JPH02504356A - 超音波カプラ - Google Patents

超音波カプラ

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JPH02504356A
JPH02504356A JP50902589A JP50902589A JPH02504356A JP H02504356 A JPH02504356 A JP H02504356A JP 50902589 A JP50902589 A JP 50902589A JP 50902589 A JP50902589 A JP 50902589A JP H02504356 A JPH02504356 A JP H02504356A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

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【発明の詳細な説明】 発明の名称 超音波カプラ 技術分野 本発明は、超音波プローブと被診断対象の表面との間に設けられた超音波カプラ に関する。
背景技術 超音波トランスデユーサ等からなる超音波プローブは人体の表面にプローブをあ てることによって患部を診断するものである。プローブを体にあてると、超音波 トランスデユーサは人体を調べるため、超音波を超音波ビームを通して人体に発 信して人体からの超音波のエコーを受信する。
周知のように、超音波トランスデユーサは二つのタイプがある。一つの超音波ト ランスデユーサを持つシングルタイプと、線型又はマトリックス型に並べられた 複数の超音波トランスデユーサを持つアレータイプとがある。故に超音波プロー ブは超音波トランスデユーサのタイプにより大きさと型が変化する。
人体の表面が超音波プローブを強く押し当てることが出来る程の柔らかさがあり 、患部が人体の表面から、超音波のエコーが集中出来る程の十分な深さの場所に ある時は、プローブと人体表面との隙間に超音波の多重反射が発生するのを防ぐ ための薄い水腹、植物油、グリセリン又は液状パラフィンを1いて、プローブを 人体表面に接触させる状態で使用する。
しかし、超音波プローブによる甲状腺又は頚動脈の#断のように人体表面が柔ら かくなく又は平らでない場合、喉の皮膚に隙間なしできっちりとプローブをあて がうのは難しい、更に甲状腺、頚動脈又は乳ガンの診断等のように患部が人体の 表面近くにあるような場合、超音波エコーの被写界深度が浅いので、正確に患部 からのエコーを検出することが難しい。このような場合、1〜l Ocmの厚さ の超音波カプラが人体表面と超音波プローブの間に使用される、超音波カプラの 厚さは人体表面の平坦さ及び又は患部の場所により異なる。
超音波カプラの材料は音響減衰が低く、音響インピーダンスが人体表面と等しい ことが要求される。この種の材料を以下、゛音響的透明材料”又は単に“透明材 料”と呼ぶ。超音波カプラの透明材料として、例えばシリコンゴムのような透明 弾性材を使った袋に入った水が使われてきた。理由は水は容易に得られ、かつ人 体を汚す恐れもなく衛生的であるからである。
しかし、もし袋が破れると水が突然体にかかるという問題があったが、この問題 は超音波カプラにゲル化物を用いることで解決してきた。ゲル化物は音響的に透 明であり、体に塗りやすく空隙を作らず、使用後ゲル化物の破片を残さずに取り 除くことができる特徴がある。このようなゲル化物を以下、簡単に“ゲル”と呼 ぶ。
ゲルとその超音波カプラへの通用に関しては多くの特許が出願されている。例え ば、実開昭59−11708.1984年1月25日公開の合弁の実用新案は超 音波カプラへのシリコンゴムのゲル、水のゲル、油のゲル、又は水と油の混合ゲ ルの通用を開示している。特開昭59−49750.1984年3月22日公開 の官本の発明はおよそ80%の水から成る含水化合物ゲルの一つであるポリビニ ールアルコール(PVA)ゲルと呼ばれる、弾性が大きく固さを持ち、音響減衰 が非常に小さいゲルを開示している。PVAゲルでは弾性と硬度はPVAゲルの 製造過程での材料の冷却温度及び冷却−加温の繰り返しの頻度とで決まる。特開 昭59−82838.1984年5月22日公開の官本の発明はPVAゲルの詳 細を開示している。例えばゲルの構成、含水量と音響減衰の関係および含水量と PVAゲルの硬度との関係について述べ、またPVAゲルは適度に固くなるとき 、超音波プローブに合うよう思うまま形作られることを述べている。特開昭61 −288842.1986年12月19日公開の吉日の発明は超音波プローブを 収めるU型ケースとケースの中に入れる水又はある種のゲルから成る、超音波カ ブラと同様のプローブアプリケータを開示している。特開昭63−36173. 1988年2月16日公開の町田の発明は超音波プローブに装着可能な、一端が プローブに合うよう大きくかつ他端を人体表面に接触させるよう小さくした、先 を細くした形で水又はコロイド状の液体が入っているケースから成る超音波カプ ラを開示している。更に特開昭63−49146.1988年3月1日公開の町 田の発明は、プローブにしばしば少なくとも二つの方向、人体表面に対して垂直 方向と、体の表面近くを走る血管中の血流を超音波で診断するような場合に必要 となる平行方向とが要求されることがら、これら二つの方向を満足するよう超音 波プローブを装着するための異なりた形の部分を持ち、水又はコロイド状液体が ケース内に収められた袋に入っているケースから成る超音波カプラを開示してい る。上記の幾つかの特許は、体の表面に接触させるためのメンプレインと、ケー スとメンプレインによって作られた空間に入れられたゲル又はコロイド状物質か ら成るケースをそれぞれ持つ超音波カプラを開示している。しかし、この場合、 超音波(エコー)がメンプレインによって減衰するという問題がある。減衰は、 主に人体とメンプレインとの間に異なった音響インピーダンスがあるための多重 反射によるメンプレインの音響減衰によって起きる。
通常、ゲルはその硬度と粘性が小さいため、機械的に掴むこと及び小さい支持部 によって支えられる程の固さを持つ材料にする。故に、ゲルは体表とゲル間にメ ンプレインを用いないで、体の表面に直接置くという状態で頻繁に使用され、超 音波プローブはそのゲルの上に置かれる。しかし、オペレータにとっては超音波 プローブの扱いとは別に、いつもゲルを両手で扱わねばならないという不便さが あるから、必然的にメンプレインのために多重反射を起こすことになるとしても 、メンプレインを持つケースに入れられて使用されてきた。
しかし、前記の特許の中で、官本発明の特開昭59−49750と59−828 38はそれぞれ、PVAゲルから成る超音波カプラを開示している。特に59− 82838はPVAゲルを適度に硬くすることによって、超音波プローブに良く 装着出来るという概念を開示している。
これは59−82838がケースとメンプレインを使用しないで、超音波プロー ブを直接装着した超音波カブうとしてPVAゲルを使うことを提案している。し かし、これは[たけで、硬化したPVAゲルを用いた超音波カプラの完成された 構成については何も開示していない。
通常のゲル、PVAゲルにかかわりなく、音響的透過性のあるゲル材料は一般に ケースとメンプレインを使用しないと、超音波カプラに使用し難い、何故なら、 前述したようにゲル材料は硬度と粘性が小さいからである。どのようにしてこの 困難を克服するかということが従来からの問題であった。
発明の開示 それ故に本発明の目的(第1の目的)は超音波プローブを容易に装着出来、直接 人体に接触するためのゲル材料の入った超音波カプラを提供することである。
本発明の別の目的(第2の目的)は超音波プローブを容易に装着出来、直接人体 に接触するためのゲル材料の入りた超音波カプラの製造方法を提供することであ る。
更に第3の目的は超音波プローブを容易に装着出来、直接人体に接触させるだめ のゲル材料が入っていて、その超音波プローブの方向を人体に向けてたやすく変 えられる超音波カプラを提供することである。
また第4の目的は超音波プローブを容易に装着出来、直接人体に接触させるため のゲル材料が入った超音波カプラを必要な時いつでもワンタッチで超音波プロー ブを装着出来るような状態で収納するための容器を提供することである。
第1の目的は超音波カプラに、以下単に「一般ゲル材料」と呼ぶシリコンゲルと かパラフィンゲルのような音響的に透明なゲル材料とシリコンゴムような一般ゲ ル材料と超音波プローブを装着するための弾性材料から成る結合器を適用するこ とによって達成される。その結合器の一端は一般ゲル材料の中に埋められ、他端 はプローブを受は入れるために自由に開くようになっている。開かれた結合器の 中にプローブが押し込まれると、結合器はその弾力を利用して、プローブの一端 をしっかりと捕まえる。一般ゲル材料の上側はプローブの端に接触しており、下 側は直接人体に接触するよう作られている。
更に第1の目的は超音波カプラにPVAゲルのような別のゲル材料を通用するこ とによっても達成される。この場合、結合器は不a・要である。その代わり、超 音波プローブの端を捕まえるためにPVAゲルの一部分を硬化させることによっ て作られ、硬化した部分の弾力を利用した挿入の機構が必要である。PVAゲル の上側はプローブの端に付けられており下側は人体に直接接触するよう作られて いる。
第2の目的の一般ゲル材料から成る超音波カプラの製造方法は機械的及びしっか りと一般ゲル材料と結合した機構を持つ結合器の一方の側を作ることによって達 成される。
第2の目的のPVAゲル材料から成る超音波カプラの製造方法はPVAゲルの重 合温度及び/又は鹸化温度を部分的に増加させたり、及び/又は冷凍工程の繰り 返しを部分的に集中させて入口付近のPVAゲルの硬さを増すことによって達成 される。
第3の目的は比較的大量の一般ゲル材料又はPVAゲル材料とシリコンゴム等の ような弾性材料から成る結合器とを用いることによって達成される。一般ゲル材 料又はPVAゲル材料の上面は超音波プローブの端に付いており、結合器は上面 の近くに配置され、その下面は人体に直接、接するグローブ状の裏面を形作る。
第4の目的は超音波カプラを例えば水のような液体に収容して乾かないようにす る容器を提供することで達成される。水を入れたりカブラを入れたり、又プロー ブの先端を挿入したりする容器の口に、カブラをその容器に収容するに際し、カ ブラが挿入されたプローブの先端を容易に受は入れられる樟に図られた機構を設 ける。また、プローブが挿入されてその先端が容器に入っているカプラに、あて がわれるとカプラがその先端をくわえ込んで、何らカブうに手を触れることなく カプラと共にプローブをその容器から取り出せるような機構を同しその容器の口 に設ける。
図面の簡単な説明 第1図(a)は直接人体表面に当てられて音響的診断をする超音波プローブの原 理を説明する模式断面図である;第1図泊)は超音波カプラを通して直接人体表 面に当てられる超音波プローブの原理を説明する模式断面図である;第2図(a )は超音波プローブを装着した従来の超音波カプラを説明する模式断面図である ; 第2図Q))は第2図(a)の超音波カプラの従来例のケースの模式斜視図であ る; 第3図は(a)は超音波プローブと人体表面の間に置かれた音響的に透明なゲル 状材料のブロックを説明する模式図である;第3図(b)は第3図(a)のブロ ックの模式斜視図である;第4図は超音波プローブを装着した音響的に透明なP VAゲル材料から成る本発明の実施例である超音波カプラの模式断面図である; 第5図はリニア・アレー・トランスデユーサを持つ超音波プローブを装着した、 結合器を持った音響的に透明な一般ゲル材料又はpX、lAゲル材料から成る本 発明の実施例である超音波カプラの模式斜視図である; 第6凹はプローブに付い1こリングを用いて超音波プローブを装着し、PVAゲ ルを用いた超音波カプラの模式断面図である;第7図(a)と(5)はプローブ に取り付けられたヘッドバンド型の押さえを用いて超音波プローブに装着された 、P′%°Aゲルを用いた超音波カプラの模式断面図である; 第8図は形を変えられるゲル材料から成る超音波カプラの下面の模式断面図であ る; 第9図(a)はケースを用いて超音波プローブを装着した、ゲル材料から成る超 音波カプラを説明する模式断面図である;第9図(′b)は第9図(a)の関連 符号Aの拡大図である;第10図(a)から(e)はPVAゲルから成る超音波 カプラの製造方法の工程を説明する模式断面図である; 第11図(a)から(f)はPVAゲルから成る超音波カプラの別の製造方法の 工程を説明する模式断面図である;第12図(a)から(f)はPVAゲルから 成る超音波カプラの更に別の製造方法の工程を説明する模式断面図である;第1 3図(a)からげ)はPVAゲル製の本体とその本体に埋め込まれた結合器から 成る超音波カプラの製造方法を説明する模式断面図である; 第141 (a)は水と共に容器に収められた超音波カプラを説明する模式断面 図である; 第14図(b)は水と共に容器に収められた超音波プローブと超音波カプラを説 明する模式断面図である;第15図(a)は水と共に容器に収められた別の超音 波カプラを説明する模式断面図である; 第15図(b)は水と共に容器に収められた超音波プローブと別の超音波カプラ を説明する模式断面図である;第16図(a)から(d)は超音波カプラを収め るための容器を開ける手段の@樽を説明する模式断面図である;第17図は超音 波カブうに付けられたカバーを説明する模式断面図である;そして、 第18図は別の超音波カプラに付けられた別のカバーを説明する模式断面図であ る。
発明を実施するための最良の形態 本発明を実施するための最良の形態を開示する前に、超音波カプラと組み合わせ て超音波プローブを使用する理由を第1図(a)と(b)を用いて、従来例の超 音波カプラと超音波カプラの組合わせを第2図(a)と(b)を用いてそれぞれ 説明する。
第1図(a)は直接人体100の体表101に当てられ、その体表101の近く を走る血管102を診断するための超音波プローブを説明するものである。実際 は透明な薄い膜が体表101に塗られるので第1図(a)に描かれたようではな い。超音波が超音波プローブ1から第1図(a)に示すように視野1−1をもっ て、発信されると血管102のハンチングで表された102′の小さい部分だけ が゛観察される。しかし、観察場所が浅い所にあるため、血管102からの超音 波エコーを十分集魚に集めるのが難しい。これらの問題は第1図(b)に示すよ うに、プローブ1と体表101の間に超音波カプラ2を挿入することによって解 決される。超音波カプラ2を挿入することによって第1図(b)のハンチされた 部分102で示すように血管は広い範囲で観察出来、超音波エコーは十分焦点に 集まる。
従来例では、超音波カプラ2はケース21、透明メンプレイン23.23”及び ケース21とメンプレイン23.23゛ によって作られた場所に注入された透 明材料22から構成されている。透明材料22としては水が使われている。しか し、最近では透明ゲル材料が使われ始めた。超音波と超音波エコーはメンプレイ ン23.23″によって減衰し、また超音波カプラを取り替える毎に、例えばス クリュー等の手段によってケース21を固定して超音波カプラ2を超音波プロー ブ1に装着せねばならないという不便さがあり、これは面倒なことであった。そ こで、超音波カプラ2を超音波プローブ1の端に装着するために、第21El( 5)のケース21の模式図で示すように、ケース21に挿入の機構25を設ける 。
透明ゲル材料はある程度の硬度と粘性があるので、ゲル材料は第3図(b)の関 連番号200で示すように、ブロックに形成することが出来、第3図(a)に示 すように体表101の上に自由に置くことが出来る超音波カプラとして使われる 。その様なブロックが便利な場合もあるが、多くの場合はブロックを両手を使っ て、超音波プローブと独立して動かさねばならないので不便であるや従来例での これらの問題は、ケースとメンプレインを使わずゲル材料と超音波プローブを一 体化することによって解決される。このことは以下の実施例において開示される 本発明によって達成される。
本発明の実施例において、音響的透明ゲル材料は、硬度が部分的に変化する特性 を持つ物質を含むものと、もう一つは弾性が部分的にたやすく変えられる物質を 含むものとの二つに分類される。前者は前に述べたように一般ゲル材料と呼ばれ るシリコンゲル又はパラフィンゲルなと公知のものである。そして後者は、以後 PVAゲルと呼ぶPVAゲル材料のような物質である。
本発明に用いられるPVAゲルの特性は次の通りである。
(硬度大のPVAゲル) 重合度:  1.700 鹸化度:  99.5+so1% PVA ノ濃度:  2ht% 硬度(弾性モジュール):2xlOコN/m(硬度小のPVAゲル) 重合度:  1.700 鹸化度:  99.5tno1% PVA ノ濃度:  10wt% 硬度(弾性モジュール) :  4xlO”N/e音響インピーダンス:  1 .58xlO’(kg/m)s音響減衰率:  0.07dB/c+n/MHz 第4図は超音波プローブlを装着し、Pv^ゲルのみで出来ている超音波カプラ の断面図である0図において第2図と同じ番号は第2図と同様な装置を示す、カ プラ3は31と32の二つの部分に分かれて描かれており、31と32を構成す る物質は同じで、硬度だけが異なっている。すなわち、32の硬度は31より大 きいが、31の音響的透過性は32より大きい。32は硬いので、32の弾力を 利用してカプラ3はプローブ1にしっかりと装着される。
プローブ1は硬化したPVAゲル(部分32)より成る挿入機構(丸孔)32” の中で滑るように動くことが出来る。カプラ3と共にプローブ1を使う時、カプ ラ3の下面31”は体表に直接接し、上面31はプローブ1の端に付いており、 超音波と超音波エコーは310部分を通過する。第5図はアレー型トランスデユ ーサ(描かれていない)を持つ超音波プローブl゛を装着した音響カプラ4°の 模式部分断面図である。この場合は音響カプラ4が大型で重量も重いため、超音 波プローブ1゛も比較的大きい、故にシリコンゴムのような弾性材料から成る結 合器が必要であり、第5図に示すようにゲル材料41”が使われる。ゲル材料4 1” としては部分的に硬化していない一般ゲル材料またはPVAゲル材料が使 用される。結合器42は上面、端が挿入の機構42゛(角孔)、(そこにはプロ ーブ1゛がゲル材料41の上面41”に付くまで押し込まれる)が1衿のような 形に作られている。結合器42の1衿は、プローブ1゛の端を主に結合器の弾力 とゲル材料の弾力によって、しっかりと捕まえる。結合器42の下面はゲル材料 41が埋め込まれている。複数の孔は、結合器42とゲル材料41の結合力を増 すために下面に設けられている。典型的なアレー型超音波プローブだめの音響カ プラには通常、孔は直径2IIIImで4mm  ピンチで開けられる。ゲル材 料41の下面41’ は直接体表に接触する。
第6図は第4図とほとんど同じである。図において、第4図と同じ関連番号は第 4図と同じ部分を示す。第6図と第4図の違いは、第6図ではリング11がプロ ーブlの端に付けられ、挿入機構32′ の中に、突き出たりング11に合うよ う丸溝が作られている。リング11を付ける理由はカプラ3が大きく重いからで ある。すなわち、プローブ1とカプラ3間の摩擦が増すとプローブ1はカプラ3 と共に持ち上げられる。カプラ3は、32の弾力に抗して挿入機構32゛ を開 け、そしてプローブlの端を開けられた挿入機構32”の中に押し込むことによ り、プローブlに装着される。リング11は、シリコンゴムや天然ゴムのような 硬化したPVAゲルに対し摩擦を持つ固体で作られ、プローブlに付けられる。
リングはプローブ1から取り外すことが出来る。
カプラが第6図のものより更に重量がある場合、第7図(a)及び(ロ)に示す ように弾性プローブ結合器11”がプローブ1の端に取りつけられる。第7図( a)(b)において第6図と同一番号は第6図の同一部分を示す0弾性プローブ 結合器11°はシリコンゴム又は天然ゴムのような弾性材料で作られ、プローブ 1の端を取り囲むヘッドバンドのような形に作られている。硬化したPVAゲル の部分32も、第7図(ロ)に示すように弾性プローブ結合器11”に合うよう に作られる。プローブ1がカプラ3に装着される時は第7図(a)に示すように 結合器11°を開き、プローブ1の端がカプラ3のPVAゲル31の上面31” に付くまで挿入機構32゜の中に差し込まれる。プローブ1の端が上面31′に 付くと、カプラは、第79(b)に示すように32の部分をカバーするよう結合 器11゛を閉じることによって、プローブ1に装着される。
第4図、第6図及び第7図(b)において、PVAゲルの上面31゜は平らに作 られている。しかし、また表面31’ は体表に合うよう、例えば第8図に示す 凹凸の表面のような、どんな形にも変化させることが出来る。第8図において第 6図と同一番号は第6図の同一部分又は部品を示す。音響カプラの下面、体表に 当たる面も第5図のように変化させることが出来る。
超音波による診断では、超音波プローブの体表への方向を変化させることを要求 されることがある。例えば、体表の近くにあり体表に沿って走る血管中の血液の 流速を計る場合、血管中を流れる血液を調べるためにはプローブを体表に対して 横たえるように置かなくてはならない、第9図はゲル材料の弾性特徴を利用して 超音波プローブを体表に置いた様子を示している。
図において、プローブを縦線からα度傾けることが出来るよう大きなPVAゲル 31を使用した音響カプラ3に超音波プローブ1が装着されている。第9図にお いて第4図と同一番号は第4図の同一部分又は部品を示し、ケース33が新たに カプラ3に取り付けられている。第4図で示した硬化したPVAゲルで出来た挿 入機構によりカプラ3がプローブlに装着された場合、カプラ3は非常に重量が あるので、プローブlはカプラ3と共に持ち上げることが出来ない、ケース33 はシリコンゴムのような弾性材料で出来ており、ケース底面31′ の近くの部 分より厚くしてプローブ1を支える構造をしている。これはケース33に柔軟性 を持たせるためで、ケース33に付けられたPVAゲル31がプローブ1の傾き につれて形を変えるからである。更に、ケース33は第9図(a)と(b)に示 すようにPVAゲルと機械的にしっかり結合する構造を持っている。第9図(ロ )は第9図(a)の符号Aの拡大図である0図は、ケース33の内側にありPV Aゲル31が注ぎ込まれる多数の小孔を示している。
ゲル材料中の水の占める割合は通常%以上であるので、ゲル材料中の水は空気中 に蒸発し易く、結果として音@減衰を起こすことになる。故に、ゲル材料を用い た音響カプラを比較的長期に使用する場合、第17図及び第18図に示すように 、ゲル材料41はシリコンゴム、ビニール又はポリエチレン製のシートのような フィルム35で被わねばならない。第17図において第4図と同一番号及び篤1 8図に8いての第5図と同一番号はそれぞれの図における同一部分又は部品を示 す。
超音波プローブを装着するために部分的に硬化したPVAゲルで作られた音響カ プラの製造方法を第4,6及び7図に示す。製造方法は3通りあり、第一、第二 、第三の方法をそれぞれ第10図(a) 〜(e)、第11図(a) 〜(f) 及び第12図(a) 〜(f) fc用イテ説明する。
第一の方法は第10図(a)〜(e)に示す次のステップにより行なわれる。
(1)硬化したPVAゲルを成型するための箱5を用いて、第10図(a)に示 すようにPVAゲル20%(20%以上a・要)の水溶液を箱5に注ぎ、その箱 5に入った溶液6を室温中に放置する。
(2)  PVAゲル(硬化していない)成形のため、箱5°を箱5の上に置き 、第10図ら)に示すようにPVA 10%の水溶液(10%以下を必要とする )を注ぐ。
(3)箱5と5゛に入った溶液それぞれ6と6゛の一20゛c以下での冷却と室 温での解凍を2回(1回以上必要)繰り返し、その結果、第10図(C)に示す ように溶液6.6゛はそれぞれゲル7.7”になり結合する。
(4)第10図(d)に示すように、箱5.5゛から音響カプラに形作られたP VAゲル7を取り出し、第1011k (e)に示すように、成形の際作られた 突起部分を切り落とす。
上記の方法により作られた音響カブラの典型的な大きさと成分は次の通りである 。
(カプラの大きさ) 幅  :   30RIII 高さ:  50+l1m 奥行き:  10hm 挿入機構の厚み:51ffi11 (硬化したpvbゲル) 重合度:  L700 鹸化度:  99.5 mo1% PVAの濃度:  2(ht% 硬度(弾性モジュール):2χ10″N/n”(硬度小のPVAゲル) 重合度:  L700 鹸化度:  99.5 mo1% PVAの濃度:  1(ht% 硬度(弾性モジュール)  :  4xlO2N/I11音響インピーダンス:   1.58xlO’ kg/(+n”s)音響減衰率:  0.07dB/c +n/MRz第二の方法は第11図(a)〜(f)に示す次のステップにより行 なわれる。
(1)  PVAゲル成型のため、第11図(a)に示すようにPVA 10% の水溶液(10%以下をa・要とする)を箱8に注ぐ。
(2)第11図(5)に示すように、箱8に入った水溶液9を一20°C(−2 0°C以下を必要とする)での冷却と室温での解凍によりゲル状にし、PVAゲ ルを作る。
(3)硬化したPVAゲル材料成型のため箱11を箱8の上に置き、第11図( C)に示すようにPVA 20%の水溶液(20%以上必要)を注ぎ、箱11を 90″Cまで(80”C以上なら可能)熱する。その結果、第11図(C゛)の 13に示すように、PVAゲルと熱した溶液12との接触面近くで通常のPVA ゲルを部分的に溶かす結果となる。
(4)溶液12ト通常(71PVAゲルlOを一20°Cまテニ冷却しく一10 °C以下をぶ・要とする)その後解凍する。その結果第】1図(d)に示すよう に、一体になつた硬化したPVAゲルと通常のPVAゲルから成るゲル材料13 がゲル状になる。
(5〕  第1111 (e)に示すように、箱11と8からゲル材料13を取 り出し、第11図(f)に示すように突起部分を切り落とす。
第三の方法は第12図(a)〜(f)に示す次のステップにより行なわれる。
(1)  PVAゲル成型のため、第12図(a)に示すよう4mPVA 10 %の水溶液14 (10%以上を必要とする)を箱15に注ぐ。
(2)第12国債)に示すように、水溶液14をO’C(0”C以下を必要とす る)までに冷却してPVAゲルをゲル状にした後硬化させ室温で解凍する。この 冷却と解凍を4回繰り返す、(1回以上必要) (3)  PVAゲル成型のため箱17を箱I5の上に置き、第12図 (C′ )の19に示すように80°C以上に熱したP〜′A10%の水溶液18 (1 0%以上必要)を箱17に注ぐ。その結果、硬化したPVAゲル16と注がれた 熱溶液18との接触近くで、硬化したPVAゲルを部分的に溶かすことになる。
(4)箱15と17に入れられた両方の材料をO″Cまで冷却しく一〇℃以下で もよい)、第12図(切に示すように、その後室温で解凍しゲル材料19を作る 。この冷却と解凍の繰り返しは硬化したPVAゲルには5回行なわれ、通常のP VAゲルには1回行なわれる。
(5)第12図(e)に示すように、箱15と17から硬化した部分と通常の部 分から成るゲル材料〕3を取り出し、第12図(f)に示すように突起部分を切 り落とす。
第5図で述べたゲル材料で作られる音響カプラの製造方法は第13図(a)〜( d)に示す次のステップにより行なわれる。(この実施例ではゲル材料としてP VAゲルを使用する場合を述べる。)(1)  前もって第5図の結合器42と 同様の結合器51を用意しておき、結合器51を箱52の中に入れる。第5図に 関連して述べたように結合器51はシリコンゴム、プラスチックまたは硬化した PVAゲル等の弾性材料で出来ており、結合器51とゲル材料との間の摩擦を増 すために複数の孔が開いている。ゲル材料成型のため箱51の上に別の箱53を 置き、第13図(a)に示すようにPVAゲル10%の水溶液54を箱53に注 ぐ。
(2)水?a e 54をゲル状にし結合器51を含むPVAゲルにするため、 水溶液54を一20°Cまでに冷却し室温で解凍することを2回行なう。第13 図い)に示すように結合器51は通常のPVAゲル55に埋め込まれ、それらは 機椋的にしっかり結合する。
(3)第13図(C1lに示すように箱52と53から通常のPVAゲルを結合 B51と共に取り出し、第13図(d)に示すように突起部分を切り落とす。
第5図で述べたようにゲル材料が音響カブラに使用される場合、シリコンゲルや パラフィンゲルも第13図(a)〜(d)と同様の方法で使用される。しかし、 材料をゲル状にし結合器を埋め込むために適当な硬化剤が使用される。
第17.18図に関連して述べたようにゲル材料は乾きやすい仲間がある。故に ゲル材料で出来た音響カブラと鰯音波プローブを結合させる前に、音響カプラO ゲル材料保存のため、音響カプラを容器に入った液体、例えば防腐剤の入った水 の中に漬けるほうがよい。そのための容器を用意したら、容器には液体(以後簡 単に水と呼ぶ)中に入れられた音響カプラに、単にプローブを容器の中に押し込 むことによって超音波プローブと結合するような機構を持たせるのがよい。これ は、第14図(a) (b)、第15図(a)(b)と第16図(a)〜(6) に述べる実施例によって説明するように本発明によって達成される。実施例にお いて、容器と容器に入れるのに通した音響カプラについての発明が開示される。
第14図(a)(ロ)はそれぞれ容器56と蓋57の断面図であり、中に水3が 入れられ、その水の中に音響カプラ31を入れる。図において、カプラ3は第6 図のカプラ3と同じであるが、孔301を持つ第14図(a)のカプラ3は別で ある。第14図(a)(ロ)において第6図と同一番号は第6図の同一部分又は 部品を示す9第14図ら)に示すように音響カプラ1を容器56に押し込むと、 カプラ3の硬化したPVAゲルで出来た部分32に囲まれた挿入機構32°が押 し込まれたプローブ1によって開き、プローブ1の端がカプラ3の通常のPVA ゲル31で出来た部分31の上表面312 に付く。そしてプローブ1のリング 11は32の内側につけられた溝32°の中に滑り込む、この場合、第14図( ロ)のWで示すように挿入機構 32”に入れられた水が孔301を通して流れ るため、プローブ1は容易に挿入機構32°に押し込まれるよう、そのために孔  301が開けである。プローブ1をカプラ3の挿入機構32”へ押し込んだ後 、カプラ3と共にプローブ1が持ち上げられる。
第15図ia) (b)で説明する別の実施例は、容器56に収められた音響カ プラが第5図の音響カプラ4と同じであることを除くと、第14図(a)CJで 述べた実施例と同じである。第15図(a)(b)において第5図及び第14図 (a) (b)と同一番号はそれらの図の同一部分又は部品を示す。第14図( a)(5)と違う点は孔301にバルブ302が設けられている事である。パル プ302はカプラ4の外側にある水が挿入機構42゛ に逆流するのを防いでい る。プローブlのリング11を受ける溝43が挿入機構42°の内側に設けられ ている点が第5図のカプラ4と違っている。
第16図(a)〜(d)で説明する更に別の実施例は、容器56にプローブ4の 挿入機構42”を開かせるための開機構56゛ をつけたことを除くと、第15 図(a)(ロ)で述べた実施例と同じである。第16図(a)(b)において第 15図(a)(b)と同一番号はこれらの図の同一部分又は部品を示す、カプラ 4を容器56に入れ、カプラを容器56の底の方向に押すこと及び開機構56” を開くことによって、挿入機構42′が開けられる。そして挿入機構42゛ の 部分42を容器56の開機構56°にひ9かけることによって、開いた状態に保 つ、第16図(a)の41と42の部分の弾力により、カプラ4の挿入機構42 ′ の開いた状態がプローブ1が挿入機構42°に押し込まれるまで保たれる。
この状態は挿入機構42”に押し込まれたプローブ1の待ち状態である。第16 図(b)に示すようにプローブlがカプラ4の上表面41’を押すと、410部 分もまた容器56の底方向に押される。その結果第16図(C)示すように、4 2の部分は開機構56から落ちて、プローブ1を支える。それから第16図(d >に示すようにプローブ1はカプラ4と共に持ち上げられる。
本発明実施のための音響カプラは対象の欠陥場所を一般音響的に診断する超音波 プローブにも用いられる。
81図 (a) 第2図 (a)          第2図 (b)第3図 し)           第3図 (b)第4図 第5図 第6図 第7図 (a)            第7図 (b)第14図 (a) 第14図 (b) 第16図 (b)             第16図 (d)第17図 第18図 補正書の翻訳文提出書 (特許法第184条の7第1項)平成 2年 4月2r 日 特許庁長官  吉  1)  文  毅 殿1 特許出願の表示 PCT/JP89100881 、発明の名称 超音波カプラ 3 特許出願人 住所 神奈川県用崎市中原区上小田中1015番地フリ  iす    フ    ジ   ツウ  倉ブ  シキ  カイ  シャ名称富士通゛株六会社 4 イ犬=日で、^、 1990年2月7日 6 補正の内容 請求の範囲第1項は補正せず、第2項以降は別紙の通りに補正する。
7 添付書類の目録 (1)  補正書の翻訳文                  1通2 クレ ーム1による音響カプラであって、その音響カプラの該ゲル材料はポリビニール アルコールゲルである。
3、 クレーム1による音響カブうであって、その音響カプラの本体の下側表面 は凹面になっている。
4、超音波プローブと共に用いられ、音響的に診断すべき対象との間に配置され る音響カプラであり、少なくとも次の構成より成る: 音響的に透明なゲル材料で作られた音響的に透明な、少なくとも次の構成より成 る本体ニ プローブに付けられる上側表面; 対象表面にあてられる下側表面; 該上側表面と該下側表面間に設けられた音響的に透明な通路;そして 弾性材料で作られた結合手段、その結合手段は該本体とプローブを結合するため のものであり、該弾性材料の弾力を利用してプローブを該上側表面に付いた状態 に保ち、プローブを該本体と共に動かすことが出来、またプローブを該本体から 取り外すためのものであり、かつ該本体の該上側表面近くに作られる。
5、 クレーム4による音響カプラであって、その音響カプラの該ゲル材料はシ リコンゲル、パラフィンゲル及びポリビニールアルコールゲルより成るグループ から選ばれる。
6、 クレーム4による音響カプラであって、その音響カプラの該弾性材料はシ リコンゴムである。
7、 クレーム4による音響カプラであって、その音響カプラの音響的に透明な 本体の下側表面は凹面になっている。
8、 クレーム4による音響カブうであって、その音響カプラの該結合手段はそ の下部が上部よりも曙い構造を持つ。
9、 クレーム1による音響カプラであって、それは更に少なくともプローブに 付けられたストッパーを備えたもので、ストッパーはプローブを該挿入手段に押 し入れたとき、プローブと該取り付は手段との間の摩擦を増すためのものであり 、かつプローブから取外しが出来るものである。
10、クレーム9による音響カプラであって、その音響カプラの挿入手段は少な くともプローブを受は止めるための受は止め機構を備えたもので、プローブを該 挿入手段に押し入れたとき、該ストッパ一手段と共に働くものであ□る。
11、クレーム1による音響カブうであって、その音響カプラは更に少なくとも 、該本体から水蒸気が蒸発するのを防ぐためのカバーフィルムを備えたものであ る。
12、クレーム11による音響カブうであって、その音響カプラの該カバーフィ ルムはシリコンゴム、ビニール及びポリエチレンから成るグループから選ばれた 材料で作られる。
13、クレーム4による音響カブうであって、その音響カプラは更に少なくとも 、該本体から水蒸気が蒸発するのを防ぐためのカバーフィルムを備えている。
14、クレーム13による音響カブうであって、その音響カプラの該カバーフィ ルムはシリコンゴム、ビニール及びポリエチレンから成るグループから選ばれた 材料で作られる。
15、クレーム1による音響カプラであって、その音響カプラの該挿入手段は少 なくとも、カプラが水中に入れられプローブが該挿入手段に押し入れられたとき 、該挿入手段内の水を該本体から出すための孔を備えたものである。
16、クレーム15による音響カブうであって、その音響カプラの線孔は少なく とも、該挿入手段内の水を該本体から出し、咳本体外側の水が該挿入手段内に入 って(るのを防ぐためのバルブを備えたものである。
17、クレーム4による音響カブうであって、その音響カプラの該結合手段は少 なくとも、カプラが水中に入れられプローブが該結合手段に押し入れられたとき 、該結合手段内の水を該本体から出すための孔を備えたものである。
18、クレーム17による音響カプラであって、その音響カプラの線孔は少なく とも、該結合手段内の水を該本体から出し、該本体外側の水が該結合手段内に入 って(るのを防ぐためのバルブを備えたものである。
19.音響カブラを入れておくための容器であって、その音響カブラとは超音波 プローブと共に用いられ、音響的に透明なゲル材料で作られた本体を持ち、プロ ーブを受は入れるために開きかつ保持するために閉まる保持手段を持つものであ り、その容器は少なくとも次の構成より成る: 保持手段を上方に向けるようにプローブを取り付けるための上方に開けられた口 を持つ箱; 開口手段であって、その開口手段はプローブが本体を押圧するまで保持手段を開 口状態に保ち、プローブが保持手段に挿入され本体を押圧するとその保持手段が プローブを支えるように開口状態を開放するものである。
20、硬化したゲル部分と音響的に透明なゲル部分から成る音響カブラの製造方 法であって、少なくとも次のステップより成る(1)  硬化したゲル部分を成 型するための第1材料を混合する。ここで該第1材料とは通常材料を第1重量パ ーセンテージ含む硬化したゲル部分と音響的に透明なゲル部分から成る;(2) 音響的に透明なゲル部分を成型するための第2材料を混合する。ここで該第2材 料とは該通常材料を第1重量パーセンテージよりも低い第2重量パーセンテージ 含んでいる;(3)該第1材料と該第2材料をゲル状にする。ここで該第1材料 七該第2材料をそれぞれ硬化した部分と音響的に透明な部分とに成型する過程に おいて、ゲル状にした結果、それらが結合し、該第1と該第2の材料を同時に冷 凍し解凍することの繰り返しによって音響カブラを形成する。
21、クレーム20による方法であって、その方法において:該通常材料はポリ ビニールアルコールであり;該第1重量パーセンテージは20%又はそれ以上で あり;該第2重量パーセンテージは10%以下であり;(3)における冷凍及び 解凍温度はそれぞれ一20″′C以下及び室温であり;そして (3)における冷凍及び解凍の繰り返し回数は1回又はそれ以上である。
22、硬化したゲル部分と音響的に透明なゲル部分から成る音響カブラの製造方 法であって、少なくとも次のステップより成る:(1)硬化したゲル部分を成型 するだめの第1材料を混合する。ここで該第1材料とは通常材料を第1重量パー センテージ含む硬化したゲル部分と音響的に透明なゲル部分から成る;(2)音 響的に透明なゲル部分を成型するだめの第2材料を混合する。ここで該第2材料 とは該通常材料を第1重量パーセンテージよりも低い第2重量パーセンテージ含 んでいる;(3)該第1材料と該第2材料をゲル状にする。ここで該第1材料と 該第2材料をそれぞれ硬化した部分と音響的に透明な部分とに成型する過程にお いて、ゲル状にした結果、それらが結合し、該第1と該第2の材料を同時に冷凍 し解凍することの繰り返しによって音響カブラを形成する;(4)該第1材料を 熱し、熱された第1材料を作り;(5)音響カブラを形成するために該第1材料 を硬化したゲル部分と成型された該第2材料とに成型する工程を通じて、熱され た該第1材料を(3)の工程で作られたゲル状該第2材料に接触さセ;そして (6)両材料を1回冷凍し解凍することにより、熱された該第1材料をゲル状該 第2材料と共にゲル状にする。
23、クレーム20による方法であって、その方法において:該通常材料はポリ ビニールアルコールであり;該第1重量パーセンテージは20%又はそれ以上で あり;該第2重量パーセンテージは10%以下であり;(3)における冷凍及び 解凍温度はそれぞれ一20°C以下及び室温であり; 熱された該第1材料の温度は80’C又はそれ以上であり;そして (6)における冷凍及び解凍温度はそれぞれ一10゛C以下及び室温である。
24、硬化したゲル部分と音響的に透明なゲル部分から成る音響カブラの製造方 法であって、少なくとも次のステップより成る:(1)硬化したゲル部分を成型 するだめの第1材料を混合する。ここで該第1材料とは通常材料を第1重量パー センテージ含む硬化したゲル部分と音響的に透明なゲル部分から成る;(2)音 響的に透明なゲル部分を成型するための第2材料を混合する。ここで該第2材料 とは該通常材料を第1重量パーセンテージよりも低い第2重量バーセンヲ・−ジ 含んでいる;(3)該第1材料をゲル状にする。ここで該第1材料を硬化した部 分に成型する工程において、該第1材籾を冷凍し解凍することを1回又はそれ以 上の繰り返しによる;(4)該第2材料を熱し、熱された第2材料を作り;(5 )音響カブラを形成するために該第2材料を硬化したゲル部分と成型された該第 1材料とに成型する工程を通じて、熱された該第2材料を(3)の工程で作られ たゲル状該第1材料に接触させ;そして (6)両材料を1回又はそれ以上の回数繰り返して冷凍し解凍することにより、 熱された該第2材料をゲル状該第1材料と共にゲル状にする。
25、クレーム24による方法であって、その方法において:該通常材料はポリ ビニールアルコールであり;該第1重量パーセンテージは10%又はそれ以上で あり;該第2重量パーセンテージは10%以下であり;(3)における冷却及び 解凍温度はそれぞれ0°C又はそれ以下及び室温であり; (4)における熱された該第1材料の温度は80゛C又はそれ以上であり;そし て (6)における冷凍及び解凍温度はそれぞれO′C又はそれ以下及び室温である 。
ie+、、l+wha: All1+。1.、、.62Cτ/jtε9・′つC εε1国際調査報告 ?C:/;ア89/Coεε: SA 30673

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.超音波プローブと共に用いられ、超音波プローブと音響的に診断する対象表 面との間に配置される音響カプラであり、少なくとも次の構成より成る: 部分的に変えることが出来る硬度及び弾性を持つ音響的に透明なゲル材料で作ら れた本体、その本体は更に少なくとも次の構成より成る: 硬度が小さい該ゲル材料の一部に設けられた超音波プローブに装着される上側表 面; 部分的に大なる硬度と弾性を有する該本体の上側部分に設けられた挿入手段、こ こで該挿入手段は高硬度と高弾性を利用して該本体とプローブを結合させるため のものであり、その結合によりプローブを該本体と共に動かすことが出来、かつ 該本体から取り外すことが出来る; 対象表面に置かれる、硬度小の該ゲル材料の一部である下側表面;と 硬度小の該ゲルを使用した該上側表面と該下側表面の間に設けられた音響的に透 明な通路。 2.クレーム1による音響カプラであって、その音響カプラの該ゲル材料はポリ ビニールアルコールゲルである。 3.超音波プローブと共に用いられ、音響的に診断すべき対象との間に配置され る音響カプラてあり、少なくとも次の構成より成る: 音響的に透明なゲル材料で作られた音響的に透明な本体であり、少なくとも次の 構成より成る:プローブに付けられる上表面; 対象表面にあてられる下表面; 該上表面と該下表面間に設けられた音響的に透明な通路;及び 弾性材料で出来た結合手段であって、それは該本体とプローブを結合するための ものであり、該弾性材料の弾力を利用してプローブを該上側表面に付いた状態に 保ち、プローブを該本体と共に動かすことが出来る。またプローブを該本体から 取り外すためのものであり、該本体の該上側表面近くに作られる。 4.クレーム3による音響カプラであって、その音響カプラの該ゲル材料はシリ コンゲル、パラフィンゲル及びポリビニールアルコールゲルで構成されるグルー プから選ばれる。 5.クレーム3による音響カプラであって、その音響カプラの該弾性材料はシリ コンゴムである。 6.クレーム1による音響カプラてあって、それは更に少なくともプローブに付 けられたストッパーを備えたもので、ストッバーはプローブを該挿入手段に押し 入れたとき、プローブと該挿入手段との間の摩擦を増すためのものであり、かつ プローブから取外しが出来るものである。 7.クレーム6による音響カプラであって、それは少なくともプローブを受け止 めるための受け止め機構を備えたもので、プローブを該挿入手段に押し入れたと き、該ストッパー手段と共に働くものである。 8.クレーム1による音響カプラであって、その音響カプラは更に少なくとも、 該本体から水分が蒸発するのを防ぐためのカバーフィルムを備えたものである。 9.クレーム8による音響カプラであって、該カバーフィルムはシリコンゴム、 ビニールおよびポリエチレンから成るグループから選ばれた材料で作られている 。 10.クレーム3による音響カプラであって、その音響カプラは更に少なくとも 、該本体から水分が蒸発するのを防ぐためのカバーフィルムを備えたものである 。 11.クレーム10による音響カプラてあって、該カバーフィルムはシリコンゴ ム、ビニールおよびポリエチレンから成るグループから選ばれた材料で作られて いる。 12.クレーム1による音響カプラであって、その挿入手段は少なくとも、カプ ラが水中に入れられプローブが該挿入手段に押し入れられたとき、該挿入手段内 の水を該本体から出すための孔を備えたものである。 13.クレーム12による音響カプラであって、その該孔は少なくとも、該挿入 手段の水を該本体から出し、該本体外側の水が該挿入手段の中に入ってくるのを 防ぐためのバルブを備えたものである。 14.クレーム3による音響カプラであって、その該結合手段は少なくとも、カ プラが水中に入れられプローブが該結合手段に押し入れられたとき、該結合手段 の水を該本体から出すための孔を備えたものである。 15.クレーム14による音響カプラであって、その該孔は少なくとも、該結合 手段の水を該本体から出し、該本体外側の水が該結合手段の中に入ってくるのを 防ぐためのバルブを備えたものである。 16.音響カプラを入れておくための容器であって、その音響カプラとは超音波 プローブと共に用いられ、音響的に透明なゲル材料で作られた本体を持ち、プロ ーブを受け入れるために開きかつ保持するために閉まる保持手段を持つものであ り、その容器は少なくとも次の構成より成る: 保持手段を上方に向けるようにプローブを取り付けるための上方に開けられた口 を持つ箱、 開口手段であって、プローブが本体を押圧するまで保持手段を開口状態に保ち、 プローブが保持手段に挿入され本体を押圧すると、保持手段にプローブを支えさ せるように開口状態を解放するものである。 17.硬化したゲル部分と音響的に透明なゲル部分から成る音響カプラの製造方 法であって、少なくとも次のステップより成る:(1)硬化したゲル部分を成型 するための第1材料を混合する、こゝで該第1材料は通常材料を第1重量パーセ ンテージ含む硬化したゲル部分と音響的に透明なゲル部分から成る;(2)音響 的に透明なゲル部分を成型するための第2材料を混合する、こゝで該第2材料は 該通常材料を第1重量パーセンテージよりも低い第2重量パーセンテージ含んで いる;そして (3)該第1材料と該第2材料をゲル状にする。こゝで該第1材料と該第2材料 をそれぞれ硬化した部分と音響的に透明な部分とに成型する過程において、ゲル 状にした結果、それらが結合し、該第1と第2の材料を同時に冷凍し解凍するこ との繰り返しによって音響カプラを形成する。 18.クレーム17による方法であって、その方法において:該通常材料はポリ ビニールアルコールであり;該第1重量パーセンテージは20%又はそれ以上で あり;該第2重量パーセンテージは10%以下であり;(3)における冷凍及び 解凍温度はそれぞれ−20℃以下及び室温であり;そして (3)における冷凍と解凍の繰り返し回数は1回又はそれ以上である。 19.硬化したゲル部分と音響的に透明なゲル部分からなる音響カプラの製造方 法であって、少なくとも次のステップより成る:(1)硬化したゲル部分を成型 するための第1材料を混合する、こゝで該第1材料は通常材料を第1重量パーセ ンテージ含む硬化したゲル部分と音響的に透明なゲル部分から成る;(2)音響 的に透明なゲル部分を成型するための第2材料を混合する、こゝで該第2材料は 該通常材料を第1重量パーセンテージよりも低い第2重量パーセンテージ含んで いる;(3)該第2材料をゲル状にする、こゝで該第2材料を音響的に透明な部 分に成型する過程において、該第2材料を1回冷凍し解凍することによってゲル 状になった第2材料が出来る;(4)該第1材料を熱し、熱された第1材料を作 り;(5)音響カプラを形成するために該第1材料を硬化したゲル部分と成型さ れた該第2材料とに成型する過程を通じて、熱された該第1材料を(3)の過程 で作られたゲル状該第2材料に接触させ;そして (6)両材料を1回冷凍し解凍することにより、熱された該第1材料をゲル状該 第2材料と共にゲル状にする。 20.クレーム19による方法であって、その方法において:該通常材料はポリ ビニールアルコールであり;該第1重量パーセンテージは20%又はそれ以上で あり;該第2重量パーセンテージは10%以下であり;(3)における冷凍及び 解凍温度はそれぞれ−20℃以下及び室温であり; 熱された該第1材料の温度は80℃以上であり;そして(6)における冷凍及び 解凍温度はそれぞれ−10℃以下及び室温である。 21.硬化したゲル部分と音響的に透明なゲル部分から成る音響カプラの製造方 法てあって、少なくとも次のステップより成る:(1)硬化したゲル部分を成型 するための第1材料を混合する、こゝて該第1材料は通常材料を第1重量パーセ ンテージ含む硬化したゲル部分と音響的に透明なゲル部分から成る;(2)音響 的に透明なゲル部分を成型するための第2材料を混合する、こゝで該第2材料は 該通常材料を第1重量パーセンテージと同じかそれよりも低い第2重量パーセン テージ含んでいる; (3)該第1材料をゲル状にする、こゝで該第1材料を硬化した部分に成型する 過程において、該第1材料を1回又は1回以上繰り返し、冷凍と解凍することに よってゲル状になった第2材料が出来る; (4)該第2材料を熱し、熱された第2材料を作り;(5)音響カプラを形成す るために該第2材料を硬化したゲル部分と成型された該第1材料とに成型する過 程を通じて、熱された該第2材料を(3)の過程で作られたゲル状該第1材料に 接触させ;そして (6)両材料を1回冷凍し解凍することにより、熱された該第2材料をゲル状該 第1材料と共にゲル状にする。 22.クレーム21による方法であって、その方法において:該通常材料はポリ ビニールアルコールであり;該第1重量パーセンテージは10%又はそれ以上で あり;該第2重量パーセンテージは10%以下であり;(3)における冷却及び 解凍温度はそれぞれ0℃又はそれ以下及び室温であり; (4)における熱されたゲル状材料の温度は80℃又はそれ以上であり;そして (6)における冷却及び解凍温度はそれぞれ0℃又はそれ以下及び室温である; 発明の詳細な説明
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