JP6280021B2 - 建具 - Google Patents
建具 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6280021B2 JP6280021B2 JP2014219303A JP2014219303A JP6280021B2 JP 6280021 B2 JP6280021 B2 JP 6280021B2 JP 2014219303 A JP2014219303 A JP 2014219303A JP 2014219303 A JP2014219303 A JP 2014219303A JP 6280021 B2 JP6280021 B2 JP 6280021B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shoji
- release lever
- adjuster
- balancer
- rotation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Wing Frames And Configurations (AREA)
Description
尚、回り止め部品を解除レバーから外すことにより、回動規制が解除されて解除レバーの正当な操作ができる。
本発明の実施の形態にかかる建具1は、図1、図6及び図7に示すように、上げ下げ窓であり、上枠3、下枠5、左右の縦枠7を枠組みした枠9と、外障子11と、内障子13とを備えており、外障子11は固定してあり、内障子(障子)13は上下動により開閉自在な可動障子である。
図3及び図7に示すように、左右の各縦枠7には内障子13の上下動を案内する障子案内溝15が形成された案内部材17が固定してある。障子案内溝15は、横断面がコ字形状を成し、内障子13側を開口しており、障子案内溝15の溝の開口縁15aは、室内側及び室外側から互いに開口を狭めるように突出して形成されている。
図1に示すように、各縦枠7には、内障子13に釣り合い力を付与するバランサー19と、内障子13の下面に設けた調整器21とが配置されている。
バランサー19は、捻りばねと、捻りばねを巻き締め・巻き戻しする螺旋杆23とを備えており、螺旋杆23が上下動することで捻りばねを巻き締め又は巻き戻しするようになっており、内障子13に所定の釣り合い力を付与するものである。このバランサー19は、釣り合い力を解除した後に螺旋杆23を所定量回転して回転した位置を固定することで、釣り合い力を設定できるようになっている。
調整部29は下面にドライバーの係合溝29aが形成してあり、下面側からドライバーを操作して釣り合い力を調整するようになっている。
図3に示すように、解除レバー31は、障子案内溝15からその開口縁15aを超えて、内周側に突設してあり、解除レバー31は垂直軸Y(図5(d)参照)回りを矢印32方向に回動することで調整部29の固定位置を解除するようになっている。この解除レバー31には回り止め部品33が装着されている。
回り止め部品33は樹脂材製であり、図4に示すように、解除レバー31の挿入穴35が形成された外周側壁33aと、内周側壁33bと、正面壁(室内側壁)33c及び裏面壁(室外側壁)33dと、上面壁33eとで略直方体形状に形成してあり、直方体の内部及び下側が空間になっている。上面壁33eには弾性変形可能な係止突起37が先端を上方に向けて傾斜してある。この係止突起37は図1に示すように、調整器21のケース部28の下面に形成された段部28a(図5参照)に係止してある。図1及び図3に示すように、内周側壁33bは、回り止め部品33を解除レバー31に装着したときに、解除レバー31の内周側端との間に隙間(治具係止部)39を形成しており、この隙間39は回り止め部品33を外すときにドライバー等の治具を挿入する隙間であり、治具を内周側壁33bに係合して回り止め部品33を枠9の内周側へ引き抜き可能にしている。
図2及び図3に示すように、解除レバー31に回り止め部品33が装着された状態では、回り止め部品33の正面壁33cと裏面壁33dとが障子案内溝15の開口縁15aに近接して位置する。したがって、回り止め部品33は障子13の下面に露出した状態にあるが、解除レバー31を回り止め部品33と共に回動しようとすると、回り止め部品33が開口縁15aに当接することで解除レバー31の回動を規制する。
これにより、解除レバー31の誤操作が防止できる。
この場合には、解除レバー31に装着してある回り止め部品33の下側から、隙間39にドライバー等の治具の先端を挿入して内周側壁33bに当てたまま枠の内周側に向けて引き抜く。これにより、回り止め部品33を外すことができる。
その後、解除レバー31を垂直軸Y(図5(d)参照)回りに回動することで、釣り合い力が解除され、調整部29を治具で回転操作して所定の釣り合い力に再度設定する。
回り止め部品33はその上面壁33eを解除レバー31の上に被せてあるので、回り止め部品33が落下するのを防止できる。
回り止め部品33の上面壁33eには、調整器21のケース部28の段部28aに係止して、回り止め部品33が内周側に移動する規制しているので、手で簡単に外し難いから、誤操作により回り止め部品33が外れるのを防止できる。
例えば、本発明にかかる建具1は、上げ下げ窓に限らず、ドア面に上下動により開閉自在な障子を設けたドアであってもよい。
回り止め部品33の治具係止部39は、室内側壁や室外側壁に治具の係止溝、穴や突起を形成しても良いし、治具係止部39の位置や形状は制限されない。
また、回り止め部品33は筒状にして装着するものであっても良いし、その形状は制限されない。
縦枠7に設けてある障子案内溝15は、障子案内溝15を形成した案内部材17を縦枠7に取付けることに限らず、縦枠7に直接形成するものであっても良い。
7 縦枠
9 枠
13 内障子(可動障子)
15 障子案内溝
15a 開口縁
19 バランサー
21 調整器
29 調整部
31 解除レバー
33 回り止め部品
39 隙間(治具係止部)
Claims (1)
- 上下動により開閉自在な障子と、障子に釣り合い力を付与するバランサーと、障子の下面に設けてバランサーが障子に付与する釣り合い力を調整する調整器とを備え、バラサンサー及び調整器は縦枠の障子案内溝内に配置してあり、調整器は、下面に設けた調整部と、調整部から枠の内周側に突出してありバランサーが障子に付与している釣り合い力を解除する解除レバーと、回り止め部品とを有し、解除レバーは、垂直軸回りに回動するものであり、回り止め部品は、解除レバーに枠の内周側から嵌め込んで取り付けてあり、回り止め部品が解除レバーと共に回動しようとすると縦枠の障子案内溝の開口縁に当接することで解除レバーの回動を規制することを特徴とする建具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014219303A JP6280021B2 (ja) | 2014-10-28 | 2014-10-28 | 建具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014219303A JP6280021B2 (ja) | 2014-10-28 | 2014-10-28 | 建具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016084656A JP2016084656A (ja) | 2016-05-19 |
JP6280021B2 true JP6280021B2 (ja) | 2018-02-14 |
Family
ID=55972678
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014219303A Active JP6280021B2 (ja) | 2014-10-28 | 2014-10-28 | 建具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6280021B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0247177Y2 (ja) * | 1986-06-30 | 1990-12-12 | ||
JPH06100039B2 (ja) * | 1990-12-29 | 1994-12-12 | 株式会社中西エンジニアリング | 上下動窓の釣合装置 |
US7093392B2 (en) * | 2004-11-30 | 2006-08-22 | Mighton Products, Limited | Spring balance adjustment |
-
2014
- 2014-10-28 JP JP2014219303A patent/JP6280021B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2016084656A (ja) | 2016-05-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5952970B2 (ja) | 引戸クローザーセット | |
US8770257B2 (en) | Slat rotation, slat winding and unwinding control device of window blind | |
KR200474282Y1 (ko) | 환기창용 루버의 슬랫 조립구조 | |
KR101730776B1 (ko) | 롤스크린 감속장치 | |
JP6280021B2 (ja) | 建具 | |
KR101407021B1 (ko) | 문 고정장치 | |
JP6297422B2 (ja) | サッシ | |
KR20140091427A (ko) | 배연창 개폐장치용 록킹구조 | |
KR100985753B1 (ko) | 방폭 이탈방지구조를 갖는 창호 | |
JP6714240B2 (ja) | 自動巻取式スクリーン装置の制動装置 | |
JP6625330B2 (ja) | 建具 | |
KR20090003982U (ko) | 환기창 셔터 개폐장치 | |
JP4954963B2 (ja) | 建具 | |
JP5328746B2 (ja) | 建具 | |
JP5876665B2 (ja) | 折戸 | |
JP7108362B2 (ja) | 建具 | |
JP5474650B2 (ja) | ヒンジ用カバー | |
JP6423299B2 (ja) | 網戸付きサッシ | |
EP2884038B1 (en) | Housing for roll-up elements | |
JP6647928B2 (ja) | 建具 | |
KR100929813B1 (ko) | 루버 및 그 개폐구조 | |
EP2357311A1 (en) | Self-locking slat for shutter | |
JP6426357B2 (ja) | 通風装置 | |
JP2019090318A (ja) | 遮蔽装置 | |
JP2006132237A (ja) | 網戸枠の取付構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170427 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20171214 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180109 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180118 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6280021 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |