮影を行う状況では、撮影時に生じる手ブレを防止するため、右手で本体部2を保持しながら右手の人差し指をレリーズスイッチ209bに添える一方、左手でレンズ部3を支えながら左手の親指と中指でレンズ操作部304を操作する。さらに、接眼表示部4を覗き込みながら撮影を行う。
これに対して、ユーザが荷物を持ちながら歩いて片手で撮影を行う場合のように、ユーザが接眼表示部4に覗き込みながらライブビュー画像で撮影の構図を確認すると、ユーザの視野が狭くなるので歩きづらい。このため、ユーザは、図8に示すように、接眼表示部4の表示領域より大きい表示部210でライブビュー画像を見ながら撮影する方が安全である。
また、図9に示すように、ユーザがスキー等で滑走や滑降しながら被写体を追跡して撮影を行う場合において、ユーザが接眼表示部4に覗き込みながら撮影を行うとき、ユーザの視野が狭くなることで滑走や滑降が難しくなる。このため、ユーザは、表示部210で表示されるライブビュー画像を見ながら撮影する方が安全かつ容易に滑走や滑降を行うことができる。そこで、本実施の形態1では、表示制御部215dは、移動状態判定部205の判定結果に応じて、撮像部201が生成した画像データに対応する画像を表示部210および/または接眼表示部4に表示させる。具体的には、表示制御部215dは、移動状態判定部205によって撮像装置1が移動状態であると判定された場合、撮像部201が生成した画像データに対応する画像を接眼表示部4に表示させる一方、移動状態判定部205によって撮像装置1が移動状態でないと判定された場合、撮像部201が生成した画像データに対応する画像を表示部210に表示させる。
つぎに、移動状態判定部205が撮像装置1の移動状態を判定する判定方法について説明する。図10は、ユーザが撮像装置1を用いて移動する際の状況を模式的に示す図である。図11は、図10に示す状況下において被写体側から見た正面を模式的に示す図である。図12は、図10に示す状況下において移動状態判定部205の一部をなす加速度センサ10が検出する加速度の大きさの変化を示す図である。なお、図12において、縦軸が加速度の大きさaを示し、横軸が時間tを示す。さらに、曲線Ly2が撮像装置1の上向きを正とした際のy軸方向の加速度センサが検出する加速度の大きさaを示し、曲線Lz2が撮像装置1の光軸が被写体に向かう向きを正とした際のz軸方向の加速度センサが検出する加速度の大きさaを示す。また、時点ta〜時点teは、図10の時点ta〜時点teそれぞれに対応する。
図10および図11に示すように、撮像装置1は、ユーザの移動に伴う足の動き(図10では、踏み出し状態の足を斜線にて表現)に応じて、上下(鉛直方向)に大きく揺れる。この上下の動きに応じて、y軸方向の加速度(曲線Ly2を参照)は、周期的にほぼ一定の変化を有する波長となって加速度センサ10に検出される。さらに、撮像装置1は、ユーザが足を踏み込んだときに大きく前に移動する。この前に移動する動きに応じて、z軸方向の加速度(曲線Lz2を参照)も、周期的にほぼ一定の変化を有する波長となって加速度センサ10によって検出される。このため、本実施の形態1では、移動状態判定部205は、撮像装置1が撮影を行う際に、撮像装置1の鉛直方向(y軸方向)における加速度の変化の周期と、水平方向(z軸)における加速度の変化の周期とがほぼ一致する場合、撮像装置1が移動状態(追跡状態)であると判定する。また、移動状態判定部205が判定する鉛直方向および水平方向それぞれの加速度の変化の周期としては、1秒程度であればよい。なお、移動状態判定部205は、ユーザの歩行、滑降および滑走等の状態を判定し、この判定結果と、ユーザによる撮像装置1の構え方等とを参照して、追跡状態(追跡撮影)または並走状態(並走撮影)であるか否かを判定してもよい。
このように、上述した状況において、ユーザが撮像装置1を用いて撮影を行う際に動作指示の入力が難しい操作について詳細に説明する。図13〜図15は、図8に示す状況においてユーザが撮影を行う際に動作指示の入力が難しい操作の一例を模式的に示す図である。図16は、図8に示す状況下においてユーザが撮影を行う際に動作指示の入力が可能な操作の一例を模式的に示す図である。
図13および図14に示すように、右手で撮像装置1を支えながらタッチパネル211に対して左手でタッチするタッチ操作、またはタッチパネル211の複数個所にタッチして拡大表示させるマルチタッチ操作等は、ユーザが歩きながら撮影を行う際には非常に難しい操作である。さらに、図15に示すように、被写体のシャッタチャンスを逃すことを防止するため、ユーザが右手の人差し指でレリーズスイッチ209bをいつでも押せるようにした状況では、撮影モード切換スイッチ209cを操作する切換操作、または表示部210から視線を移して操作しなければならないズーム操作等は、非常に難しい操作である。
これに対して、図16に示すように、ユーザが右手の人差し指でレリーズスイッチ209bをいつでも押せるようにした状況では、タッチパネル211に対して右手の親指によるタッチ操作やスライド操作を行うことができる。そこで、本実施の形態1では、撮影制御部215cが移動状態判定部205の判定結果に応じて、タッチパネル211が入力を受け付ける領域を変更する。具体的には、撮影制御部215cは、移動状態判定部205によって撮像装置1が移動状態であると判定された場合、タッチパネル211が入力を受け付ける領域を右領域のみに設定する。さらに、表示制御部215dは、表示部210が表示する動作指示に関するアイコンの内容を、撮像装置1の初期状態においてユーザが選択可能な第1の動作指示から撮像装置1の移動状態においてユーザが選択可能な第2の動作指示に切換える。これにより、ユーザは、移動しながらの撮影または被写体を追跡しながらの撮影を行う状況下であっても、動作指示の入力を行うことができる。
つぎに、以上の構成を有する撮像装置1が行う動作についいて説明する。図17は、撮像装置1が行う処理の概要を示すフローチャートである。
図17に示すように、まず、制御部215は、撮像装置1が撮影モードに設定されているか否かを判断する(ステップS101)。撮像装置1が撮影モードに設定されている場合(ステップS101:Yes)、撮像装置1は後述するステップS102へ移行する。一方、撮像装置1が撮影モードに設定されていない場合(ステップS101:No)、撮像装置1は後述するステップS124へ移行する。
ステップS101において、撮像装置1が撮影モードに設定されている場合(ステップS101:Yes)について説明する。この場合、撮像装置1は、撮影制御部215cの制御のもと、撮影を開始する(ステップS102)。
続いて、移動状態判定部205は、撮像装置1の移動状態を判定する移動状態判定処理を実行し(ステップS103)、撮像装置1はステップS104へ移行する。
ステップS104において、撮像装置1が移動中である場合(ステップS104:Yes)について説明する。この場合、表示制御部215dは、第2の動作指示に関する情報を表示部210に表示させる表示モードとして表示モード2に設定し(ステップS105)、撮像部201が生成した画像データに対応するライブビュー画像を表示部210に表示させる(ステップS106)。具体的には、図18に示すように、表示制御部215dは、第2の動作指示に関する情報としてアイコンA1,A2をライブビュー画像に重畳して表示部210に表示させる。アイコンA1は、タッチパネル211を介して動画撮影の開始または停止の指示信号の入力を受け付けるアイコンである。アイコンA2は、タッチパネル211を介して光学系301の画角(ズーム倍率)の変更を指示する指示信号の入力を受け付けるアイコンである。なお、表示制御部215dは、アイコンA,A2を接眼表示部4に表示させてもよい。
続いて、撮影制御部215cは、タッチパネル211が入力を受け付ける検出領域を右領域に設定する(ステップS107)。これにより、ユーザは、右領域内で表示されるアイコンに基づいて、動作指示の入力を行うことができる。なお、制御部215がタッチパネル211に対して設定する検出領域は、適宜設定することができる。
その後、制御部215は、撮像装置1に表示モード2が設定された後、所定時間t1(たとえば30秒)経過したか否かを判断する(ステップS108)。表示モード2が設定された後、所定時間t1経過している場合(ステップS108:Yes)、接眼表示部4をオフにし(ステップS109)、撮像装置1はステップS110へ移行する。
ステップS110において、ユーザが表示部210の画面上で表示されるアイコンの領域内でタッチパネル211をタッチまたはレリーズスイッチ209bを押下する操作があった場合(ステップS110:Yes)、撮影制御部215cは、操作に応じた制御、たとえば静止画撮影やズーム動作処理を実行し(ステップS111)、撮像装置1はステップS112へ移行する。
ステップS110において、操作がない場合(ステップS110:No)、撮像装置1はステップS112へ移行する。
ステップS112において、電源スイッチ209aが押された場合(ステップS112:Yes)、制御部215は、電源をオフする制御を行い(ステップS113)、一連の処理を終了する。
ステップS112において、電源スイッチ209aが押されていない場合(ステップS112:No)、撮像装置1はステップS101へ戻る。
ステップS108において、表示モード2が設定された後、所定時間t1経過していない場合(ステップS108:No)について説明する。この場合、表示制御部215dは、ライブビュー画像を表示部210に表示させる旨の注記を接眼表示部4に表示させる(ステップS114)。具体的には、図19に示すように、表示制御部215dは、接眼表示部4が表示しているライブビュー画像W1の領域R1に、ライブビュー画像が切り換わる旨の注記を重畳して表示させる。さらに、表示制御部215dは、ライブビュー画像の表示が接眼表示部4から表示部210に切り換わるまでの時間に対応するタイムバーA3を表示させる。これにより、ユーザは、ライブビュー画像が表示される表示先と表示先が切り換わるまでの時間を直感的に把握することができる。
ステップS104において、撮像装置1が移動中でない場合(ステップS104:No)について説明する。この場合、表示制御部215dは、第1の動作指示に関する情報を表示部210に表示させる表示モードとして表示モード1を設定し(ステップS115)、撮像部201が生成した画像データに対応するライブビュー画像を接眼表示部4に表示させる(ステップS116)、具体的には、図20に示すように、表示制御部215dは、第1の動作指示に関する情報として、複数の動作指示に関するアイコンA11〜A16を表示部210に表示させるとともに、ライブビュー画像を接眼表示部4に表示させる。
続いて、制御部215は、タッチパネル211が入力を受け付ける領域を全領域に設定する(ステップS117)。これにより、ユーザは、停止時に、表示部210が表示するアイコンの領域においてタッチパネル211をタッチすることにより、所望の動作指示の入力を行うことができる。さらに、ユーザは、停止した状態であっても、接眼表示部4で表示されるアイコンA11〜A16を見ながら、表示部210で表示されるアイコンA11〜A16の位置を推測しながら所望の動作指示の入力を行うことができる。
その後、制御部215は、撮像装置1に表示モード1が設定された後、所定時間t2(t1<t2,たとえば2分)経過したか否かを判断する(ステップS118)。表示モード1が設定された後、所定時間t2経過後(ステップS118:Yes)、表示延長スイッチ209dが操作されることにより表示部210による表示を延長する延長操作がある場合(ステップS119:Yes)、撮像装置1は後述するステップS122へ移行する。一方、延長操作がない場合(ステップS119:No)、制御部215は、表示部210の表示をオフにし(ステップS120)、撮像装置1は後述するステップS122へ移行する。
ステップS118において、表示モード1が設定された後、所定時間t2経過していない場合(ステップS118:No)、表示制御部215dは、表示部210にライブビュー画像が接眼表示部4に表示される旨の注記を表示部210に表示させ(ステップS121)、撮像装置1はステップS122へ移行する。
ステップS122において、ユーザが表示部210の画面上で表示されるアイコンの領域内でタッチパネル211をタッチ操作またはレリーズスイッチ209bを押下する操作があった場合(ステップS122:Yes)、撮影制御部215cは、操作に応じた制御を実行し(ステップS123)、撮像装置1はステップS112へ移行する。
ステップS122において、ユーザによる操作がない場合(ステップS122:No)、撮像装置1はステップS112へ移行する。
つぎに、ステップS101において、撮像装置1が撮影モードに設定されていない場合(ステップS101:No)について説明する。この場合において、撮像装置1が再生モードに設定されているとき(ステップS124:Yes)、表示制御部215dは、表示部210にファイル一覧を表示させる(ステップS125)。
続いて、操作入力部209またはタッチパネル211を介して拡大して表示するファイルが選択された場合(ステップS126:Yes)、表示制御部215dは、選択されたファイルを表示部210に再生表示させる(ステップS127)。
その後、別の画像ファイルが新たに選択された場合(ステップS128:Yes)、撮像装置1はステップS127へ戻る。一方、別の画像ファイルが選択されていない場合(ステップS128:No)、撮像装置1はステップS129へ移行する。
ステップS129において、操作入力部209またはタッチパネル211によって画像再生の終了指示が入力された場合(ステップS129:Yes)、撮像装置1はステップS112へ移行する。これに対して、画像再生の終了指示が入力されていない場合(ステップS129:No)、撮像装置1はステップS125へ戻る。
ステップS124において、撮像装置1が再生モードに設定されていない場合(ステップS124:No)、撮像装置1はステップS112へ移行する。
つぎに、図17に示したステップS103の移動状態判定処理について説明する。図21は、図17に示す移動状態判定処理の概要を示すフローチャートである。
図21に示すように、まず、移動状態判定部205は、加速度センサ10が検出する加速度の加速度データを記憶部212に記憶させる(ステップS201)。
続いて、移動状態判定部205は、記憶部212に過去t3秒(たとえば1秒)分の加速度データがある場合(ステップS202:Yes)において、y軸方向の加速度の変化が周期的であり(ステップS203:Yes)、かつ、z軸方向の加速度の変化が周期的であるとき(ステップS204:Yes)、撮像装置1が移動中であると判定する(ステップS205)。その後、撮像装置1は図17に示したメインルーチンに戻る。
これに対して、移動状態判定部205は、記憶部212に過去t3秒分の加速度データがない場合(ステップS202:No)、y軸方向の加速度の変化が周期的でない場合(ステップS203:No)またはz軸方向の加速度の変化が周期的でない場合(ステップS204:No)、撮像装置1が移動中でないと判定する(ステップS206)。その後、撮像装置1は図17に示したメインルーチンに戻る。
以上説明した本実施の形態1では、表示制御部215dが、移動状態判定部205によって撮像装置1が移動状態であると判定された場合、撮像部201が生成する画像データに対応するライブビュー画像の表示先を接眼表示部4から表示部210に切換える。これにより、ユーザが、移動しながら撮影する状態であっても、十分に視野を得ることができ、安全に撮影を行うことができる。
さらに、本実施の形態1によれば、表示制御部215dが、ライブビュー画像の表示先を表示部210および接眼表示部4の一方から他方に切換える場合、ライブビュー画像を一定時間だけ表示部210および接眼表示部4に同時に表示させるので、ライブビュー画像の表示先が瞬時に切り換わることを防止することができる。
また、本実施の形態1によれば、表示制御部215dが、ライブビュー画像の表示先を表示部210から接眼表示部4に切換える場合、表示部210が表示するライブビュー画像の表示時間を接眼表示部4が表示するライブビュー画像の表示時間よりも長くしているので、ユーザが移動しながら撮影を行う際に信号待ち等で短い時間、たとえば30秒間停止した状況であっても、表示部210がライブビュー画像の表示を続ける。この結果、ユーザは、短い時間停止した状態から移動を開始しても、表示部210が表示するライブビュー画像を見ながら撮影を行うことができる。
さらにまた、本実施の形態1によれば、表示制御部215dが、ライブビュー画像の表示先を表示部210から接眼表示部4に切換える場合において、表示延長スイッチ209dから指示信号が入力されたとき、表示部210が表示するライブビュー画像の表示時間を延長する。この結果、ユーザは、停止状態であっても、表示延長スイッチ209dを操作することにより、表示部210が表示するライブビュー画像を確認しながら撮影を行うことができる。
また、本実施の形態1によれば、移動状態判定部205が、撮像装置1の鉛直方向における加速度の変化の周期と、水平方向における加速度の変化の周期とがほぼ一致する場合、撮像装置1が移動状態であると判定する。この結果、撮像装置1が移動状態であれば、タッチパネル211が受け付ける動作指示の内容を、確実に第2の動作指示に切換えることができる。
また、本実施の形態1によれば、移動状態判定部205は、表示部210が表示する画像の横方向と撮像装置1の水平方向とがほぼ等しい場合に撮像装置1の移動状態を判定する。これにより、ユーザは、表示部210に対して大きさ視野領域を確保した状態で移動しながら撮影を行うことができる。
なお、本実施の形態1では、移動状態判定部205が、撮像装置1の鉛直方向における加速度の変化の周期と、水平方向における加速度の変化の周期とがほぼ一致する場合、撮像装置1が移動状態であると判定していたが、たとえば、鉛直方向および水平方向それぞれの加速度の大きさに対して閾値を設け、鉛直方向および水平方向それぞれの加速度の大きさが周期的に閾値を超えた場合、撮像装置1が移動状態であると判定するようにしてもよい。さらに、移動状態判定部205は、鉛直方向および水平方向それぞれの加速度の変化率が、周期的にほぼ一致する場合、撮像装置1が移動状態であると判定するようにしてもよい。
また、本実施の形態1では、移動状態判定部205は、検出方向が互いに直交する三つの加速度センサ10を用いて撮像装置1の移動状態を判定したが、たとえば、隣接する画像データに含まれる被写体画像の変化率、顔検出部215bが検出する人物の顔が含まれる領域の変化率、隣接する画像データの一致度および被写体と撮像装置1との撮影距離の変化率等を用いて撮像装置1の移動状態を判定するようにしてもよい。
また、本実施の形態1では、移動状態判定部205は、検出方向が互いに直交する三つの加速度センサ10を用いて撮像装置1の移動状態を判定したが、気圧センサを用いて歩行、滑降または滑走に伴う上下の変化による気圧によって判定、電子コンパスを用いて移動方向と撮像装置1を向けた方向の関係とにより判定、または画像のブレの周期性等を用いて判定してもよく、必ずしも加速度センサ10が必要なわけではない。
また、本実施の形態1では、撮影制御部215cが移動状態判定部205の判定結果に応じて、タッチパネル211が受け付ける動作指示の内容を変更していたが、タッチパネル211に限定されるものでなく、たとえば撮影モード切換スイッチ209cや表示延長スイッチ209d等のメカスイッチが受け付ける内容と撮像装置1の動作との対応関係を変更するようにしてもよい。
(実施の形態2)
つぎに、本発明の実施の形態2について説明する。なお、本発明の実施の形態2にかかる撮像装置1は、上述した実施の形態1にかかる撮像装置1と同様の構成を有し、移動状態判定部205が判定する状況下のみ異なる。このため、撮像装置1の構成については説明を省略する。
図22は、図9に示す状況下においてユーザが撮像装置1を用いて被写体を追跡する際の状況を模式的に示す図である。図23は、図22に示す状況下において被写体側から見た正面の状態変化を模式的に示す図である。図24は、図22に示す状況下において移動状態判定部205の一部をなす加速度センサ10が検出する加速度の大きさの変化を示す図である。なお、図24において、縦軸が加速度の大きさaを示し、横軸が時間tを示す。さらに、曲線Ly3がy軸方向の加速度センサが検出する加速度の大きさを示し、曲線Lz3がz軸方向の加速度センサが検出する加速度の大きさを示し、曲線Lx3がx軸方向の加速度センサが検出する加速度の大きさを示す。また、時点ta〜時点tcは、図22の時点ta〜時点tcそれぞれに対応する。
図22および図23に示すように、撮像装置1は、ユーザがスキーの滑降に伴う左右の体重移動(図22では、体重がかかる状態の足を斜線にて表現)に応じて、鉛直方向(y軸方向)および進行方向(z軸方向)に大きく揺れる。この鉛直方向および進行方向の揺れに応じて、y軸方向の加速度(曲線y3を参照)およびz軸方向の加速度(曲線z3を参照)は、周期的にほぼ一定の変化を有する波長となって加速度センサ10に検出される。さらに、撮像装置1は、ユーザの滑降に伴う左右の体重移動に応じて、進行方向に対して左右(x軸方向)方向に小さく揺れる(図23(a),(b)を参照)。この左右の揺れに応じて、x軸方向の加速度(曲線x3を参照)も加速度センサ10に検出する。
このように、ユーザがスキーで滑降しながら被写体を追跡して撮影を行う場合、撮像装置1の鉛直方向(y軸方向)における加速度の変化の周期と、進行方向(z軸)における加速度の変化の周期とがほぼ一致する。そこで、本実施の形態2では、移動状態判定部205は、撮像装置1が撮影を行う際に、撮像装置1の鉛直方向(y軸方向)における加速度の変化の周期と、水平方向(z軸)における加速度の変化の周期とがほぼ一致する場合、撮像装置1が追跡状態(移動状態)であると判定する。
以上説明した本実施の形態2によれば、上述した実施の形態1と同様に、動作指示の入力が難しい状況下であっても、ユーザが所望の操作を容易に行うことができる。
なお、本実施の形態2では、被写体を後ろから追跡する状況下について説明したが、ユーザが被写体に並走しながら追跡して撮影を行う際にも適用することができる。図25は、ユーザが撮像装置1を用いて被写体に並走しながら追跡して撮影を行う際の状況を模式的に示す図である。このような状況下において、撮像装置1は、鉛直方向(y軸方向)および進行方向(x軸方向)に大きく揺れる。この鉛直方向および進行方向の揺れに応じて、y軸方向の加速度およびx軸方向の加速度は、周期的にほぼ一定の変化を有する波長となって加速度センサ10に検出される。このように、移動状態判定部205は、ユーザが被写体に並走しながら追跡して撮影を行う際にも、撮像装置1が移動状態であるか否かを判定することができる。
(その他の実施の形態)
また、上述した実施の形態1,2では、表示制御部215dがライブビュー画像の表示先を切換える場合、切換情報として注記をライブビュー画像に重畳して表示部210に表示していたが、たとえば、図26に示すように、切換情報を時系列に沿って段階的に変化(図26(a)〜(図26(d))させながら表示部210に表示させてもよい。具体的には、表示制御部215dは、ライブビュー画像が接眼表示部4で表示されることを示す画像W31〜W34を時系列に沿って段階的に表示部210に表示させるとともに、矢印Fでライブビュー画像が接眼表示部4により表示されることを強調する。これにより、ユーザは、移動によってライブビュー画像の表示先が表示部210から接眼表示部4に切り換わることをより直感的に把握することができる。
また、上述した実施の形態1,2では、表示制御部215dが第2の撮像操作に関する情報としてトズーム操作および動画撮影操作のアイコンを表示部210に表示させていたが、たとえば、図27に示すように、第2の動作指示に関する情報として各撮像動作に関する情報をアイコンA21〜A26として表示部210の右領域に表示させてもよい。さらに、表示制御部215dは、ユーザがタッチパネル211上で行うスライド操作に応じて、表示部210に表示されるアイコンA21〜A26の位置を回転させながら変更するようにしてもよい。これにより、ユーザは、過酷な状況下であっても、タッチパネル211上でスライド操作を行うことにより、所望の動作指示の入力を行うことができる。
また、上述した実施の形態1,2では、表示制御部215dが第2の撮像操作としてオートズーム操作および動画撮影操作に関する情報を表示部210に表示させていたが、第2の動作指示の内容を適宜変更することも可能である。たとえば、表示制御部215dが撮像装置1の初期状態において第1の動作指示に関する情報として表示部210に表示させるMENUアイコンA11(図20を参照)を操作することにより、第2の動作指示の内容を変更するようにしてもよい。
また、上述した実施の形態1,2では、表示制御部215dが移動状態判定部205による判定結果に応じて、ライブビュー画像の表示先を表示部210と接眼表示部4との間で切換えてが、表示部210と接眼表示部4との切換でなくてもよい。たとえば、表示制御部215dは、表示部210の表示領域を、第1の表示領域と、この第1の表示領域より小さい第2の表示領域とに分割し、この分割した第1および第2の表示領域にライブビュー画像や動作情報を表示させてもよい。さらに、表示制御部215dは、撮像装置1の移動状態に応じて、表示部210の表示領域に対して、この表示領域より小さいライブビュー画像や動作情報を重畳して表示させてもよい。
また、上述した実施の形態1,2では、レンズ部3が本体部2に着脱自在であったが、レンズ部3と本体部2とが一体的に形成されていてもよい。
また、上述した実施の形態1,2では、接眼表示部4が電子ビューファインダーであったが、光学ビューファインダーであってもよい。
また、上述した実施の形態1,2では、接眼表示部4が本体部2に着脱自在であったが、接眼表示部4と本体部2とが一体的に形成されていてもよい。
また、上述した実施の形態1,2では、携帯機器をデジタル一眼レフカメラとして説明していたが、たとえば、デジタルビデオカメラ、カメラ付き携帯電話やパーソナルコンピュータ等の撮影機能および表示機能を備えた各種電子機器に適用することができる。