JP6230424B2 - 風力発電装置 - Google Patents

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Description

本発明は、風力発電装置に関する。
一般的に、風力発電装置は、地上または洋上に設置された基礎上に、発電機の支柱となるタワーを設け、タワーの頂部にナセルが設置されている。ナセルの一端にはハブおよび複数のブレードからなるロータが設けられ、ハブおよび複数のブレードからなるロータは風を受けて回転エネルギーに変換し、その回転エネルギーをロータに連結された発電機に伝え電力を発生させている。多くの場合、発電機や増速機、制御装置はナセル内に配置され、電力変換装置(PCS:Power−Conditioning−System)や変圧器(トランス)は、タワー内や風力発電装置の外部に配置されている。これらの機器類のうち、特にPCSやトランスは発熱量が大きい機器であり、タワー内に配置する場合、タワー内に設置した機器類の効率的な冷却が、機器類の故障や誤動作を防ぐうえで、重要な課題となっている。
本技術分野の背景技術として、特許第5284386号公報(特許文献1)がある。特許文献1には、基礎上に建てられた塔と、該塔の頂部に設置されたナセルと、該ナセル内に設置された発電機と、該発電機と連結され、該発電機を回転させることで電力を発生させるブレードと、前記塔の内部の基礎上に設置され、前記発電機で発生した電力を変圧する変圧器と備え、前記変圧器は、鉄心と該鉄心に装着された巻線とが波形リブタンクに収容され、該波形リブタンク内に冷却冷媒が充填されて形成され、前記鉄心と巻線で発生した熱を、前記冷却媒体で奪い前記波形リブタンクを介して放出する風力発電設備において、前記塔の下方に空気を内部に吸気する吸気口を、前記塔の上方に内部の空気を大気に放出する排気口を設けると共に、前記変圧器の波形リブタンクの上に、前記吸気口から吸気されて前記波形リブタンクから放出された熱を奪った空気が流れ込むフードを設置し、該フードには、前記塔の上方まで伸び、該フードに流れ込んだ前記波形リブタンクから放出された熱を奪った空気を前記塔内に排気する排気ダクトが接続され、かつ、該排気ダクトで前記塔内に排気された空気は、前記排気口を介して大気に放出される風力発電設備が開示されている。
上記風力発電設備によれば、波形リブタンク、或いは放熱器を介して周囲の空気に熱を放出する変圧器を塔内部に収容したものであっても、塔内部に換気空調設備を設置することなく、塔内部の変圧器周辺の空気温度を低減することが可能な風力発電用変圧器を得ることができる。
特許第5284386号公報
従来、風力発電装置の外部に配置されていた変圧器(トランス)は、風力発電装置の設置スペースの効率化やタワーと外部に設置した機器間のケーブル配線が不要になる等の理由から、タワー内に配置される傾向にあり、タワー内に設置した機器類の効率的な冷却が、機器類の故障や誤動作を防ぐうえで、重要な課題となっている。
特許文献1の風力発電設備では、図6に示すように、タワー内に配置された複数の機器に個別にフードおよび排気ダクトを設けているが、数が増加するにつれ排気ダクトの配置が課題となる。
本発明の目的は、風力発電装置において、高額なコストを掛けることなく、タワー内に設置された機器類の冷却効率を高め、信頼性の高い風力発電装置を提供することにある。
本発明は、地上または洋上に設置され、発電機の支柱となるタワーと、前記タワー上に設けられ、前記発電機を内蔵するナセルと、前記ナセルの一端に設けられ、風を受けて回転エネルギーへ変換するハブおよびブレードからなるロータと、を有する風力発電装置であって、前記タワー内において、第一の床上に設置された第一の発熱機器と、第二の床上に設置された第二の発熱機器と、前記タワーの上方に向かって延伸して設けられ、ファンを有するメインの排気ダクトと、を備え、前記第一の発熱機器から排出される排熱および前記第二の発熱機器から排出される排熱を前記メインの排気ダクトに合流させた後、前記ファンにより前記タワーの上方に押し上げ、前記タワー内に放出し、前記メインの排気ダクトから放出された排熱を、前記第二の床面において前記タワーの内壁近傍に設けられた開口を介して、前記タワー内を回流させることにより冷却することを特徴とする。
また、本発明は、地上または洋上に設置され、発電機の支柱となるタワーと、前記タワー上に設けられ、前記発電機を内蔵するナセルと、前記ナセルの一端に設けられ、風を受けて回転エネルギーへ変換するハブおよびブレードからなるロータと、を有する風力発電装置であって、前記タワー内において、第一の床上に設置された第一の発熱機器と、第二の床上に設置された第二の発熱機器と、前記タワーの上方に向かって延伸して設けられ、ファンを有するメインの排気ダクトと、を備え、前記ファンは、前記第一の発熱機器から排出される排熱および前記第二の発熱機器から排出される排熱の前記メインの排気ダクトへの合流部よりも下流側に設けられており、前記第一の発熱機器から排出される排熱および前記第二の発熱機器から排出される排熱を前記メインの排気ダクトに合流させた後、前記ファンにより前記タワーの上方に押し上げ、前記タワー内に放出し、前記メインの排気ダクトから放出された排熱を、前記第二の床面において前記タワーの内壁近傍に設けられた開口を介して、前記タワー内を回流させることにより冷却することを特徴とする。
本発明によれば、風力発電装置において、高額なコストを掛けることなく、タワー内に設置された機器類の冷却効率を高め、信頼性の高い風力発電装置を実現することができる。
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本発明の一実施形態に係る風力発電装置の全体概要を示す図である。 本発明の一実施形態に係る風力発電装置のタワー内部を示す図である。 本発明の一実施形態に係る風力発電装置のタワー内部を示す図である。 本発明の一実施形態に係る風力発電装置のタワー内部を示す図である。 本発明の一実施形態に係る風力発電装置のタワー内部を示す図である。 従来の風力発電装置のタワー内部の例を示す図である。
以下、図面を用いて本発明の実施例を説明する。
図1に本発明の一実施例である風力発電装置の全体構成を示す。本実施例における風力発電装置は、図1に示すように、地上または洋上に設置された基礎7および発電機の支柱となるタワー6の上に、増速機4や発電機5などが内蔵されたナセル3が設けられている。ナセル3の一端には、ハブ2および複数のブレード1で構成されるロータが備えられ、ロータは風を受けて回転エネルギーに変換し、その回転エネルギーをロータに連結された増速機4を介して発電機5に伝え電力を発生する。図1は、ナセル3の風下側の端部にハブ2および複数のブレード1からなるロータを設けたダウンウィンド型の風力発電装置の例である。
タワー6の内部は、図1のA部に示すように、複数の踊り場すなわち床が設けられ、下の階層の踊り場には発電機5で発電された電力の電圧を変圧する変圧器すなわちトランス11が配置され、上の階層の踊り場には発電機5とトランス11との間に接続され電力を変換するパワーコンディショナーすなわちPCS(Power−Conditioning−System)10が配置されている。トランス11およびPCS10は、いずれも風力発電装置を構成する機器類において比較的発熱量の大きい発熱機器である。
下の階層の踊り場に配置されたトランス11はダクト8に接続され、ダクト8は下の階層の踊り場付近からタワー6の上方に向かって延伸して設けられている。上の階層の踊り場に配置されたPCS10は別のダクトに接続され、PCS10に接続された側と反対側のダクトの端部は、タワー6の上方に向かって延伸しているダクト8の途中部分で合流するように接続されている。
また、PCS10に接続されたダクトとダクト8の接続部分より下流側つまりPCS10およびトランス11から放出された排熱の流れの下流側には、ファン9が設けられ、PCS10およびトランス11から放出された排熱を強制的にダクト8の上方に吹き上げている。ダクト8内において、ファン9によりタワー6の上方に押し上げられた排熱は、タワー6上方のダクト8の開口端からタワー6内に放出される構造となっている。
図2および図3に、実施例1におけるタワー6内部の例を示す。図2および図3は、図1におけるA部の拡大図である。また、図3は図2の変形例である。以下、図1で説明した部分と重複する部分については、その詳細な説明を省略して説明する。
本実施例の風力発電装置におけるタワー6の内部は、図2に示すように、タワー6内において、下の階層の踊り場A14すなわち下層階の床には発電機5で発電された電力の電圧を変圧する変圧器すなわちトランス11が配置され、トランス11はトランスの放熱器19を介して、ダクト8に接続されている。上の階層の踊り場B15すなわち上層階の床には発電機5とトランス11との間に接続され電力を変換するパワーコンディショナーすなわちPCS10が配置され、トランス11とは別のダクトに接続されている。
トランスの放熱器19を介してトランス11に接続されたダクト8は、タワー6の上方に向かって延伸して設けられており、上の階層の踊り場B15よりも上方で、PCS10に接続された別のダクトと合流するように接続している。トランス11に接続されたダクト8とPCS10に接続された別のダクトとの接続部分よりも上方すなわちダクト内を流れるPCS10およびトランス11の排熱の流れよりも下流側のダクト8にはファン9が設置されている。
また、PCS10に接続されるダクトおよびトランスの放熱器19を介してトランス11に接続されるダクトには、流量制御手段であるオリフィスA12、オリフィスB13がそれぞれ設けられており、それぞれのダクト内を流れる排熱の流量を独立して個別に制御することができる。
ダクト8内を流れるPCS10およびトランス11の排熱は、ファン9により強制的にダクト8の上方に吹き上げられ、タワー6上方のダクト8の開口端からタワー6内に放出される。タワー6内に放出されたPCS10およびトランス11の排熱は、踊り場B15よりもさらに上の階層に設けられた踊り場C16に吹き付けられ、戻り流となってタワー6の内壁面に沿うように、タワー6の下方に向かって流れ、タワー6の壁面を介して外気により冷却される。踊り場C16はタワー6において天板としての機能も有している。
本実施例の風力発電装置においては、タワー6は鋼材等の材料を用いて形成されており、熱伝導率が高いため、タワー6の内壁面に沿うように流れるPCS10およびトランス11の排熱を、タワー6の壁面を介して、効率よく外気と熱交換を行うことができる。また、上の階層の踊り場B15すなわち上層階の床にはタワー6の内壁面近傍に開口17および開口18が設けられており、踊り場B15がタワー6の内壁面に沿うように流れるPCS10およびトランス11の排熱の流れを阻害することなく、タワー6の下方まで効率良く流れるような構造となっている。
タワー6の壁面を介して冷却されたPCS10およびトランス11の排熱は、タワー6の下部まで流れた後、トランスの放熱器19を介してトランス11に接続されたダクトの開口部からダクト内へ流入し、PCS10やトランス11等の発熱機器の冷却に再び用いられる。つまり、PCS10およびトランス11の排熱は、タワー6の上下方向において、タワー6内を回流するように流れる。
ここで、踊り場B15に設けられた開口17および開口18は、タワー6の内壁面近傍の踊り場B15の外周に沿って複数の開口を設けても良く、また、タワー6の内周よりも直径が小さい踊り場B15を強固な骨格材などでタワー6から踊り場B15を支えるような形で設けることもできる。
図3に、図2におけるダクトの配管方法を変えた変形例を示す。図2では、PCS10に接続されたダクトにファン9を設置し、トランスの放熱器19を介してトランス11に接続されたダクトをPCS10に接続されたダクトに合流するようにダクトを配管しているのに対し、図3ではトランスの放熱器19を介してトランス11に接続されたダクトにファン9を設置し、PCS10に接続されたダクトをトランスの放熱器19を介してトランス11に接続されたダクトに合流するようにダクトを配管している。
つまり、図2では、PCS10に接続されるダクトを主流とし、トランスの放熱器19を介してトランス11に接続されたダクトを支流となるような形でダクトを配置しているのに対し、図3ではトランスの放熱器19を介してトランス11に接続されたダクトを主流とし、PCS10に接続されるダクトを支流となるような形でダクトを配置している。
図3に示す風力発電装置においても、図2と同様に、PCS10に接続されるダクトおよびトランスの放熱器19を介してトランス11に接続されるダクトに、流量制御手段であるオリフィスC20、オリフィスD21がそれぞれ設けられており、それぞれのダクト内を流れる排熱の流量を制御することができる。
実施例1の風力発電装置によれば、タワー6内に設置した複数の発熱機器に対し個別に換気空調設備であるファンを設けることなく、複数の発熱機器をより効率的に冷却することができ、タワー6内に設置した機器の熱による故障や誤動作を低減することができる。
実施例1では、トランス11およびトランスの放熱器19を下の階層の踊り場すなわち下層階の床に配置し、PCS10を上の階層の踊り場すなわち上層階の床に配置した場合の例を用いて説明したが、トランス11およびトランスの放熱器19とPCS10を同一の階層の踊り場すなわち同一階の床に配置した場合や、PCS10を下の階層の踊り場すなわち下層階の床に配置し、トランス11およびトランスの放熱器19を上の階層の踊り場すなわち上層階の床に配置した場合であっても、同様の効果を得ることができる。
また、図2の変形例として、図3を用いてダクトの配管方法の他の例を説明したが、ダクトの配管方法は図2および図3の配管方法に限定されるものではなく、タワー6内に配置される機器のそれぞれの発熱量に応じたダクトの配管を施工することで、タワー6内に設置した機器類全体の冷却効率を高めることができる。
図4および図5に、実施例2におけるタワー6内部の例を示す。図4および図5は、図1におけるA部の拡大図である。また、図5は図4の変形例である。以下、図1から図3で説明した部分と重複する部分については、その詳細な説明を省略して説明する。図5は、図4におけるダクトの配管方法の変形例であり、図2の変形例である図3に対応している。
本実施例の風力発電装置は、実施例1の風力発電装置のタワー6において、タワー6の壁面に開口22を備えている。図4および図5に示すように、タワー6の一部に外気を取り込む外気取り込み口すなわち開口22を設け、PCS10およびトランス11の排熱をタワー6内を回流させる際に、外気取り込み口から取り入れた外気を合流させることで、タワー6内に配置されたPCS10やトランス11等の発熱機器の冷却効率をさらに高めることができる。
実施例2の風力発電装置によれば、実施例1と同様に、タワー6内に設置した複数の発熱機器に対し個別に換気空調設備であるファンを設けることなく、複数の発熱機器をより効率的に冷却することができ、タワー6内に設置した機器の熱による故障や誤動作を低減することができる。
実施例2においても、実施例1と同様に、トランス11およびトランスの放熱器19を下の階層の踊り場すなわち下層階の床に配置し、PCS10を上の階層の踊り場すなわち上層階の床に配置した場合であっても、また、トランス11およびトランスの放熱器19とPCS10を同一の階層の踊り場すなわち同一階の床に配置した場合や、PCS10を下の階層の踊り場すなわち下層階の床に配置し、トランス11およびトランスの放熱器19を上の階層の踊り場すなわち上層階の床に配置した場合であっても、同様の効果を得ることができる。
また、実施例1と同様に、タワー6内のダクトの配管方法は図4および図5のダクト配置に限定されるものではなく、タワー6内に配置される機器のそれぞれの発熱量に応じたダクトの配管を施工することで、タワー6内に設置した機器類全体の冷却効率を高めることができる。
なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
1…ブレード、2…ハブ、3…ナセル、4…増速機、5…発電機、6,23…タワー、7…基礎、8,24,25…排気ダクト、9,26…ファン、10…PCS、11,28…トランス、12…オリフィスA、13…オリフィスB、14…踊り場A、15…踊り場B、16…踊り場C(天板)、17,18,22…開口、19…トランスの放熱器、20…オリフィスC、21…オリフィスD、27…発熱機器。

Claims (13)

  1. 地上または洋上に設置され、発電機の支柱となるタワーと、
    前記タワー上に設けられ、前記発電機を内蔵するナセルと、
    前記ナセルの一端に設けられ、風を受けて回転エネルギーへ変換するハブおよびブレードからなるロータと、を有する風力発電装置であって、
    前記タワー内において、第一の床上に設置された第一の発熱機器と、
    第二の床上に設置された第二の発熱機器と、
    前記タワーの上方に向かって延伸して設けられ、ファンを有するメインの排気ダクトと、を備え、
    前記第一の発熱機器から排出される排熱および前記第二の発熱機器から排出される排熱を前記メインの排気ダクトに合流させた後、前記ファンにより前記タワーの上方に押し上げ、前記タワー内に放出し、
    前記メインの排気ダクトから放出された排熱を、前記第二の床面において前記タワーの内壁近傍に設けられた開口を介して、前記タワー内を回流させることにより冷却することを特徴とする風力発電装置。
  2. 前記第一の床および前記第二の床は、異なる階層に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の風力発電装置。
  3. 前記第一の発熱機器と前記メインの排気ダクト間のダクト内に、前記第一の発熱機器から排出される排熱の流量を制御する第一のオリフィスと、
    前記第二の発熱機器と前記メインの排気ダクト間のダクト内に、前記第二の発熱機器から排出される排熱の流量を制御する第二のオリフィスと、を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の風力発電装置。
  4. 前記第一の発熱機器は、前記発電機で発電された電力の電圧を変圧する変圧器であって、
    前記第二の発熱機器は、前記発電機で発電された電力を変換するパワーコンディショナーであることを特徴とする請求項1からのいずれかに記載の風力発電装置。
  5. 前記第一の発熱機器は、前記発電機で発電された電力を変換するパワーコンディショナーであって、
    前記第二の発熱機器は、前記発電機で発電された電力の電圧を変圧する変圧器であることを特徴とする請求項1からのいずれかに記載の風力発電装置。
  6. 地上または洋上に設置され、発電機の支柱となるタワーと、
    前記タワー上に設けられ、前記発電機を内蔵するナセルと、
    前記ナセルの一端に設けられ、風を受けて回転エネルギーへ変換するハブおよびブレードからなるロータと、を有する風力発電装置であって、
    前記タワー内において、第一の床上に設置された第一の発熱機器と、
    第二の床上に設置された第二の発熱機器と、
    前記タワーの上方に向かって延伸して設けられ、ファンを有するメインの排気ダクトと、を備え、
    前記ファンは、前記第一の発熱機器から排出される排熱および前記第二の発熱機器から排出される排熱の前記メインの排気ダクトへの合流部よりも下流側に設けられており、
    前記第一の発熱機器から排出される排熱および前記第二の発熱機器から排出される排熱を前記メインの排気ダクトに合流させた後、前記ファンにより前記タワーの上方に押し上げ、前記タワー内に放出し、
    前記メインの排気ダクトから放出された排熱を、前記第二の床面において前記タワーの内壁近傍に設けられた開口を介して、前記タワー内を回流させることにより冷却することを特徴とする風力発電装置。
  7. 前記第一の床および前記第二の床は、異なる階層に設けられていることを特徴とする請求項に記載の風力発電装置。
  8. 前記タワー内において、前記第二の床は、前記第一の床よりも高い階層に設けられていることを特徴とする請求項に記載の風力発電装置。
  9. 前記タワー内において、前記第二の床は、前記第一の床よりも低い階層に設けられていることを特徴とする請求項に記載の風力発電装置。
  10. 前記第一の発熱機器と前記メインの排気ダクト間のダクト内に、前記第一の発熱機器から排出される排熱の流量を制御する第一のオリフィスと、
    前記第二の発熱機器と前記メインの排気ダクト間のダクト内に、前記第二の発熱機器から排出される排熱の流量を制御する第二のオリフィスと、を備えることを特徴とする請求項6から9のいずれかに記載の風力発電装置。
  11. 前記第一の発熱機器は、前記発電機で発電された電力の電圧を変圧する変圧器であって、
    前記第二の発熱機器は、前記発電機と変圧器との間に接続され電力を変換するパワーコンディショナーであることを特徴とする請求項6から10のいずれかに記載の風力発電装置。
  12. 前記第一の発熱機器は、前記発電機と変圧器との間に接続され電力を変換するパワーコンディショナーであって、
    前記第二の発熱機器は、前記発電機で発電された電力の電圧を変圧する変圧器であることを特徴とする請求項6から10のいずれかに記載の風力発電装置。
  13. 前記タワーの一部に外気を取り込む外気取り込み口を有し、
    前記第一の発熱機器から排出される排熱および前記第二の発熱機器から排出される排熱を、前記タワー内を回流させる際に、前記外気取り込み口から取り入れた外気を合流することを特徴とする請求項1から12のいずれかに記載の風力発電装置。
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