JP6277638B2 - 信号処理装置、信号処理方法及びコンピュータプログラム - Google Patents

信号処理装置、信号処理方法及びコンピュータプログラム Download PDF

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Description

本発明は、信号処理装置、信号処理方法及びコンピュータプログラムに関する。
近年、センサを用いて検知エリアに存在する人、動物その他の周期運動を行わず非周期運動を行う物体である、非周期運動物体の有無を判定する検知装置が登場してきている。例えば、人の有無を判定する人検知装置は、人を検知して自動で点灯する照明や、建物内の人の有無を検知する機器などに多様に適用されている。
人検知装置の中でも、様々なセンサを用いた人検知装置と比較して有利な点を有する、ドップラーセンサを用いた人検知装置が注目されている。例えば、ドップラーセンサを用いた人検知装置は、赤外線センサを用いた人検知装置と比較して、熱に強く、より繊細な動きを検出できるという有利な点を有する。また、ドップラーセンサを用いた人検知装置は、画像センサによる人検知装置と比較してプライバシーが保たれやすく、不透明な壁越しにセンシングできるという有利な点を有する。
ドップラーセンサからは時系列信号が送信されるので、ドップラーセンサを用いた人検知装置は、その時系列信号を解析することによって人の有無や人以外の物体の有無を判定する。そのような人検知装置では、物体の有無の正確な判定のために、時系列信号の正確な解析が求められる。例えば、下記非特許文献1では、時変係数自己回帰モデル(Time Varying Autoregressive model)において、カルマンフィルタを用いて、あるAR係数のパラメータ推定を行っている。具体的には、システムノイズや観測ノイズの分散共分散行列は、データが複数個存在する、ある区間の間は、一定値を取ると仮定し、尤度を最大化するシステムノイズや観測ノイズを、数値計算によって求めている.
北川源四郎「時系列解析入門」(岩波書店)
データが複数個存在する、ある区間の場合に、尤度を最大化するシステムノイズや観測ノイズを解析的に求めることは一般に困難なため、システムノイズや観測ノイズは数値計算で求める。しかし、数値計算は、少ない処理コストで行う必要があるセンサでの処理には不向きである。また、非特許文献1には、波形の急激な変化がある場合は、システムノイズをできるだけ大きくするとの記述があるが、具体的な値の設定方法については述べられていない。さらに、非特許文献1で開示された技術では、複数のデータを用いてシステムノイズや観測ノイズの分散共分散行列を決定するため、リアルタイムでシステムノイズや観測ノイズの分散共分散行列を決定しようとする場合、決定までに時間がかかるという問題がある。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、時系列信号の解析に際し、カルマンフィルタを用いて未知のパラメータを推定する場合に、収束性、安定性及び推定精度を向上させることが可能な、新規かつ改良された信号処理装置、信号処理方法及びコンピュータプログラムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、センサで観測された時系列データに対してカルマンフィルタを用いてパラメータを演算するパラメータ演算部を備え、前記パラメータ演算部は、システムノイズの分散共分散行列の関数である予測値の分布の尤度関数が最大となるシステムノイズの分散共分散行列を前記尤度関数または対数尤度の微分により求めることで、システムノイズの分散共分散行列を設定する超パラメータ推定部を含むことを特徴とする、信号処理装置が提供される。
前記尤度関数は、観測される1個以上の前記時系列データに対するそれぞれの予測誤差または該予測誤差の分散の関数であってもよい。
前記超パラメータ推定部は、前記尤度関数の値に基づいて、前記システムノイズの分散共分散行列を、1個以上の前記時系列データが得られる度に変動させるようにしてもよい。
前記超パラメータ推定部は、予測値の誤差、観測ノイズの分散共分散行列、過去の値及び状態ベクトルの誤差の分散共分散行列を用いて前記システムノイズの分散共分散行列を設定するようにしてもよい。
前記超パラメータ推定部は、システムノイズの分散値の値が0よりも小さくなる場合、予測分布の尤度が最大となるように状態ベクトルの誤差の分散共分散行列の値を設定するようにしてもよい。システムノイズの分散値の値が0よりも小さくなる場合の状態ベクトルの誤差の分散共分散行列の値が、予測誤差、観測ノイズの分散共分散行列、及び観測値から与えられる関数であってもよい。
前記超パラメータ推定部は、予測誤差、予測誤差の二乗値、またはシステムノイズを、第1の忘却係数を用いて指数平滑化した値を用いてシステムノイズの分散共分散行列を設定するようにしてもよい。
前記超パラメータ推定部は、異なる複数の前記第1の忘却係数を用いて並列的にシステムノイズの分散共分散行列を設定するようにしてもよい。
前記パラメータ演算部は、異なる複数の前記第1の忘却係数を用いて設定されたシステムノイズの分散共分散行列のそれぞれを用いてパラメータを推定するパラメータ推定部と、前記パラメータ推定部が推定したパラメータのそれぞれについて予測誤差の分布の尤度を計算する尤度計算部と、前記尤度計算部が計算した前記尤度の中から最も高い尤度の基になったパラメータを推定パラメータとして決定する尤度評価部と、を含んでもよい。
前記パラメータ演算部は、観測ノイズの分散共分散行列を設定し、前記超パラメータ推定部は、カルマンフィルタを用いて、予測誤差の二乗値を指数平滑化した値の内のある区間において最小となる値を観測ノイズの分散共分散行列として設定するようにしてもよい。
前記超パラメータ推定部は、異なる複数の第2の忘却係数を用いて並列的に観測ノイズの分散共分散行列を設定するようにしてもよい。
前記パラメータ演算部は、異なる複数の前記第2の忘却係数を用いて設定された観測ノイズの分散共分散行列のそれぞれを用いてパラメータを推定するパラメータ推定部と、前記パラメータ推定部が推定したパラメータのそれぞれについて予測誤差の分布の尤度を計算する尤度計算部と、前記尤度計算部が計算した前記尤度の中から最も高い尤度の基になったパラメータを推定パラメータとして決定する尤度評価部と、を含んでもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、センサで観測された時系列データに対してカルマンフィルタを用いてパラメータを演算するパラメータステップを備え、前記パラメータステップは、システムノイズの分散共分散行列の関数である予測値の分布の尤度関数が最大となるシステムノイズの分散共分散行列を前記尤度関数または対数尤度の微分により求めることで、システムノイズの分散共分散行列を設定する超パラメータ推定ステップを含むことを特徴とする、信号処理方法が提供される。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、コンピュータに、センサで観測された時系列データに対してカルマンフィルタを用いてパラメータを演算するパラメータステップを実行させ、前記パラメータステップは、システムノイズの分散共分散行列の関数である予測値の分布の尤度関数が最大となるシステムノイズの分散共分散行列を前記尤度関数または対数尤度の微分により求めることで、システムノイズの分散共分散行列を設定する超パラメータ推定ステップを含むことを特徴とする、コンピュータプログラムが提供される。
以上説明したように本発明によれば、時系列信号の解析に際し、カルマンフィルタを用いて未知のパラメータを推定する場合に、収束性、安定性及び推定精度を向上させることが可能な、新規かつ改良された信号処理装置、信号処理方法及びコンピュータプログラムを提供することができる。
本発明の一実施形態にかかる検出システムの構成例を示す説明図である。 本発明の一実施形態に係るパラメータ演算部120の機能構成例を示す説明図である。 推定パラメータと誤差の算出例を示す説明図である。 推定パラメータと誤差の算出例を示す説明図である。 本発明の一実施形態に係るパラメータ演算部120の動作を示す流れ図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
<1.本発明の一実施形態>
[検出システムの構成例]
まず、図面を参照しながら、本発明の一実施形態にかかる検出システムの構成例について説明する。図1は、本発明の一実施形態にかかる検出システムの構成例を示す説明図である。以下、図1を用いて本発明の一実施形態にかかる検出システムの構成例について説明する。
図1に示したように、本発明の一実施形態にかかる検出システム1は、センサ10と、信号処理装置100と、を含んで構成される。検出システム1は、人間や、人間以外の物体の検知を目的としたシステムである。
センサ10は、人間や、人間以外の物体を検知するためのセンサであり、例えばドップラーセンサで構成され得る。ドップラーセンサは、任意の反射物体に対して電波または超音波を送受信し、送信した電波または超音波と受信した電波または超音波との差分の周波数の信号であるドップラー信号を出力するセンサである。センサ10は、時系列信号として、アナログ信号を信号処理装置100へ出力する。
信号処理装置100は、センサ10が出力する時系列信号に対する信号処理を行う装置である。本実施形態では、信号処理装置100は、センサ10が出力する時系列信号に対し、カルマンフィルタを用いて未知のパラメータを推定する処理を実行する。
図1に示したように、本発明の一実施形態にかかる信号処理装置100は、A/Dコンバータ110と、パラメータ演算部120と、推定結果出力部130と、を含んで構成される。
A/Dコンバータ110は、センサ10が出力するアナログ信号をデジタル信号に変換する。A/Dコンバータ110は、デジタル信号をパラメータ演算部120へ出力する。
パラメータ演算部120は、A/Dコンバータ110が出力するデジタル信号に対し、カルマンフィルタを用いて未知のパラメータを推定する処理を実行する。本実施形態では、パラメータ演算部120の動作は、(1)観測ノイズの分散共分散行列の決定、(2)システムノイズの分散共分散行列の決定、(3)値の異なる忘却係数を持つ複数粒子による動作、の3つの段階に大きく分類される。パラメータ演算部120は、推定したパラメータを推定結果出力部130へ出力する。
推定結果出力部130は、パラメータ演算部120が推定したパラメータを受け取って、そのパラメータを出力する。例えば、推定結果出力部130は、信号処理装置100に設けられたり、また信号処理装置100とは別に設けられたりする表示装置にパラメータを表示させたり、パラメータを記憶するための記憶装置へパラメータを出力したりしてもよい。
本発明の一実施形態に係る信号処理装置100は、図1に示したような構成を有することで、センサ10が出力する時系列信号に対し、カルマンフィルタを用いて未知のパラメータを推定する処理を実行し、推定したパラメータを出力することができる。
以上、図1を用いて本発明の一実施形態にかかる検出システムの構成例について説明した。続いて、本発明の一実施形態に係るパラメータ演算部120の機能構成例について説明する。
図2は、本発明の一実施形態に係るパラメータ演算部120の機能構成例を示す説明図である。以下、図2を用いて本発明の一実施形態に係るパラメータ演算部120の機能構成例について説明する。
図2に示したように、本発明の一実施形態に係るパラメータ演算部120は、忘却係数設定部121a、121b、・・・、121nと、超パラメータ推定部122a、122b、・・・、122nと、パラメータ推定部123a、123b、・・・、123nと、尤度計算部124a、124b、・・・、124nと、尤度評価部125と、を含んで構成される。
忘却係数設定部121a、121b、・・・、121nは、A/Dコンバータ110から出力されるデジタル信号を受け取って、観測ノイズの分散共分散行列の設定に用いる忘却係数rerrを0〜1の範囲内で、システムノイズの分散の設定に用いる忘却係数rsysを0〜1の範囲内で、それぞれ所定のある値に設定する。忘却係数設定部121a、121b、・・・は、それぞれで異なる忘却係数を設定しても良い。忘却係数設定部121a、121b、・・・は、A/Dコンバータ110から出力されるデジタル信号及び設定した忘却係数rerr、rsysを出力する。
超パラメータ推定部122a、122b、・・・、122nは、忘却係数設定部121a、121b、・・・が設定した、観測ノイズの分散共分散行列の設定に用いる忘却係数rerrを用いて、観測ノイズの分散共分散行列を設定する。また超パラメータ推定部122a、122b、・・・は、忘却係数設定部121a、121b、・・・が設定した、システムノイズの分散の設定に用いる忘却係数rsysを用いて、システムノイズの分散を設定する。
パラメータ推定部123a、123b、・・・、123nは、忘却係数設定部121a、121b、・・・、121nで設定された、観測ノイズの分散共分散行列の設定に用いる忘却係数rerrおよびシステムノイズの分散の設定に用いる忘却係数rsysを用いて、カルマンフィルタでパラメータを推定する。パラメータ推定部123a、123b、・・・、123nは、それぞれ推定したパラメータを尤度計算部124a、124b、・・・、124nに出力する。
尤度計算部124a、124b、・・・、124nは、それぞれ、パラメータ推定部123a、123b、・・・、123nで推定されたパラメータを受け取り、そのパラメータから尤度を計算する。尤度計算部124a、124b、・・・、124nは、計算した尤度を尤度評価部125に出力する。
尤度評価部125は、尤度計算部124a、124b、・・・、124nがそれぞれ計算した尤度を受け取り、受け取った尤度の中から最大の尤度を選択し、その最大の尤度の基になったパラメータの推定値を採用する。
本発明の一実施形態に係るパラメータ演算部120は、図2に示したような構成を有することで、センサ10が出力する時系列信号に対し、カルマンフィルタを用いて未知のパラメータを推定する処理を実行し、推定したパラメータを出力することができる。
なお本実施形態では、それぞれn個の忘却係数設定部121a、121b、・・・、121n、超パラメータ推定部122a、122b、・・・、122n、パラメータ推定部123a、123b、・・・、123n、および尤度計算部124a、124b、・・・、124nを設けているが、nの数は所定の固定値であってもよく、信号処理装置100の性能に応じて適切なものが選択されても良い。
以上、図2を用いて本発明の一実施形態に係るパラメータ演算部120の機能構成例について説明した。続いて、本発明の一実施形態に係るパラメータ演算部120の動作例について説明する。
本実施形態では、時系列信号においてカルマンフィルタを用いて未知のパラメータを推定する。カルマンフィルタは、以下のようにm次元の未知のパラメータで構成される状態ベクトルxとスカラ観測値yとの関係を与える状態方程式(数式1)と観測方程式(数式2)でモデル化されるフィルタである。
Figure 0006277638

数式1、2において、uはm次元のシステムノイズであり、vは1次元の観測ノイズである。u及びvは、下記の数式3、4のように、平均0、分散共分散行列がそれぞれQ、Rの正規分布に従うと仮定する。
Figure 0006277638
また時刻n−1までの観測値に基づく、時刻n−1における1期先予測では、以下のように状態ベクトルxの推定値は以下の数式5で、状態ベクトルの誤差の分散共分散行列Pは以下の数式6で、それぞれ表される。
Figure 0006277638
Figure 0006277638
Figure 0006277638
数式7、8において、Iは単位行列である。またKはカルマンゲインと呼ばれ、以下の数式9のように表される。
Figure 0006277638
システムノイズの分散共分散行列Qと観測ノイズの分散共分散行列Rは、推定するパラメータに影響を与え、超パラメータ(ハイパーパラメータ)と呼ばれる。
既存のカルマンフィルタでは、システムノイズの分散共分散行列Qは、ある一定の値と仮定されていた。そのために、既存のカルマンフィルタには、収束性、安定性、推定精度の性能にトレードオフの関係が生じていた。図3及び図4は、既存のカルマンフィルタでの、推定パラメータと誤差の算出例を示す説明図である。図3に示したのは、システムノイズの分散が小さい場合の例であり、図4に示したのは、システムノイズの分散が大きい場合の例である。
図3で示したように、システムノイズの分散が小さい場合はカルマンゲインが小さくなり、その結果、状態ベクトルの変動も小さくなるために、定常状態では推定パラメータは安定しやすい。しかしながら、図3で示したように、パラメータの真値が変化した時には推定パラメータの追随が悪くなり、推定パラメータから求めた観測値の誤差も大きくなる。一方、図4で示したように、システムノイズの分散が大きい場合はカルマンゲインが大きくなり、その結果、既存のカルマンフィルタでは、非定常状態でも状態ベクトルの追随が良いのに対して、定常状態においても、推定パラメータが観測信号に含まれるノイズの変動を受けやすく不安定になりやすかった。
そこで本実施形態では、尤度に基づいてシステムノイズを動的に設定することで、非定常な信号への適応性を高めて、収束性、安定性、推定精度を向上させることを特徴とする。
図5は、本発明の一実施形態に係るパラメータ演算部120の動作を示す流れ図である。以下、図5を用いて本発明の一実施形態に係るパラメータ演算部120の動作について説明する。
忘却係数設定部121a、121b、・・・、121nは、A/Dコンバータ110から出力されるデジタル信号を受け取る。そして忘却係数設定部121a、121b、・・・、121nは、観測ノイズの分散共分散行列の設定に用いる忘却係数rerrを0〜1の範囲内で、システムノイズの分散の設定に用いる忘却係数rsysを0〜1の範囲内で、それぞれ所定の値に設定する(ステップS101)。
続いて超パラメータ推定部122a、122b、・・・、122nは、観測ノイズの分散共分散行列及びシステムノイズの分散を設定する(ステップS102)。超パラメータ推定部122a、122b、・・・、122nは、まず観測ノイズの分散共分散行列Rの値を推定する。本実施形態では、超パラメータ推定部122a、122b、・・・、122nでの観測ノイズの分散共分散行列Rの値の推定にあたり、以下のような前提を置く。
1:観測ノイズの真の分散共分散行列が不変となる期間が存在する。
2:観測信号にはAR係数が一定値となる定常状態がある一定期間含まれている。
予測誤差には、観測信号に含まれる観測ノイズと、状態が変化した時のパラメータの不適合に伴う誤差とが含まれていると、一般的に考えられている。定常状態での予測誤差の二乗平均は観測ノイズの分散と等しく、予測誤差の二乗平均の最小値となる。
Figure 0006277638
Figure 0006277638
Figure 0006277638
Figure 0006277638
超パラメータ推定部122a、122b、・・・、122nは、観測ノイズの分散共分散行列を求める際に、それぞれ異なる忘却係数rerrを用いて、観測ノイズの分散共分散行列求めても良い。
超パラメータ推定部122a、122b、・・・、122nは、続いてシステムノイズの分散共分散行列Qの値を推定する。システムノイズの分散共分散行列Qは、時間とともに変化し得るパラメータである。長さNの時系列データy,y,・・・,yが与えられたとき、パラメータθのもとで、時系列データy,y,・・・,yの発生確率を示す尤度は、下記の数式12のように求められる。
Figure 0006277638
ここで、g=(y|y,y,・・・,yn−1,θ)は、観測値である時系列データy,y,・・・,yn−1が与えられたときのyの予測分布である。
Figure 0006277638
Figure 0006277638
尤度は、各時点における予測分布の積で表される。よって時系列モデルの対数尤度は以下の数式14のように表される。
Figure 0006277638
この数式14で示したl(θ)は、予測分布gの対数の和になっている。カルマンフィルタは、無限インパルス応答(IIR)フィルタの一種であり、ある時点のシステムノイズや観測ノイズが、別の時間の予測誤差や、予測誤差の確率分布に影響を与える。そこで、超パラメータ推定部122a、122b、・・・、122nは、最適化に準じた準最適化を行うため、各時点における予測分布の対数を最大化することにより、近似的に尤度関数を最大化する。予測分布gの対数尤度は以下の数式15のように表される。
Figure 0006277638
この数式15を予測誤差の分散dで偏微分し、その値を0とすると、以下の数式16のようになる。
Figure 0006277638
数式16から、d=err の場合に、予測分布のp(d)は最大の値となる。予測分布のp(d)が最大となるように、システムノイズの分散共分散行列を設定すると、以下の数式17のようになる。
Figure 0006277638
ここで、Qを対角行列と仮定し、その対角行列の対角成分の値をそれぞれqとして、Q=qI(Iは単位行列)とすると、システムノイズの分散値qは以下の数式18のようになる。
Figure 0006277638
予測誤差は正規分布に従うため、突発的に誤差が大きくなり、信号が定常状態であってもシステムノイズが変動する。そこで超パラメータ推定部122a、122b、・・・、122nは、その影響を緩和するために予測誤差の二乗値、システムノイズに対して指数平滑化を行うことも考えられる。
Figure 0006277638
Figure 0006277638
数式19で示したシステムノイズの分散値は、負になる場合がある。超パラメータ推定部122a、122b、・・・、122nは、システムノイズの分散値が負になる場合は、予測分布の尤度が最大になるように、Pn|n−1を初期化する。Pn|n−1の成分は0以上になるので、超パラメータ推定部122a、122b、・・・、122nは、err −R≧0のときに、Pn|n−1を以下のように設定する。
Figure 0006277638
超パラメータ推定部122a、122b、・・・、122nが、このように観測ノイズの分散共分散行列とシステムノイズの分散を設定すると、続いてパラメータ推定部123a、123b、・・・、123nは、それぞれ、忘却係数設定部121a、121b、・・・、121nで設定された、観測ノイズの分散共分散行列の設定に用いる忘却係数rerrおよびシステムノイズの分散の設定に用いる忘却係数rsysを用いて、カルマンフィルタでパラメータを推定する(ステップS103)。
ここで、予測誤差の二乗値及びシステムノイズの分散共分散行列における忘却係数の値の大小により、以下のような特徴がある。
忘却係数が大きい場合は、現在に近い時刻のデータほど重みが大きく、ノイズにも反応しやすくなるが、現在の予測誤差の大きさがシステムノイズに反映されやすくなるという特徴がある。一方、忘却係数が小さい場合は、過去のデータほど重みが大きく、現在の予測誤差の大きさがシステムノイズに反映されにくくなるが、ノイズに対する誤反応も小さいという特徴がある。
そこで本実施形態では、パラメータ演算部120は、ある1つの忘却係数で観測ノイズの分散共分散行列及びシステムノイズの分散共分散行列を決定する処理を1つの処理単位として、それぞれ異なる忘却係数で観測ノイズの分散共分散行列及びシステムノイズの分散共分散行列を決定する処理を実行する。この忘却係数を変化させることで、パラメータ演算部120は、収束性と安定性のトレードオフの調整が可能になる。
パラメータ推定部123a、123b、・・・、123nがパラメータを推定すると、続いて尤度計算部124a、124b、・・・、124nは、それぞれ、パラメータ推定部123a、123b、・・・、123nで推定されたパラメータを受け取り、そのパラメータから尤度を計算する(ステップS104)。そして、尤度評価部125は、尤度計算部124a、124b、・・・、124nがそれぞれ計算した尤度を受け取り、受け取った尤度の中から最大の尤度を採用し、その最大の尤度の基になったパラメータの推定値を採用する(ステップS105)。
本発明の一実施形態に係るパラメータ演算部120は、このような動作を実行することで、センサ10が出力する時系列信号に対し、カルマンフィルタを用いて未知のパラメータを推定する処理を実行し、推定したパラメータを出力することができる。
なお、上記実施形態では、観測ノイズの分散共分散行列及びシステムノイズの分散共分散行列をパラメータ演算部120に推定させていたが、本発明は係る例に限定されるものではない。観測ノイズの分散値Rとシステムノイズの分散共分散行列Qのいずれか一つを信号処理装置100のユーザに設定させても良い。数式18に示したように、システムノイズは観測ノイズの分散値Rの関数ではあるが、観測ノイズの分散値Rはシステムノイズの分散共分散行列Qには依存しない。従って、例えば、予め観測ノイズの分散値Rを信号処理装置100のユーザに設定させても良い。
以上、図5を用いて本発明の一実施形態に係るパラメータ演算部120の動作について説明した。
<2.まとめ>
以上説明したように、本発明の一実施形態によれば、時系列信号の解析に際し、カルマンフィルタを用いて未知のパラメータを推定する場合に、収束性、安定性及び推定精度を向上させることが可能な信号処理装置100を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る信号処理装置100は、システムノイズの分散共分散行列を信号の状態の変化に応じて動的に制御するため、モデルを効果的に当てはめることが可能になる。そして本発明の一実施形態に係る信号処理装置100は、非定常状態ではシステムノイズの分散共分散行列Qの値が大きくなるので、信号の変化にパラメータが追従し、定常状態ではシステムノイズの分散共分散行列Qの値が小さくなるのでパラメータが安定する。
ここで、本明細書の各装置が実行する処理における各ステップは、必ずしもシーケンス図またはフローチャートとして記載された順序に沿って時系列に処理する必要はない。例えば、各装置が実行する処理における各ステップは、フローチャートとして記載した順序と異なる順序で処理されても、また並列的に処理されてもよい。
また、各装置に内蔵されるCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)およびRAM(Random Access Memory)などのハードウェアを、上述した各装置の構成と同等の機能を発揮させるためのコンピュータプログラムを作成し得る。また、該コンピュータプログラムを記憶させた記憶媒体も提供され得る。また、機能ブロック図で示したそれぞれの機能ブロックをハードウェアで構成することで、一連の処理をハードウェアで実現し得る。
例えば、パラメータ演算部120を構成する各ブロックは、例えば、CPU、ROM、RAMなどから構成され、パラメータ演算部120等に記憶されているプログラムがCPUによりRAMに展開されて実行されることにより、その機能が実現され得る。あるいは、パラメータ演算部120を構成する各ブロックは、専用のハードウェアにより構成されていてもよいし、複数のハードウェアの組み合わせにより構成されてもよい。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
1 検出システム
10 センサ
100 信号処理装置
110 A/Dコンバータ
120 パラメータ演算部
130 推定結果出力部

Claims (13)

  1. センサで観測された時系列データに対してカルマンフィルタを用いてパラメータを演算するパラメータ演算部を備え、
    前記パラメータ演算部は、システムノイズの分散共分散行列の関数である予測値の分布の尤度関数が最大となるシステムノイズの分散共分散行列を前記尤度関数または対数尤度の微分により求めることで、システムノイズの分散共分散行列を設定する超パラメータ推定部を含み、
    前記超パラメータ推定部は、前記尤度関数の値に基づいて、前記システムノイズの分散共分散行列を、1個以上の前記時系列データが得られる度に変動させることを特徴とする、信号処理装置。
  2. 前記尤度関数は、観測される1個以上の前記時系列データに対するそれぞれの予測誤差または該予測誤差の分散の関数であることを特徴とする、請求項1に記載の信号処理装置。
  3. 前記超パラメータ推定部は、予測値の誤差、観測ノイズの分散共分散行列、過去の値及び状態ベクトルの誤差の分散共分散行列を用いて前記システムノイズの分散共分散行列を設定することを特徴とする、請求項1に記載の信号処理装置。
  4. 前記超パラメータ推定部は、システムノイズの分散値の値が0よりも小さくなる場合、予測分布の尤度が最大となるように状態ベクトルの誤差の分散共分散行列の値を設定することを特徴とする、請求項1に記載の信号処理装置。
  5. システムノイズの分散値の値が0よりも小さくなる場合の状態ベクトルの誤差の分散共分散行列の値が、予測誤差、観測ノイズの分散共分散行列、及び観測値から与えられる関数であることを特徴とする、請求項に記載の信号処理装置。
  6. 前記超パラメータ推定部は、予測誤差、予測誤差の二乗値、またはシステムノイズを、第1の忘却係数を用いて指数平滑化した値を用いてシステムノイズの分散共分散行列を設定することを特徴とする、請求項1に記載の信号処理装置。
  7. 前記超パラメータ推定部は、異なる複数の前記第1の忘却係数を用いて並列的にシステムノイズの分散共分散行列を設定することを特徴とする、請求項に記載の信号処理装置。
  8. 前記パラメータ演算部は、
    異なる複数の前記第1の忘却係数を用いて設定されたシステムノイズの分散共分散行列のそれぞれを用いてパラメータを推定するパラメータ推定部と、
    前記パラメータ推定部が推定したパラメータのそれぞれについて予測誤差の分布の尤度を計算する尤度計算部と、
    前記尤度計算部が計算した前記尤度の中から最も高い尤度の基になったパラメータを推定パラメータとして決定する尤度評価部と、
    を含むことを特徴とする、請求項に記載の信号処理装置。
  9. 前記パラメータ演算部は、観測ノイズの分散共分散行列を設定し、
    前記超パラメータ推定部は、カルマンフィルタを用いて、予測誤差の二乗値を指数平滑化した値の内のある区間において最小となる値を観測ノイズの分散共分散行列として設定することを特徴とする、請求項1に記載の信号処理装置。
  10. 前記超パラメータ推定部は、異なる複数の第2の忘却係数を用いて並列的に観測ノイズの分散共分散行列を設定することを特徴とする、請求項に記載の信号処理装置。
  11. 前記パラメータ演算部は、
    異なる複数の前記第2の忘却係数を用いて設定された観測ノイズの分散共分散行列のそれぞれを用いてパラメータを推定するパラメータ推定部と、
    前記パラメータ推定部が推定したパラメータのそれぞれについて予測誤差の分布の尤度を計算する尤度計算部と、
    前記尤度計算部が計算した前記尤度の中から最も高い尤度の基になったパラメータを推定パラメータとして決定する尤度評価部と、
    を含むことを特徴とする、請求項1に記載の信号処理装置。
  12. センサで観測された時系列データに対してカルマンフィルタを用いてパラメータを演算するパラメータステップを備え、
    前記パラメータステップは、システムノイズの分散共分散行列の関数である予測値の分布の尤度関数が最大となるシステムノイズの分散共分散行列を前記尤度関数または対数尤度の微分により求めることで、システムノイズの分散共分散行列を設定するノイズ推定ステップを含み、
    前記ノイズ推定ステップは、前記尤度関数の値に基づいて、前記システムノイズの分散共分散行列を、1個以上の前記時系列データが得られる度に変動させることを特徴とする、信号処理方法。
  13. コンピュータに、センサで観測された時系列データに対してカルマンフィルタを用いてパラメータを演算するパラメータステップを実行させ、
    前記パラメータステップは、システムノイズの分散共分散行列の関数である予測値の分布の尤度関数が最大となるシステムノイズの分散共分散行列を前記尤度関数または対数尤度の微分により求めることで、システムノイズの分散共分散行列を設定するノイズ推定ステップを含み、
    前記ノイズ推定ステップは、前記尤度関数の値に基づいて、前記システムノイズの分散共分散行列を、1個以上の前記時系列データが得られる度に変動させることを特徴とする、コンピュータプログラム。
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