JP6254233B1 - 不動産投資信託に係る収益指数の算出方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
Description
[1]
コンピュータが、
不動産投資信託用の物件に関する情報を含む物件情報と前記物件の賃貸可能面積の増減に関する情報を含む増減床情報を基に、前記物件の決算期の「延べ賃貸可能面積」を算出するステップと、
前記物件の前記決算期における収入を前記延べ賃貸可能面積で除算することにより、前記物件の前記決算期に含まれる日ごとの「単位収入」を算出するステップと、
前記決算期に含まれる日のうち着目する日(「当日」という。)における前記物件の賃貸可能面積と前記当日の前日における前記物件の賃貸可能面積とを比較し、値の小さい方を前記物件の前記当日の「前日に共通する賃貸可能面積」として算出するステップと、
前記「前日に共通する賃貸可能面積」に前記当日の「単位収入」を乗算して得た「当日の収入」を、前記「前日に共通する賃貸可能面積」に前記前日の「単位収入」を乗算して得た「前日の収入」で除算することにより、前記物件の前記「当日の収入」の前日比騰落率を算出するステップと
日ごとの前記前日比騰落率を所定の期間に含まれる最初の日から順次累乗することで、前記物件の前記所定の期間に含まれる各日の不動産投資信託に係る収益指数を算出するステップと
を実行する、不動産投資信託に係る収益指数の算出方法。
[2]
コンピュータが、
物件群に含まれる複数の物件ごと且つ日ごとに、前記「当日の収入」及び前記「前日の収入」を算出するステップと、
日ごとに、前記複数の物件について算出された前記「当日の収入」を合算するステップと、
日ごとに、前記複数の物件について算出された前記「前日の収入」を合算するステップと、
日ごとに、前記合算後の前記「当日の収入」を前記合算後の前記「前日の収入」で除算することにより、前記物件群の前記「当日の収入」の前日比騰落率を算出するステップと、
日ごとの前記前日比騰落率を所定の期間に含まれる最初の日から順次累乗することで、前記物件群の前記所定の期間に含まれる各日の不動産投資信託に係る収益指数を算出するステップと
をさらに実行する、[1]に記載の方法。
[3]
前記物件群は、所定の地域に含まれる物件群、所定の不動産投資法人が保有する物件群、および/または所定の建物用途に含まれる物件群である、[2]に記載の方法。
[4]
前記物件情報には、物件名称、保有投資法人、決算期の期首及び期末の日、期末賃貸可能面積、及び賃貸事業収入に関する情報が含まれ、
前記増減床情報には、前記物件の賃貸可能面積の増減があった日及びその増減値に関する情報が含まれる、[1]〜[3]のいずれか1項に記載の方法。
[5]
前記「延べ賃貸可能面積」を算出するステップは、コンピュータが、
前記増減床情に基づき前記決算期中に前記物件の賃貸可能面積に増減がない場合には、前記期末賃貸可能面積と前記決算期に含まれる日数とを乗算することで、前記「延べ賃貸可能面積」を算出するステップと、
前記増減床情に基づき前記決算期中に前記物件の賃貸可能面積に増減がある場合には、前記増減があった日、前記増減値、及び前記期末賃貸可能面積の情報を基に、増減前の日数に増減前の賃貸可能面積を乗算した値と、増減後の日数に増減後の賃貸可能面積を乗算した値とを合算することで、前記「延べ賃貸可能面積」を算出するステップと
を実行することを含む、[4]に記載の方法。
[6]
前記収入が前記物件の賃貸事業収入であり、且つ、前記収益指数が賃料指数であるか、又は
前記収入が前記物件のNOI(純収益)であり、且つ、前記収益指数が純収益指数である、[1]〜[5]のいずれか1項に記載の方法。
[7]
コンピュータを、
不動産投資信託用の物件に関する情報を含む物件情報と前記物件の賃貸可能面積の増減に関する情報を含む増減床情報を基に、前記物件の決算期ごとの「延べ賃貸可能面積」を算出する手段、
前記物件の前記決算期における収入を前記延べ賃貸可能面積で除算することにより、前記物件の前記決算期に含まれる日ごとの「単位収入」を算出する手段、
前記決算期に含まれる日のうち着目する日(「当日」という。)における前記物件の賃貸可能面積と前記当日の前日における前記物件の賃貸可能面積とを比較し、値の小さい方を前記物件の前記当日の「前日に共通する賃貸可能面積」として算出する手段、
前記「前日に共通する賃貸可能面積」に前記当日の「単位収入」を乗算して得た「当日の収入」を、前記「前日に共通する賃貸可能面積」に前記前日の「単位収入」を乗算して得た「前日の収入」で除算することにより、前記物件の前記「当日の収入」の前日比騰落率を算出する手段、並びに
日ごとの前記前日比騰落率を所定の期間に含まれる最初の日から順次累乗することで、前記物件の前記所定の期間に含まれる各日の不動産投資信託に係る収益指数を算出する手段
として機能させるための不動産投資信託に係る収益指数の算出プログラム。
[8]
コンピュータを、
物件群に含まれる複数の物件ごと且つ日ごとに、前記「当日の収入」及び前記「前日の収入」を算出する手段、
日ごとに、前記複数の物件について算出された前記「当日の収入」を合算する手段、
日ごとに、前記複数の物件について算出された前記「前日の収入」を合算する手段、
日ごとに、前記合算後の前記「当日の収入」を前記合算後の前記「前日の収入」で除算することにより、前記物件群の前記「当日の収入」の前日比騰落率を算出する手段、並びに
日ごとの前記前日比騰落率を所定の期間に含まれる最初の日から順次累乗することで、前記物件群の前記所定の期間に含まれる各日の不動産投資信託に係る収益指数を算出する手段
としてさらに機能させるための[7]に記載のプログラム。
不動産投資信託用の物件に関する情報を含む物件情報と前記物件の賃貸可能面積の増減に関する情報を含む増減床情報を基に、前記物件の決算期の「延べ賃貸可能面積」を算出するステップ(S501)と、
前記物件の前記決算期における収入を前記延べ賃貸可能面積で除算することにより、前記物件の前記決算期に含まれる日ごとの「単位収入」を算出するステップと(S502)、
前記決算期に含まれる日のうち着目する日(「当日」という。)における前記物件の賃貸可能面積と前記当日の前日における前記物件の賃貸可能面積とを比較し、値の小さい方を前記物件の前記当日の「前日に共通する賃貸可能面積」として算出するステップと(S701)、
前記「前日に共通する賃貸可能面積」に前記当日の「単位収入」を乗算して得た「当日の収入」を、前記「前日に共通する賃貸可能面積」に前記前日の「単位収入」を乗算して得た「前日の収入」で除算することにより、前記物件の前記「当日の収入」の前日比騰落率を算出するステップ(S702〜S703)と、
日ごとの前記前日比騰落率を所定の期間に含まれる最初の日から順次累乗することで、前記物件の前記所定の期間に含まれる各日の不動産投資信託に係る収益指数を算出するステップ(S707)と
を実行する。
不動産投資法人Xが決算期1の期首に物件Xを購入し、決算期の途中で増床し、次の決算期2の途中で物件Xを売却した場合の簡単な例について説明する(図9)。
単位賃料算出部13は、物件Xの決算期1における「時間を含む延べ賃貸可能面積」(m2・日)及び決算期2における「時間を含む延べ賃貸可能面積」(m2・日)を算出する。決算期1の途中(4月4日)で賃貸可能面積が増加し、決算期2の途中(4月18日)に物件Xを売却している。単位賃料算出部13は、物件情報及び増減床情報に基づき、以下の式から、各決算期の「時間を含む延べ賃貸可能面積」(m2・日)を算出する。
(決算期1)10m2×3日+20m2×7日=170m2・日
(決算期2)20m2×7日=140m2・日
単位賃料算出部13は、物件情報から抽出した決算期1の「賃貸事業収入」(100000円)及び決算期2の「賃貸事業収入」(90000円)を、それぞれ上記(1)で算出した決算期1及び2の「時間を含む延べ賃貸可能面積」で除算し、決算期1及び2の各日における1日1m2あたりの賃料(単位賃料)(円/m2)を算出する。
決算期1の各日(4月1日〜10日)の単位賃料:
100000円/170m2・日=588.2円/m2
決算期2の各日(4月11日〜20日)の単位賃料:
90000円/140m2・日=642.9円/m2
この算出結果から、決算期2では物件Xの収益性が向上していることがわかる。
賃料指数算出部14は、決算期1及び2の各日について、当日の賃貸可能面積(m2)とその前日の賃貸可能面積(m2)とを比較し、小さい方の面積(つまり両日間で共通する面積)を該当日の前日に共通する賃貸可能面積として算出する。ただし、決算期1の期首(4月1日)の前日(3月31日)には物件Xを保有していないため、期首(4月1日)の賃貸可能面積(10m2)と前日(3月31日)の賃貸可能面積(0m2)とに共通する面積は0m2となる。また、決算期2における売却日(4月18日)には物件Xを保有していないため、売却日(4月18日)の賃貸可能面積(10m2)とその前日(4月17日)の賃貸可能面積(20m2)とに共通する面積は0m2となる。このようにして、賃料指数算出部14は、図9の表に示すように、決算期1及び2の各日について、「前日に共通する賃貸可能面積」(m2)を算出する。
賃料指数算出部14は、当日の「前日に共通する賃貸可能面積」(m2)に当日の「単位賃料」を乗算することで算出した「当日の賃料収入」(円)を、該「前日に共通する賃貸可能面積」(m2)に前日の「単位賃料」を乗算することで算出した「前日の賃料収入」(円)で除算することにより、当日の「前日比騰落率」(%)を算出する。なお、例えば4月1日のように、「前日の賃料収入」及び「当日の賃料収入」がともに0となる場合は、前日比騰落率を0%(横這い)として処理する。
賃料指数算出部14は、決算期1の期首(4月1日)から決算期2の期末(4月20日)まで、前日比騰落率を累乗していき、各日について、賃料指数を算出する。例えば、4月6日の賃料指数の値は、4月1日〜6日までの前日比騰落率を累乗した値(100)であり、4月20日の賃料指数の値は、4月1日〜20日までの前日比騰落率を累乗した値(109)である。
不動産投資法人Xが決算期X1の期首に物件Xを購入し、決算期の途中で増床し、次の決算期X2の途中で物件Xを売却し、不動産投資法人Yが決算期Y1の前から決算期Y1〜Y3を通じて物件Yを保有し続けていた場合の簡単な例について説明する(図10〜12)。例えば、物件XとYとが同じ地域に立地しているが、所有する不動産投資法人が異なり、決算期もそれぞれで異なっている状況で、その分析を行う場合が想定される。
単位賃料算出部13は、物件Yの決算期Y1〜Y3における「時間を含む延べ賃貸可能面積」(m2・日)を算出する。単位賃料算出部13は、物件情報及び増減床情報に基づき、以下の式から、各決算期の「時間を含む延べ賃貸可能面積」(m2・日)を算出する。
(決算期Y1)150m2×10日=1500m2・日
(決算期Y2)100m2×4日+150m2×6日=1300m2・日
(決算期Y3)150m2×10日=1500m2・日
単位賃料算出部13は、物件情報から抽出した決算期Y1〜Y3の「賃貸事業収入」(それぞれ1000000円、900000円、900000円)を、それぞれ上記(1)で算出した決算期Y1〜Y3の「時間を含む延べ賃貸可能面積」で除算し、決算期Y1〜Y3の各日における1日1m2あたりの賃料(単位賃料)(円/m2)を算出する。
決算期Y1の各日(3月29日〜4月7日)の単位賃料:
1000000円/1500m2・日=666.7円/m2
決算期Y2の各日(4月8日〜17日)の単位賃料:
900000円/1300m2・日=692.3円/m2
決算期Y3の各日(4月18日〜27日)の単位賃料:
900000円/1500m2・日=600円/m2
この算出結果から、決算期Y2では決算期Y1に比べ物件Yの収益性が向上しているが、決算期Y3では決算期Y1〜Y2に比べ物件Yの収益性が低下していることがわかる。
賃料指数算出部14は、決算期Y1〜Y3の各日について、当日の賃貸可能面積(m2)とその前日の賃貸可能面積(m2)とを比較し、小さい方の面積(つまり両日間で共通する面積)を該当日の「前日に共通する賃貸可能面積」として算出する。このようにして、賃料指数算出部14は、図11の表に示すように、決算期Y1〜Y3の各日について、「前日に共通する賃貸可能面積」(m2)を算出する。
賃料指数算出部14は、当日の「前日に共通する賃貸可能面積」(m2)に当日の「単位賃料」を乗算することで算出した「当日の賃料収入」(円)を、該「前日に共通する賃貸可能面積」(m2)に前日の「単位賃料」を乗算することで算出した「前日の賃料収入」(円)で除算することにより、当日の「前日比騰落率」(%)を算出する。
ユーザが物件XとYは同じ地域に立地する不動産であり、この地域の賃料指数の推移を知りたいとする。この場合、賃料指数算出部14は、各日について該当する物件Xの「前日の賃料収入」と物件Yの「前日の賃料収入」を合算し、同様に「当日の賃料収入」も合算する。そして、賃料指数算出部14は、合算後の「当日の賃料収入」を「前日の賃料収入」で除算することにより、各日について「前日比騰落率」(%)を算出し、それを所定の期間(図12の例では3月29日〜4月20日)累乗していくことで各日の賃料指数を算出する。図12のグラフは、この例における賃料指数の推移をグラフ化したものである。
本発明は、上記具体的に記載された実施形態及び実施例に限定されるものではない。上記説明した本発明の不動産投資信託の賃料指数の算出方法及びプログラムによる手法は、「賃貸事業収入」に対するもの(即ち、単位賃料や賃料指数を算出すること)に限らず、NOIや、決算期に発生する損益項目一般に対しても同様に適用することができる。つまり、上記説明において「賃貸事業収入」の値をNOIや決算期に発生する損益項目一般の各種値に置き換えることで、「1日1m2当たりの純収益(NOI)」(単位純収益)や「1日1m2当たりの損益項目一般の値」を算出し、それに基づき「純収益指数」や「損益項目一般に係る指数」を不動産投資信託に係る収益指数として算出することができる。
11 物件情報入力部
12 増減床情報入力部
13 単位賃料算出部(単位収益算出部)
14 賃料指数算出部(収益指数算出部)
15 データベース
20 データベース
30A、30B サーバー
Claims (7)
- 物件情報入力部、増減床情報入力部、単位賃料算出部、及び賃料指数算出部を備えた端末を用いた不動産投資信託に係る収益指数の算出方法であって、
前記物件情報入力部が、不動産投資信託用の物件の決算期及び前記決算期の賃貸可能面積に関する情報を含む物件情報を読み込むステップと、
前記増減床情報入力部が、前記物件の前記決算期中における賃貸可能面積の増減日及び増減値に関する情報を含む増減床情報を読み込むステップと、
前記単位賃料算出部が、前記増減床情報に基づき前記決算期中における賃貸可能面積の増減の有無を判断し、(i)前記増減が無い場合、前記決算期の賃貸可能面積と前記決算期に含まれる日数とを乗算することで「延べ賃貸可能面積」を算出し、(ii)前記増減が有る場合、前記決算期の増減前の賃貸可能面積と増減前の日数との積と、前記決算期中の増減後の賃貸可能面積と増減後の日数との積とを合計することで「延べ賃貸可能面積」を算出するステップと、
前記単位賃料算出部が、前記物件情報に含まれる前記物件の前記決算期の収入を前記「延べ賃貸可能面積」で除算することにより、前記決算期に含まれる日ごとの「単位収入」を算出し、前記決算期に含まれる各日と、各日の賃貸可能面積及び「単位収入」とを関連付けてデータベースに記憶させるステップと、
前記賃料指数算出部が、前記決算期に含まれる日のうち着目する日(「当日」という。)における賃貸可能面積と前記当日の前日における賃貸可能面積とを比較し、値の小さい方を前記当日の「前日に共通する賃貸可能面積」として算出するステップと、
前記賃料指数算出部が、前記「前日に共通する賃貸可能面積」に前記当日の「単位収入」を乗算して得た「当日の収入」を、前記「前日に共通する賃貸可能面積」に前記前日の「単位収入」を乗算して得た「前日の収入」で除算することにより、前記物件の前記「当日の収入」の前日比騰落率を算出するステップと、
前記賃料指数算出部が、日ごとの前記前日比騰落率を所定の期間に含まれる最初の日から順次累乗することで、前記物件の前記所定の期間に含まれる各日の不動産投資信託に係る収益指数を算出するステップと
を含む、前記方法。 - 前記賃料指数算出部が、物件群に含まれる複数の物件ごと且つ日ごとに、前記「当日の収入」及び前記「前日の収入」を算出するステップと、
前記賃料指数算出部が、日ごとに、前記複数の物件について算出された前記「当日の収入」を合算するステップと、
前記賃料指数算出部が、日ごとに、前記複数の物件について算出された前記「前日の収入」を合算するステップと、
前記賃料指数算出部が、日ごとに、前記合算後の前記「当日の収入」を前記合算後の前記「前日の収入」で除算することにより、前記物件群の前記「当日の収入」の前日比騰落率を算出するステップと、
前記賃料指数算出部が、日ごとの前記前日比騰落率を所定の期間に含まれる最初の日から順次累乗することで、前記物件群の前記所定の期間に含まれる各日の不動産投資信託に係る収益指数を算出するステップと
を含む請求項1に記載の方法。 - 前記物件群は、所定の地域に含まれる物件群、所定の不動産投資法人が保有する物件群、および/または所定の建物用途に含まれる物件群である、請求項2に記載の方法。
- 前記物件情報には、物件名称、保有投資法人、前記決算期に関する情報として決算期の期首及び期末の日、前記決算日の賃貸可能面積に関する情報として期末賃貸可能面積、及び賃貸事業収入に関する情報が含まれる、請求項1〜3のいずれか1項に記載の方法。
- 前記収入が前記物件の賃貸事業収入であり、且つ、前記収益指数が賃料指数であるか、又は
前記収入が前記物件のNOI(純収益)であり、且つ、前記収益指数が純収益指数である、請求項1〜4のいずれか1項に記載の方法。 - 物件情報入力部、増減床情報入力部、単位賃料算出部、及び賃料指数算出部を備えた端末にインストールされる、不動産投資信託に係る収益指数の算出プログラムであって、
前記物件情報入力部を、不動産投資信託用の物件の決算期及び前記決算期の賃貸可能面積に関する情報を含む物件情報を読み込む手段として機能させ、
前記増減床情報入力部を、前記物件の前記決算期中における賃貸可能面積の増減日及び増減値に関する情報を含む増減床情報を読み込む手段として機能させ、
前記単位賃料算出部を、前記増減床情報に基づき前記決算期中における賃貸可能面積の増減の有無を判断し、(i)前記増減が無い場合、前記決算期の賃貸可能面積と前記決算期に含まれる日数とを乗算することで「延べ賃貸可能面積」を算出し、(ii)前記増減が有る場合、前記決算期の増減前の賃貸可能面積と増減前の日数との積と、前記決算期中の増減後の賃貸可能面積と増減後の日数との積とを合計することで「延べ賃貸可能面積」を算出する手段として機能させ、
前記単位賃料算出部を、前記物件情報に含まれる前記物件の前記決算期の収入を前記「延べ賃貸可能面積」で除算することにより、前記決算期に含まれる日ごとの「単位収入」を算出し、前記決算期に含まれる各日と、各日の賃貸可能面積及び「単位収入」とを関連付けてデータベースに記憶させる手段としてさらに機能させ、
前記賃料指数算出部を、前記決算期に含まれる日のうち着目する日(「当日」という。)における賃貸可能面積と前記当日の前日における賃貸可能面積とを比較し、値の小さい方を前記当日の「前日に共通する賃貸可能面積」として算出する手段として機能させ、
前記賃料指数算出部を、前記「前日に共通する賃貸可能面積」に前記当日の「単位収入」を乗算して得た「当日の収入」を、前記「前日に共通する賃貸可能面積」に前記前日の「単位収入」を乗算して得た「前日の収入」で除算することにより、前記物件の前記「当日の収入」の前日比騰落率を算出する手段としてさらに機能させ、
前記賃料指数算出部を、日ごとの前記前日比騰落率を所定の期間に含まれる最初の日から順次累乗することで、前記物件の前記所定の期間に含まれる各日の不動産投資信託に係る収益指数を算出する手段としてさらに機能させる
ための前記プログラム。 - 物件情報入力部、増減床情報入力部、単位賃料算出部、及び賃料指数算出部を備えた端末であって、
前記物件情報入力部は、不動産投資信託用の物件の決算期及び前記決算期の賃貸可能面積に関する情報を含む物件情報を読み込み、
前記増減床情報入力部は、前記物件の前記決算期中における賃貸可能面積の増減日及び増減値に関する情報を含む増減床情報を読み込み、
前記単位賃料算出部は、前記増減床情報に基づき前記決算期中における賃貸可能面積の増減の有無を判断し、(i)前記増減が無い場合、前記決算期の賃貸可能面積と前記決算期に含まれる日数とを乗算することで「延べ賃貸可能面積」を算出し、(ii)前記増減が有る場合、前記決算期の増減前の賃貸可能面積と増減前の日数との積と、前記決算期中の増減後の賃貸可能面積と増減後の日数との積とを合計することで「延べ賃貸可能面積」を算出し、
前記単位賃料算出部は、前記物件情報に含まれる前記物件の前記決算期の収入を前記「延べ賃貸可能面積」で除算することにより、前記決算期に含まれる日ごとの「単位収入」を算出し、前記決算期に含まれる各日と、各日の賃貸可能面積及び「単位収入」とを関連付けてデータベースに記憶させ、
前記賃料指数算出部は、前記決算期に含まれる日のうち着目する日(「当日」という。)における賃貸可能面積と前記当日の前日における賃貸可能面積とを比較し、値の小さい方を前記当日の「前日に共通する賃貸可能面積」として算出し、
前記賃料指数算出部は、前記「前日に共通する賃貸可能面積」に前記当日の「単位収入」を乗算して得た「当日の収入」を、前記「前日に共通する賃貸可能面積」に前記前日の「単位収入」を乗算して得た「前日の収入」で除算することにより、前記物件の前記「当日の収入」の前日比騰落率を算出し、
前記賃料指数算出部は、日ごとの前記前日比騰落率を所定の期間に含まれる最初の日から順次累乗することで、前記物件の前記所定の期間に含まれる各日の不動産投資信託に係る収益指数を算出する、前記端末。
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