JP6285016B2 - 設定可能なヒューマンマシンインタフェース - Google Patents

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Description

本発明は、電気機器を制御するための設定可能なヒューマンマシンインタフェースに関する。本発明は、そのような設定可能なヒューマンマシンインタフェースで電気機器を制御する方法、及びこの方法を実行するための情報記録媒体にも関する。
ヒューマンマシンインタフェースは、電気機器を制御する、非常に数多くの種々の技術領域において用いられる。例えば、電気機器は、ロボットかもしれないし、コンピュータスクリーンかもしれないし、ゲームコンソールかもしれないし、人間により制御されなければならないあらゆる種類の電子又は電気機器であるかもしれない。
種々の電気装置、又は種々の状況に適応することができるように、設定可能であるヒューマンマシンインタフェースが望まれている。
設定可能なヒューマンマシンインタフェースは、
・少なくとも一つの可動性の器具であって、各器具は少なくとも電気機器の制御の第1の状態と第2の状態との間で変わるように、ユーザの手によって直接作動可能である器具と、
・処理ユニットであって、
・電気機器のいくつかの種々の制御法則から、ユーザによって作動される器具に関連付けられる制御法則を自動的に選択することと、ここで、各制御法則は、電気機器の第1の制御を器具の第1の状態に、及び電気機器の異なる制御又は無制御である第2の制御をこの同じ器具の第2の状態に関連付け、
・器具の現在の状態に依存して、及びこの器具に対して選択された制御法則に依存して、制御を生成し、電気機器に送信することと
が可能である処理ユニットと
を有する。
器具に関連付けられる制御法則は、インタフェースの与えられた設定におけるこの器具の機能を決定する。従って、このようなヒューマンマシンインタフェースにおいては、器具に関連づけられる制御法則が自動的に選択されるため、
・器具を他のものに取り換えることにより、
・又は付加的な器具を追加することにより、
・又は器具を取り除くことにより、
・又は例えば左利き若しくは右利きのユーザに適応するために器具を移動させることにより、
ユーザは容易に、このマシンインタフェースの設定を修正することができる。
しかしながら、そのような設定可能なヒューマンマシンインタフェースの実現は、複雑である。例えば、各器具に、その器具で用いられる制御法則の識別子を処理ユニットに送信するエミッタを装着することが提案されている。しかしながら、このエミッタに電力を供給する必要があり、設定可能なヒューマンマシンインタフェースの実現が複雑になる。
先行文献として米国特許出願公開第2013/009907号明細書、米国特許出願公開第2003/095115号明細書、及び国際公開第99/66997も知られている。
米国特許出願公開第2013/009907号明細書 米国特許出願公開第2003/095115号明細書 国際公開第99/66997
本発明の目的は、より容易に実現することができる設定可能なヒューマンマシンインタフェースを提案することにより、この欠点を克服することにある。
したがって、本発明は、請求項1に記載するようなヒューマンマシンインタフェースに関する。
上記ヒューマンマシンインタフェースでは、処理ユニットは、器具が備える永久磁石の特性に基づいて、器具に関連付けられる制御法則を選択することができる。したがって、このインタフェースでは、エミッタまたは他の同様の装置に電力を供給する必要がなく、ヒューマンマシンインタフェースの実現を簡素化する。
このヒューマンマシンインタフェースの実施形態は、従属請求項の特徴の一つ以上を含んでもよい。
ヒューマンマシンインタフェースのこれらの実施形態は、以下の利点も有する。
・制御法則の選択と器具の現在の状態の確立の両方を可能にする、測定を提供するための同じ磁力計アレイの使用、さらに、設定可能なヒューマンマシンインタフェースの実現の簡素化
・磁気モーメントの方向が器具の軸に平行である永久磁石を器具が備え、この器具をジョイスティック又は十字形ボタンとして使用することを可能にすること
本発明は、請求項5に記載の電気機器を制御する方法にも関する。
この制御方法の実施形態は、方法の従属請求項の特徴の一つ以上を含んでもよい。
制御方法のこれらの実施形態は、以下の利点も有する。
・制御法則を選択するための変数の一部及び器具の現在の状態を確立するための変数の他の一部の使用によって、同じ永久磁石が制御法則を選択すること及び器具の状態を確立することの両方のために使用されることによるインタフェースの実現の簡素化
・器具の永久磁石の方向をエンコードする変数のみの使用によって、器具の動作の変更なしに磁力計アレイに対する非常に多数の種々の場所にこの同じ器具を配置することを可能にすること
・器具に関連付けられる制御法則を選択するための、この器具の永久磁石の位置をエンコードする変数値の使用によって、磁力計アレイに対して器具を移動させることによりこの器具の動作を変更することを可能にすること
・器具から独立した他の永久磁石に対するこの器具の永久磁石の相対位置の使用によって、単にこの他の別の永久磁石に対する永久磁石の相対位置を変更することによりこの器具の機能を変更することを可能にすること
・制御法則の選択のための、器具に備えられた永久磁石の磁気モーメントの大きさの使用によって、この器具を、磁気モーメントの大きさが異なる永久磁石を備えた他の器具に取り換えることにより、簡単な方法でヒューマンマシンインタフェースを設定し直すことを可能にすること
・器具が備える異なる永久磁石の相対位置に基づくこの器具に関連付けられる制御法則の選択によって、この器具を互いの相対位置が異なる永久磁石を備える他の器具に取り換えることによりヒューマンマシンインタフェースの設定を変更することを可能にすること
本発明はまた、電子コンピュータによって実行されるときに上記の方法を実行する命令を含む情報記録媒体にも関連する。
本発明は、単に非限定的な例として与えられた以下の説明及び図面を参照して、より理解されるであろう。
電気機器を制御することが可能なヒューマンマシンインタフェースの概略図である。 図1のヒューマンマシンインタフェースに実装される磁力計配列の上からの部分的な図である。 図3は、図1のインタフェースで使用することができる十字形ボタンの縦断面における概略図である。 図4は、図3の十字形ボタンの上からの概略図である。 図5は、図1のインタフェースに使用することができる舵取りハンドルの概略斜視図である。 図6は、図1のインタフェースに使用することができるカーソルの縦断面における概略図である。 図7は、図1のインタフェースに使用することができるボタンの縦断面における概略図である。 図8は、図1のインタフェースで使用されるデータベースの概略図である。 図9は、図1のヒューマンマシンインタフェースを用いて電気機器を制御する方法の組織図である。
これらの図において、同じ参照番号は同じ要素を示すために使用される。
以下の本明細書では、当業者によく知られている特徴や機能を詳細に説明しない。
図1は、電気機器4を制御することが可能なヒューマンマシンインタフェース2を示している。ここでは、電気機器は、スクリーンと、このスクリーン上の画像の表示を制御することができる制御部5を備えている。
ここでは、インタフェース2の機能は、制御部5がビデオゲームコンソールである場合について示されている。例えば、制御部5は、スクリーン上の人6の動作を制御する。しかしながら、インタフェース2は、この実施形態の最後で説明するように、多数の他のアプリケーションで使用され得る。
インタフェース2は、以下で「ユーザ」と呼ばれる人間によって手動で直接作動され得るいくつかの器具を有する。上記器具のそれぞれは、少なくとも1つの永久磁石を有する。図1を簡素化するために、1つの器具10のみがこの図に示されている。インタフェース2の他の器具は、図3から図7を参照して示される。インタフェース2は、また、各器具の位置を特定するための装置12を有する。
本実施の形態において、インタフェース2の設定を変更するために、装置12に対して何らの自由度なしに固定されている直交座標系XYZにおいて、各器具が、ユーザの手によって直接、自由に、移動され得る。ここで、X方向及びY方向は水平であり、Z方向は垂直である。このため、各器具は、1キログラム未満であり、好ましくは200g未満である。器具の寸法は、各器具がユーザの片手で握られ移動され得るように十分に小さい。
本実施の形態において、器具10は、レバー14と、外部磁場がない状況下であってもゼロではない磁気モーメントを有する永久磁石16とを有する。レバー14は、ユーザによって容易に握られ得るグリップを形成する横長の形状を有している。レバーは、長手方向の軸18に沿って伸びている。レバー14は、座標系XYZのX、Y及びZ軸の任意の軸について、ユーザによって自由に傾斜してもよい。ここでは、レバー14は、ジョイスティックとして使用されることが意図されている。例えば、レバー14は、全て、非磁性材料、すなわち、装置12により計測できる何かしらの磁気特性を示さない物質でできている。この材料は、例えば、プラスチックである。
器具10は、磁石16の位置に基づいて探知される。ここで、器具10の自由度に何ら制限は適用されない。特に、器具は、機械的に装置12に接続されておらず、装置12との機械的な接触なしに使用されうる。
典型的には、磁石16の保磁場は、100A.m−1又は500A.m−1を超える。例として、磁石は、強磁性体又はフェリ磁性体で形成されている。
磁石16は、レバー14に対して何らの自由度なしに固定される。磁石16の磁気モーメントの方向は、この場合、レバー14の長手方向の軸18と平行である。図1及び以降の図において、磁石の磁気モーメントの方向は、矢印によって示される。上記磁石の最も大きな長さは、以下、Lによって示される。永久磁石の強さは、典型的には0.01A.m又は0.1A.mを超える。
装置12により、座標系XYZにおける磁石16の位置を特定することができる。ここで、「位置の特定」は座標系XYZにおける磁石16の位置及び方向の確定を意味する。位置は、例えば座標系XYZにおける磁石16のx座標、y座標及びz座標といった3つの変数の値によって、あいまいさなしに定義される。より正確には、変数x、y及びzは、磁石16の幾何学的中心の座標である。物体の幾何学的中心は、この物体の全ての点の重心であり、これらの点のそれぞれに、同じ重量を割り当てる。磁石16の磁気モーメントの方向は、2つの変数θ及びθの値によってあいまいさなしに定義される。ここで、変数θ及びθは、それぞれ、座標系の軸Y及び軸Zに関する磁石16の磁気モーメントの角度である。装置12は、また、6番目の変数Aを決定する。変数Aは、磁石16の磁気モーメントの大きさである。
この目的のために、装置12は、N個の三軸磁力計Mijのアレイを有する。図1において、波状の垂直線は、装置12の一部が示されていないことを示している。
典型的には、Nは、5よりも大きく、16又は32よりも大きいことが好ましい。ここでは、Nは64以上である。
本実施の形態においては、磁力計Mijは、マトリクスを形成するように、行及び列に配列されている。ここで、このマトリクスは、8行8列を有する。インデックスi及びjは、それぞれ、マトリクスの行及び列を示しており、行iと列jとの交点に磁力計Mijが存在する。図1においては、行iの磁力計Mi1、Mi2、Mi3、Mi4及びMi8のみが示されている。磁力計Mij同士の位置関係を、図2を参照して、より詳細に説明する。
各磁力計Mijは、他の磁力計と何らの自由度なしに固定されている。この目的のために、磁力計Mijは、何らの自由度なしに、剛性板20の背面22に固定されている。この剛性板は、磁石16に前面24を向けている。板20は、剛体の非磁性材料から形成される。例として、板20は、ガラス製である。
各磁力計Mijは、磁石16により生成される磁場の方向及び強度を測定する。このため、各磁力計Mijは、磁石16により生成されたこの磁力計Mijにおける磁場の、この磁力計の3つの測定軸への正射影の大きさを測定する。ここで、これらの3つの測定軸は、互いに直交している。例として、各磁力計Mijの測定軸は、それぞれ座標系のX軸、Y軸及びZ軸と平行である。磁力計Mijの感度は、例えば、4*10−7Tである。
各磁力計Mijは、情報伝達バス28を用いて、処理ユニット30に接続されている。
処理ユニット30は、磁力計Mijの測定に基づいて、座標系XYZにおける磁石16の位置、及び磁気モーメントの大きさを特定することができる。この目的のために、ユニット30は、情報記録媒体に記録されている命令を実行可能な、プログラム可能な電子コンピュータ32を有している。したがって、ユニット30は、さらに、コンピュータ32によって、図9の方法を実行するために必要な命令を格納しているメモリ34を有している。特に、インタフェース2で同時に使用される可能性のあるP個の磁気物体それぞれについて、ユニット30は、磁力計Mijからの測定結果それぞれを、座標系XYZにおけるP個の磁気物体の磁気モーメントの位置、方向及び大きさと関連付ける数学モデルMを実行する。各モデルMは、第1の変数セットがP個の磁気物体の位置及び方向、及びその物体の磁気モーメントの大きさを表す連立方程式の形式で表される。第2の変数セットは、磁力計Mijからの測定結果を表す。P個の磁気物体の磁気モーメントの位置、方向及び大きさを得るために、第1の変数セットの変数が未知であり、第2の変数セットの変数の値が既知であればよい。このモデルは、典型的には、電磁気学上の物理方程式に基づいて構築される。このモデルは、磁力計Mij間の既知の距離によってパラメータ化される。ここでは、磁気物体は、永久磁石である。このモデルを構築するために、各永久磁石は、磁気双極子で近似される。永久磁石と磁力計Mijとの間の距離が、2Lを、好ましくは3Lを超過していれば、この近似によって生じる誤差は、微々たるものである。典型的には、Lは、20cm未満であり、10cm未満または5cm未満であることが好ましい。
ここで、モデルMは、非線形である。ユニット30は、このモデルの解を推定するためのアルゴリズムを実行して、このモデルを解く。例として、用いられるアルゴリズムは、「アンセンテッドカルマンフィルタ」という名によってより一般的に知られているアンサンブルカルマンフィルタである。
各磁気双極子が、その磁気モーメントの位置を識別するための3つの変数と、その磁気モーメントの方向を識別するための2つの変数と、その磁気モーメントの大きさを識別する1つの変数とによって特徴づけられる場合、N個の磁力計のアレイによって同時に探知され得る磁気双極子の最大数は、N/2よりも小さい。したがって、冗長性のある測定を行うために、個数Pの値は、N/2以下であり、N/5又はN/10又はN/20よりも小さいことが好ましい。この測定の冗長性によって、双極子の探知の精度が向上する。
本実施の形態においては、同時に存在する、1個、2個、3個、4個及び5個の永久磁石それぞれについて、5個の数学モデルM、M、M、M及びMのみが、ユニット30によって実行される。
ユニット30は、さらに、機器4に接続されるインタフェース36によって機器4に制御を送信することができる。
メモリ34は、機器4の複数の制御法則を記録するデータベース38をさらに有する。各制御法則によって、制御法則に関する器具の現在の状態に対応する機器4の制御を生成することができる。この目的のために、各制御法則は、
・機器4のある制御を、器具の少なくとも1つの可能な状態に関連付け、
・機器4の他の制御又は機器4の制御の不在を、同じ器具の他の可能な状態に関連付ける。
したがって、制御法則は、機器4が、この制御法則が関連付けられる器具のユーザによる作動に応じてどのように機能するかを決定する。データベース38については、図8を参照してより詳細に説明する。
図2は、装置12の磁力計Mijのいくつかを示す。これらの磁力計Mijは、X方向と平行な行iに並んでいる。これらの磁力計は、また、Y方向と平行な列jに並んで、マトリクスを形成している。行i及び列jは、昇順に配置されている。
磁力計Mijの中心は、行iと列jとの交点に位置している。磁力計の中心は、この磁力計によって磁場が測定される点に対応する。ここで、インデックスi及びjは、範囲[1;8]に属する。
行iに沿って直接に連続している2つの磁力計Mij及びMi,j+1の中心は、既知の距離di,j,j+1だけ離れている。同様に、同じ列jに沿って直接に連続している2つの磁力計Mij及びMi+1,jの中心は、既知の距離dj,i,i+1だけ離れている。
ここで示した特定の場合において、行iがいずれの行であっても、距離di,j,j+1は等しい。したがって、この距離をdと表す。同様に、列jがいずれの列であっても、2つの磁力計の間の距離dj,i,i+1は等しい。したがって、この距離をdと表す。
ここで、距離dとdとは、ともにdに等しい。
典型的には、距離dは、インタフェース2の通常の使用の際に面24の前に同時に存在する2つの磁気物体の間に存在し得る最短距離よりも短く、好ましくはこの最短距離の2倍短い。ここで、距離dは、以下の場合に、1〜4cmの間にある。
・永久磁石の強さが0.5A.mである。
・磁力計の感度が4*10−7Tである。
・磁力計Mijの数が64個である。
図3から図7は、器具10の代わりに使用され得、又はインタフェース2において器具10と同時に使用され得る、他の器具を示す。
図3及び図4は、十字形ボタン50を示す。典型的には、このようなボタンは、動きの4つの垂直な方向から選択された移動の方向を示すことを意図している。この目的のためのボタン50は、「+」記号の形でクロス58のアームの端部に配置された52から57の4個のキーを有する。クロス58は、このクロスの幾何学的中心を通る軸60の垂直面内で実質的に延びている。軸60は、クロス58に、自由度がなしに固定されている。ここでは、クロス58は、単に、非磁性材料で作られた物質の単一ブロックを形成する。クロス58は、ハウジング60の底が水平に配置されたときに任意の方向に軸60を垂直に対して傾けることが可能なコネクション64を介してハウジング62の底に接続されている。このコネクション64は、例えば、ボールジョイントである。
ボタン50はまた、クロス58を恒久的にその水平位置に駆り立てることができる付勢手段を備えている。例えば、これらの付勢手段は、各キー52〜55と、ハウジング62の前面との間に配置された同一のばねを有する。
ボタン50は、ユーザにより作動され、
・クロス58が水平位置にある休止状態から
・4つの可能な押された状態のうちの一つの押された状態へ
と移る。
ここで、各押された状態は、単一のキー52〜55のそれぞれの押された状態に対応している。
ボタン50の現在の状態を決定するために、永久磁石66は、自由度なしにクロス58に固定されている。例えば、磁石66は、この磁石の磁気モーメントの方向が軸60と一致するように、クロス58に固定されている。これらの条件において、ボタン50の現在の状態は、単に磁石66の傾き、すなわちこの磁石66に対して決定された変数θ及びθの値を用いて確立されてもよい。ここで、磁石66の変数x、y、z及びAの値は、ボタン50の現在の状態を確立するために用いられない。対照的に、以下に説明するように、これらの4つの変数の値は、ボタン50に関連づけられる制御法則を選択するために使用されてもよい。
ここでは、磁石66の磁気モーメントの大きさは、一意である。すなわち、インタフェース2において使用され得る他の全ての永久磁石の大きさとは異なる。
図5は、軸72周りに回転するように取り付けられた舵取りハンドル70を示している。このタイプの舵取りハンドルは、例えば回転αの角度を示すために用いられることが意図されている。ここで、舵取りハンドル70は、軸72に沿って延びるシャフト74の端部に固定されている。シャフト74の他方の反対側の端部は、装置12の前面24によって支えられることを意図したスタンド76に回転自在に取り付けられている。シャフト74とスタンド76は、空中で舵取りハンドル70を保持して、その使用を容易にしている。
舵取りハンドル70は、無数の異なる状態を呈するために、ユーザによって手動で回転させられうる。舵取りハンドル70の場合には、各状態は、角度αの固有の値に対応する。ここで、角度αがゼロである状態は、休止状態と呼ばれる。
軸72についての舵取りハンドル70の角度αを測定するために、舵取りハンドルは、本実施の形態では、2つの永久磁石78及び80を備えている。これらの磁石は、例えば軸72に関して正反対に対向する位置に、舵取りハンドル70に自由度なしに固定されている。ここでは、これらの磁石78と80は同じものである。これらの磁石のそれぞれの磁気モーメントの方向は、舵取りハンドル70が基本的に延在している平面に平行で、かつ、中心が軸72に位置している円に接している。ここでは、休止状態では、磁石78及び80は、垂直面に対して互いに対称である。したがって、この休止状態からの逸脱は、ゼロとは異なる角度αに対応している。
ここで、角度αは、単に、磁石78及び80の方向に基づいて決定される。したがって、これら磁石78及び80の位置とこれらの磁石の大きさAは、この舵取りハンドル70に関連付けられる制御法則の選択のために用いられてもよい。
これらの磁石78及び80の磁気モーメントの大きさは、インタフェース2において一意である。
図6は、カーソル90を示す。例えば、このカーソルによって、電気機器4のパラメータの値を制御することができる。この目的のために、このカーソル90は、ハウジング96の上面に形成された直線状スロット94内で移動変位可能であるように設置されたスライド92を有する。ユーザは、カーソル90の状態を変更するために手でスライド92をスライドさせることができる。カーソル90の場合には、各状態は、スロット94に沿ったスライド92の特定の位置に対応する。
スロット94に沿ったスライド92の位置を測定するために、カーソル90は、
・スライド92に自由度なしに固定された永久磁石98と、
・ハウジング96に自由度なしに固定された永久磁石100と、
を備えている。
これらの条件において、カーソル90の状態は、磁石100に対する磁石98の相対位置によって確立されてもよい。ここでは、カーソル90の状態は、磁石98及び100の幾何学的中心間の最短距離d90の値に基づいて確立される。
したがって、磁石100の絶対位置及びそれの方向は、このカーソル90に関連付けられる制御法則の選択のために用いられてもよい。
この実施形態では、磁石100の磁気モーメントの方向は、スロット94が水平に延在している場合に軸Zと平行である。磁石98及び100の磁気モーメントの大きさは、インタフェース2において一意であり、互いに異なっている。
図7は、ボタン110を示している。このボタン110は、休止状態(図7に示す)と押された状態との間でユーザによって手動で移動され得る。典型的には、ボタン110は、それが押された状態に達した場合にのみ、機器4の動作をトリガーするように意図されている。
このボタン110は、休止位置(図7に示す)と押された位置との間で、ハウジング116に接続された軸114に沿った移動のみ可能であるキー112を有する。図7において、軸114は鉛直である。休止状態及び押された状態は、それぞれ、キー112の休止位置及び押された位置に対応する。
ボタン110は、キー112を恒久的にその休止位置に駆り立てる付勢手段を有する。これら付勢手段は、ここでは、ボタン112の下部とハウジング116の上面との間に介在するばね118を有する。
直線状ロッド120は、軸114に沿って伸びており、このロッド120の一端は、キー112に何らの自由度なく固定され、他端は、止め具124に固定されている。ハウジング116の上面に形成されたオリフィス122の内側にスライドするように、このロッド120が装着される。
止め具124によって、このロッド120の下端が、ハウジング116の内に留まる。
ボタン110の現在の状態を決定するために、ロッド120は、何らの自由度なくこのロッドに固定された永久磁石126を有する。本実施の形態において、磁石126の磁気モーメントの方向は、軸114と一致する。
同様に、もう一つの永久磁石128が、ハウジング116の底部に何らの自由度なく固定されている。
したがって、ボタン110の現在の状態は、磁石128に対する磁石126の相対的な位置に基づいて確立され得る。例として、この状態は、距離d110の値と閾値Sとに基づいて確立される。距離d110は、磁石126及び128の幾何学的中心間の最短距離である。閾値Sは、押された状態を休止状態と区別するために使用される。距離d110が閾値Sを下回る場合、これは、ボタン110が押された状態であることを意味する。逆に、距離d110がこの閾値Sを上回る場合、ボタン110は休止状態である。
距離d110は、磁石126及び128の変数x、y、A、θ、θの値に依存していない。したがって、これらの変数の値は、インタフェース2において使用される場合に、このボタン110に関連付けられる制御法則を選択するために使用されてもよい。
ここで、磁石126及び128は、構造的に同じものである。
図8は、より詳細にデータベース38を示す。このデータベース38は、事前に記録されたいくつかの制御法則Lを含む。また、それは、事前に記録された各法則Lと選択条件Cを関連付ける。器具の永久磁石のペア又は永久磁石によって条件Cが確かめられた場合、この制御法則は、その後、この磁石又は磁石のペアを備えた器具に関連付けられる。インデックス「i」は、制御法則Lと、データベース38によりこの法則Lと関連づけられた条件Cを識別する。各条件Cは、器具を備える永久磁石に対して決定された、一般的にこの器具の現在の状態の確立のために使用されない変数の値に関連する。
例示として、いくつかの制御法則、及びこれらの制御法則に関連付けられた条件について説明する。
法則Lは、変数θ及びθの値だけを使用する制御法則である。より正確には、それは、角度θ及びθの各値を機器4の各制御に変換する。例えば、この制御は、角度θ及びθの値によって指定された方向への人6の移動を引き起こすことができる。
この法則Lは、条件Cに関連付けられている。条件Cは、以下の通りである。変数Aの値は、SとSとの間である必要がある。ここで、S及びSは、予め定義された境界値であり、磁石16の磁気モーメントの大きさのみがこれらの境界値の間となるように定義される。したがって、この法則Lは、器具10と関係づけられることが意図される。装置12は、永久磁石の変数Aの値がSとSとの間であると判断した場合、このまさに磁石の角度θ及びθの値を、機器4についての制御に変換するために、法則Lを使用する。これにより、器具10の傾きを変更することによって、機器4を制御することができる。このことは、磁石16の存在が検出され得る時点から、装置12に関する器具10がいかなる位置にあっても、真であり続ける。したがって、器具10の位置は、ユーザによって自由に選択され得、このことは、インタフェース2についての無数の可能な構成に対応する。
法則Lは、法則Lと同じ制御法則であるが、角度θ及びθの同じ値に対して機器4の別の制御を生成する。法則Lは、条件Cに関連付けられている。条件Cは、以下の通りである。
・磁気モーメントの大きさの値は、境界値SとSの間であり、
・この永久磁石のx、y及びz座標は、予め定義されたゾーンV内に位置している。
境界値S及びSは、予め定義された境界値であり、永久磁石66の磁気モーメントの大きさだけが、これらの境界値の間にある。したがって、この法則は、十字形ボタン50と関連付けられることが意図される。
例えば、ゾーンVは、正中面の右側に位置するスペースである。ここで、右は、座標系XYZのX方向によってラベル付けされた側である。正中面は、ここでは、軸Y及びZに平行な平面であり、中央で磁力計Mijのマトリックスを切断する。したがって、法則Lは、ボタン60がゾーンV内に配置されているときのみ、ボタン60に関連付けられる。
法則L3は法則L及びLと同じであるが、角度θ及びθの同じ値に対して機器4の別の制御を生成する。
法則L3は、条件Cに関連付けられている。条件Cは、ゾーンVがゾーンVに置き換えられた点を除いて条件Cと同じである。ゾーンVは、上記定義された正中面の左側にあるボリュームである。
このように、法則L3は、ボタン60がゾーンV内にある場合のみ、ボタン60に関連付けられる。このように、このことは、同じ器具の動作が、磁力計Mijのアレイに関する器具の位置に応じて、同じではない場合について示している。また、そのような選択条件を用いることによって、ゾーンVにおけるボタン60のコピーと、同時に、ボリュームV内に位置するボタン60の他のコピーとを同時に用いることもできる。これらの二つのボタンは構造的に同じであるが、処理ユニットがこれらボタンのそれぞれに関連付ける制御法則が同じでないため、これら二つのボタンの動作は、同じではない。このことは、予め定義されたゾーンから他の予め定義されたゾーンに器具を移すことにより、インタフェース2の設定が変更されうる状況を示している。
法則L4は、回転角αの値に応じて機器4を制御するために2つの永久磁石の変数θ及びθの値のみを用いる制御法則である。
典型的には、この法則L4は、舵取りハンドル70に関連付けられるように設計されている。このために、法則L4は、データベース38によって条件Cに関連づけられている。条件Cは、ここでは以下の通りである。面24の前に同時に存在する2つの離れた永久磁石についての変数Aの値が、それぞれ境界値SとSの間にある。ここで、境界値SとSは、予め定義された境界値であり、永久磁石78及び80の磁気モーメントの大きさのみがこれらの境界値の間となるように定義される。この条件Cで、面24に舵取りハンドル70が面24上のどこに配置されたとしても、同じ制御法則Lが舵取りハンドル70に関連付けられる。したがって、ユーザは、舵取りハンドル70のインタフェース2における配置を自由に選択することができる。
法則Lは、2つの永久磁石の間の距離の値を用いて、この距離に応じて機器4のパラメータを調整するための制御を生成する制御法則である。この法則L5は、
・磁石98だけが満たすことのできる条件である、磁気モーメントの大きさが予め定義された境界値S71とS81の間である永久磁石と、
・磁石100のみが満たすことのできる条件である、磁気モーメントの大きさが予め定義された境界値S72とS82の間である永久磁石と
の間の距離が測定されることを指定する。
この制御法則は、典型的には、距離が距離d90に対応するように、カーソル90に関連付けられるように設計されている。この目的のために、法則Lは、条件Cに関連付けられている。この条件Cは、以下の通りである。
・永久磁石の変数Aの値が、境界値S72とS82の間にあり、
・この同じ永久磁石の角度θの値が、ゼロプラスマイナス2%に等しい。
このような条件Cで、面24と平行にスライド92が移動するようにカーソル90が配置される場合のみ、法則Lはカーソル90に関連付けられる。また、カーソル90の一つの例は、所与の時点で、面24上に水平に配置されなければならない。
法則Lは、法則Lと同じ制御法則であるが、距離d90の同じ値に対して機器4の別の制御を生成する。この目的のために、法則Lは、条件Cに関連付けられている。条件Cは、以下の通りである。
・永久磁石の変数Aの値が、境界値S72とS82の間にあり、
・角度θの値が、90°プラスマイナス2%に等しい。
この条件Cで、垂直にスライド92が移動するようにカーソル90が配置される場合のみ、法則Lはカーソル90に関連付けられる。したがって、条件CとCにより、同じ器具の動作が、器具の方向に応じて変更される事例を得ることが可能となる。
法則Lは、2つの同じ永久磁石の間の最短距離のみを用いて、機器4の制御を生成する制御法則である。ここで、最短距離が距離d110に対応するように、法則Lはボタン110と関連付けられることを意図されている。例えば、制御法則Lは以下の通りである。
・距離d110が閾値Sよりも大きい場合、ユニット30は機器4のいかなる制御も生成せず、
・距離d110が閾値S以下である場合、ユニット30が制御を生成し、機器4に送信する。
法則Lは、条件Cに関連付けられている。ここで、この条件Cは以下の通りである。
・2つの離れた永久磁石の変数Aの値は、両方とも境界値SとS10の間にあり、
・これら2つの磁石の間の最短距離が、閾値Dmax110未満であり、
・これら2つの永久磁石の位置がゾーンVに属していない。
境界値S及びS10は、予め定義された定数であり、磁石126及び128の磁気モーメントの大きさのみが、これら境界値の間にある。閾値Dmax110の値は、距離d110の最大可能値に等しくなるように選択される。
ここで、ゾーンVは、このボタン110の永久磁石のペアを形成するものとは、機械的に独立した少なくとも一つの他の磁石の位置によって定義される場所にある予め定められた寸法のボリュームである。たとえば、ゾーンVは、軸Y及びZに平行で、この他の永久磁石の幾何学的中心を通る面の右側に位置する半空間である。このように、ボタン110のコピーの機能は、この他の永久磁石に対するボタン110の相対的な位置に依存する。ここで、他の永久磁石のために、面24の前に同時に存在するボタン110の別のコピーの磁石126及び128が用いられる。このように、ボタン110の一つのコピーに関連付けられる制御法則は、この同じボタンの別のコピーに対するボタンの位置に依存している。
法則Lは、同じ距離d110に対し機器4の異なる制御を生成する点を除いて法則Lと同じである。この法則Lは、条件Cに関連付けられている。条件Cは以下の通りである。
・2つの離れた永久磁石の変数Aの値は、両方とも境界値SとS10の間にあり、
・これら2つの磁石の間の最短距離が、閾値Dmax110未満であり、
・これら永久磁石の位置がゾーンV内である。
したがって、ゾーンVの場所が定義できないため、ボタン110のただ一つのコピーが装置12の面24の前に存在する場合、このボタン110は、自動的に法則Lに関連付けられる。対照的に、ボタン110の2つのコピーが同時に面24の前に存在する場合、他のコピーの右に位置したボタン110のコピーは、法則Lに自動的に関連付けられ、これに対し、法則Lは、より左に位置している他のコピーに関連付けられる。このように、条件C及びCは、インタフェース2における器具の機能が、他の器具に対する器具の相対位置に依存している場合について示している。
インタフェース2の機能についてさらに図9の方法を参照して詳細に説明する。
この方法は、初期化段階140から開始し、この間、種々の制御法則L、及びこれら制御法則の選択のための種々の条件Cがデータベース38に記録される。
次に、インタフェース2の設定段階142が行われる。この段階142の間に、ユーザは、器具10、60、70、90及び110のうちの1つ又は複数の器具を選択する。ここで、ユーザは、器具10及び70のそれぞれのただ一つのみのコピー、並びに器具60、90、及び110のそれぞれの2つのコピーが存在するものとする。次に、ユーザは、装置12の面24上に、器具を自由に置く。また、ユーザは、確実に、実現される構成が面24の前に5個を超える永久磁石が同時にあるということをもたらすことがないようにする。そして、ヒューマンマシンインタフェースが構成される。
そして、このインタフェースの使用段階144を続行することが可能である。
段階144は、磁力計Mijが同時に面24の前に存在する永久磁石または磁石の磁場を同時に測定する段階146によって開始する。
そして、ステップ148の間、ユニット30は、磁力計Mijの測定に基づいて、永久磁石それぞれの磁気モーメントの位置、向き及び大きさを決定する。
このため、動作150の間に、ユニット30は、一つの磁気双極子についてのモデルMの連立方程式を解く。ユニットは、座標x、y、z、θ及びφと、大きさAとのセットを取得する。
次に、動作152の間に、ユニット30は、
・連立方程式Mに基づいて、及び動作150が終了するときに取得される位置、向き及び大きさに基づいて、計算される、磁力計により測定された推定値と、
・ステップ146の間に実際に測定される磁力計の測定値と
の間の差分の代表であるエラーEを算出する。
そのモデルを解くために使用されるアルゴリズムがアンサンブル又は拡張カルマンフィルタである場合において、動作150の間にこの連立方程式の解を求めることによって、一般に、このエラーEの推定値が提供される。
ステップ150及びステップ152は、P=1からP=5についてなされる。好ましくは、各Pの値についてのステップ150及びステップ152は、並行して行われる。
次に、動作154の間に、ユニット130は、最小のエラーEPを与えるモデルMで得られた結果を選択する。したがって、面24の前に、単一の永久磁石のみがある場合、ユニット30は、自動的に、モデルMを選択する。対照的に、2つの永久磁石がある場合、ユニット30は、自動的に、モデルMなどを選択する。
このステップ148が終了するときに、永久磁石の数、並びに変数x、y、z、θ、θ及びAの値が、これら永久磁石のそれぞれについて、知られる。
ステップ160の間に、ユニット30は、磁石のそれぞれに対してステップ148で決定される6つの変数の値を用いて、永久磁石又は永久磁石のペアと関連付けられる制御法則を自動的に選択する。このため、ユニット30は、まず、この永久磁石又はこの永久磁石のペアが条件Cのいずれかを満たすかを確かめる。もしそうであれば、ユニット30は、データベース38において満たされた条件Cに関連付けられる制御法則Lを自動的に選択し、ステップ164を続行する。そうでなければ、すなわち、この永久磁石又はこの永久磁石のペアが、いずれの条件Cを満たさない場合、ユニット30は、別の永久磁石又は別の永久磁石のペアのためにステップ160を繰り返す。もはやテストのための永久磁石又は永久磁石のペアが存在しない場合、方法は、ステップ146に戻る。
例えば、ステップ160の間、磁気モーメントの大きさが境界値S及びSの間にある永久磁石が存在する場合、ユニット30は、この永久磁石を備えた器具に関連付けられた法則であるとして法則Lを自動的に選択する。
条件Cが満たされている各時間、ステップ164の間、ユニット30は、この永久磁石又はこの永久磁石のペアに対してステップ148の間に決定された変数x、y、z、θ、θ及びAのうちのいくつかに基づく器具の状態を確立する。例えば、永久磁石16の場合、ユニット30は、角度θ及びθの値に基づいて器具10の傾きを計算する。
一旦、器具の状態が確立されると、ステップ166の間、ユニット30は、この永久磁石又はこの永久磁石のペアに対するステップ164の間に確立された状態とステップ160の間に選択された制御法則とを用いることによって機器4の制御を生成する。例えば、器具10の場合には、ユニット30は、ユーザが器具10を傾斜された方向に人6が動くよう、機器4の制御を生成する。
次に、ステップ168の間、ユニット30は、このように生成された制御を機器4に送信する。
ステップ170の間に、機器4は、送信された制御を実行し、それに応じて、送信された制御に応じた動作を実行する。
データベース38に含まれる条件Cのいずれかを満たす各永久磁石又は永久磁石のペアに対し、ステップ164から170が繰り返される。
ステップ146から170に並行して、ステップ172の間に、ユーザは、機器4を制御するために面24上に配置された器具を自由に作動させる。
ユーザがインタフェース2を再設定したい場合、彼は段階142に戻る。この新たな段階142の実行の間、例えば、
・器具を除き又は追加することによって、及び/又は
・器具の機能を変更するために器具を動かすことによって、
ユーザは、インタフェース2の設定を変更することができる。
このように、インタフェース2は、製造の容易さを残しつつ、簡単に設定可能である。
他の多数の実施形態が可能である。例えば、前面24は必ずしも平面ではない。例えば、変形例としては、上記前面は、起伏のある形状を有する。典型的には、この起伏のある形状は、中空のシートを有してもよく、これら中空のシートは、これらシート内に器具を受け入れて固定することを意図したものであってもよい。
変形例において、2つの永久磁石を備えた器具の傾斜は、これらの磁石のいずれかの磁気モーメントの向きのみに基づいてではなく、これらの永久磁石の各々の位置に基づいて決定される。さらに、これら2つの永久磁石が異なる磁気モーメントを有する場合、これら永久磁石の位置に基づいて方向を決定することもできる。
上記以外の器具を実現し、インタフェース2に使用することができる。例えば、クロス58は、円盤で置き換えられてもよい。このことは、円盤を移動方向に傾けることにより、無限の移動方向から移動方向を示すことを可能にする。別の変形例では、シャフト74及びスタンド76が省略される。それから、ユーザは、面24に対して舵取りハンドルを自由に移動させてもよい。
多数の異なる制御法則が開発されてもよい。例えば、機器4の制御は、いずれかの器具に備えられた永久磁石の速度又は加速度に依存してもよい。別の例では、ボタン110に関連付けられた制御法則は、距離d110の連続関数である。この場合、ばね118の存在のため、この制御法則は、キー112上でユーザによって加えられる圧力に依存する。
いくつかの制御法則を同じ器具に、その使用中に、関連付けることも可能である。例えば、法則Lに加えて、法則Lで使用される変数以外の変数に応じて機器4の制御を生成する制御法則である制御法則L11が同時に器具10に関連付けられることができる。たとえば、法則L11は、以下の通りである。zが予め定められた閾値S11よりも大きい場合、特定の制御が機器4に送信され、zがS11よりも低い場合、この特定の制御は送信されない。特定の制御は、例えば、ユーザが器具10を傾けた方向に移動する際に、人6のジャンプをトリガーする。制御法則L及びL11は、同じ選択条件Cに関連付けられた全く同一の制御法則内に再編成されてもよい。
同じ器具又は異なる器具に異なる制御法則を関連付けることができるようにするために、いくつかの制御法則を記録することは必須ではない。変形例において、単一のパラメータ化された制御法則がメモリ34内に記憶され、各条件Cがこの制御法則の種々のパラメータに対する値のそれぞれのセットに関連付けられる。
多数の他の選択条件が考えられる。例えば、選択条件は、器具の永久磁石の磁気モーメントの傾きが、予め定められた値の範囲内にあるかどうかをテストし、範囲内にある場合のみ、制御法則Lをこの永久磁石を備えた器具に関連付けてもよい。このように、正しい向きが上である場合に第1の制御法則に関連付けられ、逆さまに使用されている場合に他の制御法則に関連付けられたボタンを提供することができる。
器具に関連付けられる制御法則を選択することを可能にする条件は、必ずしも変数Aの値のテストを行わなくてもよい。例えば、インタフェースが一つの器具だけ又はこの同じ器具のいくつかの同じコピーだけを有する場合、この器具の永久磁石の磁気モーメントの大きさの値を必ずしもテストしなくてもよい。なぜならば、全てのコピーに対し同じであるからである。この場合、制御法則は、例えば、予め定められたゾーンに対する永久磁石の位置に応じてのみ、選択される。
予め定められたボリューム内ではなく、座標系X、Y、Zの固定されたポイントに関する特定の位置又は器具から離れた他の永久磁石によって位置が定義されるポイントに、永久磁石の位置があるかを確かめる条件を定義することもできる。
条件Cは、同じ器具に備えられた少なくとも2つの永久磁石の特定の相対位置が検出されたかをテストしてもよい。もしそうであるならば、このことは、この器具を識別し、これにより、この器具に関連付けられる制御法則を選択することを可能にする。この場合、この器具に関連付けられる制御法則を選択するために磁気モーメントの大きさを使用することは必須ではない。
面24の前に同時に存在する永久磁石の数Pが予め分かっている場合、制御方法は、これらP個の永久磁石の磁気モーメントの位置、方向、及び大きさを決定するための対応するモデルMだけを使用することにより簡略化することができる。例えば、永久磁石の数Pは、ユーザによって設定段階中に把握される。最小誤差Eを有するモデルの選択は、省略されてもよい。
変形例では、ヒューマンマシンインタフェース2は、磁力計Mijのアレイに関する位置に依存して動作が変わる単一の器具だけを有してもよい。
別の変形例では、器具に関連付けられる制御法則を自動的に選択するために用いられる永久磁石は、器具の現在の状態を確立するために用いられるものと同じでない。器具が備えている永久磁石を器具の現在の状態を確立する目的のために用いずに、磁力計Mij以外のセンサを用いることによって器具の現在の状態を確立することもできる。
処理ユニットと磁力計Mijは、制御法則の自動選択のため及び器具の状態の確立のために必要な変数を特定するために、簡略化されてもよい。したがって、各永久磁石に対し特定される変数の値の数は、6未満であってもよい。例えば、磁気モーメントの大きさと各永久磁石の向きが予め知られている簡略化された実施形態では、各永久磁石の位置のみが特定される。例えば、平坦面24上に配置されたボタン110の一つのコピーだけ又はいくつかのコピーが用いられる場合、そのような状況が発生しうる。
インタフェース2の設定の変化は、必ずしもユーザによって手動で直接実行されない。別の変形例では、インタフェースは、インタフェースの設定を変更することが可能な電動アクチュエータを有する。例えば、この目的のために、ユーザが自分でその器具のそれぞれを操作する必要がないように、器具の動作、又はこの器具の別の器具との交換は、電動される。
インタフェース2の可能な設定の数は、機械装置によって制限され得る。したがって、変形例では、ヒューマンマシンインタフェースは、レール、及び器具10、50、70、90又は110といった器具を有し、インタフェース2の設定を変更するためにこのレールにのみ沿って移動できるように、このレール上に摺動可能に取り付けられる。別の変形例では、器具が前面24に対して配置されることが可能な場所の数を制限することも可能である。このために、インタフェース2は、複数の場所を有し、これらの複数の場所は、ある数の器具がこの場所に固定されることを防止し、逆に、他の異なる器具がこの場所に固定されることを許可するコーディングを、それぞれ備える。
カルマンフィルタを作成するために使用される近似はまた、4次又はより高い次元の近似であり得る。すなわち、電磁気学上の方程式が双極子近似に対応するものよりも高い次元に近似される。
多くの異なる方法が、磁性体の位置及び向きを決定するために使用することができる。例えば、米国特許第6269324号明細書で記述された方法が使用可能である。これらの方法はカルマンフィルタを必ずしも使用しない。例えば、米国特許出願公開第2002/171427号明細書又は米国特許第6263230号明細書で記述された方法が可能である。
磁力計アレイの磁力計は、必ずしも行及び列に配置されない。それらはまた他のパターンに従って配置され得る。例えば、磁力計は、平面のパターンの各三角形または六角形のメッシュの各頂点に配置される。
互いに関連する磁力計の配置は、ランダム又は不規則であってもよい。したがって、アレイ内の2つの直接連続した磁力計の間の距離は、2つの直接連続した磁力計の全てのペアについて同じではない。例えば、アレイのあるゾーンにおける磁力計の密度は、他の箇所よりも高くてもよい。ある領域内の密度を増加させることによって、この領域での測定精度を高めることができる。
磁力計のアレイは、空間内の3つの同一直線上でない方向に伸張し得る。これらの条件では、磁力計は、3次元の容積の内部に分布している。
磁力計の数Nは、同様に、64又は90以上であってもよい。
磁力計アレイの磁力計の全ては、互いに同一である必要はない。変形例として、全ての磁力計が同じ感度を有しているわけではない。この場合、より精度の低い磁力計が、例えばアレイの中心付近に配置され、より精度の高い磁力計がこのアレイの周囲に配置される。そのような実施形態は、最も飽和しにくく、それゆえ、より感度が低い磁力計を、磁性物体の最も近くになるような場所に配置することの利点を有する。これはまた相互作用のゾーンを拡張することを可能にする。
機器4は、人間の行動に応じて制御される必要がある電気機器の任意のタイプで置き換えられ得る。一例として、制御される機器は、ロボット又は工作機械等であってもよい。
ここで説明する全ての実施の形態において、永久磁石は、継続的に電力が供給されず、地球の磁場等の外部の継続的な磁場の存在下で磁気モーメントを取得する磁気物体に置換され得る。例えば、永久磁石は軟磁性材料で作られた部分によって置換される。保磁場が10又は1A.m−1より小さい場合、磁性材料は軟磁性であるとみなされる。このような部分は、地球の磁場と軟磁性材料で作られた部分との間の相互作用によって生成された磁気モーメントを有する。

Claims (12)

  1. 電気機器を制御するための設定可能なヒューマンマシンインタフェースであって、このインタフェースは、
    ・少なくとも一つの可動性の器具(10、50、70、90、110)であって、各器具は少なくとも前記電気機器の制御の第1の状態と第2の状態との間で変わるように、ユーザの手によって直接作動可能である器具と、
    ・処理ユニット(30)であって、
    ・前記電気機器のいくつかの異なる制御法則から、前記ユーザによって作動される前記器具に関連付けられる制御法則を自動的に選択することと、ここで、各制御法則は、前記電気機器の第1の制御を器具の第1の状態に、及び前記電気機器の異なる制御又は無制御である第2の制御をこの同じ器具の第2の状態に関連付け、前記制御法則は前記電気機器の異なる制御を前記器具の同じ第1の状態又は前記機器の同じ第2の状態に関連付けるという点で相互に異なっている、
    ・前記器具の現在の状態に依存して、及びこの器具に対して選択された前記制御法則に依存して、制御を生成し、前記電気機器に送信することと
    が可能である処理ユニット
    を有し、
    ・前記インタフェースは、各器具に接続された少なくとも一つの永久磁石(16、66、78、80、98、100、126、128)と、磁力計のそれぞれの間の既知の距離を保つために、自由度なしに互いに機械的に接続されたN個の三軸磁力計(Mij)を有する磁力計アレイとを含み、ここでNは、5以上の整数であり、
    ・前記処理ユニット(30)は、
    ・器具の各永久磁石に対し、前記アレイに自由度なしに固定された三次元座標系における永久磁石の位置若しくは方向、又は前記永久磁石の磁気モーメントの大きさをエンコードする少なくとも一つの変数の値を、前記アレイの前記磁力計の測定に基づいて決定することと、
    ・この変数の決定された値に基づいて前記制御法則を自動的に選択することと
    が可能であることを特徴とするインタフェース。
  2. ・各器具は、器具が第1と第2の状態との間で変わるようにユーザによって作動された場合に前記位置又は前記方向が変化する少なくとも一つの永久磁石(16、66、78、80、98、126)を備え、この永久磁石は、この器具に関連付けられる前記制御法則を自動的に選択するため用いられるものと同じであるか、又は異なる永久磁石であり、
    ・前記処理ユニット(30)は、
    ・前記器具が作動された場合に前記位置又は前記方向が変化するこの永久磁石に対し、この器具の前記状態に依存して変化する少なくとも一つの変数の値を、前記アレイの前記磁力計の測定に基づいて決定することと、
    ・この決定された値に基づいて、前記電気機器の制御を生成するために用いられる前記器具の前記状態を確立することと
    が可能である請求項1に記載のインタフェース。
  3. 前記器具(10、50)は、
    ・前記器具の前記第1及び第2の状態において、それぞれ、前記三次元座標系のうちの一つの軸に対する第1及び第2の傾きを有する軸(18、60)と、
    ・前記永久磁石の磁気モーメントの方向がこの軸に平行となる位置において、前記軸に対して自由度なしに固定された永久磁石(16、66)と
    を有する請求項1又は2に記載のインタフェース。
  4. 前記器具(70)は、軸周りに回転移動可能な舵取りハンドルと、この舵取りハンドルに自由度なしに、回転軸に対して偏心した位置又は回転軸に対して磁気モーメントが傾斜した位置に固定された永久磁石(78、80)と、を有する請求項1から3のいずれか1項に記載のインタフェース。
  5. 設定可能なヒューマンマシンインタフェースを用いて電気機器を制御する方法であって、前記方法は、
    ・移動可能な少なくとも一つの器具を、少なくとも前記電気機器の制御の第1の状態と第2の状態との間で変わるようにユーザの手によって直接作動すること(172)と、
    ・前記電気機器のいくつかの異なる制御法則から、前記ユーザによって作動される前記器具に関連付けられる制御法則を自動的に選択すること(160)と、ここで、各制御法則は、前記電気機器の第1の制御を器具の第1の状態に、及び前記電気機器の異なる制御又は無制御である第2の制御をこの同じ器具の第2の状態に関連付け、前記制御法則は前記電気機器の異なる制御を前記器具の同じ第1の状態又は前記機器の同じ第2の状態に関連付けるという点で相互に異なっている、
    ・前記器具の現在の状態及びこの器具に対して選択された前記制御法則に依存して、制御を生成すること(166)及び前記電気機器に送信すること(168)と
    を有し、
    前記方法は、さらに、
    (a)磁力計のそれぞれの間の既知の距離を保つために、自由度なしに互いに機械的に接続されたN個の三軸磁力計を有する磁力計アレイを用いて、前記器具に接続された少なくとも一つの永久磁石によって生成された磁場を測定すること(146)と、ここでNは、5以上の整数であり、
    (b)器具の各永久磁石に対し、前記アレイに自由度なしに固定された三次元座標系における永久磁石の位置若しくは方向、又は前記永久磁石の磁気モーメントの大きさをエンコードする少なくとも一つの変数の値を、前記アレイの前記磁力計の測定に基づいて決定すること(148)と、
    (c)この変数の決定された値に基づいて前記制御法則を自動的に選択すること(160)と
    をさらに含むことを特徴とする方法。
  6. 前記方法が、
    ・器具の各永久磁石に対し、前記三次元座標系における永久磁石の位置及び方向、並びに前記永久磁石の磁気モーメントの大きさをエンコードする六つの変数を、前記アレイの前記磁力計の測定に基づいて決定すること(148)、それから、
    ・前記六つの変数のうち同じ永久磁石に対し決定された値をもつ第1の個数の変数の、この永久磁石を備えた前記器具の前記状態を確立する(164)ための使用と、これら六つの変数のうちの前記第1の個数とは異なる第2の個数の変数の、この器具に関連付けられる制御法則を選択する(160)ための使用と
    を含む請求項5に記載の方法。
  7. 前記器具の前記状態が、前記三次元座標系の少なくとも一つの軸に対する前記器具の傾きをエンコードする変数の値だけに基づいて確立される
    請求項6に記載の方法。
  8. ステップ(b)は、器具の各永久磁石に対し、前記三次元座標系における永久磁石の位置をエンコードする少なくとも一つの変数の値を決定すること(148)を含み、
    ステップ(c)は、前記磁力計アレイに対する前記器具の場所に依存してこの永久磁石を備えた前記器具と関連付けられる制御法則を選択するために、境界が磁力計アレイに対して定義された予め定められたゾーンと、位置をエンコードするこの変数の決定された値とを比較することを含む
    請求項5から7のいずれか1項に記載の方法。
  9. ステップ(b)は、各永久磁石に対し、前記三次元座標系における永久磁石の位置及び方向をエンコードする少なくとも一つの変数の値を決定すること(148)を含み、
    ステップ(c)は、ステップ(b)の間に決定された前記変数の値に基づいて、この器具から機械的に独立した他の永久磁石の位置又は方向に対する、この器具に備えられた永久磁石の相対位置又は方向を決定することと、この決定された相対位置又は方向に基づいてこの器具に関連付けられる前記制御法則を選択すること(160)とを含む
    請求項5から7のいずれか1項に記載の方法。
  10. ステップ(b)は、各永久磁石に対し、前記永久磁石の磁気モーメントの大きさをエンコードする変数の値を決定すること(148)を含み、
    ステップ(c)は、器具に備えられた永久磁石の前記磁気モーメントの決定された大きさのみに基づいて、器具に関連付けられる前記制御法則を選択することを含む
    請求項5から7のいずれか1項に記載の方法。
  11. ステップ(b)は、各永久磁石に対し、前記三次元座標系における永久磁石の位置又は方向をエンコードする少なくとも一つの変数の値を決定すること(148)を含み、
    ステップ(c)は、器具に備えられた少なくとも2つの永久磁石の相対位置を、この器具と使用されうる他の器具とを区別するために、ステップ(b)の間に決定された前記変数の値に基づいて決定することを含み、
    ステップ(c)は、このようにして決定された前記相対位置を用いることにより前記制御法則を選択することを含む
    請求項5から7のいずれか1項に記載の方法。
  12. 命令が電子コンピュータによって実行されるときに、請求項5から11のいずれか1項に記載の方法を実行するための命令を有することを特徴とする情報記録媒体(34)。
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