JP6221653B2 - 補助具及び超音波計測装置 - Google Patents

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本発明は、超音波プローブの計測位置決め用の補助具及び超音波計測装置に関する。
超音波計測装置により生体内の生体情報を非侵襲に計測する技術が周知である。
例えば、動脈硬化の指標となる頸動脈のIMT(Intima Media Thickness:内膜中膜複合体厚)を計測することもその1つである。
頸動脈の測定では頸動脈を見つけ、測定ポイントを適切に決定しなければならない。通常は、オペレーターが医学的知識に基づいて計測対象とする頸動脈のおおよその位置に超音波プローブを当て、モニターに表示されるBモード画像を見ながら測定対象とする頸動脈を詳細に探し出し、探し出した頸動脈を計測ポイントとして手動で設定する。こうした超音波プローブを当てる適切な位置や姿勢を速やかに見つける操作には熟練が必要とされる。近年では、こうした準備操作を補助する機能が考案されるようになった。例えば、特許文献1には、超音波ビームの反射波の受信信号強度を利用して自動で血管を検出する方法が開示されている。
また、非侵襲に生体情報を得る技術としては、動脈血の酸素飽和度を計測する技術が知られている。例えば、特許文献2および特許文献3では、生体組織に異なる波長の光を照射しその反射光や透過光を計測することで、動脈血流による吸光度の脈動成分比を算出し、吸光度の比から動脈血の酸素飽和度を算出する技術が開示されている。
特開2002−11008号公報 特開平6−98881号公報 特開2005−95581号公報
特許文献1に開示されている検出方法では、血管位置検出用の超音波素子列(超音波トランスデューサー列)と血流計測用の超音波素子列とを備えた2次元配列型の超音波アレイを必要とするため、超音波プローブが高価になってしまう問題がある。
本発明は、超音波計測の計測対象の位置を検出する操作を補助するための器具を、より安価に実現することを目的として考案されたものである。
以上の課題を解決するための第1の発明は、超音波計測する超音波プローブの計測位置を決めるための補助具であって、前記超音波プローブを差し込むための差し込み部と、前記超音波プローブが計測を行うための位置を示す案内部と、を備えた補助具である。
第1の発明の補助具を用いれば、超音波計測の計測対象の位置を検出する操作を補助する器具を安価に実現できる。
第2の発明は、前記差し込み部が、前記超音波プローブを差し込むための差込口と、前記差込口に差し込んだ前記超音波プローブが突き当たる突き当たり部と、を備え、前記案内部が、前記超音波プローブが前記突き当たり部に突き当たった状態での位置を示す、第1の発明の補助具である。
第2の発明によれば、補助具と超音波プローブとの相対位置の位置決めも極めて簡単で間違えにくくなる。超音波プローブを突き当たり部に当たるまで差し込むと、計測対象組織の測定に好適な位置に位置決めされる。
第3の発明は、光学計測によって計測対象組織を検出するための計測光の生体内の伝搬範囲が、差し込まれた前記超音波プローブの超音波計測範囲と重なるように設けられた前記計測光の発光部および受光部と、前記受光部の受光結果に基づいて前記計測対象組織を検出する検出部と、前記検出部の検出結果を報知する報知部と、を更に備えた第1又は第2の発明の補助具である。
第3の発明によれば、自動的に計測対象部位を検出し、検出したことを報知することができる。
第4の発明は、前記発光部と前記受光部との間に前記超音波プローブの超音波素子列が配置された、第3の発明の補助具である。
また、第5の発明は、前記発光部および前記受光部が、両者を通る直線が、差し込まれた前記超音波プローブの前記超音波素子列に交差する位置関係となるように設けられている、第4の発明の補助具である。
第4の発明または第5の発明によれば、発光部と受光部とを結ぶ直線が、超音波素子列と交差することになる。よって、計測対象組織の長手方向に対して適切な位置関係で計測対象組織の存在を検出することができる。
特に、計測対象組織が血管である場合、発光部と受光部とが血管方向に沿って配置されると計測光が血管内をより長く伝搬してから受光部に至るので、より精度良く計測対象組織を検知できる。そして、血管を対象とする超音波計測では、例えば血管の断面(血管の走行方向と直交する断面)を計測するので、計測対象組織の検出にとってもその後に続く超音波計測にとっても都合がよい。
第6の発明は、環状の外側フレーム部と、前記外側フレーム部の内周に沿って回転可能であり、前記超音波プローブを差し込み可能な形状を有する内側フレーム部と、を備えた第1の発明の補助具である。
第6の発明によれば、内側フレーム部ごと超音波プローブを回転させて計測する位置を微調整することができる。
第7の発明は、差し込まれた前記超音波プローブの側面に開口し、当該超音波プローブの差し込みに伴って音響インピーダンス整合用媒体の一部を排出する排出路を更に備えた第1〜第6の何れかの発明の補助具である。
第7の発明によれば、音響インピーダンス整合用媒体いわゆる超音波ジェルの余剰分を適切に排出することができる。
第8の発明は、超音波計測に用いる超音波プローブと、前記超音波プローブの計測位置を決めるための補助具と、を備えた超音波計測装置であって、前記補助具が、前記超音波プローブを差し込むための差し込み部と、前記超音波プローブが計測を行うための位置を示す案内部と、を有する超音波計測装置である。
第8の発明によれば、超音波計測の計測対象の位置を決める操作を補助する補助具を超音波計測装置が備えるので、超音波計測を容易に行うことができる超音波計測装置を実現できる。
超音波計測装置のシステム構成例を示す図。 第1実施形態における超音波プローブと補助具との構成例を示す図。 計測対象組織の検出原理について説明する図。 第1実施形態における補助具の使い方について説明する図。 第1実施形態における補助具の使い方について説明する図。 第1実施形態における補助具の使い方について説明する図。 第1実施形態における補助具の使い方について説明する図。 第1実施形態における補助具の機能構成例を示すブロック図。 第1実施形態における補助具による計測対象組織の存在検出に係る処理の流れを説明するためのフローチャート。 第1実施形態の変形例を示す図。 第2実施形態における超音波プローブと補助具との構成例を示す図。 第3実施形態における補助具の構成例と、使用手順について説明する図。 第4実施形態における補助具の構成を示す上面図。 図13のA−A断面における縦断面図。 第4実施形態の変形例を示す図。
以下、本発明を適用した実施形態について説明するが、本発明を適用可能な形態は以下の実施形態に限られるものではない。
〔第1実施形態〕
図1は、本実施形態における超音波計測装置10のシステム構成例を示す図である。超音波計測装置10は、生体4の内部の所定の計測対象組織を超音波計測して生体情報を得るための装置である。
本実施形態における計測対象組織は、血管(より具体的には動脈)とするが、それ以外の組織であってもよい。また、計測する生体情報は適宜設定可能である。例えば、血管径や、動脈硬化指標値、弾性指標値、血圧、血管年齢、IMT(Intima Media Thickness:血管の内膜中膜複合体厚)などである。
超音波計測装置10は、計測結果や操作情報等を画像表示するための表示部および操作入力部を兼ねるタッチパネル12と、操作入力をするためのキーボード14と、超音波プローブ16(深触子)と、処理装置30と、補助具50とを備える。処理装置30には、制御基板31が搭載されており、タッチパネル12,キーボード14,超音波プローブ16などの装置各部と信号送受可能に接続されている。
制御基板31には、CPU(Central Processing Unit)32や、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、各種LSI(Large Scale Integration)の他、ICメモリーやハードディスク等による記憶媒体33と、外部装置とのデータ通信を実現する通信IC34とが搭載されている。処理装置30は、記憶媒体33に記憶されている測定プログラムをCPU32等が実行することにより本実施形態に係る各種機能を実現する。
具体的には、処理装置30の制御により、超音波計測装置10は超音波プローブ16から生体4へ超音波パルスを発信・照射し、その反射波を受信する。そして受信した反射波を増幅・信号処理することにより、生体4の血管6などの生体内構造の位置情報や経時変化などを計測し、目的とする生体情報を逐次算出し記憶することができる。反射波信号からは、いわゆるAモード、Bモード、Mモード、カラードップラーの各モードの画像を生成することができる。超音波を用いた測定(サンプリング)は所定周期で繰り返し実行される。測定単位を「フレーム」と呼称する。本実施形態のサンプリングは20fps(Frames Per Second)以上で行われる。なお、以降では超音波計測の対象とする組織(計測対象組織)を血管6、より具体的には動脈とするが、血管以外の組織とすることもできる。
図2は、本実施形態における超音波プローブ16と、補助具50との構成例を示す四面図である。図2(1)が上面図、図2(2)が側面図、図2(3)が正面図、図2(4)が下面図すなわち生体4の皮膚面に押し当てる側から見た図である。
補助具50は、超音波プローブ16を超音波計測の対象とする組織(計測対象組織)の計測に好適な位置(適切な位置)にガイドする、いわゆるプローブの位置決めを補助する用具であって下面を生体4の皮膚面に当てて使用する。補助具50に超音波プローブ16を係合させると、超音波プローブ16を計測対象組織の計測に好適な位置とすることができる。
補助具50は、超音波プローブ16に適切な位置にガイドするために、超音波プローブ16の差し込み及び取り外しが可能な形状を成す案内部52を備える。
本実施形態の案内部52は、本体ケース51の上方と側方に開口し、側方の開口部を差込口52aとして本体ケース51の長手方向側からケース略中央に向けて超音波プローブ16をスライドさせて差し込み、突き当たり部52bに突き当てて位置決めを完了するようにデザインされている。本実施形態の本体ケース51は上面視矩形をなしており、長手方向の一端側側面から長手方向に沿って案内部52が設けられている。従って、当該案内部52に超音波プローブ16を差し込むと、超音波プローブ16の超音波素子列17は本体ケース51の長手方向に沿うこととなる。
なお、案内部52の上面視形状は、超音波プローブ16の先端形状(皮膚に当接させる側の部位の形状)に応じて適宜設定することができる。そして、案内部52の大きさは、差し込みされた超音波プローブ16との間に適当な隙間が形成されて、超音波計測前に塗布される音響インピーダンス整合用媒体いわゆる超音波ジェルの一部が排出可能な排出路として機能するように考慮されている。
また、補助具50は、本体ケース51の下面側に、第1発光部54と、第2発光部55と、受光部56とを備える。また、本体ケース51の上部には電源スイッチ57と、レベルメーター58と、報知部59とを備え、本体ケース51の内部に補助具制御基板60を備える。
補助具50は、第1発光部54と第2発光部55から生体4に向けて照射された計測光が生体内を伝搬して皮膚側に抜けた光(反射光)を受光部56で受光・計測することができる。そして、補助具制御基板60で、超音波計測の計測対象組織の存在を検出できたかを判定する処理を行い、計測対象組織の存在が検出された場合にはその旨を報知部59でオペレーターへ報知することができる。
第1発光部54および第2発光部55は、本体ケース51の下面から下方へ向けて計測光を照射する。より具体的に、計測光の伝搬範囲Arが、案内部52に差し込まれた超音波プローブ16の超音波素子列17による超音波の計測範囲Asと重なるように第1発光部54および第2発光部55が配置されている。
第1発光部54は、660nm付近の光と赤色可視光を発する発光素子であって、超音波計測の計測対象組織を光学計測で検出するための2種類の計測光のうち一方を照射する。例えば、赤色LED(Light Emitting Diode)により実現されるが、その他の発光素子により実現するとしてもよい。
第2発光部55は、880nm付近の近赤外光を発する発光素子であって、2種類の計測光のうち他方を照射する。例えば、赤外線LEDにより実現されるが、その他の発光素子により実現するとしてもよい。
もし、第1発光部54と第2発光部55の何れか一方が他方に要求される発光特性をも満たすならば、当該他方の発光部を省略し、第1発光部54と第2発光部55とをまとめて1つの発光素子で実現するとしてもよい。
受光部56は、第1発光部54および第2発光部55から照射された計測光の反射光を受光し、受光強度に応じた信号を出力する素子である。例えば、フォトダイオードなどの光センサーにより実現できる。
本実施形態では、第1発光部54および第2発光部55と、受光部56とは、案内部52を挟む位置に配置されている。具体的には、第1発光部54および第2発光部55は、案内部52に差し込みされた超音波プローブ16の超音波素子列17を挟む左右(図2(3)で言うところの左右、図2(4)で言うところの上下)の一方側に設けられている。対して受光部56は、超音波素子列17を挟む左右(図2(3)で言うところの左右、図2(4)で言うところの上下)の他方側に設けられている。
そして、第1発光部54および第2発光部55と、受光部56との配置位置は、案内部52に差し込まれた超音波プローブ16の超音波素子列17を挟むような位置関係にある。より詳しくは、第1発光部54および第2発光部55の中間位置(両発光部の代表点)と受光部56とを結ぶ直線は、超音波素子列17の列中間部にて直交または直交に近い角度で交差する。
本体ケース51の上面には、第1発光部54および第2発光部55の上位置と、受光部56の上位置とに、それぞれ検出位置案内部53が設けられている。二つの検出位置案内部53を結ぶ直線は、第1発光部54および第2発光部55の中間位置(両発光部の代表点)と受光部56とを結ぶ直線と同じである。つまり、検出位置案内部53は、案内部52に差し込まれた超音波プローブ16が突き当たり部52bに突き当たった状態での好適計測目標の位置、すなわち計測対象組織の超音波計測に好適な位置を示している。
補助具制御基板60は、CPU61と、ICメモリー62と、インターフェースIC63と、充電式或いは交換式の電池64とを備える。なお、CPU61とICメモリー62とインターフェースIC63とは、1つのLSIによって実現されるとしてもよい。
補助具制御基板60は、ICメモリー62に記憶されているプログラムを読み出してCPU61で実行し、インターフェースIC63を介して接続された第1発光部54および第2発光部55の発光制御をすることができる。そして、インターフェースIC63を介して受光部56からの受光信号を取得し、当該受光信号に基づいて計測対象組織の存在を検出するための検出判定パラメーター値を逐次算出して判定処理を実行することができる。その間、補助具制御基板60は、逐次算出した検出判定パラメーター値をレベルメーター58で表示するように制御する。そして、計測対象組織の存在が検出されると、報知部59で存在の検出をオペレーターへ報知する制御を実行できる。
報知部59は、発光でオペレーターへ状態を報知する表示部であって、小型のフラットパネルディスプレイやLEDなどの発光素子により実現できる。本実施形態では複数のLEDの配列により実現される。本実施形態では光で報知する構成としているが音で報知する構成としてもよい。その場合は、適宜、報知部59にスピーカーを含めるとよい。
図3は、計測対象組織の検出原理について説明する図である。
補助具50の下面を生体4の皮膚に軽く当て、第1発光部54および第2発光部55から計測光を皮下へ向けて照射すると、皮下にある組織に応じた反射光を受光部56で計測することができる。
公知の反射型パルスオキシメーターの技術から明らかなように、第1発光部54が照射する赤色光および第2発光部55が照射する近赤外光は、血中のオキシヘモグロビンによる吸光度と、デオキシヘモグロビンによる吸光度とが異なる。また、血管6の吸光度は心臓の拍動により変動・脈動する。
血管6とその周辺組織について着目すれば、血管6による反射光の変動率(受光強度の変動率)は、血管6の周辺組織による反射光の変動率よりも大きいことになる。つまり、反射光の変動率により、受光部56で受光している反射光が血管6によるものなのか周辺組織によるものであるか、言い換えれば、その時点で超音波プローブ16を当てている位置の皮下に血管6があるかを判定することができる。
本実施形態では補助具制御基板60が、より具体的にはCPU61が、赤色光の波形変動幅(Vac)を波形平均電圧(Vdc)で除した赤色反射光変動率(Vac/Vdc)と、近赤外光の波形変動幅(Vac)を波形平均電圧(Vdc)で除した近赤外反射光変動率(Vac/Vdc)IRとを算出する。そして、変動率を表す値として“検出判定パラメーター値{(Vac/Vdc)+(Vac/Vdc)IR}”を算出し、この検出判定パラメーター値を所定の検出判定閾値と比較する。そして、当該閾値以上であれば、血管6の反射光を受光していると判断し、閾値未満であれば血管6の周辺組織による反射光を受光していると判断する。
ちなみに、公知の反射型パルスオキシメーターでも、赤色光反射変動率(Vac/Vdc)と、近赤外反射光変動率(Vac/Vdc)IRとを算出するが、動脈酸素飽和度を求める際には、前者を後者で割った値{(Vac/Vdc)÷(Vac/Vdc)IR}を用いる。これに対して、本実施形態では、赤色反射光変動率と近赤外反射光変動率との2種類の変動率の和を血管の検出判定に用いる点が大きく異なる。赤色反射光変動率と近赤外反射光変動率との2種類の変動率の和を用いることにより、公知の反射型パルスオキシメーターをそのまま血管検出に用いる場合よりも、格段に判定精度を高めることが可能となっている。
図4〜図7は、補助具50の使い方について説明する図である。
図4に示すように、オペレーターは先ず、補助具50で計測対象組織を探す。具体的には、電源スイッチ57を操作して電源をONにして、補助具50を計測対象組織があると思われる大体の位置の生体4へ当てる。電源がONになると、補助具50は第1発光部54および第2発光部55から計測対象組織検出用に計測光の照射を開始し、受光部56による受光結果に基づく計測対象組織の存在の検出判定を開始する。そして、レベルメーター58で、計測対象組織の存在の確からしさを示す検出判定パラメーター値の表示を開始する。オペレーターはレベルメーター58がより大きい値を示す位置を探るようにして補助具50を皮膚の上を移動させて計測対象組織を探る。
図5に示すように、補助具50は、検出判定パラメーター値に基づき血管6が検出されると、報知部59がその旨を示す発光状態となる。図3で説明した原理によれば、第1発光部54と第2発光部55と受光部56とが、血管6の略上方に至るとレベルメーター58で表示される検出判定パラメーター値は所定値以上となる。検出判定閾値は、この所定値以上となったことを検出できるように適切に設定されている。
そして、補助具50は血管6を検出すると、報知部59を発光制御して、計測対象組織の存在が検出されたことをオペレーターに通知する。オペレーターは、報知部59の発光により血管6が検出され、補助具50が超音波計測に適した位置にあることを理解する。そして、補助具50の位置調整を完了し、その位置と姿勢を維持するように努める。
計測対象組織が検出されると、続いて図6に示すように、オペレーターは、案内部52へ超音波プローブ16を差し込む。具体的には、案内部52の側方開口部から、差し込み方向の内壁に突き当てるまで超音波プローブ16を差し込む。なお、差し込みの前には、適宜超音波ジェルを皮膚面に塗布するとよい。余剰の超音波ジェルは、超音波プローブ16の差し込み操作により押され、超音波プローブ16と案内部52の内壁面との隙間から押し出される。
超音波プローブ16を突き当たり部52bに突き当たるまで差し込むと、超音波素子列17の中間部の下に血管6が在ることになる。よって、図7に示すように、そのまま超音波プローブ16による超音波計測を実施すれば、血管6の超音波計測に好適な箇所を狙った計測が簡単に実現できる。なお、超音波計測の間は、補助具50は外してしまってもよい。
[機能構成の説明]
図8は、本実施形態の補助具50の機能構成例を示すブロック図である。
補助具50は、操作入力部100と、計測光照射部110と、計測光受光部112と、報知出力部114と、処理部200と、記憶部500とを備える。
操作入力部100は、オペレーターによる各種操作入力を受け付け、操作入力に応じた操作入力信号を処理部200へ出力する。ボタンスイッチやレバースイッチ、ダイヤルスイッチ、タッチパネルなどにより実現できる。図2の例では電源スイッチ57が該当する。
計測光照射部110は、計測対象組織の存在を検出するための計測光を照射する。発光素子や、光学素子、光学フィルターなどにより実現できる。図2の例では第1発光部54および第2発光部55がこれに該当する。
計測光受光部112は、計測光の反射光を受光して電気信号に変換し出力する。公知の光センサーや、光学素子、光学フィルターなどにより実現できる。図2の例では受光部56が該当する。
報知出力部114は、計測に係る各種進行状況を報知する出力をする。例えば、液晶パネルディスプレイ等の画像表示装置や、LED、スピーカー、バイブレーター、などにより実現できる。図2の例ではレベルメーター58や報知部59が該当する。
処理部200は、例えば、CPUやGPU等のマイクロプロセッサーや、ASIC、ICメモリーなどの電子部品によって実現できる。そして、処理部200は、各機能部との間でデータの入出力制御を行い、所定のプログラムや各種データに基づいて各種の演算処理を実行して、計測対象組織の検出判定を実行する。図2の例では補助具制御基板60が該当する。
具体的には、処理部200は、検出制御部220と、報知制御部240とを有する。検出制御部220は、光学計測により超音波計測の対象とする組織の検出に係る制御を行う。本実施形態では、計測光照射部110の発光を制御する計測光発光制御部222と、計測光受光部112からの出力信号を受信して光学計測に係る各種パラメーター値を算出し計測対象組織を検出する検出判定部224とを含む。
計測対象組織の存在を検出する光学計測に係る各種パラメーター値は、記憶部500に記憶される。例えば、赤色光波形平均値511と、赤色光波形変動幅512と、赤色反射光変動率513と、近赤外光波形平均値521と、近赤外光波形変動幅522と、近赤外反射光変動率523と、検出判定パラメーター値530と、が算出されて記憶される。
報知制御部240は、報知出力部114の出力を制御する。本実施形態では、検出制御部220により計測対象組織の存在が検出された場合に、報知出力部114を所定の発光パターンで発光させる制御を行う。
記憶部500は、ICメモリーやハードディスク、光学ディスクなどの記憶媒体により実現可能で、各種プログラムや処理部200の演算過程のデータなどの各種データを記憶する。図2の例では、補助具制御基板60に搭載されているICメモリー62が該当する。
記憶部500は、検出判定プログラム502と、赤色光波形平均値511と、赤色光波形変動幅512と、赤色反射光変動率513と、近赤外光波形平均値521と、近赤外光波形変動幅522と、近赤外反射光変動率523と、検出判定パラメーター値530とを記憶する。勿論、これら以外にも計測対象組織の存在の検出に必要なパラメーター値は適宜記憶することができる。
処理部200は、検出判定プログラム502を読み出して実行することにより、検出制御部220および報知制御部240の機能を実現することができる。
なお、これらの制御部の一部または全部を電子回路等のハードウェアで実現する場合には、当該プログラムの該当部分を省略することができる。
[処理の流れの説明]
次に、補助具50の動作について説明する。
図9は、補助具50による計測対象組織の存在検出に係る処理の流れを説明するためのフローチャートである。
処理部200は、先ず、計測対象組織の検出量の発光パターン(例えば、常時点灯状態)で第1発光部54および第2発光部55の発光を開始する(ステップS2)。そして、受光部56による受光結果に基づいて検出判定パラメーター値530の逐次算出を開始し(ステップS4)、レベルメーター58による検出判定パラメーター値530のレベル表示を開始する(ステップS6)。
オペレーターは、第1発光部54の発光を確認して、皮下に計測対象組織(本実施形態では血管6,より具体的には動脈)が位置していそうな大体の皮膚に補助具50を当てて計測対象組織の探索を始める(図4参照)。
逐次算出される検出判定パラメーター値530が所定の検出判定閾値に達すると(ステップS8のYES)、処理部200は報知部59を検出報知パターンで制御する。本実施形態では、報知部59を所定時間連続発光させる(ステップS10)。
オペレーターは、報知部59の発光を確認すると、案内部52へ超音波プローブ16を差し込み、超音波計測を実施する(図5〜図7参照)。
以上、本実施形態によれば、補助具50により、超音波計測の計測対象の位置を検出する補助を実現することができる。しかも、補助機能を実現するためには、従来のように2次元配列型の超音波アレイを必要とせず、第1発光部54と第2発光部55とを用意すれば済むのでより安価に補充機能を実現することができる。
また、従来、特に特許文献1の技術では、オペレーターは超音波プローブを操る手元とは別のモニター画面に映し出される超音波画像に注視し、そこから計測対象組織の存在を読み解かねばならず、超音波プローブの位置調整に熟練や集中力が要求された。しかし、本実施形態では、オペレーターは補助具50を操る手元に注目しさえすればよく、超音波画像を読み解く必要もないしその為の集中力も要求されない。オペレーターの操作負担を大幅に減らすことができる。
なお、本実施形態では、第1発光部54と第2発光部55とからそれぞれ異なる波長の計測光を照射する構成としたが、何れか一方を省略することもできる。
更に、第1発光部54が発する光の一部を外部に漏らす構造部(例えば、スリットや導光部材)を設けて、第1発光部54の発光パターンを計測時と違えることで報知部59およびステップS10の代用とするならば、報知部59をも省略できる。
また、第1発光部54および第2発光部55と、受光部56とは、案内部52に差し込まれた超音波プローブ16を挟む位置関係としたがこれに限らない。例えば、図10に示す補助具50Hのように、第1発光部54,第2発光部55,受光部56の3者をともに超音波プローブ16の一側面側にまとめて配置する構成も可能である。
〔第2実施形態〕
次に、本発明を適用した第2実施形態について説明する。
本実施形態は、基本的には第1実施形態と同様に実現されるが補助具の外形が異なる。また、第1実施形態では先ず補助具50を単独で使用して、計測対象組織の存在を検出した後に超音波プローブ16を案内部52へ差し込んだ。本実施形態でも同様の使用方法は可能ではあるが、最初から超音波プローブ16を案内部52に差し込んだ状態で使用することを推奨・想定している点で異なる。なお、以降では第1実施形態との差異について主に述べることとし、第1実施形態と同様の構成要素については同じ符号を付与して重複する説明は省略する。
図11は、本実施形態における補助具50Bの構成例を示す図であって、超音波プローブ16と係合された状態を示している。図11(1)が上面図、図11(2)が側面図、図11(3)が正面図に該当する。
本実施形態の補助具50Bは、全体としてU字磁石のような外形を有し、超音波プローブ16に組み付けた状態で皮膚面に対して立てて使用する。
より具体的には、本実施形態における本体ケース51Bは、超音波プローブ16の上を跨ぐ天板部51cと、当該天板部51cの両端から超音波プローブ16の側面に沿って下方へ延設された2本の脚部51d,51eとを有する。天板部51cと、2本の脚部51d,51eとで囲われた空間が本実施形態における案内部52となる。
2本の脚部51d,51eのうち一方の脚部の下端には、第1発光部54と第2発光部55とが設けられており、当該脚部の下端面より下方へ計測光を照射する。他方の脚部には受光部56が設けられており、生体内を伝搬して皮膚外へ抜けてくる計測光の反射光を受光する。
また、天板部51cの端面に、超音波プローブ16の上面より引き出されて信号ケーブル18の根元と嵌着する(遊嵌程度のゆるい嵌合をなす)切り欠き形状が設けられており、これが本実施形態における突き当たり部52bとして機能する。
すなわち、2本の脚部51d,51eの間に超音波プローブ16を差し込み、更に信号ケーブル18の根元を突き当たり部52bに突き当てるまでスライドさせると、第1発光部54及び第2発光部55と受光部56とを結ぶ直線は、差し込まれた超音波プローブ16の超音波素子列の中間部で直交または略直交するように交差する。
本実施形態の補助具50Bを使用するにあたっての手順は、第1実施形態と同様であるが、図11に示すように、補助具50Bを超音波プローブ16に装着して、超音波プローブ16ごと手で持って操作する点が異なる。勿論、第1実施形態と同様に、最初は補助具50Bを単独で用いて計測対象組織を見つけ出し、計測対象組織の存在が検出された後に後超音波プローブ16を案内部52に差し込むこととしてもよい。
〔第3実施形態〕
次に、本発明を適用した第3実施形態について説明する。なお、第1実施形態または第2実施形態と同様の構成要素については同じ符号を付与し重複する説明は省略するものとする。
図12は、本実施形態における補助具50Cの構成例と、使用手順について説明する図である。本実施形態では、図12(1)に示すように、計測対象組織とする血管6は人差し指による触診にて見つけ出す。
血管6を見つけたらならば、人差し指の位置をそのままにして、図12(2)に示すように、案内部52の中に人差し指が納まるようにして補助具50Cを置く。或いは、それ自体の粘着性を利用するか粘着性のジェルを下面に塗布するかして皮膚に貼り付ける。
より具体的には、補助具50Cは、案内部52となる部分が切り抜かれた薄板、または粘着シートであって、その上面には検出位置案内部53が記されている。これら2つの検出位置案内部53で血管6を見つけた人差し指の当接している部分を挟む位置関係となるように補助具50Cを置く或いは貼る。
補助具50Cを置く或いは貼った後は、人差し指は外してもよい。図12(3)に示すように、案内部52に合わせて超音波プローブ16を補助具50Cに差し込んで生体4の皮膚に当て、超音波計測を実施する。なお、差し込み前には適宜超音波ジェルを塗布する。
第1実施形態や第2実施形態に比べて、計測対象組織の存在に必要な構成部品を持たない分、より製造コストを低減できる。
〔第4実施形態〕
次に、本発明を適用した第4実施形態について説明する。なお、第1実施形態〜第3実施形態と同様の構成要素については同じ符号を付与し重複する説明は省略するものとする。
図13は、本実施形態における補助具50Dの構成を示す上面図である。図14は図13のA−A断面における縦断面図である。
補助具50Dは、全体としては略円板状をしており、生体4の皮膚面に置くか貼り付けるかして使用される。補助具50Dは、外側フレーム部80とその内側壁に凹凸嵌合し、外側フレーム部80の内周回りに回転自在な内側フレーム部82とを有する。内側フレーム部82の中央には案内部52が設けられている。
案内部52の内側壁、案内部52に差し込まれた超音波プローブ16の側面に開口する排出溝84が掘られており、この溝から更に内側フレーム部82の上面に向けて貫通する排出路86が設けられている。排出溝84および排出路86は、超音波プローブ16を差し込む際に皮膚面に塗布された超音波ジェルの一部の余剰分が、超音波プローブ16の差し込みにより押し出されるための逃げ道として機能する。
補助具50Dの使用手順は、第3実施形態と同様である。但し、超音波プローブ16を案内部52に差し込んだ後でも、内側フレーム部82ごと超音波プローブ16を回転させ、計測姿勢を微調整することが可能となっている。
なお、補助具50Dには、図15に示すように、第1発光部54と、第2発光部55と、受光部56と、電源スイッチ57と、レベルメーター58と、報知部59と、補助具制御基板60とを設けるとしてもよい。
以上、本発明を適用した実施形態について説明したが、上記実施形態に限るものではなく適宜構成要素の追加・省略・変更を施すことができる。
4…生体、6…血管、10…超音波計測装置、12…タッチパネル、14…キーボード、16…超音波プローブ、17…超音波素子列、18…信号ケーブル、30…処理装置、31…制御基板、32…CPU、33…記憶媒体、50…補助具、51…本体ケース、51c…天板部、51d…脚部、51e…脚部、52…案内部、52a…差込口、52b…突き当たり部、53…検出位置案内部、54…第1発光部、55…第2発光部、56…受光部、57…電源スイッチ、58…レベルメーター、59…報知部、60…補助具制御基板、61…CPU、62…ICメモリー、64…電池、80…外側フレーム部、82…内側フレーム部、84…排出溝、86…排出路、100…操作入力部、110…計測光照射部、112…計測光受光部、114…報知出力部、200…処理部、220…検出制御部、222…計測光発光制御部、224…検出判定部、240…報知制御部、500…記憶部、502…検出判定プログラム、511…赤色光波形平均値、512…赤色光波形変動幅、513…赤色反射光変動率、521…近赤外光波形平均値、522…近赤外光波形変動幅、523…近赤外反射光変動率、530…検出判定パラメーター値

Claims (7)

  1. 超音波計測する超音波プローブの計測位置を決めるための補助具であって、
    前記超音波プローブを差し込むための差し込み部と、
    前記超音波プローブが計測を行うための位置を示す案内部と、
    光学計測によって計測対象組織を検出するための計測光の生体内の伝搬範囲が、差し込まれた前記超音波プローブの超音波計測範囲と重なるように設けられた前記計測光の発光部および受光部と、
    前記受光部の受光結果に基づいて前記計測対象組織を検出する検出部と、
    前記検出部の検出結果を報知する報知部と、
    を備えた補助具。
  2. 前記差し込み部は、
    前記超音波プローブを差し込むための差込口と、
    前記差込口に差し込んだ前記超音波プローブが突き当たる突き当たり部と、
    を備え、
    前記案内部は、前記超音波プローブが前記突き当たり部に突き当たった状態での位置を示す、
    請求項1に記載の補助具。
  3. 前記発光部と前記受光部との間に前記超音波プローブの超音波素子列が配置された、
    請求項1または2に記載の補助具。
  4. 前記発光部および前記受光部は、両者を通る直線が、差し込まれた前記超音波プローブの前記超音波素子列に交差する位置関係となるように設けられている、
    請求項に記載の補助具。
  5. 環状の外側フレーム部と、
    前記外側フレーム部の内周に沿って回転可能であり、前記超音波プローブを差し込み可能な形状を有する内側フレーム部と、
    を備えた請求項1に記載の補助具。
  6. 差し込まれた前記超音波プローブの側面に開口し、当該超音波プローブの差し込みに伴って音響インピーダンス整合用媒体の一部を排出する排出路を、
    更に備えた請求項1〜の何れか一項に記載の補助具。
  7. 超音波計測に用いる超音波プローブと、前記超音波プローブの計測位置を決めるための補助具と、を備えた超音波計測装置であって、
    前記補助具は、
    前記超音波プローブを差し込むための差し込み部と、
    前記超音波プローブが計測を行うための位置を示す案内部と、
    光学計測によって計測対象組織を検出するための計測光の生体内の伝搬範囲が、差し込まれた前記超音波プローブの超音波計測範囲と重なるように設けられた前記計測光の発光部および受光部と、
    前記受光部の受光結果に基づいて前記計測対象組織を検出する検出部と、
    前記検出部の検出結果を報知する報知部と、
    を有する、
    超音波計測装置。
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