JP6226420B2 - 電動アシスト機能付きはさみ - Google Patents
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Description
この電動アシスト機能付きはさみは、握力による切断力と動力による切断力の合力によって切断する方式とすることにより、高出力のモータ・バッテリーが不要となり小型軽量化(操作性向上)とコスト低減がはかられるのみならず、バッテリーが消費されてモータが動作しなくなっても従来の手動式はさみとして継続使用することができ、さらに被切断物の切断負荷に応じて刃部(刃体)の開閉動作を行うことができるという特徴を有するもので、その構造は支軸によって回動自在に支持される一対の刃部の開閉動作によって被切断物を切断する方式となし、かつ前記一対の刃部の各把持部(レバー)間に両把持部を開き勝手になるように付勢するスプリング(リターンスプリング)を有するはさみにおいて、前記一対の把持部(レバー)と動力源であるモータとが動力伝達用ワイヤにて接続され、一方の把持部(レバー)には握力による切断力検知手段(スイッチ)が組込まれ、前記切断力検知手段によりモータをON/OFFさせる構成となしたもので、その手段として、切断力検知手段により直接モータをON/OFFさせる方式と、モータと動力伝達手段との間に例えば電磁クラッチ等のクラッチを介設し、該クラッチ手段によりモータの動力を当該モータの回転軸に取付けられた動力伝達用ワイヤ引込み部材に伝達する方式が採用されている。このうち、電磁クラッチ等のクラッチによりモータの動力をワイヤ引込み部材に伝達する方式は、前記切断力検知手段がOFFの時はモータ及びクラッチが非作動状態にあり、切断力検知手段がONになるとモータ及びクラッチが作動して、モータの動力が当該モータの回転軸に取付けられた動力伝達用ワイヤ引込み部材に伝達され、動力伝達用ワイヤが引込まれる仕組みとなっている。
即ち、モータと動力伝達手段との間に例えば電磁クラッチ等のクラッチを介設し、該クラッチ手段によりモータの動力を当該モータの回転軸に取付けられた動力伝達用ワイヤ引込み部材に伝達し、動力伝達用ワイヤが引込まれる仕組みとなした前記電動アシスト機能付きはさみの場合は、切断力検知手段のON/OFFスイッチがONになると、クラッチ及びモータが作動し動力伝達用ワイヤが引き込まれる仕組みとなっているため、被切断物の切断が終了し、一対の刃部が閉じた状態で把持部(レバー)を握り続けるとモータはON状態を維持するが、動力伝達用ワイヤはそれ以上引き込むことができずモータがON状態を維持されたままとなるため安全性の面で好ましくない。このため安全性を考慮して、把持部に組込まれた握力による切断力検知手段の動作にかかわらずモータ及びクラッチを常に非作動状態にしておくための、一対の刃部の全閉位置検出手段を設けている。この刃部の全閉位置検出手段としては、例えば動力伝達用ワイヤ引込み部材の回動により全閉位置検出用スイッチが作動する仕組みとなっているものを採用することができる。
しかしながら、上記動力伝達用ワイヤ引込み部材等を利用した刃部の全閉位置検出手段により、把持部に組込まれた握力による切断力検知手段の動作にかかわらずモータ及びクラッチを常に非作動状態にしておく方式の場合、初期の動力伝達用ワイヤ等の取付け時における動力伝達用ワイヤの長さ誤差や、被切断物切断時の切断負荷により発生する動力伝達用ワイヤの伸長等により、一対の刃部が閉じる全閉位置と全閉位置検出手段作動位置にずれが生じ、一対の刃部が完全に閉じ切る前に全閉位置検出手段が作動することがあるため、刃部の全閉位置検出手段の作動位置の再調整を必要とするという問題点があった。
本発明は、この電動アシスト機能付きはさみの、一対の刃部の全閉位置検知手段では、前記したように初期の動力伝達用ワイヤ等の取付け時における動力伝達用ワイヤの長さ誤差や、被切断物切断時の切断負荷により発生する動力伝達用ワイヤの伸長等により、一対の刃部が閉じる全閉位置と全閉位置検知手段作動位置にずれが生じ、全閉位置検知手段の作動位置の再調整を必要とするという問題を解決するために、一対の刃部の開閉動作の全閉位置を検知する全閉位置検知手段を把持部に組込む方式を採用したものである。
図中、17はリード線、18はコルゲートチューブである。
その後、被切断物Wの切断が終了し、レバー1、2が閉じられて刃部1−1、2−1が完全に閉じると、その握力により一対の刃部1−1、2−1の全閉位置検知手段の全閉位置検知用板ばね12を介してスライドピン11が切断力検知用板ばね8に抗して当該レバー2内に押し込まれることにより、切断力検知用板ばね8が外側にたわんでON/OFFスイッチ10より離れて当該スイッチがOFFとなり、モータと動力伝達手段との間に介設されているクラッチ、及びモータが非作動状態となり、モータ停止状態を保持することができる。
このように本発明の電動アシスト機能付きはさみは、切断力検知手段のON/OFFスイッチを、一対の把持部において刃部が完全に閉じた状態を検知する全閉位置検知手段によりOFFできるので、モータの動力伝達用ワイヤの長さ誤差や、被切断物切断時の切断負荷による動力伝達用ワイヤの伸長等が発生しても、これらの影響を受けることなく、常に安定して精度よく刃部の全閉位置を検知してモータ及びクラッチをOFFすることができる。
1−1、2−1 刃部(刃体)
3 支軸
4 スプリング(リターンスプリング)
5 動力伝達用ワイヤ
5−1 チューブ状ワイヤガイド
5−2 インナーワイヤ
6 コイルバネ
7 片持ちはり
8 切断力検知用板ばね
9 ボルト
10 ON/OFFスイッチ
11 スライドピン
11−1 軸部
11−2 頭部
11−3 ガイド孔
12 全閉位置検知用板ばね
13 ガイド筒
14 ナット
15 ワイヤガイド支持部材
16 ワイヤ接続部材
17 リード線
18 コルゲートチューブ
Claims (1)
- 握力による切断力とモータの動力による切断力の合力によって切断する方式の動力アシスト機能付きはさみであって、支軸によって回動自在に支持される一対の刃部の開閉動作によって被切断物を切断する方式となし、かつ前記一対の刃部の各把持部間に両把持部を開き勝手になるように付勢するスプリングを有し、前記一対の把持部と動力源であるモータとが動力伝達用ワイヤにて接続され、一方の把持部には握力による切断力検知手段が組込まれ、前記切断力検知手段によりモータをON/OFFさせる構成となした電動アシスト機能付きはさみにおいて、前記一対の刃部の開閉動作の全閉位置を検知し前記切断力検知手段によりモータをON/OFFさせる全閉位置検知手段を前記把持部に組込んだ構成となし、前記握力による切断力検知手段は、一対の把持部を握り被剪断物を一対の刃部で挟んだ際に当該刃部にかかる切断力を検知し、その検知された切断力に応じて前記モータをON/OFFする方式であって、把持部に組込まれた片持ちはりに取着された板ばねと、前記板ばねにより作動するON/OFFスイッチとで構成され、前記片持ちはりに作用するある一定以上の負荷により前記板ばねを介して前記ON/OFFスイッチがONとなる仕組みとなし、前記刃部の全閉位置検知手段は、前記切断力検知手段の切断力検知用板ばねと相対向して当該把持部に組込んだスライドピンと、他方の把持部に取着された板ばねとで構成され、刃部の全閉位置において他方の把持部に取着された全閉位置検知用板ばねを介して前記スライドピンが押されて前記切断力検知用板ばねを押圧することにより前記ON/OFFスイッチがOFFとなる仕組みとなしていることを特徴とする電動アシスト機能付きはさみ。
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