JP6217318B2 - ファイル管理装置及びプログラム - Google Patents

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本発明は、ファイル管理装置及びプログラムに関する。
ワークスペースを持つファイル管理装置においてファイルを管理する際、ユーザは、ファイルを意味毎、例えば仕様書なら仕様書という属性毎、あるいはプロジェクト毎にまとめてワークスペース上に配置することで、位置と意味とを対応付けてグループを形成している。このようなファイルの管理状況においてファイルを移動させる場合、移動対象のファイルのアイコンにドラッグ&ドロップ操作を行うことによって当該ファイルを他のグループに移動させる。移動先のグループが画面上に表示されていない場合、ドラッグした状態のまま移動先のグループが存在する方向の画面の端までアイコンを移動させワークスペースをスクロールし、移動先のグループを画面表示させてからドロップする。
特開2010−205155号公報 特開2013−3597号公報 特開2012−32945号公報
本発明は、従来に比して、対応するファイル特定情報の作業空間上における位置によってグループに分類されているファイルをグループ間移動させる際の操作性の向上を図ることを目的とする。
本発明に係るファイル管理装置は、作業空間におけるファイルの位置に応じて、前記ファイルが複数のグループに分類されている前記作業空間の少なくとも一部が表示された状態で、ユーザが前記作業空間内のファイルを移動させる操作をした場合、当該ファイルに対する移動操作の大きさに応じて当該ファイルの移動先とするグループを表示するよう制御する表示制御手段と、所定の移動確定操作があった場合、該ファイルを前記表示制御手段により表示するよう制御されたグループ移動する移動手段と、を有することを特徴とする。
また、前記移動操作の大きさは、移動速度または移動加速度であることを特徴とする。
また、前記表示制御手段は、前記移動速度または前記移動加速度がある一定の閾値未満の場合は、前記ファイルに対して近い位置にあるグループを移動先であるグループとして表示するよう制御し、前記移動速度または前記移動加速度がある一定の閾値以上の場合は、前記ファイルに対して遠い位置にあるグループを移動先であるグループとして表示するよう制御することを特徴とする。
また、前記移動操作の大きさは、移動操作の程度であり、前記表示制御手段は、ファイルが階層化された複数のグループに分類されている場合、前記移動操作の程度に応じて移動先が上位層のグループか下位層のグループかを表示するよう制御することを特徴とする。
本発明に係るプログラムは、コンピュータを、作業空間におけるファイルの位置に応じて、前記ファイルが複数のグループに分類されている前記作業空間の少なくとも一部が表示された状態で、ユーザが前記作業空間内のファイルを移動させる操作をした場合、当該ファイルに対する移動操作の大きさに応じて当該ファイルの移動先とするグループを表示するよう制御する表示制御手段、所定の移動確定操作があった場合、該ファイルを前記表示制御手段により表示するよう制御されたグループ移動する移動手段、として機能させるためのものである。
請求項1に記載の発明によれば、従来に比して、対応するファイル特定情報の作業空間上における位置によってグループに分類されているファイルをグループ間移動させる際の操作性の向上を図ることができる。
請求項2,3に記載の発明によれば、移動操作の移動速度または移動加速度に応じて当該ファイルの移動先とするグループを表示するよう制御することができる。
請求項に記載の発明によれば、ファイルが階層化された複数のグループに分類されている場合でも、移動操作の程度に応じて移動先となるグループを表示するよう制御することができる。
請求項に記載の発明によれば、従来に比して、対応するファイル特定情報の作業空間上における位置によってグループに分類されているファイルをグループ間移動させる際の操作性の向上を図ることができる。
本発明に係るファイル管理装置の一実施の形態である携帯端末を示したブロック構成図である。 実施の形態1における携帯端末とワークスペースとの関係を示す概念図である。 実施の形態1における携帯端末を形成するコンピュータのハードウェア構成図である。 実施の形態1におけるファイル管理情報記憶部に記憶されるファイル管理情報のデータ構成例を示す図である。 実施の形態1におけるグループ管理情報記憶部に記憶されるグループ管理情報のデータ構成例を示す図である。 図2に示した携帯端末において、ユーザによるアイコンの移動操作方向を示す図である。 実施の形態1におけるファイルの移動処理を示すフローチャートである。 実施の形態2においてファイルを格納する階層化されたグループの関係を示す図である。 実施の形態2においてユーザによるアイコンの移動操作方向とグループとの位置関係を示す図である。
以下、図面に基づいて、本発明の好適な実施の形態について説明する。
実施の形態1.
図1は、本発明に係るファイル管理装置の一実施の形態である携帯端末10を示したブロック構成図である。図2は、本実施の形態における携帯端末10とワークスペース20との関係を示す概念図である。
本実施の形態における携帯端末10は、ファイルを、ファイルに対する作業空間であるワークスペース20を用いて管理する。ファイルを特定するファイル特定情報としてアイコンがワークスペース20上に表示され、各アイコンの表示位置で当該ファイルが管理される。一般に、ワークスペース20を利用してファイル管理を行う場合、仕様書なら仕様書、あるいはプロジェクト単位などという意味毎にまとめて各ファイルのアイコンをワークスペース20上に配置する。このように、ファイルは、ワークスペース20における位置と意味とが対応付けられてグループ管理される。図2には、ワークスペース20にグループA〜Gが形成されている。
本実施の形態では、ファイル管理装置をスマートフォンなどの携帯端末10で実現することを想定している。スマートフォンなどの携帯端末10は、一般に画面サイズが小さく、ワークスペース20の大きさに対して表示範囲が相対的に小さい。従って、ワークスペース20全体を画面表示することはできない。ワークスペース20全体というよりむしろ、ワークスペース20上のアイコンをグループ化して形成された一グループ程度の範囲でしか表示できない。図2には、グループA〜GのうちグループAのみが表示されている例が示されている。携帯端末10は、基本的に指先やタッチペン等の操作手段を使ってユーザに操作させるユーザインタフェースを有する。本実施の形態では、指先で操作する場合を例にして説明する。
図3は、本実施の形態における携帯端末10を形成するコンピュータのハードウェア構成図である。本実施の形態において携帯端末10を形成するサーバコンピュータは、従前から存在する汎用的なハードウェア構成で実現できる。すなわち、コンピュータは、図3に示したようにCPU1、ROM2、RAM3、ハードディスクドライブ(HDD)4、ユーザにより入力操作され、また情報の表示を行うユーザインタフェースである操作パネル5、通信手段として設けられたネットワークインタフェース(IF)6を内部バス7に接続して構成される。
図1に戻り、本実施の形態における携帯端末10は、操作検出部11、移動先特定部12、表示制御部13、ファイル管理部14、グループ管理部15、制御部16、ファイル管理情報記憶部17及びグループ管理情報記憶部18を有している。操作検出部11は、ドラッグ&ドロップ操作、スワイプ操作、フリック操作等操作パネル5に対するユーザ操作を検出する。操作検出部11はまた、スワイプ操作等ユーザ操作が指先を移動させる操作をした場合、その指先の移動方向、移動速度、移動加速度を含む移動操作に関する情報を求める。移動先特定部12は、特定手段として設けられ、携帯端末10の画面(操作パネル5)に表示されたワークスペース20上のアイコンに対するユーザによる操作が当該アイコンを移動させる操作であった場合、当該アイコンに対する移動操作方向に応じて当該アイコンに対応するファイルの移動先とするグループを特定する。
表示制御部13は、操作パネル5への表示の制御を行う。特に、本実施の形態における表示制御部13は、ユーザによる当該アイコンに対する移動操作後、所定の移動確定操作前に、移動先特定部12により特定されたグループに属するファイルに対応するアイコンを操作パネル5に表示するよう表示制御を行う。また、移動先特定部12により特定されたグループに属するファイルに対応するアイコンを操作パネル5に表示させた後、所定のキャンセル操作(移動中止操作)に応じて操作パネル5の表示を元に戻すよう表示制御を行う。
本実施の形態における携帯端末10は、前述したようにファイルをワークスペース20を用いてグループ管理するが、ファイル管理部14は、ファイル管理情報記憶部17を利用してワークスペース20上におけるファイルの位置等ワークスペース20を用いて管理されるファイルを管理する。また、グループ管理部15は、グループ管理情報記憶部18を利用してファイルのグループ管理を行う。制御部16は、前述した各構成要素11〜15と連携動作し、携帯端末10におけるファイル管理処理全体の制御を行う。
図4は、本実施の形態におけるファイル管理情報記憶部17に記憶されるファイル管理情報のデータ構成例を示す図である。本実施の形態におけるファイル管理情報は、ファイル毎に、当該ファイルを識別するファイルIDに対応させて、当該ファイルのアイコンのワークスペース20上における位置を特定する位置情報と、文書、画像等のファイル種別や文書の場合は仕様書等の文書種別等当該ファイルの属性情報とが設定される。なお、その他の情報も含めてよいが、本実施の形態の説明に用いないので説明を省略する。位置情報には、例えばワークスペース20を、その左上角を原点(0,0)とするなどの2次元のXY座標で表した場合、アイコンの中心座標を設定してもよい。
図5は、本実施の形態におけるグループ管理情報記憶部18に記憶されるグループ管理情報のデータ構成例を示す図である。本実施の形態におけるグループ管理情報は、グループ毎に、当該グループを識別するグループIDに対応させて、当該グループのワークスペース20上における位置を特定するグループ位置情報と、当該グループに属するファイルのファイルIDとが設定される。なお、その他の情報も含めてよいが、本実施の形態の説明に用いないので説明を省略する。グループ位置情報には、例えばワークスペース20を、その左上角を原点(0,0)とするなどの2次元のXY座標で表した場合、当該グループに属するファイルのアイコン群の中心座標を設定してもよい。
携帯端末10における各構成要素11〜16は、携帯端末10に搭載されたコンピュータと、コンピュータに搭載されたCPU1で動作するプログラムとの協調動作により実現される。また、各記憶部17,18は、携帯端末10に搭載されたHDD4にて実現される。あるいは、RAM3又は外部にある記憶手段をネットワーク経由で利用してもよい。
また、本実施の形態で用いるプログラムは、通信手段により提供することはもちろん、CD−ROMやDVD−ROM等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して直接又は間接的に提供することも可能である。通信手段や記録媒体から提供されたプログラムはコンピュータにインストールされ、コンピュータのCPUがプログラムを順次実行することで各種処理が実現される。
次に、本実施の形態においてあるグループに属するファイルを他のグループに移動させる場合の処理について図7に示したフローチャートを用いて説明する。なお、ワークスペース20上に表示されるのは、アイコンであって当該アイコンに対応するファイルや当該ファイルが属しているグループではない。また、グループに属しているのは、ファイルであって当該ファイルのアイコンではない。ただ、説明の便宜上、ワークスペース20上に表示されるのは、(表示されているアイコンに対応する)ファイルや(表示されているアイコンに対応するファイルが属している)グループ、つまりファイルが表示されている、あるいはグループが表示されているなどのような表現にて記載する場合もある。例えば、グループAが表示されているという記載は、厳密にはグループAに属するファイルを特定するアイコンが表示されていると記載したことに等しい。また、ファイルBが表示されているという記載は、厳密にはファイルBを特定するアイコンが表示されていると記載したことに等しい。
携帯端末10には、表示制御部13による表示制御により、図2に例示したようにグループAが表示されているとする(ステップ101)。ユーザは、この表示されているアイコンの中から、図6に示したように他のグループに移動させたい1つのファイルのアイコン41を指先で触れることで移動対象を特定する。これは、ワークスペース20のうち画面表示されている範囲を特定する座標情報と表示範囲内における各アイコンの座標情報(位置情報)と、指先の位置を特定する座標情報とを比較することで特定しうる。なお、これは、従前の技術を用いて特定すればよい。また、特定されたアイコン41が視認しやすいように、色、輝度、濃度等選択されたアイコン41の表示形態を選択されていない他のアイコンと異ならせるように表示してもよい。
そして、ユーザが指先が画面に触れた状態のまま移動させたいグループが存在する方向(矢印P方向)にアイコン41を移動させる操作をしたとする。操作検出部11は、指先を移動させたことを検出することで、ユーザによる操作は、スワイプ操作(ドラッグ操作)であることを認識する(ステップ102)。ユーザがスワイプ操作をしたということで、制御部16がユーザにより移動操作がされたと認識すると、移動先特定部12を起動して、移動操作の内容から移動先とするグループを特定させる。
移動先特定部12は、起動されると、操作検出部11からアイコン41(指先)の移動方向、移動速度、移動加速度を含む移動操作に関する情報を取得する。そして、移動先特定部12は、まずアイコンの位置情報から特定されるワークスペース20上における座標位置から延びる移動方向線上(矢印P方向線上)に、グループ管理情報に登録されている各グループのグループ位置情報により特定される位置座標が存在するか確認し、存在する場合はそのグループを移動先のグループとして特定する(ステップ103)。なお、移動方向線上にグループの位置を示す座標(中心座標)が存在する可能性は、現実には高くないと考えられるので、移動方向線上を中心として上下に一定の幅を持たせたり、あるいはアイコン41から扇状の幅を持たせたりするなど、グループを探索するために幅を持たせてグループがおおよそ移動方向に存在するかを確認するのが好ましい。
ところで、図2に例示した各グループの位置関係によると、グループAに属するファイルのアイコンを右方向に移動させた場合、グループBとグループCが移動先候補となる。つまり、移動先とするグループを1つに特定できない場合があり得る。そこで、本実施の形態では、移動方向のみならず、ユーザ操作の内容から得られた移動速度又は移動加速度という他の検出値を用いて移動先を特定するようにした。すなわち、移動先特定部12は、操作検出部11により検出された指先の移動速度を、予め設定した閾値と比較し、移動速度がその閾値未満の場合は、近い位置にあるグループBへの移動操作と判定し、一方、移動速度がその閾値以上の場合は、遠い位置にあるグループCへの移動操作と判定する。つまり、ユーザがアイコン41を相対的に遅く動かした場合、ゆっくり動かしたのだから、ユーザは近い位置にあるグループに移動させようとしていると推測する。一方、ユーザがアイコン41を相対的に速く動かした場合、速く動かしたのだから、ユーザはより遠い位置にあるグループに移動させようとしていると推測する。なお、この例では、2つのグループB,Cが移動先候補として選択されたので、移動速度を1つの閾値と比較したが、移動先候補として選択されたグループの数がnの場合、用意しておく閾値の数mは、(n―1)個となる。ここでは、移動速度を例にして説明したが、移動加速度でも同様に、閾値との比較により移動先候補の中から1つの移動先を選出するようにする。なお、移動速度や移動加速度ではなく指先の移動距離に応じて移動先を特定するようにしてもよい。あるいは、移動速度、移動加速度又は移動距離のうち少なくとも2つを組み合わせて所定の計算式にて閾値と比較する値を算出するようにしてもよい。
このように、移動先特定部12は、アイコンに対する移動操作方向に移動先の候補となるグループが複数存在する場合、移動操作の強さ、すなわち移動速度や移動加速度に応じてグループを特定するようにしてもよい。
ユーザによるアイコンに対する移動操作に応じて移動先特定部12によりファイルの移動先となるグループが特定されると、表示制御部13は、所定の移動確定操作前に、移動先となるグループを含むワークスペース20上における矩形領域を操作パネル5に表示する(ステップ104)。表示を切り替えてもよいが、ここでは、所定の移動確定操作の前なので表示を切り替えずに、例えば、現在の表示内容(グループAの表示)にオーバーラップして移動先のグループ(例えば、グループB)を表示するようにしてもよい。あるいは、一画面を主画面と副画面とに分割して、移動先のグループを副画面に表示するようにしてもよい。物理的に複数の画面を有している携帯端末10であれば、移動先のグループをそのうちの1つの画面に表示するようにしてもよい。
ユーザは、移動先候補が操作パネル5に表示されると、選択したファイルを移動させるかさせないかを操作にて確定する。移動させる場合、ユーザは、移動対象のファイルのアイコンを、表示されている移動先のグループ上で、指先を操作パネル5から離すドロップ操作という所定の移動確定操作を行う。操作検出部11がユーザによるドロップ操作を検出すると(ステップ105で“確定”)、表示制御部13は、移動先となるグループを含むワークスペース20上における矩形領域で操作パネル5の表示内容を更新する。この更新により表示されたグループ(例えば、グループB)の中には、移動対象のファイルのアイコンが含まれている(ステップ106)。
一方、ユーザが移動させたいために所定のキャンセル操作を行ったとする。操作検出部11がユーザによるキャンセル操作を検出すると(ステップ105で“キャンセル”)、表示制御部13は、グループの表示を元の状態(グループAの表示)に戻す(ステップ107)。
所定のキャンセル操作としては、例えば、他の指先で操作パネル5に触れるマルチタッチ操作や、アイコンを画面の外にはじき出すようなフリック操作など、所定の移動確定操作以外の操作であればよい。
ファイルの移動が確定すると、そのファイルの移動をデータベースにも反映させる必要があるためファイル管理情報及びグループ管理情報の更新を行う(ステップ108)。すなわち、ファイル管理部14は、移動したファイルの位置情報を移動した位置の座標値で更新する。なお、本実施の形態では、移動させたアイコンの位置を移動先のグループ内で自動的に割り当てるので、グループ内で位置を変更したい場合には、そのグループ内でドラッグ&ドロップ操作を行えばよい。また、グループ管理部15は、移動したファイルが新たに属することになったグループのメンバ情報に、当該ファイルのファイルIDを追加する。そして、追加したファイルの位置情報を含めてグループ位置情報を再計算し、その結果でグループ管理情報記憶部18を更新する。
なお、ステップ103において、移動先特定部12がユーザによる移動操作を分析した結果、複数の移動先候補が存在する場合、上記説明では、ファイルの移動先となるグループを1つ選出するようにした。ただ、必ずしも選出しないようにしてもよい。ステップ104において、表示制御部13は、上記説明では、移動先となるグループを操作パネル5にオーバーラップ等により表示することになる。ただ、ファイルの移動先の候補として複数のグループが選出された場合、表示制御部13は、移動先候補とするグループを含む領域を一定時間毎に順次切り替えながら表示するようにしてもよい。この場合、ユーザは、所望のグループが表示されているときに前述した移動確定操作をすればよい。これにより、当該ファイルを表示されたグループに移動させる。移動先候補の表示順序は、移動方向線上との距離、移動速度(移動加速度)と閾値との差などの合致度、あるいは移動対象のファイルと移動先候補の各グループの意味などの属性の一致度等によって決めるようにしてもよい。
実施の形態2.
図8に例示したように、ファイルは、階層化された複数のグループに分類されて管理される場合がある。この場合において、ユーザが図9に例示したようにグループEに属するファイルjを矢印P方向に移動するスワイプ操作をした場合、ワークスペース20上のその移動操作方向にグループBのみが存在しているとすると、その移動先はグループBと特定できる。ただ、ファイルjの移動先は、グループBにおけるグループFなのか、グループGなのか、あるいはグループFにもグループGにも属さないグループBなのかは特定できない。
そこで、本実施の形態においては、移動操作の程度に応じて移動先となるグループを特定することを特徴とする。本実施の形態においては、移動操作の程度を示す指標として移動速度、移動加速度、移動距離を用いている。
本実施の形態における携帯端末10のブロック構成、ハードウェア構成、処理手順は実施の形態1と同じでよい。本実施の形態は、処理手順における移動先特定部12の処理(ステップ103)が実施の形態1と異なる。
例えば、図9においてファイルjのアイコン41を矢印P方向にユーザがスワイプ操作すると、移動先特定部12は、アイコンの位置から延びる移動方向線上(矢印P方向線上)に位置するグループを移動先のグループとして特定する。その特定したグループが図8,9において例示したグループBのように、下位層に複数のグループF,Gを有している場合、移動先特定部12は、操作検出部11からアイコン41(指先)の移動距離、移動速度(又は移動加速度)から次のようにして移動先とする下位層のグループF,Gを特定する。
例えば、移動先特定部12は、操作検出部11により検出された指先の移動距離が相対的に短い場合、下位層のグループF又はGを移動先として選出する。一方、移動先特定部12は、移動距離が相対的に長い場合、その上位層のグループBを移動先として選出する。また、移動距離が相対的に短い場合には、移動先特定部12は、更に移動速度を参照し、移動速度が相対的に遅い場合、グループGよりアイコン41に近いグループFを移動先として特定する。一方、移動速度が相対的に速い場合、移動先特定部12は、アイコン41からグループFより遠いグループGを移動先として特定する。なお、相対的な比較は、実施の形態1と同様、予め設定された閾値との比較により行う。また、移動速度の代わりに移動加速度又は移動速度と移動加速度とを組み合わせて用いてもよい。
このように、本実施の形態によれば、移動操作の程度に応じて移動先とするグループ、特に上位層のグループか、あるいは下位層のグループかを特定する。なお、この例では、グループBとグループF,Gという2階層の関係を例にしたので、移動距離を1つの閾値と比較するが、移動先候補として選択されたグループの階層数がnの場合、用意しておく閾値の数mは、(n―1)個となる。
なお、上記各実施の形態においては、携帯端末10に対する操作部位として指先を用いたが、タッチペン等の器具を用いてもよい。
また、上記各実施の形態においては、ファイルを特定するファイル特定情報としてアイコンを例にして説明したが、サムネイル画像のような縮小画像でもよい。
また、画面サイズの小さい携帯端末10の場合は、ワークスペース20のうち一グループ程度の範囲しか画面に表示できないので、操作性を向上させるという効果は顕著であるが、例えば、汎用的なパーソナルコンピュータ(PC)であってもディスプレイの大きさ(表示範囲)とワークスペース20の大きさとの関係からワークスペース20全体が表示されない場合もあるので、PC等ワークスペースを用いてファイルの管理を行う情報処理装置であれば、上記各実施の形態を適用してもよい。
1 CPU、2 ROM、3 RAM、4 ハードディスクドライブ(HDD)、5 操作パネル、6 ネットワークインタフェース(I/F)、7 内部バス、10 携帯端末、11 操作検出部、12 移動先特定部、13 表示制御部、14 ファイル管理部、15 グループ管理部、16 制御部、17 ファイル管理情報記憶部、18 グループ管理情報記憶部。

Claims (5)

  1. 業空間におけるファイルの位置に応じて、前記ファイルが複数のグループに分類されている前記作業空間の少なくとも一部が表示された状態で、ユーザが前記作業空間内のファイルを移動させる操作をした場合、当該ファイルに対する移動操作の大きさに応じて当該ファイルの移動先とするグループを表示するよう制御する表示制御手段と、
    所定の移動確定操作があった場合、該ファイルを前記表示制御手段により表示するよう制御されたグループ移動する移動手段と、
    を有することを特徴とするファイル管理装置。
  2. 前記移動操作の大きさは、移動速度または移動加速度であることを特徴とする請求項1に記載のファイル管理装置。
  3. 前記表示制御手段は、前記移動速度または前記移動加速度がある一定の閾値未満の場合は、前記ファイルに対して近い位置にあるグループを移動先であるグループとして表示するよう制御し、前記移動速度または前記移動加速度がある一定の閾値以上の場合は、前記ファイルに対して遠い位置にあるグループを移動先であるグループとして表示するよう制御することを特徴とする請求項に記載のファイル管理装置。
  4. 前記移動操作の大きさは、移動操作の程度であり、
    前記表示制御手段は、ファイルが階層化された複数のグループに分類されている場合、前記移動操作の程度に応じて移動先が上位層のグループか下位層のグループかを表示するよう制御することを特徴とする請求項1に記載のファイル管理装置。
  5. コンピュータを、
    業空間におけるファイルの位置に応じて、前記ファイルが複数のグループに分類されている前記作業空間の少なくとも一部が表示された状態で、ユーザが前記作業空間内のファイルを移動させる操作をした場合、当該ファイルに対する移動操作の大きさに応じて当該ファイルの移動先とするグループを表示するよう制御する表示制御手段、
    所定の移動確定操作があった場合、該ファイルを前記表示制御手段により表示するよう制御されたグループ移動する移動手段、
    として機能させるためのプログラム。
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