JP6244738B2 - 自動清掃ユニット及び充放電試験システム - Google Patents

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本発明は、充放電試験装置の電池端子チャック部の清掃を遂行する自動清掃ユニット及び充放電試験システムに関する。
板状に形成された薄型二次電池の充放電試験装置に用いる電極端子のチャック機構に関する発明であって、一度に多くの薄型二次電池の充放電試験を行うに当たり、既述した従来の煩わしい作業、即ち、クリップ型接続端子群への薄型二次電池の取付けや、多数の薄型二次電池を電池収納容器に収納、配置するといった作業を軽減し、併せて薄型二次電池(電極)に対する確実なチャックを可能とした薄型二次電池用充放電試験装置のチャック機構を提供することを目的とする発明が、知られている。
上記公知技術によれば、例えば、充放電試験に先立ち、従来の如く多数の薄型二次電池を所定の収納容器等内に収納、固定させるというような煩わしい作業を軽減しつつ、正確、良好にチャック部で電極端子をチャックすることができ、電池収納体側では並列させた薄型二次電池を挟持するだけで、後は電池収納体側をチャック機構に近づけることで、先ず、第1ガイド部によって電池収納体側の電池収容幅に応じたチャック機構のチャック幅が調整され、この後は、第2ガイド部によって、第1ガイド部と弾性的に連結するチャック部が、順次自動的、弾性的に薄型二次電池と位置合わせが行われる構造のため、結果的に作業負担を少なくしつつチャック精度が向上する利点を有することが開示されている。
また、二次電池の製造時に使用する充放電試験装置を自動的に校正する校正機ユニットおよび充放電試験装置を提供することを目的とし、二次電池の試験に使用する充放電試験装置を校正するための校正機ユニットにおいて、校正機ユニットは、二次電池と同じ配置の接続端子および同形状の筐体で構成され、二次電池の代わりに接続端子を介して充放電試験装置に接続して充放電試験装置との間の電気的特性を計測する計測部と、充放電試験装置との間で無線通信を行う無線通信子機と、計測部と無線通信子機とに電源を供給するユニット用二次電池とを有する校正機ユニットとすることにより、二次電池の製造時に使用する充放電試験装置を自動的に校正することができ、保守者による定期的な校正を行う必要がなく、二次電池の生産効率を大幅に向上できることが下記特許文献2に記載されている。
特開2013−106460号公報 特開2013−123759号公報 特開2006−086244号公報 特開2009−115720号公報 実用新案登録第3072423号公報
従来公知の複数のチャック部により複数の薄型二次電池と電気的な接触をして、多数の薄型二次電池ユニットを順次充放電試験する充放電試験装置においては、その電気的接触を担うチャック部に、いわゆる電極屑のような付着物等が蓄積することが知られている。
量産試験現場に配置された充放電試験装置のチャック部は、一日で数回乃至十回程度の薄型二次電池の電極部との接触確保動作を遂行することとなるので、薄型二次電池の電極に被覆されている酸化アルミニウム被膜の屑が、時間の経過とともに付着し堆積する。
このようなチャック部の付着物は、薄型二次電池の電極と電気的接触を確保する場合の障害となるため、従来、オペレータ等のメンテナンス要員が適宜手作業にて清浄ブラシで掃き落とす等により定期的に清掃作業を行っていた。しかし、オペレータにより清掃作業を行うためには、量産工程に配置された充放電試験装置の電源を落とす等によりラインを停止させる必要があるので、スループットの低下を招くこととなり好ましいものではなかった。
本発明は、上述した問題点に鑑み為された発明であって、試験ラインを停止することなく充放電試験装置の電池端子チャック部の清掃を遂行する自動清掃ユニット及び充放電試験システムを提案することを目的とする。
本発明の自動清掃ユニットは、試験対象となる二次電池の電極端子と電気的に接続する充放電試験装置のチャック部を清掃する自動清掃ユニットにおいて、二次電池の電極端子と同じ配置の清掃端子と、清掃端子を振動させる振動素子と、振動素子に電源を供給する自動清掃ユニット用バッテリとを備え、複数の二次電池を順次に試験する試験ラインに流せるように、二次電池と同一形状の筐体で構成され、清掃端子は、二次電池の電極端子の代わりにチャック部と接触して、振動素子の振動によりチャック部を清掃することを特徴とする。
また、本発明の充放電試験システムは、二次電池に対する充放電試験を行う充放電試験装置と、二次電池を充放電試験装置に順次接続して充放電試験を遂行する試験ラインと、請求項1乃至請求項14のいずれか一項に記載の自動清掃ユニット備え二次電池が流れる試験ライン上に自動清掃ユニットを流して試験ラインを止めることなく充放電試験装置のチャック部を自動清掃することを特徴とする。
試験ラインを停止することなく充放電試験装置の電池端子チャック部の清掃を遂行する自動清掃ユニット及び充放電試験システムを提供できる。
充放電試験装置の充放電試験部に自動清掃ユニットを接続して自動清掃を行う充放電試験システムの構成例を示した概略構成図である。 (a)は充放電試験装置に二次電池を接続する様子の概要を模式的に示した説明図であり、(b)は充放電試験装置に自動清掃ユニットを接続する様子の概要を模式的に示した説明図である。 (a)は二次電池の間に自動清掃ユニットが適宜に挿入された複数の試験ラインの構成概要を説明する図であり、(b)は充放電試験を予定される二次電池や自動清掃ユニットを搭載可能な待機用ラックを示す図である。 10mm厚程度の板状に形成された薄型二次電池を説明する斜視図である。 10mm厚程度の板状に形成された薄型二次電池を説明する側面図である。 薄型二次電池の充放電試験を遂行する充放電試験部を薄型二次電池との配置関係が理解容易なように説明する概念図である。 充放電試験をされる複数の薄型二次電池が収容されたマガジンを説明する図である。 チャック部の配列状態及び形状概要を説明する概念図である。 充放電試験をされる複数の薄型二次電池が収容されたマガジン(二次電池に対応)が、充放電試験装置の試験位置にコンベヤー等で運ばれた後、チャック部が電極端子をチャッキングする状態を説明する図である。 チャック電極の拡大構成概要を説明する概念図であり、(a)がチャック電極の斜視図であり(b)がチャック電極のA−A´断面図である。 超音波振動素子に接続された清掃端子のバリエーションを例示して説明する概念図であり、(a)がクリーニングシートで構成された清掃端子を示し、(b)がチャック電極針と対向接触し少なくとも内壁に研磨材を配されたディンプルを備える清掃端子を示し、(c)がチャック電極針の先端が清掃端子の基体と空間を確保して清掃ブラシの振動空間を維持することでチャック電極針の先端等が清掃ブラシにより効果的に清掃されるように構成したスペーサを備える清掃端子を示し、(d)が当該スペーサと清掃端子との位置関係を説明する概念図である。
本実施形態で例示する自動清掃ユニットは、複数の二次電池を連続して順次に充放電試験する充放電試験ラインに流せるように、二次電池の電極配置と同一構造の清掃端子配置を備えるように同一の筐体に構成される。また、自動清掃ユニットは、充放電試験装置の所定位置(すなわち所定の試験位置)にまで流れてくると、自身が二次電池ではなく自動清掃ユニットであることを充放電試験装置に認識された上で、電極端子に替えて清掃端子を充放電試験装置のチャック部にチャッキングさせる。また、自動清掃中は、充放電試験装置が充放電試験用の電源や各種計測器等をスリープ状態にできる。チャッキングされた清掃端子が振動することにより、チャック部を清掃することが可能となる。
また、本実施形態で例示する自動清掃ユニットによれば、複数の二次電池を連続して順次に充放電試験する量産型の充放電試験ラインにおいても、二次電池と同様に試験ラインに流すことが可能であり、試験ラインを止めることなくかつオペレータの手を煩わせることなく、迅速かつ確実なチャック部の清掃メンテナンスを遂行することが可能である。
図1は、充放電試験装置1100の充放電試験部1101に自動清掃ユニット1200を接続して自動清掃を行う充放電試験システム1000の構成例を示した概略構成図である。図1において、充放電試験装置1100の充放電試験部1101は、充放電試験管理部1103側とLANで接続されている。
また、充放電試験管理部1103は、試験グループ毎に配置され、同じ試験グループ内の充放電試験部1101だけを管理・制御するようにしてもよいし、全ての試験グループの充放電試験部1101を管理・制御するようにしてもよい。また、図1では、理解し易いように充放電試験部1101と充放電試験管理部1103とを別途独立に分離した構成として説明しているが、充放電試験部1101に充放電試験管理部1103の機能を含めて統合してもよいし、図1に示すように充放電試験部1101と充放電試験管理部1103とを併せて充放電試験装置1100としてもよい。
図1から理解できるように、充放電試験部1101は、例えば、充放電回路1111と、充放電制御部1112と、電源部1113とを有する。
充放電回路1111は、試験対象となる二次電池や自動清掃ユニット1200を接続するためのチャック部1140(1)、・・、1140(n)を有し、図1の例では例えばチャック部1140は、ch01からch10までに対応する10組の電極挟持(チャッキング)機能を有する接続端子で構成される。
充放電回路1111は、充放電制御部1112によって充電電流の大きさや充電時間、放電電流の大きさや放電時間などが制御される。また、不図示の計測部により計測された試験対象二次電池のインピーダンス特性や電圧および温度などが、充放電制御部1112に入力される。また、二次電池は、複数のセル(典型的には、ch01からch10に対応する10セル)が積層され、セル毎に充放電試験部1101のチャック部1140と電気的に接続して、セル毎に電気的特性を試験できるようになっている。
充放電制御部1112は、LANインターフェース回路を有し、充放電試験管理部1103に接続され、予め設定された試験モード或いは充放電試験管理部1103側から指示される試験内容に従って充放電回路1111を制御することができる。
また、電源部1113は、商用電源(AC200Vなど)に接続され、充放電回路1111および充放電制御部1112の作動に必要な電力を供給する。
また、図1に示すように、充放電試験管理部1103は、例えば、HUB1131と、無線親機1132と、制御パソコン1133とを備える。制御パソコン1133は、過去の自動清掃の履歴や各自動清掃時の清掃条件等を記憶する記憶部1134を備えていてもよい。また、制御パソコン1133は、記憶部1134に記憶された過去の自動清掃履歴に基づいて、次回の自動清掃の実行タイミングや清掃条件等を決定することができる。
また、充放電試験管理部1103は、制御パソコン1133からの自動清掃実行タイミングのアラートに基づいて、次回の自動清掃実行時期が近づいている充放電試験装置の装置番号等及びその清掃時期と清掃条件及びその清掃履歴等をオペレータに知らせる不図示の通知部(例えば、清掃履歴通知部)を備えていてもよい。
HUB1131は、複数の充放電試験部1101と、無線親機1132と、制御パソコン1133とをLANで接続するためのネットワーク装置である。無線親機1132は、試験対象となる二次電池または/および自動清掃ユニット1200との間で無線接続されて、自動清掃ユニット1200を制御する情報を送信したり、自動清掃ユニット1200の清掃情報などを受信することができる。
具体的には、自動清掃ユニット1200は、無線親機1132から送信された制御パソコン1133から指示された清掃条件に基づいて、清掃端子1220(1)、・・、1220(n)がチャック部1140(1)、・・、1140(n)を各々清掃するように、超音波振動素子1210(1)、・・、1210(n)を各々制御してもよい。本実施形態においては、典型例として超音波振動素子を説明しているが、振動素子であってもよい。
制御パソコン1133は、同じ試験グループ内の充放電試験部1101或いは全ての試験グループの充放電試験部1101を制御し、試験前には試験内容の条件設定、試験中の場合は試験状態のモニター、試験結果の取得および管理などを行う。
一方、図1において、自動清掃ユニット1200は、無線親機1132から送信された情報を受信する無線子機1122と、自動清掃ユニット用バッテリ1124と、自動清掃ユニット用バッテリ1124の電圧を超音波振動素子1210(1)、・・、1210(n)の動作に適切な電圧へと変換する電圧変換部1123とを有する。
また、自動清掃ユニット1200の無線子機1122は、充放電試験管理部1103の無線親機1132との間で無線回線を確立し、自動清掃ユニット1200側の情報(清掃データ、自動清掃ユニット用バッテリ1124の電圧、アラーム等)を充放電試験管理部1103に送信する。
電圧変換部1123は、自動清掃ユニット用バッテリ1124から供給される電圧を超音波振動素子1210や無線子機1122の作動に必要な電圧に変換する。図1の例では、自動清掃ユニット用バッテリ1124が出力するDC16Vの電圧をDC24Vに変換して超音波振動素子1210に供給すると共に、無線子機1122にも供給する。
また、本実施形態では、無線子機1122は、自動清掃ユニット1200全体の制御部の機能を含み、例えば自動清掃ユニット用バッテリ1124の電圧のモニターや超音波振動素子1210の制御などを行うものとして説明した。しかし、充放電試験部1101の充放電制御部1112と同様に、自動清掃ユニット1200が、不図示の自動清掃ユニット制御部を無線子機1122とは別途に備えていてもよい。
この場合は、不図示の自動清掃ユニット制御部に予め記憶されたプログラムに従って自動清掃ユニット1200全体の動作を制御し、例えば超音波振動素子1210の制御や自動清掃ユニット用バッテリ1124の電圧のモニター、或いは異常発生時には充放電試験管理部1103へのアラーム報知をするなどの動作を行うこととしてもよい。
また、図1において、自動清掃ユニット1200は、自身が試験対象二次電池ではなく自動清掃ユニットであることを充放電試験装置1100に通知するRFID等の自動清掃ユニット通知部1230を備える。また、充放電試験装置1100は、流れてきた対象が充放電試験を遂行するべき二次電池であるのか、または不図示の校正ユニットであるのか、または自動清掃ユニットであるのかを識別するために、自動清掃ユニット通知部1230から通知を受ける検知部1160を備えることができる。
本実施形態では図2に示すように、試験を行う二次電池2150の代わりに、二次電池2150と同サイズの筐体の自動清掃ユニット2200を各試験ラインに定期的に流すようになっている。図2(a)は、充放電試験装置2100に二次電池2150を充放電試験のために接続する様子の概要を模式的に示した説明図である。
充放電試験装置2100の試験用接続端子となるチャック部2140は、二次電池2150の電極端子2151の各端子と一対一に対応するように配置されている。そして、試験時にはチャック部2140と電極端子2151とが電気的に接触し、二次電池2150の試験を開始する。
一方、図2(b)は、充放電試験装置2100に自動清掃ユニット2200を接続する様子の概要を模式的に示した説明図である。自動清掃ユニット2200は、二次電池2150と同サイズの筐体と、二次電池2150の電極端子2151と同配置の清掃端子2220を有する。そして、清掃時にはチャック部2140と清掃端子2220とが接触し、清掃端子2220が充放電試験装置2100のチャック部2140の清掃する。
図3(a)は、二次電池2150の間に自動清掃ユニット2200が適宜に挿入された複数の試験ラインの構成概要を説明する図である。図3(a)に示すように、製造された二次電池2150の充放電試験を行う試験ラインは、複数の充放電試験装置2100(a1)、・・、2100(c3)が配置され、例えば試験内容別に各試験ラインA乃至Cが構成されている。
図3(a)の例では、モードAの試験を行う試験ラインAと、モードBの試験を行う試験ラインBと、モードCの試験を行う試験ラインCとが配置された状態を例示して説明している。ここで、モードA、モードBおよびモードCは、例えば充電電流の大きさや充電パターン、放電電流の大きさや放電パターン、放電時間などの試験内容が異なる。例えば、モードAがトリクル充電、モードBが急速充電、モードCが連続放電のような試験が行われてもよい。
図3(a)において、試験ラインAでは、充放電試験装置2100(a1)、充放電試験装置2100(a2)、充放電試験装置2100(a3)・・・などの複数の試験装置が配置され、例えば充放電試験装置2100(a1)は二次電池2150(1)に対してモードAの試験を行う。
また、試験ラインBでは、充放電試験装置2100(b1)、充放電試験装置2100(b2)、充放電試験装置2100(b3)・・・などの複数の試験装置が配置され、例えば充放電試験装置2100(b2)は二次電池2150(2)に対してモードBの試験を行う。
同様に、試験ラインCでは、充放電試験装置2100(c1)、充放電試験装置2100(c2)、充放電試験装置2100(c3)・・・などの複数の試験装置が配置され、例えば充放電試験装置2100(c1)は二次電池2150(3)に対して、充放電試験装置2100(c2)は二次電池2150(4)に対して、それぞれモードCの試験を行う。
図3(a)から理解できるように、充放電試験装置2100(a1)、充放電試験装置2100(a2)、充放電試験装置2100(a3)・・、充放電試験装置2100(b1)、充放電試験装置2100(b2)、充放電試験装置2100(b3)、・・充放電試験装置2100(c1)、充放電試験装置2100(c2)、充放電試験装置2100(c3)・・など複数の試験装置は、どのモードで試験を行うかを選択・設定可能な同構成の試験装置である。
以降の説明において、これらの試験装置に共通の内容について説明する場合には、適宜、単に充放電試験装置2100と表記する。また、モードAの試験を行うグループの試験装置に対して共通の場合は、充放電試験装置2100(a)と表記する。モードBおよびモードCについても同様である。
一般に、図3(a)のような二次電池2150の試験を行う試験ラインでは、二次電池2150の品質を保つために充放電の試験を遂行する充放電試験装置2100自体の性能が所望状態に保持されているか否かを定期的に検査する必要があり、万一、保持されていない場合は適宜メンテナンス等の保全措置を講じなければならない。
特に、充放電試験装置2100のチャック部2140は、継続的に流れてくる複数の二次電池2150の電極端子2151と、充放電試験を開始するに先立ち順次に電気的接続を確立しなければならない。二次電池2150の電極端子2151は、予期せぬ放電や短絡等を防止するために薄い酸化アルミニウム膜(絶縁膜の典型例)で被覆されている。このため、チャック部2140が該酸化アルミニウム被膜を破ってその下層の導電体と接触可能なように、チャック部2140は、いわば剣山のような針部を備えている。
チャック部2140が破った酸化アルミニウムの薄膜片は、単体の二次電池2150ベースで考えればごく微量であるが、時には24時間体制で連続的かつ継続的に順次流れてくる多数個の二次電池2150を次々に試験遂行する充放電試験装置2100においては、これが無視できない電気的導通阻害の原因となる。
このような酸化アルミニウムの薄膜片等がチャック部2140に付着して積層されることにより、二次電池2150の電極端子2151とチャック部2140との電気的接続が期待通りに得られない事態をも生じかねない。このため、チャック部2140に付着等した酸化アルミニウムの薄膜片等の粉末や塵芥を、適宜、除去することが必要となる。
従って、図3(a)に示すように、自動清掃ユニット2200(1)、・・・、2200(3)が、各試験ラインA乃至B毎に、試験対象となる二次電池2150の間に混ざって適宜挿入されている。そして、自動清掃ユニット2200(1)、・・・、2200(3)は、各々対応する充放電試験装置2100(a2)、・・、2100(c3)の各チャック部2140を適切に清掃する。
また、図3においては、二次電池2150や自動清掃ユニット2200などを、次の試験モードの充放電試験装置2100の位置まで動かす方法を示していないが、現実にはオペレータが運搬を行ってもよいし、コンベヤーなどで自動的に振り分けられるようにしてもよい。
また、自動清掃ユニット2200を同じ試験モードのグループ内でのみ移動するようにしてもよいし、異なる試験モードのグループに移動するようにしてもよい。さらに、自動清掃ユニット2200を流す間隔が長い場合や自動清掃ユニット2200の数が多い場合は、自動清掃ユニット2200を一時的に待機させておく待機用ラック3160などを設けてもよい。図3(b)は、充放電試験を予定される二次電池2150や自動清掃ユニット2200を搭載可能な待機用ラック3160を示す図である。
図3(b)に示すように、オペレータによる運搬移動またはコンベヤーなどで自動清掃ユニット2200を待機用ラック3160に移動させ、待機用ラック3160上で現在進行中の二次電池2150の試験が終了するまで順番待ちをした上で、清掃時に目的とする試験モードの充放電試験装置2100に自動清掃ユニット2200を流すことができる。
また、試験及び清掃スケジュールは、試験工程や試験検査項目として予め決められていてもよく、オペレータが待機用ラック3160からの移動を行う場合は、予め決められた清掃スケジュールに従って自動清掃ユニット2200を目的の充放電試験装置2100へと移動させてもよい。
また、自動で清掃を行う場合は、複数の充放電試験装置2100を管理する充放電試験管理部1103(図1を参照)で清掃スケジュールに従って清掃を行うように、コンベヤーなどで自動清掃ユニット2200を目的の充放電試験装置2100へと移動させてもよい。
図4は10mm厚程度の板状に形成された薄型二次電池41を説明する斜視図であり、図5は10mm厚程度の板状に形成された薄型二次電池41を説明する側面図である。図4及び図5に示す板状に形成された薄型二次電池41は多くの産業分野で利用されており、この薄型二次電池41は、扁平なケース43から1対の薄片状の電極端子45、47が一方向に突出した構造となっている。
薄型二次電池41は、工場生産されてから何回かの充放電試験等の品質検査が行われた後、合格品が半充電されて製品として出荷される。充放電試験の品質検査を行う場合には、出荷先のニーズに適合する電気的特性となるように、複数枚の薄型二次電池41を積層させた状態でパッケージングをし、単体の二次電池2150として試験される。図1乃至図3においては、典型例として薄型二次電池41が10枚重ね合わされて構成された二次電池2150を示している。
図6は、薄型二次電池41の充放電試験を遂行する充放電試験部69を薄型二次電池41との配置関係が理解容易なように説明する概念図である。図6に示す充放電試験部69は、薄型二次電池41の電極端子65、67に接続するチャック部(クリップ型の接続端子)611群を垂架状に備えた充放電用ラック613と、チャック部611群に対向して配置され、各チャック部611に接離する接触子615群を支持する接触子支持体617とを備える。
また、図6に示す充放電試験部69は、接触子支持体617を所定方向に進退させ、対応するチャック部611及び接触子615を接離する支持体進退機構619と、前記接触子615群にそれぞれ接続する充放電電源621とを備えたものであり、この充放電試験部69によって一度に多くの薄型二次電池41の充放電試験が可能となっている。
図6に示す例において、チャック部611と接触子615と接触子支持体617と支持体進退機構619とは、充放電試験部69に一体的に構成してもよい。例えば、10mm厚程度の板状に形成された薄型二次電池41を10枚重ね合わせて合計100mm厚程度の二次電池2150とし、これを量産して試験する場合には、チャック部611を10組の電極端子65、67に対応する10組に構成し、順次に試験ラインを流れてくる複数の二次電池2150を24時間体制で継続的に試験していくこととできる。
図7は、充放電試験をされる複数の薄型二次電池41が収容されたマガジン7131を説明する図である。図7に示すように、マガジン7131は、平面視矩形状の基台7159上の左右に設置された一対の側板7161、7163と、両側板7161、7163間に配置された複数枚の隔壁7165と、薄型二次電池41の収納枚数に適合する幅(L)を提供するように隔壁7165群の一端側(一方の側板7163側)に配置された電池押圧板7133と、隔壁7165と電池押圧板7133の四隅を貫通して側板7161、7163の四隅間に架設された4本のガイドステー7167を備える。また、隔壁7165と電池押圧板7133はガイドステー7167に沿って移動可能となっている。
図7において、10mm厚程度の板状に形成された薄型二次電池41を仮に10枚重ね合わせた場合には、二次電池2150の幅はL=100mmとなる。すなわち、薄型二次電池41がその用途等に合致するようにマガジン7131に複数枚配置されることにより、一つの二次電池2150が形成される。なお、図7に示すように、チャック部1140側に突出するロック挟持片(位置決め部)7175、7171を備えることができる。
なお、図7においては、薄型二次電池41の積層数を任意に調整できるマガジン7131の構成を例示して説明したが、薄型二次電池41の積層数が固定されて個別にパッケージングされた複数の二次電池2150を試験対象とした場合も同様に、コンベヤー等で試験位置にまで順次運ばれて試験されることができるものであり、図7の構成に限定されるものではない。
また、図8は、チャック部1140の配列状態及び形状概要を説明する概念図である。図8に示すように、チャック部1140は、二次電池2150の電極端子65、67に各々対応するように紙面上下に配置された一対のチャック部1140(1)、1140(2)、1140(3)、1140(4)を備える。
図8から理解できるように、上側の電極端子65をチャッキングする上側のチャック部1140(1)が4対のクリップ状の電極構造を有し、下側の電極端子67をチャッキングする下側のチャック部1140(1)が3対のクリップ状の電極構造を有する構成を例示している。
また、図8においては説明の便宜上、チャック部1140(1)乃至1140(4)のみを示しているが、チャッキングするべき二次電池2150を構成する薄型二次電池41の積層枚数に対応する個数(n個)までのチャック部1140(n)を備えるものとする。なお、図8に示すチャック部1140のチャック電極1141の詳細な構成については、図10を用いて後述する。
また、図9は、充放電試験をされる複数の薄型二次電池41が収容されたマガジン7131(二次電池2150に対応)が、充放電試験装置1100の試験位置にコンベヤー等で運ばれた後、チャック部1140が電極端子65、67をチャッキングする状態を説明する図である。
図9から理解できるように、各薄型二次電池41の電極端子65、67は、それぞれ対応するチャック部1140に対向するように配置された後、該チャック部1140が対応する電極端子65、67を挟持するようにクリップ状の電極で押圧する。チャック部1140が、電極端子65、67を挟持するようにクリップ状の電極で押圧することにより、電極端子65、67を被覆していた酸化アルミニウム薄膜が破られて、電気的な接続が確保された後、所定の充放電試験が遂行される。
図10は、チャック電極1141の拡大構成概要を説明する概念図であり、(a)がチャック電極1141の斜視図であり(b)がチャック電極1141のA−A´断面図である。
図10から理解できるように、チャック電極1141は、高さが大凡数百ミクロン程度の突設された複数のチャック電極針1142を備えている。チャック部1140がチャッキングする場合に、チャック電極針1142が電極端子65、67の酸化アルミニウム被膜を突き破ることにより、チャック部1140のチャック電極1141と電極端子65、67との電気的な導通が実現される。
このため、多数の二次電池2150を順次に充放電試験する充放電試験装置1100においては、酸化アルミニウム被膜を突き破った際に発生する微量の酸化アルミニウム塵芥等がチャック電極1141に付着し次第に積層される。このような塵芥等に起因して、チャック電極針1142が酸化アルミニウム被膜を突き破る機能が低下したり、チャック電極1141と電極端子65、67との間の電気的導通が阻害されたりして、適切な充放電試験が遂行されなくなる事態が懸念される。
このような懸念を払拭するために、本実施形態の自動清掃ユニット1200が、適切なタイミングで適宜チャック電極1141等の自動清掃を実施することで、常に安定して電気的導通を確実に確保し、所望の充放電試験が遂行されるようにすることができる。
図11は、超音波振動素子11210に接続された清掃端子11220のバリエーションを例示して説明する概念図である。図11(a)がクリーニングシートで構成された清掃端子11220(a)を示し、図11(b)がチャック電極針1142と対向接触し少なくとも内壁に研磨材を配されたディンプル11221を備える清掃端子11220(b)を示し、図11(c)がチャック電極針1142の先端が清掃端子11220(c)の基体と空間を確保して清掃ブラシ11222の振動空間を維持することでチャック電極針1142の先端等が清掃ブラシ11222により効果的に清掃されるように構成したスペーサ11223を備える清掃端子11220(c)を示し、図11(d)が当該スペーサ11223を備える清掃端子11220(c)とチャック電極針1142の位置関係を説明する概念図である。
図11(a)において、クリーニングシートで構成された清掃端子11220(a)は、シート状の比較的硬い不織布や固形化された紙または軟質樹脂等に研磨材を塗布または吹き付け等により表面に付着させた構成とすることができる。研磨材は、表面だけではなく素材そのものに含有、含浸させてもよい。また、図11(a)では断面形状のみを示しているが、クリーニングシートで構成された清掃端子11220(a)は、チャック電極1141の形状に対応するように円形形状としてもよい。
また、図11(a)においてクリーニングシートは、清掃端子11220(a)の基材上にコーティングしたり貼り付けたりして構成し、すなわち清掃端子11220(a)を基材とクリーニングシートとの少なくとも二層構造として構成してもよい。
図11(a)の清掃端子11220(a)は、好ましくはチャッキング時の挟む押圧力により、チャック電極針1142の先端が少し清掃端子11220(a)内に進入可能な程度の硬度とすることが好ましい。チャック電極針1142の先端が少し清掃端子11220(a)内に進入した状態で、超音波振動素子11210(a)に連結された清掃端子11220(a)が超音波振動することにより、酸化アルミニウム被膜を破るべきチャック電極針1142の先端部分を含むその周辺を効果的に清掃し研磨することが可能となる。これにより、長時間の試験稼働によりチャック電極針1142の先端が仮に摩耗等していた場合でも、鋭利な先端を再生させることが可能となる。
また、図11(b)に示すように、超音波振動素子11210(b)に連結された清掃端子11220(b)が、チャック電極針1142と対向して配置された複数のディンプル11221を備えていてもよい。ディンプル11221の形状は、チャック電極針1142の形状に対応させるように、すり鉢状の所望テーパ角を有して形成することができる。これにより、チャック電極針1142の先端およびその周辺部分(典型的にはチャック電極針1142のディンプル11221対向部全体)を効果的に清掃研磨できる。
また、清掃端子11220(b)は種々のゴムを含む合成樹脂で形成してもよく、好ましくは研磨材を含有または研磨材を表面に配された軟質ゴム等の可撓性部材で形成する。これにより、チャック電極針1142に過剰な応力や予期せぬ過剰な振動を与えることなく、比較的やさしくフレキシブルな超音波振動をチャック電極針1142に付与することが可能となる。
また、図11(b)及び図11(c)に説明するように、超音波振動素子11210(c)に連結された清掃端子11220(c)が、基体に植毛された複数のブラシ11222を備えてもよく、さらに、複数のブラシ11222の間に適宜配置されたスペーサ11223を備えてもよい。スペーサ11223は、チャック電極針1142に対向しない位置に配置される。
複数のブラシ11222は、チャック電極針1142及びチャック電極1141に付着した塵芥等を超音波振動素子11210(c)の振動によって除去するのに極めて効果的であり、研磨材や洗浄薬を含有したり付着されていてもよい。
また、スペーサ11223を備える場合には図11(d)に示すように、チャッキング時にチャック電極針1142の先端が清掃端子11220(c)の基体と接触しないようにすることで、超音波振動するブラシ11222とチャック電極針1142とを広く接触させて効果的な清掃・研磨を遂行することが可能となる。
なお、実施形態での上述の説明において清掃との文言は、研磨の概念を含んでいてもよいものとする。チャック電極1141の清掃に伴いチャック電極針1142の研磨も遂行したほうが好ましい場合もあり、清掃に伴い実質的には多少の研磨も為されることも多いからである。
また、図11においては示していないが、清掃に伴いチャック電極1141から除去された塵芥等の再付着等を防止し効率的に収集する吸引ノズルを清掃端子11220に近接して配置してもよい。
本発明の自動清掃ユニットは、試験対象となる二次電池の電極端子と電気的に接続する充放電試験装置のチャック部を清掃する自動清掃ユニットにおいて、二次電池の電極端子と同じ配置の清掃端子と、清掃端子を振動させる超音波振動素子と、超音波振動素子に電源を供給する自動清掃ユニット用バッテリとを備え、複数の二次電池を継続して順次に試験する試験ラインに流せるように、二次電池と同一形状の筐体で構成され、清掃端子は、二次電池の電極端子の代わりにチャック部と接触して、超音波振動素子の振動によりチャック部を清掃することを特徴とする。
これにより、試験ラインを停止することなく、二次電池に適宜混入された自動清掃ユニットが、充放電試験のチャック部を自動的に清掃することが可能となる。
また、本発明の自動清掃ユニットは好ましくは、充放電試験装置が複数の二次電池が並列に配置されたマガジン単位で継続して順次に充放電試験をする場合に、自動清掃ユニットがマガジンと同一形状の筐体で構成されることを特徴とする。
これにより、マガジンに収納された多数の二次電池を同時に充放電試験する充放電試験装置においても、当該マガジンと同一筐体に構成された自動清掃ユニットを試験ラインに流すことが可能となり、充放電試験のチャック部を自動的に清掃することが可能となる。
また、本発明の自動清掃ユニットはさらに好ましくは、充放電試験装置との間で無線通信を行う無線通信子機を備えることを特徴とする。また、本発明の自動清掃ユニットはさらに好ましくは、超音波振動素子が、無線通信子機を介して充放電試験装置から指示された条件に基づいて、チャック部と接触した清掃端子を振動させることを特徴とする。
これにより、清掃時間や超音波振動強度や超音波振動パターン等の種々の清掃条件について、充放電試験装置側から指示を受け、当該指示に基づいて適切なチャック部の自動清掃を遂行する自動清掃ユニットを実現できる。
また、本発明の自動清掃ユニットはさらに好ましくは、チャック部と接続する対象が二次電池ではなく自動清掃ユニットであることを充放電試験装置に通知する自動清掃ユニット通知部を備えることを特徴とする。また、本発明の自動清掃ユニットはさらに好ましくは、チャック部を清掃している間は、自動清掃ユニット通知部の通知に基づいて充放電試験装置がスリープ状態となることを特徴とする。
これにより、自動清掃ユニットは、自身が充放電試験対象(すなわち試験対象二次電池)ではないことを的確に充放電試験装置に通知できるので、その間は充放電試験装置をスリープ状態としたり、充放電試験のための電圧や電流を準備しなくてもよい等、低消費電力に貢献してランニングコストを低減できる。
また、本発明の自動清掃ユニットはさらに好ましくは、清掃端子が、チャック部との接触部位に研磨剤を有することを特徴とする。これにより、二次電池の電極端子の絶縁被膜である酸化アルミニウム等のチャック部に付着した付着物を、さらに効果的に除去し、清掃後の良好な電気的接触をより確実に確保することが可能となる。
また、本発明の自動清掃ユニットはさらに好ましくは、清掃端子が、チャック部を清掃するブラシを備えることを特徴とする。これにより、ブラシが超音波振動することとなるので、チャック部をより効果的に短時間で清掃する効果を得られる。
また、チャック部が針状の複数の凸部を有する場合でも、当該針状の凸部の先端を含めた先端から凸部の根元にかけた奥行き方向全体に亘って、ブラシが適度に接触して全体として過不足なく残渣が残らないように清掃することが可能となる。なお、チャック部が備える針状の凸部は、二次電池の電極を保護する保護膜として二次電池の各電極端子に設けられている絶縁薄膜である酸化アルミニウムを破って電気的接続を獲得するために、チャック部に設けられてもよい。
また、本発明の自動清掃ユニットはさらに好ましくは、清掃端子が、チャック部の針部の間に対向するスペーサを備えることを特徴とする。これにより、チャック部が清掃端子をチャッキングした場合に、ブラシの先端のチャック部との接触強さや位置及びチャック部の針の位置と清掃端子との相対的な配置関係がスペーサにより制約されるので、例えばブラシの先端が過剰にチャック部に強く押し当てられてその超音波振動が阻害されることを防止できる。
ブラシがその清掃効果を最大限に発揮するためには、ブラシの根元から伝達される超音波振動により、ブラシの先端が適度に超音波振動可能な程度であることが好ましい。このため、ブラシの先端が過剰に強くチャック部に押し当てられると、ブラシの先端が超音波振動する余地が無くなり、充分な清掃効果が得られなくなる懸念が生じる。上述したスペーサにより、ブラシの先端が過剰にチャック部に押し当てられない程度のスペースが与えられることが期待できる。また、スペーサはゴムやバネ等の弾性体で形成することが好ましく、チャッキングする場合の挟み込み力との関係で、ブラシの先端が超音波振動可能な程度に調整することが好ましい。
また、本発明の自動清掃ユニットはさらに好ましくは、スペーサの高さが、針部の先端がブラシの根元部材に接触しないように、針部の高さよりも高いことを特徴とする。これにより、針部の先端がブラシと効果的に接触してその超音波振動により、清掃されることが可能となる。
実施形態の構成によればブラシの根元部材もブラシと同様に超音波振動しているものではあるが、針部の特にその先端部分の清掃効果に着目する場合に、ブラシと当該針部の先端部分との関係においては、ブラシで超音波清掃されることが好ましい。このため、スペーサの高さを適宜調整することにより、針部の先端がブラシの根元部材ではなくブラシと接触できるように、チャッキングした状態でいわば根元部材には当接しない程度に浮かせるようにする。
また、本発明の自動清掃ユニットはさらに好ましくは、清掃端子が、チャック部の針部と嵌合するディンプルを備えることを特徴とする。これにより、チャック部の針部の先端のみならず線端部の周辺部位がディンプル内壁と接触することが可能となり、超音波振動するディンプルの内壁により、先端部を含めた針部を清掃することが可能となる。
このようなディンプルとディンプルを備える清掃端子は、ゴム等の弾性体で構成することが可能である。ゴム等の弾性体で清掃端子及びディンプルを形成することで、清掃端子が超音波振動した場合でもチャック部に過剰な負荷や予期せぬ押圧力等を加えることを防止し、安全かつ効果的に適切な清掃を遂行することが可能となる。
また、本発明の自動清掃ユニットはさらに好ましくは、ディンプルの内表面には研磨材を備えることを特徴とする。これにより、研磨剤が先端部分を含めた針部を研磨するので、針部の先端やその周辺に付着した酸化アルミニウム等の塵芥を迅速かつ確実に除去することが可能となる。
研磨剤は、ディンプルの内壁に塗布や吹き付け等により備えるものとすることができるが、清掃端子を構成するゴム部材等それ自体に全体として研磨材を含有させて形成し、当該清掃端子にディンプルを形成することも可能である。研磨剤は、チャック部の針部を確実に研磨するので、針部自体に酸化皮膜や絶縁膜等が形成されている場合でも、当該酸化皮膜等を除去し、清掃後にチャッキングした場合に電極端子との電気的接続をさらに確実かつ迅速に確保することができるものとなる。
また、本発明の自動清掃ユニットはさらに好ましくは、清掃端子が、可撓性部材で構成されることを特徴とする。これにより、チャック部が清掃端子をチャッキングした場合に、清掃端子が超音波振動をしたとしても、チャック部に過剰な振動や予期せぬ押圧力が付勢されることを回避できる。
また、可撓性部材はチャッキングによる挟持力に対しても柔軟に対応することが可能であり、かつ清掃端子の超音波振動が過剰減衰されることなく清掃端子の隅々にまで伝達されることに寄与し、チャック部全体のムラのない清掃に寄与することができる。
また、本発明の自動清掃ユニットはさらに好ましくは、清掃端子に近接して、チャック部から除去された塵芥を吸引する吸引ノズルを備えることを特徴とする。これにより、超音波洗浄により除去された塵芥等が、再度チャック部等に付着したり、充放電試験装置内外へ飛散したりすることを防止し、確実に塵芥等を回収し収集することが可能となる。
予期せぬ箇所へ飛散した塵芥等は人体には有害であることが懸念され、また各種装置の間隙等に進入し堆積して不具合を生じさせる懸念が生じるだけでなく、チャック部等に再付着した塵芥等は二次電池の電極端子と電気的接続を確保する阻害要因となることが懸念される。
このため、本発明の自動清掃ユニットは、自動清掃ユニット用バッテリで作動するいわゆるミニ掃除機のようなバキューム部を備えることとできる。バキューム部からジャバラ等の自在ノズルで清掃端子に近接する位置まで延伸されて接続された吸引ノズルにより、チャック部の清掃により発生した塵芥等を飛散させることなく回収可能となる。また、いわゆるミニ掃除機等のバキューム部は、HEPAフィルターを備えていてもよい。これにより、バキューム部の排気がクリーンルームレベルにまで清浄化されることが期待できる。また、清掃により発生した塵芥等を別途に清掃する必要が無くなる。
また、本発明の充放電試験装置は、充放電試験対象となる複数の二次電池に対する充放電試験を順次に遂行する試験ラインにおいて、二次電池に替えて試験ライン上を流れてきた上述のいずれかに記載の自動清掃ユニットを用いて、試験ラインを止めることなくチャック部を自動清掃することを特徴とする。
これにより、試験ラインを停止することなく、試験ラインに流す二次電池と同様に自動清掃ユニットを試験ラインに適宜流すことにより、オペレータの作業に依存することなく自動でチャック部の清掃を遂行する充放電試験装置を実現できる。
従来、チャック部を清掃する場合には、試験ラインを全て停止し、安全のために電源を落とした上で、オペレータが手作業によりチャック部一つ一つについてブラシ等により磨いて清掃を行っていた。しかし、チャック部はその構造が複雑なだけではなく、周辺回路や周辺装置の配置状況によっては極めて狭い作業スペースでの作業を強いられ、かつ充放電試験装置一台あたりのチャック部の数が極めて多いことから特に多数台の充放電試験装置を並べて24時間体制で順次充放電試験を遂行する試験ラインにおいては、工数と時間とコストとを要する作業であった。
また、清掃道具一式を収納した台車を各充放電試験装置の近辺まで移動させながら、試験ラインを停止させている時間制限の中で、一台一台について丁寧かつ緻密な清掃作業を要されるオペレータの心理的負担も無視できない程度に大きかった。
また、本発明の充放電試験装置は、好ましくはチャック部の清掃履歴を記憶する記憶部を備えることを特徴とする。これにより、過去の清掃履歴に基づく適切な清掃タイミングで自動清掃を遂行することが可能となる。
例えば、充放電試験装置は、記憶部に記憶された最新の清掃から所定回数のチャッキングまたは所定時間の充放電試験を遂行した後に、オペレータに自動清掃のタイミングであることを通知することとしてもよい。
また、清掃履歴を有する充放電試験装置とすることにより、万一不具合が発生した場合に、過去の清掃履歴を確認することにより、メンテナンス等が適切であったか否か等不具合の原因と対策を立てる際の重要な情報を提供することが可能となる。
さらに、一定回数の自動清掃を遂行した後に次の清掃タイミングが到来した場合に、チャック部それ自体の交換時期であることをオペレータに通知することも可能となる。
また、本発明の充放電試験装置は、さらに好ましくはチャック部の清掃履歴をオペレータに通知する清掃履歴通知部を備えることを特徴とする。オペレータへの通知は、音声によるものや画面表示によるものやリスト表示等してプリントアウトするものであってもよく、充放電装置は通知のためのスピーカやモニターやプリンターを備えることができる。
また、本発明の充放電試験装置は、さらに好ましくは記憶部に記憶されたチャック部の清掃履歴に基づいて清掃条件を決定する制御パソコンを備えることを特徴とする。これにより、さらに適切な清掃条件で自動清掃を遂行することが可能となる。
例えば、既に何回も自動清掃を遂行しているチャック部については、チャック部が相応の研磨をされてある程度摩耗していることが考えられるため、超音波振動の強度を弱めたり時間を短くする等の清掃条件としてもよい。
また例えば、初めて自動清掃を遂行する比較的新しいチャック部については、チャック部が相応の研磨をされておらず摩耗していないと考えられるため、超音波振動の強度を強めたり時間を長くする等の清掃条件としてもよい。
また、本発明の充放電試験装置は、さらに好ましくは制御パソコンで決定された清掃条件を自動清掃ユニットに伝達する無線親機を備えることを特徴とする。これにより、充放電試験装置の所定の試験対象位置にまでコンベヤー等で運ばれてきた自動清掃ユニットは、当該充放電試験装置のチャック部の清掃履歴が適切に反映された清掃条件を、当該充放電試験装置から指示されることが可能となり、自動清掃ユニットが当該充放電試験装置のチャック部に対して個別に具体的な清掃条件で適合する自動清掃を遂行することが可能となる。
上述の各実施形態で例示した充放電試験システム1000等は、実施形態での説明に限定されるものではなく、実施形態で説明する技術思想の範囲内かつ自明な範囲内で、適宜その構成や動作及び動作方法等を変更することができる。また、説明の便宜上実施形態においては個別に説明した事項であっても、その構成を適宜組み合わせて適用し、またその動作も適宜組み合わせてアレンジしてもよい。
本発明の自動清掃ユニット及び充放電試験システムは、多数の二次電池を順次に充放電試験する量産ラインに配置された試験ライン等の構成として幅広く適用できる。
1000・・充放電試験システム、1100・・充放電試験装置、1101・・充放電試験部、1103・・充放電試験管理部、1112・・充放電制御部、1113・・電源部、1122・・無線子機、1132・・無線親機、1134・・記憶部、1140・・チャック部、1200・・自動清掃ユニット、1210・・超音波振動素子、1220・・清掃端子。

Claims (21)

  1. 試験対象となる二次電池の電極端子と電気的に接続する充放電試験装置のチャック部を清掃する自動清掃ユニットにおいて、
    前記二次電池の電極端子と同じ配置の清掃端子と、
    前記清掃端子を振動させる振動素子と、
    前記振動素子に電源を供給する自動清掃ユニット用バッテリとを備え、
    複数の前記二次電池を順次に試験する試験ラインに流せるように、前記二次電池と同一形状の筐体で構成され、
    前記清掃端子は、前記二次電池の電極端子の代わりに前記チャック部と接触して、前記振動素子の振動により前記チャック部を清掃する
    ことを特徴とする自動清掃ユニット。
  2. 請求項1に記載の自動清掃ユニットにおいて、
    前記充放電試験装置が複数の前記二次電池が並列に配置されたマガジン単位で順次に充放電試験をする場合に、前記自動清掃ユニットは前記マガジンと同一形状の筐体で構成される
    ことを特徴とする自動清掃ユニット。
  3. 請求項1または請求項2に記載の自動清掃ユニットにおいて、
    前記充放電試験装置との間で無線通信を行う無線通信子機を備える
    ことを特徴とする自動清掃ユニット。
  4. 請求項3に記載の自動清掃ユニットにおいて、
    前記振動素子は、前記無線通信子機を介して前記充放電試験装置から指示された条件に基づいて、前記チャック部と接触した前記清掃端子を振動させる
    ことを特徴とする自動清掃ユニット。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の自動清掃ユニットにおいて、
    前記チャック部と接続する対象が二次電池ではなく自動清掃ユニットであることを前記充放電試験装置に通知する自動清掃ユニット通知部を備える
    ことを特徴とする自動清掃ユニット。
  6. 請求項5に記載の自動清掃ユニットにおいて、
    前記自動清掃ユニット通知部の通知により、前記チャック部を清掃している間は、前記充放電試験装置をスリープ状態とさせる
    ことを特徴とする自動清掃ユニット。
  7. 請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載の自動清掃ユニットにおいて、
    前記清掃端子は、前記チャック部との接触部位に研磨剤を有する
    ことを特徴とする自動清掃ユニット。
  8. 請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載の自動清掃ユニットにおいて、
    前記清掃端子は、前記チャック部を清掃するブラシを備える
    ことを特徴とする自動清掃ユニット。
  9. 請求項8に記載の自動清掃ユニットにおいて、
    前記清掃端子は、前記チャック部の針部の間に対向するスペーサを備える
    ことを特徴とする自動清掃ユニット。
  10. 請求項9に記載の自動清掃ユニットにおいて、
    前記スペーサの高さは、前記針部の先端が前記ブラシの根元部材に接触しないように、前記針部の高さよりも高い
    ことを特徴とする自動清掃ユニット。
  11. 請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載の自動清掃ユニットにおいて、
    前記清掃端子は、前記チャック部の針部と嵌合するディンプルを備える
    ことを特徴とする自動清掃ユニット。
  12. 請求項11に記載の自動清掃ユニットにおいて、
    前記ディンプルの内表面には研磨材を備える
    ことを特徴とする自動清掃ユニット。
  13. 請求項11または請求項12に記載の自動清掃ユニットにおいて、
    前記清掃端子は、可撓性部材で構成される
    ことを特徴とする自動清掃ユニット。
  14. 請求項1乃至請求項13のいずれか一項に記載の自動清掃ユニットにおいて、
    前記清掃端子に近接して、チャック部から除去された塵芥を吸引する吸引ノズルを備える
    ことを特徴とする自動清掃ユニット。
  15. 前記二次電池に対する充放電試験を行う充放電試験装置と、前記二次電池を前記充放電試験装置に順次接続して充放電試験を遂行する試験ラインと、請求項1乃至請求項14のいずれか一項に記載の自動清掃ユニット備え前記二次電池が流れる前記試験ライン上に前記自動清掃ユニットを流して前記試験ラインを止めることなく前記充放電試験装置の前記チャック部を自動清掃する
    ことを特徴とする充放電試験システム
  16. 請求項15に記載の充放電試験システムにおいて、
    前記充放電試験装置は、前記チャック部の清掃履歴を記憶する記憶部を備える
    ことを特徴とする充放電試験システム
  17. 請求項16に記載の充放電試験システムにおいて、
    前記充放電試験装置は、前記チャック部の清掃履歴をオペレータに通知する清掃履歴通知部を備える
    ことを特徴とする充放電試験システム
  18. 請求項16または請求項17に記載の充放電試験システムにおいて、
    前記充放電試験装置は、前記記憶部に記憶された前記チャック部の清掃履歴に基づいて清掃条件を決定する制御パソコンを備える
    ことを特徴とする充放電試験システム
  19. 請求項18に記載の充放電試験システムにおいて、
    前記充放電試験装置は、前記制御パソコンで決定された清掃条件を前記自動清掃ユニットに伝達する無線親機を備える
    ことを特徴とする充放電試験システム
  20. 請求項1乃至請求項14のいずれか一項に記載の自動清掃ユニットにおいて、
    前記振動素子は、超音波振動素子である
    ことを特徴とする自動清掃ユニット。
  21. 請求項15乃至請求項19のいずれか一項に記載の充放電試験システムにおいて、
    前記自動清掃ユニットの前記振動素子は、超音波振動素子である
    ことを特徴とする充放電試験システム
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