JP6217272B2 - 音声通信装置、音声通信システム及び音声通信プログラム - Google Patents
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Description
第4の本発明は、(1)音声信号を対向装置に送信する音声通信装置において、(2)入力された音声信号を減衰する減衰手段と、(3)人間に聴取させてその内容を認識させることを意図した音信号であり、かつ上記内容が上記対向装置に登録される音信号と関連付けられた複数の妨害音成分を登録している妨害音登録手段と、(4)上記音声通信装置が発呼側の場合は、上記対向装置の識別情報に基づいて上記妨害音登録手段に登録されている複数の妨害音成分から読み出す妨害音成分を選択し、上記音声通信装置が着呼側の場合は、当該音声通信装置の識別情報に基づいて上記妨害音登録手段に登録されている複数の妨害音成分から読み出す妨害音成分を選択する妨害音選択手段と、(5)減衰された上記音声信号に、上記妨害音登録手段から読み出された妨害音成分を混合する混合手段と、(6)混合された信号をネットワークに送信させる送信手段とを備えることを特徴とする。
第5の本発明は、(1)対向装置から到来した信号を受信処理する音声通信装置において、(2)上記対向装置から到来した信号から、音声信号と妨害音成分とが混合された混合信号を得る受信手段と、(3)人間に聴取させてその内容を認識させることを意図した音信号であり、かつ上記内容が上記対向装置に登録される音信号と関連付けられた複数の妨害音成分を登録している妨害音登録手段と、(4)上記音声通信装置が発呼側の場合は、上記対向装置の識別情報に基づいて上記妨害音登録手段に登録されている複数の妨害音成分から読み出す妨害音成分を選択し、上記音声通信装置が着呼側の場合は、当該音声通信装置の識別情報に基づいて上記妨害音登録手段に登録されている複数の妨害音成分から読み出す妨害音成分を選択する妨害音選択手段と、(5)上記混合信号から、上記妨害音登録手段から読み出された妨害音成分を減じて、上記混合信号に含まれている上記音声信号を取り出す減算手段と、(6)上記取り出された音声信号を増幅する増幅手段とを備えることを特徴とする。
第6の本発明は、第1の音声通信装置と、第2の音声通信装置とを含む音声通信システムにおいて、上記第1の音声通信装置および上記第2の音声通信装置が、第4の本発明の音声通信装置の送信構成を有し、上記第1の音声通信装置に登録される妨害音成分と上記第2の音声通信装置に登録される妨害音成分は、人間に聴取させてその内容が会話として認識されるよう関連付けられたものであり、上記第1の音声通信装置と上記第2の音声通信装置のそれぞれに設けられた妨害音選択手段が協働し、人間に聴取させてその内容が会話として認識されるよう、上記第1の音声通信装置から上記第2の音声通信装置への通信方向の妨害音成分と、上記第2の音声通信装置から上記第1の音声通信装置への通信方向の妨害音成分の2つの妨害音成分を選択することを特徴とする。
以下、本発明による音声通信装置、音声通信システム及び音声通信プログラムの第1の実施形態を、図面を参照しながら説明する。ここで、第1の実施形態の音声通信装置は、例えば、電話端末(固定電話、携帯電話、ソフトフォンを問わない)である。
図1は、第1の実施形態の音声通信装置の構成を示すブロック図である。図1は、対向する2つの音声通信装置の一方の音声通信装置における送信構成100と、他方の音声通信装置における受信構成200とを示している。
次に、上述のような送信構成100を有する音声通信装置と、上述のような受信構成200を有する音声通信装置の動作を説明する。
以上のように、第1の実施形態によれば、極小音量若しくは小音量の送話信号に、大音量の妨害音成分が重畳して伝送するようにしたので、簡易な構成かつ少ないコストで高い秘匿性を得ることができる。
次に、本発明による音声通信装置、音声通信システム及び音声通信プログラムの第2の実施形態を、図面を参照しながら説明する。
図2は、第2の実施形態の音声通信装置における送信構成100Aを示すブロック図であり、第1の実施形態に係る図1との同一、対応部分には同一、対応符号を付して示している。
次に、上述のような送信構成100Aを有する第2の実施形態の音声通信装置の動作を説明する。なお、受信構成(200)を有する音声通信装置の動作は、第1の実施形態の動作とほぼ同様であるので、その説明は省略する。
第2の実施形態によれば、極小音量若しくは小音量の送話信号に、大音量の妨害音成分を複数の中から選択して重畳して伝送するようにしたので、簡易な構成かつ少ないコストで一段と高い秘匿性を得ることができる。
上記では、送話信号の特徴パラメータを算出し、その算出結果に応じて、複数の妨害音成分の中から選択するものを示したが、他の選択方法を適用しても良い。
次に、本発明による音声通信装置、音声通信システム及び音声通信プログラムの第3の実施形態を、図面を参照しながら説明する。
上記各実施形態の説明においても、種々変形実施形態に言及したが、さらに、以下に例示するような変形実施形態を挙げることができる。
200、200B…音声通信装置の受信構成、201…混合音抽出部、202、202B…妨害音蓄積部、203…減算部、204…増幅部、205…デジタル/アナログ変換部、206…スピーカ、
300…呼制御部、301…妨害音選択部。
Claims (8)
- 音声信号を送信する音声通信装置において、
入力された音声信号を減衰する減衰手段と、
人間に聴取させてその内容を認識させることを意図した音信号である複数の妨害音成分を登録している妨害音登録手段と、
上記音声信号の特徴量を算出し、当該特徴量に基づいて上記妨害音登録手段に登録されている複数の妨害音成分から読み出す妨害音成分を選択する妨害音選択手段と、
減衰された上記音声信号に、上記妨害音登録手段から読み出された妨害音成分を混合する混合手段と、
混合された信号をネットワークに送信させる送信手段と
を備えることを特徴とする音声通信装置。 - ネットワークから到来した信号を受信処理する音声通信装置において、
上記ネットワークから到来した信号から、音声信号と妨害音成分とが混合された混合信号を得る受信手段と、
人間に聴取させてその内容を認識させることを意図した音信号である複数の妨害音成分を登録している妨害音登録手段と、
上記混合信号と上記複数の妨害音成分との相関を検出し、上記妨害音登録手段に登録されている複数の妨害音成分から当該相関の高い妨害音成分を選択して読み出す妨害音選択手段と、
上記混合信号から、上記妨害音登録手段から読み出された妨害音成分を減じて、上記混合信号に含まれている上記音声信号を取り出す減算手段と、
取り出された上記音声信号を増幅する増幅手段と
を備えることを特徴とする音声通信装置。 - 第1の音声通信装置が音声信号を送信し、第2の音声通信装置がそれを受信する音声通信システムにおいて、
上記第1の音声通信装置は、請求項1に記載した音声通信装置の送信構成を有すると共に、上記第2の音声通信装置は、請求項2に記載した音声通信装置の受信構成を有することを特徴とする音声通信システム。 - 音声信号を対向装置に送信する音声通信装置において、
入力された音声信号を減衰する減衰手段と、
人間に聴取させてその内容を認識させることを意図した音信号であり、かつ上記内容が上記対向装置に登録される音信号と関連付けられた複数の妨害音成分を登録している妨害音登録手段と、
上記音声通信装置が発呼側の場合は、上記対向装置の識別情報に基づいて上記妨害音登録手段に登録されている複数の妨害音成分から読み出す妨害音成分を選択し、上記音声通信装置が着呼側の場合は、当該音声通信装置の識別情報に基づいて上記妨害音登録手段に登録されている複数の妨害音成分から読み出す妨害音成分を選択する妨害音選択手段と、
減衰された上記音声信号に、上記妨害音登録手段から読み出された妨害音成分を混合する混合手段と、
混合された信号をネットワークに送信させる送信手段と
を備えることを特徴とする音声通信装置。 - 対向装置から到来した信号を受信処理する音声通信装置において、
上記対向装置から到来した信号から、音声信号と妨害音成分とが混合された混合信号を得る受信手段と、
人間に聴取させてその内容を認識させることを意図した音信号であり、かつ上記内容が上記対向装置に登録される音信号と関連付けられた複数の妨害音成分を登録している妨害音登録手段と、
上記音声通信装置が発呼側の場合は、上記対向装置の識別情報に基づいて上記妨害音登録手段に登録されている複数の妨害音成分から読み出す妨害音成分を選択し、上記音声通信装置が着呼側の場合は、当該音声通信装置の識別情報に基づいて上記妨害音登録手段に登録されている複数の妨害音成分から読み出す妨害音成分を選択する妨害音選択手段と、
上記混合信号から、上記妨害音登録手段から読み出された妨害音成分を減じて、上記混合信号に含まれている上記音声信号を取り出す減算手段と、
上記取り出された音声信号を増幅する増幅手段と
を備えることを特徴とする音声通信装置。 - 第1の音声通信装置と、第2の音声通信装置とを含む音声通信システムにおいて、
上記第1の音声通信装置および上記第2の音声通信装置が、請求項4に記載した音声通信装置の送信構成を有し、
上記第1の音声通信装置に登録される妨害音成分と上記第2の音声通信装置に登録される妨害音成分は、人間に聴取させてその内容が会話として認識されるよう関連付けられたものであり、
上記第1の音声通信装置と上記第2の音声通信装置のそれぞれに設けられた妨害音選択手段が協働し、人間に聴取させてその内容が会話として認識されるよう、上記第1の音声通信装置から上記第2の音声通信装置への通信方向の妨害音成分と、上記第2の音声通信装置から上記第1の音声通信装置への通信方向の妨害音成分の2つの妨害音成分を選択する
ことを特徴とする音声通信システム。 - 音声信号を送信する音声通信装置に搭載されたコンピュータを、
入力された音声信号を減衰する減衰手段と、
人間に聴取させてその内容を認識させることを意図した音信号である複数の妨害音成分を登録している妨害音登録手段と、
上記音声信号の特徴量を算出し、当該特徴量に基づいて上記妨害音登録手段に登録されている複数の妨害音成分から読み出す妨害音成分を選択する妨害音選択手段と、
減衰された上記音声信号に、上記妨害音登録手段から読み出された妨害音成分を混合する混合手段と、
混合された信号をネットワークに送信させる送信手段と
して機能させることを特徴とする音声通信プログラム。 - ネットワークから到来した信号を受信処理する音声通信装置に搭載されたコンピュータを、
上記ネットワークから到来した信号から、音声信号と妨害音成分とが混合された混合信号を得る受信手段と、
人間に聴取させてその内容を認識させることを意図した音信号である複数の妨害音成分を登録している妨害音登録手段と、
上記混合信号と上記複数の妨害音成分との相関を検出し、上記妨害音登録手段に登録されている複数の妨害音成分から当該相関の高い妨害音成分を選択して読み出す妨害音選択手段と、
上記混合信号から、上記妨害音登録手段から読み出された妨害音成分を減じて、上記混合信号に含まれている上記音声信号を取り出す減算手段と、
取り出された上記音声信号を増幅する増幅手段と
して機能させることを特徴とする音声通信プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013194348A JP6217272B2 (ja) | 2013-09-19 | 2013-09-19 | 音声通信装置、音声通信システム及び音声通信プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013194348A JP6217272B2 (ja) | 2013-09-19 | 2013-09-19 | 音声通信装置、音声通信システム及び音声通信プログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2015061225A JP2015061225A (ja) | 2015-03-30 |
JP6217272B2 true JP6217272B2 (ja) | 2017-10-25 |
Family
ID=52818418
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2013194348A Active JP6217272B2 (ja) | 2013-09-19 | 2013-09-19 | 音声通信装置、音声通信システム及び音声通信プログラム |
Country Status (1)
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JP (1) | JP6217272B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS5970039A (ja) * | 1982-10-13 | 1984-04-20 | Fujitsu Ltd | 暗号化伝送方式 |
JP3068249B2 (ja) * | 1991-07-19 | 2000-07-24 | 日本電気株式会社 | 音声秘話装置 |
-
2013
- 2013-09-19 JP JP2013194348A patent/JP6217272B2/ja active Active
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