JP6288445B2 - スペクトル処理装置、スペクトル処理プログラム、スペクトル処理システムおよびスペクトル処理方法 - Google Patents

スペクトル処理装置、スペクトル処理プログラム、スペクトル処理システムおよびスペクトル処理方法 Download PDF

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Description

本発明はスペクトル処理装置、スペクトル処理プログラム、スペクトル処理システムおよびスペクトル処理方法に関するものである。
近年、温度と色の同地観測、植生、鉱物の分類、施設監視(侵入者の検出)、安全管理(異物等の検出)、捜索救難等にリモートセンシングが広く用いられている。
リモートセンシングにおいては、被写体より色情報(スペクトルデータ)を取得し、スペクトルデータを基にセンシングを行うものがあり、スペクトルデータを取得する装置としては、スペクトルセンサが知られている。
スペクトルセンサには波長分解能(色方向における詳細度)が数バンド程度のスペクトル画像を取得するマルチスペクトルセンサと、波長分解能が数十バンド〜数百バンド程度のスペクトル画像を取得するハイパースペクトルセンサがある(非特許文献1)。
ここで、マルチスペクトルセンサとハイパースペクトルセンサを比較すると、データ取得速度、取得データの容量やコストではマルチスペクトルセンサが有利であるが、取得データ量はハイパースペクトルセンサが有利である。
そのため、マルチスペクトルセンサを利用する場合は、同一の測定対象を複数のセンサを用いて測定し、取得するデータ量を増やす試みが行われている。
一方で、複数のセンサで同一の測定対象のスペクトルデータを得る場合、撮影方向やセンサ自身の特性によりデータのバラつきが発生する可能性があるため、取得されるデータを整合させるための補正が必要となる場合がある。
例えば特許文献1では異種センサの測定データの位置誤差の補正のために幾何ひずみの補正を行っている(特許文献1)。
また、特許文献2ではスペクトル帯域の異なる複数のセンサで取得されたマルチスペクトルデータの補正に放射輝度を用いている(特許文献2)。
さらに、特許文献3では、複数のセンサ素子を備えたセンシングデバイスにおいて、地理情報等の幾何学的情報を用いて取得画像を補正している(特許文献3)。
特開平08−161474号公報 特開2012−519917号公報 特開2013−514572号公報
林 俊夫、吉村公孝、 「最近のリモートセンシング技術の動向 −地質環境調査への適用性−」、原環センタートピックス、財団法人原子力環境整備促進・資金管理センター、2003.6.No.65、p1−8
しかしながら、特許文献1〜3に記載の技術は、いずれもスペクトルデータの補正のために幾何ひずみ、放射輝度、地理情報等の外部情報を、スペクトルデータとは別に必要とするため、補正に必要な情報の容量削減が困難であるという問題があった。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、補正に必要な情報の容量削減が容易なスペクトル処理装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明の第1の態様は、異なる波長帯と共通する波長帯を有する複数のスペクトルデータを、前記共通する波長帯に基づき、互いに結合可能に補正する補正情報を各々生成する補正情報生成部と、生成された前記補正情報に基づき、複数の前記スペクトルデータを補正する補正部と、を有するスペクトル処理装置である。
本発明の第2の態様は、コンピュータを、異なる波長帯と共通する波長帯を有する複数のスペクトルデータを、前記共通する波長帯に基づき、互いに結合可能に補正する補正情報を各々生成する補正情報生成部と、生成された前記補正情報に基づき、複数の前記スペクトルデータを補正する補正部と、を有するスペクトル処理装置として動作させるスペクトル処理プログラムである。
本発明の第3の態様は、異なる波長帯と共通する波長帯を有する複数のスペクトルデータを取得する複数のスペクトル取得装置と、複数の前記スペクトルデータを、前記共通する波長帯に基づき、互いに結合可能に補正する補正情報を各々生成する補正情報生成部と、生成された前記補正情報に基づき、複数の前記スペクトルデータを補正する補正部とを有するスペクトル処理装置と、を有するスペクトル処理システムである。
本発明の第4の態様は、(a)異なる波長帯と共通する波長帯を有する複数のスペクトルデータを、前記共通する波長帯に基づき、互いに結合可能に補正する補正情報を各々生成し、(b)生成された前記補正情報に基づき、複数の前記スペクトルデータを補正する、を有するスペクトル処理方法である。
本発明によれば、補正に必要な情報の容量削減が容易なスペクトル処理装置を提供することができる。
第1の実施形態に係るスペクトル処理システム1の概略を示すブロック図である。 図1のスペクトル処理装置3を示すブロック図である。 図1の詳細図である。 第1の実施形態に係るスペクトル処理装置3を用いたスペクトル処理方法の概要を説明する図である。 第1の実施形態に係るスペクトル処理装置3を用いたスペクトル処理方法の概要を示すフロー図である。 第1の実施形態に係るスペクトル処理システム1を用いたスペクトル処理方法の詳細を示すフロー図である。 第2の実施形態に係るスペクトル処理システム1aの概略を示すブロック図である。 第2の実施形態に係るスペクトル処理システム1aを用いたスペクトル処理方法の詳細を示すフロー図である。
以下、図面に基づいて本発明に好適な実施形態を詳細に説明する。
まず、図1〜図3を参照して第1の実施形態に係るスペクトル処理装置3を備えたスペクトル処理システム1の構成について説明する。
ここではスペクトル処理システム1およびスペクトル処理装置3として、マルチスペクトルセンサで得られたデータ(マルチスペクトルデータ)を処理するシステムおよび装置が例示されている。
図1に示すように、スペクトル処理システム1は、異なる波長帯と共通する波長帯を有する複数のスペクトルデータを取得する複数のスペクトル取得装置としてのマルチスペクトルセンサ5a、5b、5cと、スペクトル処理装置3を有している。
図1および図2に示すようにスペクトル処理装置3は、複数のスペクトルデータを、スペクトルデータにおける共通する波長帯に基づき、互いに結合可能に補正する補正情報としての補正係数(詳細は後述)を各々生成する補正情報生成部7と、生成された補正情報に基づき、複数のスペクトルデータを補正する補正部9とを有している。
また、スペクトル処理装置3は、図3に示すように補正された複数のスペクトルデータを結合する結合処理部11、およびスペクトル処理に必要な情報を記憶する記憶部13をさらに有している。
マルチスペクトルセンサ5a、5b、5cはそれぞれ異なる波長帯のスペクトルデータを取得できるため、後述するように、これらのスペクトルデータを組み合わせることにより、スペクトル処理システム1は、1台のマルチスペクトルセンサでは取得できない波長帯のスペクトルデータを取得できる。ただし、マルチスペクトルセンサ5a、5b、5cは少なくとも1波長を共通する波長帯として取得可能に構成されている。ここでは共通する波長をλとする。
なお、図1および図3では3つのマルチスペクトルセンサ5a、5b、5cを例示しているが、マルチスペクトルセンサの数は3つには限定されない。また、マルチスペクトルセンサの組み合わせにより、スペクトルデータを取得する波長帯の組み替えも可能である。
次に、第1の実施形態に係るスペクトル処理装置3を用いたスペクトル処理方法の概要について、図4および図5を参照して説明する。
まず、ある測定対象について、ハイパースペクトルセンサを用いて測定を行った場合、図4に示すスペクトル強度と波長の関係を有するスペクトルデータ100(ハイパースペクトルデータ)が得られるとする。
この場合、スペクトルデータ100は測定可能な波長帯全体に渡るスペクトルデータであるため、比較用のスペクトルデータを有するデータベース等との詳細なマッチングが可能であるが、ハイパースペクトルセンサがマルチスペクトルセンサよりも高価であること、マルチスペクトルセンサよりもデータ取得に時間が掛かることが欠点として挙げられる。また、ハイパースペクトルデータはマルチスペクトルデータよりもデータ容量が大きいため、そのマッチング処理にもマルチスペクトルセンサよりも時間が掛かってしまう。また、運用面を考えた場合、目標探索等の用途についてはハイパースペクトルデータのバンド数を全て使って正確な分類を行う必要はなく、速さを優先する場合も考えられる。それらの場面において、ハイパースペクトルセンサのデータ中には不要な波長域も含まれるため、効率的な運用ができない場合がある。
一方で、マルチスペクトルセンサを用いてスペクトルデータを得る場合、1つのマルチスペクトルセンサから得られるデータのみでは、波長帯が限定されるため、データベースによる分類が非常に困難だが、第1の実施形態のように、取得する波長域が異なるマルチスペクトルセンサ5a、5b、5cを用い、各々取得したスペクトルデータ101、103、105を結合することで、システム的にマルチスペクトルセンサ以上、ハイパースペクトルセンサ以下の運用にデータ容量や処理速度が最適化されたスペクトルデータ107を得ることができる。このようなデータは、特に分類処理においては、詳細な分類を必要としない捜索用途や、植生と地表、コンクリート等の人工物といった簡易的な分類も機械的に可能になるため、有益である。さらに、この構造では運用(被写体)に応じて取得波長帯を増減することも可能である。
ここで、スペクトルデータ101、103、105を結合させるためにはスペクトルデータ101、103、105の波長強度を同期(整合)させる必要がある。しかしながら、スペクトルデータの補正のために上記のような外部情報を用いた場合、補正に必要な情報の容量削減が困難である。
本発明者はこれに対して鋭意検討の結果、取得したスペクトルデータ自体を基に補正に必要な情報を生成すること、具体的にはスペクトルデータにおける共通する波長帯に基づきスペクトルデータ101、103、105の補正情報を生成することにより、外部情報を用いることなくスペクトルデータ101、103、105を結合可能に補正できることを見出した。
より具体的には、まず、スペクトル処理装置3の補正情報生成部7は、スペクトルデータ101、103、105における共通する波長帯に基づき補正係数を各々生成する(図5のS1)。具体的には、スペクトルデータ101、103、105のうち、1つのスペクトルデータの共通する波長帯(ここでは波長λ)の強度を基準として他のスペクトルデータの共通する波長帯の強度を整合させる補正係数を生成する。
次に、スペクトル処理装置3の補正部9は、生成された補正係数に基づき、スペクトルデータ101、103、105を補正する(図5のS2)。
以上が第1の実施形態に係るスペクトル処理装置3を用いたスペクトル処理方法の概要である。
次に、第1の実施形態に係るスペクトル処理システム1を用いたスペクトル処理方法の詳細について、図3〜図6を参照して説明する。
まず、図3に示すマルチスペクトルセンサ5a、5b、5cは、測定対象からの入射光(測定対象が放射または反射した光)を受光する等して、図4に示す測定対象のスペクトルデータ101、103、105を取得する(図6のS11)。測定対象はスペクトルデータが取得できるものであれば特に限定されるものではないが、例えば植生、鉱物、監視対象の施設、安全管理対象の設備、捜索救難を行っている地点が挙げられる。
次に、図3に示すマルチスペクトルセンサ5a、5b、5cはスペクトルデータ101、103、105をスペクトル処理装置3に送信し、スペクトル処理装置3の補正情報生成部7はスペクトルデータ101、103、105を受信して記憶部13に記憶する(図6のS12)。
次に、図3に示すスペクトル処理装置3の補正情報生成部7は、スペクトルデータ101、103、105における共通する波長帯に基づき補正係数を各々生成する(図6のS13、図5のS1)。具体的には、1つのスペクトルデータ(補正の基準とするスペクトルデータ)の、他のスペクトルデータと共通する波長λの強度をIとした場合に、以下の式(A)に基づき、補正係数を生成する。
なお、ここではマルチスペクトルセンサ5aで取得されたスペクトルデータ101の番号を1、マルチスペクトルセンサ5bで取得されたスペクトルデータ103の番号を2、マルチスペクトルセンサ5cで取得されたスペクトルデータ105の番号を3とする。
=I/I…式(A)

:補正係数
:補正対象のスペクトルデータの共通する波長の強度
:スペクトルデータの番号
式(A)に基づく補正係数の具体例としては、例えば、マルチスペクトルセンサ5aで取得されたスペクトルデータ101の共通波長λにおける波長強度Iを基準とすると、スペクトルデータ103(波長λにおける波長強度がI)の補正係数xはI/Iとなる。また、スペクトルデータ105(波長λにおける波長強度がI)の補正係数xはI/Iとなる。なお、スペクトルデータ101は基準となるデータであるため、補正係数は1となる。
次に、スペクトル処理装置3の補正部9は、生成した補正係数を用い、以下の式(B)に基づき、スペクトルデータ101、103、105を補正する(図6のS14、図5のS2)。
´(λ)=x・S(λ)…式(B)
ただし、
:補正係数
(λ) :補正前のスペクトルデータの強度
´(λ):補正後のスペクトルデータの強度
λ :波長
このように、補正係数xはスペクトルデータ101、103、105を基に生成されるため、補正係数を生成するための外部情報等を別途用意する必要はない。
次に、図3に示すスペクトル処理装置3の結合処理部11は補正されたスペクトルデータ101、103、105を結合してスペクトルデータ107を得る(図6のS15)。
次に、スペクトル処理装置3の結合処理部11は得られたスペクトルデータ107を記憶部13に記憶する(図6のS16)。
その後は、図3に示すスペクトル処理装置3がスペクトルデータ107を目的(温度と色の同地観測、植生、鉱物の分類、施設監視、安全管理、捜索救難等)に応じて運用する(図6のS17)。
以上が第1の実施形態に係るスペクトル処理システム1を用いたスペクトル処理方法の詳細である。
このように、第1の実施形態によれば、スペクトル処理システム1は、異なる波長帯と共通する波長帯を有する複数のスペクトルデータを取得するマルチスペクトルセンサ5a、5b、5cと、スペクトル処理装置3とを有し、スペクトル処理装置3は複数のスペクトルデータを、スペクトルデータにおける共通する波長帯に基づき互いに結合可能に補正する補正係数を各々生成する補正情報生成部7と、生成された補正係数に基づき、複数のスペクトルデータを補正する補正部9とを有している。
そのため、スペクトル処理システム1は補正係数を生成するための外部情報等を別途用意する必要はなく、補正に必要な情報の容量削減が容易である。
また、第1の実施形態によれば、スペクトル処理システム1はマルチスペクトルセンサの選択や設定により、運用場面に応じたスペクトルバンド数を柔軟に適用できるため、自動的な分類が可能となり、また、データ容量の最適化を図ることが可能である。
次に、第2の実施形態に係るスペクトル処理システム1aおよびスペクトル処理装置3aについて、図7および図8を参照して説明する。
第2の実施形態は、第1の実施形態とは異なり、補正係数を生成してスペクトルデータを補正するのではなく、測定対象からの入射光をダイクロックミラー15で分光してマルチスペクトルセンサ5a、5b、5cに導光することにより、補正をせずに互いに結合可能なマルチスペクトルデータを得るものである。
なお、第2の実施形態において、第1の実施形態と同様の機能を果たす要素については同一の番号を付し、主に第1の実施形態と異なる部分について説明する。
まず、図7を参照して第2の実施形態に係るスペクトル処理システム1aの構成について説明する。
図7に示すように、第2の実施形態に係るスペクトル処理システム1aは、入射光Lの光路とマルチスペクトルセンサ5a、5b、5cの間に同期装置としてのダイクロックミラー15が設けられている。
ダイクロックミラー15は一部の波長帯に対して反射、透過する性質をもつミラーであり、入射光Lはダイクロックミラー15によってここでは3つの波長帯に分光されてマルチスペクトルセンサ5a、5b、5cに入射する。
また、スペクトル処理装置3aには第1の実施形態における補正情報生成部7および補正部9に相当する構成は設けられていない。この理由は後述する。
次に、第2の実施形態に係るスペクトル処理システム1aを用いたスペクトル処理方法について、図7および図8を参照して説明する。
まず、図7に示すダイクロックミラー15は、測定対象からの入射光L(測定対象が放射または反射した光)を分光して、マルチスペクトルセンサ5a、5b、5cへ導光する(図8のS21)。
次に、図7に示すマルチスペクトルセンサ5a、5b、5cは分光した入射光からスペクトルデータ101、103、105を取得してスペクトル処理装置3aに送信する(図8のS22)。スペクトル処理装置3aの結合処理部11はスペクトルデータ101、103、105(図4参照)を受信して記憶部13に記憶する(図8のS23)。
次に、図7に示すスペクトル処理装置3aの結合処理部11はスペクトルデータ101、103、105を結合してスペクトルデータ107を得る(図8のS24)。
なお、スペクトルデータ101、103、105はダイクロックミラー15によって分光されたものであり、同一波長での波長強度が同一であるため、結合のためのデータ補正は不要である。これがスペクトル処理装置3aに補正情報生成部7および補正部9に相当する構成が設けられていない理由である。
次に、図7に示す結合処理部11は得られたスペクトルデータ107を記憶部13に記憶する(図8のS25)。
その後は図7に示すスペクトル処理装置3aは、スペクトルデータ107を目的(温度と色の同地観測、植生、鉱物の分類、施設監視、安全管理、捜索救難等)に応じて運用する(図8のS26)。
このように、スペクトルデータ101、103、105を補正するのではなく、ダイクロックミラー15を設けて、あらかじめ同一波長での波長強度が同一のスペクトルデータをマルチスペクトルセンサ5a、5b、5cが取得するようにしてもよい。
このような構成とすることにより、補正をせずに互いに結合可能なスペクトルデータを得ることができる。
このように、第2の実施形態によれば、スペクトル処理システム1aは、入射光の光路とマルチスペクトルセンサ5a、5b、5cの間にダイクロックミラー15が設けられている。
そのため、補正の必要が無いスペクトルデータを得ることができ、スペクトルデータの結合が容易である。
(付記)
本発明は以下の付記のようにも記載されるが、下記には限定されない。
(付記1)
異なる波長帯と共通する波長帯を有する複数のスペクトルデータを、前記共通する波長帯に基づき、互いに結合可能に補正する補正情報を各々生成する補正情報生成部と、
生成された前記補正情報に基づき、複数の前記スペクトルデータを補正する補正部と、
を有するスペクトル処理装置。
(付記2)
前記補正情報は、複数の前記スペクトルデータのうち、1つの前記スペクトルデータの前記共通する波長帯の強度を基準として他の前記スペクトルデータの前記共通する波長帯の強度を整合させる補正係数である、付記1に記載のスペクトル処理装置。
(付記3)
前記補正情報生成部は、複数の前記スペクトルデータのうち、1つの前記スペクトルデータの、他の前記スペクトルデータと共通する波長の強度をIとした場合に、以下の式(A)に基づき前記補正情報としての前記補正係数を算出し、
前記補正部は以下の式(B)に基づき、複数の前記スペクトルデータを補正する、付記1または2に記載のスペクトル処理装置。
=I/I…式(A)
´(λ)=x・S(λ)…式(B)
ただし、
:補正係数
:補正対象のスペクトルデータの共通する波長の強度
:スペクトルデータの番号
(λ) :補正前のスペクトルデータの強度
´(λ):補正後のスペクトルデータの強度
λ :波長
(付記4)
補正された複数の前記スペクトルデータを結合する結合処理部を有する、付記1〜3のいずれか一項に記載のスペクトル処理装置。
(付記5)
前記スペクトルデータはマルチスペクトルデータである、付記1〜4のいずれか一項に記載のスペクトル処理装置。
(付記6)
前記共通する波長帯は、少なくとも1波長を有する、付記1〜5のいずれか一項に記載のスペクトル処理装置。
(付記7)
コンピュータを、
異なる波長帯と共通する波長帯を有する複数のスペクトルデータを、前記共通する波長帯に基づき、互いに結合可能に補正する補正情報を各々生成する補正情報生成部と、
生成された前記補正情報に基づき、複数の前記スペクトルデータを補正する補正部と、
を有するスペクトル処理装置として動作させるスペクトル処理プログラム。
(付記8)
前記補正情報は、複数の前記スペクトルデータのうち、1つの前記スペクトルデータの前記共通する波長帯の強度を基準として他の前記スペクトルデータの前記共通する波長帯の強度を整合させる補正係数である、付記7に記載のプログラム。
(付記9)
前記補正情報生成部は、複数の前記スペクトルデータのうち、1つの前記スペクトルデータの、他の前記スペクトルデータと共通する波長の強度をIとした場合に、以下の式(A)に基づき前記補正情報としての前記補正係数を算出し、
前記補正部は以下の式(B)に基づき、複数の前記スペクトルデータを補正する、付記7または8に記載のプログラム。
=I/I…式(A)
´(λ)=x・S(λ)…式(B)
ただし、
:補正係数
:補正対象のスペクトルデータの共通する波長の強度
:スペクトルデータの番号
(λ) :補正前のスペクトルデータの強度
´(λ):補正後のスペクトルデータの強度
λ :波長
(付記10)
前記スペクトル処理装置は、補正された複数の前記スペクトルデータを結合する結合処理部を有する、付記7〜9のいずれか一項に記載のプログラム。
(付記11)
前記スペクトルデータはマルチスペクトルデータである、付記7〜10のいずれか一項に記載のプログラム。
(付記12)
前記共通する波長帯は、少なくとも1波長を有する、付記7〜11のいずれか一項に記載のプログラム。
(付記13)
異なる波長帯と共通する波長帯を有する複数のスペクトルデータを取得する複数のスペクトル取得装置と、
複数の前記スペクトルデータを、前記共通する波長帯に基づき、互いに結合可能に補正する補正情報を各々生成する補正情報生成部と、生成された前記補正情報に基づき、複数の前記スペクトルデータを補正する補正部とを有するスペクトル処理装置と、
を有するスペクトル処理システム。
(付記14)
前記補正情報は、複数の前記スペクトルデータのうち、1つの前記スペクトルデータの前記共通する波長帯の強度を基準として他の前記スペクトルデータの前記共通する波長帯の強度を整合させる補正係数である、付記13に記載のスペクトル処理システム。
(付記15)
前記補正情報生成部は、複数の前記スペクトルデータのうち、1つの前記スペクトルデータの、他の前記スペクトルデータと共通する波長の強度をIとした場合に、以下の式(A)に基づき前記補正情報としての前記補正係数を算出し、
前記補正部は以下の式(B)に基づき、複数の前記スペクトルデータを補正する、付記13または14に記載のスペクトル処理システム。
=I/I…式(A)
´(λ)=x・S(λ)…式(B)
ただし、
:補正係数
:補正対象のスペクトルデータの共通する波長の強度
:スペクトルデータの番号
(λ) :補正前のスペクトルデータの強度
´(λ):補正後のスペクトルデータの強度
λ :波長
(付記16)
補正された複数の前記スペクトルデータを結合する結合処理部を有する、付記13〜15のいずれか一項に記載のスペクトル処理システム。
(付記17)
複数の前記スペクトル取得装置は、マルチスペクトルセンサである、付記13〜16のいずれか一項に記載のスペクトル処理システム。
(付記18)
(a)異なる波長帯と共通する波長帯を有する複数のスペクトルデータを、前記共通する波長帯に基づき、互いに結合可能に補正する補正情報を各々生成し、
(b)生成された前記補正情報に基づき、複数の前記スペクトルデータを補正する、を有するスペクトル処理方法。
(付記19)
前記補正情報は、複数の前記スペクトルデータのうち、1つの前記スペクトルデータの前記共通する波長帯の強度を基準として他の前記スペクトルデータの前記共通する波長帯の強度を整合させる補正係数である、付記18に記載のスペクトル処理方法。
(付記20)
前記(a)は、複数の前記スペクトルデータのうち、1つの前記スペクトルデータの、他の前記スペクトルデータと共通する波長の強度をIとした場合に、以下の式(A)に基づき前記補正情報としての前記補正係数を算出し、
前記(b)は、以下の式(B)に基づき、複数の前記スペクトルデータを補正する、付記18または19に記載のスペクトル処理方法。
=I/I…式(A)
´(λ)=x・S(λ)…式(B)
ただし、
:補正係数
:補正対象のスペクトルデータの共通する波長の強度
:スペクトルデータの番号
(λ) :補正前のスペクトルデータの強度
´(λ):補正後のスペクトルデータの強度
λ :波長
(付記21)
(c)補正された複数の前記スペクトルデータを結合する、を有する、付記18〜20のいずれか一項に記載のスペクトル処理方法。
(付記22)
前記スペクトルデータはマルチスペクトルデータである、付記18〜21のいずれか一項に記載のスペクトル処理方法。
(付記23)
前記共通する波長帯は、少なくとも1波長を有する、付記18〜22のいずれか一項に記載のスペクトル処理方法。
(付記24)
異なる波長帯を有する複数のスペクトルデータを取得する複数のスペクトル取得装置と、
複数の前記スペクトルデータを同期させる同期装置と、
を有するスペクトル処理システム。
(付記25)
前記同期装置は、ダイクロックミラーである、付記24に記載のスペクトル処理システム。
(付記26)
補正された複数の前記スペクトルデータを結合する結合処理部を有する、付記24または25のいずれか一項に記載のスペクトル処理システム。
(付記27)
コンピュータを、
異なる波長帯と共通する波長帯を有する複数のスペクトルデータを、前記共通する波長帯に基づき、互いに結合可能に補正する補正情報を各々生成する補正情報生成部と、
生成された前記補正情報に基づき、複数の前記スペクトルデータを補正する補正部と、
を有するスペクトル処理装置として動作させるスペクトル処理プログラムが記録された記録媒体。
(付記28)
前記補正情報は、複数の前記スペクトルデータのうち、1つの前記スペクトルデータの前記共通する波長帯の強度を基準として他の前記スペクトルデータの前記共通する波長帯の強度を整合させる補正係数である、付記27に記載の記録媒体。
(付記29)
前記補正情報生成部は、複数の前記スペクトルデータのうち、1つの前記スペクトルデータの、他の前記スペクトルデータと共通する波長の強度をIとした場合に、以下の式(A)に基づき前記補正情報としての前記補正係数を算出し、
前記補正部は以下の式(B)に基づき、複数の前記スペクトルデータを補正する、付記27または28に記載の記録媒体。
=I/I…式(A)
´(λ)=x・S(λ)…式(B)
ただし、
:補正係数
:補正対象のスペクトルデータの共通する波長の強度
:スペクトルデータの番号
(λ) :補正前のスペクトルデータの強度
´(λ):補正後のスペクトルデータの強度
λ :波長
(付記30)
前記スペクトル処理装置は、補正された複数の前記スペクトルデータを結合する結合処理部を有する、付記27〜29のいずれか一項に記載の記録媒体。
(付記31)
前記スペクトルデータはマルチスペクトルデータである、付記27〜30のいずれか一項に記載の記録媒体。
(付記32)
前記共通する波長帯は、少なくとも1波長を有する、付記27〜31のいずれか一項に記載の記録媒体。
以上、実施形態に基づき本発明を説明したが、これら実施形態は単に例を挙げて発明を説明するためのものであって、本発明の範囲がこれらに限定されることを意味するものではない。当業者であれば、上記記載に基づき各種変形例および改良例に想到するのは当然であり、これらも本発明の範囲に含まれるものと了解される。
例えば、上記した実施形態ではスペクトル取得装置としてマルチスペクトルセンサを用いているが、本発明は何らこれに限定されることはなく、ハイパースペクトルセンサやスペクトルメーター(画像でなく点のスペクトルデータを得る計測器)を用いることもできる。
また、第1の実施形態ではマルチスペクトルセンサ5aで取得されたスペクトルデータ101の強度を基準にして補正係数を生成しているが、マルチスペクトルセンサ5bで取得されたスペクトルデータ103、またはマルチスペクトルセンサ5cで取得されたスペクトルデータ105を基準にして補正係数を生成してもよい。
なお、上記スペクトル処理装置3の各部は、ハードウェアとソフトウェアの組み合わせを用いて実現すればよい。ハードウェアとソフトウェアとを組み合わせた形態では、RAMにコンピュータをスペクトル処理装置3として動作させるためのプログラムが展開され、プログラムに基づいて制御部(CPU)等のハードウェアを動作させることによって、各部を各種構成として動作させる。また、前記プログラムは、記録媒体に記録されて頒布されても良い。当該記録媒体に記録されたプログラムは、有線、無線、または記録媒体そのものを介して、メモリに読込まれ、制御部等を動作させる。なお、記録媒体を例示すれば、オプティカルディスクや磁気ディスク、半導体メモリ装置、ハードディスクなどが挙げられる。
1 :スペクトル処理システム
1a :スペクトル処理システム
3 :スペクトル処理装置
3a :スペクトル処理装置
5a :マルチスペクトルセンサ
5b :マルチスペクトルセンサ
5c :マルチスペクトルセンサ
7 :補正情報生成部
9 :補正部
11 :結合処理部
13 :記憶部
15 :ダイクロックミラー
100 :スペクトルデータ
101 :スペクトルデータ
103 :スペクトルデータ
105 :スペクトルデータ
107 :スペクトルデータ

Claims (12)

  1. 異なる波長帯と共通する波長帯を有する複数のスペクトルデータを、前記共通する波長帯に基づき、互いに結合可能に補正する補正情報を各々生成する補正情報生成部と、
    生成された前記補正情報に基づき、複数の前記スペクトルデータを補正する補正部と、
    を有し、
    前記補正情報は、複数の前記スペクトルデータのうち、1つの前記スペクトルデータの前記共通する波長帯の強度を基準として他の前記スペクトルデータの前記共通する波長帯の強度を整合させる補正係数である、
    スペクトル処理装置。
  2. 異なる波長帯と共通する波長帯を有する複数のスペクトルデータを、前記共通する波長帯に基づき、互いに結合可能に補正する補正情報を各々生成する補正情報生成部と、
    生成された前記補正情報に基づき、複数の前記スペクトルデータを補正する補正部と、
    を有し、
    前記補正情報生成部は、複数の前記スペクトルデータのうち、1つの前記スペクトルデータの、他の前記スペクトルデータと共通する波長の強度をIとした場合に、以下の式(A)に基づき前記補正情報としての補正係数を算出し、
    前記補正部は以下の式(B)に基づき、複数の前記スペクトルデータを補正するスペクトル処理装置。
    =I/I…式(A)
    ´(λ)=x・S(λ)…式(B)
    ただし、
    :補正係数
    :補正対象のスペクトルデータの共通する波長の強度
    :スペクトルデータの番号
    (λ) :補正前のスペクトルデータの強度
    ´(λ):補正後のスペクトルデータの強度
    λ :波長
  3. 補正された複数の前記スペクトルデータを結合する結合処理部を有する、請求項1または請求項2に記載のスペクトル処理装置。
  4. 前記スペクトルデータはマルチスペクトルデータである、請求項1〜のいずれか一項に記載のスペクトル処理装置。
  5. 前記共通する波長帯は、少なくとも1波長を有する、請求項1〜のいずれか一項に記載のスペクトル処理装置。
  6. コンピュータを、
    異なる波長帯と共通する波長帯を有する複数のスペクトルデータを、前記共通する波長帯に基づき、互いに結合可能に補正する補正情報を各々生成する補正情報生成部と、
    生成された前記補正情報に基づき、複数の前記スペクトルデータを補正する補正部と、
    を有し、
    前記補正情報は、複数の前記スペクトルデータのうち、1つの前記スペクトルデータの前記共通する波長帯の強度を基準として他の前記スペクトルデータの前記共通する波長帯の強度を整合させる補正係数である、
    スペクトル処理装置として動作させるスペクトル処理プログラム。
  7. コンピュータを、
    異なる波長帯と共通する波長帯を有する複数のスペクトルデータを、前記共通する波長帯に基づき、互いに結合可能に補正する補正情報を各々生成する補正情報生成部と、
    生成された前記補正情報に基づき、複数の前記スペクトルデータを補正する補正部と、
    を有し、
    前記補正情報生成部は、複数の前記スペクトルデータのうち、1つの前記スペクトルデータの、他の前記スペクトルデータと共通する波長の強度をI とした場合に、以下の式(A)に基づき前記補正情報としての補正係数を算出し、
    前記補正部は以下の式(B)に基づき、複数の前記スペクトルデータを補正するスペクトル処理装置として動作させるスペクトル処理プログラム。
    =I /I …式(A)
    ´(λ)=x ・S (λ)…式(B)
    ただし、
    :補正係数
    :補正対象のスペクトルデータの共通する波長の強度
    :スペクトルデータの番号
    (λ) :補正前のスペクトルデータの強度
    ´(λ):補正後のスペクトルデータの強度
    λ :波長
  8. 異なる波長帯と共通する波長帯を有する複数のスペクトルデータを取得する複数のスペクトル取得装置と、
    複数の前記スペクトルデータを、前記共通する波長帯に基づき、互いに結合可能に補正する補正情報を各々生成する補正情報生成部と、生成された前記補正情報に基づき、複数の前記スペクトルデータを補正する補正部とを有するスペクトル処理装置と、
    を有し、
    前記補正情報は、複数の前記スペクトルデータのうち、1つの前記スペクトルデータの前記共通する波長帯の強度を基準として他の前記スペクトルデータの前記共通する波長帯の強度を整合させる補正係数である、
    スペクトル処理システム。
  9. 異なる波長帯と共通する波長帯を有する複数のスペクトルデータを取得する複数のスペクトル取得装置と、
    複数の前記スペクトルデータを、前記共通する波長帯に基づき、互いに結合可能に補正する補正情報を各々生成する補正情報生成部と、生成された前記補正情報に基づき、複数の前記スペクトルデータを補正する補正部とを有するスペクトル処理装置と、
    を有し、
    前記補正情報生成部は、複数の前記スペクトルデータのうち、1つの前記スペクトルデータの、他の前記スペクトルデータと共通する波長の強度をI とした場合に、以下の式(A)に基づき前記補正情報としての補正係数を算出し、
    前記補正部は以下の式(B)に基づき、複数の前記スペクトルデータを補正する
    スペクトル処理システム。
    =I /I …式(A)
    ´(λ)=x ・S (λ)…式(B)
    ただし、
    :補正係数
    :補正対象のスペクトルデータの共通する波長の強度
    :スペクトルデータの番号
    (λ) :補正前のスペクトルデータの強度
    ´(λ):補正後のスペクトルデータの強度
    λ :波長
  10. 前記スペクトル処理装置は、補正された複数の前記スペクトルデータを結合する結合処理部を有する、請求項8に記載のスペクトル処理システム。
  11. (a)異なる波長帯と共通する波長帯を有する複数のスペクトルデータを、前記共通する波長帯に基づき、互いに結合可能に補正する補正情報を各々生成し、
    (b)生成された前記補正情報に基づき、複数の前記スペクトルデータを補正する、を有し、
    前記補正情報は、複数の前記スペクトルデータのうち、1つの前記スペクトルデータの前記共通する波長帯の強度を基準として他の前記スペクトルデータの前記共通する波長帯の強度を整合させる補正係数である、
    スペクトル処理方法。
  12. (a)異なる波長帯と共通する波長帯を有する複数のスペクトルデータを、前記共通する波長帯に基づき、互いに結合可能に補正する補正情報を各々生成し、
    (b)生成された前記補正情報に基づき、複数の前記スペクトルデータを補正する、を有し、
    前記(a)は、複数の前記スペクトルデータのうち、1つの前記スペクトルデータの、他の前記スペクトルデータと共通する波長の強度をI とした場合に、以下の式(A)に基づき前記補正情報としての補正係数を算出して行い、
    前記(b)は以下の式(B)に基づき、複数の前記スペクトルデータを補正して行う
    スペクトル処理方法。
    =I /I …式(A)
    ´(λ)=x ・S (λ)…式(B)
    ただし、
    :補正係数
    :補正対象のスペクトルデータの共通する波長の強度
    :スペクトルデータの番号
    (λ) :補正前のスペクトルデータの強度
    ´(λ):補正後のスペクトルデータの強度
    λ :波長
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