JP6225692B2 - 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP6225692B2
JP6225692B2 JP2013261674A JP2013261674A JP6225692B2 JP 6225692 B2 JP6225692 B2 JP 6225692B2 JP 2013261674 A JP2013261674 A JP 2013261674A JP 2013261674 A JP2013261674 A JP 2013261674A JP 6225692 B2 JP6225692 B2 JP 6225692B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
reading
external device
read
detection result
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013261674A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015118550A (ja
Inventor
智洋 高橋
智洋 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP2013261674A priority Critical patent/JP6225692B2/ja
Publication of JP2015118550A publication Critical patent/JP2015118550A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6225692B2 publication Critical patent/JP6225692B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
  • Computer And Data Communications (AREA)

Description

この発明は、情報処理装置、情報処理方法及びプログラムに関する。
非接触IC(Integrated Circuit)カードや携帯電話機等を用いて近距離で無線通信を行う近距離無線通信システムが広く利用されている。また、この近距離無線通信を用いることにより、ユーザが所望する対象物の表示に非接触ICカード等を直接近接させて操作することができるUI(User Interface)技術も広く知られている。
特許文献1は、クライアントの広告等を表示する表示機器とリーダライタの組がマトリクス状に並べられた操作パネルに非接触ICカードをかざすことにより、ポイントや各種情報を得ることができる情報表示システムに関する技術を開示している。
特開2010−276700号公報
しかし、特許文献1は、マトリクス状に配置された複数のリーダライタが非接触ICカードから同一のタグを読み取った場合を全く想定しておらず、複数のリーダライタが同一のタグを読み取った場合の対応策が講じられていないため、多重処理が行われる等の問題が生じる可能性がある。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、ユーザが所望する対象物に対する操作を適格に受け付けることを可能とする、情報処理装置、情報処理方法及びプログラムを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明に係る情報処理装置は、
近距離無線通信を用いて外部デバイスから当該外部デバイスが保持するデバイス情報を読み取る複数の読取装置のそれぞれから、前記外部デバイスから読み取った前記デバイス情報を取得する読取情報取得部と、
前記外部デバイスの状態を検出する第1の検出装置により検出された検出結果を取得する検出結果取得部と、
前記外部デバイスから前記デバイス情報を読み取った読取装置が複数存在するか否かを判別する読取情報判別部と、
前記読取情報判別部により前記外部デバイスから前記デバイス情報を読み取った読取装置が複数存在すると判別された場合、前記検出結果取得部により取得された検出結果に基づいて、前記外部デバイスから前記デバイス情報を読み取った複数の読取装置から前記外部デバイスの操作対象となる読取装置を特定する読取装置特定部と、を備える。
本発明によれば、ユーザが所望する対象物に対する操作を適格に受け付けることが可能となる。
実施形態1に係る情報処理装置を適用した自動販売システムの全体構成を示す図である。 情報処理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 情報処理装置のCPUの機能構成を示すブロック図である。 情報処理装置におけるNFCリーダライタのマトリクス配列を説明するための模式的な図である。 CPUとNFCリーダライタ及び人感センサの接続を模式的に示す図である。 情報処理装置が実行する近距離無線通信処理のフローチャートである。 情報処理装置が実行する特定処理のフローチャートである。 複数のNFCリーダライタが同一のNFCタグを読み取った場合に、任意のNFCリーダライタを特定する方法を説明するための図である。 実施形態2に係る情報処理装置を適用したファイル転送システムの全体構成を示す図である。
以下、本発明の実施形態に係る情報処理装置について、図面を参照しながら説明する。
(実施形態1)
本実施形態では、本発明に係る情報処理装置の一例として自動販売機を取り上げることとする。図1に示す自動販売システム1は、近距離無線通信を用いて、ユーザが非接触ICカード300を商品表示に近接させることにより、任意の商品を直接的かつ直感的に購入することができるUIを備える自動販売機(情報処理装置)100を用いた販売サービスを提供するシステムである。
図1に示すように、自動販売システム1は、自動販売機(情報処理装置)100、システムサーバ200、非接触ICカード(外部デバイス)300、を備える。自動販売機100とシステムサーバ200とは、インターネットを介して接続されている。なお、自動販売システム1が備える、自動販売機100、システムサーバ200、非接触ICカード300の個数は、図1に示す例に限られない。
自動販売機100は、自己が備えるNFC(Near Field Communication)リーダライタに近接された非接触ICカード300のNFCタグのデータを近距離無線通信で読み取り、商品の販売が可能な場合、選択された商品を提供すると共に、課金(決済)処理を行う。このように、自動販売機100は、ユーザが非接触ICカード300をNFCリーダライタに近接させて商品を購入することを可能とするUIを備える。
システムサーバ200は、ネットワークを介して自動販売機100と相互に接続され、自動販売機100の商品販売情報や商品在庫情報を含む各種データを送受信することにより、自動販売機100を管理する。
非接触ICカード300は、自動販売機100が備えるNFCリーダライタ116と近距離無線通信をすることにより、各種データを送受信する。非接触ICカード300は、通信等の制御を行うCPU(Central Processing Unit)、動作プログラム等を記憶するROM(Read Only Memory)、データを記憶する読み書き可能なメモリ(EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)等)をワンチップ化して備えるICチップと、NFCリーダライタとの間で電磁波による非接触通信を行うためのアンテナを備える。
次に、図2を参照して、自動販売機100のハードウェア構成について説明する。図2に示すように、自動販売機100は、ICチップとアンテナを内蔵するICカードや携帯電話機等のNFCタグのデータを読み取り及び書き込みを行う装置である。
自動販売機100は、CPU111、ROM112、RAM(Random Access Memory)113、記憶部114、RTC(Real Time Clock)115、NFCリーダライタ(読取装置)116、画像信号処理部117、入力信号処理部118、タッチパネル(第1の検出装置)119、通信部120、人感センサ121、バス130、を備える。
CPU111は、ROM112、記憶部114等に格納されている動作プログラムを実行し、自動販売機100全体の動作を制御する。図3に示すように、CPU111は、読取情報取得部111a、検出結果取得部111b、読取情報判別部111c、読取手段特定部111dとして機能する。
読取情報取得部111aは、近距離無線通信を用いて非接触ICカード(外部デバイス)300からデバイス情報を読み取る複数のNFCリーダライタ(読取装置)116のそれぞれから、デバイス情報(NFCタグのデータ)と、読取装置を識別する識別情報と、を取得する。読取情報取得部111aは、取得したデバイス情報(NFCタグのデータ)と識別情報を読取情報判別部111cに供給する。
検出結果取得部111bは、非接触ICカード300の状態を検出するタッチパネル(第1の検出装置)119が検出した検出結果を取得する。検出結果取得部111bは、取得した検出結果を読取装置特定部111dに供給する。
読取情報判別部111cは、読取情報取得部111aから取得したデバイス情報(NFCタグのデータ)と識別情報とに基づいて、所定時間内に非接触ICカード300からデバイス情報(NFCタグのデータ)を読み取ったNFCリーダライタ116が複数存在するか否かを判別する。
読取装置特定部111dは、読取情報判別部111cにより所定時間内に非接触ICカード300からデバイス情報を読み取ったNFCリーダライタ116が複数存在すると判別された場合、検出結果取得部111bから取得した検出結果に基づいて、所定時間内に非接触ICカード300からデバイス情報(NFCタグのデータ)を読み取った複数のNFCリーダライタ116から非接触ICカード300の操作対象となるNFCリーダライタ116を特定する。
ROM112は、CPU111が実行するプログラムや演算パラメータ等の制御用データを記憶する。
RAM113は、CPU111が実行するプログラム、演算結果、実行状態等のデータを一時的に記憶する。
記憶部114は、CPU111が実行する動作プログラム、CPU111により演算されたデータ、NFCリーダライタ116から取得したデータ、タッチパネル119から取得した加圧点の位置データ、タッチパネル119上の加圧領域の閾値等、各種データを記憶する。記憶部114は、例えば、フラッシュメモリ、EEPROM、FeRAM(Ferroelectric Random Access Memory)等の不揮発性メモリやHDD(Hard Disk Drive)から構成される。なお、タッチパネル119から取得した位置データは、CPU111の制御により、RTC115から取得した時刻と対応づけて記憶部114に記憶される。
RTC115は、クロックパルスに基づいて日付及び時刻をカウントし、時刻情報を生成する計時回路である。RTC115は、生成した時刻情報をCPU111に出力する。
NFCリーダライタ116は、CPU111の制御に従って、非接触ICカード300と13.56MHzの周波数帯域を用いて約10cm以内の近距離無線通信を行う。NFCリーダライタ116は、非接触ICカード300のNFCタグのデータの読み取り及び書き込みを行う。NFCリーダライタ116は、図4に示すように、自動販売機100の正面上部のタッチパネル119内に各商品表示画像123に対応するようにマトリクス状に配置される。また、NFCリーダライタ116は、図5に示すように、CPU111と各々接続され、非接触ICカード300から読み取ったNFCタグのデータは各々CPU111に出力する。ユーザは、所望する対象物(商品)の商品表示画像123に非接触ICカード300を近接させることにより、直接的かつ直感的に対象物(商品)を購入することができる。このように、本実施形態では、NFCリーダライタ116は、読取装置として機能する。
ここで、NFCリーダライタ116と非接触ICカード300との非接触通信の基本動作について説明する。
NFCリーダライタ116と非接触ICカード300との間で行われる非接触通信は、搬送波を13.56MHzの周波数帯域を利用してデータ送受信する。変調方式としては、例えば、ASK(Amplitude Shift Keying)変調方式が用いられ、送信データのビット列に応じて搬送波の振幅を変化させることにより、送信データが送信される。また、符号化方式としては、例えば、マンチェスタ符号化方式が用いられ、送信ビットを高位と低位の1/2ビットの組み合わせで符号化して送信データが送信される。このような非接触通信によって、NFCリーダライタ116が、CPU111の制御に従って、非接触ICカード300に各種のコマンドを送信し、非接触ICカード300は、受信したコマンドに対して応答する方式により、必要に応じたデータを送受信する。
NFCリーダライタ116と非接触ICカード300とは、それぞれ、アンテナコイルを備え、各アンテナコイルが近接することにより、電磁結合した状態における磁界共鳴伝送によりデータ通信が行われる。具体的には、まず、NFCリーダライタ116は、非接触ICカード300への送信データに基づいて搬送波を変調し、変調した搬送波に応じて自己が備えるアンテナコイルに電圧を印加することにより磁界を発生させる。
NFCリーダライタ116に近接された非接触ICカード300は、磁界の変化に伴い発生する電磁誘導により、自己が備えるアンテナコイルに誘起電流が流れ、この誘起電流により反磁界が発生する。非接触ICカード300は、誘起された交流電圧を直流電圧に変換して、非接触ICカード300内の電力を取得する。非接触ICカード300は、取得した電力を用いて、自己が備えるICチップを起動する。
非接触ICカード300のICチップは、誘起電流の振幅からNFCリーダライタ116が送信した送信データを読み取り、それに対応する返信データに応じて、例えば、負荷スイッチをオン/オフしてアンテナの負荷を変調させることにより反磁界を変化させる。
NFCリーダライタ116は、反磁界によるアンテナコイルを流れる電流の変化を検波し、非接触ICカード300の返信データを電流の振幅から復調することにより読み出す。
このように、NFCリーダライタ116は、非接触ICカード300との間で通信を交互に実施することにより、NFCタグのデータの読み出し及び書き込みを行う。
図2の説明に戻って、画像信号処理部117は、CPU111等から供給された制御信号に従って、画像信号を生成する。画像信号処理部117は、生成した画像信号を、タッチパネル119に供給する。
入力信号処理部118は、タッチパネル119から取得した入力信号を処理し、処理後の入力信号をCPU111等に供給する。例えば、入力信号処理部118は、アナログ信号である入力信号をデジタル信号に変換し、変換後のデジタル信号をCPU111に供給する。
タッチパネル119は、入力機能と表示機能とが組み合わされた装置であり、ユーザの指等によるタッチ操作の位置を検出するタッチセンサ、画面表示を行う液晶ディスプレイを備える。タッチパネル119は、画像信号処理部117から供給された画像信号に従った画像を表示するとともに、ユーザからの各種のタッチ操作を受け付け、入力信号処理部118に検出点のxy座標を示す位置データを出力する。ここで、本実施形態において、タッチパネル119は、感圧式タッチパネルを例に説明するが、これに限るものではない。タッチパネル119は、静電容量式タッチパネルであってもよい。本実施形態では、タッチパネル119は、本発明の検出手段として機能する。
通信部120は、CPU111の制御に従って、ネットワークを介してシステムサーバ200とデータ通信を行うインターフェイスである。通信部120は、例えば、NIC(Network Interface Card)、ルータ、モデム等である。
人感センサ121は、検出範囲内の人の動きを検出するためのセンサであり、図4に示すように、自動販売機100のタッチパネル119の下方、商品取出口122の上方に配置される。また、人感センサ121は、図5に示すように、CPU111に接続され、人の動きを検出した場合、検出信号をCPU111に供給する。ここで、検出範囲は、例えば、自動販売機100の正面半径約1.5メートル、横アングル約100度、縦アングル40度とする。人の動きを検出する方法としては、検出範囲内の人体から放射される遠赤外線(体温)を検出するものや、検出範囲に超音波を放射して反射された超音波を検出するもの等があるが、人感センサ121は、これらの周知技術のいずれかを用いて人の動きを検出すればよい。人感センサ121は、例えば、赤外線等を利用して周囲の温度と温度差があるものが検出範囲内で動いたときに、その温度変化を検出して検出信号をCPU111に出力する。人感センサ121の検出信号を受信したことに応答して、CPU111は、NFCリーダライタ116を制御して非接触ICカード300と近距離無線通信を開始する。
バス130は、自動販売機100が備える各構成要素を相互に接続する。
次に、図6に示すフローチャートを参照して、自動販売機100が実行する近距離無線通信処理について説明する。なお、自動販売機100のCPU111は、自動販売機100の電源が投入されたことに応答して、図6に示す近距離無線通信処理を開始する。
まず、CPU111は、人感センサ121の電源をオンし、人感センサ121を起動し、検出範囲内の人の動きの検出を開始する(ステップS101)。
次に、CPU111は、自動販売機100の周辺に人がいるか否かを判別する(ステップS102)。CPU111は、検出範囲内の人の動きを検出した際に人感センサ121から取得する検出信号に基づき、自動販売機100の周囲に人がいるか否かを判別する。CPU111は、自動販売機100の周辺に人がいると判別した場合(ステップS102;YES)、NFCリーダライタ116の電源をオンし、NFCリーダライタ116を起動する(ステップS103)。
一方、CPU111は、自動販売機100の周辺に人がいないと判別した場合(ステップS102;NO)、処理をステップS102に戻し、自動販売機100の周辺に人がいると判別するまで処理を繰り返す。
CPU111は、ステップS103の処理を完了すると、自動販売機100の周辺に人がいるか否かを判別する(ステップS104)。すなわち、CPU111は、人感センサ121から継続的に検出信号を取得しているか否かに基づき、自動販売機100の周辺に人が継続しているか否かを判別する。
CPU111は、自動販売機100の周辺に人がいないと判別した場合(ステップS104;NO)、NFCリーダライタ116の電源をオフし(ステップS105)、処理をステップS102に戻す。すなわち、CPU111は、人感センサ121から検出信号を受信したが、その後、人感センサ121から検出信号を受信しなくなった場合には、NFCリーダライタ116の電源をオフし、再度、人感センサ121から検出信号を受信するまで待機する。
一方、CPU111は、自動販売機100の周辺に継続して人がいると判別した場合(ステップS104;YES)、ステップS103で起動したNFCリーダライタ116が非接触ICカード300の情報を読み取ったか否かを判別する(ステップS106)。CPU111は、NFCリーダライタ116から非接触ICカード300のNFCタグのデータを受信したか否かに基づいて、NFCリーダライタ116が非接触ICカード300の情報を読み取ったか否かを判別する。
CPU111は、NFCリーダライタ116が非接触ICカード300のNFCタグを読み取っていないと判別した場合(ステップS106;NO)、処理をステップS104に戻す。
一方、CPU111は、NFCリーダライタ116が非接触ICカードのNFCタグを読み取ったと判別した場合(ステップS106;YES)、所定時間内に他のNFCリーダライタ116が同一のNFCタグを読み取ったか否かを判別する(ステップS107)。ここで、所定時間とは、ユーザが所望する対象物の商品表示画像123に非接触ICカード300をかざしてから、NFCリーダライタ116がNFCタグのデータを読み取るまでの時間、例えば、約0.5秒とする。
CPU111は、所定時間内に他のNFCリーダライタ116が同一のNFCタグを読み取っていない、すなわち、所定時間内にNFCタグを読み取ったNFCリーダライタ116は1つであると判別した場合(ステップS107;NO)、商品の販売が可能か否かを判別し、販売可能であると判別した場合、所定の商品を提供すると共に、課金(決済)処理を行う(ステップS109)。また、CPU111は、非接触ICカードから読み取ったNFCタグを記憶部114に記憶させる。NFCタグには、加入者情報、電子マネー情報(残高情報)等が含まれる。なお、本実施形態では、ステップS109の処理を課金(決済)処理として説明するが、システムに応じて、適宜、変更可能である。
一方、CPU111は、所定時間内に他のNFCリーダライタが同一の情報を読み取ったと判別した場合(ステップS107;YES)、処理をステップS108の特定処理に進める。
ここで、図7のフローチャートを参照して、ステップS108の特定処理について説明する。
CPU111は、まず、記憶部114から感圧式タッチパネルの加圧点のxy座標を示す位置データを取得する(ステップS201)。CPU111は、所定時間内に感圧タッチパネルに加圧された加圧点のxy座標を示す位置データを、記憶部114から読み出して取得する。
次に、CPU111は、所定時間内に検出された加圧点が1つであるか否かを判別する(ステップS202)。CPU111は、記憶部114に記憶された検出時刻と位置データとが対応づけられた加圧点情報を読み出し、所定時間内に検出された加圧点が1つであるか否かを判別する。
CPU111は、所定時間内に検出された加圧点が1つであると判別した場合(ステップS202;YES)、非接触ICカード300のNFCタグを読み取ったNFCリーダライタ116のうち、加圧点から最も近傍のNFCリーダライタ116をユーザが所望する対象物に対応するNFCリーダライタ116として特定し(ステップS203)、本処理を終了する。加圧点から最も近傍のNFCリーダライタ116を特定する方法として、図8に示すように、加圧点K1とNFCリーダライタ116の領域の重心との距離が最も短いNFCリーダライタB116(重心Gb)を特定する方法を用いる。
一方、CPU111は、所定時間内に検出された加圧点が1つでない、すなわち、所定時間内に複数の加圧点が検出されたと判別した場合(ステップS202;NO)、検出された複数の加圧点で形成される加圧領域の面積Spを算出する(ステップS204)。ここで、加圧領域は、図8に示すように、各加圧点K4〜K10を順次結んだ直線により囲まれる領域としてもよいし、各加圧点K4〜K10をすべて含む最小面積となる矩形領域としてもよい。
CPU111は、加圧領域の面積Spが閾値Sth以上であるか否かを判別する(ステップS205)。CPU111は、記憶部114があらかじめ記憶する加圧領域の閾値Sthを読み出し、ステップS204で算出した加圧領域の面積Spと比較して判別する。
CPU111は、加圧領域の面積Spが閾値Sth以上であると判別した場合(ステップS205;YES)、最初に検出した加圧点の最近傍のNFCリーダライタ116をユーザが所望する対象物に対応するNFCリーダライタ116として特定する(ステップS206)。加圧領域の面積Spが閾値Sth以上である場合、非接触ICカード300がタッチパネル119に面接触された可能性が高い。一般的に、ユーザは、自己が所望する対象物の表示を目標に非接触ICカード300を近接させ、近接させた非接触ICカード300がタッチパネル119に接触した場合、タッチパネル119に最初に接触した非接触ICカード300の角または辺を基準に非接触ICカード300をタッチパネル119に面接触させることが多い。したがって、加圧領域の面積Spが閾値Sth以上である場合、最初に検出された加圧点の最近傍のNFCリーダライタ116をユーザが所望する対象物に対応するNFCリーダライタ116として特定する。CPU111は、ステップS206の処理が完了すると、本処理を終了する。
一方、CPU111は、加圧領域の面積Spが閾値Sth未満であると判別した場合(ステップS205;NO)、加圧領域の重心の座標を算出する(ステップS207)。
CPU111は、非接触ICカード300のNFCタグを読み取ったNFCリーダライタ116のうち、加圧領域の重心から最も近傍のNFCリーダライタ116をユーザの選択対象に対応するNFCリーダライタ116として特定し(ステップS208)、本処理を終了する。加圧点から最も近傍のNFCリーダライタ116を特定する方法として、例えば、図8に示すように、加圧点K4〜K10により形成される加圧領域の重心G2とNFCリーダライタ116の領域の重心との距離が最も短いNFCリーダライタD116(重心Gd)を特定する方法を用いる。
なお、所定時間内に検出された加圧点が2つである場合、図8に示すように、加圧点K2とK3を結ぶ直線の中点G1とNFCリーダライタ116の領域の重心との距離が最も短いNFCリーダライタA116(重心Ga)を特定すればよい。
図6のフローチャートの説明に戻り、CPU111は、ステップS107においてNOと判別した場合、すなわち、最初にNFCリーダライタ116が非接触ICカード300のNFCタグを読み取ってから所定時間内に他のNFCリーダライタが同一のNFCタグを読み取っていないと判別した場合、NFCタグを読み取ったNFCリーダライタに対応する対象物(商品)について課金(決済)処理を行う(ステップS109)。
CPU111は、ステップS109の処理を終了すると、NFCリーダライタ116による非接触ICカード300への書き込みが必要であるか否かを判別する(ステップS110)。CPU111は、非接触ICカード300への書き込みが必要であると判別した場合(ステップS110;YES)、処理をステップS111に進める。
一方、CPU111は、NFCリーダライタ116による非接触ICカード300への書き込みが必要でないと判断した場合(ステップS110;NO)、処理をステップS104に戻す。
CPU111は、NFCリーダライタ116を介して非接触ICカード300のNFCタグに必要なデータを書き込む(ステップS111)。CPU111は、ステップS111の処理が完了すると、処理をステップS104に戻し、本処理を繰り返す。
以上に説明したように、実施形態1に係る自動販売機(情報処理装置)100によれば、本体正面部に設置されたタッチパネル119にマトリクス状に配置されたNFCリーダライタ300により、所望する商品の画像表示に非接触ICカード300を近接することにより、直接的かつ直感的に商品を購入することができる。また、所定時間内に複数のNFCリーダライタ116が同一のNFCタグを読み取ったとしても、ユーザに商品の選択のやり直しを要求することなく、タッチパネル119の加圧点の位置データに基づいて、ユーザが所望する商品に対応するNFCリーダライタ116を特定することが可能である。すなわち、本発明によれば、ユーザが所望する対象物に対する操作を適格に受け付けることが可能である。
(実施形態2)
以上の実施形態1では、複数のNFCリーダライタ116をマトリクス状に配置し、タッチパネルを併設することにより、ユーザが所望する対象物(商品)を直接的かつ適格に購入することが可能な自動販売機(情報処理装置)100について説明した。本発明は、これに限定されない。本発明は、ファイル転送システムに利用することも可能である。以下、本発明の実施形態に係る情報処理装置を適用したファイル転送システムについて説明する。
図9に示すように、ファイル転送システム2は、情報処理装置500、表示装置600、PC(Personal Computer)700、を備える。
情報処理装置500は、表示装置600と双方向通信可能に有線又は無線で接続され、表示装置600と各種データを送受信する。情報処理装置500は、表示装置600に画像信号や非接触ICカード300への書き込みデータ等を出力する。情報処理装置500は、表示装置600が備えるNFCリーダライタ116が読み取った非接触ICカード300のNFCタグのデータ等を取得する。
表示装置600は、情報処理装置500から取得した画像信号に基づいて画像を表示する。また、表示装置600は、その表示画面上に、マトリクス状に配置された複数のNFCリーダライタ116を備える。また、表示装置600の表示画面は、タッチパネル119で覆われている。表示装置600は、NFCリーダライタ116及びタッチパネル119が取得した各種データを情報処理装置500に出力する。
PC700は、情報処理装置500とネットワークを介して相互に通信可能に接続されている。
次に、図9を参照して、ファイル転送システム2が実行する動作について説明する。ユーザが表示装置600の表示画面上のファイルAの表示領域に非接触ICカード300を近接すると、ICカード300とファイルAの表示領域に配置されたNFCリーダライタ116との間で近距離無線通信が実行される。表示装置600は、NFCリーダライタ116により、非接触ICカード300が備えるNFCタグからファイル転送先であるPC700のIPアドレスを取得し、取得したIPアドレスを情報処理装置500に供給する。ファイル転送先のIPアドレスを取得した情報処理装置500は、ファイルAをPC700に送信する。ファイル転送のプロトコルには、FTP(File Transfer Protocol)等を用いればよい。
ファイルAの表示領域に配置された複数のNFCリーダライタ116が同一のNFCタグを読み取り、情報処理装置500が所定時間内にその複数の読み取り情報を受信した場合、実施形態1で説明したように、タッチパネル119により検出された加圧点の位置データに基づいて、非接触ICカード300と通信するNFCリーダライタ116を特定する。また、ファイルAの表示領域に配置された複数のNFCリーダライタ116のうち、最初にNFCタグを読み取ったNFCリーダライタ116を非接触ICカード300との通信対象であると判別してもよい。
ファイルAの表示領域に配置されたNFCリーダライタ116とファイルBの表示領域に配置されたNFCリーダライタ116とが所定時間内に同一のNFCタグを読み取った場合も、タッチパネル119が検出した加圧点のxy座標を示す位置データに基づいてNFCリーダライタ116を特定する。また、最初にNFCタグを読み取ったNFCリーダライタ116を非接触ICカード300との通信対象であると判別してもよい。
仮に、表示装置600の表示画面上の複数のファイルが重畳的に表示されている領域に配置されたNFCリーダライタ116がNFCタグを読み取った場合、最前面に表示されているファイルをファイル転送の対象ファイルであると判別すればよい。
以上に説明した実施形態2に係る情報処理装置500によれば、ユーザは非接触ICカード300のNFCタグに記憶されたIPアドレスが付与されたPC700に所望のファイルを簡単な操作で転送することが可能である。また、実施形態1と同様、所定時間内に複数のNFCリーダライタ116が同一のNFCタグのデータを読み取った場合に、加圧点の位置データに基づいてユーザが所望するファイルを転送することが可能である。すなわち、本発明によれば、ユーザが所望する対象物に対する操作を適格に受け付けることを可能である。
(変形例1)
上記の実施形態1に係る自動販売機(情報処理装置)100は、複数のNFCリーダライタ116が同一のNFCタグを取得した場合、タッチパネル119の加圧点の位置情報に基づいて、ユーザが所望する対象物を特定した。自動販売機100は、さらに、ユーザの視線方向を検出する視線センサ(第2の検出装置)を追加して備え、タッチパネル119が検出する加圧点の位置情報に加え、ユーザの視線方向とタッチパネル119との交点である注視点の分布に基づいて、ユーザが所望する対象物を特定してもよい。これは、ユーザが所望する対象物に対して操作を行う際には、その対象物に視線を向ける点に着目したものである。注視点の分布に応じて近傍のNFCリーダライタ116を特定すればよい。このように、加圧点及び注視点を判別要素とすることにより、より精度よくユーザが所望する対象物を特定することが可能となる。
ここで、ユーザは、必ずしも非接触ICカード300をタッチパネル119に接触(押圧)させるとは限らず、非接触ICカード300を商品の表示箇所付近に非接触の状態でかざす場合が考えられる。このような状況下で、複数のNFCリーダライタ116が同一のNFCタグを取得した場合には、注視点に基づいてユーザが所望する対象物を特定すればよい。
(変形例2)
情報処理装置100,500は、ユーザが非接触ICカード300をNFCリーダライタ116にかざしている時間を計測し、その時間に応じて、サイズが異なる商品の提供、ファイル転送の転送先の追加等の異なる処理を実行するようにしてもよい。この際、情報処理装置100,500は、指定された商品のサイズに応じて課金(決済)処理を行うこともできる。また、情報処理装置100,500は、タッチパネル119により検出される非接触ICカード300によるタッチ回数に応じて、異なる処理を実行するようにしてもよい。
なお、本発明に係る機能を実現するための構成を予め備えた情報処理装置として提供することができることはもとより、プログラムの適用により、既存の情報機器を、本発明に係る情報処理装置として機能させることもできる。すなわち、上記実施形態で例示した情報処理装置100による各機能構成を実現させるためのプログラムを、既存の情報機器を制御して機能させることができる。また、本発明に係る制御方法は、情報処理装置100を用いて実施できる。
また、このようなプログラムの適用方法は、任意である。プログラムを、例えば、フレキシブルディスク、CD(Compact Disc)−ROM、DVD(Digital Versatile Disc)−ROM、メモリーカード等のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に格納して適用できる。さらに、プログラムを搬送波に重畳し、インターネット等の通信媒体を介して適用することもできる。例えば、通信ネットワーク上の掲示板(BBS:Bulletin Board System)にプログラムを掲示して配信してもよい。そして、このプログラムを起動し、OS(Operating System)の制御下で、他のアプリケーションプログラムと同様に実行することにより、上記の処理を実行できるように構成してもよい。
また、上記の実施形態は、本発明を説明するためのものであり、本発明の範囲を制限するものではない。したがって、当業者であれば上記の各構成要素を均等なものに置換した実施形態を採用することが可能であるが、これらの実施形態も本発明の範囲に含まれる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、本発明には、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲が含まれる。以下に、本願発明の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
(付記1)
近距離無線通信を用いて外部デバイスから当該外部デバイスが保持するデバイス情報を読み取る複数の読取装置のそれぞれから、前記外部デバイスから読み取った前記デバイス情報を取得する読取情報取得部と、
前記外部デバイスの状態を検出する第1の検出装置により検出された検出結果を取得する検出結果取得部と、
前記外部デバイスから前記デバイス情報を読み取った読取装置が複数存在するか否かを判別する読取情報判別部と、
前記読取情報判別部により前記外部デバイスから前記デバイス情報を読み取った読取装置が複数存在すると判別された場合、前記検出結果取得部により取得された検出結果に基づいて、前記外部デバイスから前記デバイス情報を読み取った複数の読取装置から前記外部デバイスの操作対象となる読取装置を特定する読取装置特定部と、を備える、
ことを特徴とする情報処理装置。
(付記2)
前記読取情報取得部は、前記外部デバイスから前記デバイス情報を読み取った読取装置から、当該読取装置を識別する識別情報をさらに取得し、
前記読取情報判別部は、前記読取情報取得部が所定時間内に取得した前記デバイス情報と前記識別情報に基づいて、前記外部デバイスから前記デバイス情報を読み取った読取装置が複数存在するか否かを判別する、
ことを特徴とする付記1に記載の情報処理装置。
(付記3)
前記第1の検出装置は、前記複数の読取装置に対する前記外部デバイスの相対位置を検知することにより前記外部デバイスの状態を検出する、ことを特徴とする付記1又は2に記載の情報処理装置。
(付記4)
前記第1の検出装置は、感圧センサから構成され、
前記読取装置特定部は、前記感圧センサにより検出された前記外部デバイスによる加圧位置に基づいて、前記外部デバイスから前記デバイス情報を読み取った複数の読取装置から前記加圧位置に最も近い読取装置を特定する、
ことを特徴とする付記1乃至3のいずれか1つに記載の情報処理装置。
(付記5)
前記外部デバイスを操作するユーザの状態を検出する第2の検出装置をさらに備え、
前記検出結果取得部は、さらに、前記第2の検出装置により検出された検出結果を取得する、
ことを特徴とする付記1乃至4のいずれか1つに記載の情報処理装置。
(付記6)
前記第2の検出装置は、視線センサから構成され、
前記読取装置特定部は、前記視線センサにより検出された前記外部デバイスを操作するユーザの視線方向と前記外部デバイスから前記デバイス情報を読み取った読取装置との交点である注視点を算出し、前記外部デバイスから前記デバイス情報を読み取った複数の読取装置から前記注視点を領域内に含む読取装置を特定する、
ことを特徴とする付記5に記載の情報処理装置。
(付記7)
前記複数の読取装置は、同一平面上にマトリクス状に配置されている、ことを特徴とする付記1乃至6のいずれか1つに記載の情報処理装置。
(付記8)
近距離無線通信を用いて外部デバイスから当該外部デバイスが保持するデバイス情報を読み取る複数の読取装置のそれぞれから、前記外部デバイスから読み取った前記デバイス情報を取得する読取情報取得ステップと、
前記外部デバイスの状態を検出する第1の検出装置により検出された検出結果を取得する検出結果取得ステップと、
前記外部デバイスから前記デバイス情報を読み取った読取装置が複数存在するか否かを判別する読取情報判別ステップと、
前記読取情報判別ステップにより前記外部デバイスから前記デバイス情報を読み取った読取装置が複数存在すると判別された場合、前記検出結果取得ステップにより取得された検出結果に基づいて、前記外部デバイスから前記デバイス情報を読み取った複数の読取装置から前記外部デバイスの操作対象となる読取装置を特定する読取装置特定ステップと、を備える、
ことを特徴とする情報処理方法。
(付記9)
コンピュータに、
近距離無線通信を用いて外部デバイスから当該外部デバイスが保持するデバイス情報を読み取る複数の読取装置のそれぞれから、前記外部デバイスから読み取った前記デバイス情報を取得する読取情報取得処理と、
前記外部デバイスの状態を検出する第1の検出装置により検出された検出結果を取得する検出結果取得処理と、
前記外部デバイスから前記デバイス情報を読み取った読取装置が複数存在するか否かを判別する読取情報判別処理と、
前記読取情報判別処理により前記外部デバイスから前記デバイス情報を読み取った読取装置が複数存在すると判別された場合、前記検出結果取得処理により取得された検出結果に基づいて、前記外部デバイスから前記デバイス情報を読み取った複数の読取装置から前記外部デバイスの操作対象となる読取装置を特定する読取装置特定処理と、実行させる、
ことを特徴とするプログラム。
1…自動販売システム、2…ファイル転送システム、100…情報処理装置、111…CPU、111a…読取情報取得部、111b…検出結果取得部、111c…読取情報判別部、111d…読取装置特定部、112…ROM、113…RAM、114…記憶部、115…RTC、116…NFCリーダライタ、117…画像信号処理部、118…入力信号処理部、119…タッチパネル、120…通信部、121…人感センサ、122…商品取出口、123…商品表示画像、200…システムサーバ、300…非接触ICカード(外部デバイス)、500…情報処理装置、600…表示装置、700…PC

Claims (9)

  1. 近距離無線通信を用いて外部デバイスから当該外部デバイスが保持するデバイス情報を読み取る複数の読取装置のそれぞれから、前記外部デバイスから読み取った前記デバイス情報を取得する読取情報取得部と、
    前記外部デバイスの状態を検出する第1の検出装置により検出された検出結果を取得する検出結果取得部と、
    前記外部デバイスから前記デバイス情報を読み取った読取装置が複数存在するか否かを判別する読取情報判別部と、
    前記読取情報判別部により前記外部デバイスから前記デバイス情報を読み取った読取装置が複数存在すると判別された場合、前記検出結果取得部により取得された検出結果に基づいて、前記外部デバイスから前記デバイス情報を読み取った複数の読取装置から前記外部デバイスの操作対象となる読取装置を特定する読取装置特定部と、を備える、
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記読取情報取得部は、前記外部デバイスから前記デバイス情報を読み取った読取装置から、当該読取装置を識別する識別情報をさらに取得し、
    前記読取情報判別部は、前記読取情報取得部が所定時間内に取得した前記デバイス情報と前記識別情報に基づいて、前記外部デバイスから前記デバイス情報を読み取った読取装置が複数存在するか否かを判別する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記第1の検出装置は、前記複数の読取装置に対する前記外部デバイスの相対位置を検知することにより前記外部デバイスの状態を検出する、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記第1の検出装置は、感圧センサから構成され、
    前記読取装置特定部は、前記感圧センサにより検出された前記外部デバイスによる加圧位置に基づいて、前記外部デバイスから前記デバイス情報を読み取った複数の読取装置から前記加圧位置に最も近い読取装置を特定する、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記外部デバイスを操作するユーザの状態を検出する第2の検出装置をさらに備え、
    前記検出結果取得部は、さらに、前記第2の検出装置により検出された検出結果を取得する、
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記第2の検出装置は、視線センサから構成され、
    前記読取装置特定部は、前記視線センサにより検出された前記外部デバイスを操作するユーザの視線方向と前記外部デバイスから前記デバイス情報を読み取った読取装置との交点である注視点を算出し、前記外部デバイスから前記デバイス情報を読み取った複数の読取装置から前記注視点を領域内に含む読取装置を特定する、
    ことを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記複数の読取装置は、同一平面上にマトリクス状に配置されている、ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  8. 近距離無線通信を用いて外部デバイスから当該外部デバイスが保持するデバイス情報を読み取る複数の読取装置のそれぞれから、前記外部デバイスから読み取った前記デバイス情報を取得する読取情報取得ステップと、
    前記外部デバイスの状態を検出する第1の検出装置により検出された検出結果を取得する検出結果取得ステップと、
    前記外部デバイスから前記デバイス情報を読み取った読取装置が複数存在するか否かを判別する読取情報判別ステップと、
    前記読取情報判別ステップにより前記外部デバイスから前記デバイス情報を読み取った読取装置が複数存在すると判別された場合、前記検出結果取得ステップにより取得された検出結果に基づいて、前記外部デバイスから前記デバイス情報を読み取った複数の読取装置から前記外部デバイスの操作対象となる読取装置を特定する読取装置特定ステップと、を備える、
    ことを特徴とする情報処理方法。
  9. コンピュータに、
    近距離無線通信を用いて外部デバイスから当該外部デバイスが保持するデバイス情報を読み取る複数の読取装置のそれぞれから、前記外部デバイスから読み取った前記デバイス情報を取得する読取情報取得処理と、
    前記外部デバイスの状態を検出する第1の検出装置により検出された検出結果を取得する検出結果取得処理と、
    前記外部デバイスから前記デバイス情報を読み取った読取装置が複数存在するか否かを判別する読取情報判別処理と、
    前記読取情報判別処理により前記外部デバイスから前記デバイス情報を読み取った読取装置が複数存在すると判別された場合、前記検出結果取得処理により取得された検出結果に基づいて、前記外部デバイスから前記デバイス情報を読み取った複数の読取装置から前記外部デバイスの操作対象となる読取装置を特定する読取装置特定処理と、実行させる、
    ことを特徴とするプログラム。
JP2013261674A 2013-12-18 2013-12-18 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム Active JP6225692B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013261674A JP6225692B2 (ja) 2013-12-18 2013-12-18 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013261674A JP6225692B2 (ja) 2013-12-18 2013-12-18 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017197851A Division JP2018018539A (ja) 2017-10-11 2017-10-11 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015118550A JP2015118550A (ja) 2015-06-25
JP6225692B2 true JP6225692B2 (ja) 2017-11-08

Family

ID=53531211

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013261674A Active JP6225692B2 (ja) 2013-12-18 2013-12-18 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6225692B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018018539A (ja) * 2017-10-11 2018-02-01 カシオ計算機株式会社 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
CN111540133B (zh) * 2020-04-27 2022-07-05 中国银行股份有限公司 外接设备的状态检测方法、装置和相关设备

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3921720B2 (ja) * 1997-01-09 2007-05-30 神鋼電機株式会社 自動販売機
JP2001023007A (ja) * 1999-07-07 2001-01-26 Glory Ltd 自動販売機
JP2003067135A (ja) * 2001-08-27 2003-03-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd タッチパネル入力方法、並びにタッチパネル入力装置
JP2003150306A (ja) * 2002-11-14 2003-05-23 Toshiba Corp 情報表示装置とその方法
FR2904741B1 (fr) * 2006-08-04 2009-10-02 Inside Contactless Sa Procede de routage de donnees d'application entrantes dans un chipset nfc, par identification de l'application.
JP2009140234A (ja) * 2007-12-06 2009-06-25 Yamaha Motor Co Ltd 自動販売機
JP5516074B2 (ja) * 2010-05-26 2014-06-11 大日本印刷株式会社 ユーザインターフェースシステム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015118550A (ja) 2015-06-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101613855B1 (ko) 멀티스마트카드
US11797965B2 (en) Reader detection signal based proximity feedback
US20180357627A1 (en) Transitioning Point-Of-Sale Devices Between Modes
EP3001287B1 (en) Information reading system, apparatus, program and method, for performing near field communication with an information storage medium
CN108351981B (zh) 非旋转对称的短程无线标签
US11551016B2 (en) Activating an output component to indicate an orientation of a near-field communication (NFC)-capable transaction card
US20150312879A1 (en) Indication of nfc location
KR20170126688A (ko) 스마트 카드 및 그 스마트 카드의 제어 방법
US11587138B2 (en) Gift card management
JP2015507280A (ja) タッチスクリーン用に組み合わされた無線識別及びタッチ入力
US9852410B1 (en) Dynamically configuring verification information at point-of-sale devices
US9779446B1 (en) Collecting customer preferences
US10430849B1 (en) Propagation of customer preferences
JP6225692B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
US9619793B2 (en) Device and method for conducting transactions
KR20160008945A (ko) 스마트멀티카드의 결제 및 적립 서비스 방법 및 스마트멀티카드용 어플리케이션
JP2015141520A (ja) 端末装置、電子決済方法及びプログラム
JP2018018539A (ja) 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
KR102445263B1 (ko) 쇼핑 서비스 제공 장치, 방법 및 컴퓨터 판독 가능한 기록 매체
US20240152901A1 (en) System and techniques for detecting the orientation of a transaction card
JP5594190B2 (ja) 携帯端末
KR102606379B1 (ko) 비접촉 자판기를 위한 자동 결제방법 및 온라인 영상인식 시스템
KR100950452B1 (ko) 고객 편의 입력 기능이 제공되는 데이터 판독 장치 및 이를이용한 데이터 처리 방법
KR20150128204A (ko) 터치태그 인식 시스템 및 그 방법
JP2016046682A (ja) 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20161104

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170822

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170912

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170925

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6225692

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150