JP6234496B2 - 音声出力装置、その接続方法、無線端末装置、その応答方法、音声出力システム、及びコンピュータが実行可能なプログラム - Google Patents

音声出力装置、その接続方法、無線端末装置、その応答方法、音声出力システム、及びコンピュータが実行可能なプログラム Download PDF

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本発明は、音声出力装置、その接続方法、無線端末装置、その応答方法、音声出力システム、及びコンピュータが実行可能なプログラムに関する。
例えば、Bluetooth(登録商標)では、親機と子機を接続するためには、親機と子機が互いに相手を登録する「ペアリング」という操作が必要で、親機の切り替えが面倒であった。近時、「マルチペアリング」という機能で複数の親機を登録でき、切り替えが簡単な機器が増えてきている。
しかしながら、例えば、マルチペアリング機能を備えたBluetooth(登録商標)スピーカ(子機)において、スマートフォン(親機)とタブレット(親機)がペアリングされている場合に、スマートフォンをBluetooth(登録商標)スピーカに接続して音声を出力している場合に、タブレットから音声出力したい場合には、以下の操作が必要となる。
まず、スマートフォンを操作して、Bluetooth(登録商標)スピーカとの接続をOFFに設定し、その後、タブレットからBluetooth(登録商標)スピーカとの接続をONにする必要があり、ユーザは、スマートフォンとタブレットの両方を操作する必要がある。この操作は、ユーザにとって面倒なものであり、ユーザの使い勝手が悪いという問題がある。
特開2014−147090
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、ペアリングされている無線端末装置の接続の切り替えを簡単に行うことが可能な音声出力装置、その接続方法、無線端末装置、その応答方法、音声出力システム、及びコンピュータが実行可能なプログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、複数の無線端末装置と所定の通信方式で無線通信可能に構成された音声出力装置であって、所定のユーザアクションを検出する検出手段と、前記検出手段で前記所定のユーザアクションが検出された場合に、超音波を出力する超音波出力手段と、ペアリングされている無線端末装置のうち、前記超音波を集音した無線端末装置から超音波を集音した旨の応答を受け取ると、当該超音波を集音した旨の応答を送信した無線端末装置と接続する接続切替手段と、接続されている無線端末装置から受信した音声信号を出力する音声出力手段と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明の好ましい態様によれば、前記接続切替手段は、前記超音波を集音した無線端末装置から超音波を集音した旨の応答を受け取ると、他の無線端末装置が接続されている場合には、当該他の無線端末装置との接続を切断した後に、当該超音波を集音した旨の応答を送信した無線端末装置に接続を切り替え、前記他の無線端末装置が接続されていない場合には、前記超音波を集音した旨の応答を送信した無線端末装置を接続することが望ましい。
また、本発明の好ましい態様によれば、さらに、ボタンを備え、前記所定のユーザアクションは、ユーザが前記ボタンを押下するアクションであることが望ましい。
また、本発明の好ましい態様によれば、前記所定のユーザアクションは、ユーザが無線端末装置を前記音声出力装置に近接させるアクションであることが望ましい。
また、本発明の好ましい態様によれば、前記接続切替手段は、複数の無線端末装置から超音波を集音した旨の応答を受け取った場合には、集音した超音波の音量レベルが一番高い無線端末装置又は最も近距離にある無線端末装置に接続を切り替えることが望ましい。
また、本発明の好ましい態様によれば、前記音声出力装置は、スピーカ装置又はヘッドホン装置であることが望ましい。
また、本発明の好ましい態様によれば、前記所定の通信方式は、Bluetooth(登録商標)であることが望ましい。
また、上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、複数の無線端末装置と所定の通信方式で無線通信可能に構成された音声出力装置の接続方法であって、所定のユーザアクションを検出する検出工程と、前記検出工程で前記所定のユーザアクションが検出された場合に、超音波を出力する超音波出力工程と、ペアリングされている無線端末装置のうち、前記超音波を集音した無線端末装置から超音波を集音した旨の応答を受け取ると、当該超音波を集音した旨の応答を送信した無線端末装置と接続する接続切替工程と、を含むことを特徴とする。
また、上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、複数の無線端末装置と所定の通信方式で無線通信可能に構成された音声出力装置に搭載されるプログラムであって、所定のユーザアクションを検出する検出工程と、前記検出工程で前記所定のユーザアクションが検出された場合に、超音波を出力する超音波出力工程と、ペアリングされている無線端末装置のうち、前記超音波を集音した無線端末装置から超音波を集音した旨の応答を受け取ると、当該超音波を集音した旨の応答を送信した無線端末装置と接続する接続切替工程と、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、音声出力装置に所定の通信方式で無線通信可能に構成された無線端末装置であって、前記音声出力装置から出力される超音波を集音するためのマイクと、前記マイクで前記超音波を集音した場合に、前記音声出力装置に応答を送信する応答手段と、前記音声出力装置に音声信号を送信して出力させる音声再生手段と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明の好ましい態様によれば、前記音声出力装置を検索した場合に、前記マイクをONすることが望ましい。
また、上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、音声出力装置に所定の通信方式で無線通信可能に構成された無線端末装置の応答方法であって、マイクで前記音声出力装置から出力される超音波を集音する工程と、前記マイクで前記超音波を集音した場合に、前記音声出力装置に応答を送信する応答工程と、を含むことを特徴とする。
また、上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、音声出力装置に所定の通信方式で無線通信可能に構成された無線端末装置に搭載されるプログラムであって、マイクで前記音声出力装置から出力される超音波を集音する工程と、前記マイクで前記超音波を集音した場合に、前記音声出力装置に応答を送信する応答工程と、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、所定の通信方式で互いに無線通信可能に構成されている、複数の無線端末装置と音声出力装置とを含む音声出力システムであって、前記音声出力装置は、所定のユーザアクションを検出した場合に、超音波を出力し、前記無線端末装置は、マイクで前記超音波を集音した場合に、前記超音波を集音した旨の応答を送信し、前記音声出力装置は、前記超音波を集音した旨の応答を受信した場合に、ペアリングされている無線端末装置のうち、前記超音波を集音した旨の応答を送信した無線端末装置と接続する、ことを特徴とする。
本発明によれば、ペアリングされている無線端末装置の接続の切り替えを簡単に行うことが可能になるという効果を奏する。
図1は、実施の形態に係る音声出力システムの概念図を示す図である。 図2は、音声出力装置が無線端末装置の接続を切り替える処理の一例を説明するためのフローチャートである。 図3−Aは、音声出力装置が無線端末装置の接続を切り替える処理の第1の例を説明するための説明図である。 図3−Bは、音声出力装置が無線端末装置の接続を切り替える処理の第1の例を説明するための説明図である。 図3−Cは、音声出力装置が無線端末装置の接続を切り替える処理の第1の例を説明するための説明図である。 図3−Dは、音声出力装置が無線端末装置の接続を切り替える処理の第1の例を説明するための説明図である。 図4は、音声出力装置が無線端末装置の接続を切り替える処理の第2の例を説明するための説明図である。 図5は、音声出力装置が無線端末装置の接続を切り替える処理の第3の例を説明するための説明図である。 図6は、実施例に係るスピーカ装置の概略の外観構成を示す斜視図である。 図7は、図5のスピーカ装置の概略のハードウェア構成例を示す図である。 図8は、本実施例に係るスマートフォンの外観を示す概略の斜視図である。 図9は、図8のスマートフォンの概略のハードウェア構成例を示す図である。 図10は、スピーカ用アプリの設定画面の一例を説明するための図である。 図11は、OSの設定画面の一例を説明するための図である。 図12は、スピーカ装置がスマートフォンに接続を切り替える処理を説明するためのフローチャートである。
以下、本発明に係る音声出力装置、その接続方法、無線端末装置、その応答方法、音声出力システム、及びコンピュータが実行可能なプログラムの実施の形態について説明する。本発明の構成要素は、本明細書の図面に一般的に示してあるが、様々な構成で広く多様に配置し設計してもよいことは容易に理解できる。従って、本発明の装置、方法、及びプログラムの実施の形態についての以下のより詳細な説明は、特許請求の範囲に示す本発明の範囲を限定するものではなく、単に本発明の選択した実施の形態の一例を示すものであって、本明細書の特許請求の範囲に示す本発明と矛盾無く装置、システム及び方法についての選択した実施の形態を単に示すものである。当業者は、特定の細目の1つ以上が無くても、又は他の方法、部品、材料でも本発明を実現できることが理解できる。
(実施の形態)
図1は、実施の形態に係る音声出力システムの概念図である。図1に示すように、音声出力システム1は、所定の無線通信方式を使用して互いに無線通信可能に構成されている、音声出力装置2と複数の無線端末装置3とで構築されている。以下では、所定の無線通信方式として、例えば、Bluetooth(登録商標) 4.0,4.1,4.2等を使用した場合を一例として説明する。以下の説明では、公知のBluetooth(登録商標)のプロトコルについてはその説明を省略する。
音声出力装置2は、例えば、スピーカ装置やイヤホン装置等である。以下の説明では、音声出力装置2として、スピーカ装置を適用した場合を一例として説明する。複数の無線端末装置3は、例えば、スマートフォン3A、タブレット3B、携帯電話端末3C、及びノートPC3D等の無線端末装置である。
本実施の形態の音声出力システム1では、簡単な所定のユーザアクションにより、マルチペアリング機能を備えた音声出力装置2側から簡単に無線端末装置3の接続の切り替えが可能となっている。ここで、接続とは、セッションを確立して1対1の通信が可能な状態になることをいう。
音声再生装置2は、Bluetooth(登録商標) 4.0,4.1,4.2等を使用して、他のBluetooth(登録商標)デバイスと無線通信可能に構成されており、かつ、マルチペアリング機能を備えている。マルチペアリング機能は、複数のBluetooth(登録商標)デバイスとのペアリングを記憶(登録)できる機能のことである。
音声再生装置2は、所定のユーザアクションを検出する検出手段21と、検出手段21が所定のユーザアクションを検出した場合に、超音波(例えば、2万Hz以上の周波数)を出力する超音波出力手段22と、ペアリングされている複数の無線端末装置3のうち、超音波を集音した無線端末装置3から超音波を集音した旨の応答を受け取ると、当該応答を送信した無線端末装置3に接続を切り替える接続切替手段23と、接続されている無線端末装置3から受信した音声信号をスピーカから外部出力する音声出力手段24と、を備えている。
複数の無線端末装置3は、それぞれ、Bluetooth(登録商標) 4.0,4.1,4.2等を使用して他のBluetooth(登録商標)デバイスと無線通信可能に構成されている。複数の無線端末装置3は、それぞれ、音声出力装置2から出力される超音波を集音するためのマイク31と、マイク31で超音波を集音した場合に、超音波を集音した旨の応答を送信する応答手段32と、音声出力装置2に音声信号を送信して外部出力させる音声再生手段33と、を備えている。
以下の説明では、音声出力装置2と複数の無線端末装置3がペアリングされていることを前提として説明する。ペアリングする方法は公知であるので詳細な説明は省略する。音声出力装置2は、マルチペアリング機能により、複数の無線端末装置3とのペアリングを記憶している。複数の無線端末装置3は、それぞれ音声出力装置2とのペアリングを記憶している。
図2は、音声出力装置2が無線端末装置3の接続を切り替える処理の一例を説明するためのフローチャートである。図2において、まず、音声出力装置2では、検出手段21がユーザの所定のアクションを検出した場合に(ステップT1の「Yes」)、超音波出力手段22は、超音波を出力する(ステップT2)。
無線端末装置3では、マイク31で、超音波を集音すると(ステップS1の「yes」)、応答手段32は、超音波を集音した旨の応答を送信する(ステップS2)。この応答は、検索されている全てのBluetooth(登録商標)デバイスにマルチキャスト送信される。なお、超音波出力手段22は、音声出力装置2の識別情報を含む超音波のビーコンを送信し、応答手段32は、応答の宛先を音声出力装置2とするユニキャスト送信することにしてもよい。音声出力装置2では、無線端末装置3から超音波を集音した旨の応答を受信すると(ステップT3の「Yes」)、接続切替手段23は、マルチペアリングで登録されている複数の無線端末装置3のうち、応答を送信した無線端末装置3に接続を切り替える(ステップT4)。
例えば、接続切替手段23は、他の無線端末装置3が接続されている場合は、当該他の無線端末装置3の接続を切断して、応答を送信した無線端末装置3に接続を切り替える。他方、接続切替手段23は、接続されている無線端末装置3がない場合は、応答を送信した無線端末装置3を接続する。
これにより、応答を送信した無線端末装置3は、音声再生手段33から音声信号を音声出力装置2に送信して、音声出力装置2の音声出力手段24から音声を出力することが可能となる。
なお、音声出力装置2にボタン25を設け、所定のユーザアクションをユーザがボタン25を押下するアクションとして、検出手段21がボタン25の押下を検出する構成としてもよい。
図3−A〜図3−Dは、音声出力装置2が無線端末装置3の接続を切り替える処理の第1の例を説明するための説明図である。図3−Aに示すように、タブレット3Bが音声出力装置2に接続されており、その音声再生手段33から音声出力装置2に音声を出力させている状態とする。
ここで、ユーザがスマートフォン3Aにより音声出力装置2から音声を出力したい場合は、図3−Bに示すように、ユーザは音声出力装置2のボタン25を押す。音声出力装置2では、検出手段21がボタン25の押下を検出すると、超音波出力手段22は超音波を出力する。この場合、ユーザは、超音波を集音し易いようにスマートフォン3Aを音声出力装置2に近づける。
図3(C)に示すように、スマートフォン3Aは、マイク31で超音波を集音すると、応答手段32は、超音波を集音した旨の応答を送信する。そして、図3(D)に示すように、音声出力装置2は、スマートフォン3Aから超音波を集音した旨の応答を受信すると、接続切替手段23は、タブレット3Bとの接続を切断して、スマートフォン3Aと接続する。これにより、無線端末装置(スマートフォン)3Aからの音声出力は停止し、タブレット3Aの音声再生手段33から音声出力装置2への音声の出力が可能となる。
なお、無線端末装置3が送信する、超音波を集音した旨の応答には、集音した超音波の音量レベルが含まれてもよい。音声出力装置2の接続切替手段23は、複数の無線端末装置3から超音波を集音した旨の応答を受け取った場合には、音量レベルが一番高い無線端末装置3に接続を切り替えることにしてもよい。
図4は、音声出力装置2が無線端末装置3の接続を切り替える処理の第2の例を説明するための説明図である。図4(A)に示すように、ユーザがボタン25を押下して、音声再生装置2が超音波を出力した場合に、スマートフォン3Aとタブレット3Bが、各マイク31で超音波を集音した場合は、各応答手段32は、集音した超音波の音量レベルを含む、超音波を集音した旨の応答を送信する。
図4(B)に示すように、音声出力装置2では、スマートフォン3Aで集音した音量レベルがタブレット3Bで集音した音量レベルよりも高い場合は、接続切替手段23は、タブレット3Bとの接続を切断して、スマートフォン3Aと接続する。これにより、タブレット3Bからの音声出力は停止し、タブレット3Bの音声再生手段33から音声出力装置2への音声の出力が可能となる。
他方、接続切替手段23は、タブレット3Bでの集音した音量レベルがスマートフォン3Aで集音した音量レベルよりも高い場合は、タブレット2Bの接続を維持する。
音声出力装置2に近い方が、集音する超音波の音量レベルが高くなるので、接続したい無線端末装置3を音声出力装置2により近づけることで、所望の無線端末装置3に接続を切り替えることができる。
また、音声出力装置2の接続切替手段23は、超音波を集音した旨の応答があった無線端末装置3のうち、音声出力装置2に対して最も近い位置にある無線端末装置3に接続を切り替えてもよい。例えば、音声出力装置2と無線端末装置3の距離は、Bluetooth(登録商標)の電波強度から推測してもよい。例えば、音声出力装置2の接続切替手段23は、超音波を集音した旨の応答があった無線端末装置3のうちBluetooth(登録商標)の電波強度が最も高い無線端末装置3が最も近い位置にある無線端末装置3であると判断してもよい。
また、上述の所定のユーザアクションは、ユーザ又は無線端末装置3が音声出力装置2へ近接するというアクションとしてもよい。例えば、音声出力装置2では、検出手段21が、無線端末装置3のBluetooth(登録商標)の電波強度から無線端末装置3との距離を推測して、音声出力装置2からの距離が所定距離範囲R内に入ったことを検出した場合に、超音波出力手段22は超音波を出力してもよい。
図5は、音声出力装置2が無線端末装置3の接続を切り替える処理の第3の例を説明するための説明図である。図5において、ユーザが、例えばスマートフォン3Aを音声出力装置2からの距離が所定距離範囲R内となる位置まで近づけると、検出手段21は、スマートフォン3Aの近接を検出し、超音波出力手段22は超音波を出力する。
なお、音声出力装置2は、検出手段21として近接センサを使用し、ユーザや無線端末装置3の近接を検出してもよい。この場合、近接センサでユーザや無線端末装置3の近接を検出した場合に、超音波出力手段22は超音波を出力してもよい。これにより、ユーザは音声出力装置2に近づくことで、その無線端末装置3に接続を切り替えることが可能となる。
以上のように構成される音声出力装置2において、検出手段21、超音波出力手段22、接続切替手段23、及び音声出力手段24は、例えば、ハードウェアやソフトウェア(OS、API、サービス、ユーティリティ、ライブラリ、ドライバ、及びアプリケーション等のプログラム)のモジュール、又は、その組み合わせで構成することができる。また、コンピュータがプログラムを実行することにより、検出手段21、超音波出力手段22、接続切替手段23、及び音声出力手段24の機能を実現することにしてもよい。
また、以上のように構成される無線端末装置3において、応答手段32及び音声再生手段33は、例えば、ハードウェアやソフトウェア(OS、API、サービス、ユーティリティ、ライブラリ、ドライバ、及びアプリケーション等のプログラム)のモジュール、又は、その組み合わせで構成することができる。また、コンピュータがプログラムを実行することにより、応答手段32及び音声再生手段33の機能を実現することにしてもよい。
以上説明したように、本実施の形態の音声出力装置2によれば、所定のユーザアクションを検出する検出手段21と、検出手段21が所定のユーザアクションを検出した場合に、超音波を出力する超音波出力手段22と、ペアリングされている複数の無線端末装置のうち、超音波を集音した無線端末装置3から超音波を集音した旨の応答を受け取ると、当該無線端末装置3に接続を切り替える接続切替手段23と、接続されている無線端末装置3から受信した音声信号を出力する音声出力手段24と、を備えているので、ユーザが所定のユーザアクションを行うだけで、マルチペアリング機能を備えた音声出力装置と無線端末装置との接続の切り替えを簡単に行うことが可能となる。付言すると、人間の耳に聞こえない超音波を出力して接続を切り替える構成であるので、ユーザに不快な思いをさせずに、切り替えを行うことができる。また、無線端末装置がNFCを搭載していなくても簡単に接続を切り替えることができる。
また、所定のユーザアクションは、ユーザがボタンを押下するアクションであることとしたので、ユーザがボタンを押すだけで、マルチペアリング機能を備えた音声出力装置と無線端末装置との接続の切り替えを簡単に行うことが可能となる。
また、所定のユーザアクションは、ユーザが無線端末装置を音声出力装置に近接させるアクションであることとしたので、ユーザが無線端末装置を音声出力装置に近接させるだけで、マルチペアリング機能を備えた音声出力装置と無線端末装置との接続の切り替えを簡単に行うことが可能となる。
また、接続切替手段23は、複数の無線端末装置3から超音波を集音した旨の応答を受け取った場合には、集音した超音波の音量レベルが一番高い無線端末装置3又は最も近距離にある無線端末装置3に接続を切り替えることとしたので、無線端末装置3の接続の切り替えを簡単な構成で行うことが可能となる。
また、本実施の形態による無線端末装置によれば、音声出力装置2から出力される超音波を集音するためのマイク31と、マイク31で超音波を集音した場合に、音声出力装置2に応答を送信する応答手段32と、音声出力装置2に音声を送信して出力させる再生手段33と、を備えているので、簡単な構成の無線端末装置を使用して、マルチペアリング機能を備えた音声出力装置と無線端末装置との接続の切り替えを簡単に行うことが可能となる。
(実施例)
次に、上記実施の形態に係る音声出力装置2及び無線端末装置3をスピーカ装置及びスマートフォンに適用した場合の一実施例を説明する。
図6は、実施例に係るスピーカ装置の概略の外観構成を示す斜視図である。図6に示すように、スピーカ装置50は、略四角柱形状を呈する筐体51を備えている。筐体51の内部には、各種電子部品やバッテリ等が搭載されている。筐体51の正面51aにはスピーカ52が配置されている。また、筐体51の上面51bには、電源ボタン53a、音量を調整するためのプラスボタン53b及びマイナスボタン53c、並びに超音波の出力を指示するためのボタン53d等を含む操作部53と、超音波発信部54とが配置されている。
図7は、図6のスピーカ装置50の概略のハードウェア構成例を示す図である。図7に示すように、スピーカ装置50は、コントローラ55と、Bluetooth(登録商標)通信部56と、操作部53と、信号処理部57と、アンプ58と、スピーカ52と、及び超音波発信部54等を備えている。
コントローラ55は、プロセッサとプロセッサを動作させるためのプログラムを格納した記録媒体等を備えたマイコン等で構成されている。コントローラ55は、スピーカ装置50の全体の制御を司り、操作部53から入力される操作信号やBluetooth(登録商標)通信部56を介して入力されるコントロール信号に基づいて、各部の動作を制御する。例えば、コントローラ50は、信号処理部51における信号処理、アンプ52の音量の調整、超音波発信部54による超音波の出力の制御、及びBluetooth(登録商標)通信部56の制御などを行う。
信号処理部57は、コントローラ55から入力される音声信号に対して、コントローラ55の制御に従って音質の調整等の各種の信号処理を行う。アンプ58は、信号処理部57から入力される音声信号に対して、コントローラ55から入力されるボリューム値に応じた増幅率で増幅することにより音量調整し、音量調整後の音声信号をスピーカ52に出力する。スピーカ52は、アンプ58から入力される音声信号を外部に出力する。
Bluetooth(登録商標)通信部56は、コントローラ55の制御に従い、Bluetooth(登録商標)方式の無線通信を他のBluetooth(登録商標)デバイスと行うためのデバイスであり、例えば、Bluetooth(登録商標)デバイスの検索、(マルチ)ペアリングの設定、及び接続等を行う。
超音波発信部54は、ボタン53dが押下された場合に、コントローラ55の指示に従って、超音波(例えば、2万Hz以上の周波数)を外部に発信する。
図8は、本実施例に係るスマートフォンの外観を示す概略の斜視図である。図8に示すように、スマートフォン60は、略六面体形状の筐体62を備えている。筐体62の表面のうち一方側の面を正面62A、正面62Aに対向する他方側の面を背面、筐体62の表面のうち正面62Aと背面に挟まれた面を側面62Bとする。スマートフォン60は、筐体62の正面62Aに、タッチパネル63A及び各種アイコンや画像が表示される表示部63Bで構成されるタッチ表示部63と、レシーバ67が配置されている。筐体62の手前側の側面62Bに、マイク65と、内蔵スピーカ66とが配置されている。また、右側の側面62Bに、不図示の電源ボタンやボリューム調整ボタン等の操作部が配置されている。
タッチ表示部63は、アイコン、文字、図形、画像等の情報を表示するとともに、指、スタイラス、ペン等(以下、「指示体」と称する)を用いてタッチパネル63Aに対して行われる各種操作を検出する。タッチパネル63Aが各種操作を検出する方式は、静電容量式、感圧式等の方式を採用することができる。
図9は、図8のスマートフォン60の概略の構成を示すブロック図である。図9に示すように、スマートフォン60は、制御部70と、メモリ71と、記憶部72と、Bluetooth(登録商標)通信部75と、通信部76と、電源部74と、タッチ表示部63(タッチパネル63A、表示部63B)と、操作部73と、マイク65と、内蔵スピーカ66等を備えている。
タッチ表示部63は、表示部63Bと、表示部63Bに重畳されたタッチパネル63Aとを有する。タッチパネル63Aは、指やペン等の指示体を用いてタッチパネル63Aに対して行われた各種操作を、操作が行われた場所のタッチパネル63A上での位置とともに検出し、制御部70に通知する。タッチパネル63Aによって検出される操作には、タッチ操作、スライド操作、及びピッチ操作が含まれる。表示部63Bは、例えば、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)や、有機EL(Organic Electro−Luminescence)パネルなどで構成され、文字や図形等を表示する。
操作部73は、電源ボタンやボリューム調整ボタン等を通じて利用者の操作を受け付け、受け付けた操作に対応する指示信号を制御部70へ送信する。
電源部74は、制御部70の制御に従って、蓄電池又はACアダプタから得られる電力を、制御部70を含むスマートフォン60の各部へ供給する。
通信部76は、例えば、3G/4GLTE方式で、基地局によって割り当てられるチャネルを介し、基地局との間で無線信号回線を確立し、基地局との間で電話通信及び情報通信を行う。Bluetooth(登録商標)通信部75は、Bluetooth(登録商標)方式でBluetooth(登録商標)デバイスと近距離無線通信を行う。内蔵スピーカ66は、制御部70から送信される音声信号を音声として出力する。マイク65は、利用者の音声や超音波等を集音して制御部70へ出力する。
メモリ71は、例えば、RAMやDRAM等で構成されており、制御部70によって実行されるプログラム、制御部70が参照するデータ、制御部70の演算結果等が一時的に記憶されるワークエリアとして使用される。
記憶部72は、例えば、不揮発性メモリ(例えば、EEPROM、SSD)や磁気記憶装置であり、制御部70での処理に利用されるプログラムやデータを保存する。記憶部72に記憶されるプログラムには、Bluetooth(登録商標)通信を含むスマートフォンの基本的な機能を実現するためのOS72a(例えば、iOS、Android、Windows(登録商標))、デバイスをハードウェア制御するためのドライバ72b、スピーカ装置50との接続を補助するためのスピーカ用アプリ72c、音声ファイルを再生させるための音声再生アプリ72d、並びに、電話機能を実現するための電話アプリ、電子メール機能を実現するためのメールアプリ、WEBブラウジング機能を実現するためのブラウザアプリ、ファイル閲覧用アプリ、及びワープロアプリ等の他のアプリ72e、及び各種データ等が含まれる。各種アプリとデバイス間の通信にはOS72aが介在する。
制御部70は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、マイクロプロセッサ、DSP等であり、スマートフォン60の動作を統括的に制御して各種の機能(モード)を実現する。具体的には、制御部70は、記憶部72に記憶されているデータやメモリ71に展開したデータを必要に応じて参照しつつ、記憶部72に記憶されているプログラムに含まれる命令を実行して、タッチ表示部63、Bluetooth(登録商標)通信部75,通信部76等を制御することによって各種機能(モード)を実現する。なお、制御部70が実行するプログラムや参照するデータは、通信部73による通信でサーバ装置からダウンロードしたり、アップデートしてもよい。
スピーカ用アプリ72cは、その設定画面でスピーカ装置50と簡単に接続するための設定が可能となっている。図10は、スピーカ用アプリ72cの設定画面の一例を説明するための図である。
図10において、スピーカ装置50の電源を入れて、設定画面101上で、ユーザがスピーカ装置50の検索実行201を選択すると、Bluetooth(登録商標)通信部75を介して、スピーカ装置50が検索される。
次に、設定画面102上で、ユーザがスピーカ装置50とのペアリング実行202を選択すると、スピーカ装置50とのペアリングが行われる。つづいて、設定画面103上で、ボタン203で、スピーカ装置50と簡単に接続するための簡易接続モードの実行/非実行を設定可能となっている。
スピーカ用アプリ72cは、簡易接続モードでは、Bluetooth(登録商標)通信部75を介してスピーカ装置50を検索した場合には、マイク65をONとし、スピーカ装置50のボタン53dが押下されスピーカ装置50から出力される超音波をマイク65で集音した場合には、超音波を集音した旨の応答をBluetooth(登録商標)通信部75を介して送信する。スピーカ装置50は、超音波を集音した旨の応答を受信すると、スマートフォン60に接続を切り替える。
また、スピーカ装置50とのペアリングの設定や接続及び接続の解除を、OS72aの設定画面でも行うことが可能となっている。図11は、OS72aの設定画面の一例を示す図である。図11に示す設定画面110上で、Bluetooth(登録商標)をONに設定すると、スピーカ装置50と接続することができ、OFFに設定すると接続を解除することができる。また、スピーカ装置50側から接続および接続の解除がなされた場合には、OS72aの設定画面にその内容が反映される。
例えば、スピーカ用アプリ72cがインストールされていない場合やスピーカ用アプリ72cの簡易接続モードの実行が選択されていない場合には、OS72aの設定画面からスピーカ装置50との接続/解除を行うことができる。
図12は、スピーカ装置50がスマートフォン60に接続を切り替える処理を説明するためのフローチャートである。図12において、まず、スマートフォン60では、スピーカ用アプリ72cは、簡易接続モードが設定されている場合は(ステップS11の「Yes」)、スピーカ装置50が検索されると(ステップS12の「Yes」)、マイク65をONとする(ステップS13)。
スマートフォン60のユーザは、スマートフォン60に接続を切り替えたい場合は、スピーカ装置50のボタン53dを押下する。ステレオ装置50では、ボタン53dが押下されると(ステップT11の「Yes」)、コントローラ55は、超音波発信部54から超音波を発信させる(ステップT12)。
スピーカ用アプリ72cは、マイク65で、超音波を集音すると(ステップS14の「Yes」)、Bluetooth(登録商標)通信部75を介して、超音波を集音した旨の応答を送信する(ステップS15)。
スピーカ装置50では、コントローラ55は、Bluetooth(登録商標)通信部56を介して超音波を集音した旨の応答を受信すると(ステップT13の「Yes」)、マルチペアリングで登録されている無線端末装置のうち、応答を送信したスマートフォン60に接続を切り替える(ステップT14)。
例えば、コントローラ55は、他の無線端末装置が接続されている場合は、当該他の無線端末装置の接続を切断して、応答を送信したスマートフォン60に接続を切り替える。他方、コントローラ55は、他の無線端末装置が接続されていない場合は、応答を送信したスマートフォン60を接続する。これにより、スマートフォン60の音声再生アプリ72dによりスピーカ装置50から音声を出力することができる。
また、例えば、スピーカ装置50に、スピーカ用アプリ72cが搭載されていない他の無線端末装置が接続された状態で音楽を出力している場合に、スピーカ用アプリ72cが搭載されているスマートフォン60(簡易接続モードがONの場合)に接続を切り替えたい場合は、ユーザは、スピーカ50の押しボタン53dを押すことで、スマートフォン60を簡単に接続することができる。
他方、スピーカ装置50に、スマートフォン60が接続された状態で音楽を出力している場合に、スピーカ用アプリ72cが搭載されていない他の無線端末装置に接続を切り替えたい場合は、接続を簡易に切り替えることはできない。具体的には、ユーザは、まず、スマートフォン60のOS72aの設定画面でBluetooth(登録商標)をOFFに設定してスピーカ装置50との接続を切断し、次に、当該他の無線端末装置のOSの設定画面でBluetooth(登録商標)をONに設定してスピーカ装置50と接続する必要がある。
1 音声出力システム
2 音声出力装置
3 無線端末装置
3A スマートフォン
3B タブレット
3C 携帯電話端末
3D ノートPC
21 検出手段
22 超音波出力手段
23 接続切替手段
24 音声出力手段
31 マイク
32 応答手段
33 音声再生手段
50 スピーカ装置
51 筐体
52 スピーカ
53 操作部
53d ボタン
54 超音波発信部
55 コントローラ
56 Bluetooth(登録商標)通信部
57 信号処理部
58 アンプ
60 スマートフォン
62 筐体
63 タッチ表示部
63A タッチパネル
63B 表示部
70 制御部
71 メモリ
72 記憶部
72a OS
72c スピーカ用アプリ
72d 音声再生アプリ
73 操作部
74 電源部
75 Bluetooth(登録商標)通信部
76 通信部

Claims (12)

  1. 複数の無線端末装置と所定の通信方式で無線通信可能に構成された音声出力装置であって、
    所定のユーザアクションを検出する検出手段と、
    前記検出手段で前記所定のユーザアクションが検出された場合に、超音波を出力する超音波出力手段と、
    ペアリングされている無線端末装置のうち、前記超音波を集音した無線端末装置から超音波を集音した旨の応答を受け取ると、当該超音波を集音した旨の応答を送信した無線端末装置と接続する接続切替手段と、
    接続されている無線端末装置から受信した音声信号を出力する音声出力手段と、
    を備え、
    前記接続切替手段は、複数の無線端末装置から超音波を集音した旨の応答を受け取った場合には、集音した前記超音波の音量レベルが一番高い無線端末装置又は最も近距離にある無線端末装置に接続を切り替えることを特徴とする音声出力装置。
  2. 前記接続切替手段は、前記超音波を集音した無線端末装置から超音波を集音した旨の応答を受け取ると、他の無線端末装置が接続されている場合には、当該他の無線端末装置との接続を切断した後に、当該超音波を集音した旨の応答を送信した無線端末装置に接続を切り替え、前記他の無線端末装置が接続されていない場合には、前記超音波を集音した旨の応答を送信した無線端末装置を接続することを特徴とする請求項1に記載の音声出力装置。
  3. さらに、ボタンを備え、
    前記所定のユーザアクションは、ユーザが前記ボタンを押下するアクションであることを特徴とする請求項1又は2に記載の音声出力装置。
  4. 前記所定のユーザアクションは、ユーザが無線端末装置を前記音声出力装置に近接させるアクションであることを特徴とする請求項1又は2に記載の音声出力装置。
  5. 前記音声出力装置は、スピーカ装置又はヘッドホン装置であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の音声出力装置。
  6. 前記所定の通信方式は、Bluetooth(登録商標)であることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1つに記載の音声出力装置。
  7. 複数の無線端末装置と所定の通信方式で無線通信可能に構成された音声出力装置の接続方法であって、
    所定のユーザアクションを検出する検出工程と、
    前記検出工程で前記所定のユーザアクションが検出された場合に、超音波を出力する超音波出力工程と、
    ペアリングされている無線端末装置のうち、前記超音波を集音した無線端末装置から超音波を集音した旨の応答を受け取ると、当該超音波を集音した旨の応答を送信した無線端末装置と接続する接続切替工程と、
    を含み、
    前記接続切替工程では、複数の無線端末装置から超音波を集音した旨の応答を受け取った場合には、集音した前記超音波の音量レベルが一番高い無線端末装置又は最も近距離にある無線端末装置に接続を切り替えることを特徴とする音声出力装置の接続方法。
  8. 複数の無線端末装置と所定の通信方式で無線通信可能に構成された音声出力装置に搭載されるプログラムであって、
    所定のユーザアクションを検出する検出工程と、
    前記検出工程で前記所定のユーザアクションが検出された場合に、超音波を出力する超音波出力工程と、
    ペアリングされている無線端末装置のうち、前記超音波を集音した無線端末装置から超音波を集音した旨の応答を受け取ると、当該超音波を集音した旨の応答を送信した無線端末装置と接続する接続切替工程と、
    をコンピュータに実行させ、
    前記接続切替工程では、複数の無線端末装置から超音波を集音した旨の応答を受け取った場合には、集音した前記超音波の音量レベルが一番高い無線端末装置又は最も近距離にある無線端末装置に接続を切り替えることを特徴とするコンピュータが実行可能なプログラム。
  9. 音声出力装置に所定の通信方式で無線通信可能に構成された無線端末装置であって、
    前記音声出力装置から出力される超音波を集音するためのマイクと、
    前記マイクで前記超音波を集音した場合に、集音した前記超音波の音量レベルを含む、前記超音波を集音した旨の応答を、前記音声出力装置に送信する応答手段と、
    前記音声出力装置に音声信号を送信して出力させる音声再生手段と、
    を備え
    前記音声出力装置を検索した場合に、前記マイクをONすることを特徴とする無線端末装置。
  10. 音声出力装置に所定の通信方式で無線通信可能に構成された無線端末装置の応答方法であって、
    マイクで前記音声出力装置から出力される超音波を集音する工程と、
    前記マイクで前記超音波を集音した場合に、集音した前記超音波の音量レベルを含む、前記超音波を集音した旨の応答を、前記音声出力装置に送信する応答工程と、
    を含み、
    前記音声出力装置を検索した場合に、前記マイクをONすることを特徴とする無線端末装置の応答方法。
  11. 音声出力装置に所定の通信方式で無線通信可能に構成された無線端末装置に搭載されるプログラムであって、
    マイクで前記音声出力装置から出力される超音波を集音する工程と、
    前記マイクで前記超音波を集音した場合に、集音した前記超音波の音量レベルを含む、前記超音波を集音した旨の応答を、前記音声出力装置に送信する応答工程と、
    をコンピュータに実行させ
    さらに、前記コンピュータに、前記音声出力装置を検索した場合に、前記マイクをONにする工程を実行させることを特徴とするコンピュータが実行可能なプログラム。
  12. 所定の通信方式で互いに無線通信可能に構成されている、複数の無線端末装置と音声出力装置とを含む音声出力システムであって、
    前記音声出力装置は、所定のユーザアクションを検出した場合に、超音波を出力し、
    前記無線端末装置は、マイクで前記超音波を集音した場合に、前記超音波を集音した旨の応答を送信し、
    前記音声出力装置は、
    前記超音波を集音した旨の応答を受信した場合に、ペアリングされている無線端末装置のうち、前記超音波を集音した旨の応答を送信した無線端末装置と接続し、
    複数の無線端末装置から超音波を集音した旨の応答を受け取った場合には、集音した前記超音波の音量レベルが一番高い無線端末装置又は最も近距離にある無線端末装置に接続を切り替えることを特徴とする音声出力システム。
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