JP6255894B2 - 自立運転システム、自立運転制御装置および蓄電池システム - Google Patents

自立運転システム、自立運転制御装置および蓄電池システム Download PDF

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Description

本発明は、自立運転システム、自立運転制御装置、および蓄電池システムに関する。
近年、風力や太陽光などの自然エネルギーを利用した風力発電機や太陽電池などの分散型電源の普及が進んでおり、商用電力系統への連系が増加している。
分散型電源による電力供給システムでは、通常時には商用電力系統に連系して連系運転を行いつつ、停電時などの非常時には一時的に商用電力系統から切り離して(解列して)自立運転を行うことができる。また、分散型電源は、商用電力系統に連系されることなく、常に商用電力系統から切り離されて自立運転を行う自立系統の電源としても用いられている。しかしながら、自然エネルギーを利用した分散型電源は、風速や天候などの自然条件に応じて出力が変動するため、特に自立運転による電力供給システム(自立運転システム)では、電力を貯蔵可能な蓄電池などの電力貯蔵装置が併用されている。
例えば特許文献1では、出力が変動する発電装置と複数の蓄電池(ナトリウム−硫黄電池)とを電力系統に連系し、ある蓄電池が放電末や充電末などの閾値に達した場合に、他の蓄電池との間で充放電を行うことによって、各蓄電池の充電率(残存容量率)を均等化する制御方法が開示されている。また、例えば特許文献2では、それぞれ電力変換器(双方向インバータ)を介して複数の蓄電池(電池モジュール)を並列に接続し、蓄電池の充電率(残容量)に応じて電力変換器の電流制限値を制御することによって、各蓄電池の充電率を均等化する電源装置が開示されている。
国際公開第2010/038667号 特開2013−78242号公報
しかしながら、特許文献1の蓄電池の制御方法では、各蓄電池の充電率の均等化に1〜1800秒程度の時間を要する。そして、充電率の均等化を行っている間は、発電装置から負荷に電力を供給することができないため、自立運転を中断して連系運転に切り替え、電力系統から負荷に電力を供給する必要がある。さらに、常に商用電力系統から切り離されている自立系統には、この制御方法を適用することができない。
また、特許文献2の電源装置では、充電率が低い蓄電池に対しては、放電電流制限値を小さく、充電電流制限値を大きくし、充電率が高い蓄電池に対しては、放電電流制限値を大きく、充電電流制限値を小さくしている。しかしながら、この電源装置では、放電電流制限値を大きくする場合も、充電電流制限値を大きくする場合も、電力変換器のデューティを大きくしているため、蓄電池の充放電が切り替わる度に電力変換器のデューティを切り替える必要がある。そのため、分散型電源の出力変動により蓄電池の充放電が頻繁に切り替わる場合、電力変換器のデューティの切り替えが完了する前に再び蓄電池の充放電が切り替わり、充電率の均等化を正しく行うことができない可能性がある。
前述した課題を解決する主たる本発明は、商用電力系統から切り離された交流母線に交流電力を供給する発電装置と、直流電力を充放電する複数の蓄電池と、前記複数の蓄電池にそれぞれ接続され、前記交流母線との間で入出力される交流電力と、前記複数の蓄電池でそれぞれ充放電される直流電力とを相互に変換する複数の電力変換器と、前記複数の電力変換器のそれぞれに対する電圧指令値を出力する制御装置と、を備える自立運転システムであって、前記制御装置は、前記複数の電力変換器のうち、接続されている蓄電池の充電率が高い電力変換器ほど、周波数が高い前記電圧指令値を生成することを特徴とする自立運転システムである。
本発明の他の特徴については、添付図面及び本明細書の記載により明らかとなる。
本発明によれば、各蓄電池の充電率を均等化することができる。
本発明の一実施形態における自立運転システムの構成を示すブロック図である。 共通演算部10の構成を示すブロック図である。 自立運転制御装置2nの構成を示すブロック図である。 指令値生成部205の構成を示すブロック図である。 自立運転制御装置2nによる充電率均等化制御を説明する図である。 自立運転制御装置2nによる充電率均等化制御を説明する図である。 交流電源の出力周波数と負荷に供給される有効電力との関係を説明する図である。 自立運転制御装置2nによる充電率均等化制御の一例を示す模式図である。 図8に示した電力変換器4nの有効電力の変化を拡大して示す図である。 自立運転制御装置2nによる横流抑制制御を説明する図である。 自立運転制御装置2nによる横流抑制制御を説明する図である。
本明細書および添付図面の記載により、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
===自立運転システムの構成===
以下、図1を参照して、本発明の一実施形態における自立運転システムの構成について説明する。
図1に示されている自立運転システムは、交流母線80を介して互いに接続された、発電設備、負荷設備、および蓄電設備を含んで構成されている。また、開閉器91が開放されており、自立運転システムは、一時的に商用電力系統90から切り離されている。なお、自立運転システムは、商用電力系統90に連系されることなく、常に商用電力系統90から切り離されていてもよい。
発電設備は、発電装置としての風力発電機65および太陽電池モジュール66のほか、(電力用)変圧器60ないし62、および電力変換器63、64を含んで構成されている。
変圧器60は、開閉器91と交流母線80とを接続するとともに、変圧器60には、変圧器61および62が並列に接続されている。また、変圧器61には、電力変換器63を介して風力発電機65が接続され、変圧器62には、電力変換器64を介して太陽電池モジュール66が接続されている。これにより、風力発電機65および太陽電池モジュール66は、交流母線80に交流電力を供給する。なお、発電設備は、さらに発電装置を含んでいてもよく、風力発電機65や太陽電池モジュール66のように出力が変動する発電装置だけでなく、例えばディーゼル発電機のように出力変動が小さい発電装置を含んでいてもよい。
負荷設備は、負荷73および74のほか、変圧器70、および開閉器71、72を含んで構成されている。
変圧器70は、交流母線80に接続されるとともに、変圧器70には、開閉器71および72が並列に接続されている。また、開閉器71には、負荷73が接続され、開閉器72には、負荷74が接続されている。これにより、負荷73および74には、交流母線80から交流電力が供給される。なお、負荷設備は、さらに負荷を含んでいてもよい。
蓄電設備は、直流電力を充放電するN個の蓄電池5n(n=1,…,N)のほか、それぞれN個の自立運転制御装置2n、変圧器3n、および電力変換器4nと、1個の共通演算部10とを含んで構成されている。
変圧器3nは、交流母線80に並列に接続されている。また、変圧器3nには、電力変換器4nを介して蓄電池5nが接続されている。これにより、電力変換器4nは、交流母線80との間で入出力される交流電力と、蓄電池5nで充放電される直流電力とを相互に変換する。
共通演算部10には、電力変換器4nの出力電流in、蓄電池5nの充電率Sn、および交流母線80の電圧vが入力され、共通演算部10から出力される平均出力電流i0、平均充電率S0、および電圧振幅Vpは、自立運転制御装置2nに入力されている。前述したように、自立運転システムは、商用電力系統90から切り離されているため、蓄電設備の出力を商用電力系統90に依存せずに定電圧・定周波数制御する必要がある。そのため、自立運転制御装置2nは、電圧指令値vnを生成し、電力変換器4nに対して出力することによって、蓄電設備の定電圧・定周波数制御を実現している。
なお、本実施形態においては、N個の自立運転制御装置2nに共通に入力される平均出力電流i0、平均充電率S0、および電圧振幅Vpを1個の共通演算部10が算出しているが、各自立運転制御装置2nが共通演算部10を備える構成としてもよい。また、N個の自立運転制御装置2nおよび1個の共通演算部10が一体に構成されていてもよい。
===共通演算部の構成===
以下、図2を参照して、本実施形態における共通演算部の構成について説明する。
図2に示されている共通演算部10は、平均出力電流算出部101、平均充電率算出部102、および電圧振幅算出部103を含んで構成されている。
平均出力電流算出部101には、電力変換器41ないし4Nのそれぞれの3相分の出力電流i1ないしiNが入力され、平均出力電流算出部101からは、それらを3相それぞれについて平均した平均出力電流i0が出力されている。また、平均充電率算出部102には、蓄電池51ないし5Nのそれぞれの充電率S1ないしSNが入力され、平均充電率算出部102からは、それらを平均した平均充電率S0が出力されている。
電圧振幅算出部103は、dq変換部1031、一次遅れフィルタ1032、1033、2乗演算部1034、1035、加算部1036、および平方根演算部1037を含んで構成されている。
dq変換部1031には、交流母線80の3相分の電圧vが入力され、dq変換部1031からは、基準周波数(商用電力系統90の系統周波数)f0を用いて電圧vをdq変換して得られるd軸成分(電圧Vd)およびq軸成分(電圧Vq)が出力されている。また、電圧VdおよびVqは、それぞれ、一次遅れフィルタ1032および1033により高調波成分が除去され、さらに、2乗演算部1034および1035で2乗されたうえで、加算部1036で加算される。そして、平方根演算部1037は、加算部1036の出力値の平方根をとって、電圧振幅Vp=√(Vd+Vq)を出力する。
なお、本実施形態においては、電圧振幅算出部103が算出する電圧振幅Vpは波高値であり、交流母線80の電圧vが所定の電圧になるように電圧指令値vnの電圧を制御するのに用いられるが、波高値に代えて、例えば実効値を用いることもできる。
===自立運転制御装置の構成===
以下、図3および図4を参照して、本実施形態における自立運転制御装置の構成について説明する。
図3に示されている自立運転制御装置2nは、加算部201、dq変換部202、周波数制御部203、電圧制御部204、および指令値生成部205を含んで構成されている。
加算部201には、3相分の平均出力電流i0と電力変換器4nの3相分の出力電流inとが入力され、加算部201からは、それらの差である3相分の出力電流偏差Δi=i0−inが出力されている。また、dq変換部202には、3相分の出力電流偏差Δiが入力され、dq変換部202からは、基準周波数f0を用いて出力電流偏差Δiをdq変換して得られるd軸成分(電流偏差ΔId)およびq軸成分(電流偏差ΔIq)が出力されている。
周波数制御部203は、一次遅れフィルタ2031、加算部2032、2034、2036、充電率調整部2033、および周波数調整部2035を含んで構成されている。なお、充電率調整部2033および周波数調整部2035は、予め設定される比例ゲインであり、それぞれの値をK1およびK2とする。
加算部2032には、平均充電率S0と蓄電池5nの充電率Snとが入力され、加算部2032からは、それらの差である充電率偏差ΔS=S0−Snが出力されている。また、充電率調整部2033からは、充電率偏差ΔSに比例ゲインK1を乗算した電流偏差ΔIs=K1・ΔSが出力されている。さらに、加算部2034には、一次遅れフィルタ2031により高調波成分が除去された電流偏差ΔIdと、電流偏差ΔIsとが入力されている。そして、周波数調整部2035からは、加算部2034の出力値に比例ゲインK2を乗算した周波数偏差Δf=K2・(ΔId−ΔIs)が出力されている。
加算部2036には、周波数偏差Δfと周波数指令値f0とが入力され、加算部2036からは、周波数指令値f0に周波数偏差Δfを加算した周波数fn=f0+Δfが出力されている。そして、指令値生成部205は、周波数fnの電圧指令値vnを生成して出力する。
電圧制御部204は、一次遅れフィルタ2041、振幅調整部2042、加算部2043、2044、および電圧調整部2045を含んで構成されている。なお、振幅調整部2042および電圧調整部2045は、予め設定される比例ゲインであり、それぞれの値をK3およびK4とする。
振幅調整部2042からは、一次遅れフィルタ2041により高調波成分が除去された電流偏差ΔIqに比例ゲインK3を乗算した振幅偏差ΔV=K3・ΔIqが出力されている。また、加算部2043には、振幅偏差ΔVと電圧振幅指令値Vpとが入力され、加算部2043からは、電圧振幅指令値Vpに振幅偏差ΔVを加算した電圧V=Vp+ΔVが出力されている。さらに、加算部2044には、電圧Vと電圧振幅Vpとが入力されている。そして、電圧調整部2045からは、加算部2044の出力値に比例ゲインK4を乗算した電圧偏差dVnが出力されている。そして、指令値生成部205は、電圧偏差dVnに応じた電圧の電圧指令値vnを生成して出力する。
図4は、本実施形態における指令値生成部205の構成を示している。図4に示されている指令値生成部205は、正弦波生成部2051、乗算部2052、2053、および加算部2054、2055、2056を含んで構成されている。
正弦波生成部2051には、周波数fnが入力され、正弦波生成部2051からは、周波数fnの正弦波信号であるa相基準信号Saおよびc相基準信号Scが出力されている。また、乗算部2052および2053からは、それぞれ電圧偏差dVnを乗算した(dVn倍の)a相基準信号Saおよびc相基準信号Scが出力されている。
加算部2054からは、a相基準信号SaにdVn倍のa相基準信号Saを加算したa相電圧指令値vna=(1+dVn)・Saが出力されている。一方、加算部2055からは、c相基準信号ScにdVn倍のc相基準信号Scを加算したc相電圧指令値vnc=(1+dVn)・Scが出力されている。さらに、加算部2056からは、a相電圧指令値vnaとc相電圧指令値vncとを加算して反転したb相電圧指令値vnb=−(vna+vnc)が出力されている。
===自立運転制御装置の動作===
以下、本実施形態における自立運転制御装置の動作について説明する。
dq変換部202は、基準周波数f0を用いて、3相分の出力電流偏差Δiをdq変換する。これにより、基準周波数f0に対応する角周波数ω0で回転する回転座標系におけるd軸成分(電流偏差ΔId)およびq軸成分(電流偏差ΔIq)が出力される。ここで、電流偏差ΔIdおよびΔIqは、それぞれ出力電流偏差Δiの有効電流成分および無効電流成分に相当する。
周波数制御部203は、充電率偏差ΔSおよび電流偏差ΔIdに応じた周波数fn(第2の周波数)を出力する。このとき、周波数fnは、
fn=f0+Δf
=f0+K2・(ΔId−K1・ΔS)
=f0+K2・[ΔId+K1・(Sn−S0)]
となる。ここで、周波数指令値f0(所定の第1の周波数)は、蓄電設備の定周波数制御における目標値であり、基準周波数f0に等しい。
したがって、充電率Snが高いほど周波数fnが高くなるため、指令値生成部205は、電力変換器41ないし4Nのうち、接続されている蓄電池5nの充電率Snが高い電力変換器4nほど、周波数fnが高い電圧指令値vnを生成することとなる。また、電流偏差ΔIdが大きいほど周波数fnが高くなるため、指令値生成部205は、電力変換器41ないし4Nのうち、出力電流偏差Δi=i0−inの有効電流成分が大きい電力変換器4nほど、周波数fnが高い電圧指令値vnを生成することとなる。このようにして、周波数制御部203は、電圧指令値vnの周波数を制御する。
電圧制御部204は、電圧振幅Vpおよび電流偏差ΔIqに応じた電圧偏差dVnを出力する。このとき、電圧偏差dVnは、
dVn=K4・(V−Vp)
=K4・(Vp+K3・ΔIq−Vp)
となる。ここで、電圧振幅指令値Vpは、蓄電設備の定電圧制御における目標値である。
したがって、電圧振幅Vpが大きいほど電圧偏差dVnが大きくなり、指令値生成部205は、振幅が大きい電圧指令値vnを生成することとなる。このようにして、電圧制御部204は、交流母線80の電圧vが所定の電圧になるように電圧指令値vnの電圧を制御する。
===自立運転制御装置の動作の具体例===
以下、図5ないし図11を適宜参照して、本実施形態における自立運転制御装置の動作の具体例について説明する。
ここでは、一例として、周波数指令値f0=50.0[Hz]、電圧振幅指令値Vp=1.0[pu]とする。また、比例ゲインK1ないしK4については、一例として、K1=2.0,K2=K3=K4=1.0とする。
図5は、3個の蓄電池5n(n=1,2,3)を備えた自立運転システムにおいて、各蓄電池5nの充電率Snが異なる場合を示している。図5において、各電力変換器4nの出力電流inは、i1=i2=i3=1.0[pu]で等しく、平均出力電流i0=1.0[pu]となっている。また、各蓄電池5nの充電率Snは、S1=0.70[pu],S2=0.65[pu],S3=0.60[pu]であり、平均充電率S0=0.65[pu]となっている。さらに、交流母線80の電圧v=1.0[pu]であり、電圧振幅Vp=1.0[pu]となっている。
この場合、図6に示すように、充電率偏差ΔSに比例する電流偏差ΔIsは、自立運転制御装置21ではΔIs=−0.1[pu]、自立運転制御装置22ではΔIs=0.0[pu]、自立運転制御装置23ではΔIs=0.1[pu]となる。一方、自立運転制御装置21ないし23のいずれにおいても、電流偏差ΔId=0.0[pu]となる。したがって、各電力変換器4nに対する電圧指令値vnの周波数fnは、f1=50.1[Hz],f1=50.0[Hz],f1=49.9[Hz]となり、各蓄電池5nの充電率Snの順にf1>f2>f3となる。
ここで、交流電源の出力周波数と負荷に供給される有効電力との関係を図7に示す。図7においては、1個の交流電源Sと1個の負荷Rとが送電線Lを介して接続されている。このとき、負荷Rと交流電源Sとの位相差をδとすると、交流電源Sの出力電圧vsおよび負荷Rへの供給電圧vrは、それぞれ
vs=Vs・sin(ωt+δ),
vr=Vr・sinωt
となる。また、送電線LのインピーダンスをXlとすると、負荷Rに供給される有効電力Prは、
Pr=(Vs・Vr/Xl)・sinδ
で与えられることが知られている。したがって、位相差δが大きくなるほど有効電力Prが大きくなる。
自立運転システムにおいて、蓄電設備(交流電源S)が放電動作をしている場合、蓄電設備の位相は、負荷設備(負荷R)の位相に対して進んでいる。そのため、放電時においては、電力変換器4nの内部基準周波数(電圧指令値vnの周波数fn)が高くなるほど位相差δが大きくなり、電力変換器4nの出力電流inの有効電流成分が大きくなる。したがって、充電率Snが高い蓄電池5nほど放電電流が大きくなるため、各蓄電池5nの充電率Snを均等化することができる。
一方、蓄電設備(負荷R)が充電動作をしている場合、蓄電設備の位相は、発電設備(交流電源S)の位相に対して遅れている。そのため、充電時においては、電力変換器4nの内部基準周波数が高くなるほど位相差δが小さくなり、電力変換器4nの出力電流inの有効電流成分(絶対値)が小さくなる。したがって、充電率Snが高い蓄電池5nほど充電電流が小さくなるため、各蓄電池5nの充電率Snを均等化することができる。
このようにして、各蓄電池5nの充電率均等化制御を行うことができる。そして、本実施形態の自立運転制御装置2nは、充電時および放電時のいずれにおいても、接続されている蓄電池5nの充電率Snが高い電力変換器4nほど、内部基準周波数が高くなるように制御している。そのため、充電動作と放電動作とが頻繁に切り替わる場合であっても、自立運転を中断することなく、充電率均等化制御を行うことができる。
ここで、自立運転制御装置2nによる充電率均等化制御の一例を図8に示し、そのうち電力変換器4nの有効電力の時刻t=taからt=tbまでの変化を拡大して図9に示す。図8においては、発電装置(風力発電機65および太陽電池モジュール66)の総出力が時々刻々と変動しており、負荷73および74の総消費電力が時刻t=t1以降でほぼ0となっている。また、電力変換器41および43は、時刻t=t1以前では放電動作の割合が多く、時刻t=t1以降では充電動作の割合が多いものの、充電動作と放電動作とが頻繁に切り替わっている。なお、図8および図9において、電力変換器42の有効電力は図示されていない。
この場合において、各蓄電池5nの充電率Snは、S1>S2>S3であるため、各電力変換器4nの放電電流は、電力変換器41が最も大きくなり、各電力変換器4nの充電電流は、電力変換器43が最も大きくなる。これにより、時間の経過とともに各蓄電池5nの充電率Snが均等化されていく。
図10は、各電力変換器4nの出力電流inが異なる場合を示している。図10において、各電力変換器4nの出力電流inは、i1=1.1[pu],i2=1.0[pu],i3=0.9[pu]であり、平均出力電流i0=1.0[pu]となっている。また、各蓄電池5nの充電率Snは、S1=S2=S3=0.65[pu]で等しく、平均充電率S0=0.65[pu]となっている。さらに、交流母線80の電圧v=1.0[pu]であり、電圧振幅Vp=1.0[pu]となっている。
この場合、図11に示すように、自立運転制御装置21ないし23のいずれにおいても、電流偏差ΔIs=0.0[pu]となる。一方、出力電流偏差Δiの有効電流成分である電流偏差ΔIdは、自立運転制御装置21ではΔId=−0.1[pu]、自立運転制御装置22ではΔId=0.0[pu]、自立運転制御装置23ではΔId=0.1[pu]となる。したがって、各電力変換器4nに対する電圧指令値vnの周波数fnは、f1=49.9[Hz],f1=50.0[Hz],f1=50.1[Hz]となり、各電力変換器4nの出力電流inと逆順にf1<f2<f3となる。
前述したように、放電時においては、電力変換器4nの内部基準周波数が高くなるほど位相差δが大きくなり、電力変換器4nの出力電流inの有効電流成分が大きくなる。したがって、現在の出力電流inが小さい電力変換器4nほど出力電流inが大きくなるように制御されるため、各電力変換器4nの出力電流inを均等化して、横流を抑制することができる。
一方、充電時においては、電力変換器4nの内部基準周波数が高くなるほど位相差δが小さくなり、電力変換器4nの出力電流inの有効電流成分(絶対値)が小さくなる。したがって、現在の出力電流in(絶対値)が大きい電力変換器4nほど出力電流in(絶対値)が小さくなるように制御されるため、各電力変換器4nの出力電流inを均等化して、横流を抑制することができる。
このようにして、各電力変換器4nの出力電流in間の横流抑制制御を行うことができる。
前述したように、図1に示した自立運転システムにおいて、電力変換器41ないし4Nのうち、接続されている蓄電池5nの充電率Snが高い電力変換器4nほど、周波数fnが高い電圧指令値vn*を生成することによって、充電率Snが高い蓄電池5nほど放電電流が大きくなるとともに、充電電流が小さくなるため、各蓄電池5nの充電率Snを均等化することができる。そして、充電時および放電時のいずれにおいても、接続されている蓄電池5nの充電率Snが高い電力変換器4nほど、内部基準周波数が高くなるように制御されるため、蓄電池の充放電が頻繁に切り替わる場合であっても、自立運転を中断することなく充電率均等化制御を行うことができ、自立運転システムを安定的に運転することができる。
また、充電率偏差ΔSに応じて周波数偏差Δfを求め、周波数指令値f0*に周波数偏差Δfを加算した周波数fnを出力し、周波数fnの電圧指令値vn*を生成して出力することによって、接続されている蓄電池5nの充電率Snが高い電力変換器4nほど、周波数fnが高い電圧指令値vn*を生成することができる。
また、充電率偏差ΔSおよび電流偏差ΔIdに応じて周波数偏差Δfを求めることによって、現在の出力電流in(絶対値)が小さい電力変換器4nほど出力電流in(絶対値)が大きくなり、現在の出力電流in(絶対値)が大きい電力変換器4nほど出力電流in(絶対値)が小さくなるように制御され、各電力変換器4nの出力電流inを均等化して、横流を抑制することができる。
また、周波数偏差Δf=K2・(ΔId−K1・ΔS)と求めることによって、各蓄電池5nの充電率均等化制御および各電力変換器4nの出力電流in間の横流抑制制御を行うことができる。
なお、上記実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得るとともに、本発明にはその等価物も含まれる。
上記実施形態では、商用電力系統90から切り離された自立運転システムにおいて、蓄電設備を定電圧・定周波数制御する自立運転制御装置2nについて説明したが、これに限定されるものではない。自立運転制御装置2nは、図1に示したような分散型電源を含む電力供給システムにおいて、商用電力系統90に連系された連系運転時における電力変換器4nの制御と、商用電力系統90から切り離された自立運転時における電力変換器4nの制御とを切り替え可能な制御装置の一部として構成することもできる。
10 共通演算部
2n(21〜2N) 自立運転制御装置
3n(31〜3N)、60〜62、70 (電力用)変圧器
4n(41〜4N)、63、64 電力変換器
5n(51〜5N) 蓄電池
65 風力発電機(発電装置)
66 太陽電池モジュール(発電装置)
71、72、91 開閉器
73、74 負荷
80 交流母線
90 商用電力系統
101 平均出力電流算出部
102 平均充電率算出部
103 電圧振幅算出部
201 加算部
202 dq変換部
203 周波数制御部
204 電圧制御部
205 指令値生成部
1031 dq変換部
1032、1033 一次遅れフィルタ
1034、1035 2乗演算部
1036 加算部
1037 平方根演算部
2031、2041 一次遅れフィルタ
2032、2034、2036、2043、2044 加算部
2033 充電率調整部
2035 周波数調整部
2042 振幅調整部
2045 電圧調整部
2051 正弦波生成部
2052、2053 乗算部
2054、2055、2056 加算部
S 交流電源
L 送電線
R 負荷

Claims (6)

  1. 商用電力系統から切り離された交流母線に交流電力を供給する発電装置と、
    直流電力を充放電する複数の蓄電池と、
    前記複数の蓄電池にそれぞれ接続され、前記交流母線との間で入出力される交流電力と、前記複数の蓄電池でそれぞれ充放電される直流電力とを相互に変換する複数の電力変換器と、
    前記複数の電力変換器のそれぞれに対する電圧指令値を出力する制御装置と、
    を備える自立運転システムであって、
    前記制御装置は、前記複数の電力変換器のうち、接続されている蓄電池の充電率が高い電力変換器ほど、周波数が高い前記電圧指令値を生成することを特徴とする自立運転システム。
  2. 請求項1に記載の自立運転システムであって、
    前記制御装置は、
    前記複数の蓄電池の平均充電率と前記複数の蓄電池のそれぞれの充電率との差である充電率偏差に応じて周波数偏差を求め、所定の第1の周波数に前記周波数偏差を加算して、前記複数の電力変換器のそれぞれに対する第2の周波数を出力する周波数制御部と、
    前記第2の周波数の前記電圧指令値を生成する指令値生成部と、
    前記交流母線の電圧が所定の電圧になるように前記電圧指令値の電圧を制御する電圧制御部と、
    を有することを特徴とする自立運転システム。
  3. 請求項2に記載の自立運転システムであって、
    前記周波数制御部は、前記充電率偏差と、前記複数の電力変換器の平均出力電流と前記複数の電力変換器のそれぞれの出力電流との差である出力電流偏差の有効電流成分とに応じて前記周波数偏差を求めることを特徴とする自立運転システム。
  4. 請求項3に記載の自立運転システムであって、
    前記周波数制御部は、前記充電率偏差に第1の比例ゲインを乗算した値を前記出力電流偏差の有効電流成分から減算し、第2の比例ゲインを乗算して前記周波数偏差を求めることを特徴とする自立運転システム。
  5. 商用電力系統から切り離された交流母線に交流電力を供給する発電装置と、
    直流電力を充放電する複数の蓄電池と、
    前記複数の蓄電池にそれぞれ接続され、前記交流母線との間で入出力される交流電力と、前記複数の蓄電池でそれぞれ充放電される直流電力とを相互に変換する複数の電力変換器と、
    を備える自立運転システムにおける前記複数の電力変換器を制御する自立運転制御装置であって、
    前記複数の電力変換器のうち、接続されている蓄電池の充電率が高い電力変換器ほど、周波数が高い電圧指令値を生成する指令値生成部を有し、
    前記指令値生成部は、前記複数の電力変換器のそれぞれに対する前記電圧指令値を出力することを特徴とする自立運転制御装置。
  6. 商用電力系統から切り離された交流母線に交流電力を供給する発電装置と、
    直流電力を充放電する複数の蓄電池と、
    前記複数の蓄電池にそれぞれ接続され、前記交流母線との間で入出力される交流電力と、前記複数の蓄電池でそれぞれ充放電される直流電力とを相互に変換する複数の電力変換器と、
    前記複数の電力変換器のそれぞれに対する電圧指令値を出力する制御装置と、
    を備える自立運転システムにおいて、前記複数の蓄電池と前記複数の電力変換器と前記制御装置とからなる蓄電池システムであって、
    前記制御装置は、前記複数の電力変換器のうち、接続されている蓄電池の充電率が高い電力変換器ほど、周波数が高い前記電圧指令値を生成する指令値生成部を有し、
    前記指令値生成部が、前記複数の電力変換器のそれぞれに対する前記電圧指令値を出力することを特徴とする蓄電池システム。
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