JP6222439B2 - ガラスフィルムの割断方法及びフィルム状ガラスの製造方法 - Google Patents
ガラスフィルムの割断方法及びフィルム状ガラスの製造方法 Download PDFInfo
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Description
前記ガラスフィルムの厚みが50μm以下であり、前記ガラスフィルムを支持する支持ガラスの厚みが前記ガラスフィルムの厚みの9倍以下であり、前記支持ガラス上に前記ガラスフィルムを積層することによりガラスフィルム積層体を作製する積層体作製工程を有し、前記積層体作製工程の実行後に、前記フルボディ割断工程を実行することを特徴とするガラスフィルムの割断方法に関する。
前記ガラスフィルムの厚みが200μm以下であり、前記ガラスフィルムを支持する支持ガラス上に無機薄膜が形成され、前記ガラスフィルムと前記支持ガラス上に形成された前記無機薄膜とを面接触させることによりガラスフィルム積層体を作製する積層体作製工程を有し、前記積層体作製工程の実行後に、前記フルボディ割断工程を実行することを特徴とするガラスフィルムの割断方法に関する。
前記ガラスフィルム積層体上の前記ガラスフィルムに対しレーザーによる加熱及びこれに追随する冷却を行うことにより初期クラックを割断予定線に沿って進展させて前記ガラスフィルムをフルボディ割断するフルボディ割断工程と、
前記フルボディ割断工程後に前記ガラスフィルム積層体を前記ガラスフィルム側が凸となるように湾曲させつつ前記割断されたガラスフィルムを剥離することを特徴とするフィルム状ガラスの製造方法に関する。
2 レーザー照射装置
3 冷媒噴射ノズル
4 第一割断予定線
5 第二割断予定線
6 加熱部
7 冷却部
GF ガラスフィルム
GS 支持ガラス
S ガラスフィルム積層体
IF 無機薄膜
FG フィルム状ガラス
Claims (8)
- ガラスフィルムに対しレーザーによる加熱及びこれに追随する冷却を行うことにより初期クラックを割断予定線に沿って進展させて前記ガラスフィルムをフルボディ割断するフルボディ割断工程を有するガラスフィルムの割断方法であって、
前記ガラスフィルムの厚みが50μm以下であり、前記ガラスフィルムを支持する支持ガラスの厚みが前記ガラスフィルムの厚みの9倍以下であり、前記支持ガラス上に前記ガラスフィルムを積層することによりガラスフィルム積層体を作製する積層体作製工程を有し、前記積層体作製工程の実行後に、前記フルボディ割断工程を実行することを特徴とするガラスフィルムの割断方法。 - 前記積層体作製工程は、前記支持ガラス上に前記ガラスフィルムを直接面接触させる工程を有し、前記ガラスフィルム及び前記支持ガラスのそれぞれ相互に接触する側の面の表面粗さRaを2.0nm以下とすることを特徴とする請求項1に記載のガラスフィルムの割断方法。
- 前記支持ガラス上には、無機薄膜が形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のガラスフィルムの割断方法。
- 前記フルボディ割断工程の実行後に、前記ガラスフィルム積層体を前記ガラスフィルム側が凸となるように湾曲させて割断されたガラスフィルムを剥離する剥離工程を実行することを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載のガラスフィルムの割断方法。
- ガラスフィルムに対しレーザーによる加熱及びこれに追随する冷却を行うことにより初期クラックを割断予定線に沿って進展させて前記ガラスフィルムをフルボディ割断するフルボディ割断工程を有するガラスフィルムの割断方法であって、
前記ガラスフィルムの厚みが200μm以下であり、前記ガラスフィルムを支持する支持ガラス上に、金属薄膜、金属酸化物薄膜、Si、SiO、SiO 2 から選択される1種又は2種以上の無機薄膜が形成され、前記ガラスフィルムと前記支持ガラス上に形成された前記無機薄膜とを面接触させることによりガラスフィルム積層体を作製する積層体作製工程を有し、前記積層体作製工程の実行後に、前記フルボディ割断工程を実行することを特徴とするガラスフィルムの割断方法。 - 前記無機薄膜の表面粗さRaが、2.0nm以下であることを特徴とする請求項5に記載のガラスフィルムの割断方法。
- 支持ガラス上に厚み200μm以下のガラスフィルムを積層してガラスフィルム積層体を作製する積層体作製工程と、
前記ガラスフィルム積層体上の前記ガラスフィルムに対しレーザーによる加熱及びこれに追随する冷却を行うことにより初期クラックを割断予定線に沿って進展させて前記ガラスフィルムをフルボディ割断するフルボディ割断工程と、
前記フルボディ割断工程後に前記ガラスフィルム積層体を前記ガラスフィルム側が凸となるように湾曲させつつ前記割断されたガラスフィルムを剥離することを特徴とするフィルム状ガラスの製造方法。 - ガラスフィルムに対しレーザーによる加熱及びこれに追随する冷却を行うことにより初期クラックを割断予定線に沿って進展させて前記ガラスフィルムをフルボディ割断するフルボディ割断工程を有するガラスフィルムの割断方法であって、
前記ガラスフィルムの厚みが200μm以下であり、前記ガラスフィルムを支持する支持ガラス上に表面粗さRaが、2.0nm以下である無機薄膜が形成され、前記ガラスフィルムと前記支持ガラス上に形成された前記無機薄膜とを面接触させることによりガラスフィルム積層体を作製する積層体作製工程を有し、前記積層体作製工程の実行後に、前記フルボディ割断工程を実行することを特徴とするガラスフィルムの割断方法。
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