JP6225819B2 - Air conditioner - Google Patents
Air conditioner Download PDFInfo
- Publication number
- JP6225819B2 JP6225819B2 JP2014096775A JP2014096775A JP6225819B2 JP 6225819 B2 JP6225819 B2 JP 6225819B2 JP 2014096775 A JP2014096775 A JP 2014096775A JP 2014096775 A JP2014096775 A JP 2014096775A JP 6225819 B2 JP6225819 B2 JP 6225819B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- indoor
- temperature
- difference
- rotational speed
- air
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 238000004378 air conditioning Methods 0.000 claims description 102
- 239000003507 refrigerant Substances 0.000 claims description 32
- 230000007423 decrease Effects 0.000 claims description 17
- 238000007664 blowing Methods 0.000 claims 1
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 47
- 238000000034 method Methods 0.000 description 35
- 230000008569 process Effects 0.000 description 32
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 27
- 230000008859 change Effects 0.000 description 8
- 238000005265 energy consumption Methods 0.000 description 7
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 7
- 238000005057 refrigeration Methods 0.000 description 6
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000004913 activation Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 2
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 2
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 2
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 2
- 230000004044 response Effects 0.000 description 2
- 238000012360 testing method Methods 0.000 description 2
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 1
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 1
- 230000006837 decompression Effects 0.000 description 1
- 230000002123 temporal effect Effects 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Air Conditioning Control Device (AREA)
Description
本発明は、空気調和機に関する。 The present invention relates to an air conditioner.
従来の空気調和機には、例えば特許文献1のように、室内機の風量が「強風」「弱風」「微風」のように複数の設定風量に分けられ、ユーザーが任意で選択できるようになっているものがある。また、ユーザーが選択した設定風量は、運転開始時の空調負荷の大小又は空調負荷の時間的な変化に関わらず、一定風量で動作するように設定されていることが多く、例えばユーザーが「強風」のように選択できる設定風量のうち最大の設定風量を選択すると、室内機は常にその空気調和機に設定されている最大の設定風量で運転を行う。
In conventional air conditioners, as in
また、従来の空気調和機には、例えば特許文献2のように、圧縮機の回転数を制御することにより、空調能力を空調負荷に応じて制御するものがある。具体的には、室内の冷房時に室外温度が高い場合では、室外から室内へ移動する熱量が増加するため、空調負荷が高くなり、室内の温度を一定に保つには、空調負荷に応じて圧縮機の回転数を増加させて空調能力を増加させる必要がある。また、逆に室内の冷房時に室外温度が低い場合では、室外から室内へ移動する熱量は減少するため、空調負荷は低くなり、圧縮機の回転数を減少させて空調能力を減少させる必要がある。
Further, some conventional air conditioners control the air conditioning capacity according to the air conditioning load by controlling the number of revolutions of the compressor as disclosed in
一般的に、圧縮機は、信頼性の観点から運転可能な最低回転数を有している。そのため、特許文献2のように圧縮機の回転数操作による空調能力の制御を行うと、圧縮機の最低回転数時の空調能力よりも低い空調負荷には圧縮機の回転数の制御だけでは対応することができず、圧縮機の運転・停止を繰り返すことによって空調能力を調整する。しかし、圧縮機の運転・停止を繰り返すと、室内温度の変化頻度が多くユーザーが不快に感じてしまう。また、圧縮機の運転の再運転時には室内空気だけでなく冷媒や室内の熱交換器などの空気調和機を構成する部材も冷却又は加熱する必要がある点、圧縮機の起動時に消費電力が増加する点より、圧縮機の運転・停止を繰り返すことでエネルギー消費量が多くなってしまう。
Generally, the compressor has a minimum rotation speed that can be operated from the viewpoint of reliability. Therefore, if the air conditioning capacity is controlled by operating the compressor speed as in
また、室内機の風量が大きいほど室内の熱交換器と室内空気の熱交換量が増大するため、室内機の風量の増加に応じて空気調和機の空調能力も増加する。そのため、特にユーザーが選択できる設定風量のうち最大の設定風量を選択している場合では、圧縮機の最低回転数時の空調能力も大きくなり、圧縮機の運転・停止の発生頻度も多くなってしまう。 Further, since the amount of heat exchange between the indoor heat exchanger and room air increases as the air volume of the indoor unit increases, the air conditioning capacity of the air conditioner also increases as the air volume of the indoor unit increases. Therefore, especially when the maximum set air volume that can be selected by the user is selected, the air conditioning capacity at the minimum speed of the compressor increases, and the frequency of occurrence of operation / stop of the compressor also increases. End up.
本発明は、上記を鑑みてなされたものであって、圧縮機の運転・停止の繰り返しを抑制し、エネルギー消費効率が改善された空気調和機を提供することを目的とする。 This invention is made | formed in view of the above, Comprising: It aims at providing the air conditioner by which the repetition of the driving | operation / stop of a compressor was suppressed and energy consumption efficiency was improved.
本発明の空気調和機は、冷媒を圧縮する圧縮機と、前記冷媒により室内空気の加熱又は冷却を行う室内熱交換器と、前記室内熱交換器に前記室内空気を送風する室内送風機と、室外空気の温度を測定する室外温度センサと、予め設定された室内設定温度を記憶する記憶手段と、前記圧縮機及び前記室内送風機の回転数を制御する制御手段と、を有し、前記制御手段は、前記室外温度センサで測定した室外温度と前記室内設定温度の差が狭まるに従い、前記室内送風機の回転数を低下させた後、前記圧縮機の回転数を制御する。 The air conditioner of the present invention includes a compressor that compresses a refrigerant, an indoor heat exchanger that heats or cools indoor air using the refrigerant, an indoor blower that blows the indoor air to the indoor heat exchanger, and an outdoor An outdoor temperature sensor for measuring the temperature of the air, storage means for storing a preset indoor set temperature, and control means for controlling the number of revolutions of the compressor and the indoor blower. Then, as the difference between the outdoor temperature measured by the outdoor temperature sensor and the indoor set temperature is reduced, the rotational speed of the compressor is controlled after the rotational speed of the indoor blower is decreased .
本発明に係る空気調和機は、室外温度センサで測定した室外温度と設定温度の差が狭まるに従い、圧縮機の回転数だけでなく室内送風機の回転数も低下させるため、圧縮機の運転・停止を繰り返される室外温度と設定温度の差が狭まり、頻繁な圧縮機の運転・停止を抑制され、エネルギー消費効率が改善する。 The air conditioner according to the present invention reduces not only the rotation speed of the compressor but also the rotation speed of the indoor blower as the difference between the outdoor temperature measured by the outdoor temperature sensor and the set temperature is reduced. The difference between the outdoor temperature and the set temperature is repeated, and frequent compressor operation / stop is suppressed, improving energy consumption efficiency.
実施の形態1.
まずは本発明に係る空気調和機の構成について説明を行う。図1は、本発明に係る空気調和機の冷房運転時の概略図である。図2は、本発明に係る空気調和機の暖房運転時の概略図である。空気調和機1は、室外機10と室内機20とによって構成されており、室外機10は室外に配置され、室内機20は室内に配置される。また、室外機10と室内機20は冷媒配管及び通信線によって接続されている。
First, the configuration of the air conditioner according to the present invention will be described. FIG. 1 is a schematic view of the air conditioner according to the present invention during cooling operation. FIG. 2 is a schematic view during the heating operation of the air conditioner according to the present invention. The
室外機10の内部には、冷媒を吸入し圧縮してから吐出する圧縮機11と、Aポート、Bポート、Cポート及びDポートの4つの接続口を有する四方弁12と、冷媒の減圧を行う膨張弁13と、冷媒と室外空気の間で熱交換を行わせる室外熱交換器14と、室外熱交換器14に室外空気を送風する室外送風機15と、室外空気の温度を測定する室外温度センサ16が設けられている。また、室内機20の内部には、冷媒と室内空気の間で熱交換を行わせる室内熱交換器21と、室内熱交換器21に室内空気を送風する室内送風機22が設けられている。室内送風機22は、回転することで室内空気の流れを形成する室内ファン22aと、室内ファン22aを回転させる室内ファンモータ22bより構成されている。そのため、室内送風機22の回転数は室内ファンモータ22bの回転数が該当する。
In the
空気調和機1には、圧縮機11、四方弁12、膨張弁13、室外熱交換器14及び室内熱交換器21が冷媒配管で接続されることによって、内部に冷媒が循環する冷凍サイクルが構成されている。具体的には、四方弁12のAポートは室内熱交換器21と、Bポートは圧縮機11の吐出口と、Cポートは室外熱交換器14と、Dポートは圧縮機11の吸入口と、それぞれ冷媒配管によって接続され、室外熱交換器14と室内熱交換器21は膨張弁13を介して冷媒配管によって接続されることで、冷凍サイクルは構成されている。冷凍サイクルは、四方弁12によって冷媒の流れが切り替わることにより、室内の空気を冷却する冷房運転と、室内の空気を加熱する暖房運転を切り替えることができる。
The
冷房運転時では、図1のように四方弁12はAポートとDポートを接続し、BポートとCポートを接続する。冷房運転時には、圧縮機11より吐出した高温高圧の気体状態の冷媒は、四方弁12を経由して室外熱交換器14へ送られる。室外熱交換器14は凝縮器として機能し、冷媒は室外空気に熱を放出し、低温高圧の液体状態に変化する。液体状態に変化した冷媒は、膨張弁13を通過することで減圧膨張し、低温低圧の液体状態となって室内熱交換器21へ流入する。室内熱交換器21は蒸発器として機能するため、冷媒は室内空気より熱を吸熱し気化し、高温低圧のガス状態に変化する。高温低圧のガス状態の冷媒は四方弁12を経由して圧縮機11に吸入され、圧縮機11により再び高温高圧の気体状態に戻る。冷房運転時にはこのように冷媒が循環するため、室内の空気は室内熱交換器21へ流入する低温低圧の冷媒によって冷却される。
During the cooling operation, as shown in FIG. 1, the four-
暖房運転時では、図2のように四方弁12はAポートとBポートを接続し、CポートとDポートを接続する。暖房運転時には、圧縮機11より吐出した高温高圧の気体状態の冷媒は、四方弁12を経由して室内熱交換器21へ送られる。室内熱交換器21は凝縮器として機能し、冷媒は室内空気に熱を放出し、低温高圧の液体状態に変化する。液体状態に変化した冷媒は、膨張弁13を通過することで減圧膨張し、低温低圧の液体状態となって室外熱交換器14へ流入する。室外熱交換器14は蒸発器として機能するため、冷媒は室外空気より熱を吸熱し気化し、高温低圧のガス状態に変化する。高温低圧のガス状態の冷媒は四方弁12を経由して圧縮機11に吸入され、圧縮機11により再び高温高圧の気体状態に戻る。暖房運転時にはこのように冷媒が循環するため、室内の空気は室内熱交換器21へ流入する高温高圧の冷媒によって加熱される。
During the heating operation, the four-
また、圧縮機11の回転数が上がるほど冷媒の単位時間あたりの流量は増加するため、室内熱交換21へ流入する冷媒と室内空気との熱交換量が多くなるので、空気調和機1の空調能力は増加する。さらに、室内ファンモータ22bの回転数RFが上がるほど室内熱交換器21へ送風される室内空気の流量が増加するため、より多くの室内空気が室内熱交換器21と熱交換を行うので、空気調和機1の空調能力は増加する。
Further, since the flow rate of the refrigerant per unit time increases as the rotational speed of the
図3は、本発明に係る空気調和機のブロック線図である。空気調和機1には、制御装置30と、少なくともユーザーが室内設定温度Tm及び室内機20の風量の選択が可能な操作部40が設けられている。制御装置30には、少なくとも圧縮機11、四方弁12、室外温度センサ16、室内ファンモータ22b及び操作部40が通信可能に接続されている。また、制御装置30には、操作部40より選択された室内設定温度Tm及び風量と、予め定められた閾温度差T1を記憶する記憶部31と、圧縮機11,四方弁12及び室内ファンモータ22bの制御を行う制御部32と、室内設定温度Tmと室外温度Tの温度差を演算する演算部33と、室内設定温度Tmと室外温度Tの温度差を閾温度差T1と比較する判定部34と、を有している。
FIG. 3 is a block diagram of the air conditioner according to the present invention. The
さらに、記憶部31は、予め異なった風量がそれぞれ設定された複数の設定風量と、それぞれの設定風量に相当する室内ファンモータ22bの回転数である設定回転数RF1と、設定風量に対応しており当該設定風量(本発明の第1の設定風量に相当)に相当する設定回転数RF1(本発明の第1の設定回転数に相当)よりも低く予め設定された低下設定回転数RF2(本発明の第3の設定回転数に相当)と、を記憶している。低下設定回転数RF2は、当該低下設定回転数RF2に対応した設定風量より一つ下の段階の設定風量(本発明の第2の設定風量に相当)における設定回転数RF1(本発明の第2の設定回転数に相当)よりも高い回転数に設定されている。例えば「強」「中」「弱」の3段階の設定風量を用意しており、「強」の設定回転数をRFL1、「強」の低下設定回転数をRFL2、「中」の設定回転数をRFM1、「中」の低下設定回転数をRFM2、「弱」の設定回転数をRFS1、「弱」の低下設定回転数をRFS2とした場合、RFL1>RFL2>RFM1>RFM2>RFS1>RFS2の関係が成立する。この例の場合、本発明における第1の設定風量を「強」と仮定すると、第2の設定風量は「中」に、第1の設定回転数はRFL1に、第2の設定回転数はRFM1に、第3の設定回転数はRFL2に、それぞれ相当する。さらに第1の設定風量を「中」と仮定すると、第2の設定風量は「弱」に、第1の設定回転数はRFM1に、第2の設定回転数はRFS1に、第3の設定回転数はRFM2に、それぞれ相当する。また、室内ファンモータ22bの回転数が小さくなりすぎると、回転むらによる振動や、冷房運転時に室内熱交換器21で冷媒が十分に気化せず液体状態で圧縮機11に吸入されて故障の原因になるなどの問題が生じるため、室内ファンモータ22bには最低回転数が設定されていることが多い。このため、最も風量が少ない設定風量における低下設定回転数RF2は、室内ファンモータ22bの最低回転数よりも高く設定されている。
Further, the
室内機20の風量の設定は、操作部40よりユーザーが設定風量の中よりいずれか一つを選択し、選択された設定風量に応じて室内ファンモータ22bの回転数RFを設定回転数RF1に制御することにより達成している。例えば、操作部40より設定風量の中から「強」を選択されると、室内ファンモータ22bは回転数RFL1で回転し、室内機20の風量は「強」の風量に設定される。
Air volume setting of the
次に従来の空気調和機の場合における空調能力の制御について説明を行う。図4は、従来の空気調和機に係る冷房運転時の室外温度と室内設定温度の差に対する空調負荷と空気調和機の空調能力を表したグラフである。図5は、従来の空気調和機に係る冷房運転時の室外温度と室内設定温度の差に対する室内ファンモータの回転数を表したグラフである。図6は、従来の空気調和機に係る冷房運転時の室外温度と室内設定温度の差に対する圧縮機の回転数を表したグラフである。なお、従来の空気調和機の構成は実施の形態1の空気調和機1と同様であり、図1のように四方弁はAポートとDポートを接続し、BポートとCポートを接続され空気調和機は冷房運転の状態である。Tmは、操作部40で選択された室内空気の室内設定温度であり、制御部32は、室内の温度を室内設定温度Tmで保つように空気調和機の制御を行う。なお、図4、図5及び図6のグラフは、室内温度はTmと等しい場合におけるグラフである。
Next, the control of the air conditioning capacity in the case of a conventional air conditioner will be described. FIG. 4 is a graph showing the air conditioning load and the air conditioning capacity of the air conditioner with respect to the difference between the outdoor temperature and the indoor set temperature during the cooling operation of the conventional air conditioner. FIG. 5 is a graph showing the number of rotations of the indoor fan motor with respect to the difference between the outdoor temperature and the indoor set temperature during the cooling operation according to the conventional air conditioner. FIG. 6 is a graph showing the number of rotations of the compressor with respect to the difference between the outdoor temperature and the indoor set temperature during the cooling operation of the conventional air conditioner. The configuration of the conventional air conditioner is the same as that of the
本発明における空調負荷は、室内の温度,湿度又はエンタルピー等の空気状態を一定に保つために室外から室内へ侵入する熱量を除くために必要な熱負荷である。そのため、空調負荷は、一般的に室外温度Tと室内温度つまり室内設定温度Tmの差が拡大するほど大きくなる。また、室外温度Tと室内設定温度Tmの差が0になるTm=Tの場合では、室外から室内へ侵入する熱量は無くなるため、空調負荷も0となる。また、図4は冷房運転時を想定しているため、室外温度が室内設定温度Tmに比べて小さい、Tm>Tの場合における空調負荷は0と考える。つまり、Tm≧Tの場合では空調負荷は0となり、Tm<Tの場合では室外温度Tと室内設定温度Tmの差が拡大するほど、つまり(T−Tm)の値が大きいほど空調負荷が大きくなるため図4のようなグラフとなる。 The air conditioning load in the present invention is a heat load necessary for removing the amount of heat entering the room from the outside in order to keep the air condition such as the room temperature, humidity or enthalpy constant. Therefore, the air conditioning load generally increases as the difference between the outdoor temperature T and the indoor temperature, that is, the indoor set temperature Tm increases. Further, in the case of Tm = T where the difference between the outdoor temperature T and the indoor set temperature Tm is 0, the amount of heat entering the room from the outside disappears, so the air conditioning load is also 0. Further, since FIG. 4 assumes a cooling operation, the air conditioning load is considered to be 0 when the outdoor temperature is smaller than the indoor set temperature Tm and Tm> T. That is, when Tm ≧ T, the air conditioning load is 0. When Tm <T, the air conditioning load increases as the difference between the outdoor temperature T and the indoor set temperature Tm increases, that is, as the value of (T−Tm) increases. Therefore, the graph is as shown in FIG.
従来の空気調和機の場合では、制御装置30は、室外温度センサ16が測定した室外温度Tを取得し、予め記憶部31に記憶されている室内設定温度Tmと、選択された設定風量と、測定した室外温度Tに応じて圧縮機11の回転数を制御し、空調能力を空調負荷と略同等になるように制御をする。この際、圧縮機11の回転数RCの制御方法は、制御装置30が室外温度Tと室内設定温度Tmの差より空調負荷を演算し、その演算結果と選択された設定風量に応じて決定する方法、又は予め室外温度Tと室内設定温度Tmの差及び設定風量によって圧縮機11の回転数が特定されるように関連付けが制御装置30に記憶されており、その関連付けと制御時の室内設定温度Tmと室外温度Tに応じて決定する方法がある。また、室内ファンモータ22bの回転数RFは、室内設定温度と室外温度に関わらず、操作部40より選択された設定風量に応じた設定回転数RF1で一定であり、例えば「強」が設定されている場合は、室内ファンモータ22bの回転数RFはRFL1で一定である。
In the case of the conventional air conditioner, the
室内ファンモータ22bの回転数RFが操作部40より選択された設定風量に応じた設定回転数RF1であり、圧縮機11の回転数が最低回転数RCminである場合の空調能力と同等の空調負荷となる室外温度Tと室内設定温度Tmの差を限界温度差T2とする。従来の空気調和機では、(T−Tm)≧T2の場合は圧縮機11の回転数を制御することで空調能力を空調負荷と略同等になるように制御ができるが、(T−Tm)<T2の場合は圧縮機11を最低回転数RCminとしても空調能力が空調負荷を上回るため、圧縮機11は運転・停止を繰り返さなければならない。そのため、(T−Tm)<T2の場合は、圧縮機11が停止時に冷媒及び冷凍サイクルを構成する部材がそれぞれ室内温度又は室外温度へ近づいてしまい、圧縮機11を運転する際には冷媒及び冷凍サイクルを構成する部材を再び冷凍サイクル運転時の温度に戻す必要がある。また、一般的に圧縮機11において、起動を開始するための消費電力と、回転を維持するための消費電力では、起動を開始するための消費電力の方が多い。このため、最低回転数RCminで連続運転する場合よりも運転・停止を繰り返す場合の方が、エネルギー消費効率は悪化する。
A set rotational speed RF 1 the rotational speed RF of the
次に本発明の実施の形態1の空気調和機の場合における空調能力の制御について説明を行う。図7は、実施の形態1の空気調和機に係る冷房運転時の室外温度と室内設定温度の差に対する空調負荷と空気調和機の空調能力を表したグラフである。図8は、実施の形態1の空気調和機に係る冷房運転時の室外温度と室内設定温度の差に対する室内ファンモータの回転数を表したグラフである。図9は、実施の形態1の空気調和機に係る冷房運転時の室外温度と室内設定温度の差に対する圧縮機の回転数を表したグラフである。また、空気調和機は、図1のように四方弁はAポートとDポートを接続し、BポートとCポートを接続され、冷房運転の状態である。
Next, control of the air conditioning capability in the case of the air conditioner of
実施の形態1の空気調和機1の場合では、制御装置30は、室外温度センサ16が測定した室外温度Tを取得し、予め記憶されている室内設定温度Tmと測定した室外温度Tを基に圧縮機11及び室内ファンモータ22bの回転数を制御し、空調能力を空調負荷と略同等になるように制御をする。具体的には、室内ファンモータ22bの回転数RFは、室外温度Tと室内設定温度Tmの差が予め設定された閾温度差T1以上の場合には、操作部40より選択された設定風量に応じた設定回転数RF1で回転し、閾温度差T1よりも小さい場合には、操作部40より選択された設定風量に応じた低下設定回転数RF2で回転する。例えば、設定風量が「強」を選択されている場合では、(T−Tm)≧T1の領域では室内ファンモータ22bは設定回転数のRFL1で回転し、(T−Tm)<T1の領域では室内ファンモータ22bは低下設定回転数のRFL2で回転する。なお、閾温度差T1は、限界温度差T2よりも高い温度差に設定され、T2<T1が成立する。
In the case of the
また、圧縮機11は、制御装置30によって空調能力を空調負荷と略同等になるように制御される。従来の空気調和機とは異なり、室外温度Tと室内設定温度Tmの差が閾温度差T1の場合に室内ファンモータ22bの回転数が変更されるため、それに応じて圧縮機11の回転数も閾温度差T1で変化する。ただし、室内ファンモータ22bの回転数は室外温度Tと室内設定温度Tmによって確定するため、従来の空気調和機と同じく、制御装置30は室内設定温度Tmと、測定した室外温度Tと、選択された設定風量に応じて圧縮機11の回転数を制御することができる。
Further, the
実施の形態1において、空調能力の制御を行うためのフローチャートについて説明をする。図10は、実施の形態1の空気調和機に係る冷房運転時の空調能力の制御のフローチャートである。ステップS1では、制御装置30は、室外温度Tを室外温度センサ16より取得する。室外温度Tを取得後、ステップS2に進み、演算部33は、ステップS1で取得した室外温度Tと記憶部31に記憶されている室内設定温度Tmの差(T−Tm)を演算する。(T−Tm)の演算後、ステップS3に進み、判定部34は、(T−Tm)の演算結果と予め設定されている閾温度差T1とを比較し閾温度差T1の方が高いか、つまり(T−Tm)<T1の条件を満たすかを判定する。条件を満たす場合はステップS4へ進み、制御部32は、室内ファンモータ22bの回転数RFを操作部40より選択された設定風量に応じた低下設定回転数RF2に制御する。条件を満たさない場合はステップS5に進み、制御部32は、室内ファンモータ22bの回転数RFを操作部40より選択された設定風量に応じた設定回転数RF1に制御する。ステップS4及びステップS5において室内ファンモータ22bの回転数RFを制御後、ステップS6に進み、制御部32は、圧縮機11の回転数RCを室外温度Tと、室内設定温度Tmと、選択された設定風量に基づき制御する。圧縮機11の回転数を制御後、ステップS1へ戻る。
In the first embodiment, a flowchart for controlling the air conditioning capability will be described. FIG. 10 is a flowchart of control of the air conditioning capability during the cooling operation according to the air conditioner of the first embodiment. In step S <b> 1, the
実施の形態1における空気調和機1は(T−Tm)<T1の場合では室内ファンモータ22bは設定回転数RF1よりも低い回転数である低下設定回転数RF2で回転する。そのため、実施の形態1における空気調和機1は室内ファンモータ22bの回転数がRF2であり、圧縮機11の回転数が最低回転数RCminとした場合の空調能力と同等の空調負荷となる室外温度Tと室内設定温度Tmの差である第二限界温度差T3まで下げることができる。設定回転数RF1と低下設定回転数RF2の関係は、RF1>RF2であるので、限界温度差T2と第二限界温度差T3の間には、T2>T3の関係が成り立ち、実施の形態1における空気調和機1は従来の空気調和機よりも空調能力を空調負荷と略同等になるように制御できる範囲が広い。つまり、実施の形態1における空気調和機1の方が、従来の空気調和機よりも圧縮機の運転・停止を繰り返しが発生する室外温度Tと室内設定温度Tmの差がより狭くなり、頻繁な圧縮機の運転・停止が抑制される。そのため、圧縮機の運転・停止の繰り返しによるエネルギー消費量が抑制され、エネルギー消費効率が改善する。
以上のように、実施の形態1の空気調和装置は、室外温度Tと、室内設定温度Tmの差が閾温度T1よりも低い場合に室内ファンモータ22bの回転数を下げるように制御するため、頻繁な圧縮機の運転・停止を抑制され、エネルギー消費効率が改善する。特に、設定風量が「強」の状態などの室内ファンモータ22bの回転数が他の設定風量と比べて高い場合では、圧縮機の運転・停止の繰り返しが発生する限界温度差T2が他の設定風量時と比べて高い温度差であるため、より高い効果を得ることができる。さらに、低下設定回転数RF2は、当該低下設定回転数RF2の設定風量より下の段階の設定風量における設定回転数RF1よりも高い回転数であるため、室内ファンモータ22bの回転数は(T−Tm)<T1の場合であっても下の段階の設定風量以下にはならないため、ユーザーが室内機の風量の変化に気づきにくくなる。
As described above, the air conditioner of
なお、実施の形態1では設定風量が「強」の状態のみを例にして説明をしているが、これに限らず、例えば設定風量が「中」又は設定風量が「小」の状態では、(T−Tm)≧T1の場合において室内ファンモータ22bの回転数をそれぞれの設定回転数であるRFM1又はRFS1に制御し、(T−Tm)<T1において室内ファンモータ22bの回転数をRFM1又はRFS1よりも低く定められたそれぞれの低下設定回転数であるRFM2又はRFS2に制御するようにしても良い。つまり、複数段階の設定風量が設定できる場合において、各設定風量に応じて、室内ファンモータ22bの設定回転数RF1よりも低い低下設定回転数RF2を予めそれぞれ設定し、(T−Tm)<T1の条件を満たす場合は、室内ファンモータ22bを低下設定回転数RF2に制御するような構成でも良い。なお、いずれの場合も低下設定回転数は下の段階の設定風量の設定回転数を下回らないように設定することで、ユーザーが室内機の風量の変化に気づきにくくなる。また、設定回転数RF1と低下設定回転数RF2の差が騒音値−2dB以下に相当するような回転数にそれぞれ設定することにより、さらにユーザーは室内機の風量の変化に気づきにくくなる。
In the first embodiment, only the state where the set air volume is “strong” is described as an example. However, the present invention is not limited to this. For example, in the state where the set air volume is “medium” or the set air volume is “small”, When (T−Tm) ≧ T1, the number of rotations of the
また、複数の設定風量から風量を設定できる場合において、空調能力の制御を行う際に室内ファンモータ22bの制御を行わない設定風量があっても良い。例えば、設定風量が「強」「中」は、図10のフローチャートに従い、室外温度Tと室内設定温度Tmに応じて室内ファンモータ22bの回転数RFを変更し、設定風量が「弱」の場合は室外温度Tと室内設定温度Tmに関係なく室内ファンモータを設定回転数RFS1で回転するよう制御しても良い。
Further, when the air volume can be set from a plurality of set air volumes, there may be a set air volume that does not control the
さらに、室内設定温度Tmに応じて閾温度差T1の値を変更しても良い。室内設定温度Tmに応じて閾温度差T1の値を変更する場合は、(T−Tm)=T1の場合における外気温度Tが35℃よりも小さくなるように、室内設定温度Tmに応じた閾温度差T1を設定することが望ましい。例えば、室内設定温度Tmが28℃に設定されている場合は、T1は7℃よりも低い値に設定される方が望ましい。これは、JIS C9612には冷房運転時の空調能力試験では外気温度は35℃と定められており、外気温度35℃において空気調和機1が最高の空調能力を発揮できるように設定した方が望ましいからである。
Furthermore, the value of the threshold temperature difference T1 may be changed according to the indoor set temperature Tm. When the value of the threshold temperature difference T1 is changed according to the indoor set temperature Tm, the threshold according to the indoor set temperature Tm is set so that the outside air temperature T becomes smaller than 35 ° C. when (T−Tm) = T1. It is desirable to set the temperature difference T1. For example, when the indoor set temperature Tm is set to 28 ° C., it is desirable to set T1 to a value lower than 7 ° C. This is because in JIS C9612, the outside air temperature is determined to be 35 ° C. in the air conditioning capability test during the cooling operation, and it is desirable that the
また、実施の形態1では、室外温度Tと室内設定温度Tmの差が閾温度差T1以下である場合に室内ファンモータ22bを低下設定回転数RF2に制御しているが、これに限らず、室内設定温度Tmに応じた閾温度T12が記憶部31に記憶され、室外温度Tが閾温度T12よりも高い場合は室内ファンモータ22bを設定回転数RF1で制御し、室外温度Tが閾温度T12よりも低い場合は室内ファンモータ22bを低下設定回転数RF2に制御しても良い。例えば、図11の実施の形態1の変形例における室内設定温度Tmと閾温度T12の対応表のように、室内設定温度Tmに対して閾温度T12が決定され、決定された閾温度T12と室外温度Tを比較して室内ファンモータ22bの回転数を変更しても良い。また、JIS C9612より閾温度T12は、35℃以下に設定した方が望ましい。
In the first embodiment, but controls the
図12は、実施の形態1の空気調和機に係る暖房運転時の室外温度と室内設定温度の差に対する空調負荷と空気調和機の空調能力を表したグラフである。図13は、実施の形態1の空気調和機に係る暖房運転時の室外温度と室内設定温度の差に対する室内ファンモータの回転数を表したグラフである。図14は、実施の形態1の空気調和機に係る暖房運転時の室外温度と室内設定温度の差に対する圧縮機の回転数を表したグラフである。実施の形態1では、空気調和機1が冷房運転の時のみについて説明を行ったが、暖房運転の時にも同様の制御が行える。暖房運転の場合は、室外温度が室内設定温度Tmに比べて大きい、Tm<Tの場合における空調負荷は0と考える。つまり、Tm≦Tの場合では空調負荷は0となり、Tm>Tの場合では室外温度Tと室内設定温度Tmの差(Tm−T)が拡大するほど空調負荷が大きくなる。そのため、冷房運転の場合では、室外温度Tと室内設定温度Tmの差を(T−Tm)で導出していたが、暖房運転の場合は(Tm−T)で導出することを除くと略同様の制御が適応できる。なお、閾温度差T1、設定回転数RF1及び低下設定回転数RF2は、冷房運転時と暖房運転時と異なっても良いし、また同じであっても構わない。
FIG. 12 is a graph showing the air conditioning load and the air conditioning capability of the air conditioner with respect to the difference between the outdoor temperature and the indoor set temperature during the heating operation according to the air conditioner of the first embodiment. FIG. 13 is a graph showing the number of rotations of the indoor fan motor with respect to the difference between the outdoor temperature and the indoor set temperature during the heating operation according to the air conditioner of the first embodiment. FIG. 14 is a graph showing the rotation speed of the compressor with respect to the difference between the outdoor temperature and the indoor set temperature during the heating operation according to the air conditioner of the first embodiment. In
また、暖房運転時に室内設定温度Tmに応じて閾温度差T1の値を変更する場合は、室内設定温度Tmと閾温度差T1の差、つまり(Tm−T)=T1の場合における外気温度Tが7℃よりも小さくなるように、室内設定温度Tmに応じた閾温度差T1を設定することが望ましい。例えば室内設定温度Tmが20℃に設定されている場合は、T1は13℃よりも低い値に設定される方が望ましい。これはJIS C9612には暖房運転時の空調能力試験では外気温度は7℃と定められており、外気温度7℃において空気調和機1が最高の空調能力を発揮できるように設定した方が望ましいからである。
Further, when the value of the threshold temperature difference T1 is changed according to the indoor set temperature Tm during the heating operation, the difference between the indoor set temperature Tm and the threshold temperature difference T1, that is, the outside air temperature T when (Tm−T) = T1. It is desirable to set the threshold temperature difference T1 in accordance with the indoor set temperature Tm so that is smaller than 7 ° C. For example, when the indoor set temperature Tm is set to 20 ° C., it is desirable to set T1 to a value lower than 13 ° C. This is because in JIS C9612, the outside air temperature is determined to be 7 ° C. in the air conditioning capability test during heating operation, and it is desirable that the
図15は、実施の形態1の空気調和機に係る暖房運転時の空調能力の制御のフローチャートである。冷房運転時と異なる点はステップS12及びステップS13のみであり、ステップS11,S14,S15,S16は、それぞれステップS1,S4,S5,S6と同様の処理を行う。ステップS12において、演算部33は、記憶部31に記憶されている室内設定温度TmとステップS11で取得した室外温度Tの差(Tm−T)を演算する。(Tm−T)の演算後、ステップS13に進み、判定部34は、(Tm−T)の演算結果と予め設定されている閾温度差T1とを比較し閾温度差T1の方が高いか、つまり(Tm−T)<T1の条件を満たすかを判定する。条件を満たす場合はステップS14へ進み、満たさない場合はステップS15へと進む。
FIG. 15 is a flowchart of control of the air conditioning capability during the heating operation according to the air conditioner of the first embodiment. The only difference from the cooling operation is step S12 and step S13, and steps S11, S14, S15, and S16 perform the same processing as steps S1, S4, S5, and S6, respectively. In step S12, the
実施の形態2.
実施の形態2の空気調和機の場合における空調能力の制御について説明を行う。図16は、実施の形態2の空気調和機に係る冷房運転時の室外温度と室内設定温度の差に対する室内ファンモータの回転数を表したグラフである。図17は、実施の形態2の空気調和機に係る冷房運転時の室外温度と室内設定温度の差に対する圧縮機の回転数を表したグラフである。記憶部31に各設定風量時の第二限界温度差T3が記憶され、判定部34が第二限界温度差T3と、室外温度Tと室内設定温度Tmの差を比較すること以外は、実施の形態1と同様であるので割愛する。また、実施の形態2の空気調和機に係る冷房運転時の室外温度と室内設定温度の差に対する空調負荷と空気調和機の空調能力を表したグラフは、図7と同様であるため、割愛する。
Control of the air conditioning capability in the case of the air conditioner of
実施の形態2の空気調和機1では、実施の形態1と同じく、制御装置30は、室外温度センサ16が測定した室外温度Tを取得し、予め記憶されている室内設定温度Tmと測定した室外温度Tを基に圧縮機11及び室内ファンモータ22bの回転数を制御し、空調能力を空調負荷と略同等になるように制御をする。具体的には、室内ファンモータ22bは、室外温度Tと室内設定温度Tmの差が予め設定された閾温度差T1以上の場合には、操作部40より選択された設定風量に応じた設定回転数RF1で回転し、閾温度差T1よりも小さい場合には、室外温度Tと室内設定温度Tmの差が小さくなるに従って連続的又は段階的に回転数が減少するように制御される。室内ファンモータ22bの回転数の下限は、低下設定回転数RF2に設定されており、室内ファンモータ22bの回転数が低下設定回転数RF2であり圧縮機11の回転数が最低回転数RCminとした場合の空調能力と同等の空調負荷となる室外温度Tと室内設定温度Tmの差が第二限界温度差T3となる。また、第二限界温度差T3は低下設定回転数RF2に応じて変化するため、第二限界温度差T3は設定風量に対応して記憶部31に記憶されている。室内ファンモータ22bは、室外温度Tと室内設定温度Tmの差が、第二限界温度差T3より小さい場合には、低下設定回転数RF2で回転する。つまり、室内ファンモータ22bの回転数RFは、(T−Tm)>T1の場合には設定回転数RF1に設定され、T1>(T−Tm)>T3の場合にはRF1>RF>RF2を満たす回転数RFに設定され、T3>(T−Tm)の場合には低下設定回転数RF2に設定される。また、T1>(T−Tm)>T3の場合の室内ファンモータ22bの回転数RFは、室外温度Tと室内設定温度Tmの差と、設定風量とに関連付けられて設定されており、その関連付けは制御装置30に設定されている。つまり、室内ファンモータ22bの回転数RFは室内設定温度Tmと、測定した室外温度Tと、選択された設定風量と、に応じて予め設定された回転数に制御される。さらに、低下設定回転数RF2は、当該低下設定回転数RF2の設定風量より下の段階の設定風量における設定回転数RF1よりも高い回転数に設定されている。
In the
また、圧縮機11は、制御装置30によって空調能力を空調負荷と略同等になるように制御される。T1>(T−Tm)>T3の場合も室内ファンモータ22bの回転数は室内設定温度Tmと、室外温度Tと、設定風量により特定できるため、実施の形態1と同じく、室内ファンモータ22bの回転数は室外温度Tと、室内設定温度Tmと、設定風量によって確定する。そのため、従来の空気調和機と同じく、制御装置30は室内設定温度Tmと、測定した室外温度Tと、選択された設定風量に応じて圧縮機11の回転数を制御することができる。
Further, the
実施の形態2において、空調能力の制御を行うためのフローチャートについて説明をする。図18は、実施の形態2の空気調和機に係る冷房運転時の空調能力の制御のフローチャートである。ステップS21では、制御装置30は、室外温度Tを室外温度センサ16より取得する。室外温度Tを取得後、ステップS22に進み、演算部33は、ステップS21で取得した室外温度Tと記憶部31に記憶されている室内設定温度Tmの差、(T−Tm)を演算する。(T−Tm)の演算後、ステップS23に進み、判定部34は、(T−Tm)の演算結果と記憶部31に記憶されている閾温度差T1とを比較し閾温度差T1の方が高いか、つまり(T−Tm)<T1の条件を満たすかを判定する。ステップS23の条件を満たす場合はステップS24へ進む。ステップS24では、判定部34は、(T−Tm)の演算結果と記憶部31に記憶された設定風量に応じた第二限界温度差T3とを比較し、(T−Tm)が第二限界温度差T3以下であるか、つまり(T−Tm)≦T3の条件を満たすかを判定する。ステップS24の条件を満たす場合は、ステップS25に進み、制御部32は、室内ファンモータ22bの回転数RFを設定風量に応じた低下設定回転数RF2に制御する。ステップS24の条件を満たさない場合は、ステップS26に進み、制御部32は、室内ファンモータ22bの回転数RFをRF1>RF>RF2を満たし、室外温度Tと、室内設定温度Tmと、設定風量と、に関連付けられて設定された回転数に制御される。また、ステップS23の条件を満たさない場合は、ステップS27に進み、制御部32は、室内ファンモータ22bの回転数RFを設定風量に応じた設定回転数RF1に制御する。ステップS25、ステップS26及びステップS27において室内ファンモータ22bの回転数を制御後、ステップS28に進み、制御装置30は、圧縮機11の回転数を室外温度T、室内設定温度Tmに基づき制御する。圧縮機11の回転数RCを制御後、ステップS21へ戻る。
In the second embodiment, a flowchart for controlling the air conditioning capability will be described. FIG. 18 is a flowchart of the control of the air conditioning capability during the cooling operation according to the air conditioner of the second embodiment. In step S <b> 21, the
実施の形態2のように空調能力の制御を行うことによって、実施の形態1と同様の効果を奏する。さらに、実施の形態1では閾温度差T1を境に室内ファンモータ22bの回転数を設定回転数RF1又は低下設定回転数RF2に変更していたが、実施の形態2ではT1>(T−Tm)>T3の場合において、連続的又は段階的に室内ファンモータ22bの回転数を変更するため、室内風量が急激に変更されず、ユーザーは室内機の風量の変化に気づきにくくなる。
By controlling the air conditioning capability as in the second embodiment, the same effect as in the first embodiment is obtained. Furthermore, had been changed to
なお、実施の形態2ではT1>(T−Tm)>T3の場合のみ、室内ファンモータ22bの回転数RFは、室外温度Tと室内設定温度Tmの差と設定風量とに関連付けられて設定されているが、これに限らず、(T−Tm)>T1の範囲では設定回転数RF1、T3>(T−Tm)の範囲では低下設定回転数RF2になるように、それぞれ室外温度Tと室内設定温度Tmの差(T−Tm)と、設定風量とに関連付けられて設定され、(T−Tm)の演算を行った後に、(T−Tm)と設定風量に応じた風量に設定し、(T−Tm)を閾温度差T1及び第二限界温度差T3と比較せずに室内ファンモータ22bの回転数RFを制御しても良い。
In the second embodiment, only when T1>(T−Tm)> T3, the rotational frequency RF of the
また、実施の形態1と同様に、実施の形態2においても室外温度Tと室内設定温度Tmの差を(Tm−T)で導出することで暖房運転時にも同様の制御が行える。図19は、実施の形態2の空気調和機に係る暖房運転時の空調能力の制御のフローチャートである。冷房運転時と異なる点はステップS32,ステップS33及びステップS34のみであり、ステップS31,S35,S36,S37,S38はそれぞれステップS21,S25,S26,S27,S28と同様である。ステップS32では、演算部33は、予め設定されている室内設定温度Tmと、ステップS31で取得した室外温度Tの差、(Tm−T)を演算する。(Tm−T)の演算後、ステップS33に進み、判定部34は、(Tm−T)の演算結果と予め設定されている閾温度差T1とを比較し閾温度差T1の方が高いか、つまり(Tm−T)<T1の条件を満たすかを判定する。ステップS33の条件を満たす場合はステップS34へ進み、満たさない場合はステップS37へ進む。ステップS34では、判定部34は、(Tm−T)の演算結果と記憶部31に記憶された設定風量に応じた第二限界温度差T3とを比較し、(Tm−T)が第二限界温度差T3以下か、つまり(Tm−T)≦T3の条件を満たすかを判定する。ステップS34の条件を満たす場合はステップS35に進み、満たさない場合はステップS36へ進む。
Similarly to the first embodiment, in the second embodiment, the same control can be performed during the heating operation by deriving the difference between the outdoor temperature T and the indoor set temperature Tm as (Tm−T). FIG. 19 is a flowchart of the control of the air conditioning capability during the heating operation according to the air conditioner of the second embodiment. The only difference from the cooling operation is steps S32, S33 and S34, and steps S31, S35, S36, S37 and S38 are the same as steps S21, S25, S26, S27 and S28, respectively. In step S32, the calculating
さらに、実施の形態1と同様に、低下設定回転数RF2を、当該低下設定回転数RF2の設定風量より一つ下の段階の設定風量における設定回転数RF1よりも低い回転数に設定することによって、ユーザーは室内機の風量の変化により気づきにくくなる。また、複数段階の設定風量が設定できる場合において、各設定風量に応じて低下設定回転数RF2を予めそれぞれ設定しても良いし、空調能力の制御時に室内ファンモータ22bの制御を行わない設定風量があっても良い。
Further setting, as in the first embodiment, the reduction setting rotational speed RF 2, the rotational speed lower than the set rotational speed RF 1 in set air volume of the stage of one lower than the set air volume of the drop speed setting RF 2 This makes it difficult for the user to notice the change in the air volume of the indoor unit. Further, in the case where a plurality of set air volumes can be set, the lower set rotational speed RF 2 may be set in advance according to each set air volume, or the setting for not controlling the
実施の形態3.
実施の形態3の空気調和機の場合における空調能力の制御について説明を行う。図20は、実施の形態3の空気調和機に係る冷房運転時の室外温度と室内設定温度の差に対する室内ファンモータの回転数を表したグラフである。図21は、実施の形態3の空気調和機に係る冷房運転時の室外温度と室内設定温度の差に対する圧縮機の回転数を表したグラフである。なお、空気調和機の構成については、記憶部31に各設定風量時の限界温度差T2及び第二限界温度差T3が記憶され、判定部34が限界温度差T2及び第二限界温度差T3と、室外温度Tと室内設定温度Tmの差を比較すること以外は、実施の形態1と同様であるので割愛する。また、実施の形態3の空気調和機に係る冷房運転時の室外温度と室内設定温度の差に対する空調負荷と空気調和機の空調能力を表したグラフは、図7と同様であるため、割愛する。
The control of the air conditioning capability in the case of the air conditioner of
実施の形態3の空気調和機1では、実施の形態1と同じく、制御装置30は、室外温度センサ16が測定した室外温度Tを取得し、予め記憶されている室内設定温度Tmと測定した室外温度Tを基に圧縮機11及び室内ファンモータ22bの回転数を制御し、空調能力を空調負荷と略同等になるように制御をする。具体的には、室内ファンモータ22bは、室外温度Tと室内設定温度Tmの差が限界温度差T2以上の場合は、設定風量に応じた設定回転数RF1で回転し、限界温度差T2よりも小さい場合には室外温度Tと室内設定温度Tmの差が小さくなるに従って連続的又は段階的に回転数が減少するように制御される。実施の形態2と同じく、室内ファンモータ22bの回転数の下限は、低下設定回転数RF2に設定されており、室内ファンモータ22bの回転数が低下設定回転数RF2であり圧縮機11の回転数が最低回転数RCminとした場合の空調能力と同等の空調負荷となる室外温度Tと室内設定温度Tmの差が第二限界温度差T3となる。また、限界温度差T2は設定回転数RF1に応じて変化し、第二限界温度差T3は低下設定回転数RF2に応じて変化するため、限界温度差T2及び第二限界温度差T3は設定風量に関連付けられて記憶部31に記憶されている。室内ファンモータ22bは、室外温度Tと室内設定温度Tmの差が、第二限界温度差T3より小さい場合には、低下設定回転数RF2で回転する。つまり、室内ファンモータ22bの回転数RFは、(T−Tm)>T2の場合には設定回転数RF1に設定され、T2>(T−Tm)>T3の場合にはRF1>RF>RF2を満たす回転数RFに設定され、T3>(T−Tm)の場合には低下設定回転数RF2に設定される。また、T2>(T−Tm)>T3の場合の室内ファンモータ22bの回転数RFは、室外温度Tと室内設定温度Tmの差と、設定風量と、圧縮機11の最低回転数時の能力より圧縮機11の最低回転数時に空調能力が空調負荷と略同等となる室内ファンモータの回転数RFになるよう記憶部31に設定されている。圧縮機11の最低回転数時の能力は同じ圧縮機11であれば一定であるので、室内ファンモータ22bの回転数RFは室内設定温度Tmと、測定した室外温度Tと、設定風量と、に応じて予め設定された回転数に制御される。さらに、低下設定回転数RF2は、当該低下設定回転数RF2の設定風量より下の段階の設定風量における設定回転数RF1よりも高い回転数に設定されている。
In the
実施の形態3において、空調能力の制御を行うためのフローチャートについて説明をする。図22は、実施の形態3の空気調和機に係る冷房運転時の空調能力の制御のフローチャートである。ステップS41では、制御装置30は、室外温度Tを室外温度センサ16より取得する。室外温度Tを取得後、ステップS42に進み、演算部33は、ステップS41で取得した室外温度Tと記憶部31に記憶されている室内設定温度Tmの差、(T−Tm)を演算する。(T−Tm)の演算後、ステップS43に進み、判定部34は、(T−Tm)の演算結果と記憶部31に記憶されている限界温度差T2とを比較し限界温度差T2の方が高いか、つまり(T−Tm)<T2の条件を満たすかを判定する。ステップS43の条件を満たす場合はステップS44へ進む。ステップS44では、判定部34は、(T−Tm)の演算結果と記憶部31に記憶されている第二限界温度差T3とを比較し、(T−Tm)が第二限界温度差T3以下であるか、つまり(T−Tm)≦T3の条件を満たすかを判定する。ステップS44の条件を満たす場合は、ステップS45に進み、制御部32は、室内ファンモータ22bの回転数RFを設定風量に応じた低下設定回転数RF2に制御する。ステップS44の条件を満たさない場合は、ステップS46に進み、制御部32は、室内ファンモータ22bの回転数RFをRF1>RF>RF2を満たし、室外温度Tと、室内設定温度Tmと、設定風量と、に応じて予め設定された回転数に制御される。また、ステップS43の条件を満たさない場合はステップS47へ進み、制御部32は、室内ファンモータ22bの回転数RFを設定風量に応じた設定回転数RF1に制御する。ステップS45、ステップS46及びステップS47において室内ファンモータ22bの回転数を制御後、ステップS48に進み、圧縮機11の回転数RCを室外温度Tと、室内設定温度Tmと、設定風量に基づき制御し、制御の終了後にステップS41へ戻る。
In the third embodiment, a flowchart for controlling the air conditioning capability will be described. FIG. 22 is a flowchart of control of the air conditioning capability during the cooling operation according to the air conditioner of the third embodiment. In step S <b> 41, the
また、圧縮機11は、制御装置30によって空調能力を空調負荷と略同等になるように制御される。T2>(T−Tm)>T3の場合も室内ファンモータ22bの回転数は室内設定温度Tmと、室外温度Tと、設定風量により特定できるため、実施の形態1と同じく、室内ファンモータ22bの回転数は室外温度Tと、室内設定温度Tmと、設定風量によって確定する。そのため、従来の空気調和機と同じく、制御装置30は室内設定温度Tmと、測定した室外温度Tと、選択された設定風量に応じて圧縮機11の回転数を制御することができる。
Further, the
実施の形態2のように空調能力の制御を行うことによって、実施の形態1と同様の効果を奏する。さらに、実施の形態1では閾温度差T1を境に室内ファンモータ22bの回転数を設定回転数RF1又は低下設定回転数RF2に変更していたが、実施の形態3では圧縮機11が最低回転数RCminに達するまで室内ファンモータ22bの回転数を変更しないため、ユーザーは室内機の風量の変化に気づきにくくなる。
By controlling the air conditioning capability as in the second embodiment, the same effect as in the first embodiment is obtained. Furthermore, had changed the threshold temperature difference T1 in the first embodiment the rotation speed of the
なお、実施の形態3ではT2>(T−Tm)>T3の場合のみ、室内ファンモータ22bの回転数RFは、室外温度Tと室内設定温度Tmの差と設定風量とに関連付けられて設定されているが、これに限らず、(T−Tm)>T2の範囲では設定回転数RF1、T3>(T−Tm)の範囲では低下設定回転数RF2になるように、それぞれ室外温度Tと室内設定温度Tmの差(T−Tm)と、設定風量と、に関連付けられて設定され、(T−Tm)の演算を行った後に、(T−Tm)と設定風量に応じた風量に設定し、(T−Tm)を限界温度差T2及び第二限界温度差T3と比較せずに室内ファンモータ22bの回転数RFを制御しても良い。
In the third embodiment, only when T2>(T−Tm)> T3, the rotational frequency RF of the
また、実施の形態1と同様に、実施の形態2においても室外温度Tと室内設定温度Tmの差を(Tm−T)で導出することで暖房運転時にも同様の制御が行える。図23は、実施の形態3の空気調和機に係る暖房運転時の空調能力の制御のフローチャートである。冷房運転時と異なる点はステップS52,ステップS53及びステップS54のみであり、ステップS51,S55,S56,S57,S58はそれぞれステップS41,S45,S46,S47,S48と同様である。ステップS52では、演算部33は、予め設定されている室内設定温度Tmと、ステップS51で取得した室外温度Tの差、(Tm−T)を演算する。(Tm−T)の演算後、ステップS53に進み、判定部34は、(Tm−T)の演算結果と予め設定されている限界温度差T2とを比較し限界温度差T2の方が高いか、つまり(Tm−T)<T2の条件を満たすかを判定する。ステップS53の条件を満たす場合はステップS54へ進み、満たさない場合はステップS57へ進む。ステップS54では、判定部54は、(Tm−T)の演算結果と記憶部31に記憶された設定風量に応じた第二限界温度差T3とを比較し、(Tm−T)が第二限界温度差T3以下か、つまり(Tm−T)≦T3の条件を満たすかを判定する。ステップS54の条件を満たす場合はステップS55に進み、満たさない場合はステップS56へ進む。
Similarly to the first embodiment, in the second embodiment, the same control can be performed during the heating operation by deriving the difference between the outdoor temperature T and the indoor set temperature Tm as (Tm−T). FIG. 23 is a flowchart of control of the air conditioning capability during the heating operation according to the air conditioner of the third embodiment. The only difference from the cooling operation is steps S52, S53 and S54, and steps S51, S55, S56, S57 and S58 are the same as steps S41, S45, S46, S47 and S48, respectively. In step S52, the
さらに、実施の形態1と同様に、低下設定回転数RF2を、当該低下設定回転数RF2の設定風量より一つ下の段階の設定風量における設定回転数RF1よりも低い回転数に設定することによって、ユーザーは室内機の風量の変化により気づきにくくなる。また、複数段階の設定風量が設定できる場合において、各設定風量に応じて低下設定回転数RF2を予めそれぞれ設定しても良いし、空調能力の制御時に室内ファンモータ22bの制御を行わない設定風量があっても良い。
Further setting, as in the first embodiment, the reduction setting rotational speed RF 2, the rotational speed lower than the set rotational speed RF 1 in set air volume of the stage of one lower than the set air volume of the drop speed setting RF 2 This makes it difficult for the user to notice the change in the air volume of the indoor unit. Further, in the case where a plurality of set air volumes can be set, the lower set rotational speed RF 2 may be set in advance according to each set air volume, or the setting for not controlling the
1 空気調和機、10 室外機、11 圧縮機、12 四方弁、13 膨張弁、14 室外熱交換器、15 室外送風機、16 室外温度センサ、20 室内機、21 室内熱交換器、22 室内送風機、22a 室内ファン、22b 室内ファンモータ、30 制御装置、31 記憶部、32 制御部、33 演算部、34 判定部、40 操作部
DESCRIPTION OF
Claims (5)
前記室内熱交換器に前記室内空気を送風する室内送風機と、
室外空気の温度を測定する室外温度センサと、
予め設定された室内設定温度を記憶する記憶手段と、
前記圧縮機及び前記室内送風機の回転数を制御する制御手段と、を有し、
前記制御手段は、前記室外温度センサで測定した室外温度と前記室内設定温度の差が狭まるに従い、前記室内送風機の回転数を低下させた後、前記圧縮機の回転数を低下させることを特徴とする空気調和機。 A compressor that compresses the refrigerant, an indoor heat exchanger that heats or cools indoor air using the refrigerant, and
An indoor blower for blowing the indoor air to the indoor heat exchanger;
An outdoor temperature sensor for measuring the temperature of outdoor air;
Storage means for storing a preset indoor set temperature;
Control means for controlling the rotation speed of the compressor and the indoor fan,
Wherein, as the difference of the above-mentioned the outdoor temperature measured by the outdoor temperature sensor indoor set temperature is narrowed, after reducing the rotational speed of the indoor blower, and wherein reducing the rotational speed of the compressor Air conditioner to do.
前記室内送風機の風量として前記第1の設定風量が選択されている場合に、前記制御手段は、前記第1の設定回転数以下であり前記第3の設定回転数以上の範囲で、前記室外温度センサで測定した室外温度と前記室内設定温度の差が狭まるに従い、前記室内送風機の回転数を低下させることを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。 The storage means includes a first set air volume, a second set air volume set to be lower than the first set air volume, and a first set rotational speed corresponding to the first set air volume. , A second set speed corresponding to the second set air volume, and a third set speed set to a speed lower than the first set speed and higher than the second set speed. And remember
When the first set air volume is selected as the air volume of the indoor blower, the control means is configured to reduce the outdoor temperature within a range that is equal to or less than the first set speed and equal to or greater than the third set speed. The air conditioner according to claim 1, wherein the rotational speed of the indoor blower is reduced as a difference between an outdoor temperature measured by a sensor and the indoor set temperature is narrowed.
前記制御手段は、前記室外温度と前記室内設定温度の差が前記閾温度差以上の場合は、前記室内送風機の回転数を前記第1の設定回転数に制御し、
前記閾温度差よりも小さい場合は、前記室内送風機の回転数を前記第1の設定回転数よりも低く前記第3の設定回転数以上の回転数に制御することを特徴とする請求項2に記載の空気調和機。 The storage means stores a preset threshold temperature difference,
When the difference between the outdoor temperature and the indoor set temperature is equal to or greater than the threshold temperature difference, the control means controls the rotational speed of the indoor fan to the first set rotational speed,
The rotation speed of the indoor blower is controlled to be lower than the first set rotation speed and higher than the third set rotation speed when the difference is smaller than the threshold temperature difference. The air conditioner described.
前記制御手段は、前記室外温度センサで計測した室外温度と室内設定温度の差が、前記室内送風機の回転数が前記第1の設定回転数であり前記圧縮機の回転数が前記最低回転数である場合の空調能力と空調負荷が等しくなる限界温度差以上の場合には、前記室内送風機の回転数を前記第1の設定回転数にし、前記圧縮機の回転数を前記室外温度と前記室内設定温度の差が狭まるに従い低下させる制御を行い、The control means is configured such that the difference between the outdoor temperature measured by the outdoor temperature sensor and the indoor set temperature is such that the rotational speed of the indoor fan is the first set rotational speed and the rotational speed of the compressor is the minimum rotational speed. In a case where the air conditioning capacity and air conditioning load in a certain case are equal to or greater than a limit temperature difference, the rotational speed of the indoor fan is set to the first set rotational speed, and the rotational speed of the compressor is set to the outdoor temperature and the indoor setting. Control to decrease as the temperature difference narrows,
前記室外温度センサで計測した室外温度と室内設定温度の差が、前記限界温度差より小さい場合は、前記圧縮機の回転数を前記最低回転数にし、前記室内送風機の回転数を前記室外温度と前記室内設定温度の差が狭まるに従い低下させる制御を行うことを特徴とする請求項2に記載の空気調和機。When the difference between the outdoor temperature measured by the outdoor temperature sensor and the indoor set temperature is smaller than the limit temperature difference, the rotational speed of the compressor is set to the minimum rotational speed, and the rotational speed of the indoor blower is set to the outdoor temperature. The air conditioner according to claim 2, wherein control is performed to reduce the difference in the indoor set temperature as the difference between the indoor set temperatures becomes narrower.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014096775A JP6225819B2 (en) | 2014-05-08 | 2014-05-08 | Air conditioner |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014096775A JP6225819B2 (en) | 2014-05-08 | 2014-05-08 | Air conditioner |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015215107A JP2015215107A (en) | 2015-12-03 |
JP6225819B2 true JP6225819B2 (en) | 2017-11-08 |
Family
ID=54752151
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014096775A Expired - Fee Related JP6225819B2 (en) | 2014-05-08 | 2014-05-08 | Air conditioner |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6225819B2 (en) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111271847A (en) * | 2019-07-17 | 2020-06-12 | 宁波奥克斯电气股份有限公司 | Air conditioner control method for improving low-temperature heating capacity |
CN111271848A (en) * | 2019-07-17 | 2020-06-12 | 宁波奥克斯电气股份有限公司 | Control method of air conditioner and air conditioner thereof |
Families Citing this family (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN208436403U (en) * | 2016-02-10 | 2019-01-29 | 三菱电机株式会社 | Cold-hot water air conditioning system |
JP6679461B2 (en) * | 2016-10-14 | 2020-04-15 | 株式会社コロナ | Heat pump water heater with heating function |
JP6675961B2 (en) * | 2016-10-14 | 2020-04-08 | 株式会社コロナ | Heat pump water heater with cooling function |
WO2018073954A1 (en) * | 2016-10-21 | 2018-04-26 | 株式会社Fhアライアンス | Method for constructing air conditioner system and method for designing air conditioner system |
CN107514734B (en) * | 2017-07-12 | 2019-09-03 | 青岛海尔空调器有限总公司 | Air-conditioning strength refrigeration control method |
CN107388490B (en) * | 2017-07-12 | 2021-05-28 | 青岛海尔空调器有限总公司 | Air conditioner operation control method |
JP2019143950A (en) * | 2018-02-23 | 2019-08-29 | ダイキン工業株式会社 | Air conditioner |
CN111207495B (en) * | 2018-11-05 | 2021-09-28 | 奥克斯空调股份有限公司 | Method for improving air conditioning capacity and air conditioner using same |
JP7490351B2 (en) * | 2019-11-07 | 2024-05-27 | Koa株式会社 | Shunt resistor module and mounting structure of the shunt resistor module |
CN111219841B (en) * | 2019-11-27 | 2020-12-25 | 珠海格力电器股份有限公司 | Continuous refrigeration control method and device at high temperature and air conditioning equipment |
CN111780359B (en) * | 2020-06-02 | 2022-12-20 | 海信空调有限公司 | Air conditioner |
JP7042524B2 (en) * | 2020-10-06 | 2022-03-28 | 株式会社Fhアライアンス | How to design an air conditioning system |
CN112944576B (en) * | 2021-03-18 | 2022-03-29 | 宁波奥克斯电气股份有限公司 | Frequency control method and device for air conditioner compressor and air conditioner |
CN115654646B (en) * | 2022-10-19 | 2024-05-31 | 珠海格力电器股份有限公司 | Control method and control device of air conditioner and air conditioner |
CN115789911B (en) * | 2022-11-17 | 2024-05-03 | 中国联合网络通信集团有限公司 | Air conditioner control method and device, electronic equipment and storage medium |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10197030A (en) * | 1997-01-07 | 1998-07-31 | Sanyo Electric Co Ltd | Air conditioner |
-
2014
- 2014-05-08 JP JP2014096775A patent/JP6225819B2/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111271847A (en) * | 2019-07-17 | 2020-06-12 | 宁波奥克斯电气股份有限公司 | Air conditioner control method for improving low-temperature heating capacity |
CN111271848A (en) * | 2019-07-17 | 2020-06-12 | 宁波奥克斯电气股份有限公司 | Control method of air conditioner and air conditioner thereof |
CN111271848B (en) * | 2019-07-17 | 2021-07-06 | 宁波奥克斯电气股份有限公司 | Control method of air conditioner and air conditioner thereof |
CN111271847B (en) * | 2019-07-17 | 2021-07-13 | 宁波奥克斯电气股份有限公司 | Air conditioner control method for improving low-temperature heating capacity |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2015215107A (en) | 2015-12-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6225819B2 (en) | Air conditioner | |
JP4711020B2 (en) | Air conditioner | |
JP6004670B2 (en) | Air conditioner control device, air conditioner control method, air conditioner program, and air conditioner equipped with the same | |
JP2009229012A (en) | Refrigerating device | |
CN111928454A (en) | Air conditioner and control method thereof | |
JP6785987B2 (en) | Refrigeration cycle equipment | |
JP6950191B2 (en) | Air conditioner | |
JP6618609B2 (en) | Refrigeration equipment | |
JP5631012B2 (en) | Air conditioner and control method of air conditioner | |
JP2016053452A (en) | Air conditioner | |
JP5943869B2 (en) | Air conditioner | |
JP2009058222A (en) | Outdoor unit | |
JP6576468B2 (en) | Air conditioner | |
JPWO2020003490A1 (en) | Air conditioner | |
JP6567086B2 (en) | Air conditioner | |
AU2018309957A1 (en) | Air conditioning apparatus | |
JP6964049B2 (en) | Heat pump type cold water air conditioner | |
KR20190073870A (en) | Air conditioner and control method of air conditioner | |
JP6573507B2 (en) | Air conditioner | |
JPH08226721A (en) | Operation controller for air conditioning equipment for multiple room | |
JP6881424B2 (en) | Refrigerator | |
JP6978363B2 (en) | Heat pump heat source machine | |
JP6415019B2 (en) | Air conditioner | |
KR102564507B1 (en) | Method for controlling operation of air conditioner | |
JP2009222320A (en) | Heat pump device |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20160517 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20170228 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170307 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170420 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170704 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170830 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170912 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170925 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6225819 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |