JP6233007B2 - 車載用電子機器、制御方法、およびプログラム - Google Patents

車載用電子機器、制御方法、およびプログラム Download PDF

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本発明は、車載用電子機器、制御方法、およびプログラムに関する。
携帯電話および携帯型音楽プレーヤーなどの外部機器と接続し、外部機器と連携して各種機能を提供するナビゲーション装置が知られている。例えば特許文献1では、複数の携帯電話機にそれぞれ記憶されている電話帳データを統合(マージ)した統合電話帳を記憶する技術が開示されている。
特開2013−243532号公報
しかしながら、特許文献1のような技術では、例えば異なる利用者が所持する携帯電話から読み出した電話帳データが統合されて表示されると、個人情報の保護の観点から問題となる場合がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、利用するデータの保護を強化することができる車載用電子機器、制御方法、およびプログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、接続された複数の携帯電話それぞれから読み出された複数の電話帳データを記憶する記憶部と、複数の前記携帯電話のうち1の携帯電話の選択を受け付ける受付部と、選択された前記携帯電話の動作が、選択された前記携帯電話以外の携帯電話の電話帳データと前記電話帳データを統合する予め定められた条件を満たすか否かを判定する判定部と、前記条件が満たされた場合、選択された前記携帯電話の前記電話帳データとともに、選択された前記携帯電話以外の携帯電話の電話帳データを前記記憶部から読み出し、読み出した前記電話帳データを統合する統合部と、選択された前記携帯電話の前記電話帳データを前記記憶部から読み出し、統合された前記電話帳データを表示部に表示させる表示制御部と、を備える。
本発明にかかる車載用電子機器、制御方法、およびプログラムは、利用するデータの保護を強化することができるという効果を奏する。
図1は、車載用電子機器の一例であるナビゲーション装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 図2は、車載用電子機器の一例であるナビゲーション装置の機能構成の機能ブロック図である。 図3は、電話帳データの例を示す図である。 図4は、電話帳表示処理の一例を示すフローチャートである。 図5は、電話帳表示処理の一例を示すフローチャートである。 図6は、統合した電話帳データの一例を示す図である。 図7は、変形例1のソート情報作成処理を示すフローチャートである。 図8は、統合処理の変形例を示すフローチャートである。
以下に、本発明にかかる車載用電子機器、制御方法、およびプログラムの実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。
本実施形態の車載用電子機器は、例えば複数の携帯電話が接続され、各携帯電話から電話帳データが取得された場合であっても、選択された携帯電話の電話帳データのみを表示する。これにより、選択されない携帯電話の電話帳データが表示されることを回避し、電話帳データの保護を強化することができる。
図1は、本実施形態の車載用電子機器の一例であるナビゲーション装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。図1に示すように、ナビゲーション装置100は、携帯端末200a、200bと接続される。携帯端末200a、200bは、携帯電話および携帯型音楽プレーヤーなどの、ナビゲーション装置100と接続して利用可能な外部機器である。ナビゲーション装置100は車載用の電子機器で携帯電話と接続され、ハンズフリー機能を実現できる機器であれば、ナビゲーション機能がないカーオーディオやカーディスプレイなど、どのような機器であってもよい。携帯電話は、電話機能を備える機器であれば、スマートフォン、および、タブレット型の機器など、どのような機器であってもよい。携帯端末200a、200bは、特に区別する必要がない場合は単に携帯端末200という。携帯端末200の個数は2に限られるものではない。
本実施形態では、複数の携帯端末200の電話帳データの処理を説明するため、少なくとも電話機能を備え、それぞれ電話帳データを記憶する携帯端末200a、200bが、ナビゲーション装置100に接続されるものとする。電話帳データは、例えば、名称(電話を所有する個人の氏名、団体の名称など)および電話番号を対応づけたデータである。
ナビゲーション装置100は、利用者(運転者)の車両に搭載され、利用者に対する経路を案内(ナビゲーション)する機能を備える。例えば、ナビゲーション装置100は、自車位置を地図画像に重畳して表示する機能、および、利用者が目的地を容易に選択できるように目的地の候補をより分かり易く表示する機能などを備える。
また、ナビゲーション装置100は、接続された携帯端末200を制御する機能を備える。例えば、ナビゲーション装置100は、電話機能を備える携帯端末200を用いたハンズフリー通話機能を備えている。携帯端末200が携帯型音楽プレーヤーの場合は、ナビゲーション装置100が、接続された携帯端末200に記憶された楽曲データを読み出して再生出力する機能を備えていてもよい。
ナビゲーション装置100は、GPS(Global Positioning System)ユニット121と、車速センサ122と、記憶部125と、演算処理部126と、通信部127と、操作部128と、表示部129と、を備える。
GPSユニット121は、複数のGPS衛星から送られる信号を受信し、自車位置(自車の現在位置)を計測する。GPSユニット121は、計測した自車位置を示す位置情報を演算処理部126に供給する。
車速センサ122は、例えば、変速機の出力軸や従動輪の回転に応じたパルス信号を計測して、車両の速度を検出する。車速センサ122は、検出した速度の情報を演算処理部126に供給する。
記憶部125は、地図情報(道路情報)や各種の画像などの、表示や経路探索に必要な情報を記憶する。記憶部125は、演算処理部126からの要求に応じて、必要な情報を読み出して演算処理部126に供給する。
なお、記憶部125は、HDD(Hard Disk Drive)、光ディスク、メモリカード、RAM(Random Access Memory)などの一般的に利用されているあらゆる記憶媒体により構成することができる。
演算処理部126は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、および、内蔵タイマ等から構成される。演算処理部126は、例えばROMに記憶されたプログラムをCPUが実行することにより、ナビゲーション装置100全体を制御する。
通信部127は、携帯端末200との間で、所定規格のコネクタ(ケーブル)を通じて、通信に必要な情報を送受信する。なお、ナビゲーション装置100と携帯端末200とが無線通信規格にて接続されている場合には、通信部127は、その無線通信規格に沿って、携帯端末200との間で、通信に必要な情報を送受信する。
通信規格としては、Bluetooth(登録商標)、USB(Universal Serial Bus)、および、HDMI(High-Definition Multimedia Interface)(登録商標)などの、従来から用いられているあらゆる規格を適用できる。
操作部128は、例えば、表示部129の前面に配置されたタッチパネル等からなり、利用者からの操作内容(指示入力等)を受け付ける。なお、操作部128は、赤外線リモコン等であってもよい。
表示部129は、例えば、液晶ディスプレイ等からなり、地図画像(道路画像)等を表示する。
次に、ナビゲーション装置100の機能構成について説明する。図2は、ナビゲーション装置100の機能構成の一例を示す機能ブロック図である。図2に示すように、ナビゲーション装置100は、記憶制御部101と、受付部102と、判定部103と、統合部104と、表示制御部105と、第1記憶部111と、第2記憶部112と、を備える。
第1記憶部111は、接続された携帯端末200から読み出されたデータ(電話帳データなど)を記憶する記憶部である。第1記憶部111は、例えばRAMなどの一時的にデータを記憶する記憶媒体により構成してもよい。第2記憶部112は、電話帳データの統合に用いるための記憶部である。
なお、第1記憶部111および第2記憶部112を物理的に別の記憶媒体で構成してもよいし、同じ記憶媒体の異なる領域をそれぞれ第1記憶部111および第2記憶部112に割り当てるように構成してもよい。図1の例では、記憶部125および演算処理部126内のRAMなどが、第1記憶部111および第2記憶部112に対応しうる。
記憶制御部101は、第1記憶部111および第2記憶部112に対する各種情報の書き込み、および、第1記憶部111および第2記憶部112からの各種情報の読み出しを制御する。例えば、記憶制御部101は、携帯端末200の接続が検知されたときに、接続された携帯端末200が記憶する電話帳データを読み出し、読み出した電話帳データを第1記憶部111に記憶する。複数の携帯端末200が接続されうるため、記憶制御部101は、携帯端末200を識別する識別情報と対応づけて各電話帳データを記憶してもよい。
図3は、第1記憶部111に記憶された電話帳データの例を示す図である。図3では、携帯端末200の識別情報と、名称および電話番号を含む電話帳データとが対応づけられて記憶される例が示されている。複数の携帯端末200の電話帳データが一致する場合もある(例えば、図3の「名称AB3、電話番号NAB3」)。また、複数の携帯端末200の電話帳データに含まれる一部の情報が一致する場合もある(例えば、図3の「名称AB4」)。
受付部102は、ナビゲーション装置100に対する各種情報および各種指示を受け付ける。例えば受付部102は、接続された複数の携帯端末200のうち、電話機能を利用する機器として指定された1の携帯端末200の選択を受け付ける。受付部102は、例えば操作部128を介して利用者により指定された情報を受け付けるように構成できる。
表示制御部105は、表示部129に対する各種情報の表示処理を制御する。例えば、表示制御部105は、選択された携帯端末200の電話帳データを第1記憶部111から読み出し、読み出した電話帳データを表示部129に表示させる。
このように、本実施形態では、表示制御部105は、第1記憶部111に記憶された電話帳データをすべて表示したり、第1記憶部111に記憶された電話帳データを統合したデータを表示したりするのではなく、選択された携帯端末200の電話帳データのみを表示する。これにより、例えば他人の携帯端末200から読み出した電話帳データが表示されるなどの問題を解消し、電話帳データの保護を強化することができる。
一方、例えば同じ利用者が複数の携帯端末200を利用している場合などでは、これらの複数の携帯端末200に記憶されている電話帳データのいずれもナビゲーション装置100で利用可能とすることが望ましい場合がある。そこで、電話帳データの表示を許可するか否かを判定するための条件を定め、この条件が満たされた場合には複数の携帯端末200から読み出された電話帳データを統合して表示可能としてもよい。例えば以下の判定部103および統合部104は、このような機能の実現のために用いられる。なおこの機能を含めない場合は、判定部103および統合部104を備えなくてもよい。
判定部103は、選択された携帯端末200の動作が、携帯端末200の動作に関する予め定められた条件を満たすか否かを判定する。例えば、携帯端末200のナビゲーション装置100に対する接続回数の累積値が所定の閾値を超えるか否か、所定期間(例えば最近の一定期間)内の接続回数が所定の閾値(所定回数)を超えるか否か、および、ナビゲーション装置100からの指示による携帯端末200からの発信の有無、などを、条件として用いることができる。これらの条件の2以上を組み合わせた条件を用いてもよい。
統合部104は、条件が満たされたと判定された場合、選択された携帯端末200の電話帳データとともに、選択された携帯端末200(例えば携帯端末200a)以外の携帯端末200(例えば携帯端末200b)の電話帳データを第1記憶部111から読み出し、読み出した電話帳データを統合する。この場合、表示制御部105は、統合された電話帳データを表示部129に表示させる。
なお、記憶制御部101、受付部102、判定部103、統合部104、および、表示制御部105は、例えば演算処理部126内のCPUなどにプログラムを実行させること、すなわち、ソフトウェアにより実現することができる。なお、これらの各部は、IC(Integrated Circuit)などのハードウェア回路により実現してもよいし、ソフトウェアおよびハードウェアを併用して実現してもよい。
次に、このように構成された本実施形態にかかるナビゲーション装置100による電話帳表示処理について図4を用いて説明する。図4は、本実施形態における電話帳表示処理の一例を示すフローチャートである。
通信部127を介して携帯端末200(以下、携帯電話ともいう)が接続されると、例えば演算処理部126に、携帯電話が接続されたことが通知される(ステップS101)。記憶制御部101は、接続が検知された携帯電話から電話帳データを読み出し、第1記憶部111に記憶する(ステップS102)。通信規格によっては、複数の携帯電話と同時に接続できる場合がある。このような場合、記憶制御部101は、複数の携帯電話それぞれから電話帳データを読み出し、携帯電話を識別する識別情報と対応づけて記憶してもよい。
表示制御部105は、接続された携帯端末200に対応するアイコンを、表示部129に選択可能に表示する(ステップS103)。複数の携帯電話が接続された場合は、表示制御部105は、複数の携帯電話それぞれに対応する複数のアイコンを表示してもよい。
受付部102は、表示されたアイコンのうちいずれかが指定(選択)されたか否かを判定する(ステップS104)。指定されていない場合(ステップS104:No)、指定されるまで処理を繰り返す。
アイコンが指定された場合(ステップS104:Yes)、表示制御部105は、指定されたアイコンに対応する携帯電話の電話帳データを第1記憶部111から読み出し、読み出した電話帳データを表示部129に表示させる(ステップS105)。
例えば、第1記憶部111に図3のようなデータが記憶されており、ステップS104で、識別情報が「携帯電話A」である携帯電話のアイコンが選択されたとする。この場合、表示制御部105は、携帯電話Aに対応づけられた電話帳データを第1記憶部111から読み出して表示部129に表示させる。これにより、選択されていない、識別情報が「携帯電話B」である携帯電話の電話帳データが表示されることを回避できる。
受付部102は、表示された電話帳データの電話番号のいずれかが選択されたか否かを判定する(ステップS106)。選択されていない場合(ステップS106:No)、選択されるまで処理を繰り返す。選択された場合(ステップS106:Yes)、演算処理部126は、例えばハンズフリー通話機能により、指定された携帯電話から選択された電話番号に対して発信を行う(ステップS107)。記憶制御部101は、発信履歴を例えば第2記憶部112などの記憶部に記憶する(ステップS108)。発信履歴は、例えば、電話帳データ(電話番号)ごとの発信の回数を含む。
次に、条件が満たされた場合に電話帳データを統合して表示する構成の場合の電話帳表示処理について説明する。図5は、このように構成した場合の電話帳表示処理の一例を示すフローチャートである。
ステップS201およびステップS202は、図4のステップS101およびステップS102と同様であるため説明を省略する。
記憶制御部101は、接続された携帯電話の接続日時および接続回数を、例えば第2記憶部112などの記憶部に記憶する(ステップS203)。これらの情報は判定部103による条件の判定処理で参照されるため、不揮発性の記憶部に記憶されることが望ましい。
判定部103は、携帯電話の動作に関する予め定められた条件の例として、接続された携帯電話の接続回数が所定回数以上であるか否かの条件を判定する(ステップS204)。この条件が満たされない場合(ステップS204:No)、図4のステップS103からステップS105と同様の処理が実行される(ステップS205からステップS207)。すなわち、複数の携帯電話の電話帳データは統合されず、指定された携帯電話の電話帳データのみが表示される。
条件が満たされた場合(ステップS204:Yes)、統合部104は、電話帳データを統合する統合処理を行う(ステップS208)。まず統合部104は、例えば記憶制御部101を用いて、第1記憶部111に記憶されている電話帳データを第2記憶部112に読み出す。複数の携帯電話の電話帳データが記憶されている場合、統合部104は、各携帯電話の電話帳データを読み出す。統合部104は、読み出した電話帳データのうち、例えば名称および電話番号が共通する電話帳データを統合し、第2記憶部112などに記憶する。なお、統合部104は、名称および電話番号の少なくとも一方が共通する電話帳データを統合してもよい。
図6は、統合した電話帳データの一例を示す図である。図6では、名称が「名称AB3」であり電話番号が「電話番号NAB3」である電話帳データが「携帯電話A」および「携帯電話B」の各携帯電話の電話帳データで共通したため、1つのレコードに統合された例が示されている。また、図6では、名称が「名称AB4」である電話帳データが「携帯電話A」および「携帯電話B」の各携帯電話の電話帳データで共通したため、1つのレコードに統合された例が示されている。後者の場合、電話番号は異なるため、各電話番号が、共通の名称「名称AB4」に対応づけられる。
なお、統合の対象とする電話帳データは、第1記憶部111に記憶されている電話帳データとしたが、これに限られるものではない。第1記憶部111以外にも、例えば事前に入力された電話帳データを記憶している記憶部が存在する場合に、この記憶部に記憶されている電話帳データも統合対象としてもよい。また、第1記憶部111に記憶する電話帳データは、現在接続中の携帯電話の電話帳データのみであってもよいし、過去に接続された携帯電話の電話帳データを含んでもよい。
図5に戻り、表示制御部105は、統合アイコンを表示部129に選択可能に表示する(ステップS209)。統合アイコンとは、特定の携帯電話に対応するアイコンではなく、統合した電話帳データを参照して電話機能を利用可能とするためのアイコンである。
受付部102は、表示されたアイコンが指定(選択)されたか否かを判定する(ステップS210)。指定されていない場合(ステップS210:No)、指定されるまで処理を繰り返す。
アイコンが指定された場合(ステップS210:Yes)、表示制御部105は、統合された電話帳データを読み出し、読み出した電話帳データを表示部129に表示させる(ステップS211)。
ステップS207およびステップS211の後の処理(ステップS212からステップS214)は、図4のステップS106からステップS108と同様であるため説明を省略する。なお、統合アイコンを表示し、かつ、複数の携帯電話が接続されている場合、ステップS213では、演算処理部126は複数の携帯電話のうちいずれの携帯電話から発信を行ってもよい。優先する携帯電話を事前に設定しておき、演算処理部126が、この設定に従い発信する携帯電話を決定してもよい。また、複数の携帯電話のアイコンや携帯電話のデバイス名を表示し、指定されたアイコンの携帯電話から発信するようにしてもよい。
(変形例1)
電話帳データを表示するときに、使用履歴(使用回数)に応じて表示順をソートして表示するように構成してもよい。図7は、このように構成した変形例1のナビゲーション装置100によるソート情報作成処理の一例を示すフローチャートである。ソート情報作成処理とは、表示順のソートに利用する使用履歴ソート情報を作成する処理である。ソート情報作成処理は、電話帳表示処理と独立に実行されてもよいし、電話帳表示処理の中(例えばステップS105の前)で実行されてもよい。
記憶制御部101は、例えば第2記憶部112から電話番号ごとの使用履歴を読み出す(ステップS301)。使用履歴は、例えばステップS108で記憶された発信履歴でもよいし、電話帳データとともに、または、電話帳データとは別に各携帯電話から読み出されて記憶された使用履歴でもよい。
記憶制御部101は、読み出した使用履歴が、接続中の携帯電話のデータであるか否かを判定する(ステップS302)。接続中の携帯電話のデータである場合(ステップS302:Yes)、記憶制御部101は、読み出したデータを選択する(ステップS303)。接続中の携帯電話のデータでない場合(ステップS302:No)、記憶制御部101は、読み出したデータを選択しない(ステップS304)。
記憶制御部101は、読み出した使用履歴が最後のデータであるか否かを判定し(ステップS305)、最後でない場合は(ステップS305:No)、ステップS302に戻り処理を繰り返す。最後のデータである場合(ステップS305:Yes)、記憶制御部101は、選択したデータから使用履歴ソート情報を作成し、例えば第2記憶部112に記憶する(ステップS306)。
使用履歴ソート情報は、表示する電話帳データを使用履歴に応じてソートできる情報であればどのような情報であってもよい。例えば、電話帳データと表示順序を示す順序情報とを対応づけて使用履歴ソート情報としてもよい。この場合、表示制御部105は、順序情報に従い、対応する電話帳データを表示部129に表示させればよい。すなわち、表示制御部105は、使用履歴ソート情報を参照して、使用回数が多い電話帳データを使用回数が少ない電話帳データより優先して表示部129に表示させてもよい。順序情報は、使用回数自体であってもよいし、使用回数によってソートした結果を示す数値等であってもよい。
(変形例2)
図8は、ステップS208の統合処理の変形例を示すフローチャートである。図8は、名称が一致する電話帳データを統合する場合の統合処理の例である。
統合部104は、第1記憶部111に記憶されている電話帳データを第2記憶部112に読み出す(ステップS401)。複数の携帯電話の電話帳データが記憶されている場合、統合部104は、各携帯電話の電話帳データを読み出す。統合部104は、読み出した電話帳データのうち、名称が一致する他の電話帳データが存在するか否かを判定する(ステップS402)。存在しない場合(ステップS402:No)、統合処理を終了する。
名称が一致する電話帳データが存在する場合(ステップS402:Yes)、統合部104は、名称が一致する各電話帳データの電話番号が一致するか否かを判定する(ステップS403)。一致する場合(ステップS403:Yes)、統合部104は、名称および電話番号が一致する電話帳データを1つの電話帳データに統合する(ステップS404)。一致しない場合(ステップS403:No)、統合部104は、名称のみが一致する電話帳データを、一致した名称と、一致しない複数の電話番号とを対応づけた電話帳データに統合する(ステップS405)。例えば、上述の図6の「名称AB4」の電話帳データがこのようにして統合された電話帳データに相当する。
このように、本実施形態にかかるナビゲーション装置では、選択された携帯端末に対応する電話帳データのみが表示部に表示される。これにより、選択されていない携帯端末の電話帳データが表示されることを回避し、利用する電話帳データの保護の強化およびセキュリティの向上が実現できる。また、所定の条件が満たされる場合は、選択されていない携帯端末の電話帳データも統合して表示することができる。これにより、例えば複数の携帯端末を所有する利用者の利便性を向上させることができる。
本実施形態にかかるナビゲーション装置で実行されるプログラムは、ROM等に予め組み込まれて提供される。
本実施形態にかかるナビゲーション装置で実行されるプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)、フレキシブルディスク(FD)、CD−R(Compact Disk Recordable)、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録してコンピュータプログラムプロダクトとして提供されるように構成してもよい。
さらに、本実施形態にかかるナビゲーション装置で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよい。また、本実施形態にかかるナビゲーション装置で実行されるプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成してもよい。
本実施形態にかかるナビゲーション装置で実行されるプログラムは、コンピュータを上述したナビゲーション装置の各部として機能させうる。このコンピュータは、CPUがコンピュータ読取可能な記憶媒体からプログラムを主記憶装置上に読み出して実行することができる。
100 ナビゲーション装置
101 記憶制御部
102 受付部
103 判定部
104 統合部
105 表示制御部
111 第1記憶部
112 第2記憶部
121 GPSユニット
122 車速センサ
125 記憶部
126 演算処理部
127 通信部
128 操作部
129 表示部
200a、200b 携帯端末

Claims (5)

  1. 接続された複数の携帯電話それぞれから読み出された複数の電話帳データを記憶する記憶部と、
    複数の前記携帯電話のうち1の携帯電話の選択を受け付ける受付部と、
    選択された前記携帯電話の動作が、選択された前記携帯電話以外の携帯電話の電話帳データと前記電話帳データを統合する予め定められた条件を満たすか否かを判定する判定部と、
    前記条件が満たされた場合、選択された前記携帯電話の前記電話帳データとともに、選択された前記携帯電話以外の携帯電話の電話帳データを前記記憶部から読み出し、読み出した前記電話帳データを統合する統合部と、
    選択された前記携帯電話の前記電話帳データを前記記憶部から読み出し、統合された前記電話帳データを表示部に表示させる表示制御部と、
    を備える車載用電子機器。
  2. 前記条件は、前記携帯電話の接続回数の条件、および、前記携帯電話による発信の有無の条件の少なくとも一方を含む、
    請求項1に記載の車載用電子機器。
  3. 前記統合部は、前記記憶部から読み出した前記電話帳データのうち、名称および電話番号が一致する複数の前記電話帳データを1つの電話帳データに統合する、
    請求項1または請求項2に記載の車載用電子機器。
  4. 接続された複数の携帯電話のうち1の携帯電話の選択を受け付ける受付ステップと、
    選択された前記携帯電話の動作が、選択された前記携帯電話以外の携帯電話の電話帳データと前記電話帳データを統合する予め定められた条件を満たすか否かを判定する判定ステップと、
    前記条件が満たされた場合、接続された複数の携帯電話それぞれから読み出された複数の電話帳データを記憶する記憶部から、選択された前記携帯電話の前記電話帳データとともに、選択された前記携帯電話以外の携帯電話の電話帳データを読み出し、読み出した前記電話帳データを統合する統合ステップと、
    接続された複数の携帯電話それぞれから読み出された複数の電話帳データを記憶する記憶部から、選択された前記携帯電話の前記電話帳データを読み出し、統合された前記電話帳データを表示部に表示させる表示制御ステップと、
    を含む制御方法。
  5. 接続された複数の携帯電話それぞれから読み出された複数の電話帳データを記憶する記憶部を備えるコンピュータを、
    複数の前記携帯電話のうち1の携帯電話の選択を受け付ける受付部と、
    選択された前記携帯電話の動作が、選択された前記携帯電話以外の携帯電話の電話帳データと前記電話帳データを統合する予め定められた条件を満たすか否かを判定する判定部と、
    前記条件が満たされた場合、選択された前記携帯電話の前記電話帳データとともに、選択された前記携帯電話以外の携帯電話の電話帳データを前記記憶部から読み出し、読み出した前記電話帳データを統合する統合部と、
    選択された前記携帯電話の前記電話帳データを前記記憶部から読み出し、統合された前記電話帳データを表示部に表示させる表示制御部、
    として機能させるためのプログラム。
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