JP6256129B2 - 圧接端子 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、基板と基板との間に圧縮状態で配置される圧接端子に関する。
従来、部材間に配置される圧接端子として、例えば、導電性の金属板を打ち抜き、更に折り曲げ加工をして形成されたアースターミナルがある(特許文献1参照)。
前記アースターミナルは、板状体からなり、底面がプリント回路基板PCBに取付けられる取付部を形成するベース部2と、ベース部2の対向する両辺からそれぞれ上方へ延設され、中間部には係止孔31が穿設されるストッパ受け部3と、ベース部2の他の一辺からベース部2上面と対向する側に延設され、延設部分から弾性変形可能な接触部4と、接触部4の対向する両辺からベース部2側にそれぞれ延設され、先端部はストッパ受け部3の係止孔31と係止される係止部51を形成し、係止孔31との係止により上方への移動が規制されるストッパ5とから成る。
しかし、前記アースターミナルは、その図1に示すように、ベース部2の湾曲部41に直線部42を介して平行部43が片持ち支持されているだけであるので、前記湾曲部41に応力が集中して破損し易く、耐久性に乏しいという問題がある。
特開2003−69250号公報
本発明は前記従来の問題点に鑑みてなされたもので、応力の集中を防止して耐久性を高め、寿命の長い圧接端子を提供することを課題とする。
本発明は、
第1部材と第2部材とに挟持される環状の圧接端子であって、
前記第1部材に固定される支持部と、
前記支持部と対向する位置に形成され、かつ、前記第2部材に接続する圧接部と、
前記支持部の一端と前記圧接部の一端とを接続すると共に、前記支持部の他端と前記圧接部の他端とを接続することにより、前記支持部と前記圧接部とを両端支持する一対の弾性腕部と、
を備えた。
弾性腕部が支持部と圧接部とを両端支持するので、圧接部が押圧された際に弾性腕部に負荷する応力の集中を防止し、耐久性を向上して寿命を長くできる。
前記支持部と前記圧接部とを結ぶ直線を短辺とする楕円形状であることが好ましい。
上記構成により、支持部と圧接部との間の距離が短くなり、背の低い圧接端子が得られる。
前記弾性腕部は、
中間位置に配置された屈曲部と、
前記屈曲部と前記圧接部との間に形成され、前記圧接部から前記支持部に向かって湾曲する第1湾曲部と、
前記屈曲部と前記支持部との間に形成され、前記圧接部から前記支持部に向かって湾曲する第2湾曲部と、
を備えることが好ましい。
第1湾曲部と第2湾曲部とを設けることで、圧接部が押圧されると屈曲部、第2湾曲部の順に弾性変形するので、弾性腕部はよりしなやかに撓むことができる。
前記弾性腕部が、
中間位置に設けられた屈曲部と、
前記圧接部と前記屈曲部との間に設けられた蛇腹状の第1腕部と、
前記支持部と前記屈曲部との間に設けられた長板状の第2腕部と、
を備えることが好ましい。
第1腕部を蛇腹状とすることで、第1腕部の実質的な長さを十分に確保して第1腕部がしなやかに弾性変形できる。
前記弾性腕部が、
中間位置に設けられた屈曲部と、
前記圧接部と前記屈曲部との間に設けられた蛇腹状の第1腕部と、
前記支持部と前記屈曲部との間に設けられた蛇腹状の第2腕部と、
を備えることが好ましい。
第1腕部と第2腕部を蛇腹状とすることで、第1腕部と第2腕部との実質的な長さを十分に確保して第1腕部と第2腕部とがしなやかに弾性変形できる。
前記圧接部と一対の弾性腕部とからなる第1環状部と、前記支持部と一対の弾性腕部とからなる前記第2環状部とが接続部を介して接続され、
前記接続部を間にして前記圧接部と前記支持部とが対向する位置に配置されることが好ましい。
第1環状部と第2環状部とを設けることで、圧接部が押圧されると第1環状部および第2環状部のそれぞれが弾性変形するので、弾性腕部はよりしなやかに撓むことができる。
前記第1部材および前記第2部材のうち、少なくともいずれか一方が基板であることが好ましい。又は、前記第1部材および前記第2部材のうち、少なくともいずれか一方が電子部品であってもよい。
これにより、汎用性に優れた圧接端子を得ることができる。
電鋳法により形成し、前記弾性腕部を電鋳法による電圧印加方向と垂直な方向に弾性変形可能とすることが好ましい。
これにより、小型で変位量の大きい圧接端子が実現できる。
電鋳法により形成し、前記弾性腕部の厚みに対して、前記弾性腕部の幅を大きくすることが好ましい。
これにより、圧接部を支持部に向かって押圧したときに、弾性腕部に捩れが生じることなく、安定した弾性変形を得ることが可能になる。
本発明の第1実施形態に係る圧接端子の使用状態を示す斜視図。 (A)は図1の圧接端子の斜視図、(B)は圧接端子の正面図、(C)は圧接端子を押圧した状態の正面図。 (A)は図1の圧接端子を成形する母型の斜視図、(B)は(A)のB3−B3線断面図。 (A)は図1の圧接端子を成形している途中の母型の斜視図、(B)は(A)のB4−B4線断面図。 (A)は図1の圧接端子を成形した後の斜視図、(B)は(A)のB5−B5線断面図。 (A)は第2実施形態に係る圧接端子の斜視図、(B)は圧接端子の正面図、(C)は圧接端子を押圧した状態の正面図。 (A)は第3実施形態に係る圧接端子の斜視図、(B)は圧接端子の正面図、(C)は圧接端子を押圧した状態の正面図。 (A)は第4実施形態に係る圧接端子の斜視図、(B)は圧接端子の正面図、(C)は圧接端子を押圧した状態の正面図。 (A)は第5実施形態に係る圧接端子の斜視図、(B)は圧接端子の正面図、(C)は圧接端子を押圧した状態の正面図。 (A)は第6実施形態に係る圧接端子の斜視図、(B)は圧接端子の正面図、(C)は圧接端子を押圧した状態の正面図。
以下、本発明に係る圧接端子の実施形態を添付図面の図1ないし図10に従って説明する。
(第1実施形態)
図1および図2(A),(B)に示すように、第1実施形態の圧接端子10は、金属からなる幅狭の板状体で形成されている。圧接端子10は正面視が環状であり、対向する位置に支持部11と圧接部13とを配置すると共に、前記支持部11と圧接部13とを一対の弾性腕部16a,16bとでそれぞれ接続している。
前記支持部11は圧接端子10の下端部に設けられた長板状であり、正方形の基板(第1部材)1に半田付けして固定される。
前記圧接部13は、前記支持部11と対向する上端部に設けられ、その両端部には、圧接端子10の外周方向に沿って一対の圧接突起14,14が形成されている。圧接突起14は周方向と直交する半円柱形状であり、圧接端子10の径方向に突出している。
弾性腕部16aは外方に湾曲する半円形状であり、支持部11の一端と圧接部13の一端とを接続している。前記弾性腕部16bは外方に湾曲する半円形状であり、支持部11の他端と圧接部13の他端とを接続している。そして、弾性腕部16a,16bは、支持部11と圧接部13とを両端支持している。
図2(C)に示すように、圧接部13を支持部11に向かって下方に押圧すると、弾性腕部16a,16bは外方に広がるように撓んで弾性変形する。このとき、弾性腕部16a,16bが支持部11と圧接部13とを両端支持しているので、圧接部13を押圧する負荷が弾性腕部16a,16bで2分割される。このため、応力集中を防止して耐久性を高め、寿命を長くできる。
次に、圧接端子10の製造方法を説明する。
図3(A)に示すように、圧接端子10を成形するために、正方形板状で絶縁性の型枠4と、型枠4の下側に配設され、かつ、型枠4と同じ形状の導電性基材6とを用いる。型枠4には、圧接端子10と同一形状のキャビティ5が作製されている。図3(B)に示すように、キャビティ5は型枠4を貫通しているので、キャビティ5の底部から導電性基材6が露出している。
圧接端子10は、型枠4と導電性基材6とを母型とし、以下の工程からなる電鋳法により成形される。電鋳法における電着工程では、母型を電解槽(図示せず)の電解液内に配置し、導電性基材6と、導電性基材6に対向するように配置された対向電極(図示せず)との間に直流電源で電圧を印加し、電解液に電流を流す。通電を開始すると、電解液中の金属イオンが導電性基材6の表面に電着し、金属が析出する。このとき、型枠4は、絶縁性であるので、電流を遮断する。このため、母型と対向電極との間に電圧を印加しても、型枠4には直接金属が電着しない。この結果、図4(A)および(B)に示すように、キャビティ5の内部にはその底面から矢印で示す電圧印加方向に沿って金属層7が成長し、この金属層7により圧接端子10が成形される。
圧接端子10が形成されると、図5(A)および(B)に示すように、エッチング等によって型枠4を剥離させることで、導電性基材6の上面には、圧接端子10素子が取り外し可能な状態で残存する。このようにして成形された圧接端子10は、電鋳法による電圧印加方向と垂直な方向に弾性変形可能な弾性腕部16a,16bと、その弾性腕部16a,16bの弾性力によって外部導体に圧接可能な圧接部13とを備えるため、小型で変位量の大きい圧接端子10が実現できる。
また、圧接端子10を電鋳法で形成することによって、キャビティ5の幅に対してキャビティ5の深さを大きくすることができる(図4(B)参照)ため、圧接端子10の厚みに対して圧接端子10の幅を大きくできる(図5(B)参照)。具体的には、弾性腕部16a,16bの厚みに対して弾性腕部16a,16bの幅を大きくできので、圧接部13を支持部11に向かって押圧したときに、弾性腕部16a,16bに捩れが生じることなく、安定した弾性変形を得ることが可能になる。さらに、支持部11の厚みに対して支持部11の幅を大きくでき、支持部11を基板1(図1参照)に安定して固定することが可能になる。
(第2実施形態)
図6(A),(B)は第2実施形態の圧接端子20を示す。この圧接端子20は、一対の支持部11a,11bと圧接部13とを一対の弾性腕部22a,22bで接続している。前記圧接端子20は、一対の支持部11a,11bの間と圧接部13の中央とを結ぶ直線L1を短辺とする正面視で略楕円形状である。この構成により、支持部11a,11bと圧接部13との間の距離が短くなり、背の低い圧接端子20が得られる。
弾性腕部22aは側方に向かって凸状となる横向きの略V字形状であり、支持部11aの外側端部と圧接部13の一端とを接続している。また、弾性腕部22bは側方に向かって凸状となる横向きの略V字形状であり、支持部11bの外側端部と圧接部13の他端とを接続している。そして、弾性腕部22a,22bは、その両端で支持部11a,11bと圧接部13とを支持している。更に、弾性腕部22a,22bは、その略中央部を折り曲げた屈曲部24と、屈曲部24から圧接部13まで斜め上方に延びる第1腕部25と、前記屈曲部24から支持部11a,11bまで斜め下方に延びる第2腕部26とを備えている。
なお、図2の第1実施形態と同一の要素には同一の符号を付して説明を省略する。以下の各実施形態においても同様である。
そして、図6(C)に示すように、圧接部13を下方に押圧すると、弾性腕部22a,22bが弾性変形し、第1腕部25の屈曲部24側の端部を中心に圧接部13側の端部が下方に向かって変位する。その後、屈曲部24が下方に移動し、第2腕部26の支持部11a,11b側の端部を中心に屈曲部24側の端部が下方に変位する。
(第3実施形態)
図7(A),(B)は第3実施形態の圧接端子30を示す。この圧接端子30は、支持部31と圧接部13とを屈曲部35を有する一対の弾性腕部33a,33bとで接続している。支持部31は、弾性腕部33a,33bの下側端部34から、水平方向に両側に広がるように延びている。
弾性腕部33a,33bは、支持部31と圧接部13とを結ぶ直線L2と直交する方向の水平方向側方に延びている。弾性腕部33a,33bは、両側の側端部に設けられた屈曲部35と、第1湾曲部35aと、第2湾曲部36とを備えている。
第1湾曲部35aは、屈曲部35と圧接部13との間に屈曲部35に隣接して形成され、下方に向かって湾曲している。第1湾曲部35aと圧接部13との間は、第1湾曲部35aから圧接部13に向かって斜め上方に延びる第1延在部38で接続されている。
第2湾曲部36は、屈曲部35と支持部31との間に形成され、下方に向かって湾曲している。第2湾曲部36と支持部31との間は、第2湾曲部36から支持部31の上端部に向かって斜め下方に延びる第2延在部39により接続されている。屈曲部35は圧接部13よりも下方に位置し、圧接部13が基板2(図1参照)と当接した状態では、屈曲部35は基板2と当接していない。第2湾曲部36は支持部31よりも上方に位置し、支持部31が基板1に固定した状態で、第2湾曲部36は基板1に当接していない。
そして、図7(C)に示すように、圧接部13を支持部31に向かって下方に押圧すると、圧接部13と第1延在部38とが下方に移動し、屈曲部35は下方に変位すると共に、第1湾曲部35aと第2湾曲部36との間隔が狭くなるように撓む。屈曲部35の弾性変形に従って、第2湾曲部36も撓んで下方に変位する。屈曲部35と第2湾曲部36とを設けることで、圧接部13が押圧されると屈曲部35、第2湾曲部36の順に弾性変形するので、弾性腕部33a,33bはよりしなやかに撓むことができる。
(第4実施形態)
図8(A),(B)は第4実施形態の圧接端子40を示す。この圧接端子40は正面視が略菱形形状であり、支持部11と圧接部13とを一対の弾性腕部42a,42bとで接続している。
弾性腕部42aは支持部11の一端と圧接部13の一端とを接続し、弾性腕部42bは支持部11の他端と圧接部13の他端とを接続して、支持部11と圧接部13とを両端支持している。弾性腕部42a,42bは、側方に向かって凸状となる横向きのV字形状であり、屈曲部44と、第1腕部45と、第2腕部46とを備えている。
屈曲部44は、弾性腕部42a,42bの中間位置である略中央部に設けられ、折り曲げられている。第1腕部45は、屈曲部44から圧接部13まで斜め上方に延びる蛇腹の板状である。第2腕部46は、屈曲部44から支持部11まで斜め下方に延びる長板状である。
図8(C)に示すように、圧接部13を支持部11に向かって下方に押圧すると、弾性腕部42a,42bは弾性変形し、第1腕部45の屈曲部44側の端部を中心に圧接部13側の端部が支持部11に向かって変位する。この後、屈曲部44が下方に移動して、第2腕部46の支持部11側の端部を中心に屈曲部44側の端部が下方に変位する。第1腕部45を蛇腹状とすることで、第1腕部45の実質的な長さを十分に確保しているので第1腕部45がしなやかに弾性変形できる。
(第5実施形態)
図9(A)から(C)は第5実施形態の圧接端子48を示す。第4実施形態の圧接端子40の第2腕部46が長板状であるのに対し、この圧接端子48は、第2腕部49も蛇腹の板状である点で異なる。第1腕部45に加えて第2腕部49を蛇腹状とすることで、第1腕部45と第2腕部49との実質的な長さを十分に確保できるので、第1腕部45と第2腕部49とがしなやかに弾性変形できる。
(第6実施形態)
図10(A),(B)は第6実施形態の圧接端子60を示す。この圧接端子60は、支持プレート(支持部)61と圧接プレート(圧接部)64とを一対の弾性腕部66a,66bで接続している。圧接プレート64と後述する接続部69と第1腕部70,70とが第1環状部73を構成している。支持プレート61と後述する接続部69と第2腕部71,71とが第2環状部74を構成している。
支持プレート61は、圧接端子60の下端部に設けられた長板であり、下方に突出する一対の支持部62,62が形成されている。
圧接プレート64は、圧接端子60の上端部に設けられた長板であり、上方に突出する一対の圧接突起65,65が形成されている。支持プレート61と圧接プレート64とは同じ長さであり、平行に配設されている。
弾性腕部66aは、圧接プレート64の一端と支持プレート61の一端とを接続し、内方に向かって凹む横向きのV字形状に折曲げられた板状である。一方、弾性腕部66bは、圧接プレート64の他端と支持プレート61の他端とを接続し、内方に向かって凹む横向きのV字形状に折曲げられた板状である。
弾性腕部66a,66bは、接続部69と、第1腕部70と、第2腕部71とを備えている。接続部69は、対向する弾性腕部66a,66bの中央部に形成された内側先端部67,67同士を接続している。第1腕部70は、圧接プレート64の端部に設けられたU字形状の第1屈曲部76を包含し、接続部69から第1屈曲部76に向かって斜め上方に延びている。第2腕部71は、支持プレート61の端部に設けられたU字形状の第2屈曲部77を包含し、接続部69から第2屈曲部77に向かって斜め下方に延びている。
図10(C)に示すように、圧接プレート64を支持プレート61に向かって下方に押圧すると、第1環状部73と第2環状部74とが弾性変形して上下方向に圧縮されるので、弾性腕部66a,66bはよりしなやかに撓むことができる。
なお本発明は前記実施形態に限定されず、種々の変形が可能である。
前記実施形態では、基板1と基板2との間に圧接端子10を配設した。しかし、基板1,2に代えて電子部品(図示せず)と電子部品との間に配置してもよく、基板と電子部品との間に配置し、例えば、電子部品のアースとして用いてもよい。
支持部11に関しては、基板や電子部品に固定できれば、その形状は特に限定されない。また、例えば、固定する相手部材に設けた取付孔に挿入できる位置決め用のピンを突設しておいてもよい。更に、圧接部13に関しては、基板や電子部品に当接して押圧される限り、その形状は特に限定されない。
10 圧接端子(第1実施形態)
11(11a,11b) 支持部
13 圧接部
16a,16b 弾性腕部
20 圧接端子(第2実施形態)
30 圧接端子(第3実施形態)
31 支持部
33a,33b 弾性腕部
35 屈曲部
35a 第1湾曲部
36 第2湾曲部
40 圧接端子(第4実施形態)
42a,42b 弾性腕部
44 屈曲部
45 第1腕部
46 第2腕部
48 圧接端子(第5実施形態)
49 第2腕部
60 圧接端子(第6実施形態)
61 支持プレート(支持部)
64 圧接プレート(圧接部)
66a,66b 弾性腕部
70 第1腕部
71 第2腕部
73 第1環状部
74 第2環状部

Claims (5)

  1. 第1部材と第2部材とに挟持される環状の圧接端子であって、
    前記第1部材に固定される支持部と、
    前記支持部と対向する位置に形成され、かつ、前記第2部材に接続する圧接部と、
    前記支持部の一端と前記圧接部の一端とを接続すると共に、前記支持部の他端と前記圧接部の他端とを接続することにより、前記支持部と前記圧接部とを両端支持する一対の弾性腕部と、
    を備え
    前記弾性腕部が、
    中間位置に設けられた屈曲部と、
    前記圧接部と前記屈曲部との間に設けられた蛇腹状の第1腕部と、
    前記支持部と前記屈曲部との間に設けられた長板状の第2腕部と、
    を有する、圧接端子。
  2. 第1部材と第2部材とに挟持される環状の圧接端子であって、
    前記第1部材に固定される支持部と、
    前記支持部と対向する位置に形成され、かつ、前記第2部材に接続する圧接部と、
    前記支持部の一端と前記圧接部の一端とを接続すると共に、前記支持部の他端と前記圧接部の他端とを接続することにより、前記支持部と前記圧接部とを両端支持する一対の弾性腕部と、
    を備え、
    前記弾性腕部が、
    中間位置に設けられた屈曲部と、
    前記圧接部と前記屈曲部との間に設けられた蛇腹状の第1腕部と、
    前記支持部と前記屈曲部との間に設けられた蛇腹状の第2腕部と、
    を有する、圧接端子。
  3. 前記圧接部と前記圧接部を両端支持する一対の弾性腕部とからなる第1環状部と、前記支持部と前記支持部を両端支持する一対の弾性腕部とからなる第2環状部とが接続部を介して接続され、
    前記接続部を間にして前記圧接部と前記支持部とが対向する位置に配置された請求項1または2の圧接端子。
  4. 前記第1部材および前記第2部材のうち、少なくともいずれか一方が基板である請求項1からのいずれかの圧接端子。
  5. 前記第1部材および前記第2部材のうち、少なくともいずれか一方が電子部品である請求項1からのいずれかの圧接端子。
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