JP6240049B2 - 抽出装置、抽出方法および抽出プログラム - Google Patents

抽出装置、抽出方法および抽出プログラム Download PDF

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Description

本発明は、抽出装置、抽出方法および抽出プログラムに関する。
インターネット上には膨大な情報が開示されており、ユーザは、知りたい情報を探す際には検索サイトを利用する場合が多い。かかる検索サイトでは、検索マッチング広告や検索連動広告と呼ばれる広告配信が行われることがある。
この種の広告配信において、広告主が広告の入稿時に一又は二以上の広告関連キーワードを指定する技術が知られている。この技術では、広告関連キーワードがユーザから検索キーワードとして入力された場合に、検索キーワードに応じた検索結果に隣接させて、広告関連キーワードに関連する広告を表示する。
特開2010−211777号公報
しかしながら、上記の従来技術では、コンテンツに適切な条件を設定することができるとは限らない。具体的には、上記の従来技術では、入稿されたコンテンツである広告に対して広告主が適切に広告関連キーワードを指定する手法については開示されていない。そして、検索連動型の広告配信においては、広告関連キーワードが適切に指定されなければ、適切な広告を配信することができない。すなわち、ユーザが求める内容に適した広告が配信されないおそれがある。
なお、上記では、コンテンツとして広告を例に挙げて、ユーザが求める内容に適した広告を配信することができるとは限らない点について説明した。しかし、広告目的以外のコンテンツにおいても同様に、適切な提供ができるとは限らない。すなわち、上記のような検索連動型の広告配信の例に限られず、キーワードに関連するコンテンツを配信する技術分野においては、キーワードが適切に指定されなければ、適切なコンテンツを配信することができるとは限らない。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、コンテンツに適切な条件を設定することができる抽出装置、抽出方法及び抽出プログラムを提供することを目的とする。
本願に係る抽出装置は、コンテンツを抽出させるための第1キーワードと、当該コンテンツを抽出対象から除外させるための第2キーワードとが含まれる組合せであって、当該第2キーワードを指定した指定者毎に生成される第1キーワードと第2キーワードとの組合せの指標値を算出する算出部と、前記算出部によって算出された前記組合せの指標値に基づいて、前記組合せのうち、任意の第1キーワードを含む組合せから前記第2キーワードを抽出する抽出部と、を備えたことを特徴とする。
実施形態の一態様によれば、コンテンツに適切な条件を設定することができるという効果を奏する。
図1は、実施形態に係る広告コンテンツが表示されるウェブページの一例を示す図である。 図2は、実施形態に係る抽出処理の一例を示す図である。 図3は、実施形態に係る広告装置の構成例を示す図である。 図4は、実施形態に係る広告情報記憶部の一例を示す図である。 図5は、実施形態に係る組合せ情報記憶部の一例を示す図である。 図6は、実施形態に係る算出処理の一例を示す概念図である。 図7は、実施形態に係る抽出処理の一例を示す概念図である。 図8は、実施形態に係る広告装置による抽出処理手順を示すフローチャートである。 図9は、変形例に係る広告情報記憶部の一例を示す図である。 図10は、変形例に係る組合せ情報記憶部の一例を示す図である。 図11は、広告装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
以下に、本願に係る抽出装置、抽出方法及び抽出プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と呼ぶ)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る抽出装置、抽出方法及び抽出プログラムが限定されるものではない。また、以下の実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
〔1.抽出処理〕
以下では、図1及び図2を用いて、実施形態に係る抽出処理の一例について説明する。図1及び図2では、本願に係る抽出装置に対応する広告装置100によって配信処理及び抽出処理が行われる例を示す。まず、図1を用いて、実施形態に係る広告配信の一例を説明する。図1は、実施形態に係る広告コンテンツが表示されるウェブページの一例を示す図である。
図1には、実施形態に係る広告コンテンツが表示されるウェブページとして、ユーザ端末10に表示される検索結果ページ50を示す。検索結果ページ50は、ユーザから入力される検索クエリに基づいて検索されたウェブページに関する情報が表示されるウェブページである。
図1に示すように、検索結果ページ50には、検索クエリ入力部52が含まれる。検索結果ページ50を利用するユーザは、ユーザ端末10を介して、検索クエリ入力部52に検索クエリを入力する。図1では、ユーザが検索クエリ入力部52に入力した「英会話教室」という検索クエリに基づいて、検索結果ページ50に検索結果が表示される例を示す。すなわち、検索結果ページ50には、検索結果として、「英会話教室」に関連のあるウェブページのリンク等の情報が表示される。
また、検索結果ページ50には、検索結果であるウェブページの情報とは別に、広告コンテンツが表示される。例えば、広告コンテンツは、検索結果ページ50に含まれる広告枠54又は広告枠56に表示される。広告コンテンツには、広告主の業務を宣伝するテキストなどが含まれる。そして、広告コンテンツには、広告主の提供するウェブページへのリンクが張られる。このような広告コンテンツのリンク先であるウェブページは、ランディングページ(Landing Page、以下「LP」と表記する場合がある)などと呼ばれる。例えば、広告主は、広告コンテンツを表示させることで、ユーザにLPへの移動を促し、自身が提供するウェブページを閲覧させたり、ウェブページ上で商品の購入をさせたりするといった営業に活用する。
このような検索サービスと連動する広告配信サービスにおいて、広告主は、広告コンテンツを入稿する際や入稿した後に、所定のキーワードに対して入札を行う。そして、広告主は、ユーザが所定のキーワードを検索クエリとして入力した場合に、LPへのリンクが張られた広告コンテンツをユーザに配信させる権利を取得する。すなわち、広告主は、入札するキーワードを指定することで、キーワードと広告コンテンツとを紐づかせることができる。なお、広告コンテンツのリンク先はLPであるため、広告主は、入札するキーワードを指定することで、キーワードとLPとを紐づかせることもできる。このように、広告主は、ユーザが広告コンテンツと紐づけられたキーワードと同一又は類似のキーワードを検索クエリとして入力した場合に、検索サービスと連動して、検索結果ページ50に広告コンテンツを表示させることができる。これにより、広告主は、特定の情報への欲求がユーザに発生しているタイミングで広告コンテンツを配信させることができるので、より高い広告効果が見込める広告コンテンツの配信を行うことができる。
ここで、検索サービスと連動する広告コンテンツの配信処理の流れについて説明する。検索サービスと連動する広告コンテンツの配信処理は、広告装置100と、検索サーバ30と、ユーザ端末10とにより、図示しないネットワークN(例えば、インターネット)を介して行われる。
ユーザ端末10は、ユーザによって利用される情報処理装置である。ユーザ端末10は、例えば、スマートフォンやタブレット端末やPDA(Personal Digital Assistant)等の移動端末や、デスクトップ型PC(Personal Computer)や、ノート型PC等である。
検索サーバ30は、検索サービスを提供するサーバ装置である。例えば、検索サーバ30は、所定の検索サイトにおいて、ユーザから検索クエリの入力を受け付ける。そして、検索サーバ30は、検索クエリに基づいた検索結果をユーザに提供する。
広告装置100は、検索サーバ30と連動して広告配信を行うサーバ装置である。広告装置100は、広告主から広告コンテンツの入稿を受け付けるとともに、キーワードに対する入札を受け付ける。そして、広告装置100は、以下に説明する手順により、検索サービスにおいて広告主が入札を行ったキーワード(以下、「入札キーワード」と表記する場合がある)を入力したユーザに広告コンテンツを配信する。
まず、ユーザは、ユーザ端末10を介して、検索サーバ30が提供する検索サイトにアクセスする。そして、ユーザは、検索サイトにおいて検索クエリを入力する。これにより、ユーザ端末10は、検索サーバ30に検索クエリを送信する(ステップS01)。検索サーバ30は、検索クエリに対応する検索結果を表示するウェブページである検索結果ページ50をユーザに提供する(ステップS02)。
また、検索クエリを受信した検索サーバ30は、検索クエリに関する情報を広告装置100に送信する(ステップS03)。これにより、広告装置100は、ユーザから入力された検索クエリに関する情報を取得する。そして、広告装置100は、検索クエリが入札キーワードである場合には、入札キーワードに紐づく広告コンテンツを配信候補として選択する(ステップS04)。
上述のように、検索結果ページ50には、広告枠54及び広告枠56が含まれる。そこで、ユーザ端末10は、検索結果ページ50を表示する際に、広告枠54及び広告枠56で表示する広告コンテンツを取得するために、広告装置100に広告配信の要求を行う(ステップS05)。広告配信の要求を受け付けた広告装置100は、入札キーワードに紐づく広告コンテンツをユーザ端末10に配信する(ステップS06)。これにより、例えば、「英会話教室」というキーワードに入札していた広告主が提供する広告コンテンツが、広告枠54に表示される。また、同じキーワードに入札していた他の広告主が提供する広告コンテンツが、広告枠56に表示される。このように、広告装置100は、検索サービスと連動して、広告コンテンツをユーザに配信することができる。
なお、ステップS03において、検索サーバ30がクエリ情報を広告装置100に送信する例を示したが、クエリ情報は、ユーザ端末10から広告装置100に送信されてもよい。例えば、クエリ情報は、検索結果ページ50の広告配信要求のためのスクリプトに含まれてもよい。この場合、ユーザ端末10は、広告配信の要求とともに、クエリ情報を広告装置100に送信する。そして、広告装置100は、クエリに紐づく広告コンテンツを選択し、選択された広告コンテンツをユーザ端末10に配信する。
ところで、図1の例のように、広告主は、検索結果ページ50に広告コンテンツを表示させるためには、所定のキーワードに入札を行うことになる。そして、広告主は、ユーザの要求に沿うような入札キーワードを指定し、広告コンテンツの宣伝内容に関心の高いユーザに広告コンテンツを配信させることを所望する。
しかしながら、広告主は、広告主が指定するキーワードによっては、広告コンテンツを適切なユーザに配信できなくなるおそれがある。例えば、指定したキーワードによっては、配信される広告コンテンツがユーザの要求と適合しない場合がありうる。
具体的には、住所「渋谷」で英会話教室を探しているユーザが、検索サイトにおいて「英会話教室、渋谷」と検索クエリを入力したとする。このとき、図1に示すように、検索結果ページ50の広告枠54又は広告枠56には、広告コンテンツが表示される場合がある。しかしながら、表示された広告コンテンツの広告主が渋谷で英会話教室を開設していなければ、渋谷で英会話教室を探しているユーザにコンバージョン(Conversion)が発生する可能性は低いといえる。また、広告主が、入札キーワード「英会話教室」とともに、「青山」、「新宿」等、英会話教室を開設している地名とともに入札キーワードを指定しているとする。この場合、ユーザが、「英会話教室、青山、無料」と検索クエリを入力した場合であっても、広告主が提供する広告コンテンツは検索結果ページ50に表示されうる。このとき、広告主が無料サービスを実施する英会話教室を開設していなければ、検索を行ったユーザにコンバージョンが発生する可能性が低いといえる。このように、広告主が提供するサービスと、ユーザが求める情報との間に齟齬が生じる場合、広告コンテンツによるコンバージョンが発生しにくいため、広告コンテンツの効果が低下する問題がある。例えば、広告配信サービスでは、広告コンテンツがユーザ端末10に表示されることにより、広告料金が発生する。このため、コンバージョンに至らない広告コンテンツが多数配信されることにより、広告コンテンツの投資収益率が低下する。
上記のような問題を解決するため、広告装置100は、入札キーワードとともに「除外キーワード」の指定を受け付けることができる。除外キーワードとは、検索クエリに指定されたキーワードが含まれていた場合、指定した広告主の広告コンテンツを配信させないよう配信をブロックさせるキーワードのことをいう。言い換えれば、除外キーワードは、検索連動型の広告配信サービスなどにおいて、所定のコンテンツを抽出対象から除外させるためのキーワードである。除外キーワードを適切に指定することで、広告主は、ユーザの目的に応じた広告コンテンツを配信させることができるようになるので、広告コンテンツの費用対効果等を向上させることができる。
だが、広告主にとって、除外キーワードを適切に指定することは困難である。例えば、不適切な除外キーワードが指定された場合、広告コンテンツの配信機会を著しく損なうおそれがあるため、かえって広告コンテンツの広告効果を低下させる可能性がある。
上記の事情に鑑みると、検索連動型の広告配信サービスにおいて、広告主に適切な除外キーワードを提示することは有用である。また、広告配信サービスの管理者側にとっても、広告主に適切な除外キーワードを提示することにより、広告主にとって効果の高いサービスの促進につながり、サービスの活性化を図ることができる。
そこで、実施形態に係る広告装置100は、図1で示したような検索連動型の広告配信サービスにおいて、広告主にとって適切な除外キーワードを抽出する。以下、図2を用いて、実施形態に係る抽出処理を説明する。図2は、実施形態に係る抽出処理の一例を示す図である。図2では、抽出システム1を例に挙げて、抽出処理の一例を説明する。
図2に示すように、抽出システム1には、広告主端末20と、広告装置100とが含まれる。広告装置100は、図示しないネットワークN(例えば、インターネット)を介して、広告主端末20と通信可能に接続される。
広告主端末20は、広告主によって利用される情報処理装置である。広告主端末20は、例えば、スマートフォンやタブレット端末やPDA等の移動端末や、デスクトップ型PCや、ノート型PC等である。
広告装置100は、以下に説明する抽出処理によって、広告主が指定する除外キーワードとして適切なキーワードを抽出するサーバ装置である。
広告装置100は、提供する広告配信サービスにおいて、複数の広告主から広告コンテンツの入稿を受け付ける。この場合、広告装置100は、広告コンテンツの入稿とともに、広告主が指定するキーワードの入札を受け付ける。また、広告装置100は、広告主が指定する除外キーワードを受け付ける。そして、広告装置100は、受け付けた入札キーワード及び除外キーワード等に関する情報を保持する。
ここで、広告装置100は、広告主から入札を受け付けているキーワードと、除外キーワードとを用いて、広告主毎にキーワードの組合せを生成する。例えば、広告装置100は、所定の広告主から、入札キーワードK001と、入札キーワードK002とについて入札を受け付けており、さらに、除外キーワードE001を受け付けているとする。この場合、広告装置100は、キーワードの組合せとして、「(K001,E001)」と、「(K002,E001)」とを生成する。なお、以下では、広告主毎に生成された組合せ(kw,kw)について、「広告主は、組合せ(kw,kw)を有する」と表記する場合がある(「kw」及び「kw」は任意のキーワードを示す。例えば、「kw」は任意の入札キーワードを示す。「kw」は任意の除外キーワードを示す)。例えば、上記の例は、「所定の広告主は、組合せ(K001,E001)と、組合せ(K002,E001)とを有する」と表記される。
そして、広告装置100は、生成した組合せ毎に所定の指標値を算出する。詳しくは後述するが、広告装置100は、生成された組合せの数に応じて、各組合せの重み値を算出する(ステップS11)。例えば、広告装置100は、より多くの広告主が有する組合せほど重要性が高いものとして、組合せの数値が高くなるような重み値を算出する。そして、広告装置100は、算出した各組合せの重み値を保持する。
続いて、広告装置100は、新たに検索連動型の広告配信サービスを利用しようとする広告主CL10から、広告主端末20を介して、広告コンテンツの入稿を受け付ける。また、広告装置100は、入稿された広告コンテンツを検索結果ページ50で表示させるための任意のキーワードの入札を広告主CL10から受け付ける(ステップS12)。
ここで、広告装置100は、保持する組合せのうち、広告主CL10から受け付けた入札キーワードが含まれる組合せを抽出する。そして、広告装置100は、抽出した組合せについて、組合せの重み値を比較する(ステップS13)。例えば、広告主CL10から受け付けた任意の入札キーワードがキーワードK001である場合、広告装置100は、組合せ(K001,kw)である全ての組合せの重み値を比較する。
そして、広告装置100は、組合せの重み値に基づいて、組合せからキーワードを抽出する(ステップS14)。具体的には、広告装置100は、広告主CL10から受け付けた任意の入札キーワードを含む各組合せの重み値のうち、重み値の最も高い組合せに含まれる除外キーワードを抽出する。
そして、広告装置100は、広告主CL10が指定する除外キーワードとして、抽出したキーワードを提示する(ステップS15)。例えば、広告装置100は、組合せ(K001,kw)のうち、組合せ(K001,E010)の重み値が最も高い場合には、除外キーワードE010を広告主CL10に提示する。
このように、実施形態に係る広告装置100は、広告コンテンツを抽出させるための入札キーワードと、広告コンテンツを抽出対象から除外させるための除外キーワードとが含まれる組合せであって、除外キーワードを指定した広告主毎に生成される入札キーワードと除外キーワードとの組合せの重み値を算出する。そして、広告装置100は、算出された組合せの重み値に基づいて、組合せのうち任意の入札キーワードを含む組合せから除外キーワードを抽出する。
上記のように、実施形態に係る広告装置100は、広告配信サービスにおいて、実際に除外キーワードを指定している広告主毎に生成されるキーワードの組合せを抽出処理に用いる。このため、広告装置100によれば、広告主が指定する入札キーワードと、除外キーワードとの関連性についても指標に含めた上で、適切な除外キーワードを抽出することができる。例えば、検索連動型の広告配信サービスにおいて、単に検索クエリとして入力されやすい除外キーワードを広告主に提示したとしても、かかる広告主が入札しているキーワードや、広告コンテンツの宣伝内容と関連性の低い除外キーワードでは、十分に広告コンテンツの配信をブロックする効果が発揮されないおそれがある。一方、実施形態に係る広告装置100は、現時点で他の広告主が入札しているキーワードと、除外キーワードとの組合せを利用してキーワードを抽出する。すなわち、抽出される除外キーワードは、同様の入札キーワードを指定した他の広告主が指定している除外キーワードとの共起性を有する。これにより、広告主は、広告装置100によって抽出されるキーワードであって、自身と関連性の高い他の広告主が指定しているキーワードを、適切な除外キーワードとして指定することができる。そして、適切な除外キーワードを指定することにより、広告主は、提供する広告コンテンツに興味関心が適合すると想定されるユーザに広告コンテンツを配信させることができる。すなわち、実施形態に係る広告装置100によれば、ユーザの要求に適合するように、広告コンテンツに適切な条件を設定することができる。
〔2.広告装置100の構成〕
次に、図3を用いて、実施形態に係る広告装置100の構成について説明する。図3は、実施形態に係る広告装置100の構成例を示す図である。図3に示すように、広告装置100は、通信部110と、記憶部120と、制御部130とを有する。
(通信部110について)
通信部110は、ネットワークNと有線又は無線で接続され、ユーザ端末10、広告主端末20及び検索サーバ30との間で情報の送受信を行う。例えば、通信部110は、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。
(記憶部120について)
記憶部120は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。図3の例では、記憶部120は、広告情報記憶部121と、組合せ情報記憶部122とを有する。
(広告情報記憶部121について)
広告情報記憶部121は、広告に関する情報を記憶する。ここで、図4に、実施形態に係る広告情報記憶部121の一例を示す。図4に示した例では、広告情報記憶部121は、「広告主ID」、「広告コンテンツ」、「入札キーワード」、「除外キーワード」といった項目を有する。
「広告主ID」は、広告主又は広告主端末20を識別するための識別情報を示す。なお、以下では、図4に示した広告主IDに記憶されている識別情報を広告主の参照符号として用いる場合がある。例えば、広告主ID「CL01」によって識別される広告主を「広告主CL01」と表記する場合がある。
「広告コンテンツ」は、広告主端末20から入稿された広告コンテンツを示す。図4では、「広告コンテンツ」に「AD01」や「AD02」といった概念的な情報が格納される例を示したが、実際には、広告コンテンツの宣伝内容であるテキストデータや、あるいは、これらの格納場所を示すファイルパス名などが格納される。
「入札キーワード」は、広告コンテンツに紐づけられている入札キーワードを示す。図4に示すように、広告主は、複数のキーワードに入札することができる。また、入札キーワードは、一つの単語に限られず、複数の単語の組合せであってもよい。
「除外キーワード」は、広告コンテンツに紐づけられている除外キーワードを示す。図4に示すように、広告主は、複数の除外キーワードを指定することができる。また、除外キーワードは、一つの単語に限られず、複数の単語の組合せであってもよい。
例えば、図4では、広告主ID「CL01」によって識別される広告主CL01が、検索連動型の広告配信サービスにおいて、広告コンテンツ「AD01」を検索結果ページ50に表示させるために、入札キーワード「K001」、「K002」、「K003」、・・・、に入札している例を示している。また、広告コンテンツAD01の配信をブロックさせるために、除外キーワード「E001」、「E002」、「E003」、・・・、を指定している例を示している。
(組合せ情報記憶部122について)
組合せ情報記憶部122は、キーワードの組合せに関する情報を記憶する。ここで、図5に、実施形態に係る組合せ情報記憶部122の一例を示す。図5に示した例では、組合せ情報記憶部122は、「入札キーワード」、「除外キーワード」、「重み値」といった項目を有する。
「入札キーワード」及び「除外キーワード」は、図4に示した入札キーワード及び除外キーワードの項目に対応する。なお、図5に示す例では、「入札キーワード」の項目に示される入札キーワードが、「除外キーワード」の項目に示される除外キーワードとともに組合せに含まれることを示している。
「重み値」は、キーワードの組合せの重み値を示す。重み値は、後述する算出部133によって組合せ毎に算出される。なお、重み値は、広告主から受け付ける入札キーワード及び除外キーワードによって随時変化するため、所定のタイミングで(例えば、一日に一回など)更新されることがある。
例えば、図5では、入札キーワード「K001」と、除外キーワード「E001」により形成される組合せ(K001,E001)の重み値は「0.6」であり、入札キーワード「K001」と、除外キーワード「E002」により形成される組合せ(K001,E002)の重み値は「0.3」である例を示している。
(制御部130について)
制御部130は、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、広告装置100内部の記憶装置に記憶されている各種プログラム(抽出プログラムの一例)がRAM(Random Access Memory)を作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部130は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。
図3に示すように、制御部130は、入稿受付部131と、生成部132と、算出部133と、抽出部134と、提示部135と、要求受付部136と、配信部137とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。なお、制御部130の内部構成は、図3に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。また、制御部130が有する各処理部の接続関係は、図3に示した接続関係に限られず、他の接続関係であってもよい。
(入稿受付部131について)
入稿受付部131は、広告コンテンツの入稿を受け付ける。また、入稿受付部131は、広告コンテンツの入稿とともに、広告主が指定する入札キーワードや除外キーワードを受け付ける。そして、入稿受付部131は、受け付けた広告コンテンツや、入札キーワードや、除外キーワードに関する情報を広告情報記憶部121に格納する。
(生成部132について)
生成部132は、入稿受付部131によって受け付けられたキーワードの組合せを生成する。具体的には、生成部132は、入札キーワードを指定した広告主毎に、入札キーワードと除外キーワードとの組合せを生成する。
例えば、生成部132は、広告主CL01が入札した入札キーワードK001と、広告主CL01が指定した除外キーワードE001については、組合せ(K001,E001)を生成する。一方、生成部132は、広告主CL01が入札した入札キーワードK001と、他の広告主CL03が指定した除外キーワードE012については、組合せ(K001,E012)を生成しない。ただし、生成部132は、広告主CL03が、入札キーワードK001とともに除外キーワードE012を指定している場合には、組合せ(K001,E012)を生成する。そして、生成部132は、生成した組合せに関する情報を組合せ情報記憶部122に格納する。
このように、生成部132は、広告主から指定されている全てのキーワードについて組合せを生成するのではなく、広告主毎に指定されているキーワードの組合せを生成する。すなわち、生成部132は、一の広告主が同時に指定している入札キーワードと除外キーワードとの組が多いほど、多くの組合せを生成する。例えば、入札キーワードK001とともに除外キーワードE001を指定している広告主が多いほど、生成部132は、組合せ(K001,E001)を多く生成することになる。例えば、後述する算出部133は、生成されるキーワードの組合せの数に基づいて、組合せの重み値を算出する。
(算出部133について)
算出部133は、広告コンテンツを抽出させるための入札キーワードと、広告コンテンツを抽出対象から除外させるための除外キーワードとが含まれる組合せであって、除外キーワードを指定した指定者毎に生成される入札キーワードと除外キーワードとの組合せの指標値である重み値を算出する。
例えば、算出部133は、組合せ毎に、生成された組合せの数に応じた重み値を算出する。すなわち、算出部133は、生成される数がより多い組合せは、入札キーワードと、多くの広告主が入札キーワードと同時に指定している除外キーワードとの組合せであるから、重要性が高いものとして組合せの重み値を高く算出する。
また、この場合、算出部133は、キーワードの組合せを正例とした線形モデルを学習することで、各組合せの重み値を算出してもよい。この点について、図6を用いて説明する。
図6は、実施形態に係る算出処理の一例を示す概念図である。図6に示すように、広告主CL01は、入札キーワードK001、入札キーワードK002、入札キーワードK003、・・・、を有する。また、広告主CL01は、除外キーワードE001、除外キーワードE002、除外キーワードE003、・・・、を有する。広告主CL02は、入札キーワードK011、入札キーワードK002、入札キーワードK003、・・・、を有する。なお、広告主CL02は、除外キーワードを指定しておらず、除外キーワードを有しないものとする。広告主CL03は、入札キーワードK001、入札キーワードK011、入札キーワードK111、・・・、を有する。また、広告主CL03は、除外キーワードE001、除外キーワードE012、除外キーワードE013、・・・、を有する。
この場合、生成部132は、広告主CL01の入札キーワード及び除外キーワードに基づき、組合せ(K001,E001)、組合せ(K001,E002)、組合せ(K001,E003)、組合せ(K002,E001)、組合せ(K002,E002)、組合せ(K002,E003)、・・・、等を生成する。同様に、生成部132は、広告主CL03の入札キーワード及び除外キーワードに基づき、組合せ(K001,E001)、組合せ(K001,E012)、組合せ(K001,E013)、組合せ(K011,E001)、組合せ(K011,E012)、組合せ(K011,E013)、・・・、等を生成する。なお、生成部132は、除外キーワードを有しない広告主CL02については、組合せを生成しない。
このように、生成部132は、広告装置100に広告コンテンツを入稿している全ての広告主について、広告主毎に、キーワードの組合せを生成する。そして、算出部133は、全てのキーワードの組合せについて、キーワードの組合せを正例とした線形モデルを学習することで、各組合せの重み値を算出する。線形モデルの一例として、算出部133は、下記式(1)に示すような回帰式を求める。
y = a・x + a・x + ・・・ +a・x ・・・ (1)
上記式(1)のうち、「y」は、各組合せを有する例が存在するか否かを示す。ここでは、各組合せを有する例は広告主であり、算出部133は、キーワードの組合せを有する広告主を例として学習するため、原則として、「y」=「1」となる。
また、上記式(1)のうち、「x」(nは任意の数)は、キーワードの組合せを示す。例えば、「x」〜「x」には、キーワードの組合せ(kw,kw)が割り当てられる。図6の場合、例えば、「x」には組合せ(K001,E001)が割り当てられ、「x」には組合せ(K001,E002)が割り当てられ、「x」には組合せ(K001,E003)が割り当てられ、「x」には組合せ(K002,E001)が割り当てられ、「x」には組合せ(K002,E002)が割り当てられ、「x」には組合せ(K002,E003)が割り当てられ、「x」には組合せ(K003,E0011)が割り当てられ、「x」には組合せ(K003,E002)が割り当てられ、「x」には組合せ(K003,E003)が割り当てられる。ここでは、キーワードの組合せを正例とするため、各広告主について、キーワードの組合せ(kw,kw)が存在する場合には「xn」=「1」となり、存在しない場合には「0」となる。また、上記式(1)のうち、「a」は、「x」〜「x」の係数を示す。ここでは、「a」は、キーワードの組合せの各々を示す「x」〜「x」の重み値を示す。
そして、算出部133は、上記式(1)の重み値aをパラメータとし、例えば、SVM(Support Vector Machine)のようなパターン識別機を用いたサポートベクタ回帰などの回帰分析手法により調整を行う。すなわち、算出部133は、上記式(1)で表される全ての広告主について、上記式(1)を満たすように、重み値aの値(サンプルとなる広告主の数によっては、求められる重み値aは近似値でもよい)を求める。
例えば、算出部133は、図6に示すように、組合せ(K001,E001)の重み値として「0.6」を、組合せ(K001,E002)の重み値として「0.3」を、組合せ(K001,E003)の重み値として「0.2」等を算出する。そして、算出部133は、算出した重み値を各組合せに対応付けて、組合せ情報記憶部122に格納する。
(抽出部134について)
抽出部134は、算出部133によって算出された組合せの重み値に基づいて、組合せのうち、任意の入札キーワードを含む組合せから除外キーワードを抽出する。言い換えれば、抽出部134は、広告主に提示する除外キーワードの候補を抽出する。
例えば、抽出部134は、算出部133によって算出された各組合せの重み値に基づいて、所定の広告主に関するキーワードの組合せの重み値を比較する。この場合、抽出部134は、所定の広告主が指定する任意の入札キーワードに関して、かかる入札キーワードと、他の広告主が指定している除外キーワードとの各組合せの重み値を比較する。そして、抽出部134は、例えば、重み値の大きい組合せから順に、組合せに含まれる除外キーワードを抽出する。この場合、抽出部134は、予め定められた所定数を除外キーワードとして抽出してもよいし、処理対象の広告主から指定された所定数の除外キーワードを抽出するようにしてもよい。あるいは、抽出部134は、所定の閾値以上の重み値を有する組合せに含まれる除外キーワードを全て抽出してもよい。
また、抽出部134は、除外キーワードが共通する複数の組合せの指標値の和に基づいて、複数の組合せに共通する除外キーワードを抽出してもよい。例えば、抽出部134は、広告主が入札している複数のキーワードのそれぞれのうち、共通する除外キーワードが含まれる複数の組合せの重み値の和を比較する。そして、抽出部134は、比較した複数の組合せの重み値の和に基づいて、組合せに共通する除外キーワードを抽出する。例えば、抽出部134は、比較した複数の組合せの重み値の和が大きい順に、組合せに共通する除外キーワードを抽出する。これにより、抽出部134は、同様の入札キーワードを指定している他の広告主であって、除外キーワードを指定している他の広告主との共起性がより高い除外キーワードを抽出することができる。
上記の抽出処理について、一例を挙げて説明する。例えば、抽出部134は、重み値の和に基づき抽出処理を行うため、除外キーワード毎に、組合せの存否及び組合せの重み値を変数として生成される関数を求める。そして、抽出部134は、処理対象となる広告主が指定する入札キーワードを含む組合せに対応する変数を代入した場合に、関数が示すスコアが大きくなるような組合せの中から、広告主に提示する除外キーワードの候補を抽出する。
例えば、抽出部134は、組合せの存否及び組合せの重み値を変数として生成される関数の一例として、下記式(2)で表される関数を求める。
スコア = Σ(w_kwij) × (kw,kw) ・・・ (2)
上記式(2)のうち、「(w_kwij)」は、組合せ(kw,kw)に対応する重み値を示す。また、「(kw,kw)」は、組合せ(kw,kw)が存在するか否かを示す。例えば、処理対象である組合せ(kw,kw)が存在する場合には、「(kw,kw)」=「1」となる。一方、組合せ(kw,kw)が存在しない場合には、「(kw,kw)」=「0」となる。
上記式(2)において、抽出部134は、処理対象の広告主が指定する入札キーワード「(kwα)」を含む任意の組合せ(kwα,kw)に対応する変数を用いて、スコアを比較する。すなわち、抽出部134は、任意の組合せ(kwα,kw)が存在することを示す「1」の値と、任意の組合せ(kwα,kw)に対応する重み値を乗算した変数を上記式(2)に代入する。上記の例では、加えられる変数の値が大きいほど、他の広告主との共起性を伴う適切な除外キーワードが含まれる組合せが存在することを示す。すなわち、スコアが大きくなるほど、処理対象の広告主にとって、適切な共通する除外キーワードが含まれている組合せであるといえる。そこで、抽出部134は、入札キーワード「(kwα)」と、除外キーワード「kw」とを含む組合せに対応する変数を上記式(2)に加え、最もスコアを上昇させる変数に対応する複数の組合せ(kwα,kw)を抽出する。そして、抽出部134は、複数の組合せ(kwα,kw)に共通して含まれる除外キーワード「kw」を抽出する。
抽出部134の抽出処理について、図7を用いて、具体的に説明する。図7は、実施形態に係る抽出処理の一例を示す概念図である。図7に示す例では、処理対象の広告主CL10は、任意の入札キーワード「K001」及び「K011」を指定して、入札を行っているものとする。
ここで、抽出部134は、上記式(2)を用いて、広告主CL10に対応するスコアを求める。具体的には、抽出部134は、入札キーワード「K001」及び「K011」と、共通する除外キーワード「E001」を含む組合せである、組合せ(K001,E001)及び組合せ(K011,E001)に対応するスコアを求める。
この場合、抽出部134は、上記式(2)より、組合せ(K001,E001)に対応する重み値「0.6」と、組合せ(K011,E001)に対応する重み値「0.4」とに基づき、「1.0」というスコアを求める。同様に、抽出部134は、共通する除外キーワード「E002」の場合には、組合せ(K001,E002)に対応する重み値「0.3」と、組合せ(K011,E002)に対応する重み値「0.3」とに基づき、「0.6」というスコアを求める。同様に、抽出部134は、共通する除外キーワード「E003」の場合には、組合せ(K001,E003)に対応する重み値「0.2」と、組合せ(K011,E003)に対応する重み値「0.15」とに基づき、「0.35」というスコアを求める。
なお、抽出部134は、図7に示す組合せ(K001,E211)が存在し、組合せ(K001,E311)が存在しない場合には、組合せ(K001,E211)のスコアのみを計数してもよい。同様に、図7に示す組合せ(K011,E311)が存在し、組合せ(K011,E211)が存在しない場合には、組合せ(K011,E311)のスコアのみを計数してもよい。
そして、抽出部134は、上記結果に基づいて、スコアの最も高い組合せに共通して含まれる除外キーワード「E001」を抽出する。すなわち、抽出部134は、広告主CL10が指定した入札キーワード「K001」及び「K011」に追加する適切な除外キーワードとして、除外キーワード「E001」を抽出する。
このように、抽出部134は、広告主が指定する入札キーワードが複数ある場合であっても、組合せの重み値の和を比較することにより、複数の入札キーワードの組に対して最も効果が高いと想定される除外キーワードを抽出することができる。なお、上記の例では、抽出部134は、共通する除外キーワードを一つだけ抽出する例を示したが、抽出部134は、求められたスコアに基づいて、共通する除外キーワードを複数抽出してもよい。
(提示部135について)
提示部135は、広告コンテンツを抽出対象から除外させるためのキーワードとして、抽出部134によって抽出された除外キーワードを広告コンテンツに指定していない広告主に、抽出部134によって抽出された除外キーワードを提示する。広告主は、提示された除外キーワードを新たに広告コンテンツに指定してもよいし、異なる除外キーワードの提示を広告装置100に求めてもよい。この場合、抽出部134は、さらに異なる除外キーワードを抽出する。
(要求受付部136について)
要求受付部136は、広告コンテンツの配信に関する要求を受け付ける。例えば、要求受付部136は、広告コンテンツの取得要求として、ユーザ端末10が表示するウェブページに含まれるHTTP(Hypertext Transfer Protocol)リクエストを受け付ける。また、要求受付部136は、広告コンテンツの配信に際して、検索サーバ30から検索クエリに関する情報を受け付けてもよい。
(配信部137について)
配信部137は、広告コンテンツを配信する。例えば、配信部137は、要求受付部136が受け付けたHTTPリクエストに従い、ユーザ端末10に広告コンテンツを配信する。配信部137は、要求受付部136によって広告コンテンツの取得要求が受け付けられた場合に、配信候補の広告コンテンツを広告情報記憶部121から選択する。
ここで、配信部137は、要求受付部136が受け付けた検索クエリと入札キーワードが同一又は類似する場合には、入札キーワードに紐づく広告コンテンツを配信候補として選択する。そして、配信部137は、検索クエリを検索サーバ30に送信したユーザ端末10に選択した広告コンテンツを配信する。なお、配信部137は、要求受付部136が受け付けた検索クエリと除外キーワードが同一又は類似する場合には、入札キーワードに紐づく広告コンテンツであっても配信候補から除外する。すなわち、配信部137は、広告コンテンツの配信をブロックする。
〔3.抽出処理手順〕
次に、図8を用いて、実施形態に係る広告装置100が実行する抽出処理の手順について説明する。図8は、実施形態に係る広告装置100による抽出処理手順を示すフローチャートである。
図8に示すように、広告装置100は、既存の入札キーワードと除外キーワードとの組合せを生成する(ステップS101)。そして、広告装置100は、生成されたキーワードの各組合せの重み値を算出する(ステップS102)。
続いて、広告装置100は、処理対象となる広告主から、任意のキーワードについて、キーワードの入札を受け付けたか否かを判定する(ステップS103)。広告装置100は、キーワードの入札を受け付けていない場合には(ステップS103;No)、受け付けるまで待機する。
一方、広告装置100は、キーワードの入札を受け付けた場合には(ステップS103;Yes)、広告コンテンツに指定された入札キーワードが含まれる組合せの重み値を比較する(ステップS104)。すなわち、広告装置100は、新たに指定された入札キーワードと、除外キーワードとが含まれる各組合せの重み値を比較する。そして、広告装置100は、新たに指定された入札キーワードが含まれる組合せの重み値に基づき、入札キーワードとともに組合せに含まれるキーワードを抽出する(ステップS105)。そして、広告装置100は、広告主に、抽出したキーワードを除外キーワードとして提示する(ステップS106)。
なお、図8では、広告装置100が、既存の入札キーワードの組合せを生成した後に、処理対象の広告主から任意のキーワードの入札を受け付ける例を示した。しかし、この例に限られず、広告装置100は、キーワードの入札を受け付けた後に、既存の入札キーワードと除外キーワードとの組合せを生成し、組合せの重み値を算出してもよい。また、広告装置100は、ステップS106において除外キーワードの候補を広告主に提示した後に、さらに異なる除外キーワードを抽出してもよい。すなわち、広告装置100は、抽出された除外キーワードに対する広告主の対応によっては、ステップS105とステップS106を繰り返し実行してもよい。例えば、広告主が、広告装置100から提示された除外キーワード以外の除外キーワードを所望する場合には、広告装置100は、各組合せの重み値に基づいて、さらに異なる除外キーワードを抽出してもよい。そして、広告装置100は、処理対象の広告主が指定する除外キーワードの候補として、新たに抽出された除外キーワードを広告主に提示する。
〔4.変形例〕
上述した実施形態は、上記実施形態以外にも種々の異なる形態にて実施されてよい。そこで、以下では、他の実施形態について説明する。
〔4−1.他のコンテンツ〕
上記実施形態において、広告装置100は、既存の入札キーワードと除外キーワードから組合せを生成し、生成した組合せの重み値を算出することにより、任意のキーワード(例えば、新たに指定される入札キーワード)に対応する除外キーワードを抽出する例を示した。ここで、広告装置100は、既存の入札キーワードに限らず、他の情報を用いて、除外キーワードを抽出してもよい。例えば、広告装置100は、既存の入札キーワードに代えて、広告コンテンツや、広告主が提供するウェブページであって、広告コンテンツのリンク先であるLPを利用して、除外キーワードを抽出してもよい。この点について、図9及び図10を用いて説明する。
図9は、変形例に係る広告情報記憶部121の一例を示す図である。変形例に係る広告装置100は、図4に示した広告情報記憶部121の代わりに、図9に示した広告情報記憶部121を有する。図9に示すように、変形例に係る広告情報記憶部121は、図4に示した広告情報記憶部121に加えて、「LP」、「CTR(Click Through Rate)」、「ブロック数」といった項目を有する。
「LP」は、広告主が提供するLPに関する情報を示す。図9に示す「LP01」という表記は、LPを識別するための識別情報を示すとともに、LPに関する情報を概念的に表現したものである。広告情報記憶部121内に記憶されるLPに関する情報は、LPを構成するHTML(HyperText Markup Language)ファイル等であってもよいし、LPのデータが置かれたURL(Uniform Resource Locator)を示す情報であってもよい。なお、以下では、図9に示したLPの項目に記憶されている情報を、LPの参照符号として用いる場合がある。例えば、LP「LP01」によって示される情報を有するLPを「LP01」と表記する場合がある。
「CTR」は、広告コンテンツのCTRを示す。ここでは、CTRとは、広告コンテンツがユーザから選択された回数(例えば、ユーザ端末10が有する表示画面において、ユーザから広告コンテンツがクリックされた回数)を広告コンテンツの表示回数によって除算した値を示す。なお、現時点において配信されたことがない広告コンテンツのCTRには、予め決められている固定値や、全ての広告コンテンツにおけるCTRの平均値や、同一の広告カテゴリに属する全ての広告コンテンツにおけるCTRの平均値などが記憶される。また、「CTR」には、CTRの予測モデル等から予測される予測CTRが記憶されてもよい。このような予測CTRは、例えば、広告コンテンツの種別や、広告コンテンツが表示されるウェブページの種別等によって予測される。
「ブロック数」は、除外キーワードが広告コンテンツの配信をブロックした数を示す。ブロック数は、除外キーワード毎に計数され、除外キーワード毎に記憶される。
例えば、図9では、広告主CL01が、「LP01」をリンク先とする広告コンテンツ「AD01」を入稿しており、広告コンテンツAD01のCTRが「0.01」である例を示している。また、広告主CL01は、広告コンテンツAD01が表示されるための入札キーワードとして、入札キーワード「K001」、「K002」、「K003」、・・・、を指定して入札している例を示している。また、広告主CL01は、広告コンテンツAD01の配信をブロックする除外キーワードとして、除外キーワード「E001」、「E002」、「E003」、・・・、を指定している例を示しており、そのうち、除外キーワード「E001」は、「250」回、広告コンテンツAD01が配信されることをブロックしている例を示している。
続いて、変形例に係る生成部132について説明する。上記の通り、実施形態に係る生成部132は、既存の広告主が指定している入札キーワードと除外キーワードとの組合せを生成した。しかし、変形例に係る生成部132は、入札キーワードに代えて、広告コンテンツやLPに関する情報に基づいて、除外キーワードとの組合せを生成する。
例えば、生成部132は、広告コンテンツやLPに含まれるテキストデータについて形態素解析をすることにより、広告コンテンツやLPに含まれるテキストデータから、組合せを生成する要素となりえるキーワードを抽出する。そして、生成部132は、抽出したキーワードと、広告主が指定している除外キーワードとの組合せを、除外キーワードを指定している広告主毎に生成する。そして、生成部132は、生成した組合せを、変形例に係る組合せ情報記憶部122に格納する。
図10は、変形例に係る組合せ情報記憶部122の一例を示す図である。変形例に係る広告装置100は、図5に示した組合せ情報記憶部122の代わりに、図10に示した組合せ情報記憶部122を有する。図10に示すように、変形例に係る組合せ情報記憶部122は、図5に示した組合せ情報記憶部122が有する「入札キーワード」といった項目に代えて、「キーワード」といった項目を有する。
「キーワード」は、広告コンテンツやLPに含まれるテキストデータから抽出されたキーワードを示す。なお、図10に示す例では、「キーワード」の項目に示されるキーワードが、対応する「除外キーワード」の項目に示される除外キーワードとともに組合せに含まれることを示している。
例えば、図10では、キーワード「K201」と、除外キーワード「E001」とが含まれる組合せ(K201,E001)の重み値は「0.5」である例を示している。
なお、広告コンテンツやLPに含まれるキーワードは、広告コンテンツやLPを特徴付けるキーワードであることが望ましい。この場合、生成部132は、例えば、広告コンテンツやLPのテキストデータ内に多く含まれる単語や、他の広告コンテンツやLPには出現しにくい単語などを広告コンテンツやLPを特徴付けるキーワードとして判定し、かかるキーワードを抽出する。
このように、生成部132は、広告コンテンツやLPに含まれるキーワードの組合せを生成する。そして、変形例に係る算出部133は、生成部132によって生成された組合せの重み値を算出し、算出した重み値を組合せ情報記憶部122に格納する。そして、変形例に係る抽出部134は、算出部133によって算出された重み値に基づいて、除外キーワードを抽出する。
すなわち、広告装置100は、所定のコンテンツ(例えば、広告コンテンツやLPなどのウェブページ)に紐づかせるキーワードとして、広告主によってコンテンツに紐づけられた入札キーワード、又はコンテンツから抽出されるキーワードを用いて指標値を算出することができる。これにより、広告装置100は、既存の入札キーワードに限られず、広告コンテンツやLPを用いることにより、広告主にとって適切な除外キーワードを抽出することができる。例えば、広告装置100は、入札キーワードと、除外キーワードとを含むキーワードの組合せの指標値を算出してもよいし、広告コンテンツやLPから抽出されるキーワードと、除外キーワードとを含むキーワードの組合せの指標値を算出してもよい。
また、広告装置100は、広告コンテンツの広告効果を示す指標を用いて抽出処理を行ってもよい。例えば、算出部133は、組合せの重み値の算出処理において、CTRの高い広告コンテンツに関する組合せはより重要な組合せであると判定し、重みを重くした重み値を算出してもよい。例えば、算出部133は、CTRの高い広告コンテンツに紐づく入札キーワードについては、重要性が高いキーワードと判定する。この場合、算出部133は、入札キーワードとともに指定されている除外キーワードについても重要性が高いと判定可能なように、CTRの高い広告コンテンツに紐づく入札キーワードと除外キーワードとの組合せの重み値を、CTRの低い広告コンテンツに紐づく入札キーワードと除外キーワードとの組合せの重み値よりも高く算出する。例えば、算出部133は、上記式(1)において、入札キーワードのCTRに応じた所定の値を「a」に加算したり、乗算したりすることができる。これにより、抽出部134は、CTRの高い広告コンテンツを提供する広告主が指定している除外キーワードを抽出しやすくなる。
また、算出部133は、図9で示したCTR以外の広告効果を示す指標に基づいて重み値を算出してもよい。例えば、算出部133は、広告コンテンツが表示された回数に対して何割がコンバージョンに至るかの割合を示すCVR(Conversion Rate)などの情報に基づいて、重み値を算出してもよい。この場合、算出部133は、キーワードの組合せについて、CVRの高い広告コンテンツが反映された重み値を算出することができる。
なお、コンバージョンとは、広告主が獲得できる最終成果を示し、広告主への利益に繋がるユーザの行動が該当する。コンバージョンの例としては、ウェブページ上で商品を購入する行動や、会員登録を行う行動や、資料請求を行う行動や、商品等に関する問い合わせを行う行動等が挙げられる。また、コンバージョンには、広告コンテンツにアクセスしたユーザが、広告主のウェブページを介さずにオフライン(電話や郵送等)で商品購入、会員登録、資料請求、問い合わせ等を行う行動を含めてもよい。
また、入稿受付部131は、検索サービスにおいて、入札キーワードがユーザから入力された回数に関する情報を取得してもよい。そして、算出部133は、入札キーワードがユーザから入力された回数に関する情報に基づいて、重み値を算出してもよい。例えば、算出部133は、ユーザから入力された回数が多い入札キーワードを含む組合せほど、重み値を高く算出する。
このように、変形例に係る算出部133は、広告コンテンツやLPに紐づくキーワードがユーザから入力された回数、広告コンテンツがユーザから選択された回数又は広告コンテンツが表示されることで広告主が得た利益に関する情報の少なくとも一つに基づいて、組合せ毎の重み値を算出することができる。
これにより、広告装置100は、現状の検索サービスや広告配信の状況などに基づき、より実情に即して重み値を算出することができるので、広告主に対してより有用であることが予測される除外キーワードを抽出することができる。
なお、算出部133は、上記で示した例以外にも、さらに異なる広告評価に関する情報を用いて重み値を算出してもよい。この場合、算出部133は、所定の評価値以上である広告コンテンツを抽出させるためのキーワードと、所定の評価値以上であるコンテンツを抽出対象から除外させるための除外キーワードとが含まれる組合せの重み値を算出する。
例えば、算出部133は、所定の評価値として、ユーザ端末10における広告コンテンツの実際の表示回数(インプレッション数)や、広告コンテンツに対するクリックで発生する課金額であるCPC(Cost Per Click)や、広告コンテンツの1000回表示あたりの課金額であるeCPM(effective Cost Per Mill)などの広告コンテンツに関する情報を用いる。
一例として、算出部133は、検索サイトにおいてユーザから入札キーワードが入力されることによりインプレッションが少なくとも1回発生した広告コンテンツのみを処理対象としてもよい。すなわち、算出部133は、少なくとも1回のインプレッションが発生した広告コンテンツを抽出させるためのキーワードと、かかる広告コンテンツを抽出対象から除外させるための除外キーワードとが含まれる組合せの重み値を算出する。このように、広告装置100は、所定の評価値以上のコンテンツとして、例えば、インプレッションが少なくとも1回は発生したコンテンツのみを処理対象とするので、現状において有益と想定されるデータのみに絞り込んで除外キーワードを抽出することになる。
これにより、広告装置100は、既存の広告主が極めて多くのキーワードに入札していたり、極めて多くの除外キーワードを指定していたりするような場合であっても、現状の検索サービスや広告配信の状況などに基づき、インプレッションを発生させているキーワードと組み合わされている除外キーワードのみに絞りこんで除外キーワードを抽出することができる。このため、広告装置100は、より実情に即した除外キーワードを抽出することができる。
また、算出部133は、図9で示したブロック数に基づいて重み値を算出してもよい。言い換えれば、算出部133は、除外キーワードによってコンテンツが抽出対象から除外された回数に基づいて、組合せの指標値を算出する。例えば、算出部133は、ブロック数が多い除外キーワードについては、生成された組合せの重み値を高く算出する。これにより、抽出部134は、よりブロック数の高い除外キーワードを抽出しやすくなる。このため、広告装置100は、現状において除外キーワードとして効果が高いと想定される除外キーワードを優先的に抽出することができる。
〔4−2.学習〕
また、広告装置100は、抽出部134によって抽出された除外キーワードに対して広告主が指定を行った後に、かかる除外キーワードがユーザに入力されたことを契機として広告コンテンツが何回ブロックされたか、などの結果を取得してもよい。すなわち、広告装置100は、抽出処理を実行した後であっても、広告コンテンツの表示回数や、ユーザから除外キーワードが入力された回数などを取得する。言い換えれば、広告装置100は、抽出した除外キーワードを広告主が除外キーワードとして指定した場合の効果を測定する。このように、広告装置100は、抽出した除外キーワードによる広告効果などの結果を測定し、かかる結果が反映された学習モデルにより、新たに除外キーワードを抽出してもよい。そして、広告装置100は、処理を繰り返すことにより、費用対効果が高いといった、より広告主にとって広告効果を向上させやすい除外キーワードを抽出することができる。
〔4−3.広告主〕
上記実施形態において、広告主は、広告主端末20を用いて、広告装置100に広告コンテンツを入稿する例を示した。しかし、広告主は、自ら広告装置100に広告コンテンツを入稿せずに、かかる処理を代理店に依頼する場合もある。この場合、広告装置100にかかる処理をするのは代理店となる。すなわち、「広告主」といった表記は、広告主だけでなく代理店を含む概念であり、「広告主端末」といった表記は、広告主端末20だけでなく代理店によって利用される代理店端末を含む概念であるものとする。
〔4−4.組合せ〕
上記実施形態においては、図5に示すように、キーワードの組合せが2つのキーワードが含まれる例を示した。しかし、キーワードの組合せには、3つ以上のキーワードが含まれてもよい。
〔4−5.他の用途〕
上記実施形態において、広告装置100は、検索連動型の広告配信サービスにおける除外キーワードを抽出する例を示した。しかし、広告装置100は、上記のような検索連動型以外の広告配信に利用されてもよい。例えば、広告装置100は、キーワードに対する入札を受け付け、かかるキーワードと親和性の高い内容のウェブページに広告コンテンツを配信するような、いわゆる広告コンテンツマッチ型の広告サービスに利用されてもよい。また、広告装置100は、広告コンテンツやLP以外のコンテンツに関する除外キーワードを抽出してもよい。例えば、広告装置100は、任意の単語を含むテキスト文書などのコンテンツに対する除外キーワードを抽出してもよい。
〔4−6.その他〕
また、上記実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、各図に示した各種情報は、図示した情報に限られない。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
例えば、図3に示した広告情報記憶部121や組合せ情報記憶部122は、広告装置100が保持せずに、図示しないストレージサーバ等が保持してもよい。この場合、広告装置100は、ストレージサーバから広告に関する情報等を取得する。
また、例えば、上記実施形態では、広告装置100がキーワードの組合せを生成する例を示したが、組合せを生成する主体は、広告装置100と異なる所定のサーバ装置であってもよい。この場合、広告装置100は、所定のサーバ装置によって生成されたキーワードの組合せを取得し、取得した組合せに関する情報を保持する。また、例えば、上述した広告装置100は、入稿受付部131と生成部132とを有する組合せ生成装置と、算出部133と抽出部134とを有する抽出装置と、提示部135を有する提示装置と、要求受付部136と配信部137とを有する配信装置とに分散されてもよい。
〔5.ハードウェア構成〕
また、上述してきた実施形態に係る広告装置100は、例えば図11に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。以下、広告装置100を例に挙げて説明する。図11は、広告装置100の機能を実現するコンピュータ1000の一例を示すハードウェア構成図である。コンピュータ1000は、CPU1100、RAM1200、ROM1300、HDD1400、通信インターフェイス(I/F)1500、入出力インターフェイス(I/F)1600、及びメディアインターフェイス(I/F)1700を有する。
CPU1100は、ROM1300又はHDD1400に記憶されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。ROM1300は、コンピュータ1000の起動時にCPU1100によって実行されるブートプログラムや、コンピュータ1000のハードウェアに依存するプログラム等を記憶する。
HDD1400は、CPU1100によって実行されるプログラム、及び、かかるプログラムによって使用されるデータ等を記憶する。通信インターフェイス1500は、通信網500(ネットワークNに対応)を介して他の機器からデータを受信してCPU1100へ送り、また、通信網500を介してCPU1100が生成したデータを他の機器へ送信する。
CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、ディスプレイやプリンタ等の出力装置、及び、キーボードやマウス等の入力装置を制御する。CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、入力装置からデータを取得する。また、CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して生成したデータを出力装置へ出力する。
メディアインターフェイス1700は、記録媒体1800に記憶されたプログラム又はデータを読み取り、RAM1200を介してCPU1100に提供する。CPU1100は、かかるプログラムを、メディアインターフェイス1700を介して記録媒体1800からRAM1200上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。記録媒体1800は、例えばDVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等である。
例えば、コンピュータ1000が実施形態に係る広告装置100として機能する場合、コンピュータ1000のCPU1100は、RAM1200上にロードされたプログラムを実行することにより、制御部130の機能を実現する。また、HDD1400には、記憶部120内のデータが記憶される。コンピュータ1000のCPU1100は、これらのプログラムを記録媒体1800から読み取って実行するが、他の例として、他の装置から通信網500を介してこれらのプログラムを取得してもよい。
〔6.効果〕
上述してきたように、実施形態に係る広告装置100は、算出部133と、抽出部134とを有する。算出部133は、広告コンテンツ(コンテンツの一例)を抽出させるための入札キーワード(第1キーワードの一例)と、広告コンテンツを抽出対象から除外させるための除外キーワード(第2キーワードの一例)とが含まれる組合せであって、除外キーワードを指定した広告主毎に生成される入札キーワードと除外キーワードとの組合せの指標値として重み値を算出する。抽出部134は、算出部133によって算出された組合せの重み値に基づいて、前記組合せのうち、任意の入札キーワードを含む組合せから除外キーワードを抽出する。
このように、実施形態に係る広告装置100は、現時点で他の広告主が指定しており、効果が高いと想定される除外キーワードであって、他の広告主が入札しているキーワードと共起性のある除外キーワードを抽出する。これにより、広告装置100によれば、広告主は、検索サービスにおける除外キーワードを効率よく指定できるようになり、広告コンテンツの費用対効果を向上させることができる。また、適切な除外キーワードが指定されることにより、広告装置100は、ユーザに対して、要求に適合する広告コンテンツを提供することができる。
また、算出部133は、組合せ毎に、生成された組合せの数に応じた重み値を算出する。このように、実施形態に係る広告装置100は、他の広告主が入札している入札キーワードと除外キーワードとの関係性に基づいて重み値を算出することができる。すなわち、広告装置100は、現時点で他の広告主が入札しているキーワードと除外キーワードとの共起性に基づいた重み値を算出する。このため、広告装置100は、単に多くの広告主が指定している除外キーワードのみならず、現時点で他の広告主が除外キーワードと同時に指定している入札キーワードとの関係に基づいて、適切な除外キーワードを抽出することができる。
また、抽出部134は、除外キーワードが共通する複数の組合せの重み値の和に基づいて、複数の組合せに共通する除外キーワードを抽出する。
これにより、実施形態に係る広告装置100は、極めて高い重み値を有する組合せなどに偏重されることなく、他の広告主が入札しているキーワードとの関係に基づいて、新たに指定される任意の入札キーワードとの共起性がより高い、共通した除外キーワードを抽出することができる。
また、算出部133は、除外キーワードによって広告コンテンツが抽出対象から除外された回数に基づいて、組合せの重み値を算出する。
このように、実施形態に係る広告装置100は、他の広告主が指定している除外キーワードの実績に基づいて重み値を算出するので、より効果が高いと想定される除外キーワードを抽出することができる。
また、算出部133は、所定の評価値以上である広告コンテンツを抽出させるための入札キーワードと、所定の評価値以上である広告コンテンツを抽出対象から除外させるための除外キーワードとが含まれる組合せの重み値を算出する。
これにより、実施形態に係る広告装置100は、例えば、少なくともインプレッションを発生させた広告コンテンツ等、所定の評価値以上のコンテンツに処理対象を限ることができるので、現状に則した適切な除外キーワードを抽出することができる。
また、算出部133は、広告コンテンツを抽出させるための検索クエリとして広告コンテンツに紐づく入札キーワードがユーザから入力された回数、広告コンテンツがユーザから選択された回数、又は広告コンテンツが表示されることで広告主が得た利益に関する情報の少なくとも一つに基づいて、組合せの指標値を算出する。
これにより、実施形態に係る広告装置100は、現状の広告効果を踏まえたうえで組合せの重み値を算出することができる。このため、広告装置100は、現状に則した、適切な除外キーワードを抽出することができる。
また、算出部133は、第1キーワードとして、広告主によって広告コンテンツに紐づけられたキーワード(例えば入札キーワード)、又は、広告コンテンツやLP等から抽出されるキーワードを用いて重み値を算出する。
これにより、実施形態に係る広告装置100は、入札キーワードに限られず、現時点で他の広告主が提供している広告コンテンツやLPに基づいて、効果が高いことが想定される除外キーワードを抽出することができる。
また、算出部133は、コンテンツとして、広告主が入稿する広告コンテンツ、又は広告コンテンツのリンク先となるウェブページを用いて組合せの指標値を算出する。
これにより、実施形態に係る広告装置100は、例えば、検索連動型の広告配信サービスにおいて、広告主が提供する広告コンテンツやLPが宣伝するサービス内容に対して、適切な除外キーワードを抽出することができる。
また、実施形態に係る広告装置100は、広告コンテンツを抽出対象から除外させるためのキーワードとして、抽出部134によって抽出された除外キーワードを広告コンテンツに指定していない広告主に、抽出された除外キーワードを提示する提示部135をさらに備える。
このように、実施形態に係る広告装置100は、任意のキーワードを指定する広告主に、適切な除外キーワードを提示する。このため、広告装置100によれば、広告主は、新たに指定する除外キーワードとして適切なキーワードを知ることができる。また、広告配信サービスの管理者側は、広告主から適切な除外キーワードが指定されることにより、サービスの活性化や、検索サービスを利用するユーザのユーザビリティの向上を図ることができる。
以上、本願の実施形態のいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
また、上述してきた「部(section、module、unit)」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、算出部は、算出手段や算出回路に読み替えることができる。
1 抽出システム
10 ユーザ端末
20 広告主端末
30 検索サーバ
100 広告装置
110 通信部
120 記憶部
121 広告情報記憶部
122 組合せ情報記憶部
130 制御部
131 入稿受付部
132 生成部
133 算出部
134 抽出部
135 提示部
136 要求受付部
137 配信部

Claims (14)

  1. コンテンツを抽出させるための第1キーワードと、当該コンテンツを抽出対象から除外させるための第2キーワードとが含まれる組合せであって、当該第2キーワードを指定した指定者毎に生成される第1キーワードと第2キーワードとの組合せの指標値を算出する算出部と、
    前記算出部によって算出された前記組合せの指標値に基づいて、当該組合せのうち、任意の第1キーワードを含む組合せから前記第2キーワードを抽出する抽出部と、
    を備え
    前記算出部は、
    前記組合せ毎に、生成された当該組合せの数に応じた指標値を算出する、
    ことを特徴とする抽出装置。
  2. コンテンツを抽出させるための第1キーワードと、当該コンテンツを抽出対象から除外させるための第2キーワードとが含まれる組合せであって、当該第2キーワードを指定した指定者毎に生成される第1キーワードと第2キーワードとの組合せの指標値を算出する算出部と、
    前記算出部によって算出された前記組合せの指標値に基づいて、当該組合せのうち、任意の第1キーワードを含む組合せから前記第2キーワードを抽出する抽出部と、
    を備え、
    前記算出部は、
    前記組合せ毎に、前記第2キーワードによって前記コンテンツが抽出対象から除外された回数に基づいて前記指標値を算出する、
    ことを特徴とする抽出装置。
  3. コンテンツを抽出させるための第1キーワードと、当該コンテンツを抽出対象から除外させるための第2キーワードとが含まれる組合せであって、当該第2キーワードを指定した指定者毎に生成される第1キーワードと第2キーワードとの組合せの指標値を算出する算出部と、
    前記算出部によって算出された前記組合せの指標値に基づいて、当該組合せのうち、任意の第1キーワードを含む組合せから前記第2キーワードを抽出する抽出部と、
    を備え、
    前記算出部は、
    前記コンテンツを抽出させるための検索クエリとして当該コンテンツに紐づく第1キーワードがユーザから入力された回数、当該コンテンツがユーザから選択された回数、又は当該コンテンツが表示されることで当該コンテンツの提供主が得た利益に関する情報の少なくとも一つに基づいて、前記組合せ毎に前記指標値を算出する、
    ことを特徴とする抽出装置。
  4. 前記抽出部は、
    前記第2キーワードが共通する複数の組合せの指標値の和に基づいて、複数の組合せに共通する当該第2キーワードを抽出する、
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の抽出装置。
  5. 前記算出部は、
    所定の評価値以上である前記コンテンツを抽出させるための第1キーワードと、所定の評価値以上である当該コンテンツを抽出対象から除外させるための第2キーワードとが含まれる組合せの指標値を算出する、
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の抽出装置。
  6. 前記算出部は、
    前記第1キーワードとして、前記指定者によって前記コンテンツに紐づけられたキーワード、又は当該コンテンツから抽出されるキーワードを用いて前記組合せの指標値を算出する、
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の抽出装置。
  7. 前記算出部は、
    前記コンテンツとして、前記指定者が入稿する広告コンテンツ、又は当該広告コンテンツのリンク先となるウェブページを用いて前記組合せの指標値を算出する、
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載の抽出装置。
  8. 前記抽出部によって抽出された第2キーワードを前記コンテンツに指定していない当該コンテンツの提供主に、当該第2キーワードを提示する提示部、
    をさらに備えたことを特徴とする請求項1〜7のいずれか一つに記載の抽出装置。
  9. コンピュータが実行する抽出方法であって、
    コンテンツを抽出させるための第1キーワードと、当該コンテンツを抽出対象から除外させるための第2キーワードとが含まれる組合せであって、当該第2キーワードを指定した指定者毎に生成される第1キーワードと第2キーワードとの組合せの指標値を算出する算出工程と、
    前記算出工程によって算出された前記組合せの指標値に基づいて、当該組合せのうち、任意の第1キーワードを含む組合せから前記第2キーワードを抽出する抽出工程と、
    を含み、
    前記算出工程は、
    前記組合せ毎に、生成された当該組合せの数に応じた指標値を算出する、
    ことを特徴とする抽出方法。
  10. コンテンツを抽出させるための第1キーワードと、当該コンテンツを抽出対象から除外させるための第2キーワードとが含まれる組合せであって、当該第2キーワードを指定した指定者毎に生成される第1キーワードと第2キーワードとの組合せの指標値を算出する算出手順と、
    前記算出手順によって算出された前記組合せの指標値に基づいて、当該組合せのうち、任意の第1キーワードを含む組合せから前記第2キーワードを抽出する抽出手順と、
    をコンピュータに実行させ
    前記算出手順は、
    前記組合せ毎に、生成された当該組合せの数に応じた指標値を算出する、
    ことを特徴とする抽出プログラム。
  11. コンピュータが実行する抽出方法であって、
    コンテンツを抽出させるための第1キーワードと、当該コンテンツを抽出対象から除外させるための第2キーワードとが含まれる組合せであって、当該第2キーワードを指定した指定者毎に生成される第1キーワードと第2キーワードとの組合せの指標値を算出する算出工程と、
    前記算出工程によって算出された前記組合せの指標値に基づいて、当該組合せのうち、任意の第1キーワードを含む組合せから前記第2キーワードを抽出する抽出工程と、
    を含み、
    前記算出工程は、
    前記組合せ毎に、前記第2キーワードによって前記コンテンツが抽出対象から除外された回数に基づいて前記指標値を算出する、
    ことを特徴とする抽出方法。
  12. コンテンツを抽出させるための第1キーワードと、当該コンテンツを抽出対象から除外させるための第2キーワードとが含まれる組合せであって、当該第2キーワードを指定した指定者毎に生成される第1キーワードと第2キーワードとの組合せの指標値を算出する算出手順と、
    前記算出手順によって算出された前記組合せの指標値に基づいて、当該組合せのうち、任意の第1キーワードを含む組合せから前記第2キーワードを抽出する抽出手順と、
    をコンピュータに実行させ、
    前記算出手順は、
    前記組合せ毎に、前記第2キーワードによって前記コンテンツが抽出対象から除外された回数に基づいて前記指標値を算出する、
    ことを特徴とする抽出プログラム。
  13. コンピュータが実行する抽出方法であって、
    コンテンツを抽出させるための第1キーワードと、当該コンテンツを抽出対象から除外させるための第2キーワードとが含まれる組合せであって、当該第2キーワードを指定した指定者毎に生成される第1キーワードと第2キーワードとの組合せの指標値を算出する算出工程と、
    前記算出工程によって算出された前記組合せの指標値に基づいて、当該組合せのうち、任意の第1キーワードを含む組合せから前記第2キーワードを抽出する抽出工程と、
    を含み、
    前記算出工程は、
    前記コンテンツを抽出させるための検索クエリとして当該コンテンツに紐づく第1キーワードがユーザから入力された回数、当該コンテンツがユーザから選択された回数、又は当該コンテンツが表示されることで当該コンテンツの提供主が得た利益に関する情報の少なくとも一つに基づいて、前記組合せ毎に前記指標値を算出する、
    ことを特徴とする抽出方法。
  14. コンテンツを抽出させるための第1キーワードと、当該コンテンツを抽出対象から除外させるための第2キーワードとが含まれる組合せであって、当該第2キーワードを指定した指定者毎に生成される第1キーワードと第2キーワードとの組合せの指標値を算出する算出手順と、
    前記算出手順によって算出された前記組合せの指標値に基づいて、当該組合せのうち、任意の第1キーワードを含む組合せから前記第2キーワードを抽出する抽出手順と、
    をコンピュータに実行させ、
    前記算出手順は、
    前記コンテンツを抽出させるための検索クエリとして当該コンテンツに紐づく第1キーワードがユーザから入力された回数、当該コンテンツがユーザから選択された回数、又は当該コンテンツが表示されることで当該コンテンツの提供主が得た利益に関する情報の少なくとも一つに基づいて、前記組合せ毎に前記指標値を算出する、
    ことを特徴とする抽出プログラム。
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