JP6264974B2 - 画像読取装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像を読み取るためにキャリッジを移動させる画像読取装置に関するものである。
従来より、下記特許文献1に記載の通信装置では、形状変形機能を具備することで、不都合状態をユーザーに容易に知らせることができる。これにより、信頼性をより高いものにできる。
特開平7−131574号公報
しかしながら、サイズや価格を抑制する観点からディスプレイを省いた画像読取装置では、下記特許文献1に記載の形状変形機能を具備することは、サイズや価格を抑制しようとした上述の前提と矛盾し、ディスプレイを省いたことを無意味にする。
そこで、本発明は、上述した点を鑑みてなされたものであり、ディスプレイを具備しなくともユーザーにステータス(エラーを含む現在の状態)を知らせることができる画像読取装置を提供することを課題とする。
この課題を解決するためになされた請求項1に係る発明は、筐体と、前記筐体に縁辺が囲まれた原稿台と、前記原稿台に沿って前記筐体の内側で往復動するキャリッジと、を有する画像読取装置であって、前記原稿台の縁辺外で前記筐体の外側に設けられ、当該画像読取装置のステータスを示す複数の目盛と、前記複数の目盛のうち当該画像読取装置の現在のステータスを示す目盛がある位置に前記キャリッジを移動させる制御手段と、を備え、前記制御手段はトリガーにより開始され、当該画像読取装置のエラー発生が前記トリガーであること、を特徴とする。
また、請求項2に係る発明は、筐体と、前記筐体に縁辺が囲まれた原稿台と、前記原稿台に沿って前記筐体の内側で往復動するキャリッジと、を有する画像読取装置であって、前記原稿台の縁辺外で前記筐体の外側に設けられ、当該画像読取装置のステータスを示す複数の目盛と、前記複数の目盛のうち当該画像読取装置の現在のステータスを示す目盛がある位置に前記キャリッジを移動させる制御手段と、を備え、前記複数の目盛は、前記ステータスの度合いを示すこと、を特徴とする。
また、請求項3に係る発明は、請求項2に記載する画像読取装置であって、前記スタータスは、電池残量を表すこと、を特徴とする。
また、請求項4に係る発明は、請求項2に記載する画像読取装置であって、当該画像読取装置で生成された画像データが格納されるメモリを備え、前記ステータスは、前記メモリのメモリ残量を表すこと、を特徴とする。
また、請求項5に係る発明は、請求項2乃至請求項4のいずれか一つに記載する画像読取装置であって、前記制御手段によるキャリッジの移動制御は、電源オンされた時又はオフされた時に開始されること、を特徴とする。
すなわち、請求項1に係る発明である画像読取装置では、複数の目盛のうち当該画像読取装置の現在のステータスを示す目盛がある位置にキャリアを移動させることから、ディスプレイを具備しなくともユーザーにステータス(エラーを含む現在の状態)を知らせることができる。
また、請求項1に係る発明である画像読取装置では、複数の目盛のうち当該画像読取装置の現在のステータスを示す目盛がある位置にキャリアを移動させることを、トリガーにより開始することから、適切なタイミングで、ユーザーにステータス(エラーを含む現在の状態)を知らせることができる。
また、請求項1に係る発明である画像読取装置では、当該画像読取装置のエラー発生が起きると、エラーが起きた直後の適切なタイミングで、ユーザーにステータス(エラー)を知らせることができる。
また、請求項2に係る発明である画像読取装置では、複数の目盛のうち当該画像読取装置の現在のステータスを示す目盛がある位置にキャリアを移動させることから、ディスプレイを具備しなくともユーザーにステータス(エラーを含む現在の状態)を知らせることができる。
本発明の一実施形態に係る画像読取装置を表した概略斜視図である。 同画像読取装置を表した平面図である。 同画像読取装置のブロック図である。 第1実施形態に係る画像読取装置のフローチャート図である。 同画像読取装置を表した平面図である。 第2実施形態に係る画像読取装置のフローチャート図である。 同画像読取装置を表した平面図である。 第3実施形態に係る画像読取装置のフローチャート図である。 同画像読取装置を表した平面図である。 その他の実施形態に係る画像読取装置を表した平面図である。
[1.本発明の概略構成]
先ず、本発明の一実施形態に係る画像読取装置の概略構成について、図を参照しつつ説明する。図1に表すように、本実施形態に係る画像読取装置1は、筐体2と、筐体2に縁辺3Aが囲まれた原稿台3と、原稿台3に沿って筐体2の内側で往復動するキャリッジ4と、を有している。
また、図2に表すように、本実施形態に係る画像読取装置1は、原稿台3の縁辺3A外の上下において、筐体2の外側に設けられた複数の目盛HS,LSを有している。
複数の目盛HSには、「電池弱」の目盛HS1や、「通信エラー」の目盛HS2、「メモリフル」の目盛HS3、「充電エラー」の目盛HS4がある。「電池弱」や、「通信エラー」、「メモリフル」、「充電エラー」は、本実施形態に係る画像読取装置1のステータス(エラーを含む現在の状態)の種別を項目で表している。
複数の目盛LSには、「0%」の目盛LS1や、「25%」の目盛LS2、「50%」の目盛LS3、「75%」の目盛LS4、「100%」の目盛LS5がある。「0%」や、「25%」、「50%」、「75%」、「100%」は、本実施形態に係る画像読取装置1のステータス(現在の状態)の度合いを百分率で表している。
また、本実施形態に係る画像読取装置1は、原稿台3の縁辺3A外の右において、筐体2の外側に設けられたスキャンボタン5や、ステータスボタン6、各表示ランプ7,8,9を有している。各表示ランプ7,8,9は、ダイオードによるカラー発光が可能である。
尚、図1や図2に表すように、原稿台3の左端の位置が、キャリッジ4のホームポジションである。
また、本実施形態に係る画像読取装置1は、図3に表す制御装置11を内蔵している。制御装置11は、CPU12を有する。CPU12には、RAM13、ROM14、CIS15、通信インターフェイス16、モータ17、スイッチ18、RTC19が接続されている。
CPU12は、本実施形態に係る画像読取装置1における各種制御の中枢を担う中央演算処理装置である。RAM13は、CPU12での演算結果等を一時的に格納する記憶装置である。また、RAM13には、CIS15により生成された画像データも格納される。ROM14は、本実施形態に係る画像読取装置1における各種制御プログラムやデータが格納されている。従って、ROM14には、後述するフローチャートに関するプログラム等が格納されている。CIS15は、光源と受光レンズ、CMOSイメージセンサーをキャリッジ4に一列に並べ、原稿台3の下を移動させながら原稿に光を当て、反射光をセンサーで読み取る方式のコンタクトイメージセンサである。通信インターフェイス16は、外部装置との画像データ通信等を実行するための通信信号を送受信するために用いられる。モータ17は、原稿台3に沿って筐体2の内側で往復動するキャリッジ4に対して駆動力を提供する。スイッチ18は、スキャンボタン5やステータスボタン6等のそれぞれがユーザーにより押されたことを検出する。RTC19は、リアルタイムクロックであって、不図示のマザーボード上に実装されている計時専用のチップである。
従って、CPU12は、通信インターフェイス16、スイッチ18、RTC19等からの入力信号及び各種制御プログラム等に基づいて、CIS15や、通信インターフェイス16、モータ17等を制御する。つまり、本実施形態に係る画像読取装置1では、後述するフローチャートに関するプログラムが制御装置11で実行されることにより、複数の目盛HS,LSのうち当該画像読取装置1のステータス(エラーを含む現在の状態)を示す目盛HS,LSがある位置にキャリッジ4を移動させることができる。
[2.第1実施形態]
次に、第1実施形態について、図を参照しつつ説明する。第1実施形態では、上記図1乃至図3を用いて説明された画像読取装置1が使用される。第1実施形態に係る画像読取装置1では、図4に表されたフローチャートのプログラムが制御装置11により実行される。
そこで、図4に表されたフローチャートについて説明する。図4に表されたフローチャートのプログラムが制御装置11により実行されると、先ず、S11において、当該画像読取装置(本体)1のステータス(エラーを含む現在の状態)がCPU12により取得される。S11における当該画像読取装置(本体)1のステータス(エラーを含む現在の状態)とは、「電池弱」、「通信エラー」、「メモリフル」又は「充電エラー」のいずれか一つが対象である。
尚、図4に表されたフローチャートのプログラムは、ステータスボタン6が押下されたことを契機として、制御装置11により実行されてもよい。
S12では、上記S11で取得された当該画像読取装置(本体)1のステータス(エラーを含む現在の状態)、つまり、「電池弱」、「通信エラー」、「メモリフル」又は「充電エラー」のいずれか一つのエラーに応じて、キャリッジ4の移動量がCPU12により算出される。CPU12は、算出した移動量を、変数Kの値として、RAM13に記憶する。
S13では、上記S12でRAM13に記憶された変数Kからモータ17の駆動量がCPU12により算出される。CPU12は、算出した駆動量を、変数Pの値として、RAM13に記憶する。
S14では、上記S13でRAM13に記憶された変数Pに基づいてモータ17を制御する。さらに、CPU12は、表示ランプ9を赤色点滅させる。表示ランプ9の赤色点滅は、キャリッジ4の停止位置がエラー状態の項目であることを示している。
具体的には、例えば、上記S11で取得された当該画像読取装置(本体)1のステータス(エラーを含む現在の状態)として、RAM13の空き容量がないケースを想定する。このケースでは、上記S11において、当該画像読取装置(本体)1のステータス(エラーを含む現在の状態)として、「メモリフル」が取得される。上記S12では、キャリッジ4の移動量として、キャリッジ4のホームポジションから「メモリフル」の目盛HS3までの直線距離が算出される。上記S13では、モータ17の駆動量として、その算出された直線距離からモータ17の回転量が算出される。上記S14では、その算出された回転量までモータ17が駆動される。これにより、第1実施形態に係る画像読取装置1では、図5に表すように、キャリッジ4が「メモリフル」の目盛HS3にまで移動・停止する。
第1実施形態に係る画像読取装置1のステータス(エラーを含む現在の状態)が「電池弱」、「通信エラー」、又は「充電エラー」の各ケースでも、同様にして、「電池弱」の目盛HS1、「通信エラー」の目盛HS2、又は「充電エラー」の目盛HS4にまでキャリッジ4が移動・停止する。
尚、第1実施形態における「電池弱」とは、例えば、電池残量が30%未満の状態であるが、電池残量が30%未満以外の状態であってもよい。
[3.第2実施形態]
次に、第2実施形態について、図を参照しつつ説明する。第2実施形態では、上記図1乃至図3を用いて説明された画像読取装置1が使用される。第2実施形態に係る画像読取装置1では、図6に表されたフローチャートのプログラムが制御装置11により実行される。
そこで、図6に表されたフローチャートについて説明する。図6に表されたフローチャートのプログラムが制御装置11により実行されると、先ず、S21において、当該画像読取装置(本体)1のステータス(エラーを含む現在の状態)がCPU12により取得される。S21における当該画像読取装置(本体)1のステータス(エラーを含む現在の状態)は、「電池弱」、「通信エラー」、「メモリフル」又は「充電エラー」のいずれか一つが対象である。さらに、「電池残量」も対象となる。
尚、図6に表されたフローチャートのプログラムは、ステータスボタン6が押下されたことを契機として、制御装置11により実行されてもよい。
S22では、トリガーの発生があるか否かがCPU12により判定される。ここで、トリガーの発生がない場合(S22:NO)には、上記S21に戻って、上記S21の処理が繰り返される。これに対して、トリガーの発生である場合(S22:YES)には、S23に進む。
尚、トリガーの発生とは、例えば、日付が変わる時をいうが、以下(1)〜(10)のいずれとしてもよい。
(1)スキャンボタン5又はステータスボタン6が押下された時。
(2)スキャンボタン5又はステータスボタン6の押下が所定時間維持された時。
(3)一定時間毎の定期的なトリガー信号が発生した時。
(4)最終操作時から一定時間経過後に働くオートパワーオフ機能が動作した時。
(5)一定時間毎に検出される電池残量又はメモリ残量が所定量まで減少した時。
(6)外部装置からの通信要求データを受信した時。
(7)電源のオンされた時又はオフされた時。
(8)スキャニングが完了した時。
(9)エラーが発生した時。
(10)指定時刻が経過した時。
S23では、上記S11で取得された当該画像読取装置(本体)1のステータス(エラーを含む現在の状態)の種別が「電池残量」であるか否かがCPU12により判定される。
ここで、上記S11で取得された当該画像読取装置(本体)1のステータス(エラーを含む現在の状態)の種別が「電池残量」である場合(S23:YES)には、「電池残量」の確認指示を行うため、S24に進む。
S24では、CPU12は、上記S21で取得された当該画像読取装置(本体)1のステータス(エラーを含む現在の状態)から「電池残量」の百分率を求める。さらに、その「電池残量」の百分率に応じたキャリッジ4の移動量がCPU12により算出される。そして、CPU12は、算出した移動量を、変数Kの値として、RAM13に記憶する。その後は、S26に進む。
これに対して、上記S11で取得された当該画像読取装置(本体)1のステータス(エラーを含む現在の状態)の種別が「電池残量」でない場合(S23:NO)、つまり、「電池弱」、「通信エラー」、「メモリフル」又は「充電エラー」のいずれかの一つのエラーの場合には、エラー表示指示を行うため、S25に進む。
S25では、上記S11で取得された当該画像読取装置(本体)1のステータス(エラーを含む現在の状態)、つまり、「電池弱」、「通信エラー」、「メモリフル」又は「充電エラー」のいずれか一つのエラーに応じて、キャリッジ4の移動量がCPU12により算出される。CPU12は、算出した移動量を、変数Kの値として、RAM13に記憶する。その後は、S26に進む。
S26では、上記S24又は上記S25でRAM13に記憶された変数Kからモータ17の駆動量がCPU12により算出される。CPU12は、算出した駆動量を、変数Pの値として、RAM13に記憶する。
S27では、上記S26でRAM13に記憶された変数Pに基づいてモータ17を制御する。さらに、上記S24を経由して当該S27が実行される場合には、CPU12は、表示ランプ8を黄色点滅させる。一方、上記S25を経由して当該S27が実行される場合には、CPU12は、表示ランプ9を赤色点滅させる。
具体的には、例えば、上記S21で取得された当該画像読取装置(本体)1のステータス(エラーを含む現在の状態)として、「電池残量」が25%であるケースを想定する。このケースでは、上記S24において、キャリッジ4の移動量として、キャリッジ4のホームポジションから「25%」の目盛LS2までの直線距離が算出される。上記S26では、モータ17の駆動量として、その算出された直線距離からモータ17の回転量が算出される。上記S27では、その算出された回転量までモータ17が駆動される。これにより、第2実施形態に係る画像読取装置1では、図7に表すように、キャリッジ4が「25%」の目盛LS2にまで移動・停止する。このとき、表示ランプ8が黄色点滅となる。表示ランプ8の黄色点滅は、キャリッジ4の停止位置が「電池残量」の百分率であることを示している。
これに対して、例えば、上記S21で取得された当該画像読取装置(本体)1のステータス(エラーを含む現在の状態)として、RAM13の空き容量がないケースを想定する。このケースでは、上記S25において、キャリッジ4の移動量として、キャリッジ4のホームポジションから「メモリフル」の目盛HS3までの直線距離が算出される。上記S26では、モータ17の駆動量として、その算出された直線距離からモータ17の回転量が算出される。上記S26では、その算出された回転量までモータ17が駆動される。これにより、第2実施形態に係る画像読取装置1では、上記図5に表すように、キャリッジ4が「メモリフル」の目盛HS3にまで移動・停止する。このとき、表示ランプ9が赤色点滅となる。表示ランプ9の赤色点滅は、キャリッジ4の停止位置がエラー状態の項目であることを示している。
第2実施形態に係る画像読取装置1のステータス(エラーを含む現在の状態)が「電池弱」、「通信エラー」、又は「充電エラー」の各ケースでも、同様にして、「電池弱」の目盛HS1、「通信エラー」の目盛HS2、又は「充電エラー」の目盛HS4にまでキャリッジ4が移動・停止する。
尚、第2実施形態における「電池弱」とは、例えば、電池残量が30%未満の状態であるが、電池残量が30%未満以外の状態であってもよい。
[4.第3実施形態]
次に、第3実施形態について、図を参照しつつ説明する。第3実施形態に係る画像読取装置は、後述する相違点を除いて、上記図1乃至図3を用いて説明された画像読取装置1と同じである。従って、上記図1乃至図3を用いて説明された画像読取装置1と同じ構成については、上記図1乃至図3で使用された符号と同じ符号を付して説明する。
尚、相違点としては、図9に表すように、原稿台3の縁辺3A外の左において、各表示ランプ21,22,23を有している点である。各表示ランプ21,22,23は、ダイオードによるカラー発光が可能である。
第3実施形態に係る画像読取装置1では、図8に表されたフローチャートのプログラムが制御装置11により実行される。そこで、図8に表されたフローチャートについて説明する。図8に表されたフローチャートのプログラムが制御装置11により実行されると、先ず、S31において、カウンタに「0」がCPU12により代入される。尚、カウンタは、RAM13に確保される。
S32では、ステータスボタン6が押下されたか否かをCPU12により判定される。ここで、ステータスボタン6が押下されていない場合(S32:NO)には、S32自身に戻って、ステータスボタン6が押下されたか否かの判定がCPU12により繰り返される。これに対して、ステータスボタン6が押下された場合(S32:YES)には、S33に進む。
S33では、CPU12によりカウンタに対して「1」がインクリメントされる。その後は、S34に進む。
S34では、カウンタの値が「3」より大きいか否かがCPU12により判定される。ここで、カウンタの値が「3」より大きい場合(S34:YES)には、S35に進む。
S35では、カウンタに「0」がCPU12により代入される。その後は、S36に進む。
これに対して、カウンタの値が「3」以下の場合(S34:NO)には、S36に進む。S36では、ステータスボタン6が押下されたか否かがCPU12により判定される。ここで、ステータスボタン6が押下された場合(S36:YES)には、上記S33に戻って、上記S33以降の処理が繰り返される。
これに対して、ステータスボタン6が押下されていない場合(S36:NO)には、S37に進む。尚、S36では、CPU12は、ステータスボタン6の直前の押下時点から一定時間が経過すると、ステータスボタン6が押下されていないと判定する。
S37では、当該画像読取装置(本体)1のステータス(エラーを含む現在の状態)がCPU12により取得される。S37における当該画像読取装置(本体)1のステータス(エラーを含む現在の状態)は、「電池弱」、「通信エラー」、「メモリフル」及び「充電エラー」のエラーのうち、直前の一つのエラーが対象である。さらに、「電池残量」や「メモリ残量」も対象である。その後は、S38に進む。
S38では、カウンタの値が「1」、「2」又は「3」のいずれであるかがCPU12により判定される。
ここで、カウンタの値が「1」である場合には、直前のエラー表示指示を行うため、S39に進む。S39では、上記S37で取得された当該画像読取装置(本体)1のステータス(エラーを含む現在の状態)、つまり、「電池弱」、「通信エラー」、「メモリフル」又は「充電エラー」のいずれかの一つの直前のエラーに応じて、キャリッジ4の移動量がCPU12により算出される。CPU12は、算出した移動量を、変数Kの値として、RAM13に記憶する。その後は、S42に進む。
あるいは、カウンタの値が「2」である場合には、「電池残量」の確認指示を行うため、S40に進む。S40では、CPU12は、上記S37で取得された当該画像読取装置(本体)1のステータス(エラーを含む現在の状態)から「電池残量」の百分率を求める。さらに、その「電池残量」の百分率に応じたキャリッジ4の移動量がCPU12により算出される。そして、CPU12は、算出した移動量を、変数Kの値として、RAM13に記憶する。その後は、S42に進む。
あるいは、カウンタの値が「3」である場合には、メモリ残量表示指示を行うため、S41に進む。S41では、CPU12は、上記S37で取得された当該画像読取装置(本体)1のステータス(エラーを含む現在の状態)からRAM13の「メモリ残量」の百分率を求める。さらに、その「メモリ残量」の百分率に応じたキャリッジ4の移動量がCPU12により算出される。そして、CPU12は、算出した移動量を、変数Kの値として、RAM13に記憶する。その後は、S42に進む。
S42では、上記S39、上記S40、又は上記S41のいずれかでRAM13に記憶された変数Kから、モータ17の駆動量がCPU12により算出される。CPU12は、算出した駆動量を、変数Pの値として、RAM13に記憶する。
S43では、上記S42でRAM13に記憶された変数Pに基づいてモータ17を制御する。さらに、上記S39を経由して当該S43が実行される場合には、CPU12は、表示ランプ21を点滅させる。表示ランプ21の点滅は、キャリッジ4の位置が直前のエラー状態の項目であることを示している。あるいは、上記S40を経由して当該S43が実行される場合には、CPU12は、表示ランプ22を点滅させる。表示ランプ22の点滅は、キャリッジ4の位置が「電池残量」の百分率であることを示している。あるいは、上記S41を経由して当該S43が実行される場合には、CPU12は、表示ランプ23を点滅させる。表示ランプ23の点滅は、キャリッジ4の位置が「メモリ残量」の百分率であることを示している。
具体的には、カウンタの値が「1」であって、例えば、上記S37で取得された当該画像読取装置(本体)1のステータス(エラーを含む現在の状態)の一つとして、直前のエラーが「通信エラー」であるケースを想定する。このケースでは、上記S39において、キャリッジ4の移動量として、キャリッジ4のホームポジションから「通信エラー」の目盛HS2までの直線距離が算出される。上記S42では、モータ17の駆動量として、その算出された直線距離からモータ17の回転量が算出される。上記S43では、その算出された回転量までモータ17が駆動される。これにより、第3実施形態に係る画像読取装置1では、キャリッジ4が「通信エラー」の目盛HS2にまで移動・停止する。このとき、表示ランプ21が点滅となる。表示ランプ21の点滅は、キャリッジ4の停止位置が直前のエラー状態の項目であることを示している。
第3実施形態では、直前のエラーが「電池弱」、「メモリフル」、又は「充電エラー」のいずれかのケースでも、同様にして、「電池弱」の目盛LS1、「メモリフル」の目盛HS3、又は「充電エラー」の目盛HS4にまでキャリッジ4が移動・停止する。
尚、第3実施形態における「電池弱」とは、例えば、電池残量が30%未満の状態であるが、電池残量が30%未満以外の状態であってもよい。
あるいは、カウンタの値が「2」であって、例えば、上記S37で取得された当該画像読取装置(本体)1のステータス(エラーを含む現在の状態)の一つとして、「電池残量」が25%であるケースを想定する。このケースでは、上記S40において、キャリッジ4の移動量として、キャリッジ4のホームポジションから「25%」の目盛LS2までの直線距離が算出される。上記S42では、モータ17の駆動量として、その算出された直線距離からモータ17の回転量が算出される。上記S43では、その算出された回転量までモータ17が駆動される。これにより、第3実施形態に係る画像読取装置1では、キャリッジ4が「25%」の目盛LS2にまで移動・停止する。このとき、表示ランプ22が点滅となる。表示ランプ22の点滅は、キャリッジ4の停止位置が「電池残量」の百分率であることを示している。
あるいは、カウンタの値が「3」であって、例えば、上記S37で取得された当該画像読取装置(本体)1のステータス(エラーを含む現在の状態)の一つとして、「メモリ残量」が75%であるケースを想定する。このケースでは、上記S40において、キャリッジ4の移動量として、キャリッジ4のホームポジションから「75%」の目盛LS4までの直線距離が算出される。上記S42では、モータ17の駆動量として、その算出された直線距離からモータ17の回転量が算出される。上記S43では、その算出された回転量までモータ17が駆動される。これにより、第3実施形態に係る画像読取装置1では、図9に表すように、キャリッジ4が「75%」の目盛LS4にまで移動・停止する。このとき、表示ランプ23が点滅となる。表示ランプ23の点滅は、キャリッジ4の停止位置が「メモリ残量」の百分率であることを示している。
[5.まとめ]
すなわち、第1乃至第3実施形態に係る画像読取装置1では、複数の目盛HS,LSのうち当該画像読取装置1のステータスを示す目盛がある位置にキャリッジ4を移動させることから、ディスプレイを具備しなくともユーザーにステータス(エラーを含む現在の状態)を知らせることができる(図5、図7、及び図9参照)。
また、第2実施形態に係る画像読取装置1では、複数の目盛HS,LSのうち当該画像読取装置1のステータスを示す目盛がある位置にキャリッジ4を移動させることを、トリガーにより開始することから(S22:YES)、適切なタイミングで、ユーザーにステータス(エラーを含む現在の状態)を知らせることができる。
また、第3実施形態に係る画像読取装置1では、ステータスボタン6の押下がトリガーであることから(S33,S36)、ユーザーにステータス(エラーを含む現在の状態)を知らせる適切なタイミングを、ユーザー自身が決めることができる。
また、第2実施形態に係る画像読取装置1では、当該画像読取装置1のエラー発生が起きたことをトリガーの発生とすれば(S22:YES)、エラーが起きた直後の適切なタイミングで、ユーザーにステータス(エラー)を知らせることができる。
また、第3実施形態に係る画像読取装置1では、ステータスボタン6の押下回数(1回、2回、又は3回)に対応する種別のステータスを扱うことから(S38)、ユーザーに適切なタイミングで知らせるステータス(エラーを含む現在の状態)の種別を、ユーザー自身が決めることができる。
[6.その他]
尚、本発明は上記実施形態に限定されるものでなく、その趣旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。
例えば、ステータスボタン6に代えて、図10に表すように、バッテリーボタン6Aやメモリーボタン6Bを設けてもよい。このようなケースは、バッテリーボタン6Aが押下されると、第3実施形態の上記S38の判定でカウンタの値が「2」である場合と同様であり、「電池残量」の百分率がキャリッジ4の移動・停止により表示される。また、メモリーボタン6Bが押下されると、第3実施の形態の上記S38の判定でカウンタの値が「3」である場合と同様であり、「メモリ残量」の百分率がキャリッジ4の移動・停止により表示される。
従って、このようなケースでは、バッテリーボタン6Aやメモリーボタン6Bのうち押下が行われたボタンに対応する種別(「電池残量」又は「メモリ残量」)のステータスを扱うことから、ユーザーに適切なタイミングで知らせるステータス(エラーを含む現在の状態)の種別(「電池残量」又は「メモリ残量」)を、ユーザー自身が決めることができる。
1 画像読取装置
2 筐体
3 原稿台
3A 原稿台の縁辺
4 キャリッジ
6 ステータスボタン
6A バッテリーボタン
6B メモリーボタン
12 CPU
13 RAM
14 ROM
HS 複数の目盛
LS 複数の目盛

Claims (5)

  1. 筐体と、前記筐体に縁辺が囲まれた原稿台と、前記原稿台に沿って前記筐体の内側で往復動するキャリッジと、を有する画像読取装置であって、
    前記原稿台の縁辺外で前記筐体の外側に設けられ、当該画像読取装置のステータスを示す複数の目盛と、
    前記複数の目盛のうち当該画像読取装置の現在のステータスを示す目盛がある位置に前記キャリッジを移動させる制御手段と、を備え、
    前記制御手段はトリガーにより開始され、
    当該画像読取装置のエラー発生が前記トリガーであること、を特徴とする画像読取装置。
  2. 筐体と、前記筐体に縁辺が囲まれた原稿台と、前記原稿台に沿って前記筐体の内側で往復動するキャリッジと、を有する画像読取装置であって、
    前記原稿台の縁辺外で前記筐体の外側に設けられ、当該画像読取装置のステータスを示す複数の目盛と、
    前記複数の目盛のうち当該画像読取装置の現在のステータスを示す目盛がある位置に前記キャリッジを移動させる制御手段と、を備え、
    前記複数の目盛は、前記ステータスの度合いを示すこと、を特徴とする画像読取装置。
  3. 請求項2に記載する画像読取装置であって、
    前記スタータスは、電池残量を表すこと、を特徴とする画像読取装置。
  4. 請求項2に記載する画像読取装置であって、
    当該画像読取装置で生成された画像データが格納されるメモリを備え、
    前記ステータスは、前記メモリのメモリ残量を表すこと、を特徴とする画像読取装置。
  5. 請求項2乃至請求項4のいずれか一つに記載する画像読取装置であって、
    前記制御手段によるキャリッジの移動制御は、電源オンされた時又はオフされた時に開始されること、を特徴とする画像読取装置。
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