JP6264370B2 - 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本開示は、情報処理装置、情報処理方法、及びプログラムに関する。
従来、例えばPC(Personal Computer)などの情報処理装置に対するユーザの直感的な操作を可能とすることを目的として、GUI(Graphical User Interface)に関する研究が行われている。通常、GUIでは、ユーザは例えばポインティングデバイスを用いて表示画面上でポインタを移動させ、表示画面におけるアイコンやボタンなどのオブジェクトを選択することにより、選択したオブジェクトに対応する処理をコンピュータに実行させることができる。
また、キーボードやマウス等の入力装置を用いずに、ユーザが表示画面を操作するための技術も提案されている。例えば、特許文献1では、操作者の両手によるジェスチャ操作を認識することにより、表示画面に対する操作者の操作内容を判定する技術が開示されている。
特開2012−068854号公報
しかしながら、上記の技術では、表示画面の操作時における操作者の身体的な負荷が大きい。例えば、上記の技術では、実空間において最初に設定された仮想の操作面の位置だけでしか操作者はジェスチャ操作を行うことができず、また、仮想の操作面の位置を移動させることができない。このため、ジェスチャ操作のための腕の位置や角度が制約されることになり、操作者が長時間操作を行った場合には、例えば腕が疲れるなど身体的な負荷が大きい。
そこで、本開示では、表示画面の操作時において操作者の身体的な負荷を軽減させることが可能な、新規かつ改良された情報処理装置、情報処理方法、及びプログラムを提案する。
上記課題を解決するために、本開示のある観点によれば、測定された操作者の手に関する情報に基づいて前記操作者の手形状を認識する手形状認識部と、前記操作者の手形状が所定の形状である場合に、表示画面における操作オブジェクトの表示位置を前記操作者の手の位置の変化に応じて移動させる表示制御部と、を備える、情報処理装置が提供される。
また、上記課題を解決するために、本開示の別の観点によれば、測定された操作者の手に関する情報に基づいて前記操作者の手形状を認識することと、前記操作者の手形状が所定の形状である場合に、表示画面における操作オブジェクトの表示位置を前記操作者の手の位置の変化に応じて移動させることと、を備える、情報処理方法が提供される。
また、上記課題を解決するために、本開示の別の観点によれば、コンピュータを、測定された操作者の手に関する情報に基づいて前記操作者の手形状を認識する手形状認識部と、前記操作者の手形状が所定の形状である場合に、表示画面における操作オブジェクトの表示位置を前記操作者の手の位置の変化に応じて移動させる表示制御部、として機能させるための、プログラムが提供される。
以上説明したように本開示によれば、表示画面の操作時において操作者の身体的な負荷を軽減させることができる。
本開示の第1の実施形態によるUIパネルを操作する人物を示した外観図である。 同実施形態による表示画面の表示例を示した説明図である。 同実施形態によるHMDのハードウェア構成を示した説明図である。 同実施形態によるHMDの構成を示した機能ブロック図である。 同実施形態によるUIパネルを持つ手形状の例を示した第1の説明図である。 同実施形態によるUIパネルを持つ手形状の例を示した第2の説明図である。 同実施形態によるUIパネルを表示させる動作の例を示した説明図である。 同実施形態による指差しの手形状の例を示した説明図である。 同実施形態による動作の一部を示したフローチャートである。 同実施形態による動作の一部を示したフローチャートである。 同実施形態によるUIパネルの表示・非表示処理を詳細に示した第1のフローチャートである。 同実施形態によるUIパネルの表示・非表示処理を詳細に示した第2のフローチャートである。 同実施形態によるUIパネルの移動処理を詳細に示したフローチャートである。 本開示の第2の実施形態によるUIパネルおよびフォーカス枠の表示例を示した説明図である。 同実施形態によるUIパネルを操作する人物を示した外観図である。 同実施形態によるUIパネルの操作例を示した説明図である。 同実施形態による動作の一部を示したフローチャートである。 同実施形態による動作の一部を示したフローチャートである。 本開示の第3の実施形態によるUIパネルを操作する人物を示した外観図である。 同実施形態による映像装置の構成を示した機能ブロック図である。 同実施形態による表示画面の表示例を示した第1の説明図である。 同実施形態による表示画面の表示例を示した第2の説明図である。
以下に添付図面を参照しながら、本開示の好適な実施の形態について詳細に説明する。本開示は、一例として「1.第1の実施形態の詳細な説明」から「3.第3の実施形態の詳細な説明」において詳細に説明するように、多様な形態で実施され得る。また、以下に示す項目順序に従って当該「発明を実施するための形態」を説明する。
1.第1の実施形態の詳細な説明
2.第2の実施形態の詳細な説明
3.第3の実施形態の詳細な説明
4.変形例
なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
また、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する複数の構成要素を、同一の符号の後に異なるアルファベットを付して区別する場合もある。例えば、実質的に同一の機能構成を有する複数の構成を、必要に応じてUIパネル30aおよびUIパネル30bのように区別する。ただし、実質的に同一の機能構成を有する複数の構成要素の各々を特に区別する必要がない場合、同一符号のみを付する。例えば、UIパネル30aおよびUIパネル30bを特に区別する必要が無い場合には、単にUIパネル30と称する。
‐背景‐
従来、操作者のジェスチャにより機器を操作するアイディアが考えられてきたが、以下の点が課題であった。第1に、従来のアイディアでは、ジェスチャにより機器を操作する場合に物理的なフィードバックが無いので、操作している感覚が操作者に生じない。第2に、従来のアイディアでは、操作者は腕を前方に持ち上げてジェスチャを行う必要があるので、操作者が長時間操作を行う場合には、例えば肩、腕、ひじなどに強い疲労感が生じるなど身体的な苦痛が生じる。第3に、従来のアイディアでは、実空間に配置された仮想のアイコンを2次元ディスプレイ上に表示した場合に、操作者がアイコンを正しく選択することは困難である。
そこで、上記事情を一着眼点にして本実施形態によるHMD10および映像装置40を創作するに至った。本実施形態によるHMD10および映像装置40は、操作者が操作オブジェクトを操作しやすい位置に移動させることを可能にするので、表示画面の操作時において操作者の身体的な負荷を軽減させることができる。
<1.第1の実施形態の詳細な説明>
[1−1.基本構成]
最初に、第1の実施形態によるHMD10(情報処理装置)の基本構成について、図1を参照して説明する。図1に示したように、HMD10は、例えば図2に示したような表示画面20を操作者2に見せるための表示装置である。このHMD10は、操作者2の頭部に装着されるヘッドマウントディスプレイであってもよいし、例えばシースルー型のディスプレイを備えたメガネ型コンピュータであってもよい。また、HMD10は、撮影された静止画、動画、またはコンピュータグラフィックスにより描画された2次元オブジェクトや3次元オブジェクトなどを表示画面20に表示することができる。
図2は、HMD10により表示される表示画面20の例を示した説明図である。図2に示したように、表示画面20は、例えばUIパネル30a(操作面)などの操作オブジェクトを含む。なお、HMD10は、操作オブジェクトを3次元オブジェクトとして表現することも可能である。例えば、操作者2が操作オブジェクトを表示画面20の奥行方向へ移動させる操作を行った場合には、HMD10は、表示画面20において操作オブジェクトを縮小して表示することが可能である。また、HMD10は、UIパネル30を例えばビルボードのように、操作者2の姿勢が変化しても常に操作者2の眼に相対する向きに表示することが可能である。
また、図2に示したように、UIパネル30aは、例えば各種アプリケーションを起動するためのアイコン300を含む。なお、UIパネル30aは、ボタン、画像、テキストなどをさらに含んでもよい。
また、HMD10は、後述する撮像部120またはセンサ部122により取得される情報に基づいて操作者2の手形状および手の位置を認識することにより、表示画面20におけるUIパネル30の表示位置を変化させることが可能である。また、HMD10は、操作者2の手の動作を認識することにより、操作者2によるアイコン300、ボタン、画像、テキストなどの選択操作を認識することができ、そして、例えば選択されたアイコン300に対応するアプリケーションの起動など、選択操作に対応する所定の処理を実行することが可能である。
なお、図1では、操作者2は立った状態でUIパネル30を操作する例を記載しているが、かかる例に限定されず、操作者2は例えば椅子に座った状態でUIパネル30を操作することも可能である。
‐ハードウェア構成‐
また、HMD10は、例えば図3に示すようなハードウェア構成を有する。図3に示したように、HMD10は、CPU(Central Processing Unit)150、ROM(Read Only Memory)152、RAM(Random Access Memory)154、内部バス156、インターフェース158、入力装置160、出力装置162、ストレージ装置164、および通信装置166を備える。
CPU150は、例えば、後述する制御部100、手形状認識部102、動作認識部104、表示制御部106、および判断部108の一例として構成される。このCPU150は、演算処理装置および制御装置として機能し、各種プログラムに従ってHMD10内の動作全般を制御する。このCPU150は、マイクロプロセッサであってもよい。
ROM152は、CPU150が使用するプログラムや演算パラメータ等を記憶する。また、RAM154は、CPU150の実行において使用するプログラムや、その実行において適宜変化するパラメータ等を一時記憶する。CPU150、ROM152、およびRAM154は、CPUバスなどから構成される内部バス156により相互に接続されている。
インターフェース158は、入力装置160、出力装置162、ストレージ装置164、および通信装置166を、内部バス156と接続する。例えば入力装置160は、このインターフェース158および内部バス156を介して、CPU150などとの間でデータをやり取りする。
入力装置160は、センサ部122により取得された深度情報またはカメラにより撮像された撮像画像の入力を受け付ける。また、入力装置160により入力が受け付けられた深度情報および撮像画像は、CPU150に出力される。
出力装置162は、例えば、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)装置、OLED(Organic Light Emitting Diode)装置およびランプなどの表示装置を含む。さらに、出力装置162は、スピーカーなどの音声出力装置を含む。例えば、表示装置は、撮像された画像や生成された画像などを表示する。一方、音声出力装置は、音声データ等を音声に変換して出力する。
ストレージ装置164は、例えば、後述する記憶部110の一例として構成されたデータ格納用の装置である。ストレージ装置164は、記憶媒体、記憶媒体にデータを記録する記録装置、記憶媒体からデータを読み出す読出し装置および記憶媒体に記録されたデータを削除する削除装置などを含んでもよい。このストレージ装置164は、CPU150が実行するプログラムや各種データを格納する。
通信装置166は、例えばインターネットなどの通信網に接続するための通信デバイス等で構成された通信インターフェースである。また、通信装置166は、無線LAN対応通信装置、LTE(Long Term Evolution)対応通信装置、または有線による通信を行うワイヤー通信装置であってもよい。
[1−2.構成]
(1−2−1.HMD10の構成)
以上、第1の実施形態によるHMD10の基本構成について説明した。続いて、第1の実施形態による構成について詳細に説明する。図4は、第1の実施形態によるHMD10の構成を示した機能ブロック図である。図4に示したように、HMD10は、制御部100、記憶部110、および出力部112を有する。また、制御部100は、手形状認識部102、動作認識部104、表示制御部106、および判断部108を有する。
制御部100は、HMD10に内蔵されるCPU150、RAM154などのハードウェアを用いて、HMD10の動作を全般的に制御する機能を有する。例えば、制御部100は、記憶部110、および出力部112の動作を制御する。
手形状認識部102は、例えば後述する撮像部120により撮像された操作者2の手の画像、または後述するセンサ部122により測定された操作者2の手の深度情報などに基づいて、操作者2の手形状を認識する。
より具体的には、手形状認識部102は、撮像された操作者2の手の画像に対して画像のパターンマッチングを行うことにより、操作者2の手形状を認識することが可能である。例えば、事前に、ある画像処理装置により、例えば図5に示した形状などの所定の形状にされた複数人の手の撮影画像データを用いて、Haar−like特徴量などの特徴量が抽出され、機械学習が行われることにより、パターンマッチング用の辞書データが作成されることが可能である。そして、手形状認識部102は、撮像部120により撮像された操作者2の画像に対して、操作者2の手までの距離と操作者2の手に関する特徴量とを算出し、算出結果と上記の辞書データとを比較することにより、操作者2の手形状が所定の手形状と同じであるか否かを判定することが可能である。なお、上記の画像処理装置は、HMD10であってもよいし、異なる装置であってもよい。
あるいは、手形状認識部102は、センサ部122により測定された操作者2の手の深度情報に基づいて、例えば指のボーン推定により操作者2の手の各指の位置を算出し、そして、算出された各指の位置関係から操作者2の手形状を認識することも可能である。
例えば、手形状認識部102は、操作者2の第1の手の手形状が、図5および図6に示したような、UIパネル30を持つ手形状4aであるか否かを認識する。また、手形状認識部102は、操作者2の第2の手の手形状が、図8に示したような、指差しの形状6aであるか否かを認識する。なお、後述するように、第1の手は、UIパネル30の表示位置を移動させるための手であり、第2の手は、UIパネル30に対する操作を行うための手である。
なお、本明細書では以後、第1の手は左手、第2の手は右手として説明を行う。但し、かかる例に限定されず、第1の手は右手であり、第2の手は左手であってもよい。この変形例による効果として、操作者2の利き手が左右のいずれであっても操作の容易さが変化しないことが挙げられる。
詳細については後述するが、操作者2により左手の手形状がUIパネル30を持つ手形状4aにされた場合には、HMD10は、図6に示したように、実空間において例えば左手の親指と人差し指との間の位置にUIパネル30を配置することが可能である。このため、仮に操作者2が左手を移動させた場合であっても、操作者2は、移動後のUIパネル30の実空間における位置を容易に認識することができる。
また、操作者2により右手の手形状が指差しの形状6aにされた場合には、HMD10は、実空間において例えば右手の人差し指の先端の位置に対応するUIパネル30における位置を操作者2による選択位置として認識することが可能である。この効果として、操作者2は、実空間における左手の位置、つまりUIパネル30が配置される位置と、右手の指の位置との位置関係を知覚できるので、操作者2は、UIパネル30において希望する位置を正しく選択することができることが挙げられる。
手形状認識部102は、上述した機能に加えて、操作者2による、例えばタッチパネルにおいて採用されている操作に類似した操作を認識することも可能である。例えば、手形状認識部102は、操作者2の右手の指の位置が左手の位置よりも後方にあり、かつ、右手を上下左右方向へ移動させる動作を認識した場合には、右手の指の位置に対応する表示位置においてホバー操作がなされたことを認識してもよい。また、手形状認識部102は、右手の指の位置が左手の位置よりも前方にあることを認識した場合には、右手の指の位置に対応する表示位置においてタップなどの決定操作がなされたことを認識してもよい。また、手形状認識部102は、右手の指の位置が左手の位置よりも前方にあり、かつ、右手を上下左右方向へ移動させる動作を認識した場合には、右手の指の位置に対応する表示位置においてドラッグ操作がなされたことを認識してもよい。
また、手形状認識部102は、操作者2により左右の手形状が逆にされたことを認識することも可能である。この効果として、操作者2が操作の途中で片手または両手に疲労感を感じた場合には、操作者2は左右の手形状を入れ替えることにより疲労感を和らげることが可能になることが挙げられる。
動作認識部104は、例えば撮像部120により撮影された画像、またはセンサ部122により測定された深度情報などの測定情報、および後述する記憶部110に予め記憶されている手形状の学習データなどに基づいて、操作者2による手の動作を認識する。より具体的には、動作認識部104は、操作者2による手を順回転させる動作(以下、第1の方向へ手を回転させる動作とも称する)を認識する。例えば、動作認識部104は、操作者2の左手の手形状が図7に示したような手を握った手形状4bである場合に、記憶部110に記憶されている手形状4bの回転量ごとの学習データに基づいて左手の回転角を計算することにより、手を順回転させる動作を認識する。また、動作認識部104は、操作者2による手を逆回転させる動作(以下、第2の方向へ手を回転させる動作とも称する)を認識する。ここで、第1の方向は、例えば図7に示したように、親指が下を向いた状態から親指が上を向いた状態へ左手を回転させる方向であってもよい。また、第2の方向は第1の方向とは逆の方向である。
表示制御部106は、操作者2の手形状が所定の形状である場合に、表示画面20におけるUIパネル30の表示位置を操作者2の手の位置の変化に応じて移動させる。例えば、左手の手形状が所定の形状である状態で操作者2が左手を上方へ移動させる場合には、表示制御部106は、UIパネル30を表示画面20の上方向へ移動させることも可能である。また、左手の手形状が所定の形状である状態で操作者2が左手を前方へ移動させる場合には、表示制御部106は、UIパネル30を表示画面20の奥行方向へ移動させるように縮小して表示することも可能である。また、左手の手形状が所定の形状である状態で操作者2が左手を後方、つまり操作者2に近づける方向へ移動させる場合には、表示制御部106は、UIパネル30を拡大して表示することも可能である。ここで、所定の形状は、例えばUIパネル30を持つ手形状4aに設定されてもよいし、他の形状に設定されてもよい。
また、表示制御部106は、動作認識部104による操作者2の手の動作の認識結果に基づいて、表示画面20においてUIパネル30の表示と非表示とを切り替える。例えば、動作認識部104により操作者2による手を順回転させる動作が認識された場合には、表示制御部106は、操作者2の回転後の手の位置に対応する表示画面20における位置にUIパネル30を表示させることも可能である。また、表示画面20にUIパネル30が表示されている間に、動作認識部104により操作者2による手を逆回転させる動作が認識された場合には、表示制御部106は、UIパネル30を非表示にすることも可能である。
ここで、上述した表示制御部106によるUIパネル30の移動の内容に関して、より詳細に説明する。表示制御部106は、左手と右手との位置関係に応じて、左手の位置の変化量に対する表示画面20におけるUIパネル30の移動量の割合を変化させることも可能である。より具体的には、表示制御部106は、左手が右手よりも前方にある場合には、操作者2の前後方向における左手と右手との間の距離が小さいほど、左手の位置の変化量に対する表示画面20におけるUIパネル30の移動量の割合を小さくさせることも可能である。例えば、初期状態では、左手の位置の変化量に対する表示画面20におけるUIパネル30の移動量の割合が50%に設定されている場合に、左手と右手との間の距離が小さくなるにつれて、UIパネル30の移動量の割合を50%→40%→30%のように徐々に減少させてもよい。また、左手と右手との間の距離が所定の距離よりも小さくなった場合には、UIパネル30の移動量の割合を0%に設定する、つまりUIパネル30の表示位置を固定してもよい。
この効果としては、操作者2が例えば図2に示したアイコン300を右手で選択しようとする場合に、操作者2の意思に反して左手が少し動いてしまっても、UIパネル30の位置がずれてしまうことを抑制できるので、操作者2がアイコン300をより正確に選択することができるという利点がある。
なお、HMD10は、手の位置の変化量に対するUIパネル30の移動量の割合を、左手と右手とで異なるように予め設定しておくことも可能である。例えば、HMD10は、手の位置の変化量に対するUIパネル30の移動量の割合を、右手、つまりUIパネル30に対して選択を行う手の方が、左手、つまりUIパネル30を持つ手よりも小さく設定してもよい。この効果としては、操作者2がアイコン300を選択しようとする場合に、右手をあまり移動させずに、より容易にアイコン300を選択することが可能になるという利点がある。
また、表示制御部106は、手形状認識部102により操作者2の手形状が所定の形状であることが認識されない場合には、UIパネル30を表示画面20に表示させないことも可能である。また、表示制御部106は、撮像部120により撮像される例えば操作者2の腕や体の一部などを表示画面20に重畳して表示させることも可能である。
判断部108は、手形状認識部102により操作者2の右手の手形状が例えば指差しの形状であることが認識された場合には、右手の指の位置に基づいて操作者2の操作内容を判断することが可能である。例えば、判断部108は、手形状認識部102により右手の指の位置が左手の位置よりも前方にあることが認識された場合には、右手の指の位置に対応するUIパネル30における位置が操作者2により選択されたことを判断してもよい。
記憶部110は、例えば予め設定された、左右それぞれの手の位置の変化量に対するUIパネル30の移動量の割合の値などの各種の情報や、表示画面20の映像情報などを記憶する。
出力部112は、例えば表示制御部106の指示により表示画面20を表示する。
なお、第1の実施形態によれば、HMD10に内蔵されるCPU150、ROM152、およびRAM154などのハードウェアを、上述したHMD10の各構成と同等の機能を発揮させるためのコンピュータプログラムも提供可能である。また、該コンピュータプログラムを記憶させた記憶媒体も提供される。
(1−2−2.撮像部120)
撮像部120は、外部の映像を、レンズを通して例えばCCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)などの撮像素子に結像させ、静止画像又は動画像を撮影する機能を有する。また、撮像部120は、撮影した画像をHMD10に送信する。なお、撮像部120は、例えば図1に示したセンサ部122のように、操作者2の顔の上部に位置するようにHMD10に設置されることが可能である。
(1−2−3.センサ部122)
センサ部122は、例えば深度センサにより操作者2の手などの外部の物体の深度情報を測定する。また、センサ部122は、測定した情報をHMD10に送信する。なお、センサ部122は、例えば図1に示したように、操作者2の顔の上部に位置するようにHMD10に設置されることが可能である。
なお、第1の実施形態による構成は、上述した構成に限定されない。例えば、HMD10は、撮像部120、またはセンサ部122のいずれか一つ以上を内部に備えてもよい。また、撮像部120またはセンサ部122のいずれか一つは設置されなくてもよい。
[1−3.動作]
(1−3−1.全体的な動作)
以上、第1の実施形態による構成について説明した。続いて、第1の実施形態による動作について説明する。図9は、第1の実施形態による動作の一部を示すフローチャートである。
図9に示したように、まず、撮像部120は、操作者2の手の画像を撮影し、そして撮影された画像をHMD10へ送信する。また、センサ部122は、操作者2の手までの深度情報を測定し、そして測定された深度情報をHMD10へ送信する(S101)。
続いて、手形状認識部102は、撮像部120により撮影された画像またはセンサ部122により測定された深度情報に基づいて操作者2の左手の手形状を認識する(S102)。
続いて、HMD10は、後述する「UIパネル表示・非表示処理」を行う(S103)。
次に、図10を参照して、S103より後の動作について説明する。図10に示したように、S103の後、表示制御部106は、表示画面20にUIパネル30が表示中であるか否かを確認する(S104)。UIパネル30が表示されていない場合には(S104:No)、HMD10は現在の動作を維持する。
一方、UIパネル30が表示中である場合には(S104:Yes)、HMD10は、操作者2によるポインティング動作を検出する(S105)。より具体的には、手形状認識部102は、操作者2の右手の手形状が例えば指差しの形状であるか否かを認識することにより、操作者2によりポインティング動作がなされたか否かを判断する。
操作者2によるポインティング動作が検出されない場合には(S105:No)、HMD10は現在の動作を維持する。一方、操作者2によるポインティング動作が検出された場合には(S105:Yes)、HMD10は、UIパネル30の手ブレフィルタの乗数を増加させる(S106)。より具体的には、表示制御部106は、操作者2の左手の位置の変化量に対する表示画面20におけるUIパネル30の移動量の割合を減少させる。
続いて、手形状認識部102は、操作者2の右手の指の位置が左手の位置よりも前方にあるか否かを認識する(S107)。右手の指の位置が左手の位置よりも後方にある場合には(S107:No)、HMD10は現在の動作を維持する。
一方、右手の指の位置が左手の位置よりも前方にある場合には(S107:Yes)、HMD10は、ポインティング動作の選択位置を検出する(S108)。より具体的には、判断部108は、右手の指の位置に対応するUIパネル30における位置が操作者2により選択されたことを判断する。
そして、例えばポインティング動作の選択位置がアイコン300の表示位置である場合には、HMD10は、選択されたアイコン300に対応するアプリケーションを起動することが可能である。
(1−3−2.UIパネル表示・非表示処理の第1の動作例)
次に、S103におけるUIパネル表示・非表示処理の詳細について説明する。最初に、図11を参照して、UIパネル表示・非表示処理の第1の動作例について説明する。
図11に示したように、まず、手形状認識部102は、操作者2の左手の手形状が、UIパネル30を持つ手形状であるか否かを認識する(S201)。左手の手形状がUIパネル30を持つ手形状である場合には(S201:Yes)、表示制御部106は、操作者2の左手の位置に対応する表示画面20における位置にUIパネル30を表示する(S202)。一方、左手の手形状がUIパネル30を持つ手形状ではない場合には(S201:No)、表示制御部106は、表示画面20においてUIパネル30を非表示にする(S203)。
この第1の動作例によれば、操作者2が左手の手形状をUIパネル30を持つ手形状にするだけでUIパネル30を表示させることができるので、UIパネル30を容易に表示させることができ、かつ、UIパネル30の表示位置を容易に移動させることができる。
(1−3−3.UIパネル表示・非表示処理の第2の動作例)
次に、図12を参照して、UIパネル表示・非表示処理の第2の動作例について説明する。図12に示したように、まず、表示制御部106は、表示画面20にUIパネル30が表示中であるか否かを確認する(S301)。
UIパネル30が表示中である場合には(S301:Yes)、動作認識部104は、操作者2による手を逆回転させる動作、つまり手を第2の方向へ回転させる動作がなされたか否かを確認する(S302)。操作者2による手を逆回転させる動作が認識された場合には(S302:Yes)、表示制御部106は、表示画面20においてUIパネル30を非表示にする(S303)。
一方、操作者2による手を逆回転させる動作が認識されない場合には(S302:No)、手形状認識部102は、操作者2の左手の手形状が、UIパネル30を持つ手形状であるか否かを認識する(S302)。左手の手形状がUIパネル30を持つ手形状である場合には(S304:Yes)、HMD10は、後述する「UIパネル移動処理」を行う(S305)。一方、左手の手形状がUIパネル30を持つ手形状ではない場合には(S304:No)、HMD10は、UIパネル表示・非表示処理を終了する。
ここで、図13をさらに参照して、S305におけるUIパネル移動処理の詳細について説明する。図13に示したように、まず、表示制御部106は、操作者2の左手の位置に対応する表示画面20における位置にUIパネル30が表示されているか否かを確認する(S351)。そして、左手の位置に対応する表示画面20における位置にUIパネル30が表示されていない場合には(S351:No)、表示制御部106は、左手の位置に対応する表示画面20における位置にUIパネル30を移動させる(S352)。
ここで、図12を再び参照して、第2の動作例について説明を続ける。S301において、UIパネル30を表示していない場合には(S301:No)、動作認識部104は、操作者2により手を順回転させる動作、つまり手を第1の方向へ回転させる動作がなされたか否かを確認する(S306)。操作者2による手を順回転させる動作が認識された場合には(S306:Yes)、表示制御部106は、操作者2の回転後の手の位置に対応する表示画面20における位置にUIパネル30を表示させる(S307)。一方、操作者2による手を順回転させる動作が認識されない場合には(S306:No)、HMD10は、UIパネル表示・非表示処理を終了する。
この第2の動作例によれば、UIパネル30が表示中である場合には、操作者2が手を逆回転させる動作のような所定の動作を行わない限り、HMD10はUIパネル30を表示し続ける。このため、操作者2は、左手の手形状を変化させたり、左手を引込めてもUIパネル30を表示し続けることが可能になるので、操作者2はより楽な姿勢でUIパネル30を操作することができるという利点がある。また、操作者2は、UIパネル30が表示された後において、左手の手形状を例えば指差しの形状6aに変化することにより、左手だけで、つまり片手だけでUIパネル30に対する操作を行うことも可能になる。
(1−3−4.変形例)
以上、第1の実施形態による動作について説明したが、上述した動作に限定されない。例えば、S103において、HMD10は、UIパネル30の種類や表示内容によって図11に示した第1の動作例と、図12に示した第2の動作例とのいずれを採用するかを判断することも可能である。より具体的には、表示制御部106は、UIパネル30に含まれる情報量が少ない場合や、検索ウィンドウのような、一時的に表示させることを前提とする操作オブジェクトに関しては、第1の動作例を採用してもよい。この理由は、第1の動作例の方が処理が軽く、かつ、操作がより容易であるためである。また、表示制御部106は、UIパネル30に含まれる情報量が多い場合や、目的地までのルート案内表示のような、長時間表示させておくことが望ましい操作オブジェクトに関しては、第2の動作例を採用してもよい。この理由は、第2の動作例では、操作者2が所定の動作を行わない限り、操作オブジェクトを継続して表示させることが可能であるためである。
[1−4.効果]
以上、例えば図4、図9〜図13等を参照して説明したように、第1の実施形態によるHMD10は、測定された操作者2の手に関する情報に基づいて操作者2の手形状を認識し、そして、操作者2の左手の手形状が所定の形状である場合には、表示画面20におけるUIパネル30の表示位置を操作者2の左手の位置の変化に応じて移動させる。このため、操作者2は左手を移動させることによりUIパネル30の位置を操作しやすい位置に変更することができるので、HMD10は操作者2の身体的な負荷を軽減させることができる。例えば、操作者2は右手のポインティング操作が楽な位置にUIパネル30を配置することができるので、長時間操作をしても身体的な苦痛がほとんど生じない。
また、例えば図12〜図13等を参照して説明したように、HMD10は、操作者2の手を順回転させる動作が認識された場合には、操作者2の回転後の手の位置に対応する表示画面20における位置にUIパネル30を表示させることも可能である。そして、HMD10は、操作オブジェクトが表示されている間に、操作者2の手を逆回転させる動作が認識された場合には、表示画面20においてUIパネル30を非表示にすることも可能である。このため、UIパネル30が表示中である場合には、操作者2は、左手の手形状を変化させたり、左手を引込めてもUIパネル30を表示し続けることができるので、操作者2はより楽な姿勢でUIパネル30を操作することができる。
また、HMD10は、手の位置の変化量に対するUIパネル30の移動量の割合を、右手の方が左手よりも小さく設定することも可能である。このため、操作者2はアイコン300を選択しようとする場合に、右手を大きく移動させずに、所望のアイコン300を選択することができる。
また、HMD10は、左手が右手よりも前方にある場合には、操作者2の前後方向における左手と右手との間の距離が小さいほど、左手の位置の変化量に対するUIパネル30の移動量の割合を小さくさせることも可能である。このため、操作者2はアイコン300を選択するためにポインティング動作を行う場合に、操作者2の意思に反して左手が動いてしまっても、HMD10はUIパネル30の位置がずれてしまうことを抑制できる。従って、操作者2は、アイコン300をより容易に、かつ正しく選択することができる。
また、HMD10は、撮像部120により撮像される例えば操作者2の腕や体の一部などを表示画面20に重畳して表示させることも可能である。このため、操作者2は自分が操作していることを容易に認識することができるので、操作者2は直感的に操作することができる。
<2.第2の実施形態の詳細な説明>
以上、第1の実施形態について説明した。上述したように、第1の実施形態では、操作者2は、両手を用いてUIパネル30を操作する。次に説明するように、第2の実施形態によれば、操作者2は、片手だけを用いてUIパネル30を操作することができる。
[2−1.構成]
第2の実施形態によるHMD10は、図4に示した第1の実施形態によるHMD10と同様の構成要素を有する。従って、ここでは、第1の実施形態との相違点を中心として説明を行う。
第2の実施形態による表示制御部106は、操作者2の視点の位置に応じた表示画面20における位置にフォーカス枠36を表示させる。例えば、図14に示したように、表示制御部106は、UIパネル30bとフォーカス枠36とを別々に表示し、そして、UIパネル30bより前面に位置するようにフォーカス枠36を表示させることが可能である。また、図15に示したように、表示制御部106は、実空間において操作者の眼の高さと同程度の高さで、かつ操作者の眼の正面に位置するように、フォーカス枠36を配置することも可能である。
フォーカス枠36は、例えば表示画面20に表示されたアイコン、ボタン、画像、テキストなどを選択するために利用されるオブジェクトである。ここで、図16を参照して、第2の実施形態によるUIパネル30の操作方法の例について説明する。操作者2は、左手の位置を上下左右に移動させることにより、表示画面20におけるUIパネル30の表示位置を移動させることができる。一方、フォーカス枠36は、原則として表示画面20において位置が固定される。このため、図16に示したように、例えば操作者2がアイコン300cを選択することを希望する場合には、操作者2は、アイコン300cがフォーカス枠36の中に入るように図16における右下の方向へUIパネル30bを移動させることにより、アイコン300cを選択することができる。
また、第2の実施形態による判断部108は、UIパネル30の表示位置が移動された場合には、移動後のUIパネル30においてフォーカス枠36に対応する領域が操作者2により選択されたことを判断する。例えば図16に示した例では、アイコン300cがフォーカス枠36の中に入るようにUIパネル30が移動された後において、判断部108は、アイコン300cが操作者2により選択されたことを判断する。
[2−2.動作]
以上、第2の実施形態による構成について説明した。続いて、第2の実施形態による動作について説明する。図17は、第2の実施形態による動作の一部を示すフローチャートである。
図17に示したように、まず、制御部100は、UIパネル30の表示操作が操作者2により行われたか否かを判断する(S401)。例えば、図12におけるS306のように、動作認識部104が、操作者2により左手を順回転させる動作がなされたか否かを認識することにより、UIパネル30の表示操作が操作者2により行われたか否かを判断してもよい。また、図11におけるS201のように、手形状認識部102が、操作者2の左手の手形状がUIパネル30を持つ手形状であるか否かを認識することにより、UIパネル30の表示操作が操作者2により行われたか否かを判断してもよい。
UIパネル30の表示操作が行われたことが判断された場合には(S401:Yes)、表示制御部106は、操作者2の視点の位置に応じた表示画面20における位置にフォーカス枠36を表示させる(S402)。
続いて、表示制御部106は、表示画面20においてUIパネル30を表示させる(S403)。なお、S401において動作認識部104により操作者2の左手を順回転させる動作が認識された場合には、表示制御部106は、操作者2の回転後の左手の位置に対応する表示画面20における位置にUIパネル30を表示させてもよい。
続いて、表示制御部106は、表示画面20におけるフォーカス枠36の表示位置を固定する(S404)。
次に、図18を参照して、S404より後の動作について説明する。図18に示したように、S404の後、制御部100は、UIパネル30を消去させる操作が操作者2により行われたか否かを判断する(S405)。例えば、図12におけるS302のように、動作認識部104が、操作者2により左手を逆回転させる動作がなされたか否かを認識することにより、UIパネル30を消去させる操作が操作者2により行われたか否かを判断してもよい。また、図11におけるS201のように、手形状認識部102が、操作者2の左手の手形状がUIパネル30を持つ手形状ではないことを認識することにより、UIパネル30を消去させる操作が操作者2により行われたことを判断してもよい。
UIパネル30を消去させる操作が行われたことが判断された場合には(S405:Yes)、HMD10は、後述するS409の動作を行う。一方、UIパネル30を消去させる操作が行われていないことが判断された場合には(S405:No)、手形状認識部102は、操作者2の左手の手形状がUIパネル30を持つ手形状であり、かつ、左手の位置が移動されたか否かを認識する(S406)。左手の手形状がUIパネル30を持つ手形状ではない場合、または、左手の位置が移動されていない場合には(S406:No)、HMD10は、再びS405の動作を行う。一方、左手の手形状がUIパネル30を持つ手形状であり、かつ、左手の位置が移動された場合には(S406:Yes)、HMD10は、表示画面20においてUIパネル30の表示位置を移動させる(S407)。
続いて、判断部108は、UIパネル30においてフォーカス枠36に対応する領域が操作者2により選択されたか否かを判断する(S408)。例えば、判断部108は、アイコン300、ボタンなどがフォーカス枠36の中に入った状態で所定の時間が経過したか否かを判断することにより、フォーカス枠36による領域選択が操作者2によりなされたか否かを判断してもよい。
フォーカス枠36による領域選択がなされていないことが判断された場合には(S408:No)、HMD10は、再びS405の動作を行う。一方、フォーカス枠36による領域選択がなされたことが判断された場合には(S408:Yes)、制御部100は、例えば選択されたアイコン300に対応するアプリケーションを起動するなど、所定の処理を実行する。そして、表示制御部106は、表示画面20においてUIパネル30を消去する(S409)。
その後、表示制御部106は、表示画面20においてフォーカス枠36を消去する(S410)。
‐変形例‐
なお、第2の実施形態による動作は、上述した動作に限定されない。例えば、表示制御部106は、操作者2によるUIパネル30の表示操作とは無関係にフォーカス枠36を表示画面20に表示させてもよい。例えば、表示制御部106は、フォーカス枠36を常に表示させてもよいし、操作者2により所定の動作がなされた場合にフォーカス枠36を表示させてもよい。
また、S408の後において、手形状認識部102または動作認識部104により操作者2の所定の動作が認識された場合には、判断部108は、S408における領域選択が操作者2により取り消されたことを判断してもよい。例えば、動作認識部104により操作者2による左手を逆回転させる動作が認識された場合や、手形状認識部102により操作者2の左手の手形状がUIパネル30を持つ手形状ではないことが認識された場合などに、判断部108は、操作者2により領域選択が取り消されたことを判断してもよい。
また、S408の後において、HMD10は、S409以降の動作を行う代わりに、再びS405の動作を繰り返してもよい。また、S409の後において、HMD10は、S410の動作を行う代わりに、再びS401の動作を繰り返してもよい。
[2−3.効果]
以上、例えば図17〜図18等を参照して説明したように、第2の実施形態によるHMD10は、操作者2の視点の位置に応じた表示画面20における位置にフォーカス枠36を表示させ、そして、UIパネル30の表示位置が移動された場合には、移動後のUIパネル30においてフォーカス枠36に対応する領域が操作者2により選択されたことを判断する。このため、操作者2は、UIパネル30において選択を希望する領域がフォーカス枠36の中に入るように、左手の位置を移動させてUIパネル30を移動させた場合には、希望する領域の選択をすることができる。従って、操作者2は、片手だけでUIパネル30を操作することができ、かつ容易に操作することができる。
<3.第3の実施形態の詳細な説明>
以上、第2の実施形態について説明した。上述したように、第1の実施形態および第2の実施形態では、HMD10が、表示画面20およびUIパネル30の表示を行う。次に説明するように、第3の実施形態によれば、例えばテレビ受像機のような映像装置40が、表示画面20およびUIパネル30の表示を行う。
[3−1.基本構成]
まず、第3の実施形態による映像装置40(情報処理装置)の基本構成について図19を参照して説明する。映像装置40は、例えば図2に示したような表示画面20を表示するための装置である。なお、映像装置40は、例えば液晶ディスプレイ装置、OLED装置、プラズマディスプレイ装置などであってもよい。また、映像装置40により表示される表示画面20は、第1の実施形態によるHMD10により表示される表示画面20と同じであってもよいし、異なる画面であってもよい。
図19に示したように、操作者2は、基本的には映像装置40の正面に位置して、映像装置40のディスプレイを見ながら、例えばUIパネル30などの操作オブジェクトを操作することが可能である。映像装置40は、HMD10と同様に、後述する撮像部420またはセンサ部422により取得される情報に基づいて操作者2の手形状および手の位置を認識することにより、表示画面20におけるUIパネル30の表示位置を変化させることが可能である。また、映像装置40は、操作者2の手の動作を認識することにより、操作者2によるアイコン300、ボタン、画像、テキストなどの選択操作を認識し、そして、例えば選択されたアイコン300に対応するアプリケーションの起動など、選択操作に対応する所定の処理を実行することが可能である。
なお、図19では、操作者2は立った状態でUIパネル30を操作する例を記載しているが、かかる例に限定されず、操作者2は例えば椅子に座った状態でUIパネル30を操作することも可能である。また、映像装置40のハードウェア構成は、図3に示した第1の実施形態によるHMD10のハードウェア構成と同様であってもよい。
[3−2.構成]
(3−2−1.映像装置40)
以上、第3の実施形態による映像装置40の基本構成について説明した。続いて、第3の実施形態による構成について詳細に説明する。図20は、第3の実施形態による映像装置40の構成を示した機能ブロック図である。図20に示したように、映像装置40は、制御部400、記憶部410、および出力部412を有する。また、制御部400は、手形状認識部402、動作認識部404、表示制御部406、および判断部408を有する。なお、各構成要素の機能はそれぞれ、第1の実施形態によるHMD10における各構成要素と概略同様である。従って、ここでは、第1の実施形態との相違点を中心として説明を行う。
第3の実施形態では、図19に示したように、操作者2は、映像装置40から一定の距離を離れてUIパネル30の操作を行う。このため、操作者2の手が操作者2の視点とUIパネル30とを結ぶ延長線上にある場合には、例えば図21に示したように、UIパネル30において操作者2の手によって遮蔽され、操作者2が見えなくなる領域が生じうる。
このため、表示制御部406は、映像装置40のディスプレイと操作者2の眼との間の空間に操作者2の手が位置する場合には、例えば図22におけるUIパネル30aのように、操作者2から見て表示画面20における操作者2の手により遮られる領域とは異なる領域にUIパネル30を表示させることが可能である。例えば、表示制御部406は、センサ部422により測定される、映像装置40に対する操作者2の顔および手の相対的な位置情報に基づいて、操作者2から見て表示画面20において操作者2の手により遮られる領域を算出してもよい。そして、表示制御部406は、算出された領域とは異なる領域にUIパネル30を表示させてもよい。
なお、上記のように、表示画面20においてUIパネル30がずらして表示されると、操作者2はUIパネル30を操作しづらくなる可能性がある。このため、表示制御部406は、例えば図22における左手の画像32および右手の画像34のように、操作者2の手の位置に対応する表示画面20における位置に仮想の手の画像を重畳して表示させることも可能である。一般的に、人間が外界から受け取る情報の約8割が視覚情報であると言われており、人間は主に視覚情報に基づいて行動する傾向がある。従って、操作者2は、仮に図22のようにUIパネル30が表示されたとしても、手の画像を見ながらUIパネル30を操作することにより、操作性が低下することなく、正確にUIパネル30を操作することができる。
なお、図22では、左手の画像32および右手の画像34として例えばコンピュータグラフィックスによる仮想の手の画像が表示される例を示しているが、かかる例に限定されず、例えば撮像部420により撮影される操作者2の手や上半身などの撮影画像が表示画面20に重畳表示されてもよい。また、左手の画像32と右手の画像34の両方が表示される代わりに、例えば左手の画像32だけなど、いずれか一方の画像だけが表示されてもよい。
(3−2−2.撮像部420、センサ部422)
撮像部420およびセンサ部422の機能はそれぞれ、第1の実施形態による撮像部120およびセンサ部122と概略同様である。なお、撮像部420およびセンサ部422は、例えば図19に示したセンサ部422のように、ディスプレイの水平方向の中央の上部に位置するように映像装置40に設置されることが可能である。
なお、第の実施形態による構成は、上述した構成に限定されない。例えば、映像装置40は、撮像部120、またはセンサ部122のいずれか一つ以上を内部に備えてもよい。また、撮像部420またはセンサ部422のいずれか一つは設置されなくてもよい。
[3−3.動作]
以上、第3の実施形態による構成について説明した。続いて、第3の実施形態による動作について説明する。第3の実施形態による映像装置40は、例えば図9〜図13に示した第1の実施形態による動作、あるいは図17〜図18に示した第2の実施形態による動作と概略同様の動作を行うことが可能である。従って、ここでは説明を省略する。
[3−4.効果]
以上説明したように、第3の実施形態による映像装置40は、測定された操作者2の手に関する情報に基づいて操作者2の手形状を認識し、そして、操作者2の左手の手形状が所定の形状である場合には、表示画面20におけるUIパネル30の表示位置を操作者2の左手の位置の変化に応じて移動させる。このため、第1の実施形態または第2の実施形態と同様に、操作者2は左手を移動させることによりUIパネル30の位置を操作しやすい位置に変更することが可能になるので、映像装置40は操作者2の身体的な負荷を軽減させることができる。
また、映像装置40は、ディスプレイと操作者2の眼との間の空間に操作者2の手が位置する場合には、操作者2から見て表示画面20における操作者2の手により遮られる領域とは異なる領域にUIパネル30を表示させる。このため、映像装置40は、操作者2の視界において操作者2の手によりUIパネル30の一部が隠れてしまうことを防止できるので、操作者2はディスプレイと相対するように位置しても視認性が低下することなくUIパネル30を操作することができる。
また、映像装置40は、例えばテレビ受像機やPC用ディスプレイのような表示装置であるので、操作者2は、映像装置40に表示される表示画面20を例えば家族や友人など他の人物と一緒に見ながらUIパネル30を操作することができる。さらに、操作者2は、UIパネル30の操作を他の人物に交代させることも可能であり、UIパネル30の操作を複数の人物の間で共有して楽しむことができる。
<4.変形例>
なお、添付図面を参照しながら本開示の好適な実施形態について詳細に説明したが、本開示はかかる例に限定されない。本開示の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本開示の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、HMD10または映像装置40は、表示画面20またはUIパネル30に関して、視差を考慮した異なる画像を操作者2の左眼と右眼に見せることも可能である。より具体的には、HMD10は、左眼用と右眼用の2つのディスプレイを有し、左眼用画像と右眼用画像とを操作者2に見せることが可能である。また、映像装置40は、3D表示用のディスプレイ装置であってもよい。また、操作者2は専用のメガネを装着して、映像装置40に表示される表示画面20を見ることにより、左眼と右眼で異なる画像を見ることも可能である。この変形例によれば、操作者2は、表示画面20またはUIパネル30をより立体的に知覚することができるので、より直感的にUIパネル30を操作することが可能になる。
また、HMD10または映像装置40は、UIパネル30上の所定のボタンの選択操作などにより、表示画面20またはUIパネル30の大きさを操作者2に変更させることも可能である。この変形例によれば、操作者2は、例えば身長や操作環境の広さなどに応じて、表示画面20またはUIパネル30を操作しやすい大きさで表示させることができるので、利便性が向上する。
なお、以下のような構成も本開示の技術的範囲に属する。
(1)
測定された操作者の手に関する情報に基づいて前記操作者の手形状を認識する手形状認識部と、
前記操作者の手形状が所定の形状である場合に、表示画面における操作オブジェクトの表示位置を前記操作者の手の位置の変化に応じて移動させる表示制御部と、
を備える、情報処理装置。
(2)
前記所定の形状は、前記操作オブジェクトを持つ形状である、前記(1)に記載の情報処理装置。
(3)
前記操作オブジェクトは、前記表示画面を操作者が操作するための操作面である、前記(1)または(2)に記載の情報処理装置。
(4)
前記情報処理装置は、前記操作者による手の動作を認識する動作認識部をさらに備え、
前記表示制御部は、前記動作認識部による前記操作者の手の動作の認識結果に基づいて、前記表示画面において前記操作オブジェクトの表示と非表示とを切り替える、前記(1)〜(3)のいずれか一項に記載の情報処理装置。
(5)
前記手の動作は、手を回転させる動作であり、
前記表示制御部は、前記動作認識部により前記操作者の手を第1の方向へ回転させる動作が認識された場合には、前記操作者の回転後の手の位置に対応する前記表示画面における位置に前記操作オブジェクトを表示させる、前記(4)に記載の情報処理装置。
(6)
前記表示制御部は、前記表示画面に前記操作オブジェクトが表示されている間に、前記動作認識部により前記第1の方向の逆方向である第2の方向へ前記操作者の手を回転させる動作が認識された場合には、前記表示画面において前記操作オブジェクトを非表示にする、前記(5)に記載の情報処理装置。
(7)
前記手を回転させる動作は、一方の手を握った状態で前記一方の手を回転させる動作である、前記(4)〜(6)のいずれか一項に記載の情報処理装置。
(8)
前記表示制御部は、前記操作者の第1の手の手形状が前記所定の形状である場合に、前記操作オブジェクトの表示位置を前記第1の手の位置の変化に応じて移動させ、
前記情報処理装置は、前記手形状認識部により前記操作者の第2の手の手形状が指差しの形状であることが認識された場合に、前記第2の手の指の位置に基づいて前記操作者の操作内容を判断する判断部をさらに備える、前記(4)〜(7)のいずれか一項に記載の情報処理装置。
(9)
前記判断部は、前記第2の手の指の位置が前記第1の手の位置よりも前方にあることが認識された場合には、前記第2の手の指の位置に対応する前記操作オブジェクトにおける位置が前記操作者により選択されたことを判断する、前記(8)に記載の情報処理装置。
(10)
手の位置の変化量に対する前記表示画面における前記操作オブジェクトの移動量の割合は、前記第1の手と前記第2の手とで異なる、前記(9)に記載の情報処理装置。
(11)
前記表示制御部は、前記第1の手と前記第2の手との位置関係に応じて、前記第1の手の位置の変化量に対する前記表示画面における前記操作オブジェクトの移動量の割合を変化させる、前記(9)または(10)に記載の情報処理装置。
(12)
前記表示制御部は、前記第1の手が前記第2の手よりも前方にある場合には、前記操作者の前後方向における前記第1の手と前記第2の手との間の距離が小さいほど、前記第1の手の位置の変化量に対する前記表示画面における前記操作オブジェクトの移動量の割合を小さくさせる、前記(11)に記載の情報処理装置。
(13)
前記表示制御部は、前記手形状認識部により前記操作者の手形状が前記所定の形状であることが認識されない場合には、前記操作オブジェクトを前記表示画面に表示させない、前記(1)〜(3)のいずれか一項に記載の情報処理装置。
(14)
前記表示制御部は、前記表示画面を表示するディスプレイと前記操作者の眼との間の空間に前記操作者の手が位置する場合には、前記操作者から見て前記表示画面における前記操作者の手により遮られる領域とは異なる領域に前記操作オブジェクトを表示させる、前記(1)〜(13)のいずれか一項に記載の情報処理装置。
(15)
前記表示制御部は、前記操作者の視点の位置に応じた前記表示画面における位置にフォーカス枠を表示させ、
前記情報処理装置は、前記操作面の表示位置が移動された場合に、移動後の前記操作面における前記フォーカス枠に対応する領域が前記操作者により選択されたことを判断する判断部をさらに備える、前記(3)に記載の情報処理装置。
(16)
前記表示制御部は、前記操作者の手の位置に対応する前記表示画面における位置に手の画像を表示させる、前記(1)〜(15)のいずれか一項に記載の情報処理装置。
(17)
前記操作者の手に関する情報は、前記表示画面を表示するディスプレイから前記操作者の手までの距離に応じた値、または前記操作者の手の画像である、前記(1)〜(16)のいずれか一項に記載の情報処理装置。
(18)
測定された操作者の手に関する情報に基づいて前記操作者の手形状を認識することと、
前記操作者の手形状が所定の形状である場合に、表示画面における操作オブジェクトの表示位置を前記操作者の手の位置の変化に応じて移動させることと、
を備える、情報処理方法。
(19)
コンピュータを、
測定された操作者の手に関する情報に基づいて前記操作者の手形状を認識する手形状認識部と、
前記操作者の手形状が所定の形状である場合に、表示画面における操作オブジェクトの表示位置を前記操作者の手の位置の変化に応じて移動させる表示制御部、
として機能させるための、プログラム。
10 HMD
40 映像装置
100 制御部
102 手形状認識部
104 動作認識部
106 表示制御部
108 判断部
110 記憶部
112 出力部
120 撮像部
122 センサ部
150 CPU
152 ROM
154 RAM
156 内部バス
158 インターフェース
160 入力装置
162 出力装置
164 ストレージ装置
166 通信装置
400 制御部
402 手形状認識部
404 動作認識部
406 表示制御部
408 判断部
410 記憶部
412 出力部
420 撮像部
422 センサ部

Claims (20)

  1. 測定された操作者の手に関する情報に基づいて前記操作者の手形状を認識する手形状認識部と、
    前記操作者による手の動作を認識する動作認識部と、
    前記操作者の手の動作の認識結果に基づいて所定の動作が認識された場合に、表示画面に表示された操作オブジェクトを消去し、
    前記所定の動作が認識されておらず、かつ、前記操作者の手形状が所定の形状である場合に、前記表示画面における前記操作オブジェクトの表示位置を前記操作者の手の位置の変化に応じて移動させる表示制御部と、
    を備える、情報処理装置。
  2. 前記所定の形状は、前記操作オブジェクトを持つ形状である、請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記操作オブジェクトは、前記表示画面を操作者が操作するための複数のアイコンを含む操作面である、請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記複数のアイコンは、それぞれ異なるアプリケーションを起動するためのアイコンである、請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記所定の動作は、手を回転させる動作であり、
    前記表示制御部は、前記動作認識部により前記操作者の手を第1の方向へ回転させる動作が認識された場合には、前記操作者の回転後の手の位置に対応する前記表示画面における位置に前記操作オブジェクトを表示させる、請求項1〜のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  6. 前記表示制御部は、前記表示画面に前記操作オブジェクトが表示されている間に、前記動作認識部により前記第1の方向の逆方向である第2の方向へ前記操作者の手を回転させる動作が認識された場合には、前記表示画面において前記操作オブジェクトを非表示にする、請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記手を回転させる動作は、一方の手を握った状態で前記一方の手を回転させる動作である、請求項5または6に記載の情報処理装置。
  8. 測定された操作者の手に関する情報に基づいて前記操作者の手形状を認識する手形状認識部と、
    前記操作者の第1の手の手形状が所定の形状である場合に、表示画面における操作オブジェクトの表示位置を前記第1の手の位置の変化に応じて移動させる表示制御部と、
    前記操作者による手の動作を認識する動作認識部と、
    記手形状認識部により前記操作者の第2の手の手形状が指差しの形状であることが認識された場合に、前記第2の手の指の位置に基づいて前記操作者の操作内容を判断する判断部と、
    を備え、
    前記表示制御部は、前記動作認識部による前記操作者の手の動作の認識結果に基づいて、前記表示画面において前記操作オブジェクトの表示と非表示とを切り替える、情報処理装置。
  9. 前記判断部は、前記第2の手の指の位置が前記第1の手の位置よりも前方にあることが認識された場合には、前記第2の手の指の位置に対応する前記操作オブジェクトにおける位置が前記操作者により選択されたことを判断する、請求項8に記載の情報処理装置。
  10. 手の位置の変化量に対する前記表示画面における前記操作オブジェクトの移動量の割合は、前記第1の手と前記第2の手とで異なる、請求項9に記載の情報処理装置。
  11. 前記表示制御部は、前記第1の手と前記第2の手との位置関係に応じて、前記第1の手の位置の変化量に対する前記表示画面における前記操作オブジェクトの移動量の割合を変化させる、請求項9または10に記載の情報処理装置。
  12. 前記表示制御部は、前記第1の手が前記第2の手よりも前方にある場合には、前記操作者の前後方向における前記第1の手と前記第2の手との間の距離が小さいほど、前記第1の手の位置の変化量に対する前記表示画面における前記操作オブジェクトの移動量の割合を小さくさせる、請求項11に記載の情報処理装置。
  13. 前記操作者による手の動作は、前記所定の動作である第1の動作と、第2の動作とを含み、
    前記操作者の手の動作の認識結果に基づいて前記第1の動作が認識された場合には、前記表示制御部は、前記表示画面に表示された前記操作オブジェクトを消去し、
    前記操作者の手の動作の認識結果に基づいて前記第2の動作が認識され、かつ、前記操作オブジェクトが前記表示画面に表示されていない場合には、前記表示制御部は、前記操作オブジェクトを前記表示画面に表示させる、請求項1〜3のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  14. 前記表示制御部は、前記表示画面を表示するディスプレイと前記操作者の眼との間の空間に前記操作者の手が位置する場合には、前記操作者から見て前記表示画面における前記操作者の手により遮られる領域とは異なる領域に前記操作オブジェクトを表示させる、請求項1〜13のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  15. 前記表示制御部は、前記操作者の視点の位置に応じた前記表示画面における位置にフォーカス枠を表示させ、
    前記情報処理装置は、前記操作面の表示位置が移動された場合に、移動後の前記操作面における前記フォーカス枠に対応する領域が前記操作者により選択されたことを判断する判断部をさらに備える、請求項3に記載の情報処理装置。
  16. 前記表示制御部は、前記操作者の手の位置に対応する前記表示画面における位置に手の画像を表示させる、請求項1〜15のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  17. 前記操作者の手に関する情報は、前記表示画面を表示するディスプレイから前記操作者の手までの距離に応じた値、または前記操作者の手の画像である、請求項1〜16のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  18. 測定された操作者の手に関する情報に基づいて前記操作者の手形状を認識することと、
    前記操作者による手の動作を認識することと、
    前記操作者の手の動作の認識結果に基づいて所定の動作が認識された場合に、表示画面に表示された操作オブジェクトを消去することと、
    前記所定の動作が認識されておらず、かつ、前記操作者の手形状が所定の形状である場合に、前記表示画面における前記操作オブジェクトの表示位置を前記操作者の手の位置の変化に応じて移動させることと、
    を含む、情報処理方法。
  19. コンピュータを、
    測定された操作者の手に関する情報に基づいて前記操作者の手形状を認識する手形状認識部と、
    前記操作者による手の動作を認識する動作認識部と、
    前記操作者の手の動作の認識結果に基づいて所定の動作が認識された場合に、表示画面に表示された操作オブジェクトを消去し、
    前記所定の動作が認識されておらず、かつ、前記操作者の手形状が所定の形状である場合に、前記表示画面における前記操作オブジェクトの表示位置を前記操作者の手の位置の変化に応じて移動させる表示制御部、
    として機能させるための、プログラム。
  20. 測定された操作者の手に関する情報に基づいて前記操作者の手形状を認識する手形状認識部と、
    前記操作者の第1の手の手形状が所定の形状である場合に、表示画面における操作オブジェクトの表示位置を前記第1の手の位置の変化に応じて移動させる表示制御部と、
    前記手形状認識部により前記操作者の第2の手の手形状が指差しの形状であることが認識された場合に、前記第2の手の指の位置に基づいて前記操作者の操作内容を判断する判断部と、
    を備える、情報処理装置。
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