JP6218138B2 - 撮影装置 - Google Patents
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Description
インテグラルフォトグラフィ方式においては、インテグラルフォトグラフィ方式で撮影し、この光線情報を伝送する立体画像装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。この立体画像装置は、レンズ作用を有する複数の光ファイバを用いるものである。この立体画像装置によれば、撮像素子の前面に光ファイバ群の端面が設けられることにより、複数のレンズの撮像素子側にレンズごとの遮光壁が設けられたのと同等の作用が得られる。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、隣接するレンズからの光線の混入を防止する、撮影装置を提供することである。
[2]上記[1]記載の撮影装置において、前記遮光部は、レンズの縁を囲み、且つ光軸方向に延在して設けられる光学障壁である。
[3]上記[2]記載の撮影装置において、前記光学障壁は、両端部の径が同一である円筒であり、前記円筒の中心軸方向の長さを、前記レンズの主点から前記撮像面までの距離と同一にしたものである。
[4]上記[1]記載の撮影装置において、前記遮光部は、前記レンズの光軸を中心とした開口部を有する絞りである。
[5]上記[4]記載の撮影装置において、前記絞りは、前記レンズの光軸上、前記レンズの主点から焦点距離だけ離間した位置に設けられたピンホールである。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1実施形態である撮影装置の、インテグラルフォトグラフィ画像データを得るための構成を模式的に示した側面図である。同図に示すように、撮影装置1は、撮像部10と、レンズアレイ20と、遮光部アレイ30とを備える。
図5は、本発明の第2実施形態である撮影装置における、単一のレンズおよび遮光部をY軸およびZ軸に平行で且つ光軸を含む面で切った場合の断面図である。同図に示すように、遮光部3aは、第1実施形態における遮光部3と同等の形状および部材により実現される。第2実施形態では、絞り31が、レンズ2に対して、撮像部10と反対側に設けられた遮光部3aに内接して設けられる。光軸O(オー)の方向から見た場合、絞り31は、光軸O(オー)を中心とした直径DAの円形開口部である。また、同図に示すように、絞り31は、その開口部がレンズ2の主点から被写体側に距離LAだけ離れた位置になるよう設けられる。
すなわち、第2実施形態である撮影装置によれば、隣接するレンズ2において光学像の重複による干渉を防止するとともに、被写界深度が深いインテグラルフォトグラフィ画像データを得ることができる。
また、絞り31をZ軸方向に可動に設けてもよいし、円形開口部の大きさを径方向に変更可能にしてもよい。
図6は、本発明の第3実施形態である撮影装置における、単一のレンズおよび遮光部をY軸およびZ軸に平行で且つ光軸を含む面で切った場合の断面図である。同図に示すように、遮光部3bは、第1実施形態における遮光部3と同等の形状および部材により実現される。第3実施形態では、ピンホール32が、レンズ2に対して、撮像部10と反対側の光軸上であって、レンズ2の主点から焦点距離fだけ離間した位置(前焦点位置)に設けられる。すなわち、第3実施形態である撮影装置は、像側テレセントリック光学系を実現する。
上記の第1実施形態から第3実施形態は、複数のレンズ2を正方格子状に配置させたレンズアレイ20を用いる例であった。これ以外にも、複数のレンズを行ごとに半ピッチ分だけ列方向にずらすデルタ配置(俵積み配置)としてもよい(図7および図8参照)。
図7は、複数のレンズがデルタ配置されたレンズアレイの正面図である。同図に示すように、レンズアレイ20aの行単位でのX軸方向のレンズのピッチはPである。そして、レンズアレイ20aでは、行ごとに列方向に(P/2)分ずらしてレンズを配置する。また、Y軸方向のレンズのピッチは、((√3)・P)/2である。
図8は、複数のレンズが正方千鳥状に配置されたレンズアレイの正面図である。同図に示すように、レンズアレイ20bの行単位でのX軸方向のレンズのピッチはPである。そして、レンズアレイ20bでは、行ごとに列方向に(P/2)分ずらしてレンズを配置する。また、Y軸方向のレンズのピッチは、Pである。
この構成により、レンズを透過した光線が、当該レンズに隣接するレンズを透過した光線と交わることがなくなる。すなわち、実施形態である撮像装置は、隣接する光学像の干渉を防止することができる。
この構成により、撮影装置は、隣接する光学像同士が干渉しないための光線の入射角を最大にすることができる。
この構成により、撮影装置は、隣接する光学像同士の干渉を防止するとともに、被写界深度が深いインテグラルフォトグラフィ画像データを得ることができる。
この構成により、レンズから出射した光線が光軸と並行となり、撮像面における光学像の大きさがレンズの大きさ(直径)に制限され、隣接する光学像同士の干渉が避けられる。
Claims (2)
- 撮像部と、
前記撮像部の撮像面に対して平行または前記撮像面に一致する一平面に、焦平面を一致させて配置した複数のレンズと、
前記複数のレンズに対して前記撮像面と反対側であって、前記複数のレンズそれぞれに対応させて設けた遮光部と、
を備え、
前記遮光部は、レンズの縁を囲み、且つ光軸方向に延在して設けられる光学障壁であり、
前記光学障壁は、両端部の径が同一である円筒であり、前記円筒の中心軸方向の長さを、前記レンズの主点から前記撮像面までの距離と同一にしたものである、
撮影装置。 - 撮像部と、
前記撮像部の撮像面に対して平行または前記撮像面に一致する一平面に、焦平面を一致させて配置した複数のレンズと、
前記複数のレンズに対して前記撮像面と反対側であって、前記複数のレンズそれぞれに対応させて設けた遮光部と、
を備え、
前記遮光部は、前記レンズの光軸を中心とした開口部を有する絞りであり、
前記絞りは、前記レンズの光軸上、前記レンズの主点から焦点距離だけ離間した位置に設けられたピンホールである、
撮影装置。
Priority Applications (1)
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JP2013250440A JP6218138B2 (ja) | 2013-12-03 | 2013-12-03 | 撮影装置 |
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JP2013250440A JP6218138B2 (ja) | 2013-12-03 | 2013-12-03 | 撮影装置 |
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JP2015109511A JP2015109511A (ja) | 2015-06-11 |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2013250440A Active JP6218138B2 (ja) | 2013-12-03 | 2013-12-03 | 撮影装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP6218138B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2010028289A (ja) * | 2008-07-16 | 2010-02-04 | Panasonic Corp | 撮像装置 |
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2013
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JP2015109511A (ja) | 2015-06-11 |
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