以下に、本発明の好ましい実施の形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態にかかわるリモート撮影システム構成図である。
(実施例1)
以下に、本発明の実施の形態を示す実施例1を表す。
図1に交換レンズ式の撮像装置2の概略図を示す。
交換可能なレンズ1は、一般的に、焦点距離を可変するためのズームレンズ11、明るさを制御するための絞り機構12、被写体にピントを合わせるためのフォーカスレンズ13を有している。また、この交換式レンズ1は、レンズ側のマウント14が撮像装置2のマウント部27と機械的に接合することができる様になっている。撮像装置2は、レンズを通過してきた光を21のハーフミラーで反射させ、ピント板24の位置で結像させる。ピント板24で結像した光は、プリズム25で反転され、接眼レンズ26を通して正立像として観測できる。
また、撮影時には、ハーフミラー21が跳ね上がり、シャッター22が開き、レンズ1を通過してきた光が、撮像素子23に結像する。
交換可能なレンズ1のマウント部14には、接点群15が組み込まれている。この接点群15は、撮像装置2本体から、電源を供給し、通信を行うための接点(不図示)である。接点群15としては、電源、グランド、送信、受信、クロックなどの用途にそれぞれ分かれている。
この交換可能なレンズ1のマウント部14は、撮像装置2のマウント部27と接合することによって、マウント部14にある接点群15とマウント部27にある接点群28の中の接続端子が各々つながる。
その結果、接続端子を経由して撮像装置2から、交換可能なレンズ1に電源が供給され、交換可能なレンズ1と撮像装置2の間で通信が開始される。
また、42は通信インターフェースであり、図1では、撮像装置2と表示制御装置10とが通信インターフェース42を介して接続される。
次に、図2に撮像装置2の内部のブロック構成について示す。
撮像素子23は、CCDやCMOSのようなセンサーであり、レンズ1を介して撮像素子23に結像した光は、撮像素子23内の各画素において,入射光量に応じた量の電荷に変換される。タイミングジェネレータ32が発生させる信号は、撮像素子23を駆動し、センサーに蓄積した電荷を伝送し、順次電圧信号に変換される。変換された電圧信号は、相関二重サンプリング30(以下CDSと呼ぶ)でサンプリングされ,A/D変換器31でデジタル信号に変換される。デジタル信号に変換された画像データは、IC33に入力され、まず、データに対してホワイトバランスのためのパラメータを算出するためのWB回路33aに入り、35のメモリ1にいったん格納され、必要に応じてデータの処理が実行される。
ライブビュー表示時には、ハーフミラー21が跳ね上げ、シャッター22を開き、レンズ1を通過してきた光が、撮像素子23に結像する。撮影された画像データを37のメモリ2に保存し、VRAM40へライブビュー画像を書き込み、ディスプレイ制御用のビデオIC41により、撮像装置2に設置される背面ディスプレイ43へライブビュー表示を行う。ライブビュー表示は撮影された画像を一定間隔で更新し、光学ファインダーを通して行う撮影対象の確認を代替する。ユーザは、このライブビューを背面ディスプレイ43で確認し、所望のタイミングでレリーズボタン40を操作することにより、撮影行うことができる。
CPU36につながるスイッチ40は、レリーズスイッチである。レリーズスイッチは押されていない状態と、押しボタンを可動端まで押しこむ全押し状態(SW2)と、その中間の半押し状態(SW1)とを有する。レリーズスイッチがSW1の状態となると、CPU36から撮影準備処理の開始命令すなわち撮影準備命令が出力され、オートフォーカス合わせや自動露出制御や自動ホワイトバランス等の撮影設定の調整といった撮影準備動作が実行される。つまり、WB回路33aによってホワイトバランス調整のためのパラメータの算出を行ったり、CPU36またはIC33において、自動フォーカス合わせや自動露出合わせのための演算や撮影準備制御を行う。そして、その演算結果に合わせて、画像処理回路33bでのデータの処理やレンズ1を調整することで、自動フォーカス合わせや自動露出合わせ等の撮影準備処理を実行する。SW1で撮影準備動作を行った後、さらにレリーズスイッチがSW2の状態に操作されると、CPU36は撮影動作の開始命令を出力して撮影制御を行い、後述の撮影動作が実行され、外部メモリ39に画像が書き込まれる。連写撮影モードが設定されている場合は、レリーズスイッチがSW2の状態の場合、撮影動作は、レリーズスイッチは押されていない状態、または、SW1の状態になるまで、繰り返し行われる。つまり、レリーズスイッチがSW2の状態が続く限り、連写撮影が行われ、連続して複数の画像が撮影される。レリーズスイッチがSW2の状態から、それ以外、つまり、SW1または押されていない状態に変化すると、CPU36は撮影停止命令を出力し、連写撮影動作が終了する。
撮影動作時には、35のメモリ1に格納されたデータは、再びIC33に入力され、以下のような3つの画像処理を施される。まず、デジタル信号に変換された画像データは、そのままロスレス圧縮(可逆圧縮)をかけるロスレス圧縮回路33dにおいてロスレス圧縮されたRAWデータに変換されCPUバス34に送り出される。また、デジタル信号に変換された画像データはCPUバス34に送られる。最後に、jpeg圧縮するための画像を作るために、画像処理回路33bにおいて画像処理を施され、その結果出力されるYcbCrは、ラスタブロック変換されて、jpeg圧縮回路33eでjpeg圧縮をされて、CPUバス34に送られる。CPU36は、撮影された画像データでCPUバス34に出力された画像データを一度35のメモリ1に格納し、インターフェース回路38を介して外部メモリ39に最終的に書き込む。
CPU36は、電源が投入された直後には、37のメモリの内部のプログラムに従い、撮像装置2を初期化し、交換レンズと通信を行う。CPU36は、37のメモリ2から読み出したプログラムに従って、撮像装置2の各ブロックを制御し、各処理を実行する。後述するフローについても、読み台したプログラムに基づいてCPU36が各ブロックの動作を制御することにより実現される。
42は通信インターフェースであり、図1では、撮像装置2と表示制御装置10とが通信インターフェース42を介して接続され、通信インターフェース42を介して画像データ等の各種データやコマンド(命令信号)等の送受信を行う。撮像装置2は、SW2に応じてCPU36から出力される撮影動作の開始命令に応じて撮影動作を実行するだけでなく、通信インターフェース42を介して表示制御装置100から受信した撮影動作の開始命令に応答して撮影動作を実行するように構成されている。また、撮影準備動作も同様に、表示制御装置から撮影準備動作の開始命令を受信したことに応じて、撮影準備動作を実行するように構成されている。このような構成により、撮影装置2以外の外部装置から撮影の指示を行うリモート撮影を行うことが可能である。また、外部の表示制御装置を用いてリモート撮影を行う場合、ライブビュー画像を周期的に通信I/F42を介して表示制御装置に送信し、表示制御装置側でライブビュー画像を確認しながら撮影操作を行うことを可能とするように構成するとよい。
図3に、本発明を適用可能な表示制御装置100の構成の一例を示す。表示制御装置100は、パーソナルコンピュータまたはスマートフォン(以下、PC)等で構成される。
図3において、内部バス150に対してCPU101、メモリ102、不揮発性メモリ103、画像処理部104、ディスプレイ105、操作部106、記録媒体I/F107、通信I/F109が接続されている。内部バス150に接続される各部は、内部バス150を介して互いにデータのやりとりを行うことができるようにされている。
メモリ102は、例えばRAM(半導体素子を利用した揮発性のメモリなど)からなる。CPU101は、例えば不揮発性メモリ103に格納されるプログラムに従い、メモリ102をワークメモリとして用いて、表示制御装置100の各部を制御する。後述の処理は、不揮発性103メモリから読み出したプログラムに基づいてCPU101が各部を制御することにより実現される。不揮発性メモリ103には、画像データや音声データ、その他のデータ、CPU101が動作するための各種プログラムなどが格納される。不揮発性メモリ103は例えばハードディスク(HD)やROMなどで構成される。
画像処理部104は、CPU101の制御に基づいて、不揮発性メモリ103や記録媒体108に格納された画像データや、通信I/F110を介して取得した画像データなどに対して各種画像処理を施す。画像処理部104が行う画像処理には、A/D変換処理、D/A変換処理、画像データの符号化処理、圧縮処理、デコード処理、拡大/縮小処理(リサイズ)、ノイズ低減処理、色変換処理などが含まれる。画像処理部104は特定の画像処理を施すための専用の回路ブロックで構成しても良い。また、画像処理の種別によっては画像処理部104を用いずにCPU101がプログラムに従って画像処理を施すことも可能である。
ディスプレイ105は、CPU101の制御に基づいて、画像やGUI(Graphical User Interface)を構成するGUI画面などを表示する。CPU101は、プログラムに従い表示制御信号を生成し、ディスプレイ105に表示するための映像信号を生成してディスプレイ105に出力するように表示制御装置100の各部を制御する。ディスプレイ105は出力された映像信号に基づいて映像を表示する。なお、表示制御装置100自体が備える構成としてはディスプレイ105に表示させるための映像信号を出力するためのインターフェースまでとし、ディスプレイ105は外付けのモニタ(テレビなど)で構成してもよい。
操作部106は、キーボードなどの文字情報入力デバイスや、マウスやタッチパネルといったポインティングデバイス、ボタン、ダイヤル、ジョイスティック、タッチセンサー、タッチパッドなどを含む、ユーザ操作を受け付けるための入力デバイスである。なお、本実施形態では、ディスプレイ105にタッチパネルが重ね合わせて平面的に構成され、しスプレイ105の表示画面上で接触された位置に応じた座標情報がタッチパネルから出力される。
記憶媒体I/F107は、メモリカードやCD、DVDといった記録媒体108が装着可能とされ、CPU101の制御に基づき、装着された記録媒体108からのデータの読み出しや、当該記録媒体108に対するデータの書き込みを行う。通信I/F109は、外部機器またはインターネットに、有線ケーブルや無線によって接続し、画像データや音声信号、ファイルやコマンドなどの各種データの送受信を行うためのインターフェースである。本実施形態では、通信I/F109を介してライブビュー画像等の画像データを接続されている撮像装置2から受信し、や撮影開始命令、撮影準備開始命令、撮影停止命令などのコマンド等を撮像装置に送信する。
タッチパネルで構成される操作部106は、CPU101はタッチパネルへの以下の操作を検出できる。タッチパネルを指やペンで触れたこと(以下、タッチダウンと称する)。タッチパネルを指やペンで触れている状態であること(以下、タッチオンと称する)。タッチパネルを指やペンで触れたまま移動していること(以下、ムーブと称する)。タッチパネルへ触れていた指やペンを離したこと(以下、タッチアップと称する)。タッチパネルに何も触れていない状態(以下、タッチオフと称する)。これらの操作や、タッチパネル上に指やペンが触れている位置座標は内部バス150を通じてCPU101に通知され、CPU101は通知された情報に基づいてタッチパネル上にどのような操作が行なわれたかを判定する。ムーブについてはタッチパネル上で移動する指やペンの移動方向についても、位置座標の変化に基づいて、タッチパネル上の垂直成分・水平成分毎に判定できる。またタッチパネル上をタッチダウンから一定のムーブを経てタッチアップをしたとき、ストロークを描いたこととする。素早くストロークを描く操作をフリックと呼ぶ。フリックは、タッチパネル上に指を触れたままある程度の距離だけ素早く動かして、そのまま離すといった操作であり、言い換えればタッチパネル上を指ではじくように素早くなぞる操作である。所定距離以上を、所定速度以上でムーブしたことが検出され、そのままタッチアップが検出されるとフリックが行なわれたと判定できる。また、所定距離以上を、所定速度未満でムーブしたことが検出された場合はドラッグが行なわれたと判定するものとする。タッチパネルは、抵抗膜方式や静電容量方式、表面弾性波方式、赤外線方式、電磁誘導方式、画像認識方式、光センサー方式等、様々な方式のタッチパネルのうちいずれの方式のものを用いても良い。
次に、図4〜6を参照して本発明の外部インターフェース38を介して図1中の表示制御装置100と撮像装置2とを接続したリモート撮影システムにおけるリモート撮像制御の方法を説明する。
ライブビュー表示画面の表示は、表示制御装置のディスプレイ105である、タッチパネルディスプレイ51に表示する。前に説明したように、撮像装置2から周期的に撮像したライブビュー取得して、受信した画像をタッチパネルディスプレイ51に表示する。
図4(a)は、リモート撮影時の、表示制御装置100のタッチパネルディスプレイ51の操作・表示画面310の表示例である。表示制御装置100と接続されている撮像装置2がライブビューを開始すると、撮像装置2からライブビュー画像が表示制御装置100へ送信される。そして表示制御装置100の操作・表示画面310に設置されるライブビュー表示画面311に、撮像装置2から取得したライブビュー画像が表示される(リモートライブビュー)。操作・表示画面310への表示は、CPU36が、通信I/F109を介して受信したライブビュー画像や不揮発性メモリ103に記憶されているデータに基づいて表示制御を行うことにより実現される。
操作・表示画面310には、撮影命令を指示するための操作部として、SW2を指示するための操作アイコン313(以下SW2ボタン313)とSW1を指示するための操作アイコン314(以下SW1ボタン314)とをそれぞれ表示する。SW1ボタン314並びにSW2ボタン313は、撮影者がアイコンの表示領域内に触れると、ボタンを押しこんだ表示に変更され、撮影者は機械式ボタンと同様に押したことを認識できるようになっている。
また、SW1ボタン314とSW2ボタン313の配置位置は、片手操作でSW1操作およびSW2操作ができるように、例えば親指の可動領域の範囲に収まるように配置する。また、SW1ボタン314は、SW2ボタン313から離れた位置に配置されているが、SW2ボタン313側へスライドできるように構成されている。図4(a)に示したように、SW1ボタン314のスライド方向を示すガイドライン315を表示することにより、SW1ボタン314がスライド可能であることを明示するとよい。
操作アイコン312(以下、拡大/縮小ボタン312)は、ライブビュー表示画面311の表示領域を拡大および縮小表示を切り替えるための操作部材である。図4(a)に示したようなライブビュー画面311の表示の状態で、拡大/縮小ボタン312を操作すると、図4(b)に示したようなライブビュー画面が拡大した拡大表示となる。ライブビュー画面の拡大にあわせて、SW2ボタン313、SW1ボタン314の配置が変更する。つまり、図4(a)では、SW2ボタンとSW1ボタンが図の縦方向に並び、SW1は縦方向にスライド可能であったが、図4(b)では、SW2ボタンとSW1ボタンが図の横方向に並び、SW1は横方向にスライド可能となる。これは、ライブビュー表示画面311とSW2ボタン313とSW1ボタン314が同じ方向(図の縦方向)に並んで配置されている場合は、ライブビュー表示画面311をSW2ボタン313とSW1ボタン314が並んでいる縦方向に拡大することにより、SW2ボタン313とSW1ボタン314の表示領域が狭まってしまう。そこで、SW2ボタン313とSW1ボタン314とを90度回転し、横方向に並ぶように変更することにより、SW2ボタンとSW1の表示のために必要とする縦方向の領域が減少される。そのため、SW2ボタン313とSW1ボタン314とライブビュー表示画面311を重ねて表示することなく、ライブビュー表示画面311を十分に拡大することができる。ここで、ライブビュー表示画面311とSW2ボタン313とSW1ボタン314が横方向に並んで配置されているときにライブビュー表示画面311を横方向に拡大する場合も同様に、SW2ボタン313とSW1ボタン314を90度回転させて表示するとよい。
表示制御装置100(CPU101)は、撮影者によりSW2ボタン313の位置がタッチ(接触)されたことを検出されると、撮像装置2へ撮影開始命令を送信する。その後、SW2ボタン313から接触が離れたことを検出すると、撮像装置2へ撮影停止命令を送信する。また、SW1ボタン314の位置がタッチされたことを検出されると、撮像装置2へ撮影準備開始命令を送信し、SW1ボタン314から接触が離れたことを検出すると、撮像装置2へ撮影準備停止命令を送信する。さらに、SW1ボタン314については、SW1ボタン314がタッチされた後に、SW1ボタン314をSW2ボタン313の方向へスライドして移動可能である。そこで、SW1ボタン314がタッチされた後には、タッチ位置の移動を検出し、タッチ位置に応じてSW1ボタン314の表示位置を変更する。ここで、SW1ボタン314の表示位置がタッチされた後に、タッチ位置の移動が、SW1ボタン314がスライド可能な方向とは異なる方向に移動された場合は、CPU101は、SW1ボタン314へのタッチが離されたと判断する。SW1ボタン314の位置が撮影者のタッチ操作によって移動され、SW1ボタン314がSW2ボタン313に重なったことを検出した場合は、撮像装置2へ撮影開始命令を送信する。
以上のように、SW1ボタン314をスライドさせてSW2ボタン313へスライドさせて撮影命令を行う一連の動作は、図5(a)に示すような、表示制御装置100を片手で持つことが想定されている。また、親指でSW1ボタン314に触れて撮影準備操作を行い、撮影準備が整ったらSW1ボタンに触れたまま、SW2ボタン313に向かって親指をスライドさせてSW2ボタン313にSW1ボタン314を重ね合わせるようにして撮影命令を行うことが想定されている。
本実施例では片手での操作を示したが、SW1ボタン314、SW2ボタン313は独立した機能を有しているため、両手による操作でも、2本指を用いた操作でも撮影準備操作および、撮影操作を行なってもよい。
図6は本実施例のリモート撮影における表示制御装置100のレリーズ制御のフローチャートである。これらの処理は、CPU101が、不揮発メモリ103から読み出したプログラムに基づいて、図3の各部の制御や演算、データ処理等を行うことにより実現される。
表示制御装置100は、撮像装置2と、インターフェース38を介して接続される。表示制御装置100は、撮像装置2と通信を行い、撮像装置2の内部の撮影設定や現在の状態などの情報を得ることができる。
ステップS101では、表示制御装置100の電源ボタン(不図示)が操作されて、電源ONとなり、表示制御装置100の各部に通電され動作可能な状態となる。
ステップS102では、表示制御装置100は、通信I/F109を介して接続される撮像装置2との通信を開始し、お互いの装置の情報を送受信する。特に、リモート撮影では、表示制御装置側で撮影の指示を行うため、ステップS102では、表示制御装置100は、撮像装置2から現在の設定情報を受信する。ここで、設定情報とは、撮影モードの設定状態やホワイトバランスの設定情報等の撮影設定情報や、ライブビュー状態などの情報である。撮像装置2の設定情報は、撮像装置2を撮影者が操作することにより設定変更された場合、または、表示制御装置100を操作することにより、撮像装置2の設定変更を行った場合に、撮像装置2から表示制御装置100へ更新通知される。
ステップS103では、表示制御装置100は、リモートライブビューの開始を撮像装置2へ通知し、撮像装置2はライブビューを開始する。撮像装置2に、リモートライブビューの開始を通知すると、撮像装置2から表示制御装置100に周期的にライブビュー画像が送信される。
ステップS104では、表示制御装置100は、撮像装置2から取得したライブビュー画像を、タッチパネルディスプレイ51のライブビュー表示画面311に表示し、周期的に受信するライブビュー画像に合わせて、ライブビュー表示を更新する。
ステップS105では、表示制御装置100のCPU101は、タッチパネルディスプレイ51に表示されるSW1ボタン314がタッチされたか否かを判定し、SW1ボタン314がタッチされたことを判定した場合ステップS106へ進む。SW1ボタン314がタッチされていない場合は、ステップS110へ進む。
ステップS105でSW1ボタン314がタッチされたことを検出すると、撮像装置2に撮影準備処理を実行させるために、ステップS106において、通信I/F109を介して、撮像装置2へ撮影準備開始命令を送信し、撮像装置に行い撮影準備を実行させる。その後、ステップS107へ進む。ステップS107では、SW1ボタン314がタッチされた状態でタッチ位置が移動され、SW1ボタンをスライドさせるタッチ操作がなされか否かを判定する。SW1のスライド操作がなされたと判定された場合、ステップS108へ進み、SW1ボタンとSW2ボタンが重なる位置までスライド操作が行われ、スライドされたSW1ボタン314がSWボタン313と重なったか否かを判定する。ステップS107でスライド操作していないと判断された場合、また、ステップS108で、SW1ボタンとSW2ボタンが重なっていないと判定された場合は、ステップS110へ進む。
ステップS108で、SW1ボタンとSW2ボタンが重なったと判定された場合、ステップS109において、SW2ボタンと重なる位置までスライド操作されたSW1ボタン314を元の表示位置へ戻す。そして、ステップS111において、撮像装置2へ撮影開始命令を送信する。つまり、撮影者がSW1ボタンをタッチし、その後SW2に重なるようにSW1をスライドさせるように操作すると、撮像装置2により撮影動作が実行されるようになる。
ここで、S108において、SW1ボタンとSW2ボタンとが重なる位置までSW1がスライドしたかを判定する方法については、SW1ボタンの表示位置およびSW2ボタンの表示位置とを比較して行えばよい。あるいは、SW1ボタンをスライド操作するために検出されたタッチ位置と、予め決められているSW2の表示位置とを比較することにより、SW1ボタンとSW2ボタンとが重なったかの判定を行ってもよい。また、SW1ボタンがスライド操作された場合に、SW1ボタンとSW2ボタンとが重なる場合のタッチ位置を予め決定して不揮発メモリ103に記録しておき、検出したタッチ位置が、予め決められた位置になった場合に、重なっていると判定してもよい。この場合、予め重なる場合のタッチ座標を閾値として記録しておき、SW1のスライド操作のときに検出されたタッチ座標が、閾値を超えたときに、SW1ボタンとSW2ボタンが重なっているとみなして、撮影開始命令を送信するようにするとよい。
また、どのような状態が、SW1ボタンとSW2ボタンとが重なった状態であるかについては、ボタンの表示領域の一部が重なった状態をSW1ボタンとSW2ボタンとが重なったと定義してもよい。また、ボタン表示そのものの重なりではなく、CPU101においてボタンの表示領域と定義される領域が、他方のボタンの表示領域と定義される領域内に含まれた状態をSW1ボタンとSW2ボタンとが重なったと定義してもよい。
ステップS110において、CPU101は、タッチパネルディスプレイ51に表示されるSW2ボタン313がタッチされたか否かを判定する。ステップS100においてタッチされたと判定された場合、ステップS111において、通信I/F109により、撮像装置2に撮影開始命令を送信する。スステップS112では、SW2ボタン313へのタッチが離されたか否かを判定する。タッチが離された場合には、ステップS113において、撮影停止命令を撮像装置2に送信する。つまり、SW2ボタンがタッチされている間は、撮像装置2において連続的に撮影動作が行われる。
ステップS115では、CPU101は、タッチパネルディスプレイ51に表示されるSW1ボタン314へのタッチが離されたか否かを判定する。SW1ボタンへのタッチが離されたと判定された場合は、SW1ステップS114において、撮影準備停止命令を撮像装置2へ送信する。つまり、SW1ボタンへのタッチが離されたことに応じて、撮像装置2での撮影準備動作が停止される。
リモート撮影中は、ステップS106〜ステップS115の処理が繰り返し行われる。
ステップS116では、操作・表示画面301閉じ撮像装置2へライブビューの終了を通知し、リモートライブビューを終了する。
ステップS117にて通信が切断された場合、ステップS118にて電源をOFFし終了する。
このように、本実施例によると、SW1ボタンと、SW2ボタンを個別に設けて表示することにより、撮影準備操作の指示と撮影動作の指示とが個別で行えるようになる。さらに、SW1ボタンをスライド操作させてSW2ボタンに重ねることにより撮影動作の指示が可能であるので、手振れが発生し難く、かつ、操作性の良い操作で撮影準備動作から撮影動作への指示が可能となる。
また、本実施例では、SW1ボタンとSW2ボタンが重なった場合に、S109において、SW1ボタン314を元の表示位置へ戻し、撮影は1枚撮影しか行われない。しかし、S109のように、SW1ボタン314を元の表示位置へ戻さずに、SW1ボタンがSW2ボタンはと重なっていると判定される間は、撮影装置2による撮影動作が継続され、連写撮影が行えるように構成してもよい。この場合、SW1ボタンとSW2ボタンが重ならなくなったことを検出したことに応じて、撮影停止命令を撮像装置2に送信し、連続撮影の停止の指示を通知する。
(実施例2)
次に、本発明のリモート撮影における第2の実施例について説明する。本実施例は、実施例1とシステム構成、装置構成は同じである。また、実施例1で説明したものと同等の処理については、詳細な説明を省略して説明する。
実施例1では、SW2ボタン313の制御方法として、撮影者がSW2ボタン313の操作を維持している間のみ撮像装置2への撮影命令を維持する。実施例2では、SW2ボタン313を押した状態を保持するロック機構を設け、バルブ撮影などの長時間レリーズを保持する場合において、撮影者が長時間操作状態を維持しなくとも、撮影が継続できるようにする。
図5(b)は、実施例2で示すリモートレリーズ関連部材の構成図である。SW2ボタン313をロックし状態保持する領域(以下、ロックエリア)を、図5(b)で示すような状態保持領域が撮影者に判別できるような表示形態で示す。撮影者はSW2ボタン313をロックエリア316へスライドすることが可能であり、SW2ボタン313がロックエリア316へ重なった際に、図5(c)で示したようなSW2ボタン313が押しこまれた状態(ロック状態)となり、以後その状態を保持する。さらに、撮影者がSW2ボタン313から指を離しても、撮像装置2へ撮影停止命令を送らず、撮影命令を維持する。SW2ボタン313がロック状態で、撮影者がSW2ボタン313を押すなどの解除操作を行うと、撮像装置2へ撮影停止命令を送り、撮影を停止する。
図5は本実施例のリモートレリーズ制御フローチャートであり、実施例1で示したフローチャートと異なる部分(図6のS105〜S115に対応する部分)についてのみ示している。
ステップS201では、SW1ボタン314がタッチされたかを判定し、タッチされたことを判定した場合ステップS202へ進む。タッチされていなければステップS206へ進む。ステップS202では、撮像装置2へ撮影準備開始命令を送信し、ステップS203へ進む。
ステップS203では、SW1ボタン314のスライド操作がされたか否かを判定し、スライド操作されたと判定した場合ステップS204へ進み、スライド操作でない場合はステップS206へ進む。
ステップS204では、スライドしたSW1ボタン314がSWボタン313と重なったか否かを判断し、重なっていなかった場合ステップS206へ進み、重なっていた場合ステップS205へ進む。ステップS205では、スライドしたSW1ボタン314を元の表示位置へ戻し、ステップS207へ進む。
ステップS206では、SW2ボタン313がタッチされたか否かを判定し、タッチされたと判定した場合ステップS207へ進み、タッチされていない場合ステップS211へ進む。
ステップS207では、撮像装置2へ撮影開始命令を送信し、ステップS208に進む。
ステップS208では、SW2ボタン313のスライド操作がされたか否かを判定し、スライドされたと判定し場合ステップS209へ進み、スライド操作でない場合はステップS211へ進む。
ステップS209では、スライドされたSW2ボタン313がロックエリア316と重なったか否かを判断し、重なっていないと判定された場合ステップS211へ進み、重なったと判定された場合ステップS210へ進む。
ステップS210では、スライドしたSW2ボタン313をロックして撮影を維持し、ステップS211へ進む。
ステップS211では、SW2ボタン313がロック中であるか否かを判定し、SW2ボタン313がロック中であれば、ステップS212へ進み、ロック中でなければステップ215へ進む。
ステップS212では、SW2ボタンがロック位置ではない位置にスライド操作で移動され、SW2ボタン313のロックを解除したか否かを判定し、ロックが解除さたと判定された場合はステップS213へ進み、解除されていなければステップS217へ進む。
ステップS213では、SW2ボタン313を元の位置へ戻して表示させ、ステップS216へ進む。
ステップS215では、SW2ボタン313へのタッチが離されたか否かを判定し、離されたと判定された場合ステップS216へ進み、離されていない場合ステップS217へ進む。
ステップS216では撮像装置2へ撮影停止命令を送りステップS217へ進む。
ステップS217では、SW1ボタン314が離されたか否かを判定し、離されたと判定した場合ステップS218へ進み、離されていない場合ステップS201へ戻りユーザ操作(オペレーション)を判断する。
ステップS218では、撮像装置2へ撮影準備停止命令を送り、ステップS201へ戻りユーザ操作(オペレーション)を判断する。
(実施例3)
実施例1の表示制御装置100では、図4のようなリモート撮影用の操作・表示画面を有していた。しかし、本実施例の表示制御装置100では、複数の操作・表示画面を有している。撮影者が、操作・表示画面の表示モード切替え操作を行うことで、実施例1のような操作・表示画面(図4)と、図8のような撮影用表示画面を切替え可能とする。さらに、実施例2のような操作・表示画面も切替え可能に構成してもよい。
本実施例で適応するリモート撮影時の表示制御装置100の表示画面について図8を参照して説明する。実施例1と同じ役割を有するものについては同じ符号を付して説明を省略する。
図8(a)は、本実施例での操作・表示画面であり、実施例1のSW1ボタン314、SW2ボタン313の代わりに、レリーズボタン511のみが表示されている。
図8(a)の操作・表示画面では、レリーズボタン511へのタッチにより、撮影準備動作の指示が可能であり、レリーズボタン511へのタッチを離すことにより、撮影動作の指示が可能である。レリーズボタン511がタッチされたことをCPU101が検出すると撮影準備開始指示を撮像装置2送信し、レリーズボタン511へのタッチ離されたことを検出すると、撮影開始指示(1枚撮影)を撮像装置2に送信することにより実現する。
レリーズボタン511へのタッチにより、撮像装置2での撮影準備動作および撮影動作を一括して行うように構成してもよい。
通常、レリーズスイッチは1つである。そのため、図8(a)のほうが、撮影者にとって操作性がよい場合も考えられるため、本実施例では、このような操作・表示画面を用意し、ユーザの設定により切替え可能とする。
また、図8(b)のように操作。表示画面を構成してもよい。図8(b)では、ライブビュー表示画面311をタッチすることにより、タッチした位置に対応する位置に合わせて撮影準備動作を行うように指示することができる。そして、ライブビュー表示画面311へのタッチを離すことで、撮影動作を行うように指示することができる。
CPU101が、ライブビュー表示画面311へのタッチを検出すると、タッチされた位置に対応するライブビュー画面中の位置の情報と、撮影準備開始命令を撮像装置2に送信する。そして、タッチ位置に枠512を表示させ、撮影準備の基準となる領域を撮影者に通知する。そして、タッチが離されたことを検出すると、撮像装置2に撮影命令を送信する。
このように、複数の操作・表示画面を用意し、撮影者の操作により切替え可能とすることで、さらにユーザビリティの高い表示制御装置を提供することができる。
(その他の実施例)
以上、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。上述の実施形態の一部を適宜組み合わせてもよい。
上述の実施例では、撮像装置2と表示制御装置100とから構成されるリモート撮影システムにおいて本発明を実現する場合について説明したが、システム構成はこれに限られない。さらに多数の装置によりシステムを構成してもよい。また、本発明は。リモート撮影システムに限定されず、タッチパネルディスプレイを有する撮像装置に適応してもよい。その場合、撮像装置のCPUが撮像装置の各部を制御することにより、図6,7のフローチャートを実現する。そして、フローチャートにおいて、リモートライブビュー表示は通常のライブビュー表示を行い、各種命令の送信は、撮像装置のCPUがTG32やIC33に送信することにより、撮像装置での撮影動作や撮影準備動作を制御するように構成するとよい。
また、上述の実施例では、SW1、SW2をボタンとして表示したが、他の表示アイテムでもよい。ボタンではなく、専用のアイコンを表示させてもよいし、他の形状の表示物を表示させてもよい。
また、上述の実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムを、記録媒体から直接、或いは有線/無線通信を用いてプログラムを実行可能なコンピュータを有するシステム又は装置に供給し、そのプログラムを実行する場合も本発明に含む。
従って、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、該コンピュータに供給、インストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も本発明に含まれる。
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等、プログラムの形態を問わない。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、ハードディスク、磁気テープ等の磁気記録媒体、光/光磁気記憶媒体、不揮発性の半導体メモリでもよい。
また、プログラムの供給方法としては、コンピュータネットワーク上のサーバに本発明を形成するコンピュータプログラムを記憶し、接続のあったクライアントコンピュータはがコンピュータプログラムをダウンロードしてプログラムするような方法も考えられる。