JP6265039B2 - 表示装置および表示制御プログラム - Google Patents

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Description

本開示の技術は、画像を含む情報表示をする表示装置および表示制御プログラムに関する。
携帯電話機などで送受されるメールには文字情報の他、写真などの画像が貼付されて送受される場合がある。この写真などの画像が文字情報とともに画面に表示される。
このような携帯電話機などの表示に関し、ユーザ以外の第三者に見られたくないメールを非表示に設定し、当該メールが非表示か否かを判定し、非表示メールであれば、非表示とすることが知られている(特許文献1)。
特開2002−373140号公報
ところで、表示画面に写真などの画像を表示した状態で画面ロックまたはディスプレイ消灯が行われていた場合、この画面やディスプレイを復帰させると、画面ロック前またはディスプレイ消灯前に表示されていた画像が表示されてしまう。つまり、見られたくない画像を視認可能な状態で、画面やディスプレイの表示を復帰させた場合には、その画像がユーザ以外の第三者に容易に視認され、ユーザのプライバシが損なわれるという課題がある。
そこで、本開示の技術の目的は、写真などの画像表示に関し、プライバシ機能を高めることにある。
上記目的を達成するため、本開示の技術の一側面によれば、画面に文字情報や画像を表示する表示装置であって、画面に文字情報や画像を表示する表示部の表示を制御する制御部が備えられる。この制御部は、前記表示部の画面ロックやディスプレイ消灯からの復帰前に、前記画面に表示される領域に画像が含まれていると判断すると、当該画像が含まれない領域を表示するように制御する。
本開示の技術によれば、画面ロックやディスプレイ消灯前に表示された画像が画面ロックやディスプレイ消灯から復帰させた表示では非表示となるので、その画像が第三者に見られることを防止でき、ユーザのプライバシ保護が図られる。
第1の実施の形態に係る表示装置の一例を示す図である。 表示装置の表示制御処理の一例を示すフローチャートである。 第2の実施の形態に係る表示装置の一例である情報処理装置の構成例を示す図である。 メール本文およびメール全表示画像の一例を示す図である。 メール全表示画像および表示画像の一例を示す図である。 メール全表示画像に対する遷移前後の表示画像を示す図である。 メモリの構成例を示す図である。 実施例1に係る表示画面の推移を示す図である。 実施例1に係る画面ロック監視を含む処理手順を示すフローチャートである。 実施例1に係る画面ロック前のスクロールの処理手順を示すフローチャートである。 実施例1に係る画像表示判定の処理手順を示すフローチャートである。 実施例2に係る表示画面の推移を示す図である。 実施例2に係る画面ロック監視を含む処理手順を示すフローチャートである。 実施例2に係る画面ロック解除前のスクロールの処理手順を示すフローチャートである。 画面ロック監視を含む処理手順の変形例を示すフローチャートである。 画面ロック監視の処理手順の変形例を示すフローチャートである。
〔第1の実施の形態〕
図1は、第1の実施の形態に係る表示装置を示している。図1に示す構成は一例であり、斯かる構成に本開示の表示装置が限定されるものではない。
この表示装置2は、画像などの可視情報を表示する。この表示装置2には一例として、表示部4、入力部6および制御部8が備えられる。
表示部4はたとえば、ディスプレイの画面に電子メール情報などの可視情報を表示する。この可視情報には文字情報や画像が含まれる。ディスプレイの画面には一定量の可視情報を表示する領域が表示され、制御部8の制御により、画像および文字情報を含む領域、または画像を含まない文字情報のみの領域が表示される。
入力部6は、表示部4の画面ロックやディスプレイ消灯からの復帰などの入力を行う。画面ロックはたとえば、画面を表示するロック制御であればよい。
制御部8は、所定のタイミングで、表示部4の画面に表示される領域に画像が含まれているかを判断し、その領域に画像が含まれている場合には画像が含まれない領域を表示する表示制御を行う。この制御部8では、表示部4の画面ロックやディスプレイ消灯からの復帰前に、表示部4の画面に表示される領域に画像が含まれているかが判断される。そして、表示部4の画面に表示される領域に画像が含まれている場合には、当該画像が含まれない領域を表示するように表示部4の表示を制御する。
図2は、表示装置2の表示制御の処理手順の一例を示している。この処理は、本開示の表示制御プログラムの処理手順の一例である。
この処理手順では、画面ロックまたはディスプレイ消灯からの復帰かを判断する(S1)。画面ロックやディスプレイ消灯からの復帰であれば(S1のYES)、表示部4の画面の表示領域に画像が含まれているかを判断する(S2)。この場合、表示領域は、画像や文字情報が表示される画面領域であればよい。
表示部4の画面の表示領域に画像が含まれていれば(S2のYES)、表示制御を行う(S3)。この表示制御では、当該画像が含まれない領域を表示するように表示情報を制御する。そして、画面の表示領域に画像が含まれていない表示を行う(S4)。
表示部4の画面の表示領域に画像が含まれていなければ(S2のNO)、表示制御(S3)を行うことなく表示を行う(S5)。この表示制御には、表示画面のスクロールが含まれる。
表示制御(S3)は、可視情報として画像が表示領域に表示されなければよく、たとえば、画面ロックやディスプレイ消灯からの復帰前の時点または、画面ロックやディスプレイ消灯に至る時点のいずれのタイミングでもよい。
この実施の形態によれば、画面ロックまたはディスプレイ消灯からの復帰前に画面の表示領域から画像が含まれていない領域に表示内容を制御するので、画面ロックまたはディスプレイ消灯から復帰した際に画像が画面に表示されない。したがって、表示情報に画像が含まれていても、ユーザ以外の第三者に画像を視認されることがなく、プライバシ保護が図られる。
〔第2の実施の形態〕
図3は、第2の実施の形態に係る表示装置の一例として情報処理装置のハードウェア構成例を示している。
この情報処理装置10は、携帯電話機、PDA(Personal Digital Assistant)、スマートフォン、腕時計、ゲーム装置、オーディオ再生装置、映像再生装置などの移動携帯端末や、ノートパソコン、タブレット端末などのモバイル機器であってもよいし、PC(パーソナルコンピュータ)などの据え置き型の機器であってもよい。
この情報処理装置10には一例として、プロセッサ12、記憶部14、通信部16、表示部4および入力部6が備えられる。
プロセッサ12は、データ処理装置であり、記憶部14に記憶されているプログラムを実行し、情報処理装置10の動作制御などの各種の情報処理を実行する。記憶部14は、情報処理装置10の動作制御などを実行するためのコンピュータプログラムやデータなどを記憶している。この記憶部14にはメモリなどの記憶装置、ハードディスクなどの補助記憶装置を含んでもよい。
通信部16は、有線回線または無線回線により各種機器との通信に用いられるインターフェースや通信デバイスであり、たとえば、文字情報や画像情報を含む電子メールの送受信に用いられる。
表示部4は、文字情報や画像情報などの可視情報を表示する。この表示部4には各種の表示装置たとえば、CRT(Cathode Ray Tube)、LCD(Liquid Crystal Display)、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイのいずれであってもよい。
入力部6は、ユーザの操作入力を受け付ける。この入力部6はキーボード、テンキー、マウス、タッチパッド、タッチパネルのいずれであってもよい。この入力部6は、タッチパネルを表示部4のディスプレイ画面に備えるタッチディスプレイであってもよい。この入力部6には、画面ロックボタン18が含まれる。この画面ロックボタン18は、表示中の画面に対する画面ロックを行う際に押下する。
図4は、メール本文およびメール全表示画像の一例を示している。メール本文20には、図4のAに示すように、表示部4の画面に表示される文字情報および画像情報を表す情報が含まれる。このメール本文20には一例として、テキスト部としてテキスト1行、テキスト2行・・・テキストN行を含む複数行のテキスト、画像の添付および添付数を示す添付画像1および添付画像2が含まれている。
このメール本文20を表示部4の表示形態として具体化すれば、図4のBに示すように、メール全表示画像22としてテキスト部24、画像26−1の添付画像1、画像26−2の添付画像2が表示される。この場合、画像26−1の添付画像1、画像26−2の添付画像2はそれぞれたとえば、360×200〔ドット〕の大きさを持っている。この例では、テキスト1行目の手前位置をスクロール方向の基準位置として画像開始位置Y0=0とする。このY0=0はY座標の0位置を示している。この例ではテキスト1行目からテキストN行目までの範囲を超え、G1=150が添付画像1の画像表示開始位置、Y2=200が添付画像1の画像表示終了位置であり、YE=260が添付画像2の画像表示終了位置である。この場合、メール全表示画像22は、Y0〜YE=260の範囲が含まれる。
図5は、メール全表示画像22および表示部4の表示画像の一例を示している。図5のAに示すように、Y0〜YE=260の範囲であるメール全表示画像22に対し、表示部4の表示画像28は図5のBに示すように、表示画像28の表示開始位置をY1、その表示終了位置をY2とすれば、Y座標位置のY1〜Y2=100である。この例では、表示部4の表示画像28にはテキスト部24から抽出されたテキストJ行目〜テキストN行目のテキスト部24−1および画像26−1(=添付画像1)が表示されている。つまり、テキスト部24−1および画像26−1が表示部4の最大表示範囲である。
図6は、メール全表示画像22および表示部4の遷移前後の表示の一例を示している。図6のA、Bは、図5のA、Bに対応している。表示遷移前では、図6のBに示すように、Y1〜Y2=100の範囲でテキストJ行目〜テキストN行目のテキストおよび添付画像1が表示部4の表示画像28である。これに対し、表示遷移後では図6のCに示すように、表示部4の表示画像28から添付画像1が表示範囲外に遷移し、テキスト4行目〜テキストN行目が抽出されたテキスト部24−2のみの表示に制御される。
このような表示部4の画面の表示範囲に画像を含む場合に画像を表示範囲外に制御する表示形態にはたとえば、次の制御モードが含まれる。
a)画像が含まれる表示中に無操作で所定時間Tが経過した場合、画面の表示領域から画像が含まれていない領域に表示内容を制御する。所定時間Tはユーザが画像を視認でき、プライバシ保護に必要な他人の視認を回避できる程度の時間たとえば、5〔秒〕程度である。これにより、ユーザ以外の第三者に画像を視認されることの回避が可能となる。
b)前記a)の処理を画面ロック前に行う。
c)画面ロックを解除した際、画面の表示領域から画像が含まれていない領域の表示内容で表示を立ち上げる。これにより、画像表示がなく、ユーザ以外の第三者に画像を視認されることがない。
この画面の表示制御において、a)の処理を実行する前に画面ロックが実行されてもよい。この画面ロックの解除後、表示の復帰前に画面の表示領域から画像が含まれていない領域に表示内容を制御してもよい。
次に、図7は、メール本文20や画像26−1、26−2などの情報を格納するメモリ構成の一例を示している。記憶部14にはテキストメモリ30−1、画像メモリ30−2および画像表示メモリ30−3が含まれる。テキストメモリ30−1にはメール本文20を格納する。画像メモリ30−2には一例として画像26−1、26−2が格納される。画像表示メモリ30−3には画面の表示画像28の表示情報を格納する。この表示情報にはテキスト情報、画像情報が含まれる。つまり、図6のBの場合、画像表示メモリ30−3にテキスト情報および画像情報の双方が格納される。そして、この画像表示メモリ30−3の格納情報は更新され、つまり、画面の表示画像28の表示情報としてテキスト情報のみに更新される。
<実施例1>
この第2の実施の形態について、実施例1は、プライバシ設定しているメールアドレスから受信したメールに画像が含まれている場合における画面ロック前の画面スクロールを示している。図8は、この実施例1に係る処理の内容を示している。
図8のAは、プライバシ設定をしているメールアドレスの「Pさん」からユーザが受信したメールのテキスト部24の表示画面32を示している。図8のBは、ユーザがメールを読むため、表示画面32をスクロールした結果、表示画面32にメール本文20に添付された画像26が表示された状態である。
この実施例1ではたとえば、画像26の表示から一定時間、たとえば、5〔秒〕間の無操作状態が継続すると、画面ロックに遷移する前に、図8のCに示すように、画像26を表示画面32から見えなくなる位置まで自動スクロールする。
この自動スクロールの後、図8のDに示すように、画面ロック状態に遷移し、表示画面32を暗転させる。この場合、画面ロックは、表示画面32の画面表示が非表示状態たとえば、消灯状態に切り替えられる。この非表示状態や消灯状態に代え、他の画面表示を行ってもよい。
そして、図8のEは、画面ロックを解除した状態を示している。画面ロックを解除すると、表示が復帰する。この復帰により、表示画面32には、図8のEに示すように、画面ロックの遷移前の表示内容が表示され、画面ロックを解除しても画像26は表示画面32外に隠れている。
<画面の表示制御の処理手順>
この実施例1の画面の表示制御には、画面ロック監視、画面ロック前スクロールおよび画像表示判定が含まれる。図9は、画面ロック監視の処理手順を示している。この処理手順では、画面ロックボタン18が押下されたかを判断する(S101)。画面ロックボタン18が押下されていなければ(S101のNO)、無操作状態が所定時間Tたとえば、5〔秒〕以上経過したかを判断する(S102)。
無操作状態が既述の5〔秒〕以上経過すれば(S102のYES)、画面ロック前スクロールの処理を実行する(S103)。この処理は、図8のCに示すスクロール処理である。
画面ロック前スクロールの後、画面ロックを実行したとえば、画面非表示を行い(S104)、画面ロック状態かを判断する(S105)。画面ロック状態であれば(S105のYES)、画面ロック状態が解除されるまで待機状態となる。
画面ロック状態でなければ(S105のNO)、画面ロック解除により画面表示を行い(S106)、画面ロック監視が停止されたかを判断する(S107)。
画面ロック監視が停止されなければ(S107のNO)、S101に戻り、S101〜S107の処理を実行する。S102において、無操作がたとえば、5〔秒〕の経過前であれば(S102のNO)、S101に戻り、無操作が5〔秒〕以上経過するまで待機状態とする。また、S101において、画面ロックボタン18が押下されたと判断されれば(S101のYES)、S102をスキップし、S103に移行する。
そして、S107において、画面ロック監視が停止されれば(S107のYES)、この処理を終了する。
次に、図10は、図9に示すフローチャートの画面ロック前スクロール(S103)の処理手順を示している。
この処理手順では、メール表示中かを判断する(S111)。メール表示中であれば(S111のYES)、メールアドレスがプライバシ設定かを判断する(S112)。メールアドレスがプライバシ設定であれば(S112のYES)、画像表示判定の処理を行う(S113)。
画像表示判定の後、スクロール可能か否かとして、スクロール可能=YESかを判定する(S114)。スクロール可能=YESであれば(S114のYES)、表示開始位置、表示終了位置を基にスクロールを行う(S115)。
スクロール可能=YESでなければ(S114のNO)、メール表示画面を閉じ(S116)、画面ロック前スクロール処理を終了する。
この画面ロック前スクロール処理において、メール表示中でなければ(S111のNO)、S112〜S116の処理をスキップし、またはメールアドレスがプライバシ設定されていなければ(S112のNO)、S113〜S116の処理をスキップし、画面ロック前スクロール処理を終了する。この実施例1においては、メール表示中でなければ、また、プライバシ設定されていなければ、メールに添付された画像によるプライバシ保護は不要となる。
次に、図11は、図10に示すフローチャートの画像表示判定(S113)の処理手順を示している。
この処理手順では、メール全表示画像22の画像表示開始位置G1を取得する(S121)。メール全表示画像22の表示終了位置Y2を取得する(S122)。そして、G1は表示終了位置Y2よりも上にあるかを判定する(S123)。G1がY2よりも上になければ(S123のNO)、画像26が存在しないので、S124〜S128をスキップし、この処理を終了する。
G1がY2よりも上にあれば(S123のYES)、Y2−G1は表示開始位置Y1よりも小さいかを判定する(S124)。Y2−G1がY1よりも小さければ(S124のYES)、表示画面28の表示開始位置をY1−(Y2−G1)の位置に設定する(S125)。また、表示終了位置をG1の位置に設定する(S126)。そして、スクロール可能=YESとし(S127)、この処理を終了する。
また、S124において、Y2−G1がY1よりも小さくなければ(S124のNO)、スクロール可能=NOとし(S128)、この処理を終了する。
この実施例1によれば、メール本文20にたとえば、画像26が含まれている場合、所定時間Tでユーザは画像26を視認することができる。
この実施例1では、この画像26の視認中、ユーザは表示画面32から画像26が表示画面32外にスクロールすることを確認できる。
この実施例1では、画面ロックを解除し、表示画面を復帰させても、画像26が表示画面32外にスクロールされた表示画面32で復帰するので、画像26は表示画面32外に隠れており、第三者から画像26を視認されることがない。
また、この実施例1では、メールアドレスのプライバシ設定と連動して自動的に表示画面32のスクロールを行うことができる。
この実施例1によれば、画面ロック状態に遷移する場合、画像の表示座標をもとに、画像が表示画面から見えなくなるまで自動スクロールを行った後、画面ロックによる画面非表示(消灯)状態に移行させることができる。
また、プライバシを設定しているメールアドレスから受信した、画像を含むメールを表示中に画面ロック状態に遷移する場合に、画像が表示画面から見えなくなるまで自動スクロールを行って画面非表示(消灯)状態に制御できる。
<実施例2>
この実施例2の画面の表示制御には、実施例1と同様に画面ロック監視、画面ロック前スクロールおよび画面表示判定が含まれる。実施例2は、実施例1と同様にプライバシ設定しているメールアドレスから受信したメールに画像が含まれている場合に、画面ロックを先行して実行し、表示画面32の復帰前に実行される画面スクロールを示している。図12は、この実施例2に係る画面ロック監視の処理手順を示している。
図12のAは、プライバシ設定をしているメールアドレスの「Pさん」からユーザが受信したメールの表示画面32を示している。図12のBは、ユーザがメールを読むため、表示画面32をスクロールした結果、表示画面32にメールに添付された画像26が表示された状態である。
この実施例2ではたとえば、画像26の表示から所定時間Tたとえば、5〔秒〕間の無操作状態が継続すると、図12のCに示すように、画面ロックに遷移する。画面ロックは、表示画面32の画面表示を非表示状態たとえば、消灯状態とする。この非表示状態や消灯状態に代え、他の画面表示を行ってもよい。
この画面ロックの解除操作を行うと、図12のDに示すように、画像26を表示画面32から見えなくなる位置まで自動スクロールする。
これにより、表示画面32には、図12のEに示すように、表示内容から画像26が隠蔽されて表示され、画像26は表示範囲外に隠れている。
この実施例2によれば、メールに画像26が含まれている場合、画面ロックに遷移する前の所定時間Tの間にユーザは画像26を視認することができる。
この実施例2では、画面ロックの解除で、ユーザが表示画面32から画像26が表示範囲外にスクロールすることを確認できる。
この実施例2では、画面ロックを解除しても、画像26が表示範囲外にスクロールされた表示画面32を表示するので、画像26は表示範囲外に隠れており、第三者から画像26を視認されることがない。
また、この実施例2においても、メールアドレスのプライバシ設定と連動して自動的に表示画面32のスクロールを行うことができる。
図13は、実施例2における画面ロック監視の処理手順を示している。この処理手順では、画面ロックボタン18が押下されたかを判定する(S201)。画面ロックボタン18が押下されなければ(S201のNO)、無操作が一定時間たとえば、5〔秒〕以上かを判定する(S202)。無操作が一定時間たとえば、5〔秒〕未満であれば(S202のNO)、S201を経てS202で待機状態となる。
画面ロックボタン18が押下されない場合であっても(S201のNO)、無操作が一定時間たとえば、5〔秒〕以上経過すれば(S202のYES)、画面ロックとして画面非表示とする(S203)。また、画面ロックボタン18が押下されれば(S201のYES)、S202をスキップし、画面ロックとして画面非表示とする(S203)。そして、画面ロック状態かを判定する(S204)。画面ロック状態であれば(S204のYES)、画面ロックとして画面非表示が維持される。
画面ロック状態でなければ(S204のNO)、画面ロック解除前スクロールを実行し(S205)、画面ロック解除として画面表示を実行する(S206)。
画面ロック監視が停止されたかを判定する(S207)。画面ロック監視が停止されていなければ(S207のNO)、S201〜S207の再処理を実行する。
そして、画面ロック監視の処理を停止すれば(S207のYES)、この処理を終了する。
次に、図14は、図13に示すフローチャートの画面ロック解除前スクロール(S205)の処理手順を示している。
この処理手順では、ロック解除時メール表示中かを判定する(S211)。ロック解除時メール表示中でなければ(S211のNO)、S212〜S217をスキップし、この処理を終了する。つまり、この実施例2においても実施例1と同様に、メール表示中でなければ、メールに添付された画像によるプライバシ保護は不要としている。
ロック解除時メール表示中であれば(S211のYES)、メール内容を表示する(S212)。そして、メールアドレスはプライバシ設定かを判定する(S213)。メールアドレスがプライバシ設定でなければ(S213のNO)、S214〜S217をスキップし、この処理を終了する。プライバシ設定がされていなければ、メールであってもまた、画像26が添付されていても、プライバシ保護は不要である。
メールアドレスがプライバシ設定であれば(S213のYES)、画像表示判定を実行する(S214)。この画像表示判定の後、スクロール可能であるか否かの判定としてスクロール可能=YESかを判定する(S215)。スクロール可能=YESであれば(S215のYES)、表示開始位置、表示終了位置をもとにスクロールし(S216)、この処理を終了する。画像表示判定(S214)には、既述の表示判定の処理手順(図11)を実行すればよく、その説明を割愛する。
スクロール可能=YESでなければ(S215のNO)、メール表示画面を閉じ(S217)、この処理を終了する。
この実施例2によれば、実施例1と同様に、画面ロック状態からロック解除状態に遷移する場合、画像の表示座標をもとに、画像が表示画面から見えなくなるまで自動スクロールを行った後、画面ロック解除による画面表示状態にできる。
そして、ロック解除後、プライバシを設定しているメールアドレスから受信した、画像を含むメールが表示される場合、画像が表示画面から見えなくなるまで自動スクロールを行った後、画面ロック解除による画面表示状態にできる。
<第2の実施の形態の効果>
(1) 以上説明したように、画面に表示される領域に画像が含まれていると判断すると、画面ロックやディスプレイ消灯からの復帰前に、当該画像が含まれない領域を表示し、画像を隠すことができる。
(2) プライバシを設定しているメールアドレスから受信する画像を含むメールを表示中に、画面ロック状態に遷移する場合、画像の表示座標をもとに画像を表示範囲外に制御できる。
(3) 不用意に表示画面を復帰させても、表示していた写真などの画像を非表示とすることができ、プライバシを保護できる。
<変形例>
上記画面制御の処理手順について、次のような処理手順としてもよい。図15は、画面制御の処理手順の変形例を示している。この処理手順では、メールを受信していれば、そのメール内容を表示する(S301)。このメール内容の表示を契機に、画面ロック状態への遷移通知があったかを判断する(S302)。画面ロック状態への遷移通知がなければ(S302のNO)、S303〜S306をスキップする。
画面ロック状態への遷移通知があれば(S302のYES)、メールアドレスがプライバシ設定されているかを判断する(S303)。メールアドレスがプライバシ設定されていなければ(S303のNO)、S304〜S306をスキップする。
メールアドレスがプライバシ設定されていれば(S303のYES)、画像表示判定の処理を行う(S304)。
画像表示判定の後、スクロール可能か否かとして、スクロール可能=YESかを判定する(S305)。スクロール可能=YESであれば(S305のYES)、表示開始位置、表示終了位置を基にスクロールを行う(S306)。
スクロール可能=YESでなければ(S305のNO)、メール表示画面を閉じ(S308)、この処理を終了する。
次に、図16は、画面ロック監視(S304)の処理手順の変形例を示している。この処理手順では、無操作状態が所定時間Tたとえば、5〔秒〕以上経過したかを判断する(S311)。
無操作状態が既述の5〔秒〕以上経過していなければ(S311のNO)、画面ロックボタン18が押下されたかを判断する(S312)。画面ロックボタン18が押下されていなければ(S312のNO)、画面ロックとして画面非表示とする(S313)。
無操作状態が既述の5〔秒〕以上経過すれば(S311のYES)、また、画面ロックボタン18が押下されていれば(S312のYES)、遷移通知を行い(S314)、S313に移行する。
画面ロックの後、画面ロック状態かを判断する(S315)。画面ロック状態であれば(S315のYES)、画面ロック状態が解除されるまで待機状態となる。
画面ロック状態でなければ(S315のNO)、画面ロック監視が停止されたかを判断する(S316)。
画面ロック監視が停止されなければ(S316のNO)、S311に戻り、S311〜S316の処理を実行する。そして、S316において、画面ロック監視が停止されれば(S316のYES)、この処理を終了する。
このような処理手順を用いても同様に、メールに画像が含まれている場合、その画像を表示範囲外に隠し、プライバシを保護することができる。
〔他の実施の形態〕
(1) 上記実施の形態では、メールに添付された画像に対するプライバシ保護について記載したが、表示装置に表示される情報として、メール以外の文字情報に画像情報が含まれた場合、その画像を隠す場合にも本開示の技術を適用することができる。
(2) 上記実施の形態では、入力部6に画面ロックボタン18を備えることを説明しているが、この画面ロックボタン18はハードキーでもよく、画像に表示されたソフトキーのいずれでもよい。
以上説明したように、表示装置および表示制御プログラムの最も好ましい実施の形態等について説明した。本開示の技術は、上記記載に限定されるものではない。特許請求の範囲に記載され、または発明を実施するための形態に開示された技術内容に基づき、当業者において様々な変形や変更が可能である。斯かる変形や変更が、本開示の範囲に含まれることは言うまでもない。
2 表示装置
4 表示部
6 入力部
8 制御部
10 情報処理装置
12 プロセッサ
14 記憶部
16 通信部
18 画面ロックボタン
20 メール本文
22 メール全表示画像
24、24−1、24−2 テキスト部
26、26−1、26−2 画像
28 表示画像
30−1 テキストメモリ
30−2 画像メモリ
30−3 画像表示メモリ
32 表示画面

Claims (6)

  1. 画面に文字情報や画像を表示する表示装置であって、
    画面に文字情報や画像を表示する表示部と、
    前記表示部の画面ロックやディスプレイ消灯からの復帰前に、前記画面に表示される領域に画像が含まれていると判断すると、当該画像が含まれない領域を表示するように制御する制御部と、
    を備えることを特徴とする表示装置。
  2. 前記制御部は、前記画面に表示される領域に画像が含まれていると判断すると、前記画像の表示開始から所定時間の経過後、当該画像が含まれない領域を表示するように制御することを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記制御部は、前記画面に表示される領域に画像が含まれていると判断すると、前記表示部の画面ロックやディスプレイ消灯に移行前に、当該画像が含まれない領域を表示するように制御することを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  4. 画面に文字情報や画像を表示する処理をコンピュータに実行させる表示制御プログラムであって、
    画面ロックやディスプレイ消灯からの復帰前に、前記画面に表示される領域に画像が含まれているかを判断し、
    当該画像が含まれない領域を表示するように制御する
    処理を前記コンピュータに実行させるための表示制御プログラム。
  5. 前記画面に表示される領域に画像が含まれていると判断すると、前記画像の表示開始から所定時間の経過後、当該画像が含まれない領域を表示するように制御する
    処理を前記コンピュータに実行させるための請求項4に記載の表示制御プログラム。
  6. 前記画面に表示される領域に画像が含まれていると判断すると、画面ロックやディスプレイ消灯に移行前に、当該画像が含まれない領域を表示するように制御する処理を前記コンピュータに実行させるための請求項4に記載の表示制御プログラム。
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