JP6230352B2 - 動物用排泄物処理材の製造方法および製造装置 - Google Patents

動物用排泄物処理材の製造方法および製造装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6230352B2
JP6230352B2 JP2013194667A JP2013194667A JP6230352B2 JP 6230352 B2 JP6230352 B2 JP 6230352B2 JP 2013194667 A JP2013194667 A JP 2013194667A JP 2013194667 A JP2013194667 A JP 2013194667A JP 6230352 B2 JP6230352 B2 JP 6230352B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
sieve
sample
excrement disposal
surface area
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013194667A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015057986A (ja
Inventor
智世 高木
智世 高木
池上 武
武 池上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Uni Charm Corp
Original Assignee
Uni Charm Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Uni Charm Corp filed Critical Uni Charm Corp
Priority to JP2013194667A priority Critical patent/JP6230352B2/ja
Priority to EP14820286.4A priority patent/EP3047727A4/en
Priority to US15/022,930 priority patent/US10500593B2/en
Priority to AU2014284971A priority patent/AU2014284971B2/en
Priority to CN201480051453.5A priority patent/CN105555129A/zh
Priority to PCT/JP2014/070534 priority patent/WO2015002329A1/ja
Publication of JP2015057986A publication Critical patent/JP2015057986A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6230352B2 publication Critical patent/JP6230352B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B02CRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING; PREPARATORY TREATMENT OF GRAIN FOR MILLING
    • B02CCRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING IN GENERAL; MILLING GRAIN
    • B02C25/00Control arrangements specially adapted for crushing or disintegrating
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01KANIMAL HUSBANDRY; AVICULTURE; APICULTURE; PISCICULTURE; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
    • A01K1/00Housing animals; Equipment therefor
    • A01K1/015Floor coverings, e.g. bedding-down sheets ; Stable floors
    • A01K1/0152Litter
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B02CRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING; PREPARATORY TREATMENT OF GRAIN FOR MILLING
    • B02CCRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING IN GENERAL; MILLING GRAIN
    • B02C23/00Auxiliary methods or auxiliary devices or accessories specially adapted for crushing or disintegrating not provided for in preceding groups or not specially adapted to apparatus covered by a single preceding group
    • B02C23/08Separating or sorting of material, associated with crushing or disintegrating
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B02CRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING; PREPARATORY TREATMENT OF GRAIN FOR MILLING
    • B02CCRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING IN GENERAL; MILLING GRAIN
    • B02C23/00Auxiliary methods or auxiliary devices or accessories specially adapted for crushing or disintegrating not provided for in preceding groups or not specially adapted to apparatus covered by a single preceding group
    • B02C23/08Separating or sorting of material, associated with crushing or disintegrating
    • B02C23/10Separating or sorting of material, associated with crushing or disintegrating with separator arranged in discharge path of crushing or disintegrating zone
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B07SEPARATING SOLIDS FROM SOLIDS; SORTING
    • B07BSEPARATING SOLIDS FROM SOLIDS BY SIEVING, SCREENING, SIFTING OR BY USING GAS CURRENTS; SEPARATING BY OTHER DRY METHODS APPLICABLE TO BULK MATERIAL, e.g. LOOSE ARTICLES FIT TO BE HANDLED LIKE BULK MATERIAL
    • B07B1/00Sieving, screening, sifting, or sorting solid materials using networks, gratings, grids, or the like
    • B07B1/42Drive mechanisms, regulating or controlling devices, or balancing devices, specially adapted for screens

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Environmental Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Zoology (AREA)
  • Animal Husbandry (AREA)
  • Biodiversity & Conservation Biology (AREA)
  • Housing For Livestock And Birds (AREA)
  • Combined Means For Separation Of Solids (AREA)

Description

本発明は、動物用排泄物処理材の製造方法および製造装置に係る構築技術に関するものである。
従来より、特に室内で飼育される動物の排泄物を処理するために、動物用排泄物処理材が種々提案されている。そして、それに伴い、動物用排泄物処理材の製造方法も種々提案されている。例えば、特開平1−312945号には、篩により所望の粒径を得る動物用排泄物処理材の製造方法が開示されている。
一方、本発明に係る発明者は、開発活動の結果、製造工程中の篩を活用し、さらなる管理手法が行えることを見出した。
特開平1−312945号公報
本発明は、このような点に鑑みて創案されたものであり、動物用排泄物処理材の製造方法および製造装置に関する一層合理的な構築技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る動物用排泄物処理材の製造方法における好ましい形態によれば、原材料を造粒して粒状体を形成する造粒工程と、所定大きさの目開きを有する篩によって前記粒状体を選別することにより動物用排泄物処理材を形成する選別工程と、品質管理工程と、を有し、前記品質管理工程は、前記動物用排泄物処理材から測定対象となるサンプルを抽出する抽出工程と、品質管理機材によって前記サンプルを計測して前記サンプルの単位数値を得る単位数値測定工程と、前記サンプルの単位数値に基づき前記サンプルの比較データを得る比較データ算出工程と、前記サンプルの比較データに基づき前記篩の交換を行う篩交換工程と、を有する。
これによって、安定した品質の動物用排泄物処理材を製造することができる。
本発明に係る動物用排泄物処理材の製造方法におけるさらなる形態によれば、前記比較データ算出工程では、前記サンプルの単位重量表面積を前記サンプルの比較データとして得る。
これによって、サンプルにおける単位重量表面積に基づき、適切な篩を使用することが可能となる。
本発明に係る動物用排泄物処理材の製造方法におけるさらなる形態によれば、前記比較データ算出工程では、前記サンプルの表面積を前記サンプルの比較データとして得る。
これによって、サンプルにおける表面積に基づき、適切な篩を使用することが可能となる。
本発明に係る動物用排泄物処理材の製造方法におけるさらなる形態によれば、前記品質管理工程は、基準データと前記サンプルの比較データとを比較する比較工程を有し、前記篩交換工程は、前記比較工程の比較結果に基づき前記篩の交換を行う。
これによって、サンプルの比較データと基準データを比較することにより、適切な篩であるかどうかを自動的に判別することが可能となる。
本発明に係る動物用排泄物処理材の製造方法におけるさらなる形態によれば、前記比較データ算出工程では、前記サンプルの単位重量表面積を前記サンプルの比較データとして得、前記比較工程では、前記基準データである所定数値の単位重量表面積と前記サンプルの比較データである前記サンプルの単位重量表面積とを比較する。
これによって、サンプルの単位重量表面積と基準データを比較することにより、適切な篩であるかどうかを自動的に判別することが可能となる。
本発明に係る動物用排泄物処理材の製造方法におけるさらなる形態によれば、前記比較データ算出工程では、前記サンプルの表面積を前記サンプルの比較データとして得、前記比較工程では、前記基準データである所定数値の表面積と前記サンプルの比較データである前記サンプルの表面積とを比較する。
これによって、サンプルの表面積と基準データを比較することにより、適切な篩であるかどうかを自動的に判別することが可能となる。
本発明に係る動物用排泄物処理材の製造方法におけるさらなる形態によれば、前記篩は、前記選別工程で使用されている使用篩と、当該使用篩とは異なる目開きを有する篩である準備篩とを有し、前記篩交換工程では、前記使用篩を前記準備篩に交換する。
上記課題を解決するため、本発明に係る動物用排泄物処理材の製造装置における好ましい形態によれば、原材料を造粒して粒状体を形成する造粒部と、所定大きさの目開きを有する篩によって前記粒状体を選別することにより動物用排泄物処理材を形成する選別部と、品質管理部と、を有し、前記品質管理部は、前記動物用排泄物処理材から測定対象となるサンプルを抽出する抽出部と、品質管理機材によって前記サンプルを計測して前記サンプルの単位数値を得る単位数値測定部と、前記サンプルの単位数値に基づき前記サンプルの比較データを得る比較データ算出部と、前記サンプルの比較データに基づき前記篩の交換を行う篩交換部と、を有する。
これによって、安定した品質の動物用排泄物処理材を製造することができる。
本発明に係る動物用排泄物処理材の製造装置におけるさらなる形態によれば、前記比較データ算出部は、前記サンプルの単位重量表面積を前記サンプルの比較データとして得る。
これによって、サンプルにおける単位重量表面積に基づき、適切な篩を使用することが可能となる。
本発明に係る動物用排泄物処理材の製造装置におけるさらなる形態によれば、前記比較データ算出部は、前記サンプルの表面積を前記サンプルの比較データとして得る。
これによって、サンプルにおける表面積に基づき、適切な篩を使用することが可能となる。
本発明に係る動物用排泄物処理材の製造装置におけるさらなる形態によれば、前記品質管理部は、基準データと前記サンプルの比較データとを比較する比較部を有し、前記篩交換部は、前記比較部の比較結果に基づき前記篩の交換を行う。
これによって、サンプルの比較データと基準データを比較することにより、適切な篩であるかどうかを自動的に判別することが可能となる。
本発明に係る動物用排泄物処理材の製造装置におけるさらなる形態によれば、前記比較データ算出部は、前記サンプルの単位重量表面積を前記サンプルの比較データとして得、前記比較部は、前記基準データである所定数値の単位重量表面積と前記サンプルの比較データである前記サンプルの単位重量表面積とを比較する。
これによって、サンプルの単位重量表面積と基準データを比較することにより、適切な篩であるかどうかを自動的に判別することが可能となる。
本発明に係る動物用排泄物処理材の製造装置におけるさらなる形態によれば、前記比較データ算出部は、前記サンプルの表面積を前記サンプルの比較データとして得、前記比較部は、前記基準データである所定数値の表面積と前記サンプルの比較データである前記サンプルの表面積とを比較する。
これによって、サンプルの表面積と基準データを比較することにより、適切な篩であるかどうかを自動的に判別することが可能となる。
本発明に係る動物用排泄物処理材の製造装置におけるさらなる形態によれば、前記篩は、前記選別部で使用されている使用篩と、当該使用篩とは異なる目開きを有する篩である準備篩とを有し、前記篩交換部は、前記使用篩を前記準備篩に交換する。
本発明によれば、動物用排泄物処理材の製造方法および製造装置に関する一層合理的な構築技術を提供することが可能となる。
本発明に係る動物用排泄物処理材を示す説明図である。 本発明の全体基本形態に係る第1製造装置を示すブロック図である。 本発明の全体基本形態に係る第2製造装置を示すブロック図である。 本発明の第1比較データ算出装置に係るブロック図である。 本発明の第2比較データ算出装置に係るブロック図である。 本発明の交換装置に係るブロック図である。 本発明の全体基本形態に係る第3製造装置を示すブロック図である。 本発明の全体基本形態に係る第4製造装置を示すブロック図である。 本発明に係る第1実施パターンを示すブロック図である。 本発明に係る第1実施パターンを示すフローチャート図である。 本発明に係る第2実施パターンを示すブロック図である。 本発明に係る第2実施パターンを示すフローチャート図である。 本発明に係る第3実施パターンを示すブロック図である。 本発明に係る第3実施パターンを示すフローチャート図である。 本発明に係る第4実施パターンを示すブロック図である。 本発明に係る第4実施パターンを示すフローチャート図である。 本発明に係る第5実施パターンを示すブロック図である。 本発明に係る第5実施パターンを示すフローチャート図である。 本発明に係る第6実施パターンを示すブロック図である。 本発明に係る第6実施パターンを示すフローチャート図である。 本発明に係る第7実施パターンを示すブロック図である。 本発明に係る第7実施パターンを示すフローチャート図である。 本発明に係る第8実施パターンを示すブロック図である。 本発明に係る第8実施パターンを示すフローチャート図である。 本発明に係る第9実施パターンを示すブロック図である。 本発明に係る第9実施パターンを示すフローチャート図である。 本発明に係る第10実施パターンを示すブロック図である。 本発明に係る第10実施パターンを示すフローチャート図である。 本発明に係る第11実施パターンを示すブロック図である。 本発明に係る第11実施パターンを示すフローチャート図である。 本発明に係る第12実施パターンを示すブロック図である。 本発明に係る第12実施パターンを示すフローチャート図である。 本発明に係る第13実施パターンを示すブロック図である。 本発明に係る第13実施パターンを示すフローチャート図である。 本発明に係る第14実施パターンを示すブロック図である。 本発明に係る第14実施パターンの概略図である。
以下に、本発明に係る動物排泄物処理材の製造方法を、図1〜図36に基づき説明する。本実施の形態における「動物」は、脊椎動物(哺乳類、爬虫類、鳥類、両性類)や無脊椎動物を広く包含するが、典型的には、猫、犬、ウサギ、ハムスターなどといった愛玩動物がこれに該当する。本発明に係る動物用排泄物処理材は、室内で飼育される猫用のものとして特に好適である。
(全体基本形態)
本発明に係る動物用排泄物処理材の製造方法および製造装置における全体基本形態を、図1〜図8に基づき説明する。なお、この図1〜図8に係る全体基本形態で説明した製造方法や製造装置工は、図9〜図36にて後述する第1実施パターン〜第14実施パターンに係る動物用排泄物処理材の製造方法および製造装置に適宜応用されるものである。
(動物用排泄物処理材C100)
図1は、動物用排泄物処理材C100の概要を示す斜視図である。本発明に係る動物用排泄物処理材の製造方法および製造装置は、種々提案されている周知の動物用排泄物処理材C100を適宜製造することができる。ここで、周知の動物用排泄物処理材C100としては、動物の排泄物を吸収するもの、動物の排泄物を吸収するとともに粘性を発現し、複数の動物用排泄処理材C100同士が接着するもの、吸収性を有するシート状部材と組み合わせて使用されるものなどを示す。なお、ここでいう「排泄物」は、屎尿のみならず、唾液や経血等の体液も広く包含する趣旨である。
したがって、動物用排泄物処理材C100は、形状や素材も周知の構成を適宜選択することができる。例えば、図1には円柱形状の動物用排泄物処理材C100が開示されているが、球状、楕円形、多角形による柱状のものなど、様々な形状を選択し得る。また、例えばベントナイト等を粉砕して製造する場合などのように一定の形状を有さないものも存在する。
この動物用排泄物処理材C100が、本発明に係る「動物用排泄物処理材」の一例である。
(第1製造装置A1)
本発明に係る動物用排泄物処理材の製造方法SAは、動物用排泄物処理材の製造装置Aにより実施される。図2は、第1製造方法SA1を実施するための、第1製造装置A1を示す。第1製造装置A1は、造粒部A100と、選別部A200を有する。造粒部A100は、造粒工程S100を実施し、選別部A200は選別工程S200を実施する。
この動物用排泄物処理材の製造方法SAが、本発明に係る「動物用排泄物処理材の製造方法」の一例である。この動物用排泄物処理材の製造装置Aが、本発明に係る「動物用排泄物処理材の製造装置」の一例である。
造粒部A100においては、原材料から粒状体が得られる。造粒工程S100は、動物用排泄物処理材C100の製造方法として、従来より周知の工程を適宜採用しうる。すなわち造粒工程S100として、原材料そのものの加工から行う場合がある。このような場合、造粒工程S100は、原材料を粉砕する工程や、粉砕された原材料に水などの液体を加えて混練する工程や、所定の形状に造粒する工程を有する。この際、予め粉砕された原材料を使用する場合には、原材料を粉砕する工程を省略することができる。
また、原材料を所定の形状に造粒する工程においては、押出し機により押し出された原材料を所定の長さに切断する加工や、原材料を打錠機により所定の形状とする加工や、回転ドラム中に所定の原材料を収容し、回転ドラムの回転により所定の形状とする加工などを使用することができる。
また、造粒工程S100においてベントナイトを主原料とする場合は、ベントナイト原鉱を、レイモンドミル等を用いて粉砕し、その後角取りして粒状体を形成することができる。
なお、粒状体に対し、所望の機能を付加する場合がある。このような場合、粒状体に対し、所望の機能を有する粉体や液体を粒状体に配置する。造粒工程S100は、このように所定の形状が得られた粒状体に対する加工を含むものである。
この造粒部A100が、本発明に係る「造粒部」の一例である。この造粒工程S100が、本発明に係る「造粒工程」の一例である。この粒状体が、本発明に係る「粒状体」の一例である。
造粒部A100で得られた粒状体は、選別部A200により所定の大きさに選別される。選別部A200による選別工程S200において、所定の大きさであると判断された粒状体は、動物用排泄物処理材C100とされる。選別工程S200においては、後述する篩B100によって粒状体の大きさが選別される。なお、選別工程S200によって、不適切であると判断された粒状体は、造粒工程S100へと戻される。この選別部A200が、本発明に係る「選別部」の一例である。この選別工程S200が、本発明に係る「選別工程」の一例である。
なお、本発明に係る製造装置Aおよび製造工程SAは、篩100の適否を判断し、交換するものである。この際、篩B100が不適格な場合とは、篩B100が破損している状態や、篩B100が目詰まりを起こしている状態があげられる。
選別部A200を経由した動物用排泄物処理材C100は、最終処理部A800へ送られる。最終処理部A800による最終処理工程S800は、選別工程S200の後の全ての工程を実行する。すなわち、収容容器に動物用排泄物処理材C100を充填する工程や、動物用排泄物処理材C100が充填された収容容器を複数個まとめて配送用の段ボール箱に梱包する工程などを含む。また、選別工程S200を経た動物用排泄物処理材C100に対し、さらなる加工を施す場合がある。本発明に係る最終処理工程S800は、このようなさらなる加工を施す工程も含む。
選別部A200は、品質管理部A300を有する。品質管理部A300による品質管理工程S300は、選別工程S200の篩B100が適切であるか否かにつき判断する。
品質管理部A300は、抽出部A400と、比較データ算出部A500と、篩交換部A700とを有する。抽出部A400は抽出工程S400を実施し、比較データ算出部A500は比較データ算出工程S500を実施し、篩交換部A700は篩交換工程S700を実施する。なお、抽出部A400と、比較データ算出部A500と、篩交換部A700とにおいて使用される機材を、品質管理機材と称する。
この品質管理部A300が、本発明に係る「品質管理部」の一例である。この品質管理工程S300が、本発明に係る「品質管理工程」の一例である。この品質管理機材が、本発明に係る「品質管理機材」の一例である。
抽出部A300は、選別部A200を経た動物用排泄物処理材C100の一部から、測定対象であるサンプル(図示せず)を抽出する。比較データ算出部A500は、サンプルを測定して得た単位数値から比較データを算出する。篩交換部A700は、比較結果に基づき篩B100の交換を行う。
なお、比較データの具体的な例については、図9〜図34にて示される第1実施パターン〜第13実施パターンにより後述する。
この抽出部A400が、本発明に係る「抽出部」の一例である。この比較データ算出部A500が、本発明に係る「比較データ算出部」の一例である。この篩交換部A700が、本発明に係る「篩交換部」の一例である。この抽出工程S400が、本発明に係る「抽出工程」の一例である。この比較データ算出工程S500が、本発明に係る「比較データ算出工程」の一例である。この篩交換部S700が、本発明に係る「篩交換部」の一例である。
篩交換工程S700において、篩を交換する作業としては種々のものを選択することができる。例えば、表示部により、比較データを文字や図形、記号等にて表示することができる。また、音声発生部により、比較データを音声にて伝達することができる。
この場合、作業者は、比較データを得ることにより選択部A200の篩B100が適切であるかどうかを判断することができる。そして、作業者が、選択部A200の篩B100を適切ではないと判断した場合は、他の篩B100へと交換することができる。
よって、第1製造装置A1においては、選択部A200が適切な篩B100を有することができる。したがって、第1製造装置A1は、安定した品質の動物用排泄物処理材C100を提供することができる。
(第2製造装置A2)
一方、品質管理部A300において、自動的に選別部A200における篩B100の適否を判断させることができる。
このような製造装置Aの例を、図3に基づき説明する。図3に示される第2製造装置A2は、比較データ算出部A500の次工程として、比較部A600を有する。比較部A600は、基準データ記憶部A620と比較演算部A610を有する。
第2製造装置A2は、第2製造工程を実施する。比較部A600は、比較工程S600を実施する。基準データ記憶部A620は、基準データ記憶工程S620を実施する。比較演算部A610は、比較演算工程S610を実施する。
この比較部A600が、本発明に係る「比較部」の一例である。
比較部A600の基準データ記憶部A620は、比較データの適否を判断するための所定数値である基準データが記憶される。
なお、基準データの具体的な例については、図9〜図34にて示される第1実施パターン〜第13実施パターンにより後述する。
比較演算部A610は、比較データと基準データを比較し、比較データの適否を判断する。
比較部A600において、比較データが適正であると判断された場合は、選別部A200の篩B100が適切であることを意味する。よって、品質管理工程A300は、次のサンプルに基づく品質管理工程S300を実施する。
一方、比較部A600によって比較データが適切ではないと判断された場合には、選別部A200の篩B100が適切ではないことを示す。
篩交換部A700は、比較部Aからの情報に基づき、篩B100を交換する。
第2製造装置A2の篩交換工程S700において、篩を交換する作業としては種々のものを選択することができる。例えば、表示部により「選別部A200の篩B100が適切ではない」旨の情報を、文字や図形、記号等にて表示することができる。また、音声発生部により、「選別部A200の篩B100が適切ではない」旨の情報を音声にて伝達することができる。
また、後述するように、比較データと基準データの比較結果に基づき、選別工程A200の篩B100を、目開きの大きい篩B100へ変更する旨を伝達することができる。さらに、選別工程A200の篩B100を、目開きの小さい篩B100へ変更する旨を伝達することができる。
また、選別部A200の篩B100を、他の篩B100へと自動的に交換する装置を用いることもできる。
よって、第2製造装置A2においては、選択部A200が適切な篩B100を有することができる。したがって、第2製造装置A2は、安定した品質の動物用排泄物処理材C100を提供することができる。
(比較データ算出部A500)
次に、図4および図5に基づき、比較データ算出部A500によって、サンプルから比較データを得る具体的な構成につき説明する。
比較データ算出部A500は、品質管理機材によってサンプルを計測して、サンプルの単位数値を得る単位数値測定部A510と、単位数値測定部A510からの単位数値に基づき比較データを得る比較データ演算部A520とを有する。比較データ算出部A500は比較データ算出工程S500を実施し、単位数値測定部A510は単位数値測定工程S510を実施し、比較データ演算部A520は比較データ演算工程S520を実施する。
本発明において、単位数値とは、品質管理機材により得ることが可能な単位数値のことを示す。具体的な単位数値としては、寸法(粒径)、重量などがあげられる。また、単位数値を演算して得られる比較データの具体例としては、寸法(粒径)により求められる表面積や、体積や、体積と使用者によって入力された比重とにより得られる質量(重量)や、表面積と重量とにより得られる単位重量表面積や、体積と重量とにより得られる単位重量体積や、それらの標準偏差などがあげられる。
比較データ算出部A500の具体例を図4に基づき説明する。比較データ算出部A500は、単位数値測定部A510として第1単位数値測定部A511を有する。第1単位数値測定部A511は、第1単位数値測定工程S511を実施する。
第1単位数値測定工程S511に使用される品質管理機材としては、所望の単位数値を計測できる機器を使用する。例えば、サンプルの粒子径を単位数値として得たい場合には、日本ルフト株式会社製のデジタル画像解析方式 粒度分布測定装置FPAを用いることができる。また、サンプルの重量を単位数値として得たい場合には、秤を用いることができる。
また、比較データ算出部A500として、他の品質管理機材を使用することもできる。図5において、単位数値測定部A510として第2単位数値測定部A512を使用した例を説明する。第2単位数値測定部A512は、第2単位数値測定工程S512を実施する。第2単位数値測定部A512は、サンプルの単位数値として粒径を得る。
第2単位数値測定部A512は、品質管理機材として測定篩を使用する。測定篩は、複数用いられる。複数の測定篩は、それぞれ異なる目開きを有する。複数の測定篩は、目開きの大きいものから順に、第1測定篩A5121、第2測定篩A5122、第3測定篩A5123、n個目の第n測定篩A512nとされる。なお、nの値は10程度にて足りるが、nの値が大きい(測定篩の数が多い)方が正確な算出のために好ましい。
抽出部A400から第2単位数値測定部A512へは、複数のサンプルが移動される。複数のサンプルは、複数の測定篩の内、目開きの大きいものから順に通過され、大きさが選別される。
この際、目開きが最も大きい第1測定篩A5121上に位置していたサンプルの粒径は、第1測定篩A5121における目開きの大きさを有するものとみなす。すなわち、第1測定篩A5121の目開きが2.8mmの場合は、第1測定篩A5121上に位置していたサンプルの粒径を2.8mmとする。
このように、サンプルが位置する測定篩(現在の測定篩)において、その前段に現在の測定篩よりも大きい目開きを有する他の測定篩が存在しない場合は、現在の測定篩の目開きが、測定篩上のサンプルの粒径とみなす。
次に第2測定篩A5122上に位置していたサンプルの粒径を算出する。この場合は、第1測定篩A5121の目開きと、第2測定篩A5122の目開きの平均を、粒径とみなす。すなわち、第2測定篩A5121の目開きが2.0mmであるとする。これに対し、第1測定篩A5121の目開きは2.8mmである。よって、第2測定篩A5122上に位置するサンプルの直径は、2.4mmとされる。
このように、現在の測定篩の前段に、当該現在の測定篩よりも大きい目開きを有する測定篩が存在する場合は、現在の測定篩の目開きと、その前段の測定篩の目開きの平均をサンプルの粒径とみなす。これをさらに例示すると、第2測定篩A5122の目開きが2.0mmであるのに対し、第3測定篩A5123の目開きが1.7mmであるとする。この場合、第3測定篩A5123上に位置するサンプルの粒径は、第2測定篩A5122が有する目開きの数値と、第3測定A5123が有する目開きの数値の平均である、1.85mmとされる。
なお、最後の測定篩である第n測定篩A512nを通過したサンプルの粒径は、第n測定篩S321nの半分の値を粒径とみなす。
このようにして、サンプルの単位数値として、粒径を得ることができる。
(篩交換部A720)
次に、篩交換部A700の概要を図6に基づき説明する。図6は、選別部A200と、篩交換部A700の関係を示す説明図である。上述の通り、選別部A200においては、篩B100が使用される。篩B100は、選別部A200において稼働されている使用篩B110と、篩交換部A700において準備されている準備篩B120とを有する。準備篩B120は、使用篩B110とは異なる目開きを有する。篩交換部A700において準備される準備篩B120は、その数を問わない。すなわち、単一でもよく、複数でも良い。図6においては、4つの準備篩B120が準備されている。
この篩B100が、本発明に係る「篩」の一例である。この使用篩B110が、本発明に係る「使用篩」の一例である。この準備篩B120が、本発明に係る「準備篩」の一例である。
なお、上述の通り、準備篩B120は、使用篩B110とは異なる目開きを有する。この「異なる目開き」とは、準備篩B120と使用篩B110とにおける目開きの規格が異なることを含む。また、使用篩B110において破損や目詰まりを生じている場合、使用篩B110は、規格通りの機能を奏することができない。よって、このような場合は、使用中篩B110と準備篩B120の目開きが同一の規格を有しているとしても、互いに異なる目開きを有しているものとされる。
(第3製造装置A3)
本発明に係る製造装置Aは、使用篩B110を準備中篩B120に交換することにより、動物用排泄物処理材C100の品質を向上させることができる。そこで、この本発明に係る製造工程A100に特有の効果に着目し、新たな製造工程を得ることができる。
例えば、ユーザが動物用排泄物処理材C100を使用するに際し、異なる単位数値を有する動物用排泄物処理材C100が混在していた方が、使い勝手が良い場合がある。
このように異なる単位数値を有する動物用排泄物処理材C100の集合体にあっては、当然のことながら一定の品質を満たす必要がある。例えば、この「一定の品質」は、一方の基準データを満たす動物用排泄物処理材C100と、他方の基準データを満たす動物用排泄物処理材C100とを所定の割合で混合することにより達成することができる。
なお、一方の基準データを満たす動物用排泄物処理材C100と、他方の基準データを満たす動物用排泄物処理材は、同様の原材料によるものでもよいし、それぞれ異なる原材料によるものでもよい。
本発明によれば、篩B100の目開きと、製造すべき動物用排泄物処理材C100の基準データとを関連付けることが可能である。すなわち、異なる目開きを有する複数の篩B100に対し、それぞれ異なる基準データを満たす動物用排泄物処理材C100を関連付けることが可能となる。
以下、図7および図8に基づき、複数の使用篩B110を使用した動物用排泄物処理材C100の製造工程につき説明する。
本発明に係る動物用排泄物処理材の製造装置Aにおける第3製造装置A3を、図7に基づき説明する。第3製造装置A3は、第3製造工程SA3を実施する。
第3製造装置A3は、複数の造粒部A100と、複数の選別部A200と、複数の品質管理部A300を有する。そして、複数の造粒部A100と、複数の選別部A200と、複数の品質管理部A300は、同時に稼働される。
すなわち、図7において、第3製造装置A3は、造粒部A100として第1造粒部A101と、第2造粒部A102を有する。また、第3製造装置A3は、選別部A200として第1選別部A201と、第2選別部A202を有する。また、第3製造装置A3は、品質管理部A300として、第1品質管理部A301と、第2品質管理部A302を有する。
第1造粒部A101にて造粒された粒状物は、第1選別部A201により選別される。第1選別部A201により選別された粒状体は、第1動物用排泄物処理材(図示せず)とされる。第1品質管理部A301は、第1動物用排泄物処理材に基づき第1選別部A201における使用篩B110の適否を判断する。本発明において、第1造粒部A101と、第1選別部A201と、第1品質管理部A301とを、第1粒状体取得部AAと称する。第1粒状体取得部AAは、第1粒状体取得工程SAAを実施する。
第2造粒部A102にて造粒された粒状物は、第2選別部A202により選別される。第2選別部A202により得られた粒状体は、第2動物用排泄物処理材(図示せず)とされる。第2品質管理部A302は、第2動物用排泄物処理材に基づき第2選別部A202における使用篩B110の適否を判断する。本発明において、第2造粒部A102と、第2選別部A202と、第2品質管理部A302とを、第2粒状体取得部ABと称する。第2粒状体取得部ABは、第2粒状体取得工程SABを実施する。
第1選別部A201と第2選別A202に使用されている使用篩B110は、それぞれ異なる目開きを有する。第1選別部A201で使用される使用篩B110を第1使用篩(図示せず)とし、第2選別部A202で使用される使用篩B110を第2使用篩(図示せず)とする。
第1動物用排泄物処理材と第2動物用排泄物処理材は、最終処理部A800へと送られる。最終処理部A800は、第1動物用排泄物処理材と第2動物用排泄物処理材とを所定の割合にて混合する混合部A810を有する。混合部A810は、混合工程S810を実施する。
このようにして、異なる基準データを満たす動物用排泄物処理材C100を、所定の割合にて混在させた製品を、一定の品質にて提供することが可能となる。
(第4製造装置A4)
本発明に係る動物用排泄物処理材の製造装置Aにおける第4製造装置A4を、図8に基づき説明する。第4製造装置A4は、第4製造工程SA4を実施する。
第4製造装置A4において、造粒部A100と、選別部A200と、品質管理部A300とは、機械設備的には単一のものである。ここで、第1使用篩を選別部A200にて使用した場合、造粒部A100と、選別部A200と、品質管理部A300とは上述した第1粒状体取得部AAを形成する。また、第2使用篩を選別部A200にて使用した場合、粒部A100と、選別部A200と、品質管理部A300とは上述した第2粒状体取得部ABを形成する。
第1粒状体取得部ABにより得られた第1動物用排泄物処理材は、保管部A900にて保管される。所定の第1動物用排泄物処理材を製造した後、第1使用篩は、第2使用篩へと交換される。これによって、第1粒状体取得部AAは、第2粒状体取得部ABとされる。第2粒状体取得部ABにより得られた第2動物用排泄物処理材は、保管部A900にて保管されていた第1動物用排泄物処理材とともに、最終処理部A800へ送られる。そして、第1動物用排泄物処理材と、第2動物用排泄物処理材とは、最終処理部A800の混合部A810によって、所定の割合にて混合される。
このようにして、異なる比較データを有する動物用排泄物処理材C100を所定の割合にて混在させた製品を、一定の品質にて提供することが可能となる。
上述の通り、全体基本形態にて説明した動物用排泄物処理材の製造方法および製造装置にあっては、品質の安定した動物用排泄物処理材C100を提供することが可能となる。この場合、品質が安定するとは、動物用排泄物処理材C100の粒径が安定することを示す。すなわち、本発明によれば動物用排泄物処理材C100の粒径のバラつきが少なくなるものであり、動物用排泄物処理材C100に係る所望の計測単位に基づく標準偏差を小さくすることが可能となる。
(実施パターン)
本発明に係る第1実施パターン〜第14実施パターンを、図9〜図36に基づき説明する。実施パターンは、比較データ算出部A500にて得られる比較データの種類により、第1形態〜第3形態に大別される。第1形態は、比較データとして単位重量表面積が使用される。第2形態は、比較データとして表面積が使用される。第3形態は、比較データとして標準偏差が使用される。また、第4形態として、混合部A810に混合物品質管理部A303を設けた構成を説明する。
なお、第1形態〜第4形態の説明において、上述した全体基本形態と同一の構成や工程においては、同一の名称、図面符号を付しその説明を省略する。
(第1形態)
本発明の第1形態に係る動物用排泄物処理材の製造方法および製造装置を、図9〜図16に基づき説明する。第1形態に係る動物用排泄物処理材の製造方法および製造装置は、第1実施パターン〜第5実施パターンに基づき説明される。
第1形態においては、比較データ算出部A500により得られる比較データとして、単位重量表面積が使用される。したがって、基準データは単位重量表面積が使用される。
まず、比較データとして、サンプルの単位重量表面積を比較データ算出部A500にて得る工程につき説明する。上述の通り、比較データ算出部A500の単位数値測定部A510にて、動物用排泄物処理材C100の単位数値が得られる。この際、単位数値として「粒径」を得る。この際、「粒径」が測定されたサンプルの個数を計測し、記憶する。
比較データ演算部A520は、所定の形状として仮定された基準形状を準備する。この基準形状は、球体とされる。
比較データ演算部A520は、比較データ算出部A500にて得られた粒径に基づき「サンプルの半径r」を得る。そして、サンプルの半径rを、球体である基準形状に充当する。そして、球体の表面積を求める公式(球体の表面積=4πr2)に基づき、サンプルの表面積を得る。
さらに、比較データ演算部A520は、サンプルの体積を得る。すなわち、サンプルの半径rを、球体である基準形状に充当する。そして、球体の体積を求める公式(球体の体積=4/3πr3)に基づき、サンプルの体積を得る。
さらに、比較データ演算部A520は、サンプルの体積から、サンプルの重量(質量)を得る。この場合、比較データ演算部A520に、サンプルにおける比重が入力される。このサンプルの比重と、サンプルの体積を積算することにより、サンプルの重量が得られる。
さらに、比較データ演算部A520は、サンプルの表面積を、サンプルの重量で除する。このようにして、比較データとしてのサンプルにおける単位重量表面積が得られる。
この際、比較データは、複数のサンプル単位重量表面積の平均値とされる。この「複数のサンプル単位重量表面積の平均値」を、「平均サンプル単位重量表面積」と称する。一方、比較データは、サンプル毎における個々の単位重量表面積とすることもできる。この「サンプル毎における個々の単位重量表面積」を、「個別サンプル単位重量表面積」と称する。
基準データとして使用される単位重量表面積は、任意の所定数値となる。この点において、基準データを、使用篩B100が適切である状態における動物用排泄物処理材C100から得た単位重量表面積とすることもできる。
基準データは、所定の数値範囲を有することができる。また、基準データは、数値範囲を有さないことができる。数値範囲を有さないとは、単一の固定された数値であることを示す。
基準データは、比較部A600における基準データ記憶部A620に入力され、記憶される。
(第1実施パターン)
第1実施パターンに係る動物用排泄物処理材の製造方法SAおよび製造装置Aを、図9
および図10に基づき説明する。第1実施パターンにおいては、比較データとして「平均サンプル単位重量表面積」が使用される。平均サンプル単位重量表面積は、比較データ算出部A500における比較データ演算部A520により得られる。第1実施パターンにおける比較データ演算部A520は、第1比較データ演算部A521とされる。
第1実施パターンに係る動物用排泄物処理材の製造方法SAおよび製造装置Aにおいては、比較部A600の比較演算部A610によって、第1比較演算工程S611が実施される。第1比較演算工程S611は、まず、第1演算処理S6111として、比較演算部A610に平均サンプル単位重量表面積を入力する。次に、第2演算処理S6112として、平均サンプル単位重量表面積を、篩交換工程A700に伝達する。この結果、作業者は比較データにより、選別部A200の使用篩B110の状況を把握することができる。さらに、作業者は、比較データにより篩B110が不適格であると判断した場合は、使用篩B110を準備篩B120と交換することができる。
このようにして、第1実施パターンに係る動物用排泄物処理材の製造方法および製造装置においては、比較データに基づき、選別部A200の使用篩B110を準備篩B120へと交換することができる。よって、製造される動物用排泄物処理材C100の品質を、安定させることができる。
(第2実施パターン)
第2実施パターンに係る動物用排泄物処理材の製造方法SAおよび製造装置Aを、図11および図12に基づき説明する。第2実施パターンにおいては、比較データとして「平均サンプル単位重量表面積」が使用され、基準データとして「所定の数値範囲を有する基準単位重量表面積」が使用される。平均サンプル単位重量表面積は、比較データ算出部A500における比較データ演算部A520により得られる。第2実施パターンにおける比較データ演算部A520は、第2比較データ演算部A522とされる。基準データは、比較工程A600の基準データ記憶部A620に記憶される。
第2実施パターンに係る動物用排泄物処理材の製造方法SAおよび製造装置Aにおいては、比較部A600の比較演算部A610によって、第2比較演算工程S612が実施される。第1比較演算工程S612は、まず、第1演算処理S6121として、比較演算部A610に平均サンプル単位重量表面積と、所定の範囲を有する基準単位重量表面積とを入力する。次に、第2演算処理S6122として、平均サンプル単位重量表面積が、基準単位重量表面積の所定の数値範囲内に入っているか否かが判断される。この第2演算処理S6122の結果、平均サンプル単位重量表面積が、基準単位重量表面積の所定の数値範囲内であると判断された場合は、終了処理がなされる。第2演算処理S6122の終了処理により第2比較演算工程S612はリセットされ、次の平均サンプル単位重量表面積に基づく第1演算処理S6121が行われる。
一方、第2演算処理S6122において、平均サンプル単位重量表面積が、基準単位重量表面積の所定の数値範囲内に入らないと判断された場合は、第3演算処理S6123が行われる。
第3演算処理S6123においては、平均サンプル単位重量表面積が、基準単位重量表面積の所定の数値範囲における上限を超えているかどうかが判断される。平均サンプル単位重量表面積が、基準単位重量表面積の所定の数値範囲における上限を超えていないと判断された場合は、平均サンプル単位重量表面積が基準単位重量表面積の所定の数値範囲における下限を超えていることとなる。この場合は、動物用排泄物処理材C100の単位重量表面積が、所望する単位重量表面積よりも小さいことを意味する。
この場合は、次に第4演算処理S6124が実施される。この第4演算処理S6124は、篩交換部A700に対し、使用篩B110を、使用篩B110よりも大きい目開きを有する準備篩B120に交換する必要があることを示す。
この結果、篩交換部A700にて、選別部A200の使用篩B110を、当該使用篩B110よりも大きい目開きを有する準備篩120へ交換する作業を行うことができる。
一方、第3演算処理S6123においては、平均サンプル単位重量表面積が、基準単位重量表面積の所定の数値範囲における上限を超えていると判断された場合は、動物用排泄物処理材C100の単位重量表面積が、所望する単位重量表面積よりも大きいことを意味する。
この場合は、次に第5演算処理S6125が実施される。この第5演算処理6125は、篩交換部A700に対し、使用篩B110を、使用篩B110よりも小さい目開きを有する準備篩B120に交換する必要があることを示す。
この結果、篩交換部A700にて、選別部A200の使用篩B110を、当該使用篩B110よりも小さい目開きを有する準備篩120へ交換する作業を行うことができる。
このようにして、第2実施パターンに係る動物用排泄物処理材の製造方法および製造装置においては、比較データとして平均サンプル単位重量表面積を使用し、基準データとして所定の数値範囲を有する基準単位重量表面積を使用することにより、選別部A200の使用篩B110を、適切な目開きを有する準備篩B120へと交換することができる。よって、製造される動物用排泄物処理材C100の品質を、安定させることができる。
なお、第3演算処理S6123においては、平均サンプル単位重量表面積が、基準単位重量表面積が有する所定の範囲の「上限」を超えているかどうかにつき判断した。一方、第3演算処理S6123は、平均サンプル単位重量表面積が、基準単位重量表面積が有する所定の範囲の「下限」を超えているかどうかにつき判断することも可能である。さらに、第3演算処理S6123は、平均サンプル単位重量表面積が、基準単位重量表面積が有する所定の範囲の「上限を超えているか」と「下限を超えているか」を、同時に演算することも可能である。
(第3実施パターン)
第3実施パターンに係る動物用排泄物処理材の製造方法SAおよび製造装置Aを、図13および図14に基づき説明する。第3実施パターンにおいては、比較データとして「個別サンプル単位重量表面積」が使用され、基準データとして「所定の数値範囲を有する基準単位重量表面積」が使用される。個別サンプル単位重量表面積は、比較データ算出部A500における比較データ演算部A520により得られる。第3実施パターンにおける比較データ演算部A520は、第3比較データ演算部A523とされる。基準データは、比較工程A600の基準データ記憶部A620に記憶される。
第3実施パターンに係る動物用排泄物処理材の製造方法SAおよび製造装置Aにおいては、比較部A600の比較演算部A610において、第3比較演算工程S613が実施される。第3比較演算工程S613は、まず、第1演算処理S6131として、比較演算部A610に個別サンプル単位重量表面積と、所定の数値範囲を有する基準単位重量表面積とを入力する。次に、第2演算処理S6132として、個別サンプル単位重量表面積が、基準単位重量表面積の所定の数値範囲内に入っているかどうかが判断される。この際、個別サンプル単位重量表面積の個数が計測されるとともに記憶される。さらに、個別サンプル単位重量表面積が、基準単位重量表面積の所定の数値範囲に入っている個数と、基準単位重量表面積の所定の数値範囲における上限を超えている個数と、基準単位重量表面積の所定の数値範囲における下限を超えている個数とが計測されるとともに記憶される。さらに、個別サンプル単位重量表面積が基準単位重量表面積の所定の数値範囲内に入っている個数と、個別サンプル単位重量表面積が基準単位重量表面積の所定の数値範囲に入っていない個数とが計測されるとともに記憶される。
次に、第3演算処理S6133として、個別サンプル単位重量表面積と基準単位重量表面積とを比較した個数が、所定値に達したか否かにつき判断される。個別サンプル単位重量表面積と基準単位重量表面積とを比較した個数が所定値に達していない場合は、個別サンプル単位重量表面積と基準単位重量表面積とを比較した個数が所定値に達するまで第2演算処理S6132が行われる。一方、個別サンプル単位重量表面積と基準単位重量表面積とを比較した個数が所定値に達した場合は、第4演算処理S6134が行われる。
第4演算処理S6134は、個別サンプル単位重量表面積が、基準単位重量表面積の所定の数値範囲内に合致した個数が比較される。個別サンプル単位重量表面積が、基準単位重量表面積の所定の数値範囲内に合致した個数が、所定の数値以上の場合は、選別部A200の使用篩B110が適正であると判断される。第4演算処理S6134の終了処理により第3比較演算工程S613はリセットされ、次の平均サンプル単位重量表面積に基づく第1演算処理S6131が行われる。
一方、第4演算処理S6134において、個別サンプル単位重量表面積が、基準単位重量表面積の所定の数値範囲内に合致した個数が、所定の数値以下の場合は、第5演算処理S6135が行われる。
第5演算処理S6135においては、基準単位重量表面積の上限を超えた個別サンプル単位重量表面積の個数と、標準単位重量表面積の下限を超えた個別サンプル単位重量表面積の個数とが比較される。基準単位重量表面積の上限を超えた個別サンプル単位重量表面積の個数が少ないと判断された場合は、動物用排泄物処理材C100の単位重量表面積が、所望する単位重量表面積よりも小さいことを意味する。
この場合は、次に第6演算処理S6136が行われる。第6演算処理S6136は、篩交換部A700にて、選別部A200の使用篩B110を、当該使用篩B110よりも大きい目開きを有する準備篩120へ交換することを示す。
この結果、篩交換部A700にて、選別部A200の使用篩B110を、当該使用篩B110よりも大きい目開きを有する準備篩120へ交換する作業を行うことができる。
一方、第5演算処理S6135において、基準単位重量表面積の上限を超えた個別サンプル単位重量表面積の個数が少ないと判断された場合は、動物用排泄物処理材C100の単位重量表面積が、所望する単位重量表面積よりも大きいことを意味する。
この場合は、次に第7演算処理S6136が行われる。第7演算処理S6137は、篩交換部A700にて、選別部A200の使用篩B110を、当該使用篩B110よりも小さい目開きを有する準備篩120へ交換することを示す。
この結果、篩交換部A700にて、選別部A200の使用篩B110を、当該使用篩B110よりも小さい目開きを有する準備篩120へ交換する作業を行うことができる。
このようにして、第3実施パターンに係る動物用排泄物処理材の製造方法および製造装置においては、比較データとして個別サンプル単位重量表面積を使用し、基準データとして所定の数値範囲を有する基準単位重量表面積を使用することにより、選別部A200の使用篩B110を、適切な目開きを有する準備篩B120へと交換することができる。よって、製造される動物用排泄物処理材C100の品質を、安定させることができる。
なお、第3実施パターンにおいては、個別サンプル単位重量表面積の「個数」に基づく判断を行った。一方、例えば、測定された個別サンプル単位重量表面積における、基準単位重量表面積の所定の範囲に入ったものの「割合」や、基準単位重量表面積の上限を超えたものと基準単位重量表面積の下限を超えたものの「割合」を、判断における基準とすることも可能である。
(第4実施パターン)
第4実施パターンに係る動物用排泄物処理材の製造方法SAおよび製造装置Aを、図15および図16に基づき説明する。第4実施パターンにおいては、比較データとして「平均サンプル単位重量表面積」が使用され、基準データとして「固定された数値を有する基準単位重量表面積」が使用される。なお、基準単位重量表面積を「固定された数値に基づく基準単位重量表面積」とした場合は、上述した第2実施パターンおよび第3実施パターンにおける「所定の数値範囲を有する基準単位重量表面積」と比較して、適正で無いと判断されるサンプル単位重量表面積が増加する傾向にある。したがって、基準データとして「固定された数値を有する標準単位重量表面積」を使用することは、単位重量表面積の均一性が強く求められる動物用排泄物処理材C100を得る際に、好適となる。
平均サンプル単位重量表面積は、比較データ算出部A500における比較データ演算部A520により得られる。第4実施パターンにおける比較データ演算部A520は、第4比較データ演算部A524とされる。基準データは、比較工程A600の基準データ記憶部A620に記憶される。
第4実施パターンに係る動物用排泄物処理材の製造方法SAおよび製造装置Aにおいては、比較部A600の比較演算部A610において、第4比較演算工程S614が実施される。第4比較演算工程S614は、まず、第1演算処理S6141として、比較演算部A610に平均サンプル単位重量表面積と、所定の固定数値を有する基準単位重量表面積とを入力する。次に、第2演算処理S6142として、平均サンプル単位重量表面積が、基準単位重量表面積の固定数値と合致しているか否かが判断される。この第2演算処理S6142の結果、平均サンプル単位重量表面積が、基準単位重量表面積の固定数値と合致すると判断された場合は、終了処理がなされる。第2演算処理S6142の終了処理により第4比較演算工程S614はリセットされ、次の平均サンプル単位重量表面積に基づく第1演算処理S6141が行われる。
一方、第2演算処理S6142において、平均サンプル単位重量表面積が、基準単位重量表面積の固定数値と合致しないと判断された場合は、第3演算処理S6143が行われる。
第3演算処理S6143においては、平均サンプル単位重量表面積が、基準単位重量表面積の固定数値より大きいか否かが判断される。平均サンプル単位重量表面積が、基準単位重量表面積の固定数値を超えていないと判断された場合は、平均サンプル単位重量表面積が基準単位重量表面積の固定数値よりも小さいこととなる。この場合は、動物用排泄物処理材C100の単位重量表面積が、所望する単位重量表面積よりも小さいことを意味する。
この場合は、次に第4演算処理S6144が行われる。第4演算処理S6144は、篩交換部A700にて、選別部A200の使用篩B110を、当該使用篩B110よりも大きい目開きを有する準備篩120へ交換することを示す。
この結果、篩交換部A700にて、選別部A200の使用篩B110を、当該使用篩B110よりも大きい目開きを有する準備篩120へ交換する作業を行うことができる。
一方、第3演算処理S6143において、平均サンプル単位重量表面積が、基準単位重量表面積の固定数値を超えていると判断された場合は、動物用排泄物処理材C100の単位重量表面積が、所望する単位重量表面積よりも大きいことを意味する。
この場合は、次に第5演算処理S6145が行われる。第5演算処理S6145は、篩交換部A700にて、選別部A200の使用篩B110を、当該使用篩B110よりも小さい目開きを有する準備篩120へ交換することを示す。
この結果、篩交換部A700にて、選別部A200の使用篩B110を、当該使用篩B110よりも小さい目開きを有する準備篩120へ交換する作業を行うことができる。
このようにして、第4実施パターンに係る動物用排泄物処理材の製造方法および製造装置においては、比較データとして平均サンプル単位重量表面積を使用し、基準データとして固定された数値を有する基準単位重量表面積を使用することにより、選別部A200の使用篩B110を、適切な目開きを有する準備篩B120へと交換することができる。よって、製造される動物用排泄物処理材C100の品質を、安定させることができる。
なお、第3演算処理S6143においては、平均サンプル単位重量表面積が、基準単位重量表面積の固定数値よりも大きいか否かにつき判断した。一方、第3演算処理S6143は、平均サンプル単位重量表面積が、基準単位重量表面積が有する固定数値よりも小さいか否かにつき判断することも可能である。
(第5実施パターン)
第5実施パターンに係る動物用排泄物処理材の製造方法SAおよび製造装置Aを、図17および図18に基づき説明する。第5実施パターンにおいては、比較データとして「個別サンプル単位重量表面積」が使用され、基準データとして「固定された数値を有する基準単位重量表面積」が使用される。
個別サンプル単位重量表面積は、比較データ算出部A500における比較データ演算部A520により得られる。第5実施パターンにおける比較データ演算部A520は、第5比較データ演算部A525とされる。基準データは、比較工程A600の基準データ記憶部A620に記憶される。
第5実施パターンに係る動物用排泄物処理材の製造方法SAおよび製造装置Aにおいては、比較部A600の比較演算部A610において、第5比較演算工程S615が実施される。第5比較演算工程S615は、まず、第1演算処理S6151として、比較演算部A610に個別サンプル単位重量表面積と、基準単位重量表面積の固定数値とを入力する。次に、第2演算処理S6152として、個別サンプル単位重量表面積が、基準単位重量表面積の固定数値と合致しているか否が判断される。この際、個別サンプル単位重量表面積の個数が計測されるとともに記憶される。さらに、個別サンプル単位重量表面積が、基準単位重量表面積の固定数値と合致している個数と、基準単位重量表面積の固定数値よりも大きいものの個数と、基準単位重量表面積の固定数値よりも小さいものの個数とが計測されるとともに記憶される。さらに、個別サンプル単位重量表面積が基準単位重量表面積の固定数値に合致している個数と、個別サンプル単位重量表面積が基準単位重量表面積の固定数値に合致していない個数とが計測されるとともに記憶される。
次に、第3演算処理S6153として、個別サンプル単位重量表面積と基準単位重量表面積とを比較した個数が、所定値に達したか否かにつき判断される。個別サンプル単位重量表面積と基準単位重量表面積とを比較した個数が所定値に達していない場合は、個別サンプル単位重量表面積と基準単位重量表面積とを比較した個数が所定値に達するまで第2演算処理S6152が行われる。一方、個別サンプル単位重量表面積と基準単位重量表面積とを比較した個数が所定値に達した場合は、第4演算処理S6154が行われる。
第4演算処理S6154は、個別サンプル単位重量表面積が、基準単位重量表面積の固定数値に合致した個数が比較される。個別サンプル単位重量表面積が、基準単位重量表面積の固定数値所定の数値に合致した個数が、所定の数値以上の場合は、選別部A200の使用篩B110が適正であると判断される。この場合、第4演算処理S6154は終了処理を行う。第4演算処理S6154の終了処理により第5比較演算工程S615はリセットされ、次の平均サンプル単位重量表面積に基づく第1演算処理S6151が行われる。
一方、第4演算処理S6154において、個別サンプル単位重量表面積が、基準単位重量表面積の固定数値に合致した個数が、所定の数値以下の場合は、第5演算処理S6155が行われる。
第5演算処理S6155においては、基準単位重量表面積の固定数値より大きい個別サンプル単位重量表面積の個数と、基準単位重量表面積の固定数値より小さい個別サンプル単位重量表面積の個数とが比較される。基準単位重量表面積より大きい個別サンプル単位重量表面積の個数が少ない場合は、動物用排泄物処理材C100の単位重量表面積が、所望する単位重量表面積よりも小さいことを意味する。
この場合は、次に第6演算処理S6156が行われる。第6演算処理S6156は、篩交換部A700にて、選別部A200の使用篩B110を、当該使用篩B110よりも大きい目開きを有する準備篩120へ交換することを示す。
この結果、篩交換部A700にて、選別部A200の使用篩B110を、当該使用篩B110よりも大きい目開きを有する準備篩120へ交換する作業を行うことができる。
一方、第5演算処理S6155において、基準単位重量表面積の固定値よりも大きい個別サンプル単位重量表面積の数が少ないと判断された場合は、動物用排泄物処理材C100の単位重量表面積が、所望する単位重量表面積よりも大きいことを意味する。
この場合は、次に第7演算処理S6157が行われる。第7演算処理S6157は、篩交換部A700にて、選別部A200の使用篩B110を、当該使用篩B110よりも小さい目開きを有する準備篩120へ交換することを示す。
この結果、篩交換部A700にて、選別部A200の使用篩B110を、当該使用篩B110よりも大きい目開きを有する準備篩120へ交換する作業を行うことができる。
このようにして、第5実施パターンに係る動物用排泄物処理材の製造方法および製造装置においては、比較データとして個別サンプル単位重量表面積を使用し、基準データとして固定された数値を有する基準単位重量表面積を使用することにより、選別部A200の使用篩B110を、適切な目開きを有する準備篩B120へと交換することができる。よって、製造される動物用排泄物処理材C100の品質を、安定させることができる。
なお、第5実施パターンにおいては、個別サンプル単位重量表面積の「個数」に基づく判断を行った。一方、例えば、測定された個別サンプル単位重量表面積における、基準単位重量表面積と合致したものの「割合」や、基準単位重量表面積よりも大きいものと基準単位重量表面積よりも小さいものの「割合」を、判断における基準とすることも可能である。
(第2形態)
本発明の第2形態に係る動物用排泄物処理材の製造方法および製造装置を、図19〜図28に基づき説明する。第2形態に係る動物用排泄物処理材の製造方法および製造装置は、第6実施パターン〜第10実施パターンに基づき説明される。
第2形態においては、比較データ算出部A500により得られる比較データとして、表面積が使用される。したがって、比較部A600にて、比較データと比較される基準データとしても表面積が使用される。
まず、比較データとして、サンプルの表面積を比較データ算出部A500にて得る工程につき説明する。上述の通り、比較データ算出部A500の単位数値測定部A510にて、動物用排泄物処理材C100の単位数値が得られる。この際、単位数値として「粒径」を得る。この際、「粒径」が測定されたサンプルの個数を計測し、記憶する。
比較データ演算部A520は、所定の形状として仮定された基準形状を準備する。この基準形状は、球体とされる。比較データ演算部A520は、比較データ算出部A500にて得られた粒径に基づき「サンプルの半径r」を得る。そして、サンプルの半径rを、球体である基準形状に充当する。そして、球体の表面積を求める公式(球体の表面積=4πr2)に基づき、表面積を得る。本発明においては、この基準形状に基づく表面積を、サンプルの表面積とする。
この際、比較データは、複数のサンプル表面積の平均値とされる。この「複数のサンプル表面積の平均値」を、「平均サンプル単位重量表面積」と称する。一方、比較データは、サンプル毎における個々の表面積とすることもできる。この「サンプル毎における個々の表面積」を、「個別サンプル表面積」と称する。
基準データとして使用される表面積は、任意の所定数値となる。この点において、基準データを、使用篩B100が適切である状態における動物用排泄物処理材C100から得た表面積とすることもできる。
基準データは、所定の数値範囲を有することができる。また、基準データは、数値範囲を有さないことができる。数値範囲を有さないとは、単一の固定された数値を示す。
基準データは、比較部A600における基準データ記憶部A620に入力され、記憶される。
(第6実施パターン)
第6実施パターンに係る動物用排泄物処理材の製造方法SAおよび製造装置Aを、図19および図20に基づき説明する。第6実施パターンにおいては、比較データとして「平均サンプル表面積」が使用される。平均サンプル表面積は、比較データ算出部A500における比較データ演算部A520により得られる。第6実施パターンにおける比較データ演算部A520は、第6比較データ演算部A526とされる。
第6実施パターンに係る動物用排泄物処理材の製造方法SAおよび製造装置Aにおいては、比較部A600の比較演算部A610によって、第6比較演算工程S616が実施される。第6比較演算工程S616は、まず、第1演算処理S6161として、比較演算部A610に平均サンプル表面積を入力する。次に、第2演算処理S6162として、平均サンプル表面積を、篩交換工程A700に伝達する。この結果、作業者は比較データにより、選別部A200の使用篩B110の状況を把握することができる。さらに、作業者は、比較データにより篩B110が不適格であると判断した場合は、使用篩B110を準備篩B120と交換することができる。
このようにして、第6実施パターンに係る動物用排泄物処理材の製造方法および製造装置においては、比較データに基づき、選別部A200の使用篩B110を準備篩B120へと交換することができる。よって、製造される動物用排泄物処理材C100の品質を、安定させることができる。
(第7実施パターン)
第7実施パターンに係る動物用排泄物処理材の製造方法SAおよび製造装置Aを、図21および図22に基づき説明する。第7実施パターンにおいては、比較データとして「平均サンプル表面積」が使用され、基準データとして「所定の数値範囲を有する基準表面積」が使用される。平均サンプル表面積は、比較データ算出部A500における比較データ演算部A520により得られる。第7実施パターンにおける比較データ演算部A520は、第7比較データ演算部A527とされる。基準データは、比較工程A600の基準データ記憶部A620に記憶される。
第7実施パターンに係る動物用排泄物処理材の製造方法SAおよび製造装置Aにおいては、比較部A600の比較演算部A610によって、第7比較演算工程S617が実施される。第6比較演算工程S617は、まず、第1演算処理S6171として、比較演算部A610に平均サンプル表面積と、所定の範囲を有する基準表面積とを入力する。次に、第2演算処理S6172として、平均サンプル表面積が、基準表面積の所定の数値範囲内に入っているか否かが判断される。この第2演算処理S6172の結果、平均サンプル表面積が、基準表面積の所定の数値範囲内であると判断された場合は、終了処理がなされる。第2演算処理S6172の終了処理により第7比較演算工程S617はリセットされ、次の平均サンプル表面積に基づく第1演算処理S6171が行われる。
一方、第2演算処理S6172において、平均サンプル表面積が、基準表面積の所定の数値範囲内に入らないと判断された場合は、第3演算処理S6173が行われる。
第3演算処理S6173においては、平均サンプル表面積が、基準表面積の所定の数値範囲における上限を超えているかどうかが判断される。平均サンプル表面積が、基準表面積の所定の数値範囲における上限を超えていないと判断された場合は、平均サンプル表面積が基準表面積の所定の数値範囲における下限を超えていることとなる。この場合は、動物用排泄物処理材C100の表面積が、所望する表面積よりも小さいことを意味する。
この場合は、次に第4演算処理S6174が実施される。この第4演算処理S6174は、篩交換部A700に対し、使用篩B110を、使用篩B110よりも大きい目開きを有する準備篩B120に交換する必要があることを示す。
この結果、篩交換部A700にて、選別部A200の使用篩B110を、当該使用篩B110よりも大きい目開きを有する準備篩120へ交換する作業を行うことができる。
一方、第3演算処理S6173においては、平均サンプル表面積が、基準表面積の所定の数値範囲における上限を超えていると判断された場合は、動物用排泄物処理材C100の表面積が、所望する表面積よりも大きいことを意味する。
この場合は、次に第5演算処理S6175が実施される。この第5演算処理6175は、篩交換部A700に対し、使用篩B110を、使用篩B110よりも小さい目開きを有する準備篩B120に交換する必要があることを示す。
この結果、篩交換部A700にて、選別部A200の使用篩B110を、当該使用篩B110よりも小さい目開きを有する準備篩120へ交換する作業を行うことができる。
このようにして、第7実施パターンに係る動物用排泄物処理材の製造方法および製造装置においては、比較データとして平均サンプル表面積を使用し、基準データとして所定の数値範囲を有する基準表面積を使用することにより、選別部A200の使用篩B110を、適切な目開きを有する準備篩B120へと交換することができる。よって、製造される動物用排泄物処理材C100の品質を、安定させることができる。
なお、第3演算処理S6173においては、平均サンプル表面積が、基準表面積が有する所定の範囲の「上限」を超えているかどうかにつき判断した。一方、第3演算処理S6173は、平均サンプル表面積が、基準表面積が有する所定の範囲の「下限」を超えているかどうかにつき判断することも可能である。さらに、第3演算処理S6173は、平均サンプル表面積が、基準表面積が有する所定の範囲の「上限を超えているか」と「下限を超えているか」を、同時に演算することも可能である。
(第8実施パターン)
第8実施パターンに係る動物用排泄物処理材の製造方法SAおよび製造装置Aを、図23および図24に基づき説明する。第8実施パターンにおいては、比較データとして「個別サンプル表面積」が使用され、基準データとして「所定の数値範囲を有する基準表面積」が使用される。個別サンプル表面積は、比較データ算出部A500における比較データ演算部A520により得られる。第8実施パターンにおける比較データ演算部A520は、第8比較データ演算部A528とされる。基準データは、比較工程A600の基準データ記憶部A620に記憶される。
第8実施パターンに係る動物用排泄物処理材の製造方法SAおよび製造装置Aにおいては、比較部A600の比較演算部A610において、第8比較演算工程S618が実施される。第8比較演算工程S618は、まず、第1演算処理S6181として、比較演算部A610に個別サンプル表面積と、所定の数値範囲を有する基準表面積とを入力する。次に、第2演算処理S6182として、個別サンプル表面積が、基準表面積の所定の数値範囲内に入っているかどうかが判断される。この際、個別サンプル表面積の個数が計測されるとともに記憶される。さらに、個別サンプル表面積が、基準表面積の所定の数値範囲に入っている個数と、基準表面積の所定の数値範囲における上限を超えている個数と、基準表面積の所定の数値範囲における下限を超えている個数とが計測されるとともに記憶される。さらに、個別サンプル表面積が基準表面積の所定の数値範囲内に入っている個数と、個別サンプル表面積が基準表面積の所定の数値範囲に入っていない個数とが計測されるとともに記憶される。
次に、第3演算処理S6183として、個別サンプル表面積と基準表面積とを比較した個数が、所定値に達したか否かにつき判断される。個別サンプル表面積と基準表面積とを比較した個数が所定値に達していない場合は、個別サンプル表面積と基準表面積とを比較した個数が所定値に達するまで第2演算処理S6182が行われる。一方、個別サンプル表面積と基準表面積とを比較した個数が所定値に達した場合は、第4演算処理S6184が行われる。
第4演算処理S6184は、個別サンプル表面積が、基準表面積の所定の数値範囲内に合致した個数が比較される。個別サンプル表面積が、基準表面積の所定の数値範囲内に合致した個数が、所定の数値以上の場合は、選別部A200の使用篩B110が適正であると判断される。第4演算処理S6184の終了処理により第8比較演算工程S618はリセットされ、次の平均サンプル表面積に基づく第1演算処理S6181が行われる。
一方、第4演算処理S6184において、個別サンプル表面積が、基準表面積の所定の数値範囲内に合致した個数が、所定の数値以下の場合は、第5演算処理S6185が行われる。
第5演算処理S6185においては、基準表面積の上限を超えた個別サンプル表面積の個数と、標準表面積の下限を超えた個別サンプル表面積の個数とが比較される。基準表面積の上限を超えた個別サンプル表面積の個数が少ないと判断された場合は、動物用排泄物処理材C100の表面積が、所望する表面積よりも小さいことを意味する。
この場合は、次に第6演算処理S6186が行われる。第6演算処理S6186は、篩交換部A700にて、選別部A200の使用篩B110を、当該使用篩B110よりも大きい目開きを有する準備篩120へ交換することを示す。
この結果、篩交換部A700にて、選別部A200の使用篩B110を、当該使用篩B110よりも大きい目開きを有する準備篩120へ交換する作業を行うことができる。
一方、第5演算処理S6185において、基準表面積の上限を超えた個別サンプル表面積の個数が少ないと判断された場合は、動物用排泄物処理材C100の表面積が、所望する表面積よりも大きいことを意味する。
この場合は、次に第7演算処理S6186が行われる。第7演算処理S6187は、篩交換部A700にて、選別部A200の使用篩B110を、当該使用篩B110よりも小さい目開きを有する準備篩120へ交換することを示す。
この結果、篩交換部A700にて、選別部A200の使用篩B110を、当該使用篩B110よりも小さい目開きを有する準備篩120へ交換する作業を行うことができる。
このようにして、第8実施パターンに係る動物用排泄物処理材の製造方法および製造装置においては、比較データとして個別サンプル表面積を使用し、基準データとして所定の数値範囲を有する基準表面積を使用することにより、選別部A200の使用篩B110を、適切な目開きを有する準備篩B120へと交換することができる。よって、製造される動物用排泄物処理材C100の品質を、安定させることができる。
なお、第8実施パターンにおいては、個別サンプル表面積の「個数」に基づく判断を行った。一方、例えば、測定された個別サンプル表面積における、基準表面積の所定の範囲に入ったものの「割合」や、基準表面積の上限を超えたものと基準表面積の下限を超えたものの「割合」を、判断における基準とすることも可能である。
(第9実施パターン)
第9実施パターンに係る動物用排泄物処理材の製造方法SAおよび製造装置Aを、図25および図26に基づき説明する。第9実施パターンにおいては、比較データとして「平均サンプル表面積」が使用され、基準データとして「固定された数値を有する基準表面積」が使用される。なお、基準表面積を「固定された数値に基づく基準表面積」とした場合は、上述した第7実施パターンおよび第8実施パターンにおける「所定の数値範囲を有する基準表面積」と比較して、適正で無いと判断されるサンプル表面積が増加する傾向にある。したがって、基準データとして「固定された数値を有する標準表面積」を使用することは、表面積の均一性が強く求められる動物用排泄物処理材C100を得る際に、好適となる。
平均サンプル表面積は、比較データ算出部A500における比較データ演算部A520により得られる。第9実施パターンにおける比較データ演算部A520は、第9比較データ演算部A529とされる。基準データは、比較工程A600の基準データ記憶部A620に記憶される。
第9実施パターンに係る動物用排泄物処理材の製造方法SAおよび製造装置Aにおいては、比較部A600の比較演算部A610において、第9比較演算工程S619が実施される。第9比較演算工程S619は、まず、第1演算処理S6191として、比較演算部A610に平均サンプル表面積と、所定の固定数値を有する基準表面積とを入力する。次に、第2演算処理S6192として、平均サンプル表面積が、基準表面積の固定数値と合致しているか否かが判断される。この第2演算処理S6192の結果、平均サンプル表面積が、基準表面積の固定数値と合致すると判断された場合は、終了処理がなされる。第2演算処理S6192の終了処理により第9比較演算工程S619はリセットされ、次の平均サンプル表面積に基づく第1演算処理S6191が行われる。
一方、第2演算処理S6192において、平均サンプル表面積が、基準表面積の固定数値と合致しないと判断された場合は、第3演算処理S6193が行われる。
第3演算処理S6193においては、平均サンプル表面積が、基準表面積の固定数値より大きいか否かが判断される。平均サンプル表面積が、基準表面積の固定数値を超えていないと判断された場合は、平均サンプル表面積が基準表面積の固定数値よりも小さいこととなる。この場合は、動物用排泄物処理材C100の表面積が、所望する表面積よりも小さいことを意味する。
この場合は、次に第4演算処理S6194が行われる。第4演算処理S6194は、篩交換部A700にて、選別部A200の使用篩B110を、当該使用篩B110よりも大きい目開きを有する準備篩120へ交換することを示す。
この結果、篩交換部A700にて、選別部A200の使用篩B110を、当該使用篩B110よりも大きい目開きを有する準備篩120へ交換する作業を行うことができる。
一方、第3演算処理S6193において、平均サンプル表面積が、基準表面積の固定数値を超えていると判断された場合は、動物用排泄物処理材C100の表面積が、所望する表面積よりも大きいことを意味する。
この場合は、次に第5演算処理S6195が行われる。第5演算処理S6195は、篩交換部A700にて、選別部A200の使用篩B110を、当該使用篩B110よりも小さい目開きを有する準備篩120へ交換することを示す。
この結果、篩交換部A700にて、選別部A200の使用篩B110を、当該使用篩B110よりも小さい目開きを有する準備篩120へ交換する作業を行うことができる。
このようにして、第9実施パターンに係る動物用排泄物処理材の製造方法および製造装置においては、比較データとして平均サンプル表面積を使用し、基準データとして固定された数値を有する基準表面積を使用することにより、選別部A200の使用篩B110を、適切な目開きを有する準備篩B120へと交換することができる。よって、製造される動物用排泄物処理材C100の品質を、安定させることができる。
なお、第3演算処理S6193においては、平均サンプル表面積が、基準表面積の固定数値よりも大きいか否かにつき判断した。一方、第3演算処理S6193は、平均サンプル表面積が、基準表面積が有する固定数値よりも小さいか否かにつき判断することも可能である。
(第10実施パターン)
第10実施パターンに係る動物用排泄物処理材の製造方法SAおよび製造装置Aを、図27および図28に基づき説明する。第10実施パターンにおいては、比較データとして「個別サンプル表面積」が使用され、基準データとして「固定された数値を有する基準表面積」が使用される。
個別サンプル表面積は、比較データ算出部A500における比較データ演算部A520により得られる。第10実施パターンにおける比較データ演算部A520は、第10比較データ演算部A52010とされる。基準データは、比較工程A600の基準データ記憶部A620に記憶される。
第10実施パターンに係る動物用排泄物処理材の製造方法SAおよび製造装置Aにおいては、比較部A600の比較演算部A610において、第10比較演算工程S61010が実施される。第10比較演算工程S61010は、まず、第1演算処理S610101として、比較演算部A610に個別サンプル表面積と、基準表面積の固定数値とを入力する。次に、第2演算処理S610102として、個別サンプル表面積が、基準表面積の固定数値と合致しているか否が判断される。この際、個別サンプル表面積の個数が計測されるとともに記憶される。さらに、個別サンプル表面積が、基準表面積の固定数値と合致している個数と、基準表面積の固定数値よりも大きいものの個数と、基準表面積の固定数値よりも小さいものの個数とが計測されるとともに記憶される。さらに、個別サンプル表面積が基準表面積の固定数値に合致している個数と、個別サンプル表面積が基準表面積の固定数値に合致していない個数とが計測されるとともに記憶される。
次に、第3演算処理S610103として、個別サンプル表面積と基準表面積とを比較した個数が、所定値に達したか否かにつき判断される。個別サンプル表面積と基準表面積とを比較した個数が所定値に達していない場合は、個別サンプル表面積と基準表面積とを比較した個数が所定値に達するまで第2演算処理S610102が行われる。一方、個別サンプル表面積と基準表面積とを比較した個数が所定値に達した場合は、第4演算処理S610104が行われる。
第4演算処理S610104は、個別サンプル表面積が、基準表面積の固定数値に合致した個数が比較される。個別サンプル表面積が、基準表面積の固定数値所定の数値に合致した個数が、所定の数値以上の場合は、選別部A200の使用篩B110が適正であると判断される。この場合、第4演算処理S610104は終了処理を行う。第4演算処理S610104の終了処理により第10比較演算工程S61010はリセットされ、次の平均サンプル表面積に基づく第1演算処理S610101が行われる。
一方、第4演算処理S610104において、個別サンプル表面積が、基準表面積の固定数値に合致した個数が、所定の数値以下の場合は、第5演算処理S610105が行われる。
第5演算処理S610105においては、基準表面積の固定数値より大きい個別サンプル表面積の個数と、基準表面積の固定数値より小さい個別サンプル表面積の個数とが比較される。基準表面積より大きい個別サンプル表面積の個数が少ない場合は、動物用排泄物処理材C100の表面積が、所望する表面積よりも小さいことを意味する。
この場合は、次に第6演算処理S610106が行われる。第6演算処理S610106は、篩交換部A700にて、選別部A200の使用篩B110を、当該使用篩B110よりも大きい目開きを有する準備篩120へ交換することを示す。
この結果、篩交換部A700にて、選別部A200の使用篩B110を、当該使用篩B110よりも大きい目開きを有する準備篩120へ交換する作業を行うことができる。
一方、第5演算処理S610105において、基準表面積の固定値よりも大きい個別サンプル表面積の数が少ないと判断された場合は、動物用排泄物処理材C100の表面積が、所望する表面積よりも大きいことを意味する。
この場合は、次に第7演算処理S610107が行われる。第7演算処理S610107は、篩交換部A700にて、選別部A200の使用篩B110を、当該使用篩B110よりも小さい目開きを有する準備篩120へ交換することを示す。
この結果、篩交換部A700にて、選別部A200の使用篩B110を、当該使用篩B110よりも大きい目開きを有する準備篩120へ交換する作業を行うことができる。
このようにして、第10実施パターンに係る動物用排泄物処理材の製造方法および製造装置においては、比較データとして個別サンプル表面積を使用し、基準データとして固定された数値を有する基準表面積を使用することにより、選別部A200の使用篩B110を、適切な目開きを有する準備篩B120へと交換することができる。よって、製造される動物用排泄物処理材C100の品質を、安定させることができる。
なお、第10実施パターンにおいては、個別サンプル表面積の「個数」に基づく判断を行った。一方、例えば、測定された個別サンプル表面積における、基準表面積と合致したものの「割合」や、基準表面積よりも大きいものと基準表面積よりも小さいものの「割合」を、判断における基準とすることも可能である。
(第3形態)
本発明の第3形態に係る動物用排泄物処理材の製造方法および製造装置を、図29〜図36に基づき説明する。第3形態に係る動物用排泄物処理材の製造方法および製造装置は、第11実施パターン〜第14実施パターンに基づき説明される。
第3形態においては、比較データ算出部A500により得られる比較データとして、標準偏差が使用される。
まず、比較データとして、サンプルの標準偏差を比較データ算出部A500にて得る工程につき説明する。サンプルの標準偏差は、サンプルの所定単位数値に基づき得られる。
上述の通り、比較データ算出部A500の単位数値測定部A510にて、動物用排泄物処理材C100の単位数値が得られる。この際、単位数値として「粒径」が得られる。また、比較データ演算部A520の演算により、動物用排泄物処理材C100におけるさらに他の単位数値を得ることができる。
比較データ演算部A520は、単位数値測定部A510にて「粒径」が測定されたサンプルの個数を計測し、記憶する。比較データ演算部A520は、さらに、所定の形状として仮定された基準形状を準備する。この基準形状は、球体とされる。
比較データ演算部A520は、比較データ算出部A500にて得られた粒径に基づき「サンプルの半径r」を得る。したがって、比較データ演算部A520は、サンプルの単位数値として「半径」を得ることができる。
さらに、比較データ演算部A520は、サンプルの半径rを、球体である基準形状に充当する。そして、球体の表面積を求める公式(球体の表面積=4πr2)に基づき、サンプルの表面積を得る。したがって、比較データ演算部A520は、サンプルの単位数値として「表面積」を得ることができる。
さらに、比較データ演算部A520は、サンプルの体積を得ることができる。すなわち、サンプルの半径rを、球体である基準形状に充当する。そして、球体の体積を求める公式(球体の体積=4/3πr3)に基づき、サンプルの体積を得る。したがって、比較データ演算部A520は、サンプルの単位数値として「体積」を得ることができる。
さらに、比較データ演算部A520は、サンプルの体積から、サンプルの重量(質量)を得る。この場合、比較データ演算部A520に、サンプルにおける比重が入力される。このサンプルの比重と、サンプルの体積を積算することにより、サンプルの重量が得られる。したがって、比較データ演算部A520は、サンプルの単位数値として「重量(質量)」を得ることができる。
さらに、比較データ演算部A520は、サンプルの表面積を、サンプルの重量で除することができる。このようにして、サンプルにおける単位重量表面積が得られる。従って、比較データ演算部A520は、サンプルの単位数値として「単位重量表面積」を得ることができる。
さらに、比較データ演算部A520は、サンプルの体積を、サンプルの重量で除することができる。このようにして、サンプルにおける単位重量体積が得られる。従って、比較データ演算部A520は、サンプルの単位数値として「単位重量体積」を得ることができる。
すなわち、上述の通り、比較データ算出部A500は、サンプルの「単位数値」として、粒径、半径、表面積、体積、質量(重量)、単位重量表面積、単位質量表面積を得ることができる。なお、サンプルにおける単位数値を、サンプル単位数値とする。
このサンプル単位数値を所定数得ることにより、比較データ演算部A520は、比較データとなる標準偏差を演算する。
なお、サンプルに対して所定の単位数値により標準偏差を演算した場合には、所定の単位数値の平均値を得ることができる。このサンプルの標準偏差に伴う所定の単位数値の平均値を、平均サンプル単位数値とする。
比較データ算出工程は、標準偏差を平均サンプル単位数値で除したものを比較データとすることもできる。
また、平均サンプル単位数値を、比較データの一部とすることができる。平均サンプル単位数値を比較データの一部とする場合は、標準偏差が第1比較データを形成し、「所定の単位数値の平均値」が第2比較データを形成する。
基準データは、比較データの適否を判断するための任意の所定数値である。基準データは、所定の数値範囲を有する。基準データは、比較部A600における基準データ記憶部A620に入力され、記憶される。
なお、比較データが第1比較データと第2比較データとにより形成される場合は、基準データも第1基準データと第2基準データとを有する。第1基準データは、第1比較データの適否を判断するための所定の数値である。第2基準データは、第2比較データの適否を判断するための所定の数値である。
(第11実施パターン)
第11実施パターンに係る動物用排泄物処理材の製造方法SAおよび製造装置Aを、図29および図30に基づき説明する。比較データは、比較データ算出部A500における比較データ演算部A520により得られる。
なお、この比較データは、サンプルの所定単位数値に基づく標準偏差であっても、この標準偏差を平均サンプル単位数値で除したものであってもよい。
第11実施パターンにおける比較データ演算部A520は、第11比較データ演算部A52011とされる。
第11実施パターンに係る動物用排泄物処理材の製造方法SAおよび製造装置Aにおいては、比較部A600の比較演算部A610によって、第11比較演算工程S61011が実施される。第11比較演算工程S61011は、まず、第1演算処理S610111として、比較演算部A610に比較データを入力する。次に、第2演算処理S610112として、比較データを、篩交換工程A700に伝達する。この結果、作業者は比較データにより、選別部A200の使用篩B110の状況を把握することができる。さらに、作業者は、比較データにより篩B110が不適格であると判断した場合は、使用篩B110を準備篩B120と交換することができる。
このようにして、第11実施パターンに係る動物用排泄物処理材の製造方法および製造装置においては、比較データに基づき、選別部A200の使用篩B110を準備篩B120へと交換することができる。よって、製造される動物用排泄物処理材C100の品質を、安定させることができる。
(第12実施パターン)
第12実施パターンに係る動物用排泄物処理材の製造方法SAおよび製造装置Aを、図11および図12に基づき説明する。第12実施パターンにおいては、比較データは、比較データ算出部A500における比較データ演算部A520により得られる。なお、この比較データは、サンプルの所定単位数値に基づく標準偏差であっても、この標準偏差を平均サンプル単位数値で除したものであってもよい。第12実施パターンにおける比較データ演算部A520は、第12比較データ演算部A52012とされる。
基準データは、比較工程A600の基準データ記憶部A620に記憶される。
第12実施パターンに係る動物用排泄物処理材の製造方法SAおよび製造装置Aにおいては、比較部A600の比較演算部A610によって、第12比較演算工程S61012が実施される。第1比較演算工程S61012は、まず、第1演算処理S610121として、比較演算部A610に比較データと、所定の範囲を有する基準データとを入力する。次に、第2演算処理S610122として、比較データが、基準データの所定の数値範囲内に入っているか否かが判断される。この第2演算処理S610122の結果、比較データが、基準データの所定の数値範囲内であると判断された場合は、終了処理がなされる。第2演算処理S610122の終了処理により第12比較演算工程S61012はリセットされ、次の比較データに基づく第1演算処理S610121が行われる。
一方、第2演算処理S610122において、比較データが、基準データの所定の数値範囲内に入らないと判断された場合は、第3演算処理S610123が行われる。第3演算処理S610123は、篩交換部A700に対し、使用篩B110を準備篩B120に交換する必要があることを示す。
この結果、篩交換部A700にて、選別部A200の使用篩B110を、準備篩120へ交換する作業を行うことができる。
このようにして、第12実施パターンに係る動物用排泄物処理材の製造方法および製造装置においては、比較データに基づき、選別部A200の使用篩B110を準備篩B120へと交換することができる。よって、製造される動物用排泄物処理材C100の品質を、安定させることができる。
(第13実施パターン)
第13実施パターンに係る動物用排泄物処理材の製造方法SAおよび製造装置Aを、図33および図34に基づき説明する。第13実施パターンにおいては、比較データとして第1比較データおよび第2比較データが使用される。なお、第1比較データは、サンプルの所定単位数値に基づく標準偏差であっても、この標準偏差を平均サンプル単位数値で除したものであってもよい。
また、基準データとして第1基準データおよび第2基準データが使用される。この際、第1基準データは、第1比較データの適否を判断するための所定の数値範囲を有している数値となる。一方、第2基準データは、第2比較データの適否を判断するための、単一の数値を有している(数値範囲を有していない)数値である。
第1比較データおよび第2比較データは、比較データ算出部A500における比較データ演算部A520により得られる。第13実施パターンにおける比較データ演算部A520は、第13比較データ演算部A52013とされる。基準データは、比較工程A600の基準データ記憶部A620に記憶される。
第13実施パターンに係る動物用排泄物処理材の製造方法SAおよび製造装置Aにおいては、比較部A600の比較演算部A610によって、第13比較演算工程S61013が実施される。第1比較演算工程S61013は、まず、第1演算処理S610131として、比較演算部A610に第1比較データと、第2比較データと、第1基準データと、第2基準データとを入力する。次に、第2演算処理S610132として、第1比較データが、第1基準データの数値範囲内に入っているか否かが判断される。この第2演算処理S610132の結果、第1比較データが、第1基準データの所定の数値範囲内であると判断された場合は、終了処理がなされる。第2演算処理S610132の終了処理により第13比較演算工程S61013はリセットされ、次の第1演算処理S610131が行われる。
一方、第2演算処理S610132において、第1比較データが、第1基準データの所定の数値範囲内に入らないと判断された場合は、第3演算処理S610133が行われる。
第3演算処理S610133においては、第2比較データが、第2基準データの数値よりも大きいかどうかが判断される。第2比較データが、第2基準データよりも小さいと判断された場合は、動物用排泄物処理材C100の大きさが、所望の大きさよりも小さいことを意味する。
この場合は、次に第4演算処理S610134が実施される。この第4演算処理S610134は、篩交換部A700に対し、使用篩B110を、使用篩B110よりも大きい目開きを有する準備篩B120に交換する必要があることを示す。
この結果、篩交換部A700にて、選別部A200の使用篩B110を、当該使用篩B110よりも大きい目開きを有する準備篩120へ交換する作業を行うことができる。
一方、第3演算処理S610133において、第2比較データが第2基準データよりも大きいと判断された場合は、動物用排泄物処理材C100の大きさが、所望の大きさよりも大きいことを意味する。
この場合は、次に第5演算処理S610135が実施される。この第5演算処理610135は、篩交換部A700に対し、使用篩B110を、使用篩B110よりも小さい目開きを有する準備篩B120に交換する必要があることを示す。
この結果、篩交換部A700にて、選別部A200の使用篩B110を、当該使用篩B110よりも小さい目開きを有する準備篩120へ交換する作業を行うことができる。
このようにして、第13実施パターンに係る動物用排泄物処理材の製造方法および製造装置においては、選別部A200の使用篩B110を、適切な目開きを有する準備篩B120へと交換することができる。よって、製造される動物用排泄物処理材C100の品質を、安定させることができる。
(第4形態)
本発明の第4形態に係る動物用排泄物処理材の製造方法および製造装置を、図35〜図36に基づき説明する。第4形態に係る動物用排泄物処理材の製造方法および製造装置は、第14実施パターンに基づき説明される。
第4実施形態は、混合部A810において、第1動物用排泄物処理材と、第2動物用排泄物処理材の混合物に対し、品質管理を行う混合物品質管理部A303が形成される。
(第14実施パターン)
図35および図36に基づき第14実施パターンを説明する。第14実施パターンにおける第5製造装置A5は、単一の造粒部A100に対し、複数の選別部A200が形成される。第5製造装置A5は第5製造工程を実施する。
図35および図36においては、選別部A200として、第1選別部A201と第2選別部A202が形成される。一方、さらに複数の選別部A200を形成することができる。複数の選別部A200にそれぞれ使用される使用中篩は、それぞれ異なる目開きを有する。第14実施パターンの場合、第1選別部A201にて使用される使用中篩の目開きは、第2選別部A202にて使用される使用中篩の目開きよりも大きい。
なお、上述の通り、第1選別部A201は、品質管理部A300として第1品質管理部A301を有する。第2選別部A202は、第2品質管理部A302を有する。第1品質管理部301および第2品質管理部A302は、上述した第1実施パターン〜第13実施パターンに係る品質管理部A300の構成が適宜使用される。
最終処理部A800の混合部A810は、混合物品質管理部A302を有する。混合物品質管理部A302は、混合物品質管理工程A302を実施する。混合物品質管理部A302は、複数の選別部A200にてそれぞれ得られた動物用排泄物処理材の混合物が適切であるか否かにつき判断する。すなわち、第14実施パターンにおいて、混合物品質管理部A302は、第1選別部A201により得られた第1動物用排泄物処理材と、第2選別部A202により得られた第2動物用排泄物処理材の混合物の適否を判断する。
図36に示すように、選別部A200により得られた動物用排泄物処理材は、通路A820を通過する。通路A820は、第1選別部A201により得られた第1動物用排泄物処理材が通過される第1通路A821と、第2選別部A202により得られた第2動物用排泄物処理材が通過される第2通路A822と、第1動物用排泄物処理材と第2動物用排泄物処理材の混合物が通過される合流通路A823とを有する。
第1通路A821と、第2通路A822の合流部には、流量制御部A830が形成される。流量制御部A830は、流量制御工程S830を形成する。流量制御部A830は、第1動物用排泄物処理材と第2動物用排泄物処理材を混合するにあたり、第1動物用排泄物処理材と第2動物用排泄物処理材のいずれかの割合が多くなるように調整する。なお、流量制御部A830は、第1動物用排泄物処理材と第2動物用排泄物処理材が同等の割合にて混合されるように調整することもできる。
流量制御部A830は、第1通路A821と第2通路A822との合流部に配置された板状部材により形成することができる。この場合、流量制御部A830は、合流通路A823と対向する側を支点として、矢印A831に示されるように、第1通路821方向および第2通路822方向に搖動可能に構成される。なお流量制御部A830がいずれの位置に移動されている場合であっても、第1通路821もしくは第2通路822を完全にふさぐことはない。
流量制御部A830が、第1通路821側に移動された場合は、第1動物用排泄物処理材が流量制御部A830に当接し、合流部A823へ通過される量が減少される。よって、合流通路A823においては、第1動物用排泄物処理材の方が、第2動物用排泄物処理材よりも少ない割合となる。これとは逆に、流量制御部A830が、第2通路822側に移動された場合は、第2動物用排泄物処理材が流量制御部A830に当接し、合流部A823へ通過される量が減少される。よって、合流通路A823においては、第1動物用排泄物処理材の方が、第2動物用排泄物処理材よりも多い割合となる。
なお、流量制御部A830は、上記した構成以外の構成を選択することも可能である。
混合物品質管理部A303は、合流通路A823における、第1動物用排泄物処理材と第2動物用排泄物処理材の混合物の適否を判断し、流量制御部A830の位置を調整する。すなわち、混合物品質管理部A303は、第1動物用排泄物処理材と、第2動物用排泄物処理材の流量を調整する。
混合物品質管理部A303は、混合物抽出部(図示せず)と、混合物比較データ算出部(図示せず)と、流量制御部調整部(図示せず)とを有する。混合物抽出部は混合物抽出工程を実施し、混合物比較データ算出部は混合物比較データ算出工程を実施し、流量制御部調整部は流量制御部調整工程を実施する。
また、混合物品質管理部A303は、混合物比較部(図示せず)を有することもできる。混合物比較部は、混合物比較工程を実施する。
混合物抽出部、混合物比較データ算出部、混合物比較部は、上述した全体基本形態および第1実施パターン〜第13実施パターンにて説明した構成を適宜充当することが可能である。すなわち、混合物抽出部の構成は抽出部A400の構成を、混合物比較データ算出部の構成は比較データ算出部A500の構成を、混合物比較部の構成は比較部A600の構成をそれぞれ応用することができる。
また、流量制御部調整部は、上述した全体基本形態および第1実施パターン〜第13実施パターンにて説明した篩交換部A700に準じた構成とすることができる。すなわち、篩交換部A700は使用篩を準備篩に交換するものであるのに対し、流量制御部調整部は、流量制御部A830の位置を変更するものである。
このように構成された混合物品質管理部においては、第1動物用排泄物処理材と第2動物用排泄物処理材の混合物における測定結果に基づき、手動もしくは自動的に流量制御部A830の位置を調整することができる。
従って、安定した品質の動物用排泄物処理材を製造することが可能となる。
なお、本発明に係る動物用排泄物処理材の製造方法およびその製造装置は上述したものに限られないものである。また、第1実施パターン〜第14実施パターンにて説明した構成を適宜組み合わせることや、変更することも可能である。
また、本発明に係る比較データ演算部A520や、比較データ演算部A520や、比較演算部A610のように、演算を実施する構成は、周知の演算機能を有する構成を適宜選択することができる。
(実施の形態と本発明の各構成要素の対応について)
動物用排泄物処理材C100は、本発明に係る「動物用排泄物処理材」の一例である。動物用排泄物処理材の製造方法SAは、本発明に係る「動物用排泄物処理材の製造方法」の一例である。造粒工程S100は、本発明に係る「造粒工程」の一例である。粒状体は、本発明に係る「粒状体」の一例である。選別工程S200は、本発明に係る「選別工程」の一例である。品質管理工程S300は、本発明に係る「品質管理工程」の一例である。品質管理機材は、本発明に係る「品質管理機材」の一例である。抽出工程S400は、本発明に係る「抽出工程」の一例である。比較データ算出工程S500は、本発明に係る「比較データ算出工程」の一例である。比較工程S600は、本発明に係る「比較工程」の一例である。判断は、本発明に係る「判断」の一例である。篩交換工程S720は、本発明に係る「篩交換工程」の一例である。篩B100は、本発明に係る「篩」の一例である。使用篩B110は、本発明に係る「使用篩」の一例である。準備篩B120は、本発明に係る「準備篩」の一例である。動物用排泄物処理材の製造装置Aは、本発明に係る「動物用排泄物処理材の製造装置」の一例である。造粒部A100は、本発明に係る「造粒部」の一例である。選別部A200は、本発明に係る「選別部」の一例である。品質管理部A300は、本発明に係る「品質管理部」の一例である。品質管理部A300は、本発明に係る「品質管理部」の一例である。抽出部A400は、本発明に係る「抽出部」の一例である。比較データ算出部A500は、本発明に係る「比較データ算出部」の一例である。比較部A600は、本発明に係る「比較部」の一例である。篩交換部A700は、本発明に係る「篩交換部」の一例である。
以上の本発明の特質に鑑み、以下の各種の構成態様が構築できる。
(態様1)
動物用排泄物処理材の製造方法であって、
原材料を造粒して粒状体を形成する造粒工程と、所定大きさの目開きを有する篩によって前記粒状体を選別することにより動物用排泄物処理材を形成する選別工程とを有し、
さらに、品質管理機材を用いた品質管理工程として、
前記動物用排泄物処理材から測定対象となるサンプルを抽出する抽出工程と、
前記サンプルにおける単位重量表面積を比較データとして得る比較データ算出工程と、
前記比較データに基づき前記篩の交換を行う篩交換工程と、を有することを特徴とする動物用排泄物処理材の製造方法。
(態様2)
態様1に記載された動物用排泄物処理材の製造方法であって、
前記品質管理工程は、所定数値の単位重量表面積である基準データを有するとともに、前記比較データと前記基準データとを比較する比較工程を有することを特徴とする動物用排泄物処理材の製造方法。
(態様3)
態様1または2に記載された動物用排泄物処理材の製造方法であって、
前記篩は、前記選別工程で使用されている使用篩と、当該使用篩とは異なる目開きを有する篩である準備篩とを有し、
前記篩交換工程は、前記使用篩を、前記準備篩へと交換することを特徴とする動物用排泄物処理材の製造方法。
(態様4)
態様3に記載された動物用排泄物処理材の製造方法であって、
前記比較工程において、前記比較データが前記基準データよりも小さいと判断された場合は、前記篩交換工程において、前記使用篩を、前記使用篩よりも大きい目開きを有する前記準備篩へと変更することを特徴とする動物用排泄物処理材の製造方法。
(態様5)
態様3に記載された動物用排泄物処理材の製造方法であって、
前記比較工程において、前記比較データが前記基準データよりも大きいと判断された場合は、前記篩交換工程において、前記使用篩を、前記使用篩よりも小さい目開きを有する前記準備篩へと変更することを特徴とする動物用排泄物処理材の製造方法。
(態様6)
態様1〜5のいずれか1項に記載された動物用排泄物処理材の製造方法であって、
前記基準データにおける前記所定数値は、数値範囲を有することを特徴とする動物用排泄物処理材の製造方法。
(態様7)
態様1〜5のいずれか1項に記載された動物用排泄物処理材の製造方法であって、
前記基準データにおける前記所定数値は、数値範囲を有さないことを特徴とする動物用排泄物処理材の製造方法。
(態様8)
態様1〜7のいずれか1項に記載された動物用排泄物処理材の製造方法であって、
前記比較データ算出工程は、所定形状として仮定された基準形状を記憶する工程と、前記サンプルの比重を記憶する工程と、前記サンプルの粒径を計測する工程と、前記粒径を前記基準形状に充当することにより前記サンプルの表面積および体積を算出する工程と、前記体積と前記比重から前記サンプルの質量を算出する工程と、前記表面積と前記質量から前記比較データを算出する工程と、を有することを特徴とする動物用排泄物処理材の製造方法。
(態様9)
態様8に記載された動物用排泄物処理材の製造方法であって、
上記基準形状は、球体であることを特徴とする動物用排泄物処理材の製造方法。
(態様10)
態様1〜9のいずれか1項に記載された動物用排泄物処理材の製造方法であって、
前記抽出工程では複数の前記サンプルが得られることを特徴とする動物用排泄物処理材の製造方法。
(態様11)
態様10に記載された動物用排泄物処理材の製造方法であって、
前記比較データ算出工程では、前記比較データの平均である平均比較データが得られ、前記比較工程では、前記平均比較データと前記基準データとが比較されることを特徴とする動物用排泄物処理材の製造方法。
(態様12)
態様10に記載された動物用排泄物処理材の製造方法であって、
前記比較データ算出工程では、個々の前記比較データである個別比較データが得られ、前記比較工程では、前記個別比較データと前記基準データとが比較されることを特徴とする動物用排泄物処理材の製造方法。
(態様13)
態様1〜12のいずれか1項に記載された動物用排泄物処理材の製造方法であって、
前記篩は、特定の前記基準データに関連付けられることを特徴とする動物用排泄物処理材の製造方法。
(態様14)
態様1〜13のいずれか1項に記載された動物用排泄物処理材の製造方法であって、
前記選別工程は、第1選別工程と第2選別工程とを有し、
前記第1選別工程は、第1使用篩を有し、
前記第2選別工程は、前記第1使用篩とは異なる前記基準データに関連付けられた第2使用篩を有し、
さらに、選別工程の次工程として、前記第1選別工程により得られた動物用排泄物処理材である第1動物用排泄物処理材と、前記第2選別工程により得られた動物用排泄物処理材である第2動物用排泄物処理材とを混合する混合工程を有することを特徴とする動物用排泄物処理材の製造方法。
(態様15)
態様14に記載された動物用排泄物処理材の製造方法であって、
前記第1選別工程と前記第2選別工程とは同時に稼働可能に構成されていることを特徴とする動物用排泄物処理材の製造方法。
(態様16)
態様14に記載された動物用排泄物処理材の製造方法であって、
前記第1動物用排泄物処理材を保管する保管工程を有し、
前記混合工程は、前記保管工程の前記第1動物用排泄物処理材と、前記第2動物用排泄物処理材とを混合することを特徴とする動物用排泄物処理材の製造方法。
(態様17)
態様14〜16のいずれか1項に記載された動物用排泄物処理材の製造方法であって、
前記混合工程は、前記第1動物用排泄物処理材と、前記第2動物用排泄物処理材の流量をする流量制御工程と、
前記混合された前記第1動物用排泄物処理材と前記第2動物用排泄物処理材の品質を管理する混合物品質管理工程とを有し、
前記混合物品質管理工程の管理結果に基づき前記流量制御工程を調整することを特徴とする動物用排泄物処理材の製造方法。
(態様18)
動物用排泄物処理材の製造装置であって、
原材料を造粒して粒状体を形成する造粒部と、所定大きさの目開きを有する篩によって前記粒状体を選別することにより動物用排泄物処理材を形成する選別部とを有し、
さらに、品質管理機材を用いた品質管理部として、
前記動物用排泄物処理材から測定対象となるサンプルを抽出する抽出部と、
前記サンプルにおける単位重量表面積を比較データとして得る比較データ算出部と、
前記比較データに基づき前記篩の交換を行う篩交換部と、を有することを特徴とする動物用排泄物処理材の製造装置。
(態様19)
態様18に記載された動物用排泄物処理材の製造装置であって、
前記品質管理部は、所定数値の単位重量表面積である基準データを有するとともに、前記比較データと前記基準データとを比較する比較部を有することを特徴とする動物用排泄物処理材の製造装置。
(態様20)
態様18または19に記載された動物用排泄物処理材の製造装置であって、
前記篩は、前記選別部で使用されている使用篩と、当該使用篩とは異なる目開きを有する篩である準備篩とを有し、
前記篩交換部は、前記使用篩を、前記準備篩へと交換することを特徴とする動物用排泄物処理材の製造装置。
(態様21)
動物用排泄物処理材の製造方法であって、
原材料を造粒して粒状体を形成する造粒工程と、所定大きさの目開きを有する篩によって前記粒状体を選別することにより動物用排泄物処理材を形成する選別工程とを有し、
さらに、品質管理機材を用いた品質管理工程として、
前記動物用排泄物処理材から測定対象となるサンプルを抽出する抽出工程と、
前記サンプルにおける表面積を比較データとして得る比較データ算出工程と、
前記比較データに基づき前記篩の交換を行う篩交換工程と、を有することを特徴とする動物用排泄物処理材の製造方法。
(態様22)
態様21に記載された動物用排泄物処理材の製造方法であって、
前記品質管理工程は、所定数値の表面積である基準データを有するとともに、前記比較データと前記基準データとを比較する比較工程を有することを特徴とする動物用排泄物処理材の製造方法。
(態様23)
態様21または22に記載された動物用排泄物処理材の製造方法であって、
前記篩は、前記選別工程で使用されている使用篩と、当該使用篩とは異なる目開きを有する篩である準備篩とを有し、
前記篩交換工程は、前記使用篩を、前記準備篩へと交換することを特徴とする動物用排泄物処理材の製造方法。
(態様24)
態様23に記載された動物用排泄物処理材の製造方法であって、
前記比較工程において、前記比較データが前記基準データよりも小さいと判断された場合は、前記篩交換工程において、前記使用篩を、前記使用篩よりも大きい目開きを有する前記準備篩へと変更することを特徴とする動物用排泄物処理材の製造方法。
(態様25)
態様23に記載された動物用排泄物処理材の製造方法であって、
前記比較工程において、前記比較データが前記基準データよりも大きいと判断された場合は、前記篩交換工程において、前記使用篩を、前記使用篩よりも小さい目開きを有する前記準備篩へと変更することを特徴とする動物用排泄物処理材の製造方法。
(態様26)
態様21〜25のいずれか1項に記載された動物用排泄物処理材の製造方法であって、
前記基準データにおける前記所定数値は、数値範囲を有することを特徴とする動物用排泄物処理材の製造方法。
(態様27)
態様21〜25のいずれか1項に記載された動物用排泄物処理材の製造方法であって、
前記基準データにおける前記所定数値は、数値範囲を有さないことを特徴とする動物用排泄物処理材の製造方法。
(態様28)
態様21〜27のいずれか1項に記載された動物用排泄物処理材の製造方法であって、
前記比較データ算出工程は、所定形状として仮定された基準形状を記憶する工程と、前記サンプルの粒径を計測する工程と、前記粒径を前記基準形状に充当することにより前記比較データを算出する工程と、を有することを特徴とする動物用排泄物処理材の製造方法。
(態様29)
態様28に記載された動物用排泄物処理材の製造方法であって、
上記基準形状は、球体であることを特徴とする動物用排泄物処理材の製造方法。
(態様30)
態様21〜29のいずれか1項に記載された動物用排泄物処理材の製造方法であって、
前記抽出工程では複数の前記サンプルが得られることを特徴とする動物用排泄物処理材の製造方法。
(態様31)
態様30に記載された動物用排泄物処理材の製造方法であって、
前記比較データ算出工程では、前記比較データの平均である平均比較データが得られ、前記比較工程では、前記平均比較データと前記基準データとが比較されることを特徴とする動物用排泄物処理材の製造方法。
(態様32)
態様30に記載された動物用排泄物処理材の製造方法であって、
前記比較データ算出工程では、個々の前記比較データである個別比較データが得られ、前記比較工程では、前記個別比較データと前記基準データとが比較されることを特徴とする動物用排泄物処理材の製造方法。
(態様33)
態様21〜32のいずれか1項に記載された動物用排泄物処理材の製造方法であって、
前記篩は、特定の前記基準データに関連付けられることを特徴とする動物用排泄物処理材の製造方法。
(態様34)
態様21〜33のいずれか1項に記載された動物用排泄物処理材の製造方法であって、
前記選別工程は、第1選別工程と第2選別工程とを有し、
前記第1選別工程は、第1使用篩を有し、
前記第2選別工程は、前記第1使用篩とは異なる前記基準データに関連付けられた第2使用篩を有し、
さらに、選別工程の次工程として、前記第1選別工程により得られた動物用排泄物処理材である第1動物用排泄物処理材と、前記第2選別工程により得られた動物用排泄物処理材である第2動物用排泄物処理材とを混合する混合工程を有することを特徴とする動物用排泄物処理材の製造方法。
(態様35)
態様34に記載された動物用排泄物処理材の製造方法であって、
前記第1選別工程と前記第2選別工程とは同時に稼働可能に構成されていることを特徴とする動物用排泄物処理材の製造方法。
(態様36)
態様34に記載された動物用排泄物処理材の製造方法であって、
前記第1動物用排泄物処理材を保管する保管工程を有し、
前記混合工程は、前記保管工程の前記第1動物用排泄物処理材と、前記第2動物用排泄物処理材とを混合することを特徴とする動物用排泄物処理材の製造方法。
(態様37)
請求項34〜36のいずれか1項に記載された動物用排泄物処理材の製造方法であって、
前記混合工程は、前記第1動物用排泄物処理材と、前記第2動物用排泄物処理材の流量をする流量制御工程と、
前記混合された前記第1動物用排泄物処理材と前記第2動物用排泄物処理材の品質を管理する混合物品質管理工程とを有し、
前記混合物品質管理工程の管理結果に基づき前記流量制御工程を調整することを特徴とする動物用排泄物処理材の製造方法。
(態様38)
動物用排泄物処理材の製造装置であって、
原材料を造粒して粒状体を形成する造粒部と、所定大きさの目開きを有する篩によって前記粒状体を選別することにより動物用排泄物処理材を形成する選別部とを有し、
さらに、品質管理機材を用いた品質管理部として、
前記動物用排泄物処理材から測定対象となるサンプルを抽出する抽出部と、
前記サンプルにおける表面積を比較データとして得る比較データ算出部と、
前記比較データに基づき前記篩の交換を行う篩交換部と、を有することを特徴とする動物用排泄物処理材の製造装置。
(態様38)
態様37に記載された動物用排泄物処理材の製造装置であって、
前記品質管理部は、所定数値の表面積である基準データを有するとともに、前記比較データと前記基準データとを比較する比較部を有することを特徴とする動物用排泄物処理材の製造装置。
(態様39)
態様37または38に記載された動物用排泄物処理材の製造装置であって、
前記篩は、前記選別部で使用されている使用篩と、当該使用篩とは異なる目開きを有する篩である準備篩とを有し、
前記篩交換部は、前記使用篩を、前記準備篩へと交換することを特徴とする動物用排泄物処理材の製造装置。
(態様40)
動物用排泄物処理材の製造方法において、
原材料を造粒して粒状体を形成する造粒工程と、所定大きさの目開きを有する篩によって前記粒状体を選別することにより動物用排泄物処理材を形成する選別工程とを有し、
さらに、品質管理機材を用いた品質管理工程として、
前記動物用排泄物処理材から測定対象となるサンプルを抽出する抽出工程と、
前記サンプルの所定測定単位を測定して単位数値を得るとともに複数の前記単位数値から標準偏差を得ることにより、当該標準偏差を比較データとする比較データ算出工程と、
前記比較データに基づき前記篩交換を行う篩交換工程と、を有することを特徴とする動物用排泄物処理材の製造方法。
(態様41)
態様40に記載された動物用排泄物処理材の製造方法であって、
前記比較データ算出工程は、前記複数の単位数値の平均である平均サンプル単位数値を算出することを特徴とする動物用排泄物処理材の製造方法。
(態様42)
態様40または41に記載された動物用排泄物処理材の製造方法であって、
前記比較データは、前記標準偏差を前記平均サンプル単位数値で除したものであることを特徴とする動物用排泄物処理材の製造方法。
(態様43)
態様40〜42のいずれか1項に記載された動物用排泄物処理材の製造方法であって、
前記品質管理工程は、前記比較データの適否を判断するための所定数値である基準データを有するとともに、前記比較データと前記基準データとを比較する比較工程を有することを特徴とする動物用排泄物処理材の製造方法。
(態様44)
態様40〜43のいずれか1項に記載された動物用排泄物処理材の製造方法であって、
前記篩は、前記選別工程で使用されている使用篩と、当該使用篩とは異なる目開きを有する篩である準備篩とを有し、
前記篩交換工程は、前記使用篩を、前記準備篩へと交換することを特徴とする動物用排泄物処理材の製造方法。
(態様45)
態様40〜44のいずれか1項に記載された動物用排泄物処理材の製造方法であって、
前記比較データは、前記標準偏差である第1比較データと、前記平均サンプル単位数値である第2比較データとを有し、
前記基準データは、前記第1比較データの適否を判断するための所定数値である第1基準データと、前記第2比較データの適否を判断するための所定数値である第2基準データとを有し、
前記比較工程は、前記第1比較データと前記第2基準データとを比較するとともに、前記第2比較データと前記第2基準データとを比較することを特徴とする動物用排泄物処理材の製造方法。
(態様46)
態様45に記載された動物用排泄物処理材の製造方法であって、
前記比較工程において、前記第2比較データが前記第2基準データよりも小さいと判断された場合は、前記篩交換工程において、前記使用篩を、前記使用篩よりも大きい目開きを有する前記準備篩へと変更することを特徴とする動物用排泄物処理材の製造方法。
(態様47)
態様45に記載された動物用排泄物処理材の製造方法であって、
前記比較工程において、前記第2比較データが前記第2基準データよりも大きいと判断された場合は、前記篩交換工程において、前記使用篩を、前記使用篩よりも小さい目開きを有する前記準備篩へと変更することを特徴とする動物用排泄物処理材の製造方法。
(態様48)
態様40〜47のいずれか1項に記載された動物用排泄物処理材の製造方法であって、
前記比較データ算出工程は、所定形状として仮定された基準形状を記憶する工程と、前記サンプルの粒径を計測する工程と、前記粒径を前記基準形状に充当することにより前記単位数値を算出する工程と、を有することを特徴とする動物用排泄物処理材の製造方法。
(態様49)
態様48に記載された動物用排泄物処理材の製造方法であって、
上記基準形状は、球体であることを特徴とする動物用排泄物処理材の製造方法。
(態様50)
態様40〜49のいずれか1項に記載された動物用排泄物処理材の製造方法であって、
前記篩は、特定の前記基準データと関連付けられることを特徴とする動物用排泄物処理材の製造方法。
(態様51)
態様40〜50のいずれか1項に記載された動物用排泄物処理材の製造方法であって、
前記選別工程は、第1選別工程と第2選別工程とを有し、
前記第1選別工程は、第1使用篩を有し、
前記第2選別工程は、前記第1使用篩とは異なる前記基準データに関連付けられた第2使用篩を有し、
さらに、選別工程の次工程として、前記第1選別工程により得られた動物用排泄物処理材である第1動物用排泄物処理材と、前記第2選別工程により得られた動物用排泄物処理材である第2動物用排泄物処理材とを混合する混合工程を有することを特徴とする動物用排泄物処理材の製造方法。
(態様52)
態様51に記載された動物用排泄物処理材の製造方法であって、
前記第1選別工程と前記第2選別工程とは同時に稼働可能に構成されていることを特徴とする動物用排泄物処理材の製造方法。
(態様53)
態様51に記載された動物用排泄物処理材の製造方法であって、
前記第1動物用排泄物処理材を保管する保管工程を有し、
前記混合工程は、前記保管工程の前記第1動物用排泄物処理材と、前記第2動物用排泄物処理材とを混合することを特徴とする動物用排泄物処理材の製造方法。
(態様54)
請求項51〜53のいずれか1項に記載された動物用排泄物処理材の製造方法であって、
前記混合工程は、前記第1動物用排泄物処理材と、前記第2動物用排泄物処理材の流量をする流量制御工程と、
前記混合された前記第1動物用排泄物処理材と前記第2動物用排泄物処理材の品質を管理する混合物品質管理工程とを有し、
前記混合物品質管理工程の管理結果に基づき前記流量制御工程を調整することを特徴とする動物用排泄物処理材の製造方法。
(態様55)
動物用排泄物処理材の製造装置において、
原材料を造粒して粒状体を形成する造粒部と、所定大きさの目開きを有する篩によって前記粒状体を選別することにより動物用排泄物処理材を形成する選別部とを有し、
さらに、品質管理機材を用いた品質管理部として、
前記動物用排泄物処理材から測定対象となるサンプルを抽出する抽出部と、
前記サンプルの所定測定単位を測定して単位数値を得るとともに複数の前記単位数値から標準偏差を得ることにより、当該標準偏差を比較データとする比較データ算出部と、
前記比較データに基づき前記篩交換を行う篩交換部と、を有することを特徴とする動物用排泄物処理材の製造装置。
(態様56)
態様55に記載された動物用排泄物処理材の製造装置であって、
前記比較データ算出部は、前記複数の単位数値の平均である平均サンプル単位数値を算出することを特徴とする動物用排泄物処理材の製造装置。
(態様57)
態様55または56に記載された動物用排泄物処理材の製造装置であって、
前記比較データは、前記標準偏差を前記平均サンプル単位数値で除したものであることを特徴とする動物用排泄物処理材の製造装置。
(態様58)
態様55〜57のいずれか1項に記載された動物用排泄物処理材の製造装置であって、
前記品質管理部は、前記比較データの適否を判断するための所定数値である基準データを有するとともに、前記比較データと前記基準データとを比較する比較部を有することを特徴とする動物用排泄物処理材の製造装置。
(態様59)
態様55〜58のいずれか1項に記載された動物用排泄物処理材の製造装置であって、
前記篩は、前記選別部で使用されている使用篩と、当該使用篩とは異なる目開きを有する篩である準備篩とを有し、
前記篩交換部は、前記使用篩を、前記準備篩へと交換することを特徴とする動物用排泄物処理材の製造装置。
A 製造装置
A1 第1製造装置
A2 第2製造装置
A3 第3製造装置
A4 第4製造装置
A5 第5製造装置
AA 第1粒状体取得部
AB 第2粒状体取得部
A100 造粒部
A101 第1造粒部
A102 第2造粒部
A200 選別部
A201 第1選別部
A202 第2選別部
A300 品質管理部
A301 第1品質管理部
A302 第2品質管理部
A303 第3品質管理部
A400 抽出部
A500 比較データ算出部
A510 単位数値計測部
A511 第1単位数値計測部
A512 第2単位数値計測部
A5121 第1測定用篩
A5122 第2測定用篩
A5123 第3測定用篩
A512n 第n測定用篩
A520 比較データ演算部
A521 第1比較データ演算部
A522 第2比較データ演算部
A523 第3比較データ演算部
A524 第4比較データ演算部
A525 第5比較データ演算部
A526 第6比較データ演算部
A527 第7比較データ演算部
A528 第8比較データ演算部
A529 第9比較データ演算部
A52010 第10比較データ演算部
A52011 第11比較データ演算部
A52012 第12比較データ演算部
A52013 第13比較データ演算部
A600 比較部
A610 比較演算部
A611 第1比較演算部
A612 第2比較演算部
A613 第3比較演算部
A614 第4比較演算部
A615 第5比較演算部
A616 第6比較演算部
A617 第7比較演算部
A618 第8比較演算部
A619 第9比較演算部
A61010 第10比較演算部
A61011 第11比較演算部
A61012 第12比較演算部
A61012 第13比較演算部
A620 基準データ記憶部
A621 第1基準データ記憶部
A622 第2基準データ記憶部
A700 篩交換部
A701 第1篩交換部
A702 第2篩交換部
A800 最終処理部
A810 混合部
A820 通路
A821 第1通路
A822 第2通路
A823 合流通路
A830 流量制御部
A831 矢印
A900 保管部
B100 篩
B110 使用篩
B120 準備篩
C100 動物用排泄物処理材
C110 直径
SA 製造工程
SA1 第1製造工程
SA2 第2製造工程
SA3 第3製造工程
SA4 第4製造工程
SA5 第5製造工程
SAA 第1粒状体取得工程
SAB 第2粒状体取得工程
S100 造粒工程
S101 第1造粒工程
S102 第2造粒工程
S200 選別工程
S201 第1選別工程
S202 第2選別工程
S300 品質管理工程
S301 第1品質管理工程
S302 第2品質管理工程
S303 第3品質管理工程
S400 抽出工程
S500 比較データ算出工程
S510 単位数値計測工程
S520 比較データ演算工程
S521 第1比較データ演算工程
S522 第2比較データ演算工程
S523 第3比較データ演算工程
S524 第4比較データ演算工程
S525 第5比較データ演算工程
S526 第6比較データ演算工程
S527 第7比較データ演算工程
S528 第8比較データ演算工程
S529 第9比較データ演算工程
S52010 第10比較データ演算工程
S52011 第11比較データ演算工程
S52012 第12比較データ演算工程
S52012 第13比較データ演算工程
S52012 第12比較データ演算工程
S52013 第13比較データ演算工程
S600 比較工程
S610 比較演算工程
S611 第1比較演算工程
S6111 第1演算処理
S6112 第2演算処理
S612 第2比較演算工程
S6121 第1演算処理
S6122 第2演算処理
S6123 第3演算処理
S6124 第4演算処理
S6125 第5演算処理
S613 第3比較演算工程
S6131 第1演算処理
S6132 第2演算処理
S6133 第3演算処理
S6134 第4演算処理
S6135 第5演算処理
S6136 第6演算処理
S6137 第7演算処理
S614 第4比較演算工程
S6141 第1演算処理
S6142 第2演算処理
S6143 第3演算処理
S6144 第4演算処理
S6145 第5演算処理
S615 第5比較演算工程
S6151 第1演算処理
S6152 第2演算処理
S6153 第3演算処理
S6154 第4演算処理
S6155 第5演算処理
S6156 第6演算処理
S6167 第7演算処理
S616 第6比較演算工程
S6161 第1演算処理
S6162 第2演算処理
S617 第7比較演算工程
S6171 第1演算処理
S6172 第2演算処理
S6173 第3演算処理
S6174 第4演算処理
S6175 第5演算処理
S618 第8比較演算工程
S6181 第1演算処理
S6182 第2演算処理
S6183 第3演算処理
S6184 第4演算処理
S6185 第5演算処理
S6186 第6演算処理
S6187 第7演算処理
S619 第9比較演算工程
S6191 第1演算処理
S6192 第2演算処理
S6193 第3演算処理
S6194 第4演算処理
S6195 第5演算処理
S61010 第10比較演算工程
S610101 第1演算処理
S610102 第2演算処理
S610103 第3演算処理
S610104 第4演算処理
S610105 第5演算処理
S610106 第6演算処理
S610107 第7演算処理
S61011 第11比較演算工程
S610111 第1演算処理
S610112 第2演算処理
S61012 第12比較演算工程
S610121 第1演算処理
S610122 第2演算処理
S610123 第3演算処理
S61013 第13比較演算工程
S610131 第1演算処理
S610132 第2演算処理
S610133 第3演算処理
S610134 第4演算処理
S610135 第5演算処理
S700 篩交換工程
S800 最終処理工程
S810 混合工程
S830 流量制御工程
S900 保管工程

Claims (14)

  1. 動物用排泄物処理材の製造方法であって、
    原材料を造粒して粒状体を形成する造粒工程と、
    所定大きさの目開きを有する篩によって前記粒状体を選別することにより動物用排泄物処理材を形成する選別工程と、
    品質管理工程と、を有し、
    前記品質管理工程は、
    前記動物用排泄物処理材から測定対象となるサンプルを抽出する抽出工程と、
    品質管理機材によって前記サンプルを計測して前記サンプルの単位数値を得る単位数値測定工程と、
    前記サンプルの単位数値に基づき前記サンプルの比較データを得る比較データ算出工程と、
    前記サンプルの比較データに基づき前記篩の交換を行う篩交換工程と、を有することを特徴とする動物用排泄物処理材の製造方法。
  2. 請求項1に記載の動物用排泄物処理材の製造方法であって、
    前記比較データ算出工程では、前記サンプルの単位重量表面積を前記サンプルの比較データとして得ることを特徴とする動物用排泄物処理材の製造方法。
  3. 請求項1に記載の動物用排泄物処理材の製造方法であって、
    前記比較データ算出工程では、前記サンプルの表面積を前記サンプルの比較データとして得ることを特徴とする動物用排泄物処理材の製造方法。
  4. 請求項1に記載された動物用排泄物処理材の製造方法であって、
    前記品質管理工程は、基準データと前記サンプルの比較データとを比較する比較工程を有し、
    前記篩交換工程は、前記比較工程の比較結果に基づき前記篩の交換を行うことを特徴とする動物用排泄物処理材の製造方法。
  5. 請求項4に記載の動物用排泄物処理材の製造方法であって、
    前記比較データ算出工程では、前記サンプルの単位重量表面積を前記サンプルの比較データとして得、
    前記比較工程では、前記基準データである所定数値の単位重量表面積と前記サンプルの比較データである前記サンプルの単位重量表面積とを比較することを特徴とする動物用排泄物処理材の製造方法。
  6. 請求項4に記載の動物用排泄物処理材の製造方法であって、
    前記比較データ算出工程では、前記サンプルの表面積を前記サンプルの比較データとして得、
    前記比較工程では、前記基準データである所定数値の表面積と前記比サンプルの較データである前記サンプルの表面積とを比較することを特徴とする動物用排泄物処理材の製造方法。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載された動物用排泄物処理材の製造方法であって、
    前記篩は、前記選別工程で使用されている使用篩と、当該使用篩とは異なる目開きを有する篩である準備篩とを有し、
    前記篩交換工程では、前記使用篩を前記準備篩に交換することを特徴とする動物用排泄物処理材の製造方法。
  8. 動物用排泄物処理材の製造装置であって、
    原材料を造粒して粒状体を形成する造粒部と、
    所定大きさの目開きを有する篩によって前記粒状体を選別することにより動物用排泄物処理材を形成する選別部と、
    品質管理部と、を有し、
    前記品質管理部は、
    前記動物用排泄物処理材から測定対象となるサンプルを抽出する抽出部と、
    品質管理機材によって前記サンプルを計測して前記サンプルの単位数値を得る単位数値測定部と、
    前記サンプルの単位数値に基づき前記サンプルの比較データを得る比較データ算出部と、
    前記サンプルの比較データに基づき前記篩の交換を行う篩交換部と、を有することを特徴とする動物用排泄物処理材の製造装置。
  9. 請求項8に記載の動物用排泄物処理材の製造装置であって、
    前記比較データ算出部は、前記サンプルの単位重量表面積を前記サンプルの比較データとして得ることを特徴とする動物用排泄物処理材の製造装置。
  10. 請求項8に記載の動物用排泄物処理材の製造装置であって、
    前記比較データ算出部は、前記サンプルの表面積を前記サンプルの比較データとして得ることを特徴とする動物用排泄物処理材の製造装置。
  11. 請求項8に記載された動物用排泄物処理材の製造装置であって、
    前記品質管理部は、基準データと前記サンプルの比較データとを比較する比較部を有し、
    前記篩交換部は、前記比較部の比較結果に基づき前記篩の交換を行うことを特徴とする動物用排泄物処理材の製造装置。
  12. 請求項11に記載の動物用排泄物処理材の製造装置であって、
    前記比較データ算出部は、前記サンプルの単位重量表面積を前記サンプルの比較データとして得、
    前記比較部は、前記基準データである所定数値の単位重量表面積と前記サンプルの比較データである前記サンプルの単位重量表面積とを比較することを特徴とする動物用排泄物処理材の製造装置。
  13. 請求項11に記載の動物用排泄物処理材の製造装置であって、
    前記比較データ算出部は、前記サンプルの表面積を前記サンプルの比較データとして得、
    前記比較部は、前記基準データである所定数値の表面積と前記サンプルの比較データである前記サンプルの表面積とを比較することを特徴とする動物用排泄物処理材の製造装置。
  14. 請求項8〜13のいずれか1項に記載された動物用排泄物処理材の製造装置であって、
    前記篩は、前記選別部で使用されている使用篩と、当該使用篩とは異なる目開きを有する篩である準備篩とを有し、
    前記篩交換部は、前記使用篩を前記準備篩に交換することを特徴とする動物用排泄物処理材の製造装置。
JP2013194667A 2013-09-19 2013-09-19 動物用排泄物処理材の製造方法および製造装置 Active JP6230352B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013194667A JP6230352B2 (ja) 2013-09-19 2013-09-19 動物用排泄物処理材の製造方法および製造装置
EP14820286.4A EP3047727A4 (en) 2013-09-19 2014-08-04 METHOD OF MANUFACTURING AND PRODUCING A MATERIAL FOR TREATING ANIMAL EXCREMENTS
US15/022,930 US10500593B2 (en) 2013-09-19 2014-08-04 Manufacturing method and manufacturing device for animal excrement treatment material
AU2014284971A AU2014284971B2 (en) 2013-09-19 2014-08-04 Manufacturing method and manufacturing device for animal excrement treatment material
CN201480051453.5A CN105555129A (zh) 2013-09-19 2014-08-04 动物用排泄物处理材料的制造方法以及制造装置
PCT/JP2014/070534 WO2015002329A1 (ja) 2013-09-19 2014-08-04 動物用排泄物処理材の製造方法および製造装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013194667A JP6230352B2 (ja) 2013-09-19 2013-09-19 動物用排泄物処理材の製造方法および製造装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015057986A JP2015057986A (ja) 2015-03-30
JP6230352B2 true JP6230352B2 (ja) 2017-11-15

Family

ID=52143894

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013194667A Active JP6230352B2 (ja) 2013-09-19 2013-09-19 動物用排泄物処理材の製造方法および製造装置

Country Status (6)

Country Link
US (1) US10500593B2 (ja)
EP (1) EP3047727A4 (ja)
JP (1) JP6230352B2 (ja)
CN (1) CN105555129A (ja)
AU (1) AU2014284971B2 (ja)
WO (1) WO2015002329A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWI622596B (zh) 2015-10-26 2018-05-01 美國禮來大藥廠 升糖素受體促效劑

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01312945A (ja) * 1988-06-11 1989-12-18 Hitachi Kako Kk ペット用トイレ砂及びその製造方法
JPH02128632A (ja) * 1988-11-10 1990-05-17 Shinagawa Rozai Kk 家蓄排泄物用脱水・脱臭剤
JP2516060B2 (ja) * 1988-12-28 1996-07-10 イデシギョー株式会社 動物用の糞尿処理材、糞尿処理材の製造方法、及び糞尿処理材の製造装置
CN1033518C (zh) * 1991-05-21 1996-12-11 西安矿业学院 木质褐煤木炭及其制备工艺
JP3288288B2 (ja) * 1998-02-06 2002-06-04 株式会社大貴 粒状の動物用排泄物処理材及びその製造方法
US6854421B2 (en) 2002-04-10 2005-02-15 Equidry Bedding Products, Llc Animal litter and methods of fabricating same
US20050230872A1 (en) * 2004-03-26 2005-10-20 Scobee Robert E Pellet mill and method of making peanut hull granules
CN100337915C (zh) * 2005-05-19 2007-09-19 许盛英 聚团型猫砂的生产方法
CN101755686A (zh) * 2008-11-12 2010-06-30 张文彬 一种猫砂
CN101810146B (zh) * 2010-05-10 2012-02-08 内蒙古大学 一种膨润土猫砂的生产方法
CN102173931B (zh) * 2011-01-17 2014-01-01 青岛博迈斯环保技术有限公司 一种畜粪炭肥及其生产方法
WO2012174356A2 (en) 2011-06-15 2012-12-20 Oil-Dri Corporation Of America Cat litter product
CN102503211B (zh) 2011-12-01 2015-06-17 宝鸡锦润材料科技发展有限公司 一种水泥混凝土及其膨胀剂和制备方法
US9146554B2 (en) * 2012-10-16 2015-09-29 Adam Hoban Aggregate processing control system
CN103141396A (zh) * 2013-01-31 2013-06-12 朱群 一种宠物用猫砂及其制备方法

Also Published As

Publication number Publication date
AU2014284971B2 (en) 2018-04-12
CN105555129A (zh) 2016-05-04
JP2015057986A (ja) 2015-03-30
WO2015002329A1 (ja) 2015-01-08
US10500593B2 (en) 2019-12-10
AU2014284971A1 (en) 2016-05-12
EP3047727A4 (en) 2016-09-28
US20160227729A1 (en) 2016-08-11
EP3047727A1 (en) 2016-07-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN104316450B (zh) 用于确定颗粒尺寸的装置
Engisch et al. Feedrate deviations caused by hopper refill of loss-in-weight feeders
JP6230352B2 (ja) 動物用排泄物処理材の製造方法および製造装置
EP3859287A1 (de) Intelligente anlagesteuerung und dosiervorrichtung
Obraniak et al. The effects of viscoelastic properties of the wetting liquid on the kinetics of the disc granulation process
Macho et al. Dimensionless criteria as a tool for creation of a model for predicting the size of granules in high-shear granulation
EP3152177A1 (de) Verfahren zur expansion von sandkornförmigem rohmaterial
Mundozah et al. Assessing particle segregation using near-infrared chemical imaging in twin screw granulation
Tüzün et al. A microstructural model of flowing ternary mixtures of equal-density granules in hoppers
Ghasemi et al. The effect of rotational speed of the drum on physical properties of granulated compost fertilizer
Fürll et al. The influence of the granulometric condition on the flow characteristics of shredded grain products in their dependence on the duration of storage
Adepu et al. Quantitative validation and analysis of the regime map approach for the wet granulation of industrially relevant zirconium hydroxide powders
DE102008028737B4 (de) Vorrichtung zur Bestimmung des momentanen Ernteertrages eines Mähdreschers
El Hagrasy et al. Continuous wet granulation
Jian et al. Regression models for distributions of dockage and foreign materials in grain silos filled by central spouts
Salarikia Segregation of dockage and foreign materials in wheat during loading into a 10-meter diameter bin
Rao Understanding the Relationship Between Process Parameters and Critical Quality Attributes of Tablets Produced by Batch and Continuous Granulation Fora a Low-Dose Caffeine Formulation Using Design of Experiments Approach
CN107544252B (zh) 基于机器学习的直落式物料下料机控制器
Naimi et al. Development of a population balance model to simulate fractionation of ground switchgrass
Fahrenholz et al. The importance of defining the method in particle size analysis by sieving
CN104149219A (zh) 一体化粉体球化及分级方法
Pradhan Quality by Design in Twin Screw Granulation
Li et al. Loss-in-weight feeding
US20150205304A1 (en) Flow Monitor and Regulator
DE202007018814U1 (de) Vorrichtung zum Extrudieren von thermoplastischem Kunststoffgut

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160810

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170330

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170524

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20171006

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20171017

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6230352

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250