JP6249919B2 - 操作入力装置 - Google Patents
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Description
また、機能によっては、リモコンを使ってメニュー画面から数回の選択処理を行わなければ当該機能の利用ができないという問題もある。
また、特許文献2では、画像処理による識別が困難であるという問題、及びジェスチャが2次元に制限されるという問題がある。また、加速度の0からの変化で始点を検出し、加速度の0への変化で終点を検出しているが、このような検出方法ではジェスチャ入力を意図していない動作がジェスチャと誤認識されて誤動作を起こす恐れがある。
操作者が行うジェスチャによって動かされ、その動きから前記ジェスチャを認識する操作入力装置であって、
それぞれ操作情報の生成のために行われる複数のジェスチャの基準となる複数の基準ジェスチャデータを記憶する基準ジェスチャ記憶部と、
当該操作入力装置の動きを感知して動きデータを出力する動きセンサと、
前記動きセンサから出力された動きデータと予め定められた閾値とから、ジェスチャ入力の開始及び終了を検出する動き判定部と、
前記動き判定部での検出の結果に基づき、前記ジェスチャ入力が開始されてから終了するまでの期間に前記動きセンサから出力された動きデータの時系列を生成し、入力ジェスチャデータとして出力する入力ジェスチャデータ生成部と、
前記入力ジェスチャデータ生成部から出力された入力ジェスチャデータと、前記基準ジェスチャ記憶部に記憶されている前記基準ジェスチャデータとを比較することでジェスチャ認識を行って、入力されたジェスチャを特定し、特定されたジェスチャに対応する前記操作情報を出力するジェスチャ認識部とを有し、
前記動き判定部は、
前記動きセンサから出力される動きデータを予め定められた第1の長さの期間に亘り観察することで、前記ジェスチャ入力の開始を検出し、
前記動きセンサから出力される動きデータを予め定められた第2の長さの期間に亘り観察することで、前記ジェスチャ入力の終了を検出し、
前記入力ジェスチャデータ生成部は、前記ジェスチャ入力の開始の検出よりも、前記第1の長さの期間だけ前の時点から、前記ジェスチャ入力の終了の検出よりも、前記第2の長さの期間だけ前の時点までに、前記動きセンサから出力された動きデータの時系列を前記入力ジェスチャデータとして出力する
ことを特徴とするものである。
本発明の他の態様の操作入力装置は、
操作者が行うジェスチャによって動かされ、その動きから前記ジェスチャを認識する操作入力装置であって、
それぞれ操作情報の生成のために行われる複数のジェスチャの基準となる複数の基準ジェスチャデータを記憶する基準ジェスチャ記憶部と、
当該操作入力装置の動きを感知して動きデータを出力する動きセンサと、
前記動きセンサから出力された動きデータと予め定められた閾値とから、ジェスチャ入力の開始及び終了を検出する動き判定部と、
前記動き判定部での検出の結果に基づき、前記ジェスチャ入力が開始されてから終了するまでの期間に前記動きセンサから出力された動きデータの時系列を生成し、入力ジェスチャデータとして出力する入力ジェスチャデータ生成部と、
前記入力ジェスチャデータ生成部から出力された入力ジェスチャデータと、前記基準ジェスチャ記憶部に記憶されている前記基準ジェスチャデータとを比較することでジェスチャ認識を行って、入力されたジェスチャを特定し、特定されたジェスチャに対応する前記操作情報を出力するジェスチャ認識部と
を有し、
前記動き判定部は、
前記動きセンサから出力される動きデータで表される動きが予め定められた第1の閾値よりも大きい状態が予め定められた第2の閾値以上の時間続いたときにジェスチャが開始したと判定し、
前記動きセンサから出力される動きデータで表される動きが予め定められた第3の閾値以下の状態が予め定められた第4の閾値以上の時間続いたときにジェスチャが終了したと判定する
ことを特徴とするものである。
操作者が行うジェスチャによって動かされ、その動きから前記ジェスチャを認識する操作入力装置であって、
それぞれ制御用操作情報の生成のために行われる複数の制御用ジェスチャの基準となる複数の制御用基準ジェスチャデータを記憶する制御用基準ジェスチャ記憶部と、
それぞれ1又は2以上の開始用操作情報の生成のために行われる開始用ジェスチャの基準となる1又は2以上の開始用基準ジェスチャデータを記憶する開始用基準ジェスチャ記憶部と、
当該操作入力装置の動きを感知して動きデータを出力する動きセンサと、
前記動きセンサから出力された動きデータと予め定められた閾値とから、ジェスチャ入力の開始及び終了を検出する動き判定部と、
前記動き判定部での検出の結果に基づき、前記ジェスチャ入力が開始されてから終了するまでの期間に前記動きセンサから出力された動きデータの時系列を生成し、入力ジェスチャデータとして出力する入力ジェスチャデータ生成部と、
前記入力ジェスチャデータ生成部から出力された入力ジェスチャデータと、前記開始用基準ジェスチャ記憶部に記憶されている前記1又は2以上の開始用基準ジェスチャデータとを比較することで、ジェスチャ認識を行って、前記入力ジェスチャデータが前記1又は2以上の開始用基準ジェスチャデータのいずれかに合致すると判断したときに、前記制御用ジェスチャの受付が可能な状態にする開始用ジェスチャ認識部と、
前記制御用ジェスチャの受付が可能な状態において、前記入力ジェスチャデータ生成部から出力された入力ジェスチャデータと、前記制御用基準ジェスチャ記憶部に記憶されている前記複数の基準ジェスチャデータとを比較することで、ジェスチャ認識を行って、入力されたジェスチャを特定し、特定されたジェスチャに対応する制御用操作情報を出力する制御用ジェスチャ認識部と、
前記制御用操作情報を制御対象機器に送信する通信部と、
複数組の制御用基準ジェスチャデータを記憶する基準ジェスチャ候補記憶部と、
前記基準ジェスチャ候補記憶部に記憶されている複数組の基準ジェスチャ候補データのいずれかを用いて、前記制御用基準ジェスチャ記憶部に記憶されている前記制御用基準ジェスチャデータを書換える書換え制御部とを有し、
前記制御用基準ジェスチャ記憶部が、前記制御用基準ジェスチャデータとともに、各制御用基準ジェスチャデータに対応付けられた制御用操作情報を記憶し、
前記基準ジェスチャ候補記憶部は、前記基準ジェスチャ候補データとともに、各基準ジェスチャ候補データに対応付けられた制御用操作情報を記憶しており、
前記書換え制御部は、前記制御用基準ジェスチャ記憶部に記憶されている前記制御用基準ジェスチャデータの書換えの際に、各制御用基準ジェスチャデータに対応付けられた制御用操作情報を併せて書換え、
前記開始用基準ジェスチャデータが、操作者となる可能性のある複数のユーザに対して個別に設定された複数の開始用基準ジェスチャデータを含み、
前記開始用ジェスチャ認識部は、入力された前記開始用ジェスチャからジェスチャ入力を行ったユーザを特定し、
前記書換え制御部は、前記基準ジェスチャ候補記憶部に記憶されている前記複数組の基準ジェスチャ候補データ及び制御用操作情報の対のうち、前記特定されたユーザに対応する組を選択して、前記制御用基準ジェスチャ記憶部に記憶させる
ことを特徴とするものである。
操作者が行うジェスチャによって動かされ、その動きから前記ジェスチャを認識する操作入力装置であって、
それぞれ第1乃至第N(Nは2以上の整数)の入力モードに対応し、それぞれの入力モードでそれぞれ制御用操作情報の生成のために行われる複数の制御用ジェスチャの基準となる複数の制御用基準ジェスチャデータを記憶する第1乃至第Nの制御用基準ジェスチャ記憶部と、
それぞれ前記第1乃至第Nの入力モードを選択するためのモード選択用操作情報の生成のために行われる複数のモード選択用ジェスチャの基準となる第1乃至第Nのモード選択用基準ジェスチャデータを記憶するモード選択用基準ジェスチャ記憶部と、
当該操作入力装置の動きを感知して動きデータを出力する動きセンサと、
前記動きセンサから出力された動きデータと予め定められた閾値とから、ジェスチャ入力の開始及び終了を検出する動き判定部と、
前記動き判定部での検出の結果に基づき、前記ジェスチャ入力が開始されてから終了するまでの期間に前記動きセンサから出力された動きデータの時系列を生成し、入力ジェスチャデータとして出力する入力ジェスチャデータ生成部と、
前記入力ジェスチャデータ生成部から出力された入力ジェスチャデータと、前記モード選択用基準ジェスチャ記憶部に記憶されている前記第1乃至第Nのモード選択用基準ジェスチャデータとを比較することで、ジェスチャ認識を行って、入力されたジェスチャにより選択された入力モードを特定するモード選択用ジェスチャ認識部と、
前記第1乃至第Nの制御用基準ジェスチャ記憶部のうち、前記モード選択用ジェスチャ認識部で特定された入力モードに対応する制御用基準ジェスチャ記憶部を選択する選択スイッチと、
前記入力ジェスチャデータ生成部から出力された入力ジェスチャデータと、前記選択スイッチにより選択された制御用基準ジェスチャ記憶部に記憶されている前記複数の基準ジェスチャデータとを比較することで、ジェスチャ認識を行って、入力されたジェスチャを特定し、特定されたジェスチャに対応付けられている制御用操作情報を出力する制御用ジェスチャ認識部とを有し、
前記第1乃至第Nの入力モードが、制御対象機器の動作を指示するモードと、GUI操作により、前記制御対象機器の表示部に表示されるカーソルを移動するモードと、GUI操作により、前記制御対象機器に文字を入力するモードとを含む
ことを特徴とするものである。
図1は本発明の実施の形態1の操作入力装置2aを制御対象機器3とともに示す。操作入力装置2aは、ジェスチャ入力端末とも呼びうるものである。
操作入力装置2aは、操作者が行うジェスチャ(符号1で示す)によって動かされ、その動きからジェスチャを認識し、認識の結果に基づいて操作情報を生成して制御対象機器3に送ることで、制御対象機器3を制御するものである。
本実施の形態の入力ジェスチャデータ生成部110aは、動きデータ蓄積部112aにより構成されている。
制御対象機器3は、通信部310と機器制御部320とを備える。
閾値記憶部106は、閾値A1th、A2th、C1th、及びC2thを表すデータを記憶する。
動き判定部104aは、動きセンサ102から出力された動きデータD102と、閾値記憶部106に記憶されている閾値A1th、A2th、C1th、及びC2thから、ジェスチャ入力の開始及び終了を検出する。
動き判定部104aはまた、ジェスチャ入力の開始を検出するとそのことを示す信号D104Sを動きデータ蓄積部112aに供給し、ジェスチャ入力の終了を検出するとそのことを示す信号D104Tを動きデータ蓄積部112aに供給する。
動きデータ蓄積部112aは、動き判定部104aからジェスチャ入力の終了を示す信号D104Tが出力されると、蓄積した動きデータを出力し、その後、蓄積した動きデータを破棄する。
このような処理を行う結果、動きデータ蓄積部112aは、動き判定部104aでの検出の結果に基づき、ジェスチャ入力が開始されてから終了するまでの期間に動きセンサ102から出力された動きデータの時系列(時系列データ)を生成して出力する。
例えば、ジェスチャ認識部120aは、記憶されている複数の基準ジェスチャデータのうちで、入力ジェスチャデータD110との類似度が予め定められた閾値Sgth以上でかつ最も高いものを特定することで、入力されたジェスチャを特定する。ここで、入力ジェスチャデータと基準ジェスチャデータの類似度は、入力ジェスチャデータを構成する動きデータの時系列と、基準ジェスチャデータを構成する動きデータの時系列との類似度によって評価される。
このように、操作入力装置2aは、操作者によるジェスチャ1に対して、予め当該ジェスチャに対応付けられた操作情報D120を制御対象機器3に送ることで、制御対象機器3を制御する。
動きセンサ102は、操作入力装置2aの動きを検出し、検出した動きを示すデータ(動きデータ)D102を出力する。動きセンサ102は例えばA/D変換部(図示しない)を内蔵しており、内部で発生される動きを示すアナログ信号をサンプリングし、A/D変換し、動きデータD102を出力する。動きデータD102は、動き判定部104aに供給される。
加速度を表すアナログ信号は動きセンサ102の図示しないA/D変換部で、例えば周期的に、即ち一定時間ごとにサンプリングされ、A/D変換され、加速度データとして出力される。
ステップST11ではカウント値C1をゼロにリセットする。
ステップST12では入力された加速度(絶対値)Aaが閾値A1thより大きいか否かを判定する。加速度Aaが閾値A1thより大きければステップST13に進む。一方、加速度Aaが閾値A1th以下の場合、ステップST11に戻り、再度カウント値C1をゼロにリセットしてステップST12に進む。
ステップST14ではカウント値C1が閾値C1th以上であるか否かを判定する。カウント値C1が閾値C1th以上である場合、その時点がジェスチャ入力の始点であると判断する(ST15)。
上記の処理により、加速度Aaが閾値A1thを超えた回数C1が、予め定められた回数C1th以上となったときにジェスチャ入力の始点であるとの判断がなされる。
動きセンサ102の感度やサンプリング間隔によるが、一例としてはA1th=15〜25、C1th=15〜25程度に設定すればよい。
閾値A1th、及びC1thを適切に定めることにより、操作入力装置2aに、ジェスチャ入力を意図しない動きが加わった場合と、ジェスチャ入力を意図した動きが開始された場合とを正しく区別することができる。
ステップST21ではカウント値C2をゼロにリセットする。
ステップST22では入力された加速度(絶対値)Aaが閾値A2th以下か否かを判定する。加速度Aaが閾値A2th以下であればステップST23に進む。一方、加速度Aaが閾値A2thより大きい場合、ステップST21に戻り、再度カウント値C2をゼロにリセットしてステップST22に進む。
ステップST24ではカウント値C2が閾値C2th以上であるか否かを判定する。カウント値C2が閾値C2th以上である場合、その時点がジェスチャ入力の終点であると判断する(ST25)。
上記の処理により、加速度Aaが閾値A2th以下である回数C2が、予め定められた回数C2th以上となったときにジェスチャ入力の終点であるとの判断がなされる。
動きセンサ102の感度やサンプリング間隔によるが、一例としてはA2th=15〜25、C2th=15〜25程度に設定すればよい。
閾値A2th、及びC2thを適切に定めることにより、操作入力装置2aに、動きに中断のあるジェスチャが入力された場合と、真にジェスチャ入力が終了された場合とを正しく区別することができる。
複数の基準ジェスチャデータは、それぞれ異なる操作情報に対応付けられたジェスチャの基準を表すものである。制御対象機器3がテレビ受像機である場合に用いられる機器の動作を指示するための操作情報(コマンド)の幾つかの例と、それに対応付けられたジェスチャを図4に示す。
このようにして、入力ジェスチャに対応する制御が行われる。
まずステップST101で、動き判定部104aが、ジェスチャの始点判別、即ちジェスチャの始点が検出されたか否かの判定を行う。この判定は、図2に示すように行われる。ステップST101の処理は、始点が検出されるまで繰り返される。始点が検出されたら、ステップST102に進む。
次にステップST105で、通信部140が、入力ジェスチャデータに合致すると判定された基準ジェスチャデータに対応する操作情報D120を制御対象機器3に送る。
これにより処理が終了する。
その場合、予め定義され、記憶されている複数の基準ジェスチャのいずれかを各操作情報のために選択する(割り当てる)こととしても良く、操作者が好みのパターンで操作入力装置2aを動かし、その前又は後に上記の動きを基準ジェスチャとして登録する処理を行うこととしても良い。
このようにして基準ジェスチャを設定した場合、操作者自身の入力したジェスチャが基準ジェスチャとなることから、当該操作者にとっての使い勝手が良くなり、また認識率が向上する。
実施の形態1の操作入力装置2aでは、動き判定部104aにおいて、加速度の大きさに対する閾値A1thと加速度の大きさAaが閾値A1thを連続して超える回数に対する閾値C1thを利用することによってジェスチャの誤認識を避けることができる。
一方で、閾値C1thの回数分、加速度の入力を判定に使用するため、先頭部分に特徴のあるジェスチャが適切に認識できないという問題がある。本実施の形態は、先頭部分に特徴のあるジェスチャについても適切な認識が行い得るようにしたものである。
図7で図1と同じ符号は同様の要素を示す。図7の操作入力装置2bは図1の操作入力装置2aと概して同じであるが、入力ジェスチャデータ生成部110aの代わりに、入力ジェスチャデータ生成部110bが設けられている。
動き判定部104bはさらに、加速度(絶対値)Aaが閾値A1thよりも大きいか否かを示す信号D104Aを出力する。
そして蓄積したデータを、動きデータ連結部116に出力し、その後、蓄積したデータを破棄する。この場合、直ちに破棄することとしても良く、次に信号D104Sが入力されたときに破棄するようにしても良い。
先頭動きデータ蓄積部114は、蓄積データを動きデータ連結部116に出力した後、蓄積データを破棄する。(直ちに破棄することとしても良く、次に、加速度Aaが閾値A1th以下であることを示す信号D104Aが入力されたときに破棄するようにしても良い。)
連結後の蓄積データD110は、ジェスチャに対応する動きデータの時系列を構成するものであり、入力ジェスチャデータとしてジェスチャ認識部120aに供給される。
このようにする理由を、図8(a)〜(d)を参照して説明する。
図9で図5と同じ符号は同内容の処理を示す。図9に示す手順は、図5と概して同じであるが、図5の始点検出のステップST101の代わりに、ステップST201が行われ、さらに加速度データ連結のステップST204が付加されている
図10で図2と同じ符号は同内容のステップを示す。
図10の処理は、図2の処理と概して同じであるが、ステップST33及びステップST34が付加されている。
その場合、例えば、動き判定部104bは、信号D104S、D104T、D104Aを出力し、主動きデータ蓄積部112bは、信号D104Sに応じて蓄積を開始し、信号D104Tに応じて蓄積を終了し、蓄積データを動きデータ連結部116に出力する。
先頭動きデータ蓄積部114は、信号D104AがAa>A1thを示すときは蓄積し、信号D104AがAa≦A1thを示すときは、蓄積したデータを破棄し、蓄積したデータを、例えば信号D104Tに応じて動きデータ連結部116に出力する。
図11は本発明の実施の形態3の操作入力装置2cを示す。
実施の形態3は、基準ジェスチャデータを学習により更新する点で実施の形態2と異なる。
図11の操作入力装置2cは、図7の操作入力装置2bと概して同じであり、図11において図7と同じ符号は同様の要素を示す。図11の操作入力装置2cが図7の操作入力装置2bと異なるのは、制御用ジェスチャ認識部120aの代わりに、制御用ジェスチャ認識部120cを備えること、及び学習制御部160が付加されていることである。
一方、一定時間Tuが経過する前にジェスチャ認識部120cで次のジェスチャ認識が行われ、新たな信号D120m並びにデータD110及びTmxがジェスチャ認識部120cから送られてきた場合は、更新を行わず、時間の計測をリセットし、時間の計測をやり直す。
上記の例では加重平均により学習後の値を求めることとしたが、他の方法で学習後の値を求めることとしても良い。
図12で、図9と同じ符号は同様のステップを示す。
ステップST302では、新たなジェスチャが入力されないまま一定時間(予め定められた猶予時間)Tuが経過したか否かの判定を行う。ここで一定時間Tuとしては、合致信号D120m並びに最類似基準ジェスチャデータTmx及び入力ジェスチャデータD110が学習制御部160に入力されてからの経過時間が計測される。
ステップST304では、直前に入力された入力ジェスチャデータと最類似基準ジェスチャデータをもとに学習、即ち基準ジェスチャデータの更新を行う。これにより基準ジェスチャ記憶部130に記憶された基準ジェスチャデータに対して、操作者の癖を反映した更新が行われる。
操作入力のためのジェスチャは、いつも正しく(標準的なジェスチャに近い形で)行われるとは限らず、意図したのとは異なる基準ジェスチャに類似すると判断され、意図したのとは異なる制御(制御対象機器3の動作、画面上でのカーソルの移動など)が行われることがある。その場合には、操作者はジェスチャをやり直すことが多い。
そこで、一旦ジェスチャ入力が終わってから一定時間Tuが経過する前に、再度ジェスチャ入力があったときは、操作者の意図とは異なる制御が行われたと推定し、その場合の入力ジェスチャは、意図した制御に対応付けられるべきではなく、従って当該制御に対応付けられた基準ジェスチャデータの更新(学習)に利用されるべきではないと判断する。
一方、一旦ジェスチャ入力が終わってから一定時間Tu以内に新たなジェスチャ入力がなかったときは、操作者はジェスチャ入力の結果に満足したこと、即ち、入力ジェスチャによって意図した制御が行われなかったこと、従って当該制御に対応付けられた基準ジェスチャと類似すると判断されたと推定することができ、この場合には、このときの入力ジェスチャと基準ジェスチャとに基づいて基準ジェスチャの更新を行う。
図13は本発明の実施の形態4の操作入力装置2dを示す。
本実施の形態は、本来のジェスチャ入力(制御用ジェスチャ入力)に先立って開始用ジェスチャを入力する点で実施の形態2と異なる。
開始用ジェスチャは、制御用ジェスチャ入力が開始されることを知らせるため、或いは操作者が操作入力を行う権限を有することを証明するため、或いはまた操作者の特定のために行われるものである。
開始用ジェスチャは、それ自体制御対象機器3の制御のための操作情報を生成するものではなく、制御対象機器3の制御のための操作情報の生成に先立って、操作入力装置2dに対する制御のために行われるものであり、開始用ジェスチャによって生成される操作情報は、操作入力装置2dの制御に用いられる。
開始用ジェスチャ認識部170は、入力ジェスチャデータ生成部110bから選択スイッチ190を介して入力ジェスチャデータD110が供給されると、これを、開始用基準ジェスチャ記憶部180に記憶されている開始用基準ジェスチャデータと比較することで、ジェスチャ認識を行う。
但し、認識の際に、制御用ジェスチャ認識部120aは、受付許可信号D170Sを参照し、該信号D170SがHighであることを条件として、ジェスチャ認識を行う。
図14の処理は、図9の処理と概して同じであるが以下の点で異なる。即ち、本来のジェスチャの認識(制御用ジェスチャの認識)の処理ST201〜ST105に先立って、開始用ジェスチャ認識の処理(ST201K〜ST104K)が行われること、及び後述のステップST402及びST404が追加されていることである。
図14で図9と同じ符号は同内容の処理を示す。
即ちまず、ステップST201Kでは、動き判定部104bが、開始用ジェスチャの始点判別、即ち開始用ジェスチャの始点が検出されたか否かの判定を行う。この判定は、図2に示すように行われる。ステップST201Kの処理は、始点が検出されるまで繰り返される。始点が検出されたら、ステップST102Kに進む。
以上のようにして入力ジェスチャデータが生成されると、次にステップST104Kに進む。
ステップST204の次に、ステップST404に進む。
ステップST404では、制御用ジェスチャ認識部120aが、ステップST402での処理から規定時間Tiが経過したか否かの判定、即ち制御用ジェスチャ認識部120aが、受付許可信号D170SがHighか否かの判定(なおも受付時間中であるか否かの判定)を行い、Highであれば(受付時間が経過していなければ)、ステップST104に進み、受付許可信号がLowであれば(受付時間が終わっていれば)、ステップST201Kに戻る。
このような処理をする結果、開始用ジェスチャの入力(確認)から、規定の受付時間Ti内に完了しなかった「ジェスチャ」は、開始用ジェスチャに引き続いて行われた本来のジェスチャではないと判断し、受付けないことになる。
この場合、操作者はジェスチャの入力を初めからやり直す(最初に開始用ジェスチャの入力を行い、次に本来のジェスチャの入力を行う)ことになる。
こうすることで、開始用ジェスチャ認識部170は、合致信号D120mを受けると、そのときから、予め定められた時間が経過するまで受付許可信号の出力を続けることになる。
開始用ジェスチャは例えばユーザIDを表すものであっても良い。
後者の方法で開始用ジェスチャを設定した場合、ユーザ自身の入力したジェスチャが開始用ジェスチャとなることから、当該ユーザにとって使い勝手が良くなり、また認識率が向上する。
図15のスイッチ132及び図16の書換え制御部204は、例えば開始用ジェスチャ認識部170によるユーザの特定の結果を示す信号D170Uに応じて制御されるようにすれば良い。
図17は本発明の実施の形態5の操作入力装置2eを示す。実施の形態5は、入力モードを切替える機能を有する点で実施の形態2と異なる。
以下では、切替えにより選択可能な入力モードが、動作指示モード、カーソル移動モード、及び文字入力モードの3つであるとして説明する。
入力モードを切替える機能を有することで、同じジェスチャを複数の異なる制御に対応付けることができる。
移動用基準ジェスチャ記憶部250は、カーソル移動モードで各操作情報の生成のために行われる複数のジェスチャ(移動用ジェスチャ)の各々の標準的な動きパターンを表す動きデータの時系列をカーソル移動用基準ジェスチャデータT250として記憶している。
文字用基準ジェスチャ記憶部260は、文字入力モードで各操作情報の生成のために行われる複数のジェスチャ(文字用ジェスチャ)の各々の標準的な動きパターンを表す動きデータの時系列を文字用基準ジェスチャデータT260として記憶している。
文字用ジェスチャは、制御対象機器3の表示部を用いたGUI操作における文字入力のためのものであり、各文字用ジェスチャは、文字コードに対応付けられている。
例えば数字の「2」を描くジェスチャは、動作指示モードでは、「チャンネル2を選択する」制御に対応付けられており、文字入力モードでは、数字の「2」に対応付けられている。また、「→」(右への移動)は、動作指示モードでは、「チャンネルUP」に対応付けられており、カーソル移動モードでは、「右へ移動」に対応付けられている。
このように、同じジェスチャを、異なる入力モードで異なる操作情報に割り当てることができる。
なお、現に選択している入力モードと同じ入力モードを選択するジェスチャが入力された場合には、選択スイッチ234を、同じ基準ジェスチャ記憶部を選択した状態に維持する。
ステップST504の判定で動作指示モードでないと判断された場合(ST504でNO)、ステップST508に進み、カーソル移動モードか否かの判定が行われる。
モード情報D210Mがカーソル移動モードを示せば(ST508でYES)、ステップST510に進み、選択スイッチ234で移動用基準ジェスチャ記憶部250を選択し、移動用基準ジェスチャデータを、それ以降の基準ジェスチャデータとする。
選択された記憶部(240、250、260のいずれか)に記憶されている基準ジェスチャデータが、それ以降の入力ジェスチャデータとの比較に用いられる。
但し、それ以降も、入力ジェスチャデータがモード選択用基準ジェスチャデータに合致する場合には、モード選択用基準ジェスチャデータが比較に用いられ、制御用基準ジェスチャデータは用いられない。
その場合、予め定義され、記憶されている複数の基準ジェスチャのいずれかをモード選択用基準ジェスチャとして選択することとしても良く、ユーザが好みのパターンで操作入力装置2eを動かし、その前又は後に上記の動きをモード選択用基準ジェスチャとして登録する処理を行うこととしても良い。
後者の方法でモード選択用基準ジェスチャを設定した場合、ユーザ自身が入力した(行った)ジェスチャがモード選択用基準ジェスチャ(動きパターン)となることから、当該ユーザにとって使い勝手が良くなり、また認識率が向上する。
例えば、図21を参照して説明した例において、「カーソル移動モードに切替えてカーソルを検索窓に合わせ、次に動作指示モードに切替え、検索窓を選択する。」処理に対応するショートカット用ジェスチャを定義しておくこととしても良い。この場合、上記のショートカット用ジェスチャを行った後に、文字入力モードに切り替え、文字入力を開始することができる。
このような処理を行う場合の操作入力装置2fの構成を図23に示す。
図示の例の操作入力装置2fは、図17の操作入力装置2eと概して同じであるが、ショートカット用ジェスチャ認識部270及びショートカット用基準ジェスチャ記憶部280が付加されている点で異なる。
入力ジェスチャデータ生成部110bから出力される入力ジェスチャデータはモード選択用ジェスチャ認識部210のみならず、ショートカット用ジェスチャ認識部270にも供給される。
図24は、図22と概して同じであるが、ステップST522及びST524が付加されている。
ステップST522では、ショートカット用ジェスチャ認識部270が、入力ジェスチャデータに対してショートカット用ジェスチャ認識を行う。
ステップST522で、入力ジェスチャデータがショートカット用ジェスチャデータに合致すると判定されたときは(ST522でYES)、次にステップST524でショートカット用ジェスチャに応じて処理を行う。
ステップST522で、入力ジェスチャデータがショートカット用ジェスチャデータに合致しないと判定されたときは(ST522でNO)、次にステップST502に進む。
また、実施の形態4の開始用ジェスチャ、実施の形態5のモード選択用ジェスチャ及び実施の形態5のショートカット用ジェスチャのうちの2以上を利用可能な構成とすることも可能である。
従って、以下の特許請求の範囲において単に「ジェスチャ」と記載されているときは、制御用ジェスチャ、開始用ジェスチャ、モード選択用ジェスチャ、及びショートカット用ジェスチャのすべてを含み、或いはいずれか任意のものを指すと解すべきである。
さらに、複数の変形を組合せることも可能である。例えば、図6を参照して説明した書換え機能と、実施の形態4で図15又は図15を参照して説明した書換え機能の双方を備える構成としても良い。
Claims (15)
- 操作者が行うジェスチャによって動かされ、その動きから前記ジェスチャを認識する操作入力装置であって、
それぞれ操作情報の生成のために行われる複数のジェスチャの基準となる複数の基準ジェスチャデータを記憶する基準ジェスチャ記憶部と、
当該操作入力装置の動きを感知して動きデータを出力する動きセンサと、
前記動きセンサから出力された動きデータと予め定められた閾値とから、ジェスチャ入力の開始及び終了を検出する動き判定部と、
前記動き判定部での検出の結果に基づき、前記ジェスチャ入力が開始されてから終了するまでの期間に前記動きセンサから出力された動きデータの時系列を生成し、入力ジェスチャデータとして出力する入力ジェスチャデータ生成部と、
前記入力ジェスチャデータ生成部から出力された入力ジェスチャデータと、前記基準ジェスチャ記憶部に記憶されている前記基準ジェスチャデータとを比較することでジェスチャ認識を行って、入力されたジェスチャを特定し、特定されたジェスチャに対応する前記操作情報を出力するジェスチャ認識部と
を有し、
前記動き判定部は、
前記動きセンサから出力される動きデータを予め定められた第1の長さの期間に亘り観察することで、前記ジェスチャ入力の開始を検出し、
前記動きセンサから出力される動きデータを予め定められた第2の長さの期間に亘り観察することで、前記ジェスチャ入力の終了を検出し、
前記入力ジェスチャデータ生成部は、前記ジェスチャ入力の開始の検出よりも、前記第1の長さの期間だけ前の時点から、前記ジェスチャ入力の終了の検出よりも、前記第2の長さの期間だけ前の時点までに、前記動きセンサから出力された動きデータの時系列を前記入力ジェスチャデータとして出力する
ことを特徴とする操作入力装置。 - 前記入力ジェスチャデータ生成部は、
主動きデータ蓄積部と、先頭動きデータ蓄積部と、動きデータ連結部とを有し、
前記動き判定部は、
前記ジェスチャ入力の開始が検出されてから当該ジェスチャ入力の終了が検出されるまでの期間に前記動きセンサから出力された動きデータを前記主動きデータ蓄積部に主動きデータとして蓄積させ、前記ジェスチャ入力の開始の検出よりも前記第1の長さの期間前の時点から、当該ジェスチャ入力の開始の検出までの期間に、前記動きセンサから出力された動きデータを先頭動きデータとして前記先頭動きデータ蓄積部に蓄積させ、前記動きデータ連結部は、前記主動きデータ蓄積部に蓄積された前記主動きデータと、前記先頭動きデータ蓄積部に蓄積された前記先頭動きデータとを連結することで、前記動きデータの時系列を生成し、前記入力ジェスチャデータとして出力する
ことを特徴とする請求項1に記載の操作入力装置。 - 前記動き判定部は、
前記動きセンサから出力される動きデータで表される動きが予め定められた第1の閾値よりも大きい状態が予め定められた第2の閾値以上の時間続いたときにジェスチャが開始したと判定し、
前記動きセンサから出力される動きデータで表される動きが予め定められた第3の閾値以下の状態が予め定められた第4の閾値以上の時間続いたときにジェスチャが終了したと判定する
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の操作入力装置。 - 操作者が行うジェスチャによって動かされ、その動きから前記ジェスチャを認識する操作入力装置であって、
それぞれ操作情報の生成のために行われる複数のジェスチャの基準となる複数の基準ジェスチャデータを記憶する基準ジェスチャ記憶部と、
当該操作入力装置の動きを感知して動きデータを出力する動きセンサと、
前記動きセンサから出力された動きデータと予め定められた閾値とから、ジェスチャ入力の開始及び終了を検出する動き判定部と、
前記動き判定部での検出の結果に基づき、前記ジェスチャ入力が開始されてから終了するまでの期間に前記動きセンサから出力された動きデータの時系列を生成し、入力ジェスチャデータとして出力する入力ジェスチャデータ生成部と、
前記入力ジェスチャデータ生成部から出力された入力ジェスチャデータと、前記基準ジェスチャ記憶部に記憶されている前記基準ジェスチャデータとを比較することでジェスチャ認識を行って、入力されたジェスチャを特定し、特定されたジェスチャに対応する前記操作情報を出力するジェスチャ認識部と
を有し、
前記動き判定部は、
前記動きセンサから出力される動きデータで表される動きが予め定められた第1の閾値よりも大きい状態が予め定められた第2の閾値以上の時間続いたときにジェスチャが開始したと判定し、
前記動きセンサから出力される動きデータで表される動きが予め定められた第3の閾値以下の状態が予め定められた第4の閾値以上の時間続いたときにジェスチャが終了したと判定する
ことを特徴とする操作入力装置。 - 前記複数のジェスチャが制御対象機器に対する制御のためのジェスチャを含み、
前記ジェスチャ認識部が、前記特定されたジェスチャに対応する前記操作情報を出力し、
前記ジェスチャ認識部により出力された前記操作情報を、前記制御対象機器に送信する通信部をさらに有する
ことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の操作入力装置。 - 前記基準ジェスチャ記憶部が、前記基準ジェスチャデータとともに、各基準ジェスチャデータに対応する前記操作情報を記憶しており、
前記ジェスチャ認識部が、前記特定されたジェスチャに対応する前記操作情報を前記基準ジェスチャ記憶部から読み出して出力する
ことを特徴とする請求項5に記載の操作入力装置。 - 前記ジェスチャ認識部は、前記予め記憶されている前記複数の基準ジェスチャデータのうちで、前記入力ジェスチャデータ生成部から出力された入力ジェスチャデータとの類似度が予め定められた閾値以上でかつ最も高いものを特定することで、前記入力されたジェスチャを特定することを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の操作入力装置。
- 前記動き判定部は、前記ジェスチャ入力の開始を検出したとき、又は前記ジェスチャ入力の終了を検出したときに、そのことを、文字のポップアップ表示、音声ガイダンス、又はバイブレーションで、操作者に知らせることを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の操作入力装置。
- 前記ジェスチャ認識部でジェスチャ認識が行われたときに、当該ジェスチャ認識の結果に基づいて、前記基準ジェスチャ記憶部に記憶されている基準ジェスチャデータの更新を行う学習制御部をさらに備えることを特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記載の操作入力装置。
- 前記学習制御部は、前記ジェスチャ認識部でジェスチャ認識が行われてから、予め定められた時間が経過するまで、前記基準ジェスチャデータの更新を保留することを特徴とする請求項9に記載の操作入力装置。
- 前記入力ジェスチャデータ生成部で生成された入力ジェスチャデータを用いて、前記基準ジェスチャ記憶部に記憶されている前記基準ジェスチャデータを書換える書換え制御部をさらに有することを特徴とする請求項1から10のいずれか一項に記載の操作入力装置。
- 操作者が行うジェスチャによって動かされ、その動きから前記ジェスチャを認識する操作入力装置であって、
それぞれ制御用操作情報の生成のために行われる複数の制御用ジェスチャの基準となる複数の制御用基準ジェスチャデータを記憶する制御用基準ジェスチャ記憶部と、
それぞれ1又は2以上の開始用操作情報の生成のために行われる開始用ジェスチャの基準となる1又は2以上の開始用基準ジェスチャデータを記憶する開始用基準ジェスチャ記憶部と、
当該操作入力装置の動きを感知して動きデータを出力する動きセンサと、
前記動きセンサから出力された動きデータと予め定められた閾値とから、ジェスチャ入力の開始及び終了を検出する動き判定部と、
前記動き判定部での検出の結果に基づき、前記ジェスチャ入力が開始されてから終了するまでの期間に前記動きセンサから出力された動きデータの時系列を生成し、入力ジェスチャデータとして出力する入力ジェスチャデータ生成部と、
前記入力ジェスチャデータ生成部から出力された入力ジェスチャデータと、前記開始用基準ジェスチャ記憶部に記憶されている前記1又は2以上の開始用基準ジェスチャデータとを比較することで、ジェスチャ認識を行って、前記入力ジェスチャデータが前記1又は2以上の開始用基準ジェスチャデータのいずれかに合致すると判断したときに、前記制御用ジェスチャの受付が可能な状態にする開始用ジェスチャ認識部と、
前記制御用ジェスチャの受付が可能な状態において、前記入力ジェスチャデータ生成部から出力された入力ジェスチャデータと、前記制御用基準ジェスチャ記憶部に記憶されている前記複数の基準ジェスチャデータとを比較することで、ジェスチャ認識を行って、入力されたジェスチャを特定し、特定されたジェスチャに対応する制御用操作情報を出力する制御用ジェスチャ認識部と、
前記制御用操作情報を制御対象機器に送信する通信部と、
複数組の制御用基準ジェスチャデータを記憶する基準ジェスチャ候補記憶部と、
前記基準ジェスチャ候補記憶部に記憶されている複数組の基準ジェスチャ候補データのいずれかを用いて、前記制御用基準ジェスチャ記憶部に記憶されている前記制御用基準ジェスチャデータを書換える書換え制御部とを有し、
前記制御用基準ジェスチャ記憶部が、前記制御用基準ジェスチャデータとともに、各制御用基準ジェスチャデータに対応付けられた制御用操作情報を記憶し、
前記基準ジェスチャ候補記憶部は、前記基準ジェスチャ候補データとともに、各基準ジェスチャ候補データに対応付けられた制御用操作情報を記憶しており、
前記書換え制御部は、前記制御用基準ジェスチャ記憶部に記憶されている前記制御用基準ジェスチャデータの書換えの際に、各制御用基準ジェスチャデータに対応付けられた制御用操作情報を併せて書換え、
前記開始用基準ジェスチャデータが、操作者となる可能性のある複数のユーザに対して個別に設定された複数の開始用基準ジェスチャデータを含み、
前記開始用ジェスチャ認識部は、入力された前記開始用ジェスチャからジェスチャ入力を行ったユーザを特定し、
前記書換え制御部は、前記基準ジェスチャ候補記憶部に記憶されている前記複数組の基準ジェスチャ候補データ及び制御用操作情報の対のうち、前記特定されたユーザに対応する組を選択して、前記制御用基準ジェスチャ記憶部に記憶させる
ことを特徴とする操作入力装置。 - 前記開始用ジェスチャ認識部は、前記入力ジェスチャデータが前記1又は2以上の開始用基準ジェスチャデータのいずれかと合致すると判断してから、予め定められた時間が経過するまで、前記制御用ジェスチャの受付が可能な状態を維持することを特徴とする請求項12に記載の操作入力装置。
- 前記制御用ジェスチャ認識部は、入力ジェスチャデータが前記複数の制御用基準ジェスチャデータのいずれかと合致すると判定したときは、そのことを示す合致信号を出力し、
前記開始用ジェスチャ認識部は、前記合致信号を受けると、そのときから、前記予め定められた時間が経過するまで前記制御用ジェスチャの受付が可能な状態を維持する
ことを特徴とする請求項13に記載の操作入力装置。 - 操作者が行うジェスチャによって動かされ、その動きから前記ジェスチャを認識する操作入力装置であって、
それぞれ第1乃至第N(Nは2以上の整数)の入力モードに対応し、それぞれの入力モードでそれぞれ制御用操作情報の生成のために行われる複数の制御用ジェスチャの基準となる複数の制御用基準ジェスチャデータを記憶する第1乃至第Nの制御用基準ジェスチャ記憶部と、
それぞれ前記第1乃至第Nの入力モードを選択するためのモード選択用操作情報の生成のために行われる複数のモード選択用ジェスチャの基準となる第1乃至第Nのモード選択用基準ジェスチャデータを記憶するモード選択用基準ジェスチャ記憶部と、
当該操作入力装置の動きを感知して動きデータを出力する動きセンサと、
前記動きセンサから出力された動きデータと予め定められた閾値とから、ジェスチャ入力の開始及び終了を検出する動き判定部と、
前記動き判定部での検出の結果に基づき、前記ジェスチャ入力が開始されてから終了するまでの期間に前記動きセンサから出力された動きデータの時系列を生成し、入力ジェスチャデータとして出力する入力ジェスチャデータ生成部と、
前記入力ジェスチャデータ生成部から出力された入力ジェスチャデータと、前記モード選択用基準ジェスチャ記憶部に記憶されている前記第1乃至第Nのモード選択用基準ジェスチャデータとを比較することで、ジェスチャ認識を行って、入力されたジェスチャにより選択された入力モードを特定するモード選択用ジェスチャ認識部と、
前記第1乃至第Nの制御用基準ジェスチャ記憶部のうち、前記モード選択用ジェスチャ認識部で特定された入力モードに対応する制御用基準ジェスチャ記憶部を選択する選択スイッチと、
前記入力ジェスチャデータ生成部から出力された入力ジェスチャデータと、前記選択スイッチにより選択された制御用基準ジェスチャ記憶部に記憶されている前記複数の基準ジェスチャデータとを比較することで、ジェスチャ認識を行って、入力されたジェスチャを特定し、特定されたジェスチャに対応付けられている制御用操作情報を出力する制御用ジェスチャ認識部と
を有し、
前記第1乃至第Nの入力モードが、制御対象機器の動作を指示するモードと、GUI操作により、前記制御対象機器の表示部に表示されるカーソルを移動するモードと、GUI操作により、前記制御対象機器に文字を入力するモードとを含む
ことを特徴とする操作入力装置。
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