JP6280645B2 - ハイブリッド・パッケージ化パワー・デバイスを用いたデュアル・バンド高効率ドハティ増幅器 - Google Patents

ハイブリッド・パッケージ化パワー・デバイスを用いたデュアル・バンド高効率ドハティ増幅器 Download PDF

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Description

ワイヤレス通信規格は、より高いデータ・レートおよびより低いコストで高データ・ボリュームを交換する能力を絶え間なく求める消費者の決して低下しない要望に応えるために急速に変化している。ネットワーク・オペレータは、消費者の欲求を満足させるために、ネットワーク・オペレータの既に配置されたサイトを新しい規格に適合させようと継続的に試みることに付随するコストに対処することが難しいと感じることがある。基地局ベンダは、そのワイヤレス製品戦略が連続的な規格変更によって影響を受けるので、同様の課題に直面する。マルチスタンダードおよびマルチバンド無線基地局は、これらの製品のコストならびに将来のワイヤレス・ネットワーク・インフラストラクチャのコストを削減できる1つの解決策である。ソフトウェア定義無線は、将来のマルチスタンダード基地局を駆動する有力な技術であるように見える。これらの収束した製品の別のイネーブリングな構成要素は、マルチバンド・トランシーバである。より具体的には、マルチバンド・トランシーバに含まれる電力増幅器は、多数の周波数帯で動作するために必要となることがある。さらに、基地局運用費(OPEX)を低く保つために、広帯域/マルチバンド電力増幅器は非常に効率的であるべきである。高効率についてのこの要件は、ネットワーク・オペレータおよび基地局ベンダに対する別の課題である。
少なくとも1つの例示的実施形態によれば、増幅構造が、第1の信号を増幅するように構成されたメイン増幅器と、第2の信号を増幅するように構成されたピーク増幅器とを含み、メイン増幅器およびピーク増幅器のそれぞれがハイブリッド・パワー・デバイスを含み、ハイブリッド・パワー・デバイスのそれぞれが、第1の周波数の信号を増幅するように構成された第1のパワー・トランジスタ・ダイと、第1の周波数とは異なる第2の周波数の信号を増幅するように構成された第2のパワー・トランジスタ・ダイとをそれぞれ含む。
増幅構造はドハティ増幅器でよい。
メイン増幅器の第1および第2のパワー・トランジスタ・ダイのサイズは、それぞれピーク増幅器の第1および第2のパワー・トランジスタ・ダイのサイズと同一でよい。
メイン増幅器の第1および第2のパワー・トランジスタ・ダイのサイズは、それぞれピーク増幅器の第1および第2のパワー・トランジスタ・ダイのサイズよりも小さくてよい。
メイン増幅器の第1および第2のパワー・トランジスタ・ダイと、ピーク増幅器の第1および第2のパワー・トランジスタ・ダイとはそれぞれ、横方向拡散金属酸化物半導体(laterally diffused metal oxide semiconductor)(LDMOS)構造を含むことができる。
メイン増幅器の第1および第2のパワー・トランジスタ・ダイと、ピーク増幅器の第1および第2のパワー・トランジスタ・ダイとはそれぞれ、窒化ガリウム(GaN)構造を含むことができる。
メイン増幅器の第1および第2のパワー・トランジスタ・ダイと、ピーク増幅器の第1および第2のパワー・トランジスタ・ダイとはそれぞれ、1つまたは複数の高ヘテロ接合バイポーラ・トランジスタ(HBT)を含むことができる。
メイン増幅器の第1および第2のパワー・トランジスタ・ダイと、ピーク増幅器の第1および第2のパワー・トランジスタ・ダイとはそれぞれ、1つまたは複数のスードモルフィック・ヘテロ接合pHEMTパワー・トランジスタを含むことができる。
第2の周波数は第1の周波数よりも高くてよく、メイン増幅器およびピーク増幅器の第1のパワー・トランジスタ・ダイはそれぞれ、横方向拡散金属酸化物半導体(LDMOS)構造を含むことができ、メイン増幅器およびピーク増幅器の第2のパワー・トランジスタ・ダイはそれぞれ、窒化ガリウム(GaN)構造を含むことができる。
第1の周波数と第2の周波数との間の差は、200MHzから1000MHzの間でよい。
第1の周波数と第2の周波数との間の差は、1000MHz超でよい。
メイン増幅器のハイブリッド・パワー・デバイスは、第1の周波数で動作するように構成された第1の入力内部整合回路網を含むことができ、第1の入力内部整合回路網は第1のコンデンサを含み、メイン増幅器のハイブリッド・デバイスの第1のパワー・トランジスタ・ダイの入力インピーダンスを変換するように構成され、メイン増幅器のハイブリッド・パワー・デバイスは、第2の周波数で動作するように構成された第2の入力内部整合回路網を含むことができ、第2の入力内部整合回路網は第2のコンデンサを含み、メイン増幅器のハイブリッド・デバイスの第2のパワー・トランジスタ・ダイの入力インピーダンスを変換するように構成される。
第1の入力内部整合回路網は、メイン増幅器のハイブリッド・デバイスの第1のパワー・トランジスタ・ダイに第1のコンデンサを接続する第1の複数の内部ボンディング・ワイヤと、第1のゲート・リード線に第1のコンデンサを接続する第1の複数の外部ボンディング・ワイヤとを含むことができ、第2の入力内部整合回路網は、メイン増幅器のハイブリッド・デバイスの第2のパワー・トランジスタ・ダイに第2のコンデンサを接続する第2の複数の内部ボンディング・ワイヤと、第2のゲート・リード線に第2のコンデンサを接続する第2の複数の外部ボンディング・ワイヤとを含むことができる。
メイン増幅器のハイブリッド・パワー・デバイスは、第1の周波数で動作するように構成された第1の出力内部整合回路網を含むことができ、第1の出力内部整合回路網は第1のコンデンサを含み、メイン増幅器のハイブリッド・デバイスの第1のパワー・トランジスタ・ダイの出力インピーダンスを変換するように構成され、メイン増幅器のハイブリッド・パワー・デバイスは、第2の周波数で動作するように構成された第2の出力内部整合回路網を含むことができ、第2の出力内部整合回路網は第2のコンデンサを含み、メイン増幅器のハイブリッド・デバイスの第2のパワー・トランジスタ・ダイの出力インピーダンスを変換するように構成される。
第1の出力内部整合回路網は、メイン増幅器のハイブリッド・デバイスの第1のパワー・トランジスタ・ダイに第1のコンデンサを接続する第1の複数の内部ボンディング・ワイヤと、第1のドレイン・リード線に第1のコンデンサを接続する第1の複数の外部ボンディング・ワイヤとを含むことができ、メイン増幅器のハイブリッド・デバイスの第2のパワー・トランジスタ・ダイに第2のコンデンサを接続する第2の出力内部整合回路網は、第2の複数の内部ボンディング・ワイヤと、第2のドレイン・リード線に第2のコンデンサを接続する第2の複数の外部ボンディング・ワイヤとを含むことができる。
ピーク増幅器のハイブリッド・パワー・デバイスは、第1の周波数で動作するように構成された第1の入力内部整合回路網を含むことができ、第1の入力内部整合回路網は第1のコンデンサを含み、ピーク増幅器のハイブリッド・デバイスの第1のパワー・トランジスタ・ダイの入力インピーダンスを変換するように構成され、ピーク増幅器のハイブリッド・パワー・デバイスは、第2の周波数で動作するように構成された第2の入力内部整合回路網を含むことができ、第2の入力内部整合回路網は第2のコンデンサを含み、ピーク増幅器のハイブリッド・デバイスの第2のパワー・トランジスタ・ダイの入力インピーダンスを変換するように構成される。
第1の入力内部整合回路網は、ピーク増幅器のハイブリッド・デバイスの第1のパワー・トランジスタ・ダイに第1のコンデンサを接続する第1の複数の内部ボンディング・ワイヤと、第1のゲート・リード線に第1のコンデンサを接続する第1の複数の外部ボンディング・ワイヤとを含むことができ、第2の入力内部整合回路網は、ピーク増幅器のハイブリッド・デバイスの第2のパワー・トランジスタ・ダイに第2のコンデンサを接続する第2の複数の内部ボンディング・ワイヤと、第2のゲート・リード線に第2のコンデンサを接続する第2の複数の外部ボンディング・ワイヤとを含むことができる。
ピーク増幅器のハイブリッド・パワー・デバイスは、第1の周波数で動作するように構成された第1の出力内部整合回路網を含むことができ、第1の出力内部整合回路網は第1のコンデンサを含み、ピーク増幅器のハイブリッド・デバイスの第1のパワー・トランジスタ・ダイの出力インピーダンスを変換するように構成され、ピーク増幅器のハイブリッド・パワー・デバイスは、第2の周波数で動作するように構成された第2の出力内部整合回路網を含むことができ、第2の出力内部整合回路網は第2のコンデンサを含み、ピーク増幅器のハイブリッド・デバイスの第2のパワー・トランジスタ・ダイの出力インピーダンスを変換するように構成される。
第1の出力内部整合回路網は、ピーク増幅器のハイブリッド・デバイスの第1のパワー・トランジスタ・ダイに第1のコンデンサを接続する第1の複数の内部ボンディング・ワイヤと、第1のドレイン・リード線に第1のコンデンサを接続する第1の複数の外部ボンディング・ワイヤとを含むことができ、第2の出力内部整合回路網は、ピーク増幅器のハイブリッド・デバイスの第2のパワー・トランジスタ・ダイに第2のコンデンサを接続する第2の複数の内部ボンディング・ワイヤと、第2のドレイン・リード線に第2のコンデンサを接続する第2の複数の外部ボンディング・ワイヤとを含むことができる。
メイン増幅器のハイブリッド・デバイスおよびピーク増幅器のハイブリッド・デバイスのうちの1つまたは複数は、メイン・ハイブリッド・パワー・デバイスとピーク・ハイブリッド・パワー・デバイスの両方またはいずれかと共に統合入力および出力整合回路網を実装するための1つまたは複数の低温同時焼成クリーミング(low−temperature co−fired creaming)(LTCC)集積回路を含むことができる。
例として与えられるに過ぎず、したがって本発明の限定ではない、本明細書の以下で与えられる詳細な説明と、同様の要素が同様の参照番号によって表される添付の図面とから、例示的実施形態をより完全に理解されよう。
少なくとも1つの例示的実施形態によるドハティ増幅器構造を示す図である。 少なくとも1つの例示的実施形態によるデジタル信号プロセッサ(DSP)を含むドハティ増幅器構造を示した図である。 少なくとも1つの例示的実施形態によるドハティ増幅器のハイブリッド・パッケージ化パワー・デバイス構造を示す図である。 第1のトランジスタ・ダイに対応する図2のハイブリッド・パッケージ化パワー・デバイスの一部の回路図を示す図である。 第2のトランジスタ・ダイに対応する図2のハイブリッド・パッケージ化パワー・デバイスの一部の回路図を示す図である。 少なくとも1つの例示的実施形態による図2のハイブリッド・パッケージ化パワー・デバイスの非対称変形形態を示す図である。
次に、添付の図面を参照しながら様々な例示的実施形態をより完全に説明する。図面上の同様の要素が同様の参照番号で標示される。
本明細書では、文脈が明確に規定しない限り、単数形「a」、「an」、および「the」は複数形も含むものとする。「備える」および/または「含む」という用語は、本明細書で使用されるとき、明記される特徴、整数、ステップ、動作、要素、および/または構成要素の存在を指定するが、1つまたは複数の他の特徴、整数、ステップ、動作、要素、構成要素、および/またはそのグループの存在または追加を除外しないことをさらに理解されよう。
次に、添付の図を参照しながら例示的実施形態を説明する。単に説明のために、かつ当業者に周知の細部で本発明を不明瞭にしないように、様々な構造、システム、およびデバイスが図面で概略的に示される。それでも、例示的実施形態を説明し、明らかにするために、添付の図面が含められる。本明細書で使用される語および語句は、関連技術の技術者による語および語句の理解と一致する意味を有すると理解および解釈されたい。用語または語句が特別な意味、すなわち当業者によって理解される以外の意味を有することが意図される範囲で、用語または語句についての特別な定義を直接的かつはっきりと与える特別な定義が、本明細書内で明白に記述される。
本発明の実施形態は、ハイブリッド・パッケージ化パワー・デバイスを提供することにより、マルチバンド応用例で使用されるときの従来型ドハティ増幅器の欠点を克服する。例示的実施形態によるハイブリッド・パッケージ化パワー・デバイスは、ドハティ増幅器がドハティ挙動を示すことを依然として可能にしながら、互いにかなり分離されることのある2つの異なる周波数にわたって増幅を実施するように構成される。以下でより詳細に論じるように、ドハティ増幅器のメイン電力増幅器とピーク電力増幅器のどちらも、例示的実施形態によるハイブリッド・パッケージ化パワー・デバイスによって実装することができる。
いくつかの最終使用にワイヤレス接続性を提供するワイヤレス通信システム内の基地局で、本発明のドハティ増幅器を実施することができる。ドハティ増幅器は、最終使用に送信すべき信号を増幅することができる。さらに、W−CDMA、UMTS、LTE、またはWiMAX基地局、送受信基地局、基地局ルータ、WiFiアクセス・ポイント、あるいはネットワークと1つまたは複数のエンド・ユーザとの間のデータおよび/または音声接続性についての無線ベースバンド機能を提供する任意の他のデバイスなどの別のタイプのデバイスで、本発明のドハティ増幅器を実施することができる。エンド・ユーザは、限定はしないが、エンド・ユーザ(EU)機器、固定またはモバイル・サブスクライバ・ユニット、受信機、セルラ電話、携帯情報端末(PDA)、パーソナル・コンピュータ、あるいはワイヤレス環境で動作することのできる任意の他のタイプのユーザ・デバイスを含むことができる。
例示的実施形態によるドハティ増幅器は、少なくとも2つの異なる周波数に関して同時に動作することのできるハイブリッド・パッケージ・パワー・デバイスを含むマルチバンド電力増幅器である。これらの実施形態を、本出願の図1〜4を参照して論じる。
図1Aに、少なくとも1つの例示的実施形態によるドハティ増幅器100の構造を示す。
ドハティ増幅器100は、入力信号を第1の信号および第2の信号に分割するように構成されたデュアル・バンド入力スプリッタ105と、第1の信号を増幅するメイン増幅器110Aと、第2の信号を選択的に増幅するピーク増幅器110Bと、第2の信号の位相をシフトするデュアル・バンド位相補償器130と、メイン増幅器110Aおよびピーク増幅器110Bの出力を組み合わせるデュアル・バンド・ドハティ・コンバイナ140と、結合ノード負荷Rインピーダンスの、ドハティの出力負荷インピーダンスZへのインピーダンス変換を実施するように構成されたデュアル・バンド・インピーダンス変換器150とを含む。
デュアル・バンド入力スプリッタ105は一般に、入力信号を第1および第2の信号に分割し、2つの異なる周波数で動作することができる。デュアル・バンド入力スプリッタ105は、任意の周知のデュアル・バンド・ドハティ・パワー・スプリッタの構造を有することができる。
デュアル・バンド入力スプリッタ105は入力信号を受信することができる。デュアル・バンド入力スプリッタ105は、メイン増幅器110Aの入力への接続を通じて第1の信号を提供し、位相補償器130を介するピーク増幅器110Bの入力への接続を通じて第2の信号を提供することができる。
位相補償器130は、デュアル・バンド入力スプリッタ105とピーク増幅器110Bの入力との間に接続される。位相補償器130は、デュアル・バンド・ドハティ・コンバイナ140によって導入される位相変化を補償するように構成される。位相補償器130は、たとえば、図1Aに示されるような「パイ」構造の3つの伝送線路構成に基づくことができる。図1Aは、位相補償器130が「パイ」構造を有することのできる一例を示すが、デュアル・バンド位相補償器130は、任意の周知のデュアル・バンド・ドハティ位相補償器の構造を有することができる。
さらに、デュアル・バンド・デジタル・ドハティが使用される実施形態では、位相補償器130を省略することができる。たとえば、図1Bに、デュアル・バンド・デジタル・ドハティを実装するデジタル信号プロセッサ(DSP)170を含むドハティ増幅器100を示す。図1Bに示されるように、DSP170が使用されるとき、位相補償器130を省略することができる。
入力信号が第1および第2の信号に分割され、第2の信号が位相補償器130を通過した後、以下で論じるように、第1および第2の信号が、メイン増幅器110A、またはメイン増幅器110Aとピーク増幅器110Bの組合せによってそれぞれ増幅される。
たとえば、ピーク増幅器110Bは、メイン増幅器110Aと組み合わせて選択されたときに動作するように選択的に動作可能である。すなわち、ピーク増幅器110Bは、電力要件がドハティ電力増幅器100全体からのより高い電力出力を求めるまでオフにすることができ、電力要件がドハティ電力増幅器100全体からのより高い電力出力を求めるとき、ピーク増幅器110Bがオンにされ、ドハティ電力増幅器100の出力電力の増加に寄与するように動作する。言い換えれば、ピーク増幅器110Bは、第2の信号の信号強度がしきい値レベルより上にある、より高いピーク・エンベロープで、第2の信号を増幅する。「選択的に動作可能」という用語は、入力信号に応答して増幅器動作状態が変化することを示す。そうではなく、第2の信号の信号強度がしきい値レベル未満である場合、ピーク増幅器110Bはオフにされ、メイン増幅器110Aだけが、第1の信号を増幅するように動作する。
メイン増幅器110Aは、デュアル・バンド・メイン入力整合回路網(IMN)112A、メイン・ハイブリッド・パッケージ化パワー・デバイス114A、およびデュアル・バンド・メイン出力整合回路網(OMN)116Aを含む。信号は、デュアル・バンド・メイン入力整合回路網(IMN)112Aを通じてメイン増幅器110Aに入力され、メイン増幅器110Aから出力整合回路網(OMN)116Aを通じて出力される。以下でより詳細に論じるように、メイン・ハイブリッド・パッケージ化パワー・デバイス114Aは、第1のメイン・ダイMD1および第2のメイン・ダイMD2という2つのダイを含む。第1および第2のメイン・ダイMD1およびMD2は、それぞれ異なる周波数で動作するように構成されたパワー・トランジスタを含む。デュアル・バンド・メインIMN112Aの第1の出力が、第1のメイン・ダイMD1の入力に接続され、第1のメイン・ダイMD1の出力が、デュアル・バンド・メインOMN116Aの第1の入力に接続される。
デュアル・バンド・メインIMN112Aの第2の出力が、第2のメイン・ダイMD2の入力に接続され、第2のメイン・ダイMD2の出力が、デュアル・バンド・メインOMN116Aの第2の入力に接続される。デュアル・バンド・メイン入力整合回路網IMN112Aは、ダイMD1およびMD2によってそれぞれ提示される2つの複素入力インピーダンスZim1=aim1±jbim1およびZim2=aim2±jbim2を中間実インピーダンスRに変換する。実インピーダンスRは、50Ω、またはデュアル・バンド整合回路網IMN112Aの設計を容易にする任意の中間値でよい。デュアル・バンド・メインOMN116Aは、ダイMD1およびMD2によってそれぞれ提示される2つの複素出力インピーダンスZom1=aom1±jbom1およびZom2=aom2±jbom2を、パワー・バックオフ(ピーク・ステージがオフ)で実インピーダンス2×Rに、ピーク・パワー(フルパワーで動作中のピーク)で実インピーダンスRに変換する。実インピーダンスRは、50Ω、またはデュアル・バンド出力整合回路網OMN116Aの設計を容易にする任意の中間値でよい。
本明細書では、フォーマット「Zx」を使用する変数はインピーダンスxを表し、「ax」は、対応するインピーダンスZxの抵抗成分を表し、「bx」は、対応するインピーダンスZxのリアクタンス成分を表し、「j」は虚数単位である。
別の実施形態では、メイン・ダイMD1およびMD2は、実入力および出力デバイス・インピーダンスを提供する内部整合回路の設計を可能にする高集積整合回路網トポロジを可能にするために、たとえば低温同時焼成セラミック(LTCC)または他の類似の技術を含む集積回路技術を使用する。この場合、デュアル・バンド・メイン入力整合回路網IMN112Aは、ダイMD1およびMD2によってそれぞれ提示される2つの実入力インピーダンスRim1およびRim2を中間実インピーダンスRに変換する。実インピーダンスRは、たとえば50Ω、またはデュアル・バンド整合回路網IMN112Aの設計を容易にする任意の中間値でよい。デュアル・バンドOMN116Aは、ダイMD1およびMD2によってそれぞれ提示される2つの実出力インピーダンスRom1およびRom2を、パワー・バックオフ(ピーク・ステージがオフ)で実インピーダンス2×Rに、ピーク・パワー(フルパワーで動作中のピーク)で実インピーダンスRに変換する。実インピーダンスRは、たとえば50Ω、またはデュアル・バンド出力整合回路網OMN116Aの設計を容易にする任意の中間値でよい。
ピーク増幅器110Bは、メイン増幅器110Aに関して上記で論じたのと同様の構造を含む。ピーク増幅器110Bは、デュアル・バンド・ピーク入力整合回路網(IMN)112B、ピーク・ハイブリッド・パッケージ化パワー・デバイス114B、およびデュアル・バンド・メイン出力整合回路網(OMN)116Bを含む。信号がデュアル・バンド・ピーク入力整合回路網(IMN)112Bを通じてピーク増幅器110Bに入力され、出力整合回路網(OMN)116Bを通じてピーク増幅器110Bから出力される。以下でより詳細に論じるように、ピーク・ハイブリッド・パッケージ化パワー・デバイス114Bは、第1のピーク・ダイPD1および第2のピーク・ダイPD2という2つのダイを含む。第1および第2のピーク・ダイPD1およびPD2は、それぞれ異なる周波数で動作するように構成されたパワー・トランジスタを含む。デュアル・バンド・ピークIMN112Aの第1の出力が、第1のピーク・ダイPD1の入力に接続され、第1のピーク・ダイPD1の出力が、デュアル・バンド・ピークOMN116Bの第1の入力に接続される。デュアル・バンド・ピークIMN112Bの第2の出力が、第2のピーク・ダイPD2の入力に接続され、第2のピーク・ダイPD2の出力が、デュアル・バンド・ピークOMN116Bの第2の入力に接続される。デュアル・バンド・ピークIMN112Bは、ダイPD1およびPD2によってそれぞれ提示される2つの複素入力インピーダンスZip1=aip1±jbip1およびZip2=aip2±jbip2を中間実インピーダンスRに変換する。実インピーダンスRは、たとえば50Ω、またはデュアル・バンド整合回路網IMN112Bの設計を容易にする任意の中間値でよい。デュアル・バンド・ピークOMN116Bは、ダイPD1およびPD2によってそれぞれ提示される2つの複素出力インピーダンスZop1=aop1±jbop1およびZop2=aop2±jbop2を中間実インピーダンスRに変換する。実インピーダンスRは、たとえば50Ω、またはデュアル・バンド整合回路網OMN116Bの設計を容易にする任意の中間値でよい。
別の実施形態では、ピーク・ダイPD1およびPD2は、実入力および出力デバイス・インピーダンスを提供する内部整合回路の設計を可能にする高集積整合回路網トポロジを可能にするために、LTCCまたは他の類似の技術のような集積回路技術を使用する。この場合、デュアル・バンド・ピーク入力整合回路網IMN112Bは、ダイPD1およびPD2によってそれぞれ提示される2つの実入力インピーダンスRip1およびRip2を中間実インピーダンスRに変換する。実インピーダンスRは、たとえば50Ω、またはデュアル・バンド整合回路網IMN112Bの設計を容易にする任意の中間値でよい。デュアル・バンド・ピークOMN116Bは、ダイPD1およびPD2によってそれぞれ提示される2つの実出力インピーダンスRop1およびRop2を中間実インピーダンスRに変換する。実インピーダンスRは、たとえば50Ω、またはデュアル・バンド整合回路網OMN116Bの設計を容易にする任意の中間値でよい。
メイン増幅器110Aおよびピーク増幅器110Bの出力は、それぞれデュアル・バンド・メイン・オフセット線120Aおよびデュアル・バンド・ピーク・オフセット線120Bに接続される。デュアル・バンド・メイン・オフセット線120Aは第1の信号を受信し、デュアル・バンド・ピーク・オフセット線120Bは第2の信号を受信する。
デュアル・バンド・メイン・オフセット線120Aの目的は、パワー・バックオフでのメイン・ステージ負荷インピーダンス2×Rが負荷プル輪郭(load pull contour)上の高効率エリアまたはピーク効率エリア内に位置することを保証することである。したがって、高効率または最大効率がパワー・バックオフで達成される。この条件がデュアル・バンド周波数で検証されるべきであるので、たとえば、両方の周波数f1およびf2で、パワー・バックオフで最大の、あるいは望ましい効率整合を使用できることを保証するのに必要な電気的長さl1およびl2を含むように設計されたT構造線を含む、当領域内で周知の構造および技法を使用して、デュアル・バンド・オフセット線構造を設計することができる。
デュアル・バンド・ピーク・オフセット線120Bの目的は、ピーク・ステージがオフであるとき、ドハティ出力結合ノードで開路を設けることである。
動作のデュアル周波数帯で開路を設ける必要があるので、デュアル・バンド・オフセット線回路が望ましい。たとえば、両方の周波数f1およびf2で、パワー・バックオフで望ましい開路を使用できることを保証するのに必要な電気的長さl1およびl2を含むように設計されたT構造線を含む、当領域内で周知の構造および技法を使用して、デュアル・バンド・オフセット線回路を設計することができる。
周知のドハティ動作原理によれば、メイン増幅器110Aの出力インピーダンスは、デュアル・バンド・ドハティ・コンバイナ140と共にピーク増幅器110Bの電流の変動の結果として変調される変調インピーダンスRである。デュアル・バンド・ドハティ・コンバイナ140は、デュアル・バンド・メイン・オフセット線120Aから第1の信号を受信し、デュアル・バンド・ピーク・オフセット線120Bから第2の信号を受信する。デュアル・バンド・ドハティ・コンバイナ140はインピーダンス・インバータとして働き、周知の方法によれば、デュアル・バンド・ドハティ増幅器100が動作するように構成されるデュアル・バンド周波数f1およびf2で−90度の位相ずれを含むインピーダンス変換を保証するデュアル・バンド・インピーダンス・インバータとして動作するように構成される。図1Aに示される例では、デュアル・バンド・ドハティ・コンバイナは、周知のマイクロストリップ線「パイ」構造を使用して実装される。しかし、少なくともいくつかの実施形態によれば、複数の周波数を扱うことのできるインピーダンス・インバータについての他の周知の構造を使用して、デュアル・バンド・ドハティ・コンバイナ140を実装することもできる。
デュアル・バンド・ドハティ・コンバイナ140は、デュアル・バンド・インピーダンス変換器150を介してデュアル・バンド・ドハティ増幅器100の出力に接続される。周知の方法によれば、デュアル・バンド・インピーダンス変換器は、デュアル・バンド・ドハティ・コンバイナ140の出力で、デュアル・バンド・ドハティ増幅器100の出力負荷Zを結合ノード負荷Rに変換するように構成される。
上記で論じたように、デュアル・バンド・ドハティ増幅器100では、メイン増幅器110Aおよびピーク増幅器110Bのそれぞれは、ハイブリッド・パッケージ化パワー・デバイス114Aおよび114Bを含む。メイン増幅器110Aのハイブリッド・パッケージ化パワー・デバイス114Aは、2つの異なる周波数f1およびf2についてそれぞれ構成および設計された2つの別々のダイMD1およびMD2を含む。同様に、ピーク増幅器110Bのハイブリッド・パッケージ化パワー・デバイス114Bは、2つの異なる周波数f1およびf2についてそれぞれ構成および設計された2つの別々のダイPD1およびPD2を含む。
ドハティ増幅器100のメイン増幅器110Aとピーク増幅器110Bをどちらも実装するために、2つの異なる周波数f1およびf2について最適化され、あるいは設計された2つのダイを含むハイブリッド・パッケージを使用することにより、ドハティ増幅器は、互いに著しく離れていることのある2つの異なる周波数f1およびf2にわたって、たとえば効率の点で、高いレベルの性能を達成することができる。
比較として、窒化ガリウム(GaN)のようないくつかの広帯域技術は、単一のダイ・パワー・トランジスタを使用してデュアル・バンド・ドハティ増幅器を実装することができる。しかし、ドハティ電力増幅器は本質的に狭帯域であるので、GaNパワー・トランジスタを使用することは、動作の2つの周波数帯f1およびf2にわたって、主に、これらの2つの周波数が離れているとき、高性能を可能にしない。実際に、GaNパワー・トランジスタは飽和電力動作(saturated power operation)で広帯域であるが、周波数にわたる負荷輪郭変動は一般に、パワー・バックオフで(2:1定電圧定在波比(VSWR)円上で)狭帯域特性を呈する。したがって、得られるGaNベースのドハティ増幅器は、主に、周波数が互いに著しく分離されるとき、たとえば、第1の周波数700MHz、および第2の周波数2100MHzまたは2600MHzでは、複数の周波数にわたる高いレベルの効率を達成することができないことがある。さらに、GaNパワー・トランジスタはコストが高い。さらに、横方向拡散金属酸化物半導体(LDMOS)のような、よりコストの低い代替パワー・トランジスタ技術は、GaNパワー・トランジスタよりも一般にはさらに狭い帯域幅を有し、したがって、一般にはデュアル・バンド・ドハティ増幅器で使用されるGaN技術よりも能力が低い。
それとは反対に、例示的実施形態によるドハティ増幅器で使用されるハイブリッド・パッケージ化パワー・デバイスは別々のダイを使用し、各ダイは、異なる周波数について設計され、またはたとえば最適化されたパワー・トランジスタを含む(たとえば、周波数f1およびf2についてそれぞれ設計された2つのダイ)。異なる周波数についてそれぞれ設計された複数のダイの使用により、たとえば、低コストLDMOSパワー・トランジスタを使用して、例示的実施形態によるドハティ増幅器が、互いに著しく分離される複数の周波数について高い性能または最大の性能で動作することが可能となる。したがって、デュアル・バンド・ドハティ増幅器100で使用されるハイブリッド・パッケージ化パワー・デバイスにより、従来型GaNデュアル・バンド・ドハティ増幅器と比較してより低い製造コストも維持しながら、ドハティ増幅器がより高い総効率で動作することが可能となる。さらに、少なくとも1つの例示的実施形態によれば、ドハティ増幅器100で使用されるハイブリッド・パッケージ化パワー・デバイスはまた、LDMOSダイの代わりに、またはLDMOSダイに加えて、他のタイプのダイ、たとえばGaNダイをも含むことができる。
たとえば、例示的実施形態によるトランジスタハイブリッド・パッケージ化パワー・デバイスのタイプは、1つまたは複数のGaNパワー・トランジスタ、高ヘテロ接合バイポーラ・トランジスタ(HBT)、ガリウム砒素パワー・トランジスタ(GaAs)、およびスードモルフィック・ヘテロ接合pHEMTパワー・トランジスタを含むことができる。
次に、図2〜4を参照しながら、ハイブリッド・パッケージ化パワー・デバイス114Aおよび114Bの構造を以下で詳細に論じる。
図2に、少なくとも1つの例示的実施形態によるハイブリッド・パッケージ化パワー・デバイス200を示す。図2に示されるように、ハイブリッド・パッケージ化パワー・デバイス200は、2つの周波数f1およびf2で動作するようにそれぞれ設計される第1のトランジスタ・ダイdie1および第2のトランジスタ・ダイdie2を含む。図3に、第1のトランジスタ・ダイdie1に対応するハイブリッド・パッケージ化パワー・デバイス200の一部の回路図を示す。図4に、第2のトランジスタ・ダイdie2に対応するハイブリッド・パッケージ化パワー・デバイス200の一部の回路図を示す。
メイン・ハイブリッド・パッケージ化パワー・デバイス114Aおよびピーク・ハイブリッド・パッケージ化パワー・デバイス114Bの一方または両方は、ハイブリッド・パワー・パッケージ化デバイス200と同一の構造および動作を有することができる。たとえば、ハイブリッド・パワー・パッケージ化デバイス200がメイン・ハイブリッド・パッケージ化パワー・デバイス114Aを実装するとき、図2に示される第1のトランジスタ・ダイdie1は、第1のメイン・ダイMD1を実装することができ、図2に示される第2のトランジスタ・ダイdie2は、図1に示される第2のメイン・ダイMD2を実装することができる。同様に、ハイブリッド・パワー・パッケージ化デバイス200がピーク・ハイブリッド・パッケージ化パワー・デバイス114Bを実装するとき、図2に示される第1のトランジスタ・ダイdie1は、第1のピーク・ダイPD1を実装することができ、図2に示される第2のトランジスタ・ダイdie2は、図1に示される第2のピーク・ダイPD2を実装することができる。
トランジスタ・ダイdie1およびdie2のそれぞれが、入力内部整合回路網および出力内部整合回路網に接続される。トランジスタ・ダイdie1およびdie2のそれぞれの入力内部整合回路網は、トランジスタ・ダイdie1およびdie2の低入力インピーダンスを、電力増幅器設計者にとってより望ましいレベルに変換する。さらに、die1の入力内部整合回路網は、周波数f1で高い性能または最大の性能のために設計され、またはたとえば最適化され、一方、die2の入力整合回路網は、周波数f2で高い性能または最大性能のために設計され、またはたとえば最適される。同様に、トランジスタ・ダイdie1およびdie2のそれぞれの出力内部整合回路網は、トランジスタ・ダイdie1およびdie2の低出力インピーダンスを、電力増幅器設計者にとってより望ましいレベルに変換する。さらに、die1の出力内部整合回路網は、周波数f1で高い性能または最大の性能のために設計され、またはたとえば最適化され、一方、die2の出力整合回路網は、周波数f2で高い性能または最大性能のために設計され、またはたとえば最適される。
次に、諸図を参照しながら、トランジスタ・ダイdie1およびdie2の入力および出力内部整合回路網を以下でより詳細に論じる。
図2〜4に示されるように、トランジスタ・ダイdie1およびdie2の入力および出力内部整合回路網は、小直径ボンディング・ワイヤおよび分路金属酸化物シリコン(MOS)コンデンサのアレイを含む。
図2および3に示される例では、第1のトランジスタ・ダイdie1の入力内部整合回路網は、第1の外部入力ボンディング・ワイヤLin1を介して第1のゲート・リード線Gate1に接続される第1の入力分路コンデンサCin1にdie1を接続する第1の内部入力ボンディング・ワイヤLg1を含み、第1のトランジスタ・ダイdie1の出力内部整合回路網は、第1の外部出力ボンディング・ワイヤLout1を介して第1のドレイン・リード線ドレイン1に接続される第1の出力分路コンデンサCout1にdie1を接続する第1の内部出力ボンディング・ワイヤLd1を含む。
同様に、図2および4に示される例では、第2のトランジスタ・ダイdie2の入力内部整合回路網は、第2の外部入力ボンディング・ワイヤLin2を介して第2のゲート・リード線Gate2に接続される第2の入力分路コンデンサCin2にdie2を接続する第2の内部入力ボンディング・ワイヤLg2を含み、第2のトランジスタ・ダイdie2の出力内部整合回路網は、第2の外部出力ボンディング・ワイヤLout2を介して第2のドレイン・リード線Drain2に接続される第2の出力分路コンデンサCout2にdie2を接続する第2の内部出力ボンディング・ワイヤLd2を含む。
上記で論じたように、2つの異なる周波数f1およびf2でそれぞれ動作するようにトランジスタ・ダイdie1およびdie2を設計することができる。周知の技法によれば、第1の周波数f1についての最適の性能、あるいは望ましい性能を達成するために、第1のトランジスタ・ダイdie1の入力および出力内部整合回路網(たとえば、第1のコンデンサCin1、Cout1、ならびに第1のボンディング・ワイヤLin1、Lg1、Ld1、およびLout1のうちの1つまたは複数)を設計することができる。同様に、第2の周波数f2についての最適の性能、あるいは望ましい性能を達成するために、第2のトランジスタ・ダイdie2の入力および出力内部整合回路網(たとえば、第2のコンデンサCin2、Cout2、ならびに第2のボンディング・ワイヤLin2、Lg2、Ld2、およびLout2のうちの1つまたは複数)を設計することができる。
いくつかの例示的実施形態によれば、大型のトランジスタ・デバイスでは、内部整合ネットワークは、ハイブリッド・パッケージ化パワー・デバイス200のパッケージ・キャビティ内に密にパッケージ化された最大100または200以上のボンディング・ワイヤおよびいくつかのMOSコンデンサを含むことができる。ハイブリッド・パッケージ化パワー・デバイス200のパッケージ・タイプは、たとえばセラミック・タイプまたはプラスチック・タイプでよい。高電力無線周波数(RF)集積回路(IC)製品実装では、ハイブリッド・パッケージ化パワー・デバイス200の内部整合ネットワークは、たとえば、オンチップ・スパイラル・インダクタ、コンデンサ、および伝送線路のうちの1つまたは複数に基づくことができる。ハイブリッド・パッケージ化パワー・デバイス200の内部整合ネットワークは、インピーダンス変換機能を可能にする非常に高いQ共振を導入することができる。
ハイブリッド・パッケージ化パワー・デバイス200で非対称ダイを使用することができる。ダイのサイズ、およびダイを設計するのに使用される技術のうちの1つまたは複数により、使用される非対称性を反映することができる。
メインおよびピーク・ハイブリッド・パッケージ化デバイス114Aおよび114Bの非対称バージョンの場合、f1で動作する第1のメイン・ダイMD1、およびf2で動作する第2のメイン・ダイMD2ダイは、f1で動作する第1のピーク・ダイPD1、およびf2で動作する第2のピーク・ダイPD2の半分のサイズを有することができる。サイズの違いは、信号が使用されている製品または応用例に基づいて変動することがある、増幅されている信号のピーク対平均比(PAR)に直接関係付けることができる。したがって、8〜9dBのPARでは、ピーク効率がピーク・パワーから8〜9dBのバックオフで生じることが好ましいことがある。したがって、第1および第2のピーク・ダイPD1およびPD2のサイズを第1および第2のメイン・ダイMD1およびMD2のサイズの2倍にすることが望ましいことがある。たとえば、図5に、非対称ダイを含むハイブリッド・パッケージ化パワー・デバイス500を示す。ハイブリッド・パッケージ化パワー・デバイス500は、第2のトランジスタ・ダイdie2が第1のトランジスタ・ダイdie1よりも大きいことを除いて、ハイブリッド・パッケージ化パワー・デバイス200と同一である。ハイブリッド・パッケージ化パワー・デバイス200を参照して上記で論じたのと同様に、メインおよびピーク・ハイブリッド・パッケージ化パワー・デバイス114Aおよび114Bの一方または両方は、ハイブリッド・パワー・パッケージ化デバイス500と同一の構造および動作を有することができる。
別の実施形態では、f1で動作するMD1ダイおよびf2で動作するMD2ダイについて使用される技術の違いに、メイン・ハイブリッド・パッケージ化デバイス114A内のダイの非対称性を反映することができる。例として、f1で動作するMD1ダイをLDMOS技術を使用して設計することができ、f2で動作するMD2ダイはGaN技術を使用することができる。この技術非対称性は、低コスト技術(LDMOS)が競合することができないより高い周波数f2でより良好な性能を実現するGaNのような高コスト技術よりもLDMOSが効率の点で優れ、同様の性能を有する低周波数f1でのLDMOSの使用を可能にすることができる。
別の実施形態では、f1で動作するPD1ダイおよびf2で動作するPD2ダイについて使用される技術の違いに、ピーク・ハイブリッド・パッケージ化デバイス114B内のダイの非対称性を反映することができる。一例を挙げると、f1で動作するPD1ダイをLDMOS技術を使用して設計することができ、f2で動作するPD2ダイはGaN技術を使用することができる。この技術非対称性は、LDMOSがGaN技術よりも効率の点で優れ、GaN技術と同様の性能を有する低周波数f1での低コストLDMOS技術の使用を可能にすることができると共に、GaN技術が優れており、LDMOS技術がいくつかの環境下でいくつかの制限を示すより高いf2周波数での、GaNのような高コスト技術の使用も可能にする。
メイン・ハイブリッド・パッケージ化パワー・デバイス114Aとピーク・ハイブリッド・パッケージ化パワー・デバイス114Bの両方について、前述の非対称性を同時に適用することができ、またはメイン・ハイブリッド・パッケージ・デバイス114Aのみについて、またはピーク・ハイブリッド・パッケージ・デバイス114Bのみについて適用することができる。
前述のすべてのパワー・トランジスタ技術(LDMOS、GaN、GaAs、FET、HBT、pHEMT)は、ハイブリッド・パッケージ・デバイス・ダイを使用することができ、前述の異なる構成および非対称性に従うことができる。
本発明の例示的実施形態の変形形態は本発明の例示的実施形態の精神および範囲からの逸脱とみなされるべきではなく、当業者には明らかなはずのすべてのそのような変形形態は、本発明の範囲内に含まれるものとする。

Claims (10)

  1. 第1の信号を増幅するように構成されたメイン増幅器(110A)と、
    第2の信号を増幅するように構成されたピーク増幅器(110B)とを備え、前記メイン増幅器(114A)および前記ピーク増幅器(114B)のそれぞれがハイブリッド・パワー・デバイスを含み、前記ハイブリッド・パワー・デバイスのそれぞれが、
    第1の周波数(f1)の信号を増幅するように構成された第1のパワー・トランジスタ・ダイ(MD1、PD1)と、
    前記第1の周波数とは異なる第2の周波数(f2)の信号を増幅するように構成された第2のパワー・トランジスタ・ダイ(MD2、PD2)と
    を備える、増幅構造(100)。
  2. 前記増幅構造がドハティ増幅器である請求項1に記載の増幅構造。
  3. 前記メイン増幅器の前記第1および第2のパワー・トランジスタ・ダイのサイズが、それぞれ前記ピーク増幅器の前記第1および第2のパワー・トランジスタ・ダイのサイズと同一である請求項1に記載の増幅構造。
  4. 前記メイン増幅器の前記第1および第2のパワー・トランジスタ・ダイのサイズが、それぞれ前記ピーク増幅器の前記第1および第2のパワー・トランジスタ・ダイのサイズよりも小さい請求項1に記載の増幅構造。
  5. 前記メイン増幅器の前記第1および第2のパワー・トランジスタ・ダイと、前記ピーク増幅器の前記第1および第2のパワー・トランジスタ・ダイとがそれぞれ、横方向拡散金属酸化物半導体(LDMOS)構造を含み、または前記メイン増幅器の前記第1および第2のパワー・トランジスタ・ダイと、前記ピーク増幅器の前記第1および第2のパワー・トランジスタ・ダイとがそれぞれ、窒化ガリウム(GaN)構造を含む請求項1に記載の増幅構造。
  6. 前記メイン増幅器の前記第1および第2のパワー・トランジスタ・ダイと、前記ピーク増幅器の前記第1および第2のパワー・トランジスタ・ダイとがそれぞれ、1つまたは複数の高ヘテロ接合バイポーラ・トランジスタ(HBT)を含み、または前記メイン増幅器の前記第1および第2のパワー・トランジスタ・ダイと、前記ピーク増幅器の前記第1および第2のパワー・トランジスタ・ダイとがそれぞれ、1つまたは複数のスードモルフィック・ヘテロ接合pHEMTパワー・トランジスタを含む請求項1に記載の増幅構造。
  7. 前記第2の周波数が前記第1の周波数よりも高く、前記メイン増幅器および前記ピーク増幅器の前記第1のパワー・トランジスタ・ダイがそれぞれ、横方向拡散金属酸化物半導体(LDMOS)構造を含み、前記メイン増幅器および前記ピーク増幅器の前記第2のパワー・トランジスタ・ダイがそれぞれ、窒化ガリウム(GaN)構造を含む請求項1に記載の増幅構造。
  8. 前記第1の周波数と前記第2の周波数との間の差が、200MHzから1000MHzの間である請求項1に記載の増幅構造。
  9. 前記第1の周波数と前記第2の周波数との間の差が、1000MHz超である請求項1に記載の増幅構造。
  10. 前記メイン増幅器の前記ハイブリッド・パワー・デバイスが、前記第1の周波数で動作するように構成された第1の入力内部整合回路網(Gate Lead Transistor1、Lin1、Cin1、Lg1)を含み、前記第1の入力内部整合回路網が第1のコンデンサ(Cin1)を含み、前記メイン増幅器の前記ハイブリッド・デバイスの前記第1のパワー・トランジスタ・ダイの入力インピーダンスを変換するように構成され、
    前記メイン増幅器の前記ハイブリッド・パワー・デバイスが、前記第2の周波数で動作するように構成された第2の入力内部整合回路網(ゲート・リード線トランジスタ2、Lin2、Cin2、Lg2)を含み、前記第2の入力内部整合回路網が第2のコンデンサ(Cin2)を含み、前記メイン増幅器の前記ハイブリッド・デバイスの前記第2のパワー・トランジスタ・ダイの入力インピーダンスを変換するように構成され、
    前記第1の入力内部整合回路網が、前記メイン増幅器の前記ハイブリッド・デバイスの前記第1のパワー・トランジスタ・ダイ(Die1、MD1)に前記第1のコンデンサを接続する第1の複数の内部ボンディング・ワイヤ(Lg1)と、第1のゲート・リード線(Gate Lead Transistor1)に前記第1のコンデンサを接続する第1の複数の外部ボンディング・ワイヤ(Lin1)とを含み、
    前記第2の入力内部整合回路網が、前記メイン増幅器の前記ハイブリッド・デバイスの前記第2のパワー・トランジスタ・ダイ(Die2、MD2)に前記第2のコンデンサ(Cin2)を接続する第2の複数の内部ボンディング・ワイヤ(Lg2)と、第2のゲート・リード線(Gate Lead Transitor2)に前記第2のコンデンサ(Cin2)を接続する第2の複数の外部ボンディング・ワイヤ(Lin2)とを含む請求項1に記載の増幅構造。
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