JP6235317B2 - 消毒装置 - Google Patents
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Description
このような哺乳瓶等は、雑菌等に対する抵抗力が十分でない乳児に与える飲料を収容するため、使用に際しては消毒する必要がある。
哺乳瓶等の消毒方法としては、哺乳瓶を消毒液に浸して消毒する方法と、哺乳瓶を加熱して消毒する方法等がある(例えば、特許文献1)。
哺乳瓶を加熱して消毒する場合は、哺乳瓶を容器等の内部に収容して、容器と共に電子レンジ等に入れ、容器全体を加熱し、この加熱で哺乳瓶の内側も消毒する。
この点、前記構成では、この消毒用媒体を飲料容器の底部に案内する案内面を有する消毒用媒体案内部を備えるので、飲料容器のうち、最も消毒に時間のかかる底部を短時間で消毒することができる。このため、飲料容器全体の消毒も短時間で完了させることができる。
また、前記構成によれば、開口部側ネジ部と支持部側ネジ部の間に通気可能な隙間部が形成されるので、加熱された消毒用媒体が、飲料容器内に過度に充満し、不測の事態が発生するのを未然に防止することができる。
なお、以下に述べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
このケース10は、例えば、平面視では全体が略円形等からなり、側面側は角部を形成しない滑らかな表面を形成している。
なお、本実施の形態では、ケース10は、その平面視で、全体が略円形等からなっているが、本発明は、この形状に限られることなく、全体が箱形等の他の形状であってもよいことは勿論である。
また、図1の正面側には、全体が略逆三角形でなる操作部11が配置され、この操作部11には、略円形の操作ボタン11a〜11hが、例えば、8個形成されている。
したがって、消毒装置1の利用者は、この操作ボタン11a等を操作することで、哺乳瓶100を消毒することができる構成となっている。
図2に示すように、消毒装置1は、下方に基部30を有し、この基部30は、媒体である例えば、水又は薬液(加熱していない水又は薬液)を所定量、収容させることができる媒体収容部である例えば、水収容部32を有している。
また、基部30は、この水収容部32に溜められた水等を加熱し、消毒用媒体である例えば、水蒸気とするための加熱部である例えば、ヒータ31も有している。
この部品配置部40には、例えば、哺乳瓶100の付属部品等である人工乳首50、キャップ51及びフード52等が消毒する際に配置される構造となっている。
図3は、人工乳首50、キャップ51及びフード52を示す概略斜視図である。図3に示す人工乳首50は、キャップ51で保持されて哺乳瓶100に固定され、哺乳瓶100内の人工乳を人工乳首の50を介して乳児が哺乳する構成となっている。
図4は、部品配置部40の内部等を示す概略斜視図である。図4に示すように部品配置部40は、略円筒形から成り、下方側には基部30側を視認することができる構成となっている。
具体的には、図2の基部30の水収容部32の上部は開口となっており、そこには、水蒸気を通過させると共に、部品等を落下せずに配置することが可能な部品載置部33が形成されている。
したがって、図2に示すように、人工乳首50、キャップ51及びフード52を、この載置部33b上に配置することで、これらは、図2の水収容部32に落下することなく、水蒸気を当てて消毒をすることができる構成となっている。
なお、この部品載置部33の水蒸気通過部33aは、排出口の一例となっている。
容器配置部60は、部品配置部40と着脱可能な構成となっており、部品配置部40内に人工乳首50等を配置するときは、容器配置部60を外して,挿入配置する。
この煙突部61の下側の開口は、部品配置部40と接続され、ヒータ31によって生成された水蒸気が部品配置部40を介して、煙突部61の内部に導入される構成となっている。
すなわち、水蒸気は煙突部61の内面である水蒸気案内面61aに案内されながら煙突部61の上部開口に向かって移動することになる。
なお、本実施の形態では、煙突部61が1本の例を示しているが、本発明は、これに限らず、複数本配置しても構わない。
哺乳瓶100は、人工乳を充填し、又は人工乳首50をキャップ51を介して装着する開口部である例えば、瓶開口部110を有している。
この瓶開口部110には、キャップ51と螺合させるための開口部側ネジ部である例えば、瓶側ネジ111が形成されている。
すなわち、この底部112と側部113で形成される液体収容部である例えば、瓶内部114に人工乳が収容されることになる。
なお、本実施の形態では、この煙突部61の長さは、哺乳瓶100の瓶開口部110から底部112までの長さの例えば、半分以上が好ましい。
また、瓶支持部62には、瓶側ネジ111と螺合可能な支持部側ネジ部である例えば、支持部側ネジ62aが形成されている。
図6は、図2の矢印Aで示す部分の概略拡大図である。
図6に示すように、瓶側ネジ111と支持部側ネジ62aが当接し、緩やかに螺合することで、哺乳瓶100は、瓶支持部62によって支持され、図2に示すように、哺乳瓶100が、瓶開口部110を下に向けた状態で、安定的に支持される。
したがって、哺乳瓶100を消毒装置1上に安定的に配置させるための特別な装置は必要ないので、哺乳瓶100の消毒を行う母親等にとって極めて使い易い構成となっている。
本実施の形態のように、消毒装置1が、加熱された水蒸気の熱で消毒する場合、使用中に哺乳瓶100が消毒装置1から外れてしまうことがないようにする必要がある。
そこで、本実施の形態では、母親等にも使い易く、且つ容易に哺乳瓶100が消毒装置1から外れない構成を採用している。
また、図6に示すように、瓶支持部62の例えば、基端側には、瓶支持部62の内側と外部との通気のための通気孔である例えば、支持部通気孔62cが複数個、形成されている。
このため、支持部通気孔62cから排出された蒸気や熱水等が、この壁部62cの内側で塞き止められ、外部に拡散されるのを未然に防止することができる。
すなわち、壁部62dは、支持部通気孔62cから排出された蒸気等によりやけど等を防止するものであり、支持部通気孔62cからの蒸気を壁部62dの壁面に当てることで、冷やされて水になり、その内側に水等の溜まり部62eを形成することができる構成となっている。
先ず、利用者、例えば、母親等は、乳児に人工乳を与える際に使用する哺乳瓶100から、人工乳首50,キャップ51及びフード52を取り外す。
そして、図1及び図2等の容器配置部60を部品配置部40から外し、図4に示す状態の部品配置部40内に、例えば、図2に示すように、人工乳首50,キャップ51及びフード52を組み合わせた状態で、図5の載置部33b上に載置する。
次いで、容器配置部60を再び部品配置部40上に装着し、哺乳瓶100を、その瓶開口部110側を下方向、すなわち、逆さまに、図2の容器配置部60の瓶支持部62の内側に置く。さらに、哺乳瓶100を螺合方向に回転させ、哺乳瓶100の瓶側ネジ111を瓶支持部62の支持部側ネジ62aと螺合させ、図2及び図6の状態とする。
すると、ヒータ31が駆動し、水収容部32内の水を加熱し、水蒸気を発生させる。発生した水蒸気は、そのまま上方に移動し、図5の基部30の水蒸気通過部33aを通過し、部品配置部40内の人工乳首50等を消毒しつつ、さらに上昇する。
その後、水蒸気は容器配置部60に達し、容器配置部60の煙突部61内を水蒸気案内面61aに沿って上昇し、煙突部61の上部開口から哺乳瓶100の底部112に向かって移動する(図2の矢印C)。
このように、水蒸気は哺乳瓶100内を澱みのない流れで移動する。
したがって、水蒸気が哺乳瓶100内部に過度に充満して、不測の事態が発生するのを未然に防止することができる。
また、従来は、哺乳瓶100自体が底部112と側部113とで閉塞された空間であることから、哺乳瓶100の底部112付近には、空気溜まり等が発生して、温度上昇に時間がかかっていたが、本実施の形態では、図2の矢印Cで示すように、水蒸気は煙突部61から哺乳瓶100の底部112に向かって移動するので、短時間、例えば、1分で、所望の温度、例えば、98℃に達する。
したがって、最も温度が上昇し難かった部分を僅か1分で消毒可能であるので、従来と比べ、消毒時間を大幅に短縮することができる。
また、本実施の形態では、図6に示すように、煙突部61の基端部側に瓶開口部111に向かって水蒸気を吐出させるための吐出口61bが複数、形成されている。
このため、煙突部61内を通過する水蒸気は、この吐出口61bから図6の哺乳瓶100の瓶開口部111に向かっても吐出されるので、特に消毒の必要性が高い哺乳瓶100の瓶開口部111をより多くの水蒸気で消毒することができる。
なお、煙突部61の高さは、哺乳瓶100の底部112に消毒に足りる温度の蒸気等が到達すれば足り、本実施の形態では、例えば、哺乳瓶100の瓶開口部110から底部112までの長さ(高さ)の半分以上としたが、これに限らず、消毒する哺乳瓶100の大きさや高さに応じて、煙突部61の長さを変更させることができる。また、煙突部を伸縮可能な形状としても良い。
また、瓶支持部62の径は、哺乳瓶100の瓶開口部110に合わせてさまざま用意してもよい。
また、本実施の形態では、瓶支持部62に、瓶側ネジ111と螺合可能な支持部側ネジ62aを形成して,哺乳瓶100を瓶支持部62に固定しているが、本発明はこれに限らず、ネジを形成する代わりに、柔らかいエラストマーなどで瓶支持部62を形成して、哺乳瓶100と瓶支持部62との間に一定の隙間を形成するように哺乳瓶100を保持する構成としてもよい。また、瓶支持部62の支持部通気孔62cは、要所要所に形成することができる。
さらに、瓶支持部62は、様々なサイズの哺乳瓶100に対応できるように、適宜変更することができ、その際、哺乳瓶100を支持しつつ蒸気が、際限なく漏れない構成としても構わない。
Claims (4)
- 加熱部と、
前記加熱部の加熱により消毒用媒体となる媒体を収容する媒体収容部と、
前記消毒用媒体を前記媒体収容部から排出する排出口と、
飲料を導入する開口部と、この開口部から導入された飲料を収容可能な底部及び側部から成る飲料収容部と、を備える飲料容器を支持する構成となっている飲料容器支持部と、
前記飲料容器の内側に配置され、前記排出口から排出された前記消毒用媒体を前記飲料容器の前記底部に案内する案内面を有する消毒用媒体案内部と、を有し、
前記飲料容器の開口部と前記飲料容器支持部には、それぞれ共に相互に螺合する開口部側ネジ部と支持部側ネジ部が形成され、これらが相互に螺合することで、前記飲料容器は前記飲料容器支持部に支持されると共に、これらの螺合が完了したときに、前記開口部側ネジ部と前記支持部側ネジ部の間に通気可能な隙間部が形成される構成となっていることを特徴とする消毒装置。 - 前記飲料容器支持部は、前記開口部を支持すると共に、前記飲料容器の自重が委ねられる構成となっていることを特徴とする請求項1に記載の消毒装置。
- 前記消毒用媒体案内部が、前記飲料容器の内側に配置されたとき、前記消毒用媒体案内部の外面と前記飲料収容部の内面との間には、空間部が形成され、
前記消毒用媒体案内部から排出された前記消毒用媒体は、前記底部に到達した後、前記空間部を進み、前記開口部へと導かれること特徴とする請求項1又は請求項2に記載の消毒装置。 - 前記消毒用媒体案内部が、前記飲料容器の内側に配置されたときに、前記飲料容器の前記開口部から前記底部までの方向において、前記飲料容器の長さの半分以上の長さを有することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の消毒装置。
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