JP6247569B2 - 距離推定装置およびそれを備えた車両 - Google Patents

距離推定装置およびそれを備えた車両 Download PDF

Info

Publication number
JP6247569B2
JP6247569B2 JP2014050263A JP2014050263A JP6247569B2 JP 6247569 B2 JP6247569 B2 JP 6247569B2 JP 2014050263 A JP2014050263 A JP 2014050263A JP 2014050263 A JP2014050263 A JP 2014050263A JP 6247569 B2 JP6247569 B2 JP 6247569B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
distance
unit
vehicle
parallax
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014050263A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015175635A (ja
Inventor
吉田 睦
睦 吉田
直樹 難波
直樹 難波
芳紀 倉貫
芳紀 倉貫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Motor Co Ltd
Original Assignee
Yamaha Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamaha Motor Co Ltd filed Critical Yamaha Motor Co Ltd
Priority to JP2014050263A priority Critical patent/JP6247569B2/ja
Publication of JP2015175635A publication Critical patent/JP2015175635A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6247569B2 publication Critical patent/JP6247569B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Measurement Of Optical Distance (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Image Analysis (AREA)

Description

本発明は、画像センサを用いて距離を推定する距離推定装置およびそれを備えた車両に関する。
従来、ゴルフ場内の走路を走行するゴルフカートには自律走行機能を有しているものがある。自律走行は電磁誘導線から発生する磁界を検出することで行われる。また、ゴルフカートの前面にステレオカメラを設けて、ゴルフカート前方の障害物を検出する障害物検出装置を備えるものもある。
ステレオカメラは、少なくとも2個の画像センサを有しており、これら画像センサ間に相対的な位置ずれが発生すると、画像間のステレオマッチングの精度が低下し距離の推定精度が低下する。そこで、カメラキャリブレーションにより画像センサ間の相対的位置ずれを検出し、撮影された画像を位置補正することで、ステレオマッチングの精度低下を防止することができる。特許文献1には単眼モーションステレオを利用したステレオカメラのキャリブレーションが記載されている。
特許文献1の技術
特許文献1には、単眼モーションステレオを利用してステレオカメラの位置ずれ量を推定することが記載されている。単眼モーションステレオの利用では、静止していない被写体については距離の測定ができない。そこで、静止している路面を被写体としている。なお、路面を被写体とすることに対して、路面は平面であると仮定し、車両に搭載されたカメラと路面との相対関係が常に一定であるということを前提としている。
特許4814669号公報
しかしながら、ステレオカメラの位置ずれを補正するために、特定のコードやパターンの設置、あるいはキャリブレーション時の周囲環境の限定などを必要とし、簡易に位置ずれを補正できない問題がある。特許文献1の技術による単眼モーションステレオの利用では、路面上に他の移動物が常に存在しないとは限らず、また、路面が平面とは限られないので、必ずしもステレオカメラのキャリブレーションが実施できるとは限らない。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、走路環境に影響されずにステレオカメラの画像センサ間の相対的位置ずれ量を補正する距離推定装置およびそれを備えた車両を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は次のような構成をとる。
すなわち、本発明は、移動体に搭載される距離推定装置において、少なくとも2つの画像センサを有するステレオカメラと、撮影された画像において静止物が撮影された静止領域を判定する静止領域判定部と、前記画像センサ間の位置ずれを補正する補正マップを用いて少なくとも1つの画像センサにより撮影された画像を補正する画像補正部と、各画像センサにより撮影された画像を基にステレオマッチングにより視差画像を作成する視差画像作成部と、前記移動体の移動間の前記画像および移動距離を基に前記静止領域の距離を推定する単眼モーションステレオ部と、前記視差画像の視差と前記単眼モーションステレオ部により推定された距離とから前記画像センサ間の位置ずれ量を算出するずれ量算出部と、前記位置ずれ量を基に前記補正マップを更新する補正マップ更新部と、前記画像補正部により補正された画像を用いて作成された前記視差画像を基に被写体までの距離を推定する距離推定部とを備える。
本発明によれば、ステレオカメラは少なくとも2つの画像センサを有する。静止領域判定部は、撮影された画像内において静止物が撮影された静止領域を判定する。画像補正部は、画像センサ間の位置ずれを補正する補正マップを用いて少なくとも1つの画像センサにより撮影された画像を補正する。単眼モーションステレオ部は、移動体の移動間の画像および移動距離を基に静止領域の距離を推定する。ずれ量算出部は、視差画像の視差と単眼モーションステレオ部により推定された距離とから画像センサ間の位置ずれ量を算出する。補正マップ更新部は、位置ずれ量を基に補正マップを更新する。距離推定部は、画像補正部により補正された画像を用いて作成された前記視差画像を基に被写体までの距離を推定する。
移動体が静止状態に撮影された画像と移動時に撮影された画像を用いるだけで、ステレオカメラの画像センサ間の位置ずれ補正を実現することができる。したがって、特定コードやパターンの設置を必要としない。また、撮影された画像内の静止物の静止領域を判定するので、カメラキャリブレーション時に他の移動物の無い環境を必要とすることもない。このように、走路環境に影響されずにステレオカメラの画像センサ間の相対的位置ずれ量を補正することができる。
また、撮影された画像を基にオプティカルフローを算出するオプティカルフロー算出部を備え、前記静止領域判定部は、前記移動体が停止状態において撮影された画像を基に算出された前記オプティカルフローから当該画像において静止物が撮影された前記静止領域を判定し、前記単眼モーションステレオ部は、前記移動体の移動間の画像から算出されたオプティカルフローおよび移動距離を基に前記静止領域の距離を推定することが好ましい。
オプティカルフロー算出部は、撮影された画像を基にオプティカルフローを算出する。静止領域判定部は、移動体が停止状態において撮影された画像を基に算出されたオプティカルフローから当該画像において静止物が撮影された静止領域を判定する。単眼モーションステレオ部は、移動体の移動間の画像から算出されたオプティカルフローおよび移動距離を基に静止領域の距離を推定する。オプティカルフローを用いることで、静止領域の判定および静止領域までの距離の推定を簡易にすることができる。
また、移動体が移動してから補正マップが更新するまでの間、距離推定部の停止を報知する提示部を有することが好ましい。提示部が運転者に対して移動体が移動してから補正マップが更新されるまでの間、距離推定部の停止を報知する。これにより、運転者は、
補正マップが更新されるまで、距離推定ができないことを知ることができる。したがって運転者の注意を周囲環境に向けることができる。
また、本発明に係る車両は、上記距離推定装置を備える車両である。上記距離推定装置を備えるので、車両前方の物体との距離を精度良く検出することができる。
また、移動体は、距離推定装置により推定された距離から障害物を検出する障害物検出部を備えることが好ましい。画像センサ間の位置ずれが補正されて精度が向上した距離推定結果を用いて障害物を検出するので、障害物の検出精度も向上させることができる。
また、移動体は、障害物検出用の距離センサを備えることが好ましい。距離推定装置の補正マップが更新されるまでの間距離を推定することができない。しかしながら、ステレオカメラとは別の距離センサを備えることで、補正マップが更新されるまでの間でも距離を測定することができ、障害物を検出することができる。これにより、移動体と障害物との接触の回避を向上させることができる。
本発明によれば、走路環境に影響されずにステレオカメラの画像センサ間の相対的位置ずれ量を補正する距離推定装置およびそれを備えた車両を提供することができる。
実施例1に係る車両の前面図である。 実施例1に係る車両の構成を示すブロック図である。 実施例1に係る距離推定装置の構成を示すブロック図である。 実施例1に係るステレオカメラと距離情報の向きとの関係を示す説明図である。 実施例1に係るステレオカメラと距離情報の向きとの関係を示す説明図である。 図6(a)は実施例1に係るオプティカルフローを示す説明図であり、図6(b)はキャリブレーション時の車両の位置関係を示す説明図である。 実施例1に係るステレオカメラと距離情報との関係を示す説明図である。 実施例1に係る障害物検出を示す説明図である。 実施例1に係るキャリブレーションの流れを示すフローチャートである。 実施例1に係る障害物検出の流れを示すフローチャートである。 実施例2に係る車両の構成を示すブロック図である。 実施例2に係るキャリブレーション中の障害物検出の流れを示すフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明の実施例1を説明する。本発明における移動体の実施形態として、自律走行するゴルフカートを挙げる。本発明における移動体はゴルフカートに限られず、工場や果樹園で走行する無人搬送車も含まれる。また、本発明における移動体は4輪車に限られず、3輪車でもよいし、モノレール型でもよい。なお、以下の説明で、前後および左右とは移動体の前進する方向を基準としている。
1.車両の概略構成
図1および図2を参照する。図1は、実施例に係る車両1の前面図であり、図2は車両1の構成を示す機能ブロック図である。車両1はゴルフ場内を自律または手動走行するゴルフカートである。車両1は、走路に埋め込まれた誘導線から発せられる電磁波に誘導されて自律走行することができる。車両1の前面中央部にステレオカメラ3が設けられている。車両1は本発明における移動体に相当する。
また、車両1には、車両1の前方の物体との距離を推定する距離推定装置4と、車両1の前方の障害物を検出する障害物検出部5と、車両1が誘導線に沿って自律走行するのを制御する自律走行制御部7と、障害物の検出により減速または停止の制御をする車速制御部9と、車輪10を駆動し、車速制御部9により回転数が制御される駆動モータ11とが設けられている。
実施例1において、車両1は駆動モータ11で駆動されるがこれに限らず、エンジンにより駆動されてもよい。車輪10の1つには車輪速センサ12が設けられており、車輪10の回転速度を検出することで車両1の車速を検出することができる。また、車輪10の回転速度から車両1の移動距離も検出することができる。検出された車速および移動距離は、距離推定装置4および車速制御部9へ送られる。
2.距離推定装置の構成
次に図3を参照して車両1に備えられた距離推定装置4の構成を説明する。図3は、距離推定装置4の構成を示すブロック図である。
距離推定装置4は、車両1の前方の画像を撮影するステレオカメラ3と、ステレオカメラ3により撮影された画像を一時的に保管する画像メモリ21と、車両1が停止状態か走行状態かを判定する走行状態判定部23と、撮影された画像間のオプティカルフローを算出するオプティカルフロー算出部25と、画像内の静止物の領域を判定する静止領域判定部27と、撮影された画像間の単眼モーションステレオを実施する単眼モーションステレオ部29と、ステレオカメラ3により撮影された画像を基に視差画像を作成する視差画像作成部31と、単眼モーションステレオ部29により算出された距離と、視差画像作成部31により作成された視差とを基に画像センサの位置ずれを算出するずれ量算出部33と、作成された視差画像から各画素の距離情報を推定する距離推定部35と、ステレオカメラ3内の撮像センサの相対位置補正テーブルである補正マップ37と、補正マップ37を更新する補正マップ更新部39と、補正マップ37にしたがって撮影された画像データを補正する画像補正部41と、種々の情報を表示し、また、運転者からの入力装置でもあるタッチパネル8とを備える。
走行状態判定部23、オプティカルフロー算出部25、静止領域判定部27、単眼モーションステレオ部29、視差画像作成部31、ずれ量算出部33、距離推定部35、補正マップ更新部39、および、画像補正部41はマイクロプロセッサまたはFPGA(Field Programmable Gate Array;再構成可能なゲートアレイ)で構成される。
距離推定装置4は、補正モードと通常モードとの2つの動作モードを有する。補正モードは、ステレオカメラ3内の各画像センサ間の相対位置の補正を実施するモードである。通常モードは、車両1が走行中に前方の物体との距離を推定するモードである。補正モードおよび通常モードの選択は、タッチパネル8を介して運転者がすることができる。タッチパネル8は、情報提示部とモード選択部との両方の機能を有する。次に、距離推定装置4のそれぞれの構成部について順に説明する。
ステレオカメラ3は、左画像センサ3aと右画像センサ3bとの2個の画像センサで構成される。左画像センサ3aおよび右画像センサ3bはCCDやCMOSなど一般的な可視光センサである。左画像センサ3a、右画像センサ3bは予め定められた幾何条件の下で車両1に設置されている。実施例1では、左画像センサ3a、右画像センサ3bは水平方向に一定距離を保たれて設置されている。すなわち、左画像センサ3aおよび右画像センサ3bはそれぞれ平行ステレオの位置関係で配置されている。左画像センサ3a、右画像センサ3bは、それぞれ撮影された画像の各行の位置が一致するように、すなわち、エピポーラ線が一致するように配置されている。左画像センサ3aで撮影された画像を左画像とし、右画像センサ3bで撮影された画像を右画像とする。実施例1では左画像センサ3aを基準カメラとし、左画像を基準画像とする。なお、ステレオカメラ3が備える画像センサの数は2個に限られず3個以上でもよい。また、右画像を基準画像としてもよい。
ここで、撮像センサ3a、3bの座標系を図4および図5を参照して説明する。ステレオカメラ3の横方向(左右方向)にX軸が設けられ、ステレオカメラ3の縦方向(上下方向)にY軸が設けられ、ステレオカメラ3の前方向(奥行き方向)にZ軸が設けられている。
左画像センサ3aの中央部を原点Oとし、右画像センサ3bの中央部を原点Oとする。左画像センサ3aと右画像センサ3bとの位置ずれとして、X軸方向並進ずれとY軸周り回転ずれと、Y軸方向並進ずれとが挙げられる。なお、実施例1では、X軸方向並進ずれとY軸周り回転ずれの補正を実施する。
画像メモリ21は、ステレオカメラ3から送られる画像、すなわち、画像センサ3a、3bから送られる各画像を一時的に保管する。画像メモリ21は、メモリ、フラッシュメモリ、ハードディスク(HDD)などを用いる。なお、図3上では画像メモリ21は画像センサ3a、3bのそれぞれに対応して設けられているが、1つのメモリでもよい。なお、保管される各画像は、補正パラメータを用いてレンズ歪み、焦点距離のばらつき等が補正された画像が好ましい。このような補正により、画像センサの光軸に対して垂直な面のテクスチャが画像投影面に対しても同様に投影される。
走行状態判定部23は、車輪速センサ12が検出した車速を基に、車両1が停止状態か走行状態かを判定する。判定結果は、オプティカルフロー算出部25、静止領域判定部27および単眼モーションステレオ部29へ送られる。
オプティカルフロー算出部25は、画像メモリ21から入力された2枚の画像間のオプティカルフローを算出する。2枚の画像は予め定められたフレーム間隔で撮影されたものである。フレーム間隔として、例えば、30分の1秒である。オプティカルフローの算出は、SAD(Sum of absolute differences)等のテンプレートマッチングによるブロックマッチングを用いる。
車両1が停止状態で撮影された2枚の左画像から算出されたオプティカルフローは静止領域判定部27へ出力される。また、車両1が停止状態から走行状態への移行時、または、走行状態で撮影された2枚の左画像から算出されたオプティカルフローは単眼モーションステレオ部29へ出力される。
静止領域判定部27は、車両1が停止状態でのオプティカルフローを基に、撮影された左画像内における静止物の領域を判定する。すなわち、左画像においてオプティカルフローが検出されなかった画素領域を動きの無い静止領域として判定する。図6を参照する。時刻t=tおよびtの際に車両1は停止状態である。時刻tにおいて左画像Lm0が撮影され、時刻tにおいて左画像Lm1が撮影されている。停止状態で撮影された左画像Lm0およびLm1間で、オプティカルフローが検出されなかった領域は静止物の静止領域Saとして検出される。また、オプティカルフローOfsが検出された被写体Maは動きのある物体として検出される。判定された静止領域Saの座標データは単眼モーションステレオ部29へ出力される。静止領域Saが判定されると、静止領域判定部27は、タッチパネル8へ走行開始の案内を表示するよう指示する。なお、点PLOは、静止領域Sa内の特徴点の1つである。
単眼モーションステレオ部29は、静止領域Saにおける車両1の走行状態のオプティカルフローを基にモーションステレオ法を用いて対象画素の距離情報を推定する。図6を参照する。停止状態である時刻tから車両が前方に移動を始めて時刻tにおいて左画像Lm2が撮影されている。左画像Lm1から左画像Lm2にかけて静止領域Sa内の特徴点の座標が点PLOから点PL2へ移動している。すなわち、左画像Lm1およびLm2間での静止領域SaのオプティカルフローOfmがオプティカルフロー算出部25により検出される。
時刻tの停止状態から時刻tまでの間に、車両1が前方へ動いてZ方向にLz進むとする。このとき、時刻tの位置の車両1からZ軸方向に距離Zmだけ離れた点Pzにおけるオプティカルフローは下式で示される。なお、点Pzが撮影された左画像上における座標を、左画像Lm2における点PL2(u,v)とする。すなわち、u、vは点Pzが撮影された点PL2の座標値である。また、点PL2は左画像Lm2における静止領域Sa上の点である。Δu、Δvは時刻tからtにおけるフレーム間移動量(フロー)である。すなわち、左画像Lm2上の点PL2におけるオプティカルフローOfmである。
Figure 0006247569
Lzを車輪速センサ12から測定することで(1)式により、点Pzまでの距離Zmを算出することができる。このようにして推定された距離情報Zmは、ずれ量算出部33へ送られる。なお、距離情報Zmは、(Δu,u)または(Δv,v)のいずれかの組み合わせにより算出することができるが、ハンドルが切られている場合(Δv,v)により、地面が勾配変化がある場合、(Δu,u)により算出することで、それぞれの影響を排除することができる。
視差画像作成部31は、入力される各画像から視差画像を作成する。すなわち、画像メモリ21に保管されている左画像および右画像を基に視差画像を作成する。視差画像は例えばSAD等のステレオマッチングにより作成することができる。ステレオマッチングの方法は、他にも、面積相関法や、Census transformが挙げられる。ここでの視差は複数画像間の画素のずれ量を示す。実施例1において、視差は、左画像に対する右画像の横方向の画素のずれ量である。なお、視差画像上のX座標およびY座標は基準画像上のX座標およびY座標と同じである。補正モードにおいて作成された視差画像はずれ量算出部33へ出力される。また、通常モードにおいて作成された視差画像は距離推定部35へ出力される。
ずれ量算出部33は、単眼モーションステレオ部29において算出された静止領域での距離Zmと視差画像作成部31において作成された視差画像上の同じ静止領域における視差dcとを基に、左画像センサ3aと右画像センサ3bとの並進位置ずれ量Δtxと回転ずれ量Δωyを算出する。具体的なずれ量の算出方法について図7を参照して以下に説明する。
図7は時刻tにおけるステレオカメラと距離情報との関係を示す説明図である。2台の画像センサ3a、3b間の距離(ステレオカメラ3の基線長)B、および、2台の画像センサ3a、3bの焦点距離fと視差画像を用いることで、視差画像および基準画像の各画素に対応した距離情報を算出することができる。なお、左画像を基準画像としているので、左画像の座標点と視差画像の座標点とが一致する。ここで、視差画像とは、左画像の各座標に対応して視差dをデータとして有する画像であるが、画像でなくても単にテーブルでもよい。
時刻tにおける左画像Lm2(視差画像)上の座標PL2(u、v)に対する距離情報Zは、右画像Rm2上の座標PR2(u’、v)を用いてステレオ法により以下の式にて求めることができる。
Figure 0006247569

Figure 0006247569
ここで、座標PL2(u、v)は左画像Lm(視差画像)の中央を原点Oとした左画像Lmにおける座標であり、座標PR2(u’、v)は右画像Rmの中央を原点Oとした右画像Rmにおける座標である。また、ここで算出されるずれ量は、X方向の並進位置ずれ量ΔtxとY軸まわりの回転ずれ量Δωyである。
単眼モーションステレオにより距離推定結果がZmとなる対象画素は、(3)式より下式の視差dmを有することになる。なお、説明を簡単にするため、座標も視差も単位は距離と同じとする。
Figure 0006247569
一方、X軸方向並進ずれ量Δtx、Y軸まわり回転ずれ量Δωyのステレオカメラを用いたステレオマッチングにより得られる視差がdcとすると、下式が成り立つ。
Figure 0006247569
ここで、右辺の第1項は、X軸方向並進ずれ量Δtxを基線長Bの変化として入れこんだ視差である。また、右辺の第2項のΔSは、Y軸周り回転ずれ量Δωyに起因するX座標方向ずれ量である。ここではΔS≒fΔωyと近似する。(4)式および(5)式より以下の式を得る。
Figure 0006247569
オプティカルフローおよび視差画像を用いることで、静止領域判定部27により静止領域と判定された複数の画素領域における(dm,dc)を用いて、(6)式に最小二乗法をかけるなどすることにより、ΔtxおよびΔωyを算出する。すなわち、視差画像において静止領域に相当する領域での視差dcと、この静止領域における単眼モーションステレオから得られる視差dmとの複数の組み合わせから、ΔtxおよびΔωyが算出される。算出されたΔtx及びΔωyは補正マップ更新部39へ送られる。
補正マップ更新部39は、算出された並進位置ずれ量Δtxと回転ずれ量Δωyを基に補正マップ37を更新する。補正マップ37は画像センサ3a、3bの相対位置補正用テーブルである。補正マップ37が更新されたことで、距離推定装置4は、動作モードを補正モードから通常モードへ変更する。
画像補正部41は、通常モードにおいて画像メモリ21に保管されている左画像を補正マップ37に基づいて補正し、視差画像作成部31へ送る。視差画像作成部31は、通常モードにおいては、画像センサ3a、3bの相対位置が補正された左画像とこの左画像と同時に撮影され画像メモリ21に保管されている右画像とを用いて視差画像を作成する。
距離推定部35は、通常モードにおいて、作成された視差画像を基に、各画素が表示する被写体までの実空間上の距離を推定する。視差画像から距離を推定する方法は、従来から利用されている平行ステレオ法を用いる。推定された距離情報は障害物検出部5へ送られる。
次に、図8を参照して障害物検出部5の障害物検出方法を説明する。図8は、障害物検出を示す説明図である。障害物検出部5は、実空間上の予め定められた空間内に距離が同一のまとまった点群が検出されると、そこに何らかの障害物が存在すると判断する。すなわち、車両1の進行方向の実空間XYZにおいて、予め定められた検出範囲の空間Sp内に、車両1からほぼ同じ距離にある点群PGが検出されると、これらの点群PGを障害物として検出する。障害物は、物体であってもよいし、人であってもよい。
障害物が検出されると、障害物の存在をタッチパネル8から運転者へ警告すると共に、障害物との距離に応じて車速制御部9により車速が減速制御される(図2参照)。車両1と障害物との距離が近い程、減速が大きくなされる。これにより、車両1と障害物との衝突回避を向上させることができる。
次に、実施例1における距離推定の動作を図9を用いて説明する。図9は距離推定の処理手順を示すフローチャートである。
車両の電源がONされると、距離推定装置4は補正モードか通常モードかを判定する(ステップS01)。タッチパネル8を介して補正モードが選択された場合(ステップS01のYes)、タッチパネル8に車両1の停止案内を表示して、運転者に停止指示する(ステップS02)。なお、通常モードが選択された場合(ステップS01のNo)、障害物を検出する処理手順(A)へ進む。この処理手順(A)については後述する。なお、補正モードが選択されてから補正マップ37の更新が完了するまでの間、タッチパネル8には、距離推定部4の機能停止が表示される。タッチパネル8からの表示に限らずスピーカから距離推定部4の機能停止の音声アナウンスがされてもよい。このような案内により、運転者に距離推定がされていないことの注意喚起をすることができる。
タッチパネル8に停止案内を表示させた後、走行状態判定部23は車両1が停止状態であるか否かを車輪速センサ12の出力値から判定する(ステップS03)。車両1が停止状態でないと判定されると(ステップS03のNo)、ステップS02に戻って、再び車両1を停止するように案内する。車両1が停止状態であると判定されると(ステップS03のYes)、左画像センサ3aが予め定められた時間間隔で複数の画像を撮影する(ステップS04)。撮影された左画像は画像メモリ21に格納する。次に、画像メモリ21に格納されている画像を基に、オプティカルフロー算出部25が左画像の少なくとも2枚の画像間のオプティカルフローを算出する(ステップS05)。次に、静止領域判定部27は、2枚の画像間においてオプティカルフローが算出されなかった画素領域を静止物の領域として判定する(ステップS06)。
静止領域の判定が完了すると、タッチパネル8に車両1の走行案内を表示して、運転者に走行指示する(ステップS07)。タッチパネル8に走行案内を表示させた後、走行状態判定部23は車両1が走行状態であるか否かを車輪速センサ12の出力値から判定する。車両1が走行状態でないと判定されると(ステップS08のNo)、ステップS07に戻って、再び車両1を走行するように案内する。車両1が走行状態であると判定されると(ステップS08のYes)、単眼モーションステレオ部29は、単眼モーションステレオによる距離推定を行う(ステップS09)。また、視差画像作成部31は、単眼モーションステレオの距離推定に用いられた左画像およびこの左画像と同時に撮影された右画像から視差画像を作成する(ステップS10)。ずれ量算出部33は、単眼モーションステレオにより推定された距離Zmと左画像および右画像とから作成された視差画像の視差情報を基に、画像センサ3a、3b間の相対的位置ずれ量を算出する(ステップS11)。算出されたずれ量から補正マップ更新部39が補正マップ37を更新する(ステップS12)。補正マップ37の更新が完了すると、距離推定装置4は、動作モードを補正モードから通常モードへ変更する(ステップS13)。通常モードへ変更されると、障害物を検出する処理過程(A)へ進む。
通常モードにおける障害物を検出する処理手順(A)は、まず、ステレオカメラ3が画像を撮影する(ステップS21)。画像補正部41は、補正マップ37を用いて撮影された左画像に対して画像センサ間の相対位置のずれを補正する(ステップS22)。視差画像作成部31は、右画像と補正された左画像とから視差画像を作成する(ステップS23)。作成された視差画像の視差情報を基に、距離推定部35が左画像の各画素の被写体までの距離を推定する(ステップS24)。推定された各画素に対応する被写体までの距離を基に、障害物検出部5が距離が一定の点群PGを障害物として検出する(ステップS25)。障害物検出部5が障害物を検出しなかった場合(ステップS26のNo)、ステップS21から再度、障害物を検出する処理過程が繰り返される。障害物検出部5が障害物を検出した場合(ステップS26のYes)、車速制御部9は、障害物までの距離に応じて目標車速を設定する(ステップS27)。さらに、車速制御部9は、設定した車速まで、ブレーキ制動も含めた減速の制御を実施する。これにより、駆動モータ11および車輪10の回転が制動され、車両1が減速または停止する。(ステップS28)。なお、障害物が検出されると、タッチパネル8およびスピーカ等で運転者および周囲に対して警報を発する。目標車速まで減速制御すると、ステップS21から再度、障害物を検出する処理過程が繰り返される。
このように、実施例1によれば、ステレオカメラ3のキャリブレーションに特定コードやパターンの設置を必要としない。また、キャリブレーション時に、自車両以外の移動物がないことの保証も必要としない。これにより、ステレオカメラ3の各画像センサ間の位置ずれ補正を簡易に実現することができる。また、オプティカルフローを用いることで、静止領域の判定および静止領域までの距離の推定を簡易にすることができる。
次に、図11を参照して実施例2に係る車両について説明する。図11は実施例2における車両1の構成を示す機能ブロック図である。実施例2において、実施例1に示した符号と同一の符号で示した部分は、実施例1と同様の構成であるのでここでの説明は省略する。また、以下に記載した以外の車両および距離推定装置の構成は実施例1と同様である。
実施例2の特徴は、距離推定装置4のステレオカメラ3のキャリブレーションを実行している間、距離測定センサ51を用いて障害物の検出をする点である。実施例1では補正マップの更新が完了するまで障害物の検出がされていなかったが、実施例2では距離測定センサを用いることで補正マップの更新が完了するまででも、障害物を検出することができる。
実施例2における車両1は、距離測定センサ51が追加された構成である。距離測定センサ51は、ステレオカメラ3のキャリブレーションが完了するまでに車両1が移動する距離内の障害物を検出する。したがって、車両1の近距離を測定できればよい。距離測定センサ51により障害物が検出されると、車速制御部9は、障害物との距離に応じて車速を減速制御する。距離測定センサ51は例えば超音波センサである。
次に、実施例2における障害物検出の処理手順を図12を用いて説明する。図12は障害物検出の処理手順を示すフローチャートである。
ステップS01〜ステップS08まで実施例1と同様であるので、説明を省略する。ステップS08で、車両1が走行状態であると判定されると、実施例1のステップS09〜ステップ13の処理と平行して、障害物検出の処理が実施される。
車両1が走行状態であると判定されると、距離測定センサ51により車両1の前方の物体までの距離が測定される。物体までの距離が予め設定された範囲内である場合、障害物として検出する(ステップS31)。障害物が検出されなかった場合(ステップS32のNo)、再びステップS31から障害物を検出する処理過程が繰り返される。障害物が検出された場合、(ステップS32のYes)、障害物までの距離に応じて目標車速を設定する(ステップS33)。設定された車速まで、車速制御部9がブレーキ制動も含めた減速の制御を実施し、駆動モータ11および車輪の回転が制動され、車両1が減速または停止する。(ステップS34)。なお、障害物が検出されると、タッチパネル8およびスピーカ等で運転者および周囲に対して警報を発する。目標車速まで減速制御すると、ステップS31から再度、障害物を検出する処理過程が繰り返される。
このように、実施例2によれば、距離推定装置4の補正マップ37を更新するキャリブレーションにより距離推定装置4の距離推定の機能が停止している間(補正モード中)であっても、ステレオカメラ3とは別の距離センサを備えることで、距離を測定することができ、障害物を検出することができる。これにより、移動体と障害物との接触の回避を向上させることができ、車速を自動制御することができる。また、距離測定センサは比較的近距離を測定できればよいので、遠距離を測定できるセンサを設けるのに比べてコストダウンを実現できる。
本発明は、上記実施例のものに限らず、次のように変形実施することができる。
(1)上記実施例において、ずれ量算出部33はX軸並進方向およびY軸周り回転方向のずれ量を算出していたが、これに限られない。Y軸並進方向(縦方向)のずれ量を算出してもよい。Y軸並進方向のずれ量は、特徴点のマッチングにより検出することができる。左画像および右画像において検出された特徴点のY座標(行)が一致するように補正することで、Y軸並進方向の位置ずれを補正することができる。このように、補正マップ37はY軸並進方向(縦方向)の補正パラメータを有し、補正マップ更新部39はY軸並進方向に関しても更新してもよい。X軸並進方向、Y軸並進方向およびY軸周り回転方向の位置ずれ量を補正することで、補正された左画像は右画像と平行等位となるように変換されている。したがって、右画像と補正された左画像とのステレオマッチングにおける探索を水平方向のみに限定することができる。これにより、ステレオマッチングの時間を大幅に短縮することができる。
(2)上記実施例において、情報提示部とモード選択部との両方の機能をタッチパネル8が有していたがこれに限られない。情報提示部として表示モニタを設置し、モード選択部として入力ボタン等の別の入力部を設置してもよい。
(3)上記実施例において、距離推定装置4は車両1に備えられていたがこれに限られない。他にも、例えば、自律走行するロボット用のビジョンシステムや視覚障害者の支援システムなどに採用してもよい。
1 … 車両
3 … ステレオカメラ
3a … 左画像センサ
3b … 右画像センサ
4 … 距離推定装置
5 … 障害物検出部
8 … タッチパネル
25 … オプティカルフロー算出部
27 … 静止領域判定部
29 … 単眼モーションステレオ部
31 … 視差画像作成部
33 … ずれ量算出部
35 … 補正マップ更新部
37 … 補正マップ
41 … 画像補正部


Claims (6)

  1. 移動体に搭載される距離推定装置において、
    少なくとも2つの画像センサを有するステレオカメラと、
    撮影された画像において静止物が撮影された静止領域を判定する静止領域判定部と、
    前記画像センサ間の位置ずれを補正する補正マップを用いて少なくとも1つの画像センサにより撮影された画像を補正する画像補正部と、
    各画像センサにより撮影された画像を基にステレオマッチングにより視差画像を作成する視差画像作成部と、
    前記移動体の移動間の前記画像および移動距離を基に前記静止領域の距離を推定する単眼モーションステレオ部と、
    前記視差画像の視差と前記単眼モーションステレオ部により推定された距離とから前記画像センサ間の位置ずれ量を算出するずれ量算出部と、
    前記位置ずれ量を基に前記補正マップを更新する補正マップ更新部と、
    前記画像補正部により補正された画像を用いて作成された前記視差画像を基に被写体までの距離を推定する距離推定部と
    を備えた距離推定装置。
  2. 請求項1に記載の距離推定装置において、
    撮影された画像を基にオプティカルフローを算出するオプティカルフロー算出部を備え、
    前記静止領域判定部は、前記移動体が停止状態において撮影された画像を基に算出された前記オプティカルフローから当該画像において静止物が撮影された前記静止領域を判定し、
    前記単眼モーションステレオ部は、前記移動体の移動間の画像から算出されたオプティカルフローおよび移動距離を基に前記静止領域の距離を推定する
    距離推定装置。
  3. 請求項1または2に記載の距離推定装置において、
    前記移動体が移動してから前記補正マップが更新するまでの間、
    前記距離推定部の停止を報知する提示部を有する
    ことを特徴とする距離推定装置。
  4. 請求項1から3のいずれか1つに記載の距離推定装置を備えた移動体。
  5. 請求項4に記載の移動体において、
    前記距離推定装置により推定された距離から障害物を検出する障害物検出部を備えた
    移動体。
  6. 請求項5に記載の移動体において、
    障害物検出用の距離センサを備えた
    移動体。

JP2014050263A 2014-03-13 2014-03-13 距離推定装置およびそれを備えた車両 Active JP6247569B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014050263A JP6247569B2 (ja) 2014-03-13 2014-03-13 距離推定装置およびそれを備えた車両

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014050263A JP6247569B2 (ja) 2014-03-13 2014-03-13 距離推定装置およびそれを備えた車両

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015175635A JP2015175635A (ja) 2015-10-05
JP6247569B2 true JP6247569B2 (ja) 2017-12-13

Family

ID=54254972

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014050263A Active JP6247569B2 (ja) 2014-03-13 2014-03-13 距離推定装置およびそれを備えた車両

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6247569B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6986962B2 (ja) * 2017-12-28 2021-12-22 株式会社デンソーテン カメラずれ検出装置およびカメラずれ検出方法
JP7009209B2 (ja) * 2017-12-28 2022-01-25 株式会社デンソーテン カメラずれ検出装置、カメラずれ検出方法および異常検出装置
JP2020204583A (ja) * 2019-06-19 2020-12-24 株式会社Subaru 画像処理装置
JP7143956B2 (ja) * 2019-09-05 2022-09-29 三菱電機株式会社 前方監視装置及び前方監視装置のキャリブレーション方法
JP7291594B2 (ja) 2019-10-02 2023-06-15 株式会社Subaru 画像処理装置

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11325890A (ja) * 1998-05-14 1999-11-26 Fuji Heavy Ind Ltd ステレオカメラの画像補正装置
JP2006252473A (ja) * 2005-03-14 2006-09-21 Toshiba Corp 障害物検出装置、キャリブレーション装置、キャリブレーション方法およびキャリブレーションプログラム
JP4814669B2 (ja) * 2006-03-28 2011-11-16 株式会社デンソーアイティーラボラトリ 3次元座標取得装置
JP2008304248A (ja) * 2007-06-06 2008-12-18 Konica Minolta Holdings Inc 車載用ステレオカメラの校正方法、車載用距離画像生成装置及びプログラム
WO2008155961A1 (ja) * 2007-06-21 2008-12-24 Konica Minolta Holdings, Inc. 測距装置
US20090290019A1 (en) * 2008-02-25 2009-11-26 Aai Corporation System, method and computer program product for integration of sensor and weapon systems with a graphical user interface
JP5169320B2 (ja) * 2008-03-04 2013-03-27 日産自動車株式会社 車両用物体検出装置及び車両用移動物体判別方法
JP2013257244A (ja) * 2012-06-13 2013-12-26 Sharp Corp 距離測定装置、距離測定方法、及び距離測定プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015175635A (ja) 2015-10-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6247569B2 (ja) 距離推定装置およびそれを備えた車両
KR101990257B1 (ko) 주차 지원 장치 및 주차 지원 방법
EP1431120B1 (en) Movable body circumstance monitoring apparatus
JP6747179B2 (ja) 駐車支援方法及び駐車支援装置
JP2019124537A5 (ja)
US11148299B2 (en) Teaching apparatus and teaching method for robots
TWI598854B (zh) 障礙物檢測裝置及具備其之移動體
US9404742B2 (en) Distance determination system for a vehicle using holographic techniques
KR101805377B1 (ko) 대상물 마킹의 위치를 트래킹하기 위한 방법 및 장치
KR102205144B1 (ko) 주차 지원 방법 및 주차 지원 장치
JP2015170127A (ja) 自律移動ロボット、及びその制御方法
US11145112B2 (en) Method and vehicle control system for producing images of a surroundings model, and corresponding vehicle
JP2015041238A (ja) 対象物推定装置および対象物推定方法
JP2018152020A (ja) 移動体用空間情報算出装置及び衝突防止システム
WO2019008760A1 (ja) 駐車支援方法及び駐車支援装置
JP2019145039A (ja) 自走式ロボットおよび自走式ロボットの制御方法
KR100784125B1 (ko) 단일 카메라를 이용한 이동 로봇의 랜드 마크의 좌표 추출방법
US20210080264A1 (en) Estimation device, estimation method, and computer program product
KR20200014366A (ko) 주차 지원 방법 및 주차 지원 장치
JP6406894B2 (ja) 環境地図生成制御装置、移動体、及び環境地図生成方法
JP2005170290A (ja) 障害物検出装置
WO2018097120A1 (ja) 注意喚起表示装置
JP2016014549A (ja) 車両位置算出装置
JP2009277063A (ja) 個人用移動車両運転支援装置
JP2019212203A (ja) 3dモデル作成システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160928

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170731

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170808

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171002

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20171031

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20171117

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6247569

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250