JP5002672B2 - 画面表示処理装置 - Google Patents
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(第1の実施形態)
<全体の構成>
第1の実施形態に係る画面表示処理装置について図1を参照して説明する。
本実施形態の画面表示処理装置は、可動機構部101、可動パラメータ取得部102、形状変化検出部103、アプリケーション切り替え制御部104、アプリケーション動作部105、表示部106、および、操作部107を含む。
可動パラメータ取得部102は、可動機構部101がそれぞれの筐体を可動するための、各筐体に対応している可動パラメータを取得する。可動パラメータ取得部102の詳細については後に説明する。
形状変化検出部103は、可動パラメータ取得部102で取得された可動パラメータに基づいて、画面表示処理装置を含む装置の形状の変化を検出する。形状変化検出部103は、例えば、画面表示処理装置を含む装置の形状変化が「あり」または「なし」の情報を取得する。形状変化検出部103の詳細については後に説明する。
アプリケーション動作部105は、アプリケーション切り替え制御部104からの制御内容を受けて、所定のアプリケーションにアプリケーションを切り替え、そのアプリケーションを動作させる。アプリケーション動作部105の詳細については後に説明する。
操作部107は、押しボタン式の各種のキーを備え、ダイアル入力、文字入力、コマンド入力などを行うためのもので、キー操作に応じたキー入力信号を出力する。
この携帯電話端末は、上部筐体201、下部筐体202を備えている。上部筐体201と下部筐体202とは可動機構部101を介して開閉可能(折りたたみ可能)に取り付けられたもので、上部筐体201には表示部106が、下部筐体202には操作部107が備えられている。
可動機構部101は、端末を構成する複数の筐体同士を相対的に可動させるためのものである。具体的には、上述したように、本実施形態で想定する携帯電話端末は、例えば図2に示すように、上部筐体201と下部筐体202を有し、この2つが可動機構部101を介して開閉可能(折りたたみ可能)に取り付けられたものである。この例の場合、可動機構部101は、典型的にはヒンジとなっており、上部筐体201と下部筐体202を回転機構によって可動させ、開閉可能(折りたたみ可能)とする機構となっている。これは、いわゆる2つ折り型と呼ばれる携帯電話端末の例である。
可動パラメータ取得部102は、可動機構部101の可動パラメータ(複数の筐体が相対的に動いているかを判定するためのパラメータ)を取得するためのものである。換言すれば、可動パラメータ取得部102は、複数の筐体が相対的に動いているかを判定するためのパラメータ値を検出する。携帯電話端末が上述の2つ折り型、つまり、可動機構部101の可動機構が回転機構である場合には、可動パラメータとして回転角度、つまり上部筐体201と下部筐体202の成す角度が取得される。携帯電話端末がスライド型、つまり、可動機構部101の可動機構がスライド機構である場合には、可動パラメータとしてスライド量、つまり上部筐体201からみて下部筐体202が移動した量(あるいは、下部筐体202からみて上部筐体201が移動した量)が可動パラメータとして取得される。これ以外の可動機構に対しても同様である。すなわち、その可動機構の有する可動量となりうるパラメータが取得される。また、パラメータは必ずしも1つとは限らない。複数方向に可動する場合は、パラメータが複数となることもあり得る。
形状変化検出部103は、可動パラメータ取得部102で取得された可動パラメータから端末の形状の変化を検出するためのものである。形状変化検出部103は、パラメータ値に基づいて前記携帯端末装置の形状に変化があるか否かを判定する。形状変化の検出は、単純には、ある基準からパラメータ値が特定量よりも変化した場合に変化として検出すればよい。例えば、時刻tにおけるパラメータ値をf(t)とし、基準値となるパラメータ値をf0、変化検出のための閾値をTHとすると、
|f(t)−f0| > TH
として検出するとこができる。すなわち、|f(t)−f0|がTHを超える場合には形状変化があると判定する。
|f(t)−f(t−Δt)| > TH
となった場合、形状に変化があったとし、f(t)−f(t−Δt)を変化量とする。
|df(t)/dt| = |(f(t)−f(t−Δt))/Δt| > TH
などといったようにである。
アプリケーション切り替え制御部104は、形状変化検出部103で検出された形状変化の「あり」または「なし」の情報、および、可動パラメータ取得部102で取得された可動パラメータの値を用いて、端末の現在動作しているアプリケーションの切り替えのための制御信号をアプリケーション動作部105に送ることで、端末で現在動作するアプリケーションの切り替えを行うためのものである。
以上で説明した携帯電話端末、あるいは、これに準じる携帯情報端末における画面表示処理装置では、以下のような動作が実現できる。
まず、形状変化検出部103が形状変化1を検出したかを判定する(ステップS601)。上の例の場合、形状変化1とは、上部筐体201と下部筐体202が完全に開いたところから、所定の角度θまで(あるいはθ以上)閉じられたという形状変化である。角度θは可動パラメータ取得部102にて取得され、形状変化検出部103にてこのような形状変化1が生じたかどうかが判定される。
また、以上では、回転機構を有している携帯電話端末を例として説明してきたが、これに限定されるものではない。可動機構の可動手法に応じて、同様の動作を実現することが可能である。
また、以上では、所定のイベントが発生した場合に、形状変化に応じてアプリケーションを切り替える動作について説明したが、これに限定されるものではない。形状変化があった場合に、カレンダー表示アプリケーションに切り替わるといったように、切り替えるアプリケーションはイベントに連動していなくともよい。これにより、あるアプリケーションを実行中にカレンダーを確認したくなった場合、携帯電話の可動部を少し動かすだけで確認できる。他のアプリケーションに関しても同様である。
上述した第1の実施形態では、所定の可動変化があった場合にアプリケーションが切り替わり、所定の可動変化の逆の変化、つまり元の形状へ戻る変化があった場合には、元のアプリケーションに復帰する動作に関して説明したが、これに限定されるものではない。これに限定されず、任意の形状変化に対して、任意のアプリケーション切り替えを行っても良い。
まず、アプリケーション切り替え制御部104が、形状変化3が検出されたか判定し(ステップS701)、形状変化3が検出されたらステップS702へ、そうでなければステップS701へ戻る。ここで、例えば、S701における形状変化3として、上部筐体201と下部筐体202が完全に開いたところから、所定の角度θまで(あるいはθ以上)閉じ、再び完全に開いたところまで戻すという一連の状態を用いる。
上述した第1の実施形態では、所定の単一の形状変化に対して、単一のアプリケーションの切り替えを行う動作を説明したが、これに限定されるものではない。例えば、上部筐体201と下部筐体202が角度θ1以上変化した場合には、アプリケーション1へ切り替え、θ2以上(θ2>θ1)変化した場合には、アプリケーション2へ切り替え、・・・、といったように、形状変化の変化量に応じて切り替わるアプリケーションが変化しても良い。
例えば、上部筐体201と下部筐体202が角度θ1以上変化した場合には、あるアプリケーションのモード1へ切り替え、θ2以上(θ2>θ1)変化した場合には、同じアプリケーションのモード2へ切り替え、・・・、といったように、形状変化の変化量に応じて切り替わるアプリケーションの実行状態が変化しても良い。
以上のように、携帯電話の可動量の大小により、画面に表示する情報量を感覚的に制御することが可能となる。
第1の実施形態の変形例4に係る画面表示処理装置について図9を参照して説明する。
本変形例の画面表示処理装置は、第1の実施形態の画面表示処理装置に、表示位置・サイズ制御部901と表示位置・サイズ変更部902を追加されたものである。
表示位置・サイズ変更部902は、表示位置・サイズ制御部901の制御内容に従ってアプリケーションの画面表示の位置やサイズを変更する。
表示位置・サイズ制御部901は、具体的には、可動パラメータ取得部102で取得されたパラメータ量に応じて、アプリケーション切り替え制御部104、アプリケーション動作部105で切り替えられ動作しているアプリケーションの表示画面のサイズや位置を制御する。
以上により、携帯電話端末の形状変化の度合いに応じて、表示位置やサイズを適宜変更することが可能となり、形状変化しても見やすい表示を提供することが可能となる。
第1の実施形態の変形例5に係る画面表示処理装置について図11から図14までを参照して説明する。
本変形例の画面表示処理装置は、第1の実施形態の画面表示処理装置に、表示切り替え部1101、第1の表示部1102、第2の表示部1103が追加されたものである。
最近の携帯電話端末は、多くが、2つ以上の表示部を持っていることが多い。第1の実施形態では、表示部106は、携帯電話のどの表示部であるかの区別は特に行っていない。つまり、どの表示部を選択しても同様の実施が可能であった。
表示切り替え部1101は、アプリケーション動作部105での表示画面を、第1の表示部1102、第2の表示部1103で切り替えるものである。この際に、可動パラメータ取得部102で取得したパラメータ量、および/または、形状変化検出部103で検出した形状変化結果を切り替えるための判断材料として用いる。
図13(a)は成す角度が大きい場合で、第1の表示部1102は見えるが、第2の表示部1103は見えない。一方、図13(b)は成す角度が小さい場合で、反対に、第2の表示部1103は見えるが、第1の表示部1102は見えない。つまり、この例の場合は、上部筐体と下部筐体の成す角度に応じて、表示部を第1の表示部1102、第2の表示部1103に適宜切り替えることにより、常に見える方の表示部に表示内容を表示することが可能となる。
if θ > TH then 第1の表示部を選択 else 第2の表示部を選択
などというようにして選択先を決定する。ここで、THは切り替えのための閾値である。なお、この切り替え先の算出方法はあくまでも一例であり、携帯電話端末の形状、可動機構の構成などから、適宜最適な算出方法を用いて算出すれば良い。
以上により、第1の実施形態の効果に合わせて、より見やすい方の画面を選択して情報の閲覧が可能となる。
なお、第1の表示部1102と第2の表示部1103では、表示性能が異なる場合がある。第1の表示部1102がメイン画面、第2の表示部1103がサブ画面であった場合、通常、メイン画面はインチ数も大きく、解像度も高い。これに比較して、サブ画面はインチ数も小さく解像度も低いことが多い。また反応速度も低いことが多い。
第1の実施形態の変形例6に係る画面表示処理装置について図15を参照して説明する。
第1の実施形態からの変更点は、アプリケーション切り替え制御部104が光量変更制御部1501に変更され、発光部1502が新たに追加されている点である。
発光部1502は、表示部106の表示光量(表示明度)を変更するもので、いわゆるバックライトである。発光量は何段階かで変更することが可能である。発光部1502の発光量によって、表示部106の表示明度が決定される。
光量変更制御部1501は、形状変化検出部103で検出された形状変化の「あり」または「なし」の情報、および、可動パラメータ取得部102で取得された可動パラメータの値を用いて、携帯端末装置に搭載されている機能を制御する。本実施形態では、光量変更制御部1501は、発光部1502の発光量を決定するためのものである。
以上により、本変形例6に係る画面表示処理装置では、携帯電話端末の可動機構の形状変更に応じて、発光部1502の発光量を変更することができる。これは、結果として表示部106の発光量の変更に連動する。発光量を変えることで、環境の光量に合わせて見やすい表示を行うことが可能となる。
図16に、図16(a)文字サイズを変えないで、表示領域のサイズを小さくした場合と、図16(b)文字サイズも変更して、表示領域のサイズを小さくした場合の例を示す。いずれの場合も、表示領域のサイズを変更し、領域外の部分を描画しないエリア(例えば黒で描画するエリア)とすれば、全体的に明るい部分が減り、画面全体の平均的な輝度が下がる。これにより、暗いところでも見やすくなるという訳である。なお、個々で説明したのはあくまでも一例であり、様々な手法を併用することができる。
さらに、θに応じて、図16に示したような表示サイズの変更やコントラストの変更などを同時に適用してあげることで、効果はさらに増すことになる。
第1の実施形態の変形例7に係る画面表示処理装置について図17を参照して説明する。
本変形例の画面表示処理装置は、第1の実施形態の変形例6に係る画面表示処理装置に、画面表示変更オンオフ部1701を追加したものである。
<全体の構成>
第2の実施形態に係る画面表示処理装置について図18を参照して説明する。
本実施形態の画面表示処理装置は、姿勢情報取得部1801、姿勢変化検出部1802、アプリケーション切り替え制御部1803、操作部107、アプリケーション動作部105、表示部106を含む。
姿勢変化検出部1802は、姿勢情報取得部1801で取得された少なくとも1つ以上の姿勢情報から端末の姿勢の変化を検出する。
アプリケーション切り替え制御部1803は、姿勢変化検出部1802で検出された姿勢変化の「あり」または「なし」の情報、および、姿勢情報取得部1801で取得された姿勢情報を用いて、端末で動作しているアプリケーションを切り替える制御を行う。
姿勢情報取得部1801は、具体的には、端末を構成する少なくとも1つ以上の筐体に、少なくとも1つ以上の姿勢検知センサを設置し、これらを用いて、端末の姿勢情報を取得する。姿勢検知センサは、傾きセンサ、加速度センサ、角速度センサ(ジャイロセンサ)、磁気センサなどの少なくとも1つ以上を用いて実現される。なお、ここで挙げたセンサは、あくまでも一例であり、他の手段を用いた姿勢検知センサであっても構わない。
なお、姿勢情報は、姿勢検知センサ毎に個別に出力してもよいし、これらを幾つかのグループに分割し、それぞれのグループ内での姿勢情報を何らかの関数で算出し、グループ毎の姿勢情報として出力してもよいし、全体を1つのトータルな姿勢情報として何らかの関数で算出することもできる。関数は、端末のセンサ取り付け位置、取り付け個数、取り付け方向などの情報を加味して、予め定めておく。
姿勢変化検出部1802は、端末の姿勢の変化を検出するものであり、ここで使用される姿勢の変化の検出方法は、上述した本発明の第1の実施形態とほぼ同様である。姿勢変化検出部1802は、携帯端末装置を構成する1以上の筐体の姿勢を示す姿勢情報に基づいて姿勢に変化があるか否かを判定する。例えば、3軸の姿勢検知センサからの情報が姿勢情報取得部1801から得られたとする。これをv=(vx,vy,vz)とすると、vはベクトル量となる。ある基準の姿勢情報をv0=(vx0,vy0,vz0)とすると、その差の大きさ、つまり、
||v − v0|| > TH
となったとき、姿勢変化があったと見なすことができる。ここで、THは予め定めた閾値、||・||は、L2ノルムである。このようにすることで、ある基準の姿勢からの姿勢変化を検出することが可能である。なお、ここで説明した検出方法はあくまでも一例であり、これに限定されるものではない。上述した第1の実施形態で説明した各種の方法も同様に用いることが可能であるし、ここで説明した以外の方法を用いてもよい。
アプリケーション切り替え制御部1803は、姿勢変化検出部1802で検出された姿勢変化の「あり」または「なし」の情報、および、姿勢情報取得部1801で取得された姿勢情報を用いて、端末で動作しているアプリケーションを切り替える制御を行うためのものである。
第1の実施形態では携帯電話端末の形状変化を用いてアプリケーションを切り替えることが可能であることを説明したが、第2の実施形態では、同様に、携帯電話端末の姿勢変化を用いて同様の効果を実現することが可能となる。
第1の実施形態の変形例1から変形例7と同様の変形を第2の実施形態でも採用することが可能である。この際、第1の実施形態の変形例における形状変化を、姿勢変化に置き換えることで、同様の効果が得られる。
<全体の構成>
第3の実施形態に係る画面表示処理装置について図19を参照して説明する。
本実施形態の画面表示処理装置は、姿勢情報取得部1801、姿勢変化検出部1802、画面閲覧方向推測部1901、表示情報変換制御部1902、表示情報変換部1903、表示部106を含む。
表示情報変換制御部1902は、姿勢変化検出部1802で検出された姿勢変化の「あり」または「なし」の情報、および、姿勢情報取得部1801で取得された姿勢情報、および、画面閲覧方向推測部1901で推測された画面閲覧方向の情報を用いて、端末の表示情報の変換のための制御を行う。
表示情報変換部1903は、表示情報変換制御部1902での制御内容に従って、端末の表示情報の変換を行う。
画面閲覧方向推測部1901は、先に説明したとおり、姿勢情報取得部1801で取得された少なくとも1つ以上の姿勢情報、および、端末のセンサ取り付け位置、取り付け個数、取り付け方向といった既知の情報を用いることで、端末の姿勢を検出することが可能である。画面閲覧方向推測部1901では、まず、この検出された姿勢情報と、これまた既知である姿勢検出センサと表示部106との位置関係の情報を用いて、表示部106の姿勢情報を算出する。
表示情報変換制御部1902は、具体的には、姿勢変化検出部1802で姿勢変化を検出した場合に、姿勢情報取得部1801で取得された姿勢情報、および、画面閲覧方向推測部1901で推測された画面閲覧方向の情報を用いて、例えば、使用者の画面閲覧方向にあわせて、常に表示内容が通常方向(上向き)を向くように変換するための制御を行う。図21にこの様子を示す。図21に示されたように、従来の携帯電話端末では、表示方向が固定であるために携帯電話端末を正しい方向(図21(a)の方向)で閲覧しないと、表示されている情報が見にくかった(図21の右列の従来の表示を参照)。使用者の画面閲覧方向にあわせて、常に表示内容が通常方向(上向き)を向くように変換することで、端末の画面閲覧方向に関係なく、常に同じ向きを向いた表示情報として閲覧することが可能となる(図21の中列の本発明での表示例を参照)。この際に、表示情報変換制御部1902は、例えば、画面閲覧方向推測部1901で推測された画面閲覧方向がθ度であるという情報から、画面に表示する文字を−θ回転させれば良いというような変換を行うような制御信号を表示情報変換部1903に送る。
表示情報変換部1903は、具体的には、例えば、表示情報変換制御部1902から受けた表示内容の回転変換制御の指示の通りに表示内容の回転変換を実行して、表示部106に出力する。これにより、図21に示されたような表示が実現される。
以上で説明した第3の実施形態では、携帯電話端末の姿勢、および/あるいは、姿勢変化に応じて画面の表示内容を変更することができる。これにより、携帯電話端末の姿勢を気にすることなく表示情報を閲覧することが可能となる。
図22(a)、図22(b)、図22(c)は、携帯電話を上向き、下向き、横向きにそれぞれ取り出す様子が描かれている。以上の話は、携帯電話をズボンのポケットに入れていて取り出す場合でも同様である。つまり、携帯電話をどこからか取り出す場合、図22に示すように、その携帯電話の収納されている姿勢によって、使用者が取り出した際の姿勢が異なることが多い。このような状況で画面に表示されている時刻を確認する場合、そのままでは画面閲覧方向は様々であるため、表示されている文字が見にくい。これは、図21で説明した通りである。通常は、この後、携帯電話を画面が見やすい方向(以降、正しい方向、と呼ぶ)、つまり、図22(a)のような方向に保持し直して、画面を閲覧することになる(図22(d)、図22(e))。何故ならば、携帯電話は、通常、図22(a)のような状態(正しい方向で保持された状態)にて画面が正しく読めるように画面表示されているからである。
また、以上では、表示情報変換制御部1902、表示情報変換部1903での変換の一例について回転を例として1次元パラメータによる変換として示したがこれに限定されるものではない。例えば、3次元の姿勢情報を考えた場合、表示部106は図23(a)に示すように、奥行き方向への透視成分が存在するため、台形のように歪んで見えることになる(ここでは、説明のために形状を誇張して描いた)。このような場合、画面に表示された情報、例えば文字は、図23(b)のように、同様の台形歪みがある状態として閲覧される。このような状況を鑑み、図23(c)のように、文字を逆台形に変換するような変換制御、処理を表示情報変換制御部1902、表示情報変換部1903で行えば、図23(d)のように、斜めから表示部106を閲覧しても、歪みのない文字が閲覧可能となる。このように、端末の姿勢に応じてパラメータが変化するアフィン変換を行うような処理も有効である。
本発明の第3の実施形態の変形例1では、図19の第3の実施形態の画面表示処理装置に加えて、図24に示すように、カメラ機能部2401、カメラ情報解析部2402を含み、画面閲覧方向推測部1901に代えて画面閲覧方向推測部2403を含む。
カメラ情報解析部2402は、カメラ機能部2401で撮像した画像情報を解析する。
画面閲覧方向推測部2403は、カメラ情報解析部2402での解析結果と姿勢情報取得部1801で取得された少なくとも1つ以上の姿勢情報とを使用して、使用者の画面閲覧方向の推測を行う。
カメラ情報解析部2402は、具体的には、画像情報から、顔認識などのコンピュータビジョンの技術を用いて、顔らしい領域、顔が向いている方向などを解析する。これにより、携帯電話端末に備えたカメラの撮影可能範囲に使用者が映っている場合、使用者の顔位置を知ることが可能となる。解析した顔位置情報、顔方向情報などと、先に説明した表示部106の姿勢情報を用いると、より詳細な使用者の画面閲覧方向を推測することが可能となる。具体的には、カメラに写っている顔位置、方向情報から、カメラから使用者の顔のある方位ベクトルが算出できる。これと、カメラ機能部2401と表示部106との位置・姿勢関係の情報を用いて、表示部106から使用者の顔のある方位ベクトルが推測可能となる。
本発明の第3の実施形態の変形例2では、図19の第3の実施形態の画面表示処理装置に加えて、図25に示すように、保持情報取得部2501、保持情報解析部2502を含み、画面閲覧方向推測部1901に代えて画面閲覧方向推測部2503を含む。
保持情報解析部2502は、保持情報取得部2501で取得した保持情報を解析する。
画面閲覧方向推測部2503は、保持情報解析部2502での解析結果と姿勢情報取得部1801で取得された少なくとも1つ以上の姿勢情報とを使用して、使用者の画面閲覧方向の推測を行う。
保持情報取得部2501は、具体的には、タッチセンサなどを用いて実現される。端末を構成する少なくとも1つ以上の筐体に、少なくとも1つ以上のタッチセンサを配置し、これを用いて、端末使用者が端末を保持している情報(保持位置、保持面積、保持方向、保持角度、・・・)を取得する。タッチセンサは、タッチしている部分の座標値を取得する。例えば、1つのタッチセンサで複数の座標値を取得している場合に、それら座標値を接続した領域を保持面積と見なすことができる。なお、タッチセンサは、1つのセンサで1本の指等しか認識しないものや、1つのセンサに複数の認識部があり、複数の指等を認識するものもある。
<全体の構成>
第4の実施形態に係る画面表示処理装置について図26を参照して説明する。
本実施形態の画面表示処理装置は、姿勢情報取得部1801、画面閲覧方向推測部2601、表示情報変換制御部2602、表示情報変換部1903、可動機構部101、可動パラメータ取得部102、形状変化検出部103、表示部106を含む。
表示情報変換制御部2602は、形状変化検出部103で検出された形状変化の「あり」または「なし」の情報、および、可動パラメータ取得部102で取得された可動パラメータ情報、および、画面閲覧方向推測部2601で推測された画面閲覧方向の情報を用いて、端末の表示情報の変換のための制御を行う。
画面閲覧方向推測部2601は、可動パラメータ取得部102で取得された可動パラメータを用いることで、端末の形状変化に伴う表示部106の位置、向いている方位などを含む姿勢の情報を取得することが可能である。
また、第3の実施形態で説明したとおり、姿勢情報取得部1801で取得された少なくとも1つ以上の姿勢情報、および、端末のセンサ取り付け位置、取り付け個数、取り付け方向といった既知の情報を用いることで、端末の姿勢を検出することが可能である。画面閲覧方向推測部2601では、これらの取得された情報を総合的に用いて、表示部106の姿勢情報を算出する。
表示情報変換制御部2602は、第3の実施形態の表示情報変換制御部1902と異なり、表示情報変換制御部1902では姿勢情報および姿勢変化情報を用いているのに対し、可動パラメータ情報および形状変化情報を用いている。この他の点は同様である。つまり、携帯電話端末の形状変化の「あり」または「なし」に応じて、その形状変化に応じて、画面閲覧方向推測部2601で推測された画面閲覧方向に対して、見やすいなどといった各種効果を生むための表示情報の変換のための制御を行うのが特徴である。
以上で説明した第4の実施形態では、携帯電話端末の形状変化、および/あるいは、その時の形状に応じて、その形状あるいは形状変化の際の姿勢にあわせた画面の表示内容を変更することができる。これにより、携帯電話端末の形状変化に応じた画面表示を提供する際に、そのときの携帯電話端末の姿勢を気にすることなく表示情報を閲覧することが可能となる。
図27(a)は、下部筐体202を下にして携帯電話端末を開く、つまり、可動機構部101を用いて上部筐体201と下部筐体202の成す角度を変化された場合である。また、図27(b)は、上部筐体201を下にして携帯電話端末を開く、つまり、可動機構部101を用いて上部筐体201と下部筐体202の成す角度を変化された場合である。この際に、図27(a)では画面閲覧方向と表示部106の表示方向が同じであるが、図27(b)では、逆である(180度程度回転している)ことが分かる。このような状況で、第1の実施形態で説明したように、形状変化に応じて画面表示を変えようとした場合に、姿勢情報取得部1801で取得された姿勢情報をあわせて用いれば、第3の実施形態で説明したように、画面閲覧方向推測部2601で推測した方向にあわせて、例えば表示部106の表示方向を変換して、使用者にそのままの姿勢でも見やすいように表示部106へ画面表示を行うことが可能となる。本実施形態は、この効果を狙ったものである。
本変形例は、図28に示すように、上記の第4の実施形態の画面表示処理装置から、姿勢情報取得部1801が省かれた場合である。この場合、形状、および、形状変化の情報から使用者の画面閲覧方向を推測すること以外は、第4の実施形態と同様である。
<全体の構成>
本発明の第5の実施形態は、第1〜第4の実施形態に、さらに、周辺環境の情報を取得するための周辺環境情報取得部2901が追加された構成となっている。
周辺環境情報取得部2901は、周辺環境の光量の情報を取得するためのものであり、例えば、光量計、照度計、輝度計、光センサ、フォトダイオードなどを用いて実現される。周辺環境情報取得部2901により、端末の周辺環境の明るさを知ることができる。
<全体の構成>
第6の実施形態は、第1〜第4の実施形態に、さらに、端末の画面の閲覧可能方向を制御するための画面閲覧方向制御部3301が追加された構成となっている。なお、第1〜第4の実施形態に対応する本実施形態の図面は図33〜図36である。
画面閲覧方向制御部3301は、具体的には、端末の表示部106に備えられた画面が見える方位を制御する。例えば、正面(画面の法線方向付近)からは見えるが、画面との成す角度が小さい(画面の法線方向との成す角度が大きい)ときには見えないといったようにである。ちょうど、携帯電話のプライバシーフィルタのような機能である。また、制御は、上記の逆であっても構わない。
本実施例の画面表示処理装置は、画面閲覧方向制御部3301の替わりに、画面閲覧方向情報制御部3701と画面表示情報切り替え部3702を備えてものである。なお、第1〜第4の実施形態に対応する本変形例の図面は図37〜図40である。
Claims (6)
- 携帯端末装置を構成する1以上の筐体の姿勢を示すパラメータ量を取得する取得手段と、
前記パラメータ量と基準値との差が複数の閾値で分類される複数の範囲のうちのどの範囲に属するかを判定する判定手段と、
属する前記範囲に基づいて前記携帯端末装置の使用者が該携帯端末装置の画面を閲覧する閲覧方向を推測する推測手段と、
前記属する範囲、および、前記閲覧方向に応じて、前記携帯端末装置に搭載されている機能を切り替える制御手段と、
前記使用者が、前記携帯端末装置の保持形態を示す保持情報であって、保持位置、保持面積、保持方向、保持角度のうちの少なくとも1つを含む保持情報を取得する保持情報取得手段と、を具備し、
前記推測手段は、さらに前記保持情報に基づいて、前記閲覧方向を推測することを特徴とする画面表示処理装置。 - 携帯端末装置の複数の筐体同士を相対的に可動させる可動手段と、
前記複数の筐体が相対的にどの程度動いているかを示すパラメータ量を検出する検出手段と、
前記パラメータ量と基準値との差が複数の閾値で分類される複数の範囲のうちのどの範囲に属するかを判定する判定手段と、
前記携帯端末装置の1以上の筐体の姿勢を示す姿勢情報を取得する取得手段と、
前記属する範囲、および、前記姿勢情報に基づいて、前記携帯端末装置の使用者が該携帯端末装置の画面を閲覧する閲覧方向を推測する推測手段と、
前記属する範囲および前記閲覧方向に応じて、前記携帯端末装置に搭載されている機能を切り替える制御手段と、
前記使用者が、前記携帯端末装置の保持形態を示す保持情報であって、保持位置、保持面積、保持方向、保持角度のうちの少なくとも1つを含む保持情報を取得する保持情報取得手段と、を具備し、
前記推測手段は、さらに前記保持情報に基づいて、前記閲覧方向を推測することを特徴とする画面表示処理装置。 - 前記保持情報取得手段は、接触センサを利用して、前記使用者が前記携帯端末装置を保持している1あるいは複数の位置により前記保持情報を取得することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画面表示処理装置。
- 携帯端末装置を構成する1以上の筐体の姿勢を示すパラメータ量を取得する取得手段と、
前記パラメータ量と基準値との差が複数の閾値で分類される複数の範囲のうちのどの範囲に属するかを判定する判定手段と、
属する前記範囲に基づいて前記携帯端末装置の使用者が該携帯端末装置の画面を閲覧する閲覧方向を推測する推測手段と、
前記属する範囲、および、前記閲覧方向に応じて、前記携帯端末装置に搭載されている機能を切り替える制御手段と、
前記属する範囲に応じて、前記携帯端末装置の画面に表示される内容を観測した際に歪みが小さくなるように、レイアウト、サイズ、形状、表示領域、および、表示位置の少なくとも1つの変更を行う変更手段と、を具備し、
前記制御手段は、前記変更の内容の選択および制御を行うことを特徴とする画面表示処理装置。 - 携帯端末装置の複数の筐体同士を相対的に可動させる可動手段と、
前記複数の筐体が相対的にどの程度動いているかを示すパラメータ量を検出する検出手段と、
前記パラメータ量と基準値との差が複数の閾値で分類される複数の範囲のうちのどの範囲に属するかを判定する判定手段と、
前記携帯端末装置の1以上の筐体の姿勢を示す姿勢情報を取得する取得手段と、
前記属する範囲、および、前記姿勢情報に基づいて、前記携帯端末装置の使用者が該携帯端末装置の画面を閲覧する閲覧方向を推測する推測手段と、
前記属する範囲および前記閲覧方向に応じて、前記携帯端末装置に搭載されている機能を切り替える制御手段と、
前記属する範囲に応じて、前記携帯端末装置の画面に表示される内容を観測した際に歪みが小さくなるように、レイアウト、サイズ、形状、表示領域、および、表示位置の少なくとも1つの変更を行う変更手段と、を具備し、
前記制御手段は、前記変更の内容の選択および制御を行うことを特徴とする画面表示処理装置。 - 前記推測手段が推測した前記閲覧方向に応じて、前記携帯端末装置の画面に表示される内容が鉛直上向きになるように該内容の表示方向を制御する方向制御手段をさらに具備し、
前記方向制御手段は、前記変更手段で変更された内容を前記表示方向で表示するように制御することを特徴とする請求項4または請求項5に記載の画面表示処理装置。
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