JP6215742B2 - 製氷システム - Google Patents

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本発明は、冷媒によって冷却された製氷板の表面に散水することにより氷を生成し、一定の厚さまで氷を成長させた後、製氷板を加温することにより脱氷を行う製氷システムに関し、特に、製氷板内を液冷媒が循環する液循環方式の製氷システムに関する。
冷媒が内部を流れる金属製平板(製氷板)の表面に冷水を散水してこれを氷結させ、一定の厚みに成長した時点で、低温冷媒に換えてホットガス状の冷媒を製氷板内に送給し、製氷板上に形成された氷を剥離させ自重により落下させる製氷装置が従来より実用化されている。
特許文献1や特許文献2に記載された製氷装置では、液冷媒が製氷板内を循環する液循環方式の製氷装置が開示されている。前記製氷装置では、内部に複数の冷媒流路が形成されたアルミ合金製押出成形体からなる製氷板を使用することにより液循環方式を実現している(図7参照)。特許文献1によれば、液循環方式は、製氷板内で液冷媒が蒸発する直膨方式に比べて伝熱効率が高く、コンパクトな製氷装置を提供することができるとされている。
特開平08−261614号公報 特開平11−325678号公報
しかしながら、特許文献1や特許文献2に記載された製氷装置は、製氷板がアルミ合金製であるため、製氷板本体と上・下ヘッダーとの溶接が面倒で製造コストが掛かるだけでなく、ピンホールが発生して冷媒が漏れやすいという問題がある。また、製氷板が押出成形によって製造されるため、断面形状の変更が難しいという問題もある。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたもので、従来に比べて製造コストを大幅に縮減でき、しかも従来より製氷能力が高い製氷システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、第1の発明は、冷媒が循環する冷媒通路が内部に形成された製氷板と、前記製氷板の表面に散水する散水手段と、前記冷媒を循環させる冷媒循環機構とを備える製氷システムにおいて、
前記製氷板が、対向する一対のステンレス平板からなり、前記一対のステンレス平板の対向する面同士が、当該面に千鳥状に配置された複数の円形接合部で接合されることにより当該円形接合部を底部とする凹部が形成され、且つ前記冷媒が漏洩しないように前記一対のステンレス平板の周縁部が接合されていることを特徴としている。
本製氷板は、一対のステンレス平板の対向する面同士が、当該面に千鳥状に配置された複数の円形接合部で接合され、円形接合部と円形接合部の間の領域が冷媒通路となっている。本製氷板では、円形接合部を除く領域(冷媒通路)が外方に膨出し、製氷板の表面(製氷面)が波打った形状を呈している。製氷面が真っ平らであると、溶けた水が水膜となって製氷板と氷の間で吸盤のような作用をするため、製氷板から板状の氷(以下、「プレートアイス」と呼ぶ。)がなかなか落下しない。一方、本製氷板は、製氷面が波打っているため、脱氷時に製氷板が面方向に伸びた際、製氷板と氷の間にズレが発生して氷と水膜の間に空気が入り込み、製氷板からプレートアイスが弾き出される。その結果、製氷板からプレートアイスが容易に落下し、製氷から脱氷までの1サイクルの時間を従来に比べて短縮することができる。
また、第1の発明に係る製氷システムでは、前記散水手段が、鉛直面内に設置された前記製氷板の上方に設置された散水タンクからなり、
前記散水タンクの底面に、断面が山形状とされた突条部が形成され、前記突条部の稜線が前記製氷板に沿って該製氷板の直上に配置され、前記突条部を構成する各傾斜面に、前記製氷板の表面に向けて散水する散水孔が設けられていてもよい。
当該構成では、散水タンクの底部に形成した突条部の散水孔から製氷板に直接散水するので、従来のように、散水用の配管やノズルを設ける必要がなく、製造コストを大幅に縮減することができるだけでなく、散水タンクの底部を清掃するだけで良いのでメンテナンスも容易である。
また、第1の発明に係る製氷システムでは、前記製氷板から落下するプレートアイスを破砕して搬送するスクリューコンベアが該製氷板の下方に設置され、前記スクリューコンベアの回転軸の方向が平面視して該製氷板の壁面と直交する方向とされていることを好適とする。
当該構成では、製氷板の下方に設置したスクリューコンベアの回転軸の方向を平面視して製氷板の壁面と直交する方向とすることにより、製氷板から落下する板状のプレートアイスをスクリューで効率良く破砕して搬送することができる。
また、第2の発明は、第1の発明に記載の製氷システムに用いられる製氷板の製造方法であって、
前記一対のステンレス平板を密着させ、前記円形接合部となる領域の円周に沿ってレーザー溶接して該円形接合部を形成すると共に、前記一対のステンレス平板の周縁部に沿ってレーザー溶接する工程と、
溶接された前記一対のステンレス平板の上下端部にそれぞれパイプを取り付けて、一方の前記パイプから高圧水を該一対のステンレス平板間に送給し、該一対のステンレス平板を膨出させる工程とを備えることを特徴としている。
本発明では、対向する一対のステンレス平板をレーザー溶接することにより、冷媒が循環する冷媒通路が内部に形成された製氷板を製造するので、溶接作業が容易で、アルミ合金製押出成形体からなる製氷板に比べて製造コストが約1/4となる。
本発明では、一対のステンレス平板の対向する面同士が、当該面に千鳥状に配置された複数の円形接合部で接合され、製氷面が波打っているので、製氷板からプレートアイスが容易に落下する。その結果、製氷から脱氷までの1サイクルの時間が従来より短縮され、従来に比べて高い製氷能力を発揮することができる。
また、対向する一対のステンレス平板をレーザー溶接することにより、冷媒通路が内部に形成された製氷板を製造するので、従来に比べて製造コストを大幅に縮減することができる。
本発明の一実施の形態に係る製氷システムの冷媒循環機構を説明するための冷媒配管系統図である。 同製氷システムによる製氷プロセスを説明するための模式図である。 同製氷システムを構成する製氷板の立面図である。 (A)は製氷板表面の部分拡大図、(B)はX−X矢視断面図である。 製氷板の部分斜視図である。 (A)は同製氷システムを構成する散水タンクの立断面図、(B)はY部の拡大図である。 従来の製氷板の斜視図である。
続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明を具体化した実施の形態について説明し、本発明の理解に供する。
本発明の一実施の形態に係る製氷システムは、冷媒が循環する冷媒通路が内部に形成された複数の製氷板と、製氷板の表面に散水する散水手段と、冷媒を循環させる冷媒循環機構と、各製氷板から落下するプレートアイスを破砕して搬送するスクリューコンベアとを備えている。
本実施の形態に係る製氷システムの冷媒配管系統図を図1に、同製氷システムによる製氷プロセスを説明するための模式図を図2にそれぞれ示す。
冷媒を循環させる冷媒循環機構は、気体冷媒を圧縮する圧縮機30、圧縮された気体冷媒を凝縮して液化させる凝縮器31、液冷媒を断熱膨張させる膨張弁32、冷媒を溜めておく冷媒気化タンク33、冷媒気化タンク33内の液冷媒を各製氷板10に送給する冷媒ポンプ34、並びに、これら機器を繋ぐ冷媒配管20〜27とを備えている。なお、冷媒にはフロンR404A等が使用される。
また、高温の気体冷媒(以下、「ホットガス」と呼ぶ。)を送給する冷媒配管20から各製氷板10に向けて分岐する冷媒配管23上には電磁弁37が、液冷媒を送給する冷媒配管21から各製氷板10に向けて分岐する冷媒配管24上には止め弁35及び逆止弁39がそれぞれ設置され、各製氷板10から排出される冷媒を冷媒気化タンク33に送給する冷媒配管25、26上には止め弁36、電磁弁38がそれぞれ設置されている。
気体冷媒は圧縮機30で圧縮されて高温・高圧の気体冷媒となり、凝縮器31で凝縮されて35℃程度の高圧の液冷媒となる。高圧の液冷媒は膨張弁32で断熱膨張して−8℃程度の低圧の液冷媒となり、冷媒気化タンク33に送られる。冷媒気化タンク33内の液冷媒は、冷媒ポンプ34により、冷媒配管21、24を介して各製氷板10に送給される。
本実施の形態では、製氷板10は4つのユニットから構成されており、並設された10枚の製氷板10で1ユニットを構成している。隣接する製氷板10の中心間距離は50mm〜70mm程度とされている。
各製氷板10に送給された液冷媒は、鉛直面内に配置された製氷板10内を下方に流れ、冷媒配管26、22を介して冷媒気化タンク33に送られる。冷媒気化タンク33内の気体冷媒は冷媒配管27を介して圧縮機30に送られ、再び圧縮される。
図2に示すように、各製氷板10の上方には、散水手段としての散水タンク13が設置されており、液冷媒によって冷却された各製氷板10の上部表面に向けて散水タンク13から冷水が散布される。これにより、製氷板10の表面(製氷面)が氷結し、一定の厚みに成長する。
製氷面上の氷が一定の厚みに成長すると(15分程度)、60〜70℃のホットガスが製氷板10に送給される。これにより、製氷板10が加温され、製氷板10からプレートアイスが剥離し自重により落下する。
圧縮機30から排出される高温・高圧の気体冷媒の一部が、製氷板10を加温するホットガスとして使用される。圧縮機30から排出された高温・高圧の気体冷媒の一部は、冷媒配管20、23を介して製氷板10に送給される。製氷板10に送給されたホットガスは製氷板10内を下方に流れ、冷媒配管25、22を介して冷媒気化タンク33に送られる。
脱氷はユニットごとに順次行われる。製氷時には、冷媒配管23上の電磁弁37及び冷媒配管25上の止め弁36が閉鎖される。一方、脱氷時には、冷媒配管26上の電磁弁38が閉鎖される。なお、冷媒配管24に逆止弁39が設置されているので、ホットガスが冷媒配管24に流れ込むことはない。
アルミ合金製押出成形体からなる従来の製氷板の場合、製氷板にホットガスが流入してから氷が剥離するまで概ね2分程度かかっていたが、本製氷板10では20秒程度で良い。製氷に要する時間を15分とすると、従来の製氷板の場合、製氷から脱氷までの1サイクルは1020秒となる。従って、24時間当たりの製氷回数は85回となり、仮に1回当たりの製氷能力を100kgとすると、24時間当たりの製氷量は8.5tonとなる。一方、本製氷板10の場合、製氷から脱氷までの1サイクルは920秒となり、24時間当たりの製氷回数は94回、24時間当たりの製氷量は9.4tonとなる。従って、従来の製氷板に対して10%の製氷効率アップとなる。
製氷板10から落下した板状のプレートアイスは、製氷板10の下方に設置されたスクリューコンベア15により破砕されて搬送される。スクリューコンベア15の回転軸15bの方向は平面視して製氷板10の壁面と直交する方向とされており、スクリュー15aとスクリュー15aの間に板状のプレートアイスが落下することで、スクリュー15aで板状のプレートアイスを効率良く破砕して搬送することができる。
スクリューコンベア15を収納するケーシング16の底面はパンチングメタルになっており、製氷板10から落下する水滴や破砕時に発生する微少な氷はパンチングメタルを通過し、スクリューコンベア15の下方に設置された水槽17に落下する。水槽17に落下した氷は、水槽17に供給される水道水と熱交換して融解する。水槽17内の冷水は、冷水ポンプ18により、給水管19を介して散水タンク13に供給される。
一方、スクリューコンベア15により破砕された氷は、ケーシング16に設けた排出口16aからロータリーバルブ42内に投下される。ロータリーバルブ42にはエアーの吸入口(図示省略)と排出口(図示省略)が設けられており、吸入口にはエアーホース44を介してブロワ40と冷却器41が、排出口には搬送管45を介して砕氷機43が接続されている。
ブロワ40に吸引され冷却器41によって冷却されたエアーは、エアーホース44を介して吸入口からロータリーバルブ42内に送給され、ロータリーバルブ42内の氷を伴って排出口から排出される。排出口から排出された氷粒は搬送管45を介して砕氷機43に搬送され、砕氷機43で粉砕された後、ゲレンデに噴射されて人工雪となる。
図3〜図5に製氷板10の形状を示す。製氷板10は、対向する一対のステンレス平板11からなり、一対のステンレス平板11の対向する面同士が、当該面に千鳥状に配置された複数の円形接合部11aで接合されている。また、一対のステンレス平板11の周縁部11bから冷媒が漏れ出ないように、周縁部11bに沿って水密に接合されている。
製氷板10の上端部の一方の側面には、冷媒を送り込むためのパイプ12aが、製氷板10の下端部の一方の側面には、冷媒を排出するためのパイプ12bがそれぞれ取り付けられている。
円形接合部11aの直径は5mm〜15mm程度、円形接合部11aの中心間の間隔は35mm〜45mm程度とされている。図4(A)及び図5に示すように、円形接合部11aの周囲は外方に隆起し、円形接合部11aを底部とする多角形状の凹部を形成している。隣接する多角形状の凹部によって、製氷板10の製氷面は波打った形状を呈している。
図4(B)及び図5に示すように、円形接合部11aの周囲に形成された空間が冷媒通路28となる。
製氷板10の製造方法は以下の通りである。
(1)一対のステンレス平板11を密着させ、円形接合部11aとなる領域の円周に沿ってレーザー溶接して円形接合部11aを形成すると共に、一対のステンレス平板11の周縁部11bに沿ってレーザー溶接する。ステンレス平板11にはSUS304等を使用し、板厚は1.0mm〜1.5mm程度とする。レーザー溶接する際の溶接幅は0.1mm〜0.2mm程度、溶込み深さは最大3mm程度、溶接速度は1m/sec程度とする。
(2)溶接された一対のステンレス平板11の上下端部にそれぞれパイプ12a、12bを溶接し、高圧ポンプを用いて高圧水をパイプ12aから一対のステンレス平板11間に送給し、一対のステンレス平板11間の膨らみが3mm〜7mm程度になるまで一対のステンレス平板11を膨出させる。なお、高圧水の水圧は5MPa程度とする。
レーザー溶接装置は、レーザー発振器、導波路、集光部などから構成されている。レーザー溶接では、レーザー発振器として大出力化が進んでいるCOレーザーとYAGレーザーが用いられることが多い。レーザー発振器によって生成された単一波長かつ位相差の無い(コヒーレントな)光は、導波路を介して集光部へ導波され、放物面鏡や集光レンズ等で構成された集光部によって適切なサイズに集光された後、被溶接材に照射される。照射された光は被溶接材に吸収され、加熱された被溶接材が溶融することにより接合が行われる。なお、溶接金属の酸化等を防ぐため、ArやHeなどのシールドガスを溶接金属へ吹き付けることが行われる。
図6(A)、(B)に散水タンク13の形状を示す。散水タンク13の底面には、断面が山形状(逆V字状)とされた複数の突条部14が形成されている。各突条部14は、その稜線14aが製氷板10に沿って製氷板10の直上に位置するように配置されている。そして、突条部14を構成する各傾斜面14bには、製氷板10の表面に向けて散水する散水孔14cが製氷板10に沿って複数設けられている。
隣接する稜線14aの間隔、即ち製氷板10の中心間距離は50mm〜70mm程度とされている。また、水平面に対する傾斜面14bの傾斜角度は25°〜35°程度、散水孔14cの径は3.5mm程度、散水孔14cのピッチは25mm〜35mm程度とされている。
突条部14の各傾斜面14bが製氷板10の方向を向いているため、傾斜面14bに設けられた散水孔14cから排出する冷水は製氷板10の表面に向けて噴射される。
以上、本発明の一実施の形態について説明してきたが、本発明は何ら上記した実施の形態に記載の構成に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載されている事項の範囲内で考えられるその他の実施の形態や変形例も含むものである。例えば、上記実施の形態では、製氷板は4ユニットとされ、各ユニットは10枚の製氷板から構成されているが、3ユニット以下あるいは5ユニット以上でも良いし、各ユニットの製氷板枚数にも制限はない。また、上記実施の形態では、本製氷システムを人工降雪システムの一部として使用したが、食品などの冷蔵プロセスや化学反応プロセスなどに本製氷システムが適用できることはいうまでもない。
10:製氷板、11:ステンレス平板、11a:円形接合部、11b:周縁部、12a、12b:パイプ、13:散水タンク、14:突条部、14a:稜線、14b:傾斜面、14c:散水孔、15:スクリューコンベア、15a:スクリュー、15b:回転軸、16:ケーシング、16a:排出口、17:水槽、18:冷水ポンプ、19:給水管、20、21、22、23、24、25、26、27:冷媒配管、28:冷媒通路、30:圧縮機、31:凝縮器、32:膨張弁、33:冷媒気化タンク、34:冷媒ポンプ、35、36:止め弁、37、38:電磁弁、39:逆止弁、40:ブロワ、41:冷却器、42:ロータリーバルブ、43:砕氷機、44:エアーホース、45:搬送管

Claims (4)

  1. 冷媒が循環する冷媒通路が内部に形成された製氷板と、前記製氷板の表面に散水する散水手段と、前記冷媒を循環させる冷媒循環機構とを備える製氷システムにおいて、
    前記製氷板が、対向する一対のステンレス平板からなり、前記一対のステンレス平板の対向する面同士が、当該面に千鳥状に配置された複数の円形接合部で接合されることにより当該円形接合部を底部とする凹部が形成され、且つ前記冷媒が漏洩しないように前記一対のステンレス平板の周縁部が接合されていることを特徴とする製氷システム。
  2. 請求項1記載の製氷システムにおいて、前記散水手段が、鉛直面内に設置された前記製氷板の上方に設置された散水タンクからなり、
    前記散水タンクの底面に、断面が山形状とされた突条部が形成され、前記突条部の稜線が前記製氷板に沿って該製氷板の直上に配置され、前記突条部を構成する各傾斜面に、前記製氷板の表面に向けて散水する散水孔が設けられていることを特徴とする製氷システム。
  3. 請求項1又は2記載の製氷システムにおいて、前記製氷板から落下するプレートアイスを破砕して搬送するスクリューコンベアが該製氷板の下方に設置され、前記スクリューコンベアの回転軸の方向が平面視して該製氷板の壁面と直交する方向とされていることを特徴とする製氷システム。
  4. 請求項1記載の製氷システムに用いられる製氷板の製造方法であって、
    前記一対のステンレス平板を密着させ、前記円形接合部となる領域の円周に沿ってレーザー溶接して該円形接合部を形成すると共に、前記一対のステンレス平板の周縁部に沿ってレーザー溶接する工程と、
    溶接された前記一対のステンレス平板の上下端部にそれぞれパイプを取り付けて、一方の前記パイプから高圧水を該一対のステンレス平板間に送給し、該一対のステンレス平板を膨出させる工程とを備えることを特徴とする製氷板の製造方法。
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