JP6269102B2 - 情報処理装置、インデックス作成制御方法及びインデックス作成制御プログラム - Google Patents
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Description
このような分散オブジェクトストレージにおいては、オブジェクトを書き込みつつ、そのインデックスを作成することが一般に行なわれている。
ここでいうオブジェクトとは、データとそれに付随するメタデータを合わせたものである。また、インデックスとは、各オブジェクトのメタデータが集められ、検索に適したデータ構造で保持されているものである。
分散オブジェクトストレージシステム500は、プロキシサーバ501と複数のサーバ510とを備える。図9に示す例においては、サーバを示す符号としては、任意のサーバを指すときには符号510を用いるが、複数のサーバのうち1つを特定する必要があるときには符号A〜Fを用いる。
プロキシサーバ501は、データファイルを特定する情報に対して当該データファイルの格納位置を関連付けて構成される管理情報を備える。そして、プロキシサーバ501は、クライアントからデータファイルへのリード/ライト要求を受信すると、受信したファイル名に基づいてこの管理情報を参照して、アクセス対象のデータファイルにアクセスする。
例えば、プロキシサーバ501は、サーバAに対してオブジェクト(メタデータ及びデータ)を送信して、その書き込みを行なわせるとともに、サーバBに対して当該オブジェクトのメタデータを送信して、インデックスを作成させる。
プロキシサーバ501からの指示に応じて、サーバAにオブジェクトの書き込みが行なわれた後、このサーバAからの指示に応じてサーバCにオブジェクトの書き込みが行なわれる。また、その後、サーバCからの指示に応じてサーバEにオブジェクトの書き込みが行なわれる。
しかし、このような従来の分散オブジェクトストレージシステムにおいては、いずれかの処理中に障害が発生すると、「オブジェクトを蓄積している」ことと「オブジェクトのインデックスが作成されている」こととの間で整合性が保たれなくなるケースが発生する。
この図11に示す例においては、プロキシサーバ501が、サーバAに対してオブジェクトの書き込み指示を行なった後に、サーバBに対してインデックスの作成指示を行なう前にシステムダウンしている。
図12は従来の分散オブジェクトストレージシステムにおけるオブジェクトの書き込み時の処理を示すシーケンス図であり、サーバAがシステムダウンした例を示す。
これにより、サーバB,D,Fにおいてはそれぞれインデックスが作成されるが、サーバAがシステムダウンしたため、サーバC,Eにおいてはオブジェクトの書き込みが行なわれない。すなわち、この場合にもオブジェクトの蓄積状態とインデックスとの整合性が保たれていない状態が生じる。
図13は従来の分散オブジェクトストレージシステムの改良例におけるオブジェクトの書き込み時の処理を示す図である。
これにより、プロキシサーバ501が、サーバAに対してオブジェクトの書き込み指示を行なった後に、サーバBに対してインデックスの作成指示を行なう前にシステムダウンした場合にも、インデックスの作成が行なわれる。すなわち、分散オブジェクトストレージシステム500内において、オブジェクトの蓄積状態とインデックスとの整合性が保たれる。
これにより、サーバAが、サーバCにオブジェクトの書き込み指示を送信する前にシステムダウンとなった場合には、分散オブジェクトストレージシステム500内において、オブジェクトの書き込みもインデックスの作成を行なわれず、オブジェクトの蓄積状態とインデックスとの整合性が保たれる。また、サーバAが、サーバCにオブジェクトの書き込み指示を送信した後であって、サーバBにインデックスの作成指示を送信する前にシステムダウンとなった場合にも、オブジェクトの書き込みを行なったサーバC,サーバEからサーバBに対してインデックスの作成指示が行なわれる。これにより、オブジェクトの蓄積状態とインデックスとの整合性が保たれる。
また、インデックスの作成を行なったサーバBは、次に、サーバDにメタデータを送信してインデックスの作成を指示し、更に、インデックスの作成を行なったサーバDは、サーバFに対してインデックスの作成を指示する。
なお、前記目的に限らず、後述する発明を実施するための形態に示す各構成により導かれる作用効果であって、従来の技術によっては得られない作用効果を奏することも本発明の他の目的の1つとして位置付けることができる。
図1は実施形態の一例としての分散ストレージシステムの機能構成を模式的に示す図、図2はそのハードウェア構成を示す図である。
分散ストレージシステム1は、図2に示すように、プロキシサーバ40,クライアント60及び複数(図1に示す例では6つ)のサーバ10a〜10fを備える分散オブジェクトストレージシステムである。
分散ストレージシステム1は、複数のサーバ10a〜10fがそれぞれ有するディスク領域をまとめて、あたかも一つのストレージのように取り扱うことを可能とする。この分散ストレージシステム1においては、複数のデータファイルを複数のサーバ10a〜10fに分散して配置される。
プロキシサーバ40は、クライアント60に代わってサーバ10へのデータアクセスを行なう。プロキシサーバ40は、サーバ機能を備えたコンピュータ等の情報処理装置である。図1及び図2に示す例においては、分散ストレージシステム1に1つのプロキシサーバ40が備えられているが、これに限定されるものではなく、2以上のプロキシサーバ40をそなえてもよい。
記憶装置18は、ハードディスクドライブ(Hard Disk Drive:HDD)、SSD(Solid State Drive)等の記憶装置であって、種々のデータを格納するものである。
メモリ17はROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)を含む記憶装置である。メモリ17のROMには、プロキシ制御に係るソフトウェアプログラムやこのプログラム用のデータ類が書き込まれている。メモリ17上のソフトウェアプログラムは、CPU16に適宜読み込まれて実行される。また、メモリ17のRAMは、一時記憶メモリあるいはワーキングメモリとして利用される。
第1オブジェクト書き込み指示部41は、サーバ10に対してオブジェクトの書き込みを指示するものであり、サーバ10に対して書込指示とともにオブジェクトを送信する。
なお、オブジェクトは、データとそのデータに付随するメタデータとを合わせたものである。
以下、本実施形態においては、プロキシサーバ40は、サーバAに対してオブジェクトの書き込みを指示する例について示す。
以下、サーバを示す符号としては、複数のサーバのうち1つを特定する必要があるときには符号10a〜10fを用いるが、任意のストレージサーバノードを指すときには符号10を用いる。また、以下、サーバ10aをサーバAと表現する場合がある。同様に、サーバ10bをサーバBと、サーバ10cをサーバCと、サーバ10dをサーバDと、サーバ10eをサーバEと、サーバ10fをサーバFと、それぞれ表現する場合がある。
以下、オブジェクト処理機能を実現するサーバ10をオブジェクト処理サーバ10という場合があり、インデックス処理機能を実現するサーバ10をインデックス処理サーバ10という場合がある。
記憶装置13は種々のデータやプログラムを格納する記憶装置であって、例えば、HDDやSSDである。また、記憶装置13として、例えば、複数の記憶装置によりRAID(Redundant Arrays of Inexpensive Disks)を構成してもよい。
そして、サーバ10のCPU11が、制御プログラム(オブジェクト記憶制御プログラム及びインデックス作成制御プログラム)を実行することにより、図1に示すように、オブジェクト書き込み実行部21,識別情報生成部22,第2オブジェクト書き込み指示部23,第1インデックス作成指示部24,第1インデックス作成実行部25,第2インデックス作成指示部26及び第2インデックス作成実行部27として機能する。
一方、他のサーバ10の第2オブジェクト書き込み指示部23からオブジェクト書き込み指示を受信するサーバを、第2オブジェクト処理サーバ10という。本実施形態においては、サーバC(サーバ10c)及びサーバE(サーバ10e)が第2オブジェクト処理サーバ10となる。
識別情報としては、例えば、UUID(Universally Unique IDentifier)を用いることができる。なお、識別情報はUUIDに限定されるものではなく、例えば、ライト指示を行なったクライアント60のIP(Internet Protocol)アドレスとタイムスタンプを組み合わせたものを用いてもよい。また、UUIDにタイムスタンプを組み合わせてもよい。識別情報にタイムスタンプを含めることにより、ログが見易くなるという効果も期待できる。
具体的には、当該サーバ10においてプロキシサーバ40の第1オブジェクト書き込み指示部41からの指示に従ってオブジェクトの書き込みを行なった場合には、第2オブジェクト書き込み指示部23は、識別情報生成部22によって生成された識別情報を付与して、他のサーバ10に対してオブジェクトの書き込みを指示する。
なお、オブジェクトの書き込み指示の対象となるサーバ10は、オブジェクトに応じて決定される。例えば、予めオブジェクトの論理構造やパスに応じてオブジェクトの書き込み先のサーバ10を決定しておき、各サーバ10のメモリ12や記憶装置13の所定の領域に管理テーブル等として格納する。第2オブジェクト書き込み指示部23はこの管理テーブルを参照することで、オブジェクトの書き込み指示を送信するサーバ10を特定する。
また、当該サーバ10において他のサーバ10の第2オブジェクト書き込み指示部23からの指示に従ってオブジェクトの書き込みを行なった場合には、第1インデックス作成指示部24は、オブジェクトの書き込み指示とともに受信した識別情報を付与して、他のサーバ10に対してインデックスの作成を指示する。
一方、他のサーバ10のからインデックスの作成指示を受信するサーバ10であって、第1インデックス処理サーバ10b以外のサーバ10を、第2インデックス処理サーバ10という。本実施形態においては、サーバD(サーバ10d)及びサーバF(サーバ10f)が第2インデックス処理サーバ10となる。
すなわち、第1インデックス作成実行部25は、1以上のサーバ10から記憶したデータに対するインデックス作成依頼を受信するインデックス作成依頼受信部として機能するともに、データのインデックスを作成するインデックス作成部として機能する。なお、このインデックスの作成は、既知の手法を用いて実現することができ、その説明は省略する。
第2インデックス作成指示部26は、他のサーバ10に対してオブジェクトのメタデータを送信してインデックスの作成を指示する。この第2インデックス作成指示部26は、他のサーバ10の第2インデックス作成実行部27に対して、オブジェクトのメタデータを送信してインデックスの作成を指示する。
サーバ10は、第2オブジェクト書き込み指示部23もしくはプロキシサーバ40の第1オブジェクト書き込み指示部41からオブジェクト書き込み指示を受信すると、記憶装置13にオブジェクトの書き込みを行なうオブジェクト処理機能を実行する。すなわち、オブジェクト処理サーバ10として機能する。
本実施形態においては、サーバA,サーバC及びサーバEがオブジェクト処理サーバ10として機能し、サーバB,サーバD及びサーバFがインデックス処理サーバ10として機能する例を示す。
上述の如く構成された実施形態の一例としての分散ストレージシステム1におけるオブジェクトの書き込み処理を、図4を参照しながら図3を用いて説明する。
図4は実施形態の一例としての分散ストレージシステム1における機能構成を例示する図であり、図3に示す処理を実現するための機能構成を示す。
また、サーバAは、サーバB(第1インデックス処理サーバ10b)にインデックスの作成指示を行ない、サーバBからサーバDにインデックスの作成指示が行なわれ、更に、サーバDからサーバFにインデックスの作成指示が行なわれる例を示している。
インデックスの作成指示を受信したサーバBの第1インデックス作成実行部25は、識別情報保持部28の識別情報キャッシュを参照して、メタデータに付与された識別情報が識別情報保持部28に格納されているか否かを確認する(符号A6参照)。
サーバDにおいて、第2インデックス作成実行部27は、受信したインデックス作成指示に応じて、このインデックス作成指示とともに送信されたメタデータを用いてインデックスを作成する(符号A9参照)。また、サーバDの第2インデックス作成指示部26は、インデックスの作成に用いたメタデータをサーバFに送信して、インデックスの作成を指示する(符号A10参照)。
このように、サーバB,サーバD及びサーバFにおいては、インデックス作成機能が実行される。
また、サーバCにおいては、第2オブジェクト書き込み指示部23が、受信したオブジェクトに付与された識別情報をオブジェクトに付与してサーバEに送信し、オブジェクトの書き込み指示を行なう(符号A13参照)。
このサーバCからのインデックスの作成指示を受信したサーバBにおいては、第1インデックス作成実行部25は、識別情報保持部28の識別情報キャッシュを参照して、メタデータに付与された識別情報が識別情報保持部28に格納されているか否かを確認する(符号A15参照)。
これにより、第1インデックス処理サーバ10であるサーバBにおける重複するインデックスの作成が阻止される。また、第1インデックス処理サーバ10bは第2インデックス処理サーバ10であるサーバD,サーバFに対するインデックスの作成指示を送信しないので、これらの第2インデックス処理サーバ10における不要なインデックスの作成も阻止することができる。
さらに、サーバEの第1インデックス作成指示部24は、サーバBに対して、オブジェクトに付与された識別情報をメタデータに付与してサーバBの第1インデックス作成実行部25に送信して、インデックスの作成指示を行なう(符号A17参照)。
受信した識別情報と同一の識別情報が識別情報保持部28に格納されているので、第1インデックス作成実行部25は、当該識別情報が付与されたインデックスの作成指示は破棄して、インデックスの作成を行なわない。すなわち、インデックスの作成を抑止する。
プロキシサーバ40から第1オブジェクト処理サーバ10であるサーバAに対してオブジェクトの書き込み指示が送信される(符号B1参照)。サーバAにおいて、記憶装置13にオブジェクトが書き込まれる。また、サーバAにおいては、このオブジェクトの書き込みに対して識別情報(図5に示す例においては、識別情報=α)が生成される。なお、αは任意の数値や文字列を示すものとする。
オブジェクトの書き込みを行なったサーバCは、サーバEに対して、識別情報(=α)を付したオブジェクトの書き込み指示を送信する(符号B3参照)。サーバEにおいて、この書き込み指示に応じて記憶装置13にオブジェクトが書き込まれる。
サーバBにおいては、識別情報保持部28の識別情報キャッシュを参照して、インデックスの作成指示に付加された識別情報が識別情報保持部28に格納されているか否かを確認する。
さらに、サーバBは、インデックスの作成に用いたメタデータをサーバDに送信して、インデックスの作成を指示する(符号B5参照)。
サーバCからのインデックス作成指示を受信したサーバBにおいては、識別情報保持部28の識別情報キャッシュを参照して、サーバCからのインデックスの作成指示に付加された識別情報(=α)が識別情報保持部28に格納されているか否かを確認する。
サーバEからのインデックス作成指示を受信したサーバBにおいては、識別情報保持部28の識別情報キャッシュを参照して、サーバEからのインデックスの作成指示に付加された識別情報(=α)が識別情報保持部28に格納されているか否かを確認する。
サーバDからのインデックスの作成指示を受信したサーバFは、受信したメタデータを用いてインデックスを作成する。また、サーバFは、インデックス作成の完了通知をサーバDに応答する(符号B11参照)。同様に、サーバDはサーバBに、また、サーバBはサーバAに、それぞれインデックス作成の完了通知を応答する(符号B12,B13参照)。
このように、実施形態の一例としての分散ストレージシステム1によれば、プロキシサーバ40からオブジェクトの書き込み指示を受信した第1オブジェクト処理サーバ10(例えば、サーバ10a)において、識別情報生成部22が、指示されたオブジェクトの書き込みに対してシステム内でユニークとなる識別情報を生成する。
第1オブジェクト処理サーバ10aからオブジェクトの書き込み指示を受けた各第2オ
ブジェクト処理サーバ10(例えば、サーバ10c,10e)においては、オブジェクトの書き込みが行なわれる。また、これらの第2オブジェクト処理サーバ10c,10eは、第1インデックス管理サーバ10b(サーバB)に対して、受信した識別情報とともにインデックスの作成指示をそれぞれ送信する。
そして、第1インデックス処理サーバ10bは、インデックスの作成指示に付加された識別情報が識別情報保持部28に格納されている場合、すなわち、識別情報のオブジェクトのインデックスが先に作成されている場合には、インデックスの作成を抑止する。
この図6に示すように、プロキシサーバ40が、サーバAに対してオブジェクトの書き込み指示を行なった後にシステムダウンの状態となっても、第1オブジェクト処理サーバ10a(サーバA)から第2オブジェクト処理サーバ10c(サーバC)にオブジェクトの書き込み指示が送信される。また、第1インデックス処理サーバ10b(サーバB)に対しても、サーバAからインデックスの作成指示が送信される。
また、図7も実施形態の一例としての分散ストレージシステムにおけるオブジェクトの書き込み処理のシーケンス図であり、図5に示すシーケンス図の一部を抽出して示すとともにサーバAがシステムダウンとなった状態を追記したものである。この図7中における既述の説明と同様の処理は図5を参照して説明したものと同様であり、その説明を省略する。
このようなタイミングでサーバAがシステムダウンの状態となると、サーバAからサーバBへのインデックスの作成指示は送信されない。しかし、サーバC及びサーバEのそれぞれからサーバBにインデックスの作成指示が送信される。
図8も実施形態の一例としての分散ストレージシステムにおけるオブジェクトの書き込み処理のシーケンス図であり、サーバAがシステムダウンとなった状態を追記したものである。
このようなタイミングでサーバAがシステムダウンの状態となった場合には、本分散ストレージシステム1においてオブジェクトの書き込み(蓄積)とインデックスの作成とのいずれもが実行されない。これにより、本分散ストレージシステム1内において、「オブジェクトは蓄積されず、インデックスも作成されない」という状態になり、オブジェクトの蓄積状態とインデックスとの整合性が保たれる。
サーバ10において、上述したオブジェクト書き込み実行部21,識別情報生成部22,第2オブジェクト書き込み指示部23,第1インデックス作成指示部24,第1インデックス作成実行部25,第2インデックス作成指示部26及び第2インデックス作成実行部27としての機能を実現するためのプログラムは、例えばフレキシブルディスク,CD(CD−ROM,CD−R,CD−RW等),DVD(DVD−ROM,DVD−RAM,DVD−R,DVD+R,DVD−RW,DVD+RW,HD DVD等),ブルーレイディスク,磁気ディスク,光ディスク,光磁気ディスク等の、コンピュータ読取可能な記録媒体に記録された形態で提供される。
サーバ10において、オブジェクト書き込み実行部21,識別情報生成部22,第2オブジェクト書き込み指示部23,第1インデックス作成指示部24,第1インデックス作成実行部25,第2インデックス作成指示部26及び第2インデックス作成実行部27としての機能を実現する際には、内部記憶装置(本実施形態ではメモリ12)に格納されたプログラムがコンピュータのマイクロプロセッサ(本実施形態ではCPU11)によって実行される。このとき、記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータが読み取って実行するようにしてもよい。
例えば、上述した実施形態においては、分散ストレージシステム1に6つのサーバ10を備える例を示すが、これに限定されるものではなく、5つ以下もしくは7つ以上のサーバ10を備えてもよい。
さらに、サーバ10においては、必ずしもオブジェクト処理サーバ10とインデックス処理サーバ10とを分離させる必要はなく、オブジェクト処理サーバ10として機能するとともにインデックス処理サーバ10として機能してもよい。
さらに、上述した実施形態においては、クライアント60がネットワーク51を介してプロキシサーバ40と接続され、また、各サーバ10とプロキシサーバ40とがLAN50を介して接続されている例を示しているが、これに限定されるものではない。
(E)付記
(付記1)
ネットワークを介して記憶装置を備える複数の情報処理装置を接続して構成されるストレージシステムに接続される情報処理装置であって、
1以上の前記情報処理装置から記憶したデータに対するインデックス作成依頼を受信するインデックス作成依頼受信部と、
前記インデックス作成依頼に付加された識別情報に応じて、前記データのインデックスを作成するか否かを決定する決定部と
を備えることを特徴とする、情報処理装置。
インデックス作成済みの前記インデックス作成依頼に関する前記識別情報を記憶する識別情報記憶部を備え、
前記決定部が、前記インデックス作成依頼に付加された識別情報が前記識別情報記憶部に記憶されている場合には、前記インデックスの作成を行なわないことを決定することを特徴とする、付記1記載の情報処理装置。
前記データのインデックスを作成するインデックス作成部を備え、
前記決定部が、前記インデックス作成依頼に付加された識別情報が前記識別情報記憶部に記憶されていない場合には、前記インデックスの作成を行なうことを決定し、前記インデックス作成部に前記インデックスを作成させることを特徴とする、付記2記載の情報処理装置。
ネットワークを介して記憶装置を備える複数の情報処理装置を接続して構成されるストレージシステムに接続される情報処理装置であって、
データの記憶指示を受信する記憶指示受信部と、
前記データを記憶装置に記憶する記憶実行部と、
受信した前記記憶指示に関する識別情報を生成する識別情報生成部と、
前記データのインデックスの作成を依頼するインデックス作成依頼を、前記識別情報を付加して送信する送信部と、
を備えることを特徴とする、情報処理装置。
ネットワークを介して記憶装置を備える複数の情報処理装置を接続して構成されるストレージシステムであって、
データの記憶指示を受信する記憶指示受信部と、前記データを記憶装置に記憶する記憶実行部と、受信した前記記憶指示に関する識別情報を生成する識別情報生成部と、前記データのインデックスの作成を依頼するインデックス作成依頼を、前記識別情報を付加して送信する送信部と、を備える第1の情報処理装置と、
前記インデックス作成依頼に付加された前記識別情報に応じて、前記データのインデックスを作成するか否かを決定する決定部と、を備える第2の情報処理装置と
を備えることを特徴とする、ストレージシステム。
前記第2の情報処理装置が、
インデックス作成済みの前記インデックス作成依頼に関する前記識別情報を記憶する識別情報記憶部を備え、
前記決定部が、前記インデックス作成依頼に付加された識別情報が前記識別情報記憶部に記憶されている場合には、前記インデックスの作成を行なわないことを決定することを特徴とする、付記5記載のストレージシステム。
前記第2の情報処理装置が、
前記データのインデックスを作成するインデックス作成部を備え、
前記決定部が、前記インデックス作成依頼に付加された識別情報が前記識別情報記憶部に記憶されていない場合には、前記インデックスの作成を行なうことを決定し、前記インデックス作成部に前記インデックスを作成させることを特徴とする、付記6記載のストレージシステム。
前記第1の情報処理装置において生成された前記識別情報が付加されたデータの記憶指示を受信する第2の記憶指示受信部と、前記データを記憶装置に記憶する第2の記憶実行部と、前記第2の情報処理装置に対して、受信した前記識別情報を付加したインデックス作成依頼を送信する第2の送信部とを備える第3の情報処理装置を備えることを特徴とする、付記5〜付記7のいずれか1項に記載のストレージシステム。
ネットワークを介して記憶装置を備える複数の情報処理装置を接続して構成されるストレージシステムに接続される情報処理装置において、
1以上の前記情報処理装置から記憶したデータに対するインデックス作成依頼を受信し、
前記インデックス作成依頼に付加された識別情報に応じて、前記データのインデックスを作成するか否かを決定する
ことを特徴とする、インデックス作成制御方法。
インデックス作成済みの前記インデックス作成依頼に関する前記識別情報を識別情報記憶部に記憶し、
前記インデックス作成依頼に付加された識別情報が前記識別情報記憶部に記憶されている場合には、前記インデックスの作成を行なわないことを決定する
ことを特徴とする、付記9記載のインデックス作成制御方法。
前記インデックス作成依頼に付加された識別情報が前記識別情報記憶部に記憶されていない場合には、前記インデックスの作成を行なうことを決定し、
前記データのインデックスを作成することを特徴とする、付記10記載のインデックス作成制御方法。
ネットワークを介して記憶装置を備える複数の情報処理装置を接続して構成されるストレージシステムに接続されるコンピュータに、
1以上の前記情報処理装置から記憶したデータに対するインデックス作成依頼を受信し、
前記インデックス作成依頼に付加された識別情報に応じて、前記データのインデックスを作成するか否かを決定する
処理を実行させることを特徴とする、インデックス作成制御プログラム。
インデックス作成済みの前記インデックス作成依頼に関する前記識別情報を識別情報記憶部に記憶し、
前記インデックス作成依頼に付加された識別情報が前記識別情報記憶部に記憶されている場合には、前記インデックスの作成を行なわないことを決定する
処理を前記コンピュータに実行させることを特徴とする、付記12記載のインデックス作成制御プログラム。
前記インデックス作成依頼に付加された識別情報が前記識別情報記憶部に記憶されていない場合には、前記インデックスの作成を行なうことを決定し、
前記データのインデックスを作成する
処理を前記コンピュータに実行させることを特徴とする、付記13記載のインデックス作成制御プログラム。
11,16 CPU
12,17 メモリ
13,18 記憶装置
21 オブジェクト書き込み実行部(記憶指示受信部,記憶実行部)
22 識別情報生成部
23 第2オブジェクト書き込み指示部
24 第1インデックス作成指示部(送信部)
25 第1インデックス作成実行部(インデックス作成依頼受信部,決定部,インデックス作成部)
26 第2インデックス作成指示部
27 第2インデックス作成実行部
28 識別情報保持部(識別情報記憶部)
10,10a,10b,10c,10d,10e,10f サーバ(情報処理装置)
40 プロキシサーバ
41 第1オブジェクト書き込み指示部41
50 LAN(ネットワーク)
51 ネットワーク
60 クライアント
Claims (4)
- ネットワークを介して記憶装置を備える複数の情報処理装置を接続して構成されるストレージシステムに接続される情報処理装置であって、
1以上の前記情報処理装置から記憶したデータに対するインデックス作成依頼を受信するインデックス作成依頼受信部と、
前記インデックス作成依頼に付加された識別情報に応じて、前記データのインデックスを作成するか否かを決定する決定部と、
インデックス作成済みのデータに対する前記インデックス作成依頼に付加された前記識別情報を記憶する識別情報記憶部とを備え、
前記決定部が、前記インデックス作成依頼に付加された識別情報が前記識別情報記憶部に記憶されている場合には、前記インデックスの作成を行なわないことを決定する
ことを特徴とする、情報処理装置。 - 前記データのインデックスを作成するインデックス作成部を備え、
前記決定部が、前記インデックス作成依頼に付加された識別情報が前記識別情報記憶部に記憶されていない場合には、前記インデックスの作成を行なうことを決定し、前記インデックス作成部に前記インデックスを作成させることを特徴とする、請求項1記載の情報処理装置。 - ネットワークを介して記憶装置を備える複数の情報処理装置を接続して構成されるストレージシステムに接続される情報処理装置において、
1以上の前記情報処理装置から記憶したデータに対するインデックス作成依頼を受信し、
前記インデックス作成依頼に付加された識別情報に応じて、前記データのインデックスを作成するか否かを決定し、
インデックス作成済みのデータに対する前記インデックス作成依頼に付加された前記識別情報を識別情報記憶部に記憶し、
前記インデックス作成依頼に付加された識別情報が前記識別情報記憶部に記憶されている場合には、前記インデックスの作成を行なわないことを決定する
ことを特徴とする、インデックス作成制御方法。 - ネットワークを介して記憶装置を備える複数の情報処理装置を接続して構成されるストレージシステムに接続されるコンピュータに、
1以上の前記情報処理装置から記憶したデータに対するインデックス作成依頼を受信し、
前記インデックス作成依頼に付加された識別情報に応じて、前記データのインデックスを作成するか否かを決定し、
インデックス作成済みのデータに対する前記インデックス作成依頼に付加された前記識別情報を識別情報記憶部に記憶し、
前記インデックス作成依頼に付加された識別情報が前記識別情報記憶部に記憶されている場合には、前記インデックスの作成を行なわないことを決定する
処理を実行させることを特徴とする、インデックス作成制御プログラム。
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---|---|---|---|
JP2014012332A JP6269102B2 (ja) | 2014-01-27 | 2014-01-27 | 情報処理装置、インデックス作成制御方法及びインデックス作成制御プログラム |
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Applications Claiming Priority (1)
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