JP6280680B2 - パケット通信におけるパケット送信装置、通信端末及びスロースタート制御方法 - Google Patents
パケット通信におけるパケット送信装置、通信端末及びスロースタート制御方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6280680B2 JP6280680B2 JP2014057168A JP2014057168A JP6280680B2 JP 6280680 B2 JP6280680 B2 JP 6280680B2 JP 2014057168 A JP2014057168 A JP 2014057168A JP 2014057168 A JP2014057168 A JP 2014057168A JP 6280680 B2 JP6280680 B2 JP 6280680B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rtt
- congestion
- delay time
- trip delay
- measurement period
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
Description
まず、本発明に係る実施例1のスロースタート動作部119aについて、図5を参照して説明する。
then 輻輳が発生
else 輻輳が発生していない
次に、本発明に係る実施例2のスロースタート動作部119aについて、図6を参照して説明する。尚、図6において、図5と同様の処理内容を示す要素には、同一の参照番号を付している。実施例1では、1計測期間の経過判定及び輻輳判定後、スロースタートフェーズが継続する場合は全て式(5)によってCWNDを拡大するように構成していたが、本実施例のスロースタート動作部119aは、1計測期間の経過判定及び輻輳判定後、再度、第2の輻輳判定を実行し、輻輳が発生していない場合にのみ式(5)によりCWNDを拡大するように構成される。
次に、本発明に係る実施例2のスロースタート動作部119aについて、図7を参照して説明する。尚、図7において、図5と同様の処理内容を示す要素には、同一の参照番号を付している。実施例1では、1計測期間の経過判定及び輻輳判定後、スロースタートフェーズが継続する場合は全て式(5)によってCWNDを拡大するように処理していたが、本実施例のスロースタート動作部119aは、1計測期間の経過判定及び輻輳判定後、第3の輻輳判定を実行し、輻輳が発生していない場合にのみ式(5)によりCWNDを拡大するように構成される。
then輻輳が発生
else輻輳が発生していない
11 従来技術に係るパケット送信装置
11a 本発明による一実施形態のパケット送信装置
12 パケット受信装置
20 通信端末
21 パケット受信装置
22 パケット送信装置
111 送信時刻書込部
112 パケット送信部
113 送達確認応答受信部
114 パケットロス判定部
115 パケット送信制御部
116 ロス再送動作部
117 ロスリカバリ動作部
118 輻輳回避動作部
119,119a スロースタート動作部
Claims (7)
- 送達確認に基づく遅延量を用いてパケット送信に関するスロースタート制御を行うパケット送信装置であって、
パケット送信の送達確認に基づく往復遅延時間(RTT)と、前記往復遅延時間(RTT)について継続して計測した最小の往復遅延時間(RTTbase)を保持し、予め定めたパケット遅延量に関する計測期間内における当該往復遅延時間(RTT)について直前の1計測期間内で計測した最小の値を計測期間内最小の往復遅延時間(RTTmin)として計測し保持するRTT算出手段と、
スロースタートフェーズで動作中に、前記計測期間を監視し、前記計測期間を経過する送達確認を得た際に前記最小の往復遅延時間(RTTbase)に所定量を加えた値と前記計測期間内最小の往復遅延時間(RTTmin)の比較に基づく第1の輻輳判定を行い、前記第1の輻輳判定によって輻輳と判定した際にスロースタートフェーズから輻輳回避フェーズへ遷移させるように動作するスロースタート制御手段と、
を備えることを特徴とするパケット送信装置。 - 前記スロースタート制御手段は、
前記計測期間の期間中に、パケットロスがない旨の判定結果として送達確認を得た際に、前記計測期間内最小の往復遅延時間(RTTmin)について前記往復遅延時間(RTT)を用いて更新するとともに、前記計測期間を経過する送達確認を得た際の前記第1の輻輳判定によって輻輳ではないと判定した際に、前記計測期間内最小の往復遅延時間(RTTmin)を当該往復遅延時間(RTT)により更新して、輻輳ウィンドウサイズを拡大しスロースタートフェーズを継続するように動作する手段を更に有することを特徴とする、請求項1に記載のパケット送信装置。 - 前記スロースタート制御手段は、
前記計測期間の期間中に、パケットロスがない旨の判定結果として送達確認を得た際に、前記計測期間内最小の往復遅延時間(RTTmin)について前記往復遅延時間(RTT)を用いて更新するとともに、当該送達確認時の前記最小の往復遅延時間(RTTbase)及び前記計測期間内最小の往復遅延時間(RTTmin)を基に、前記最小の往復遅延時間(RTTbase)に所定量を加えた値と前記計測期間内最小の往復遅延時間(RTTmin)の比較に基づく第2の輻輳判定を行い、前記第2の輻輳判定によって輻輳と判定した場合には輻輳ウィンドウサイズを拡大せず維持してスロースタートフェーズを継続し、輻輳ではないと判定した場合には輻輳ウィンドウサイズを拡大して、スロースタートフェーズを継続するように動作する手段を更に有することを特徴とする、請求項1に記載のパケット送信装置。 - 前記スロースタート制御手段は、
前記計測期間の期間中に、パケットロスがない旨の判定結果として送達確認を得た際に、前記計測期間内最小の往復遅延時間(RTTmin)について前記往復遅延時間(RTT)を用いて更新するとともに、当該送達確認時の前記最小の往復遅延時間(RTTbase)及び前記往復遅延時間(RTT)を基に、前記最小の往復遅延時間(RTTbase)に所定量を加えた値と前記往復遅延時間(RTT)の比較に基づく第3の輻輳判定を行い、前記第3の輻輳判定によって輻輳と判定した場合には輻輳ウィンドウサイズを拡大せず維持してスロースタートフェーズを継続し、輻輳ではないと判定した場合には輻輳ウィンドウサイズを拡大して、スロースタートフェーズを継続するように動作する手段を更に有することを特徴とする、請求項1に記載のパケット送信装置。 - 前記スロースタート制御手段は、
前記計測期間を経過する送達確認を得た際の前記第1の輻輳判定によって輻輳ではないと判定した際に、再度、当該送達確認時の前記最小の往復遅延時間(RTTbase)及び当該往復遅延時間(RTT)を基に、前記最小の往復遅延時間(RTTbase)に所定量を加えた値と前記往復遅延時間(RTT)の比較に基づいて輻輳判定を行い、該輻輳判定によって輻輳と判定した場合には輻輳ウィンドウサイズを拡大せず維持してスロースタートフェーズを継続し、輻輳ではないと判定した場合には輻輳ウィンドウサイズを拡大して、スロースタートフェーズを継続するように動作する手段を更に有することを特徴とする、請求項3又は4に記載のパケット送信装置。 - 請求項1から5のいずれか一項に記載のパケット送信装置を備えることを特徴とする通信端末。
- 送達確認に基づく遅延量を用いてパケット送信に関するスロースタート制御を行うスロースタート制御方法であって、
パケット送信の送達確認に基づく往復遅延時間(RTT)と、前記往復遅延時間(RTT)について継続して計測した最小の往復遅延時間(RTTbase)を保持し、予め定めたパケット遅延量に関する計測期間内における当該往復遅延時間(RTT)について直前の1計測期間内で計測した最小の値を計測期間内最小の往復遅延時間(RTTmin)として計測し保持するステップと、
スロースタートフェーズで動作中に、前記計測期間を監視し、前記計測期間を経過する送達確認を得た際に前記最小の往復遅延時間(RTTbase)に所定量を加えた値と前記計測期間内最小の往復遅延時間(RTTmin)の比較に基づく第1の輻輳判定を行い、前記第1の輻輳判定によって輻輳と判定した際にスロースタートフェーズから輻輳回避フェーズへ遷移させるように動作するステップと、
を含むことを特徴とするスロースタート制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014057168A JP6280680B2 (ja) | 2014-03-19 | 2014-03-19 | パケット通信におけるパケット送信装置、通信端末及びスロースタート制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014057168A JP6280680B2 (ja) | 2014-03-19 | 2014-03-19 | パケット通信におけるパケット送信装置、通信端末及びスロースタート制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015180008A JP2015180008A (ja) | 2015-10-08 |
JP6280680B2 true JP6280680B2 (ja) | 2018-02-14 |
Family
ID=54263760
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014057168A Expired - Fee Related JP6280680B2 (ja) | 2014-03-19 | 2014-03-19 | パケット通信におけるパケット送信装置、通信端末及びスロースタート制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6280680B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6417225B2 (ja) * | 2015-01-19 | 2018-10-31 | 日本放送協会 | パケット通信におけるパケット送信装置、通信端末及びスロースタート制御方法 |
-
2014
- 2014-03-19 JP JP2014057168A patent/JP6280680B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2015180008A (ja) | 2015-10-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US11876714B2 (en) | Method and apparatus for network congestion control based on transmission rate gradients | |
JP4147534B2 (ja) | 通信装置および通信方法 | |
JP4778453B2 (ja) | 通信端末、輻輳制御方法および輻輳制御プログラム | |
WO2019019825A1 (zh) | 一种拥塞控制方法及相关设备 | |
JP5625748B2 (ja) | 通信装置、通信システム、プログラム及び通信方法 | |
US20060209838A1 (en) | Method and system for estimating average bandwidth in a communication network based on transmission control protocol | |
US20130058212A1 (en) | Optimization of the transmission control protocol particularly for wireless connections | |
EP2922241B1 (en) | Methods and apparatus to determine network delay with location independence from retransmission delay and application response time | |
JP2008104018A (ja) | 通信システム、通信装置、及び送信制御方法 | |
JP6173826B2 (ja) | パケット送信装置およびそのプログラム | |
JP5308364B2 (ja) | 送信装置、送信方法及びプログラム | |
JP6101046B2 (ja) | パケット送信装置およびそのプログラム | |
JP6280680B2 (ja) | パケット通信におけるパケット送信装置、通信端末及びスロースタート制御方法 | |
Sinky et al. | Cross-layer assisted TCP for seamless handoff in heterogeneous mobile wireless systems | |
JP6491521B2 (ja) | パケット通信におけるパケット送信装置、通信端末及び輻輳制御方法 | |
JP6417225B2 (ja) | パケット通信におけるパケット送信装置、通信端末及びスロースタート制御方法 | |
KR100915996B1 (ko) | 대역폭변화에 따른 적응형 전송 제어 프로토콜을 이용한데이터 패킷 전송 방법 및 그를 위한 송신측 단말장치 | |
JP6280681B2 (ja) | パケット通信におけるパケット送信装置、通信端末及び輻輳制御方法 | |
JP6544353B2 (ja) | 送信データ量制御装置、制御システム、制御方法および制御プログラム | |
JP5375313B2 (ja) | 通信装置、擬似応答装置、送信レート制御方法およびプログラム | |
JP2017158047A (ja) | 中継装置、中継方法及び中継プログラム | |
Kim et al. | Improving TCP performance for vertical handover in heterogeneous wireless networks | |
WO2013011638A1 (ja) | 通信装置およびその通信制御方法 | |
Utsumi et al. | Utilization-based congestion control: improvement of friendliness with TCP over wireless links | |
Park et al. | TCP throughput improvement over vertical handover between 3G LTE and WLAN |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170130 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20171127 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20171226 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180120 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6280680 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |