以下の詳細な説明において、いくつかの実施形態の完全な理解を提供するために、多数の具体的な詳細が記載されている。しかしながら、いくつかの実施形態は、これら具体的な詳細がなくとも実施できることが当業者には理解されよう。他の例においては、説明を曖昧にしないように、周知の方法、プロシージャ、コンポーネント、ユニット、及び/又は回路は、詳細には記載されていない。
例えば、「処理する」、「計算する」、「算出する」、「判定する」、「確立する」、「解析する(分析する)」、「チェックする(確認する)」等の用語を用いる本明細書における記載は、コンピュータのレジスタ及び/又はメモリ内の(例えば、電子的な)物理量として表されたデータを、コンピュータのレジスタ及び/又はメモリ、若しくは、動作及び/又は処理を実行するための命令を記憶することができる他の情報記憶媒体内の物理量として同様に表される他のデータに操作及び/又は変換する、コンピュータ、コンピューティングプラットフォーム、コンピューティングシステム、又は他の電子コンピューティングデバイスの1以上の動作及び/又は処理を指し得る。
本明細書で使用される用語「複数の」は、例えば、「多数の」又は「2以上の」を含む。例えば、「複数のアイテム」は、2以上のアイテムを含む。
「一実施形態」、「ある実施形態」、「例示的な実施形態」、「様々な実施形態」等といった言及は、そのように記載される1以上の実施形態が、特定の特徴、構造、又は特性を含み得るが、全ての実施形態が、そのような特定の特徴、構造、又は特性を必ずしも含むわけではないことを示す。さらに、語句「一実施形態において」の繰り返しの使用は、同じ実施形態を指していることもあるが、同じ実施形態を必ずしも指しているわけではない。
本明細書で使用されるとき、別途明示されない限り、共通の対象物を説明するための順序を示す形容詞「第1の」、「第2の」、「第3の」等の使用は、言及されている類似の対象物の異なるインスタンスを示すに過ぎず、そのように記載される対象物が、時間的に、空間的に、順位的に、あるいは、任意の他の形で所与の順序でなければならないことを示すよう意図するものではない。
いくつかの実施形態は、様々なデバイス及びシステムとともに使用され得る。そのようなデバイス及びシステムは、例えば、パーソナルコンピュータ(PC)、デスクトップコンピュータ、モバイルコンピュータ、ラップトップコンピュータ、ノートブックコンピュータ、タブレットコンピュータ、ウルトラブック(登録商標)コンピュータ、サーバコンピュータ、ハンドヘルドコンピュータ、ハンドヘルドデバイス、携帯情報端末(PDA)デバイス、ハンドヘルドPDAデバイス、オンボードデバイス、オフボードデバイス、ハイブリッドデバイス、車両用デバイス、非車両用デバイス、モバイルデバイス又はポータブルデバイス、コンシューマデバイス、非モバイルデバイス又は非ポータブルデバイス、無線通信局、無線通信デバイス、無線アクセスポイント(AP)、有線ルータ又は無線ルータ、有線モデム又は無線モデム、ビデオデバイス、オーディオデバイス、オーディオ/ビデオ(A/V)デバイス、有線ネットワーク又は無線ネットワーク、無線エリアネットワーク、無線ビデオエリアネットワーク(WVAN)、ローカルエリアネットワーク(LAN)、無線LAN(WLAN)、パーソナルエリアネットワーク(PAN)、無線PAN(WPAN)等である。
いくつかの実施形態は、既存のワイヤレスギガビットアライアンス(WGA)仕様(Wireless Gigabit Alliance, Inc WiGig MAC and PHY Specification Version 1.1, April 2011, Final specification)及び/又は将来のバージョン及び/又はその派生仕様に従って動作するデバイス及び/又はネットワーク、既存のIEEE802.11規格(IEEE 802.11-2012, IEEE Standard for Information technology--Telecommunications and information exchange between systems Local and metropolitan area networks--Specific requirements Part 11: Wireless LAN Medium Access Control (MAC) and Physical Layer (PHY) Specifications, March 29, 2012; IEEE802.11 task group ac (TGac) (“IEEE802.11-09/0308r12-TGac Channel Model Addendum Document”); IEEE 802.11 task group ad (TGad) (IEEE P802.11ad-2012, IEEE Standard for Information Technology-Telecommunications and Information Exchange Between Systems-Local and Metropolitan Area Networks-Specific Requirements-Part 11: Wireless LAN Medium Access Control (MAC) and Physical Layer (PHY) Specifications-Amendment 3: Enhancements for Very High Throughput in the 60GHz Band, 28 December, 2012))及び/又は将来のバージョン及び/又はその派生規格に従って動作するデバイス及び/又はネットワーク、既存のワイヤレスHD(登録商標)仕様及び/又は将来のバージョン及び/又はその派生仕様に従って動作するデバイス及び/又はネットワーク、上記ネットワークの一部であるユニット及び/又はデバイス等とともに使用され得る。
いくつかの実施形態は、一方向無線通信システム及び/又は双方向無線通信システム、セルラ無線電話通信システム、携帯電話機、セルラ電話機、無線電話機、パーソナル通信システム(PCS)デバイス、無線通信デバイスを組み込んでいるPDAデバイス、モバイル全地球測位システム(GPS)デバイス又はポータブルGPSデバイス、GPS受信機若しくはGPSトランシーバ又はGPSチップを組み込んでいるデバイス、RFID素子又はRFIDチップを組み込んでいるデバイス、複数入力複数出力(MIMO)トランシーバ又はMIMOデバイス、単一入力複数出力(SIMO)トランシーバ又はSIMOデバイス、複数入力単一出力(MISO)トランシーバ又はMISOデバイス、1以上の内部アンテナ及び/又は外部アンテナを有するデバイス、デジタルビデオ放送(DVB)デバイス又はDVBシステム、マルチスタンダード無線デバイス又はマルチスタンダード無線システム、有線ハンドヘルドデバイス又は無線ハンドヘルドデバイス(例えば、スマートフォン)、無線アプリケーションプロトコル(WAP)デバイス等とともに使用され得る。
いくつかの実施形態は、1以上のタイプの無線通信信号及び/又は無線通信システムとともに使用され得る。そのような無線通信信号及び/又は無線通信システムは、例えば、無線周波数(RF)、赤外線(IR)、周波数分割多重化(FDM)、直交FDM(OFDM)、時分割多重化(TDM)、時分割多元接続(TDMA)、拡張TDMA(E−TDMA)、汎用パケット無線サービス(GPRS)、拡張GPRS、符号分割多元接続(CDMA)、広帯域CDMA(WCDMA(登録商標))、CDMA2000、シングルキャリアCDMA、マルチキャリアCDMA、マルチキャリア変調(MDM)、ディスクリートマルチトーン(DMT)、Bluetooth(登録商標)、全地球測位システム(GPS)、Wi−Fi(登録商標)、Wi−Max(登録商標)、ZigBee(登録商標)、超広帯域(UWB)、GSM(登録商標)、2G、2.5G、3G、3.5G、4G、第5世代(5G)モバイルネットワーク、3GPP、ロングタームエボリューション(LTE)、LTEアドバンスト、EDGE等である。他の実施形態が、様々な他のデバイス、システム、及び/又はネットワークにおいて使用され得る。
本明細書で使用される用語「無線デバイス」は、例えば、無線通信可能なデバイス、無線通信可能な通信デバイス、無線通信可能な通信局、無線通信可能なポータブルデバイス又は非ポータブルデバイス等を含む。いくつかの例示的な実施形態において、無線デバイスは、コンピュータと一体化される周辺デバイス又はコンピュータに取り付けられる周辺デバイスであってもよいし、そのような周辺デバイスを含んでもよい。いくつかの例示的な実施形態において、用語「無線デバイス」は、任意的に、無線サービスを含み得る。
無線通信信号に関して本明細書で使用される用語「通信する」ことは、無線通信信号を送信すること及び/又は無線通信信号を受信することを含む。例えば、無線通信信号を通信できる無線通信ユニットは、少なくとも1つの他の無線通信ユニットに無線通信信号を送信する無線送信機及び/又は少なくとも1つの他の無線通信ユニットから無線通信信号を受信する無線通信受信機を含み得る。
いくつかの例示的な実施形態は、60GHzの周波数帯域上で通信する無線通信ネットワークとともに使用され得る。しかしながら、任意の他の適切な無線通信周波数帯域を利用する他の実施形態が実施されてもよい。そのような無線通信周波数帯域は、例えば、EHF(extremely high frequency)帯域(ミリメートル波(mmwave)周波数帯域)、例えば、30GHz〜300GHzの周波数帯域内の周波数帯域、WLAN周波数帯域、WPAN周波数帯域、WGA仕様に従った周波数帯域等である。
本明細書で使用される用語「局(STA;station)」は、無線媒体(WM;wireless medium)に対する媒体アクセス制御(MAC)及び物理レイヤ(PHY)インタフェースの個々にアドレス指定可能なインスタンスである任意の論理エンティティを含み得る。
本明細書で使用される用語「ピアツーピア(PTP又はP2P)通信」は、デバイスのペア間における無線リンク(「ピアツーピアリンク」)を介するデバイスツーデバイス通信に関連し得る。P2P通信は、例えば、QoS基本サービスセット(BSS)におけるダイレクトリンクを介する無線通信、トンネリングダイレクトリンク設定(TDLS)リンクを介する無線通信、独立基本サービスセット(IBSS)におけるSTAツーSTA通信等を含み得る。
本明細書で使用される用語「アンテナ」は、1以上のアンテナ素子、コンポーネント、ユニット、アセンブリ、及び/又はアレイの任意の適切な構成、構造、及び/又は配置を含み得る。いくつかの実施形態において、アンテナは、別々の送信アンテナ素子及び受信アンテナ素子を用いて、送信機能及び受信機能を実装することができる。いくつかの実施形態において、アンテナは、共通の送信/受信素子及び/又は統合された送信/受信素子を用いて、送信機能及び受信機能を実装することができる。アンテナは、例えば、フェーズドアレイアンテナ、単一素子アンテナ、切り替えビームアンテナのセット、及び/又は同様のアンテナを含み得る。
本明細書で使用される用語「指向性マルチギガビット(DMG;directional multi-gigabit)」及び用語「指向性帯域(DBand;directional band)」は、チャネル開始周波数が40GHzを超える周波数帯域に関連し得る。
用語「DMG STA」及び用語「mmWave STA(mSTA)」は、DMG帯域内のチャネルで動作する無線送信機を有するSTAに関連し得る。
本明細書で使用される用語「ビームフォーミング」は、目的の受信機における受信信号電力又は信号対雑音比(SNR)を向上させるために送信機及び/又は受信機において使用され得る空間フィルタリング機構に関連し得る。
本明細書で使用される用語「アクセスポイント(AP)」は、1つの局(STA)を含むとともに、関連するSTAのためのWMを介して配信サービス(distribution service)へのアクセスを提供するエンティティを含み得る。
本明細書で使用される用語「非アクセスポイント(非AP)局(STA)」は、AP内に含まれないSTAに関連し得る。
本明細書で使用される用語「パーソナル基本サービスセット(PBSS)」は、自立型ネットワーク(self-contained network)を形成する基本サービスセット(BSS)に関連し得る。例えば、PBSSは、DBG帯域で動作し得、1つのPBSSコントロールポイント(PCP:PBSS control point)を含み得る。
本明細書で使用される用語「PBSSコントロールポイント(PCP)」は、1つの局(STA)を含むとともに、PBSSのメンバであるSTAによるWMへのアクセスを調整するエンティティを含み得る。
本明細書で使用される用語「非PCP局(STA)」は、PCPでもないSTAに関連し得る。
本明細書で使用される用語「非PCP/非AP局(STA)」は、PCPでもAPでもないSTAに関連し得る。
本明細書で使用される用語「PCP/AP」は、PCP又はAPであるSTAに関連し得る。
次に図1を参照すると、図1は、いくつかの例示的な実施形態に従ったシステム100のブロック図を概略的に示している。
図1に示されるように、いくつかの例示的な実施形態において、システム100は、無線通信ネットワークを含み得、この無線通信ネットワークは、例えば、無線通信デバイス102、160、及び/又は130といった1以上の無線通信デバイスを含む。このような無線通信デバイスは、例えば、無線チャネル、IRチャネル、RFチャネル、WiFi(登録商標)チャネル等といった無線通信媒体(WM)103を介して、コンテンツ、データ、情報、及び/又は信号を通信することができる。システム100の1以上の要素は、任意的に、任意の適切な有線通信リンクを介して通信できてもよい。
いくつかの例示的な実施形態において、無線通信デバイス102、160、及び/又は130は、例えば、PC、デスクトップコンピュータ、モバイルコンピュータ、ラップトップコンピュータ、ノートブックコンピュータ、タブレットコンピュータ、サーバコンピュータ、ハンドヘルドコンピュータ、ハンドヘルドデバイス、PDAデバイス、ハンドヘルドPDAデバイス、オンボードデバイス、オフボードデバイス、(例えば、セルラ電話機機能とPDAデバイス機能とを組み合わせている)ハイブリッドデバイス、コンシューマデバイス、車両用デバイス、非車両用デバイス、モバイルデバイス又はポータブルデバイス、非モバイルデバイス又は非ポータブルデバイス、携帯電話機、セルラ電話機、PCSデバイス、無線通信デバイスを組み込んでいるPDAデバイス、モバイルGPSデバイス又はポータブルGPSデバイス、DVBデバイス、比較的小型のコンピューティングデバイス、非デスクトップコンピュータ、「CSLL(carry small live large)」デバイス、ウルトラモバイルデバイス(UMD)、ウルトラモバイルPC(UMPC)、モバイルインターネットデバイス(MID)、「Origami」デバイス又は「Origami」コンピューティングデバイス、DCC(Dynamically Composable Computing)をサポートするデバイス、コンテキストアウェアデバイス、ビデオデバイス、オーディオデバイス、A/Vデバイス、セットトップボックス(STB)、ブルーレイ(登録商標)ディスク(BD)プレーヤ、BDレコーダ、デジタル多用途ディスク(DVD)プレーヤ、高精細度(HD)DVDプレーヤ、DVDレコーダ、HD DVDレコーダ、パーソナルビデオレコーダ(PVR)、放送HD受信機、ビデオソース、オーディオソース、ビデオシンク、オーディオシンク、ステレオチューナ、放送無線受信機、フラットパネルディスプレイ、パーソナルメディアプレーヤ(PMP)、デジタルビデオカメラ(DVC)、デジタルオーディオプレーヤ、スピーカ、オーディオ受信機、オーディオ増幅器、ゲームデバイス、データソース、データシンク、デジタルスチールカメラ(DSC)、メディアプレーヤ、スマートフォン、テレビジョン、音楽プレーヤ等を含み得る。
いくつかの例示的な実施形態において、無線通信デバイス102、160、及び/又は130は、それぞれ、例えば以下で説明するように、無線通信デバイス102、160、及び/若しくは130、並びに/又は1以上の他の無線通信デバイスの間で無線通信を行うための無線通信ユニット104、162、及び/又は132を含み得る。
いくつかの例示的な実施形態において、無線通信デバイス102、160、及び/又は130はまた、例えば、プロセッサ114、入力ユニット106、出力ユニット108、メモリユニット110、及び記憶ユニット112のうちの1以上を含み得る。無線通信デバイス102、160、及び/又は130は、任意的に、他のハードウェアコンポーネント及び/又はソフトウェアコンポーネントを含んでもよい。いくつかの例示的な実施形態において、無線通信デバイス102、160、及び/又は130のうちの1以上の無線通信デバイスのコンポーネントの一部又は全ては、共通の筐体又はパッケージング内に含まれ得、1以上の有線リンク又は無線リンクを用いて相互接続され得る、あるいは、1以上の有線リンク又は無線リンクを用いて動作可能に関連付けられ得る。他の実施形態においては、無線通信デバイス102、160、及び/又は130のうちの1以上の無線通信デバイスのコンポーネントは、複数のデバイスすなわち別個のデバイス間で分散されてもよい。
プロセッサ114は、例えば、中央処理装置(CPU)、デジタル信号プロセッサ(DSP)、1以上のプロセッサコア、シングルコアプロセッサ、デュアルコアプロセッサ、マルチコアプロセッサ、マイクロプロセッサ、ホストプロセッサ、コントローラ、複数のプロセッサ又はコントローラ、チップ、マイクロチップ、1以上の回路、回路、論理ユニット、集積回路(IC)、特定用途向けIC(ASIC)、又は、任意の他の適切な多目的プロセッサ、特定プロセッサ、多目的コントローラ、若しくは特定コントローラを含む。プロセッサ114は、例えば、無線通信デバイス102、160、及び/又は130のオペレーティングシステム(OS)の命令、及び/又は、1以上のアプリケーションの命令を実行する。
入力ユニット106は、例えば、キーボード、キーパッド、マウス、タッチスクリーン、タッチパッド、トラックボール、スタイラス、マイクロフォン、又は、他の適切なポインティングデバイス若しくは入力デバイスを含む。出力ユニット108は、例えば、モニタ、スクリーン、タッチスクリーン、フラットパネルディスプレイ、陰極線管(CRT)ディスプレイユニット、液晶ディスプレイ(LCD)ディスプレイユニット、プラズマディスプレイユニット、1以上のオーディオスピーカ若しくはイヤフォン、又は他の適切な出力デバイスを含む。
メモリユニット110は、例えば、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み取り専用メモリ(ROM)、ダイナミックRAM(DRAM)、シンクロナスDRAM(SD−RAM)、フラッシュメモリ、揮発性メモリ、不揮発性メモリ、キャッシュメモリ、バッファ、短期メモリユニット、長期メモリユニット、又は他の適切なメモリユニットを含む。記憶ユニット112は、例えば、ハードディスクドライブ、フロッピディスクドライブ、コンパクトディスク(CD)ドライブ、CD−ROMドライブ、DVDドライブ、又は、他の適切な着脱可能な記憶ユニット若しくは着脱不可能な記憶ユニットを含む。メモリユニット110及び/又は記憶ユニット112は、例えば、無線通信デバイス102、160、及び/又は130により処理されるデータを記憶することができる。
いくつかの例示的な実施形態において、無線通信ユニット104、162、及び132は、それぞれ、1以上のアンテナ105、164、及び133を含み得る、あるいは、1以上のアンテナ105、164、及び133に関連付けられ得る。アンテナ105、164、及び/又は133は、無線通信信号、ブロック、フレーム、伝送ストリーム、パケット、メッセージ、及び/又はデータを送信及び/又は受信するのに適した任意のタイプのアンテナを含み得る。例えば、アンテナ105、164、及び/又は133は、1以上のアンテナ素子、コンポーネント、ユニット、アセンブリ、及び/又はアレイの任意の適切な構成、構造、及び/又は配置を含み得る。アンテナ105、164、及び/又は133は、例えば、例えばビームフォーミング技術を用いる指向性通信に適したアンテナを含み得る。例えば、アンテナ105、164、及び/又は133は、フェーズドアレイアンテナ、単一素子アンテナ、切り替えビームアンテナのセット、及び/又は同様のアンテナを含み得る。いくつかの実施形態において、アンテナ105、164、及び/又は133は、別々の送信アンテナ素子及び受信アンテナ素子を用いて、送信機能及び受信機能を実装することができる。いくつかの実施形態において、アンテナ105、164、及び/又は133は、共通の送信/受信素子及び/又は統合された送信/受信素子を用いて、送信機能及び受信機能を実装することができる。
いくつかの例示的な実施形態において、無線通信ユニット104、162、及び/又は132は、例えば、1以上の無線機134を含む。無線機134は、例えば、無線通信信号、RF信号、フレーム、ブロック、伝送ストリーム、パケット、メッセージ、データアイテム、及び/又はデータを送信及び/又は受信することができる1以上の無線送信機、無線受信機、及び/又は無線トランシーバを含む。例えば、無線通信ユニット104、164、及び/又は132は、無線ネットワークインタフェースカード(NIC)等を含み得る、あるいは、無線NIC等の一部として実装され得る。
いくつかの例示的な実施形態において、無線通信デバイス102、160、及び130は、無線通信リンクを確立することができる。無線通信リンクは、上りリンク及び/又は下りリンクを含み得る。下りリンクは、例えば、APから1以上の非AP局(STA)への一方向リンク又は非AP宛先(destination)STAから非APソースSTAへの一方向リンクを含み得る。上りリンクは、例えば、非AP STAからAPへの一方向リンク又は非APソースSTAから非AP宛先STAへの一方向リンクを含み得る。
いくつかの例示的な実施形態において、無線通信デバイス102、160、及び/又は130は、DMG局(「DMG STA」)の機能を実行することができる。例えば、無線通信デバイス102、160、及び/又は130は、DMG帯域上で通信するよう構成することができる。
いくつかの例示的な実施形態において、システム100は、PCP/AP STA及び1以上の非PCP/AP STAを含み得る。一例において、デバイス160は、PCP/AP STAの機能を実行することができ、且つ/あるいは、デバイス102及び/又は130は、非PCP/AP STAの機能を実行することができる。別の例において、デバイス102は、PCP/AP STAの機能を実行することができ、且つ/あるいは、デバイス130及び/又は160は、非PCP/AP STAの機能を実行することができる。
他の実施形態においては、デバイス102、160、及び/又は130は、任意の他のデバイス及び/又は局の機能を実行してもよい。
いくつかの例示的な実施形態において、無線通信デバイス102、160、及び/又は130は、1以上のビームフォーミングリンクを介して通信することができる。例えば、無線通信デバイス102は、1以上のビームフォーミングリンクを介して、デバイス160、デバイス130、及び/又は1以上の他の無線通信デバイスと通信することができ、デバイス130は、1以上のビームフォーミングリンクを介して、デバイス160、デバイス102、及び/又は1以上の他の無線通信デバイスと通信することができ、且つ/あるいは、デバイス160は、1以上のビームフォーミングリンクを介して、デバイス102、デバイス130、及び/又は1以上の他の無線通信デバイスと通信することができる。
いくつかの例示的な実施形態において、第1の局及び第2の局(例えば、デバイス102、160、及び130のうちの2つ)は、例えば、第1の局と第2の局との間でビームフォーミングリンクを介して通信するために使用される適切なアンテナ設定を決定するために、ビームフォーミング(BF)トレーニングを実行することができる。例えば、ビームフォーミングトレーニングは、ビーコン送信間隔(BTI)中、アソシエーションビームフォーミングトレーニング(A−BFT)期間中、及び/又は任意の他の期間中に実行されてよい。
いくつかの例示的な実施形態において、第1の局及び第2の局の一方の局は、ビームフォーミングイニシエータ局(「イニシエータ」)の機能を実行することができ、第1の局及び第2の局の他方の局は、ビームフォーミングレスポンダ局(「レスポンダ」)の機能を実行することができる。
一例において、例えば、BFトレーニングがBTI及び/又はA−BFT中に実行される場合、イニシエータは、PCP/AP STAを含み得、レスポンダは、非PCP/非AP STAを含み得る。例えば、ドッキングデバイス(Dock)は、非PCP/AP STAの機能を実行することができ、局デバイス(STA)は、PCP/AP STAの機能を実行することができる。他の例においては、イニシエータ及び/又はレスポンダは、任意の他の局の任意の他の組合せを含んでもよい。
いくつかの例示的な実施形態において、イニシエータは、送信セクタスイープ(TXSS)を実行して、イニシエータのためにBFリンクをトレーニングすることができる。
いくつかの例示的な実施形態において、イニシエータは、イニシエータセクタスイープ(ISS;initiator sector sweep)中に、送信(Tx)セクタスイープ(TXSS)を実行することができる。例えば、Txセクタスイープ(SSW)中に、イニシエータは、例えば、イニシエータの複数のTxセクタをスイープすることにより、複数の方向に信号を送信することができる。
いくつかの例示的な実施形態において、レスポンダは、例えば、レスポンダセクタスイープ(RSS;responder sector sweep)中に、TXSSを実行して、レスポンダのためにBFリンクをトレーニングすることができる。
いくつかの例示的な実施形態において、RSS中に、レスポンダは、例えば、ISS中に最良の受信が達成された、イニシエータのTxセクタ(「最良Txセクタ」)のインジケーションを含む1以上のフレームを、イニシエータに送信することができる。最良Txセクタは、ビームフォーミングリンクを介してレスポンダと通信するためにイニシエータにより使用されるべき選択されたTxセクタを、イニシエータに示すことができる。
いくつかの例示的な実施形態において、イニシエータ及びレスポンダは、Txセクタスイープの後に1以上のフレームを通信することができる。
いくつかの例示的な実施形態において、イニシエータは、例えばRSSの後にSSWフィードバックフレームをレスポンダに送信することができる。
いくつかの例示的な実施形態において、レスポンダは、例えばSSWフィードバックフレームの後にSSWアクノレッジメント(ACK)フレームを送信することができる。
いくつかの例示的な実施形態において、共通周波数チャネル上の2つのビームフォーミングリンクは、互いと干渉することがある(例えば、これらのビームフォーミングリンクが少なくとも部分的に重なっているパスを有する場合)。
いくつかの走査及びリンク品質測定手法(scanning and link quality measurement approach)を使用して、周波数チャネル上の通信デバイス群の存在を識別することができる。
いくつかのスペクトル及び無線管理レポート(spectrum and radio management report)を使用して、複数の周波数チャネルにおいて観測されたBSS及びリンク負荷に関する情報を提供することができる。しかしながら、これらのレポートは、無線信号の全方向伝搬(omni-propagation)のために最適化されており、したがって、互いと干渉することなく同じ周波数チャネルにおいて共存し得る複数の一方向リンク(例えば、ビームフォーミングリンク)に対しては効果的ではないこともある。
別の手法は、シングルユーザ複数入力複数出力(SU−MIMO)ビームフォーミング技術又はマルチユーザMIMO(MU−MIMO)ビームフォーミング技術を使用して、スループットを向上させるために、複数のアンテナを有するSTA(ビームフォーマ)が、チャネルの知識を用いて信号を操作できるようにすることである。SU−MIMOビームフォーミングでは、送信信号における全ての空間−時間ストリームが、単一のSTAにおける受信のために意図される。MU−MIMOビームフォーミングでは、空間−時間ストリームが、1以上のSTA間で分割される。しかしながら、これらの技術は、参加デバイス間での厳密な同期化(tight synchronization)を必要とするものであり、同じBSSに属するデバイス群による使用に制限される。
いくつかの例示的な実施形態において、例えば無線通信ユニット104といったデバイスは、このデバイスにより使用されるビームフォーミングリンクが、別のデバイスにより使用される別のビームフォーミングリンク(例えば、無線通信ユニット132及び/又は162により使用されるビームフォーミングリンク)と干渉し得るかどうかを判定することができる。
いくつかの例示的な実施形態において、無線通信ユニット104は、チャネル上に無線通信ユニット104により確立されるビームフォーミングリンク(例えば、新たに確立されるビームフォーミングリンク)が、そのチャネル上の1以上の他のビームフォーミングリンク(例えば、既存のビームフォーミングリンク)と干渉し得るかどうかを、例えば前もって、判定することができる。
いくつかの例示的な実施形態において、無線通信ユニット104は、ビームフォーミングリンクが、同じチャネル上の別のビームフォーミングリンクと干渉し得るかどうかの判定に基づいて、ビームフォーミングリンクを構成することができる。
いくつかの例示的な実施形態において、無線通信ユニット104は、例えば、ビームフォーミングリンクが、他のビームフォーミングリンクと干渉し得ると判定された場合(例えば、ビームフォーミングリンクが、他のビームフォーミングリンクと同じチャネル上に確立される場合)、他のビームフォーミングリンクにより使用されるチャネルとは異なる別のチャネル上で動作するよう、ビームフォーミングリンクを構成することができる。
いくつかの例示的な実施形態において、無線通信ユニット104は、例えば以下で説明するように、指向性走査(directive scanning)を実行して、1以上の他のビームフォーミングリンクがビームフォーミングリンクと干渉し得るかどうかを識別することができる。
いくつかの例示的な実施形態において、無線通信ユニット104は、例えば以下で説明するように、WM103を介して通信された1以上のビームフォーミングフレームに基づいて、1以上の他のビームフォーミングリンクがビームフォーミングリンクと干渉し得るかどうかを判定することができる。
いくつかの例示的な実施形態において、無線通信ユニット104は、例えば以下で説明するように、例えば、2つの他のデバイス間におけるビームフォーミングリンクの確立中に2つの他のデバイス間で交換された通信に基づいて、2つの他のデバイス間のビームフォーミングリンクを識別することができる。
いくつかの例示的な実施形態において、無線通信ユニット104は、例えば以下で説明するように、無線通信デバイス130及び160の間におけるビームフォーミングリンクの確立中に無線通信デバイス130及び160により交換される通信をインターセプトすることができる。
いくつかの例示的な実施形態において、システム100の無線通信ユニット(例えば、無線通信ユニット104、132、及び/又は162)は、ビームフォーミングイニシエータによるTx SSWの送信の後に送信されたビームフォーミングフレームを処理するよう構成することができる。
いくつかの例示的な実施形態において、ビームフォーミングフレームは、例えば以下で説明するように、ビームフォーミングイニシエータ局又はビームフォーミングレスポンダ局の第1の局から、ビームフォーミングイニシエータ局又はビームフォーミングレスポンダ局の第2の局に送信され得る。
いくつかの例示的な実施形態において、ビームフォーミングフレームは、指向性ビームフォーミング伝送(directional beamformed transmission)を第2の局に送信するために第1の局により使用される、例えば第2の局からのTx SSWフィードバックに基づく選択されたTxセクタのインジケーションを含み得る。
いくつかの例示的な実施形態において、無線通信ユニット104は、選択されたTxセクタのインジケーションを含むビームフォーミングフレームを送信することができる。
例えば、無線通信ユニット104は、例えば以下で説明するように、指向性ビームフォーミング伝送を無線通信ユニット132に送信するために無線通信ユニット104により使用されるTxセクタのインジケーションを含むビームフォーミングフレームを送信することができる。
いくつかの例示的な実施形態において、無線通信ユニット104は、選択されたTxセクタのインジケーションを含むビームフォーミングフレームを受信することができる。
例えば、無線通信ユニット104は、例えば以下で説明するように、指向性ビームフォーミング伝送を送信するために無線通信ユニット132により使用されるTxセクタのインジケーションを含むビームフォーミングフレームを、無線通信ユニット132から受信することができる。
いくつかの例示的な実施形態において、無線通信ユニット104は、指向性ビームフォーミング伝送を第2の局に送信する第1の局により使用される選択されたTxセクタのインジケーションを含むビームフォーミングフレームを受信することができる。
例えば、無線通信ユニット132及び162は、イニシエータ局及びレスポンダ局の機能を実行することができ、無線通信ユニット104は、例えば以下で説明するように、指向性ビームフォーミング伝送を無線通信ユニット162に送信するために無線通信ユニット132により使用される選択されたTxセクタのインジケーションを含むビームフォーミングフレームを、無線通信ユニット132から受信することができる。
いくつかの例示的な実施形態において、無線通信ユニット104は、例えば以下で説明するように、例えば選択されたTxセクタのインジケーションに基づいて、無線通信ユニット132及び162の間のビームフォーミングリンクが、無線通信ユニット104により確立されるビームフォーミングリンクと干渉し得るかどうかを判定することができる。
いくつかの例示的な実施形態において、無線通信ユニット104は、例えば、無線通信ユニット104のRxアンテナが全方向モードで動作する場合であっても、且つ/あるいは、デバイス130及び/又は160の位置に関する情報を必要とすることなく、無線通信ユニット132及び162の間のビームフォーミングリンクが、無線通信ユニット104により確立されるビームフォーミングリンクと干渉し得るかどうかを判定することができる。
いくつかの例示的な実施形態において、第1の局及び第2の局(例えば、無線通信ユニット132及び162)は、第1の局と第2の局との間でビームフォーミングリンクを介して送信するためにこれらの局により使用されるTxセクタのインジケーションを含む1以上のBFフレームを通信することができる。
いくつかの例示的な実施形態において、第1の局及び第2の局は、例えば以下で説明するように、SSWフィードバックフィールドの一部として、Txセクタのインジケーションを通信することができる。
いくつかの例示的な実施形態において、無線通信ユニット132は、無線通信ユニット132のTxセクタを介して、SSWフレームを送信することができる。ここで、SSWフレームは、SSWフィードバックフィールドを含み、SSWフィードバックフィールドは、SSWフレームを送信するために使用される、無線通信ユニット132のTxセクタのインジケーションを含み得る。
例えば、無線通信ユニット132は、無線通信ユニット132及び162の間でビームフォーミングリンクを介して送信するために無線通信ユニット132により使用されるTxセクタのインジケーションを含むSSWフィードバックフィールドを含むSSWフレームを、無線通信ユニット162に送信することができる。
一例において、無線通信ユニット132は、ビームフォーミングレスポンダの機能を実行することができ、SSWフレームは、SSW ACKフレームを含み得る。
別の例において、無線通信ユニット132は、ビームフォーミングイニシエータの機能を実行することができ、SSWフレームは、SSWフィードバックフレームを含み得る。
いくつかの例示的な実施形態において、無線通信ユニット104は、複数の方向からの通信を受信するよう、無線通信ユニット104の受信機を準全方向モード(quasi omni-directional mode)で動作させることができる。
いくつかの例示的な実施形態において、無線通信ユニット104は、例えばビームフォーミングリンクの確立中に、他のデバイスにより通信されるBFフレームを受信することができる。BFフレームは、BFリンクを介して送信するために使用されるTxセクタのインジケーションを含み得る。例えば、無線通信ユニット104は、無線通信ユニット132及び162の間で通信されるSSWフレームを受信することができる。
いくつかの例示的な実施形態において、無線通信ユニット104は、例えば以下で説明するように、受信したTxセクタインジケーションを使用して、干渉する可能性がある1以上のビームフォーミングリンクを識別する干渉テーブルを構築することができる。
いくつかの例示的な実施形態において、無線通信ユニット104は、例えば以下で説明するように、干渉テーブルに基づいて、ビームフォーミングリンクを確立するために使用されるチャネルを決定することができる。
いくつかの例示的な実施形態において、無線通信ユニット104は、第1のチャネルを介して無線通信ユニット132から送信されたビームフォーミングフレームを受信することができる。BFフレームは、例えば上述したように、BFフレームを送信するための、無線通信ユニット132のTxセクタのインジケーションを含み得る。
いくつかの例示的な実施形態において、無線通信ユニット104は、例えば以下で説明するように、無線通信ユニット104の1以上のTxセクタと無線通信ユニット132のTxセクタとの間の関係を定めることができる。
いくつかの例示的な実施形態において、無線通信ユニット104は、例えば以下で説明するように、無線通信ユニット132のTxセクタの方向に向けられた、無線通信ユニット104のTxセクタを識別することができる。
いくつかの例示的な実施形態において、無線通信ユニット104は、例えば以下で説明するように、無線通信ユニット104の複数のTxセクタと第1の複数の局のTxセクタとを関連付ける第1のBF情報を、例えば、無線通信ユニット104と第1の複数の局との間のビームフォーミングトレーニングに基づいて、定めることができる。
いくつかの例示的な実施形態において、無線通信ユニット104は、例えば以下で説明するように、無線通信ユニット104の複数のTxセクタのTxセクタ識別子のリストの形態で、第1のBF情報を保持することができ、ここで、Tx識別子は、第1の複数の局のうちの局のアドレスと、この局のTxセクタのTxセクタ識別子と、に関連付けられる。
いくつかの例示的な実施形態において、無線通信ユニット104は、第2の複数の局のTxセクタと第3の複数の局のTxセクタとを関連付ける第2のBF情報を、例えば、第2の複数の局と第3の複数の局との間で通信されたビームフォーミングフレームに基づいて、定めることができる。例えば、無線通信ユニット104は、無線通信ユニット132のTxセクタと無線通信ユニット162のTxセクタとを関連付ける第2のBF情報を、例えば、無線通信ユニット132と無線通信ユニット162との間で通信されたビームフォーミングフレーム(例えば、SSWフレーム)に基づいて、定めることができる。
一例において、第1の複数の局は、無線通信ユニット132を含み得、第2の複数の局は、無線通信ユニット162を含み得、第3の複数の局は、無線通信ユニット132を含み得る。
この例に従うと、第1のBF情報は、無線通信ユニット104のTxセクタと無線通信ユニット132のTxセクタとを関連付けることができ、第2のBF情報は、無線通信ユニット162のTxセクタと無線通信ユニット132のTxセクタとを関連付けることができる。
いくつかの例示的な実施形態において、無線通信ユニット104は、例えば以下で説明するように、第3の複数の局の局アドレスのリストの形態で、第2のBF情報を保持することができ、ここで、第3の複数の局のうちの局のアドレスは、第2の複数の局のうちの局のアドレスと、第2の複数の局のうちのこの局のTxセクタのTxセクタ識別子と、に関連付けられる。
いくつかの例示的な実施形態において、無線通信ユニット104は、無線通信ユニット132と無線通信ユニット162との間の接続(engagement)を検出することができ、例えば第2のBF情報に基づいて、無線通信ユニット162に送信するために無線通信ユニット132により使用されるTxセクタを決定することができる。無線通信ユニット104は、例えば第1のBF情報に基づいて、無線通信ユニット132のTxセクタに対応する、無線通信ユニット104のTxセクタを識別することができる。
いくつかの例示的な実施形態において、例えば以下で説明するように、例えば、無線通信ユニット104のTxセクタが、無線通信ユニット132のTxセクタの方向に向けられ、無線通信ユニット104により、無線通信ユニット132が、無線通信ユニット132のTxセクタを用いて第1のチャネルを介して通信するために接続されていることが検出された場合、無線通信ユニット104は、無線通信ユニット104のTxセクタを用いて第1のチャネルを介して通信することを回避することができる。
いくつかの例示的な実施形態において、無線通信ユニット104は、例えば以下で説明するように、無線通信ユニット104のTxセクタを介して通信するための、第1のチャネルとは異なる第2のチャネルを決定することができる。
次に図2を参照すると、図2は、いくつかの例示的な実施形態に従った、複数の無線通信デバイス間の指向性ビームフォーミングリンクを概略的に示している。
いくつかの例示的な実施形態において、図2の無線通信デバイスのうちの1以上の無線通信デバイスは、ドッキング局(Dock)の機能を実行することができ、且つ/あるいは、図2の無線通信デバイスのうちの1以上の無線通信デバイスは、局(STA)の機能を実行することができる。
例えば、図2に示されるように、いくつかの例示的な実施形態において、無線通信デバイス202は、Dock Xと表記されたドッキング局の機能を実行することができ、無線通信デバイス204は、Dock Yと表記されたドッキング局の機能を実行することができ、無線通信デバイス208は、STA Aと表記された局の機能を実行することができ、無線通信デバイス206は、STA Dと表記された局の機能を実行することができる。他の実施形態では、無線通信デバイス202、204、206、及び/又は208は、任意の他の機能を実行してもよい。
いくつかの例示的な実施形態において、無線通信デバイス204は、無線通信デバイス102(図1)の機能を実行することができ、且つ/あるいは、無線通信デバイス202、206、及び/又は208は、システム100(図1)の1以上の他の無線通信デバイス(例えば、無線通信デバイス130及び/又は160(図1)のうちの1以上を含む)の機能を実行することができる。
いくつかの例示的な実施形態において、Dockは、例えばディスカバリか否かといった任意のビーコンに対する、A−BFTにおけるアクティブ走査応答(active scanning responding)をサポートするよう構成することができ、且つ/あるいは、STAは、ビーコンを送信することにより、DockとのPBSSを確立するよう試みることができる。STAは、例えば、確立されたPBSSのPCPになったときにも、ビーコンを送信することができる。
いくつかの例示的な実施形態において、無線通信デバイス204は、無線通信デバイス206との指向性ビームフォーミングリンク205を確立するよう試みることができる。
いくつかの例示的な実施形態において、無線通信デバイス204は、例えば以下で説明するように、他のデバイス間の1以上の他の指向性ビームフォーミングリングが、指向性ビームフォーミングリンク205と干渉し得るかどうかを識別することができる。
一例において、図2に示されるように、無線通信デバイス204は、無線通信デバイス202及び208が、指向性ビームフォーミングリンク205のパスと重なっているパスを有し得る指向性ビームフォーミングリンク209を介する通信に関与している可能性があることを識別することができる。したがって、無線通信デバイス204は、例えば、リンク205及び209の両方が共通の通信チャネル上に形成される場合には、指向性ビームフォーミングリンク209が指向性ビームフォーミングリンク205と干渉し得ると判定することができる。
いくつかの例示的な実施形態において、無線通信デバイス204は、1以上の他のビーコンデバイス(beaconing device)(例えば、STA A及び他のSTA(図2には示されていないSTA B及びSTA Cと表記されたもの)を含む)との初期BFを確立することができる。
いくつかの例示的な実施形態において、無線通信デバイス204は、STAとのビームフォーミングリンクに関して、無線通信デバイス204のTxセクタ及びSTAのTxセクタを決定することができる。
いくつかの例示的な実施形態において、無線通信デバイス204は、無線通信デバイス204のTxセクタとSTAのTxセクタとを関連付ける第1のBF情報を保持することができる。例えば、無線通信デバイス204は、例えば以下のように、第1のBF情報をテーブルの形態で保持することができる。
例えば、テーブル1に従うと、Dock YのTxセクタ#3及びSTA AのTxセクタ#5が、Dock YとSTA Aとの間でBFリンクを介して通信するために選択され得る。
いくつかの例示的な実施形態において、無線通信デバイス204は、1以上のSTAと1以上の他のDockとの間の(例えば、STA A、B、及び/又はCと、Dock X及び/又は1以上のDock(例えば、図2には示されていないDock Z及びDock Vと表記された2つの他のDock)と、の間の)ビームフォーミングの初期BF情報を収集することができる。
いくつかの例示的な実施形態において、無線通信デバイス204は、STAとDockとの間で通信されるBFフレームを受信することができる。例えば、BFフレームは、BFトレーニング中にSTAとDockとの間で通信されるSSWフレームを含み得る。
いくつかの例示的な実施形態において、STAとDockとの間で通信されるBFフレームは、例えば以下で説明するように、このBFフレームを送信するために使用されるTxセクタのインジケーションを含み得る。
図3を参照すると、図3は、いくつかの例示的な実施形態に従った、BFフレームの一部として含まれ得るSSWフィードバックフィールド300を概略的に示している。
いくつかの例示的な実施形態において、SSWフィードバックフィールド300は、第1のデバイスと第2のデバイスとの間でBFリンクを確立するためにBFトレーニング中に第1のデバイスと第2のデバイスとの間で通信され得る。例えば、SSWフィードバックフィールド300は、例えばSTA A(図2)といったSTAと例えばDock X(図2)といったDockとの間で通信され得る。
いくつかの例示的な実施形態において、SSWフィードバックフィールド300は、BFレスポンダからBFイニシエータに送信されるSSW ACKフレーム又はBFイニシエータからBFレスポンダに送信されるSSWフィードバックフレームといったSSWフレームの一部として含まれ得る。
いくつかの例示的な実施形態において、SSWフィードバックフィールド300は、SSWフレームの受信側により使用される選択されたTxセクタを示すセクタ選択フィールド302を含み得る。
いくつかの例示的な実施形態において、SSWフィードバックフィールド300はまた、SSWフィードバックフィールド300を送信するために使用されるTxセクタを示すフィールド304(「使用されるセクタ」と表記されている)を含み得る。
例えば、SSWフィードバックフィールド300は、例えばSSWフィードバックフレームの一部として、STA AからDock Xに送信され得る。この例に従うと、フィールド304は、SSWフィードバックフィールド300を送信するために使用される、STA AのTxセクタのインジケーションを含み得る。
別の例において、SSWフィードバックフィールド300は、例えばSSW ACKフレームの一部として、Dock XからSTA Aに送信され得る。この例に従うと、フィールド304は、SSWフィードバックフィールド300を送信するために使用される、Dock XのTxセクタのインジケーションを含み得る。
再度図2を参照すると、無線通信デバイス204は、STAのTxセクタとDockのTxセクタとを関連付ける第2のBF情報を保持することができる。例えば、無線通信デバイス204は、STAとDockとの間で通信されたSSWフレームの「使用されるセクタ」フィールド304(図3)に基づいて、第2のBF情報を定めることができる。
例えば、無線通信デバイス204は、例えば以下のように、第2のBF情報をテーブルの形態で保持することができる。
いくつかの例示的な実施形態において、Dock Yは、例えば、SSWフィードバックフィールドの方向サブフィールドが、SSWフレームがビームフォーミングレスポンダにより送信されることを示す1に設定されている場合には、SSWフレームのSSWフィードバックフィールド(図3)のセクタ選択サブフィールド(例えば、フィールド304(図3))から、STAの選択されるTxセクタ#を定めることができ、Txアドレス(TA)サブフィールドから、STAアドレス情報を定めることができる。
いくつかの例示的な実施形態において、Dock Yは、STAにより通信されたSSWフィードバックフレームに基づいて、STAの選択されるTxセクタ#を定めることができる。
いくつかの例示的な実施形態において、Dock Yは、Dockにより通信されたSSW ACKフレームに基づいて、STAの選択されるTxセクタ#を定めることができる。
いくつかの例示的な実施形態において、Dock Yは、STAのうちの1以上のSTAが、Dockのうちの1以上のDockとの通信に関与しているかどうかを示す接続情報を定めることができる。例えば、Dock Yは、STAとDockとの間で通信される、接続を示し得る任意の管理フレームを観測することができる。そのような管理フレームは、例えば、アソシエーション応答(association response)、グループ所有者(GO;group owner)ネゴシエーションフレーム、及び/又は接続を示し得る任意の他のフレームである。
いくつかの例示的な実施形態において、Dock Yは、例えば以下のように、接続情報をテーブルの形態で保持することができる。
いくつかの例示的な実施形態において、Dock Yは、1以上の他のBFリンクと干渉し得る、Dock Yの1以上のTxセクタを識別することができる。
いくつかの例示的な実施形態において、Dock YのTxセクタは、例えば、BFリンク上のTxセクタを介する伝送が、1以上のSTA及びDockの間の1以上の他のBFリンクと干渉し得る場合に、他のBFリンクと干渉するものとして識別され得る。
いくつかの例示的な実施形態において、Dock Yは、例えば接続情報に基づいて、接続されているリンクが存在するかどうかを判定することができる。例えば、テーブル3に従うと、Dock X及びSTA Aは接続されている可能性が高く、Dock Z及びSTA Bは接続されている可能性が高く、Dock V及びSTA Cは接続されていない可能性が高い。
いくつかの例示的な実施形態において、Dock Yは、例えば第2のBF情報に基づいて、接続されるSTAのTxセクタを判別することができる。例えば、テーブル2に従うと、STA Aは、Txセクタ#5を使用することができ、STA Bは、Txセクタ#9を使用することができる。
いくつかの例示的な実施形態において、Dock Yは、例えば第1のBF情報に基づいて、接続されるSTAのTxセクタが、接続されるSTAがDock Yに送信するのに使用するであろうセクタであるかどうかを判定することができる。例えば、テーブル1に従うと、接続されるSTA Aは、Dock Zと通信するためにTxセクタ#5を使用し、接続されるSTA Aは、Dock Yとの通信のために同じTxセクタ#5を使用する。
いくつかの例示的な実施形態において、Dock Yは、例えば第1のBF情報に基づいて、接続されるSTAと通信するために使用される、Dock YのTxセクタを決定することができる。例えば、テーブル1に従うと、Dock Yは、接続されるSTA Aと通信するためにTxセクタ#3を使用する。
いくつかの例示的な実施形態において、Dock Yは、STAとのBFリンクが、2つの他のデバイス間の他のBFと干渉する可能性があるかどうかを判定することができる。
例えば、Dock Yは、STA Dから接続招待(invitation)を受信することがあり、STA Dとの指向性BFリンク205が、接続されているデバイスの指向性リンクと干渉するかどうかを判定することができる。
いくつかの例示的な実施形態において、Dock Yは、STA Dとの初期BFを確立することができ、Dock YのTxセクタが、STA Dと通信するために選択され得る。
一例において、Dock YのTxセクタ#3が、STA Dと通信するために選択され得る。
この例に従うと、Dock Yは、STA Dと通信するために選択されるDock YのTxセクタ#3が、STA Aと通信するために使用されるであろう、Dock Yの同じTxセクタであり、STA Aが、Dock Yと通信するためにTxセクタ#5を使用するであろうことを識別することができる。テーブル2に従うと、STA Aは、Dock Xとの接続において、Txセクタ#5をすでに使用している可能性が高い。したがって、Dock Yは、Dock YとSTA Dとの間で確立される新たなビームリンク205が、Dock XとSTA Aとの間の既存のビームリンク209と干渉し得ると判定することができる。
いくつかの例示的な実施形態において、Dock Yは、1以上のチャネルが、占有されているかどうかと、1以上のチャネルが、STA DとのBFリンクを確立するために使用できないかどうかと、を判定することができる。例えば、Dock Yは、Dock XとSTA Aとの間の通信のために使用されるチャネルは、STA DとのBFリンクを確立するためには回避されるべきであると判定することができる。
いくつかの例示的な実施形態において、Dock Yは、新たなビームリンク205のための使用されていないチャネル及び占有されているチャネルについてSTA Dに通知することができる。
いくつかの例示的な実施形態において、STA Dは、Dock YとSTA Dとの間でBFリンク250と確立するために、空いているチャネルのうちの1つのチャネルにともに切り替えるよう、Dock Yに指示することができる。
再度図1を参照すると、いくつかの例示的な実施形態において、無線通信ユニット104、132、及び/又は162は、例えば以下で説明するように、ビームフォーミングフレームの送信元の局のRxセクタに対応する測定結果のレポートを含むビームフォーミングフレームであって、その局により送信されるビームフォーミングフレームを通信することができる。
いくつかの例示的な実施形態において、このレポートは、例えば以下で説明するように、ビームフォーミングリンクを確立するために使用される無線通信周波数帯域の複数のチャネル(例えば、一部のチャネル又は全てのチャネル)に対応する複数のチャネル負荷(「リンク負荷」とも呼ばれる)を含み得る。
いくつかの例示的な実施形態において、ビームフォーミングフレームは、このRxセクタに対応する前述のレポートを含む指向性測定レポートフレーム(Directional measurement report frame)を含み得る。
いくつかの例示的な実施形態において、このRxセクタは、例えば以下で説明するように、ビームフォーミングのために使用される、局の選択されたTxセクタに関連付けられたRxセクタを含み得る。
いくつかの例示的な実施形態において、ビームフォーミングフレームは、例えば以下で説明するように、BFフレームの送信元の局の選択されたTxセクタのインジケーションを含み得る。
図4を参照すると、図4は、いくつかの例示的な実施形態に従ったTxセクタ情報要素(IE)400を概略的に示している。
いくつかの例示的な実施形態において、TxセクタIE400は、第1の無線通信デバイスと第2の無線通信デバイスとの間で通信されるビームフォーミングフレームの一部として含まれ得る。
いくつかの例示的な実施形態において、TxセクタIE400は、第1の無線通信デバイスから第2の無線通信デバイスに送信される指向性測定レポートの一部として含まれ得る。
いくつかの例示的な実施形態において、指向性測定レポートは、例えば以下で説明するように、第1の無線通信デバイスのRxセクタに関して第1の無線通信デバイスにより実行された測定の結果のレポートを含み得る。
いくつかの例示的な実施形態において、TxセクタIE400は、TxセクタIE400を送信するために使用される、第1の無線通信デバイスのTxセクタを示すフィールド402(「Txセクタ#」)を含み得る。
いくつかの例示的な実施形態において、フィールド402は、ビームフォーミングリンクを介して通信するために第1の無線通信デバイスにより使用される選択されたTxセクタを示すことができる。
いくつかの例示的な実施形態において、フィールド402は、例えば以下で説明するように、Rxセクタに関連付けられたTxセクタを示すことができる。
再度図1を参照すると、いくつかの例示的な実施形態において、無線通信ユニット104は、無線通信ユニット104の複数のTxセクタと無線通信ユニット104の複数のRxセクタとを関連付けるTx−Rx情報を、例えば適合性テーブル(compliance table)の形態で、保持することができる。
いくつかの例示的な実施形態において、無線通信ユニット104は、無線通信ユニット104のTxセクタに関して、例えば無線通信ユニット104のTxセクタごとに、Txセクタに関連付けられた、無線通信ユニット104の1以上のRxセクタのインジケーションを保持することができる。
いくつかの例示的な実施形態において、Txセクタに関連付けられた1以上のRxセクタは、Txセクタのビーム指向性(beam directionality)に対応するビーム指向性を有する、無線通信ユニット104の1以上のRxセクタであり得る。
一例において、Txセクタは、Txセクタと相互的である(reciprocal)Rxセクタに関連付けられ得る。
いくつかの例示的な実施形態において、Tx−Rx情報は、例えば以下のように、テーブル(「適合性テーブル」)の形態で保持することができる。
いくつかの例示的な実施形態において、この関係は、例えば、Rxアンテナ及びTxアンテナが相互的である場合には、1対1であり得る。
いくつかの例示的な実施形態において、Rx及びTxに関して異なるアンテナが使用されることがあり、この関係は、例えば、専用トレーニングセッション(dedicated training session)中に確立され得る、あるいは、定期的機能(regular functionality)中に蓄積され得る。例えば、無線通信ユニット104は、例えば、ピアデバイスが、相互的であるTxアンテナ及びRxアンテナを有する場合には、イニシエータ及びレスポンダのTxSS、RSS、及びSSWフィードバックが終了した後にRxSSを実行することができる。ピアデバイスとの接続に関して識別されたRxセクタは、識別されたTxセクタを補完する(complementary)ものであり得、この関係が、テーブル4に反映され得る。
いくつかの例示的な実施形態において、無線通信ユニット104は、例えば以下で説明するように、Tx−Rx情報を使用して、例えば、通信チャネル上で無線通信ユニット104のTxセクタにより確立されるBFリンクと干渉し得る、干渉する可能性のあるBFリンクが存在し得るかどうかを判定することができる。
いくつかの例示的な実施形態において、無線通信ユニット104と無線通信ユニット132との間でBFリンクを確立するために、無線通信ユニット104は、レスポンダ局の機能を実行することができ、無線通信ユニット132は、イニシエータ局の機能を実行することができる。
いくつかの例示的な実施形態において、BFリンクのために使用される、イニシエータのTxセクタ及びレスポンダのTxセクタは、例えばBFトレーニング中に、決定され得る。
いくつかの例示的な実施形態において、無線通信ユニット104は、BFリンクを介して通信するために無線通信ユニット104により使用される選択されたTxセクタのインジケーションを、無線通信ユニット132から受信することができる。
いくつかの例示的な実施形態において、無線通信ユニット104は、例えば無線通信ユニット104のTx−Rx情報に従って、無線通信ユニット104の選択されたTxセクタに対応する1以上のRxセクタを識別することができる。無線通信ユニット132は、例えば無線通信ユニット132のTx−Rx情報に従って、無線通信ユニット132の選択されたTxセクタに対応する1以上のRxセクタを識別することができる。
いくつかの例示的な実施形態において、無線通信ユニット104は、無線通信ユニット104の選択されたTxセクタに対応する1以上のRxセクタを使用して、1以上のチャネル(例えば、全ての利用可能なチャネル)を走査することができる。
いくつかの例示的な実施形態において、無線通信ユニット132は、無線通信ユニット132の選択されたTxセクタに対応する1以上のRxセクタを使用して、1以上のチャネル(例えば、全ての利用可能なチャネル)を走査することができる。
いくつかの例示的な実施形態において、無線通信ユニット104及び132は、例えば、走査に関して、あるいは走査中に、デバイス間のいかなるインタラクションもなく、独立してチャネルを走査することができる。
いくつかの例示的な実施形態において、無線通信ユニット104は、例えばRxセクタを介する走査に基づいて、Rxセクタの方向におけるチャネル上のリンク負荷を判定することができる。
いくつかの例示的な実施形態において、Rxセクタの方向におけるチャネル上のリンク負荷は、そのRxセクタに対応するTxセクタの方向におけるチャネルでの可能性のある干渉を示すことができる。
いくつかの例示的な実施形態において、無線通信ユニット104は、例えば、選択されたTxセクタとは無関係に、あるいは、選択されたTxセクタのインジケーションを受信する前に、無線通信リンク104の1以上のRxセクタに関するリンク負荷を判定することができる。
例えば、無線通信ユニット104は、無線通信ユニット104のRxセクタをスイープすることにより、周波数チャネルを走査して、各チャネル上の各Rxセクタに関するチャネル負荷を測定することができる。無線通信ユニット104は、周波数チャネルごとのRxセクタごとの検出されたチャネル負荷の複数のレポートを保持することができる。無線通信ユニット104は、選択されたTxセクタのインジケーションを受信して、例えばテーブル4に基づいて、選択されたTxセクタに関連付けられたRxセクタに対応するレポートを取得することができる。
いくつかの例示的な実施形態において、無線通信ユニット104は、無線通信ユニット104による通信に影響を及ぼし得ない時間期間中に、Rxセクタの走査を実行することができる。
いくつかの例示的な実施形態において、無線通信ユニット104は、BFレスポンダの機能を実行することができる。例えば、無線通信ユニット104は、無線通信ユニット104のアドレスと、無線通信ユニット104により使用される選択されたTxセクタのインジケーションと、を含むユニキャスト受信アドレス(RA)を伴うディスカバリビーコンを、無線通信ユニット132から受信することができる。これらの実施形態に従うと、無線通信ユニット104は、例えば、ディスカバリビーコンの受信後の時間期間中(例えば、ユーザ介入(user intervention)の時間中)に、選択されたTxセクタに関連付けられたRxセクタを走査することができる。
いくつかの例示的な実施形態において、無線通信ユニット104は、ビームフォーミングのために使用される選択されたTxセクタのインジケーションと、選択されたTxセクタに対応するRxセクタにおいて検出されたチャネル負荷のレポートと、を含むビームフォーミングフレームを、無線通信ユニット132に送信することができる。
いくつかの例示的な実施形態において、無線通信ユニット104は、Rxセクタにおいて検出されたチャネル負荷のレポートを含む指向性測定レポートフレームを、無線通信ユニット132に送信することができる。指向性測定レポートフレームは、Rxセクタに対応するTxセクタを示すフィールド402を含むTxセクタIE400を含み得る。
いくつかの例示的な実施形態において、無線通信ユニット132は、ビームフォーミングフレームを受信して、例えば前述のレポートに基づいて、無線通信ユニット104とのビームフォーミングリンクを確立するためのチャネルを選択することができる。
いくつかの例示的な実施形態において、無線通信ユニット132は、PCP/AP STAの機能を実行することができ、無線通信ユニット104は、非PCP/AP STAの機能を実行することができる。これらの実施形態に従うと、無線通信ユニット132は、無線通信ユニット104とのBFリンクを確立するために使用する周波数チャネルを選択することができ、選択された周波数チャネルに切り替えて選択されたTxセクタを使用するよう、無線通信ユニット104に指示することができる。
次に図5を参照すると、図5は、いくつかの例示的な実施形態に従った、第1の無線通信デバイス504と第2の無線通信デバイス508との間の第1の指向性ビームフォーミングリンク505と、第1のチャネル上の第2のビームフォーミングリンク509と、の間の関係を概略的に示している。
いくつかの例示的な実施形態において、デバイス504は、Dock Yと表記されたドッキング局の機能を実行することができ、デバイス508は、STA Aと表記された局の機能を実行することができる。他の実施形態では、無線通信デバイス504及び/又は508は、任意の他の機能を実行してもよい。
いくつかの例示的な実施形態において、無線通信デバイス504は、無線通信デバイス102(図1)の機能を実行することができ、且つ/あるいは、無線通信デバイス508は、システム100(図1)の1以上の他の無線通信デバイス(例えば、無線通信デバイス130(図1))の機能を実行することができる。
いくつかの例示的な実施形態において、ビームフォーミングリンク509は、STA Bと表記されたSTA506とDock Xと表記されたDock508との間のリンクを含み得る。図5に示されるように、ビームフォーミングリンク505のパスは、ビームフォーミングリンク509のパスと重なり得る。したがって、リンク505は、リンク509と干渉し得る。
いくつかの例示的な実施形態において、Dock Yは、例えばディスカバリか否かといった任意のビーコンに対する、A−BFTにおけるアクティブ走査応答をサポートするよう構成することができ、且つ/あるいは、STA Aは、ビーコンを送信することにより、DockとのPBSSを確立するよう試みることができる。STA Aは、例えば、確立されたPBSSのPCPになったときにも、ビーコンを送信することができる。
いくつかの例示的な実施形態において、Dock Yは、例えばテーブル4を参照して上述したように、例えば、Txセクタ#により少なくとも1つのRxセクタ#を識別することが可能になるように、RxアンテナセクタとTxアンテナセクタとの間の関係を確立することができる。
いくつかの例示的な実施形態において、Dock Yは、例えば上述したように、Rxセクタをスイープすることにより、複数の周波数チャネルを走査し、各方向のチャネル負荷を測定し、周波数チャネルごとのRxセクタ#ごとの負荷のレポートを保持することができる。
いくつかの例示的な実施形態において、Dock Yは、第1のチャネル上に存在し得る。例えば、第1のチャネルは、60GHz周波数帯域のチャネル「2」を含み得る。
いくつかの例示的な実施形態において、STA Aは、ディスカバリビーコンを送信することにより、Dock Yとの接続を開始することができる。
いくつかの例示的な実施形態において、Dock YのTxセクタ(例えば、Txセクタ#3)は、チャネル2においてSTA Aと通信するのに最良なものとして識別され得る。
一例において、STA Aは、例えばビーコン送信間隔(BTI)ABFTプロシージャの一部として、Txセクタ#3を含む最良の受信Txセクタ#のインジケーションを、Dock Yに提供することができる。
いくつかの例示的な実施形態において、Dock Yは、例えばテーブル4に基づいて、選択されたTxセクタに対応するRxセクタを識別することができ、識別されたRxセクタに対応するチャネル負荷レポートを判別することができる。
いくつかの例示的な実施形態において、Dock Yは、例えば、Dock Yが、Rxセクタのスイープを以前に実行していた場合、Dock Yは、識別されたRxセクタに対応するチャネル負荷レポートを取得することができる。
他の例示的な実施形態において、Dock Yは、例えば、選択されたTxセクタのインジケーションを受信した後に、識別されたRxセクタを走査することにより、Txセクタに対応するRxセクタに関するチャネル負荷を判定することができる。例えば、これらの実施形態に従うと、Dock Yは、比較的長い時間期間の間、全方向モード(omni mode)で動作することができる(例えば、できるだけ早くSTAとの接続を確立するための準備ができている)。
いくつかの例示的な実施形態において、Dock Yは、ユニキャストRAを伴うディスカバリビーコンを受信した後のユーザ介入(例えば、GOネゴシエーション)の時間中に、セクタRxを走査することができる。
いくつかの例示的な実施形態において、Dock Yは、テーブル4に従って、選択されたTxセクタ#3がRxセクタ#に対応すると判定することができる。
いくつかの例示的な実施形態において、Dock Yは、チャネル2におけるRxセクタ#3に対する指向性測定を実行することができる。例えば、Dock Yは、比較的長い時間の間(例えば、複数のビーコン間隔(BI)の間)、チャネル2における指向性測定を実行することができる。
いくつかの例示的な実施形態において、Dock Yは、Rxセクタ#3の方向のチャネル2におけるチャネル負荷が比較的高い(例えば、約55%である)と判定することができる。
いくつかの例示的な実施形態において、Rxセクタ#3の方向のチャネル2におけるチャネル負荷は、例えば、STA BとDock Xとの間のビームフォーミングリンク509を介した通信に起因して、比較的高いものであり得る。
いくつかの例示的な実施形態において、Dock Yは、例えば以下で説明するように、1以上の他のチャネルにおけるRxセクタ#3の方向のチャネル負荷を測定することができる。
図6を参照すると、図6は、いくつかの例示的な実施形態に従った、指向性ビームフォーミングリンク505と、第2のチャネル上の第3のビームフォーミングリンク511と、の間の関係を概略的に示している。
いくつかの例示的な実施形態において、ビームフォーミングリンク511は、STA Cと表記されたSTA510とDock Zと表記されたDock512との間の第2のチャネル上のリンクを含み得る。図6に示されるように、ビームフォーミングリンク505のパスは、ビームフォーミングリンク511のパスと重なり得る。したがって、リンク505は、第2のチャネル上のリンク511と干渉し得る。
いくつかの例示的な実施形態において、第2のチャネルは、60GHz周波数帯域のチャネル「3」を含み得る。
いくつかの例示的な実施形態において、Dock Yは、チャネル3におけるRxセクタ#3に対する指向性測定を実行することができる。例えば、Dock Yは、比較的長い時間の間(例えば、複数のBIの間)、チャネル3における指向性測定を実行することができる。
いくつかの例示的な実施形態において、Dock Yは、Rxセクタ#3の方向のチャネル3におけるチャネル負荷が比較的高い(例えば、約45%である)と判定することができる。
いくつかの例示的な実施形態において、Rxセクタ#3の方向のチャネル3におけるチャネル負荷は、例えば、STA CとDock Zとの間のビームフォーミングリンク511を介した通信に起因して、比較的高いものであり得る。
図7を参照すると、図7は、いくつかの例示的な実施形態に従った、指向性ビームフォーミングリンク505と、第3のチャネル上の第4のビームフォーミングリンク513と、の間の関係を概略的に示している。
いくつかの例示的な実施形態において、ビームフォーミングリンク513は、STA Dと表記されたSTA514とDock Wと表記されたDock516との間の第3のチャネル上のリンクを含み得る。図7に示されるように、ビームフォーミングリンク505のパスは、ビームフォーミングリンク513のパスと重なっていない。したがって、リンク505は、第3のチャネル上のリンク513と干渉し得ない。
いくつかの例示的な実施形態において、第3のチャネルは、60GHz周波数帯域のチャネル「1」を含み得る。
いくつかの例示的な実施形態において、Dock Yは、チャネル1におけるRxセクタ#3に対する指向性測定を実行することができる。例えば、Dock Yは、比較的長い時間の間(例えば、複数のBIの間)、チャネル1における指向性測定を実行することができる。
いくつかの例示的な実施形態において、Dock Yは、Rxセクタ#3の方向のチャネル1におけるチャネル負荷が比較的低い(例えば、約1%である)と判定することができる。
いくつかの例示的な実施形態において、Rxセクタ#3の方向のチャネル1におけるチャネル負荷は、例えば、STA DとDock Wとの間のビームフォーミングリンク513を介した通信が、Dock YのRxセクタ#3の方向には生じ得ないので、比較的低いものであり得る。
いくつかの例示的な実施形態において、Dock Yは、Rxセクタ#3の方向のチャネル負荷の測定結果を含むレポートを、例えば以下のように、例えばテーブルの形態で、生成することができる。
いくつかの例示的な実施形態において、Dock Yは、例えばテーブル5に従った、Rxセクタ#3を介するチャネル負荷の測定結果のレポートを含むBFフレーム(例えば、指向性測定レポートフレーム)を、STA Aに送信することができる。
いくつかの例示的な実施形態において、測定レポートを含むBFフレームは、チャネル負荷を測定するために使用されたRxセクタに対応する選択されたTxセクタのインジケーションを含むTxセクタIEを含み得る。例えば、指向性測定レポートは、選択されたTxセクタ#を示すフィールド402(図4)を含むTxセクタIE400(図4)を含み得る。
いくつかの例示的な実施形態において、STA Aは、例えばチャネル負荷レポートに基づいて、ビームフォーミングリンク505を確立するためのチャネルを選択することができる。
例えば、STA Aは、Rxセクタ#3ごとの異なる周波数チャネルのチャネル負荷測定結果を比較して、ビームリンク505を確立するための最良のチャネルを識別することができる。例えば、STA Aは、チャネル2及び3と比較して最小のチャネル負荷を有するチャネル1を選択することができる。
いくつかの例示的な実施形態において、STA Aは、選択されたチャネルに切り替えるよう、Dock Yに要求することができる。
いくつかの例示的な実施形態において、STA Aは、BFリンク505を介して送信するためにDock Yにより使用される選択されたTxセクタのインジケーションを含むTxセクタIEを含むフレーム(例えば、拡張チャネル切り替え通知フレーム(extended channel switch announcement frame)を、Dock Yに送信することができる。例えば、拡張チャネル切り替え通知フレームは、選択されたTxセクタ#を示すとともに、BFリンク505を介してSTA Aと通信するために、チャネル1に切り替えてTxセクタ#3を使用するよう、Dock Yに指示するフィールド402(図4)を含むTxセクタIE400(図4)を含み得る。
いくつかの例示的な実施形態において、Dock Y及びSTA Aの両方は、BFリンク505を介して通信するために、チャネル1に切り替えることができる。
図8を参照すると、図8は、いくつかの例示的な実施形態に従った、無線通信ビームフォーミングの方法を概略的に示している。
いくつかの例示的な実施形態において、図8の方法の動作のうちの1以上の動作は、例えばシステム100(図1)といったシステムの1以上の要素、例えば無線通信デバイス102、130、及び/又は160(図1)といった無線通信デバイスの1以上の要素、及び/又は、例えば無線通信ユニット104、132、及び/又は162(図1)といった無線通信ユニットにより実行することができる。
ブロック802に示されるように、方法は、無線通信デバイスの複数のTxセクタと第1の複数の局のTxセクタとを関連付ける第1のBF情報を定めることを含み得る。例えば、無線通信ユニット104(図1)は、例えば上述したように、例えば、無線通信ユニット104(図1)と第1の複数の局との間のビームフォーミングトレーニングに基づいて、テーブル1の第1のBF情報を定めることができる。
ブロック804に示されるように、方法は、第2の複数の局のTxセクタと第3の複数の局のTxセクタとを関連付ける第2のBF情報を定めることを含み得る。
ブロック806に示されるように、第2のBF情報を定めることは、第2の複数の局と第3の複数の局との間で通信されたビームフォーミングフレームに基づいて、第2のBF情報を定めることを含み得る。例えば、無線通信ユニット104(図1)は、上述したように、例えばビームフォーミングフレームに基づいて(例えば、無線通信ユニット132(図1)と無線通信ユニット162(図1)との間で通信されたSSWフレームのSSWフィードバックフィールド300(図3)に基づいて)、無線通信ユニット132(図1)のTxセクタと無線通信ユニット162(図1)のTxセクタとを関連付ける第2のBF情報を定めることができる。
ブロック808に示されるように、方法は、第1のBF情報及び第2のBF情報に基づいて、無線通信デバイスのTxセクタを介するチャネル上のBFリンクが、そのチャネル上の他のBFリンクと干渉する可能性があり得るかどうかを判定することを含み得る。例えば、無線通信ユニット104(図1)は、例えば上述したように、無線通信ユニット104(図1)のTxセクタを介するチャネル上のBFリンクが、無線通信ユニット132(図1)と無線通信ユニット162(図1)との間の同じチャネル上のBFリンクと干渉し得るかどうかを判定することができる。
ブロック810に示されるように、方法は、選択されたチャネル上でTxセクタを用いてBFリンクを確立することを含み得る。例えば、無線通信ユニット104(図1)は、例えば上述したように、BFリンクが他のBFリンクと干渉しないチャネル上でTxセクタを用いてBFリンクを確立することができる。
図9を参照すると、図9は、いくつかの例示的な実施形態に従った、無線通信ビームフォーミングの方法を概略的に示している。
いくつかの例示的な実施形態において、図9の方法の動作のうちの1以上の動作は、例えばシステム100(図1)といったシステムの1以上の要素、例えば無線通信デバイス102、130、及び/又は160(図1)といった無線通信デバイスの1以上の要素、及び/又は、例えば無線通信ユニット104、132、及び/又は162(図1)といった無線通信ユニットにより実行することができる。
ブロック902に示されるように、方法は、BFリンクを確立するための、無線通信デバイスの選択されるTxセクタを決定することを含み得る。例えば、無線通信ユニット104(図1)は、BFリンクを確立するために無線通信ユニット104(図1)により使用される選択されたTxセクタのインジケーションを受信することができる。
ブロック904に示されるように、方法は、選択されたTxセクタに対応する、無線通信デバイスの少なくとも1つのRxセクタを判別することを含み得る。例えば、無線通信ユニット104(図1)は、例えば上述したように、例えばテーブル4といった適合性テーブルに基づいて、Rxセクタを識別することができる。
ブロック906に示されるように、方法は、Rxセクタを介する複数のチャネル上のチャネル負荷を判定することを含み得る。例えば、無線通信ユニット104(図1)は、例えば上述したように、Rxセクタを介する複数のチャネルを走査して、複数のチャネル上の複数のチャネル負荷を判定することができる。
ブロック908に示されるように、方法は、複数のチャネル負荷と選択されたTxセクタのインジケーションとを含む測定レポートを送信することを含み得る。例えば、無線通信ユニット104(図1)は、例えば上述したように、Rxセクタを介するチャネル負荷の測定結果と選択されたTxセクタを識別するTxセクタIE400(図4)とを含む指向性測定レポートを送信することができる。
ブロック910に示されるように、方法は、選択されたチャネル上でTxセクタを用いてBFリンクを確立することを含み得る。例えば、無線通信ユニット104(図1)は、例えば上述したように、低チャネル負荷(例えば、最小のチャネル負荷)を有するチャネル上でTxセクタを用いてBFリンクを確立することができる。
図10を参照すると、図10は、いくつかの例示的な実施形態に従った製品1000を概略的に示している。製品1000は、ロジック1004を記憶する非一時的なマシン読み取り可能な記憶媒体1002を含み得る。ロジック1004は、例えば、デバイス102(図1)、デバイス130(図1)、デバイス160(図1)、無線通信ユニット104(図1)、無線通信ユニット162(図1)、無線通信ユニット132(図1)の少なくとも一部の機能を実行するために、且つ/あるいは、図8及び/又は図9の方法の1以上の動作を実行するために、使用され得る。用語「非一時的なマシン読み取り可能な媒体」は、一時的な伝搬信号の唯一の例外を除く全てのコンピュータ読み取り可能な媒体を含むよう意図されている。
いくつかの例示的な実施形態において、製品1000及び/又はマシン読み取り可能な記憶媒体1002は、データを記憶することができる1以上のタイプのコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を含み得、揮発性メモリ、不揮発性メモリ、着脱可能なメモリ、着脱不可能なメモリ、消去可能なメモリ、消去不可能なメモリ、書き込み可能なメモリ、再書き込み可能なメモリ等を含む。例えば、マシン読み取り可能な記憶媒体1002は、RAM、DRAM、ダブルデータレートDRAM(DDR−DRAM)、SDRAM、スタティックRAM(SRAM)、ROM、プログラム可能なROM(PROM)、消去可能なプログラム可能なROM(EPROM)、電気的に消去可能なプログラム可能なROM(EEPROM)、コンパクトディスクROM(CD−ROM)、コンパクトディスクレコーダブル(CD−R)、コンパクトディスクリライタブル(CD−RW)、フラッシュメモリ(例えば、NOR型フラッシュメモリ又はNAND型フラッシュメモリ)、コンテンツアドレッサブルメモリ(CAM;content addressable memory)、高分子メモリ、相変化メモリ、強誘電性メモリ、SONOS(silicon-oxide-nitride-oxide-silicon)メモリ、ディスク、フロッピディスク、ハードドライブ、光ディスク、磁気ディスク、カード、磁気カード、光カード、テープ、カセット等を含み得る。コンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、例えばモデム接続、無線接続、又はネットワーク接続等の通信リンクを介する搬送波又は他の伝搬媒体内に具現化されたデータ信号により搬送されるコンピュータプログラムを、リモートコンピュータから要求元コンピュータにダウンロード又は転送することに関わる任意の適切な媒体を含み得る。
いくつかの例示的な実施形態において、ロジック1004は、マシンにより実行された場合にマシンに本明細書で説明した方法、処理、及び/又は動作を実行させることができる命令、データ、及び/又はコードを含み得る。マシンは、例えば、任意の適切な処理プラットフォーム、コンピューティングプラットフォーム、コンピューティングデバイス、処理デバイス、コンピューティングシステム、処理システム、コンピュータ、プロセッサ等を含み得、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア等の任意の適切な組合せを用いて実装され得る。
いくつかの例示的な実施形態において、ロジック1004は、ソフトウェア、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、プログラム、サブルーチン、命令、命令セット、計算コード、ワード、値、シンボル等を含み得る、あるいは、これらとして実装され得る。命令は、任意の適切なタイプのコードを含み得る。そのようなコードは、ソースコード、コンパイル済みコード、解釈済みコード、実行可能なコード、静的コード、動的コード等である。命令は、所定の機能を実行するようプロセッサに指示するために、所定のコンピュータ言語、方式、又はシンタックスに従って実装され得る。命令は、任意の適切な高水準プログラミング言語、低水準プログラミング言語、オブジェクト指向プログラミング言語、ビジュアルプログラミング言語、コンパイル型プログラミング言語、及び/又は解釈型プログラミング言語を用いて実装され得る。そのようなプログラミング言語は、C、C++、Java(登録商標)、BASIC、Matlab、Pascal、Visual BASIC(登録商標)、アセンブリ言語、マシンコード等である。
例
以下の例は、さらなる実施形態に関連する。
例1は、ビームフォーミングイニシエータ局とビームフォーミングレスポンダ局との間で通信されるビームフォーミングフレームを、ビームフォーミングイニシエータ局による送信(Tx)セクタスイープの後に処理する無線通信ユニットであって、ビームフォーミングフレームは、ビームフォーミングイニシエータ局又はビームフォーミングレスポンダ局の第1の局から、ビームフォーミングイニシエータ局又はビームフォーミングレスポンダ局の第2の局に送信され、ビームフォーミングフレームは、指向性ビームフォーミング伝送を第2の局に送信するために第1の局により使用される、Txセクタスイープに基づく選択されたTxセクタのインジケーションを含む、無線通信ユニット、を備える装置を含む。
例2は、例1の主題を含み、任意的に、ビームフォーミングフレームは、第1の局の受信(Rx)セクタに対応する測定結果のレポートを含む。
例3は、例2の主題を含み、任意的に、Rxセクタは、Txセクタのビーム指向性に対応するビーム指向性を有する。
例4は、例3の主題を含み、任意的に、Rxセクタは、Txセクタと相互的である。
例5は、例2〜4のうちのいずれかの主題を含み、任意的に、無線通信ユニットは、複数のTxセクタと複数のRxセクタとを関連付けるTx−Rx情報を保持し、選択されたTxセクタに関連付けられたRxセクタを含むRxセクタを選択する。
例6は、例5の主題を含み、任意的に、レポートは、複数のチャネルに対応する複数のチャネル負荷を含む。
例7は、例6の主題を含み、任意的に、無線通信ユニットは、ビームフォーミングレスポンダ局の機能を実行し、無線通信ユニットは、ビームフォーミングイニシエータ局から選択されたTxセクタを受信し、選択されたTxセクタに基づいてRxセクタを判別し、Rxセクタに対応するチャネル負荷を判定し、レポートを含むビームフォーミングフレームをビームフォーミングイニシエータ局に送信する。
例8は、例7の主題を含み、任意的に、無線通信ユニットは、ビームフォーミングレスポンダ局のアドレスと、選択されたTxセクタのインジケーションと、を含むユニキャスト受信アドレス(RA)を伴うディスカバリビーコンを受信し、無線通信ユニットは、ディスカバリビーコンの受信後の時間期間中に負荷を測定する。
例9は、例6の主題を含み、任意的に、無線通信ユニットは、ビームフォーミングイニシエータ局の機能を実行し、無線通信ユニットは、ビームフォーミングレスポンダ局からビームフォーミングフレームを受信し、複数のチャネル負荷に基づいて、指向性ビームフォーミング伝送のために使用されるチャネルを選択する。
例10は、例2〜9のうちのいずれかの主題を含み、任意的に、ビームフォーミングフレームは、Rxセクタの方向のインジケーションと、Txセクタ情報要素(IE)と、を含む指向性測定レポートフレームを含み、TxセクタIEは、Txセクタのインジケーションを含む。
例11は、例1の主題を含み、任意的に、ビームフォーミングフレームは、セクタスイープ(SSW)フィードバックフィールドを含むSSWフレームを含み、SSWフィードバックフィールドは、Txセクタのインジケーションを含む。
例12は、例11の主題を含み、任意的に、無線通信ユニットは、ビームフォーミングフレームを受信する第3の局の機能を実行し、無線通信ユニットは、ビームフォーミングフレームに基づいて、第3の局により使用される指向性ビームフォーミングスキームを決定する。
例13は、例12の主題を含み、任意的に、無線通信ユニットは、第1の局のTxセクタを用いる通信チャネルを介する通信のために第1の局及び第2の局が接続されていることを検出し、無線通信ユニットは、第1の局のTxセクタに向けられた、第3の局のTxセクタを用いるチャネルを介する通信を回避する。
例14は、例13の主題を含み、任意的に、無線通信ユニットは、第3の局のTxセクタと第1の複数の局のTxセクタとを関連付ける第1のBF情報を定め、第2の複数の局と第3の複数の局との間で通信されたSSWフィードバックフレームのSSWフィードバックフィールドに基づいて、第2の複数の局のTxセクタと第3の複数の局のTxセクタとを関連付ける第2のBF情報を定める。
例15は、例14の主題を含み、任意的に、無線通信ユニットは、第2の複数の局のうち第1の接続されている局と第3の複数の局のうち第2の接続されている局との間の接続を検出し、第2のBF情報に基づいて、第1の接続されている局の接続されているTxセクタを判別し、第1のBF情報に基づいて、接続されているTxセクタに関連付けられた、第3の局のTxセクタを検出する。
例16は、例1の主題を含み、任意的に、無線通信ユニットは、第1の局の機能を実行し、無線通信ユニットは、指向性ビームフォーミング伝送を第2の局に送信するために無線通信ユニットにより使用されるTxセクタのインジケーションを含むビームフォーミングフレームを送信する。
例17は、例1の主題を含み、任意的に、無線通信ユニットは、第1の局からビームフォーミングフレームを受信する。
例18は、例17の主題を含み、任意的に、無線通信ユニットは、第2の局の機能を実行するものである。
例19は、例1〜18のうちのいずれかの主題を含み、任意的に、無線通信ユニットは、ミリメートル波(mmWave)無線通信帯域上でビームフォーミングフレームを通信する。
例20は、局の送信(Tx)セクタを介してセクタスイープ(SSW)フレームを送信する局であって、SSWフレームは、SSWフィードバックフィールドを含み、SSWフィードバックフィールドは、Txセクタのインジケーションを含む、局、を備える装置を含む。
例21は、例20の主題を含み、任意的に、局は、ビームフォーミングレスポンダの機能を実行するものである。
例22は、例20の主題を含み、任意的に、SSWフレームは、SSWアクノレッジメント(ACK)フレームを含む。
例23は、例20〜22のうちのいずれかの主題を含み、任意的に、局は、ビームフォーミングイニシエータによるTxセクタスイープの後にSSWフレームを送信する。
例24は、例20〜23のうちのいずれかの主題を含み、任意的に、局は、ミリメートル波(mmWave)無線通信帯域上でSSWフレームを送信する。
例25は、第2の局から第1のチャネルを介して第3の局に送信されたビームフォーミングフレームを受信する第1の局であって、ビームフォーミングフレームは、フレームを送信するための、第2の局の送信(Tx)セクタのインジケーションを含み、Txセクタのインジケーションに基づいて、第1の局は、第1の局のTxセクタを介して通信するために、第1のチャネルとは異なる第2のチャネルを決定する、第1の局、を備える装置を含む。
例26は、例25の主題を含み、任意的に、第1の局は、第1の局の複数のTxセクタと第1の複数の局のTxセクタとを関連付ける第1のBF情報を定め、第2の複数の局と第3の複数の局との間で通信されたビームフォーミングフレームに基づいて、第2の複数の局のTxセクタと第3の複数の局のTxセクタとを関連付ける第2のBF情報を定める。
例27は、例26の主題を含み、任意的に、第1の局は、第1の局の複数のTxセクタのTxセクタ識別子のリストの形態で、第1のBF情報を保持し、Tx識別子は、第1の複数の局のうちの局のアドレスと、第1の複数の局のうちのこの局のTxセクタのTxセクタ識別子と、に関連付けられる。
例28は、例26又は27の主題を含み、任意的に、第1の局は、第3の複数の局の局アドレスのリストの形態で、第2のBF情報を保持し、第3の複数の局のうちの局のアドレスは、第2の複数の局のうちの局のアドレスと、第2の複数の局のうちのこの局のTxセクタのTxセクタ識別子と、に関連付けられる。
例29は、例26〜28のうちのいずれかの主題を含み、任意的に、第1の複数の局は、第2の局を含み、第2の複数の局は、第3の局を含み、第3の複数の局は、第2の局を含む。
例30は、例26〜29のうちのいずれかの主題を含み、任意的に、第1の局は、第2の局と第3の局との間の接続を検出し、第2のBF情報に基づいて第2の局のTxセクタを判別し、第2の局のTxセクタ及び第1のBF情報に基づいて第1の局のTxセクタを検出する。
例31は、例25〜30のうちのいずれかの主題を含み、任意的に、第1の局が、第2の局のTxセクタを用いる第1のチャネルを介する通信のために第2の局及び第3の局が接続されていることを検出した場合、第1の局は、第1の局のTxセクタを用いる第1のチャネルを介する通信を回避する。
例32は、例25〜31のうちのいずれかの主題を含み、任意的に、第1の局のTxセクタは、第2の局のTxセクタの方向に向けられている。
例33は、例25〜32のうちのいずれかの主題を含み、任意的に、ビームフォーミングフレームは、セクタスイープ(SSW)フィードバックフィールドを含むSSWフレームを含み、SSWフィードバックフィールドは、第2の局のTxセクタのインジケーションを含む。
例34は、例25〜33のうちのいずれかの主題を含み、任意的に、第1の局は、ドッキング局を含む。
例35は、第1の局の受信(Rx)セクタに対応する測定結果のレポートと、指向性ビームフォーミング伝送を第2の局に送信するために第1の局により使用される送信(Tx)セクタのインジケーションと、を含むビームフォーミングフレームを第2の局に送信する第1の局、を備える装置を含む。
例36は、例35の主題を含み、任意的に、Rxセクタは、Txセクタのビーム指向性に対応するビーム指向性を有する。
例37は、例36の主題を含み、任意的に、Rxセクタは、Txセクタと相互的である。
例38は、例35〜37のうちのいずれかの主題を含み、任意的に、第1の局は、第1の局の複数のTxセクタと第1の局の複数のRxセクタとを関連付けるTx−Rx情報を保持し、Txセクタに関連付けられたRxセクタを含むRxセクタを選択する。
例39は、例35〜38のうちのいずれかの主題を含み、任意的に、レポートは、複数のチャネルに対応する複数のチャネル負荷を含む。
例40は、例39の主題を含み、任意的に、第1の局は、第2の局からTxセクタのインジケーションを受信し、Txセクタに基づいてRxセクタを判別し、Rxセクタに対応するチャネル負荷を判定する。
例41は、例40の主題を含み、任意的に、第1の局は、第2の局のアドレスと、Txセクタのインジケーションと、を含むユニキャスト受信アドレス(RA)を伴うディスカバリビーコンを受信し、第1の局は、ディスカバリビーコンの受信後の時間期間中に負荷を測定する。
例42は、例35〜41のうちのいずれかの主題を含み、任意的に、ビームフォーミングフレームは、Rxセクタの方向のインジケーションと、Txセクタ情報要素(IE)と、を含む指向性測定レポートフレームを含み、TxセクタIEは、Txセクタのインジケーションを含む。
例43は、例35〜42のうちのいずれかの主題を含み、任意的に、第1の局は、ビームフォーミングレスポンダの機能を実行するものである。
例44は、1以上のアンテナと、ビームフォーミングイニシエータ局とビームフォーミングレスポンダ局との間で通信されるビームフォーミングフレームを、ビームフォーミングイニシエータ局による送信(Tx)セクタスイープの後に処理する無線通信ユニットであって、ビームフォーミングフレームは、ビームフォーミングイニシエータ局又はビームフォーミングレスポンダ局の第1の局から、ビームフォーミングイニシエータ局又はビームフォーミングレスポンダ局の第2の局に送信され、ビームフォーミングフレームは、指向性ビームフォーミング伝送を第2の局に送信するために第1の局により使用される、Txセクタスイープに基づく選択されたTxセクタのインジケーションを含む、無線通信ユニットと、を含む少なくとも1つの無線通信デバイスを有するシステムを含む。
例45は、例44の主題を含み、任意的に、ビームフォーミングフレームは、第1の局の受信(Rx)セクタに対応する測定結果のレポートを含む。
例46は、例45の主題を含み、任意的に、Rxセクタは、Txセクタのビーム指向性に対応するビーム指向性を有する。
例47は、例46の主題を含み、任意的に、Rxセクタは、Txセクタと相互的である。
例48は、例45〜47のうちのいずれかの主題を含み、任意的に、無線通信ユニットは、複数のTxセクタと複数のRxセクタとを関連付けるTx−Rx情報を保持し、選択されたTxセクタに関連付けられたRxセクタを含むRxセクタを選択する。
例49は、例48の主題を含み、任意的に、レポートは、複数のチャネルに対応する複数のチャネル負荷を含む。
例50は、例49の主題を含み、任意的に、無線通信ユニットは、ビームフォーミングレスポンダ局の機能を実行し、無線通信ユニットは、ビームフォーミングイニシエータ局から選択されたTxセクタを受信し、選択されたTxセクタに基づいてRxセクタを判別し、Rxセクタに対応するチャネル負荷を判定し、レポートを含むビームフォーミングフレームをビームフォーミングイニシエータ局に送信する。
例51は、例50の主題を含み、任意的に、無線通信ユニットは、ビームフォーミングレスポンダ局のアドレスと、選択されたTxセクタのインジケーションと、を含むユニキャスト受信アドレス(RA)を伴うディスカバリビーコンを受信し、無線通信ユニットは、ディスカバリビーコンの受信後の時間期間中に負荷を測定する。
例52は、例49の主題を含み、任意的に、無線通信ユニットは、ビームフォーミングイニシエータ局の機能を実行し、無線通信ユニットは、ビームフォーミングレスポンダ局からビームフォーミングフレームを受信し、複数のチャネル負荷に基づいて、指向性ビームフォーミング伝送のために使用されるチャネルを選択する。
例53は、例45〜52のうちのいずれかの主題を含み、任意的に、ビームフォーミングフレームは、Rxセクタの方向のインジケーションと、Txセクタ情報要素(IE)と、を含む指向性測定レポートフレームを含み、TxセクタIEは、Txセクタのインジケーションを含む。
例54は、例44の主題を含み、任意的に、ビームフォーミングフレームは、セクタスイープ(SSW)フィードバックフィールドを含むSSWフレームを含み、SSWフィードバックフィールドは、Txセクタのインジケーションを含む。
例55は、例54の主題を含み、任意的に、無線通信ユニットは、ビームフォーミングフレームを受信する第3の局の機能を実行し、無線通信ユニットは、ビームフォーミングフレームに基づいて、第3の局により使用される指向性ビームフォーミングスキームを決定する。
例56は、例55の主題を含み、任意的に、無線通信ユニットは、第1の局のTxセクタを用いる通信チャネルを介する通信のために第1の局及び第2の局が接続されていることを検出し、無線通信ユニットは、第1の局のTxセクタに向けられた、第3の局のTxセクタを用いるチャネルを介する通信を回避する。
例57は、例56の主題を含み、任意的に、無線通信ユニットは、第3の局のTxセクタと第1の複数の局のTxセクタとを関連付ける第1のBF情報を定め、第2の複数の局と第3の複数の局との間で通信されたSSWフィードバックフレームのSSWフィードバックフィールドに基づいて、第2の複数の局のTxセクタと第3の複数の局のTxセクタとを関連付ける第2のBF情報を定める。
例58は、例57の主題を含み、任意的に、無線通信ユニットは、第2の複数の局のうち第1の接続されている局と第3の複数の局のうち第2の接続されている局との間の接続を検出し、第2のBF情報に基づいて、第1の接続されている局の接続されているTxセクタを判別し、第1のBF情報に基づいて、接続されているTxセクタに関連付けられた、第3の局のTxセクタを検出する。
例59は、例44の主題を含み、任意的に、無線通信ユニットは、第1の局の機能を実行し、無線通信ユニットは、指向性ビームフォーミング伝送を第2の局に送信するために無線通信ユニットにより使用されるTxセクタのインジケーションを含むビームフォーミングフレームを送信する。
例60は、例44の主題を含み、任意的に、無線通信ユニットは、第1の局からビームフォーミングフレームを受信する。
例61は、例60の主題を含み、任意的に、無線通信ユニットは、第2の局の機能を実行するものである。
例62は、例44〜61のうちのいずれかの主題を含み、任意的に、無線通信ユニットは、ミリメートル波(mmWave)無線通信帯域上でビームフォーミングフレームを通信する。
例63は、1以上のアンテナと、無線通信デバイスの送信(Tx)セクタを介してセクタスイープ(SSW)フレームを送信する局であって、SSWフレームは、SSWフィードバックフィールドを含み、SSWフィードバックフィールドは、Txセクタのインジケーションを含む、局と、を含む少なくとも1つの無線通信デバイスを有するシステムを含む。
例64は、例63の主題を含み、任意的に、局は、ビームフォーミングレスポンダの機能を実行するものである。
例65は、例63の主題を含み、任意的に、SSWフレームは、SSWアクノレッジメント(ACK)フレームを含む。
例66は、例63〜65のうちのいずれかの主題を含み、任意的に、局は、ビームフォーミングイニシエータによるTxセクタスイープの後にSSWフレームを送信する。
例67は、例63〜66のうちのいずれかの主題を含み、任意的に、局は、ミリメートル波(mmWave)無線通信帯域上でSSWフレームを送信する。
例68は、1以上のアンテナと、第2の局から第1のチャネルを介して第3の局に送信されたビームフォーミングフレームを受信する第1の局であって、ビームフォーミングフレームは、フレームを送信するための、第2の局の送信(Tx)セクタのインジケーションを含み、Txセクタのインジケーションに基づいて、第1の局は、第1の局のTxセクタを介して通信するために、第1のチャネルとは異なる第2のチャネルを決定する、第1の局と、を含む少なくとも1つの無線通信デバイスを有するシステムを含む。
例69は、例68の主題を含み、任意的に、第1の局は、第1の局の複数のTxセクタと第1の複数の局のTxセクタとを関連付ける第1のBF情報を定め、第2の複数の局と第3の複数の局との間で通信されたビームフォーミングフレームに基づいて、第2の複数の局のTxセクタと第3の複数の局のTxセクタとを関連付ける第2のBF情報を定める。
例70は、例69の主題を含み、任意的に、第1の局は、第1の局の複数のTxセクタのTxセクタ識別子のリストの形態で、第1のBF情報を保持し、Tx識別子は、第1の複数の局のうちの局のアドレスと、第1の複数の局のうちのこの局のTxセクタのTxセクタ識別子と、に関連付けられる。
例71は、例69又は70の主題を含み、任意的に、第1の局は、第3の複数の局の局アドレスのリストの形態で、第2のBF情報を保持し、第3の複数の局のうちの局のアドレスは、第2の複数の局のうちの局のアドレスと、第2の複数の局のうちのこの局のTxセクタのTxセクタ識別子と、に関連付けられる。
例72は、例69〜71のうちのいずれかの主題を含み、任意的に、第1の複数の局は、第2の局を含み、第2の複数の局は、第3の局を含み、第3の複数の局は、第2の局を含む。
例73は、例69〜72のうちのいずれかの主題を含み、任意的に、第1の局は、第2の局と第3の局との間の接続を検出し、第2のBF情報に基づいて第2の局のTxセクタを判別し、第2の局のTxセクタ及び第1のBF情報に基づいて第1の局のTxセクタを検出する。
例74は、例68〜73のうちのいずれかの主題を含み、任意的に、第1の局が、第2の局のTxセクタを用いる第1のチャネルを介する通信のために第2の局及び第3の局が接続されていることを検出した場合、第1の局は、第1の局のTxセクタを用いる第1のチャネルを介する通信を回避する。
例75は、例68〜74のうちのいずれかの主題を含み、任意的に、第1の局のTxセクタは、第2の局のTxセクタの方向に向けられている。
例76は、例68〜75のうちのいずれかの主題を含み、任意的に、ビームフォーミングフレームは、セクタスイープ(SSW)フィードバックフィールドを含むSSWフレームを含み、SSWフィードバックフィールドは、第2の局のTxセクタのインジケーションを含む。
例77は、例68〜76のうちのいずれかの主題を含み、任意的に、第1の局は、ドッキング局を含む。
例78は、1以上のアンテナと、第1の局の受信(Rx)セクタに対応する測定結果のレポートと、指向性ビームフォーミング伝送を第2の局に送信するために第1の局により使用される送信(Tx)セクタのインジケーションと、を含むビームフォーミングフレームを第2の局に送信する第1の局と、を含む少なくとも1つの無線通信デバイスを有するシステムを含む。
例79は、例78の主題を含み、任意的に、Rxセクタは、Txセクタのビーム指向性に対応するビーム指向性を有する。
例80は、例79の主題を含み、任意的に、Rxセクタは、Txセクタと相互的である。
例81は、例78〜80のうちのいずれかの主題を含み、任意的に、第1の局は、第1の局の複数のTxセクタと第1の局の複数のRxセクタとを関連付けるTx−Rx情報を保持し、Txセクタに関連付けられたRxセクタを含むRxセクタを選択する。
例82は、例78〜81のうちのいずれかの主題を含み、任意的に、レポートは、複数のチャネルに対応する複数のチャネル負荷を含む。
例83は、例82の主題を含み、任意的に、第1の局は、第2の局からTxセクタのインジケーションを受信し、Txセクタに基づいてRxセクタを判別し、Rxセクタに対応するチャネル負荷を判定する。
例84は、例83の主題を含み、任意的に、第1の局は、第2の局のアドレスと、Txセクタのインジケーションと、を含むユニキャスト受信アドレス(RA)を伴うディスカバリビーコンを受信し、第1の局は、ディスカバリビーコンの受信後の時間期間中に負荷を測定する。
例85は、例78〜84のうちのいずれかの主題を含み、任意的に、ビームフォーミングフレームは、Rxセクタの方向のインジケーションと、Txセクタ情報要素(IE)と、を含む指向性測定レポートフレームを含み、TxセクタIEは、Txセクタのインジケーションを含む。
例86は、例78〜85のうちのいずれかの主題を含み、任意的に、第1の局は、ビームフォーミングレスポンダの機能を実行するものである。
例87は、ビームフォーミングイニシエータ局とビームフォーミングレスポンダ局との間で通信されるビームフォーミングフレームを、ビームフォーミングイニシエータ局による送信(Tx)セクタスイープの後に処理するステップであって、ビームフォーミングフレームは、ビームフォーミングイニシエータ局又はビームフォーミングレスポンダ局の第1の局から、ビームフォーミングイニシエータ局又はビームフォーミングレスポンダ局の第2の局に送信され、ビームフォーミングフレームは、指向性ビームフォーミング伝送を第2の局に送信するために第1の局により使用される、Txセクタスイープに基づく選択されたTxセクタのインジケーションを含む、ステップ、を含む方法を含む。
例88は、例88の主題を含み、任意的に、ビームフォーミングフレームは、第1の局の受信(Rx)セクタに対応する測定結果のレポートを含む。
例89は、例88の主題を含み、任意的に、Rxセクタは、Txセクタのビーム指向性に対応するビーム指向性を有する。
例90は、例89の主題を含み、任意的に、Rxセクタは、Txセクタと相互的である。
例91は、例88〜90のうちのいずれかの主題を含み、任意的に、複数のTxセクタと複数のRxセクタとを関連付けるTx−Rx情報を保持するステップと、選択されたTxセクタに関連付けられたRxセクタを含むRxセクタを選択するステップと、を含む。
例92は、例91の主題を含み、任意的に、レポートは、複数のチャネルに対応する複数のチャネル負荷を含む。
例93は、例92の主題を含み、任意的に、ビームフォーミングレスポンダ局の機能を実行するステップと、ビームフォーミングイニシエータ局から選択されたTxセクタを受信するステップと、選択されたTxセクタに基づいてRxセクタを判別するステップと、Rxセクタに対応するチャネル負荷を判定するステップと、レポートを含むビームフォーミングフレームをビームフォーミングイニシエータ局に送信するステップと、を含む。
例94は、例93の主題を含み、任意的に、ビームフォーミングレスポンダ局のアドレスと、選択されたTxセクタのインジケーションと、を含むユニキャスト受信アドレス(RA)を伴うディスカバリビーコンを受信するステップと、ディスカバリビーコンの受信後の時間期間中に負荷を測定するステップと、を含む。
例95は、例92の主題を含み、任意的に、ビームフォーミングイニシエータ局の機能を実行するステップと、ビームフォーミングレスポンダ局からビームフォーミングフレームを受信するステップと、複数のチャネル負荷に基づいて、指向性ビームフォーミング伝送のために使用されるチャネルを選択するステップと、を含む。
例96は、例88〜95のうちのいずれかの主題を含み、任意的に、ビームフォーミングフレームは、Rxセクタの方向のインジケーションと、Txセクタ情報要素(IE)と、を含む指向性測定レポートフレームを含み、TxセクタIEは、Txセクタのインジケーションを含む。
例97は、例87の主題を含み、任意的に、ビームフォーミングフレームは、セクタスイープ(SSW)フィードバックフィールドを含むSSWフレームを含み、SSWフィードバックフィールドは、Txセクタのインジケーションを含む。
例98は、例97の主題を含み、任意的に、ビームフォーミングフレームを受信する第3の局の機能を実行するステップと、ビームフォーミングフレームに基づいて、第3の局により使用される指向性ビームフォーミングスキームを決定するステップと、を含む。
例99は、例98の主題を含み、任意的に、第1の局のTxセクタを用いる通信チャネルを介する通信のために第1の局及び第2の局が接続されていることを検出ステップと、第1の局のTxセクタに向けられた、第3の局のTxセクタを用いるチャネルを介する通信を回避するステップと、を含む。
例100は、例99の主題を含み、任意的に、第3の局のTxセクタと第1の複数の局のTxセクタとを関連付ける第1のBF情報を定めるステップと、第2の複数の局と第3の複数の局との間で通信されたSSWフィードバックフレームのSSWフィードバックフィールドに基づいて、第2の複数の局のTxセクタと第3の複数の局のTxセクタとを関連付ける第2のBF情報を定めるステップと、を含む。
例101は、例100の主題を含み、任意的に、第2の複数の局のうち第1の接続されている局と第3の複数の局のうち第2の接続されている局との間の接続を検出するステップと、第2のBF情報に基づいて、第1の接続されている局の接続されているTxセクタを判別するステップと、第1のBF情報に基づいて、接続されているTxセクタに関連付けられた、第3の局のTxセクタを検出するステップと、を含む。
例102は、例87の主題を含み、任意的に、第1の局の機能を実行するステップと、指向性ビームフォーミング伝送を第2の局に送信するために無線通信ユニットにより使用されるTxセクタのインジケーションを含むビームフォーミングフレームを送信するステップと、を含む。
例103は、例87の主題を含み、任意的に、第1の局からビームフォーミングフレームを受信するステップ、を含む。
例104は、例103の主題を含み、任意的に、第2の局の機能を実行するステップ、を含む。
例105は、例87〜104のうちのいずれかの主題を含み、任意的に、ミリメートル波(mmWave)無線通信帯域上でビームフォーミングフレームを通信するステップ、を含む。
例106は、無線通信デバイスの送信(Tx)セクタを介してセクタスイープ(SSW)フレームを送信するステップであって、SSWフレームは、SSWフィードバックフィールドを含み、SSWフィードバックフィールドは、Txセクタのインジケーションを含む、ステップ、を含む方法を含む。
例107は、例106の主題を含み、任意的に、ビームフォーミングレスポンダの機能を実行するステップ、を含む。
例108は、例106の主題を含み、任意的に、SSWフレームは、SSWアクノレッジメント(ACK)フレームを含む。
例109は、例106〜108のうちのいずれかの主題を含み、任意的に、ビームフォーミングイニシエータによるTxセクタスイープの後にSSWフレームを送信するステップ、を含む。
例110は、例106〜109のうちのいずれかの主題を含み、任意的に、ミリメートル波(mmWave)無線通信帯域上でSSWフレームを送信するステップ、を含む。
例111は、第1の局により、第2の局から第1のチャネルを介して第3の局に送信されたビームフォーミングフレームを受信するステップであって、ビームフォーミングフレームは、フレームを送信するための、第2の局の送信(Tx)セクタのインジケーションを含む、ステップと、Txセクタのインジケーションに基づいて、第1の局により、第1の局のTxセクタを介して通信するために、第1のチャネルとは異なる第2のチャネルを使用するステップと、を含む方法を含む。
例112は、例11の主題を含み、任意的に、第1の局の複数のTxセクタと第1の複数の局のTxセクタとを関連付ける第1のBF情報を定めるステップと、第2の複数の局と第3の複数の局との間で通信されたビームフォーミングフレームに基づいて、第2の複数の局のTxセクタと第3の複数の局のTxセクタとを関連付ける第2のBF情報を定めるステップと、を含む。
例113は、例112の主題を含み、任意的に、第1の局の複数のTxセクタのTxセクタ識別子のリストの形態で、第1のBF情報を保持するステップであって、Tx識別子は、第1の複数の局のうちの局のアドレスと、第1の複数の局のうちのこの局のTxセクタのTxセクタ識別子と、に関連付けられる、ステップ、を含む。
例114は、例112又は113の主題を含み、任意的に、第3の複数の局の局アドレスのリストの形態で、第2のBF情報を保持するステップであって、第3の複数の局のうちの局のアドレスは、第2の複数の局のうちの局のアドレスと、第2の複数の局のうちのこの局のTxセクタのTxセクタ識別子と、に関連付けられる、ステップ、を含む。
例115は、例112〜114のうちのいずれかの主題を含み、任意的に、第1の複数の局は、第2の局を含み、第2の複数の局は、第3の局を含み、第3の複数の局は、第2の局を含む。
例116は、例112〜115のうちのいずれかの主題を含み、任意的に、第2の局と第3の局との間の接続を検出するステップと、第2のBF情報に基づいて第2の局のTxセクタを判別するステップと、第2の局のTxセクタ及び第1のBF情報に基づいて第1の局のTxセクタを検出するステップと、を含む。
例117は、例111〜116のうちのいずれかの主題を含み、任意的に、第2の局のTxセクタを用いる第1のチャネルを介する通信のために第2の局及び第3の局が接続されていることを検出した場合、第1の局のTxセクタを用いる第1のチャネルを介する通信を回避するステップ、を含む。
例118は、例111〜117のうちのいずれかの主題を含み、任意的に、第1の局のTxセクタは、第2の局のTxセクタの方向に向けられている。
例119は、例111〜118のうちのいずれかの主題を含み、任意的に、ビームフォーミングフレームは、セクタスイープ(SSW)フィードバックフィールドを含むSSWフレームを含み、SSWフィードバックフィールドは、第2の局のTxセクタのインジケーションを含む。
例120は、例111〜119のうちのいずれかの主題を含み、任意的に、第1の局は、ドッキング局を含む。
例121は、第1の局から第2の局に、第1の局の受信(Rx)セクタに対応する測定結果のレポートと、指向性ビームフォーミング伝送を第2の局に送信するために第1の局により使用される送信(Tx)セクタのインジケーションと、を含むビームフォーミングフレームを送信するステップ、を含む方法を含む。
例122は、例121の主題を含み、任意的に、Rxセクタは、Txセクタのビーム指向性に対応するビーム指向性を有する。
例123は、例121の主題を含み、任意的に、Rxセクタは、Txセクタと相互的である。
例124は、例121〜123のうちのいずれかの主題を含み、任意的に、第1の局の複数のTxセクタと第1の局の複数のRxセクタとを関連付けるTx−Rx情報を保持するステップと、Txセクタに関連付けられたRxセクタを含むRxセクタを選択するステップと、を含む。
例125は、例121〜124のうちのいずれかの主題を含み、任意的に、レポートは、複数のチャネルに対応する複数のチャネル負荷を含む。
例126は、例125の主題を含み、任意的に、第2の局からTxセクタのインジケーションを受信して、Txセクタに基づいてRxセクタを判別するステップと、Rxセクタに対応するチャネル負荷を判定するステップと、を含む。
例127は、例126の主題を含み、任意的に、第2の局のアドレスと、Txセクタのインジケーションと、を含むユニキャスト受信アドレス(RA)を伴うディスカバリビーコンを受信するステップと、ディスカバリビーコンの受信後の時間期間中に負荷を測定するステップと、を含む。
例128は、例121〜127のうちのいずれかの主題を含み、任意的に、ビームフォーミングフレームは、Rxセクタの方向のインジケーションと、Txセクタ情報要素(IE)と、を含む指向性測定レポートフレームを含み、TxセクタIEは、Txセクタのインジケーションを含む。
例129は、例121〜128のうちのいずれかの主題を含み、任意的に、ビームフォーミングレスポンダの機能を実行するステップ、を含む。
例131は、命令を記憶した非一時的な記憶媒体を含む製品であって、命令がマシンにより実行されたときに、命令は、ビームフォーミングイニシエータ局とビームフォーミングレスポンダ局との間で通信されるビームフォーミングフレームを、ビームフォーミングイニシエータ局による送信(Tx)セクタスイープの後に処理するステップであって、ビームフォーミングフレームは、ビームフォーミングイニシエータ局又はビームフォーミングレスポンダ局の第1の局から、ビームフォーミングイニシエータ局又はビームフォーミングレスポンダ局の第2の局に送信され、ビームフォーミングフレームは、指向性ビームフォーミング伝送を第2の局に送信するために第1の局により使用される、Txセクタスイープに基づく選択されたTxセクタのインジケーションを含む、ステップ、を生じさせる、製品を含む。
例131は、例130の主題を含み、任意的に、ビームフォーミングフレームは、第1の局の受信(Rx)セクタに対応する測定結果のレポートを含む。
例132は、例131の主題を含み、任意的に、Rxセクタは、Txセクタのビーム指向性に対応するビーム指向性を有する。
例133は、例132の主題を含み、任意的に、Rxセクタは、Txセクタと相互的である。
例134は、例131〜133のうちのいずれかの主題を含み、任意的に、命令は、複数のTxセクタと複数のRxセクタとを関連付けるTx−Rx情報を保持するステップと、選択されたTxセクタに関連付けられたRxセクタを含むRxセクタを選択するステップと、を生じさせる。
例135は、例134の主題を含み、任意的に、レポートは、複数のチャネルに対応する複数のチャネル負荷を含む。
例136は、例135の主題を含み、任意的に、命令は、ビームフォーミングレスポンダ局の機能を実行するステップと、ビームフォーミングイニシエータ局から選択されたTxセクタを受信するステップと、選択されたTxセクタに基づいてRxセクタを判別するステップと、Rxセクタに対応するチャネル負荷を判定するステップと、レポートを含むビームフォーミングフレームをビームフォーミングイニシエータ局に送信するステップと、を生じさせる。
例137は、例136の主題を含み、任意的に、命令は、ビームフォーミングレスポンダ局のアドレスと、選択されたTxセクタのインジケーションと、を含むユニキャスト受信アドレス(RA)を伴うディスカバリビーコンを受信するステップと、ディスカバリビーコンの受信後の時間期間中に負荷を測定するステップと、を生じさせる。
例138は、例136の主題を含み、任意的に、命令は、ビームフォーミングイニシエータ局の機能を実行するステップと、ビームフォーミングレスポンダ局からビームフォーミングフレームを受信するステップと、複数のチャネル負荷に基づいて、指向性ビームフォーミング伝送のために使用されるチャネルを選択するステップと、を生じさせる。
例139は、例131〜138のうちのいずれかの主題を含み、任意的に、ビームフォーミングフレームは、Rxセクタの方向のインジケーションと、Txセクタ情報要素(IE)と、を含む指向性測定レポートフレームを含み、TxセクタIEは、Txセクタのインジケーションを含む。
例140は、例130の主題を含み、任意的に、ビームフォーミングフレームは、セクタスイープ(SSW)フィードバックフィールドを含むSSWフレームを含み、SSWフィードバックフィールドは、Txセクタのインジケーションを含む。
例141は、例140の主題を含み、任意的に、命令は、ビームフォーミングフレームを受信する第3の局の機能を実行するステップと、ビームフォーミングフレームに基づいて、第3の局により使用される指向性ビームフォーミングスキームを決定するステップと、を生じさせる。
例142は、例141の主題を含み、任意的に、命令は、第1の局のTxセクタを用いる通信チャネルを介する通信のために第1の局及び第2の局が接続されていることを検出ステップと、第1の局のTxセクタに向けられた、第3の局のTxセクタを用いるチャネルを介する通信を回避するステップと、を生じさせる。
例143は、例142の主題を含み、任意的に、命令は、第3の局のTxセクタと第1の複数の局のTxセクタとを関連付ける第1のBF情報を定めるステップと、第2の複数の局と第3の複数の局との間で通信されたSSWフィードバックフレームのSSWフィードバックフィールドに基づいて、第2の複数の局のTxセクタと第3の複数の局のTxセクタとを関連付ける第2のBF情報を定めるステップと、を生じさせる。
例144は、例143の主題を含み、任意的に、命令は、第2の複数の局のうち第1の接続されている局と第3の複数の局のうち第2の接続されている局との間の接続を検出するステップと、第2のBF情報に基づいて、第1の接続されている局の接続されているTxセクタを判別するステップと、第1のBF情報に基づいて、接続されているTxセクタに関連付けられた、第3の局のTxセクタを検出するステップと、を生じさせる。
例145は、例130の主題を含み、任意的に、命令は、第1の局の機能を実行するステップと、指向性ビームフォーミング伝送を第2の局に送信するために無線通信ユニットにより使用されるTxセクタのインジケーションを含むビームフォーミングフレームを送信するステップと、を生じさせる。
例146は、例130の主題を含み、任意的に、命令は、第1の局からビームフォーミングフレームを受信するステップ、を生じさせる。
例147は、例146の主題を含み、任意的に、命令は、第2の局の機能を実行するステップ、を生じさせる。
例148は、例130〜147のうちのいずれかの主題を含み、任意的に、命令は、ミリメートル波(mmWave)無線通信帯域上でビームフォーミングフレームを通信するステップ、を生じさせる。
例149は、命令を記憶した非一時的な記憶媒体を含む製品であって、命令がマシンにより実行されたときに、命令は、無線通信デバイスの送信(Tx)セクタを介してセクタスイープ(SSW)フレームを送信するステップであって、SSWフレームは、SSWフィードバックフィールドを含み、SSWフィードバックフィールドは、Txセクタのインジケーションを含む、ステップ、を生じさせる、製品を含む。
例150は、例149の主題を含み、任意的に、命令は、ビームフォーミングレスポンダの機能を実行するステップ、を生じさせる。
例151は、例149の主題を含み、任意的に、SSWフレームは、SSWアクノレッジメント(ACK)フレームを含む。
例152は、例149〜151のうちのいずれかの主題を含み、任意的に、命令は、ビームフォーミングイニシエータによるTxセクタスイープの後にSSWフレームを送信するステップ、を生じさせる。
例153は、例149〜152のうちのいずれかの主題を含み、任意的に、命令は、ミリメートル波(mmWave)無線通信帯域上でSSWフレームを送信するステップ、を生じさせる。
例154は、命令を記憶した非一時的な記憶媒体を含む製品であって、命令がマシンにより実行されたときに、命令は、第1の局により、第2の局から第1のチャネルを介して第3の局に送信されたビームフォーミングフレームを受信するステップであって、ビームフォーミングフレームは、フレームを送信するための、第2の局の送信(Tx)セクタのインジケーションを含む、ステップと、Txセクタのインジケーションに基づいて、第1の局により、第1の局のTxセクタを介して通信するために、第1のチャネルとは異なる第2のチャネルを使用するステップと、を生じさせる、製品を含む。
例155は、例154の主題を含み、任意的に、命令は、第1の局の複数のTxセクタと第1の複数の局のTxセクタとを関連付ける第1のBF情報を定めるステップと、第2の複数の局と第3の複数の局との間で通信されたビームフォーミングフレームに基づいて、第2の複数の局のTxセクタと第3の複数の局のTxセクタとを関連付ける第2のBF情報を定めるステップと、を生じさせる。
例156は、例155の主題を含み、任意的に、命令は、第1の局の複数のTxセクタのTxセクタ識別子のリストの形態で、第1のBF情報を保持するステップであって、Tx識別子は、第1の複数の局のうちの局のアドレスと、第1の複数の局のうちのこの局のTxセクタのTxセクタ識別子と、に関連付けられる、ステップ、を生じさせる。
例157は、例155又は156の主題を含み、任意的に、命令は、第3の複数の局の局アドレスのリストの形態で、第2のBF情報を保持するステップであって、第3の複数の局のうちの局のアドレスは、第2の複数の局のうちの局のアドレスと、第2の複数の局のうちのこの局のTxセクタのTxセクタ識別子と、に関連付けられる、ステップ、を生じさせる。
例158は、例155〜157のうちのいずれかの主題を含み、任意的に、第1の複数の局は、第2の局を含み、第2の複数の局は、第3の局を含み、第3の複数の局は、第2の局を含む。
例159は、例155〜158のうちのいずれかの主題を含み、任意的に、命令は、第2の局と第3の局との間の接続を検出するステップと、第2のBF情報に基づいて第2の局のTxセクタを判別するステップと、第2の局のTxセクタ及び第1のBF情報に基づいて第1の局のTxセクタを検出するステップと、を生じさせる。
例160は、例154〜159のうちのいずれかの主題を含み、任意的に、命令は、第2の局のTxセクタを用いる第1のチャネルを介する通信のために第2の局及び第3の局が接続されていることを検出した場合、第1の局のTxセクタを用いる第1のチャネルを介する通信を回避するステップ、を生じさせる。
例161は、例154〜160のうちのいずれかの主題を含み、任意的に、第1の局のTxセクタは、第2の局のTxセクタの方向に向けられている。
例162は、例154〜161のうちのいずれかの主題を含み、任意的に、ビームフォーミングフレームは、セクタスイープ(SSW)フィードバックフィールドを含むSSWフレームを含み、SSWフィードバックフィールドは、第2の局のTxセクタのインジケーションを含む。
例163は、例154〜162のうちのいずれかの主題を含み、任意的に、第1の局は、ドッキング局を含む。
例164は、命令を記憶した非一時的な記憶媒体を含む製品であって、命令がマシンにより実行されたときに、命令は、第1の局から第2の局に、第1の局の受信(Rx)セクタに対応する測定結果のレポートと、指向性ビームフォーミング伝送を第2の局に送信するために第1の局により使用される送信(Tx)セクタのインジケーションと、を含むビームフォーミングフレームを送信するステップ、を生じさせる、製品を含む。
例165は、例164の主題を含み、任意的に、Rxセクタは、Txセクタのビーム指向性に対応するビーム指向性を有する。
例166は、例164の主題を含み、任意的に、Rxセクタは、Txセクタと相互的である。
例167は、例164〜166のうちのいずれかの主題を含み、任意的に、命令は、第1の局の複数のTxセクタと第1の局の複数のRxセクタとを関連付けるTx−Rx情報を保持するステップと、Txセクタに関連付けられたRxセクタを含むRxセクタを選択するステップと、を生じさせる。
例168は、例164〜167のうちのいずれかの主題を含み、任意的に、レポートは、複数のチャネルに対応する複数のチャネル負荷を含む。
例169は、例168の主題を含み、任意的に、命令は、第2の局からTxセクタのインジケーションを受信して、Txセクタに基づいてRxセクタを判別するステップと、Rxセクタに対応するチャネル負荷を判定するステップと、を生じさせる。
例170は、例169の主題を含み、任意的に、命令は、第2の局のアドレスと、Txセクタのインジケーションと、を含むユニキャスト受信アドレス(RA)を伴うディスカバリビーコンを受信するステップと、ディスカバリビーコンの受信後の時間期間中に負荷を測定するステップと、を生じさせる。
例171は、例164〜170のうちのいずれかの主題を含み、任意的に、ビームフォーミングフレームは、Rxセクタの方向のインジケーションと、Txセクタ情報要素(IE)と、を含む指向性測定レポートフレームを含み、TxセクタIEは、Txセクタのインジケーションを含む。
例172は、例164〜171のうちのいずれかの主題を含み、任意的に、命令は、ビームフォーミングレスポンダの機能を実行するステップ、を生じさせる。
例173は、ビームフォーミングイニシエータ局とビームフォーミングレスポンダ局との間で通信されるビームフォーミングフレームを、ビームフォーミングイニシエータ局による送信(Tx)セクタスイープの後に処理する手段であって、ビームフォーミングフレームは、ビームフォーミングイニシエータ局又はビームフォーミングレスポンダ局の第1の局から、ビームフォーミングイニシエータ局又はビームフォーミングレスポンダ局の第2の局に送信され、ビームフォーミングフレームは、指向性ビームフォーミング伝送を第2の局に送信するために第1の局により使用される、Txセクタスイープに基づく選択されたTxセクタのインジケーションを含む、手段、を備える装置を含む。
例174は、例173の主題を含み、任意的に、ビームフォーミングフレームは、第1の局の受信(Rx)セクタに対応する測定結果のレポートを含む。
例175は、例174の主題を含み、任意的に、Rxセクタは、Txセクタのビーム指向性に対応するビーム指向性を有する。
例176は、例175の主題を含み、任意的に、Rxセクタは、Txセクタと相互的である。
例177は、例174〜176のうちのいずれかの主題を含み、任意的に、複数のTxセクタと複数のRxセクタとを関連付けるTx−Rx情報を保持し、選択されたTxセクタに関連付けられたRxセクタを含むRxセクタを選択する手段、を備える。
例178は、例177の主題を含み、任意的に、レポートは、複数のチャネルに対応する複数のチャネル負荷を含む。
例179は、例178の主題を含み、任意的に、ビームフォーミングレスポンダ局の機能を実行し、ビームフォーミングイニシエータ局から選択されたTxセクタを受信し、選択されたTxセクタに基づいてRxセクタを判別し、Rxセクタに対応するチャネル負荷を判定し、レポートを含むビームフォーミングフレームをビームフォーミングイニシエータ局に送信する手段、を備える。
例180は、例179の主題を含み、任意的に、ビームフォーミングレスポンダ局のアドレスと、選択されたTxセクタのインジケーションと、を含むユニキャスト受信アドレス(RA)を伴うディスカバリビーコンを受信し、ディスカバリビーコンの受信後の時間期間中に負荷を測定する手段、を備える。
例181は、例178の主題を含み、任意的に、ビームフォーミングイニシエータ局の機能を実行し、ビームフォーミングレスポンダ局からビームフォーミングフレームを受信し、複数のチャネル負荷に基づいて、指向性ビームフォーミング伝送のために使用されるチャネルを選択する手段、を備える。
例182は、例174〜181のうちのいずれかの主題を含み、任意的に、ビームフォーミングフレームは、Rxセクタの方向のインジケーションと、Txセクタ情報要素(IE)と、を含む指向性測定レポートフレームを含み、TxセクタIEは、Txセクタのインジケーションを含む。
例183は、例173の主題を含み、任意的に、ビームフォーミングフレームは、セクタスイープ(SSW)フィードバックフィールドを含むSSWフレームを含み、SSWフィードバックフィールドは、Txセクタのインジケーションを含む。
例184は、例183の主題を含み、任意的に、ビームフォーミングフレームを受信する第3の局の機能を実行し、ビームフォーミングフレームに基づいて、第3の局により使用される指向性ビームフォーミングスキームを決定する手段、を備える。
例185は、例184の主題を含み、任意的に、第1の局のTxセクタを用いる通信チャネルを介する通信のために第1の局及び第2の局が接続されていることを検出し、第1の局のTxセクタに向けられた、第3の局のTxセクタを用いるチャネルを介する通信を回避する手段、を備える。
例186は、例185の主題を含み、任意的に、第3の局のTxセクタと第1の複数の局のTxセクタとを関連付ける第1のBF情報を定め、第2の複数の局と第3の複数の局との間で通信されたSSWフィードバックフレームのSSWフィードバックフィールドに基づいて、第2の複数の局のTxセクタと第3の複数の局のTxセクタとを関連付ける第2のBF情報を定める手段、を備える。
例187は、例186の主題を含み、任意的に、第2の複数の局のうち第1の接続されている局と第3の複数の局のうち第2の接続されている局との間の接続を検出し、第2のBF情報に基づいて、第1の接続されている局の接続されているTxセクタを判別し、第1のBF情報に基づいて、接続されているTxセクタに関連付けられた、第3の局のTxセクタを検出する手段、を備える。
例188は、例176の主題を含み、任意的に、第1の局の機能を実行し、指向性ビームフォーミング伝送を第2の局に送信するために無線通信ユニットにより使用されるTxセクタのインジケーションを含むビームフォーミングフレームを送信する手段、を備える。
例189は、例173の主題を含み、任意的に、第1の局からビームフォーミングフレームを受信する手段、を備える。
例190は、例189の主題を含み、任意的に、第2の局の機能を実行する手段、を備える。
例191は、例173〜190のうちのいずれかの主題を含み、任意的に、ミリメートル波(mmWave)無線通信帯域上でビームフォーミングフレームを通信する手段、を備える。
例192は、無線通信デバイスの送信(Tx)セクタを介してセクタスイープ(SSW)フレームを送信する手段であって、SSWフレームは、SSWフィードバックフィールドを含み、SSWフィードバックフィールドは、Txセクタのインジケーションを含む、手段、を備える装置を含む。
例193は、例192の主題を含み、任意的に、ビームフォーミングレスポンダの機能を実行する手段、を備える。
例194は、例192の主題を含み、任意的に、SSWフレームは、SSWアクノレッジメント(ACK)フレームを含む。
例195は、例192〜194のうちのいずれかの主題を含み、任意的に、ビームフォーミングイニシエータによるTxセクタスイープの後にSSWフレームを送信する手段、を備える。
例196は、例192〜195のうちのいずれかの主題を含み、任意的に、ミリメートル波(mmWave)無線通信帯域上でSSWフレームを送信する手段、を備える。
例197は、第1の局により、第2の局から第1のチャネルを介して第3の局に送信されたビームフォーミングフレームを受信する手段であって、ビームフォーミングフレームは、フレームを送信するための、第2の局の送信(Tx)セクタのインジケーションを含む、手段と、Txセクタのインジケーションに基づいて、第1の局により、第1の局のTxセクタを介して通信するために、第1のチャネルとは異なる第2のチャネルを使用する手段と、を備える装置を含む。
例198は、例197の主題を含み、任意的に、第1の局の複数のTxセクタと第1の複数の局のTxセクタとを関連付ける第1のBF情報を定め、第2の複数の局と第3の複数の局との間で通信されたビームフォーミングフレームに基づいて、第2の複数の局のTxセクタと第3の複数の局のTxセクタとを関連付ける第2のBF情報を定める手段、を備える。
例199は、例198の主題を含み、任意的に、第1の局の複数のTxセクタのTxセクタ識別子のリストの形態で、第1のBF情報を保持する手段であって、Tx識別子は、第1の複数の局のうちの局のアドレスと、第1の複数の局のうちのこの局のTxセクタのTxセクタ識別子と、に関連付けられる、手段、を備える。
例200は、例198又は199の主題を含み、任意的に、第3の複数の局の局アドレスのリストの形態で、第2のBF情報を保持する手段であって、第3の複数の局のうちの局のアドレスは、第2の複数の局のうちの局のアドレスと、第2の複数の局のうちのこの局のTxセクタのTxセクタ識別子と、に関連付けられる、手段、を備える。
例201は、例198〜200のうちのいずれかの主題を含み、任意的に、第1の複数の局は、第2の局を含み、第2の複数の局は、第3の局を含み、第3の複数の局は、第2の局を含む。
例202は、例198〜201のうちのいずれかの主題を含み、任意的に、第2の局と第3の局との間の接続を検出し、第2のBF情報に基づいて第2の局のTxセクタを判別し、第2の局のTxセクタ及び第1のBF情報に基づいて第1の局のTxセクタを検出する手段、を備える。
例203は、例197〜202のうちのいずれかの主題を含み、任意的に、第2の局のTxセクタを用いる第1のチャネルを介する通信のために第2の局及び第3の局が接続されていることを検出した場合、第1の局のTxセクタを用いる第1のチャネルを介する通信を回避する手段、を備える。
例204は、例197〜203のうちのいずれかの主題を含み、任意的に、第1の局のTxセクタは、第2の局のTxセクタの方向に向けられている。
例205は、例197〜204のうちのいずれかの主題を含み、任意的に、ビームフォーミングフレームは、セクタスイープ(SSW)フィードバックフィールドを含むSSWフレームを含み、SSWフィードバックフィールドは、第2の局のTxセクタのインジケーションを含む。
例206は、例197〜205のうちのいずれかの主題を含み、任意的に、第1の局は、ドッキング局を含む。
例207は、第1の局から第2の局に、第1の局の受信(Rx)セクタに対応する測定結果のレポートと、指向性ビームフォーミング伝送を第2の局に送信するために第1の局により使用される送信(Tx)セクタのインジケーションと、を含むビームフォーミングフレームを送信する手段、を備える装置を含む。
例208は、例207の主題を含み、任意的に、Rxセクタは、Txセクタのビーム指向性に対応するビーム指向性を有する。
例209は、例207の主題を含み、任意的に、Rxセクタは、Txセクタと相互的である。
例210は、例207〜209のうちのいずれかの主題を含み、任意的に、第1の局の複数のTxセクタと第1の局の複数のRxセクタとを関連付けるTx−Rx情報を保持し、Txセクタに関連付けられたRxセクタを含むRxセクタを選択する手段、を備える。
例211は、例207〜210のうちのいずれかの主題を含み、任意的に、レポートは、複数のチャネルに対応する複数のチャネル負荷を含む。
例212は、例211の主題を含み、任意的に、第2の局からTxセクタのインジケーションを受信し、Txセクタに基づいてRxセクタを判別し、Rxセクタに対応するチャネル負荷を判定する手段、を備える。
例213は、例212の主題を含み、任意的に、第2の局のアドレスと、Txセクタのインジケーションと、を含むユニキャスト受信アドレス(RA)を伴うディスカバリビーコンを受信し、ディスカバリビーコンの受信後の時間期間中に負荷を測定する手段、を備える。
例214は、例207〜213のうちのいずれかの主題を含み、任意的に、ビームフォーミングフレームは、Rxセクタの方向のインジケーションと、Txセクタ情報要素(IE)と、を含む指向性測定レポートフレームを含み、TxセクタIEは、Txセクタのインジケーションを含む。
例215は、例207〜214のうちのいずれかの主題を含み、任意的に、ビームフォーミングレスポンダの機能を実行する手段、を備える。
1以上の実施形態を参照して本明細書で説明した機能、動作、コンポーネント、及び/又は特徴は、1以上の他の実施形態を参照して本明細書で説明した1以上の他の機能、動作、コンポーネント、及び/又は特徴と組み合されてもよいし、1以上の他の実施形態を参照して本明細書で説明した1以上の他の機能、動作、コンポーネント、及び/又は特徴とともに使用されてもよいし、あるいは、その逆であってもよい。
本発明の所定の特徴が、図示され本明細書で説明されたが、多くの変形形態、代替形態、変更形態、及び均等形態が当業者には思い浮かぶであろう。したがって、添付の特許請求の範囲は、本発明の真の主旨内に属する全てのそのような変形形態及び変更形態を網羅することが意図されていることを理解すべきである。